JP2014134246A - サスペンション用スプリングおよびサスペンション - Google Patents

サスペンション用スプリングおよびサスペンション Download PDF

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Abstract

【課題】サスペンション用スプリングに強い反発力を持たせつつ、車体の跳ね上がりを防止する。
【解決手段】サスペンション用スプリング100Aはメインスプリング100とセカンドスプリング120とを備える。メインスプリング110は、例えば丸鋼製のコイルスプリングである。セカンドスプリング120は、複数の皿ばね121を含む。ロアシート130Aは円板状の皿ばね支持部131と円筒状の皿ばね挿入部132Aとを備える。皿ばね支持部131の上面周縁部には環状の皿ばね受け面133が形成される。皿ばね121の中央の孔に皿ばね挿入部132Aが挿入される。皿ばね121は皿ばね受け面133に当接し、ロアシート130Aによって支持される。皿ばね挿入部132Aは、更にメインスプリング120の下部に挿入される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両で用いられるサスペンション用スプリングおよびサスペンションに関する。
車両(自動車や電車等)がカーブを曲がるとき、遠心力によってカーブ内側の車輪は浮き上がろうとする。このため、サスペンションには、カーブ内側の車輪を地面に押し付けて路面との接触を保持する機能が要求される。一方、車両がカーブを抜けて直線路に入るとき、カーブ外側の車体は沈み込んだ状態から元に戻ろうとする。このとき、サスペンションにはカーブ外側の車体を持ち上げる機能が要求される。
また、急加速や急減速時にもこれら両方の機能がサスペンションに要求される。
例えば、サスペンションに予め荷重(プレロード)をかけ、車両が停止しているときサスペンションが所定の長さだけ沈み込んだ状態とすることにより、サスペンションにこれら両方の機能を持たせることができる。
サスペンションには、通常コイルスプリングが用いられる(例えば、特許文献1参照。)。一般の乗用車等のサスペンションは、路面との接触を保持する機能を重視し、サスペンションのストロークを長くしてばね定数の小さなコイルスプリングを用い、大きなプレロードをかけている。
また、サスペンションのストロークが長い場合に、路面との接触を保持する機能を強化するために、ストロークヘルパースプリングと呼ばれる補助のスプリング(セカンドスプリング)が使用される場合がある。ストロークヘルパースプリングは、平板状の線材を巻いたコイルスプリングであり、メインスプリングよりばね定数が小さく、密着したときの高さが低い。
メインスプリングは走行中ほとんど密着しないが、ストロークヘルパースプリングは走行中に所定の大きさの密着荷重がかかると密着する。なお、密着荷重とは、スプリングが縮んで密着し、それ以上縮まない状態となったときにスプリングにかかる荷重をいう。
また、コイルスプリングは、一般的に、軸方向(縦方向)に荷重がかかると、製造誤差による不可避の歪みに起因して横方向に歪む。特許文献1は、コイルスプリングの一方または両方の端部に配置することによってこの横方向の歪みを防止することができるピロボール付きスプリングシートを開示する。
特開平2012−7627号公報
しかし、メインスプリングやセカンドスプリングにばね定数が小さいスプリングを用いると、沈み込んだ車体を元に戻すサスペンションの反発力が弱くなる。このようなスプリングを用いたサスペンションは、急カーブが連続する場合のように、車両にかかる荷重が急激に変化する状況で車体を持ち上げることができず、車体が沈み込んだままになるおそれがある。このため、スポーツカーやレーシングカー等のサスペンションには、強い反発力が求められる。
そこで、これらの車両のサスペンションでは、セカンドスプリングを使用する場合であっても、ばね定数をある程度大きく保つために、セカンドスプリングとして丸鋼や楕円鋼製のコイルスプリングが使用される。
しかしながら、セカンドスプリングは所定の大きさの密着荷重がかかると密着することが望ましいが、密着荷重が小さくかつばね定数が大きいコイルスプリングを製造することは困難である。
更に、コイルスプリングは密着直前まで圧縮されると、ばね定数が跳ね上がる性質を有する。ばね定数が高いほどサスペンションの反発力は強いため、セカンドスプリングとして丸鋼や楕円鋼製のコイルスプリングを用いると、カーブを抜けるときのようにサスペンションにかかる荷重が急減すると、密着状態のセカンドスプリングの強い反発力によってサスペンションが急に伸びて車体が跳ね上がる場合がある。
