JP2014137652A - ガソリンスタンド向けネットワークシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業員の動作負担の低減と作業の容易化を与え、既存のネットワークシステムを大きく変更することなく導入できるガソリンスタンド向けのネットワークシステムの提供。
【解決手段】車両へ給油を行うための計量機と、店舗建屋内のPOS本体との間で情報を送受信するPOS外設機と、を給油サービスを提供するためのアイランドレーン毎に設けたネットワークシステムである。計量機を接続する第1のネットワークと、POS本体及びPOS外設機を接続する第2のネットワークと、を含み、第2のネットワークには通信変換装置、ルータ及びアクセスポイントを設け、POS本体は、通信変換装置を介して第1のネットワークに接続可能で計量機の動作信号を送信し得るとともに、ルータから外部ネットワークを介して外部情報サーバとの間で情報を送受信可能であり且つアクセスポイントに無線接続可能な無線携帯端末からPOS本体にある情報を参照可能とさせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガソリンスタンド向けネットワークシステムに関し、特に、POSシステムを含むネットワークシステムに関する。
自動車をはじめとした車両を横付けさせて給油サービスを提供するためのアイランドを複数設け、各アイランド毎、又は各アイランドに複数設けられたレーン毎に(以下、アイランドレーンと称する)、所定の給油作業を行うための計量機とともに店舗建屋内のPOS本体との間で情報を送受信するPOS外設機を設けたガソリンスタンドがある。かかるガソリンスタンドでは、作業員は給油時の一連の作業時に車両、POS外設機、店舗建屋の間を複数回往復して作業をしなければならず、動作負担の低減や作業の容易化を求められていた。これに対して、POSシステムを含むガソリンスタンド向けネットワークシステムの変更が提案されている。
例えば、特許文献1では、POS外設機(POS端末機及び固定式外設端末機)に無線通信装置を設け、これと無線通信してデータ交換を可能とする無線携帯端末を設けたガソリンスタンド向けネットワークシステムを開示している。かかるシステムによれば、ガソリンの売上などを行うに際して、作業員は、売上業務の都度、車両とPOS外設機との間を往復移動せずとも、無線携帯端末の操作をするだけでよく、作業員の給油時の一連の動作負担を少なくできると述べている。
同様に、特許文献2では、店舗建屋内に設置されたPOS本体(店舗内装置)との間でデータの無線送受信を行う無線携帯端末を含むガソリンスタンド向けネットワークシステムを開示している。ここでは、さらに、POS本体(店舗内装置)に顧客管理データを記憶させておき、給油位置にある車両の車番を読み取る車番読取手段によって読み取られた車番に基づいて該当する顧客管理データを検索し、これを無線携帯端末に供給するとしている。かかるシステムによれば、作業員は無線携帯端末において給油時の処理を実行でき且つ手元で顧客管理データも認識できて、給油時の一連の動作負担を軽減するとともに、取引作業も容易化できると述べている。
また、特許文献3でも店舗建屋内に設置されたPOS本体(店舗内装置)に付属するコンピュータ本体部との間でデータの無線送受信を行う無線携帯端末を含むガソリンスタンド向けネットワークシステムを開示している。作業員は来場した顧客の識別データを無線携帯端末に入力するとコンピュータ本体部に送信され、検索された該顧客のPOS顧客管理情報が無線携帯端末に送信されるのである。
さらに、例えば、特許文献4では、計量機を含む給油系システムに販売管理のためのPOSシステムを組み込んだガソリンスタンド向けネットワークシステムを開示している。詳細には、給油量を制御する計量機が接続されるネットワークと、給油条件の入力及び給油料金の精算に用いられるPOS外設機が接続されるネットワークとを別々に設け、通信変換装置を両ネットワークの間に挿入して、所定の信号を送受信できるようにしている。動作目的の異なる2つのネットワークは互いに異なる通信規格によって構成されている。
特開平6−44463号公報 特開平6−64695号公報 特開平7−132802号公報 特開2009−134405号公報
特許文献4に示すような既存のネットワークシステムにおいても、これを大きく変更することなく、作業員の動作負担の低減や作業の容易化をできるようにすることが求められている。
本発明はかかる状況に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ガソリンスタンドにおける作業員の動作負担の低減と作業の容易化を与え得て、しかも既存のネットワークシステムを大きく変更することなく、導入コストの低廉なガソリンスタンド向けPOSシステムを提供することにある。
