JP2014120918A - スマートメータシステム、管理ルータおよびメータ - Google Patents

スマートメータシステム、管理ルータおよびメータ Download PDF

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Abstract

【課題】パケット損失率の高いネットワークにおいて、プレフィックス情報を委譲可能なスマートメータシステムを得ること。
【解決手段】管理ルータ111〜113は、管理サーバ101に対してプレフィックス情報委譲要請を行い、管理サーバ101からプレフィックス情報委譲要請の応答としてプレフィックス情報管理委譲を受け、メータ121〜131からのプレフィックス情報委譲要請に対して、管理サーバ101から管理委譲された範囲内でプレフィックス情報を管理委譲する制御を行い、メータ121〜131は、管理ルータ111〜113に対してプレフィックス情報委譲要請を行い、管理ルータ111〜113からプレフィックス情報委譲要請の応答としてプレフィックス情報管理委譲を受け、自身と接続する宅内ネットワーク内の宅内装置に対して、管理委譲されたプレフィックス情報を通知する制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、スマートメータシステムに関する。
従来、IP(Internet Protocol)通信ネットワークにおいて、サーバ等が接続する上位ネットワークとルータに接続するルータより先のネットワークは別ネットワークとなる。IPv6のグローバルアドレスは、ルータに接続するネットワークに存在する端末のIPv6アドレスを直接指定可能なため、中継するルータの中継前のネットワークと中継後のネットワークにおいて、関連したプレフィックスを設定することが求められている。
プレフィックス情報の払い出し元のルータは、関連付けをするため、IPv6のネットワークアドレスであるプレフィックス情報を広い範囲で管理しており、払い出し先のルータに対して、管理範囲の一部のプレフィックス情報を管理委譲する。これにより、払い出し先のルータは、払い出し元のルータの管理するネットワークに含まれる関連したプレフィックスを付けたネットワークを作成することができる。
ここで、複数のルータが存在する場合、各ルータに接続するネットワークでは、払い出し元のルータの管理するネットワークに含まれ、かつ、他のルータに接続するネットワークとは独立したプレフィックスとなることが必要である。したがって、ルータが自由にプレフィックスを作成して決定することは許されていない。
そのため、払い出し元のルータがプレフィックス情報の管理委譲を行う。管理委譲については、DHCPv6−PD(Dynamic Host Configuration Protocol Version 6−Prefix Delegation)を用いることが一般的である。しかしながら、DHCPv6のシーケンスがマルチキャストでサーバを探す手法のため、メッシュネットワークのように端末数が多くマルチホップするネットワークでは、マルチキャストメッセージがメッシュネットワーク全体へと流れるブロードキャストメッセージとなり、輻輳が懸念される。
輻輳を回避するため、例えば、下記特許文献1では、有線ネットワークのイーサネット(登録商標)において、払い出し先のルータの配下に複数のユーザ端末がある場合に、ルータ要請(RS)メッセージとルータ広告(RA)メッセージに端末のIDを用いることで、各端末に異なるプレフィックス情報を通知する技術が開示されている。
特表2009−500970号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、ネットワークが有線のイーサネットであり、また、1台のルータの先に多数のネットワークが存在する場合に、ルータの先の各端末装置が、ルータ要請(RS)メッセージに装置自身のIDを付与し、その応答として装置専用のルータ応答(RA)メッセージを返してもらうという、ルータの特定回線に対してのみルータ応答(RA)メッセージを出すものである。そのため、無線メッシュネットワークのようなパケット損失率の高いネットワークには適用できない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、パケット損失率の高いネットワークにおいて、プレフィックス情報を委譲可能なスマートメータシステムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、上位ネットワークと配下のメッシュネットワークの通信を中継する管理ルータと、前記管理ルータとともに前記メッシュネットワークを構築する複数のメータと、から構成される、IPv6に対応したスマートメータシステムにおいて、前記管理ルータは、前記上位ネットワーク経由で接続する管理サーバに対して、前記メッシュネットワークで使用可能なアドレスのプレフィックス情報の管理の委譲を要請するプレフィックス情報委譲要請を行い、前記管理サーバから前記プレフィックス情報委譲要請の応答として、自身に管理委譲された範囲のプレフィックス情報であるプレフィックス情報管理委譲を受け、前記メータからのプレフィックス情報委譲要請に対して、前記管理サーバから管理委譲された範囲内でプレフィックス情報を管理委譲する制御を行い、前記メータは、前記管理ルータに対してプレフィックス情報委譲要請を行い、前記管理ルータから前記プレフィックス情報委譲要請の応答としてプレフィックス情報管理委譲を受け、自身と接続する宅内ネットワーク内の宅内装置に対して、前記管理ルータから管理委譲されたプレフィックス情報を通知する制御を行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、パケット損失率の高いネットワークにおいて、プレフィックス情報を委譲できる、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1のネットワークシステムの構成例を示す図である。 図2は、メータの構成例を示す図である。 図3は、メータの構成例を示す図である。 図4は、管理ルータの構成例を示す図である。 図5は、NS/RSメッセージに含まれるプレフィックス情報の委譲要請オプションのフォーマット例を示す図である。 図6は、NA/RAメッセージに含まれるプレフィックス情報の委譲要請オプションのフォーマット例を示す図である。 図7は、管理ルータと1−Hop近隣メータ間でプレフィックス委譲を行う処理を示すシーケンス図である。 図8は、管理ルータと1−Hopより離れたメータ間でプレフィックス委譲を行う処理を示すシーケンス図である。 図9は、実施の形態4のネットワークシステムの構成例を示す図である。 図10は、実施の形態4のネットワークシステムの構成例を示す図である。 図11は、管理ルータと1−Hop近隣メータ間でプレフィックス委譲情報の通知を行うシーケンス図である。 図12は、管理ルータと1−Hopより離れたメータ間でプレフィックス委譲情報の通知を行うシーケンス図である。
以下に、本発明にかかるスマートメータシステムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、従来からある管理サーバが接続するネットワークと宅内装置が接続された宅内ネットワークからなるネットワークシステムにおいて、プレフィックスを委譲するシステムにおける具体例とその課題について簡単に説明する。
例えば、電力会社が、直接PCS(Power Conditioning Subsystem)の出力制御(系統電圧の安定を目的)を行うこと、また、宅内装置に直接アクセスして、宅内のHEMS(Home Energy Management System)制御(デマンドレスポンス)およびやセンサから情報取得を行うシステムが考えられる。
電力会社の管理サーバでは、宅内装置を直接IPで指定した通信を行うため、管理サーバのネットワークから宅内ネットワークまで、一貫したアドレス体系であり、かつ、他のネットワークとは独立したネットワーク(独立したプレフィックス)を設定していくことが必要となる。
管理サーバと直接有線ネットワークで接続された管理ルータ(GW(ゲートウェイ)/コンセントレータ)が配下のルータ(スマートメータ)と920MHz特小無線で通信するモデルを想定した場合、管理ルータ配下の各ルータ(スマートメータ)は、920MHz特小無線でメッシュネットワークを構築する。さらに、ルータ(スマートメータ)は、宅内で管理ルータの役割を果たし、宅内装置(PCS、HEMS、センサ等)と920MHz特小無線、PLC(Power Line Communication)、WiFi、イーサネット等の通信媒体を利用して通信する。
管理サーバが宅内装置を直接制御するためには、管理サーバから宅内装置まで、IPレイヤで直接指定可能なIPv6グローバルアドレス/ユニークローカルアドレスを、パケット損失率の高いLossy Networkである920MHz特小無線の6LoWPAN(IPv6 over Low power Wireless Personal Area Networks)メッシュネットワーク経由で宅内ネットワークまで設定する必要がある。
管理サーバが、パケット損失率の高いネットワーク(Lossy Network)経由でルータにプレフィックス情報を委譲、さらに、ルータが管理する宅内ネットワークに対しても独立したIPv6のプレフィックスを設定するためには、メッセージ数の少ないシーケンスでプレフィックス委譲を果たすことが必要となる。
つづいて、パケット損失率の高いネットワークでプレフィックス情報を委譲可能な、本実施の形態のスマートメータシステムを含むネットワークシステムについて説明する。
図1は、本実施の形態のネットワークシステムの構成例を示す図である。ネットワークシステムは、管理サーバ101と、管理ルータ111〜113と、メータ121〜131と、ネットワーク161と、メッシュネットワーク171〜173と、から構成される。
管理サーバ101は、ネットワーク161を経由して管理ルータ111〜113と接続しており、また、管理ルータ111〜113からのプレフィックス情報の委譲要請に対して、自身で管理しているプレフィックス情報を管理委譲する。
管理ルータ111〜113は、複数のメータとともにメッシュネットワークを構築している。管理ルータ111〜113は、メッシュネットワーク内においてコーディネータとして動作し、また、管理サーバ101から管理委譲されたプレフィックス情報を管理し、メッシュネットワークを構成するメータからのプレフィックス委譲要請に対して、管理委譲されたプレフィックス情報の一部をさらに管理委譲する。以降の説明において、いずれかの管理ルータを特定しない場合には、符号を付さない場合がある。
