JP2014131186A - 経路制御方法、情報処理装置、及びプログラム - Google Patents

経路制御方法、情報処理装置、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2014131186A
JP2014131186A JP2012288015A JP2012288015A JP2014131186A JP 2014131186 A JP2014131186 A JP 2014131186A JP 2012288015 A JP2012288015 A JP 2012288015A JP 2012288015 A JP2012288015 A JP 2012288015A JP 2014131186 A JP2014131186 A JP 2014131186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
port
igmp
switch
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012288015A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6011331B2 (ja
Inventor
Masahiro Sato
昌浩 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2012288015A priority Critical patent/JP6011331B2/ja
Priority to US14/061,239 priority patent/US20140185613A1/en
Publication of JP2014131186A publication Critical patent/JP2014131186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6011331B2 publication Critical patent/JP6011331B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/74Address processing for routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/16Multipoint routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/16Arrangements for providing special services to substations
    • H04L12/18Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast
    • H04L12/1886Arrangements for providing special services to substations for broadcast or conference, e.g. multicast with traffic restrictions for efficiency improvement, e.g. involving subnets or subdomains
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/24Multipath
    • H04L45/245Link aggregation, e.g. trunking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】ネットワーク上に障害が発生した場合であっても、マルチキャストメッセージを転送すべきグループノードに対し、より確実にマルチキャストメッセージを転送できるようにする技術を提供する。
【解決手段】マルチキャストグループに参加するホスト1は、直接、接続されたスイッチ12でIGMPレポート50の振り分け先となりうる各ポートからそのIGMPレポート50を送信させるために、送信されるポートが異なる複数のIGMPレポート50を生成し送信する。それにより、複数のIGMPレポート50を受信するスイッチ12は、異なるポートからIGMPレポート50を送信する。それにより、IGMPレポート50は、より多くのスイッチ12にスリーピングされる。この結果、マルチキャストグループに属するホスト宛のパケットの転送経路は、複数、確保される。
【選択図】図5

Description

本発明は、マルチキャストのメッセージが転送されるマルチパスのネットワーク上の経路を制御するための技術に関する。
近年、ネットワークの普及により、ネットワークに情報処理装置(コンピュータ)をノードとして接続させたユーザを対象にするサービスが広く行われている。現在では、ネットワークの広帯域化により、より幅広いサービスが提供可能となっている。ここでは便宜的に、ノードとはサービスの提供対象とするユーザが操作する情報処理装置を指す意味で用いる。
そのサービスの一つとして、映像、或いは音声等の配信サービスがある。その配信サービスは、個人を対象にデータを送信する個人視聴サービスと、特定グループに属する人を対象に同一データを一斉に送信するグループ視聴サービスと、に大別することができる。グループ視聴サービスでは、現在、マルチキャスト伝送が多く採用されている。
複数のノードに同一データを一斉に送信可能な伝送方式には、ブロードキャスト伝送がある。そのブロードキャスト伝送では、データの転送経路上に位置する各スイッチ(転送装置)は、全ポートからそのデータを転送する。これに対し、マルチキャスト伝送では、データの転送経路上に位置する各スイッチは、必要なポートのみからそのデータを転送する。そのため、マルチキャスト伝送は、ブロードキャスト伝送と比較して、帯域の浪費を抑えつつ、データを効率的に伝送することができる。この利点から、グループ視聴サービスでは、マルチキャスト伝送が採用されることが増えている。
マルチキャスト伝送の制御には、一般的に、IGMP(Internet Group Management Protocol)が用いられる。このIGMPは、ルータに、マルチキャストグループに属するノードを認識させることができる。以降、マルチキャストグループに属するノードを他と区別するために、「グループノード」と表記する。
マルチキャストグループに参加を希望するノードは、IGMPレポートと呼ばれるメッセージをルータ宛に送信する。各スイッチは、ノードから送信されたメッセージをスヌーピングして、自身の配下に存在するグループノードを認識し、その認識結果をマルチキャストテーブルに反映させる。
マルチキャストテーブルには、認識結果が格納されるエントリ(レコード)が用意される。各エントリには、認識結果として、マルチキャストグループに割り当てられたマルチキャストアドレスと、そのマルチキャストアドレスを宛先のIP(Internet Protocol)アドレスとする、グループノード宛のメッセージを送信するポートの識別情報と、が格納される。その識別番号として、以降、ポート番号を想定する。そのグループノード宛のメッセージを送信するポートは、IGMPレポートが受信されるポートである。そのIGMPレポートは、IGMP joinメッセージとも呼ばれる。グループノード宛のメッセージは以降、「マルチキャストメッセージ」と表記する。
各スイッチは、ルータから送信されたマルチキャストメッセージを受信した場合、マルチキャストテーブルを参照し、そのマルチキャストメッセージをどのポートに転送すべきか否か判定する。受信したマルチキャストメッセージに対する転送対象となるポートは、そのポートのポート番号と共にマルチキャストアドレスがマルチキャストテーブル内のエントリとして格納されている。そのようにして、無駄なマルチキャストメッセージの転送が回避される結果、帯域の浪費が抑えられる。
スイッチは、普通、ケーブルの断線、或いは他の転送装置の故障、等によってネットワーク上に発生した障害を検出し、メッセージの経路、つまりメッセージを送信するポートを切り替えるようになっている。マルチパスのネットワークでは、多くの場合、そのポートの切り替えが可能である。発生した障害に伴う経路の切り替えは、マルチキャストメッセージが転送されるスイッチを変更させる。
マルチキャストメッセージは、IGMPレポートの転送経路を逆向きに転送される。そのため、マルチキャストメッセージが転送されるスイッチが変更される場合、そのマルチキャストメッセージが新たに転送されるスイッチのマルチキャストテーブルには、そのマルチキャストメッセージに対応するエントリが存在しないことになる。マルチキャストテーブルに対応するエントリの存在しないマルチキャストメッセージは破棄される。この結果、グループノードのなかには、ネットワーク上の障害により、マルチキャストメッセージを受信できなくなるグループノードが発生する可能性がある。このようなことから、ネットワーク上に障害が発生した場合であっても、各グループノードにマルチキャストメッセージがより確実に届くようにすることが望ましいと云える。
特開2006−246264号公報
1側面では、本発明は、ネットワーク上に障害が発生した場合であっても、マルチキャストメッセージを転送すべきグループノードに対し、より確実にマルチキャストメッセージを転送できるようにする技術を提供することを目的とする。
本発明を適用した1システムでは、転送されたメッセージのスヌーピングが可能な転送装置を複数、用いてマルチパスが実現されているネットワークにノードとして接続されたコンピュータが、マルチキャストグループに参加する場合に、転送装置のなかから、スヌーピングを行い、且つマルチキャストグループに属するノード宛の第1のメッセージを受信する可能性のある第1のポートを複数、備えた転送装置である第1の転送装置を少なくとも1台、選択し、
マルチキャストグループに参加する旨を表す第2のメッセージを、選択した第1の転送装置が備える第1のポート別に作成し、該作成した第2のメッセージをそれぞれ送信して、該第2のメッセージを各第1のポートを介して転送させることにより、第1のメッセージの転送経路を複数、確保する。
本発明を適用した場合には、ネットワーク上に障害が発生した場合であっても、マルチキャストメッセージを転送すべきグループノードに対し、より確実にマルチキャストメッセージを転送することができる。
本実施形態による情報処理装置が接続されたネットワークのトポロジ例を表す図である。 本実施形態による情報処理装置の機能構成例を説明する図である。 LAG設定時のスイッチの動作を説明する図である。 ルータから送信されるIGMPクエリの各ホストへの転送経路の例を説明する図である。 マルチキャストグループに参加するホストに送信させるIGMPレポートを説明する図である。 IGMPメッセージの構成例を説明する図である。 構成情報確認コマンドによってスイッチから得られる情報例を説明する図である。 振り分け確認コマンドによってスイッチから得られる情報例を説明する図である。 IGMPメッセージ管理テーブル作成処理のフローチャートである。 IGMPメッセージ生成処理のフローチャートである。 ホスト、及びそのホストが接続されたネットワークの動作例を表すシーケンス図である。 本実施形態による情報処理装置の構成例を表す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態による情報処理装置が接続されたネットワークのトポロジ例を表す図である。図2は、本実施形態による情報処理装置の機能構成例を説明する図である。
図1に表すように、そのネットワーク10は、ルータ11、及び複数台のスイッチ12を備えている。図1では、理解を容易とするために、ネットワーク10を構成するスイッチ12として、5台のスイッチ12−1〜12−5のみを表している。
図1の1(1−1、1−2)は、本実施形態による情報処理装置(コンピュータ)である。図1では「host#1」「host#2」と表記している。以降、本実施形態による情報処理装置1(1−1、1−2)はホストと表記する。ホスト1−1、1−2はそれぞれスイッチ12−4、12−5と接続されている。
ここでは、ネットワーク10上を転送されるデータを「パケット」と呼ぶことにする。マルチキャストグループに属するホスト1を対象に、ルータ11から転送されるパケットは「マルチキャストパケット」と呼ぶことにする。
図1中に表記の「P1」〜「P3」は、各スイッチ12に複数、設けられたポートのうちの1つを表している。例えば「P1」は、ポート番号が1のポートを表している。「P1」〜「P3」は、そのように1つのポートのみを表す識別情報であることから、以降、「P1」〜「P3」は特定可能なポートの符号として用いることとする。
図1中に表記の「LAG」は、Link Aggregationの略記である。このLAGは、複数の物理ポートを仮想的に束ねて1つの論理ポートとして扱う技術である。図1に表す例では、スイッチ12−1では、ポートP2及びP3がLAGによって1つの論理ポートとなっており、スイッチ12−4及び12−5では共に、ポートP1及びP2が1つの論理ポートとなっている。
図1に表す例では、各スイッチ12のポート数は全て3となっている。そのために、各スイッチ12−1、12−4、及び12−5のLAGを構成するポート数は2となっている。しかし、各スイッチ12のポート数を全て同じにする必要はない。LAGを採用するスイッチ12、及びその数も特に限定されない。
スイッチ12間では、スイッチ12−1のポートP1〜P3は、ルータ11、スイッチ12−2のポートP1、スイッチ12−3のポートP1、とそれぞれ接続されている。スイッチ12−2のポートP2及びP3は、スイッチ12−4のポートP1、スイッチ12−5のポートP1、とそれぞれ接続されている。スイッチ12−3のポートP2及びP3は、スイッチ12−4のポートP2、スイッチ12−5のポートP2、とそれぞれ接続されている。スイッチ12−4のポートP3は、ホスト1−1と接続されている。スイッチ12−5のポートP3は、ホスト1−2と接続されている。そのような接続関係により、ネットワーク10は、ルータ11から各ホスト1の間は複数の転送経路でメッセージを転送可能なマルチパスとなっている。