本発明によるガソリンスタンド向けPOSシステムは、車両へ所定の給油を行うための計量機と、店舗建屋内のPOS本体との間で情報を送受信するPOS外設機と、を給油サービスを提供するためのアイランドレーン毎に設けたガソリンスタンド向けネットワークシステムであって、前記計量機を接続する第1のネットワークと、前記POS本体及び前記POS外設機を接続する第2のネットワークと、を含み、前記第2のネットワークには通信変換装置、ルータ及びアクセスポイントを設け、前記POS本体は、前記通信変換装置を介して前記第1のネットワークに接続可能で前記計量機の動作信号を送信し得るとともに、前記ルータから外部ネットワークを介して外部情報サーバとの間で情報を送受信可能であり且つ前記アクセスポイントに無線接続可能な無線携帯端末から前記POS本体にある情報を参照可能とさせることを特徴とする。
かかる発明によれば、無線携帯端末による情報の入力と無線携帯端末への外部情報サーバからの情報の提供とを可能にできて、ガソリンスタンドにおける作業員の動作負担の低減と作業の容易化を与え得るのである。しかも、既存のネットワークを大幅に変更することなく、導入コストを低廉にできるのである。
上記した発明において、前記POS本体は、前記無線携帯端末に入力された情報を受信し保存するとともに、前記外部情報サーバに送信し記憶させることを特徴としてもよい。かかる発明によれば、ガソリンスタンドにおける作業員の作業をより容易にし得るのである。
本発明によるネットワークシステムのブロック図である。 POS本体のブロック図である。 外設機のブロック図である。 計量機のブロック図である。 携帯端末のブロック図である。 情報サーバのブロック図である。 本発明によるネットワークシステムの一動作を示すフロー図である。 本発明によるネットワークシステムの一動作を示すフロー図である。 本発明によるネットワークシステムの一動作を示すフロー図である。 本発明によるネットワークシステムの一動作を示すフロー図である。
本発明による1つの実施例としてのネットワークシステムについて、図1乃至図5を用いて、その詳細を説明する。
図1に示すように、ネットワークシステム1は、いわゆるガソリンスタンドとしてのサービスステーション(SS)2内において、計量機30(30A、30B、30C…)の制御を主に目的としてこれらを接続する第1のネットワーク11と、外設機20(20A、20B、20C…)及び店舗建屋3内に設置されるPOS本体10の間の販売管理データの送受信を目的としてこれらを接続する第2のネットワーク12とを含む。第2のネットワーク12には無線アクセスポイント(AP)4が設けられ、携帯端末40との間で無線によるデータの送受信が可能である。また、POS本体10は、通信変換装置29を介して第1のネットワーク11にデータを送信可能である。通信変換装置29の配置としては、(I)POS本体10の機能の一部としてこれに内蔵されて第1のネットワーク11に接続される場合、(II)第2のネットワーク12と第1のネットワーク11との間に配置させる場合、(III)第2のネットワーク12と第1のネットワーク11との間で且つ外設機20Aに内蔵させる場合のいずれであってもよい。さらに、POS本体10は、ルータ59からサービスステーション2の外部ネットワーク51を介してやはり外部にあるデータセンターなどの情報サーバ60にデータの送受信を可能に接続される。
第1のネットワーク11は、例えばSS(Service Station)−LAN(Local Area Network)によるネットワークであり、第2のネットワーク12は、例えばイーサネット(登録商標)によるものである。すなわち、第1のネットワーク11及び第2のネットワーク12はそれぞれ異なる通信プロトコルによる通信が行われ、通信変換装置29により送受信されるデータを必要に応じて双方の通信プロトコルに合致するように変換している。また、通信変換装置29は送受信されるデータの送り先をルーティングするためのルータを兼ねる。
情報サーバ60は、後述するように、複数のサービスステーション2の売上情報や顧客情報を記憶している。かかる情報の秘密のため、外部のネットワーク51は、専用回線やVPN(Virtual Private Network)環境を構築した公衆回線によるものであることが好ましい。
外設機20A及び計量機30Aは、これを1組として、1つのアイランドレーンAに設けられている。他のアイランドレーンB、C…についても同様に、外設機20B、20C…、計量機30B、30C…がそれぞれ1組として設けられている。
