JP2014131882A - 車両用バックミラー及び車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両外部に設けられる車両用バックミラーを介して、この車両についての認証に用いる生体情報を取得する。
【解決手段】車両用バックミラー16は、入射する光の一部を透過し他の一部を反射する透過反射部28を少なくとも一部に含む鏡18と、前記鏡18の背面を覆い、該鏡を保持する保持部20と、前記保持部20の内部から前記透過反射部28を介して、車両についての認証に用いる生体情報を取得する生体情報取得手段22とを有し、前記鏡18及び前記保持部20は、前記車両の車体外部に設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用バックミラー及び車両に関する。
特許文献1は、自動車のアウトサイドミラー装置のミラーをハーフミラーとし、このハーフミラーの背面にカメラを単数または複数配置したことを特徴とする自動車の後側方監視装置について開示している。
特許文献2は、ドアにイメージセンサとレンズからなる撮像部を設け、これに対応してドアグリップには赤外光源を設け、撮像部で撮像した指の赤外画像から血管パターンを取得し、個人認証を行うようにしたドアグリップ型個人認証装置において、ドアグリップにモータを設けて駆動手段とし、ドアグリップを動かしてドアの中に収納できるようにしたものについて開示している。
特許文献3は、車両の正規のドライバーの手のひらの静脈パターンを記憶する記憶部と、ドライバーの手のひらに赤外光を投射する赤外投光器と、前記赤外投光器で投射された赤外光に対して、前記ドライバーの手のひらの静脈パターンに相当する反射光を検出する検出センサと、前記検出センサが検出した前記ドライバーの手のひらの静脈パターンと前記記憶部に記憶されている前記車両の正規のドライバーの手のひらの静脈パターンとの認証を行う認証部とを備え、少なくとも前記赤外投光器と前記検出センサは、ルームミラー内に収容され、前記ルームミラーは、可視光を反射し、赤外光を透過するコールドミラーであることを特徴とする車両用静脈認証装置について開示している。
特許文献4は、鏡面を有する基板上に、透光性を有する一対の電極間に発光性材料を介在させた発光素子を複数個配列させた表示手段と、光電変換素子を複数個配列させたイメージセンサ手段とを具備することを特徴とする表示装置について開示し、また、表示装置内に設けられたイメージセンサを用いて、本人の生体情報を読み取る構成を開示している。
特開平7−186831号公報 特開2007-249649号公報 特開2007−30569号公報 特開2004−326102号公報
本発明の目的は、車両外部に設けられる車両用バックミラーを介して、この車両についての認証に用いる生体情報を取得することにある。
本発明は、入射する光の一部を透過し他の一部を反射する透過反射部を少なくとも一部に含む鏡と、前記鏡の背面を覆い、該鏡を保持する保持部と、前記保持部の内部から前記透過反射部を介して、車両についての認証に用いる生体情報を取得する生体情報取得手段とを有し、前記鏡及び前記保持部は、前記車両の車体外部に設けられる車両用バックミラーである。
好適には、前記鏡の正面は、前記車両の車体側に閉じた位置と前記車両の車体側から開いた位置とに移動可能であって、前記生体情報取得手段は、前記鏡の正面が前記車両の車体側に閉じた位置にある状態で、生体情報を取得する。
好適には、前記生体情報取得手段は、手の静脈についての情報を取得する。
好適には、前記生体情報取得手段は、複数の指の静脈についての情報を取得する。
好適には、前記鏡の正面に対する接近又は接触を検知する検知手段と、前記検知手段が接近又は接触を検知した場合に、生体情報取得手段への給電を、第1の給電状態から該第1の給電状態よりも消費電力の大きい第2の給電状態へと変更するよう制御する給電制御手段とをさらに有する。
また、本発明は、入射する光の一部を透過し他の一部を反射する透過反射部を少なくとも一部に含む鏡と、前記鏡の背面を覆い、該鏡を保持する保持部と、前記保持部の内部から前記透過反射部を介して、生体情報を取得する生体情報取得手段とを備え、車体の外部に設けられた車両用バックミラーと、前記車体に設けられたドアと、前記生体情報取得手段により取得された生体情報に基づいて、少なくとも前記ドアの開錠又は施錠の認証を行う認証手段とを有する車両である。
