JP2014121374A - 使い捨ておむつ及びおむつアウター - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トップシート2側の両側部に設けられ、長手方向に延設された伸縮可能なインナーシール部5、6と、バックシート3側の両側部に設けられ、長手方向に延設された伸縮可能なアウターシール部7,8とを備え、前記アウターシール部7,8を伸縮させる第2弾性部材7b、8bの伸縮力が、前記インナーシール部5,6を伸縮させる第1弾性部材5b、6bの伸縮力よりも大きく設定されると共に、前記インナーシール部5,6を前記アウターシール部7,8で押える。
【選択図】図2
Description
図9に示した使い捨ておむつ100は、液透過性のトップシート101と、液不透過性のバックシート102と、前記トップシート101とバックシート102の間に介在する液吸収保持性の吸収体103とを備えている。
また、前記使い捨ておむつ100にあっては、長手方向に沿って両側部に立体ギャザー104a、104bを備えている。これら立体ギャザー104a、104bは、弾性伸縮部材の伸縮により表面側に突出し、壁のように形成されて、前記吸収体103縁部からの排泄物の漏出を抑制するものである。
その結果、前記立体ギャザー104a、104bによって、おむつ両側部からの排泄物の漏出は抑制される。また、レッグギャザー105a、105bは脚部Fと密着して隙間を無くし、濡れたおむつ素材が衣類と接触することを防ぐ。このように立体ギャザー104a、104bとレッグギャザー105a、105bは機能が異なり、またそれぞれが独立して機能するものである。
しかしながら、前記立体ギャザー104a、104bは、おむつの動きに強い影響を受けるトップシート101に固定されているため、おむつが動くことによって(トップシート101が位置ずれを起こすことによって)、立体ギャザー104a,104bが動き、前記立体ギャザー104a、104bと体(股部、臀部)との間に隙間が生じるという課題があった。
例えば、おむつ100に重量のある排泄物が排泄された場合にトップシート101が重みで下方に下がり、立体ギャザー104a、104bも前記トップシート101と共に下がり、立体ギャザー104a、104bと体(鼠けい部、股部、臀部)との間に隙間が生じ、排泄物の漏出を抑制できないという課題があった。
尚、前記レッグギャザー105a、105bによっても、排泄物の漏出が抑制されるが、レッグギャザー周辺に溜まった排泄物は吸収体で吸収されることはなく、しかも図9に示すように、立体ギャザー部104a、104bとレッグギャザー105a、105bの間に、排泄物が滞留し、脚部Fを汚すという課題があった。
このインナーシール構造を採用した使い捨ておむつ100にあっては、おむつを装着する際には、図10に示すように、おむつの前端側を、股間を通して腹側に大きな力で引き上げ、同時におむつ長手方向に沿って両側部に配設された弾性伸縮部(インナーシール部)109を引き上げ、前記弾性伸縮部109の前方部のフラップ部100aに設けられた止着部108をベルト106に固定させることで、インナーシール部を体(鼠けい部、股部、臀部)に密接させる。
これにより、使い捨ておむつ100からの排泄物の漏出を抑制している。尚、符号107は、ベルト106の一端をベルト106に固定するための止着部である。
その結果、前記したようにおむつの前端側を、股間を通して腹側に大きな力で引き上げても、インナーシール部と体(股部、臀部)との間に隙間が生じ、この隙間から排泄物が漏出する虞がある。この課題はおむつに限らず、おむつアウターについても同様である。
このおむつ装着時、インナーシール前方部に設けた止着部をベルトに固定させるので、前記第1弾性部材を十分に伸ばした状態を維持することができ、インナーシール部を鼠径部、股部、臀部に密接させ続けることができると共に、更に、インナーシール部の外側を前記アウターシール部で押えるため、おむつ両側部からの排泄物の漏出をより抑制できる。
特に、アウターシール部を伸縮させる第2弾性部材の伸縮力が、前記インナーシール部を伸縮させる第1弾性部材の伸縮力よりも大きく設定されているため、インナーシール部が鼠径部、股部、臀部に接する力よりも大きな力で、インナーシール部を前記アウターシール部で押えることができる。
このように、インナーシール部の第1弾性部材がおむつの短手方向において少なくとも10mm以上の寸法を有しているため、おむつが排泄物の重み等でずれた場合でもインナーシール部は体との接触面積が大きいために、体と接触し続け、おむつ両側部からの排泄物の漏出をより抑制する。
しかも、アウターシール部の第2弾性部材が、前記第1弾性部材の形成領域の50%以上、より好ましくは70%以上で重なっているため、大きな力でインナーシール部を押さえることができ、おむつ両側部からの排泄物の漏出をより抑制できる。
このように、アウターシール部の長さが、おむつ長手方向中心から臀部側に少なくとも100mm形成されることにより、股部から臀部に至るおむつ部分を十分に引っ張ることができなくても、股部の前記アウターシール部が伸ばされることにより、大きな収縮力が発揮され、その収縮力によってインナーシール部を押えることができる。
このように構成されている場合には、おむつ両側部からの排泄物の漏出をより抑制でき、更には、インナーシール部の股部から鼠けい部にかけての食い込みが抑制でき、使用者に与える圧迫感、不快感を抑制できる。
また、おむつアウターの両側部からの排泄物の漏出をより抑制することができるインナーシール部及びアウターシール部を備えるおむつアウターを得ることができる。
まず、図1、図2に基づいて、本発明にかかる使い捨ておむつの概略構成について説明する。図1、2に示すように、使い捨ておむつ1は、液透過性のトップシート2と、液不透過性のバックシート3と、前記トップシート2とバックシート3の間に介在する液吸収保持性の吸収体4とを備えている。
また、バックシート3は、吸収体4に吸収された排泄物が透過して漏出するのを抑制するものである。このようなバックシート3としては、従来から用いられている、液不透過性フィルム、不織布及び液不透過性フィルムが張り合わされたシート等を用いることができる。
更に、吸収体4は、排泄物を吸収保持するものである。このような吸収体4としては、従来から用いられている、綿状パルプと高吸水性ポリマーを併用したもの等を用いることができる。
このインナーシール部5,6は、トップシート2の表面側に突出するように接着され、おむつの側方外側に倒れるように設けられている。このインナーシール部5,6は、図2に示すようにおむつの側方外側に倒れた領域(面積)を有している。
また、このインナーシール部5,6には、鼠けい部、股部、臀部に面で接する接触部5a,6aが設けられている。この接触部5a,6aは、体と密接する領域である。
このように、インナーシール部5,6は、図2に示すように、前記吸収体4の両側部において、トップシート2に貼合わされ、接触部5a,6aが側方外側に延設されることにより形成されている。
この第1弾性部材5b、6bは弾性伸縮部材からなり、例えば、長手方向に複数本(図2においては7本)の糸ゴム等からなる弾性伸縮部材によって構成されている。
この第1弾性部材5b、6bによって、インナーシール部5,6は、トップシート2、バックシート3、吸収体4で構成されるおむつの長手方向(図1に示すY方向)に伸縮可能に構成され、装着状態で前記インナーシール部5,6を鼠けい部、股部、臀部に密着させ、おむつ両側部からの排泄物の漏出を抑制することができる。
尚、このインナーシール部5,6の材質として、疎水性または撥水性を有する材質が望ましい。
このアウターシール部7,8は、前記吸収体4の側方外側に延設され、鼠けい部、股部、臀部に密着するインナーシール部5,6の接触部5a,6aを外側から押圧する接触部7a,8aが設けられている。この接触部7a,8aには、第2弾性部材7b、8bが設けられている。
したがって、前記アウターシール部7,8は、図2に示すように、前記接触部7a,8aの領域(第2弾性部材7b、8bが形成された領域)であり、この前記接触部7a,8aの領域(第2弾性部材7b、8bが形成された領域)が、インナーシール部5,6の接触部5a,6aを外側から押圧する。
この第2弾性部材7b、8bにより、アウターシール部7,8は、トップシート2、バックシート3、吸収体4で構成されるおむつの長手方向(図1に示すY方向)に伸縮可能に構成され、装着状態で前記インナーシール部5,6を、鼠けい部側、股部側、臀部側に押付け、密着させ、おむつ両側部からの排泄物の漏出をより抑制する機能を有している。
また、このアウターシール部7,8の材質は、インナーシール部5,6の材質と同様に、疎水性または撥水性を有する材質が望ましい。
尚、図2に示すように、インナーシール部5,6を構成するシートは、前記吸収体4の裏面側においてバックシート3と一体化し、それらシートの間に前記アウターシール部7,8の第2弾性部材7b、8bを構成する弾性伸縮部材が設けられている。
また、ベルト9の一端には、面ファスナー等の止着部9aが設けられており、この止着部9aを介して一端が他端に着脱可能に連結される。このように止着部9aによって、ベルト9の一端が、ベルト9の他端に連結、固定されるため、このベルト9は腰骨に固定される。
即ち、図1に示すように前記インナーシール部5,6及び前記アウターシール部7,8の一端部が、前記ベルト9に固定される面ファスナー等で形成された止着部10a、10bの上端部(ベルト側端部)を含む前記上端部近傍に形成されている。また、前記インナーシール部5,6及び前記アウターシール部7,8の他端部は、ベルトの下端部(止着部側端部)を含む前記下端部近傍まで形成されている。
尚、前記止着部10a、10bの上端部近傍、ベルト9の下端部近傍とは、インナーシール前方部に設けた止着部10a、10bをベルト9に固定させた状態で、前記第1弾性部材5b、6bを十分に伸ばした状態を維持することができる範囲であれば良く、具体的には、止着部10a、10bの上端部から50mm程度の範囲、好ましくは30mm程度の範囲、またベルト9の下端部から50mm程度の範囲、好ましくは30mm程度の範囲をいう。
このアウターシール部7,8がインナーシール部5,6を股部、臀部に押付け、密接させるため、前記アウターシール部7,8に形成された第2弾性部材7b、8bの伸縮力が、インナーシール部5,6に形成された第1弾性部材5b、6bの伸縮力よりも大きく設定されている。
尚、前記第1弾性部材5b、6b及び第2弾性部材7b、8bは、例えば、糸ゴムのような弾性伸縮材を複数本用いて形成しても良い。
このように、前記第1弾性部材における弾性伸縮材の本数が多く設定されている場合には、体と接触するインナーシール部の面積を大きくすることができ、おむつ両側部からの排泄物の漏出をより抑制できる。
また、第1弾性部材における1本の弾性伸縮材の伸縮力が、第2弾性部材における1本の弾性伸縮材の伸縮力より弱く設定されているため、股部から鼠けい部にかけての食い込みが抑制でき、使用者に与える圧迫感、不快感を抑制できる。
更に、複数本の第2弾性部材の全体の伸縮力が、前記複数本の第1弾性部材の全体の伸縮力よりも大きく設定されているため、インナーシール部の密接力を向上させることができ、おむつ両側部からの排泄物の漏出をより抑制できる。しかも、第2弾性部材の全体の伸縮力を大きくしても、インナーシール部が介在するため、使用者に与える圧迫感、不快感を抑制できる。
図3(a)に示すように、第1弾性部材5b、6bが形成された形成領域(弾性伸縮材の形成領域)の幅W1は、接触部5a、6aが、鼠けい部、股部、臀部に密接(密着)し、おむつ両側部からの排泄物の漏出を抑制するには少なくとも10mm以上、好ましくは20mm以上が必要である。
特に、第1弾性部材5b、6bの形成領域の幅W1が20mm以上に形成されている場合には、水分の多い排泄物であっても、インナーシール部(第1弾性部材5b、6b)を体(鼠けい部、股部、臀部)に密接させることができ漏出を抑制することができる。一方、第1弾性部材5b、6bの形成領域の幅W1が10mm以下になると、装着中に形成領域の幅W1が縮んだ際に、体との接触面積が少なくなり、少しのずれで隙間ができる虞があるため、好ましくない。
尚、第2弾性部材7b、8bはアウターシール部7,8アウター部5,6の幅全体に形成しても良い。
言い換えると、第2弾性部材7b、8bの形成領域の幅W2が、第1弾性部材5b、6bの幅W1の少なくとも50%以上で重なっている必要がある。
このとき、第2弾性部材7b、8bが、第1弾性部材5b、6bの形成領域の幅W1の吸収体4側の幅10mm以上を押さえている方が、漏れ抑制の観点から好ましい。
即ち、おむつ(トップシート2、吸収体4、バックシート3)が体から離れるときは、第1弾性部材5b、6bは吸収体4側にずれるため、第2弾性部材7b、8bが、第1弾性部材5b、6bの形成領域の吸収体4側を押さえる方が、第1弾性部材5b、6bのずれを抑制でき、しかも漏れを抑制することができる。
インナーシール部5,6の第1弾性部材5b、6bは、おむつ両側部からの排泄物の漏出を抑制するため、図1、図5に示すLの範囲、即ち、前記ベルト9に固定される止着部10a、10bの上端部(ベルト9側端部)を含む前記上端部近傍からベルト9の下端部(止着部10a、10b側端部)を含む前記下端部近傍まで形成されているのが望ましい。
また、前記アウターシール部7,8の第2弾性部材7b、8bについても、インナーシール部5,6を押える機能を有しているため、図1に示すLの範囲に形成されているのが望ましい。
このようにアウターシール部7,8の第2弾性部材7b、8bが、おむつ長手方向中心から臀部側に少なくとも100mm形成されることにより、前記第2弾性部材7b、8bの収縮力によってインナーシール部5,6を押えることができ、インナーシール部5、6を、鼠けい部、股部、臀部に密接させることができ、おむつ両側部からの排泄物の漏出をより抑制できる。
即ち、おむつを装着する際、股部後方から臀部に至るインナーシール部5、6を十分に引き上げることができなくても、股部の第2弾性部材7b、8bが伸ばされることにより、大きな収縮力が発揮され、その収縮力によってインナーシール部5,6を押えることができる。その結果、インナーシール部5、6を、鼠けい部、股部、臀部に密接させることができ、おむつ両側部からの排泄物の漏出をより抑制できる。
続いて、おむつ1の前端側を、股間を通して着用者の腹側に、インナーシール部5,6及びアウターシール部7,8を引延ばしながら(インナーシール部の接触部5a、6aを、鼠けい係部、股部、臀部に密接させながら)止着部10a,10bをベルト9に固定させる。
しかも、前記したように、インナーシール部5,6の止着部10a,10bがベルト9に固定されているため、下方に位置ずれし難く、おむつ両側部からの排泄物の漏出を抑制できる。
即ち、アウターシール部7,8の第2弾性部材7b、8bの伸縮力が、インナーシール部5,6の第1弾性部材5b、6bの伸縮力よりも大きく設定されているため、おむつを装着した際、第2弾性部材7b、8bは大きな収縮力を奏し、図6、図7に示すように、インナーシール部5,6を外側(下側)から押え込み、インナーシール部5,6を、鼠けい部、股部、臀部に押付け、密接させることができる。
その結果、インナーシール部5,6のみ形成した場合に比べて、アウターシール部7,8を形成した場合には、おむつ両側部からの排泄物の漏出をより抑制できる。
図8に示すように、おむつアウター20は、液不透過性のシート21と、液不透過性のシート21の長手方向に沿って両側部に延設されたインナーシール部22,23と、前記インナーシール部22,23の下側には、液不透過性のシート21の長手方向に沿って両側部に延設されたアウターシール部24,25とを備えている。
前記インナーシール部22,23は、第1の実施形態の場合と同様に、前記シート21の長手方向に伸縮可能に構成され、装着状態で前記インナーシール部22,23を、鼠けい部、股部、臀部に密接させることにより、おむつ両側部からの排泄物の漏出を抑制するものである。
尚、インナーシール部22,23、アウターシール部24,25に形成されている第1の弾性部材、第2の弾性部材の伸縮力、幅寸法、長さ寸法等は、第1の実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
また、前記インナーシール部22,23の前方部には、面ファスナー等の止着部29、30が設けられている。インナーシール部22,23及びアウターシール部24,25は、このベルト28に前記止着部29,30によって固定されるため、下方に位置ずれを起こすことが抑制される。
まず、おむつを装着した後、シート21とベルト28が体化したおむつアウター20を着用者の背側に配置し、ベルト28を着用者の腰回りに巻きつける。そして、止着部31を他端に連結することで、ベルト28を腰骨に固定する。
続いて、おむつアウター20の前端側を、股間を通して着用者の腹側に、インナーシール部22,23及びアウターシール部24,25を引延ばしながら(インナーシール部を臀部に密接させながら)、前記止着部29、30をベルト38に固定させる。これにより、おむつアウターを装着することができる。
また上記第2の実施形態にあっては、ベルト28を別体に形成し、着脱自在できる構成を示したが、ベルト28をシート21に貼合わせ等により一体的に形成しても良い。また、このベルトを別体に形成する構成はおむつアウターに限らず、おむつでも可能である。
2 トップシート
3 バックシート
4 吸収体
5 インナーシール部
5b 第1弾性部材
6 インナーシール部
6b 第1弾性部材
7 アウターシール部
7b 第2弾性部材
8 アウターシール部
8b 第2弾性部材
9 ベルト
20 おむつアウター
22 インナーシール部
23 インナーシール部
24 アウターシール部
25 アウターシール部
Claims (10)
- 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートとバックシートの間に介在する液吸収保持性の吸収体と、前記トップシート、バックシート、吸収体で構成されるおむつの長手方向の後端側に配置され、前記おむつの短手方向に延出されたベルトと、前記ベルトの一端側に形成され、他端側のベルトと連結する止着部と、前記おむつの両側部に設けられ、長手方向に延設された伸縮可能なインナーシール部と、前記おむつの両側部に設けられ、長手方向に延設された伸縮可能なアウターシール部と、インナーシール部の長手方向の前方部に設けられた、前記ベルトに固定される止着部と、を備え、
前記アウターシール部を伸縮させる第2弾性部材の伸縮力が、前記インナーシール部を伸縮させる第1弾性部材の伸縮力よりも大きく設定されると共に、前記インナーシール部を前記アウターシール部で体側に押えることを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記インナーシール部を伸縮させる第1弾性部材の形成領域は、おむつの短手方向において少なくとも10mm以上の寸法を有し、
前記アウターシール部を伸縮させる第2弾性部材の形成領域は、おむつの短手方向において、前記第1弾性部材の形成領域の50%以上で重なっていることを特徴とする請求項1記載の使い捨ておむつ。 - 前記アウターシール部を伸縮させる第2弾性部材の形成領域が、おむつの短手方向において、前記第1弾性部材の形成領域の幅寸法と同一寸法以上の長さに形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の使い捨ておむつ。
- 前記第2弾性部材が少なくともおむつ長手方向中心から臀部側に少なくとも100mm以上の長さ寸法を有して形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の使い捨ておむつ。
- 前記第1弾性部材及び第2弾性部材は、複数本の弾性伸縮材からなり、前記第1弾性部材における1本の弾性伸縮材の伸縮力は、第2弾性部材における1本の弾性伸縮材の伸縮力より弱く、かつ前記第1弾性部材における弾性伸縮材の本数が、第2弾性部材における弾性伸縮材の本数よりも多く、前記複数本の第2弾性部材の全体の伸縮力が、前記複数本の第1弾性部材の全体の伸縮力よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の使い捨ておむつ。
- 液透過性のシートと、前記シートの長手方向の後端側に配置されたベルトと、前記ベルトの一端に形成され、他端側のベルトを連結する止着部と、前記シートの両側部に設けられ、前記シートの長手方向に延設された伸縮可能なインナーシール部と、前記シートの両側部に設けられ、前記シートの長手方向に延設された伸縮可能なアウターシール部と、前記インナーシール部の前方部に設けられた、前記ベルトに固定される止着部と、を備え、
前記アウターシール部を伸縮させる第2弾性部材の伸縮力が、前記インナーシール部を伸縮させる第1弾性部材の伸縮力よりも大きく設定されると共に、
前記インナーシール部の外側を前記アウターシール部で押えることを特徴とするおむつアウター。 - 前記インナーシール部を伸縮させる第1弾性部材の形成領域は、前記シートの幅方向において少なくとも10mm以上の寸法を有し、
前記アウターシール部を伸縮させる第2弾性部材の形成領域は、前記シートの幅方向において、前記第1弾性部材の形成領域の50%以上で重なっていることを特徴とする請求項6記載のおむつアウター。 - 前記アウターシール部を伸縮させる第2弾性部材の形成領域が、前記シートの幅方向において、前記第1弾性部材の形成領域の幅寸法と同一寸法以上の長さに形成されていることを特徴とする請求項6または請求項7記載のおむつアウター。
- 前記第2弾性部材が少なくともおむつ長手方向中心から臀部側に少なくとも100mm以上の長さ寸法を有して形成されていることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載のおむつアウター。
- 前記第1弾性部材及び第2弾性部材は、複数本の弾性伸縮材からなり、前記第1弾性部材における1本の弾性伸縮材の伸縮力は、第2弾性部材における1本の弾性伸縮材の伸縮力より弱く、かつ前記第1弾性部材における弾性伸縮材の本数が、第2弾性部材における弾性伸縮材の本数よりも多く、前記複数本の第2弾性部材の全体の伸縮力が、前記複数本の第1弾性部材の全体の伸縮力よりも大きいことを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれかに記載のおむつアウター。
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WO2020262210A1 (ja) * | 2019-06-27 | 2020-12-30 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
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WO2010134169A1 (ja) * | 2009-05-20 | 2010-11-25 | 株式会社光洋 | 使い捨ておむつ及びおむつアウター |
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