JP2014134900A - タッチ検出機能付き表示装置、タッチ検出機能付き表示装置の駆動方法及び電子機器 - Google Patents

タッチ検出機能付き表示装置、タッチ検出機能付き表示装置の駆動方法及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置の表示がタッチ検出に与える影響を抑えつつタッチ検出期間を確保できるタッチ検出機能付き表示装置、タッチ検出機能付き表示装置の駆動方法及び電子機器を提供する。
【解決手段】タッチ検出機能付き表示装置の駆動電極ドライバは、ゲートドライバに1つの走査信号で選択されている複数の画素電極のうち、ソースセレクタ部により信号線への画素信号の印加が選択されていない非選択信号線に対応する画素電極のみに対向する駆動電極に、タッチ検出用の駆動信号を印加する。
【選択図】図14

Description

本発明は、外部近接物体を検出可能な表示装置に係り、特に静電容量の変化に基づいて外部近接物体を検出可能なタッチ検出機能付き表示装置、タッチ検出機能付き表示装置の駆動方法及び電子機器に関する。
近年、いわゆるタッチパネルと呼ばれる、外部近接物体を検出可能なタッチ検出装置が注目されている。タッチパネルは、液晶表示装置等の表示装置上に装着または一体化される、タッチ検出機能付き表示装置に用いられている。そして、タッチ検出機能付き表示装置は、表示装置に各種のボタン画像等を表示させることにより、タッチパネルを通常の機械式ボタンの代わりとして情報入力を可能としている。このようなタッチパネルを有する、タッチ検出機能付き表示装置は、キーボードやマウス、キーパッドのような入力装置を必要としないため、コンピュータのほか、携帯電話のような携帯情報端末などでも、使用が拡大する傾向にある。
タッチ検出装置の方式として、光学式、抵抗式、静電容量式などいくつかの方式が存在する。静電容量式のタッチ検出装置は、携帯端末などに用いて、比較的単純な構造をもち、かつ低消費電力が実現できる。例えば、特許文献1及び特許文献2には、静電容量式のタッチパネルが記載されている。
特開2011−233018号公報 特開2012−047807号公報
タッチ検出機能付き表示装置を薄型化させる技術として例えば、表示用の駆動電極と、タッチ検出の駆動電極とを兼用することが知られているが、このような場合にはゲートドライバから走査信号が印加される表示期間には駆動電極に表示駆動信号とタッチ駆動信号とを印加することはできないため表示期間とタッチ検出期間とを別に設けていた。
また、上記のような構成に限らず、タッチ検出機能付き表示装置を薄型化させると信号線とタッチ検出電極の距離が短くなるため同一の領域で同時に表示とタッチ検出を行うと表示装置の表示がタッチ検出装置のタッチ検出に影響を与える場合があった。
しかし、表示装置の大画面化または高精細化するには、表示装置の表示に要する時間が増える。このため、表示装置を大画面化または高精細化する場合、タッチ検出機能付き表示装置は、表示装置の表示期間が相対的に増えタッチ検出装置のタッチ検出期間が確保できないため、タッチ検出を十分に行えず、ノイズなどに対して弱くなる可能性がある。上述した特許文献1及び特許文献2に記載のタッチ検出機能付き表示装置は、表示装置の表示期間が相対的に増えタッチ検出装置のタッチ検出期間が確保できないため、タッチ検出を十分に行えず、ノイズなどに対して弱くなることに対し、考慮されていない。
本開示は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、表示装置の表示がタッチ検出に与える影響を抑えつつタッチ検出期間を確保できるタッチ検出機能付き表示装置、タッチ検出機能付き表示装置の駆動方法及び電子機器を提供することにある。
本開示のタッチ検出機能付き表示装置は、基板と、前記基板と平行な面上に行列配置された複数の画素電極と、前記基板の表面と平行な平面に延在し、前記画素電極に画像を表示するための画素信号を供給する複数の信号線と、前記画素信号に基づいて画像表示機能を発揮する表示機能層と、前記基板の表面と直交する垂直方向において前記複数の画素電極に対向し、かつ前記信号線が延在する方向と異なる方向に走査可能なように、複数に分割された駆動電極と、前記垂直方向において前記駆動電極と対向し、かつ前記駆動電極と容量結合する、複数に分割されたタッチ検出電極と、前記複数の画素電極を選択する走査信号を印加するゲートドライバと、前記駆動電極にタッチ検出用の駆動信号を印加する駆動電極ドライバと、前記画素電極に前記画素信号を印加するソースドライバと、前記ソースドライバが前記画素信号を印加する前記信号線を選択するソースセレクタ部を備え、前記駆動電極ドライバは、前記ゲートドライバに1つの走査信号で選択されている複数の画素電極のうち、前記ソースセレクタ部により前記信号線への前記画素信号の印加が選択されていない非選択信号線に対応する画素電極のみに対向する駆動電極に、前記タッチ検出用の駆動信号を印加する、ものである。
本開示のタッチ検出機能付き表示装置の駆動方法は、複数の画素電極に対してゲートドライバにより1つの走査信号で選択されている期間において、ソースセレクタ部により信号線への画素信号の印加が選択される場合に駆動電極に表示用の駆動信号を印加し、ソースセレクタ部により信号線への画素信号の印加が選択されていない場合に駆動電極にタッチ検出用の駆動信号を印加し、前記駆動電極と立体交差し、立体交差部分に静電容量を形成する複数のタッチ検出電極から、外部から近接する外部近接物体に応じたタッチ検出信号を出力する、駆動方法である。
本開示の電子機器は、上記タッチ検出機能付き表示装置を備えたものであり、例えば、テレビジョン装置、デジタルカメラ、パーソナルコンピュータ、ビデオカメラあるいは携帯電話等の携帯端末装置などが該当する。
本開示のタッチ検出機能付き表示装置、タッチ検出機能付き表示装置の駆動方法及び電子機器は、ゲートドライバから走査信号が印加されていても、表示と、タッチ検出とを行うことができる。このため、本開示のタッチ検出機能付き表示装置、タッチ検出機能付き表示装置の駆動方法及び電子機器は、表示装置を大画面化または高精細化しても、タッチ検出の時間を確保することができる。また、本開示のタッチ検出機能付き表示装置、タッチ検出機能付き表示装置の駆動方法及び電子機器は、タッチ検出を行う時間を確保できることから、ノイズなどに対して弱くなる可能性を抑制することができる。
本開示のタッチ検出機能付き表示装置、タッチ検出機能付き表示装置の駆動方法及び電子機器によれば、薄型化、大画面化または高精細化することができる。
図1は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置の一構成例を表すブロック図である。 図2は、静電容量型タッチ検出方式の基本原理を説明するため、指が接触または近接していない状態を表す説明図である。 図3は、図2に示す指が接触または近接していない状態の等価回路の例を示す説明図である。 図4は、静電容量型タッチ検出方式の基本原理を説明するため、指が接触または近接した状態を表す説明図である。 図5は、図4に示す指が接触または近接した状態の等価回路の例を示す説明図である。 図6は、駆動信号及びタッチ検出信号の波形の一例を表す図である。 図7は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールの一例を示す図である。 図8は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールにおいて、駆動電極と、画素信号線との関係を説明する模式図である。 図9は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示デバイスの概略断面構造を表す断面図である。 図10は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示デバイスの画素配列を表す回路図である。 図11は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールにおいて、駆動電極と、画素信号線と、画素電極との関係を説明する断面の模式図である。 図12は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示デバイスの駆動電極及びタッチ検出電極の一構成例を表す斜視図である。 図13は、実施形態1に係る駆動電極ドライバの一動作例を表す模式図である。 図14は、実施形態1に係る表示動作期間とタッチ検出動作期間との関係を表す模式図である。 図15は、実施形態1の変形例1に係る表示動作期間とタッチ検出動作期間との関係を表す模式図である。 図16は、実施形態1の変形例2に係る表示動作期間とタッチ検出動作期間との関係を表す模式図である。 図17は、実施形態2に係る表示動作期間とタッチ検出動作期間との関係を表す模式図である。 図18は、実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置の評価を説明する説明図である。 図19は、実施形態3に係るタッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールの一例を示す図である。 図20は、実施形態3に係るタッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールにおいて、駆動電極と、画素信号線との関係を説明する模式図である。 図21は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。 図22は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。 図23は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。 図24は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。 図25は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。 図26は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。 図27は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。 図28は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。 図29は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。 図30は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。 図31は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。 図32は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。
