JP2014128443A - 伸縮性シートの製造装置、及び製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の第1連続シート11を外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって前記第1連続シート11を前記第1連続シート11の連続方向に沿って搬送する複数の第1ロールと、前記複数の前記第1ロールの外周面に外周面を対向させて設けられ、前記第2連続シート12を前記外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって、前記第2連続シート12を前記第2連続シート12の連続方向に沿って搬送する単数の第2ロールと、前記第1ロール毎に設けられ、前記第1ロールと前記第2ロールとによって重ね合わせられて接合される前記第1連続シート11と前記第2連続シート12との間に向けて、前記糸状弾性部材13の連続体を搬送する複数の搬送機構31と、前記搬送機構毎に設けられる。
【選択図】図4
Description
そして、かかる伸縮性シート10によれば、同シート10を、CD方向における二枚の第1連続シート11,11同士の間の位置CL10で切断することによって、個別の糸状弾性部材13,13…を一切切断せずに、二枚の狭幅の伸縮性シート10d,10dを生成することができる。すなわち、この切断の際には、第2連続シート12のみが切断されるだけであって、個別の糸状弾性部材13,13…は一切切断されない。よって、このような伸縮性シート10が製造されれば、上述のような皺の問題も起きないものと考えられる。
連続方向と交差する交差方向に並列に並ぶ複数の第1連続シートと、前記複数の前記第1連続シートに対して前記第1連続シートの厚さ方向から重ね合わせられる第2連続シートとの間に、伸長状態の個別の糸状弾性部材が前記交差方向に沿った状態で前記第1連続シート毎に介装されて接合された伸縮性シートを製造する装置であって、
前記複数の第1連続シート毎に設けられ、対応する前記第1連続シートを外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって前記第1連続シートを前記第1連続シートの連続方向に沿って搬送する複数の第1ロールと、
前記複数の前記第1ロールの外周面に外周面を対向させて設けられ、前記第2連続シートを前記外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって、前記第2連続シートを前記第2連続シートの連続方向に沿って搬送する単数の第2ロールと、
前記第1ロール毎に設けられ、前記第1ロールと前記第2ロールとによって重ね合わせられて接合される前記第1連続シートと前記第2連続シートとの間に向けて、前記糸状弾性部材の連続体を搬送する複数の搬送機構と、
前記搬送機構毎に設けられ、前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、対応する前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回する複数の巻回機構と、
前記搬送機構毎に設けられ、前記第1連続シートと前記第2連続シートとが接合された後に、前記糸状弾性部材の連続体を前記第1連続シートよりも前記交差方向の端側の各位置で切断して前記個別の糸状弾性部材を生成する複数の切断機構と、を有することを特徴とする伸縮性シートの製造装置である。
また、
連続方向と交差する交差方向に並列に並ぶ複数の第1連続シートと、前記複数の前記第1連続シートに対して前記第1連続シートの厚さ方向から重ね合わせられる第2連続シートとの間に、伸長状態の個別の糸状弾性部材が前記交差方向に沿った状態で前記第1連続シート毎に介装されて接合された伸縮性シートを製造する方法であって、
前記複数の第1連続シート毎に設けられた各第1ロールが、対応する前記第1連続シートを外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって前記複数の前記第1連続シートを前記第1連続シートの連続方向に沿って搬送することと、
前記各第1ロールの外周面に外周面を対向させて設けられた単数の第2ロールが、前記第2連続シートを前記外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって、前記第2連続シートを前記第2連続シートの連続方向に沿って搬送することと、
前記第1ロール毎に設けられた各搬送機構が、前記第1ロールと前記第2ロールとによって重ね合わせられて接合される前記第1連続シートと前記第2連続シートとの間に向けて、前記糸状弾性部材の連続体を搬送することと、
前記搬送機構毎に設けられた各巻回機構が、前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、対応する前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回することと、
