JP2014126863A - レーザモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のレーザユニットを同一基板上にコンパクトに配置することを可能とするレーザモジュールを提供する。
【解決手段】シリコン基板10と、シリコン基板10上に配置され、第1LD素子21、第1LD素子21から出射されるレーザ光を導光するための第1導光部品31、41を含む第1レーザユニット91と、シリコン基板10上に配置され、第2LD素子22、第2LD素子22から出射されるレーザ光を導光するための第2導光部品32、42を含む第2レーザユニットを有し、シリコン基板10は、第1レーザユニット91を構成する部品の少なくとも1部が配置される第1平面、及び、第1平面に対して段差を有し且つ第2レーザユニットを構成する部品の少なくとも1部が配置される第2平面を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザモジュールに関し、特にレーザモジュールを構成する部品同士をコンパクトに配置することが可能なレーザモジュールに関する。
サブマウント上に、SHG素子及び半導体レーザの位置を調整した上で、紫外線硬化樹脂で固定した光導波路型波長変換デバイスモジュールが知られている(例えば、特許文献1参照)。位置調整では、最初にサブマウント上に半導体レーザを固定した後、コレットによってSHG素子を保持した状態で、SHG素子からの高調波出力を検出して、高調波出力が最大となる位置にSHG素子を配置した。その後、紫外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させ、サブマウント上にSHG素子を固定した。
また、光源モジュールから出射されて光ファイバに導入された光を光検出器で検出しながら、光源モジュールと光ファイバとの相対的な位置を調整する光学部品の製造方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。上記の製造方法では、相対的な位置を調整する場合に、光ファイバを保持しているステージをY軸方向(横方向)に移動させながら光検出器にて光の強度を測定し、測定結果が最大となる位置をY軸方向の調整位置としている。
特開2003−330054号公報 特開2008−191689号公報
特許文献1及び2は、1つのレーザ光を出力するための複数の部品を1セット、基板上に位置合わせを行って固定・配置しようとするものである。これに対して、近年、LD(レーザ・ダイオード)素子、光導波路型波長変換素子、及び光ファイバと同保持部材等から構成されるセットを複数セット、同一基板上に配置したいという要望が高くなってきている。これは、例えばレーザプロジェクタ等に対応するために、1つの基板に固定された3つの光ファイバから、R色レーザ光、G色レーザ光及びB色レーザ光を出力するためである。
上記のような、LD素子、光導波路型波長変換素子、及び光ファイバ保持部材等から構成されるセットを複数セット、基板上に配置する場合においても、各部品間の位置調整は高精度で行わなければならない。しかしながら、各部品を基板上に配置する実装装置の実装ヘッドが、既に配置されている他の部品と干渉してしまうことを防止するために、各部品間の距離を広く取らなければならないとう問題があった。このために、基板を大きくしなければならず、レーザモジュールを小型化することが難しく、更に、コストアップの要因となっていた。
本発明は、上記の課題を解決するためのレーザモジュールを提供することを目的とする。
また、本発明は、複数のレーザユニットを同一基板上にコンパクトに配置することを可能とするレーザモジュールを提供することを目的とする。
本発明に係るレーザモジュールは、シリコン基板と、シリコン基板上に配置され、第1LD素子、第1LD素子から出射されるレーザ光を導光するための第1導光部品を含む第1レーザユニットと、シリコン基板上に配置され、第2LD素子、第2LD素子から出射されるレーザ光を導光するための第2導光部品を含む第2レーザユニットを有し、シリコン基板は、第1レーザユニットを構成する部品の少なくとも1部が配置される第1平面、及び、第1平面に対して段差を有し且つ第2レーザユニットを構成する部品の少なくとも1部が配置される第2平面を有することを特徴とする。
本発明に係るレーザモジュールでは、第1LD素子及び第1導光部品は、シリコン基板に実装される順番に従って実装高さが高くなるように設定され、第2LD素子及び第2導光部品は、シリコン基板に実装される順番に従って実装高さが高くなるように設定されることが好ましい。
本発明に係るレーザモジュールでは、第1レーザユニットは、第1LD素子から出射されるレーザ光を導光するための第1導光部品とは異なる第3導光部品を有し、第2レーザユニットは、第2LD素子から出射されるレーザ光を導光するための第2導光部品とは異なる第4導光部品を有することが好ましい。