図2に示すように、POS本体10は、制御部13と、入出力部14と、記憶部15と、情報の送受信を仲介する通信部16とを含む。制御部13は、所定のプログラムを実行する図示しないCPU、及び、かかるプログラムを格納するROMやプログラムの実行に必要な情報を一時的に記憶させるRAMからなる図示しないメモリを含む。入出力部14は、例えばタッチパネルなどの情報の表示(出力)と入力を行うことのできる装置を含み、プリンタなどの紙媒体への出力装置を含んでもよい。タッチパネルの代わりに液晶表示装置などの出力部とキーボードなどの入力部に分かれた装置としてもよい。また、入出力部14は、顧客のクレジットカードや会員カードの情報を読み取る装置を含んでもよく、液晶表示装置などの出力部とキーボードなどの入力部に分かれていてもよい。記憶部15は、サービスステーション2の顧客に関する情報、例えば、顧客の性別や年齢、職業などの顧客情報や過去の利用履歴などの売上情報などを記憶している。
POS本体10は、第2のネットワーク12に接続される外設機20や携帯端末40から送信される給油要求信号に基づき、計量機30を動作させる動作信号を通信変換装置29を介して送信できる。また、外設機20や携帯端末40から受信する給油要求信号や顧客に関する情報、計量機30から受信する給油量情報に基づき、顧客情報及び売上情報を作成し記憶部15に記憶することができる。POS本体10は、顧客情報及び売上情報を外部情報サーバ60に、適宜、送信でき、これらの情報を加工して得られる加工情報を受信することができる。
図3に示すように、上記した(III)の場合において(図1参照)、外設機20Aは、制御部21と、入出力部22と、情報の送受信を仲介する通信部24と、通信変換装置29とを含む。なお、上記した(I)及び(II)の場合においては、通信変換装置29は外設機20Aの外部にあってこれには含まれない。制御部21は、所定のプログラムを実行する図示しないCPU、及び、かかるプログラムを格納するROMやプログラムの実行に必要な情報を一時的に記憶させるRAMからなる図示しないメモリを含む。入出力部22は、例えばタッチパネルなどの情報の表示(出力)と入力を行うことのできる装置を含み、プリンタなどの紙媒体への出力装置を含んでもよい。タッチパネルの代わりに液晶表示装置などの出力部とキーボードなどの入力部に分かれた装置としてもよい。また、入出力部22には、顧客のクレジットカードや会員カードから顧客を識別する識別情報を読み取る装置も含まれる。外設機20B、20C…については通信変換装置29を内蔵しておらず、その他は外設機20Aと同様である。なお、外設機20Aのメンテナンス時や故障時の代用として、外設機20Bにも通信変換装置29を与えて、切り替えて使用できるようにしてもよい。
外設機20は、給油に必要な情報、例えば、所定の量、満タン、所定の金額などの給油量を定めるための情報や油種に関する情報を含む給油条件についての入力を入出力部22おいて受け付ける。制御部21は、これに基づき給油要求信号を作成し、通信部24を介してPOS本体10に送信することができる。給油要求信号に併せて、顧客の識別情報もPOS本体10に送信することができる。
図4に示すように、計量機30Aは、制御部31と、給油ポンプ32と、流量計33と、情報の送受信を仲介する通信部34と、表示部35とを含む。制御部31は、所定のプログラムを実行する図示しないCPU、及び、かかるプログラムを格納するROMやプログラムの実行に必要な情報を一時的に記憶させるRAMからなる図示しないメモリを含む。給油ポンプ32は、計量機30Aにて扱う油種毎に1台ずつ設置されている。
計量機30Aは、POS本体10から受信した動作信号に基づき、制御部31によって給油ポンプ32の動作を制御できる。流量計33は給油ポンプ32により計量機30Aから給油されたガソリン等の給油量の測定結果を制御部31に送信できる。また、制御部31は給油量を表示部35に表示させることもできる。計量機30B、30C…も計量機30Aと同様であるので、その説明は省略する。
図5に示すように、携帯端末40は、制御部41と、入出力部42と、記憶部43と、情報の無線での送受信を仲介する通信部44とを含む。制御部41は、所定のプログラムを実行する図示しないCPU、及び、かかるプログラムを格納するROMやプログラムの実行に必要な情報を一時的に記憶させるRAMからなる図示しないメモリを含む。入出力部42は、例えばタッチパネルなどの情報の表示(出力)と入力を行うことのできる装置を含む。タッチパネルの代わりに液晶表示装置などの出力部とキーボードなどの入力部に分かれた装置としてもよい。また、入出力部42には、顧客のクレジットカードや会員カードから顧客を識別する識別情報を読み取る装置も含まれる。かかる装置として、例えば、磁気情報を読み取るスロットや一次元バーコードリーダ、二次元バーコードを読み取るカメラなどが挙げられる。