図3は、LAG設定時のスイッチの動作を説明する図である。ここで、図3を参照し、LAGが設定されたスイッチ12がパケット30を振り分けるための動作について具体的に説明する。
そのパケット30は、ヘッダ部と、データ部とに大別される。ヘッダ部には、宛先アドレス(Destination Address:DA)、及び送信元アドレス(Source Address:SA)が格納される。宛先アドレス、及び送信元アドレスともに、IP(Internet Protocol)、及びMAC(Media Access Control)アドレスの2つのアドレスがある。IGMPメッセージは、データ部に格納される。
図3に表すスイッチ12は、ポートP1及びP2がLAGによってまとめられている。それにより、ポートP3によって受信されたパケット30は、ポートP1及びP2のうちの何れかを介して送信される。図3に表すLAGテーブル35は、そのようなパケット30の振り分け先の選択に用いられる。
LAGテーブル35には、少なくとも、LAGが設定されたポートの数のエントリが存在する。各エントリには、ハッシュ値と、パケット30の送信に用いるポートを表す識別情報と、が格納される。図3では、「P1」及び「P2」はその識別情報を表している。
ポートP3でパケット30を受信したスイッチ12は、そのパケット30のヘッダ部に格納されているアドレスを複数、抽出し、抽出した複数のアドレスを用いてハッシュ値を算出する。次にスイッチ12は、算出したハッシュ値を用いてLAGテーブル35を参照し、そのハッシュ値が格納されているエントリを特定して、そのエントリに識別情報が格納されたポートをパケット30の送信に用いるポートとして決定する。それにより、LAGにまとめられた複数のポートは、そのなかの1つがパケット30の送信に用いられる。そのようなパケット30の振り分けを実現させることから、LAGはマルチパスの制御に用いられる。
ネットワーク10上の各スイッチ12は、LAGが設定可能であると共に、スヌーピングを行うことが可能である。各スイッチ12は、そのスヌーピングが有効となっていた場合に、スヌーピングを行う。
本実施形態による情報処理装置であるホスト1は、図2に表すように、メッセージ受信部21、メッセージ送信部22、記憶部23、IGMPメッセージ生成部24、LAGポート情報検索部25、及びフロー探索部26を備えている。記憶部23には、IGMPメッセージ管理テーブル231、及びアドレス情報232が格納される。これらの詳細は、後述する。
図11は、本実施形態による情報処理装置の構成例を表す図である。本実施形態による情報処理装置であるホスト1は、図11に表すように、CPU(Central Processing Unit)71、ROM(Read Only Memory)72、メモリ(メモリモジュール)73、NIC(Network Interface Card)74、ハードディスク装置(HD)75、及びコントローラ76を備えている。この構成は1例であり、ホスト1の構成として限定されるものではない。
ROM72は、BIOS(Basic Input/Output System)を格納したメモリである。このBIOSは、CPU71によってメモリ73に読み出され実行される。ハードディスク装置75には、OS(Operating System)、及び各種アプリケーション・プログラム(以降「アプリ」と略記)が格納されている。CPU71は、BIOSの起動が完了した後、コントローラ76を介してハードディスク装置75からOSを読み出して実行することができる。NIC74を介した通信は、OSの起動によって可能となる。
図2に表すメッセージ受信部21、及びメッセージ送信部22は、図11に表すNIC74に相当する。記憶部23は、メモリ73、或いはメモリ73とハードディスク装置75が相当する。IGMPメッセージ生成部24、LAGポート情報検索部25、及びフロー探索部26は共に、CPU71が、コントローラ76を介してハードディスク装置75からメモリ73に読み出した対応するプログラムを実行することで実現される。
IGMPメッセージ生成部24、LAGポート情報検索部25、及びフロー探索部26を実現させるプログラムは、それぞれ異なるプログラムであっても良い。IGMPメッセージ生成部24、LAGポート情報検索部25、及びフロー探索部26をそれぞれ実現させるプログラムをサブプログラムとし、そのサブプログラムを1つのプログラムとしてまとめても良い。このようなことから、IGMPメッセージ生成部24、LAGポート情報検索部25、及びフロー探索部26を実現させるプログラムの実装方法は特に限定されない。ここでは便宜的に、それらのプログラムはOSに組み込まれていると想定する。
次に、図2に機能構成例を表すノード1の動作について、図4〜図7Bの説明図を参照して後述する。
図4は、ルータから送信されるIGMPクエリの各ホストへの転送経路の例を説明する図である。ここでのIGMPクエリ40とは、特に断らない限り、IGMPクエリをデータ部に格納したパケット30を指す意味で用いている。本来のIGMPクエリを指す場合、「オリジナルIGMPクエリ」と表記する。図5に表すIGMPレポート50も同様に、特に断らない限り、IGMPレポートを格納したパケット30を指す意味で用いる。本来のIGMPレポートを指す場合、「オリジナルIGMPレポート」と表記する。マルチキャストパケットには、他のパケット30と区別するために、30を符号として用いないこととする。
ルータ11は、マルチキャストグループに属するホスト1の存在の確認、等のためにメッセージを送信する。IGMPクエリ40は、そのためのパケットである。図4に表すIGMPクエリ40において、「A」はルータ11のMACアドレス(DA:送信元アドレス)、「224.0.100.1」はマルチキャストアドレス、「B」は224.0.100.1に対するMACアドレス、をそれぞれ表している。
図6は、IGMPメッセージの構成例を説明する図である。図6に表すIGMPメッセージは、パケット30のデータ部に格納されるオリジナルIGMPメッセージである。図6に表すように、オリジナルIGMPメッセージは、タイプ、最大応答時間、チェックサム、及びマルチキャストアドレスを含む。
タイプは、オリジナルIGMPメッセージの種類を表す。このタイプによって、IGMPクエリ、IGMPレポート、等のオリジナルIGMPメッセージの種類が特定される。
最大応答時間は、IGMPクエリの場合に有効となるデータである。チェックサムは、オリジナルIGMPメッセージの完全性の確認のために用いられる。マルチキャストアドレスは、IGMPレポートの場合に有効となるデータであり、ホスト1が参加を希望するマルチキャストグループのマルチキャストアドレスを表している。
スヌーピングが有効となっているスイッチ12は、配下(ルータ11からのパケット30が転送される側)に存在するホスト1から送信されるIGMPレポートをスヌーピングし、そのスヌーピング結果に応じて、マルチキャストテーブル42を更新する。マルチキャストテーブル42を構成するエントリ(レコード)には、マルチキャストグループに割り当てられたマルチキャストアドレスと、そのマルチキャストアドレスを格納したマルチキャストパケットを送信するポートのポート番号とが格納される。それにより、スヌーピングが有効となっているスイッチ12は、マルチキャストテーブルを参照し、転送すべきポートのみに転送する。図4では、説明上、便宜的に、各スイッチ12が管理するマルチキャストテーブル42には、マルチキャストアドレスとポート番号の組み合わせが格納されているエントリが存在しないとしている。
