JP2014127051A - コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、利用者端末用コンテンツ提供プログラム、およびコンテンツ管理プログラム - Google Patents

コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、利用者端末用コンテンツ提供プログラム、およびコンテンツ管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 照合対象の画像が多数であっても高速で精度よく処理し、利用者の満足度を向上させる。
【解決手段】 メインサーバ10は、利用者端末5からサービスIDまたはサービスロゴ画像を受信すると、記憶している複数のサービスIDまたはサービスロゴ画像と照合し、該照合により特定したサービスサーバ30のサーバアドレス73fを前記利用者端末5に送信し、利用者端末5は、撮影により照合依頼画像し、この照合依頼画像を前記受信したサーバアドレス73fのサービスサーバ30に送信し、サービスサーバ30は、前記利用者端末5から照合依頼画像を受信すると、記憶している複数のマーカ画像と照合し、照合により特定したマーカ画像に関連づけられている全てのコンテンツ情報を前記利用者端末5に送信し、利用者端末5は、受信したコンテンツ情報の一覧を表示して選択許容し、選択されたコンテンツの表示、再生、または実行を行う。
【選択図】 図4

Description

この発明は、例えば、画像認識に対応させて様々なコンテンツを提供するようなコンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、利用者端末用コンテンツ提供プログラム、およびコンテンツ管理プログラムに関する。
従来、バーコードをスキャンし、このバーコード情報をURLに変換し、WEBページを表示する情報提供システムが提案されている(特許文献1参照)。この情報提供システムは、バーコード情報と、チャネル情報と、商品に関連する複数のサイトのURL情報とを互いに関連付けて記憶することで、バーコード情報からWEBページの表示を実現している。
しかし、この情報提供システムは、バーコードを確実に識別することで誤認等の可能性は低いものの、バーコードによる美感上の問題点があった。すなわち、例えば雑誌の紙面に複数の商品を表示し、この商品のそれぞれについてWEBページを関連づけたいような場合には、商品毎にバーコードを付けなければならず、このバーコードが紙面の美しさを損なうものであった。
一方、プリント広告などで商業利用されるイメージを撮影し、このイメージに組み合わされたアドレスをサーバから読み出し、そのアドレスに接続する方法が提案されている(特許文献2参照)。この方法によれば、バーコードが不要になるという利点がある。
しかし、この方法は、識別すべきイメージの数が増加すると照合時間が長くなる問題や誤認を生じやすく問題がある。すなわち、正確に照合しようとすると、イメージ数に応じて照合時間は長くなる一方である。逆に照合時間を短くしようとすると、照合する画像認識の精度を下げることが考えられるが、それでは誤認の可能性が高まるという問題がある。
この問題は、近年使われているスマートフォンやタブレット端末のようなストレスなく高速に使用できる端末においては重要である。すなわち、待ち時間などなくすぐに使用できる操作感覚に慣れているスマートフォンやタブレット端末の利用者は、照合のために長時間待たされるとストレスを感じ、利用しなくなるという問題が考えられる。
特開2002−251486号公報 特開2004−288128号公報
この発明は、上述の問題に鑑み、照合対象の画像が多数であっても高速で精度よく処理することができるコンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、利用者端末用コンテンツ提供プログラム、およびコンテンツ管理プログラムを提供し、利用者の満足度を向上させることを目的とする。
この発明は、マーカ画像を認識して前記マーカ画像に対応するコンテンツ情報を送信するサービスを提供する複数のサービスサーバと、前記複数のサービスサーバを管理するメインサーバと、前記サービスサーバおよび前記メインサーバにアクセスする利用者端末を備え、前記メインサーバは、前記複数のサービスサーバにより提供される複数のサービスのうちのどのサービスかを識別するサービス識別情報と、前記サービスサーバを識別するサービスサーバ識別情報を関連づけて記憶するサービス情報記憶手段と、前記利用者端末からサービス識別依頼情報を受信するサービス識別依頼情報受信手段と、前記サービス識別依頼情報を前記サービス識別情報と照合するサービス照合手段を備え、前記サービスサーバは、複数の前記マーカ画像を記憶するマーカ画像記憶手段と、前記マーカ画像にそれぞれ関連づけられたコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶手段と、前記利用者端末から照合依頼画像を受信する照合依頼画像受信手段と、前記照合依頼画像を前記マーカ画像と照合するマーカ画像照合手段と、前記照合によって識別したマーカ画像に関連づけられた前記コンテンツ情報を前記利用者端末に送信するコンテンツ情報送信手段を備え、前記利用者端末は、前記サービス識別依頼情報の入力を受け付けるサービス識別依頼情報入力手段と、入力された前記サービス識別依頼情報を前記メインサーバに送信するメインサーバ送信手段と、前記照合依頼画像を撮影により取得する照合依頼画像取得手段と、前記照合依頼画像を、前記サービス識別依頼情報の照合により定まった前記サービスサーバ識別情報の前記サービスサーバに送信するサービスサーバ送信手段と、前記サービスサーバから前記コンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信手段と、前記コンテンツ情報を一覧表示するコンテンツ情報一覧表示手段と、一覧表示された前記コンテンツ情報から1つの選択入力を受け付けるコンテンツ情報選択入力手段と、選択入力された前記コンテンツ情報のコンテンツを表示するコンテンツ表示手段とを備えたコンテンツ提供システムであることを特徴とする。
メインサーバは、(1)前記照合によって識別した前記サービス識別情報に対応する前記サービスサーバ識別情報を送信する送信手段を備える、あるいは、(2)前記照合によって識別した前記サービス識別情報に対応する前記サービスサーバ識別情報の前記サービスサーバに利用者端末の情報を転送する転送手段を備えることができる。
メインサーバが上記(1)の場合、利用者端末は、前記メインサーバから前記サービスサーバ識別情報を受信する受信手段を備えることができる。
メインサーバが上記(2)の場合、サービスサーバは、メインサーバから利用者端末の情報が転送された場合に、利用者端末に情報送信する送信手段を備えることができる。
なお、利用者端末により撮影される撮影対象画像に、前記照合依頼画像(前記マーカ画像と照合される)と、前記サービス識別依頼情報(前記サービス識別情報と照合される)の両方を混在させておいてもよい。この場合、サービス識別依頼情報は、照合依頼画像に重畳された透かし画像とする、あるいはOCR機能を備えて読み取った撮影対象画像中の文字情報とするなど、適宜の情報とすることができる。
この場合、上記(1)であれば、利用者端末は、先にサービス識別依頼情報(若しくはサービス識別依頼情報が含まれる撮影画像)をメインサーバに送信し、受信したサービスサーバ識別情報のサービスサーバに照合依頼画像(若しくは照合依頼画像が含まれる撮影画像)を送信すればよい。また、上記(2)であれば、利用者端末は、撮影画像をそのままメインサーバに送信するか、撮影画像中のサービス識別依頼情報と照合依頼画像をメインサーバに送信し、メインサーバは、撮影画像中のサービス識別依頼情報の照合によって定まるサービスサーバに照合依頼画像を送信し、サービスサーバは照合依頼画像の照合によって定まるコンテンツ情報を利用者端末に送信すればよい。
この発明により、照合対象の画像が多数であっても高速で精度よく処理することができるコンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、利用者端末用コンテンツ提供プログラム、およびコンテンツ管理プログラムを提供できる。
コンテンツ提供システムのシステム構成図。 コンテンツ提供システムで使用する情報の構造を説明する説明図。 管理用画面の構成を説明する説明図。 利用者端末に表示する各種画面の説明図。 利用者端末が利用者用アプリによって実行する処理のフローチャート。
以下、この発明の一実施形態を図面と共に説明する。
図1は、コンテンツ提供システム1のシステム構成を示すブロック図である。図示するようにコンテンツ提供システム1は、主に、通信回線2に接続される複数の管理者端末3と、複数の利用者端末5と、複数のコンテンツ提供サーバ7と、メインサーバ10と、複数のサービスサーバ30を備えている。
管理者端末3は、パーソナルコンピュータやスマートフォンやタブレット端末などの適宜の端末装置で構成することができ、利用者端末5はスマートフォンやタブレット端末など撮影機能を有する適宜の端末装置で構成することができ、コンテンツ提供サーバ7とメインサーバ10とサービスサーバ30は、サーバ用のコンピュータで構成することができる。
パーソナルコンピュータおよびサーバ用のコンピュータは、いずれもCPUとROMとRAM等で構成される制御手段、ハードディスク等で構成される記憶手段、キーボードやマウス等で構成される入力手段、液晶ディスプレイ等で構成される表示手段、LANボード等で構成される通信手段、およびUSB等で構成される外部接続手段といったハードウェアで構成されており、記憶手段に記憶されているプログラムに従って制御手段が各種動作を実行する。
スマートフォンおよびタブレット端末は、いずれもCPUとROMとRAM等で構成される制御手段、SSD(ソリッドステートドライブ)やハードディスク等で構成される記憶手段、タッチパネルや押下ボタンやスライドボタン等で構成される入力手段、デジタルカメラで構成される撮影手段、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成される表示手段、および、LTE(Long Term Evolution)通信部や3G(International Mobile Telecommunication 2000)通信部やWi−Fi(Wireless Fidelity)通信部等で構成される通信手段といったハードウェアで構成されており、記憶手段に記憶されているプログラムに従って制御手段が各種動作を実行する。
なお、メインサーバ10およびサービスサーバ30は、図1のようにサービスを運用する建物内にルータ9を経由してまとめて設置しても良いが、通信回線2を経由して別の場所で独立したサーバセンターに設置するなど、適宜の場所に設置すると良い。
管理者端末3は、記憶手段内のブラウザプログラムによってインターネットホームページを閲覧するブラウザ3aの機能を有している。これにより、システム総合管理者がメインサーバ10にアクセスしてデータの追加、変更、削除を実行することや、サービスを管理する代理店がアクセスしてサービス内のデータの追加、変更、削除を実行することなどができる。
利用者端末5は、記憶手段内に利用者用アプリ5a(利用者端末用コンテンツ提供プログラム)が記憶されている。この利用者用アプリ5aは、入力手段または撮影手段によりサービスIDまたはサービスロゴといったサービス識別情報の入力を受け付ける入力部5b(サービス識別依頼情報入力手段)、撮影手段によりにより照合依頼画像を取得する取得部5c(照合依頼画像取得手段)、記憶手段により各種情報を記憶する記憶部5d、通信手段によりメインサーバ10やサービスサーバ30に情報を送信する送信部5e(メインサーバ送信手段,サービスサーバ送信手段)、通信手段によりメインサーバ10やサービスサーバ30から情報を受信する受信部5f(サービス識別情報受信手段,コンテンツ情報受信手段)、表示手段により画面表示を行う表示部5gとして機能する。
コンテンツ提供サーバ7は、アクセスしてきた利用者端末5に各種のコンテンツを提供できるサーバであり、提供するコンテンツに適応した機能を有している。具体的には、ホームページを提供するウェブサーバ、地図を提供する地図表示サーバ、および動画を提供する動画表示サーバ等とすることができる。
メインサーバ10は、記憶手段内にメインプログラムやコンテンツ管理プログラムが記憶されている。メインプログラムを実行するメインサーバ10の制御手段は、通信手段により利用者端末5から受信したサービスロゴ画像を全マーカ画像25(マーカ画像記憶手段)内のサービスロゴ画像と制御手段により照合する画像照合部10a(サービス照合手段)、制御手段によりバッチ処理を行うバッチ処理部10b、通信手段により利用者端末5から情報を受信する受信部10c(サービス識別依頼情報受信手段)、通信手段により利用者端末5に情報を送信する送信部10dとして機能する。コンテンツ管理プログラムを実行するメインサーバ10の制御手段は、通信手段により管理者端末3の操作を受け付けて記憶手段内の各情報(11〜16,21〜25)の登録、変更、削除を行う情報管理部10eとして機能する。情報管理部10は、ウェブサーバとPHPやCGI等の言語で作成されたプログラムで構成されており、メインサーバ10に備えるに限らず、サービスサーバ30や別途のサーバなど、メインサーバ10にアクセス可能な適宜のサーバに備えても良い。
なお、画像照合部10aによる画像照合は、例えば取得したサービスロゴ画像を白黒の2値画像にして輪郭の特徴点を抽出し、あらかじめ登録されたサービスロゴ画像と輪郭が近いものを探し、輪郭の一致度が所定値以上の部分を認識箇所の候補とするとよい。そして、その箇所の平均色の色相の一致度を確認し、輪郭が一致した候補の中で色相が最も近いものをマーカ画像と一致すると判定するとよい。色相の一致度は、マーカ部分全体の平均色をHSV色空間のH要素(色相)を円の角度として求め、撮影したサービスロゴ画像と登録されているサービスロゴ画像のこの角度の差により求めるとよい。この色相の一致度の求め方により、撮影環境等による彩度(S)と明度(V)の違いを無視でき、精度のよい画像認証を実現できる。なお、画像照合は、これに限らず適宜の画像認識技術によって照合を行うとよい。
メインサーバ10の記憶手段に記憶された各情報(11〜16,21〜25)は、次のように構成されている。
認証情報11は、メールアドレス、操作者ID、操作者名、パスワード、プロバイダID、代理店ID、サービス提供者ID、編集権原フラグ、権原フラグ予備、備考、登録更新日時、および削除フラグ等を記憶している。このうちのメールアドレスとパスワードによってアクセス者を認証し、代理店IDとサービス提供者IDはアクセス者に対する操作許容範囲の判別に用いられる。すなわち、代理店IDとサービス提供者IDが定められた値または空でシステム管理者と判断されれば全ての操作を許容し、代理店であれば管理するサービスの範囲での情報の登録、変更、削除を許容する。この認証情報11を用いて認証処理を行うメインサーバ10の制御手段は、認証手段として機能する。