携帯端末40は、サービスステーション2にて接客を行う複数の作業員がそれぞれ携行できるよう複数台がサービスステーション2内に備えられる。携帯端末40は、作業員の入出力部42の操作により得られる給油条件についての入力を受け付ける。制御部41は、これに基づき給油要求信号を作成し、通信部44及びアクセスポイント4を介してPOS本体10に送信することができる。携帯端末40において、記憶部43は、必要最低限の情報のみを記憶しており、必要な情報をPOS本体10の記憶部15から呼び出し、入出力部42の表示装置に表示させることができる。
図6に示すように、情報サーバ60は、制御部61と、入出力部62と、記憶部63と、情報の送受信を仲介する通信部64とを含む。制御部61は、所定のプログラムを実行する図示しないCPU、及び、かかるプログラムを格納するROMやプログラムの実行に必要な情報を一時的に記憶させるRAMからなる図示しないメモリを含む。入出力部62は、例えばキーボード、マウス、モニタ、プリンタなどを含み、情報の出力と入力を行うことができる。記憶部63は、顧客情報及び売上情報やこれに基づく加工情報を記憶している。
情報サーバ60は、サービスステーション2を含む系列店舗の顧客情報及び売上情報をPOS本体10や他の店舗のPOS本体から受信して記憶できる。また、顧客情報及び売上情報に基づいて得られる、例えば、顧客の識別情報毎にまとめた売上情報や顧客の購入した商品やサービス(給油を含む)毎の履歴情報などを加工情報として作成できる。かかる加工情報は必要に応じてPOS本体10や他の店舗のPOS本体に向けて送信し得る。
次に、ネットワークシステム1の動作について、図7乃至図9を用いて説明する。
図7を参照すると、顧客がクレジットカードによる決済を望む場合、まず、クレジットカードを携帯端末40の入出力部42の読み取り装置で読み取り、与信情報を取得する(S1)。詳細には、クレジットカードからクレジットカードの番号(CC番号)を読み取り、これを、外部のネットワーク51又はその他の図示しない外部のネットワークを介して、クレジットカード会社等に送信し、かかるカードを決済に使用できるかを確認するための与信情報を得る。与信情報が得られたら、CC番号をPOS本体10に向けて送信する(S2)。これを受信したPOS本体10は(S3)、POS本体10に記憶されている顧客情報に基づき、系列店舗において共通の会員番号を特定し情報サーバ60に向けて送信する。会員番号を特定できない場合は、CC番号を送信する(S4)。ここで、CC番号及び会員番号のどちらも顧客の識別情報として使用され得る。CC番号又は会員番号はルータ59及びネットワーク51を介して情報サーバ60の通信部64によって受信される(S5)。
情報サーバ60は、記憶部63に記憶されている顧客情報に基づいて、CC番号の場合は対応する会員番号を抽出する。対応する会員番号のない場合はその旨を示す符号を会員番号の代わりとする。また、対応する顧客情報から、サービスステーション2の作業員によって顧客に対して営業を行えるような加工情報を作成し、これをPOS本体10に向けて返信する(S6)。ルータ59を介して加工情報を受信したPOS本体10は、加工情報を携帯端末40に向けて転送する(S7)。加工情報はアクセスポイント4を介して携帯端末40の通信部44に受信され(S8)、制御部41により入出力部42の表示装置に表示される(S9)。すなわち、携帯端末40によるCC番号や会員番号の読み取りは加工情報の要求となる。なお、加工情報はPOS本体10の記憶部15に会員番号と対応付けて記憶させてもよい。
ここで、加工情報は、作業員により顧客に向けて営業を行うことのできる情報であり、顧客の必要とすると思われる商品やサービスに言及できる情報であり、通常は売上情報を加工して得られる。例えば、オイルやワイパーブレードの予想交換時期を示したり、新商品や新しいサービスが顧客の未購入のものであることを示したり、商品やサービスにおける顧客の嗜好を示したりできる情報である。また、加工情報は、系列店舗の売上情報や顧客情報にも基づいて作成され得るので、POS本体10へ送信される加工情報には一定の制限をかけられるようにしておくことも好ましい。また、加工情報は、POS本体10に既に記憶されている売上情報や顧客情報に基づいて作成されるようにして、情報サーバ60の情報を使用しないこととすることもできる。
なお、顧客が現金による決済を望み、会員カードを所持している場合には、S2においてCC番号の代わりに会員番号を読み取ってPOS本体10へ送信すればよい。また、会員番号を特定できない場合にはその旨を示す符号で代用する。