また、本発明は、入射する光の一部を透過し他の一部を反射する透過反射部を少なくとも一部に含む鏡と、前記鏡の背面を覆い、該鏡を保持する保持部と、前記保持部の内部から前記透過反射部を介して、生体情報を取得する生体情報取得手段とを備え、車体の外部に設けられた車両用バックミラーと、前記車体に設けられた蓄電池又は蓄電装置と、前記生体情報取得手段により取得された生体情報に基づいて、少なくとも前記蓄電池又は蓄電装置に対する充電操作又は放電操作についての認証を行う認証手段とを有する車両である。
本発明によれば、車両外部に設けられる車両用バックミラーを介して、この車両についての認証に用いる生体情報を取得することができる、車両用バックミラー及び車両を提供することができる。
本発明の実施形態に係る車両10の斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両10のバックミラー16の斜視図であり、車両10の前進方向右側に設けられたバックミラー16を示す。 ハーフミラー部28の他の配置例を示すバックミラー16の斜視図である。 制御プログラムが実行されることにより実現される車両10の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る車両10によるドア開錠又は施錠における認証の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車両10による充電又は放電における認証の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車両10のバックミラー16の斜視図であり、車両10の前進方向左側に設けられたバックミラー16を示す。 本発明の実施形態に係る車両10のバックミラー16の斜視図であり、複数の指の静脈パターンを取得する様子を示している。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両10の斜視図である。車両10は、例えば自動車などであり、ドア14及び車両用バックミラー16(以下、バックミラー16という。)を有しており、バックミラー16により例えば車両10の使用者の生体情報を取得する。また、車両10では、取得された生体情報に基づいて認証が行われ、認証が成功した場合には、ドア14の開錠、施錠、エンジンの始動、蓄電池又は蓄電装置への充電放電等が行われる。
ドア14は、施錠することが可能に構成されており、後述する認証に基づいて、開錠され、又は施錠される。
バックミラー16は、例えば、ドアミラー、フェンダーミラーなどの車両10の車体12の外部に設けられたミラーである。また、バックミラー16は、図1(a)に示すように、車体12側から開いた位置と、図1(b)に示すように、車体12側にバックミラー16の鏡が閉じた位置とに変更することが可能な構成となっている。なお、車体12側にバックミラー16の鏡が閉じた位置にある際に、バックミラー16の鏡と車体12との間に少なくとも指又は掌を挿入することが可能な隙間が形成されるよう構成されている。
図2は、バックミラー16の斜視図である。バックミラー16は、鏡18、保持部20、生体情報取得部22及びバックミラー位置変更部24から構成されており、台座26により車体12に固定されている。なお、図2は、図1に示されるように車両10の前進方向右側に設けられたバックミラー16を例にして、バックミラー16が車体12側に閉じた状態を図示しており、鏡18の正面方向には、図示しない車体12が存在する。
鏡18は、少なくとも一部にハーフミラー部28を備えた構成の鏡である。ハーフミラー部(透過反射部)28は、入射する光の一部を透過し、他の一部の光を反射する鏡面である。なお、ハーフミラー部28における光の透過と反射の比率は、1対1には限られない。図2に示した例では、ハーフミラー部28は、鏡18の領域のうち上部かつ車体12に対して外側に設けられている。