ここで、管理ルータ111〜113が管理しているプレフィックス情報は、各管理ルータの配下にあるメッシュネットワークで利用可能なプレフィックス情報と、配下のメータに対して管理委譲可能なプレフィックス情報の一部を含む。
例えば、図1において、管理サーバ101が「2001:db8::/32」の範囲でプレフィックス情報を管理している場合に、管理サーバ101は、管理ルータ113およびその配下のメッシュネットワーク173に対して、「2001:db8:AA::/48」の範囲でプレフィックス情報の一部を管理委譲している。さらに、管理ルータ113は、配下のメータ131およびその配下の宅内ネットワーク151に対して、「2001:db8:AA::/48」の一部の範囲となる「2001:db8:AA:BB::/64」の範囲でプレフィックス情報を管理委譲していることを示す。
管理ルータ111〜113では、上位の管理サーバ101からDHCPv6−PDにより管理委譲された範囲でプレフィックス情報を管理する。なお、例えば、管理ルータがシステムの頂点となる場合には、管理ルータ自身が独自にプレフィックス情報を決定し、そのプレフィックス情報を管理することも可能である。
メータ121〜131は、他のメータおよび上位の管理ルータとともにメッシュネットワークを構成しており、また、各メータにおいて宅内ネットワークと接続することができる。例えば、メータ131は、Host(宅内装置)141,142と、宅内ネットワーク151を構築している。メータ131と同様、他のメータも宅内装置と宅内ネットワークを構築可能であるが、メータ121〜126,128,129のように終端装置となり、宅内装置と宅内ネットワークを構築しなくてもよい。以降の説明において、いずれかのメータを特定しない場合には、符号を付さない場合がある。
宅内ネットワーク151は、メータ131およびHost141,142から構築されるネットワークである。ここでは、無線ネットワークを想定しているが、IPv6ネットワークであれば有線ネットワークでもよい。また、IPv6と併用してIPv4が利用可能なネットワークでもよい。
ネットワーク161は、管理サーバ101と管理ルータ111〜113とを接続するネットワークであり、管理ルータ111〜113にとって上位ネットワークとなる。ここでは有線によるIPv6ネットワークを想定しているが、一例であり、プレフィックス委譲要請および管理委譲が可能であれば無線ネットワークでもよく、また、IPv6と併用してIPv4が利用可能なネットワークでもよい。
メッシュネットワーク171〜173は、1つの管理ルータと複数のメータから構成されるネットワークである。なお、メータは2以上のメッシュネットワークに参加することが可能である。例えば、図1に示すネットワークシステムでは、メッシュネットワーク171は、管理ルータ111およびメータ121〜125から構築されており、メッシュネットワーク172は、管理ルータ112およびメータ124〜129から構築されており、メッシュネットワーク173は、管理ルータ113およびメータ127,130,131から構築されている。このように、メータ124,125,127は、2つのメッシュネットワークに参加している。
つぎに、図1に示すネットワークシステムにおいて、メッシュネットワークを構築するメータ121〜131および管理ルータ111〜113の各構成について説明する。
図2は、メータ121〜131の構成例を示す図である。メータ121〜131は、PHY(PHYsical)201と、MAC(Media Access Control)202と、CPU(Central Processing Unit)203と、PHY206と、MAC207と、ROM(Read Only Memory)208と、RAM(Random Access Memory)209と、から構成される。また、CPU203は、IPv6プレフィックス情報処理部204と、通信処理部205と、を備える。ここでは、複数の物理的なPHYを備えた構成について説明する。
PHY201は、メッシュネットワークを構築する他のメータおよび管理ルータと接続するためのI/Fである。また、PHY206は、宅内装置と接続するためのI/Fである。PHY201およびPHY206では、ともに920MHz帯の特小無線を利用してもよいし、PHY206のみWi−Fi無線を利用してもよい。また、PHY201は、メッシュネットワークを構築できれば、920MHz帯の特小無線でなくともよい。
MAC202は、PHY201を制御する。MAC202は、MACアドレスの管理を行い、16bitショートアドレス、48bitの装置固有のMACアドレス、64bitのEUI−64形式のMACアドレスの管理を行う。MACレイヤとして他の装置と独立であれば、アドレスの長さに制約はしない。
MAC207は、PHY206を制御する。MAC207は、PHY206に920MHz帯の特小無線を利用する場合には、MAC202と同様の機能を持ち、PHY206にWi−Fiを利用する場合には、48bitの装置固有のMACアドレスの管理を行う。各MACでは、PHYの種類に応じて制御方法を変化させる。
CPU203は、メータ内での各種制御処理を実施する。代表的な処理として、IPv6プレフィックス情報処理部204が実行するプレフィックス情報の管理がある。IPv6プレフィックス情報処理部204は、IPv6プレフィックス情報についてのメータ内での情報処理手段であり、通信処理部205経由で管理ルータからIPv6のRA(Router Advertisement)メッセージを受信した場合に、RAメッセージのオプション情報であるプレフィックス情報を取得し、自メータと管理ルータ間のメッシュネットワーク内で利用するIPv6アドレスのプレフィックス情報として利用するための処理を実施する。また、IPv6プレフィックス情報処理部204は、管理ルータから、RAメッセージやNA(Neighbor Advertisement)メッセージに含まれたプレフィックス委譲情報を受信すると、自メータと宅内装置間の宅内ネットワークで利用することができる、メッシュネットワーク側と異なるプレフィックス情報を生成する処理を実施する。通信処理部205は、PHY201、MAC202、PHY206、MAC207経由で、各種メッセージの送受信を制御する。
ROM208は、IPv6プレフィックス情報処理部204および通信処理部205で処理されたプレフィックス情報や、プレフィックス情報から生成したIPv6アドレス情報を保存する記憶部である。なお、保存する情報はこれに限定するものではなく、メッシュネットワークの1−Hop先のメータや管理ルータの情報等を保存してもよい。
RAM209は、一時的な情報を保存するために利用する記憶部である。
なお、ここでは2つのインタフェースを持つ場合について説明したが、例えば、図1に示すように、メータは、宅内ネットワークと接続する場合は、PHY、MACを各2つにして2つのインタフェースを備え、宅内ネットワークと接続しない場合は、PHY、MACを各1つにして1つのインタフェースを備えるようにしてもよい。
つぎに、メータ121〜131の他の構成について説明する。図3は、メータ121〜131の構成例を示す図である。メータ121〜131は、PHY301と、MAC302と、CPU303と、ROM308と、RAM309と、から構成される。また、CPU303は、IPv6プレフィックス情報処理部304と、通信処理部305と、を備える。ここでは、1つの物理的なPHYを備えた構成について説明する。
PHY301は、メッシュネットワークを構築する他のメータおよび管理ルータと接続するため、また、宅内装置と接続するためのI/Fである。PHY301は、メッシュネットワーク側および宅内装置側との接続において、どちらも920MHz帯の特小無線など、同じ伝送媒体を利用する。なお、MAC302で制御できる範囲であれば、周波数帯は異なっていてもよい。例えば、メッシュネットワーク側は923MHzを利用し、宅内装置側は924MHzを利用することも可能である。メッシュネットワーク側と宅内装置側で、同じ周波数帯を利用してもよい。
CPU303は、メータ内での各種制御処理を実施する。基本的には、CPU203と同様の処理を実施する。また、IPv6プレフィックス情報処理部304、通信処理部305、ROM308、RAM309についても、それぞれ図2に示すIPv6プレフィックス情報処理部204、通信処理部205、ROM208、RAM209と同様の処理を実施する。
つぎに、管理ルータ111〜113の構成について説明する。図4は、管理ルータ111〜113の構成例を示す図である。管理ルータ111〜113は、PHY401と、MAC402と、CPU403と、PHY406と、MAC407と、ROM408と、RAM409と、WAN(Wide Area Network)410と、から構成される。また、CPU403は、IPv6プレフィックス情報処理部404と、通信処理部405と、を備える。
WAN410、PHY401、MAC402は、管理サーバ101側の有線ネットワークと接続するI/Fである。有線ネットワークとしては、例えば、光ファイバ、イーサネット等あるが、これらに限定するものではなく、管理サーバ101とIPにより通信することができれば他の方式を用いてもよい。
PHY406、MAC407は、メッシュネットワークを構築するメータ側のネットワークと接続するI/Fである。なお、WAN410、PHY401、MAC402側のI/FとPHY406、MAC407側のI/Fでは、異なるプロトコルのアドレスを利用することができる。
CPU403は、管理ルータ内で各種処理を実施する。IPv6プレフィックス情報処理部404は、IPv6プレフィックス情報についての管理ルータ内での情報処理手段であり、通信処理部405経由で管理サーバ101側からのIPv6のRAメッセージを受信した場合に、RAメッセージのオプション情報であるプレフィックス情報を受信し、自管理ルータと管理サーバ101間のネットワーク161内で利用するIPv6アドレスのプレフィックス情報として利用するための処理を実施する。また、IPv6プレフィックス情報処理部404は、通信処理部405によるDHCPv6−PDを利用し、管理サーバ101から自管理ルータに委譲されたプレフィックス情報を処理する。通信処理部405は、IPv6や6LoWPAN等の通信プロトコル処理を実施する。通信処理部405は、WAN410、PHY401、MAC402、PHY406、MAC407経由で、各種メッセージの送受信を制御する。
