JP2014131197A - コンテンツデータ処理方法、コンテンツサーバ、クライアント端末、及びコンテンツ配信システム - Google Patents

コンテンツデータ処理方法、コンテンツサーバ、クライアント端末、及びコンテンツ配信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 通信路上での漏洩を確実に防止しつつ、その処理を簡易にして高速処理を行う。
【解決手段】 ブラウザ11は、コンテンツサーバ2に対して所望のコンテンツデータの配信を要求する。要求受付部21は、クライアント端末1からの配信要求を受け付ける。一部暗号化部23は、圧縮コンテンツデータ格納部22から、指定されたコンテンツの圧縮データを読み出し、DES暗号化手法に基づいて、読み出した圧縮コンテンツデータの一部を暗号化し、その一部暗号化圧縮コンテンツデータとその一部暗号化に対応した復号化用スクリプトをクライアント端末1に送信する。一部暗号化圧縮コンテンツデータ復号化部111は、受信した一部暗号化圧縮コンテンツデータに、復号化用スクリプトを施すことにより、元の圧縮コンテンツデータを復元する。伸長処理部12は、復元された元の圧縮コンテンツデータを入力して伸長処理を施し、ブラウザ11に戻す。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツデータ処理方法、コンテンツサーバ、クライアント端末、及びコンテンツ配信システムに関し、特に、第三者への情報漏洩防止と処理速度の双方を勘案したコンテンツデータ処理方法、コンテンツサーバ、クライアント端末、及びコンテンツ配信システムに関する。
昨今、ネットワークを介して、静止画、動画、テキスト情報等の様々なコンテンツ情報が流通している。その典型として、個々人がクライアント装置としての端末を有し、ネットワークに接続される各種サーバに蓄積されたそれらのコンテンツをダウンロードするという形態が大部分を占めている。そのとき、提供されるコンテンツ情報の著作権保護や漏洩防止等の観点からいわゆるDRM(Digital Rights Management)を施すことが一般的になっている。DRMとは、デジタルコンテンツの複製の制限や漏洩の防止を図ることによる著作権保護の手法・技術の総称であるが、その最も一般的な手法としては、暗号化技術がある(例えば、特許文献1参照)。
ここで、ダウンロードされた上述のさまざまなコンテンツ情報においては、クライアント端末において、典型的なコンテンツは従前からブラウザにより表示されているが、ブラウザの汎用性やその広い普及の利点もあって、より最近では、更に特殊なコンテンツ情報でもブラウザで表示できるようになってきている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4791425号公報 特開2005−157893号公報
しかしながら、特許文献2のように、コンテンツの情報全体に対して暗号化し、それを受信端末において復号化し、ブラウザで表示する方式においては、処理が膨大であり長時間を要するという課題がある。
本発明は上述のような事情から為されたものであり、本発明の目的は、通信路上での漏洩を確実に防止しつつ、その処理を簡易にして高速処理を行うことができるコンテンツデータ処理方法、コンテンツサーバ、クライアント端末、及びコンテンツ配信システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のコンテンツデータ処理方法は、コンテンツサーバに格納されたコンテンツデータをネットワークを介してクライアント端末にダウンロードする際のコンテンツデータ処理方法であって、前記コンテンツサーバは、前記クライアント端末から、所望のコンテンツの配信要求を受けると、前記所望のコンテンツに係る圧縮コンテンツデータの一部を暗号化し、その一部が暗号化された圧縮コンテンツデータと、その一部暗号化に対応した復号化用プログラムを、前記ネットワークを介して前記クライアント端末に送信し、前記クライアント端末のブラウザは、前記コンテンツサーバから、一部が暗号化された圧縮コンテンツデータと、その一部暗号化に対応した復号化用プログラムを前記ネットワークを介して受信すると、受信した一部暗号化圧縮コンテンツデータに対して、受信した復号化用プログラムを施すことにより、元の圧縮コンテンツデータを復元することを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、本発明のコンテンツデータ処理方法は、コンテンツサーバに格納されたコンテンツデータをネットワークを介してクライアント端末にダウンロードする際のコンテンツデータ処理方法であって、少なくとも1つのコンテンツに係るコンテンツデータを圧縮符号化して前記コンテンツサーバに格納しておき、前記クライアント端末が、前記コンテンツサーバに対して所望のコンテンツの配信を要求し、前記コンテンツサーバが、前記所望のコンテンツに係る圧縮コンテンツデータの一部を暗号化し、前記コンテンツサーバが、その一部が暗号化された一部暗号化圧縮コンテンツデータと、その一部暗号化に対応した復号化用プログラムを、前記ネットワークを介して前記クライアント端末に送信し、前記クライアント端末で動作するブラウザが、受信した一部暗号化圧縮コンテンツデータに対して、受信した復号化用プログラムを施すことにより、元の圧縮コンテンツデータを復元し、前記クライアント端末が、復元した圧縮コンテンツデータに対して伸長処理を施して、前記ブラウザにより表示部に表示することを要旨とする。
ここで、特に、前記復号化用プログラムには、前記一部暗号化圧縮コンテンツデータを復号化するための復号化アルゴリズムの情報及び鍵情報が含まれている。
あるいは、前記コンテンツサーバは、前記一部暗号化圧縮コンテンツデータを復号化するための復号化アルゴリズムの情報と鍵情報とを、それぞれ個別の復号化用プログラムとして送信する。
また、前記コンテンツサーバは、前記圧縮コンテンツデータの一部として、そのヘッダ部の少なくとも一部を暗号化することが好適である。
一方、前記コンテンツサーバは、前記復号化用プログラムを画像ファイルに偽装して前記クライアント端末に送信することがより効果的である。
また、前記コンテンツデータは、例えば電子書籍データである。
また、上記目的を達成するため、本発明のコンテンツサーバは、格納したコンテンツデータをネットワークを介してクライアント端末にダウンロードするためのコンテンツサーバであって、少なくとも1つのコンテンツに係るコンテンツデータが圧縮符号化されて格納される格納部と、前記クライアント端末から、所望のコンテンツの配信要求を受けると、前記所望のコンテンツに係る圧縮コンテンツデータの一部を暗号化し、その一部が暗号化された圧縮コンテンツデータと、その一部暗号化に対応した復号化用プログラムを、前記ネットワークを介して前記クライアント端末に送信する一部暗号化部と、を備えたことを要旨とする。
また、前記一部暗号化部は、前記圧縮コンテンツデータの一部として、そのヘッダ部の少なくとも一部を暗号化することが好適である。
ここで、前記一部復号化部は、前記復号化用プログラムを画像ファイルに偽装して前記クライアント端末に送信することがより効果的である。
また、上記目的を達成するため、一方、本発明のクライアント端末は、コンテンツサーバに格納されたコンテンツデータをネットワークを介してダウンロードするクライアント端末であって、前記コンテンツサーバに対して所望のコンテンツの配信を要求し、前記コンテンツサーバから、一部が暗号化された圧縮コンテンツデータと、その一部暗号化に対応した復号化用プログラムを前記ネットワークを介して受信すると、受信した一部暗号化圧縮コンテンツデータに対して、受信した復号化用プログラムを施すことにより、元の圧縮コンテンツデータを復元するブラウザと、復元した圧縮コンテンツデータに対して伸長処理を施す伸長処理部と、前記伸長処理部により伸長されたコンテンツデータが表示される表示部と、を備えたことを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、併せて、本発明のコンテンツ配信システムは、上述のコンテンツサーバと、上述のクライアント端末とを備えたことを要旨とする。
本発明によれば、以下のような効果がある。すなわち、送信路上で第三者に漏洩する事態があっても、圧縮コンテンツデータの一部を暗号化しているので、当該第三者が、たとえ採用された圧縮手法を認識していた、又は認識できたとしても、伸長処理を行えない。なお、この場合、可変長圧縮符号化処理の特性から、暗号化されている部分のみならず、暗号化されていない部分も含めて全体が伸長できない。また、ブラウザの開発者ツールのネットワーク通信履歴などからそのコンテンツ情報を抜き取られたとしても、同様に伸長処理を行えない。従って、当該第三者に情報が漏洩することが回避され、コンテンツデータに係る著作権は保護される。
一方、上述のように圧縮コンテンツデータの一部のみにしか暗号化処理を施していないので、コンテンツデータ全体に対して処理を施す通常の暗号化処理と比較して、簡易に、かつ短時間で行える利点がある。また、それに対応して、クライアント端末のブラウザにおける復号化処理も簡易に短時間で行える。