また、鏡18には、例えばタッチパネルなど、鏡18正面への指又は掌等の接近又は接触を検知する後述する検知部が設けられており、指又は掌などの接触物が鏡18の正面に接近又は接触した場合に、接近又は接触を検知するよう構成されている。
保持部20は、鏡18の背面を覆い、鏡18を保持するミラーハウジングである。
生体情報取得部22は、保持部20の内部からハーフミラー部28を介して、内蔵した図示しないカメラにより、車両10についての認証に用いる生体情報を取得する。図2に示すように、保持部20と鏡18とにより空間が形成されており、生体情報取得部22は、この空間内のうち、ハーフミラー部28の背面に設けられている。
このように、生体情報取得部22をバックミラー16に収納することにより、車両10に新たに収納場所を設けずとも生体情報取得部22の収納場所を確保することができるとともに、保持部20によって生体情報取得部22を雨や風などから保護することができる。また、ハーフミラー部28は、入射する光の一部を透過し、他の一部の光を反射するため、バックミラー16が、鏡としての機能と生体情報の取得の機能とを兼ね備えることができる。
本実施形態における生体情報取得部22は、例えば近赤外線を発光する発光部と、カメラなどの撮像部とを内蔵しており、ハーフミラー部28の正面側にかざされた認証対象の指又は掌から静脈パターンの画像を生体情報として取得する。生体情報取得部22により取得された生体情報は、後述する認証部30に出力される。
なお、認証対象として指又は掌などの手の静脈パターンを生体情報に用いることにより、他の生体情報を用いる場合に比べ、認証精度を高くすることができる。また、認証対象が指又は掌であるため、バックミラー16が車体12側に閉じた状態であっても、ハーフミラー部28に認証対象をかざすことが、指又は掌以外の認証対象に比べ容易である。ただし、生体情報取得部22は、認証対象の生体情報として、例えば、指紋、顔、虹彩等の他の生体情報を取得してもよい。
なお、図2に示した構成では、生体情報取得部22に内蔵された発光部及び撮像部は、これらを保護する透明な保護面32を介して、ハーフミラー部28越しに認証対象を撮像するよう図示しているが、保護面32を省き、ハーフミラー部28を保護面として用いてもよい。なお、保護面32は、発光部及び撮像部を保護し、生体情報取得部22の位置を分かり易くするものであってもよい。例えば、生体情報取得部22の位置を分かり易くするために、保護面32は、着色された半透明の面であってもよいし、鏡18の材質とは違う材質により構成してもよい。
バックミラー位置変更部24は、バックミラー16の位置を変更させる機構であり、鏡18の正面を、車体12側に閉じた位置と車体12側から開いた位置とに変更させることが可能に構成されており、本実施形態では、台座26上を軸にバックミラー16が回転するよう設けられた駆動モータによって構成されている。なお、バックミラー位置変更部24は、駆動モータ等の動力により回転する構成ではなく、手動により移動が可能な構成であってもよい。また、バックミラー16の位置が電動により変更される構成の場合には、バックミラー位置変更部24に供給される電力を利用して生体情報取得部22に電力が供給されるよう構成してもよい。
図2では、ハーフミラー部28は、鏡18の領域のうち上部かつ車体12に対して外側に設けられている例を示したが、ハーフミラー部28は、鏡18のいずれの位置に設けてもよい。
図3は、ハーフミラー部28の他の配置例を示すバックミラー16の斜視図である。図3に示した例では、ハーフミラー部28が、鏡18の領域のうち上部かつ車体12に対して内側に設けられている。また、図2及び図3では、ハーフミラー部28を鏡18の一部に導入しているが、鏡18の全面がハーフミラー部28として構成されていてもよい。
図4は、制御プログラムが実行されることにより実現される車両10の機能構成を示すブロック図である。なお、制御プログラムは、車両10の図示しない例えばメモリに記憶されており、車両10の図示しないCPUにより実行される。なお、メモリ及びCPUは、バックミラー16に搭載されていてもよい。