前記搬送機構毎に設けられた各切断機構が、前記第1連続シートと前記第2連続シートとが接合された後に、前記糸状弾性部材の連続体を前記第1連続シートよりも前記交差方向の端側の各位置で切断して前記個別の糸状弾性部材を生成することと、を有することを特徴とする伸縮性シートの製造方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
連続方向と交差する交差方向に並列に並ぶ複数の第1連続シートと、前記複数の前記第1連続シートに対して前記第1連続シートの厚さ方向から重ね合わせられる第2連続シートとの間に、伸長状態の個別の糸状弾性部材が前記交差方向に沿った状態で前記第1連続シート毎に介装されて接合された伸縮性シートを製造する装置であって、
前記複数の第1連続シート毎に設けられ、対応する前記第1連続シートを外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって前記第1連続シートを前記第1連続シートの連続方向に沿って搬送する複数の第1ロールと、
前記複数の前記第1ロールの外周面に外周面を対向させて設けられ、前記第2連続シートを前記外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって、前記第2連続シートを前記第2連続シートの連続方向に沿って搬送する単数の第2ロールと、
前記第1ロール毎に設けられ、前記第1ロールと前記第2ロールとによって重ね合わせられて接合される前記第1連続シートと前記第2連続シートとの間に向けて、前記糸状弾性部材の連続体を搬送する複数の搬送機構と、
前記搬送機構毎に設けられ、前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、対応する前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回する複数の巻回機構と、
前記搬送機構毎に設けられ、前記第1連続シートと前記第2連続シートとが接合された後に、前記糸状弾性部材の連続体を前記第1連続シートよりも前記交差方向の端側の各位置で切断して前記個別の糸状弾性部材を生成する複数の切断機構と、を有することを特徴とする伸縮性シートの製造装置である。
前記搬送機構は、対応する前記第1ロールの前記外周面よりも前記交差方向の端側の各位置にそれぞれ設けられた一対の搬送部であって、該搬送部の長手方向を搬送方向として前記糸状弾性部材の連続体を搬送する前記一対の搬送部を有し、
前記搬送方向と前記交差方向との両者と直交する方向における前記搬送部の中心位置は、前記第2ロールよりも前記第1ロールの方に寄っているのが望ましい。
前記複数の前記第1ロールは、前記第2ロールの回転方向の位置に関して互いに異なる位置に位置しているのが望ましい。
前記第2連続シートは単数であるのが望ましい。
連続方向と交差する交差方向に並列に並ぶ複数の第1連続シートと、前記複数の前記第1連続シートに対して前記第1連続シートの厚さ方向から重ね合わせられる第2連続シートとの間に、伸長状態の個別の糸状弾性部材が前記交差方向に沿った状態で前記第1連続シート毎に介装されて接合された伸縮性シートを製造する方法であって、
前記複数の第1連続シート毎に設けられた各第1ロールが、対応する前記第1連続シートを外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって前記複数の前記第1連続シートを前記第1連続シートの連続方向に沿って搬送することと、
前記各第1ロールの外周面に外周面を対向させて設けられた単数の第2ロールが、前記第2連続シートを前記外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって、前記第2連続シートを前記第2連続シートの連続方向に沿って搬送することと、
前記第1ロール毎に設けられた各搬送機構が、前記第1ロールと前記第2ロールとによって重ね合わせられて接合される前記第1連続シートと前記第2連続シートとの間に向けて、前記糸状弾性部材の連続体を搬送することと、
前記搬送機構毎に設けられた各巻回機構が、前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、対応する前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回することと、
前記搬送機構毎に設けられた各切断機構が、前記第1連続シートと前記第2連続シートとが接合された後に、前記糸状弾性部材の連続体を前記第1連続シートよりも前記交差方向の端側の各位置で切断して前記個別の糸状弾性部材を生成することと、を有することを特徴とする伸縮性シートの製造方法である。
図2Aは、第1実施形態の製造装置20で製造される伸縮性シート10の概略平面図である。また、図2Bは、図2A中のB−B矢視図である。