本開示を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施形態(タッチ検出機能付き表示装置)
1−1.実施形態1
1−2.実施形態2
1−3.実施形態3
2.適用例(電子機器)
上記実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置が電子機器に適用されている例
<1−1.実施形態1>
[構成例]
(全体構成例)
図1は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置の一構成例を表すブロック図である。タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出機能付き表示デバイス10と、制御部11と、ゲートドライバ12と、ソースドライバ13と、ソースセレクタ部13Sと、駆動電極ドライバ14と、駆動信号セレクタ部14Sと、タッチ検出部40とを備えている。このタッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出機能付き表示デバイス10がタッチ検出機能を内蔵した表示デバイスである。タッチ検出機能付き表示デバイス10は、表示素子として液晶表示素子を用いている液晶表示デバイス20と静電容量型のタッチ検出デバイス30とを一体化した、いわゆるインセルタイプの装置である。なお、タッチ検出機能付き表示デバイス10は、表示素子として液晶表示素子を用いている液晶表示デバイス20の上に、静電容量型のタッチ検出デバイス30を装着した、いわゆるオンセルタイプの装置であってもよい。
液晶表示デバイス20は、後述するように、ゲートドライバ12から供給される走査信号Vscanに従って、1水平ラインずつ順次走査して表示を行うデバイスである。制御部11は、外部より供給された映像信号Vdispに基づいて、ゲートドライバ12、ソースドライバ13、駆動電極ドライバ14、及びタッチ検出部40に対してそれぞれ制御信号を供給し、これらが互いに同期して動作するように制御する回路である。
ゲートドライバ12は、制御部11から供給される制御信号に基づいて、タッチ検出機能付き表示デバイス10の表示駆動の対象となる1水平ラインを順次選択する機能を有している。
ソースドライバ13は、制御部11から供給される制御信号に基づいて、タッチ検出機能付き表示デバイス10の、後述する各画素Pix(副画素SPix)に画素信号Vpixを供給する回路である。ソースドライバ13は、後述するように、1水平ライン分の映像信号から、液晶表示デバイス20の複数の副画素SPixの画素信号Vpixを時分割多重化した画素信号を生成し、ソースセレクタ部13Sに供給する。また、ソースドライバ13は、画像信号Vsigに多重化された画素信号Vpixを分離するために必要なスイッチ制御信号SLSを生成し、画素信号Vpixとともにソースセレクタ部13Sに供給する。ソースセレクタ部13Sは、後述するカラーフィルタの各色に対応する副画素SPix毎に、順次書き込みを行うように、画素信号Vpixを供給する、マルチプレクサ駆動を行う。なお、ソースセレクタ部13Sは、マルチプレクサ駆動により、ソースドライバ13と制御部11との間の配線数を少なくすることができる。このため、ソースセレクタ部13Sは、カラーフィルタ32における、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域毎に、3つの副画素SPix毎に、順次書き込みを行う時間を要するものの、ドライバICの面積を低減することができる。
駆動電極ドライバ14は、制御部11から供給される制御信号に基づいて、タッチ検出機能付き表示デバイス10の、後述する駆動電極COMLに駆動信号Vcomを供給する回路である。駆動信号セレクタ部14Sは、駆動電極ドライバ14が生成するスイッチ制御信号SLCに応じて、駆動信号Vcomを供給する後述する駆動電極COMLを選択する。
(静電容量型タッチ検出の基本原理)
タッチ検出デバイス30は、静電容量型タッチ検出の基本原理に基づいて動作し、タッチ検出信号Vdetを出力する。図1〜図6を参照して、本実施形態のタッチ検出機能付き表示装置1におけるタッチ検出の基本原理について説明する。図2は、静電容量型タッチ検出方式の基本原理を説明するため、指が接触または近接していない状態を表す説明図である。図3は、図2に示す指が接触または近接していない状態の等価回路の例を示す説明図である。図4は、静電容量型タッチ検出方式の基本原理を説明するため、指が接触または近接した状態を表す説明図である。図5は、図4に示す指が接触または近接した状態の等価回路の例を示す説明図である。
例えば、図2及び図4に示すように、容量素子C1は、誘電体Dを挟んで互いに対向配置された一対の電極、駆動電極E1及びタッチ検出電極E2を備えている。図3及び図5に示すように、容量素子C1は、その一端が交流信号源(駆動信号源)Sに接続され、他端Pは抵抗Rを介して接地されると共に、電圧検出器(タッチ検出部)DETに接続される。
交流信号源Sから駆動電極E1(容量素子C1の一端)に所定の周波数(例えば数kHz〜数百kHz程度)の交流矩形波Sgを印加すると、タッチ検出電極E2(容量素子C1の他端P)に、出力波形(タッチ検出信号Vdet)が現れる。なお、この交流矩形波Sgは、後述するタッチ駆動信号Vcomtに相当するものである。
指が接触(または近接)していない状態(非接触状態)では、図2及び図3に示すように、容量素子C1に対する充放電に伴って、容量素子C1の容量値に応じた電流Iが流れる。このときの容量素子C1の他端Pの電位波形は、例えば図6に示す波形Vのようになり、図3に示す電圧検出器DETは、波形Vを検出する。
一方、指が接触(または近接)した状態(接触状態)では、図4に示すように、指によって形成される静電容量があたかも容量素子C2として容量素子C1に付加するように作用する。そして、図5に示す等価回路でみると、容量素子C2は容量素子C1に直列に追加された形となる。この状態では、容量素子C1、C2に対する充放電に伴って、容量素子C1、C2に電流I、Iが流れる。このときの容量素子C1の他端Pの電位波形は、例えば図6の波形Vのようになり、電圧検出器DETは、波形Vを検出する。このとき、他端Pの電位は、容量素子C1、C2を流れる電流I、Iの値によって定まる分圧電位となる。このため、波形Vは、非接触状態での波形Vよりも小さい値となる。電圧検出器DETは、検出した電圧を所定のしきい値電圧Vthと比較し、このしきい値電圧以上であれば非接触状態と判断する一方、しきい値電圧Vth未満であれば接触状態と判断する。このようにして、タッチ検出が可能となる。
図1に示すタッチ検出デバイス30は、駆動信号セレクタ部14Sを介して駆動電極ドライバ14から供給される駆動信号Vcomをタッチ検出用の駆動信号Vcomt(以下、タッチ駆動信号Vcomtという。)として駆動電極COMLに供給し、タッチ駆動信号Vcomtに従って、1検出ブロックずつ順次走査してタッチ検出を行うようになっている。
タッチ検出デバイス30は、複数の後述するタッチ検出電極TDLから、検出ブロックごとにタッチ検出信号Vdetを出力し、タッチ検出部40に供給するようになっている。
タッチ検出部40は、制御部11から供給される制御信号と、タッチ検出機能付き表示デバイス10のタッチ検出デバイス30から供給されたタッチ検出信号Vdetに基づいて、タッチ検出デバイス30に対するタッチ(上述した接触状態)の有無を検出し、タッチがある場合においてタッチ検出領域におけるその座標などを求める回路である。このタッチ検出部40はアナログLPF(Low Pass Filter)部42と、A/D変換部43と、信号処理部44と、座標抽出部45と、検出タイミング制御部46とを備えている。
アナログLPF部42は、タッチ検出デバイス30から供給されたタッチ検出信号Vdetを入力とし、タッチ検出信号Vdetに含まれる高い周波数成分(ノイズ成分)を除去し、タッチ成分を取り出してそれぞれ出力する低域通過アナログフィルタである。アナログLPF部42の入力端子のそれぞれと接地との間には、直流電位(0V)を与えるための抵抗Rが接続されている。なお、この抵抗Rに代えて、例えばスイッチを設け、所定の時間にこのスイッチをオン状態にすることにより直流電位(0V)を与えるようにしてもよい。
A/D変換部43は、駆動信号Vcomに同期したタイミングで、アナログLPF部42から出力されるアナログ信号をそれぞれサンプリングしてデジタル信号に変換する回路である。
信号処理部44は、A/D変換部43の出力信号に含まれる、タッチ駆動信号Vcomtをサンプリングした周波数よりも高い周波数成分(ノイズ成分)を除去し、タッチ成分を取り出すデジタルフィルタを備えている。信号処理部44は、A/D変換部43の出力信号に基づいて、タッチ検出デバイス30に対するタッチの有無を検出する論理回路である。
座標抽出部45は、信号処理部44においてタッチが検出されたときに、そのタッチパネル座標を求める論理回路である。検出タイミング制御部46は、A/D変換部43と、信号処理部44と、座標抽出部45とが同期して動作するように制御する。座標抽出部45は、タッチパネル座標を信号出力Voutとして出力する。
(モジュール)
図7は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールの一例を示す図である。図7に示すように、タッチ検出機能付き表示装置1は、液晶表示デバイス20と、駆動電極ドライバ14と、COG(Chip On Glass)19とを含む。COG19は、上述したソースドライバ13及びソースセレクタ部13Sを含む。なお、駆動信号セレクタ部14Sは、図示を省略しているが、駆動電極ドライバ14と同じ位置に配置されている。駆動電極ドライバ14は、ガラス基板であるTFT基板21に形成されている。COG19は、TFT基板21に実装されたチップであり、図1に示した制御部11、ソースドライバ13など、表示動作に必要な各回路を内蔵したものである。また、タッチ検出機能付き表示装置1は、COG(Chip On Glass)に駆動電極ドライバ14、ゲートドライバ12などの回路を内蔵してもよい。
このタッチ検出機能付き表示装置1の液晶表示デバイス20は、TFT基板21の表面に対する垂直方向(平面視)において、駆動電極COMLと、駆動電極COMLと立体交差するように形成されたゲートドライバ12に接続される走査信号線GCLとを模式的に示している。また、液晶表示デバイス20は、TFT基板21の表面に対する垂直方向において、駆動電極COMLと、駆動電極COMLと交差せず平行な方向に延びるように形成された走査信号線GCLとを模式的に示している。
駆動電極COMLは、液晶表示デバイス20の一辺に沿った方向に形成されており、後述するタッチ検出電極TDLは、タッチ検出機能付き表示デバイス10の短辺方向に形成されている。タッチ検出電極TDLの出力は、液晶表示デバイス20の短辺側に設けられ、フレキシブル基板などにより構成された端子部Tを介して、このモジュールの外部に実装されたタッチ検出部40(図示省略)と接続されている。