本実施形態の車両10は、図4に示すように、検知部34と、給電制御部36と、生体情報取得部22と、認証部30と、ドア開錠施錠部38と、エンジン始動部40と、充電放電部42と、バックミラー位置変更部24とを備えている。
検知部34は、上述の鏡18の正面への指又は掌等の接触物の接触を検知し、検知した旨を給電制御部36へ通知する。なお、検知部34は、鏡18の正面のうち、ハーフミラー部28への接触のみを検知してもよい。
給電制御部36は、生体情報取得部22への電源供給を制御する。具体的には、給電制御部36は、検知部34が接触を検知した場合、生体情報取得部22への給電状態を、待機状態(第1の給電状態)から起動状態(第2の給電状態)へと変更する。ここで、起動状態とは、生体情報取得部22が生体情報を取得する際に必要とする電力が供給されている給電状態をいい、待機状態とは、起動状態よりも電力消費が抑えられた給電状態をいう。なお、待機状態には、電力が供給されていない状態も含まれる。
生体情報取得部22は、上述のとおり、ハーフミラー部28を介して生体情報を取得し、取得した生体情報(本実施形態では、指又は掌の静脈パターン画像)を、認証部30へ出力する。なお、生体情報取得部22は、給電制御部36による制御のもと給電された電源により生体情報を取得する。
認証部30は、生体情報取得部22により取得された生体情報を用いて、車両10についての認証を行う。具体的には、例えば図示しない記憶装置に予め記憶された生体情報と、生体情報取得部22により取得された生体情報とを比較し、両者が一致した場合又は差異が予め定めた範囲内である場合に、認証成功と判定する。なお、記憶装置は、バックミラー16に搭載されていてもよい。また、認証部30は、認証結果を、ドア開錠施錠部38、エンジン始動部40、充電放電部42、バックミラー位置変更部24へ通知する。
本実施形態では、車両10についての認証として、ドア開錠の認証、ドア施錠の認証、エンジン始動の認証、蓄電池若しくは蓄電装置への充電操作又は蓄電池若しくは蓄電装置からの放電操作についての認証、バックミラー位置の変更のための認証を例に挙げて説明するが、これらいずれかの認証にのみに、生体情報取得部22により取得された生体情報が用いられてもよい。また、他の車両10についての機能に対する認証に用いられてもよい。
ドア開錠施錠部38は、認証部30による認証結果として認証成功の通知を受けると、施錠されているドア14の開錠を行う。また、ドア開錠施錠部38は、認証部30による認証結果として認証成功の通知を受けると、開錠されているドア14の施錠を行う。
また、エンジン始動部40は、エンジンの始動を行い、バックミラー位置変更部24は、上述のとおりバックミラー16の位置を変更する。ただし、エンジン始動部40は、認証部30による認証結果として認証成功の通知を受けていない場合には、エンジンの始動が許されない。また、バックミラー位置変更部24も、認証部30による認証結果として認証成功の通知を受けていない場合には、バックミラー16の位置の変更は許されない。
なお、バックミラー位置変更部24は、ドア開錠施錠部38によりドア14が開錠されると、バックミラー16を車体12側から開いた位置へ移動させてもよい。また、バックミラー位置変更部24は、ドア開錠施錠部38によりドア14が施錠されると、バックミラー16を車体12側に閉じた位置へ移動させてもよい。
また、例えば、車両10が例えば電気自動車などのように、蓄電池又は蓄電装置を車体12に搭載している場合には、生体情報取得部22により取得された生体情報に基づいて、認証部30が蓄電池又は蓄電装置に対する充電操作又は放電操作についての認証を行ってもよい。なお、車両10が電気自動車でなくても、蓄電池又は蓄電装置を搭載している場合は同様である。
充電放電部42は、蓄電池若しくは蓄電装置への充電又は蓄電池若しくは蓄電装置からの放電を制御する。充電放電部42は、認証部30による認証結果として認証成功の通知を受けた場合には、蓄電池若しくは蓄電装置への充電又は蓄電池若しくは蓄電装置からの放電を行うよう制御し、認証部30による認証結果として認証成功の通知を受けていない場合には、蓄電池若しくは蓄電装置への充電又は蓄電池若しくは蓄電装置からの放電を行わないよう制御する。