ROM408は、IPv6プレフィックス情報処理部404および通信処理部405で処理されたプレフィックス情報や、プレフィックス情報から生成したIPv6アドレス情報を保存する記憶部である。なお、保存する情報はこれに限定するものではなく、自管理ルータにおける管理情報を保存してもよく、メッシュネットワークの1−Hop先のメータの情報等を保存してもよい。
RAM409は、一時的な情報を保存するために利用する記憶部である。
つづいて、ネットワークシステムにおいて、メータ121〜131から上位の管理ルータに対して、プレフィックス情報の委譲要請をして、上位の管理ルータがプレフィックス情報を管理委譲する動作について説明する。
例えば、委譲要請元のメータは、委譲要請の情報を、6LoWPAN−ND(Neighbor Discovery)のNS(Neighbor Solicitation)メッセージに含めて上位の管理ルータに送信することができる。管理ルータは、メータからのプレフィックス情報の委譲要請に対して、管理委譲の応答によって管理委譲させることができる。この場合、管理ルータは、管理委譲するプレフィックス情報を6LoWPAN−NDのNAメッセージに含めて送信元のメータに返信する。
または、委譲要請元のメータは、委譲要請の情報を、6LoWPAN−NDのRS(Router Solicitation)メッセージに含めて上位の管理ルータに送信することができる。管理ルータは、メータからのプレフィックス情報の委譲要請に対して、管理委譲の応答によって管理委譲させることができる。この場合、管理ルータは、管理委譲するプレフィックス情報を6LoWPAN−NDのRAメッセージに含めて送信元のメータに返信する。
管理ルータが管理委譲するプレフィックス情報は、他のメータに管理委譲したものとは異なる独立したものとする。これにより、管理ルータは、他のメータに対して管理委譲したものとは異なる情報を管理委譲することができる。
具体的に、管理サーバ101は、IPv6グローバルアドレスまたはIPv6ユニークローカルアドレスのプレフィックス情報、すなわち、管理ルータ111〜113を超えた先のネットワーク(メッシュネットワーク171〜173)で利用可能なIPv6アドレスのプレフィックス情報を管理している。管理サーバ101が管理しているプレフィックス情報は、管理サーバ101配下の管理ルータ111〜113のそれぞれに対して、管理委譲できるだけの十分な範囲である。
管理ルータ111〜113からプレフィックス情報の委譲要請を受けた管理サーバ101は、管理しているプレフィックス情報の一部を、プレフィックス情報の委譲要請元の管理ルータ111〜113に対して管理委譲することを可能とする。管理ルータ111〜113が管理サーバ101から管理委譲されたプレフィックス情報は、各管理ルータ配下のメータそれぞれに対して、プレフィックス管理委譲できるだけの十分な範囲である。
配下のメータからプレフィックス情報の委譲要請を受けた管理ルータ111〜113は、管理しているプレフィックス情報の一部を、プレフィックス情報の委譲要請元のメータに対して管理委譲することを可能とする。メータが上位の管理ルータから管理委譲されたプレフィックス情報は、メータ配下の宅内装置と接続するためのネットワーク情報として利用される。
メータでは、管理委譲されたプレフィックス情報を利用することにより、メータ配下に複数の宅内装置が存在している場合においても、各宅内装置と接続するために用いるプレフィックス情報を異なるものすることができる。すなわち、メータと各宅内装置間のネットワークは別とすることを可能とする。なお、プレフィックス情報の利用方法はこれに限定するものではない。例えば、メータでは、宅内装置全体とメータを1つのネットワークとしてプレフィックス情報を同じにしてもよく、一部の宅内装置をグループ化し、そのグループ単位で他のグループとプレフィックス情報を異なるものとしてもよい。
管理ルータ111〜113は、プレフィックス情報を管理するため、自身がDHCPv6サーバの機能を持ってもよい。また、管理ルータ111〜113は、DHCPv6サーバの機能を上位ネットワークに接続するサーバ等に任せてもよい。この場合、管理ルータ111〜113は、DHCPv6サーバのアドレスや所在を知るなど、管理ルータ111〜113とDHCPv6サーバとの間で連携することを可能とする。なお、プレフィックス情報を管理可能であれば、DHCPv6サーバの機能に限定するものではなく、例えば、データベース等を用いてもよい。また、データベースやDHCPv6サーバは、1つでなく複数用いてもよい。
ここで、本実施の形態では、管理ルータ111〜113とメータ間の伝送媒体には、920MHz帯の特小無線やPLCなど、伝送媒体の特性として通信損失の多いものを用いることを特徴とする。920MHz帯の特小無線では、複数のメータがメッシュネットワークを構築し、管理ルータ111〜113までの通信経路を構築するメッシュネットワークの形態をとる。このメッシュネットワークでIPを利用するために、伝送効率の悪さ(損失率が高い)を考慮した、6LoWPAN+IPv6のプロトコルを利用したIPシステムとする。
なお、伝送効率が十分に保たれる場合には、IPv6のみのシステムとすることも可能である。この6LoWPAN+IPv6プロトコルを利用したネットワークでは、IPv6のNDプロトコルを、伝送効率の悪いネットワーク特性に合わせた6LoWPAN−NDプロトコルを利用する。ここでは、この6LoWPAN−NDプロトコルを改良し、管理ルータ111〜113とメータとの間で、以下に示す、(1)6LoWPAN NS/NAメッセージを利用した方法、および、(2)6LoWPAN RS/RAメッセージを利用した方法、によりプレフィックス情報の委譲の手順を実施する。
(1)6LoWPAN NS/NAメッセージを利用した方法
管理ルータ配下のメータは、管理ルータに対してIPv6プレフィックス情報の委譲要請を可能とする。IPv6プレフィックス情報の委譲要請方法として、6LoWPAN−NDのNS/NAメッセージを利用する。すなわち、メータは、NSメッセージのオプション情報にプレフィックス情報委譲要請を含めて送信し、管理ルータは、NSメッセージのオプション情報に含まれたプレフィックス情報委譲要請に対して、プレフィックス情報管理委譲をNAメッセージのオプション情報に含めて応答する。
6LoWPAN−NDプロトコルを利用した管理ルータとメータ間のシーケンスは、まず、メータが、自身のIPv6アドレスの重複確認を要請するため、NSメッセージにプレフィックス情報の委譲要請オプションを含め、管理ルータまでマルチホップ転送することより開始する。なお、IPv6アドレスの設定方法は、6LoWPAN−NDに記載されている方法と同様の方法で設定することができる。
ここで、6LoWPAN−NDにおけるIPv6アドレスの設定方法の概要について説明する。まず、管理ルータが、管理ルータとメータ間のネットワークで利用するプレフィックス情報をRAメッセージにオプション情報として含めて配布する。管理ルータは、メータからのRSメッセージの応答としてRAメッセージを送付してもよく、定期的にRAメッセージを送付してもよい。また、6LoWPAN−NDにしたがってメッシュネットワークを構築した場合には、メータからのRSメッセージの送付は、1−Hopマルチキャストで1−hop近隣まででよい。また、管理ルータからのRAメッセージの送付は、RSメッセージを送信したメータまでのユニキャストで、同じく1−hop近隣まででよい。
管理ルータからのRAメッセージを受信したメータは、RAのプレフィックス情報のオプションより、自身のIPv6アドレスを仮状態で生成する。この仮状態を利用可能状態にするため、6LoWPAN−NDのNS/NAメッセージを利用する。メータは、仮状態のIPv6アドレスをNSメッセージに含め、マルチホップDAD(Duplicate Address Detection)により、管理ルータに対して、重複確認要請として、仮状態のIPv6アドレスを含むNSメッセージを送付する。このとき、メータは、管理ルータとメータ間以外の宅内ネットワーク等で利用するためのプレフィックス情報を管理ルータに払い出してもらうため、プレフィックス情報の委譲要請のオプションをNSメッセージに含める。
IPv6アドレスの重複確認要請およびプレフィックス情報の委譲要請を行うメータとその要請に応答する管理ルータ間においてマルチホップする必要がある場合、経由するノードおよびルータは、要請情報を変更すること無く、管理ルータまで届けることとする。
6LoWPAN−NDプロトコルを利用した管理ルータとメータ間のシーケンスの説明に戻る。管理ルータは、メータからの重複確認要請およびプレフィックス情報の委譲要請オプションを含むNSメッセージを受信すると、NSメッセージの応答としてNAメッセージを返信する。管理ルータは、重複確認要請に対する結果とともに、プレフィックス情報を管理委譲できる場合には、NAメッセージに委譲可能な範囲のプレフィックス情報をオプションとして含めて通知する。
管理ルータは、要請元のメータが1−hop近隣で無い場合には、プレフィックス情報のオプションを含むNAメッセージを、マルチホップにより、要請元のメータまで配布する。このときの経路は、NSメッセージと同じ経路でも別の経路でもよく、要請元のメータまで返送されればよい。
NSメッセージを送信した管理ルータとNAメッセージの送信元のメータ間においてマルチホップする必要がある場合、経由するノードおよびルータは、プレフィックス委譲情報等の情報の内容を変更すること無く、NAメッセージの送信元のメータまで届けることとする。
NAメッセージを受信したメータは、重複確認の結果として重複無しと判定された場合には、仮状態であったIPv6アドレスを利用可能な状態へと変更し、また、プレフィックス委譲情報が委譲可能な状態として含まれている場合には、自身が管理可能なプレフィックス委譲情報として保存する。
NAメッセージを受信したメータでは、プレフィックス委譲情報を、宅内ネットワークに利用することができる。宅内ネットワークで利用するための通知方法としては、RAメッセージを利用することができる。RAメッセージの送付方法は、例えば、メータが、定期的にマルチキャストで送信してもよく、配下の宅内端末からのRSメッセージを受信した時に、その応答としてRAメッセージを送信してもよい。