本発明の目的は、強い反発力を持ちつつ、車体の跳ね上がりを防止することができるサスペンション用スプリングおよびサスペンションを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のサスペンション用スプリングは、
コイルスプリングで構成されるメインスプリングと、
皿ばねで構成されるセカンドスプリングと、
を備えることを特徴とする。
好ましくは、本発明のサスペンション用スプリングは、
前記メインスプリングと前記セカンドスプリングとの間に配置されており、前記コイルスプリングおよび/または前記皿ばねが回転することを防ぐスラストストップ部材を備えることを特徴とする。
好ましくは、本発明のサスペンション用スプリングは、
円板状の皿ばね支持部と、側面に所定の深さの溝を備えており、前記皿ばね支持部の一方の主面中央から所定の高さまで垂直に突出する円筒状の皿ばね挿入部と、前記皿ばね支持部の一方の主面の周縁部に形成された環状の皿ばね受け面とを有するロアシートを備え、
前記皿ばねは、当該皿ばね中央の孔に前記皿ばね挿入部が挿入されて前記皿ばね支持部によって支持され、
前記スラストストップ部材は、環状の平板であって、当該スラストストップ部材中央の孔に突き出た突起を備え、当該突起が前記皿ばね挿入部側面の溝に嵌め込まれた状態で前記皿ばね挿入部が当該スラストストップ部材中央の孔に挿入され、一方の主面が前記皿ばねに当接し、
前記コイルスプリングは、一方の端部の巻き始め端が前記皿ばね挿入部の側面を周回し、当該一方の端部が前記スラストストップ部材の他方の主面に当接し、前記スラストストップ部材によって支持される、
ことを特徴とする。
好ましくは、本発明のサスペンション用スプリングは、
円板状の皿ばね支持部と、側面に所定の深さの溝を備えており、前記皿ばね支持部の一方の主面中央から所定の高さまで垂直に突出する円筒状の皿ばね挿入部と、前記皿ばね支持部の一方の主面の周縁部に形成された環状の皿ばね受け面とを有するロアシートを備え、
前記皿ばねは、当該皿ばね中央の孔に前記皿ばね挿入部が挿入されて前記皿ばね支持部によって支持され、
前記スラストストップ部材は、円板状のメインスプリング支持部と、前記メインスプリング支持部の一方の主面中央から所定の高さまで垂直に突出する円筒状のメインスプリング挿入部と、前記メインスプリング支持部の一方の主面の周縁部に形成されたメインスプリング受け面と、前記皿ばねに当接する円板状の皿ばね当接部と、前記メインスプリング支持部と前記皿ばね当接部との間に垂直に配置された略円筒状のストローク調整部と、前記皿ばね当接部の一方の主面の中央から垂直に前記ストローク調整部に向けて伸びており、前記ロアシートの皿ばね挿入部が挿入される孔と、前記ストローク調整部と前記皿ばね当接部の内側面から当該孔に突出し、前記皿ばね当接部の一方の主面から垂直に伸びた突起とを備え、当該突起が前記皿ばね挿入部側面の溝に嵌め込まれた状態で前記皿ばね挿入部が当該スラストストップ部材中央の孔に挿入され、
前記コイルスプリングは、一方の端部の巻き始め端が前記メインスプリング挿入部の側面を周回し、当該一方の端部が前記メインスプリング受け面に当接し、前記メインスプリング支持部によって支持される、
ことを特徴とする。
好ましくは、本発明のサスペンション用スプリングは、
前記溝が、前記皿ばね挿入部の高さより短いことを特徴とする。
好ましくは、本発明のサスペンション用スプリングは、
略円板状のシート本体と、当該シート本体の一方の主面の周縁部の平坦なスプリング受け面と、当該スプリング受け面から垂直に突出する円筒状のシート壁とを有し、一方の平坦面と他方の平坦面の間を当該各平坦面に対して垂直方向にボール孔が貫通しているピロボールが前記シート本体および前記シート壁の中心部に転動自在に内蔵されているピロボール付きスプリングシートを備え、
前記コイルスプリングは、他方の端部の巻き始め端が前記ピロボール付きスプリングシートのシート壁の側面を周回し、当該他方の端部が前記ピロボール付きスプリングシートのスプリング受け面に当接する、
ことを特徴とする。
また、本発明のサスペンションは、
上述したサスペンション用スプリングを備えることを特徴とする。
本発明によれば、サスペンション用スプリングに強い反発力を持たせつつ、車体の跳ね上がりを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係るサスペンション用スプリングの構成の一例を示す正面図である。 第1の実施形態に係るロアシートの構成の一例を示す斜視図である。 スプリングにおける荷重とストローク(変位)のグラフの一例を示す図である。(A)皿ばねで構成されたセカンドスプリングにおける荷重とストロークの関係の一例を示す。(B)コイルスプリングにおける荷重とストロークの関係の一例を示す。 皿ばねの3種類の重ね方の一例を示す図である。(A)直列の一例を示す。(B)並列の一例を示す。(C)直列と並列の組み合わせの一例を示す。 