ルータ11から送信されたIGMPクエリ40は、図4中、破線の矢印で表す転送経路45、46で各ホスト1に転送される。それら転送経路45、46は、各ホスト1から送信されるIGMPレポート50の転送経路と一致する。図4に表すネットワーク10の構成では、スイッチ12−1からスイッチ12−2にパケット30を転送するうえでの障害が発生した場合、パケット30はスイッチ12−1からスイッチ12−3に転送される。その結果、スイッチ12−1から各ホスト11への転送経路は、それぞれ、スイッチ12−1→スイッチ12−3→スイッチ12−4→ホスト1−1、スイッチ12−1→スイッチ12−3→スイッチ12−5→ホスト1−2、に変更される。各ホスト1がマルチキャストグループに属している状況では、そのような転送経路の変更により、各ホスト1にマルチキャストパケットが届かなくなる。このことから、本実施形態では、マルチキャストグループに参加するホスト1に、複数の転送経路を確保させるようにしている。複数の転送経路を確保させることにより、マルチキャストパケットがホスト1に届かなくなる可能性を低減させることができる。
記憶部23に格納されるIGMPメッセージ管理テーブル231は、複数の転送経路を確保するために作成されるテーブルである。そのIGMPメッセージ管理テーブル231の各エントリには、図2、及び図4に表すように、アドレス、及びポート番号が格納される。アドレスは、マルチキャストアドレスである。ポート番号は、ホスト1と直接、パケット30を送受信するスイッチ12に設けられたポートのポート番号である。それにより、例えばホスト1がホスト1−1であれば、スイッチ12はスイッチ12−1である。図4は、各ホスト1がIGMPメッセージ管理テーブル231を作成した後の状態を表している。
LAGポート情報検索部25は、直接、接続されたスイッチ12で振り分け先となりうるポートの確認を行う。IGMPメッセージ管理テーブル231の各エントリに格納されたポート番号は、LAGポート情報検索部25による確認結果である。
マルチパスのネットワークでは、ホストに直接、接続されたスイッチにはLAGが設定されるのが普通である。そのため、LAGポート情報検索部25によって確認されるポートは、LAGを構成するポートとなるのが普通である。しかし、ホスト1に直接、接続されたスイッチ12にLAGを設定しなくとも良い。
フロー探索部26は、LAGポート情報検索部25が確認したポート毎に、そのポートから送信されるマルチキャストアドレスを確認する。IGMPメッセージ管理テーブル231の各エントリに格納されたアドレスは、フロー探索部26による確認結果である。
上記LAGポート情報検索部25、及びフロー探索部26のそれぞれによる確認は、Telnet、或いはSSH(Secure Shell)等のプロトコルを用いて必要なコマンドを送信することで可能である。ここでは、LAGポート情報検索部25、及びフロー探索部26がそれぞれ送信するコマンドを「構成情報確認コマンド」「振り分け確認コマンド」と呼ぶことにする。記憶部23に格納されたアドレス情報232は、直接、接続されたスイッチ12にアクセスするための情報である。
図7Aは、構成情報確認コマンドによってスイッチから得られる情報例を説明する図であり、図7Bは、振り分け確認コマンドによってスイッチから得られる情報例を説明する図である。
図7Aに表すように、構成情報確認コマンドを受信したスイッチ12は、ホスト1から受信したパケット30の振り分け先となりうる各ポートのポート番号を返信する。その返信によって得られたポート番号がIGMPメッセージ管理テーブル231のエントリに格納される。
一方、振り分け確認コマンドは、アドレスを指定し、指定したアドレスを格納したパケット30が振り分けられるポートのポート番号を確認するためのコマンドである。そのため、図7Bに表すように、振り分け確認コマンドを受信したスイッチ12は、振り分け先のポートのポート番号を返信する。
図7Bに表記の「224.0.1.1」は、指定されたマルチキャストアドレスである。図7Bには、指定されたマルチキャストアドレスのみ表記している。これは、本実施形態では、指定可能なアドレスのなかで変更対象をマルチキャストアドレスのみとし、指定するマルチキャストアドレスの内容を変更しながら、実際に指定したマルチキャストアドレスでの振り分け先を確認するようにしているからである。それにより、IGMPメッセージ管理テーブル231の各エントリに格納するアドレスはマルチキャストアドレスのみとなっている。
図5は、マルチキャストグループに参加するホストに送信させるIGMPレポートを説明する図である。
上記のように、IGMPメッセージ管理テーブル231には、直接、接続されたスイッチ12で振り分け先となりうるポート毎にエントリが用意される。それにより、マルチキャストグループに参加するホスト1は、エントリ毎に、IGMPレポート50を作成し、作成したIGMPレポート50を送信する。
図5に表す2つのIGMPレポート50(50−1、50−2)は、同じマルチキャストグループへの参加を要請するためのものである。そのため、図5中に「IGMP」と表記したオリジナルIGMPレポート中のマルチキャストアドレスは、各IGMPレポート50で同じ「224.0.100.1」となっている。しかし、宛先アドレス(DA)とするIPアドレスは異なり、そのIPアドレスの違いによって、宛先アドレスとするMACアドレスも異なっている。送信元アドレスとするMACアドレスの内容として表記の「D」は、ホスト1−1のMACアドレスを表している。
この2つのIGMPレポート50は、それぞれ破線の矢印で表す転送経路55、56でルータ11に転送される。各転送経路55、56上の各スイッチ12は、受信したIGMPレポート50のスヌーピングにより、自身が管理するマルチキャストテーブル42を更新する。その結果、ホスト1−1は、それぞれ転送経路55、56の逆向きに転送される何れのマルチキャストパケット30も受信することができる。
上記IGMPメッセージ管理テーブル231の作成、及びIGMPレポート50の生成は、CPU71がハードディスク装置75に格納されたOSを実行することで実現される。次に図8、及び図9を参照し、IGMPメッセージ管理テーブル231の作成、及びIGMPレポート50の生成を行うためのCPU71の動作について詳細に説明する。
図8は、IGMPメッセージ管理テーブル作成処理のフローチャートである。始めに、図8を参照し、IGMPメッセージ管理テーブル作成処理について詳細に説明する。このIGMPメッセージ管理テーブル作成処理は、ホスト1に対し、IGMPの設定を有効とさせるか、或いはIGMPメッセージ管理テーブル231を作成する必要性が生じることを契機に実行される。
