JP2014126954A - 図面文字配置支援システム - Google Patents

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Kozue Okada
梢 岡田
Yuichi Sasaki
裕一 佐々木
Nobuya Yoshimoto
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Abstract

【課題】視認性の高い図面を短時間で作成することが可能な図形文字配置支援システムを提供する。
【解決手段】図面文字配置支援システムは、図形情報配置部3と、付加情報配置部5とを具備している。図形情報配置部3は、配置の変更が不可な複数の図形情報を図面に配置する。付加情報配置部5は、複数の図形情報を図面に配置後に、配置の変更が可能な複数の付加情報を図面に配置する。付加情報配置部5は、複数の図形情報と複数の付加情報とが干渉する干渉状態を数値的に評価し、干渉状態が相対的に小さくなるように、干渉を許可しながら複数の付加情報の各々を移動して、複数の付加情報の配置を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、図面文字配置支援システムに関し、特に図面内に図形と文字を配置する図面文字配置支援システムに関する。
製品の生産に用いる図面(例示:配管機器取付図面)が知られている。図面は、変更不可の情報と、変更可能な情報とを含んでいる。変更不可の情報としては、部品や配管や機器等の図形情報がある。一方、変更可能な情報としては、変更不可の情報(図形情報)に対する付加情報(例示:配管番号、配管の口径、機器名のような属性情報、取付高さのような取付情報)がある。製品の生産では、その付加情報に基づいて部品や配管や機器等の取り付けが行われる。そのため、誤った部品等が取り付けられたり、部品等が誤った位置に取り付けられたりしないよう、図面内では対象となる「もの」(変更不可の情報:部品等)に、「文字列」(変更可能な情報:部品名等)を近接させて作図する必要がある。しかし、図面のなかに膨大な量の「もの」が含まれている場合、「文字列」を表示できるスペースはほとんどない。そのため、「もの」と「文字列」との多少の干渉(オーバラップ)を許容しながら「文字列」を適当な位置に配置しなければならず、自動化は極めて困難であり、作図者が作図を行っている。
付加情報(「文字列」等)は、部品等の取り付けに必要な情報であり、生産時の作業性を考慮して、見易く、間違われないように、図面に配置(記載)される必要がある。作図者は、CAD(Computer Aided Design System)を用いて部品等に対する付加情報を引出線や寸法線を用いて作画している。そのため、作図には時間がかかる。また、作図者ごとに仕上がりがばらつくおそれがある。更に、視認性の高い図面を作成することが大切ではあるが、作図者が考慮している条件はノウハウになっており形式知化できていないため、完成図面を定量的に評価できない。
特許第2966441号公報に図面作成支援装置が開示されている。この図面作成支援装置は、作図対象物に関する図象データを記憶するメモリと、表示装置とを備えている。この図面作成支援装置は、メモリと、抽出手段と、作成手段と、判定手段と、移動手段とを備えている。メモリは、前記図象データを作図する作図領域を分割してなる複数の矩形領域毎に前記図象データの有無を示す図象データ有無情報を記憶する。抽出手段は、前記図象データの混み具合を表わす指標を用いて混み入っている領域である拡大図作成領域を抽出する。作成手段は、前記抽出された拡大図作成領域内に含まれる複数の図象データの拡大図を、前記図象データ有無情報に基づいて得られる前記作図領域の空領域に作成する。判定手段は、前記図象データである寸法値及び/又は寸法線と、他の前記図象データである配管及び/又は部品の形状を示す図形との干渉の有無を判定する。移動手段は、これらの図象データ間に干渉が有ると判定された場合に、前記干渉する寸法値及び/又は寸法線と、前記図象データ有無情報に基づいて得られる前記作図領域の空領域に移動させる。
特許第2966441号公報
本発明の目的は、視認性の高い図面を短時間で作成することが可能な図面文字配置支援システムを提供することにある。本発明の他の目的は、仕上がりのばらつきが少ない視認性の高い図面を作成することが可能な図面文字配置支援システムを提供することにある。本発明の更に他の目的は、作成された視認性の高い図面を定量的に評価することが可能な図面文字配置支援システムを提供することにある。本発明の更に他の目的は、付加情報を自動的に適切な位置へ配置可能な図面文字配置支援システムを提供することにある。
この発明のこれらの目的とそれ以外の目的と利益とは以下の説明と添付図面とによって容易に確認することができる。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の図面文字配置支援システムは、図形情報配置部(3)と、付加情報配置部(5)とを具備している。図形情報配置部(3)は、配置の変更が不可な複数の図形情報を図面に配置する。付加情報配置部(5)は、複数の図形情報を図面に配置後に、配置の変更が可能な複数の付加情報を図面に配置する。付加情報配置部(5)は、複数の図形情報と複数の付加情報とが干渉する干渉状態を数値的に評価し、干渉状態が相対的に小さくなるように、干渉を許可しながら複数の付加情報の各々を移動して、複数の付加情報の配置を決定する。
上記の図面文字配置支援システムにおいて、付加情報配置部(5)は、理想配置部(21)と、配置調整部(24)と、配置決定部(25)とを備えることが好ましい。ただし、理想配置部(21)は、付加情報を、複数の図形情報のうちの対応する図形情報である対応図形情報の予め設定された理想位置に配置する。配置調整部(24)は、対応図形情報の周囲における付加情報の複数の配置について、付加情報と対応図形情報の周囲の他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、予め設定された評価基準で数値的に評価する。配置決定部(25)は、付加情報における複数の配置での複数の評価結果を、複数の付加情報について取得して、複数の付加情報の最終的な配置を決定する。
上記の図面文字配置支援システムにおいて、付加情報配置部(5)は、干渉情報検査部(22)と、優先順位設定部(23)とを更に備えることが好ましい。ただし、干渉情報検査部(22)は、理想位置に配置された付加情報と、対応図形情報の周囲の他の図形情報および他の付加情報との干渉状態を検査する。優先順位設定部(23)は、理想位置の付加情報に関する干渉状態に基づいて、複数の付加情報の各々の優先順位を設定する。配置調整部(24)は、複数の付加情報のうちの優先順位の上位の付加情報から順に、干渉状態を、評価基準で評価する。
上記の図面文字配置支援システムにおいて、配置調整部(24)は、付加情報移動部(31)と、評価計算部(32)とを含んでいることが好ましい。ただし、付加情報移動部(31)は、対応図形情報の周りに付加情報を所定送り幅ずつ移動させて複数の配置を生成する。評価計算部(32)は、複数の配置の各々について、付加情報と対応図形情報の周りの他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、予め設定された制約条件に基づいて数値的に評価する。評価計算部(32)は、付加情報について、複数の配置での評価結果である複数の評価結果を出力する。配置調整部(24)は、複数の付加情報の各々について、複数の評価結果を出力する。
