JP2014134992A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの意図しない操作により、設定途中の印刷設定情報が消失しないようにすること。
【解決手段】情報処理装置はユーザ操作用のタッチパネルを備え、印刷設定画面が表示された状態で行われるユーザ操作に従って印刷設定情報を取得して印刷設定処理を行う。誤操作により設定途中で印刷設定画面が閉じてしまった場合(SA910でNO)、設定途中の印刷設定情報を保存する処理(SA911)が実行される。その後、印刷設定画面が再表示される際(SA901でNO)には、印刷設定画面が閉じられる前の印刷設定情報が取得され(SA912)、当該情報を反映させた印刷設定画面、つまり印刷設定途中の設定項目内容を再現した画面が表示される(SA903)。
【選択図】 図8

Description

本発明は印刷設定処理を実行する情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
プリンタドライバ(プリンタ制御プログラム)は詳細な印刷設定情報を設定するために、専用のユーザインターフェース(以下、「UI」と略記する)を有する。アプリケーションを使って印刷する際、ユーザが印刷設定操作を行うと、オペレーティングシステム(以下、「OS」と略記する)を介して、プリンタドライバのUI(印刷設定画面)が呼び出され、表示される。
また、タッチパネルしか持たない製品も多くなっている。このため、タッチパネルに適したUIも存在する。
さらにプリンタドライバは、ユーザがアプリケーションから文書を印刷する際に、UIで設定した印刷設定情報を使用して、適切なレイアウトが施された印刷データを生成する。プリンタドライバは、ユーザが設定した印刷設定情報を保存しておき、印刷に用いたアプリケーションから新たな文書を印刷する際、新たにUIにて設定した印刷設定情報と保存済みの印刷設定情報を比較する。両者が同じ場合には、これをユーザに提示する処理が行われる(特許文献1参照)。
特開2011−40046号公報
タッチパネルに対応した製品が普及することにより、ユーザはより直感的なUI操作ができる反面、誤操作が起き易くなる。例えばタッチパネルに対応したタブレットを使用する際、UI操作していない方のユーザの手指が画面に触れてしまうと、ユーザの意図しない操作が容易に発生する。また、この誤操作により設定途中の印刷設定情報が消失してしまう。しかしながら、特許文献1に開示の装置では、設定途中の印刷設定情報の消失を防止することができなかった。
本発明は、設定途中の印刷設定情報が消失しないようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、印刷設定画面が表示された状態で行われるユーザ操作に従って印刷設定情報を設定する設定手段と、設定途中で前記印刷設定画面が閉じられた後に前記印刷設定画面が再表示される場合、前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定手段により設定された印刷設定情報を反映させた前記印刷設定画面を表示する制御を行う制御手段を備える。
本発明によれば、設定途中の印刷設定情報の消失を防止できる。
図2ないし図10と併せて本発明の実施形態を説明するために、コンピュータシステムのハードウェアとソフトウェアを示すブロック図である。 クライアントとサーバ、プリンタが接続されたネットワークの構成図である。 印刷処理システムの構成例を示すブロック図である。 DEVMODE構造体のデータ構造を例示したブロック図である。 XML形式のプリントチケットの一例を示す図である。 従来のプリンタドライバ用UIの画面例を示す図である。 印刷設定時の表示画面例を示す図である。 本発明の第1実施形態における印刷設定変更処理例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態における印刷設定変更処理例を示すフローチャートである。 変形例を説明するために印刷設定時の表示画面例を示す図である。
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照して説明する。各実施形態に共通する装置は、印刷設定画面を見ながらユーザが行った操作を受け付けて印刷設定情報を設定し、印刷設定情報に従う印刷データを画像生成装置に出力する情報処理装置である。
図1は本発明の実施形態に係る一般的なコンピュータ(情報処理装置)を用いたシステムのブロック図である。なお、特に断らない限り、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機能であっても、複数の機器からなるシステムであっても、またネットワークを介して接続されて処理が行われるシステムであっても、本発明を適用可能である。
CPU(中央演算処理装置)101は主記憶装置102のROM(読み出し専用メモリ)1021、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)1022、または補助記憶装置105に格納されたプログラムに従って装置全体を制御する。RAM1022はCPU101が各種処理を行う際のワークエリアとしても使用される。補助記憶装置105はアプリケーション1051やOS1053のプログラム等を記憶する。キーボード1031、ポインティングデバイス1032、タッチパネル1033等の入力機器は、入力I/F(インターフェース)部103を通じて、ユーザがコンピュータに対して各種指示を与えるためのデバイスである。データを出力する出力I/F部104は、モニタ1041やプリンタ1042等の出力機器に対してデータを出力する。出力I/F部104とプリンタ1042とは、直接的に接続されるローカルI/Oのみならず、通信I/F部106を通じて接続されるネットワーク1061により接続されていてもよい。また、各部(符号101ないし106参照)は共通データシステムバス107を介してデータを送受し合う。