本発明に係るレーザモジュールでは、第1導光部品及び第3導光部品は、第1LD素子から出射されるレーザ光を波長変換して波長変換されたレーザ光を出射する第1波長変換素子、又は第1LD素子もしくは第1波長変換素子からの光を伝播する光ファイバと光ファイバを固定する第1サブ基板であり、第2導光部品及び第4導光部品は、第2LD素子から出射されるレーザ光を波長変換して波長変換されたレーザ光を出射する第2波長変換素子、又は第2LD素子もしくは第2波長変換素子からの光を伝播する光ファイバと光ファイバを固定する第2サブ基板であることが好ましい。
本発明に係るレーザモジュールでは、シリコン基板上に配置され、第1レーザユニットを構成する部品を固定するための第1マイクロバンプと、シリコン基板上に配置され、第2レーザユニットを構成する部品を固定するための第2マイクロバンプを更に有することが好ましい。
本発明に係るレーザモジュールでは、第1及び第2マイクロバンプは、Auから構成されるとともに、表面活性化接合により前記部品と固定されることが好ましい。
本発明に係るレーザモジュールでは、シリコン基板上に配置され、第3LD素子、第3LD素子から出射されるレーザ光を波長変換して波長変換されたレーザ光を出射する第3波長変換素子、第3波長変換素子からの光を伝播する第3光ファイバ、第3光ファイバを固定する第3サブ基板を含む第3レーザユニットを更に有し、シリコン基板は、第2平面に対して段差を有し且つ第3レーザユニットを構成する部品の少なくとも1部が配置される第3平面を更に有することが好ましい。
本発明に係るレーザモジュールでは、第1レーザユニットは第1光ファイバによってR色レーザ光を伝播し、第2レーザユニットは前記第2光ファイバによってG色レーザ光を伝播し、第3レーザユニットは前記第3光ファイバによってB色レーザ光を伝播することが好ましい。
本発明に係るレーザモジュールでは、第1レーザユニット、第2レーザユニット及び前記第3レーザユニットは、各ユニットが有する光ファイバによって、単色のレーザ光を伝播することが好ましい。
本発明によれば、基板に段差を設けているため、各ユニットを構成する部品を基板上に配置する実装装置の実装ヘッドが、既に配置されている他のユニットに含まれる部品と干渉しないので、複数のレーザ出力ユニットを同一基板上にコンパクトに配置することが可能となった。
レーザモジュールの斜視図である。 図1に記載のレーザモジュールの上面図である。 図2に記載のレーザモジュールのAA´断面図である。 レーザモジュールの製造工程を示すフローチャートである。 シリコン基板を形成する工程(1)を説明するための図である。 シリコン基板を形成する工程(2)を説明するための図である。 シリコン基板上にPPLN素子及びサブ基板を調芯実装するための実装装置100を説明するための図である。 (a)は吸着ヘッド移動機構の側面図であり、(b)は吸着ヘッド移動機構の平面図である。 ガラスヘッドへのシリコン基板の取り付けを説明するための図である。 PPLN素子の調芯実装を説明するための図である。 サブ基板の調芯実装を説明するための図である。 シリコン基板へのサブ基板の取り付けを説明するための図である。
以下図面を参照して、本発明に係るレーザモジュールについて説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
図1はレーザモジュール1の斜視図であり、図2はレーザモジュール1の上面図であり、図3は図2におけるレーザモジュール1のAA´断面図である。
図1に記載するように、シリコン基板10の平面上における部品間の左右方向をX軸、シリコン基板10の平面上における部品間の前後方向をY軸、シリコン基板10の平面からの高さ方向をZ軸と定めた。
レーザモジュール1は、シリコン基板10上に第1レーザユニット91、第2レーザユニット92、第3レーザユニット93、及びFPC60を配置したものである。第1レーザユニット91は、第1LD(レーザ・ダイオード)素子21、第1LD素子21から出射された光の波長変換を行うための光導波路型波長変換素子である第1PPLN(Periodically Poled Lithium Niobate)素子31、及び、シリコンから構成される第1サブ基板41、第1サブ基板41に固定された第1光ファイバ51等を含んで構成されている。
第2レーザユニット92は、第2LD素子22、第2PPLN素子32、第2サブ基板42、及び第2光ファイバ52等を含んで構成されている。また、第3レーザユニット93は、第3LD素子23、第3PPLN素子33、第3サブ基板43、及び第3光ファイバ53等を含んで構成されている。