つまり、通信路上での漏洩を確実に防止しつつ、その処理を簡易にして高速処理を行うことができるという利点がある。
また、コンテンツサーバは、復号化用スクリプトを画像ファイルに偽装してクライアント端末に送信してやるようにすれば、通信路上を流れる復号化用スクリプト自体の情報を第三者に認識されにくくできる。
本発明のコンテンツ配信システムにおける一実施形態の概略機能構成を示す図である。 クライアント端末のハードウェア概略構成の具体例を示す図である。 コンテンツサーバのハードウェア概略構成の具体例を示す図である。 本発明のコンテンツデータ処理方法における一実施形態の概略処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明のコンテンツ配信システムにおける一実施形態の概略機能構成を示す図である。同図に示したコンテンツ配信システムは、それぞれがネットワーク3に接続可能なクライアント端末1及びコンテンツサーバ2を備え、それらは互いにそのネットワーク3を介して通信可能となっている。ここで、クライアント端末1は、一般のパーソナルコンピュータや、いわゆるスマートフォンのような汎用携帯情報端末やいわゆるタブレット端末や、また、その他の各種端末であってよい。また、ネットワーク3としては、典型的にはIPネットワークであるが、いわゆる3G回線等の他の既存のネットワークであってもよい。
図1に示すように、クライアント端末1は、ブラウザ11、伸長処理部12、及び表示部13を少なくとも備えている。ここで、ブラウザ11は、コンテンツサーバ2に対して所望のコンテンツデータの配信を要求する。また、ブラウザ11は、コンテンツサーバ2から配信された一部暗号化圧縮コンテンツデータに、同様に送られてきた、その一部暗号化に対応する復号化用スクリプトを施すことにより、元の圧縮コンテンツデータを復元する一部暗号化圧縮コンテンツデータ復号化部111を有している。また、伸長処理部12は、一部暗号化圧縮コンテンツデータ復号化部111により復元された元の圧縮コンテンツデータを入力して伸長処理を行い、ブラウザ11に戻す。また、表示部13には、ブラウザ11により表示可能に処理されたコンテンツデータが表示される。なお、ブラウザ11は、典型的にはHTML(Hyper Text Markup Language)5の規格に対応しているものである。
また、図1に示すように、コンテンツサーバ2は、要求受付部21、圧縮コンテンツデータ格納部22、及び一部暗号化部23を少なくとも備えている。ここで、要求受付部21は、クライアント端末1からのコンテンツ配信要求を受け付ける。また、圧縮コンテンツデータ格納部22には、配信可能な複数のコンテンツが圧縮符号化されて格納されている。なお、コンテンツが画像データであれば、圧縮符号化の手法としては、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、PNG(Portable Network Graphics)等がある。一部暗号化部23は、要求受付部21からの指示に応じて、圧縮コンテンツデータ格納部22から、指定されたコンテンツの圧縮データを読み出し、予め定めた標準暗号化手法、例えば共通鍵暗号化手法のDES(Data Encryption Standard)、に基づいて、その読み出した圧縮コンテンツデータの一部に対して暗号化を施し、得られた一部暗号化圧縮コンテンツデータをクライアント端末1に配信するとともに、その一部暗号化に対応した復号化用スクリプトを画像ファイルに偽装して送信する。なお、クライアント端末1に送る復号化用スクリプト、及び、クライアント端末1内の一部暗号化圧縮コンテンツデータ復号化部111における復号化処理の詳細については、後述する。また、上述の「偽装」の意味についても後述する。
図2は、クライアント端末1のハードウェア概略構成の具体例を示す図である。ここでは、スマートフォンの例を挙げている。但し、音声通話に係る機能等、直接関係のない機能構成については省略している。同図に示すように、クライアント端末1は、ハードウェア構成として、全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit)51と、所定のプログラムが予め格納されるROM(Read Only Memory)52と、実行中のプログラムや実行中の処理に係るデータが一時的に格納されるRAM(Random Access Memory)53と、各種テキストデータ及び静止画・動画データが格納されるFLASH(Flash Memory)54と、ネットワーク3との通信を担う通信制御部55と、各種テキストデータ及び静止画・動画データが表示されるディスプレイ56と、オペレータが指で触れて各種指示等を行うためのタッチパネル57と、各種外部デバイスを接続するためのインターフェース58とを備えている。なお、図1との関係では、ブラウザ11や伸長処理部12の各機能は、それらのプログラムがRAM53に格納されてCPU51により実行されることにより実現される。また、表示部13は、ディスプレイ56とタッチパネル57とで構成されている。