先ず、CPU71は、アドレス情報232を用いて、スイッチ12にリモート接続を行う(SP1)。次にCPU71は、接続したスイッチ12に対し、構成情報確認コマンド(図8中「LAG構成情報確認コマンド」と表記)を投入する(SP2)。その投入を行った後、CPU71は、スイッチ12からコマンドの応答としての情報(図8中「LAG構成情報」と表記)を受信するのを待って取得する(SP3)。CPU71は、取得した情報中のポート番号(図8中「ポート情報」と表記)をIGMPメッセージ管理テーブル231に格納する(SP4)。
SP4に続くSP5〜SP10では、IGMPメッセージ管理テーブル231のエントリのなかでポート番号を格納した各エントリにマルチキャストアドレスを格納するための処理が行われる。
先ず、SP5では、CPU71は、振り分け確認コマンド(図8中「LAG振り分けフロー確認コマンド」と表記)をスイッチ12に投入する。最初に投入する振り分け確認コマンド中のマルチキャストアドレスは、予め初期値として定めたアドレスである。その投入を行った後、CPU71は、スイッチ12からコマンドの応答としての情報(図8中「LAG振り分けフロー情報」と表記)を受信するのを待って取得する(SP6)。情報を取得したCPU71は、次に、取得した情報中のポート番号を格納したエントリにマルチキャストアドレスが存在しないか否か判定する(SP7)。そのポート番号を格納したエントリにマルチキャストアドレスが存在しない場合、SP7の判定はYESとなってSP8に移行する。そのポート番号を格納したエントリにマルチキャストアドレスが存在している場合、SP7の判定はNOとなってSP9に移行する。
SP8では、CPU71は、上記ポート番号を格納したエントリに、投入した振り分け確認コマンドで指定したマルチキャストアドレスを格納する。次にCPU71は、IGMPメッセージ管理テーブル231のポート番号が格納されているエントリの全てにマルチキャストアドレスが存在していないか否か判定する(SP9)。ポート番号が格納されているエントリの何れかにマルチキャストアドレスが存在しない場合、SP9の判定はYESとなってSP10に移行する。ポート番号が格納されているエントリの全てにマルチキャストアドレスが存在する場合、SP9の判定はNOとなり、ここでIGMPメッセージ管理テーブル作成処理が終了する。
SP10では、CPU71は、直前に投入した振り分け確認コマンドで指定したマルチキャストアドレスを更新し、次に投入する振り分け確認コマンドで指定するマルチキャストアドレスを決定する。その後、上記SP5に戻る。それにより、新たに決定されたマルチキャストアドレスで振り分け確認コマンドがスイッチ12に投入される。
図9は、IGMPメッセージ生成処理のフローチャートである。次に、図9を参照し、IGMPメッセージ生成処理について詳細に説明する。
このIGMPメッセージ生成処理は、IGMPレポート50の生成に係わる部分のみを抽出して表したものである。図9では、このIGMPメッセージ生成処理を実行する契機として、IGMPクエリ(図9中「IGMPクエリメッセージ」と表記)40の受信を挙げている。
ホスト1からのIGMPレポート50の送信は、マルチキャストグループに参加する場合の他に、ルータ11に対し、マルチキャストグループに属するホスト1の存在を認識させる場合にも行われる。マルチキャストグループに参加しない場合、受信したIGMPクエリ40の応答としてIGMPレポート50を送信する必要はない。このことから、IGMPクエリ40の受信は、通常、IGMPレポート50を生成する契機の一つである。
先ず、CPU71は、IGMPメッセージ管理テーブル231が作成されているか否か判定する(SP31)。IGMPメッセージ管理テーブル231が存在しない、或いは存在するIGMPメッセージ管理テーブル231が現在、接続されているスイッチ12のものではない場合、SP31の判定はNOとなり、ここでIGMPメッセージ生成処理が終了する。一方、現在、接続されているスイッチ12のIGMPメッセージ管理テーブル231が存在する場合、SP31の判定はYESとなってSP32に移行する。
SP31の判定がNOとなってIGMPメッセージ生成処理が終了した場合、図8にフローチャートを表すIGMPメッセージ管理テーブル作成処理が実行される。それにより、IGMPメッセージ管理テーブル231は、必要に応じて作成される。
図2に表す構成例では、メッセージ受信部21によって受信されたIGMPクエリ40はIGMPメッセージ生成部24によって処理される。IGMPメッセージ生成部24は、IGMPクエリ40の受信時に必要なIGMPメッセージ管理テーブル231が存在しない場合、LAGポート情報検索部25、及びフロー探索部26を制御し、IGMPメッセージ管理テーブル231を作成させる。IGMPメッセージ生成部24は、IGMPの設定が有効となった場合にも、同様にIGMPメッセージ管理テーブル231を作成させる。
図9の説明に戻る。
SP32では、CPU71は、生成すべきIGMPレポート50を生成した数をカウントするためのIGMPメッセージ生成数カウンタをリセット、つまりその値として0を格納する。このIGMPメッセージ生成数カウンタは、実際には例えば変数である。
次にCPU71は、IGMPメッセージ管理テーブル231に格納されたエントリを抽出し(SP33)、抽出したエントリのマルチキャストアドレスを読み出す(SP34)。マルチキャストアドレスを読み出したCPU71は、そのマルチキャストアドレスをIPアドレスの宛先アドレスに設定し(SP35)、IGMPレポート50を生成する(SP36)。
次にCPU71は、IGMPメッセージ生成数カウンタの値をインクリメントする(SP37)。そのインクリメントを行ったCPU71は、次に、IGMPメッセージ管理テーブル231のポート番号が格納されたエントリ分のIGMPレポートが未生成か否か判定する(SP38)。そのエントリ分のIGMPレポートを生成した場合、つまり、ポート番号が格納されたエントリの数と、IGMPメッセージ生成数カウンタの値とが一致する場合、SP28の判定はNOとなり、ここでIGMPメッセージ生成処理が終了する。上記エントリ分のIGMPレポート50を生成していない場合、SP38の判定はYESとなり、上記SP33に戻る。それにより、IGMPメッセージ管理テーブル231から別のエントリの抽出が行われる。
図10は、ホスト、及びそのホストが接続されたネットワークの動作例を表すシーケンス図である。最後に図10を参照し、ホスト1、及びネットワーク10を構成するルータ11、スイッチ12の動作について具体的に説明する。
図10に表記の「SW#A」〜「SW#C」は、ここではスイッチ12A〜スイッチ12Cと表記する。オペレータは、例えばネットワーク10、及びそのネットワーク10に接続された各ノード1を管理する作業者である。オペレータによる実際の作業は、通常、端末装置を用いて行われる。
オペレータは、期間t1内で、ネットワーク10上のルータ11、各スイッチ12A〜12C、及びホスト1に対してIGMPを有効にする設定を行い、各スイッチ12A〜12Cには更にIGMPスヌーピングを有効にする設定を行う(S1〜S5)。これらは初期設定として行われる。