FPC60は、ワイヤー71及びワイヤー72と、シリコン基板10上に配置された電極とを介して、第1LD素子21、第2LD素子22及び第3LD素子23へ電流を供給できるように構成されている。
第1レーザユニット91は、第1LD素子21から出射される波長1560nmのシングルモードレーザ赤外光を、第1PPLN素子31において780nmの赤色レーザ光に波長変換し、第1サブ基板41に固定されたシングルモード光ファイバ(SMF)51で伝播されるように構成されている。また、第2レーザユニット92は、第2LD素子22から出射される波長1064nmのシングルモードレーザ近赤外光を、第2PPLN素子32において532nmの緑色レーザ光に波長変換し、第2サブ基板42に固定されたシングルモード光ファイバ(SMF)52で伝播されるように構成されている。さらに、第3レーザユニット93は、第3LD素子23から出射される波長710nmのシングルモードレーザ近赤外光を、第3PPLN素子33において355nmの青色レーザ光に波長変換し、第3サブ基板43に固定されたシングルモード光ファイバ(SMF)53で伝播されるように構成される。
第1レーザユニット91〜第3レーザユニット93では、各LD素子から出射された光を効率良く各PPLN素子に入射できるように光結合されているが、光結合効率を高めるためには、両素子間には非常に高精度な位置合わせが求められる。同様に、各PPLN素子から出射される光を効率よく各光ファイバに入射できるように、PPLN素子とサブ基板間には非常に高精度な位置合わせが求められる。各光学素子間の位置合わせについては後述する。
シリコン基板10は、1次平面81、1次平面81から一段下がった2次平面82、及び2次平面から更に一段下がった3次平面83を有している。1次平面81には、第1レーザユニット91全体、及びFPC60の取り付け部分が配置されている。また、2次平面82には、第2レーザユニット92全体が配置されている。さらに、3次平面83には、第3レーザユニット93全体が配置されている。レーザモジュール1では、FPC60を他の部品と接続させるために、FPC60が同じ平面上に配置されるように、シリコン基板10を構成した。
図3に示す様に、各レーザユニットにおいて最も幅広の部品であるサブ基板は、w1(例えば、w1=1.8mm)の横幅を有し、h4(例えば、h4=0.6mm)の高さを有し、ピッチがp1(例えば、2.4mm)となるように、各平面上に配置されている。シリコン基板10は、w2(例えば、w2=7.4mm)の横幅を有し、1次平面81はh1(例えば、h1=0.60mm)の高さを有し、2次平面82はh2(例えば、h2=0.54mm)の高さを有し、3次平面83はh3(例えば、h3=0.48mm)の高さを有している。また、シリコン基板10の各段差s1(1次平面81及び2次平面82間の段差と、2次平面82及び3次平面83間の段差は同じ)を、0.06mmとした。なお、段差s1の値を決定する条件については後述する。
なお、上記の値は一例であって、これに限定されるものではない。また、シリコン基板10では、1次平面81及び2次平面82間の段差と、2次平面82及び3次平面83間の段差は同じとしたが、それに限定されるものではなく、後述する条件内であれば、別の値としても良い。さらに、サブ基板を含めた部品のシリコン基板10への実装方法、及びシリコン基板10に段差s1が設けられている理由については後述する。
図4は、レーザモジュール1の製造過程を説明するためのフロー図である。以下、図4に沿って、レーザモジュール1の製造過程を説明する。
最初に、シリコン基板10に、2次平面82及び3次平面83を形成する(図4のS10)。2次及び3次平面の形成は、高さh1を有する平面平板のシリコン板を切削処理して行った。
次に、シリコン基板10の上にマイクロバンプを形成する(図4のS11)。以下、図5及び図6を利用して、シリコン基板10上にマイクロバンプを形成する過程をより詳しく説明する。なお、図5及び図6では、3次平面83上に形成される第3レーザユニット93用のマイクロバンプについて説明しているが、1次平面81上に形成される第1レーザユニット91用のマイクロバンプ及び2次平面82上に形成される第2レーザユニット92用のマイクロバンプも同様に行われる。
図5(a)は、シリコン基板10の3次平面83における断面図である。
まず、シリコン基板10全体を酸化性雰囲気中で加熱して、シリコン基板10の3次平面83上にSiO2(二酸化ケイ素)薄膜11を形成する。次に、SiO2薄膜11上に蒸着によってTi(チタン)薄膜12を形成する。さらに、Ti薄膜12上に蒸着によって厚さ3μmのAu層13を成膜する(図5(b)参照)。Au層13は、蒸着の他に、スパッタリング又は電気メッキ法等によって形成しても良い。なお、SiO2薄膜11は、シリコン基板10と後述するマイクロバンプ18との間を絶縁する絶縁層として機能する。また、Ti薄膜12は、SiO2薄膜11とAu層13との密着性を高めるために形成されている。