また、クレジットカードによる決済を行う顧客の会員番号を情報サーバ60において特定できなかった場合には、かかるクレジットカードに対応する顧客情報は情報サーバ60に記憶されていないことになる。このとき、上記したS6において、情報サーバは新たに会員番号を設定し、受信したCC番号とともに新規の顧客情報として記憶部63に記憶する。以後、新たに設定した会員番号とCC番号とを当該顧客の識別情報とする。この場合、情報サーバ60は、POS本体10に向けて返信する加工情報として、作業員に当該顧客が新規顧客である旨を告げるための情報を与える。
作業員は、携帯端末40に表示される加工情報に基づき、後述する給油作業の合間やその他顧客の識別情報を得られたときに、顧客が必要とすると思われる商品やサービスを勧めて、営業活動をすることができる。
図8を参照すると、給油作業を行う場合には、携帯端末40の入出力部42から作業員の操作により給油条件が入力される(S11)。給油条件には上記した給油量や油種に関する情報の他、使用する計量機30のうち1台を定める情報を含む。ここでは計量機30Aが定められたとする。必要な情報の入力が完了したら、携帯端末40は、給油条件をPOS本体10に向けて送信する(S12)。
給油条件は第2のネットワークによりPOS本体10の通信部16で受信される(S13)。制御部13は、給油条件から計量機30の動作信号を作成し、給油条件によって定められた計量機30Aに向けてかかる動作信号を送信する(S14)。動作信号は通信変換装置29を介して第1のネットワーク11に送信され、計量機30Aの通信部34によって受信される(S15)。
計量機30Aの制御部31は、動作信号に基づき選択された油種に対応する給油ポンプ32の動作を制御し、給油を開始させる。また、制御部31は、流量計33から得られる給油量の測定結果を監視し、動作信号により定められる所定量などの特定の条件に達したところで給油ポンプ32の動作を制御し給油を停止させる(S16)。計量機30は最終的な給油量の測定結果である給油量情報をPOS本体10に向けて送信する(S17)。特に、給油条件として「満タン」が指定されていた場合には、POS本体10において給油量情報を受信する必要がある。送信された給油量情報は通信変換装置29を介して送信され、POS本体10の通信部16によって受信される(S18)。POS本体10においては、受信した給油量情報に顧客の識別情報及び給油条件を併せて売上情報を作成しこれを記憶部15に記憶させ、保存する(S19)。
図9に示すように、携帯端末40に表示させる加工情報を、あらかじめPOS本体10に記憶させておくこともできる。例えば、POS本体10に逐次又は定期的に売上情報の送信と加工情報の受信を行わせる。すなわち、POS本体10は、所定のプログラムにより定められる条件に合致したとき、又は所定の時刻において、売上情報を顧客の識別情報とともに情報サーバ60に向けて送信する(S21)。売上情報はルータ59及びサービスステーション2の外部のネットワーク51を介して情報サーバ60の通信部64によって受信される(S22)。情報サーバ60は、受信した売上情報を識別情報に対応付けて記憶部63に記憶させるとともに、携帯端末40において表示させるための加工情報を作成し、これをPOS本体10に向けて返信する(S23)。加工情報はルータ59を介してPOS本体10の通信部16によって受信される(S24)。受信された加工情報は顧客の識別情報に対応付けられて記憶部15に記憶される。
また、携帯端末40から顧客の識別情報がPOS本体10に向けて送信されたときには(S31)、POS本体10がこれを受信し(S32)、顧客の識別情報に対応する加工情報を携帯端末40に向けて返信する(S33)。加工情報を受信した携帯端末40は、これを入出力部42の表示装置に表示させ作業員に提示し得る(S34)。作業員は表示された加工情報に基づき、顧客の必要とすると思われる商品やサービスを顧客に勧めることができる。
上記した実施例によれば、作業員は携帯端末40により給油等に必要な入力ができ、また顧客に勧める商品やサービスに関する情報を携帯端末40により得られて、動作負担が低減し、作業が容易になる。また、加工情報はPOS本体10の表示装置等に依存せずに携帯端末40において表示できる形式とすればよく、既存のPOS本体10等を含むネットワークを大幅に変更することなく、ネットワークシステム1を新規に低廉なコストで導入することが可能となる。また、情報サーバ60を外部に置くことで、サービスステーション(SS)2内の店舗建屋3内にあるPOS本体10に記憶すべき顧客情報等の情報量を減らすことができる。例えば、営業時間外に無人となり得る店舗建屋3内のPOS本体10内の情報漏洩を防止するのに好適である。