本発明の第2の実施形態に係るサスペンション用スプリングの構成の一例を示す正面図である。 第2の実施形態に係るスラストストッププレートの構造の一例を示す上面図である。 第2の実施形態に係るロアシートの構造の一例を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るサスペンション用スプリングの構成の一例を示す正面図である。 第3の実施形態に係るスラストストッププレートの構造の別の例を示す上面図である。 第3の実施形態に係るロアシートの構造の一例を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るサスペンション用スプリングの構成の一例を示す正面図である。 ストローク調整部品の構成の一例を示す図である。(A)上面図である。(B)正面図である。(C)図(B)のX−X線断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るサスペンション用スプリングの上端にピロボール付きスプリングシートを載置した構成の一例を示す正面図である。 ピロボール付きスプリングシートの構成の一例を示す図である。(A)断面図である。(B)ピロボール付きスプリングシートの動作の一例を示す図である。 図13に示すサスペンション用スプリングを用いたコイルオーバー式サスペンションの構成の一例を示す正面図である。 ショックアブソーバと、図13に示すサスペンション用スプリングとを互いに分離して車体と車輪の間に取り付けるタイプのサスペンションの構成の一例を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態に係るサスペンション用スプリングおよびサスペンションについて図面を参照しながら説明する。なお、実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Aの構成の一例を示す。
サスペンション用スプリング100Aは、メインスプリング110と、セカンドスプリング120と、ロアシート130Aとを有する。
メインスプリング110は、例えば、丸鋼製のコイルスプリングであり、そのばね定数は大きい。メインスプリング110の両端部は、例えば、クローズドエンドであり、研削面を有する。メインスプリング110の密着荷重は例えば800Kg程度であり、通常の走行状態で密着することはない。
セカンドスプリング120は、複数の皿ばね121を含む。セカンドスプリング120の密着荷重は例えば200Kg程度であり、サスペンションに車体の重量がかかるのみで密着する。
ロアシート130Aは、図2に示すように、皿ばね支持部131と、皿ばね挿入部132Aとを備える。皿ばね支持部131の形状は円板状である。皿ばね挿入部132Aは、円筒状であり、皿ばね支持部131の上面中央から上方に向けて所定の高さまで垂直に突出している。皿ばね挿入部132Aの横断面の直径は、皿ばね支持部131の横断面の直径よりも小さく、皿ばね支持部131の上面周縁部には環状の皿ばね受け面133が形成される。皿ばね121は、その中央の孔に皿ばね挿入部132Aが挿入され、皿ばね受け面133に当接し、皿ばね支持部131によって支持される。皿ばね挿入部132Aの上部は、更にメインスプリング120の下部に挿入される。メインスプリング110の下端は一番上の皿ばね121に当接し、メインスプリング110の下端の巻き始め端は皿ばね挿入部132Aの側面を周回する。
ロアシート130Aは、皿ばね支持部131と皿ばね挿入部132Aとを縦方向に貫通するシリンダ挿入孔134を有する。シリンダ挿入孔134の内部には所定の位置に雌螺子135が設けられており、後述するように、ショックアブソーバのシリンダがシリンダ挿入孔134に挿入され、螺合される。
図3は、スプリングにおける荷重とストローク(変位)のグラフの一例を示す。
図3(A)は、皿ばね121で構成されたセカンドスプリング120における荷重とストロークの関係の一例である。セカンドスプリング120は、例えば密着荷重が約200Kgであり、約8mmのストロークで皿ばね121が密着する。セカンドスプリング120は、ストロークが約65%(約5.2mm)を超えるとばね定数(荷重÷変位)が折れ線的に小さくなる。
一方、図3(B)の実線はコイルスプリングにおける荷重とストロークの関係の一例である。なお、比較のために、図3(B)中にセカンドスプリング120(皿ばね121)の荷重とストロークの関係を破線で示す。
コイルスプリングは密着荷重が小さいとばね定数が小さいものしか製造できない。図3(B)のコイルスプリングは密着荷重が約220Kgであり、約35mmのストロークで密着する。このコイルスプリングは、ストロークが約20%(7mm)と約80%(28mm)の区間でばね定数が一定であり、この区間の直線を35mmのストロークまで延長したときの理想的な密着荷重は約200Kgである。しかし、このコイルスプリングは、ストロークが約80%(28mm)を超えると、ばね定数が大きくなり、密着直前でばね定数が跳ね上がる。