このように、図7に示すタッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出信号Vdetを、液晶表示デバイス20の短辺側から出力する。これにより、タッチ検出機能付き表示装置1は、端子部Tを介してタッチ検出部40に接続する際の配線の引き回しが容易になる。
(タッチ検出機能付き表示デバイス)
次に、上述したタッチ検出機能付き表示デバイス10の構成例を詳細に説明する。図8は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールにおいて、駆動電極と、画素信号線との関係を説明する模式図である。図9は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示デバイスの概略断面構造を表す断面図である。図10は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示デバイスの画素配列を表す回路図である。
図8に示すように、タッチ検出機能付き表示装置1は、画素信号線SGLが、ソースセレクタ部13Sを介してCOG19に内蔵したソースドライバ13に接続されている。ソースセレクタ部13Sは、スイッチ制御信号SLSに応じて開閉動作する。タッチ検出機能付き表示装置1は、駆動電極COMLが、COG19に内蔵した駆動電極ドライバ14に、接続されている。カラーフィルタ32は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の異なる色に着色された色領域32R、32G、32Bを含む。カラーフィルタ32は、TFT基板21と垂直な方向において、COG19と対向しており、TFT基板21の表面と垂直な方向にみて重なり合う。
駆動電極COMLは、カラーフィルタ32における赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域32R、32G、32Bごとに並列に延在している。カラーフィルタ32における赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域32R、32G、32Bごとに対応する駆動電極COMLは、駆動電極配線COMLr、駆動電極配線COMLg及び駆動電極配線COMLbによりそれぞれ電気的に接続されている。このため、駆動電極COMLは、電気抵抗を下げることができる。このため、駆動電極COMLの延在方向と直交する幅を細くすることができる。これにより、タッチ検出機能付き表示デバイス10は、液晶表示デバイス20を高精細にすることができる。
図9に示すように、タッチ検出機能付き表示デバイス10は、画素基板2と、この画素基板2の表面に垂直な方向に対向して配置された対向基板3と、画素基板2と対向基板3との間に挿設された液晶層6とを備えている。
液晶層6は、電界の状態に応じてそこを通過する光を変調するものであり、例えば、TN(Twisted Nematic:ツイステッドネマティック)、VA(Vertical Alignment:垂直配向)、ECB(Electrically Controlled Birefringence:電界制御複屈折)等の各種モードの液晶が用いられる。なお、図9に示す液晶層6と画素基板2との間、及び液晶層6と対向基板3との間には、それぞれ配向膜が配設されてもよい。
また、対向基板3は、ガラス基板31と、このガラス基板31の一方の面に形成されたカラーフィルタ32とを含む。ガラス基板31の他方の面には、タッチ検出デバイス30の検出電極であるタッチ検出電極TDLが形成され、さらに、このタッチ検出電極TDLの上には、偏光板35Aが配設されている。
画素基板2は、回路基板としてのTFT基板21と、このTFT基板21上にマトリックス状に配設された複数の画素電極22と、TFT基板21及び画素電極22の間に形成された複数の駆動電極COMLと、画素電極22と駆動電極COMLとを絶縁する絶縁層24と、TFT基板21の下面側には入射側偏光板35Bとを含む。
TFT基板21には、図10に示す各副画素SPixの薄膜トランジスタ(TFT;Thin Film Transistor)素子Tr、各画素電極22に画素信号Vpixを供給する画素信号線SGL、各TFT素子Trを駆動する走査信号線GCL等の配線が形成されている。このように、画素信号線SGLは、TFT基板21の表面と平行な平面に延在し、画素に画像を表示するための画素信号Vpixを供給する。画素信号線SGLは、GNDには接続されず、フローティング状態にある。図10に示す液晶表示デバイス20は、マトリックス状に配列した複数の副画素SPixを有している。副画素SPixは、TFT素子Tr及び液晶素子LCを備えている。TFT素子Trは、薄膜トランジスタにより構成されるものであり、この例では、nチャネルのMOS(Metal Oxide Semiconductor)型のTFTで構成されている。TFT素子Trのソースは画素信号線SGLに接続され、ゲートは走査信号線GCLに接続され、ドレインは液晶素子LCの一端に接続されている。液晶素子LCは、一端がTFT素子Trのドレインに接続され、他端が駆動電極COMLに接続されている。
副画素SPixは、走査信号線GCLにより、液晶表示デバイス20の同じ行に属する他の副画素SPixと互いに接続されている。走査信号線GCLは、ゲートドライバ12と接続され、ゲートドライバ12より走査信号Vscanが供給される。また、副画素SPixは、画素信号線SGLにより、液晶表示デバイス20の同じ列に属する他の副画素SPixと互いに接続されている。画素信号線SGLは、ソースドライバ13と接続され、ソースドライバ13より画素信号Vpixが供給される。さらに、副画素SPixは、駆動電極COMLにより、液晶表示デバイス20の同じ列に属する他の副画素SPixと互いに接続されている。駆動電極COMLは、駆動電極ドライバ14と接続され、駆動電極ドライバ14より駆動信号Vcomが供給される。つまり、この例では、同じ一列に属する複数の副画素SPixが一本の駆動電極COMLを共有するようになっている。
図1に示すゲートドライバ12は、走査信号Vscanを、図10に示す走査信号線GCLを介して、副画素SPixのTFT素子Trのゲートに印加することにより、液晶表示デバイス20にマトリックス状に形成されている副画素SPixのうちの1行(1水平ライン)を表示駆動の対象として順次選択する。図1に示すソースドライバ13は、画素信号Vpixを、図10に示す画素信号線SGLを介して、ゲートドライバ12により順次選択される1水平ラインを構成する各副画素SPixにそれぞれ供給する。そして、これらの副画素SPixでは、供給される画素信号Vpixに応じて、1水平ラインの表示が行われるようになっている。図1に示す駆動電極ドライバ14は、駆動信号Vcomを印加し、図9及び図10に示す、所定の本数の駆動電極COMLからなる駆動電極ブロックごとに駆動電極COMLを駆動する。
上述したように、液晶表示デバイス20は、ゲートドライバ12が走査信号線GCLを時分割的に線順次走査するように駆動することにより、1水平ラインが順次選択される。また、液晶表示デバイス20は、1水平ラインに属する副画素SPixに対して、ソースドライバ13が画素信号Vpixを供給することにより、1水平ラインずつ表示が行われる。この表示動作を行う際、駆動電極ドライバ14は、その1水平ラインに対応する駆動電極COMLを含む駆動電極ブロックに対して、表示用の駆動信号Vcomdを印加するようになっている。このように、駆動電極COMLは、液晶表示デバイス20の共通駆動電極(コモン電極)として機能するとともに、タッチ検出デバイス30の駆動電極としても機能する。以下の説明では、表示駆動信号としての駆動信号Vcomを、表示駆動信号Vcomdとして記載し、タッチ駆動信号としての駆動信号Vcomを、タッチ駆動信号Vcomtとして記載する。
図9に示すカラーフィルタ32は、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色されたカラーフィルタの色領域を周期的に配列して、上述した図10に示す各副画素SPixにR、G、Bの3色の色領域32R、32G、32B(図8参照)が1組として画素Pixとして対応付けられている。このように、副画素Spixは、単色の色表示を行うことができる。カラーフィルタ32は、TFT基板21と垂直な方向において、液晶層6と対向する。なお、カラーフィルタ32は、異なる色に着色されていれば、他の色の組み合わせであってもよい。カラーフィルタ32は、なくてもよい。このように、カラーフィルタが存在しない領域、すなわち透明な副画素があってもよい。
本実施形態に係る駆動電極COMLは、液晶表示デバイス20の駆動電極として機能するとともに、タッチ検出デバイス30の駆動電極としても機能する。図11は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールにおいて、駆動電極と、画素信号線と、画素電極との関係を説明する断面の模式図である。図12は、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示デバイスの駆動電極及びタッチ検出電極の一構成例を表す斜視図である。図11に示すように、駆動電極COMLは、TFT基板21の表面に対する垂直方向において、画素電極22に対向している。図11及び図8に示すように、一つの駆動電極COMLが1つの画素電極22(1列を構成する画素電極22)に対応するように配置されている。絶縁層24は、画素電極22と駆動電極COMLとを絶縁するとともに、画素電極22とTFT基板21の表面に形成された画素信号線SGLとを絶縁する。
また、図8に示すように、駆動電極COMLは、上述した画素信号線SGLが延在する方向と平行な方向に延在している。なお、駆動電極COMLは、画素信号線SGLが延在する方向と直交する方向、すなわち走査信号線GCLが延在する方向において、平面視で画素(副画素)を1つ以上含む幅にて分割されていれば、上述した画素信号線SGLが延在する方向と異なる方向に延在していてもよい。駆動電極COMLが画素信号線SGLが延在する方向と平行な方向に延在する場合には、駆動電極COMLのパターニングが容易となるため、好ましい。駆動電極COMLは、図示しない導電性を有するコンタクト導電柱を介して、駆動電極ドライバ14から駆動電極COMLに交流矩形波形の駆動信号Vcomが印加されるようになっている。なお、タッチ駆動信号Vcomtは交流矩形波形であることが好ましく、表示用駆動信号Vcomdは交流矩形波形であっても直流電圧であっても良い。画素Pixは、上述した図10に示す各副画素SPixにR、G、Bの3色の色領域32R、32G、32Bが割り当てられている。そして、図8に示すように、隣り合う画素Pixの間に、隣り合う駆動電極COMLの隙間が位置している。このように、駆動電極COMLは、カラーフィルタ32の赤(R)の色領域32R、緑(G)の色領域32G及び青(B)の色領域32Bを一組とする画素Pixごとに、並列に延在している。これにより、隣り合う駆動電極COMLの隙間は、画素Pix単位で周期的に配列されるため、隣り合う駆動電極COMLの隙間に伴うスジが人間に認識されてしまう可能性を低減できる。