次に、Au層13上に、フォトレジスト層14を形成し、マスク層15を配置して、マスク層15に対応したフォトレジスト14´が形成されるように紫外線の照射を行う(図5(c)参照)。
次に、ドライエッチングによりフォトレジスト14´が形成された部分以外のAu層13及びTi薄膜12をエッチングして、Au層パターン13´を形成する(図5(d)参照)。なお、ドライエッチングの代わりに、ウエットエッチングによりAu層パターン13´を形成しても良い。
次に、フォトレジスト14´を除去したのち、再度フォトレジスト層15を形成し、マスク層16を配置して、マスク層16に対応したフォトレジスト15´が形成されるように紫外線の照射を行う(図6(a)参照)。
次に、ドライエッチングによりフォトレジスト15´が形成された部分以外のAu層パターン13´をハーフエッチングして、マイクロバンプ18−1、18−2及び18−3を形成する(図6(b)参照)。なお、ドライエッチングの代わりに、ウエットエッチングによりマイクロバンプ18−1、18−2及び18−3を形成しても良い。なお、ハーフエッチングとは、フォトレジスト15´が形成された部分以外を全て除去するのではなく、一部が残るようにエッチングを行うことを言う。本例では、フォトレジスト15´が形成された部分以外では、Au層パターン13´の厚さが1μmになるまでエッチングを行っている。
次に、フォトレジスト15´を除去して、シリコン基板上にマイクロバンプ18−1、18−2及び18−3の形成を完了する(図6(c)参照)。マイクロバンプ18−1、18−2及び18−3は、複数の高さ2μmで直径5μmの円柱状の突起が10〜25μmピッチで左右均等に配置されたものである。
上述したように、図5(a)〜図6(c)の工程によって、シリコン基板10の3次平面83上にマイクロバンプを形成する(図4のS11参照)。なお、マイクロバンプの突起の形状、高さ、幅、ピッチ等は一例であって、上記に限定されるものではない。マイクロバンプ18−1、18−2及び18−3は、スパッタリングによって形成されたAu層13に基づいており、且つハーフエッチングによって成形されているため、マイクロバンプ18−1、18−2及び18−3に含まれる全ての突起の高さは高精度に均一化されている。
次に、シリコン基板10上の第3LD素子23用のマイクロバンプ18−1の表面及び、第3LD素子23の接合Au面の活性化処理を行い(図4のS12)、第3LD素子23をマイクロバンプ18−1上に実装する(図4のS13)。同様に、シリコン基板10の2次平面82上に第2LD素子22を実装し、次に、シリコン基板10の1次平面81上に第1LD素子21を実装する。
表面活性化処理では、マイクロバンプ18−1及び第3LD素子23の接合面の表面を覆っている酸化膜又はコンタミ等の不活性層を、プラズマ洗浄処理する。表面活性化処理によって、マイクロバンプ18−1の上部に所定の荷重を加えて第3LD素子23を実装するだけで、第3LD素子23はマイクロバンプ18−1上に表面活性化結合により固定される。また、第3LD素子23は、マイクロバンプ18−1を介して、シリコン基板10上に形成された電極と電気的に接続される。第3LD素子23の実装は、予めシリコン基板10に付されたアライメントマークを利用して、不図示の電子部品を回路基板上に装着する実装器により行う。なお、第1LD素子21及び第2LD素子22の実装についても同様である。また、第3LD素子23の実装を、後述する実装装置100を利用して行っても良い。
次に、シリコン基板10の1次平面81にFPC60を接合し(図4のS14)、シリコン基板10の3次平面83上に形成され且つ第3LD23と電気的に接続されている電極とFPC60とをワイヤー71及びワイヤー72でワイヤボンド配線する(図4のS15)。同様に、シリコン基板10の2次平面82上に形成され且つ第2LD22と電気的に接続されている電極とFPC60とをワイヤー71及びワイヤー72でワイヤボンド配線する。また、シリコン基板10の1次平面81上に形成され且つ第1LD21と電気的に接続されている電極とFPC60とをワイヤー71でワイヤボンド配線する。なお、FPC60の接合は、低温熱圧着テープ、接着剤、及び両面テープなどを用いて行う。
次に、シリコン基板10上の第3PPLN素子33用のマイクロバンプ18−2の表面及び、第3PPLN素子33の接合Au面の活性化処理を行い(図4のS16)、第3PPLN素子33をマイクロバンプ18−2上に調芯実装する(図4のS17)。表面活性化処理によって、マイクロバンプ18−2の上部に所定の荷重を加えて第3PPLN素子33を実装するだけで、第3PPLN素子33はマイクロバンプ18−2上に表面活性化結合により固定される。同様に、シリコン基板10の2次平面82上に第2PPLN素子32を実装し、次に、シリコン基板10の1次平面81上に第1PPLN素子11を実装する。以下、図7〜図10を用いて、第3PPLN素子33の調芯実装について説明するが、第1PPLN素子31及び第2PPLN素子32の調芯実装についても同様である。