(2)6LoWPAN RS/RAメッセージを利用した方法
管理ルータ配下のメータは、管理ルータに対してIPv6プレフィックス情報の委譲要請を可能とする。要請元のメータから管理ルータに対し、IPv6プレフィックス情報の委譲要請方法として、6LoWPAN−NDのRSメッセージを利用し、管理ルータから要請元のメータに対し、IPv6プレフィックス情報の委譲方法として、RAメッセージを利用する。すなわち、メータは、RSメッセージのオプション情報にプレフィックス情報委譲要請を含めて送信し、管理ルータは、RSメッセージのオプション情報に含まれたプレフィックス情報委譲要請に対して、プレフィックス情報管理委譲をRAメッセージのオプション情報に含めて応答する。
ここで、管理ルータは、メータに対してネットワークで独立となるMACレイヤのアドレスを割り与えることを可能とする。このアドレスは同じネットワーク内で独立していればよく、MACレイヤのアドレスとしては、例えば、IEEE802.15.4で定義されている16bitのショートアドレスを利用することができる。IEEE802.15.4において構成されるPAN(Personal Area Network)内を想定する場合、管理ルータは、PANコーディネータの役割を果たし、16bitショートアドレスをPAN内のノードに割り当てる。この16bitショートアドレスは、MACレイヤとして利用可能なアドレスを指す。
なお、管理ルータがメータに対して16bitのショートアドレスを割り当てられないシステムの場合には、メータは、自身で16bitのショートアドレスを作成してもよい。また、ショートアドレスを含むMACレイヤのアドレスの長さは、16bitに限定するものではない。
メータは、上記の独立したアドレス、または16bitのショートアドレスを所有し、MACレイヤのアドレスとして利用することを可能とする。この16bitショートアドレスは、同じネットワーク内の他のメータやノードと重複しないことを前提とする。
管理ルータから16bitのショートアドレスを割り当てられる場合、メータは、6LoWPANのメッシュネットワーク内で起動後、MACレイヤの処理である管理ルータとのアソシエーション処理を実施する中で割り当ててもらうことができる。
メータでは、独自に16bitショートアドレスを作成する場合、管理ルータに対して重複確認要請を実施する。
管理ルータとメータが含まれるネットワークは、独立したMACレイヤのアドレス、または16bitのショートアドレスをMACレイヤのアドレスとしての利用を許容し、また、IPv6アドレスの利用を許容するネットワークである。
なお、管理ルータは、各メータに対して、管理ルータとメータ間で利用するIPv6のプレフィックス情報を通知する方法として、IPv6のICMPv6(Internet Control Message Protocol for IPv6)におけるRAメッセージでのプレフィックス情報オプションを利用してもよく、6LoWPAN−NDにおけるRAメッセージで拡張されたオプション情報をさらに含めてもよい。管理ルータとメータで構成されるネットワーク内において、共通なプレフィックス情報が管理ルータから各メータに配布される方法であれば他の方法を用いてもよい。
具体的に、メータは、管理ルータに対して送信するRSメッセージに、プレフィックス委譲要請を示すオプションに含ませる。
プレフィックス委譲要請オプションを含むRSメッセージを受信した管理ルータは、自身が管理しているプレフィックス委譲可能な範囲より一部の範囲を選択する。管理ルータは、プレフィックス委譲可能な範囲を決定すると、RAメッセージにプレフィックス委譲範囲の情報を含めてメータに返信する。
RAメッセージを受信したメータは、プレフィックス委譲可能な範囲を判断した後、自身のショートアドレスをプレフィックス委譲可能な範囲に追加し、新たなプレフィックス情報を作成する。
例えば、管理ルータより、「A:B:C::/48」のプレフィックス委譲範囲が示され、メータが「0xXXXX」のショートアドレスを持っている場合、メータは、新たな「A:B:C:XXXX::/64」のプレフィックスを生成する。メータは、新たに生成したプレフィックス情報を、管理ルータとメータ間のネットワーク以外、例えば、メータの宅内側の宅内ネットワーク情報として利用することができる。
メータは、管理ルータからのプレフィックス委譲可能範囲に基づいて新たに作成したプレフィックス情報について、管理ルータに対して、重複確認要請を行うことができる。管理ルータに対して重複確認要請を行うには、マルチホップDADによるNS/NAメッセージやDAR(Duplicate Address Registration)/DAC(Duplicate Address Confirmation)メッセージを利用して行うことができる。
メータは、IPv6アドレスの重複確認のオプションと共に、プレフィックス情報の重複確認オプションをNSメッセージに含め、管理ルータへ送信する。メータでは、1−hop先が管理ルータで無い場合、マルチホップDADでのDARメッセージを利用して、マルチホップで管理ルータまで送信する。
NSメッセージを受信した管理ルータでは、プレフィックス情報の重複確認が完了すると、重複確認の状態をNAメッセージまたはDACメッセージに含めて送信元のメータまで送信する。
メータでは、管理ルータでの重複確認完了後、IPv6アドレスが利用可能となり、また、管理ルータとメータ間のネットワーク以外のネットワークにおいてプレフィックス情報として利用することができる。
このように、本実施の形態のネットワークシステムでは、メータからのNSメッセージに含まれたプレフィックス委譲要請に対して、管理ルータが、NSメッセージのプレフィックス委譲要請を判断し、その応答として、メータに対してNAメッセージでプレフィックス情報の管理委譲を行うことができる。
または、メータからのRSメッセージに含まれたプレフィックス委譲要請に対して、管理ルータが、RSメッセージのプレフィックス委譲要請を判断し、その応答として、メータに対してRAメッセージでプレフィックス情報の管理委譲を行うことができる。
なお、プレフィックス情報の管理委譲を行う方法としてはメータからの要請に対して管理ルータが応答する方法に限定するものではなく、例えば、管理ルータが、定期的に、メータに対してプレフィックス委譲情報を含むRAメッセージを送信することにより、プレフィックス情報の管理委譲を行うことができる。
ここで、NS/RSメッセージおよびNA/RAメッセージにプレフィックス情報の管理委譲オプションを含む場合の、プレフィックス情報の管理委譲オプションのフォーマットについて説明する。
図5は、NSメッセージまたはRSメッセージにプレフィックス情報の委譲要請オプションを含む場合の、プレフィックス情報の委譲要請オプションのフォーマット例を示す図である。
プレフィックス委譲要請オプションはDHCPv6−PDで規定があるが、DHCPv6はUDP(User Datagram Protocol)上のメッセージであり、NSメッセージおよびRSメッセージはICMPv6上のメッセージであるため、フォーマットが異なる。そのため、図5では、NSメッセージまたはRSメッセージに、DHCPv6−PDのPDオプションをICMPv6のオプションフォーマットに変更した例を示している。図5では、最下段がオプションの領域である。
プレフィックス委譲要請オプションとしては、プレフィックス委譲要請の内容が含まれていること、また、プレフィックス情報の管理委譲がされた場合に設定する、有効期限等が含まれていればよい。
なお、図5に示すフォーマットは一例であり、プレフィックス委譲要請オプションのフォーマットは、この形式に限定されるものではない。メータと管理ルータ間で認識できるフォーマットであり、NSメッセージやRSメッセージに含めることができるフォーマットであれば、他の形式のフォーマットを用いることも可能である。
図6は、NAメッセージまたはRAメッセージにプレフィックス情報の管理委譲オプションを含む場合の、プレフィックス情報の管理委譲オプションのフォーマット例を示す図である。
NSメッセージおよびRSメッセージと同様、プレフィックス委譲要請オプションとしては、プレフィックス委譲要請の内容が含まれていること、また、プレフィックス情報の管理委譲がされた場合に設定する、有効期限等が含まれていればよい。図6では、最下段がオプションの領域である。
なお、図6に示すフォーマットは一例であり、プレフィックス委譲要請オプションのフォーマットは、この形式に限定されるものではない。メータと管理ルータ間で認識できるフォーマットであり、NAメッセージやRAメッセージに含めることができるフォーマットであれば、他の形式のフォーマットを用いることも可能である。
以上説明したように、本実施の形態によれば、管理ルータは、管理サーバに対して、メッシュネットワークで使用可能なアドレスのプレフィックス情報の管理の委譲を要請するプレフィックス情報委譲要請を行い、管理サーバからプレフィックス情報委譲要請の応答として、自身に管理委譲された範囲のプレフィックス情報であるプレフィックス情報管理委譲を受け、メータからのプレフィックス情報委譲要請に対して、管理サーバから管理委譲された範囲内でプレフィックス情報を管理委譲する制御を行う。また、メータは、管理ルータに対してプレフィックス情報委譲要請を行い、管理ルータからプレフィックス情報委譲要請の応答としてプレフィックス情報管理委譲を受け、自身と接続する宅内ネットワーク内の宅内装置に対して、管理ルータから管理委譲されたプレフィックス情報を通知する制御を行うこととした。これにより、パケット損失率の高いネットワークにおいて、輻輳が発生することなく、管理ルータ側からメータ側へプレフィックス情報を委譲することができる。
なお、本実施の形態では、管理ルータは、管理委譲したプレフィックス情報を記憶しており、あるメータに対してプレフィックス情報を管理委譲した場合、同一プレフィックス情報を他のメータに管理委譲しないが、これに限定するものではない。例えば、管理ルータは、プレフィックス情報ごとに管理委譲した時刻情報を記録し、管理委譲後、規定時間が経過する前は同一プレフィックス情報を他のメータに管理委譲しない、すなわち、規定時間経過後は、同一プレフィックス情報を他のメータに管理委譲してもよい。規定時間が経過する前に、プレフィックス情報を管理委譲した同じメータから再度プレフィックス情報委譲要請を受けた場合は、時刻情報を更新するようにしてもよい。
実施の形態2.