図3は、コンテンツサーバ2のハードウェア概略構成の具体例を示す図である。同図に示すように、コンテンツサーバ2は、ハードウェア構成として、全体の制御を行うCPU61と、所定のプログラムが予め格納されるROM62と、実行中のプログラムや実行中の処理に係るデータが一時的に格納されるRAM63と、各種テキストデータ及び静止画・動画データが格納されるHDD(Hard Disk)64と、ネットワーク3との通信を担う通信制御部65とを備えている。なお、図1との関係では、要求受付部21や一部暗号化部23の各機能は、それらのプログラムがRAM63に格納されてCPU61により実行されることにより実現される。また、図1に示される圧縮コンテンツデータ格納部22に格納されている圧縮コンテンツデータも、HDD64に格納されている。
図4は、本発明のコンテンツデータ処理方法における一実施形態の概略処理手順を示すフローチャートである。
そこで、コンテンツの配信を受けたい場合、オペレータは、特定のサイトに対してその要求をすべく、クライアント端末1のタッチパネル57を介して、コンテンツの指定等の指示を行う。指示を受けたクライアント端末1のブラウザ11は、そのオペレータの操作指示に応じて、指定されたコンテンツの配信(ダウンロード)をコンテンツサーバ2に要求する(ステップS11)。クライアント端末1から送信された配信要求は、コンテンツサーバ2の要求受付部21で受け付けられ、その要求受付部21は、その配信要求を一部暗号化部23に伝える(ステップS21)。要求受付部21から配信要求を伝えられた一部暗号化部23は、指定されたコンテンツに係る圧縮データを圧縮コンテンツデータ格納部22から読み出す(ステップS22)。
次に、一部暗号化部23は、予め定めた標準暗号化手法、例えば共通鍵暗号化手法のDES、に基づいて、その読み出した圧縮コンテンツデータの一部に対して暗号化を施す(ステップS23)。なお、ここでいう「一部」の目安であるが、より多くなれば、第三者による復元の困難性を向上させることができる一方で、処理速度はその分低下する。従って、第三者による復元の困難性と処理速度とのトレードオフの観点から決めればよい。典型的には、圧縮コンテンツデータの一部としては、そのヘッダ部の少なくとも一部が含まれていることが好ましい。ヘッダ部には、ハフマンテーブル等の重要な情報が含まれているので、その部分を暗号化しさえすれば、全体の復元性は大きく低下するからである。
次に、一部暗号化部23は、その一部暗号化処理に対応した復号化用スクリプトを作成し、要求元のクライアント端末1宛に、一部暗号化圧縮コンテンツデータを配信するとともに、対応する復号化用スクリプトを送信する(ステップS24)。ここで、復号化用スクリプトとは、コンテンツサーバ2で採用された標準暗号化手法により一部が暗号化された圧縮コンテンツデータをブラウザ11上で復号化するための、ブラウザ11上で動作可能なスクリプト言語(例えば、JavaScript(登録商標))である。具体的には、その標準暗号化手法に対応した復号化処理アルゴリズム(暗号化を施した部分(位置)を特定できる情報を含む)自体とその鍵の情報とが、スクリプト言語で記述されているものである。但し、当該アルゴリズムの情報と鍵とは、別々のスクリプトとして送信してもよい。
ここで、送信する復号化用スクリプトについては、画像ファイルに偽装して送信すれば、更に好適である。すなわち、復号化用スクリプトとして記述されたプログラムのアスキーコードを画像のピクセル値に対応させて見かけ上画像データ(例えばPNG画像)として送信する。
なお、コンテンツサーバ2側においては、送信した圧縮コンテンツデータ及び対応する復号化用スクリプトを一定期間又は一定条件下でキャッシュしておくことが一般的である。
一方、一部暗号化圧縮コンテンツデータと、それに対応した復号化用スクリプトを受信したクライアント端末1は、そのブラウザ11内の一部暗号化圧縮コンテンツデータ復号化部111が、受信した一部暗号化圧縮コンテンツデータにその復号化用スクリプトを施して元の圧縮コンテンツデータを復元する(ステップS12)。このとき、前述のように、復号化用スクリプトが画像ファイルに偽装されて送られている場合には、まず、そのピクセル値に基づいてアスキーコードとして復元する。そして、一部暗号化圧縮コンテンツデータ復号化部111が、所定のスクリプト言語で記述された復号化用スクリプトを実行することにより復号化し、元の圧縮コンテンツデータを復元する。