期間t2では、IGMPメッセージ管理テーブル231の作成が行われる。ルータ11は、マルチキャストグループへの参加を促す、或いはマルチキャストグループに属するホスト11を確認するために、IGMPクエリ40をスイッチ12Bに送信する(S11)。このIGMPクエリ40は、スイッチ12Bからスイッチ12Aに転送され(S12)、更にスイッチ12Aからホスト1に転送される(SS13)。
ここでは、IGMPクエリ40の受信時、ホスト1はIGMPメッセージ管理テーブル231を作成していないと想定している。その想定により、ホスト1は、スイッチ12Aとのリモート接続を行う(S14)。その後、ホスト1は、スイッチ12Aに構成情報確認コマンドを投入し(S15)、スイッチ12Aから振り分け先となりうるポートのポート番号を取得する(S16)。更にホスト1は、指定するマルチキャストアドレスを格納した振り分け確認コマンドをスイッチ12Aに投入し(S17)、指定したマルチキャストアドレスで振り分け先となるポートのポート番号を取得する(S18)。この振り分け確認コマンドの投入、及びポート番号の取得は、スイッチ12Aからポート番号を取得した全てのポートでマルチキャストアドレスを特定するまで繰り返し行われる。その結果、IGMPメッセージ管理テーブル231が作成される。
ルータ11は、予め定められた時間間隔でIGMPクエリ40を送信する。期間t3では、新たに行われるIGMPクエリ40の転送により、IGMPレポート50の生成、生成されたIGMPレポート50の送信が行われる。ルータ11が新たに送信したIGMPクエリ40は、ルータ11からスイッチ12B、スイッチ12Bからスイッチ12A、スイッチ12Aからホスト1に順次、転送される(S21〜S23)。
IGMPクエリ40の受信により、ホスト1はスイッチ12Aで振り分け先となりうるポート分のIGMPレポート50を作成する。作成したIGMPレポート50のうちの一つがスイッチ12Aに送信され(S31)、そのIGMPレポート50を受信したスイッチ12Aは、マルチキャストテーブル42の1つのエントリに、マルチキャストアドレス、及びポート番号を格納する(SS1)。また、スイッチ12Aは、受信したIGMPレポート50をスイッチ12Bに転送する(S32)。それにより、スイッチ12Bは、スイッチ12Aと同様に、マルチキャストテーブル42の1つのエントリに、マルチキャストアドレス、及びポート番号を格納し(SS2)、受信したIGMPレポート50をルータ11に転送する(S33)。
作成したIGMPレポート50のうちの別の一つも、ホスト1からスイッチ12Aに送信され(S34)。そのIGMPレポート50を受信したスイッチ12Aは、マルチキャストテーブル42の別の1つのエントリに、マルチキャストアドレス、及びポート番号を格納する(SS3)。そのIGMPレポート50は、スイッチ12Aの別のポートから送信されることで、スイッチ12Cに転送される(S35)。
スイッチ12Cは、IGMPレポート50の受信により、マルチキャストテーブル42の1つのエントリに、マルチキャストアドレス、及びポート番号を格納する(SS4)。そのIGMPレポート50は、スイッチ12Cからルータ11に転送される(S36)。
上記S34〜S36のようなIGMPレポートの転送、及びSS4のようなエントリへのマルチキャストアドレス、及びポート番号の格納は、スイッチ12Aが備える他のポートでも同様に行われる。Sn1、Sn2のIGMPレポート50の転送、及びSS5の処理は、作成したIGMPレポート50のなかで最後のIGMPレポート50をホスト1が送信した場合に行われる。
なお、本実施形態では、記憶部23に格納されたアドレス情報232を用いることにより、ホスト1は、直接、接続されたスイッチ12を対象にして、そのスイッチ12で振り分け先となりうる各ポートから送信されるIGMPレポート50を生成するようにしている。これは、ネットワーク10を構成するスイッチ12は、取り換えられる、或いはそのアドレスが変更される可能性があるためである。それにより、本実施形態では、ホスト1が認識しているスイッチ12のみを対象にさせて、IGMPレポート50を生成させている。
図1等に表すネットワーク10の構成は説明のために、非常に簡単なものとしている。しかし、実際のネットワーク10の構成は、より複雑であることも多い。複雑なネットワーク10、つまりスイッチ12、或いはルータ11の数が多くなるほど、障害が発生する確率は高くなる。確保する転送経路の数を多くするほど、ホスト1がマルチキャストパケットを受信できる可能性を高くすることができる。このことから、想定すべきスイッチ12のアドレス情報をホスト1に登録させるか、或いはホスト1が取得できるようにしても良い。そのようにした場合、LAGポート情報検索部25、及びフロー探索部26は省いても良い。
また、本実施形態では、対象とするスイッチ12でIGMPレポート50の振り分け先となりうる全てのポートから、IGMPレポート50を送信させるようにしている。しかし、振り分け先となりうる全てのポートからIGMPレポート50を送信させなくとも良い。本来、1つのポートのみからIGMPレポート50が送信されることから、2つ以上のポートからIGMPレポート50を送信させることで、より多くの転送経路を確保することができる。
1、1−1、1−2 ホスト
10 ネットワーク
11 ルータ
12、12−1〜12−5 スイッチ
23 記憶部
24 IGMPメッセージ生成部
25 LAGポート情報検索部
26 フロー探索部
231 IGMPメッセージ管理テーブル

Claims (4)

  1. 転送されたメッセージのスヌーピングが可能な転送装置を複数、用いてマルチパスが実現されているネットワークにノードとして接続されたコンピュータが、
    マルチキャストグループに参加する場合に、前記転送装置のなかから、前記スヌーピングを行い、且つ前記マルチキャストグループに属するノード宛の第1のメッセージを受信する可能性のある第1のポートを複数、備えた転送装置である第1の転送装置を少なくとも1台、選択し、
    前記マルチキャストグループに参加する旨を表す第2のメッセージを、前記選択した第1の転送装置が備える前記第1のポート別に作成し、該作成した第2のメッセージをそれぞれ送信して、該第2のメッセージを各第1のポートを介して転送させることにより、前記第1のメッセージの転送経路を複数、確保する、
    ことを特徴とする経路制御方法。
  2. 転送されたメッセージのスヌーピングが可能な転送装置を複数、用いてマルチパスが実現されているネットワークにノードとして接続可能な情報処理装置において、
    前記スヌーピングを行い、且つマルチキャストグループに属するノード宛の第1のメッセージを受信する可能性のある第1のポートを複数、備えた転送装置である第1の転送装置の該第1のポート別に、該第1のポートからメッセージを送信させる第1のアドレスを表すアドレス情報を少なくとも1台分、記憶した記憶部と、
    前記マルチキャストグループに参加する場合に、前記記憶部に前記装置情報が記憶された第1の転送装置のなかの少なくとも1台を選択する選択部と、
    前記選択部が選択した第1の転送装置のアドレス情報を用いて、前記マルチキャストグループに参加する旨を表す第2のメッセージを、前記選択した第1の転送装置が備える前記第1のポート別に作成するメッセージ作成部と、