一般に、カラーフィルタ32は、緑(G)の色領域32Gの輝度が、赤(R)の色領域32R及び青(B)の色領域32Bの輝度よりも高い。また、駆動電極COMLは、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明導電材料(透明導電酸化物)で形成される透明電極である。駆動電極COMLは、透明ではあるが、隣り合う駆動電極COMLの隙間はスジとして人間の目に認識されやすい。このため、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、相対的に輝度の低い赤(R)の色領域32R及び青(B)の色領域32Bの間に、隣り合う駆動電極COMLの隙間が位置している。これにより、隣り合う駆動電極COMLの隙間は、画素Pix単位で周期的に配列されるため、隣り合う駆動電極COMLの隙間に伴うスジが人間に認識されてしまう可能性を低減できる。また、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、赤(R)の色領域32R及び青(B)の色領域32Bよりも輝度の高い緑(G)の色領域32Gの開口率が維持される。
図12は、タッチ検出デバイス30の一構成例を斜視的に表すものである。図13は、実施形態1に係る駆動電極ドライバの一動作例を表す模式図である。タッチ検出デバイス30は、対向基板3に設けられた、駆動電極COML及びタッチ検出電極TDLにより構成されている。また、駆動電極COMLは、一方向に延在する複数のストライプ状の電極パターンに分割されている。駆動電極COML(駆動電極ブロック)は、ストライプ状に複数に分割される形状に限られない。例えば、駆動電極COML(駆動電極ブロック)は、櫛歯形状であってもよい。あるいは駆動電極COML(駆動電極ブロック)は、複数に分割されていればよく、駆動電極COMLを分割するスリットの形状は直線であっても、曲線であってもよい。駆動電極COMLは、選択信号線に対応する画素電極が表示する副画素Spixが画素信号線SGLの延在する方向と直交する幅と同じ長さで分割されていてもよい。タッチ検出動作を行う際は、各電極パターンには、駆動電極ドライバ14によって駆動信号Vcomが順次供給され、後述するように時分割的に線順次走査駆動が行われるようになっている。タッチ検出電極TDLは、駆動電極COMLの電極パターンの延在方向と交差する方向に延びるストライプ状の電極パターンから構成されている。そして、タッチ検出電極TDLは、TFT基板21の表面に対する垂直な方向において、駆動電極COMLと対向している。タッチ検出電極TDLの各電極パターンは、タッチ検出部40のアナログLPF部42の入力にそれぞれ接続されている。駆動電極COMLとタッチ検出電極TDLにより互いに交差した電極パターンは、その交差部分に静電容量を生じさせている。
この構成により、タッチ検出デバイス30では、タッチ検出動作を行う際、駆動電極ドライバ14が駆動電極ブロックとして時分割的に線順次走査するように駆動する。駆動電極ドライバ14は、例えば選択した駆動電極ブロックStxだけ、駆動信号Vcomを供給し、選択されていない駆動電極ブロックNtxには、駆動信号Vcomを供給しない。図12に示すように、これにより、走査方向Scanに駆動電極COMLの1検出ブロックが順次選択され、タッチ検出デバイス30は、タッチ検出電極TDLからタッチ検出信号Vdetを出力する。例えば、上述した駆動電極COMLは、画素信号線SGLが延在する方向と異なる方向に走査可能なように複数分割されている。このため、駆動電極ブロックも、画素信号線SGLが延在する方向と異なる方向に走査可能なように複数分割されている。走査Scan方向は、画素信号線SGLが延在する方向と異なる方向になっている。このようにタッチ検出デバイス30は、1検出ブロックのタッチ検出が行われるようになっている。タッチ検出デバイス30は、図13に示す駆動電極ブロックTx1から駆動電極ブロックTxiの1つが、上述したタッチ検出の基本原理における駆動電極E1に対応する。タッチ検出デバイス30は、タッチ検出電極TDLの検出ブロックRx1〜Rxqの一つが、タッチ検出電極E2に対応する。タッチ検出デバイス30は、上述した基本原理に従ってタッチを検出するようになっている。そして、図12に示すように、互いに立体交差した電極パターンは、静電容量式タッチセンサをマトリックス状に構成している。よって、タッチ検出デバイス30のタッチ検出面全体にわたって走査することにより、外部近接物体の接触または近接が生じた位置の検出も可能となっている。
ここで、TFT基板21は、本開示における「基板」の一具体例に対応する。画素電極22は、本開示における「画素電極」の一具体例に対応する。画素信号線SGLは、本開示における「信号線」の一具体例に対応する。駆動電極COMLは、本開示における「駆動電極」の一具体例に対応する。液晶素子LCは、本開示における「表示機能層」の一具体例に対応する。ゲートドライバ12は、本開示における「ゲートドライバ」の一具体例に対応する。ソースドライバ13は、本開示における「ソースドライバ」の一具体例に対応する。ソースセレクタ部13Sは、本開示における「ソースセレクタ部」の一具体例に対応する。駆動電極ドライバ14は、本開示における「駆動電極ドライバ」の一具体例に対応する。タッチ検出電極TDLは、本開示における「タッチ検出電極」に対応する。カラーフィルタ32は、本開示における「カラーフィルタ」に対応する。
[動作及び作用]
続いて、実施形態1のタッチ検出機能付き表示装置1の動作及び作用について説明する。図14は、実施形態1に係る表示動作期間とタッチ検出動作期間との関係を表す模式図である。
駆動電極COMLは、液晶表示デバイス20の駆動電極として機能するとともに、タッチ検出デバイス30の駆動電極としても機能するため、駆動信号Vcomが互いに影響を及ぼす可能性がある。このため、駆動電極ドライバ14は、ゲートドライバ12からゲートオン信号が発信され、画素信号線SGLを介して、複数の画素電極22(副画素SPix)が選択される。そして、ゲートドライバに1つの走査信号で選択されている複数の画素電極22(副画素SPix)のうち、ソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELの印加が選択されていない非選択信号線に対応する画素電極22(副画素SPix)に対向する駆動電極COMLにタッチ検出用の駆動信号Vcomを印加する。駆動電極COMLは、カラーフィルタ32は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域32R、32G、32Bに対応する副画素SPixに分けてタッチ検出用の駆動信号VcomR、VcomG及びVcomBが印加される。駆動電極ドライバ14は、ソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELの印加が選択される選択信号線に対応する画素電極22(副画素SPix)に対向する駆動電極COMLに表示用の駆動信号Vcomdを印加する。例えば、図14に示すように、ソースセレクタ部13Sは、カラーフィルタ32における、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域毎に、画素信号Vpixを3つの副画素SPix毎に画素信号SELとして、ソース信号SelR、SelG、SelBの順に順次書き込みを行う。以下の説明では、ソース信号SelR、SelG、SelBと同期して、駆動電極ドライバ14が印加した表示用の駆動信号としての駆動信号Vcomを、表示駆動信号Vcomdとして記載し、タッチ検出用の駆動信号としての駆動信号Vcomを、タッチ駆動信号VcomR、VcomG、VcomBとして記載する。
(全体動作概要)
制御部11は、外部より供給された映像信号Vdispに基づいて、ゲートドライバ12、ソースドライバ13、駆動電極ドライバ14、及びタッチ検出部40に対してそれぞれ制御信号を供給し、これらがお互いに同期して動作するように制御する。ゲートドライバ12は、図14に示す期間(表示動作期間)GATEにおいて、液晶表示デバイス20に走査信号Vscanを供給し、表示駆動の対象となる1水平ラインを順次選択する。ソースドライバ13は、ゲートドライバ12により選択された1水平ラインを構成する各副画素SPixに、画素信号Vpixのソース信号SelR、SelG、SelBを供給する。
駆動電極ドライバ14は、図8に示す各副画素SPixに、画素信号Vpixとして図14に示すソース信号SelR、SelG、SelBが供給されている、それぞれの画素電極22(副画素SPix)と垂直方向に対向する駆動電極COMLに表示用の駆動信号Vcomdを印加する。駆動電極ドライバ14は、ゲートドライバ12から走査信号が印加される複数の画素電極22(副画素SPix)のうち、ソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELの印加が選択されていない非選択信号線に対応する画素電極22(副画素SPix)に対向する駆動電極COMLにタッチ駆動信号Vcomtを印加する。駆動電極ドライバ14は、タッチ駆動信号Vcomtを印加した駆動電極COMLをタッチ検出動作に係る駆動電極ブロックTx2とし、タッチ検出動作に係る駆動電極ブロックTx2に対して表示用の駆動信号Vcomdよりも周波数の高いタッチ駆動信号Vcomtを順次印加し、1検出ブロックを順次選択する。
タッチ検出機能付き表示デバイス10は、ゲートドライバ12、ソースドライバ13、及び駆動電極ドライバ14により供給された信号に基づいて表示動作を行う。タッチ検出機能付き表示デバイス10は、駆動電極ドライバ14により供給されたタッチ駆動信号Vcomtに基づいてタッチ検出動作を行い、タッチ検出電極TDLからタッチ検出信号Vdetを出力する。アナログLPF部42は、タッチ検出信号Vdetを増幅して出力する。A/D変換部43は、タッチ駆動信号Vcomtに同期したタイミングで、アナログLPF部42から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。信号処理部44は、A/D変換部43の出力信号に基づいて、タッチ検出デバイス30に対するタッチの有無を検出する。座標抽出部45は、信号処理部44においてタッチ検出がなされたときに、そのタッチパネル座標を求め、タッチパネル座標を信号出力Voutとして出力する。
(詳細動作)
次に、タッチ検出機能付き表示装置1の詳細動作を説明する。液晶表示デバイス20は、ゲートドライバ12から供給される走査信号Vscanに従って、走査信号線GCLのうちの、隣接する走査信号線GCLの1水平ラインずつ順次走査して表示を行う。同様に、駆動電極ドライバ14は、制御部11から供給される制御信号に基づいて、タッチ検出機能付き表示デバイス10の、駆動電極COMLのうちの、図13に示す隣接する駆動電極ブロックTx2列目、駆動電極ブロックTx3列目、・・・、駆動電極ブロックTxi列目に供給する。