プロバイダ情報12は、プロバイダID、プロバイダ名、備考、登録更新日時、および削除フラグ等を記憶している。
代理店情報13(代理店情報記憶手段)は、プロバイダID、代理店ID、代理店名、備考、登録更新日時、および削除フラグ等を記憶している。
サービス情報14(サービス情報記憶手段)は、サービスID、サービス名、プロバイダID、代理店ID、サービス提供者ID、サーバ、有効期限、備考、表示フラグ、登録更新日時、および削除フラグ等を記憶している。この構成により、代理店はサービス情報14に自己の代理店IDが付与して登録されているサービスIDのみ選択できる。
コンテンツ提供者情報15は、プロバイダID、代理店ID,コンテンツ提供者ID、名称(会社名等)、契約開始日、契約終了日、電話番号、担当者メール、担当者名、通知フラグ、備考[管理用メモ]、更新可能日数、変更回数[導出]、登録更新日時、および削除フラグ等を記憶している。
更新アクセス情報16は、コンテンツ提供者ID,マーカID、コンテンツ番号、登録更新日時、更新区分、コンテンツ区分、操作者ID、および補助情報等を記憶している。これにより、マーカ画像やコンテンツの更新履歴と認識・参照履歴を管理している。
全マーカ情報21は、各サービスサーバ30で運用される全てのマーカ画像に関する情報を記憶しており、サービス提供者ID、マーカID、タイトル、サービスID、ファイルID[マーカ]、備考[管理者用メモ]、登録更新日時、削除フラグ、有効期限[導出](終期情報)、プロバイダID、および代理店ID等を記憶している。また、全マーカ情報21は、マーカ画像だけでなく、サービスロゴ画像も記憶している。このサービスロゴ画像は、サービス情報14のサービスIDと1対1の関係であることが好ましいが、これに限らない。例えば、1つのサービスIDに対して複数のサービスロゴ画像を登録して認識率を高める、あるいは1つのサービスロゴ画像に対して複数サービスIDを登録してサービスロゴ認識時に複数のサービスから選択できるようにするといった構成にしてもよい。
全コンテンツ情報22(コンテンツ情報記憶手段)は、各サービスサーバ30で運用される全てのコンテンツ情報を記憶しており、サービス提供者ID、マーカID,コンテンツ番号、利用開始日、利用終了日、管理者メモ、コンテンツ区分、URL、ファイルID[動画、PDF等]、データ[緯度経度、電話番号等]、タイトル[メッセージ]、表示用データ1、表示用データ2、表示用データ3、表示用データ4、登録更新日時、削除フラグ、および通知フラグ等を記憶している。コンテンツ区分は、コンテンツの種類を示し、この実施例ではWeb、動画URL[YouTubeのURL]、地図[緯度経度]、動画[ファイル+URL]、画像[ファイル]、音楽[ファイル]、PDF[ファイル]、メール[メアド]、および電話[電話番号]の種別がある。これにより、1つのマーカ画像に対して複数種類のコンテンツ情報の登録を可能にしている。
全ファイル管理情報23は、ファイルID,ファイル種別、ファイル名、保存区分、内部ファイル名、ファイルデータ、備考、登録更新日時、および削除フラグ等を記憶している。
全キーワード情報24は、キーワード、およびコンテンツ提供者ID等を記憶している。
全マーカ画像25は、マーカ画像とサービスロゴ画像をJPGやGIFやBMPやPNG等の適宜の形式で記憶している。なお、この全マーカ画像25は、登録された画像をそのまま記憶する、あらかじめ定められた範囲の解像度に加工して記憶する、あるいは白黒の2値化画像にして登録するなど、照合に利用可能な適宜の画像形式で記憶することができる。
サービスサーバ30は、記憶手段内にサービスサーバプログラム30aが記憶されている。サービスサーバプログラム30aは、受信した照合依頼画像をサービス内マーカ画像35と制御手段により照合する画像照合部30b(マーカ画像照合手段)、メインサーバ10との情報の同期を行う同期実行部30c、通信手段により利用者端末5から情報を受信する受信部30d(照合依頼画像受信手段)、および通信手段により利用者端末5へ情報を送信する送信部30e(コンテンツ情報送信手段)を備えている。画像照合部30bは、メインサーバ10の画像照合部10aと同一の機能を有する。
サービスサーバ30の記憶手段には、サービス内マーカ情報31、サービス内コンテンツ情報32、サービス内ファイル管理情報33、サービス内キーワード情報34、およびサービス内マーカ画像35等が記憶されている。これらは、いずれもメインサーバ10の全マーカ情報21、全コンテンツ情報22、全ファイル管理情報23、全キーワード情報24、および全マーカ画像25(サービスロゴ画像を除く)のうち、自己のサービスサーバ30に関連づけられた部分(管理する部分)だけを複製記憶したものであり、メインサーバ10の各情報(21〜25)と同一の構成を有している。
図2は、コンテンツ提供システム1で使用する情報の構造を説明する説明図である。図示するように、情報は、代理店毎にまとめて管理されている。すなわち、代理店毎に、複数のコンテンツ提供者を登録でき、各コンテンツ提供者に対して複数のマーカ画像を登録でき、各マーカ画像に対して複数のコンテンツを登録できるようになっている。
各コンテンツ提供者には契約期間(コンテンツ提供者情報15の契約開始日と契約終了日)が設定されている。この契約期間は、コンテンツ提供者情報15に契約開始日および契約終了日として記憶されている。
また、各マーカ画像には、有効期限(全マーカ情報21およびサービス内マーカ情報31の有効期限[導出])が設定されている。この有効期限は、マーカ画像に関連づけられたコンテンツの表示終了日のうち最も遅い日が自動計算されて設定される。このマーカ画像は、全マーカ画像25およびサービス内マーカ画像35に記憶されており、このマーカ画像に関する情報は全マーカ情報21およびサービス内マーカ情報31に記憶されている。
マーカ画像に関連付けて記憶されるコンテンツには、サービス名や表示期間も合わせて記憶されている。この表示期間(表示期間情報)は、全コンテンツ情報22に利用開始日および利用終了日として記憶されている。
一方、サービスは、メインサーバ10の記憶手段のサービス情報14に記憶されており、サービス単位でサービスサーバ30が関連付けられている。従って、サービスが特定されると、そのサービスを提供するサービスサーバ30が特定される。各代理店が使用可能なサービスは、サービス情報14によって代理店毎に管理されている。
例えば1つの代理店で複数のサービスを提供する場合、図示するようにマーカ画像単位でサービスを指定できる。従って、あるコンテンツ提供者には1つのサービスを指定し、別のコンテンツ提供者には別の1つのサービスを指定することや、各コンテンツ提供者に複数のサービスを提供することなど、自由に指定することができる。
1つの代理店で1つのサービスを提供する場合、各マーカ画像に同一のサービスが指定されることとなる。この場合、代理店とサービスは1対1で関連づけられる。
このような構造とすることで、サービスロゴの照合はメインサーバ10が実行し、その後はサービス毎に分離して各サービスサーバ30が実行することができる。この構造により、全てのマーカ画像をメインサーバ10に記憶してこのメインサーバ10で照合処理を行うよりも、マーカ画像の照合をサービス単位(若しくはサービスサーバ30単位)で高速かつ精度よく実行できる。
図3は、メインサーバ10の情報管理部10eが管理者端末3に表示する各管理用画面の構成を説明する説明図である。
図3(A)はメニュー画面50の画面構成図である。
メニュー画面50は、管理者端末3の制御手段が認証依頼手段として機能してサービスサーバ10にアクセスし、図示省略するログイン画面でID(メールアドレス)とパスワードを入力する認証依頼処理を実行し、認証された後に表示される。このメニュー画面50は、ログアウトリンクボタン51と、複数の押下ボタンを備えている。この複数の押下ボタンは、コンテンツ提供者一覧画面6を表示するコンテンツ提供者一覧ボタン52、サービス一覧画面70を表示するサービス一覧ボタン53、マーカ画像一覧画面80(マーカ画像一覧画面表示手段)を表示するマーカ画像一覧ボタン54、コンテンツの更新の集計画面(図示省略)を表示するコンテンツ更新集計ボタン55、コンテンツへのアクセスの集計画面(図示省略)を表示するアクセス集計ボタン56、パスワードを変更するパスワード変更画面(図示省略)を表示するパスワード変更ボタン57、および操作手順書(図示省略)をダウンロードする操作手順書ダウンロードボタン58等を備えている。このメニュー画面50は、代理店が管理者端末3でメインサーバ10にアクセスし、IDとパスワードを入力して認証情報11を用いたメインサーバ10の認証処理で認証された後に表示される。
図3(B)は、コンテンツ提供者一覧画面60の画面構成図である。コンテンツ提供者一覧画面60は、テキストボックスと絞り込みボタンによりコンテンツ提供者一覧表示部65の表示内容を絞り込む絞り込み操作部61、コンテンツ提供者一覧表示部65の並び順を変更する並び順変更ボタン62、メニュー画面50・マーカ画像一覧画面80・ログアウトのそれぞれにリンクするリンクボタン63、コンテンツ提供者追加画面(図示省略)を表示する新規追加ボタン64、コンテンツ提供者一覧表示部65、編集・削除・集計を行う操作ボタン66、およびコンテンツ提供者一覧表示部65に表示するページを変更するページ変更部67(左から順に先頭ページ移動ボタン、1ページ戻るボタン、ページ数指定入力ボックス、1ページ進むボタン、および最終頁移動ボタンで構成される)を備えている。コンテンツ提供者一覧表示部65には、コンテンツ提供者ID65a、コンテンツ提供者名65b、担当者65c、電話番号65d、メールアドレス65e、契約期間開始日65f、契約期間終了日65g、および更新日65hが表示される。このコンテンツ提供者一覧画面60により、代理店が管理するコンテンツ提供者の一覧表示と、コンテンツ提供者の更新(追加、変更、および削除)、および集計を実行できる。
図3(C)は、サービス一覧画面70の画面構成図である。サービス一覧画面70は、メニュー画面50・ログアウトのそれぞれにリンクするリンクボタン71、サービス追加申請画面(図示省略)を表示する追加申請ボタン72、サービス一覧表示部73、およびサービス一覧表示部73に表示するページを変更するページ変更部74を備えている。サービス一覧表示部73には、サービスID73a、サービス名73b、ご契約社名73c、代理店名73d、提供者名73e、サーバアドレス73f(サービスサーバ識別情報)、備考73g、更新日73h、および更新状況73i等が表示される。このサービス一覧画面70により、代理店が使用できる現在のサービスの一覧確認と、サービスの追加申請を行うことができる。
図3(D)は、マーカ画像一覧画面80の画面構成図である。マーカ画像一覧画面80は、テキストボックスと絞り込みボタンによりマーカ画像一覧表示部85の表示内容を絞り込む絞り込み操作部81、マーカ画像一覧表示部85の並び順を変更する並び順変更ボタン82、メニュー画面50・コンテンツ一覧画面90・ログアウトのそれぞれにリンクするリンクボタン83、マーカ画像一覧表示部85、マーカ画像追加・編集・削除・コンテンツ一覧画面90の表示を行う操作ボタン86、およびマーカ画像一覧表示部85に表示するページを変更するページ変更部87を備えている。
マーカ画像一覧表示部85には、サービスID85a、マーカ画像ID85b(マーカID)、コンテンツ提供者名85c、サービス名85d、タイトル85e、マーカ画像85f、更新日85g、契約期間開始日85h、契約期間終了日85i、アクセス数85j、および備考85k等が表示される。
操作ボタン66のマーカ画像追加がクリックされると、マーカ画像追加画面(図示省略)を表示してマーカ画像を追加することができ、追加されたマーカ画像の情報がマーカ画像一覧表示部85に追加される。このマーカ画像追加画面(図示省略)には、追加登録するマーカ画像を所属させるサービスID(若しくはサービス名)をコンボボックスまたはラジオボタン等により選択させるサービス選択部(図示省略)が設けられている。このサービス選択部は、サービス識別情報選択手段として機能する。
操作ボタン6のコンテンツボタンがクリックされると、そのマーカ画像に関連づけられているコンテンツを一覧表示するコンテンツ一覧画面90が表示される。
なお、操作ボタン66の「削除」ボタンは、コンテンツが登録されていないマーカ画像に対して有効であり、コンテンツが登録されたマーカ画像については「削除」ボタンの表示が薄くなり押下できないようになっている。このマーカ画像一覧画面80により、代理店が管理するコンテンツ提供者毎に、マーカ画像の更新(追加、変更、および削除)を実行することができる。
図3(E)は、コンテンツ一覧画面90の画面構成図である。コンテンツ一覧画面90は、どのマーカ画像のコンテンツであるかを示すマーカ画像表示部91、コンテンツ提供者名表示部92、契約期間表示部93、メニュー画面50・マーカ画像一覧画面80・ログアウトのそれぞれにリンクするリンクボタン94、コンテンツ一覧表示部95、コンテンツの編集・削除を行う操作ボタン96、コンテンツ一覧表示部95の並び順を変更する並び順変更ボタン97、コンテンツを新規追加するコンテンツ追加画面(図示省略)を表示する新規追加ボタン98、コンテンツ一覧表示部95に表示するページを変更するページ変更部100、および表示期間の区分を説明する表示期間区分説明表示部101を備えている。
コンテンツ一覧表示部95には、ID95a、区分95b、タイトル95c、更新日95d、契約期間開始日95e、契約期間終了日95f、Web95g、ファイル名95h、データ95i、説明95j、及びアクセス数95k等が表示される。これにより、1つのマーカ画像に対して複数種類のコンテンツを登録できる。
コンテンツ一覧表示部95の表示期間の開始日および終了日は、表示期間区分説明表示部101に示された方法によってわかりやすいように区分け表示されている。この実施例では、表示期間が未来か現在か過去かによって表示期間の開始日および終了日の表示領域を色分けする色分け表示部99により区分け表示している。色分け表示部99を未来、現在、過去によって色分けすることで、現在提供中のコンテンツ、今後提供予定のコンテンツ、提供の終了したコンテンツを一目で認識することができる。なお、色分け表示部99は、色分けにかぎらず、コンテンツの表示期間が未来か現在か過去かを日付以外の表現形式で表示する期間表現表示部で構成することができる。
このコンテンツ一覧画面90により、マーカ画像に関連づけられているコンテンツの一覧確認、およびマーカ画像に関連づけるコンテンツの更新(追加、変更、および削除)を実行できる。
図4は、利用者端末5の表示手段に表示する各種画面の画面構成を説明する説明図であり、図5は、利用者端末5が利用者用アプリ5aによって実行する処理を説明するフローチャートである。
図5に示すように、利用者端末5で利用者用アプリ5aが起動されると、利用者端末5の制御手段は、メインサーバ10にサービス情報を問い合わせる(ステップS1)。メインサーバ10の制御手段は、サービス情報を利用者端末5に送信し(ステップS2)、これを受信した利用者端末5の制御手段は最新のサーバ構成を認識する。このように起動時にサービスの情報を取得する事で、サービスサーバ30の割り当ての移動や廃止等、サーバ構成が変わっている事を認識し、最新のサーバ構成に適応して正しいサービスサーバ30にアクセスできるようにする。これにより、利用者数やマーカ画像数等に応じて適宜サービスサーバ30を最適化することができ、利用者端末5にインストールする利用者用アプリ5aのバージョンアップをせずとも、後日に自由にサーバ構成を変更および拡張等することができる。
利用者端末5の制御手段は、初回か否かを判定する(ステップS3)。初回であった場合(ステップS3:Yes)、利用者端末5の制御手段は、図4(A)の初回画面110を表示手段に表示し(ステップS6)、ロゴをかざすボタン112かIDを入力するボタン113の選択を求める(ステップS7)。なお、初回画面110の説明ボタン111は、選択されると操作説明を示す操作説明画面を表示するボタンである。
ステップS3で初回でなければ(ステップS3:No)、利用者端末5の制御手段は、サービス識別情報を、利用者端末5の記憶部5d内の履歴情報にある最後にアクセスされたサービスIDに設定し(ステップS4)、ステップS15に処理を進める。このように、履歴があれば自動的に最後のサービスIDを設定することで、例えば1つのサービスしか利用しないような利用者にとって、サービス識別情報の入力を初回のみとすることができ、利便性を向上できる。また、このサービスIDの選択を省略させることで、メインサーバ10へのアクセス数も軽減できる。
前記ステップS7でIDを入力するボタン113が選択された場合(ステップS7:No)、利用者端末5の制御手段は、図4(B)のサービスID設定画面120を表示手段に操作入力可能に表示する(ステップS5)。このサービスID設定画面120は、戻るボタン121が選択されると初回画面110を表示手段に表示し、説明ボタン123が選択されると操作説明を示す操作説明画面を表示する。サービスID入力部122はサービスIDの入力を受け付け、ロゴをかざすボタン124は図4(C)のサービスロゴ画像取得画面130を表示手段に操作入力可能に表示する。サービス名称表示部125は、サービスIDまたはサービスロゴで特定されたサービス名を表示する。履歴の消去ボタン126は履歴一覧表示部127に表示されている履歴を全て消去し、履歴一覧表示部127はこれまでアクセスされたサービスのサービス名を一覧表示する。
サービスロゴ画像取得画面130でロゴをかざすボタン124が選択されず(ステップS8:No)、サービスID入力部122でサービスIDが入力された場合(ステップS9)、入力されたサービスIDをサービス識別情報としてメインサーバ10に送信する(ステップS11)。この送信は、サービスID入力部122でサービスIDが入力された直後に実行するため、後述のステップS12〜S13が即座に行われてサービスサーバ(及びサービス名)を即座に受信でき、サービス名称表示部125にサービス名がリアルタイムに表示される。
サービスロゴ画像取得画面130でロゴをかざすボタン124が選択されるか(ステップS8:Yes)、初回画面110でロゴをかざすボタン112が選択された場合(ステップS7:Yes)、利用者端末5の制御手段は、図4(C)のサービスロゴ取得画面130を表示手段に表示し撮影を行う(ステップS10)。サービスロゴ取得画面130の戻るボタン131は、前の画面に戻るボタンであり、撮影画像表示部132は、取得部5cにより撮影している撮影画像を表示する。この撮影画像は、マーカ画像の照合を依頼する照合依頼画像となるものである。認識中表示部135は、認識中であることを示すメッセージを表示する。
サービスロゴ取得画面130では、取得部5cにより撮影手段で撮影している撮影画像を動画のようにリアルタイム表示し、連続してまたは断続して取得する撮影画像(静止画像または動画像から切り取った1つの静止画像)をサービス識別情報として次々にメインサーバ10に送信する(ステップS11)。この送信が次々に行われるため、後述のステップS12〜S13が即座に行われてサービスサーバ(及びサービス名)を即座に受信でき、利用者は利用者端末5の撮影手段(カメラ)をサービスロゴにかざしているだけでよい。従って、撮影して照合ボタンを押すといったことを繰り返す必要がなく、かざしているだけで何度も撮影と送信が実行されて照合結果を得ることができる。なお、あらかじめ定めた所定時間が経過するか所定回数の照合が行われても一致するサービスロゴ画像が存在しない場合、もう一度大きく画像を表示してやりなおすことを示すエラーメッセージを利用者端末5の表示手段に表示する。
ステップS11で送信されたサービス識別情報(サービスIDまたはサービスロゴの撮影画像)を受信したメインサーバ10の制御手段は、サービス情報14またはマーカ画像25との照合を行う(ステップS12)。すなわち、サービスIDを受信したときは、サービス情報14のサービスIDと照合(文字列の一致判定により照合)する。サービスロゴを受信したときは、マーカ画像25に記憶されているうちのサービスロゴ画像と照合(画像認識により照合)する。
メインサーバ10の制御手段は、照合によって判別したサービスIDと、そのサービスサーバのアドレスと、サービス名等を利用者端末5に送信する(ステップS13)。これによって、取得したサービス識別情報のサービスを提供するサービスサーバ30を利用者端末5に通知する。
サービスID設定画面120で設定完了ボタン128が選択されるまでは(ステップS14:No)、サービスID設定画面120の表示を継続し、サービスIDを自由に変更できるようにする。
サービスID設定画面120で設定完了ボタン128が選択されると(ステップS14:Yes)、利用者端末5の制御手段は、設定されたサービス識別情報(サービスID,サービスロゴ)のサービスサーバ30にアクセス先を切り替える(ステップS15)。なお、ステップS4で最後のサービスIDに設定された場合も同じくアクセス先を切り替える(ステップS15)。
利用者端末5の制御手段は、図4(D)の照合依頼画像取得画面140を表示手段に表示し、マーカ画像との照合を依頼する照合依頼画像(撮影画像)を取得しサービスサーバ30に送信する(ステップS16)。この照合依頼画像取得画面140は、サービス名表示部141と、サービスID設定画面120に戻るためのサービスID設定ボタン142と、操作説明を表示するための説明ボタン143と、取得部5cにより撮影している撮影画像(照合依頼画像145)を表示する撮影画像表示部144と、認識中であることを示すメッセージを表示する認識中表示部146と、照合依頼画像取得モードにする画像認識ボタン147と、記憶部5d内のマーカ画像の履歴一覧を表示する履歴ボタン148と、記憶部5d内にお気に入りとして登録されているマーカ画像一覧を表示するお気に入りボタン149を備えている。この照合依頼画像取得画面140での照合依頼画像145(撮影画像)の取得とサービスサーバ30への送信は、ステップS10〜S11で説明したサービスロゴの撮影画像の取得と送信と同じ処理(リアルタイムの照合処理)であるため、その詳細な説明を省略する。
サービスサーバ30の制御手段は、利用者端末5から受信した照合依頼情報をサービス内マーカ画像35と照合する(ステップS17)。この照合は画像認識によるものであり、ステップS12で説明した画像認識と同じ処理である。
サービスサーバ30の制御手段は、照合結果とマーカ情報を利用者端末5に送信する(ステップS18)。このとき送信するマーカ情報は、少なくともマーカIDを含んでおり、例えばこれにマーカタイトルを加える、さらにマーカ画像を加える、さらにサービスIDを加えるなど、利用者端末5で履歴やお気に入りを表示してサービスサーバ30に直接アクセスするために必要な情報とする。なお、利用者端末5はステップS13で送信されたサービスIDを既に受信しているため、受信済みのサービスIDを用いればステップS18では再度サービスIDを送らなくてもよい。
利用者端末5の制御手段は、受信したマーカ情報を記憶部5dに記憶する(ステップS19)。
利用者端末5の制御手段は、サービスサーバ30にコンテンツ一覧の送信を要求するコンテンツ一覧送信依頼情報を送信する(ステップS20)。このコンテンツ一覧送信依頼情報は、少なくともマーカIDがあればよい。
サービスサーバ30の制御手段は、受信したマーカIDをサービス内マーカ情報31のマーカIDと照合し、一致するマーカIDに関連づけられたコンテンツで現在有効なもの(表示期間内のもの)をサービス内コンテンツ情報32から抽出し、利用者端末5に送信する(ステップS21)。
なお、ステップS20を省略し、ステップS18,S21をまとめて同時に行い、ステップS19,S22をまとめて同時に行う構成にしてもよい。この場合は、利用者端末5とサービスサーバ30との間でのやり取りを1回に簡略化しつつ、履歴やお気に入りのために必要なサービス情報を利用者端末5の記憶部5dに登録するとともに最新のコンテンツ一覧を利用者端末5の表示部5gに表示することができる。
利用者端末5の制御手段は、図4(D)に示すコンテンツ選択画面150を表示し、受信したコンテンツをコンテンツ一覧表示部155(コンテンツ情報一覧表示手段,コンテンツ情報選択入力手段)に操作入力可能に表示する(ステップS22)。このコンテンツ選択画面150は、前画面に戻るボタン151と、特定されたマーカ画像に関連づけられたタイトル(サービス内マーカ情報31に記憶)を表示するタイトル表示部152と、照合で一致したときの照合依頼画像145を表示する照合依頼画像表示部153と、特定されたマーカ画像のコンテンツ一覧をお気に入り登録するお気に入り登録ボタン154と、コンテンツ一覧表示部155を備えている。コンテンツ一覧表示部155には、サービス内コンテンツ情報32に記憶されているコンテンツのうち、サービスIDとマーカIDが一致するもので、かつ、現在が表示期間内に入っているもの全てを表示する。これにより、一覧表示されるコンテンツを時期によって自動的に変更できるようにしている。
利用者端末5の制御手段は、コンテンツ選択画面150でコンテンツ一覧表示部155の中のコンテンツの選択を受け付ける(ステップS23)。
選択されたコンテンツがPDFファイルや画像ファイルや動画ファイルや音楽ファイル等のファイルであれば(ステップS24:ファイル)、利用者端末5の制御手段は、サービスサーバ30にアクセスし、コンテンツを要求する。このファイルのファイル名等は、サービス内コンテンツ情報32のファイルIDに記憶されており、これを取得してコンテンツ要求を行う。サービスサーバ30は、要求されたコンテンツのファイルを利用者端末5に送信する(ステップS25)。
選択されたコンテンツが地図や動画URLやホームページ等の外部サーバのものであれば(ステップS24:外部)、利用者端末5の制御手段は、そのコンテンツを提供するコンテンツ提供サーバ7にアクセスし、コンテンツを要求する。アクセス先は、サービス内コンテンツ情報32のURL(画面表示ではWeb)に記憶されており、これを取得してコンテンツ要求を行う。この要求を受けたコンテンツ提供サーバ7は、コンテンツのファイルを利用者端末5に送信する(ステップS26)。
選択されたコンテンツが電話番号やメールアドレス等の利用者端末5のアプリ(アプリケーション)のものであれば(ステップS24:アプリ)、利用者端末5の制御手段は、該当するアプリを起動しデータ(電話番号またはメールアドレスなど)を渡す(ステップS27)。
利用者端末5の制御手段は、コンテンツ情報の種類に対応する動作(表示、再生、または実行など)をしてコンテンツ提供を行う(ステップS28)。
例えばコンテンツがPDFファイルであれば、図4(F)に示すようにPDF表示画面160を操作入力可能に表示する。このPDF表示画面160は、前画面に戻るための戻るボタン161と、PDFファイルを表示するPDF表示部162を備えている。
また、コンテンツが地図であれば、図4(G)のカメラナビ画面170や図4(H)の地図表示画面180を操作入力可能に表示する。カメラナビ画面170は、前画面に戻る戻るボタン171と、住所表示部172と、表示する地図について「方角を固定」と「向きに応じて移動」とに切り替える方角固定/移動変更ボタン173と、撮影手段(カメラ)で撮影している影像を表示する撮影映像表示部174と、撮影映像表示部174上の方角を表示する方角ライブ表示部175と、目的地の方向を示す方向指示部176と、地図を表示する地図表示部177と、カメラナビ画面170を表示するカメラナビボタン178(この画面では選択不可)と、地図画面180を操作入力可能に表示する地図ボタン179と、経路案内画面(図示省略)を操作入力可能に表示する経路案内ボタン181とを備えている。地図表示画面180は、上述した戻るボタン171と住所表示部172と地図表示部177を備え、地図表示部177を広い面積に設けている。
また、コンテンツが動画ファイルとURLであれば、図4(I)に示すように、動画表示画面190を操作入力可能に表示する。動画表示画面190は、前画面に戻るための戻るボタン191と、動画を表示する動画表示部192と、動画の再生と一次停止を切り替える再生/停止ボタン193と、再生位置を示すとともに変更可能にするスライダ194と、残り時間を表示する残り時間表示部195と、動画の全画面表示と通常表示を切り替える画面切り替えボタン196と、この動画に関連づけて登録されているURLのホームページを開くGoToWebボタン197とを備えている。
以上の構成および動作により、高速に認識することと精度よく認識することの相反する課題を解決でき、大量のマーカ画像が登録されても高速かつ精度よく認識して、多様なコンテンツを提供することができる。すなわち、サービス識別情報(サービスIDまたはサービスロゴ)によってサービスサーバ30を絞り込み、そのサービスサーバ30の中だけでマーカ画像の照合を行うため、高速かつ精度よい照合を実現できる。
コンテンツは、様々な種類のものを登録できるため、コンテンツ提供者は、自己の望む多用なコンテンツを提供することができる。
コンテンツ提供者は、複数のマーカ画像を登録することができ、かつ、各マーカ画像に任意のコンテンツを登録することができる。従って、マーカ画像に応じて異なるコンテンツを提供することができる。
また、コンテンツ情報に表示期間を設定できるため、期間に応じて異なるコンテンツを提供することを容易に実現できる。この運用において、期間さえ設定しておけばコンテンツが自動的に変わるため、コンテンツ提供者はコンテンツを変更したいタイミングを逃さずに手作業で更新するといった必要がなく、便利に使用することができる。
また、代理店は、情報管理部10eにより各種の情報の登録、変更、削除を実施できるため、コンテンツ提供者の要望に応じて迅速に情報更新を行うことができる。
また、代理店は、マーカ画像の登録時にサービスIDを選択できるため、サービスID毎にマーカ画像を登録して管理することができる。
また、代理店は、複数のコンテンツ提供者を登録し、コンテンツ提供者単位でマーカ画像やコンテンツ情報を管理することができるため、コンテンツ提供者を多数募り、コンテンツ提供者毎に管理することができる。その上、必要であればサービスIDの追加を申請し、複数のサービスIDでコンテンツ提供者を募ることができる。また、複数のサービスIDを用いる場合、サービスID単位でサービスサーバ30を変更することもできる。このため、1つの代理店が募ったコンテンツ提供者とマーカ画像の数が膨大になっても、サービスIDとサービスサーバ30を追加してすぐに対応することができる。また、複数のサービスIDに同じサービスサーバ30を設定することもできる。この場合、サービスを種類によって分けて提供することができる。また、一人のコンテンツ提供者に対して複数のサービスIDを利用させることもできる。この場合、コンテンツ提供者が複数種類のサービスを提供でき、例えばコンテンツ提供者が大企業で多種類の商品を事業部単位で提供しているような場合にサービスIDを事業部単位で異ならせて利用するといったことができる。
また、利用者端末5の利用者用アプリ5aは、サービスIDが一度認識された後は、履歴の最後のサービスIDを用いて照合依頼画像取得画面140を最初に表示する。このため、利用者は次回以降にサービスIDを意識せずに利用することができる。これにより、例えばある雑誌の購読者が、その雑誌のサービスIDを登録し、その雑誌で提供されるマーカ画像(例えば商品画像など)に関連づけられたコンテンツだけを閲覧するような場合に、非常に便利に利用できる。また、サービスIDを変更して異なるサービスを利用したい場合には、照合依頼画像取得画面140からサービスID設定ボタン142を選択してすぐにサービスID設定画面120に移行できるため、ストレスなくサービスを切り替えることができる。
また、利用者端末5で利用者用アプリ5aを始めて使用したときは、ロゴをかざすボタン112かIDと入力するボタン113の選択をメインとする初回画面110が表示されるため、サービスIDまたはサービスロゴの入力に迷いなく進むことができ、ついでマーカ画像の取得に移ることができる。従って、慣れない利用者でも最初から容易に使用できる。
また、サービスID(サービスロゴ画像)やマーカ画像は、一度認識すれば履歴に保存されお気に入りにも登録できるため、次回以降は履歴やお気に入りから選択するだけでサービスを切り替えたりマーカ画像を切り替えることができ、サービスIDの手入力やサービスロゴ画像の撮影やマーカ画像の撮影を省略することができる。これにより、サービスIDやマーカ画像がなくてもそのサービスの照合依頼画像取得画面140に移行でき、また、マーカ画像が手元になくてもコンテンツを利用することができる。また、そのマーカ画像のコンテンツが全て履歴から利用できるため、過去に利用したコンテンツが一部だけであったり既に提供期間が過ぎている場合であっても、マーカ画像を改めて撮影することなく、最新の全てのコンテンツがコンテンツ一覧表示部155に表示され、利用者が選択することができる。
また、全マーカ情報21およびサービス内マーカ画像31は、マーカ画像に関連づけられた全てのコンテンツ情報の表示期間終了日(表示期間情報)のうち最終の表示期間終了日(終期情報)をメインサーバ10が演算により導出してマーカ画像毎に記憶する構成であるため、ステップS17でのマーカ画像の照合の際に有効なコンテンツを有するマーカ画像だけで高速に照合することができる。
また、ステップS18でサービスサーバ30が利用者端末5にマーカ情報を送信し、ステップS19で利用者端末5がマーカ情報を記憶する構成であるため、このマーカ情報を「履歴」や「お気に入り」として保持することができる。これにより、1度「画像認識処理」(ステップS17)を行った後は、「画像認識処理」を行わずにマーカIDによる「コンテンツの照会」のみで済ませることができる。
さらに、利用者端末5に記憶するのが、コンテンツ情報ではなくマーカ情報であるため、利用者端末5が操作されたときに提供される最新のコンテンツを表示することができる。すなわち、コンテンツは、表示期間が設定されており、時間軸で切り替える事ができるため、このコンテンツ情報を直接的に利用者端末5に記憶すると、後日に操作された際に古いコンテンツを表示する、あるいはコンテンツが古くて表示されないといったことが生じ得る。コンテンツ情報そのものを利用者端末5に記憶するのではなく、マーカ情報を記憶しておいてその都度サービスサーバ30にアクセスし、マーカ情報により照会した最新のコンテンツ情報を取得することで、このような不具合を防止し、常に最新のコンテンツを表示することができる。
また、メインサーバ10およびサービスサーバ30により実行される「画像認識処理」(ステップS12,S17)と「コンテンツの照会」(ステップS21)は、WebAPIとして実行できる構成となっている。これにより、利用者端末5に搭載するアプリのカスタマイズの可用性を向上することができる。従って、例えば、複数のマーカを認識できる構成とし、それぞれのマーカに対するコンテンツを別々に照会する(例えば異なるサービスサーバ30に割り振って照会する)ことも可能となる。
このように、コンテンツ提供システム1は、高い拡張性および高い柔軟性でのコンテンツ提供と、高速かつ精度のよい画像照合を実現することができる。
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、マーカ画像にサービスロゴ画像を透かし画像で重畳させてもよい。この場合、照合依頼画像取得画面140で取得した画像から、まず透かし画像を抽出してメインサーバ10に送信し、ステップS12〜S13の照合を実行してサービスサーバ30を決定し、次いで、照合依頼画像取得画面140で取得した画像をサービスサーバ30に送信してステップS17〜S18の照合を実行すればよい。透かし画像については、既存の適宜の透かし画像技術で撮影により認識できるものを利用すればよい。これにより、利用者は1回画像にかざすだけで目的のコンテンツを得ることができ、かつ、高速かつ精度よい画像認識も維持することができる。
また、OCR機能によってサービスIDを認識する構成にしてもよい。この場合、マーカ画像と文字情報をセットにしておき、照合依頼画像取得画面140でこれらを撮影すればよい。そして、OCRで取得した情報はサービスIDとしてメインサーバ10に送信して照合し、判明したサービスサーバ30に画像情報を送信してマーカ画像の照合を行えばよい。この場合も、利用者は1回画像にかざすだけで目的のコンテンツを得ることができ、かつ、高速かつ精度よい画像認識も維持することができる。
また、OCR機能によってコンテンツのバリエーションを切り替える構成にしてもよい。この場合、全コンテンツ情報22およびサービス内コンテンツ情報32に、マーカIDに加えて文字情報(若しくは文字情報ID)も記憶する構成とすればよい。これにより、1つのマーカ画像に対して、OCRで読み取る文字情報に応じて異なるコンテンツを提供することができる。これにより、例えば名刺をマーカ画像とし、部署や名前やメールアドレス等の各人に異なる文字列をバリエーション変更用の文字情報としておき、会社ホームページや会社案内等は全員共通のコンテンツでありながら、一覧表示する商品説明PDFは各人によって異ならせるといったことができる。
この発明は、印刷物や画面表示によって視認可能に表示される可視情報を用いて、様々なコンテンツを提供するサービスに利用することができる。例えば、会社案内、製品紹介、サービス案内、地図ナビゲーション、写真表示、営業ツール、問い合わせ先(電話およびメール)案内、プロモーション、テキスト表示、画像表示、PDF表示、および音楽再生等、様々なコンテンツを提供できる。
1…コンテンツ提供システム
5…利用者端末
5a…利用者用アプリ
5b…入力部
5c…取得部
5e…送信部
5f…受信部
10…メインサーバ
10a…画像照合部
10c…受信部
13…代理店情報
14…サービス情報
21…全マーカ情報
22…全コンテンツ情報
25…全マーカ画像
30…サービスサーバ
30b…画像照合部
30d…受信部
30e…送信部
73…サービス一覧表示部
73f…サーバアドレス
80…マーカ画像一覧画面
85f…マーカ画像
145…照合依頼画像
155…コンテンツ一覧表示部

Claims (8)

  1. マーカ画像を認識して前記マーカ画像に対応するコンテンツ情報を送信するサービスを提供する複数のサービスサーバと、
    前記複数のサービスサーバを管理するメインサーバと、
    前記サービスサーバおよび前記メインサーバにアクセスする利用者端末を備え、
    前記メインサーバは、
    前記複数のサービスサーバにより提供される複数のサービスのうちのどのサービスかを識別するサービス識別情報と、前記サービスサーバを識別するサービスサーバ識別情報を関連づけて記憶するサービス情報記憶手段と、
    前記利用者端末からサービス識別依頼情報を受信するサービス識別依頼情報受信手段と、
    前記サービス識別依頼情報を前記サービス識別情報と照合するサービス照合手段を備え、
    前記サービスサーバは、
    複数の前記マーカ画像を記憶するマーカ画像記憶手段と、
    前記マーカ画像にそれぞれ関連づけられたコンテンツ情報を記憶するコンテンツ情報記憶手段と、
    前記利用者端末から照合依頼画像を受信する照合依頼画像受信手段と、
    前記照合依頼画像を前記マーカ画像と照合するマーカ画像照合手段と、
    前記照合によって識別したマーカ画像に関連づけられた前記コンテンツ情報を前記利用者端末に送信するコンテンツ情報送信手段を備え、
    前記利用者端末は、
    前記サービス識別依頼情報の入力を受け付けるサービス識別依頼情報入力手段と、
    入力された前記サービス識別依頼情報を前記メインサーバに送信するメインサーバ送信手段と、
    前記照合依頼画像を撮影により取得する照合依頼画像取得手段と、
    前記照合依頼画像を、前記サービス識別依頼情報の照合により定まった前記サービスサーバ識別情報の前記サービスサーバに送信するサービスサーバ送信手段と、
    前記サービスサーバから前記コンテンツ情報を受信するコンテンツ情報受信手段と、
    前記コンテンツ情報を一覧表示するコンテンツ情報一覧表示手段と、
    一覧表示された前記コンテンツ情報から1つの選択入力を受け付けるコンテンツ情報選択入力手段と、
    選択入力された前記コンテンツ情報のコンテンツを表示するコンテンツ表示手段とを備えた
    コンテンツ提供システム。
  2. 前記利用者端末は、
    初めて利用されるときは前記サービス識別依頼情報入力手段による前記サービス識別依頼情報の入力を必須とし、
    前記サービス識別依頼情報が前記サービス識別情報と照合されて一度でも一致した後には、前記サービス識別依頼情報の入力を必要とせずに最後に一致した前記サービス識別情報を用いて前記照合依頼画像取得手段による前記照合依頼画像の撮影を実行可能とする構成である
    請求項1記載のコンテンツ提供システム。
  3. 前記サービスサーバは、
    前記マーカ画像照合手段により識別したマーカ画像に関連付けられたマーカ情報を利用者端末に送信するマーカ情報送信手段を備え、
    前記利用者端末は、
    前記マーカ情報を記憶するマーカ情報記憶手段を備えた
    請求項1または2記載のコンテンツ提供システム。
  4. 前記コンテンツ情報記憶手段は、前記コンテンツ情報毎に表示期間情報を記憶し、
    前記マーカ画像記憶手段は、前記マーカ画像に関連づけられた全コンテンツ情報の表示期間情報のうち最終の終期情報を前記マーカ画像毎に記憶する
    請求項1、2または3記載のコンテンツ提供システム。
  5. 前記メインサーバは、
    前記コンテンツ提供者を募る代理店に関する代理店情報を記憶する代理店情報記憶手段を備え、
    前記マーカ画像記憶手段の前記マーカ画像が、前記サービス識別情報および前記代理店情報と関連づけて記憶され、
    前記メインサーバにアクセスした代理店に関連づけられた前記マーカ画像を一覧表示して該マーカ画像の登録、変更、削除を受け付けるマーカ画像一覧画面を表示するマーカ画像一覧画面表示手段と、
    前記マーカ画像の登録時に前記サービス識別情報を選択させるサービス識別情報選択手段とを備えた
    請求項1から4のいずれか1つに記載のコンテンツ提供システム。
  6. メインサーバは、利用者端末からサービス識別依頼情報をサービス識別依頼情報受信手段により受信すると、記憶している複数のサービスサーバ識別情報とサービス照合手段で照合し、該照合により特定したサービスサーバ識別情報を前記利用者端末にサービスサーバ識別情報送信手段で送信し、
    サービスサーバは、前記利用者端末から照合依頼画像を照合依頼画像受信手段で受信すると、記憶している複数のマーカ画像とマーカ画像照合手段で照合し、照合により特定したマーカ画像に関連づけられている全てのコンテンツ情報を前記利用者端末にコンテンツ情報送信手段で送信する
    コンテンツ提供方法。
  7. コンピュータを、
    サービス識別依頼情報の入力を受け付けるサービス識別依頼情報入力手段と、
    入力された前記サービス識別依頼情報をメインサーバに送信するメインサーバ送信手段と、
    前記サービス識別依頼情報を照合することで特定されたサービス識別情報を受信するサービス識別情報受信手段と、
    照合依頼画像を撮影により取得する照合依頼画像取得手段と、
    前記照合依頼画像を前記サービスサーバ識別情報に示されるサービスサーバに送信するサービスサーバ送信手段と、
    前記照合依頼画像に関連付けられたコンテンツ情報を前記サービスサーバから受信するコンテンツ情報受信手段と、
    前記コンテンツ情報を一覧表示するコンテンツ情報一覧表示手段と、
    一覧表示された前記コンテンツ情報から1つの選択入力を受け付けるコンテンツ情報選択入力手段と、
    選択入力された前記コンテンツ情報のコンテンツを表示するコンテンツ表示手段として機能させる
    利用者端末用コンテンツ提供プログラム。
  8. コンピュータを、
    代理店としての認証をメインサーバに依頼する認証依頼手段と、
    前記代理店に関連付けて登録されているマーカ画像の追加・変更・削除を依頼するマーカ画像一覧画面を表示するマーカ画像一覧画面表示手段と、
    前記マーカ画像一覧画面表示手段により前記マーカ画像の追加・変更を依頼する際に、複数のサービスサーバにより提供される複数のサービスのうちのどのサービスかを識別するサービス識別情報を選択するサービス識別情報選択手段と、
    前記マーカ画像に関連づけたコンテンツ情報の登録・変更・削除を依頼するコンテンツ情報一覧画面を表示するコンテンツ情報一覧表示手段として機能させる
    コンテンツ管理プログラム。
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