皿ばね121で構成されたセカンドスプリング120は密着荷重が小さい割りにばね定数を大きくすることができる。セカンドスプリング120は、その密着荷重をメインスプリング110の密着荷重より小さくし、かつそのばね定数をメインスプリング110のばね定数より大きくすることも可能である。このため、セカンドスプリング120を用いたサスペンションには強い反発力を持たせることが可能である。
また、セカンドスプリング120のばね定数は皿ばね121の密着付近では小さいため、
例えば、車両がカーブを走っており、皿ばね121に密着荷重がかかって皿ばね121が密着している状態から、車両がカーブを抜けてサスペンションにかかる輪荷重が急減し、皿ばね121が動作する状態に変わっても、サスペンションが急に伸びて車体が跳ね上がる現象は生じない。
また、図4(A)に示すように、例えば、4枚の皿ばね121を直列(ベローズ、向かい合わせ)に重ねると、ばね定数は1/4になり、皿ばね121が1枚のときに比べて同一の荷重で4倍の変位を生じさせることができる。図4(B)に示すように、4枚の皿ばね121を並列(同方向)に重ねると、ばね定数は4倍になり、皿ばね121が1枚のときに比べて4倍の荷重で同一の変位を生じさせることができる。図4(C)に示すように、2枚の皿ばね121を並列に重ね、更にそれらを直列に重ねると、皿ばね121が1枚のときとばね定数は変わらないが、動作開始(荷重がかかり始めた直後)から密着状態となるまでの変位を1枚のときの2倍にすることができる。
このように、セカンドスプリング120のばね定数および動作開始から密着状態となるまでの変位を、皿ばね121の枚数およびその重ね方により調整することができる。このため、皿ばね121の枚数およびその重ね方を変えることによりサスペンションの反発力およびストロークを調整することができる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Bの構成の一例を示す。
サスペンション用スプリング100Bは、メインスプリング110と、セカンドスプリング120と、ロアシート130Bと、スラストストッププレート140Aとを有する。
サスペンション用スプリング100Bは、スラストストッププレート140Aを有する点が第1の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Aと異なる。また、ロアシート130Bの構造の一部がロアシート130Aと異なる。
スラストストッププレート140Aは、図6に示すように、薄い環状の平板であり、中央に孔141を有する。孔141には皿ばね挿入部132Bが挿入される。スラストストッププレート140Aは、中央の孔141に突き出た8個の突起142を45°の角度間隔で備えている。スラストストッププレート140Aは、メインスプリング110とセカンドスプリング120との間に配置される。 メインスプリング110を構成するコイルスプリングは、下端の巻き始め端が皿ばね挿入部132Bの側面を周回し、下端がスラストストッププレート140Aの一方の主面によって支持される。
ロアシート130Bは、図7に示すように、皿ばね挿入部132Bの側面に垂直に形成された8個の溝136Aを有する点がロアシート130Aと異なる。スラストストッププレート140Aの個々の突起142の形状はスラストストッププレート140Aの溝136Aの形状に適合しており、スラストストッププレート140Aの個々の突起142はそれぞれ溝136Aに嵌め込まれる。
第1の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Aは、大きな荷重がかかると、メインスプリング110が皿ばね121とともに回転するおそれがある。これらが回転すると、メインスプリング110が発生するネジリ反力が積層された皿ばね121の回転に吸収され、サスペンション用スプリング100Aから取り出せるはずの反発力が失われる。
一方、サスペンション用スプリング100Bでは、スラストストッププレート140Aの各突起142がロアシート130Bの溝136Aと個々に嵌合している。このため、サスペンション用スプリング100Bでは、大きな荷重がかかってもメインスプリング110および皿ばね121は回転しない。
なお、スラストストッププレート140Aは、本発明のスラストストップ部材の一例である。
図8は、本発明の第3の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Cの構成の一例を示す。
サスペンション用スプリング100Cは、メインスプリング110と、セカンドスプリング120と、ロアシート130Cと、スラストストッププレート140Bとを有する。
サスペンション用スプリング100Cは、ロアシート130Cおよびスラストストッププレート140Bの構造の一部が第2の実施形態に係るロアシート130Bおよびスラストストッププレート140Aと異なる。
スラストストッププレート140Bは、図9に示すように、その内周に突起142を4個のみ有する点がスラストストッププレート140Aと異なる。スラストストッププレート140Bは本発明におけるスラストストップ部材の他の例である。
ロアシート130Cは、図10に示すように、皿ばね挿入部132Cの側面に4個の溝136Bと4個の溝136Cとが垂直に形成されている点がロアシート130Bと異なる。溝136Bと溝136Cは、皿ばね挿入部132Cの上端から側面の途中まで形成されている。溝136Bと溝136Cの深さは異なる。4個の溝136Bと4個の溝136Cは、それぞれスラストストッププレート140Bの4個の突起142と嵌合する。
車両の走行環境等によっては、皿ばね121のばね定数が低下する前のばね定数の高い領域(例えば、図3(A)におけるストロークが0〜65%の領域)でのみサスペンション用スプリング100Cを使用したい場合がある。
皿ばね121を4枚と6枚直列に重ねて構成されたセカンドスプリング120は、無荷重のとき、例えば、それぞれ14mmと21mmの高さであるとする。また、ロアシート130Cの皿ばね挿入部132Cの高さを30mm、溝136Bと溝136Cの深さをそれぞれ25mmと22.5mmとする。この場合、セカンドスプリング120が皿ばね121を4枚直列に重ねて構成されているときにはスラストストッププレート140Bの突起142を溝136Bに勘合させ、セカンドスプリング120が皿ばね121を6枚直列に重ねて構成されているときにはスラストストッププレート140Bの突起142を溝136Cに勘合させる。これにより、セカンドスプリング120を皿ばね121のばね定数が高い領域でのみ動作させることができる。
なお、上記ではロアシート130Cとして深さの異なる2種類の溝136Bと溝136Cとを有する例を示したが、ロアシート130Cには、皿ばね挿入部132Cの上端から側面の途中まで1種類の溝のみが形成されていてもよいし、深さの異なる3種類以上の溝が形成されていてもよい。
図11は、本発明の第4の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Dの構成の一例を示す。
サスペンション用スプリング100Dは、メインスプリング110と、セカンドスプリング120と、ロアシート130Cと、ストローク調整部品150とを有する。
サスペンション用スプリング100Dは、スラストストッププレート140Bの代わりに、ストローク調整部品150を有する点が第3の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Cと異なる。
ストローク調整部品150は、図12に示すように、メインスプリング支持部151と、メインスプリング挿入部152と、ストローク調整部153と、皿ばね当接部154とを備える。
メインスプリング支持部151は円板状である。メインスプリング挿入部152は、円筒状であり、メインスプリング支持部151の上面中央から上方に向けて突き出している。メインスプリング挿入部152の横断面の直径は、メインスプリング支持部151の横断面の直径よりも小さく、メインスプリング挿入部152の上面周縁部には環状のメインスプリング受け面155が形成される。メインスプリング挿入部152は、メインスプリング110にその下端側から挿入される。メインスプリング110の下端がメインスプリング受け面155に当接し、メインスプリング110の下端の巻き始め端はメインスプリング挿入部152の側面を周回する。メインスプリング110は、メインスプリング支持部151によって支持される。
なお、図12(A)では、メインスプリング挿入部152の上面中央に孔が開いている例を示したが、後述の図16に示すように、ショックアブソーバと、サスペンション用スプリングとを互いに分離して車体と車輪の間に取り付けるタイプのサスペンションにサスペンション用スプリング100Dを用いる場合には、メインスプリング挿入部152の上面中央の孔は無くてもよい。
皿ばね当接部154は円板状である。皿ばね当接部154の底面は一番上の皿ばね121に当接する。
ストローク調整部153は、略円筒状であり、メインスプリング支持部151と皿ばね当接部154との間に垂直に配置される。