次に、ブラウザ11は、復元した圧縮コンテンツデータを伸長処理部12に送り、伸長処理部12は、そのデータに対して伸長処理を施し、処理後のデータをブラウザ11に戻す(ステップS13)。伸長処理後の得られたコンテンツデータはブラウザで表示可能なデータ(例えば画像データとその表示位置を指定する情報)であるので、ブラウザ11は、そのデータに基づき当該コンテンツの内容を表示部13に表示できる(ステップS14)。
なお、上述の実施形態にあっては、クライアント端末1において書き換えられた圧縮コンテンツを復元するために、クライアント端末1に送るデータとして、「(復号化用)スクリプト」という表現を使用したが、本発明の主旨としては、この表現に限定されず、すなわち、「クライアント端末1のブラウザ11上で動作可能なプログラム」であればよい。
なお、上述の実施形態にあっては、配信要求を受けて送るごとに一部暗号化の処理を行っているが、予め、一部暗号化済みの圧縮コンテンツデータを格納部に格納しておくことも可能である。
以上のように、上述の一実施形態によれば、以下のような効果がある。すなわち、送信路上で第三者に漏洩する事態があっても、圧縮コンテンツデータの一部を暗号化しているので、当該第三者が、たとえ採用された圧縮手法を認識していた、又は認識できたとしても、伸長処理を行えない。なお、この場合、可変長圧縮符号化処理の特性から、暗号化されている部分のみならず、暗号化されていない部分も含めて全体が伸長できない。また、ブラウザの開発者ツールのネットワーク通信履歴などからそのコンテンツ情報を抜き取られたとしても、同様に伸長処理を行えない。従って、当該第三者に情報が漏洩することが回避され、コンテンツデータに係る著作権は保護される。
一方、上述のように圧縮コンテンツデータの一部のみにしか暗号化処理を施していないので、コンテンツデータ全体に対して処理を施す通常の暗号化処理と比較して、簡易に、かつ短時間で行える利点がある。また、それに対応して、クライアント端末1のブラウザ11における復号化処理も簡易に短時間で行える。
以上から総じて、通信路上での漏洩を確実に防止しつつ、その処理を簡易にして高速処理を行うことができるという利点がある。
また、上述の実施形態においては、コンテンツサーバから送信する復号化用スクリプトを画像ファイルに偽装して送信しているので、通信路上を流れる復号化用スクリプト自体の情報を第三者に認識されにくくできている。
本発明のコンテンツデータ処理方法、コンテンツサーバ、クライアント端末、及びコンテンツデータ配信システムは、例えばインターネット上のコンテンツ販売サイトから所望のコンテンツを購入して自身のコンテンツビューワー、スマートフォン、タブレット端末等にダウンロードして表示する場合に採用できる。
1 クライアント端末
11 ブラウザ
111 一部暗号化圧縮コンテンツデータ復号化部
12 伸長処理部
13 表示部
2 コンテンツサーバ
21 要求受付部
22 圧縮コンテンツデータ格納部
23 一部暗号化部
3 ネットワーク
51,61 CPU
52,62 ROM
53,63 RAM
54 FLASH
64 HDD
55,65 通信制御部
56 ディスプレイ
57 タッチパネル
58 各種外部デバイスインターフェース

Claims (12)

  1. コンテンツサーバに格納されたコンテンツデータをネットワークを介してクライアント端末にダウンロードする際のコンテンツデータ処理方法であって、
    前記コンテンツサーバは、前記クライアント端末から、所望のコンテンツの配信要求を受けると、前記所望のコンテンツに係る圧縮コンテンツデータの一部を暗号化し、その一部が暗号化された圧縮コンテンツデータと、その一部暗号化に対応した復号化用プログラムを、前記ネットワークを介して前記クライアント端末に送信し、
    前記クライアント端末のブラウザは、前記コンテンツサーバから、一部が暗号化された圧縮コンテンツデータと、その一部暗号化に対応した復号化用プログラムを前記ネットワークを介して受信すると、受信した一部暗号化圧縮コンテンツデータに対して、受信した復号化用プログラムを施すことにより、元の圧縮コンテンツデータを復元することを特徴とするコンテンツデータ処理方法。