本実施の形態では、実施の形態1で説明したネットワークシステムにおいて、具体的に、管理ルータと1−Hop近隣メータ間において、プレフィックス委譲を行う動作について説明する。
図7は、管理ルータと1−Hop近隣メータ間において、NS/NAメッセージによってプレフィックス委譲を行う処理を示すシーケンス図である。ここでは、一例として、図1において、管理サーバ101から、管理ルータ113、メータ130、メータ131、Host141までの通信の流れの中で、管理ルータ113とメータ130との間でプレフィックス委譲を行う部分について説明する。
まず、メータ130は、RSメッセージのマルチキャスト送信により、近隣の管理ルータを探索する(ステップS101)。
管理ルータ113は、RSメッセージを受信すると、その応答として、プレフィックス情報を含むRAメッセージをメータ130に対してユニキャスト送信する(ステップS102)。
RAメッセージを受信したメータ130は、RAメッセージに含まれたプレフィックス情報に基づいて、管理ルータ113とメータ130間のネットワーク(メッシュネットワーク173)で利用するIPv6アドレスを仮状態にて生成する(ステップS103)。
この仮状態のIPv6アドレスは、プレフィックス情報に依存するものであり、グローバルアドレスまたはユニークローカルアドレスのいずれのアドレスでもよい。IPv6アドレス(プレフィックス+ID部)のID部は、EUI−64形式によるIDを用いることができるが、これに限定するものではなく、例えば、メータ130自身が何らかの情報を参考にして独自にIDを決定してもよく、メータ130自身がランダムに独自にIDを決定してもよい。ID部の作成方法に制約は設けない。
仮状態のIPv6アドレスの重複確認を実施するため、メータ130は、管理ルータ113に対して、6LoWPAN−NDのNSメッセージによる重複確認要請を実施する(ステップS104)。この際、メータ130は、Host(宅内装置)との宅内ネットワークを持つ場合には、重複確認とともにプレフィックス情報の委譲要請オプションをNSメッセージに含めて、管理ルータ113に対してプレフィックス委譲要請を実施する。
アドレス重複確認要請およびプレフィックス委譲要請のオプションを含むNSメッセージを受信した管理ルータ113は、IPv6アドレスの重複確認を行い、また、自身の管理するプレフィックス情報の一部を要請元のメータ130に対して管理委譲する範囲を決定する(ステップS105)。管理ルータ113がメータ130に対してプレフィックス情報を管理委譲できる条件は、管理ルータ113が管理する範囲において、他のメータに管理委譲していない範囲を持つことである。管理ルータ113は、管理委譲可能な範囲が残っている場合には、その一部の範囲を要請元のメータ130に対して管理委譲する範囲とする。
管理委譲する範囲を決定した管理ルータ113は、NSメッセージへの応答となるNAメッセージに、メータ130のIPv6アドレスの重複確認の結果とともに、プレフィックス管理委譲の範囲を含めて、メータ130へ送信する(ステップS106)。
NAメッセージを受信したメータ130は、重複確認の結果、重複無しの場合にはIPv6アドレスを仮状態から利用可能な状態へと変更し、確定する処理を行う。また、メータ130は、NAメッセージに含まれた委譲可能なプレフィックス情報を判断し、メータ130は自身の配下の宅内ネットワークで利用するためのプレフィックス情報として委譲されたプレフィックス情報の管理を行う。これにより、委譲が完了する(ステップS107)。
なお、管理ルータ113がメータ130に対してプレフィックス情報のどの範囲を管理委譲するかについては、例えば、メータ130がプレフィックス委譲要請に範囲の情報を含めて要請してもよく、この場合に、管理ルータ113は、メータ130からの要請範囲に従っても、自身で独自に決定してもよい。プレフィックス情報を委譲する範囲に制限は設けない。
以上説明したように、本実施の形態では、メータは、RAメッセージに含まれたプレフィックス情報に基づいてメッシュネットワークで利用するIPv6アドレスを仮状態で生成し、管理ルータに対して、NSメッセージによる仮状態のIPv6アドレスの重複確認およびプレフィックス委譲要請を実施する。管理ルータは、NAメッセージに、IPv6アドレスの重複確認の結果およびプレフィックス管理委譲の範囲を含めてメータへ送信することとした。これにより、管理ルータと1−Hop近隣メータ間において、プレフィックス委譲を行うことができる。
実施の形態3.