図2は実施形態におけるネットワーク1061の環境を簡略的に示す図である。印刷を行う文書や画像を作成するクライアントコンピュータ201、202は単体または複数のネットワークに接続されている。ネットワークには、クライアントコンピュータのユーザやプリンタを管理するサーバコンピュータ203が接続されていることもある。プリンタ1042はネットワークに接続されており、印刷データを受け付けて印刷処理を実行する。なお、プリンタ205のように物理的に接続されていても実際には使用できないオフライン状態のときもある。ネットワークにはPAN、LAN、MAN、WAN等の小規模から大規模までのネットワークがある。PANは”Personal Area Network”、LANは”Local Area Network”の略号である。MANは”Metropolitan Area Network”、WANは”Wide Area Network”の略号である。図2では各機器がすべてのネットワークに接続されている。クラウドコンピュータシステム等の場合、サーバやプリンタがインターネットを越えて接続されていても構わない。
図3は印刷処理システムのブロック図である。印刷処理システムはOS1053(図1参照)上で動作し、”XML Paper Specification”(以下、XPSと略記する)と呼ばれるファイルフォーマットをスプールデータとして使用して印刷を行う。XMLは、”eXtensible Markup Language”の略号である。プリントマネージャ318、GDItoXPS変換モジュール307、フィルタパイプラインマネージャ312はOS1053に含まれるモジュールである。GDItoXPS変換モジュール307、フィルタパイプラインマネージャ312は、プリンタ制御プログラムであるプリンタドライバ1052に含まれているが、OS1053から提供されるモジュールである。
プリンタドライバ1052とフィルタパイプラインマネージャ312の各フィルタは、図1の補助記憶装置105にプリンタドライバとして格納されている。GDI印刷アプリケーション301とXPS印刷アプリケーション302は、図1の補助記憶装置105にアプリケーションとして格納されている。ユーザはキーボード1031やポインティングデバイス1032、タッチパネル1033等の入力装置を使用して、GDI印刷アプリケーション301やXPS印刷アプリケーション302から印刷処理を実行する。以下では、GDI印刷アプリケーションプログラムを「GDIアプリ」と略称し、XPS印刷アプリケーションプログラムを「XPSアプリ」と略称する。
印刷処理はプリンタの選択、印刷設定情報の作成、描画データの変換の順序で実行される。まずユーザは、印刷に使用するプリンタ1042を選択する。ユーザから見た場合、プリンタ1042の選択は、印刷を実行するプリンタ1042に対応したプリンタドライバ1052を選択することと同義である。次に印刷設定情報が作成される。印刷設定処理では、アプリケーション1051が印刷設定用のメモリ領域をRAM1022に確保した後、プリンタドライバ1052のコンフィギュレーションモジュール308を呼び出して、印刷設定情報を作成して格納する。GDIアプリ301では、印刷設定情報としてバイナリのDEVMODE構造体303を用い、XPSアプリ302ではマークアップ言語のXMLで記載されたプリントチケット304を用いる。DEVMODE構造体303は、図4に示すように、OSが定義する標準領域とプリンタドライバ1052が独自に定義する拡張領域を持つ。標準の印刷設定領域401は、プリンタの基本情報4011、用紙の基本情報4012、印刷品質の基本情報4013、給紙・排紙の基本情報4014等を含む。また拡張した印刷設定領域402は、プリンタの拡張情報4021、用紙の拡張情報4022、印刷品質の拡張情報4023、給紙・排紙の拡張情報4024、プリンタ特有の情報4025等を含む。
プリントチケット304は、図5に示すようなXML形式で記述された印刷設定情報であり、標準領域と拡張領域は名前空間によって記載が分かれている。印刷設定情報には機種固有の情報も含まれているので、コンフィギュレーションモジュール308は、機種依存ファイル309を利用して印刷設定情報を作成する。DEVMODE構造体303やプリントチケット304は印刷設定情報を保持しており、アプリケーション1051が直接に値を書き換えることで印刷設定情報を変更する。