上記の図面文字配置支援システムにおいて、付加情報移動部(31)は、付加情報を対応図形情報から遠ざかる方向へも所定送り距離ずつ移動させ、その後に所定送り幅だけ移動させて複数の配置を生成することが好ましい。
上記の図面文字配置支援システムにおいて、干渉状態を数値的に評価する方法は、ペナルティ得点に基づいて行うことが好ましい。ただし、ペナルティ得点は、付加情報ごとに、全ての干渉状態について(干渉状態の種類に応じた重み係数×干渉状態の発生箇所+対応図形情報からの距離に応じた重み係数)を算出して合計し、それを複数の付加情報について合計して算出される。
上記の図面文字配置支援システムにおいて、複数の図面情報は、配管及び機器を含んでいることが好ましい。複数の付加情報は、配管の属性情報、機器の属性情報、寸法、取付高さ、取付位置、引き出し線及び寸法線を含んでいることが好ましい。
本発明の図面文字配置支援方法は、3つのステップを具備している。1つのステップは、配置の変更が不可な複数の図形情報を図面に配置するステップ(S01)である。他のステップは、複数の図形情報を図面に配置後に、配置の変更が可能な複数の付加情報を図面に配置するステップ(S02)である。更に他のステップは、複数の図形情報と複数の付加情報とが干渉する干渉状態を数値的に評価し、干渉状態が相対的に小さくなるように、干渉を許可しながら複数の付加情報の各々を移動して、複数の付加情報の配置を決定するステップ(S03)である。
上記の図面文字配置支援方法において、複数の付加情報を図面に配置するステップ(S02)は、付加情報を、複数の図形情報のうちの対応する図形情報である対応図形情報の予め設定された理想位置に配置するステップ(S11)を備えていることが好ましい。複数の付加情報の配置を決定するステップ(S03)は、2つのステップを備えていることが好ましい。1つのステップは、対応図形情報の周囲における付加情報の複数の配置について、付加情報と対応図形情報の周囲の他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、予め設定された評価基準で数値的に評価するステップ(S14)である。他のステップは、付加情報における複数の配置での複数の評価結果を、複数の付加情報について取得して、複数の付加情報の最終的な配置を決定するステップ(S15)である。
上記の図面文字配置支援方法において、複数の付加情報の配置を決定するステップ(S03)は、2つのステップを備えていることが好ましい。1つのステップは、理想位置に配置された付加情報と、対応図形情報の周囲の他の図形情報および他の付加情報との干渉状態を検査するステップ(S12)である。他のステップは、理想位置の付加情報に関する干渉状態に基づいて、複数の付加情報の各々の優先順位を設定するステップ(S13)である。干渉状態を数値的に評価するステップ(S14)は、複数の付加情報のうちの優先順位の上位の付加情報から順に、干渉状態を、評価基準で評価するステップ(S14)を含むことが好ましい。
上記の図面文字配置支援方法において、干渉状態を数値的に評価するステップ(S14)は、4つのステップを備えていることが好ましい。1つのステップは、対応図形情報の周りに付加情報を所定送り幅ずつ移動させて複数の配置を生成するステップ(S22)である。他のステップは、複数の配置の各々について、付加情報と対応図形情報の周りの他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、予め設定された制約条件に基づいて数値的に評価するステップ(S23)である。更に他のステップは、付加情報について、複数の配置での評価結果である複数の評価結果を出力するステップ(S14)と、更に他のステップは、複数の付加情報の各々について、複数の評価結果を出力するステップ(S14)である。
上記の図面文字配置支援方法において、複数の配置を生成するステップ(S22)は、付加情報を対応図形情報から遠ざかる方向へも所定送り距離ずつ移動させ、その後に所定送り幅だけ移動させて複数の配置を生成するステップ(S26)を含むことが好ましい。
上記の図面文字配置支援方法において、数値的に評価するステップ(S23)において、干渉状態を数値的に評価する方法は、ペナルティ得点に基づいて行うことが好ましい。その場合、ペナルティ得点は、付加情報ごとに、全ての干渉状態について(干渉状態の種類に応じた重み係数×干渉状態の発生箇所+対応図形情報からの距離に応じた重み係数)を算出して合計し、それを複数の付加情報について合計して算出される。
上記の図面文字配置支援方法において、複数の図面情報は、配管及び機器を含むことが好ましい。複数の付加情報は、配管の属性情報、機器の属性情報、寸法、取付高さ、取付位置、引き出し線及び寸法線を含むことが好ましい。
本発明のプログラムは、上記段落のいずれか一項に記載の図面文字配置支援方法をコンピュータに実行させる。
本発明により、視認性の高い図面を短時間で作成することが可能となる。本発明により、仕上がりのばらつきが少ない視認性の高い図面を作成することが可能となる。本発明により、作成された視認性の高い図面を定量的に評価することが可能となる。本発明により、付加情報を自動的に適切な位置へ配置可能となる。
図1は、本発明の実施の形態に係る図面文字配置支援システムの構成を示す機能ブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る付加情報配置部の構成を示す機能ブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る配置調整部の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る図面文字配置支援方法を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施の形態に係るステップS03を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態に係る理想配置データの内容の一例を示す表である。 図7は、本発明の実施の形態に係る図形モデルデータの内容の一例を示す表である。 図8Aは、四分木モデルによる図面の分割の概念を示す模式図である。 図8Bは、四分木モデルによる図面の分割の概念を示す模式図である。 図9は、本発明の実施の形態に係るステップS14を示すフローチャートである。 図10Aは、本発明の実施の形態に係る制約条件を示す表である。 図10Bは、本発明の実施の形態に係る制約条件を示す表である。 図11Aは、本発明の実施の形態に係る付加情報が対応図形情報を回転する様子の一例を示す模式図である。 図11Bは、本発明の実施の形態に係る付加情報が対応図形情報を回転する様子の一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態に係る図面文字配置支援システムに関して説明する。
本発明の実施の形態に係る図面文字配置支援システムの構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る図面文字配置支援システムの構成を示す機能ブロック図である。図面文字配置支援システム1は、図面上に複数の図形情報を配置し、それら複数の図形情報に関する付加情報を当該複数の図形情報の近傍に所定の規則・条件で自動的に配置して、視認性の高い図面を作図する。
図面文字配置支援システム1は、コンピュータに例示される情報処理装置であり、図示されていないCPU(Central Processing Unit)と、記憶装置と、入力装置と、出力装置と、インターフェースとを備えている。CPU、記憶装置、入力装置、出力装置、及びインターフェースは、バスやケーブルにより互いに情報の送受信が可能に接続されている。記憶装置は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びHDD(Hard Disk Drive)に例示される。入力装置は、キーボード、及びマウスに例示される。出力装置は、ディスプレイやプリンタに例示される。インターフェースは、外部のコンピュータや記憶装置や記憶媒体読取装置などと双方向通信可能に接続されている。
CPUは、例えば記憶媒体からインターフェースを介してHDDにインストールされたコンピュータプログラムをRAMに展開する。そして、展開されたコンピュータプログラムを実行して、必要に応じて記憶装置や入力装置や出力装置のようなハードウェアを制御しながら、当該コンピュータプログラムの情報処理を実現する。記憶装置は、コンピュータプログラムを記録し、CPUが利用する情報や生成する情報を記録する。入力装置は、ユーザに操作されることにより生成される情報をCPUや記憶装置に出力する。出力装置は、CPUにより生成された情報や記憶装置の情報をユーザに認識可能に出力する。
図面文字配置支援システム1は、コンピュータプログラムで実現される、又は、コンピュータプログラムとハードウェアとの協働により実現される、又は、ハードウェアで実現される図形情報配置部3と、付加情報配置部5と、記憶部7とを具備している。
記憶部7は、図面に関するデータを格納している。記憶部7は、理想配置データ11と、図形モデルデータ12と、図形データ13と、評価条件データ14と、作図ルールデータ15とを備えている。理想配置データ11は、図形情報に対する付加情報の理想的な配置を、図形情報の種類ごとに示している。例えば、図形情報が配管の場合、付加情報の理想的な配置は、配管ルートの長手方向中央である。詳細は後述される(図6)。図形モデルデータ12は、図面を四分木モデルで分割するときのセル状態の種類を示している。セル内での図形情報及び付加情報の占有の有無により複数種類の状態を定義している。詳細は後述される(図7)。図形データ13は、図面に作図される複数の図形情報と、それら複数の図形情報の各々に図面内で付加される複数の付加情報とを対応付けている。例えば、図形情報が配管の場合、その配管(図形情報)に対応付けられる付加情報としては配管の種類、取り付け方法、口径、識別番号、取り付け高さなどがある。評価条件データ14は、図面に作図された複数の図形情報と複数の付加情報との干渉状態を評価するための評価条件(制約条件)を示している。例えば、文字列と引出線や寸法線とが重なった場合、減点対象となる。詳細は後述される(図10A、図10B)。作図ルールデータ15は、図形情報に関連付けられた複数の付加情報を記載するルールを示している。例えば、文字の記入高さや位置をそろえる、引出線の角度を統一するなどである。
図形情報配置部3は、記憶部7のデータ(図形データ13)に基づいて、配置の変更が不可な複数の図形情報を図面に配置する。ただし、図形情報は、図面上の配置の変更が不可な情報(図形そのものを含む)であり、部品や配管や機器等やその配置に例示される。
付加情報配置部5は、複数の図形情報を図面に配置後に、記憶部7のデータ(理想配置データ11、図形データ13、作図ルールデータ15)に基づいて、配置の変更が可能な複数の付加情報を図面に配置する。ただし、付加情報は、図面上の配置の変更が可能な情報であり、部品や配管や機器等(図形情報)に関する属性情報(例:ID、名称、種類、サイズ)や取付情報(例:取付高さ)や寸法線や引出線に例示される。付加情報は、最小外接長方形の矩形として取り扱われる。付加情報配置部5は、記憶部7のデータ(図形モデルデータ12、評価条件データ14)に基づいて、複数の図形情報と複数の付加情報とが干渉する干渉状態を数値的に評価する。付加情報配置部5は、干渉状態が相対的に小さくなるように、干渉を許可しながら複数の付加情報の各々を移動して、複数の付加情報の配置を決定する。
図2は、付加情報配置部5の構成を示す機能ブロック図である。付加情報配置部5は、理想配置部21と、配置調整部24と、配置決定部25とを備えている。
理想配置部21は、付加情報を理想位置に配置する。その理想位置は、複数の図形情報のうちの、その付加情報に対応する図形情報(以下、単に「対応図面情報」という)における予め設定された位置である。ただし、理想位置は、記憶部7の理想配置データ11を参照する。例えば、図形情報が配管の場合、付加情報を配管ルートの長手方向中央に配置する。付加情報と(対応)図形情報との対応付けは、記憶部7の図形データ13を参照する。作図は、作図ルールデータ15に基づいて行う。
配置調整部24は、対応図形情報の周囲における付加情報の複数の配置について、その複数の配置の各々で、付加情報と、対応図形情報の周囲の他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、予め設定された評価基準で数値的に評価する。ただし、評価基準は、記憶部7の評価条件データ14を参照する。例えば、図形情報が配管の場合、付加情報を配管の周囲の複数の位置に仮に配置してみて、付加情報と、配管の周囲の他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、所定の評価基準で数値的に評価する。1つの付加情報について、各配置で1つの評価結果が出るので、複数の配置では複数の評価結果が出る。
配置決定部25は、付加情報における複数の配置での複数の評価結果を、複数の付加情報について取得する。言い換えると、一つの付加情報では複数の評価結果が得られるので、複数の付加情報全体では、複数の評価結果が複数個集まることになる。そして、配置決定部25は、それらの評価結果全体に基づいて、例えば、評価結果の最も良い配置を、最終的な複数の付加情報の配置として決定する。
付加情報配置部5は、更に、干渉情報検査部22と、優先順位設定部23とを備えている。
干渉情報検査部22は、理想位置に配置された付加情報と、対応図形情報の周囲の他の図形情報および他の付加情報との干渉状態を検査する。具体的には、図面を四分木モデルで分割して、各セルを図形モデルデータ12のセル状態の種類に分類する。
優先順位設定部23は、理想位置の付加情報に関する干渉状態に基づいて、複数の付加情報の各々の優先順位を設定する。優先順位は、記憶部7の評価条件データ14を参照して設定する。例えば、干渉状態の度合いが高いほど優先順位を高く設定する。そのとき、配置調整部24は、複数の付加情報のうちの優先順位の上位の付加情報から順に、干渉状態を、評価基準で評価する。
図3は、配置調整部24の構成を示す機能ブロック図である。配置調整部24は、付加情報移動部31と、評価計算部32とを含んでいる。
付加情報移動部31は、対応図形情報の周りに付加情報を所定送り幅ずつ移動させて複数の配置を生成する。言い換えると、付加情報移動部31は、付加情報を、対応図形情報の周りに、予め設定された送り幅ごとに仮に配置させながら、1回転させる。それにより、付加情報は、対応図形情報の周りを1回転する間に、複数の位置に仮に配置される。これを、付加情報の縦向きと横向きで行う。また、付加情報移動部31は、付加情報を対応図形情報から遠ざかる方向へも所定送り距離ずつ移動させ、その後に所定送り幅だけ移動させて複数の配置を生成してもよい。言い換えると、付加情報移動部31は、付加情報を、所定の送り幅ごとに仮に配置させながら、対応図形情報の周りに1回転させる。その後、付加情報を、対応図形情報から遠ざかる方向へ、予め設定された送り距離だけ移動させる。そして、再び、付加情報を、所定の送り幅ごとに仮に配置させながら、対応図形情報の周りに1回転させる。
評価計算部32は、上述の複数の配置の各々について、付加情報と対応図形情報の周りの他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、予め設定された制約条件に基づいて数値的に評価する。制約条件は、評価条件データ14を参照する。干渉状態を数値的に評価する方法は、評価点に基づいて行うことができる。評価点は、付加情報ごとに、干渉状態について[(干渉状態の種類に応じた重み係数)×(干渉状態の発生箇所)+(対応図形情報からの距離に応じた重み係数)]を算出して合計し、それを複数の付加情報について合計して算出される。評価計算部32は、付加情報について、複数の配置での評価結果である複数の評価結果を出力する。このとき、配置調整部24は、複数の付加情報の各々について、複数の評価結果を出力する。ただし、(干渉状態の種類に応じた重み係数)は、干渉度合いが大きいほど大きくなる。また、(対応図形情報からの距離に応じた重み係数)は、距離が大きくなるほど大きくなる。したがって、評価点が高いほど、配置としては好ましくない状態であることを示している。
本実施の形態では、図面内の余白スペースが小さい、かつ、対応図面情報と付加情報とを近接させなければならない、という制約の下で、複数の付加情報を最適な位置に配置すべく、付加情報と他の図面情報や他の付加情報との干渉に応じて評価点に基づく許容範囲を設定する。そして、複数の付加情報に対して複数の配置を試行して、その複数の配置における干渉の度合いを数値的に評価点で評価することにより、干渉があっても問題が無いような最適な配置を数値的に得ることができる。その結果、本実施の形態により、視認性の高い図面を短時間で作成することができ、仕上がりのばらつきが少ない視認性の高い図面を作成することができ、作成された視認性の高い図面を定量的に評価することができ、付加情報を自動的に適切な位置へ配置可能となる。
次に、本実施の形態に係る図面文字配置支援システムの動作(図面文字配置支援方法)について説明する。図4は、本実施の形態に係る図面文字配置支援システムの動作(図面文字配置支援方法)を示すフローチャートである。図面文字配置支援方法は、図面上に複数の図形情報を配置し、それら複数の図形情報に関する付加情報を当該複数の図形情報の近傍に所定の規則・条件で配置して、視認性の高い図面を作図する。
図形情報配置部3は、記憶部7の図形データ13に基づいて、配置の変更が不可な図形情報を図面に配置する(ステップS01)。すなわち、図形情報配置部3は、図形データ13に基づいて、配管ルート、機器、サポート、艤装品、フランジ、スリーブなどの図形情報を図面に配置する。これら図形情報は、図面内の配置が既に決まっているため動かすことができない。後のステップにおいて、これら図形情報を除く、何も書かれていない空領域に図形情報を補足する説明として付加情報(文字情報)を付加していく。
付加情報配置部5は、複数の図形情報を図面に配置後に、記憶部7の理想配置データ11、図形データ13及び作図ルールデータ15に基づいて、配置の変更が可能な複数の付加情報を図面に配置する(ステップS02)。すなわち、付加情報配置部5は、理想配置データ11、図形データ13及び作図ルールデータ15に基づいて、部品や配管や機器等に関するID、名称、種類、サイズ(属性情報)や取付高さ(取付情報)や寸法線や引出線などの付加情報を図面に配置する。この場合、他の図形情報や他の付加情報との干渉を考慮せずに、付加情報を、対応図形情報に対して理想的な配置となるように配置する。
付加情報配置部5は、記憶部7の図形モデルデータ12と評価条件データ14とに基づいて、複数の図形情報と複数の付加情報とが干渉する干渉状態を数値的に(評価点で)評価する。付加情報配置部5は、干渉状態(評価点の値)が相対的に小さくなるように、干渉を許可しながら複数の付加情報の各々を移動して、複数の付加情報の最適な配置を決定する(ステップS03)。
以上のように本実施の形態に係る図面文字配置支援システムは動作する。
本実施の形態では、複数の付加情報を最適な位置に配置すべく、付加情報と他の図面情報や他の付加情報との干渉を認めつつ、複数の配置を試行して、その複数の配置での干渉の度合いを数値的に評価することで、干渉があっても問題が無い最適な配置を得ることができる。また、付加情報を自動的に適切な位置へ配置可能となる。
次に、ステップS03(一部ステップS02を含む)の詳細について以下に説明する。図5は、本実施の形態に係るステップS03(一部ステップS02を含む)の動作を示すフローチャートである。
理想配置部21は、理想配置データ11と図形データ13と作図ルールデータ15とに基づいて、付加情報を、対応図形情報における予め設定された理想位置に配置する(ステップS11)。言い換えると、理想配置部21は、理想配置データ11と図形データ13と作図ルールデータ15とに基づいて、図形情報ごとに、その図形情報に対応する付加情報を、その図形情報における理想位置に配置する。
ここで、図6は、理想配置データ11の内容の一例(一部)を示す表である。この理想配置データ11は、付加情報(文字列)の種別と、理想的な配置(向きを含む)との関係を示している。例えば、配管の付加情報は、理想的には、配管ルートの長手方向中央に配置される。寸法の付加情報は、理想的には、引き出すものからX[mm]の距離に配置される。ただし、Xは、図面の大きさや引き出すものの大きさ・種類により予め設定される。部品の付加情報は、理想的には、部品最下部の外側中央に配置される。機器の付加情報は、理想的には、機器最下部の外側中央に配置される。ボスの付加情報は、理想的にはボスの真上に配置される。このような理想配置データ11に基づいて、付加情報が対応図形情報に配置される。
次に、再び図5を参照して、干渉情報検査部22は、図形モデルデータ12に基づいて、理想位置に配置された付加情報と、対応図形情報の周囲の他の図形情報および他の付加情報との干渉状態を検査・確認する(ステップS12)。言い換えると、干渉情報検査部22は、図面を四分木モデルで分割して、各セルを図形モデルデータ12のセル状態の種類に分類する(図面の四分木モデルを作成する)。
ここで、図7は、図形モデルデータ12の内容の一例(一部)を示す表である。この図形モデルデータ12は、分割後のセル状態の種別と、セルが情報で占有されているか否か(占有有無)とを関連付けている。分割後の各セルが持つ状態(セル状態)は、セル内における情報占有の有無により、以下の5種類のセル状態(ID(1)〜ID(5))に分類することができる。セル状態ID(1)は、セル内における情報の占有が無い、空領域である。すなわち、図形情報及び付加情報のいずれでもセルが占有されていない状態である。セル状態ID(2)は、セル内における情報の占有が有り、図形情報(配管、機器等)がセルを占有している。すなわち、図形情報でセルが占有されている状態である。セル状態ID(3)は、セル内における情報の占有が有り、付加情報がセルを占有している。すなわち、付加情報でセルが占有されている状態である。セル状態ID(4)は、セル内における情報の占有が有り、付加情報と図形情報とが干渉し、セルを占有している。すなわち、付加情報と図形情報とによりセルが占有されている状態である。セル状態ID(5)は、セル内における情報の占有が有り、付加情報と付加情報とが干渉し、セルを占有している。すなわち、複数の付加情報によりセルが占有されている状態である。
各セルのセル状態は、この5種類のセル状態のいずれかに必ず分類される。干渉情報検査部22は、図面において、セルがセル状態ID(2)〜ID(5)の場合、セルが空領域(セル状態ID(1))になるまで、又は、セルの大きさが文字の高さよりも小さくなるまで、セルを繰り返し分割する。四分木を用いることから、最も小さいセルは1/4の大きさに分割されていることになる(ただし、nは分割回数)。図8A及び図8Bは、四分木モデルによる図面の分割の概念を示す模式図である。図面40内には、複数の図形情報42が配置され、分割により形成されたセル41が示されている。
優先順位設定部23は、評価条件データ14を参照して、理想位置の付加情報に関する干渉状態に基づいて、複数の付加情報の各々の優先順位を設定する(ステップS13)。具体的には、優先順位設定部23は、付加情報(文字列)の干渉状態として、他の付加情報との干渉の個数(他文字列との干渉の個数)と、それら干渉の状態(セル状態ID(4)又はID(5)であるか否か)を調べる。そして、付加情報(i)(i=1〜N、ここでNは自然数とする。)の優先順位Priority(i)を、干渉状態に基づく以下の式の結果を用いて設定する。その優先順位に従って、以降のステップで、配置を変更する。
Priority(i)=Σ(干渉状態)
=Σ(干渉程度得点×干渉箇所)
ただし、干渉程度得点は、セルがセル状態ID(4)及びセル状態ID(5)にある場合に、付与される得点であり、0<[ID(4)の得点]<[ID(5)の得点]である。[ID(1)の得点]〜[ID(3)の得点]は0(ゼロ)である。“Σ”は付加情報ごとに干渉セル個数分加算することを示す。
上記のPriorityの値が大きいほど、優先順位が上位になる。言い換えると、干渉状態の度合いが高い(ID(4)よりも、ID(5)の方が干渉状態の度合いが高い)ほど干渉度得点及びPriorityが高くなるので、優先順位が高く設定される。例えば、[ID(4)の得点]=4、[ID(5)の得点]=6とする。そして、1つの付加情報(文字列)が、四分木モデルにより、4つのセルに分割され、1つのセルがセル状態ID(3)、2つのセルがセル状態ID(4)、1つのセルがセル状態ID(5)とする。その場合、Priority=1×0+2×4+1×6=14、となる。この数値が大きいほど、優先順位が上位になる。
配置調整部24は、評価条件データ14に基づいて、対応図形情報の周囲における付加情報の複数の配置について、その複数の配置の各々で、付加情報と、対応図形情報の周囲の他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、所定の評価基準で数値的に評価する(ステップS14)。ただし、配置調整部24は、複数の付加情報のうちの優先順位の上位の付加情報から順に、干渉状態を、評価基準で評価する。例えば、図形情報が配管の場合、付加情報を配管の周囲の複数の位置に順番に仮に配置してみて、付加情報と、配管の周囲の他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、所定の評価基準で数値的に評価する。1つの配置で1つの評価結果が出るので、複数の配置では複数の評価結果が出る。また、仮に、付加情報がm個あり、1つの付加情報でn個の配置を評価する場合、n個の評価結果が得られる。
配置決定部25は、付加情報における複数の配置での複数の評価結果を、複数の付加情報について取得して、複数の付加情報の最終的な配置を決定する(ステップS15)。言い換えると、一つの付加情報では複数の評価結果が得られるので、複数の付加情報全体では、複数の評価結果が複数集まることになる。配置決定部25は、例えば、それらの評価結果全体に基づいて、最も評価結果の良い配置を複数の付加情報の最終的な配置として決定する。
以上のように本実施の形態に係るステップS03(一部ステップS02を含む)は動作する。
本実施の形態では、付加情報(文字)を配置できるスペースがほとんどない状況でも、付加情報と他の図面情報や他の付加情報との干渉に応じて、複数の付加情報の複数の配置における干渉の度合いを数値的に評価する。それにより、付加情報と他の図面情報や他の付加情報とが干渉していても問題が無いような最適な配置を数値的に得ることができる。
次に、本実施の形態に係るステップS14の詳細について以下に説明する。図9は、本実施の形態に係るステップS14の動作を示すフローチャートである。
付加情報移動部31は、まず、優先順位の最上位の付加情報を選択する(ステップS21)。その付加情報は、ステップS11において、理想的な配置として、初期的に、対応図形情報に対して横向きに配置されている(横置き)。
付加情報移動部31は、その付加情報を、理想的な配置から、反時計回り(時計回りでも可)に、対応図形情報の周りの所定送り幅だけ移動させる(ステップS22)。それにより、その付加情報は新しい配置になる。このとき、付加情報を、理想的な配置から所定距離だけ遠ざける処理はしない。
評価計算部32は、その付加情報の新しい配置について、評価条件データ14に基づいて、その付加情報と対応図形情報の周りの他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、所定の制約条件に基づいて数値的に評価する(ステップS23)。干渉状態の評価は、以下の式に基づく評価点に基づいて実行する。
評価点=Σ(ペナルティ得点)
=Σ((制約条件に応じた重み)×(制約違反の発生箇所)
+(対応図形情報からの距離(Y)に応じた重み))
ただし、制約条件に応じた重みは、制約条件に抵触した場合に、そのペナルティとして設定された得点である。制約違反の発生箇所は、付加情報においてその制約条件に違反した箇所の個数である。対応図形情報からの距離(Y)に応じた重みは、付加情報と対応図形情報との距離であり、距離が遠いほど重みが大きくなる。「Y」の具体例は後述される。“Σ”は付加情報における制約条件の個数分だけ加算することを示す。この式により、ある付加情報の1つの配置について1つの評価点が算出される。
ここで、図10A及び図10Bは、本発明の実施の形態に係る制約条件を示す表である。この表は、評価項目(干渉チェック項目)と、干渉可否判定と、減点数(ペナルティ)と、条件(コメント)とを関連付けている。例えば、文字(寸法を含む)は、他の文字(寸法を含む)とは干渉は許されない(判定×)。しかし、文字(寸法を含む)は、引出線とは干渉は許されるが(判定△)、減点数が1000と高く、ほぼ干渉不可である。一方、文字(寸法を含む)は、配管とは干渉が許され(判定△)、減点数も30と小さく、更に距離X[mm]以上離れたら干渉は可となる。このXは、予め設定される。また、引出線は、他の引出線とは干渉は許されない(判定×)。しかし、引出線は、寸法線や寸法補助線とは干渉は許され(判定△)、減点数も30と小さい。
このうち、「評価項目(干渉チェック項目)」が、上記の制約条件である。また、「減点数」が、制約条件に応じた重みである。「判定」も、減点数が無限大である制約条件に応じた重みと見ることができる。また、図10Aの制約条件は主に干渉に関するものであり、図10Bの制約条件は主に視認性に関するものであると見ることもできる。なお、図10A及び図10Bは一例であり、本実施の形態がこの例に限定されるものではない。
再び図9を参照して、評価計算部32は、付加情報が対応図形情報を反時計回りに1回転したか否かを判定する(ステップS24)。付加情報がまだ対応図形情報を1回転していない場合(ステップS24:No)、付加情報移動部31及び評価計算部32は、ステップS22〜S24を繰り返す。所定送り幅の移動が複数回行われ、付加情報が対応図形情報を1回転した場合(ステップS24:Yes)、プロセスはステップS25へ進む。
評価計算部32は、付加情報を対応図形情報から予め設定した距離だけ遠ざけたか否かを判定する(ステップS25)。付加情報を対応図形情報から予め設定した距離だけ遠ざけていない場合(ステップS25:No)、付加情報移動部31は、所定送り距離の移動を1回行い、付加情報を対応図形情報から遠ざける(ステップS26)。付加情報移動部31及び評価計算部32は、付加情報が対応図形情報を1回転するまでステップS22〜S24を繰り返す。所定送り距離の移動が複数回行われ、付加情報を対応図形情報から予め設定した距離だけ遠ざけた場合(ステップS25:Yes)、プロセスはステップS27へ進む。
ここで、図11Aは、本発明の実施の形態に係る付加情報が対応図形情報を回転する様子の一例を示す模式図である。この図は、上記のステップS22〜S24及びステップS25〜S26を繰り返す場合(付加情報は横置き)を示している。ただし、横置きとは、対応図形情報の外側の辺と、付加情報の外側の辺とが概ね平行となるような配置をいう。
まず、付加情報移動部31は、付加情報(文字列)53を、近傍の図形情報52を無視して、対応図形情報51に沿って、その周りに反時計まわりに1回転させる。具体的には、付加情報53を、対応図形情報51の最下部の外側中央の位置(理想的な配置)から、対応図形情報51の下側面に沿って、所定送り幅X[mm]だけ右方向へ移動する。この所定送り幅だけ右方向へ移動することを繰り返す。その後、付加情報53が右端に達した場合、付加情報53を左方向へ90度傾け、対応図形情報51の右側面に沿って、所定送り幅だけ上方向へ移動する。この所定送り幅だけ上方向へ移動することを繰り返す。その後、付加情報53が上端に達した場合、付加情報53を左方向へ更に90度傾け、対応図形情報51の上側面に沿って、所定送り幅だけ左方向へ移動する。このとき、付加情報(文字列)53の上下を逆にしておく。この所定送り幅だけ左方向へ移動することを繰り返す。その後、付加情報53が左端に達した場合、付加情報53を左方向へ90度傾け、対応図形情報51の左側面に沿って、所定送り幅だけ下方向へ移動する。この所定送り幅だけ下方向へ移動することを繰り返す。その後、付加情報53が下端に達した場合、付加情報53を左方向へ更に90度傾け、対応図形情報51の下側面に沿って、所定送り幅だけ右方向へ移動する。このとき、付加情報(文字列)53の上下を逆にしておく。そして、1回転し終えて、対応図形情報51の最下部の外側中央の位置(理想的な配置)に戻った時点で、そこからY[mm]の距離だけ遠ざける方向にずらす。その後、再び、上述のように、対応図形情報51の周りに、X[mm]の幅ずつずらして評価しながら反時計回りに1回転させる操作を繰り返す。この操作を例えば10Y[mm]まで繰り返す。
再び図9を参照して、評価計算部32は、付加情報が横置き及び縦置きの両方の場合について評価を行ったか否かを判定する(ステップS27)。付加情報が横置きの場合についてしか評価を行っていない場合(ステップS27:No)、付加情報移動部31は、付加情報を対応図形情報51の最下部の外側中央の位置(理想的な配置)へ戻し、その付加情報を縦置きにする(ステップS28)。付加情報移動部31及び評価計算部32は、横置きの場合と同様に、付加情報を、理想的な配置から、対応図形情報の周りに所定送り幅ずつ移動させ、また、対応図形情報から遠ざかる方向へ所定送り距離ずつ移動させながら、それぞれの配置について評価を行う。すなわち、縦置きの場合について、ステップS22〜S24及びステップS25〜S26を繰り返す。付加情報が横置き及び縦置きの両方の場合について評価を行った場合(ステップS27:Yes)、1つの付加情報について、各配置での評価が終了する。
ここで、図11Bは、本発明の実施の形態に係る付加情報が対応図形情報を回転する様子の一例を示す模式図である。この図は、上記のステップS22〜S24及びステップS25〜S26を繰り返す場合(付加情報は縦置き)を示している。ただし、縦置きとは、対応図形情報の外側の辺と、付加情報の外側の辺とが概ね垂直となるような配置をいう。この場合も、付加情報の向きが異なる他は、図11Aの場合と同様である。すなわち、対応図形情報51の周りに、X[mm]の幅ずつずらして評価しながら反時計回りに1回転させる操作を、0Y[mm]から例えば10Y[mm]まで繰り返す。
このステップS14は、例えば複数の付加情報の配置の全ての組み合わせに対して実施することが好ましい。具体的には、付加情報がK〜Kn0(K、i=1〜n0)のn0個存在し、1つの付加情報Kに対して、図11Aや図11Bに示す配置の数がmとおりあったとすれば、その組み合わせの数は、m×m×…×mn0−1×mn0とおりとなる。
その場合、実際のプロセスとしては、例えば、以下のようになる。
まず、付加情報K1に対しては、上述のように、図11A及び図11Bに示す動作を行う(mとおり)。
次に、付加情報K2に対しては、まず、当初の配置からX[mm]の幅で1つ分ずらす(反時計回り)。そして、再び、付加情報K1に対して、図11A及び図11Bに示す動作を行う(mとおり)。次に、付加情報K2に対して、更にX[mm]の幅で1つ分ずらす(反時計回り)。そして、再び、付加情報K1に対して、図11A及び図11Bに示す動作を行う(mとおり)。このようにして、付加情報K2に対して、図11A及び図11Bに示す動作を行う(m−1とおり:「−1」するのは付加情報K1の評価のときと重複するため)。このとき、付加情報K2の一つの配置に対して、付加情報K1に対して図11A及び図11Bに示す動作が行われているので(mとおり)、合計m×(m−1)とおり評価が行われる。
同様にして、付加情報Kに対しては、合計m×m×(m−1)とおり評価が行われる。
以下、同様にすれば、付加情報K〜Kn0に対して行われる評価は、m+m×(m−1)+m×m×(m−1)+…+m×m×…×mn0−1×(mn0−1)=m×m×…×mn0−1×mn0とおりとなる。
評価計算部32は、このように複数の付加情報の配置の全ての組み合わせに対して評価を実施し、全ての付加情報について、複数の配置での評価結果である複数の評価結果(m×m×…×mn0−1×mn0とおり)を出力する。このとき、配置調整部24は、複数の付加情報の各々について、複数の評価結果を出力する(ステップS14)。そして、配置決定部25は、複数の評価結果(m×m×…×mn0−1×mn0とおり)を取得して、その中から、例えば、一番評価点の低い複数の付加情報の配置の組み合わせを抽出して、複数の付加情報の最終的な配置として決定する(ステップS15)。
以上のように本実施の形態に係るステップS14は動作する。
本実施の形態では、付加情報と他の図面情報や他の付加情報との干渉を許容しつつ、その干渉に応じて許容範囲(例示:判定、減点数)を設定している。そして、複数の付加情報に対して複数の配置を試行して、その複数の配置における干渉の度合いを数値的に評価している。それにより、付加情報と他の図面情報や他の付加情報とが干渉していても問題が無いような最適な配置を数値的に得ることができる(例示:評価点が最低値)。また、干渉の度合いの数値的な評価を算出する過程では、干渉だけでなく(図10A)、他の各種の制約条件(図10B)がどの程度順守されているかを合わせて評価することも可能となる。
上記のステップS14は、例えば複数の付加情報の配置の全ての組み合わせに対して、優先順位の上位の付加情報から評価を実施して行くが、優先順位が所定の順位まででそのプロセスを終了しても良い。すなわち、干渉が多い付加情報について実施し、干渉が特に少ない付加情報については、本プロセスを行わなくても良い。その場合、本プロセスにおける計算時間を短縮することができる。
あるいは、上記のステップS14は、例えば複数の付加情報の配置の全ての組み合わせに対して、優先順位の上位の付加情報から評価を実施して行く途中で、評価点が予め設定された値以下の組み合わせが見出された場合、その動作を停止しても良い。そのとき、複数の付加情報の配置が概ね適切な配置になっていると考えられるからである。その場合、配置調整部24は、その組み合わせ及び評価結果を出力する(ステップS14)。そして、配置決定部25は、その組み合わせを複数の付加情報の最終的な配置として決定する(ステップS15)。その場合、本プロセスにおける計算時間を短縮することができる。
あるいは、付加情報の優先順位に依り、送り幅X[mm]や送り距離Y[mm]を変更しても良い。例えば、優先順位の低い付加情報は、他の付加情報や他の図面情報との干渉が少ない。したがって、優先順位の低い付加情報に対しては、送り幅X[mm]や送り距離Y[mm]を相対的に大きくする。あるいは、優先順位の低い付加情報に対しては、送り幅X[mm]で移動させる対応図形情報の辺(面)を少なくする。あるいは、優先順位の低い付加情報に対しては、送り距離Y[mm]の送り回数を相対的に少なくする。その場合、本プロセスにおける計算時間を短縮することができる。
あるいは、付加情報の種類を特定して、その特定の種類の付加情報について、本プロセスを実施しても良い。例えば、付加情報の種類として、属性情報(例:ID、名称、種類、サイズ)を、見易くしたい場合、その属性情報のみを選択することが考えられる。また、付加情報の種類として、特定の種類の機器(例示:配管)に関する情報を見易くしたい場合、その特定の種類の機器の付加情報を選択することが考えられる。その場合、本プロセスにおける計算時間を短縮することができる。
また、評価点の計算において、制約条件として干渉に関するもの(図10A)を考慮するが、例えば、視認性に関するもの(図10B)を考慮しないようにしても良い。その場合、本プロセスにおける計算時間を短縮することができる。
本実施の形態では、図面内の余白スペースが小さい、かつ、対応図面情報と付加情報とを近接させなければならない、という制約の下で、複数の付加情報を最適な位置(例示:見易い位置)に配置する。そのために、付加情報(文字)を配置できるスペースがほとんどない状況でも対応できるよう、付加情報と他の図面情報や他の付加情報との干渉に応じて許容範囲を設定する。そして、複数の付加情報に対して複数の配置を試行して、その複数の配置における干渉の度合いを数値的に評価する。それにより、付加情報と他の図面情報や他の付加情報とが干渉していても問題が無いような最適な配置を数値的に得ることができる。また、干渉の度合いの数値的な評価を算出する過程では、干渉だけでなく、他の各種の制約条件がどの程度順守されているかを合わせて評価することも可能となる。
また、本実施の形態では、上記手法(アルゴリズムを含む)を用いることで、部品等(図面情報)に対して自動的に文字(付加情報)を適切な位置へ配置することが可能になる。それにより、作図者の負担が大幅に低減される他、作図時間を大幅に短縮することができる。また、図面における各種の制約条件がどの程度順守されているかを評価することができる。それにより、図面の良し悪しを定量的に評価することが可能になる。
以上説明されたように、本実施の形態により、視認性の高い図面を短時間で作成することが可能となる。また、本実施の形態により、仕上がりのばらつきが少ない視認性の高い図面を作成することが可能となる。更に、本実施の形態により、作成された視認性の高い図面を定量的に評価することが可能となる。更に、本実施の形態により、付加情報を自動的に適切な位置へ配置可能となる。
本発明のプログラム、データ構造は、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記録され、その記憶媒体から情報処理装置に読み込まれても良い。
本発明は上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。
1 :図面文字配置支援システム
3 :図形情報配置部
5 :付加情報配置部
7 :記憶部
11:理想配置データ
12:図形モデルデータ
13:図形データ
14:評価条件データ
15:作図ルールデータ
21:理想配置部
22:干渉情報検査部
23:優先順位設定部
24:配置調整部
25:配置決定部
31:付加情報移動部
32:評価計算部
40:図面
41:セル
42:図形情報
51:対応図形情報
52:近傍の図形情報
53:付加情報

Claims (15)

  1. 配置の変更が不可な複数の図形情報を図面に配置する図形情報配置部と、
    前記複数の図形情報を前記図面に配置後に、配置の変更が可能な複数の付加情報を前記図面に配置する付加情報配置部と
    を具備し、
    前記付加情報配置部は、前記複数の図形情報と前記複数の付加情報とが干渉する干渉状態を数値的に評価し、前記干渉状態が相対的に小さくなるように、前記干渉を許可しながら前記複数の付加情報の各々を移動して、前記複数の付加情報の配置を決定する
    図面文字配置支援システム。
  2. 請求項1に記載の図面文字配置支援システムにおいて、
    前記付加情報配置部は、
    前記付加情報を、前記複数の図形情報のうちの対応する図形情報である対応図形情報の予め設定された理想位置に配置する理想配置部と、
    前記対応図形情報の周囲における前記付加情報の複数の配置について、前記付加情報と前記対応図形情報の周囲の他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、予め設定された評価基準で数値的に評価する配置調整部と、
    前記付加情報における前記複数の配置での複数の評価結果を、前記複数の付加情報について取得して、前記複数の付加情報の最終的な配置を決定する配置決定部と
    を備える
    図面文字配置支援システム。
  3. 請求項2に記載の図面文字配置支援システムにおいて、
    前記付加情報配置部は、
    前記理想位置に配置された前記付加情報と、前記対応図形情報の周囲の他の図形情報および他の付加情報との干渉状態を検査する干渉情報検査部と、
    前記理想位置の前記付加情報に関する干渉状態に基づいて、前記複数の付加情報の各々の優先順位を設定する優先順位設定部と
    を更に備え、
    前記配置調整部は、前記複数の付加情報のうちの前記優先順位の上位の付加情報から順に、前記干渉状態を、前記評価基準で評価する
    図面文字配置支援システム。
  4. 請求項2又は3に記載の図面文字配置支援システムにおいて、
    前記配置調整部は、
    前記対応図形情報の周りに前記付加情報を所定送り幅ずつ移動させて複数の配置を生成する付加情報移動部と、
    前記複数の配置の各々について、前記付加情報と前記対応図形情報の周りの他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、予め設定された制約条件に基づいて数値的に評価する評価計算部と
    を含み、
    前記評価計算部は、前記付加情報について、前記複数の配置での評価結果である複数の評価結果を出力し、
    前記配置調整部は、前記複数の付加情報の各々について、前記複数の評価結果を出力する
    図面文字配置支援システム。
  5. 請求項4に記載の図面文字配置支援システムにおいて、
    前記付加情報移動部は、前記付加情報を前記対応図形情報から遠ざかる方向へも所定送り距離ずつ移動させ、その後に前記所定送り幅だけ移動させて前記複数の配置を生成する
    図面文字配置支援システム。
  6. 請求項4又は5に記載の図面文字配置支援システムにおいて、
    前記干渉状態を数値的に評価する方法は、ペナルティ得点に基づいて行い、
    前記ペナルティ得点は、前記付加情報ごとに、全ての干渉状態について(前記干渉状態の種類に応じた重み係数×前記干渉状態の発生箇所+前記対応図形情報からの距離に応じた重み係数)を算出して合計し、それを前記複数の付加情報について合計して算出される
    図面文字配置支援システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の図面文字配置支援システムにおいて、
    前記複数の図面情報は、配管及び機器を含み、
    前記複数の付加情報は、前記配管の属性情報、前記機器の属性情報、寸法、取付高さ、取付位置、引き出し線及び寸法線を含む
    図面文字配置支援システム。
  8. 配置の変更が不可な複数の図形情報を図面に配置するステップと、
    前記複数の図形情報を前記図面に配置後に、配置の変更が可能な複数の付加情報を前記図面に配置するステップと、
    前記複数の図形情報と前記複数の付加情報とが干渉する干渉状態を数値的に評価し、前記干渉状態が相対的に小さくなるように、前記干渉を許可しながら前記複数の付加情報の各々を移動して、前記複数の付加情報の配置を決定するステップと
    を具備する
    図面文字配置支援方法。
  9. 請求項8に記載の図面文字配置支援方法において、
    前記複数の付加情報を前記図面に配置するステップは、
    前記付加情報を、前記複数の図形情報のうちの対応する図形情報である対応図形情報の予め設定された理想位置に配置するステップを備え、
    前記複数の付加情報の配置を決定するステップは、
    前記対応図形情報の周囲における前記付加情報の複数の配置について、前記付加情報と前記対応図形情報の周囲の他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、予め設定された評価基準で数値的に評価するステップと、
    前記付加情報における前記複数の配置での複数の評価結果を、前記複数の付加情報について取得して、前記複数の付加情報の最終的な配置を決定するステップと
    を備える
    図面文字配置支援方法。
  10. 請求項9に記載の図面文字配置支援方法において、
    前記複数の付加情報の配置を決定するステップは、
    前記理想位置に配置された前記付加情報と、前記対応図形情報の周囲の他の図形情報および他の付加情報との干渉状態を検査するステップと、
    前記理想位置の前記付加情報に関する干渉状態に基づいて、前記複数の付加情報の各々の優先順位を設定するステップと
    を更に備え、
    前記干渉状態を数値的に評価するステップは、
    前記複数の付加情報のうちの前記優先順位の上位の付加情報から順に、前記干渉状態を、前記評価基準で評価するステップを含む
    図面文字配置支援方法。
  11. 請求項9又は10に記載の図面文字配置支援方法において、
    前記干渉状態を数値的に評価するステップは、
    前記対応図形情報の周りに前記付加情報を所定送り幅ずつ移動させて複数の配置を生成するステップと、
    前記複数の配置の各々について、前記付加情報と前記対応図形情報の周りの他の図形情報及び他の付加情報との干渉状態を、予め設定された制約条件に基づいて数値的に評価するステップと、
    前記付加情報について、前記複数の配置での評価結果である複数の評価結果を出力するステップと、
    前記複数の付加情報の各々について、前記複数の評価結果を出力するステップと
    を含む
    図面文字配置支援方法。
  12. 請求項11に記載の図面文字配置支援方法において、
    前記複数の配置を生成するステップは、
    前記付加情報を前記対応図形情報から遠ざかる方向へも所定送り距離ずつ移動させ、その後に前記所定送り幅だけ移動させて前記複数の配置を生成するステップを含む
    図面文字配置支援方法。
  13. 請求項11又は12に記載の図面文字配置支援方法において、
    前記数値的に評価するステップにおいて、
    前記干渉状態を数値的に評価する方法は、ペナルティ得点に基づいて行い、
    前記ペナルティ得点は、前記付加情報ごとに、全ての干渉状態について(前記干渉状態の種類に応じた重み係数×前記干渉状態の発生箇所+前記対応図形情報からの距離に応じた重み係数)を算出して合計し、それを前記複数の付加情報について合計して算出される
    図面文字配置支援方法。
  14. 請求項8乃至13のいずれか一項に記載の図面文字配置支援方法において、
    前記複数の図面情報は、配管及び機器を含み、
    前記複数の付加情報は、前記配管の属性情報、前記機器の属性情報、寸法、取付高さ、取付位置、引き出し線及び寸法線を含む
    図面文字配置支援方法。
  15. 請求項8乃至14のいずれか一項に記載の図面文字配置支援方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017027205A (ja) * 2015-07-17 2017-02-02 日本精工株式会社 図面作成装置及び図面作成プログラム
JP2017068526A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 日本精工株式会社 図面作成装置及び図面作成プログラム
JP2019106151A (ja) * 2017-12-14 2019-06-27 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 プログラム、情報処理装置とその処理方法
JP7491440B1 (ja) 2023-06-19 2024-05-28 横河電機株式会社 図面解析装置、図面解析方法、および図面解析プログラム

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