本実施の形態では、実施の形態1で説明したネットワークシステムにおいて、具体的に、管理ルータと1−Hopより離れたメータ間において、プレフィックス委譲を行う動作について説明する。ここでは、NS/NAメッセージ、DAR/DACメッセージのマルチホップDADについて説明する。
図8は、管理ルータと1−Hopより離れたメータ間において、NS/NAメッセージ、DAR/DACメッセージのマルチホップDADによってプレフィックス委譲を行う処理を示すシーケンス図である。ここでは、一例として、図1において、管理サーバ101から、管理ルータ113、メータ130、メータ131、Host141までの通信の流れの中で、管理ルータ113とメータ131との間でプレフィックス委譲を行う部分について説明する。
まず、メータ131は、RSメッセージのマルチキャスト送信により、近隣の管理ルータを探索する(ステップS201)。
管理ルータ113の1−Hop近隣のメータであるメータ130は、RSメッセージを受信すると、その応答として、プレフィックス情報を含むRAメッセージをメータ131に対してユニキャスト送信する(ステップS202)。このとき、プレフィックス情報を割り当てる側のメータ130は、あらかじめ、管理ルータ113または管理ルータ113により近い上位のメータから、自身が利用するプレフィックス情報、および下位に割り当て可能なプレフィックス情報を割り当ててもらうこととする。これにより、プレフィックス情報の管理委譲を受けているメータは、プレフィックス情報の管理委譲を受けていないメータからのプレフィックス情報委譲要請に対して、プレフィックス情報を管理委譲することができる。
RAメッセージを受信したメータ131は、RAメッセージに含まれたプレフィックス情報に基づいて、管理ルータ113とメータ131間のネットワーク(メッシュネットワーク173)で利用するIPv6アドレスを仮状態にて生成する(ステップS203)。
この仮状態のIPv6アドレスは、プレフィックス情報に依存するものであり、グローバルアドレスまたはユニークローカルアドレスのいずれのアドレスでもよい。IPv6アドレス(プレフィックス+ID部)のID部は、EUI−64形式によるIDを用いることができるが、これに限定するものではなく、例えば、メータ131自身が何らかの情報を参考にして独自にIDを決定してもよく、メータ131自身がランダムに独自にIDを決定してもよい。ID部の作成方法に制約は設けない。
仮状態のIPv6アドレスの重複確認を実施するため、メータ131は、管理ルータ113に対して、メータ130を介して、6LoWPAN−NDのNS/NA、DAR/DACメッセージによる重複確認要請を実施する(ステップS204〜S208)。まず、メータ131は、メータ130に対して、Host(宅内装置)との宅内ネットワークを持つ場合には、重複確認とともにプレフィックス情報の委譲要請オプションをNSメッセージに含めて、プレフィックス委譲要請を実施する(ステップS204)。
アドレス重複確認要請およびプレフィックス委譲要請のオプションを含むNSメッセージを受信した1−Hop近隣のメータ130は、さらに、上位の管理ルータ113に対して、NSメッセージに含まれたアドレス重複確認要請およびプレフィックス委譲要請のオプションを、DARメッセージに乗せ代えて送信する(ステップS205)。メータ130では、DARメッセージをマルチホップさせることで管理ルータ113まで送信する。なお、メータ130は、1−Hop近隣のメータでない場合、さらに、上位のメータに対してDARメッセージを送信する。
アドレス重複確認要請およびプレフィックス委譲要請のオプションが付いたDARメッセージを受信した管理ルータ113は、IPv6アドレスの重複確認を行い、また、自身の管理するプレフィックス情報の一部を要請元のメータ131に対して管理委譲する範囲を決定する(ステップS206)。管理ルータ113がメータ131に対してプレフィックス情報を管理委譲できる条件は、管理ルータ113が管理する範囲において、他のメータに管理委譲していない範囲を持つことである。管理ルータ113は、管理委譲可能な範囲が残っている場合には、その一部の範囲を要請元のメータ131に対して管理委譲する範囲とする。
管理委譲する範囲を決定した管理ルータ113は、DARメッセージへの応答となるDACメッセージに、メータ131のIPv6アドレスの重複確認の結果とともに、プレフィックス管理委譲の範囲をオプションに含めて、1−Hop近隣のメータ130へ送信する(ステップS207)。
DACメッセージを受信した1−Hop近隣のメータ130は、NSメッセージを送信したメータ131に対して、DACメッセージに含まれた、重複確認の結果およびプレフィックス委譲の情報のオプションをNAメッセージに乗せ代えて転送する(ステップS208)。なお、メータ130とメータ131との間にさらに他のメータが存在する場合には、メータ130は、他のメータからDARメッセージを受信しているので、このメータに対してDACメッセージを転送する。
NAメッセージを受信したメータ131は、重複確認の結果、重複無しの場合にはIPv6アドレスを仮状態から利用可能な状態へと変更し、確定する処理を行う。また、メータ131は、NAメッセージに含まれた委譲可能なプレフィックス情報を判断し、メータ131は自身の配下の宅内ネットワーク151で利用するためのプレフィックス情報として委譲されたプレフィックス情報の管理を行う。これにより、委譲が完了する(ステップS209)。
なお、マルチホップによりプレフィックス情報を委譲された場合においても、管理ルータ113がメータ131に対してプレフィックス情報のどの範囲を管理委譲するかについては、例えば、メータ131がプレフィックス委譲要請に範囲の情報を含めて要請してもよく、この場合に、管理ルータ113は、メータ131からの要請範囲に従っても、自身で独自に決定してもよい。プレフィックス情報を委譲する範囲に制限は設けない。
以上説明したように、本実施の形態では、メータは、他のメータから受信したNSメッセージのオプション情報をDARメッセージに含めて、管理ルータまたは自身より管理ルータ側に位置する次のメータに送信し、管理ルータは、DARメッセージのオプション情報に含まれたプレフィックス情報委譲要請を検出し、プレフィックス情報委譲要請に対する応答として、DACメッセージのオプション情報にプレフィックス管理委譲を含めて、DARメッセージの送信元のメータへ送信する。これにより、管理ルータと1−Hopより離れたメータ間においても、プレフィックス委譲を行うことができる。
実施の形態4.
本実施の形態では、ショートアドレスを用いてプレフィックスを作成するネットワークシステムについて説明する。
図9は、本実施の形態のネットワークシステムの構成例を示す図である。ネットワークシステムは、管理ルータ114と、メータ121〜132と、メッシュネットワーク174と、から構成される。管理ルータ114からメータ121〜132にショートアドレスの割り当て設定を実施し、メータ121〜132が、管理ルータ114からの6LoWPAN−NDのRAメッセージに含まれたプレフィックス委譲情報に基づいて、他のメータとは異なる独立したプレフィックスを作成するシステムを示すものである。管理ルータ114の構成は、実施の形態1における管理ルータ111〜113と同様であり、メータ132の構成は、実施の形態1におけるメータ121〜131と同様である。
管理ルータ114は、PAN(Personal Area Networks)コーディネータとして動作し、MACアドレスとして利用可能なショートアドレス情報を管理する。ここで、ショートアドレスとは、管理ルータ114の配下にあるメッシュネットワーク174内のメータ121〜132に割り当て設定され、MACレイヤのアドレスとして各メータを固有に判断することができる、他のメータとは独立したアドレスである。管理ルータ114は、管理しているショートアドレス情報を、配下のメータに対して割り当て設定することができる。
なお、管理ルータ114が管理するショートアドレス情報は、管理ルータ114配下のメッシュネットワーク174ではメータごとに独立して設定されるが、管理ルータが異なるメッシュネットワークでは、同じショートアドレスが設定されていてもよい。
例えば、管理ルータAの配下のメッシュネットワークに所属するメータA−1にショートアドレス「0xA0」を設定し、同じメッシュネットワークに所属するメータA−2には「0xA0」とは異なるショートアドレス「0xA1」を設定する。ただし、管理ルータBの配下のメッシュネットワークに所属するメータB−1に対してショートアドレス「0xA0」を設定することは可能である。
管理ルータ114が管理するショートアドレスは、IEEE802.15.4で記載される16bitのショートアドレスを用いることができるが、これに限定するものではない。例えば、16bitよりも短いアドレスまたは長いアドレスでもよく、管理ルータ114が配下のメータ121〜132に対して独立に設定できるMACレイヤのアドレスであればよい。
管理ルータ114では、配下のメータ121〜132に対してショートアドレスを設定する方法として、IEEE802.15.4のMAC CommandのMAC Associationを利用することができる(MAC AssociationのResponse)。
メータ121〜132では、管理ルータ114からショートアドレスを設定してもらうことができる。ショートアドレス情報を要請する方法として、IEEE802.15.4のMAC CommandのMAC Associationを利用することができる(MAC AssociationのRequest)。
このように、本実施の形態のネットワークシステムでは、メータ121〜132がショートアドレス要請を送信すると、管理ルータ114は、ショートアドレス要請を受信し、ショートアドレス割り当てが可能な場合には、ショートアドレスをメータ121〜132に対して設定することができる。また、ネットワークシステムでは、ショートアドレスをIPレイヤのプレフィックス情報の一部として利用することができる。
例えば、管理ルータ114は、1−Hop近隣のメータに対して、プレフィックス委譲情報を含むRAメッセージを送信する。ショートアドレス割り当て済みであって管理ルータ114から1−Hop近隣のメータでは、受信したプレフィックス委譲情報とメータ固有の自身のショートアドレスとを組み合せて、独自のプレフィックス情報を作成することができる。
図9において、管理ルータ114からのRAメッセージに含まれたプレフィックス委譲情報=「A:A:A::/48」であり、メータ130固有のショートアドレス=「0xB」の場合に、メータ130では、プレフィックス委譲情報にメータ固有のショートアドレスを後ろに続けることで、独自のプレフィックス情報=「A:A:A:B/64」を作成することができる。メータ130は、宅内ネットワーク153において、接続するHost145,146に対して、独自のプレフィックス情報=「A:A:A:B/64」を用いることができる。また、メータ124固有のショートアドレス=「0xC」の場合に、メータ124では、プレフィックス委譲情報にメータ固有のショートアドレスを後ろに続けることで、独自のプレフィックス情報=「A:A:A:C/64」を作成することができる。メータ124は、宅内ネットワーク152において、接続するHost143,144に対して、独自のプレフィックス情報=「A:A:A:C/64」を用いることができる。
各メータ121〜132に割り当て設定されるショートアドレスは、メッシュネットワーク174内で固有のものであるため、各メータ121〜132が作成するプレフィックス情報は、メッシュネットワーク174内で独立したものとなる。
各メータが作成する独立したプレフィックス情報は、各メータとHost(宅内装置)等と接続する宅内ネットワークのプレフィックス情報として利用することができる。
また、メータ121〜132は、RAメッセージに含まれたプレフィックス委譲情報を取得した後、それぞれのメータ121〜132からRAメッセージを送信する場合に、同じプレフィックス委譲情報を含めて送信することができる。
図10は、本実施の形態のネットワークシステムの構成例を示す図である。管理ルータ114からプレフィックス委譲情報を含むRAメッセージを受信したメータ124,130が、同じプレフィックス委譲情報を含むRAメッセージを送信する様子を示すものである。
プレフィックス委譲情報を取得したメータ124,130は、1−Hop近隣であって管理ルータ114の1−Hop近隣で無いメータに対してRAメッセージを送信する。このRAメッセージには、管理ルータ114のRAメッセージに含まれたプレフィックス委譲情報と同じ情報が含まれている。
メータ124,130からRAメッセージを受信した他のメータでは、メッシュネットワーク174内で固有のショートアドレスが設定されているため、メータ124,130と同様に、プレフィックス委譲情報とメータ固有の自身のショートアドレスとを組み合せて、独自のプレフィックス情報を作成することができる。
図10において、メータ124,130からのRAメッセージに含まれたプレフィックス委譲情報=「A:A:A::/48」であるので、メータ122固有のショートアドレス=「0xE」の場合に、メータ122では、プレフィックス委譲情報にメータ固有のショートアドレスを後ろに続けることで、独自のプレフィックス情報=「A:A:A:E/64」を作成することができる。メータ122は、宅内ネットワーク154において、接続するHost147,148に対して、独自のプレフィックス情報=「A:A:A:E/64」を用いることができる。また、メータ131固有のショートアドレス=「0xD」の場合に、メータ131では、プレフィックス委譲情報にメータ固有のショートアドレスを後ろに続けることで、独自のプレフィックス情報=「A:A:A:D/64」を作成することができる。メータ131は、宅内ネットワーク151において、接続するHost141,142に対して、独自のプレフィックス情報=「A:A:A:D/64」を用いることができる。
各メータが作成する独立したプレフィックス情報は、各メータとHost(宅内装置)等と接続する宅内ネットワークのプレフィックス情報として利用することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、管理ルータは、メータに対して、ショートアドレスを割り当て、メータは、管理ルータから割り当てられたショートアドレスをMACレイヤのアドレスとして設定し、管理委譲されたプレフィックス情報とショートアドレスとを組み合わせて新たにプレフィックス情報を作成することとした。これにより、メータでは、新たに作成したプレフィックス情報を宅内ネットワークのプレフィックス情報として利用することができる。
なお、管理ルータでは、メータからの要請が無くても、自発的にショートアドレスを割り当てることも可能である。
実施の形態5.