    前記メッセージ作成部が作成した前記第2のメッセージをそれぞれ送信する送受信部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記第1の転送装置と通信を行い、該第1の転送装置が備える第1のポートに関するポート情報を取得するポート情報取得部と、
    前記第1の転送装置と通信を行い、前記ポート情報取得部が取得したポート情報が表す第1のポート別に、該第1のポートからメッセージを送信させる第1のアドレスを特定するアドレス特定部と、を有し、
    前記記憶部には、前記アドレス特定部が特定した前記第1のアドレスを用いて前記アドレス情報が記憶される、
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 転送されたメッセージのスヌーピングが可能な転送装置を複数、用いてマルチパスが実現されているネットワークにノードとして接続されたコンピュータが、
    マルチキャストグループに参加する場合に、前記転送装置のなかから、前記スヌーピングを行い、且つ前記マルチキャストグループに属するノード宛の第1のメッセージを受信する可能性のある第1のポートを複数、備えた転送装置である第1の転送装置を少なくとも1台、選択し、
    前記マルチキャストグループに参加する旨を表す第2のメッセージを、前記選択した第1の転送装置が備える前記第1のポート別に作成し、該作成した第2のメッセージをそれぞれ送信する、
    処理を実行させるプログラム。
JP2012288015A 2012-12-28 2012-12-28 経路制御方法、情報処理装置、及びプログラム Expired - Fee Related JP6011331B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012288015A JP6011331B2 (ja) 2012-12-28 2012-12-28 経路制御方法、情報処理装置、及びプログラム
US14/061,239 US20140185613A1 (en) 2012-12-28 2013-10-23 Multiple path control for multicast communication

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012288015A JP6011331B2 (ja) 2012-12-28 2012-12-28 経路制御方法、情報処理装置、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014131186A true JP2014131186A (ja) 2014-07-10
JP6011331B2 JP6011331B2 (ja) 2016-10-19

Family

ID=51017138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012288015A Expired - Fee Related JP6011331B2 (ja) 2012-12-28 2012-12-28 経路制御方法、情報処理装置、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20140185613A1 (ja)
JP (1) JP6011331B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10218523B2 (en) 2017-07-17 2019-02-26 Nicira, Inc. Using a central controller cluster to configure a distributed multicast logical router
US10523455B2 (en) 2017-07-17 2019-12-31 Nicira, Inc. Distributed multicast logical router
US10873473B2 (en) 2017-07-17 2020-12-22 Nicira, Inc. Distributed multicast logical router
CN109391551B (zh) * 2017-08-14 2021-10-12 中兴通讯股份有限公司 一种多端口组播方法、设备及计算机可读存储介质
CN109687989B (zh) * 2017-10-19 2021-11-23 中兴通讯股份有限公司 一种组网拓扑获取方法及系统
US11895010B2 (en) 2021-06-29 2024-02-06 VMware LLC Active-active support of multicast streams in virtualized environment
US11595296B2 (en) 2021-06-29 2023-02-28 Vmware, Inc. Active-active support of multicast streams in virtualized environment
US11784926B2 (en) 2021-11-22 2023-10-10 Vmware, Inc. Optimized processing of multicast data messages in a host

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004112724A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Anritsu Corp スイッチ及びそれを用いたネットワーク並びにマルチキャスト伝送方法
JP2008028714A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Hitachi Ltd ネットワークおよびマルチキャスト転送装置
US20080056164A1 (en) * 2006-08-30 2008-03-06 Stratton Mark C Method and system of distributing multicast group join requests in computer systems operating with teamed communication ports
JP2009130393A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Alaxala Networks Corp ネットワーク通信方法および装置
US20100202452A1 (en) * 2009-02-11 2010-08-12 Corrigent Systems Ltd High-speed processing of multicast content requests
US8204061B1 (en) * 2009-07-23 2012-06-19 Cisco Technology, Inc. Virtual port channel switches with distributed control planes