図7はシリコン基板上にPPLN素子及びサブ基板を調芯実装するための実装装置100を説明するための図である。
図7に示す実装装置100は、Z軸方向に移動可能な吸着ヘッド移動機構101、X軸及びY軸方向に移動可能なガラスヘッド102、及びシリコン基板10上のLD素子、PPLN素子又は光ファイバから出射される光を検出するための検出部103等を有している。また、実装装置100は、図10及び図11を用いて後述するが、LD素子を駆動する駆動部105、検出部103からの検出出力に基づいて、駆動部105、ヘッド移動機構101及びガラスヘッド102を制御する制御部104等を有している。なお、吸着ヘッド移動機構101は、光学素子を吸着するための吸着ヘッド110を図中の下部に備えている。さらに、制御部104は、CPU及び所定のメモリ等を含むPC等から構成される。
図8(a)は吸着ヘッド移動機構の側面図であり、図8(b)は吸着ヘッド移動機構の平面図である。
吸着ヘッド移動機構101は半径r2(例えば、r2=13mm)の略円柱状の形状をしており、その下部に直方体状の吸着ヘッド110を備えている。吸着ヘッド110の下面には、3つの吸着孔112が設けられており、不図示のサクション機構によって吸着ヘッド110の下面に光学素子を吸着できるように構成されている。吸着ヘッド110の下面は、横幅はr1(例えば、r1=3mm)及び縦幅はr3(例えば、r3=8mm)である。
図9は、ガラスヘッドへのシリコン基板の取り付けを説明するための図である。
ガラスヘッド102の表面はガラスで構成されており、2つの吸着孔114が設けられており、不図示のサクション機構によってガラスヘッド102の表面にシリコン基板10を吸着できるように構成されている。また、図9に示すように、ガラスヘッド102上には、L字状の形状を有する位置決めプレート106が固定されている。プレート106は、プレート上に設けられたネジ孔107を利用して、不図示の固定部にネジによって固定されている。シリコン基板10をL字状の角部に配置して、2つの吸着孔114で吸着すれば、シリコン基板10を容易にガラスヘッド102上に固定することができる。
図10は、PPLN素子の調芯実装を説明するための図である。
制御部104は、駆動部105を制御して、第3LD素子23からレーザ光を出射させ、吸着ヘッド移動機構101を制御して、吸着ヘッド110に吸着された第3PPLN素子33を、マイクロバンプ18−2と接しないように、その直上で一旦停止させる。この状態では、第3LD素子23から出射したレーザ光が第3PPLN素子33へ入射し、第3PPLN素子33から、波長変換されたレーザ光が出射する。
次に、制御部104は、第3PPLN素子33から出射した波長変換されたレーザ光を検出部103で検出しながら、ガラスヘッド102を制御してX軸及びY軸方向に移動させ、最も検出出力が強い位置で、ガラスヘッド102を固定する。この状態では、X軸方向及びY軸方向(図1参照)における、3LD素子23と第3PPLN素子33との位置が調整されたこととなる。
次に、制御部104は、吸着ヘッド移動機構101を制御して、吸着ヘッド110に吸着された第3PPLN素子33を、マイクロバンプ18−2上から所定の荷重を印加しながら押圧し、マイクロバンプ18−2上に固定させる。前述したように、第3PPLN素子33はマイクロバンプ18−2上に表面活性化結合により固定される。マイクロバンプは、上部から押圧されることにより、その形状がつぶれるので、第3PPLN素子33のZ軸方向の位置を任意の位置に調整することが可能である。この状態で、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向(図1参照)における、第3LD素子23と第3PPLN素子33との位置が調整され且つ固定されたこととなる。なお、LD素子に対するPPLN素子のZ軸方向の最適位置(最適間隔)は、予め判明しているものとする。
次に、シリコンから構成される第3サブ基板43に第3光ファイバ53を固定する(図4のS18)。ここでは、第3光ファイバ53の端部が、第3サブ基板43のPPLN素子側の端部に配置されるように、第3光ファイバ53を接着材により第3サブ基板43内に設けられた溝部(不図示)に固定する。
次に、シリコン基板10上の第3サブ基板43用のマイクロバンプ18−3の表面及び、第3サブ基板43の接合Au面の活性化処理を行い(図4のS19)、第3サブ基板43をマイクロバンプ18−3上に調芯実装する(図4のS20)。表面活性化処理によって、マイクロバンプ18−3の上部に所定の荷重を加えて第3サブ基板43を実装するだけで、第3サブ基板43はマイクロバンプ18−3上に表面活性化結合により固定される。同様に、シリコン基板10の2次平面82上に第2サブ基板42を実装し、次に、シリコン基板10の1次平面81上に第1サブ基板41を実装する。以下、図11を用いて、第3サブ基板43の調芯実装について説明するが、第1サブ基板41及び第2サブ基板42の調芯実装も同様である。
図11は、サブ基板の調芯実装を説明するための図である。
制御部104は、駆動部105を制御して、第3LD素子23から出射したレーザ光が調芯実装済みの第3PPLN素子33へ入射し、第3PPLN素子33から、波長変換されたレーザ光を出射させる。次に、制御部104は、吸着ヘッド移動機構101を制御して、吸着ヘッド110に吸着された第3サブ基板43を、マイクロバンプ18−3と接しないように、その直上で一旦停止させる。この状態では、第3PPLN素子33から出射した波長変換されたレーザ光が、光ファイバ53の一端部から入射している。また、検出部103は、光ファイバ53の他端部に取り付けられたコネクタ(不図示)を介して、光ファイバ53に入射した波長変換されたレーザ光の光量を検出できるように設定されている。
次に、制御部104は、光ファイバ53の他端部から出射した波長変換されたレーザ光を検出部103で検出しながら、ガラスヘッド102を制御してX軸及びY軸方向に移動させ、最も検出出力が強い位置で、ガラスヘッド102を固定する。この状態では、X軸方向及びY軸方向(図1参照)における、第3PPLN素子33と第3サブ基板43の位置が調整されたこととなる。
次に、制御部104は、吸着ヘッド移動機構101を制御して、吸着ヘッド110に吸着された第3サブ基板43を、マイクロバンプ18−3上から所定の荷重を印加しながら押圧し、マイクロバンプ18−3上に固定させる。前述したように、第3サブ基板43はマイクロバンプ18−3上に表面活性化結合により固定される。マイクロバンプは、上部から押圧されることにより、その形状がつぶれるので、第3サブ基板43のZ軸方向の位置を任意の位置に調整することが可能である。この状態で、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向(図1参照)における、第3PPLN素子33と第3サブ基板43との位置が調整され且つ固定されたこととなる。なお、PPLN素子に対するサブ基板のZ軸方向の最適位置(最適間隔)は、予め判明しているものとする。
図4に示すS10〜S20を行うことによって、シリコン基板10上に、第1レーザユニット91が1次平面81上に調整且つ固定され、第2レーザユニット92が2次平面82に調整且つ固定され、第3レーザユニット93が3次平面83上に調整且つ固定される。
図12(a)はシリコン基板に段差がない場合におけるサブ基板の取り付けを説明するための図であり、図12(b)はシリコン基板に段差がある場合におけるサブ基板の取り付けを説明するための図である。ここでは、図12(b)の状況が、上述したレーザモジュール1に対応している。
図8に示したように、吸着ヘッド110はr1(例えば、r1=3mm)の横幅を有している。図12(a)を参考として、このような吸着ヘッド110にw1(例えば、w1=1.8mm)の横幅を有するサブ基板を吸着させ、段差の無いシリコン基板200上へ実装する場合について考察する。更に、図4を用いて説明したように、最初に第3レーザユニット93を実装し、次に、第2レーザユニット92を実装し、最後に第1レーザユニット91を実装する場合について考察する。なお、レーザモジュール1を構成する部品の内、実装装置100によって実装する部品で最も横幅が広い部品(光学部品)が、サブ基板であったため、サブ基板の実装を例にして以下の説明を行う。
上記の場合、最初に第3サブ基板43を実装した後に、第2サブ基板42を実装することとなる。吸着ヘッド110が横幅r1を有しているため、吸着ヘッド110と既に実装されている第3サブ基板43とが衝突しないようにしなければならない。また、第2サブ基板42の調芯実装時には、ガラスヘッド102をX軸方向に移動させることから、X軸方向の移動も考慮に入れる必要がある。このような理由によって、図12(a)では、第3サブ基板43のX軸方向の端部と吸着ヘッド110の端部との間に、間隔q2(例えば、q2=0.4mm)を確保している。すなわち、サブ基板同士のピッチはp2(例えば、p2=2.8mm)となり、シリコン基板200はw3(例えば、w3=8.4mm)の横幅が必要であった。
これに対して、レーザモジュール1では、サブ基板を実装する平面が、段差s1を有する階段上に構成されている。したがって、最初に第3サブ基板43を実装した後に、第2サブ基板42を実装する場合でも、吸着ヘッド110と既に実装されている第3サブ基板43とが干渉することがない。したがって、サブ基板の調芯実装時における、ガラスヘッド102のX軸方向の移動のみ、考慮すればよい。即ち、図12(a)では、p2≧(r1+w1)/2の関係を満足しなければならないが、図12(b)では、p1≧w1の関係を満足すれば良い。また、r1>w1であるので、サブ基板同士のピッチはp2>p1(例えば、p1=2.4mm)となる。したがって、シリコン基板10はw3>w2(例えば、w2=7.2mm)の横幅となって、シリコン基板の横幅を小さくすることができた。
以下、段差s1の条件について考察する。なお、シリコン基板10上の段差は全て同じ値であり、同じ部品の高さは全て同じ高さと仮定している。
レーザモジュール1では、最初に3次平面83の第3LD素子23、次に2次平面82の第2LD素子22、次に1次平面81の第1LD素子21と実装し、LD素子の実装を完了する(図4のS13参照)。続いて、3次平面83の第3PPLN素子33、次に2次平面82の第2PPLN素子32、次に1次平面81の第1PPLN素子31と実装し、PPLN素子の実装を完了する(図4のS17参照)。続いて、3次平面83の第3サブ基板43、次に2次平面82の第2サブ基板42、次に1次平面81の第1サブ基板41と実装し、サブ基盤の実装を完了する(図4のS20参照)。
同じ平面上で考慮すれば、LD素子、PPLN素子、サブ基板の順に実装していくので、部品の高さが、実装順に高くなるように設定する必要がある(条件1)。即ち、レーザモジュール1では、(LD素子の高さ)<(PLLN素子の高さ)<(サブ基板の高さ(h4))となる。
段差s1は、実装部品の中で、一番高さの低い部品(即ちLD素子)の高さよりも低くする必要がある。そうしないと、吸着ヘッド110が段差と干渉して、LD素子を実装することができなくなる。即ち、s1<(一番高さの低い部品の高さ)となる(条件2)。即ち、レーザモジュール1では、s1<(LD素子の高さ)となる。
更に、段差s1は、吸着ヘッドと干渉する領域であって他平面に既に実装されている部品の高さと、これから実装を行う部品の高さと、の差より小さくする必要がある(条件3)。なお、吸着ヘッド110は充分に大きく、レーザモジュール1に実装される部品の全てが干渉が生じる可能性がある領域に実装されるものとする。例えば、2次平面82において、第2PPLN素子32を実装する場合、1次平面81に既に実装されている第1LD素子21と吸着ヘッドが干渉しないようにするためには、s1<(PPLN素子の高さ)−(LD素子の高さ)となる。同様に、2次平面82において、第2サブ基板42を実装する場合、1次平面81に既に実装されている第1PPLN素子31と吸着ヘッドが干渉しないようにするためには、s1<(サブ基板の高さ)−(PPLN素子の高さ)となる。
以上の条件1〜3を満足するように段差s1が定められると、吸着ヘッド110と干渉を起こさずに、シリコン基板10の幅をコンパクトにすることが可能となる。なお、マイクロバンプ18のつぶし量は最大でも2μm程度であるので、条件1〜3による段差量を考える上では、考慮に入れなくても良い。しかしながら、段差s1が0(ゼロ)であるとマイクロバンプのつぶし量によって問題が生じる可能性があるので、段差s1は、マイクロバンプをつぶしてZ軸調整を行う可能性がある最大距離(最大押し込み量)より大きい必要がある(条件4)。即ち、レーザモジュール1では、s1>0.002となる。
レーザモジュール1において、第1LD素子21〜第3LD素子23の高さは0.14mm、第1PPLN素子31〜第3PPLN素子33の高さは0.5mm、第1サブ基板41〜第3サブ基板43の高さ(h4)は0.6mmである。また、(PPLN素子の高さ)−(LD素子の高さ)は0.36mm、(サブ基板の高さ)−(PPLN素子の高さ)は0.1mmである。そこで、上記の条件1〜4を満足するために、s1を0.06mmに設定した。なお、上述した数値は一例であって、これらに限定されるものではなく、レーザモジュールを構成する部品に合わせて、条件1〜4を満足するように、s1の値を適宜設定することが可能である。
上述したレーザモジュール1は、投影用のレーザプロジェクタに対応するために、第1レーザユニット91〜第3レーザユニット93から、R色レーザ光、G色レーザ光及びB色レーザ光を出射することができるモジュールとして構成した。しかしながら、例えば、第1レーザモジュール91〜第3レーザモジュール93から全てR色レーザ光を出射して、高出力R色レーザ光を出射するレーザモジュールとして構成しても良い。なお、その場合、出射するレーザ光は、G色レーザ光であって、B色レーザ光であっても良い。
さらに、単色のレーザ光を複数出射するレーザモジュールの場合等であれば、レーザモジュールに含まれるレーザユニットの個数は3つに限定されるものではなく、各レーザユニットが段差のある平面上に実装されるのであれば、2以上の任意の個数であって良い。
上述したレーザモジュールでは、各レーザモジュールは、LD素子、PPLN素子及び光ファイバを固定したサブ基板を有していたが、各レーザモジュールは、LD素子及びPPLN素子のみを有していても良いし、LD素子及び光ファイバを固定したサブ基板のみを有していても良い。また、PPLN素子及び光ファイバを固定したサブ基板は、LD素子から出射されたレーザ光を導光するという意味合いで、導光部品と解釈することができる。
1 レーザモジュール
10 シリコン基板
18−1、18−2及び18−3 マイクロバンプ
21、22、23 LD素子
31、32、33 PPLN素子
41、42、43 サブ基板
51、52、53 光ファイバ
60 FPC
81 1次平面
82 2次平面
83 3次平面
91、92、93 レーザユニット
100 実装装置
102 ガラスヘッド
103 検出部
104 制御部
110 吸着ヘッド

Claims (9)

  1. レーザモジュールであって、
    シリコン基板と、
    前記シリコン基板上に配置され、第1LD素子、前記第1LD素子から出射されるレーザ光を導光するための第1導光部品を含む第1レーザユニットと、
    前記シリコン基板上に配置され、第2LD素子、前記第2LD素子から出射されるレーザ光を導光するための第2導光部品を含む第2レーザユニットと、を有し、
    前記シリコン基板は、前記第1レーザユニットを構成する部品の少なくとも1部が配置される第1平面、及び、前記第1平面に対して段差を有し且つ前記第2レーザユニットを構成する部品の少なくとも1部が配置される第2平面を有する、
    ことを特徴とするレーザモジュール。
  2. 前記第1LD素子及び第1導光部品は、前記シリコン基板に実装される順番に従って実装高さが高くなるように設定され、
    前記第2LD素子及び第2導光部品は、前記シリコン基板に実装される順番に従って実装高さが高くなるように設定される、請求項1に記載のレーザモジュール。
  3. 前記第1レーザユニットは、前記第1LD素子から出射されるレーザ光を導光するための前記第1導光部品とは異なる第3導光部品を有し、
    前記第2レーザユニットは、前記第2LD素子から出射されるレーザ光を導光するための前記第2導光部品とは異なる第4導光部品を有する、請求項1又は2に記載のレーザモジュール。
  4. 前記第1導光部品及び第3導光部品は、前記第1LD素子から出射されるレーザ光を波長変換して波長変換されたレーザ光を出射する第1波長変換素子、又は前記第1LD素子もしくは前記第1波長変換素子からの光を伝播する光ファイバを固定する第1サブ基板であり、
    前記第2導光部品及び第4導光部品は、前記第2LD素子から出射されるレーザ光を波長変換して波長変換されたレーザ光を出射する第2波長変換素子、又は前記第2LD素子もしくは前記第2波長変換素子からの光を伝播する光ファイバを固定する第2サブ基板である、請求項3に記載のレーザモジュール。
  5. 前記シリコン基板上に配置され、前記第1レーザユニットを構成する部品を固定するための第1マイクロバンプと、
    前記シリコン基板上に配置され、前記第2レーザユニットを構成する部品を固定するための第2マイクロバンプと、を更に有する、請求項1〜4の何れか一項に記載のレーザモジュール。
  6. 前記第1及び第2マイクロバンプは、Auから構成されるとともに、表面活性化接合により前記部品と固定される、請求項5に記載のレーザモジュール。
  7. 前記シリコン基板上に配置され、第3LD素子、前記第3LD素子から出射されるレーザ光を波長変換して波長変換されたレーザ光を出射する第3波長変換素子、前記第3波長変換素子からの光を伝播する第3光ファイバ、前記第3光ファイバを固定する第3サブ基板を含む第3レーザユニットを更に有し、
    前記シリコン基板は、前記第2平面に対して段差を有し且つ前記第3レーザユニットを構成する部品の少なくとも1部が配置される第3平面を更に有する、請求項1〜6の何れか一項に記載のレーザモジュール。
  8. 前記第1レーザユニットは前記第1光ファイバによってR色レーザ光を伝播し、前記第2レーザユニットは前記第2光ファイバによってG色レーザ光を伝播し、前記第3レーザユニットは前記第3光ファイバによってB色レーザ光を伝播する、請求項7に記載のレーザモジュール。
  9. 前記第1レーザユニット、前記第2レーザユニット及び前記第3レーザユニットは、各ユニットが有する光ファイバによって、単色のレーザ光を伝播する、請求項7に記載のレーザモジュール。
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