本実施の形態では、実施の形態4で説明したネットワークシステムにおいて、具体的に、管理ルータと1−Hop近隣メータ間において、ショートアドレスの割り当ておよびプレフィックス委譲を行う動作について説明する。
図11は、管理ルータと1−Hop近隣メータ間において、ショートアドレスの通知および6LoWPAN−NDのRS/RAメッセージでプレフィックス委譲情報の通知を行うシーケンス図である。ここでは、一例として、図1と同様の構成とし、図9において、図示しない管理サーバ101から、管理ルータ114、メータ130、メータ131、図示しないHost141までの通信の流れの中で、管理ルータ113とメータ130との間でショートアドレスの割り当ておよびプレフィックス委譲を行う部分について説明する。
まず、メータ130は、MACレイヤの処理として、管理ルータ114からショートアドレスを割り当ててもらう。ショートアドレスの割り当て処理は、IEEE802.15.4のMACコマンドである、Association RequestおよびAssociation Responseを用いて実現することができる。
具体的に、メータ130は、管理ルータ114に対してAssociation Requestを送信し(ステップS301)、管理ルータ114は、その応答として割り当てたショートアドレスを含むAssociation Responseをメータ130へ送信し(ステップS302)、メータ130は、Association Responseを受信することで、ショートアドレスの割り当て処理を完了する(ステップS303)。
つぎに、1−Hop近隣のメータ130は、プレフィックス委譲要請を含むRSメッセージを管理ルータ114へ送信し(ステップS304)、プレフィックス委譲要請を含むRSメッセージを受信した管理ルータ114は、プレフィックス委譲要請の情報に応じて、プレフィックス委譲情報を含むRAメッセージを、メータ130に対して応答する(ステップS305)。プレフィックス委譲情報を含むRAメッセージを受信したメータ130は、プレフィックス委譲情報と自身のショートアドレスより、そのメータ固有となるIPv6プレフィックスを作成する(ステップS306)。
メータ130は、作成したプレフィックス情報を、NSメッセージに含め、管理ルータ114に対して登録処理の要請を行う(ステップS307)。プレフィックス情報の登録処理の要請を受け付けた管理ルータ114は、登録処理を行い(ステップS308)、NAメッセージに登録処理の結果を含めてメータ130へ送信する(ステップS309)。そして、メータ130では、登録処理の結果、IPv6アドレスが登録された場合にはIPv6アドレスを確定する(ステップS310)。
以上説明したように、本実施の形態では、メータは、割り当てられたショートアドレスとRAメッセージに含まれたプレフィックス情報とを組み合わせて新たにプレフィックス情報を作成し、管理ルータに対して、NSメッセージによる登録処理の要請を行う。管理ルータは、NAメッセージに、登録処理の結果を含めてメータへ送信することとした。これにより、管理ルータと1−Hop近隣のメータは、新たに作成したプレフィックス情報を確定し、利用することができる。
なお、ここでは、NSメッセージおよびNAメッセージについては、メータ130自身のIPv6グローバルアドレスの登録処理のためのみに利用しているが、これに限定するものではなく、プレフィックス情報の登録処理は行わずに重複確認の要請にのみ使用するようにしてもよい。
実施の形態6.
本実施の形態では、実施の形態4で説明したネットワークシステムにおいて、具体的に、管理ルータと1−Hopより離れたメータ間において、ショートアドレスの割り当ておよびプレフィックス委譲を行う動作について説明する。
図12は、管理ルータと1−Hopより離れたメータ間において、ショートアドレスの通知および6LoWPAN−NDのRS/RAメッセージでプレフィックス委譲情報の通知を行うシーケンス図である。ここでは、一例として、図1と同様の構成とし、図10において、図示しない管理サーバ101から、管理ルータ114、メータ130、メータ131、Host141までの通信の流れの中で、メータ130とメータ131との間でショートアドレスの割り当ておよびプレフィックス委譲を行う部分について説明する。
まず、メータ131は、MACレイヤの処理として、メータ130からショートアドレスを割り当ててもらう。ショートアドレスの割り当て処理は、IEEE802.15.4のMACコマンドである、Association RequestおよびAssociation Responseを用いて実現することができる。
具体的に、メータ131は、メータ130に対してAssociation Requestを送信し(ステップS401)、メータ130は、その応答として割り当てたショートアドレスを含むAssociation Responseをメータ131へ送信し(ステップS402)、メータ131は、Association Responseを受信することで、ショートアドレスの割り当て処理を完了する(ステップS403)。このとき、ショートアドレスを割り当てる側のメータ130は、あらかじめ、管理ルータ114または管理ルータ114により近い上位のメータから、自身が利用するショートアドレス、および下位に割り当て可能なショートアドレスを割り当ててもらうこととする。これにより、ショートアドレスを割り当てられているメータは、ショートアドレスを割り当てられていないメータからのショートアドレス割り当て要請に対して、ショートアドレスを割り当てることができる。
ここで、近隣のメータ130では、管理ルータ114または管理ルータ114により近い上位のメータから(ここでは、管理ルータ114から)、既にプレフィックス委譲情報を取得していることが条件となる。近隣のメータ130が出すRAメッセージに含まれたプレフィックス委譲情報は、管理ルータ114または管理ルータ114により近い上位のメータから(ここでは、管理ルータ114から)取得したプレフィックス委譲情報と同じ必要がある。
メータ131は、プレフィックス委譲要請を含むRSメッセージをメータ130へ送信し(ステップS404)、プレフィックス委譲要請を含むRSメッセージを受信したメータ130は、プレフィックス委譲要請の情報に応じて、プレフィックス委譲情報を含むRAメッセージを、メータ131に対して応答する(ステップS405)。プレフィックス委譲情報を含むRAメッセージを受信したメータ131は、プレフィックス委譲情報と自身のショートアドレスより、そのメータ固有となるIPv6プレフィックスを作成する(ステップS406)。
メータ131は、作成したプレフィックス情報をNSメッセージに含めて、管理ルータ114に対して、メータ130を介して、6LoWPAN−NDのNS/NA、DAR/DACメッセージによる登録処理の要請を実施する(ステップS407〜S411)。まず、メータ131は、メータ130に対して、IPv6プレフィックスの情報をNSメッセージのオプションに含めて、登録要請を実施する(ステップS407)。
登録処理の要請のオプションを含むNSメッセージを受信した1−Hop近隣のメータ130は、さらに、上位の管理ルータ114に対して、NSメッセージに含まれた登録処理の要請のオプションを、DARメッセージに乗せ代えて送信する(ステップS408)。メータ130では、DARメッセージをマルチホップさせることで管理ルータ114まで送信する。なお、メータ130は、1−Hop近隣のメータでない場合、さらに、上位のメータに対してDARメッセージを送信する。
登録処理の要請のオプションが付いたDARメッセージを受信した管理ルータ114は、IPv6アドレスの登録処理を行う(ステップS409)。
登録処理を実行した管理ルータ114は、DARメッセージへの応答となるDACメッセージに、メータ131のIPv6アドレスの登録処理の結果のオプションを含めて、1−Hop近隣のメータ130へ送信する(ステップS410)。
DACメッセージを受信した1−Hop近隣のメータ130は、NSメッセージを送信したメータ131に対して、DACメッセージに含まれた、登録処理の結果のオプションをNAメッセージに乗せ代えて転送する(ステップS411)。なお、メータ130とメータ131との間にさらに他のメータが存在する場合には、メータ130は、他のメータからDARメッセージを受信しているので、このメータに対してDACメッセージを転送する。
NAメッセージを受信したメータ131は、登録処理の結果、IPv6アドレスが登録された場合にはIPv6アドレスを確定する(ステップS412)。
なお、このときの、NS/NAメッセージおよびDAR/DACメッセージによるアドレス登録処理は、6LoWPAN−NDによるマルチホップDADのシーケンスでよい。管理ルータ114までの登録処理が行われれば、プロトコルに制限は設けない。また、NS/NAメッセージおよびDAR/DACメッセージについては、メータ131自身のIPv6グローバルアドレスの登録処理のためのみに利用しているが、これに限定するものではなく、プレフィックス情報の登録処理は行わずに重複確認の要請にのみ使用するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態では、メータは、他のメータから受信したNSメッセージのオプション情報をDARメッセージに含め、管理ルータまたは自身より管理ルータ側に位置する次のメータに送信し、管理ルータは、DARメッセージのオプション情報に含まれた登録処理の要請を検出し、登録処理の要請に対する応答として、DACメッセージのオプション情報に登録処理の結果を含めて、DARメッセージの送信元のメータへ送信する。これにより、管理ルータと1−Hopより離れたメータにおいても、新たに作成したプレフィックス情報を確定し、利用することができる。
以上のように、本発明にかかるスマートメータシステムは、IP通信ネットワークに有用であり、特に、IPv6アドレスを用いる場合に適している。