プリンタ1042に依存した専用の設定値はプリンタエクステンション310が有する設定画面上で設定される。プリンタエクステンション310はプリンタドライバ1052に連動してインストールされるが、プリンタドライバ1052とは別のアプリケーションとしてインストールが行われる。プリンタドライバ1052は、UI画面上での設定操作に従い、DEVMODE構造体303またはプリントチケット304にてプリンタ1042に依存した印刷設定値を設定する。印刷設定値とは、具体的には出力する用紙サイズ(A4、B5等)や、両面印刷、カラーと白黒との切り替え、給紙段の指定等、印刷実行に必要なデータのことを指す。プリントチケット304は印刷設定値がXML形式で記述されているので、XPSアプリ302が全ての設定値を直接変更して書き換えることは容易であるが、プリンタエクステンション310の設定画面を使って設定変更を行っても構わない。印刷設定値は文書を印刷する度に作成され、プリンタ1042のオプション機器や、ユーザごとの環境設定等の設定情報を保持しておきたい場合、UI操作に従ってOSのレジストリデータベース305に印刷設定値が保存される。レジストリデータベース305が使用できない場合には、アプリケーションデータ320に印刷設定値が保存される。印刷設定値のデフォルト値は、OSのプリントマネージャ318がレジストリデータベース305に保存する。レジストリデータベース305やアプリケーションデータ320は、補助記憶装置105に保存される。
最後に描画データの変換が行われる。印刷設定情報の確定後にユーザはアプリケーション1051から印刷処理の実行を指示する。GDIアプリ301から印刷する場合には、プリンタドライバの形態を取るGDItoXPS変換モジュール307に描画データが送られ、XPSスプールファイル306が作成される。このとき、GDItoXPS変換モジュール307はコンフィギュレーションモジュール308を呼び出し、印刷設定情報をDEVMODE構造体303からプリントチケット304に変換する。変換の際には、DEVMODE−プリントチケット変換モジュール3081が使用される。一方、XPSアプリ302から印刷する場合には、XPSファイルをXPSアプリ302自身が生成する方法と、OSがXPSアプリ302からの描画命令に応じてXPSファイルを生成する方法がある。どちらの方法でも印刷処理の途中でXPSスプールファイル306を生成する。このように印刷処理システムでは、印刷時に必ずXPSスプールファイル306が生成される。
生成されたXPSスプールファイル306はプリントフィルタパイプライン311に渡される。プリントフィルタパイプライン311は複数のフィルタを通すことで印刷が行われる仕組みをもち、フィルタコンフィギュレーションファイル316でフィルタの数や順番を制御する。プリントフィルタパイプライン311で動作するフィルタパイプラインマネージャ312はフィルタコンフィギュレーションファイル316に従って処理を実行する。図3では設定フィルタ313、レイアウトフィルタ314、レンダラフィルタ315の順に処理を行う場合を例示する。フィルタはプリンタドライバ1052の構成に応じて数や種類が異なる。印刷処理はXPSスプールファイル306をフィルタに受け渡すことで行われ、フィルタがそれぞれXPSスプールファイル306を加工し、次のフィルタに渡していくことで処理が進む。最終的にプリンタ1042が解釈できるプリンタ制御言語(Page Description Language:以下、PDLと略記する)で記述される印刷データ(PDLデータ)が出力される。プリンタ1042がXPSスプールファイル306を直接読み込んで印刷できるXPSダイレクトプリンタであれば、全てのフィルタを素通りしてプリントマネージャ318から当該プリンタにXPSファイルを渡して印刷処理を進めてもよい。フィルタはデータをプロパティバッグ317に保存することができる。また、プロパティバッグ317から、OS1053の情報や、他のフィルタのデータを取得することもできる。
設定フィルタ313は、プリントチケット304を読み込んで印刷に必要なデータをプリントチケット304に書き込む処理を行う。レイアウトフィルタ314は倍率の変更や製本の面付けレイアウト、スタンプ等のレイアウトに関する処理を行う。レイアウトフィルタ314は、XPSスプールファイル306に含まれるプリントチケット304に従って動作する。そのため、例えば面付けの設定がプリントチケット304に存在しないときには、レイアウトフィルタ314は何も動作せずに、次のフィルタにXPSスプールファイル306をそのまま渡す。最後のレンダラフィルタ315は、XPSスプールファイル306のレンダリング処理を行ってアプリケーションから出力された描画データを印刷データ(PDLデータ)に変換する。PDLデータは印刷処理のスケジュール管理を行うプリントマネージャ318で管理され、キュー(待ち行列)に印刷データが次々と登録される。プリンタ1042が印刷可能な状態になると、キューに登録した順にポートモニター319を通して印刷データがプリンタ1042へ送信される。アプリケーション1051から出力された描画データをPDLデータに変換することがプリンタドライバ1052の主な役目である。
次にUI環境について説明する。
携帯電話等のモバイル機器やタブレット型装置の場合、表示画面上でユーザの手指等の接触検出を行うタッチパネルしか持たない画面の小さなデバイスが多くなる傾向にある。このため、OSはタッチパネルに最適化されたUI画面を持つようになってきている。以下では、パーソナルコンピュータ等で使用される従来型のUIを「デスクトップUI」といい、これを使用する環境を「デスクトップUI環境」という。一方、タッチパネルに最適化されたUIを「タッチパネル用UI」といい、これを使用する環境を「タッチパネル用UI環境」と呼ぶ。なお、さらに区別して説明すると、デスクトップUI環境は、OSにより用意されているデスクトップUIのプラットフォームにより提供され、タッチパネル用UI環境は、タッチパネル用UIのプラットフォームにより提供される。