この伸縮性シート10は、連続方向に連続する連続シート10であり、例えば使い捨ておむつの部品として使用される。すなわち、同伸縮性シート10は、最終製品になる前の中間製品である。そして、かかる伸縮性シート10は、幅方向の中央位置CL10で切断されることによって、更に一対の狭幅の伸縮性シート10d,10dに分けられた後、各伸縮性シート10d,10dは、おむつの左右の各サイドフラップに伸縮性を付与する機能性部品として、おむつの別の部品に係る連続シートに組み付けられる。
よって、巻回機構41により、一対のベルト状搬送部32,32に巻回された糸状弾性部材の連続体13aは、この巻回状態のまま、接合機構21の方へ向けて順次搬送される。そして、この巻回状態にあっては、一対のベルト状搬送部32,32に糸状弾性部材の連続体13aが幅方向に掛け渡された状態になっている。つまり、糸状弾性部材の連続体13aは、一対のベルト状搬送部32,32の各上部に上方から掛け渡されてなる上側の掛け渡し部分13ac(以下、上側掛け渡し部分13acとも言う)と、一対のベルト状搬送部32,32の各下部に下方から掛け渡されてなる掛け渡し部分13ac(以下、下側掛け渡し部分13acとも言う)とを、搬送方向の交互に有している。
接合機構21は、CD方向を向いた回転軸C21u回りに駆動回転する上ロール21u(第2ロールに相当)と、上ロール21uの下方に配置された複数の一例としての二つの下ロール21d,21d(第1ロールに相当)と、を有する。二つの下ロール21d,21dは、それぞれ、自身の外周面21daを上ロール21uの外周面21uaに対向させながら、それぞれCD方向を向いた回転軸C21d回りに駆動回転する。また、二つの下ロール21d,21dの回転軸C21d,C21dは互いに同軸に揃えられているとともに、二つの下ロール21d,21dの外径寸法等の諸仕様は、互いに略同仕様に揃えられている。更に、上ロール21uの外周面21uaのCD方向の寸法(以下、幅寸法とも言う)は、基本的に下ロール21dの外周面21daのCD方向の幅寸法の二倍以上の幅寸法に設定され、この例では、二倍よりも大きい幅寸法に設定されている。
図3乃至図4Bに示すように、搬送機構31は、CD方向の左右にそれぞれベルト状搬送部32,32を有する。各ベルト状搬送部32は、その長手方向を前後方向に向けつつ当該前後方向に関して接合機構21の下ロール21dを跨ぐように配置されており、これにより、前後方向に沿って接合機構21の下ロール21dを跨ぐように糸状弾性部材の連続体13aの搬送経路が形成されている。
ちなみに、無端ベルト33u,33dのベルト面の向きは、同面の法線方向がCD方向と平行となる向きを基本とするが、場合によっては、CD方向から例えば0°よりも大きく60°未満の角度範囲で傾いていても良い。
図3に示すように、巻回機構41は、糸状弾性部材のコイル体13C(ボビン等の適宜な巻き取り部材に糸状弾性部材の連続体13aをコイル状に巻き取ったもの)から糸状弾性部材の連続体13aを繰り出しながら、搬送機構31の後端部31bに巻回するものである。そのため、同巻回機構41は、リール機構42に回転自在に支持された糸状弾性部材のコイル体13Cから糸状弾性部材の連続体13aを繰り出す繰り出し部43と、繰り出し部43から繰り出された糸状弾性部材の連続体13aを、搬送機構31の後端部31bに巻回する巻回部46と、を有している。
具体的には、滑車48p,48p,48pは、それぞれ、小径円筒体47の内周側の前端位置と、有底円筒部材46aの円筒部46atの後端位置と、同円筒部46atの前端位置とにそれぞれ設けられており、更に同前端位置には、上述の投入部48tとして投入用滑車48tが別途設けられている。
そして、繰り出し部43から供給された糸状弾性部材の連続体13aが、上記の順番で各滑車48p,48p,48pに掛け回されることにより、糸状弾性部材の連続体13aは、次のようにして上記の投入部48tに至る。先ず、繰り出し部43から供給された糸状弾性部材の連続体13aは、小径円筒体47の内周側を通って同小径円筒体47の前端位置に到達する、すると、その位置の滑車48pによって、走行方向を有底円筒部材46aの半径方向の外方へ転換されて有底円筒部材46aの底部46abに沿って走行する。そして、この走行によって、同有底円筒部材46aの円筒部46atの後端位置に至るが、同後端位置の滑車48pによって、再度走行方向を前方へ転換されて同円筒部46atの前端位置に至る。そして、最後に、同前端位置の滑車48pによって同位置の投入部48tへと誘導される。
図3に示すように、切断機構51は、搬送機構31よりもCD方向の端側の各位置に、各ベルト状搬送部32,32に対応させてそれぞれ回転刃52,52を有している。そして、各回転刃52,52は、それぞれ円心回りに駆動回転するとともに、自身が担当する位置において、CD方向の端側から回転刃52の外周縁の刃先を糸状弾性部材の連続体13aに押し当てることにより、糸状弾性部材の連続体13aを連続シート11,12よりもCD方向の端側の位置で切断して、同連続体13aから個別の糸状弾性部材13,13…を切り離し生成する。すなわち、CD方向に一対で並ぶベルト状搬送部32,32にCD方向に掛け渡された糸状弾性部材の連続体13aの掛け渡し部分13acを、回転刃52の切断により糸状弾性部材の連続体13aから切り離し、その結果、当該掛け渡し部分13acは個別の糸状弾性部材13として連続シート11,12に組み付けられる。