  2. コンテンツサーバに格納されたコンテンツデータをネットワークを介してクライアント端末にダウンロードする際のコンテンツデータ処理方法であって、
    少なくとも1つのコンテンツに係るコンテンツデータを圧縮符号化して前記コンテンツサーバに格納しておき、
    前記クライアント端末が、前記コンテンツサーバに対して所望のコンテンツの配信を要求し、
    前記コンテンツサーバが、前記所望のコンテンツに係る圧縮コンテンツデータの一部を暗号化し、
    前記コンテンツサーバが、その一部が暗号化された一部暗号化圧縮コンテンツデータと、その一部暗号化に対応した復号化用プログラムを、前記ネットワークを介して前記クライアント端末に送信し、
    前記クライアント端末で動作するブラウザが、受信した一部暗号化圧縮コンテンツデータに対して、受信した復号化用プログラムを施すことにより、元の圧縮コンテンツデータを復元し、
    前記クライアント端末が、復元した圧縮コンテンツデータに対して伸長処理を施して、前記ブラウザにより表示部に表示することを特徴とするコンテンツデータ処理方法。
  3. 前記復号化用プログラムには、前記一部暗号化圧縮コンテンツデータを復号化するための復号化アルゴリズムの情報及び鍵情報が含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツデータ処理方法。
  4. 前記コンテンツサーバは、前記一部暗号化圧縮コンテンツデータを復号化するための復号化アルゴリズムの情報と鍵情報とを、それぞれ個別の復号化用プログラムとして送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツデータ処理方法。
  5. 前記コンテンツサーバは、前記圧縮コンテンツデータの一部として、そのヘッダ部の少なくとも一部を暗号化することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツデータ処理方法。
  6. 前記コンテンツサーバは、前記復号化用プログラムを画像ファイルに偽装して前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツデータ処理方法。
  7. 前記コンテンツデータは、電子書籍データであることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツデータ処理方法。
  8. 格納したコンテンツデータをネットワークを介してクライアント端末にダウンロードするためのコンテンツサーバであって、
    少なくとも1つのコンテンツに係るコンテンツデータが圧縮符号化されて格納される格納部と、
    前記クライアント端末から、所望のコンテンツの配信要求を受けると、前記所望のコンテンツに係る圧縮コンテンツデータの一部を暗号化し、その一部が暗号化された圧縮コンテンツデータと、その一部暗号化に対応した復号化用プログラムを、前記ネットワークを介して前記クライアント端末に送信する一部暗号化部と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツサーバ。
  9. 前記一部暗号化部は、前記圧縮コンテンツデータの一部として、そのヘッダ部の少なくとも一部を暗号化することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツサーバ。
  10. 前記一部復号化部は、前記復号化用プログラムを画像ファイルに偽装して前記クライアント端末に送信することを特徴とする請求項8に記載のコンテンツサーバ。
  11. コンテンツサーバに格納されたコンテンツデータをネットワークを介してダウンロードするクライアント端末であって、
    前記コンテンツサーバに対して所望のコンテンツの配信を要求し、前記コンテンツサーバから、一部が暗号化された圧縮コンテンツデータと、その一部暗号化に対応した復号化用プログラムを前記ネットワークを介して受信すると、受信した一部暗号化圧縮コンテンツデータに対して、受信した復号化用プログラムを施すことにより、元の圧縮コンテンツデータを復元するブラウザと、
    復元した圧縮コンテンツデータに対して伸長処理を施す伸長処理部と、
    前記伸長処理部により伸長されたコンテンツデータが表示される表示部と、
    を備えたことを特徴とするクライアント端末。
  12. 請求項8に記載のコンテンツサーバと、請求項11に記載のクライアント端末とを備えたことを特徴とするコンテンツ配信システム。
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