ストローク調整部153と皿ばね当接部154は、皿ばね当接部154の底面中央から上方に向けて垂直に伸びる孔156を有する。孔156には、ロアシート130Cの皿ばね挿入部132Cが挿入される。ストローク調整部153と皿ばね当接部154の内側面から孔156に4個の突起157が90°の角度間隔で突出する。個々の突起157は、皿ばね当接部154の底面からメインスプリング支持部151の底面まで伸びており、ロアシート130Cの皿ばね挿入部132Cの側面に垂直に形成された4個の溝136Bまたは4個の溝136Cに嵌め込まれる。
ストローク調整部品150は本発明におけるスラストストップ部材の他の例である。ストローク調整部品150を用いることにより、スラストストッププレート140A、140Bと同様に、サスペンション用スプリング100Dに大きな荷重がかかってもメインスプリング110と皿ばね121とが回転することを防止することができる。
また、ストローク調整部品150を用いることにより、皿ばね121の積層枚数を変えることなく、サスペンションのストロークを調整することができる。
図13は、本発明の第4の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Dの上端にピロボール付きスプリングシート200を載置した構成の一例を示す。
図14(A)に示すように、ピロボール付きスプリングシート200は、略円板状のシート本体201と、シート本体201の下面周縁部の平坦なスプリング受け面202と、スプリング受け面202から下方に垂直に突出する円筒状のシート壁203とを備える。スプリング受け面202には、メインスプリング110の上端が当接し、メインスプリング110の上端の巻き始め端がシート壁203の側面を周回する。
シート本体201およびシート壁203の中心部には、ピロボール210が転動自在に内蔵されている。このため、ピロボール付きスプリングシート200のスプリングシート軸X1とピロボール210のピロボール軸X2は、相対的に揺動自在である。
ピロボール210の上側の平坦面と下側の平坦面の間を、各平坦面に対して垂直方向にボール孔211が貫通している。
図14(B)に示すように、例えば固定用部品220に取り付けられた支持ロッド230がボール孔211に嵌合し、これを貫通しているとする。
無荷重の状態では、スプリングシート軸X1はメインスプリング110の軸方向を向いており、スプリングシート軸X1とピロボール軸X2(支持ロッド230の軸)とは一致している。
図14(B)に示すように、支持ロッド230の軸方向(ピロボール軸X2の方向)に所定の荷重を加え、メインスプリング110を圧縮させると、メインスプリング110の持つ歪みにより横方向の応力が生じ、この横方向の応力がピロボール付きスプリングシート200にかかる。この横方向の応力により、ピロボール付きスプリングシート200とピロボール210は、相対的に転動する。スプリングシート軸X1は、ピロボール軸X2すなわち支持ロッド230の軸に対して揺動し、ピロボール付きスプリングシート200のスプリング受け面202は、傾斜する。この傾斜により、横方向の応力が相殺され、メインスプリング110の横方向の歪みが緩和される、すなわち歪みが吸収される。従って、メインスプリング110は、その本来の軸に沿ってほぼ真っ直ぐに伸縮されることとなる。
なお、ピロボール付きスプリングシート200は、第1の実施形態に係るサスペンション用スプリング100A、第2の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Bまたは第3の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Cの上端に載置することもできる。
図15は、図13に示すサスペンション用スプリングを用いたコイルオーバー式サスペンションの構成の一例を示す正面図である。
図15のコイルオーバー式サスペンションは、オイルダンパーであるショックアブソーバと、サスペンション用スプリング100Dと、ピロボール付きスプリングシート200とで構成される。ピロボール付きスプリングシート200はサスペンション用スプリング100Dの上端に載置されている。
ショックアブソーバは、下方から装着部300、シリンダ301、ピストンロッド302およびアッパーマウント303を有する。ショックアブソーバは、装着部300により車輪側部品に取り付けられ、アッパーマウント303により車体側部品に取り付けられる。
図15のコイルオーバー式サスペンションでは、支持ロッド230の代わりにピストンロッド302がピロボール210のボール孔211に嵌合し、これを貫通している。ショックアブソーバのシリンダ301の側面には所定の位置に雄螺子が設けられている。この雄螺子と、ロアシート130C中央部のシリンダ挿入孔134の内部の雌螺子135とによって、ロアシート130Cはシリンダ301に装着される。ロアシート130Cの上下方向の位置を変更することによりストロークの調整が可能である。