図7A及び図7Bは、接合機構21のニップ位置Pnを拡大して示す概略側面図である。
図7Aに示すように、この第1実施形態では、搬送機構31の厚さ方向(この例では、上下方向と同じ)の中心位置Pc(以下、厚さ中心位置Pcとも言う)を、上下方向の位置に関して、接合機構21に係る上ロール21uと下ロール21dとの間のニップ位置Pnに揃えていない。すなわち、搬送機構31の厚さ中心位置Pcをニップ位置Pnに対して上下方向の下方、つまり上ロール21uよりも下ロール21dの方に寄せている。
そして、下側掛け渡し部分13acが外周面21daに栽置開始位置Psdにて載置され始めた時に、アタッチ部68aの段差部68dが下側掛け渡し部分13acを回転方向Dcdの上流側から引っ掛けて、そして、ニップ位置Pnに到達するまでの間に、下ロール21dの外周面21daの移動量よりも上述の経路差分だけ大きい移動量で下側掛け渡し部分13acを下流側に強制的に送る。そして、これにより、上側掛け渡し部分13acとの間の経路差は実質的に縮小されて、結果、最終的に伸縮性シート10上には、糸状弾性部材13,13…が略一定の配置ピッチP0で配置されるようになる。
図9Aは、第2実施形態の製造装置20aの概略側面図であり、図9Bは、図9A中のB−B矢視図である。
上述の第1実施形態では、図3、図4A、及び図4Bに示すように、接合機構21が具備する二つの下ロール21d,21dは、互いの回転軸C21d,C21dを互いに同軸に揃えて配置されており、これにより、上ロール21uの回転方向Dcuの位置に関して、二つの下ロール21d,21d同士は、互いに同じ位置に配置されていた。すなわち、二つの下ロール21d,21d同士は、互いにCD方向に隣接して配置されていた。そして、これに伴って、二つの搬送機構31,31同士も互いにCD方向に隣接して配置されており、同様に、二つの巻回機構41,41同士も互いにCD方向に隣接して配置され、同様に、二つの切断機構51も互いにCD方向に隣接して配置されていた。
この点につき、図9Aの第2実施形態では、二つの下ロール21d,21dの各位置を、上ロール21uの回転方向Dcuに関して互いに異なる位置に設定している。すなわち、図9Aの例では、上ロール21uの回転方向Dcuにおける二つの下ロール21d,21dの各位置が、上ロール21uの回転軸C21uに関して互いに点対称の位置関係にある。
そのため、同図9Bに示すように、二つの搬送機構31,31同士をCD方向にオーバーラップさせ、また二つの巻回機構41,41同士をCD方向にオーバーラップさせ、更に図9Bでは不図示の二つの切断機構51,51同士をCD方向にオーバーラップさせるようなレイアウトが許容される。そして、これにより、二つの下ロール21d,21d同士をCD方向に大幅に接近可能となって、二枚の第1連続シート11,11同士の間隔D11の大幅な縮小化を図れる。その結果、かかる間隔D11が小さい伸縮性シート10、ひいては間隔D11が無い伸縮性シート10を製造可能となって、つまり、製造装置20aが製造可能な伸縮性シート10の仕様を大幅に広げることができる。ちなみに、下ロール21d,21d同士をCD方向に接近可能なので、製造装置20aのコンパクト化も図れる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
10d 狭幅の伸縮性シート、
11 連続シート(第1連続シート)、
12 連続シート(第2連続シート)、
13 糸状弾性部材、
13a 糸状弾性部材の連続体、13ac 掛け渡し部分、13C コイル体、
20 製造装置、20a 製造装置、
21 接合機構、
21u 上ロール(第1ロール)、21ua 外周面、
21d 下ロール(第2ロール)、21da 外周面、21de 各端部、
31 搬送機構、31b 後端部、
32 ベルト状搬送部(搬送部)、
33u 上無端ベルト、33d 下無端ベルト、
34u プーリー、34d プーリー、
35u サーボモータ、35d サーボモータ、
41 巻回機構、42 リール機構、
43 繰り出し部、44 テンションコントローラ、
44p 繰り出し用駆動プーリー、44s センサー、45 供給ロール、
46 巻回部、46a 有底円筒部材、46af 前端部、
46at 円筒部、46ab 底部、
47 小径円筒体、48p 滑車、48t 投入部、
49b タイミングベルト、49p 駆動用プーリー、
49m サーボモータ、49s 駆動回転軸、
51 切断機構、52 回転刃、
61f 引っ掛け部、67 円盤部材、67e 外周縁、
68a アタッチ部、68ae 外周縁、68d 段差部、
C21u 回転軸、C21d 回転軸、
C46a 筒軸、C48t 回転軸、
C67 回転中心軸、
Psu 栽置開始位置、Psd 栽置開始位置、
Tr1 端側軌道、Tr2 中央側軌道、
Pn ニップ位置、Pc 中心位置、
CL10 中央位置、
Claims (5)
- 連続方向と交差する交差方向に並列に並ぶ複数の第1連続シートと、前記複数の前記第1連続シートに対して前記第1連続シートの厚さ方向から重ね合わせられる第2連続シートとの間に、伸長状態の個別の糸状弾性部材が前記交差方向に沿った状態で前記第1連続シート毎に介装されて接合された伸縮性シートを製造する装置であって、
前記複数の第1連続シート毎に設けられ、対応する前記第1連続シートを外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって前記第1連続シートを前記第1連続シートの連続方向に沿って搬送する複数の第1ロールと、
前記複数の前記第1ロールの外周面に外周面を対向させて設けられ、前記第2連続シートを前記外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって、前記第2連続シートを前記第2連続シートの連続方向に沿って搬送する単数の第2ロールと、
前記第1ロール毎に設けられ、前記第1ロールと前記第2ロールとによって重ね合わせられて接合される前記第1連続シートと前記第2連続シートとの間に向けて、前記糸状弾性部材の連続体を搬送する複数の搬送機構と、
前記搬送機構毎に設けられ、前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、対応する前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回する複数の巻回機構と、
前記搬送機構毎に設けられ、前記第1連続シートと前記第2連続シートとが接合された後に、前記糸状弾性部材の連続体を前記第1連続シートよりも前記交差方向の端側の各位置で切断して前記個別の糸状弾性部材を生成する複数の切断機構と、を有することを特徴とする伸縮性シートの製造装置。 - 請求項1に記載の伸縮性シートの製造装置であって、
前記搬送機構は、対応する前記第1ロールの前記外周面よりも前記交差方向の端側の各位置にそれぞれ設けられた一対の搬送部であって、該搬送部の長手方向を搬送方向として前記糸状弾性部材の連続体を搬送する前記一対の搬送部を有し、
前記搬送方向と前記交差方向との両者と直交する方向における前記搬送部の中心位置は、前記第2ロールよりも前記第1ロールの方に寄っていることを特徴とする伸縮性シートの製造装置。 - 請求項1又は2に記載の伸縮性シートの製造装置であって、
前記複数の前記第1ロールは、前記第2ロールの回転方向の位置に関して互いに異なる位置に位置していることを特徴とする伸縮性シートの製造装置。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の伸縮性シートの製造装置であって、
前記第2連続シートは単数であることを特徴とする伸縮性シートの製造装置。 - 連続方向と交差する交差方向に並列に並ぶ複数の第1連続シートと、前記複数の前記第1連続シートに対して前記第1連続シートの厚さ方向から重ね合わせられる第2連続シートとの間に、伸長状態の個別の糸状弾性部材が前記交差方向に沿った状態で前記第1連続シート毎に介装されて接合された伸縮性シートを製造する方法であって、
前記複数の第1連続シート毎に設けられた各第1ロールが、対応する前記第1連続シートを外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって前記複数の前記第1連続シートを前記第1連続シートの連続方向に沿って搬送することと、
前記各第1ロールの外周面に外周面を対向させて設けられた単数の第2ロールが、前記第2連続シートを前記外周面に巻き付かせながら駆動回転することによって、前記第2連続シートを前記第2連続シートの連続方向に沿って搬送することと、
前記第1ロール毎に設けられた各搬送機構が、前記第1ロールと前記第2ロールとによって重ね合わせられて接合される前記第1連続シートと前記第2連続シートとの間に向けて、前記糸状弾性部材の連続体を搬送することと、
前記搬送機構毎に設けられた各巻回機構が、前記糸状弾性部材の連続体を繰り出しながら、対応する前記搬送機構に前記糸状弾性部材の連続体を伸長状態で巻回することと、
前記搬送機構毎に設けられた各切断機構が、前記第1連続シートと前記第2連続シートとが接合された後に、前記糸状弾性部材の連続体を前記第1連続シートよりも前記交差方向の端側の各位置で切断して前記個別の糸状弾性部材を生成することと、を有することを特徴とする伸縮性シートの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012288261A JP5948239B2 (ja) | 2012-12-28 | 2012-12-28 | 伸縮性シートの製造装置、及び製造方法 |
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