なお、放電とは、車両10に搭載された機器以外の機器、例えば家庭などで使用される機器への電力供給としての放電であってもよいし、車両10に搭載された機器への電力供給としての放電であってもよい。
また、例えば、車両10に設けられた接続口に電気ケーブルを接続して、蓄電池若しくは蓄電装置への充電又は蓄電池若しくは蓄電装置からの放電を行う場合には、例えば、接続口に設けられた扉の開錠又は施錠についての認証を認証部30により行ってもよい。また、例えば、接続口に接続する電気ケーブルが車両10内の収納部に収納される場合には、収納部に設けられた扉の開錠又は施錠についての認証を認証部30により行ってもよい。また、蓄電池若しくは蓄電装置への充電又は蓄電池若しくは蓄電装置からの放電を開始するための認証を認証部30により行ってもよい。また、蓄電池若しくは蓄電装置への充電又は蓄電池若しくは蓄電装置からの放電が開始されると、ランプ等の光で通知するように構成してもよいし、音声又はブザー等の音により通知するように構成してもよい。
図5は、車両10によるドア開錠における認証の動作を示すフローチャートである。
ステップ100(S100)において、検知部34は、鏡18の正面への指又は掌等の接触物の接触を検知し、検知した旨を給電制御部36へ通知する。
ステップ102(S102)において、給電制御部36は、生体情報取得部22への給電状態を、待機状態(第1の給電状態)から起動状態(第2の給電状態)へと変更する。
ステップ104(S104)において、生体情報取得部22は、ハーフミラー部28を介して指又は掌の静脈パターン画像などの生体情報を取得する。
ステップ106(S106)において、認証部30は、予め記憶されている生体情報(本実施形態では指又は掌の静脈パターン画像)と、生体情報取得部22により取得された生体情報(本実施形態では指又は掌の静脈パターン画像)とを比較する。
ステップ108(S108)において、認証部30は、ステップ106における比較の結果として、認証が成功したか否かを判定する。認証が失敗した場合には、ステップ110へ移行し、認証が成功した場合には、ステップ114へ移行する。
ステップ110(S110)において、給電制御部36は、予め定めた時間が経過したか否かを判定し、予め定めた時間が経過していない場合には、ステップ104へと戻り、予め定めた時間が経過した場合には、ステップ112へ移行する。
ステップ112(S112)において、給電制御部36は、生体情報取得部22への給電状態を、起動状態(第2の給電状態)から待機状態(第1の給電状態)へと変更する。
一方、ステップ114(S114)では、認証部30による認証結果として認証成功の通知を受けたドア開錠施錠部38が、ドア14の開錠又は施錠を行う。ドア開錠施錠部38は、ドアが施錠されている場合にはステップ114において開錠し、ドアが開錠されている場合にはステップ114において施錠する。
以上により、ドア14の開錠又は施錠についての認証がなされる。なお、上記フローチャートでは、ステップ114において、ドア開錠施錠部38の開錠又は施錠動作を説明したが、ドア開錠施錠部38の施錠動作、エンジン始動部40、バックミラー位置変更部24など、他の認証を必要とする機能の動作についても、上記と同様、ステップ108により認証が成功した場合に、機能を実行することが可能となる。
図6は、車両10による充電又は放電における認証の動作を示すフローチャートである。図6に示されたフローチャートでは、図5におけるステップ114がステップ200に置き換えられた点で異なる。
ステップ200(ステップ200)では、認証部30による認証結果として認証成功の通知を受けた充電放電部42が、蓄電池若しくは蓄電装置への充電又は蓄電池若しくは蓄電装置からの放電を行うよう制御する。例えば、操作者によって充電操作がなされている場合には、充電放電部42は、蓄電池若しくは蓄電装置への充電を行うよう制御し、操作者によって放電操作がなされている場合には、充電放電部42は、蓄電池若しくは蓄電装置からの放電を行うよう制御する。