JP2012244371A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Alaxala Networks Corp ネットワーク中継装置およびネットワーク中継方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5684800A (en) * 1995-11-15 1997-11-04 Cabletron Systems, Inc. Method for establishing restricted broadcast groups in a switched network
US7307945B2 (en) * 2002-11-27 2007-12-11 Lucent Technologies Inc. Methods for providing a reliable server architecture using a multicast topology in a communications network
JP4077330B2 (ja) * 2003-02-06 2008-04-16 富士通株式会社 データ生成装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004112724A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Anritsu Corp スイッチ及びそれを用いたネットワーク並びにマルチキャスト伝送方法
JP2008028714A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Hitachi Ltd ネットワークおよびマルチキャスト転送装置
US20080056164A1 (en) * 2006-08-30 2008-03-06 Stratton Mark C Method and system of distributing multicast group join requests in computer systems operating with teamed communication ports
JP2009130393A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Alaxala Networks Corp ネットワーク通信方法および装置
US20100202452A1 (en) * 2009-02-11 2010-08-12 Corrigent Systems Ltd High-speed processing of multicast content requests
US8204061B1 (en) * 2009-07-23 2012-06-19 Cisco Technology, Inc. Virtual port channel switches with distributed control planes
JP2012244371A (ja) * 2011-05-19 2012-12-10 Alaxala Networks Corp ネットワーク中継装置およびネットワーク中継方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6016027809; 西 佑介、坂田 匡通、木下 順史: 'VXLAN通信経路の高速切り替えを実現するマルチキャストツリー集中管理方式' 電子情報通信学会技術研究報告 Vol.112 No.134 , 20120712, pp.1-6, 一般社団法人電子情報通信学会 *

Also Published As

Publication number Publication date
US20140185613A1 (en) 2014-07-03
JP6011331B2 (ja) 2016-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6011331B2 (ja) 経路制御方法、情報処理装置、及びプログラム
US8166187B2 (en) Distributed IP gateway based on sharing a MAC address and IP address concurrently between a first network switching device and a second network switching device
JP5621778B2 (ja) コンテンツベーススイッチシステム、及びコンテンツベーススイッチ方法
JP4077330B2 (ja) データ生成装置
JP5710928B2 (ja) ネットワークシステム、仮想ネットワーク管理方法及びルータ
JP6463783B2 (ja) ソフトウェア・デファインド・ネットワークのためのマルチキャストの方法、装置、及びシステム
JP6544401B2 (ja) パケット転送装置、制御装置、通信システム、通信方法及びプログラム
CN103975556A (zh) 远程多播复制网络的改进复制管理
US11888818B2 (en) Multi-access interface for internet protocol security
JP5699799B2 (ja) トポロジ検出システムおよび中継装置
US10742545B2 (en) Multicasting system
WO2021082812A1 (zh) 报文的发送方法和第一网络设备
WO2017031947A1 (zh) 向网络中发送和从网络中获取目标数据的方法和装置
US20180343197A1 (en) Link aggregated fibre channel over ethernet system
JP2016225783A (ja) 仮想ネットワークシステムおよび仮想ネットワーク経路設定方法
WO2015113456A1 (zh) 生成媒体接入控制表的方法及网络设备
JP6102214B2 (ja) 転送プログラム、設定プログラム、送信プログラム、転送装置、設定装置、送信装置、転送方法、設定方法および送信方法
US10938591B2 (en) Multicast system
WO2019240158A1 (ja) 通信システム及び通信方法
JP2020524466A (ja) ビデオオンデマンドフロー転送
JP5911620B2 (ja) 仮想ネットワーク管理サーバ及びエッジルータ
JP4206487B2 (ja) 通信システム、同システムにおけるアドレス重複検出方法、アドホックノード、プログラム
JP2021191000A (ja) Bierv6パケット転送方法、デバイス、およびシステム
JP5673268B2 (ja) 通信装置、およびプログラム
JP4630298B2 (ja) 機能分散型通信装置、構成要素結合制御方法、およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6011331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees