JP2014124543A - Voc汚染地下水の揚水ばっ気処理方法及び処理装置 - Google Patents

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【課題】 本発明は、従来のVOC汚染地下水の揚水に伴うばっ気処理装置が、外部から見えない密閉型ではなく、また処理の必要に応じて組立てが自由自在にできるものでなかった欠点を改善した比較的小型で密閉型の処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、直列又は並列に必要数連結するばっ気水槽体1,ばっ気ブロア6及び活性炭吸着槽体5を設けて成るユニットにVOC汚染の地下揚水を通過させ、汚染濃度を漸次減少せしめて浄化する処理方法である。また、揚水井に連設する原水流入管がFRP製ばっ気水槽体に連通し、このばっ気水槽体は内部にFRP製の気液混合樹脂層部材を設けるとともに外部にばっ気ブロアを設け、前記ばっ気水槽体に活性炭吸着槽体を連設して成るユニットを直列又は並列に必要数連結して成る処理装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、揮発性有機化合物(以下、VOCという。)による汚染地下水の揚水ばっ気処理の方法及び装置に関するものである。
従来、VOC汚染地下水の揚水に伴うばっ気処理装置としては、次のような特許文献が公知となっている。
特許第3716226号公報 特許第4923266号公報
これらのシステムや装置には、ブロワ、ポンプ、噴流発生凾、回収装置や気水分離部、汚染水ばっ気装置についての記載はあるが、全装置が外部から見えない密閉型のものではないし、処理の必要に応じて組立てが自由自在にできるものではないし、処理装置の設置のためのスペースが比較的広大で不経済なものである。
そこで、本発明は、従来のこのような処理装置の欠点を改善した処理方法と比較的小型で密閉型の処理装置を提供することを目的とするものである。
トリクロロエチレンに代表されるVOCは非常に優れた洗浄剤として1980年代頃までは広く使用されていたが、1990年代よりその発がん性が問題となり、土壌汚染対策法(平成14年法律第53号)では第1種特定有害物質として規制の対象となっている。
発明者らは、VOCで汚染された地下水を揚水してばっ気することでVOCを除去し、排水基準濃度以下になった処理水を排出する装置について、開発から施工に至るまで長期にわたり取り組んで来たが、開発の目的は、装置の製作費、運転・保守費を最少とする経済性を旨とするところにある。したがって、いたずらに広い適用性や高性能を求めることはせず、ある程度は使用条件が限定されることを想定している。
本発明は、直列又は並列に必要数連結するばっ気水槽体,ばっ気ブロア及び活性炭吸着槽体を設けて成るユニットにVOC汚染の地下揚水を通過させ、汚染濃度を漸次減少せしめて浄化する処理方法である。
また本発明は、揚水井に連設する原水流入管がFRP製ばっ気水槽体に連通し、このばっ気水槽体は内部にFRP製の気液混合樹脂層部材を設けるとともに外部にばっ気ブロアを設け、前記ばっ気水槽体に活性炭吸着槽体を連設して成るユニットを直列又は並列に必要数連結して成る処理装置である。
(1)装置全体が比較的小型である。
本機単体の大きさは、1200mm×1000mm(ばっ気水槽体と活性炭吸着槽体が一体構造でコンパトである。)で、制御盤が900mm×500mmであり、これらの部材を収容設置するコンテナの大きさは6100mm×2500mmである。
(2)装置全体が比較的軽量である。
本機単体の乾燥重量は200kgで、制御盤は200kgである。コンテナに内蔵した場合の全重量は3500kgという軽量である。
したがって、10tトラックに積載して運搬することができる。
(3)装置全体は遮蔽性が高い。
鋼板製コンテナに内蔵され、内部に吸音材を兼ねた保温材が巻かれているので、ブロワやポンプなどの電動機の音は完全に遮断され、外部からは全く視認できない。
(4)装置全体は高耐食性でかつ安価である。
他社製品と比較すると、構造が簡単な上に、ばっ気水槽体と活性炭吸着槽体はFRPによって構成するものであるから高耐食性があり、価格が安く抑えられ、経済性の高い装置となる。
(5)装置内部の組合せの自由度が高い。
本機体の設置は、並列又は直列に自由に選択することができ、数機直列や数機並列という設置場所の状況に合わせて任意に配置組合せて連結することができる。また、本機体を設置したコンテナを積み上げることによって、2階建て・3階建てとして設置面積を最小限にすることができ、その場合でも内部のばっ気水槽を外部から視認することはできない。
(6)装置の増設と部分撤去が可能かつ簡単である。
処理水量や濃度の変化に応じ、本機体の運転開始後において増設したり、部分撤去したりすることが簡単にでき、施設の運転を短時間の停止で切り換えることができる。
(7)装置全体の設置工事が迅速かつ容易にできる。
小型軽量であることから、設置工事を安価にかつ安全に行うことができる。
(8)装置内におけるばっ気効率は良好である。
ばっ気水槽体内に設置した気液混合樹脂層部材によって、通常より高いばっ気効率が得られる。
(9)ばっ気水槽体の内部は、透明アクリル蓋板を通して視認ができる。この蓋板の取外しは、特殊ナットにより工具なしで可能である。
(10)ばっ気水槽体のエアー散気管は、汚泥膜(皮膜)等による詰りが起りにくい構造となっている。
(11)付属エアコンにより、夏季の井水温度による結露(機械室の水たまり)の発生を防止している。
(12)小袋分けした活性炭使用により、活性炭吸着槽体内における活性炭の交換を容易に行うことができるようになる。
本装置の施工例を示すフローチャート 本装置の基本ユニットの直列状態を示す平面図 一ユニットの平面図 一ユニットの側面図 排水基準の合格範囲を示すグラフ VOCに対するばっ気揮散度を示すグラフ VOCを十分ばっ気したときを示すグラフ
まず本装置の概要を図1のフローチャートに示す。本装置は、汚染対策井戸から揚水された地下水を処理するための装置であり、ばっ気水槽体、ばっ気ブロア、活性炭吸着槽体の3つの部材を組み合わせたシンプルな構成(以下、ユニット型と呼ぶ。)である。図2は2基のユニットを直列に組み合わせた例を示し、必要に応じてユニット数を増減することは可能である。ばっ気によって水中のVOC濃度を低下させ、ばっ気中に揮散したVOCを活性炭によって吸着処理して大気に排出し、一方、VOC濃度が低下した処理水は排出する。
地下水にはVOC以外にFe、Mn、Ca、Si他の成分が含まれ、装置内にその汚泥が付着・沈殿するから、その清掃を必要とするが、シンプルな構造であるため、清掃作業はきわめて容易である。
次に、試験方法について説明する。
ばっ気性能表示方法において除去性能を表示する方法は、グラフは図5に示す形式に表示した。横軸を地下水(原水)のVOC濃度(mg/L)、縦軸を除去率(%)と定義する。この定義によれば、或るVOC濃度X(mg/L)の地下水が、処理によって排水基準A(mg/L)に一致した時の除去率Y(%)とすると、次の〔数式1〕が成立する。
Figure 2014124543
例えば、トリクロロエチレン(以下、TCEとする。)の排水基準は0.3(mg/L)である。上式〔1〕のAに0.3を代入し、XとYの関係を図5のグラフの中に曲線で示す。このグラフ上に処理結果をプロットすると、曲線の左上にあれば処理水は排水基準をクリアしており、右下にあれば排水基準をクリアしていないことが明確に表現される。A(mg/L)を、TCEの環境基準0.03(mg/L)に置き換えれば、同様の判定を容易にすることができ、処理装置の性能を表示する目的に適したものである。
以上の試験結果について考察する。
1.ばっ気によるVOCの除去率の理論的算定について
ばっ気によってVOC除去率が、どのような値になるかを理論的に推定する方法について検討した内容を、以下説明する。
(1)ヘンリーの法則
液相と気相が接して存在する場合、ある気体成分の気相中の分圧と液相中のモル濃度は、ヘンリー定数によって定まることはよく知られている。各種のVOCのヘンリー定数については、次の参考文献に多数の研究者が実験で求めたデータが掲載されている。このデータを利用してばっ気により水中のVOCが空気中に理論的にどの程度揮散するかを考察した。ここに参考文献とは、次のものをいう。Compilation
of Henry's Law Constants for Inorganic and Organic Species of Potential
Importance in Environmental Chemistry, Rolf Sander Air Chemistry Department,
Max-Planck Institute of Chemistry (http://www.rolf-sander.net/henry/henry.pdf) 2012.8.21
(2)各種VOCのヘンリー定数
前記参考文献には、一つのVOCについて多数の実験者が実施した結果が列記されており、比較的バラツキが大きいためにどの値を使用したらよいか迷うことになる。表1は、参考文献から代表的VOCのヘンリー定数kHを平均して求めたものである。実験者によっては他とかけ離れた数値の場合があり、その場合は除外するなどしているので主観的な数値で、あくまでも参考である。
Figure 2014124543
(3)平衡式
ここで、ヘンリー定数を利用して下記のモデルを仮定して理論的ばっ気効率を求めた。密閉された容器(Q+1(L))に濃度がa(mg/L)のVOC汚染水1(L)が入れられており、残りの空間Q(L)には清浄な空気が入っているとする。この容器をよく振とうして水中のVOCの一部を気相に揮散させ、平衡状態とする。1気圧、20℃の条件下で行うとし、気相に移動したVOCをx(mg)とする。Q(L)の空気中のVOCの分圧は、次の〔数式2〕となる。
Figure 2014124543
ここで、n=空気中のVOCのモル数、R=理想気体定数=8.31(J/K・mol)、T=273+20=293(K)、M=VOCの分子量である。
一方、水中に残留するVOCの量は、a−x(mg/L)であるから、水中のVOCのモル分率は、次の〔数式3〕となる。
Figure 2014124543
ヘンリーの法則は〔数式2〕と〔数式3〕の関係を定めるもので、次の〔数式4〕で表される。
Figure 2014124543
〔数式4〕におけるkH,invは表1のkHとは逆数の関係にあり、kH・kH,inv=55.3の関係からkH,invを求めて代入しなければならない。kHは絶対値が大きいと、VOCが水に溶けやすく、揮散し難い。すると、ばっ気処理が困難になる。一方、逆数の関係にあるkH,invは数値が大きいとVOCが水に溶け難く揮散し易いので、ばっ気が簡単になる。〔数式4〕の両辺の単位は、Paであるので〔数式5〕でkH,invをパスカル(Pa)に換算した値を表1に併せて示している。
Figure 2014124543
〔数式2〕、〔数式3〕、〔数式5〕を〔数式4〕に代入する。
Figure 2014124543
xについて解くと、
Figure 2014124543
〔数式7〕はa(mg/L)のVOC汚染水の1(L)をQ(L)の清浄な空気で、十分な時間をかけてばっ気した場合、x(mg)のVOCが空気相に移動し、水中にa−x(mg)が残留して平衡に達することを意味している。
(4)各種VOCのばっ気効率の推定
〔数式7〕を利用してばっ気によってどの程度の揮散が生じるかを代表的なVOCについて計算したものが図6である。横軸は汚染水に対するばっ気空気量の倍数(空気体積/水体積)で、縦軸は水中の残留率である。図中で、1,1,2−トリクロロエタンは極めて揮散し難く、1,1−ジクロロエチレンは揮散し易い性質を持っていることがわかる。
2.ばっ気効率の改善について
空気と汚染水を一度に撹拌してばっ気する方法は、最も効率的なばっ気方法ではない。決められた空気を複数に等分し、等分した少量の空気で複数回ばっ気することによって、ばっ気効率を高めることが可能となる。このことは、溶媒抽出において溶媒を分割すると、抽出率を上げられることと同じで、よく知られた方法である。例えば、TCEを10倍の空気でばっ気するとき、図6から残留率は約0.2と読み取れる。その空気を10等分し1倍の空気で10回に分けてばっ気し、結果的に10倍の空気でばっ気をすることを考える。計算には〔数式7〕を用いるが、1回目に1倍の空気でばっ気し、2回目以降は前回のばっ気によりVOC濃度の低減を反映した水中濃度をa(mg/L)に代入して繰り返し計算をする。その結果、一度で10倍の空気でばっ気した時の残留率0.194が同量の空気量を10回に分けてばっ気(仮に、分割ばっ気と呼ぶ。一方、一度にばっ気方法を一括ばっ気と呼ぶ。)をすると0.031となり、ばっ気効率は極端に向上する計算結果となる。本装置では、処理水とばっ気用空気は連続的に流れているので一括ばっ気に近いか、或いは分割ばっ気に近いのかは不明であるが、ばっ気方法を工夫することにより、理論的には図6より良好なばっ気効率に改善する可能性が残されていると考えられる。代表的なVOCを10分割ばっ気した場合の計算値は、図7に示すとおりである。
3.むすび
VOCに汚染された地下水の浄化対策工事を施工するに当たって、ばっ気装置の比較・検討を実験すると、要求は十分満たしているが、オーバースペックで不経済になる場合が多く見受けられる。このような場合に適する経済的な装置を独自開発して改良・実績を積み重ねて来た。その中で、ばっ気性能を図5で示す方法で表すことを提案した。この表示方法はばっ気性能を見易く表示することができると考える。また、ばっ気によるVOCの残留濃度をヘンリーの法則を利用して算出する具体的な数式を紹介した。ある仮定条件の下ではあるが、実際のばっ気運転が計算値とどのような関係にあるかを知ることができる。この数式を基に更に推論を進めると、ばっ気方法によって、この効率を大幅に改善する余地があることも判明した。
4.その他
地下揚水に対し油分の処理が必要なときは、ばっ気水槽体手前に油分除去設備を設置する。
また、地下揚水に対し鉄分の除去が必要なときは、ばっ気水槽体における処理後に除鉄設備による除去が必要となる。
本発明は、ユニット型のばっ気装置であるところ、装置全体に係る構成の実施例は次のとおりである。
1はばっ気水槽体で、その全体は高耐食FRP製であり、縦1000mm×横800mm×高さ1100mmから成り、その有効容量は800Lである。
2は前記ばっ気水槽体内部に設置する気液混合樹脂層部材で、これに収容される合成樹脂ペレットはφ2mm、充填量300L(充填高さ400mm)である。
この気液混合樹脂層部材においては、上側方より流入する水と下側の散気管より吐出されるエアーとを効率よく混合し、VOCの分離能力を合成樹脂層のない従来のばっ気装置よりも向上させている。
3は散気管で、これはSUS304製であり、φ6mmの散気孔(ばっ気水槽体1台当たり70個)、エアー量1m/分(ばっ気水槽体1台当たり)である。
原水鉄分などのスケール付着の少ない散気孔径を、実証実験で求めて採用した。
4は前記ばっ気水槽体1の上面部における透明アクリル蓋板で、運転時、ばっ気水槽体内部におけるばっ気状況が確認できる透明アクリル製の蓋板である。
5は活性炭吸着槽体で、その全体は高耐食FRP製であり、縦300mm×横800mm×高さ500mmから成り、その活性炭充填量は100Lである。
この活性炭吸着槽体5は前記ばっ気水槽体1と一体構造に成り、設置スペースや配管等のムダをなくし、分離VOCを直接吸着する。
活性炭は、20Lづつ小分けした網袋に収容し、交換作業をし易くしている。
6はばっ気ブロアで、出力0.75Kw、エアー吐出量1.0m/分であり、前記ばっ気水槽体1と一体構造に成り、その全体は設置スペースや配管等をなくし小型化している。
7はPH電極で、これは流入原水のPHを測定し、排水放流に問題がある場合は、酸、アルカリの薬剤注入が行える制御組込みにする。
8は水位電極で、ばっ気水槽体内の水位を制御し、処理水ポンプ15の発停を行う。
9はばっ気エア流量計で、ばっ気エアの流量を測定する。
10は原水流入管で、これは後記揚水井21に連通する。
11は処理水流出口で、自然流下で次のばっ気水槽体に送水する。
12はばっ気水槽体の排水用のドレンである。
13は前記原水流入管10に設けた原水流入量計測用の電磁流量計である。
14は処理水放流量計側用の電磁流量計である。
15は処理水ポンプで、0.75Kw、200L/分である。
16は処理水排出口である。
17は活性炭排気口で、室外への排出口となる。
18は制御盤で、これは、ばっ気装置制御、遠隔監視、遠隔操作、井戸ポンプ(原水ポンプ)の制御、処理水ポンプ制御インバータ制御を行う。
19は機械室で、この機械室の外郭は鋼板製コンテナ20から成り、このコンテナ内部には内部断熱防音材、メンテナンス用ドア、結露防止用エアコン、換気扇、照明器具等を設置する。
以上の機材から成る本装置は、コンテナ内部においてばっ気水槽体を直列又は並列に自由に選択して設置するものである。
即ち、汚染水の濃度を段階的に減少させるためには、ばっ気水槽体を直列に必要数設置するし、地下水量の多い場合には漸次分散するために、並列に必要数設置することになる。
また、コンテナの積み上げにより2階建や3階建に組み合わせることをする。
21は地下揚水井であり、水中モーターポンプを有する。
1 ばっ気水槽体
2 気液混合樹脂層部材
3 散気管
4 透明アクリル蓋板
5 活性炭吸着槽体
6 ばっ気ブロア
7 PH電極
8 水位電極
9 ばっ気エア流量計
10 原水流入管
11 処理水流出口
12 ドレン
13 原水流入量計測用の電磁流量計
14 処理水放流量計側用の電磁流量計
15 処理水ポンプ
16 処理水排出口
17 活性炭排気口
18 制御盤
19 機械室
20 コンテナ
21 地下揚水井

Claims (2)

  1. 直列又は並列に必要数連結するばっ気水槽体,ばっ気ブロア及び活性炭吸着槽体を設けて成るユニットにVOC汚染の地下揚水を通過させ、汚染濃度を減少せしめて浄化することを特徴とするVOC汚染地下水の揚水ばっ気処理方法。
  2. 地下揚水井に連設する原水流入管がFRP製ばっ気水槽体に連通し、このばっ気水槽体は内部にFRP製気液混合樹脂層部材を設けるとともに外部にばっ気ブロアを設け、前記ばっ気水槽体に活性炭吸着槽体を連設して成るユニットを直列又は並列に必要数連結して成ることを特徴とするVOC汚染地下水の揚水ばっ気処理装置。
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