アッパーマウント303にも中央部にピロボールが転動自在に内蔵されている。ピストンロッド302は、このピロボールと同軸になるように、ピロボールのボール孔を貫通している。この構成により、サスペンション全体が車体に対して揺動可能であり、車体の傾きによるサスペンション全体の傾きが緩和される。
上述した図14(B)の説明では、このアッパーマウント303のピロボールによるサスペンション全体の動きについては無視し、サスペンション内部での部品間の相対的な動きのみを示した。車体側から見た実際のサスペンションの動きは、アッパーマウント303のピロボールによるサスペンション全体の車体に対する動きと、ピロボール付きスプリングシート200のピロボール210によるサスペンション内部での相対的な動きとが組み合わされたものとなる。
図16は、ショックアブソーバと、図13に示すサスペンション用スプリングとを互いに分離して車体と車輪の間に取り付けるタイプのサスペンションの構成の一例を示す。
サスペンション用スプリング100Dおよびピロボール付きスプリングシート200は、車体側部品と車輪側部品の間に単独で取り付けられる。
このサスペンションは、図14(B)と同様に、支持ロッド230がピロボール付きスプリングシート200のピロボール210を貫通している。サスペンション用スプリング100Dおよびピロボール付きスプリングシート200は固定用部品220によって車体側部品に取り付けられる。
ロアシート130Cの下側には装着用部品400が配置される。装着用部品400の上面中央から上方に向けて円筒状のロアシート固定部401が突き出している。ロアシート固定部401にはロアシート130Cのシリンダ挿入孔134の内部の雌螺子135に適合する雄螺子が設けられている。ロアシート固定部401によって装着用部品400とロアシート130Cとが結合される。サスペンション用スプリング100Dは装着用部品400によって車輪側部品に取り付けられる。
図16において、サスペンション用スプリング100Dの近傍に配置されるショックアブソーバもまた、車体側部品と車輪側部品の間に単独で取り付けられる。このショックアブソーバは、図15のショックアブソーバと基本的に同じ構成を有する。
なお、図15と図16では、図13に示すサスペンション用スプリングを用いて構成されたサスペンションの例を示したが、図15と図16に示すショックアブソーバと、第1の実施形態に係るサスペンション用スプリング100A、第2の実施形態に係るサスペンション用スプリング100B、第3の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Cまたは第4の実施形態に係るサスペンション用スプリング100Dとを用いてサスペンションを構成することができることはもちろんである。
また、上述した実施形態では、コイルスプリングで構成されるメインスプリング110の下に皿ばね121で構成されるセカンドスプリング120が配置される構成を示したが、皿ばね121で構成されるセカンドスプリング120の下にコイルスプリングで構成されるメインスプリング110を配置することもできる。
上述した実施形態では、メインスプリング110の両端部はクローズドエンドであり、研削面を有するとしたが、ピロボール付きスプリングシート200のスプリング受け面202やスラストストッププレート140Aのメインスプリング110を受ける面等がメインスプリング110の両端部と嵌合する形状を備えていれば、メインスプリング110の両端部は無研削であったり、オープンエンドであったりしてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、サスペンション用スプリングに強い反発力を持たせつつ、車体の跳ね上がりを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、設計上の都合やその他の要因によって必要となる様々な修正や組み合わせは、請求項に記載されている発明や発明の実施形態に記載されている具体例に対応する発明の範囲に含まれる。
100A、100B、100C、100D…サスペンション用スプリング、110…メインスプリング、120…セカンドスプリング、121…皿ばね、130A、130B、130C…ロアシート、131…皿ばね支持部、132A、132B、132C…皿ばね挿入部、133…皿ばね受け面、134…シリンダ挿入孔、135…雌螺子、136A、136B、136C…溝、140A、140B…スラストストッププレート、141…孔、142…突起、150…ストローク調整部品、151…メインスプリング支持部、152…メインスプリング挿入部、153…ストローク調整部、154…皿ばね当接部、155…メインスプリング受け面、156…孔、157…突起、200…ピロボール付きスプリングシート、201…シート本体、202…スプリング受け面、203…シート壁、210…ピロボール、211…ボール孔、220…固定用部品、230…支持ロッド、300…ショックアブソーバの装着部、301…ショックアブソーバのシリンダ、302…ショックアブソーバのピストンロッド、303…ショックアブソーバのアッパーマウント、400…装着用部品、401…ロアシート固定部

Claims (7)

  1. コイルスプリングで構成されるメインスプリングと、
    皿ばねで構成されるセカンドスプリングと、
    を備えることを特徴とするサスペンション用スプリング。
  2. 前記メインスプリングと前記セカンドスプリングとの間に配置されており、前記コイルスプリングおよび/または前記皿ばねが回転することを防ぐスラストストップ部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のサスペンション用スプリング。
  3. 円板状の皿ばね支持部と、側面に所定の深さの溝を備えており、前記皿ばね支持部の一方の主面中央から所定の高さまで垂直に突出する円筒状の皿ばね挿入部と、前記皿ばね支持部の一方の主面の周縁部に形成された環状の皿ばね受け面とを有するロアシートを備え、
    前記皿ばねは、当該皿ばね中央の孔に前記皿ばね挿入部が挿入されて前記皿ばね支持部によって支持され、
    前記スラストストップ部材は、環状の平板であって、当該スラストストップ部材中央の孔に突き出た突起を備え、当該突起が前記皿ばね挿入部側面の溝に嵌め込まれた状態で前記皿ばね挿入部が当該スラストストップ部材中央の孔に挿入され、一方の主面が前記皿ばねに当接し、
    前記コイルスプリングは、一方の端部の巻き始め端が前記皿ばね挿入部の側面を周回し、当該一方の端部が前記スラストストップ部材の他方の主面に当接し、前記スラストストップ部材によって支持される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のサスペンション用スプリング。
  4. 円板状の皿ばね支持部と、側面に所定の深さの溝を備えており、前記皿ばね支持部の一方の主面中央から所定の高さまで垂直に突出する円筒状の皿ばね挿入部と、前記皿ばね支持部の一方の主面の周縁部に形成された環状の皿ばね受け面とを有するロアシートを備え、
    前記皿ばねは、当該皿ばね中央の孔に前記皿ばね挿入部が挿入されて前記皿ばね支持部によって支持され、
    前記スラストストップ部材は、円板状のメインスプリング支持部と、前記メインスプリング支持部の一方の主面中央から所定の高さまで垂直に突出する円筒状のメインスプリング挿入部と、前記メインスプリング支持部の一方の主面の周縁部に形成されたメインスプリング受け面と、前記皿ばねに当接する円板状の皿ばね当接部と、前記メインスプリング支持部と前記皿ばね当接部との間に垂直に配置された略円筒状のストローク調整部と、前記皿ばね当接部の一方の主面の中央から垂直に前記ストローク調整部に向けて伸びており、前記ロアシートの皿ばね挿入部が挿入される孔と、前記ストローク調整部と前記皿ばね当接部の内側面から当該孔に突出し、前記皿ばね当接部の一方の主面から垂直に伸びた突起とを備え、当該突起が前記皿ばね挿入部側面の溝に嵌め込まれた状態で前記皿ばね挿入部が当該スラストストップ部材中央の孔に挿入され、
    前記コイルスプリングは、一方の端部の巻き始め端が前記メインスプリング挿入部の側面を周回し、当該一方の端部が前記メインスプリング受け面に当接し、前記メインスプリング支持部によって支持される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のサスペンション用スプリング。
  5. 前記溝が、前記皿ばね挿入部の高さより短いことを特徴とする請求項3または4に記載のサスペンション用スプリング。
  6. 略円板状のシート本体と、当該シート本体の一方の主面の周縁部の平坦なスプリング受け面と、当該スプリング受け面から垂直に突出する円筒状のシート壁とを有し、一方の平坦面と他方の平坦面の間を当該各平坦面に対して垂直方向にボール孔が貫通しているピロボールが前記シート本体および前記シート壁の中心部に転動自在に内蔵されているピロボール付きスプリングシートを備え、
    前記コイルスプリングは、他方の端部の巻き始め端が前記ピロボール付きスプリングシートのシート壁の側面を周回し、当該他方の端部が前記ピロボール付きスプリングシートのスプリング受け面に当接する、
    ことを特徴とする請求1ないし5のいずれか1項に記載のサスペンション用スプリング。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のサスペンション用スプリングを備えることを特徴とするサスペンション。
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