なお、以上の説明では、検知部34により鏡18の正面への接触を検知して生体情報取得部22への給電を制御する構成を説明したが、鏡18の正面への接触検知によらず、例えば、スイッチなどの入力を受け付ける手段を設け、この入力に基づいて給電状態を待機状態から起動状態へと制御してもよい。また、給電状態を制御しなくてもよく、その場合には給電制御部36は設ける必要がない。
また、例えば、右ハンドルの自動車から構成される車両10については、図2及び図3に示すように、車両10の前進方向右側に設けられたバックミラーを上記バックミラー16のように構成すると、認証についての運転者への負担を軽減できる。一方、例えば、左ハンドルの自動車から構成される車両10については、図7(a)又は図7(b)に示されるように、車両10の前進方向左側に設けられたバックミラーを上記バックミラー16のように構成するとよい。なお、車両10の両側のバックミラーを上記バックミラー16のように構成してもよい。
また、図8(a)及び図8(b)に示されるように、生体情報取得部22は、複数の指の静脈パターンを取得し、認証部30は、生体情報取得部22により取得された複数の指の静脈パターンを用いて、車両10についての認証を行ってもよい。なお、図8に示した例では、人差し指及び中指の静脈パターンを取得する様子が図示されているが、指の本数は2本に限らず3本以上であってもよいし、用いられる指も、人差し指及び中指に限らず、他の指であってもよい。
また、複数の指の静脈パターンの取得は、複数の生体情報取得部22により行われてもよいし、1つの生体情報取得部22によって、指1本ずつ、順番に静脈パターンが取得されてもよい。
10 車両
12 車体
14 ドア
16 バックミラー
18 鏡
20 保持部
22 生体情報取得部
24 バックミラー位置変更部
26 台座
28 ハーフミラー部
30 認証部
32 保護面
34 検知部
36 給電制御部
38 ドア開錠施錠部
40 エンジン始動部
42 充電放電部
本発明の実施形態に係る車両10の斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両10のバックミラー16の斜視図であり、車両10の前進方向右側に設けられたバックミラー16を示す。 ハーフミラー部28の他の配置例を示すバックミラー16の斜視図である。 制御プログラムが実行されることにより実現される車両10の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る車両10によるドア開錠又は施錠における認証の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る車両10のバックミラー16の斜視図であり、車 両10の前進方向左側に設けられたバックミラー16を示す。 本発明の実施形態に係る車両10のバックミラー16の斜視図であり、複 数の指の静脈パターンを取得する様子を示している。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両10の斜視図である。車両10は、例えば自動車などであり、ドア14及び車両用バックミラー16(以下、バックミラー16という。)を有しており、バックミラー16により例えば車両10の使用者の生体情報を取得する。また、車両10では、取得された生体情報に基づいて認証が行われ、認証が成功した場合には、ドア14の開錠、施錠、エンジンの始動等が行われる。
本実施形態の車両10は、図4に示すように、検知部34と、給電制御部36と、生体情報取得部22と、認証部30と、ドア開錠施錠部38と、エンジン始動部40と、バックミラー位置変更部24とを備えている。
認証部30は、生体情報取得部22により取得された生体情報を用いて、車両10についての認証を行う。具体的には、例えば図示しない記憶装置に予め記憶された生体情報と、生体情報取得部22により取得された生体情報とを比較し、両者が一致した場合又は差異が予め定めた範囲内である場合に、認証成功と判定する。なお、記憶装置は、バックミラー16に搭載されていてもよい。また、認証部30は、認証結果を、ドア開錠施錠部38、エンジン始動部40、バックミラー位置変更部24へ通知する。