なお、加工情報の要求は上記したように、主に給油前にクレジットカードや会員カードを読み取ったときに行われるが、顧客の識別情報を得られるのであれば任意のタイミングで行うことができる。
上記した給油動作を計量機30に行わせるための携帯端末40への顧客の識別情報及び給油条件の入力は、外設機20において行うこともできる。また、レシートの発行はプリンタを備える外設機20やPOS本体10から行う。
上記した実施例においては、作業員が給油動作に必要な操作を全て行うフルサービスのサービスステーションについて説明したが、セルフサービスのサービスステーションにおいても同様のネットワークシステムの導入が可能である。この場合、セルフサービスコンソールを第1のネットワーク11に接続する。セルフサービスの場合、顧客の識別情報及び給油条件の入力は外設機において顧客が自ら行うが、この場合のネットワークシステム1の動作について、図10を用いて説明する。
図10を参照すると、顧客がクレジットカードによる決済を望む場合、まず、クレジットカードを外設機20Aの入出力部22の読み取り装置で読み取り、与信情報を取得する(S41)。詳細には、クレジットカードからCC番号を読み取り、これを、第2のネットワーク12及び外部のネットワーク51を介して、又はその他の図示しない外部のネットワークを介して、クレジットカード会社等に送信し、かかるカードを決済に使用できるかを確認するための与信情報を得る。与信情報が得られたら、CC番号をPOS本体10に向けて送信する(S42)。CC番号の受信(S43)から情報サーバ60による加工情報の返信(S46)までは、上記した図7についての説明のS3からS6までと同様であるのでその説明を省略する。
情報サーバ60から加工情報を受信したPOS本体10は、上記したS43においてCC番号を送信した外設機20Aを識別する符号、例えばアイランドレーンの符号「A」と共に、加工情報をサービスステーション2内の携帯端末40全てに向けて転送する(S47)。加工情報はアクセスポイント4を介してサービスステーション2内の全ての携帯端末40の通信部44に受信される(S48)。ここで、携帯端末40のうち1台を携行する作業員がアイランドレーンの符号として「A」を入力すると、給油を行っている顧客についての加工情報が制御部41により入出力部42の表示装置に表示される(S49)。すなわち、サービスステーション内の作業員が必要に応じて顧客の使用している外設機を示す符号を携帯端末に入力し、上記と同様に加工情報を得て、顧客に商品やサービスを勧めることができる。なお、携帯端末40へのアイランドレーンの符号の入力後に、POS本体10を介して情報サーバ60から対応する顧客の加工情報を返信させるようにしてもよい。
ここまで本発明による代表的実施例及びこれに基づく変更例を説明したが、本発明は必ずしもこれら実施例及び変更例に限定されるものではなく、当業者であれば、添付した特許請求の範囲を逸脱することなく種々の代替実施例を見出すことができるであろう。
1 ネットワークシステム
2 サービスステーション
4 アクセスポイント
10 POS本体
11 第1のネットワーク
12 第2のネットワーク
20 外設機
29 通信変換装置
30 計量機
40 携帯端末
59 ルータ
60 情報サーバ

Claims (2)

  1. 車両へ所定の給油を行うための計量機と、店舗建屋内のPOS本体との間で情報を送受信するPOS外設機と、を給油サービスを提供するためのアイランドレーン毎に設けたガソリンスタンド向けネットワークシステムであって、
    前記計量機を接続する第1のネットワークと、前記POS本体及び前記POS外設機を接続する第2のネットワークと、を含み、
    前記第2のネットワークには通信変換装置、ルータ及びアクセスポイントを設け、
    前記POS本体は、
    前記通信変換装置を介して前記第1のネットワークに接続可能で前記計量機の動作信号を送信し得るとともに、
    前記ルータから外部ネットワークを介して外部情報サーバとの間で情報を送受信可能であり且つ前記アクセスポイントに無線接続可能な無線携帯端末から前記POS本体にある情報を参照可能とさせることを特徴とするガソリンスタンド向けPOSシステム。
  2. 前記POS本体は、前記無線携帯端末に入力された情報を受信し保存するとともに、前記外部情報サーバに送信し記憶させることを特徴とする請求項1記載のガソリンスタンド向けPOSシステム。
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