JP2014127273A - 電極位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】袋詰めされた電極の位置を一層正確に検出できる電極位置検出装置を提供する。
【解決手段】電極位置検出装置200は、載置部142、クランパ146の第1押圧部、撮像部150および検出部を有する。クランパ146の第1押圧部は、載置部142の最上位に袋詰正極20が積層されると、袋詰正極20を載置部142に向けて押圧する。撮像部150は、最上位の袋詰正極20のセパレータを透過して袋内の正極を撮像する。撮像結果に基づいて、検出部は正極の位置を検出する。クランパ146の第1押圧部は、切欠きが形成され、袋詰正極20を押圧するときに、袋詰正極20および負極30を積層する積層方向から見て、正極における1つの頂点および当該頂点に連続する二辺を、セパレータを介して切欠きに臨ませる。
【選択図】図9

Description

本発明は、電極位置検出装置に関する。
近年、様々な製品で二次電池が使用されている。二次電池は、正極、セパレータ、負極が積層された発電要素を含む。発電要素において、正極および負極がセパレータを介して、位置ズレせずに積層されることが重要である。積層ズレがあると、電池性能や電池の寿命の悪化の要因となるからである。
そこで、正極と負極の位置ズレを防止するために、予め2枚のセパレータを袋状に形成して当該袋内に正極を配置した袋詰正極と、負極とを積層することで、高速かつ正確に正極と負極を積層する技術が知られている。負極とセパレータとを位置決めして積層することで、負極とセパレータ内の正極とも正確に位置決めできる。この技術に関連して、袋詰正極に光を投射し、セパレータを透過して正極に反射した反射光を撮像して、袋詰正極内の正極の位置を検出する技術が提案されている。この技術によれば、正極の位置を検出できので、袋内の正極を正確に負極に位置合わせして積層できる(特許文献1参照)。
特開2012−221713号公報
しかしながら、特許文献1記載の発明では、袋詰正極内において、セパレータと正極との間に隙間があると、光を投射した際の反射光の撮像結果がぼやけてしまい、正極の位置を正確に検出するうえで好ましくない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、袋詰電極と他の電極とを積層する際に、袋詰めされた電極の位置をより一層正確に検出できる電極位置検出装置を提供することを目的とする。
上記目的は、下記の手段によって達成される。
電極位置検出装置は、袋状に形成されたセパレータ内に第1電極が配置された袋詰電極と、第1電極とは異なる極性の第2電極とが交互に積層される際に、第1電極の位置を検出する。電極位置検出装置は、載置部と、第1押圧部と、撮像部と、検出部と、を有する。載置部は、袋詰電極および第2電極が交互に積層される。第1押圧部は、載置部の最上位に袋詰電極が積層されると、袋詰電極を載置部に向けて押圧する。撮像部は、第1押圧部によって載置部に向けて押圧された最上位の袋詰電極のセパレータを透過して、袋内の第1電極を撮像する。検出部は、撮像部によって撮像した第1電極の画像に基づいて、第1電極の位置を検出する。第1押圧部は、開口部が形成され、袋詰電極を押圧するときに、袋詰電極および第2電極を積層する積層方向から見て、第1電極における1つの頂点および当該頂点に連続する二辺を、セパレータを介して開口部に臨ませる。
上記実施形態によれば、開口部に第1電極における1つの頂点および当該頂点に連続する二辺を臨ませた状態で、袋詰電極が押圧される。したがって、第1電極の頂点と二辺が露出されつつも、頂点近傍において、セパレータと共に第1電極が押圧され、第1電極とセパレータとの間の隙間がなくなる。撮像部により、開口部から臨む第1電極を、セパレータを介して撮像する際に、セパレータおよび第1電極間の隙間による光の拡散が発生せず、鮮明な第1電極の撮像が可能となる。結果として、検出部により、より正確に第1電極の位置を検出できる。
リチウムイオン二次電池の外観を表した斜視図である。 リチウムイオン二次電池の分解斜視図である。 負極および袋詰正極の平面図である。 袋詰正極に負極を重ねた様子を示す平面図である。 シート積層装置を示す概略平面図である。 シート積層装置を示す斜視図である。 図6の矢印方向に見た正極供給テーブルの正面図である。 正極供給テーブルの平面図である。 積層テーブルおよび撮像部を示す斜視図である。 積層テーブルに設けられるクランパの概略構成を示す図である。 撮像部の概略構成を示す図である。 積層ロボットによる負極および袋詰正極の積層動作を説明するための図である。 積層ロボットによる負極および袋詰正極の積層動作を説明するための図である。 積層ロボットによる負極および袋詰正極の積層動作を説明するための図である。 クランパの動作を説明するための図である。 袋詰正極内の正極の位置を確認する様子を示す概念図である。 図16の部分拡大図である。 辺の位置が特定された正極の様子を示す概念図である。 負極の位置を確認する様子を示す概念図である。 辺の位置が特定された負極の様子を示す概念図である。 正極と負極の相対位置を示す概念図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符合を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
本発明は、二次電池の製造工程の一部に適用される電極位置検出装置に関する。本発明の一実施形態である電極位置検出装置を説明する前に、電池の構造および電池の発電要素を組み立てる構成であるシート積層装置について説明する。
(電池)
まず、図1を参照して、シート積層装置により形成されるリチウムイオン二次電池(積層型電池)について説明する。図1はリチウムイオン二次電池の外観を表した斜視図、図2はリチウムイオン二次電池の分解斜視図、図3は負極および袋詰正極の平面図、図4は袋詰正極に負極を重ねた様子を示す平面図である。
図1に示すとおり、リチウムイオン二次電池10は、扁平な矩形形状を有しており、正極リード11および負極リード12が外装材13の同一端部から導出されている。外装材13の内部には、充放電反応が進行する発電要素(電池要素)15が収容されている。図2に示すとおり、発電要素15は、袋詰正極20と、負極30とが交互に積層されて形成される。
袋詰正極20は、図3(A)に示すように、シート状の正極集電体の両面に正極活物質層22が形成されてなる正極24が、セパレータ40により挟み込まれてなる。2枚のセパレータ40は、端部において接合部42により相互に接合されて、袋状に形成されている。正極24は、タブ部分26がセパレータ40の袋から引き出されている。正極24は、タブ部分26以外の部分に正極活物質層22が形成されている。
負極30は、図3(B)に示すように、ごく薄いシート状の負極集電体の両面に負極活物質層32が形成されてなる。負極30は、タブ部分34以外の部分に負極活物質層32が形成されている。
袋詰正極20に、負極30を重ねると図4に示すようになる。図4に示すように、負極活物質層32は、正極24の正極活物質層22よりも平面視して一回り大きく形成されている。
なお、袋詰正極20と負極30とを交互に積層してリチウムイオン二次電池を製造する方法自体は、一般的なリチウム二次電池の製造方法であるため、詳細な説明は省略する。
次に、本発明の一実施形態である電極位置検出装置を含むシート積層装置の構成について説明する。
図5はシート積層装置を示す概略平面図、図6はシート積層装置を示す斜視図、図7は図6の矢印方向に見た正極供給テーブルの正面図、図8は正極供給テーブルの平面図であり、図9は積層テーブルおよび撮像部を示す斜視図である。また、図10は積層テーブルに設けられるクランパの概略構成を示す図であり、図11は撮像部の概略構成を示す図である。図10において、(A)はクランパの平面図を示し、(B)はクランパの正面図を示し、(C)は(A)をa−a線で切断した断面図を示す。
図5および図6に示すとおり、シート積層装置100は、積層ロボット110、正極供給テーブル120、負極供給テーブル130、積層テーブル140、撮像部150、記憶部160および制御部170を有する。積層ロボット110、正極供給テーブル120、負極供給テーブル130、積層テーブル140および撮像部150は、制御部170により制御される。また、制御部170の制御プログラムや各種データは記憶部160に記憶される。積層テーブル140、撮像部150、記憶部160および制御部170は、電極位置検出装置200として動作する。
以下、各構成の詳細について説明する。
[積層ロボット110]
積層ロボット110は、袋詰正極20および負極30を交互に積層して発電要素(積層体)15を形成する。積層ロボット110は、L字状アーム112と、L字状アーム112の端部に設けられた第1および第2の吸着ハンド114、116とを有する。L字状アーム112は、水平方向に所定角、たとえば、本実施形態では90度回動する。また、L字状アーム112は、鉛直方向に所定量移動することができる。第1の吸着ハンド114は、L字状アーム112の一方の端部に設けられ、袋詰正極20を吸着保持または解放する。第2の吸着ハンド116は、L字状アーム112の他方の端部に設けられ、負極30を吸着保持または解放する。
[正極供給テーブル120]
正極供給テーブル120は、L字状アーム112に袋詰正極20を受け渡すためのテーブルである。正極供給テーブル120は、前工程で作成されて吸着コンベア60により運搬されてきた袋詰正極20を1枚ずつ受け取り、載置する。正極供給テーブル120も、吸着コンベアであり、吸着コンベア60からの負圧が開放された袋詰正極20を吸着して、略中央まで運び負圧により固定する。また、正極供給テーブル120は、袋詰正極20の平面位置を調節できるように、平面方向に移動および回転可能である。正極供給テーブル120は、たとえば、XYステージ122上に設けられており、XYステージ122がX、Y方向に移動または平面方向に回転することによって、平面位置が調整される。XYステージ122は、3つのモータにより、平面方向の移動および回転が実現される。
正極供給テーブル120は、吸着コンベア60よりも幅が狭く、袋詰正極20の側方がはみ出るように、構成されている。図5および図6では図示を省略しているが、図7および図8に示すように、正極供給テーブル120の両側には、透明な支持台124が設けられている。支持台124は、正極供給テーブル120からはみ出ている袋詰正極20の端部を支持する。また、支持台124と対応する位置に、クランパ126が設けられる。クランパ126は、支持台124と共に袋詰正極20の端部を挟んで固定する。支持台124およびクランパ126は共に可動式であり、正極供給テーブル120上に袋詰正極20が載置されると、袋詰正極20の端部を支持および固定するように、袋詰正極20に接近する。
また、正極供給テーブル120の下方には光源70が、上方にはカメラ80が配置されている。光源70は、透明な支持台124の下方に設置され、袋詰正極20の端部に光を照射する。照射される光は、セパレータ40を所定の透過率以上で透過し、正極24に反射する波長の光である。カメラ80は、光源70から投光され正極24に遮断されつつもセパレータ40を透過した光を受光し、正極24の位置を撮像する。つまり、正極24の影に基づいて、正極24の位置を撮像する。カメラ80により撮像された正極24の位置に基づいて、正極24(袋詰正極20)の水平位置が調整される。この調整により、吸着ハンド114は、正極24の位置が正確に位置決めされた袋詰正極20を毎回ピックアップできる。
また、正極供給テーブル120の上方には、光源74も設置されている。光源74は、袋詰正極20に光を照射する。照射される光は、セパレータ40に反射する波長の光である。カメラ80は、セパレータ40から反射した光を受光し、セパレータ40の位置を撮像する。撮像されたセパレータ40の位置は、正極24の位置と比較され、セパレータ40内における正極24の位置が判定される。
[負極供給テーブル130]
図5および図6に戻って、負極供給テーブル130は、L字状アーム112に負極30を受け渡すためのテーブルである。負極供給テーブル130は、前工程で作成されて吸着コンベア62により運搬されてきた負極30を1枚ずつ受け取り、載置する。負極供給テーブル130も、吸着コンベアであり、吸着コンベア62からの負圧が開放された負極30を吸着して、略中央まで運び負圧により固定する。負極30が第1の吸着ハンド116に吸着される際には、負極供給テーブル130は吸着を開放する。また、負極供給テーブル130は、負極30の平面位置を調節できるように、平面方向に移動および回転可能である。負極供給テーブル130は、たとえば、XYステージ132上に設けられており、XYステージ132がX、Y方向に移動または平面方向に回転することによって、平面位置が調整される。XYステージ132は、3つのモータにより、平面方向の移動および回転が実現される。
また、負極供給テーブル130の上方には、光源72およびカメラ82が配置されている。光源72は、負極30に反射する波長の光を、負極30に照射する。カメラ82は、光源72から投光されて負極30に反射した光を受光して、負極30の位置を撮像する。負極供給テーブル130は、カメラ82により撮像された負極30の位置に基づいて、負極30の水平位置が調整される。この調整により、吸着ハンド116は、正確に位置決めされた負極を毎回ピックアップできる。
[積層テーブル140]
積層テーブル140は、積層ロボット110により搬送される袋詰正極20および負極30を交互に積層する場所であり、袋詰正極20および負極30が所定枚数積層されるまで、袋詰正極20と負極30の積層体を保持する。袋詰正極20および負極30が所定枚数積層されて発電要素15が完成すると、積層テーブル140は、後工程に発電要素15を供給する。
図9に示すように、積層テーブル140は、袋詰正極20および負極30が交互に積層されるパレットを載置する載置部142と、載置部142を昇降する駆動部144と、載置部142の周縁部に配置される4つのクランパ146と、クランパ146を駆動するクランパ駆動部148を有する。
載置部142は、袋詰正極20および負極30が所定枚数積層されて発電要素15が完成するまでは、積層体15を保持し、完成すると、発電要素15を、コンベア64に払い出す。
駆動部144は、載置部142の高さを調整する。詳細には、袋詰正極20および負極30が交互に積層され、積層体15の高さが変動しても、積層体15の最上面の高さが変わらないように、積層の進行に従って載置部142の位置を下げる。これにより、積層ロボット110は、積層の進行に関わらず、同じ動作を繰り返すだけで、発電要素15の積層ができる。
クランパ146は、クランパ駆動部148により駆動され、載置部142に積層される積層体15を、載置部142に向けて押圧する。図10(A)および(B)に示すように、クランパ146は、積層体15を押圧する袋詰正極用アーム部材146aおよび負極用アーム部材146bと、袋詰正極用アーム部材146aおよび負極用アーム部材146bを支持する支持軸146cとから構成される。クランパ146の詳細については、後述する。
クランパ駆動部148は、支持軸146cを介して、クランパ146を回動させつつ一定の高さまで上昇させる。そして、クランパ駆動部148は、180度回動後のクランパ146を下降させる。クランパ駆動部148は、支持軸146c側面の突出ピン(不図示)と係合しクランパ146を回動させるとともに一定量上昇させるためのカム溝を備えるカム機構(不図示)と、支持軸146cを昇降するためのアクチュエータ(不図示)とを有する。アクチュエータは、たとえば、エアシリンダである。また、クランパ駆動部148には、袋詰正極用アーム部材146aおよび負極用アーム部材146bを下方に付勢するためのバネ(不図示)が備えられている。
以下、図10を参照して、クランパ146の詳細について説明する。
図10(A)および(B)に示すように、袋詰正極用アーム部材146aおよび負極用アーム部材146bは、支持軸146cから積層体15の積層方向と交差する方向にそれぞれ延びる。また、袋詰正極用アーム部材146aおよび負極用アーム部材146bは、支持軸146cの中心からそれぞれの先端までの長さがほぼ同じになるように形成される。
袋詰正極用アーム部材146aは、積層体15の最上位に袋詰正極20が位置する場合に、当該袋詰正極20を押圧する第1押圧部A1を備えている。
第1押圧部A1には、図10(A)に示すように、開口部として、コの字状の切欠きC1が形成される。切欠きC1は、第1押圧部A1が袋詰正極20を押圧するときに、積層方向から見て、正極24における1つの頂点および当該頂点に連続する二辺が、セパレータ40を介して露出される位置に形成される。第1押圧部A1は、切欠きC1よりも先端側の先端部分B1と、切欠きC1よりも基端側の基端部分B2とを有する。
先端部分B1は、第1押圧部A1が袋詰正極20を押圧するときに、積層方向から見て、正極24における1つの頂点から連続する辺と重ならないように、切欠きC1のコの字状の開放側に向かう長さが、基端部分B2よりも短く形成される。すなわち、第1押圧部A1は、積層方向から見て、コの字状の最奥部D1から先端部分B1における切欠きC1の開放側の端部E1までの長さL1が、最奥部D1から基端部分B2における切欠きC1の開放側の端部E2までの長さL2より短く形成される。
図10(C)に示すように、第1押圧部A1は、積層方向の上位側の面において、切欠きC1の縁部E3が面取りされている。また、第1押圧部A1は、積層方向の下位側の面において、切欠きC1の縁部E4が面取りされている。第1押圧部A1の積層方向における下位側の面は、切欠きC1を挟んだ両側において、同一平面上に位置するように形成される。
負極用アーム部材146bは、支持軸146cから積層方向と交差する方向であって、袋詰正極用アーム部材146aが延びる方向とは異なる方向に延びて形成される。負極用アーム部材146bは、積層体15の最上位に負極30が位置する場合に、当該負極30を押圧する第2押圧部A2を備えている。
[撮像部150]
撮像部150は、積層テーブル140に積層されたセパレータ40内の正極24および負極30の位置を撮像する。
撮像部150は、図11に示すように、光源76およびカメラ84によって構成される。撮像部150は、図5では図示が省略されているが、図6および図9に示すように、撮像手段として、積層テーブル140の上方に設置されている。
光源76は、積層体15の最上位に載置された袋詰正極20または負極30に向かって、セパレータ40は透過し、正極24および負極30には反射する波長の光、たとえば近赤外光を投光する。セパレータ40の材料によっては、透過する光の波長は異なる。したがって、セパレータ40の材料に基づいて、投射する光を適宜選択できる。
本実施形態では、光源76は、図11に示すように、カメラ84の周囲にリング状に設けられている。光源76は、少なくとも対応する正極24(袋詰正極20)または負極30の四隅に向かって投光する。
カメラ84は、積層テーブル140上で形成される発電要素15を積層方向真上から撮像する。本実施形態では、カメラ84は4台設けられ、正極24(袋詰正極20)または負極30の四隅をそれぞれ撮像する。
[制御部170]
制御部170は、検出手段として、カメラ84による撮像に基づいて、正極24および負極30の位置を検出する。
以上のとおり構成されるシート積層装置100によれば、袋詰正極20および負極30が積層テーブル140上に交互に積層され、積層された袋詰正極20内の正極24および負極30の位置が検出される。
まず、シート積層装置100の積層動作について説明する。
(積層動作)
図12〜図14は、積層ロボットによる負極および袋詰正極の積層動作を説明するための図である。なお、以下では、積層ロボット110により積層テーブル140に袋詰正極20を積層する際の動作から説明する。
図12(A)に示すとおり、積層テーブル140には、袋詰正極20および負極30が載置されており、積層テーブル140の上方には、吸着ハンド114が位置している。袋詰正極20および負極30の積層体の最上位には負極30が配置されており、吸着ハンド114は、袋詰正極20を吸着保持している。一方、吸着ハンド116は、負極供給テーブル130の上方に位置している。負極供給テーブル130上には、負極30が載置されている。
続いて、積層ロボット110のL字状アーム112が所定量だけ下降する(図12(B)参照)。L字状アーム112の下降に伴って、吸着ハンド116および吸着ハンド114は、負極供給テーブル130および積層テーブル140上にそれぞれ降下する。このとき、吸着ハンド116の底面には負圧が作用し、吸着ハンド116は、負極30を吸着保持する。一方、吸着ハンド114には負圧が解除され、袋詰正極20を解放する。
続いて、積層ロボット110のL字状アーム112が所定量だけ上昇する(図13(C)参照)。L字状アーム112の上昇にともなって、吸着ハンド116は、テーブル120から負極30を取り上げる。また、吸着ハンド116および吸着ハンド114は、負極供給テーブル130上および積層テーブル140の上方に移動する。
続いて、積層ロボット110のL字状アーム112が所定量だけ回動する(図13(D)参照)。L字状アーム112が、水平方向に90度回動することにより、吸着ハンド116が積層テーブル140の上方に位置し、吸着ハンド114がテーブル130の上方に位置するようになる。
続いて、積層ロボット110のL字状アーム112が所定量だけ下降する(図14(E)参照)。L字状アーム112の下降にともなって、吸着ハンド116および吸着ハンド114は、積層テーブル140および正極供給テーブル120上にそれぞれ到達する。このとき、吸着ハンド116の負圧が解除され、吸着ハンド116は、積層テーブル140上の積層体の最上面で負極30を解放する。一方、吸着ハンド114の底面には負圧が発生し、吸着ハンド114は、テーブル120上の袋詰正極20を吸着保持する。
続いて、積層ロボット110のL字状アーム112が所定量だけ上昇する(図14(F)参照)。L字状アーム112の上昇にともなって、吸着ハンド116は、積層テーブル140の上方に移動する。一方、吸着ハンド114は、テーブル120から袋詰正極20を取り上げる。
続いて、積層ロボット110のL字状アーム112が所定量だけ回動する。L字状アーム112が、水平方向に−90度回動することにより、吸着ハンド116がテーブル130の上方に位置し、吸着ハンド114が積層テーブル140の上方に位置するようになる(図12(A)参照)。
以上の動作が繰り返されることにより、積層テーブル140上で袋詰正極20および負極30が交互に積層される。袋詰正極20および負極30が所定枚数積層されることにより、発電要素15としての積層体が形成される。
次に、シート積層装置100(電極位置検出装置200)が積層テーブル140に積層された正極24(袋詰正極20)および負極30の位置を検出する電極位置検出動作について説明する。
(積層位置検出動作)
上述のとおり、積層テーブル140において、シート積層装置100により袋詰正極20および負極30が交互に積層される。電極位置検出装置200は、積層テーブル140に設けられたクランパ146により、積層体15の最上位にある袋詰正極または負極30を押圧しつつ、撮像部150により、袋詰正極20または負極30の位置を撮像する。
まず、積層テーブル140に設けられたクランパ146の動作について説明する。
図15はクランパの動作を説明するための図である。図15において、(A)は積層体15の最上位に袋詰正極20が位置する場合のクランパ146の様子を示し、(B)は積層体15の最上位に負極30が位置する場合のクランパ146の様子を示す。
図15(A)に示すように、積層体15の最上位に袋詰正極20が位置する場合、クランパ146は、袋詰正極用アーム部材146aの第1押圧部A1によって、積層体15の最上位に位置する袋詰正極20の四隅を押圧する。
図15(A)に示す状態において、クランパ146によって押圧された積層体15の上位に、さらに負極30が積層されると、クランパ146は、90度回動しつつ積層方向に上昇し、積層体15の斜め上方に離れて位置する。クランパ146は、さらに90度回動した後に下降する。これにより、図15(B)に示すように、クランパ146は、負極用アーム部材146bの第2押圧部A2によって、積層体15の最上位に位置する負極30の側辺を押圧する。
図15(B)に示す状態において、クランパ146によって押圧された積層体15の上位に、さらに袋詰正極20が積層されると、クランパ146は、90度回動しつつ積層方向に上昇し、積層体15の斜め上方に離れて位置する。クランパ146は、さらに90度回動した後に下降する。これにより、図15(A)に示すように、クランパ146は、袋詰正極用アーム部材146aの第1押圧部A1によって、積層体15の最上位に位置する袋詰正極20の四隅を押圧する。
クランパ146は、上記の動作を繰り返し行い、積層テーブル140に袋詰正極20または負極30が積層される度に、積層された袋詰正極20または負極30を押圧する。
ここで、クランパ146が回動する方向は、図15(A)および(B)中に矢印で示したように、押圧した袋詰正極20および負極30を外方に引き伸ばす方向である。
なお、クランパ146が上昇または下降して積層体15を保持していない間は、積層ロボット110の吸着ハンド114、116のいずれか積層体15をテーブル130に向かって押圧する。これにより積層体15は常に保持された状態となる。
次に、撮像部150が正極24(袋詰正極20)および負極30の位置を撮像する動作について説明する。
図16は袋詰正極内の正極の位置を確認する様子を示す概念図、図17は図16の部分拡大図、図18は辺の位置が特定された正極の様子を示す概念図である。また、図19は負極の位置を確認する様子を示す概念図、図20は辺の位置が特定された負極の様子を示す概念図、図21は正極と負極の相対位置を示す概念図である。なお、図16(A)は、袋詰電極の正極の位置を確認する際の積層体を正面から見た概念図であり、図16(B)は、積層体を平面から見た概念図である。また、図19(A)は、負極の位置を確認する際の積層体を正面から見た概念図であり、図19(B)は、積層体を平面から見た概念図である。
図16(A)および(B)に示すように、積層体15の最上位に袋詰正極20が積層されると、クランパ146の第1押圧部A1は、セパレータ40を介して正極24の四隅を押圧する。
図17に示すように、第1押圧部A1には、コの字状の切欠きC1が形成されている。切欠きC1は、積層方向から見て、クランパ146が回動する際の回転方向の下流側に向けて開放されるように形成される。
第1押圧部A1は、切欠きC1によって、積層方向から見て、正極24の1つの頂点および当該頂点に連続する二辺を、セパレータ40を介して露出させた状態で、正極24の頂点近傍を押圧する。より詳細には、第1押圧部A1は、積層方向から見て、先端部分B1と基端部分B2との間において、正極24における1つの頂点および当該頂点に連続する二辺を露出させる。その際、第1押圧部A1は、積層方向から見て、先端部分B1が正極24における1つの頂点から連続する辺と重ならない状態で、正極24の頂点近傍を押圧する。
また、図17に示すように、第1押圧部A1は、積層方向から見て、先端部分B1における切欠きC1の開放側の端部E1と、基端部分B2における切欠きC1の開放側の端部E2とを結ぶ線分上に、正極24の頂点が位置する状態で袋詰正極20を押圧する。したがって、正極24の頂点の近傍において、正極24とセパレータ40との間の隙間がなくなる。換言すると、正極24の四隅近傍において、正極24とセパレータ40とが密着する。
上記のように、袋詰正極20が第1押圧部A1により押圧されている状態で、電極位置検出装置200は、光源76により袋詰正極20に投光する。投光された光は、袋詰正極20のセパレータ40を透過して、正極24に反射する。カメラ84は、正極24を介して、反射光を受光する。4台のカメラ84は、たとえば、図16(B)に点線で示す領域を撮像する。点線で示す領域内の画像が得られると、制御部170は、画像を解析し、図中両矢印に示される範囲の正極24の辺の一部を特定する。
制御部170は、特定された正極24の辺の一部を延長し、正極24の塗工部分である正極活物質層22の辺の位置を特定する。これにより、特定された辺の位置は、図18に示すように矩形状に表現される。特定された正極活物質層22の辺の位置情報は、正極24の位置を表す情報として記憶部160に記憶される。なお、カメラ84は、光源76の光がない状態で袋詰正極20を撮影することにより、セパレータ40の位置も同様に特定できる。特定されたセパレータ40の辺の位置情報も記憶部160に記憶してもよい。これにより、セパレータ40を基準とした正極24の相対位置も特定できる。なお、投光された光の一部は、正極24の外側周辺部でセパレータ40を透過して、さらにセパレータ40を透過して負極30に反射する。この場合、カメラ84は、反射光を受光するが、正極24を反射した反射光を受光するのに比べて弱い光を受光することになる。したがって、撮像で得られた画像は、正極24の場合に比べて薄くなる。したがって、負極30は正極24と画像状態で確実に比較可能となる。
続いて、図19(A)、(B)に示すように、積層体15の最上位に負極30が積層されると、クランパ146は、図16に示す状態から180度回動し、負極用アーム部材146bに備えられた第2押圧部A2によって、負極30を押圧する。
負極用アーム部材146bは、支持軸146cに対して、袋詰正極用アーム部材146aから、回転方向に90度より大きく180度より小さい角度ずれて設けられている。そのため、クランパ146が180度回動することにより、第1押圧部A1と第2押圧部A2とでは、押圧する位置が異なる。すなわち、第1押圧部A1が袋詰正極20を押圧する際は、上述のように正極24の頂点近傍を押圧する。一方、第2押圧部A2が負極30を押圧する際は、負極30の頂点近傍ではなく、負極30の側辺を押圧する。負極30の頂点近傍が押圧されないので、負極30の頂点および当該頂点に連続する二辺は、積層方向から見て露出される。
また、第2押圧部A2は、負極30、セパレータ40および正極24の全てが重なる部分を押圧する。したがって、図19(A)において矢印により示すように、第2押圧部A2は、押圧力を、積層体15を構成する負極30、セパレータ40および正極24の全てに伝えられる。結果として、第2押圧部A2は、積層体15を確実に押圧して固定できる。
上記のように、負極30が第2押圧部A2により押圧されている状態で、電極位置検出装置200は、光源76により負極30に投光する。投光された光は、負極30に反射する。カメラ84は、負極30を介して、反射光を受光する。4台のカメラ84は、たとえば、図19(B)に点線で示す領域を撮像する。点線で示す領域内の画像が得られると、制御部170は、画像を解析し、図中両矢印に示される範囲の負極30の辺の一部を特定する。制御部170は、特定された負極30の辺の一部を延長し、負極30の塗工部分である負極活物質32の辺の位置を特定する。これにより、特定された辺の位置は、図20に示すように矩形状に表現される。特定された負極活物質層32の辺の位置情報は、負極30の位置を表す情報として記憶部160に記憶される。なお、カメラ84は、光源76の光がない状態で負極30の下に積層された袋詰正極20の端を撮影することにより、セパレータ40の位置も特定できる。セパレータ40は負極30よりも大きいので、上に負極30が積層されていても端だけならカメラ84により撮影できる。撮影により特定されたセパレータ40の辺の位置情報も記憶部160に記憶してもよい。これにより、セパレータ40を基準とした負極30の相対位置も特定できる。
制御部170は、上記のように、正極24および負極30の位置(セパレータ40に対する正極24の相対位置およびセパレータ40に対する負極30の相対位置)を順次検出し、記憶部160に記憶していく。制御部170は、積層体15が電池要素として完成した後、または、積層体15の積層中に、負極30と正極24に積層ずれがないか判定する。
積層ずれを判定する場合、制御部170は、記憶部160から正極24および負極30の辺の位置情報を読み出し、両者の相対的な位置関係を検出する。検出の際には、図18および図20の特定した正極24および負極30の位置を重ね合わせる。重ね合わせた概念図は、図21に示す通りである。制御部170は、重ね合わせた結果を解析して、正極24および負極30の相対的な位置関係を判定する。詳細には、正極24および負極30の辺の位置を確認し、対応する辺が所定の範囲内にあるかを確認する。たとえば、セパレータ40と重なる範囲において、正極24の方が負極30よりも小さい場合、正極24の各辺が対応する負極30の各辺よりも内側にあるか否かを確認する。そして、制御部170は、正極24の全辺が負極30よりも内側にある場合、積層ずれがないと判定する。辺が内側か外側かだけでなく、辺の距離を算出して、距離の範囲で積層ずれを判定してもよい。
以上のように、本実施形態では、正極24の頂点および当該頂点に連続する二辺が積層方向から見てセパレータ40を介して露出した状態で、第1押圧部A1が正極24の頂点近傍のセパレータ40を押圧する。したがって、正極24とセパレータ40との間に隙間がない状態で正極24の辺を撮像でき、撮像した正極24の辺がぼやけることを抑止できる。その結果、正極24の位置検出精度を向上できる。
また、上記実施形態では、負極30の頂点および当該頂点に連続する二辺が積層方向から見て露出した状態で、第2押圧部A2が負極30の縁部を押圧する。したがって、正極24の位置に加えて、負極30の位置も検出できる。
また、上記実施形態では、負極30および正極24の相対的な位置関係をさらに検出する。したがって、検出した正極24および負極30の相対的な位置関係に基づいて、積層ずれの有無を判断できる。
第1押圧部A1が回動自在に設けられているので、袋詰正極20を押圧する際にのみ、積層体15を固定する位置に移動し、負極30を押圧する際には、退避できる。
第2押圧部A2が回動自在に設けられているので、負極30を押圧する際にのみ、積層体15を固定する位置に移動し、袋詰正極20を押圧する際には、退避できる。
第1押圧部A1および第2押圧部A2が同軸に形成されている。したがって、第1押圧部A1および第2押圧部A2の回動が連動し、第1押圧部A1が押圧位置に移動する動作と第2押圧部A2の退避動作とが同時に実行できる。袋詰正極20および負極30が積層テーブル140に交互に積層されるのに合わせて、効率よく第1押圧部A1および第2押圧部A2を動作できる。
第1押圧部A1および第2押圧部A2の回転方向が同じなので、特に、第1押圧部A1および第2押圧部A2が同軸により回転される場合には、回転のためのモータの制御が容易である。
第1押圧部A1および第2押圧部A2は、押圧するセパレータ40および負極30を積層方向から見て外方に引き伸ばす方向に回転する。したがって、第1押圧部A1および第2押圧部A2に湾曲する癖がついていたとしても、矯正しつつ、伸びた状態で正確に位置を検出できる。
開口部が前記回転方向の下流側に向けて開放されたコの字状の切欠きC1であるので、袋詰正極20を押圧する際に、正極24の頂点の両側を押さえられる。正極24の頂点の両側が押さえられるので、該当部分において正極24に対してセパレータ40が浮かず、正極24の位置の検出が確実になる。
第1押圧部A1は、切欠きC1よりも先端側の先端部分が、積層方向から見て、正極24から連続する正極24の辺とは交差しない。したがって、第1押圧部A1が正極24の位置の撮像を妨げない。
第1押圧部A1は、2つの端部を結ぶ線上に正極24の頂点が位置する状態でセパレータ40を押圧する。したがって、頂点を挟むその近傍の位置においてセパレータ40が押圧される。頂点の両側が押圧されるので、正極24の頂点は、セパレータ40と隙間なく密着される。
第2押圧部A2は、回転軸に対して、第1押圧部A1から回転方向に90度より大きく180度より小さい角度ずれて設けられている。負極用アーム部材146bが負極30に向かって垂直に延びて負極30の頂点より中央側を押圧する場合、クランパ146が180度回動すると、袋詰正極用アーム部材146aは、回転軸から正極24の頂点に向かう方向に延びる。結果として、第1押圧部A1は、正極24の頂点の近傍を押圧できる。
第1押圧部A1は、積層方向の上位側において切欠きC1の縁部が面取りされている。したがって、積層方向上方から撮像部150により正極24を検出する際に、切欠きC1の縁部を構成する第1押圧部A1の部分が正極24上に影を作らない。結果として、影による正極24の誤検出を防止できる。
第1押圧部A1は、積層方向の下位側において切欠きC1の縁部が面取りされている。したがって、第1押圧部A1が袋詰正極20に接触する範囲が、面取りがない場合に比べて小さくなる。その分、袋詰正極20に対する単位面積当たりの面圧が大きくなり、より堅固に第1押圧部A1が袋詰正極20を押圧できる。
(変形例)
また、上記実施形態では、開口部はコの字状の切欠きC1として形成されていた。しかし、これに限定されない。正極24の頂点および当該頂点に連続する二辺が、積層方向から見て、セパレータ40を介して露出される形状であれば、U字状やV字状の切欠きとしてもよく、あるいは、円形や矩形等の開口としてもよい。
上記実施形態では、袋詰正極20として、セパレータ40に正極24が袋詰めされた形態について説明した。しかし、袋詰めされるのは負極30であってもよい。この場合、袋詰電極として、袋詰負極について、セパレータを透過して負極の位置が検出される。
また、上記実施形態では、正極24および負極30の辺の位置を基準に、相対位置を特定していた。しかし、正極24および負極30の相対位置の基準はこれに限定されない。たとえば、正極24、負極30の辺の位置から、それぞれの四隅の頂点の座標を算出して、頂点の平均位置からそれぞれの中心位置を算出して、中心位置同士の相対位置に基づいて、正極24および負極30の相対位置を検出してもよい。
また、上記実施形態では、光源76およびカメラ84を用いて、正極24および負極30の位置を検出していた。しかし、光源76およびカメラ84を用いて、セパレータ40の位置を検出してもよい。上述の通り、光源76からはセパレータ40を、たとえば50%以上透過する光が照射されている。100%の透過でなければ、少しはセパレータ40にも光が反射されることになる。その反射光をカメラ84によって検出することによって、セパレータ40の位置も検出できる。カメラ84が四隅を見ているので、上記正極24および負極30と同様に、頂点近傍の辺の部分から辺全長を検出できる。
また、上記実施形態では、カメラ84を4台設置している。しかし、視野が広いカメラであれば、たとえば、1台だけ設置してもよい。
また、上記実施形態では、セパレータ40と重なる範囲において、負極30の方が正極24よりも大きい場合について説明した。しかし、逆に正極24の方が大きくてもよい。
また、上記実施形態では、図1に示すように、正極リード11および負極リード12が外装13材の同一端部から導出されている場合について説明した。しかし、これに限定されない。正極リード11および負極リード12がたとえば反対の端部から導出されてもよい。この場合、二次電池10の発電要素15を形成する際には、タブ部分26、34が相互に反対向きになるように負極30と袋詰正極20が積層される。
また、上記実施形態では、正極24および負極30に反射する反射する波長の光を投射していたが、正極24および負極30に吸収される波長の光を投射してもよい。この場合、カメラ84は、光が吸収されて黒く見える範囲を撮像する。制御部170は、黒く見える範囲を最上位にある正極24または負極30の位置として検出する。
10 二次電池、
15 発電要素(積層体)、
20 袋詰正極、
22 正極活物質層、
24 正極、
26 タブ部分、
30 負極、
32 負極活物質層、
34 タブ部分、
40 セパレータ、
42 接合部、
60、62、64 吸着コンベア、
70、72、74、76 光源、
80、82、84 カメラ、
100 シート積層装置、
110 積層ロボット、
112 L字状アーム、
114、116 吸着ハンド、
120 正極供給テーブル、
122 XYステージ、
124 支持台、
126 クランパ、
130 負極供給テーブル、
132 XYステージ、
140 積層テーブル、
142 載置部、
144 駆動部、
146 クランパ、
146a 袋詰正極用アーム部材、
146b 負極用アーム部材、
146c 支持軸、
148 クランパ駆動部、
150 撮像部、
160 記憶部、
170 制御部、
200 電極位置検出装置、
A1 第1押圧部、
A2 第2押圧部、
B1 先端部分、
B2 基端部分、
C1 切欠き、
D1 最奥部、
E1、E2 開放端、
E3、E4 縁部。

Claims (14)

  1. 袋状に形成されたセパレータ内に第1電極が配置された袋詰電極と、前記第1電極とは異なる極性の第2電極とが交互に積層される際に、前記第1電極の位置を検出する電極位置検出装置であって、
    前記袋詰電極および前記第2電極が交互に積層される載置部と、
    前記載置部の最上位に前記袋詰電極が積層されると、前記袋詰電極を前記載置部に向けて押圧する第1押圧部と、
    前記第1押圧部によって前記載置部に向けて押圧された最上位の前記袋詰電極のセパレータを透過して、袋内の前記第1電極を撮像する撮像部と、
    前記撮像部によって撮像した前記第1電極の画像に基づいて、前記第1電極の位置を検出する検出部と、を有し、
    前記第1押圧部は、開口部が形成され、前記袋詰電極を押圧するときに、前記袋詰電極および前記第2電極を積層する積層方向から見て、前記第1電極における1つの頂点および当該頂点に連続する二辺を、前記セパレータを介して前記開口部に臨ませる電極位置検出装置。
  2. 前記載置部の最上位に前記第2電極が積層されると、前記第2電極を前記載置部に向けて押圧する第2押圧部をさらに有し、
    前記撮像部は、前記第2押圧部によって前記載置部に向けて押圧された最上位の前記第2電極を撮像し、
    前記第2押圧部は、最上位の前記第2電極を押圧するときに、前記第2電極における1つの頂点および当該頂点に連続する二辺を臨ませ、
    前記検出部は、前記撮像部によって撮像した前記第2電極の画像に基づいて前記第2電極の位置を検出する請求項1に記載の電極位置検出装置。
  3. 前記検出部は、前記第1電極および前記第2電極の相対的な位置関係をさらに検出する請求項2に記載の電極位置検出装置。
  4. 前記第1押圧部は、前記積層方向と平行な回転軸を中心に回動自在に設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の電極位置検出装置。
  5. 前記第2押圧部は、前記積層方向と平行な回転軸を中心に回動自在に設けられている請求項4に記載の電極位置検出装置。
  6. 前記第1押圧部と前記第2押圧部とは、前記回転軸が同軸である請求項5に記載の電極位置検出装置。
  7. 前記第1押圧部と前記第2押圧部とは、回動する際の回転方向が同じである請求項6に記載の電極位置検出装置。
  8. 前記回転方向は、前記第1押圧部が、押圧した前記袋詰電極のセパレータを前記積層方向から見て外方に引き伸ばす方向である請求項7に記載の電極位置検出装置。
  9. 前記開口部は、前記積層方向から見て前記回転方向の下流側に向けて開放されたコの字状の切欠きである請求項8に記載の電極位置検出装置。
  10. 前記第1押圧部は、前記切欠きよりも先端側の先端部分と基端側の基端部分との間において前記頂点を臨ませ、
    前記先端部分は、前記コの字状の開放側に向かう長さが前記基端部分よりも短く、前記積層方向から見て、前記頂点から連続する辺とは交差しない請求項9に記載の電極位置検出装置。
  11. 前記撮像部により前記第1電極を撮像する際、前記先端部分および前記基端部分を、前記コの字状の開放側の端部同士により結ぶ線分上に、前記第1電極における一つの頂点が位置する請求項10に記載の電極位置検出装置。
  12. 前記第2押圧部は、前記回転軸に対して、前記第1押圧部から前記回転方向に90度より大きく180度より小さい角度ずれて設けられ、
    前記第2押圧部および前記第1押圧部は、前記回転軸を中心に180度回転して、前記袋詰電極および前記第2電極をそれぞれ押圧する請求項7〜11のいずれか1項に記載の電極位置検出装置。
  13. 前記第1押圧部は、前記積層方向の上位側の面において前記開口部の縁部が面取りされている請求項1〜12のいずれか1項に記載の電極位置検出装置。
  14. 前記第1押圧部は、前記積層方向の下位側の面において前記開口部の縁部が面取りされている請求項1〜13のいずれか1項に記載の電極位置検出装置。
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