本実施形態では、車両10についての認証として、ドア開錠の認証、ドア施錠の認証、エンジン始動の認証、バックミラー位置の変更のための認証を例に挙げて説明するが、これらいずれかの認証にのみに、生体情報取得部22により取得された生体情報が用いられてもよい。また、他の車両10についての機能に対する認証に用いられてもよい。
また、例えば、右ハンドルの自動車から構成される車両10については、図2及び図3に示すように、車両10の前進方向右側に設けられたバックミラーを上記バックミラー16のように構成すると、認証についての運転者への負担を軽減できる。一方、例えば、左ハンドルの自動車から構成される車両10については、図(a)又は図(b)に示されるように、車両10の前進方向左側に設けられたバックミラーを上記バックミラー16のように構成するとよい。なお、車両10の両側のバックミラーを上記バックミラー16のように構成してもよい。
また、図(a)及び図(b)に示されるように、生体情報取得部22は、複数の指の静脈パターンを取得し、認証部30は、生体情報取得部22により取得された複数の指の静脈パターンを用いて、車両10についての認証を行ってもよい。なお、図に示した例では、人差し指及び中指の静脈パターンを取得する様子が図示されているが、指の本数は2本に限らず3本以上であってもよいし、用いられる指も、人差し指及び中指に限らず、他の指であってもよい。
10 車両
12 車体
14 ドア
16 バックミラー
18 鏡
20 保持部
22 生体情報取得部
24 バックミラー位置変更部
26 台座
28 ハーフミラー部
30 認証部
32 保護面
34 検知部
36 給電制御部
38 ドア開錠施錠部
40 エンジン始動

Claims (7)

  1. 入射する光の一部を透過し他の一部を反射する透過反射部を少なくとも一部に含む鏡と、
    前記鏡の背面を覆い、該鏡を保持する保持部と、
    前記保持部の内部から前記透過反射部を介して、車両についての認証に用いる生体情報を取得する生体情報取得手段と
    を有し、
    前記鏡及び前記保持部は、前記車両の車体外部に設けられる
    車両用バックミラー。
  2. 前記鏡の正面は、前記車両の車体側に閉じた位置と前記車両の車体側から開いた位置とに移動可能であって、
    前記生体情報取得手段は、前記鏡の正面が前記車両の車体側に閉じた位置にある状態で、生体情報を取得する
    請求項1記載の車両用バックミラー。
  3. 前記生体情報取得手段は、手の静脈についての情報を取得する
    請求項1又は2記載の車両用バックミラー。
  4. 前記生体情報取得手段は、複数の指の静脈についての情報を取得する
    請求項3記載の車両用バックミラー。
  5. 前記鏡の正面に対する接近又は接触を検知する検知手段と、
    前記検知手段が接近又は接触を検知した場合に、生体情報取得手段への給電を、第1の給電状態から該第1の給電状態よりも消費電力の大きい第2の給電状態へと変更するよう制御する給電制御手段と
    をさらに有する
    請求項1乃至4記載の車両用バックミラー。
  6. 入射する光の一部を透過し他の一部を反射する透過反射部を少なくとも一部に含む鏡と、前記鏡の背面を覆い、該鏡を保持する保持部と、前記保持部の内部から前記透過反射部を介して、生体情報を取得する生体情報取得手段とを備え、車体の外部に設けられた車両用バックミラーと、
    前記車体に設けられたドアと、
    前記生体情報取得手段により取得された生体情報に基づいて、少なくとも前記ドアの開錠又は施錠の認証を行う認証手段と
    を有する車両。
  7. 入射する光の一部を透過し他の一部を反射する透過反射部を少なくとも一部に含む鏡と、前記鏡の背面を覆い、該鏡を保持する保持部と、前記保持部の内部から前記透過反射部を介して、生体情報を取得する生体情報取得手段とを備え、車体の外部に設けられた車両用バックミラーと、
    前記車体に設けられた蓄電池又は蓄電装置と、
    前記生体情報取得手段により取得された生体情報に基づいて、少なくとも前記蓄電池又は蓄電装置に対する充電操作又は放電操作についての認証を行う認証手段と
    を有する車両。
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