タッチパネル用UI環境では、ユーザがタッチパネルを操作し易いボタン配置(操作領域)となっている。なお、デスクトップUI環境とタッチパネル用UI環境とでは、UIの提供方法が異なる。例えば、タッチパネル用UI環境では、アクティブなアプリケーションは1つに限られ、当該アプリケーションのUI画面のみがモニタ1041に表示され、その他のアプリケーションのUI画面は表示されない。アクティブなアプリケーションが変更された場合、変更後のアプリケーションのUI画面がモニタ1041に表示される。一方、デスクトップUI環境では、アクティブなアプリケーションのUI画面とその他のアプリケーションのUI画面の両方を同時にモニタ1041に表示できる。また、デスクトップUI環境ではツリー構造でデータの構成を表示できるが、タッチパネル用UI環境ではツリー構造でデータの構成を表示できない。
また、デスクトップUIとタッチパネル用UIを切り替えることができるように構成されたOSも出現してきた。このようなOS上で動作するアプリケーションを作成するには、それぞれのUI向けに異なるパッケージを用意する必要がある。一方、プリンタドライバ1052は互換性を有するので、デスクトップUI環境でインストールしたプリンタドライバ1052は、タッチパネル用UIのアプリケーションからでも使用可能である。よって、ユーザは、タッチパネル用UIのアプリケーションからデスクトップUI用に作成されたプリンタドライバ1052(デスクトップ用のプリンタドライバ)を選択して、印刷指示を行える。その結果、デスクトップUI用のプリンタドライバ1052が、タッチパネル用UIのアプリケーションから発行された描画データを使って、印刷データを生成することができる。
しかしながら、前述の通り、プリンタドライバ1052はUIを有しており、タッチパネル用UIのアプリケーションからデスクトップUI用のプリンタドライバ1052に対してUI画面(図6参照)の表示を指示すると使い勝手が低下する。タッチパネルを操作するユーザにとっては、マウスやキーボードの入力を前提としたデスクトップUI用のプリンタドライバ1052のUIは設定項目等が細かすぎるからである。このため、タッチパネル用UI環境では、デスクトップUI用のプリンタドライバ1052のUI画面を直接表示せず、XML形式のデータを元にOSが設定画面801を生成して印刷設定情報を受け付けることで使い勝手の向上を図っている。図7(A)に示す画面例には、右半分の設定画面801上に、設定項目802(Copies)、803(Orientation)、804(ColorMode)が含まれる。XML形式のデータを元に生成される設定画面801では、受付可能な印刷設定項目が特定の項目に限定されている。このため、OSにより生成される設定画面801では、特定の印刷設定項目以外の項目の設定値を設定できない。図7(A)の例でユーザがさらに詳細な印刷設定情報を設定するために、「More settings」リンク805が設けられている。なお、「More settings」リンク805が選択されることで設定可能な印刷設定項目は増加する(図7(A)→図7(B):項目812〜817参照)。しかし、プリンタドライバ1052が受け付け可能な全ての印刷設定項目の設定を受け付けられるわけではない。このように、タッチパネル用UI環境でOSが生成する設定画面801だけでは全ての印刷設定項目について設定や変更を行うことはできない。そのため、OSは詳細な印刷設定変更を行えるUIを表示する仕組みを提供し、プリンタドライバ開発ベンダーはその仕組みに対応するアーキテクチャのプリンタドライバと印刷設定変更UIを用意する必要がある。このプリンタドライバと詳細な印刷設定変更機能をもつアプリケーション(プリンタエクステンション310)がインストールされることで、ユーザは開発ベンダーが提供する様々な印刷設定項目について設定値を設定できる。
以下では、このような詳細な印刷設定変更機能をもつアプリケーション(プリンタエクステンション310)を「印刷設定変更アプリケーション」といい、印刷設定変更アプリケーションのUIを「タッチパネル用印刷設定UI」という。印刷設定変更アプリケーションはプリンタドライバと紐づく印刷設定用のアプリケーションとしてCPU101により実行される。
印刷設定変更アプリケーションは、プリンタドライバと独自に通信するインターフェースを有するため、一般的なアプリケーションが知りえない印刷設定に関する情報(例えば、図4の拡張した印刷設定領域402の項目)のやり取りを行える。例えば、開発ベンダーが提供する印刷品質のカラー詳細設定や、フィニッシャー設定に基づくステイプル機能、ページ集約機能等の設定変更が可能である。
タッチパネル操作に適したOSにより、ユーザはより直感的にタッチパネル用UIでの操作ができるようになったが、意図しない操作が今まで以上に起り得る。例えば、タッチパネルに対応したタブレット型装置は、タッチパネル用UIを操作していない手指がタブレットの画面に触れてしまうことで、簡単にユーザの意図しない操作が発生する。特にプリンタドライバのタッチパネル用UI環境では、図7(A)に例示するように、画面の右半分にてアプリケーションを覆う形で設定画面801が表示される。この時、ユーザの手指が不用意に画面に触れてしまうと、タッチパネル用UIはフォーカスを失ったことで設定画面801が閉じ、設定途中の設定値がすべてキャンセルされてしまう。
図6はデスクトップUI環境でのプリンタドライバの印刷設定画面を例示する。この場合、ユーザがキャンセルボタンや、終了操作用ボタンを操作することでキャンセル操作を行えるので、意図しないキャンセルが起こり難い。
以下の各実施形態では、ユーザの意図しない誤操作により印刷設定変更画面が閉じられることで設定途中の設定値がすべてキャンセルされてしまうことへの対策を説明する。
[第1実施形態]
図8を参照して本発明の第1実施形態による解決手段を説明する。
本実施形態にて印刷設定変更アプリケーションは、ユーザが印刷設定変更画面を意図的に閉じる操作を行ったと判断した場合、これを印刷設定変更のキャンセルと判断して処理を中断する。また、ユーザの意図しない誤操作によって印刷設定変更画面が閉じられたと判断した場合、印刷設定変更アプリケーションは設定途中の印刷設定情報を保存し、次回の起動時に設定中であった印刷設定情報をタッチパネル用印刷設定UIに反映させる。
実際の処理の流れについて、図8のフローチャートを用いて説明する。以下の処理はCPU101が印刷設定変更アプリケーションを実行することで実現される。
ユーザが、タッチパネル用UIのアプリケーションからプリンタドライバ1052を選択する操作を行うと、OSは、図7(A)に示す設定画面801を表示させる制御を行う。「More settings」リンク805をユーザが操作することにより、印刷設定変更アプリケーションの印刷設定変更処理が開始する(SA900)。
SA901で印刷設定変更アプリケーションは、前回の印刷設定変更処理にてユーザの意図しないキャンセル操作が行われたか否かを判断する。これは前回の印刷設定変更アプリケーションの終了処理が、後述するSA911を通じて終了したかどうかにより判断される。つまり、印刷設定変更アプリケーションが、後述するアプリケーションデータストア領域に設定途中の印刷設定情報が保存されているか否かを判断することで、SA901の判断処理が実現される。SA901にて、前回の印刷設定変更がユーザの意図したキャンセルで終了されたと判断された場合(設定途中の印刷設定情報が保存されていない場合)、SA902に進む。また、前回の印刷設定変更がユーザの意図しないキャンセルで終了したことが判断された場合(設定途中の印刷設定情報がアプリケーションデータストア領域に保存されている場合)、SA912に進む。
SA902にて、印刷設定変更アプリケーションは、印刷指示に用いるアプリケーションの印刷設定情報を取得する。アプリケーションの印刷設定情報とは、対象のプリンタドライバのデフォルト印刷設定に加え、以下の情報を指す。
・印刷を指示するアプリケーションが保持している印刷設定情報。
・図7(A)の設定画面801にて設定した印刷設定情報(「More Settings」が操作される前に設定された設定値)。
次のSA903で印刷設定変更アプリケーションは、SA902またはS912で取得された印刷設定情報が反映されたタッチパネル用印刷設定UIをユーザに提示する。SA904において、印刷設定変更アプリケーションは、ユーザから印刷設定変更操作を受け付ける。SA905で印刷設定変更アプリケーションはタッチパネル用印刷設定UIが閉じられたことを検知し、SA906に進む。
SA906で印刷設定変更アプリケーションは、印刷設定変更終了ボタン820(図7(A)参照)をユーザが操作することにより、印刷設定処理が終了したか否かを判断する。印刷設定変更終了ボタン820の操作により印刷設定処理が終了した場合、SA907へ処理を進め、そうでない場合にはSA910へ進む。SA907においてValidate処理が実行される。Validate処理とは、ユーザにより設定された印刷設定情報で、プリンタ1042にて印刷できるかどうかの妥当性を確認する処理のことを指す。一般的にはプリンタドライバ1052がValidate処理の機構を有する。SA907において印刷設定変更アプリケーションは、対象のプリンタドライバに対し、ユーザが設定した印刷設定情報のValidate処理を依頼する。プリンタドライバ1052はValidate処理を行い、印刷設定変更アプリケーションにValidate処理の結果を返す。次のSA908で、印刷設定変更アプリケーションは、印刷設定情報の妥当性を確認し、矛盾の有無が判断される。印刷設定情報が矛盾していると判断された場合、SA909に進む。またSA908において、矛盾が発生していない場合はSA915に進み、印刷設定変更アプリケーションの処理が終了し、タッチパネル用印刷設定UIが閉じられる。
SA909において、印刷設定変更アプリケーションは、矛盾した印刷設定値が設定された項目をユーザが識別できるタッチパネル用印刷設定UIを表示する。ここで表示されるタッチパネル用印刷設定UIにおいて、矛盾した印刷設定値が矛盾を解消する別の値に修正されている。そしてSA904に戻って、再度ユーザに印刷設定変更処理を促す。
SA906において、印刷設定変更終了ボタン820のユーザ操作なしで印刷設定変更処理が終了した場合には、SA910に進む。印刷設定変更アプリケーションは、ユーザが印刷設定操作を意図的にキャンセルしたか否かを判断する。この判断基準については、例えば以下の状況を想定する。
(1)ユーザがキャンセルボタン821(図7(B)参照)を操作した場合。
(2)ユーザがタッチパネル用アプリケーションを切り替えた場合。
(3)ユーザが電源ボタンを押下してOSの待機状態に遷移させた場合。
以下、これらを順に説明する。
(1)の場合には、意図的なキャンセルと判断され、現在ユーザが設定している印刷設定値を保存せず、S915へ進んで印刷設定変更アプリケーションの処理を終了する。また、(2)では、印刷指示時のタッチパネル用アプリケーションからフォーカスが外れた場合を想定する。アプリケーションは現在の実行状態を把握することができるため、印刷設定変更アプリケーションが閉じられ、かつ印刷指示時のタッチパネル用アプリケーションのフォーカスが外れたことが検出される。この場合、意図的なキャンセルと判断され、S915へ進んで印刷設定変更アプリケーションの処理を終了する。(3)ではOSが待機状態に遷移した場合、印刷設定変更アプリケーションは電源ボタンが押下されたか否かを判定する。また、自動待機の機能を有するOSの場合、設定した時間内にユーザの入力操作がなかった場合や電池残量が閾値を下回った場合に、OSが待機状態になるのでこの状態を判別する必要がある。印刷設定変更アプリケーションは電池残量と自動待機の設定情報を予め取得しておき、両情報を用いてユーザの意図に従う待機状態への遷移であったか、またはユーザの意図に関係なくOSが行った待機状態への遷移であったかを判断する。SA910において、ユーザの意図的なキャンセルと判断された場合、SA915に進み、印刷設定変更アプリケーションの印刷設定変更処理を終了する。
前記(1)ないし(3)以外の場合、印刷設定変更アプリケーションは、ユーザの意図しないキャンセルと判断する。例えば、印刷指示時のタッチパネル用アプリケーションにフォーカスが移ることでタッチパネル用印刷設定UIが閉じられた場合、印刷設定変更アプリケーションは、ユーザの意図しないキャンセルと判断し、SA911に処理を進める。SA911において印刷設定変更アプリケーションは設定途中の印刷設定情報を保存する。印刷設定情報の保存場所は、印刷設定変更アプリケーションのみがアクセスできるアプリケーションデータストア領域とする。そして、SA915へ進み、印刷設定変更アプリケーションの処理を終了する。
本実施形態では入力手段として、タッチパネル1033以外にもマウス等のポインティングデバイス1032が利用される場合もある。ポインティングデバイス1032では、従来のデスクトップUI環境のように詳細な設定操作ができるため、タッチパネルUI環境においてユーザの誤操作を誘発する可能性は低い。そのため、ユーザがポインティングデバイス1032で操作してキャンセルを行った場合、これを意図的なキャンセルとして判断することができる。つまり、前記判断基準にはユーザが操作する入力手段の種別を追加してもよい。
ユーザの意図しないキャンセルがあったと判断される場合には、印刷設定変更アプリケーションにより設定途中の印刷設定情報が保存される。よって、印刷設定変更アプリケーションは、図8のSA901にてNoと判断し、SA912にて、保存した設定途中の印刷設定情報を取得する処理が実行された後、SA903へ処理を進めてタッチパネル用印刷設定UIを再表示する。
第1実施形態によれば、印刷設定途中にユーザの意図しないキャンセルが発生した場合でも、印刷設定途中の印刷設定情報を再現することができる。次回の起動時に、ユーザはキャンセル時に保存された印刷設定情報を復元した印刷設定画面から処理を再開できるので、利便性が高まる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態を説明する。
第1実施形態では、ユーザの意図しないキャンセルが起きた場合に設定途中の印刷設定情報を再現できるが、設定途中の印刷設定情報が常に反映される。このため、例えば、使用するアプリケーションが前回とは異なっている場合でも、前回の印刷設定処理が意図しないキャンセルで終了した後の再開時に設定途中の印刷設定情報が反映されてしまう。以下では、これらの課題を解決する処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。本処理ではユーザ操作により、デフォルト印刷設定に戻す機能を追加することで対策を講じている。SA1003からSA1010の処理は、図8のSA903からSA910の処理と同様であるため詳細な説明を省略し、主として相違点を説明する。
ユーザが、タッチパネル用UIのアプリケーションからプリンタドライバ1052を選択すると、図7(A)に示すUI画面が表示される。「More settings」リンク805が操作されることで、印刷設定変更アプリケーションの印刷設定変更処理が開始する(SA1000)。
SA1001において印刷設定変更アプリケーションは、前回の印刷設定変更処理にてユーザの意図しないキャンセルが生じたか否かについて判断する。SA1011で設定途中の印刷設定情報が所定の格納場所に存在する場合、ユーザの意図しないキャンセルであったと判断され、SA1012へ処理を進める。なお、SA1011において、印刷設定途中の印刷設定情報を保存したか否かを判定するためのフラグ情報を用意し、フラグ値から判断する手段を講じてもよい。SA1001で前回の印刷設定変更がユーザの意図したキャンセルではないと判断された場合には、SA1002に進む。SA1002にて印刷指示時に使用するアプリケーションの印刷設定情報を取得し、SA1003に進む。
SA1003ないしSA1006の処理を経てSA1010からSA1011に進んだ場合、設定途中の印刷設定情報を保存する処理が実行される。印刷設定情報の保存期間は予め定められた一定時間であり、これを超えた場合には保存した設定途中の印刷設定情報が削除される。また、印刷処理が完了したことが判断された場合、保存した設定途中の印刷設定情報が削除される。これにより、保存した印刷設定途中の情報を他のアプリケーションで使用しないように防ぐことができる。そして、SA1015へ進み、印刷設定変更アプリケーションの処理を終了する。
SA1001でユーザの意図しないキャンセルであったと判断された場合には、SA1012にて印刷設定変更アプリケーションが、保存しておいた設定途中の印刷設定情報を取得する。次のSA1013において印刷設定変更アプリケーションは、デフォルト設定に戻すボタン(図7(C)のボタン822参照)をタッチパネル用印刷設定UIに追加する。デフォルト設定とは、プリンタドライバの保有するデフォルト設定を指す。図7(C)のボタン822は、印刷設定情報を予め定められたデフォルト設定情報に戻すためのユーザ操作に用いる操作領域として印刷設定画面上に表示される。その他、SA1002で取得したアプリケーションの印刷設定を保持しておき、このアプリケーションが持つ印刷設定情報をデフォルト設定として反映させてもよい。ユーザがボタン822を操作した場合、印刷設定変更アプリケーションは、プリンタドライバが保持しているデフォルト設定情報が反映されたタッチパネル用印刷設定UIを提供する。一方、ボタン822の操作が無い場合、印刷設定変更アプリケーションは、復元された設定途中の印刷設定情報が反映されたタッチパネル用印刷設定UIを提供する。
SA1014では、保存しておいた設定途中の印刷設定情報が削除され、SA1003へ処理を進める。
なお、SA1001にてYesと判定された場合、印刷設定変更アプリケーションは、デフォルト設定に戻すボタン822を含まないタッチパネル用印刷設定UIを表示する。
第2実施形態では、印刷設定途中の誤操作によりキャンセルが発生した場合でも、次回の起動時にユーザは前回のキャンセル時の印刷設定から再開できる。さらには必要に応じてデフォルト設定に戻すことができるので、今回のアプリケーションで印刷処理を行う場合、他のアプリケーションでの印刷設定結果の影響を受けずに済む。
[変形例]
次に前記実施形態の変形例について図10を参照して説明する。
前記のタッチパネル用UI環境では、アクティブなアプリケーションが1つに限られ、そのUI画面のみがモニタ1041に表示される場合を想定した。OSによっては同時に起動している複数のアプリケーションを、図10に例示する画面領域1101に表示することができる機能(多画面表示機能)も存在する。図10の右半分に印刷設定画面811を示し、左半分に示す画面領域1101にStoreボタン1102とCancelボタン1103を示す。Storeボタン1102の画像は印刷設定情報を所定の場所に保存するか否かを指示するユーザ操作に用いる操作領域に表示される。また、Cancelボタン1103の画像は印刷設定情報を保存しないことを指示するユーザ操作に用いる操作領域に表示される。
多画面表示機能が存在する場合には、印刷設定変更アプリケーションの一部機能について画面領域1101に表示することができる。例えば、印刷設定時にユーザの意図しない操作による印刷設定変更アプリケーションのキャンセルと判断された場合、Storeボタン1102とCancelボタン1103が表示される。ユーザに対して印刷設定情報を保存するか否かの確認を促し、ユーザがStoreボタン1102を操作し、印刷設定途中の印刷設定情報を保存する選択を行った場合に、当該情報が保存される。また、印刷設定途中の印刷設定情報を保存しない場合にはユーザがCancelボタン1103を操作することにより、保存処理を回避する。これによりユーザの意図的な操作と誤操作を確実に判別することができる。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 CPU
1033 タッチパネル
1041 モニタ
1052 プリンタドライバ

Claims (17)

  1. 印刷設定画面が表示された状態で行われるユーザ操作に従って印刷設定情報を設定する設定手段と、
    設定途中で前記印刷設定画面が閉じられた後に前記印刷設定画面が再表示される場合、前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定手段により設定された印刷設定情報を反映させた前記印刷設定画面を表示する制御を行う制御手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定手段により設定されていた印刷設定情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記印刷設定画面が再表示される場合、前記印刷設定画面が閉じられる前の印刷設定情報を前記記憶手段から読み出して、当該印刷設定情報を前記印刷設定画面に再現させる制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定手段により設定されていた印刷設定情報が前記記憶手段に保存されている場合、誤操作によって印刷設定処理が終了したと判断し、前記印刷設定情報を前記記憶手段から読み出す制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定手段により設定されていた印刷設定情報が前記記憶手段に保存されている場合、前記印刷設定情報を予め定められた情報に戻すユーザ操作に用いる操作領域を含む前記印刷設定画面を表示する制御を行うことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記設定手段により前記操作領域を用いて設定変更が行われた場合、前記記憶手段に保存されている前記印刷設定情報を削除する制御を行い、
    前記設定手段により前記操作領域を用いて設定変更が行われない場合、前記印刷設定情報を前記記憶手段から読み出し、当該印刷設定情報を反映させた前記印刷設定画面を表示する制御を行うことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定手段により設定されていた印刷設定情報を前記記憶手段に保存するか否かについて指示するユーザ操作に用いる操作領域を、表示させる制御を行うことを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定手段により設定されていた印刷設定情報を前記記憶手段に保存しないことを指示するユーザ操作に用いる操作領域を、表示させる制御を行うことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御手段は、プリンタ制御プログラムと紐づく印刷設定用のアプリケーションを実行し、タッチパネルを用いて設定される印刷設定情報を取得して印刷設定処理を行うことを特徴する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 印刷設定画面が表示された状態で行われるユーザ操作に従って印刷設定情報を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップでの設定途中で前記印刷設定画面が閉じられた後に前記印刷設定画面が再表示される場合、前記印刷設定画面が閉じられる前に設定されていた印刷設定情報を反映させた前記印刷設定画面を表示する制御ステップを有することを特徴とする情報処理方法。
  10. 印刷設定画面が表示された状態で行われるユーザ操作に従って印刷設定情報を設定する設定ステップと、
    前記設定ステップでの設定途中で前記印刷設定画面が閉じられた後に前記印刷設定画面が再表示される場合、前記印刷設定画面が閉じられる前に設定されていた印刷設定情報を反映させた前記印刷設定画面を表示する制御ステップを、情報処理装置にて実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定ステップにて設定されていた印刷設定情報を記憶手段に記憶する記憶ステップを備え、
    前記制御ステップでは、前記印刷設定画面が再表示される場合、前記印刷設定画面が閉じられる前の印刷設定情報を前記記憶手段から読み出して、当該印刷設定情報を前記印刷設定画面に再現させる制御を行うことを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記制御ステップでは、前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定ステップにて設定されていた印刷設定情報が前記記憶手段に保存されている場合、誤操作によって印刷設定処理が終了したと判断し、前記印刷設定情報を前記記憶手段から読み出す制御を行うことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記制御ステップでは、前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定ステップにて設定されていた印刷設定情報が前記記憶手段に保存されている場合、前記印刷設定情報を予め定められた情報に戻すユーザ操作に用いる操作領域を含む前記印刷設定画面を表示する制御を行うことを特徴とする請求項11または請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記制御ステップは、
    前記設定ステップにて前記操作領域を用いて設定変更が行われた場合、前記記憶手段に保存されている前記印刷設定情報を削除する制御を行うステップと、
    前記設定ステップにて前記操作領域を用いて設定変更が行われない場合、前記印刷設定情報を前記記憶手段から読み出し、当該印刷設定情報を反映させた前記印刷設定画面を表示する制御を行うステップを有することを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記制御ステップでは、前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定ステップにて設定されていた印刷設定情報を前記記憶手段に保存するか否かについて指示するユーザ操作に用いる操作領域を、表示させる制御を行うことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載のプログラム。
  16. 前記制御ステップでは、前記印刷設定画面が閉じられる前に前記設定ステップにて設定されていた印刷設定情報を前記記憶手段に保存しないことを指示するユーザ操作に用いる操作領域を、表示させる制御を行うことを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載のプログラム。
  17. プリンタ制御プログラムと紐づく印刷設定用のアプリケーションとして実行され、前記制御ステップにて、タッチパネルを用いて設定される印刷設定情報を取得して印刷設定処理を行うことを特徴する請求項10乃至16のいずれか1項に記載のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018045354A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 富士ゼロックス株式会社 システム、情報処理装置およびプログラム

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