図14に示すように、タッチ検出機能付き表示装置1は、複数の画素電極がゲートドライバにより1つの走査信号で選択されている期間GATEにおいて、ソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELの印加が選択される場合に駆動電極COMLに表示用の駆動信号Vcomdを印加する。タッチ検出機能付き表示装置1は、複数の画素電極に対して走査信号を印加するゲートドライバ12が動作している期間GATEにおいて、ソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELの印加が選択されていない場合に駆動電極COMLにタッチ駆動信号Vcomtとして、駆動信号VcomG、VcomBを印加する。
例えば、図8に示すソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELとしてソース信号SelRの印加が選択される場合、駆動信号セレクタ部14Sは、駆動電極配線COMLrに表示用の駆動信号Vcomdを印加し、駆動電極配線COMLg、COMLbにタッチ駆動信号Vcomtとして、図14に示す駆動信号VcomG、駆動信号VcomBを印加する。また、図8に示すソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELとしてソース信号SelGの印加が選択される場合、駆動信号セレクタ部14Sは、駆動電極配線COMLgに表示用の駆動信号Vcomdを印加し、駆動電極配線COMLbにタッチ駆動信号Vcomtとして、図14に示す駆動信号VcomBを印加する。また、図8に示すソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELとしてソース信号SelBの印加が選択される場合、駆動信号セレクタ部14Sは、駆動電極配線COMLbに表示用の駆動信号Vcomdを印加し、駆動電極配線COMLr、COMLbにタッチ駆動信号Vcomtを印加しない。これにより、タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ駆動信号Vcomtが印加される駆動電極COMLは走査され、走査された駆動電極COMLと立体交差し、立体交差部分に指によって形成される静電容量の変化を検出し、外部近接物体に応じたタッチ検出信号Vdetを出力することができる。
立体交差部分に指によって形成される静電容量が生じる範囲は、画素Pixまたは副画素SPixと比較して大きい。このため、タッチ検出機能付き表示装置1は、全ての駆動電極COMLに対して個々に、タッチ駆動信号Vcomtを印加する必要はない。上述したように、カラーフィルタ32における赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域32R、32G、32Bごとに対応する駆動電極COMLは、駆動電極配線COMLr、駆動電極配線COMLg及び駆動電極配線COMLbによりそれぞれ電気的に接続されている。駆動電極COMLは、駆動電極配線COMLr、駆動電極配線COMLg及び駆動電極配線COMLbによりそれぞれ電気的に接続されている組み合わせで、図13に示す駆動印加ブロックTx1から駆動電極ブロックTxiの1つとなっている。駆動信号セレクタ部14Sは、タッチ駆動信号Vcomtを印加する駆動電極COMLと、該駆動電極が対向する副画素Spixと同じ色表示を行う副画素Spixとを電気的に接続する。この構造により、ソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELの印加が選択されていない非選択信号線に対応する画素電極22(副画素SPix)に対向する駆動電極COMLにタッチ駆動信号Vcomtを印加する場合において、駆動信号セレクタ部14Sは、ゲートドライバ12から走査信号が印加されていない画素電極に対向する駆動電極COMLと、前述したタッチ駆動信号Vcomtを印加する駆動電極とを電気的に接続することができる。これにより、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、低抵抗の駆動電極COMLにタッチ駆動信号Vcomtを印加することができる。このため、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、消費電力を抑制することができる。
図14に示すように、駆動電極ドライバ14は、駆動電極COMLにタッチ駆動信号Vcomtとして、駆動信号VcomRは信号を印加せず、駆動信号VcomG、VcomBを印加する。複数の画素電極がゲートドライバにより1つの走査信号で選択されている期間GATEにおいて、上述したソースセレクタ部により選択された選択信号線(画素信号線SGL)へのソース信号SelRの印加がされた後、選択された選択信号線(画素信号線SGL)に対応する画素電極に対向する駆動電極COMLに、タッチ検出用の駆動信号VcomRを印加しない。そして、駆動電極ドライバ14は、ソース信号SelGが供給されている間に同期して駆動電極COMLに印加される表示用の駆動信号Vcomdの前に、タッチ検出用の駆動信号VcomGを印加する。また、駆動電極ドライバ14は、ソース信号SelBが供給されている間に同期して駆動電極COMLに印加される表示用の駆動信号Vcomdの前に、タッチ検出用の駆動信号VcomBを印加する。これにより、タッチ検出機能付き表示装置1は、駆動信号VcomG、VcomBを印加した影響で、液晶層6に生じる影響を表示用の駆動信号Vcomdで打ち消すことができる。このため、タッチ検出機能付き表示装置1は、液晶表示デバイス20の表示品位を高めることができる。
図13及び図14に示すように、タッチ検出動作では、駆動電極ブロックTx1から駆動電極ブロックTxiの異なる駆動電極COMLを選択してタッチ駆動信号Vcomtの矩形波を印加することにより、タッチ検出の走査を行う。
例えば、図13に示すように、駆動電極ブロックTx1から駆動電極ブロックTxiのうち駆動電極ブロックTx2が選択された駆動電極ブロックStxとなり、図14に示すタッチ用の駆動信号VcomGの矩形波が供給される。そして、駆動電極ブロックTx1、駆動電極ブロックTx3からTxiが選択されていない駆動電極ブロックNtxとなっており、選択されていない駆動電極ブロックNtxの駆動電極COMLの電位がGNDに固定される。また、駆動電極ブロックStxとなる駆動電極COMLと、基板に対して垂直な方向に対向する画素信号線SGLの電位もGNDに固定される。
この動作は、図13に示すように、駆動電極ブロックTx1から駆動電極ブロックTxiまで順次繰り返される。これにより、タッチ検出機能付き表示装置1は、表示面全面にわたる走査により表示動作を行うとともに、タッチ検出面全面にわたる走査によりタッチ検出動作を行う。
[実施形態1の変形例1]
図15に示すように、タッチ検出機能付き表示装置1は、複数の画素電極がゲートドライバにより1つの走査信号で選択されている期間GATEにおいて、ソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELの印加が選択される場合に駆動電極COMLに表示用の駆動信号Vcomdを印加する。タッチ検出機能付き表示装置1は、複数の画素電極に対して走査信号を印加するゲートドライバ12が動作している期間GATEにおいて、ソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELの印加が選択されていない場合に駆動電極COMLにタッチ駆動信号Vcomtとして、駆動信号、VcomR、VcomG、VcomBを印加する。このため、タッチ検出機能付き表示装置1は、駆動電極COMLと立体交差し、立体交差部分に静電容量を形成する複数のタッチ検出電極TDLから、外部近接物体に応じたタッチ検出信号Vdetを出力することができる。
また、駆動電極ドライバ14は、ソース信号SelBが供給されている間に同期して駆動電極COMLに印加される表示用の駆動信号Vcomdの後に、タッチ検出用の駆動信号VcomRを印加する。これにより、駆動電極ドライバ14は、カラーフィルタ32の色領域ごとに、対応して並列に延在している駆動電極COMLの全てに同じタッチ駆動信号Vcomtのパルス数を印加することができる。このため、実施形態1の変形例1に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出のノイズの影響を抑制することができる。
[実施形態1の変形例2]
図16に示すように、タッチ検出機能付き表示装置1は、複数の画素電極がゲートドライバにより1つの走査信号で選択されている期間GATEにおいて、ソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELの印加が選択される場合に駆動電極COMLに表示用の駆動信号Vcomdを印加する。タッチ検出機能付き表示装置1は、複数の画素電極に対して走査信号を印加するゲートドライバ12が動作している期間GATEにおいて、ソースセレクタ部13Sにより画素信号線SGLへの画素信号SELの印加が選択されていない場合に駆動電極COMLにタッチ駆動信号Vcomtとして、駆動信号VcomR、VcomG、VcomBを印加する。このため、タッチ検出機能付き表示装置1は、駆動電極COMLと立体交差し、立体交差部分に静電容量を形成する複数のタッチ検出電極TDLから、外部近接物体に応じたタッチ検出信号Vdetを出力することができる。
また、駆動電極ドライバ14は、ソース信号SelBが供給されている間に同期して駆動電極COMLに印加される表示用の駆動信号Vcomdの後に、タッチ検出用の駆動信号VcomRを印加する。そして、駆動電極ドライバ14は、駆動信号VcomR、VcomG、VcomBのそれぞれを、上述した駆動電極COMLに印加される表示用の駆動信号Vcomdの平均電位と等しくなるように、矩形波のパルス数を制御する。このため、実施形態1の変形例2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、駆動電極COMLが画素電極22に加える電位の変動が小さくなり、駆動信号VcomRを印加した影響で、液晶層6に生じる影響を低減することができる。また、駆動電極ドライバ14は、カラーフィルタ32の色領域ごとに、対応して並列に延在している駆動電極COMLの全てに同じタッチ駆動信号Vcomtのパルス数を印加することができる。このため、実施形態1の変形例2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出のノイズの影響を抑制することができる。
[効果]
タッチ検出機能付き表示装置1は、ゲートドライバから走査信号が印加されていても、表示と、タッチ検出とを行うことができる。このため、タッチ検出機能付き表示装置1は、表示装置を大画面化または高精細化しても、タッチ検出の時間を確保することができる。また、タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出を行う時間を確保できることから、ノイズなどに対して弱くなる可能性を抑制することができる。その結果、タッチ検出機能付き表示装置1は、薄型化、大画面化または高精細化することができる。
<1−2.実施形態2>
次に、実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置1について説明する。図17は、実施形態2に係る表示動作期間とタッチ検出動作期間との関係を表す模式図である。図18は、実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置の評価を説明する説明図である。なお、上述した実施形態1で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ駆動信号Vcomtを印加するとともに、タッチ駆動信号Vcomtを印加した駆動電極COMLと上述した垂直方向に重なり合うように対向する画素信号線SGLにタッチ駆動信号Vcomtを供給する。実施形態2の駆動電極COMLは、図8に示すように、上述した画素信号線SGLが延在する方向と平行な方向に延在している。このため、図17に示すように、駆動電極ドライバ14は、タッチ駆動信号Vcomtを印加した駆動電極COMLと、駆動電極COMLとTFT基板21に垂直な方向において重なり合う画素信号線SGLと、の両方に同じタッチ駆動信号Vcomtの矩形波を供給することができる。その結果、タッチ検出機能付き表示装置1は、駆動電極COMLと画素信号線SGLとの間の寄生容量を低減することができる。
例えば、図17に示すように、駆動電極ドライバ14は、各副画素SPixに、画素信号Vpixのソース信号SelRが供給されている間に、タッチ駆動信号Vcomtとして駆動信号VcomGを印加した駆動電極COMLと、駆動電極COMLとTFT基板21に垂直な方向において重なり合う画素信号線SGLと、の両方に同じタッチ駆動信号Vcomtの矩形波を供給することができる。図17に示すように、駆動電極ドライバ14は、各副画素SPixに、画素信号Vpixのソース信号SelR及びSelGが供給されている間に、タッチ駆動信号Vcomtとして駆動信号VcomBを印加した駆動電極COMLと、駆動電極COMLとTFT基板21に垂直な方向において重なり合う画素信号線SGLと、の両方に同じタッチ駆動信号Vcomtの矩形波を供給することができる。複数の画素電極がゲートドライバにより1つの走査信号で選択されている期間GATEにおいて、上述したソースセレクタ部により選択された選択信号線(画素信号線SGL)へのソース信号SelRの印加がされた後、選択された選択信号線(画素信号線SGL)に対応する画素電極に対向する駆動電極COMLに、タッチ検出用の駆動信号VcomRを印加しない。選択信号線(画素信号線SGL)は、ソース信号SelRの印加がされた後、電位が固定されていないフローティング状態となる。
図18に示すように、上述したタッチ駆動信号Vcomtとして入力サンプリング波形VcomtWInを駆動電極COMLに印加した場合、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出電極TDLで、タッチ検出信号Vdetとして、検出波形VdetW1を検出する。図18に示すように、上述したタッチ駆動信号Vcomtとして入力サンプリング波形VcomtWInを駆動電極COMLに印加した場合、実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出電極TDLで、タッチ検出信号Vdetとして、検出波形VdetW2を検出する。
実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、駆動電極COMLと画素信号線SGLと、が立体交差していると、駆動電極COMLと画素信号線SGLとの間の寄生容量の影響により、駆動電極COMLの充放電に時間がかかる可能性がある。実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ駆動信号Vcomtを印加した駆動電極COMLと、駆動電極COMLとTFT基板21に垂直な方向において重なり合う画素信号線SGLと、の両方に同じタッチ駆動信号Vcomtの矩形波を供給するので、駆動電極COMLと画素信号線SGLとの間の寄生容量が抑制される。
駆動電極COMLと画素信号線SGLとの間の寄生容量が抑制されると、入力サンプリング波形VcomtWInを駆動電極COMLに印加した場合、実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出電極TDLで、タッチ検出信号Vdetとして、検出波形の時定数が小さくなり、タッチ検出用の駆動信号の周波数を高めることができる。例えば、図18に示すように、検出波形VdetW2は、検出波形VdetW1よりも、入力サンプリング波形VcomtWInよりも形状が近いので、実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ駆動信号Vcomtのサンプリング周波数を高めても、タッチ検出電極TDLで、タッチ検出信号Vdetとして、検出することができる。このように、実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、駆動電極COMLと画素信号線SGLとの間の寄生容量が抑制されると、充放電の影響を抑えることができる。このため、タッチ駆動信号Vcomtの矩形波の周波数を高周波化することができる。その結果、実施形態1に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、AC電源に起因するような低周波ノイズの影響を抑制することができる。また、実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、駆動電極COMLへ供給するタッチ駆動信号Vcomtの矩形波の周波数を高め、タッチ検出を短時間で検出できるようになる。これにより、実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出デバイス30の面積を大画面化または高精細化しても、対応することができる。また、実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、駆動電極COMLと画素信号線SGLとの距離が短くなっても、駆動電極COMLと画素信号線SGLとの間の寄生容量が低減できているので、タッチ検出機能付き表示デバイス10を薄型化することができる。
[効果]
実施形態2に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、ゲートドライバから走査信号が印加されていても、表示と、タッチ検出とを行うことができる。このため、タッチ検出機能付き表示装置1は、表示装置を大画面化または高精細化しても、タッチ検出の時間を確保することができる。また、タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ検出を行う時間を確保できることから、ノイズなどに対して弱くなる可能性を抑制することができる。その結果、タッチ検出機能付き表示装置1は、薄型化、大画面化または高精細化することができる。また、タッチ検出機能付き表示装置1は、タッチ駆動信号Vcomtのサンプリング周波数を高めてタッチ検出の消費電力を抑制することができる。このため、タッチ検出部40に供給する電力を抑制できることから、ドライバICを小型化することができる。その結果、実施形態2のタッチ検出機能付き表示装置1を備える電子機器を小型化することができる。
<1−3.実施形態3>
次に、実施形態3に係るタッチ検出機能付き表示装置1Aについて説明する。図19は、実施形態3に係るタッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールの一例を示す図である。図20は、実施形態3に係るタッチ検出機能付き表示装置を実装したモジュールにおいて、駆動電極と、画素信号線との関係を説明する模式図である。なお、上述した実施形態1及び実施形態2で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
このタッチ検出機能付き表示装置1Aの液晶表示デバイス20は、上述したTFT基板21の表面に対する垂直方向において、駆動電極COMLと、駆動電極COMLと立体交差するように形成されたゲートドライバ12に接続される走査信号線GCLとを模式的に示している。また、液晶表示デバイス20は、TFT基板21の表面に対する垂直方向において、駆動電極COMLと、駆動電極COMLと交差せず平行な方向に延びるように形成された走査信号線GCLとを模式的に示している。そして、駆動信号セレクタ部14Sと駆動電極ドライバ14とは、駆動電極COMLの延在方向の両端を挟むように配置されている。
図20に示すように、タッチ検出機能付き表示装置1Aは、画素信号線SGLが、ソースセレクタ部13Sを介してCOG19に内蔵したソースドライバ13に接続されている。ソースセレクタ部13Sは、スイッチ制御信号SLSに応じて開閉動作する。駆動信号セレクタ部14Sと、ソースセレクタ部13Sとは、駆動電極COMLの延在方向の両端を挟むように配置されている。駆動信号セレクタ部14Sもスイッチ制御信号SLCに応じて開閉動作する。タッチ検出機能付き表示装置1Aは、駆動電極COMLが、COG19に内蔵した駆動電極ドライバ14に、接続されている。カラーフィルタ32は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域32R、32G、32Bを含む。カラーフィルタ32は、TFT基板21と垂直な方向において、COG19と対向しており、TFT基板21の表面と垂直な方向にみて重なり合う。
実施形態3の駆動電極COMLは、図20に示すように、上述した画素信号線SGLが延在する方向と平行な方向に延在している。例えば、タッチ検出機能付き表示装置1Aは、スイッチ制御信号SLCに応じて駆動電極COMLと画素信号線SGLとを非接続とし、駆動電極COMLに対して表示用の駆動信号vcomdを印加するとともに、画素信号線SGLに、画素電極に画像を表示するための画素信号Vpixを供給する。また、タッチ検出機能付き表示装置1Aは、スイッチ制御信号SLCに応じて駆動電極COMLと画素信号線SGLとを接続する。
[効果]
以上のように実施形態3に係るタッチ検出機能付き表示装置1Aは、駆動信号セレクタ部14Sと、ソースセレクタ部13Sとは、駆動電極COMLの延在方向の両端を挟むように配置されている。これにより、配線を省くことができることから額縁が狭くなり、タッチ検出機能付き表示デバイス10を、大画面化または高精細化することができる。
以上、いくつかの実施形態及び変形例を挙げて実施形態を説明したが、本開示はこれらの実施形態等には限定されず、種々の変形が可能である。上記の各実施形態及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置1、1Aは、駆動電極COMLが、カラーフィルタ32における赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域32R、32G、32Bごとに並列に延在している。変形例としてタッチ検出機能付き表示装置は、駆動電極COMLが、カラーフィルタ32における赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色された色領域32R、32G、32Bのうち、色領域32R及び32Gの幅と、色領域32Bの幅ごとに並列に延在していてもよい。またはタッチ検出機能付き表示装置は、駆動電極COMLが、色領域32R、32G、32Bのうち、色領域32G及び32Bの幅と、色領域32Rの幅ごとに並列に延在していてもよい。あるいは、タッチ検出機能付き表示装置は、駆動電極COMLが、色領域32R、32G、32Bのうち、色領域32R及び32Bの幅と、色領域32Gの幅ごとに並列に延在していてもよい。
また例えば4つの副画素Spixで1つの画素を表示する場合に平面視で2つずつの副画素を含む幅となるように分割されていてもよい。すなわち、駆動電極COMLは画素信号線SGLが延在する方向と直交する方向において、1以上かつ1つのソースセレクタ部13Sが選択可能な画素信号線SGLの本数よりも少ない数の副画素Spixが平面視で含まれるような幅で分割されていればよい。これにより、駆動電極ドライバ14Sが走査する駆動電極COMLの数は、ソースセレクタ部13Sが選択可能な画素信号線SGLの数より少なくなる。このような場合には、分割された駆動電極COMLには、対向する画素電極のいずれにもソースセレクタ部13Sより画素信号の印加が選択されない場合にのみ、駆動電極ドライバ14はタッチ駆動信号Vcomtを印加することができる。
また、上記の各実施形態及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置1、1Aは、TN、VA、ECB等の各種モードの液晶を用いた液晶表示デバイス20とタッチ検出デバイス30とを一体化してタッチ検出機能付き表示デバイス10とすることができる。これに代えて、タッチ検出機能付き表示デバイス10は、FFS(フリンジフィールドスイッチング)またはIPS(インプレーンスイッチング)等の横電界モードの液晶を用いた液晶表示デバイスとタッチ検出デバイスとを一体化してもよい。
例えば、タッチ検出機能付き表示装置1、1Aは、横電界モードの液晶を用いてもよい。また、上記各実施形態では、タッチ駆動電極と表示駆動電極を兼用する構成としたが、これらを兼用せず別々に設置して駆動する場合であっても、タッチ駆動電極と表示駆動電極が対向する同一領域内にて、上述したような構成にすることにより、外部ノイズや、液晶表示デバイスから伝わるノイズ(上記各実施形態における内部ノイズに対応するもの)の影響を抑えつつタッチ検出を行うことができる。
このような場合、タッチ駆動電極と表示駆動電極とタッチ検出電極の配置される場所は、本実施例に限定されるものではなく、タッチ駆動電極とタッチ検出電極の両方が液晶表示デバイスの上に装着されたオンセルタイプであってもよく、両方とも液晶表示デバイスの内部に配置されたものであってもよい。なお、本発明における表示デバイスは、液晶表示デバイスに限定されず、有機EL表示デバイスであってもよい。
<2.適用例>
次に、図21〜図32を参照して、実施形態及び変形例で説明したタッチ検出機能付き表示装置1の適用例について説明する。図21〜図32は、本実施形態に係るタッチ検出機能付き表示装置を適用する電子機器の一例を示す図である。実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、テレビジョン装置、デジタルカメラ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯端末装置あるいはビデオカメラなどのあらゆる分野の電子機器に適用することが可能である。言い換えると、実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置1は、外部から入力された映像信号あるいは内部で生成した映像信号を、画像あるいは映像として表示するあらゆる分野の電子機器に適用することが可能である。
(適用例1)
図21に示す電子機器は、実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置1が適用されるテレビジョン装置である。このテレビジョン装置は、例えば、フロントパネル511及びフィルターガラス512を含む映像表示画面部510を有しており、この映像表示画面部510は、実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置である。
(適用例2)
図22及び図23に示す電子機器は、実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置1が適用されるデジタルカメラである。このデジタルカメラは、例えば、フラッシュ用の発光部521、表示部522、メニュースイッチ523及びシャッターボタン524を有しており、その表示部522は、実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置である。
(適用例3)
図24に示す電子機器は、実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置1が適用されるビデオカメラの外観を表すものである。このビデオカメラは、例えば、本体部531、この本体部531の前方側面に設けられた被写体撮影用のレンズ532、撮影時のスタート/ストップスイッチ533及び表示部534を有している。そして、表示部534は、実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置である。
(適用例4)
図25に示す電子機器は、実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置1が適用されるノート型パーソナルコンピュータである。このノート型パーソナルコンピュータは、例えば、本体541、文字等の入力操作のためのキーボード542及び画像を表示する表示部543を有しており、表示部543は、実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置である。
(適用例5)
図26〜図32に示す電子機器は、実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置1が適用される携帯電話機である。この携帯電話機は、例えば、上側筐体551と下側筐体552とを連結部(ヒンジ部)553で連結したものであり、ディスプレイ554、サブディスプレイ555、ピクチャーライト556及びカメラ557を有している。そのディスプレイ554またはサブディスプレイ555は、実施形態1、2、3及び変形例に係るタッチ検出機能付き表示装置である。
<3.本開示の構成>
また、本開示は、以下の構成をとることもできる。
(1)基板と、
前記基板と平行な面上に行列配置された複数の画素電極と、
前記基板の表面と平行な平面に延在し、前記画素電極に画像を表示するための画素信号を供給する複数の信号線と、
前記画素信号に基づいて画像表示機能を発揮する表示機能層と、
前記基板の表面と直交する垂直方向において前記複数の画素電極に対向し、かつ前記信号線が延在する方向と異なる方向に走査可能なように、複数に分割された駆動電極と、
前記垂直方向において前記駆動電極と対向し、かつ前記駆動電極と容量結合する、複数に分割されたタッチ検出電極と、
前記複数の画素電極を選択する走査信号を印加するゲートドライバと、
前記駆動電極にタッチ検出用の駆動信号を印加する駆動電極ドライバと、
前記画素電極に前記画素信号を印加するソースドライバと、
前記ソースドライバが前記画素信号を印加する前記信号線を選択するソースセレクタ部を備え、
前記駆動電極ドライバは、
前記ゲートドライバに1つの走査信号で選択されている複数の画素電極のうち、前記ソースセレクタ部により前記信号線への前記画素信号の印加が選択されていない非選択信号線に対応する画素電極のみに対向する駆動電極に、前記タッチ検出用の駆動信号を印加する、
タッチ検出機能付き表示装置。
(2)前記駆動電極ドライバは、
前記ゲートドライバに1つの走査信号で選択されている複数の画素電極のうち、前記ソースセレクタ部により前記信号線への前記画素信号の印加が選択される選択信号線に対応する画素電極に対向する駆動電極にタッチ検出用の駆動信号が印加されない、前記(1)に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(3)前記駆動電極ドライバが走査する前記駆動電極の数は、前記ソースセレクタ部が選択可能な信号線の数より少ない、前記(1)または前記(2)に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(4)前記駆動電極は、前記選択信号線に対応する画素電極が表示する画素が前記信号線の延在する方向と直交する幅と同じ長さで分割されている、前記(1)から前記(3)のいずれか1つに記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(5)前記画素が、単色の色表示を行う副画素であって、前記ソースセレクタ部は、組み合わせにより画像を表示する複数の副画素を順次選択する、前記(1)から前記(4)のいずれか1つに記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(6)前記駆動電極ドライバが前記タッチ検出用の駆動信号を印加する前記駆動電極を選択する駆動信号セレクタ部を備え、
前記駆動信号セレクタ部は、
前記タッチ検出用の駆動信号を印加する駆動電極と、該駆動電極が対向する副画素と同じ色表示を行う副画素とを電気的に接続する、前記(5)に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(7)前記駆動電極ドライバは、複数の画素電極がゲートドライバにより1つの走査信号で選択されている期間において、前記ソースセレクタ部が前記信号線への前記画素信号の印加を選択する前に、前記画素電極に対向する駆動電極に、タッチ検出用の駆動信号を印加する、前記(1)から前記(6)のいずれか1つに記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(8)前記ソースセレクタ部により前記信号線への前記画素信号の印加が選択された選択信号線に対応する画素電極に対向する駆動電極に、タッチ検出用の駆動信号を印加しない、前記(7)に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(9)前記駆動電極ドライバは、前記タッチ検出用の駆動信号を印加した前記駆動電極と前記垂直方向に対向する画素電極の信号線に前記タッチ検出用の駆動信号を印加する、
前記(2)から前記(8)のいずれか1つに記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(10)前記駆動電極ドライバは、
前記表示用の前記駆動信号の平均電位と、前記タッチ検出用の駆動信号の平均電位が等しくなるように制御する、前記(2)から前記(9)のいずれか1つに記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(11)前記タッチ検出電極は、外部から近接する外部近接物体の近接または接触に基づく静電容量の変化に基づいて、前記外部近接物体を検出する、前記(1)から前記(10)のいずれか1つに記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(12)前記垂直方向に前記基板をみたときに、前記駆動信号セレクタ部と前記ソースセレクタ部とが、前記駆動電極が延在する方向の両端を挟むように配置されている、前記(1)から前記(11)のいずれか1つに記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(13)前記駆動電極が、前記信号線が延在する方向と平行な方向に延在し、前記タッチ検出電極は、前記信号線が延在する方向と異なる方向に延在する、前記(1)から前記(12)のいずれか1つに記載のタッチ検出機能付き表示装置。
(14)複数の画素電極に対してゲートドライバにより1つの走査信号で選択されている期間において、ソースセレクタ部により信号線への画素信号の印加が選択される場合に駆動電極に表示用の駆動信号を印加し、ソースセレクタ部により信号線への画素信号の印加が選択されていない場合に駆動電極にタッチ検出用の駆動信号を印加し、前記駆動電極と立体交差し、立体交差部分に静電容量を形成する複数のタッチ検出電極から、外部から近接する外部近接物体に応じたタッチ検出信号を出力する、タッチ検出機能付き表示装置の駆動方法。
(15)外部近接物体を検出可能なタッチ検出機能付き表示装置を備える電子機器であって、前記タッチ検出機能付き表示装置は、前記(1)から前記(13)のいずれか1つに記載のタッチ検出機能付き表示装置である、電子機器。
1 タッチ検出機能付き表示装置
2 画素基板
3 対向基板
6 液晶層
10 タッチ検出機能付き表示デバイス
11 制御部
12 ゲートドライバ
13 ソースドライバ
13S ソースセレクタ部
14 駆動電極ドライバ
14S 駆動信号セレクタ部
20 液晶表示デバイス
21 TFT基板
22 画素電極
30 タッチ検出デバイス
31 ガラス基板
32 カラーフィルタ
35 偏光板
40 タッチ検出部
42 アナログLPF部
43 A/D変換部
44 信号処理部
45 座標抽出部
46 検出タイミング制御部
COML 駆動電極
GCL 走査信号線
LC 液晶素子
Pix 画素
R 抵抗
SGL 画素信号線
SPix 副画素
TDL タッチ検出電極
Tr TFT素子
Vcom 駆動信号
Vdet タッチ検出信号
Vdisp 映像信号
Vpix 画素信号
Vscan 走査信号

Claims (15)

  1. 基板と、
    前記基板と平行な面上に行列配置された複数の画素電極と、
    前記基板の表面と平行な平面に延在し、前記画素電極に画像を表示するための画素信号を供給する複数の信号線と、
    前記画素信号に基づいて画像表示機能を発揮する表示機能層と、
    前記基板の表面と直交する垂直方向において前記複数の画素電極に対向し、かつ前記信号線が延在する方向と異なる方向に走査可能なように、複数に分割された駆動電極と、
    前記垂直方向において前記駆動電極と対向し、かつ前記駆動電極と容量結合する、複数に分割されたタッチ検出電極と、
    前記複数の画素電極を選択する走査信号を印加するゲートドライバと、
    前記駆動電極にタッチ検出用の駆動信号を印加する駆動電極ドライバと、
    前記画素電極に前記画素信号を印加するソースドライバと、
    前記ソースドライバが前記画素信号を印加する前記信号線を選択するソースセレクタ部を備え、
    前記駆動電極ドライバは、
    前記ゲートドライバに1つの走査信号で選択されている複数の画素電極のうち、前記ソースセレクタ部により前記信号線への前記画素信号の印加が選択されていない非選択信号線に対応する画素電極のみに対向する駆動電極に、前記タッチ検出用の駆動信号を印加する、
    タッチ検出機能付き表示装置。
  2. 前記駆動電極ドライバは、
    前記ゲートドライバに1つの走査信号で選択されている複数の画素電極のうち、前記ソースセレクタ部により前記信号線への前記画素信号の印加が選択される選択信号線に対応する画素電極に対向する駆動電極にタッチ検出用の駆動信号が印加されない、
    請求項1に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  3. 前記駆動電極ドライバが走査する前記駆動電極の数は、前記ソースセレクタ部が選択可能な信号線の数より少ない、請求項1または2に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  4. 前記駆動電極は、前記選択信号線に対応する画素電極が表示する画素が前記信号線の延在する方向と直交する幅と同じ長さで分割されている、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  5. 前記画素が、単色の色表示を行う副画素であって、前記ソースセレクタ部は、組み合わせにより画像を表示する複数の副画素を順次選択する、請求項1から4のいずれか1項に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  6. 前記駆動電極ドライバが前記タッチ検出用の駆動信号を印加する前記駆動電極を選択する駆動信号セレクタ部を備え、
    前記駆動信号セレクタ部は、
    前記タッチ検出用の駆動信号を印加する駆動電極と、該駆動電極が対向する副画素と同じ色表示を行う副画素とを電気的に接続する、
    請求項5に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  7. 前記駆動電極ドライバは、
    複数の画素電極がゲートドライバにより1つの走査信号で選択されている期間において、前記ソースセレクタ部が前記信号線への前記画素信号の印加を選択する前に、前記画素電極に対向する駆動電極に、タッチ検出用の駆動信号を印加する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  8. 前記ソースセレクタ部により前記信号線への前記画素信号の印加が選択された選択信号線に対応する画素電極に対向する駆動電極に、タッチ検出用の駆動信号を印加しない、請求項7に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  9. 前記駆動電極ドライバは、前記タッチ検出用の駆動信号を印加した前記駆動電極と前記垂直方向に対向する画素電極の信号線に前記タッチ検出用の駆動信号を印加する、
    請求項2から8のいずれか1項に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  10. 前記駆動電極ドライバは、
    前記表示用の前記駆動信号の平均電位と、前記タッチ検出用の駆動信号の平均電位が等しくなるように制御する、
    請求項2から9のいずれか1項に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  11. 前記タッチ検出電極は、外部から近接する外部近接物体の近接または接触に基づく静電容量の変化に基づいて、前記外部近接物体を検出する、
    請求項1から10のいずれか1項に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  12. 前記垂直方向に前記基板をみたときに、前記駆動信号セレクタ部と前記ソースセレクタ部とが、前記駆動電極が延在する方向の両端を挟むように配置されている、
    請求項1から11のいずれか1項に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  13. 前記駆動電極が、前記信号線が延在する方向と平行な方向に延在し、前記タッチ検出電極は、前記信号線が延在する方向と異なる方向に延在する、請求項1から12のいずれか1項に記載のタッチ検出機能付き表示装置。
  14. 複数の画素電極に対してゲートドライバにより1つの走査信号で選択されている期間において、ソースセレクタ部により信号線への画素信号の印加が選択される場合に駆動電極に表示用の駆動信号を印加し、ソースセレクタ部により信号線への画素信号の印加が選択されていない場合に駆動電極にタッチ検出用の駆動信号を印加し、前記駆動電極と立体交差し、立体交差部分に静電容量を形成する複数のタッチ検出電極から、外部から近接する外部近接物体に応じたタッチ検出信号を出力する、タッチ検出機能付き表示装置の駆動方法。
  15. 外部近接物体を検出可能なタッチ検出機能付き表示装置を備える電子機器であって、
    前記タッチ検出機能付き表示装置は、
    基板と、
    前記基板と平行な面上に行列配置された複数の画素電極と、
    前記基板の表面と平行な平面に延在し、前記画素電極に画像を表示するための画素信号を供給する複数の信号線と、
    前記画素信号に基づいて画像表示機能を発揮する表示機能層と、
    前記基板の表面と直交する垂直方向において前記複数の画素電極に対向し、かつ前記信号線が延在する方向と異なる方向に走査可能なように、複数に分割された駆動電極と、
    前記垂直方向において前記駆動電極と対向し、かつ前記駆動電極と容量結合する、複数に分割されたタッチ検出電極と、
    前記複数の画素電極を選択する走査信号を印加するゲートドライバと、
    前記駆動電極にタッチ検出用の駆動信号を印加する駆動電極ドライバと、
    前記画素電極に前記画素信号を印加するソースドライバと、
    前記ソースドライバが前記画素信号を印加する前記信号線を選択するソースセレクタ部を備え、
    前記駆動電極ドライバは、
    前記ゲートドライバに1つの走査信号で選択されている複数の画素電極のうち、前記ソースセレクタ部により前記信号線への前記画素信号の印加が選択されていない非選択信号線に対応する画素電極のみに対向する駆動電極に、前記タッチ検出用の駆動信号を印加する、電子機器。
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