101 管理サーバ、111〜114 管理ルータ、121〜132 メータ、141〜148 Host、151〜154 宅内ネットワーク、161 ネットワーク、171〜174 メッシュネットワーク、201,206,301,401,406 PHY、202,207,302,402,407 MAC、203,303,403 CPU、204,304,404 IPv6プレフィックス情報処理部、205,305,405 通信処理部、208,308,408 ROM、209,309,409 RAM、410 WAN。

Claims (52)

  1. 上位ネットワークと配下のメッシュネットワークの通信を中継する管理ルータと、前記管理ルータとともに前記メッシュネットワークを構築する複数のメータと、から構成される、IPv6に対応したスマートメータシステムにおいて、
    前記管理ルータは、
    前記上位ネットワーク経由で接続する管理サーバに対して、前記メッシュネットワークで使用可能なアドレスのプレフィックス情報の管理の委譲を要請するプレフィックス情報委譲要請を行い、前記管理サーバから前記プレフィックス情報委譲要請の応答として、自身に管理委譲された範囲のプレフィックス情報であるプレフィックス情報管理委譲を受け、前記メータからのプレフィックス情報委譲要請に対して、前記管理サーバから管理委譲された範囲内でプレフィックス情報を管理委譲する制御を行い、
    前記メータは、
    前記管理ルータに対してプレフィックス情報委譲要請を行い、前記管理ルータから前記プレフィックス情報委譲要請の応答としてプレフィックス情報管理委譲を受け、自身と接続する宅内ネットワーク内の宅内装置に対して、前記管理ルータから管理委譲されたプレフィックス情報を通知する制御を行う、
    ことを特徴とするスマートメータシステム。
  2. 前記管理ルータおよび前記メータは、
    それぞれ前記メッシュネットワークと接続するインタフェースにおいて、6LoWPAN(IPv6 over Low power Wireless Personal Area Networks)に対応し、制御メッセージであるICMPv6(Internet Control Message Protocol for IPv6)を利用でき、6LoWPAN−ND(Neighbor Discovery)で定義されるICMPv6のNS(Neighbor Solicitation)メッセージ、NA(Neighbor Advertisement)メッセージ、RS(Router Solicitation)およびRA(Router Advertisement)メッセージのオプション情報を検知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のスマートメータシステム。
  3. 前記メータは、
    6LoWPAN−NDのNSメッセージのオプション情報にプレフィックス情報委譲要請を含めて送信し、
    前記管理ルータは、
    受信した前記NSメッセージのオプション情報に含まれるプレフィックス情報委譲要請を判断し、管理委譲できる場合、プレフィックス情報管理委譲をNAメッセージのオプション情報に含めて応答する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のスマートメータシステム。
  4. 前記メータは、
    6LoWPAN−NDのRSメッセージのオプション情報にプレフィックス情報委譲要請を含めて送信し、
    前記管理ルータは、
    受信した前記RSメッセージのオプション情報に含まれるプレフィックス情報委譲要請を判断し、管理委譲できる場合、プレフィックス情報管理委譲をRAメッセージのオプション情報に含めて応答する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のスマートメータシステム。
  5. 前記メータは、
    他のメータから受信したNSメッセージのオプション情報をDAR(Duplicate Address Registration)メッセージに含め、当該DARメッセージを前記管理ルータまたは自身より前記管理ルータ側に位置する次のメータに送信し、
    前記管理ルータは、
    受信したDARメッセージのオプション情報に含まれるプレフィックス情報委譲要請を検出し、当該プレフィックス情報委譲要請に対する応答として、DAC(Duplicate Address Confirmation)メッセージのオプション情報にプレフィックス管理委譲を含め、当該DACメッセージを前記DARメッセージの送信元のメータへ送信する、
    ことを特徴とする請求項2、3または4に記載のスマートメータシステム。
  6. 前記メータは、
    前記メッシュネットワークを構築する他のメータ宛のメッセージおよび前記管理ルータ宛のメッセージを転送する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  7. 前記メータは、
    プレフィックス情報の管理委譲を受けている場合、プレフィックス情報の管理委譲を受けていないメータからプレフィックス情報委譲要請を受けたときは、プレフィックス情報委譲要請をしたメータに対して、プレフィックス情報を管理委譲する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  8. 前記管理ルータは、
    前記メッシュネットワークにおいて当該メッシュネットワークの頂点となるコーディネータとして動作する、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  9. 複数のメッシュネットワークがある場合、
    前記メータは、
    異なるメッシュネットワークに参加することができる、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  10. 前記管理ルータは、
    前記上位ネットワーク用のインタフェースおよび前記メッシュネットワーク用のインタフェースを備え、各インタフェースで異なるプロトコルのアドレスを利用できる、
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  11. 前記管理ルータは、
    管理委譲したプレフィックス情報を記憶し、あるメータに対してプレフィックス情報を管理委譲した場合、同一プレフィックス情報を他のメータに管理委譲しない、
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  12. 前記管理ルータは、
    管理委譲したプレフィックス情報を記憶し、あるメータに対してプレフィックス情報を管理委譲した場合、プレフィックス情報ごとに管理委譲した時刻情報を記録し、管理委譲後、規定時間が経過する前は同一プレフィックス情報を他のメータに管理委譲しない、
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  13. 前記管理ルータは、
    前記規定時間が経過する前に、プレフィックス情報を管理委譲したメータから再度プレフィックス情報委譲要請を受けた場合、前記時刻情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のスマートメータシステム。
  14. 前記管理ルータは、
    前記メータに対して、ショートアドレスを割り当て、
    前記メータは、
    前記管理ルータから割り当てられたショートアドレスをMAC(Media Access Control)レイヤのアドレスとして設定し、また、管理委譲された前記プレフィックス情報と前記ショートアドレスとを組み合わせて新たにプレフィックス情報を作成し、新たに作成したプレフィックス情報を前記宅内ネットワークのプレフィックス情報として利用する、
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  15. 前記メータは、
    前記管理ルータに対して、ショートアドレスの割り当て要請を行い、
    前記管理ルータは、
    前記ショートアドレスの割り当て要請の応答として、前記メータに対して、ショートアドレスを割り当てる、
    ことを特徴とする請求項14に記載のスマートメータシステム。
  16. 前記メータは、
    ショートアドレスを割り当てられている場合、ショートアドレスを割り当てられていないメータからショートアドレスの割り当て要請を受けたときは、ショートアドレスの割り当て要請をしたメータに対して、ショートアドレスを割り当てる、
    ことを特徴とする請求項15に記載のスマートメータシステム。
  17. 前記メータは、
    新たに作成したプレフィックス情報を、前記管理ルータに対して登録処理を要請し、
    前記管理ルータは、
    前記登録処理の要請に基づいて、前記メータが新たに作成したプレフィックス情報の登録を行う、
    ことを特徴とする請求項14、15または16に記載のスマートメータシステム。
  18. 前記プレフィックス情報は、IPv6グローバルアドレスのプレフィックス情報またはIPv6ユニークローカルアドレスのプレフィックス情報とする、
    ことを特徴とする請求項1〜17のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  19. 前記メッシュネットワークは、無線メッシュネットワークとする、
    ことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  20. 前記メータは、
    前記宅内装置と接続する場合、前記宅内ネットワーク用のインタフェースを備える、
    ことを特徴とする請求項1〜19のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  21. 前記宅内ネットワークは、無線ネットワークとする、
    ことを特徴とする請求項1〜20のいずれか1つに記載のスマートメータシステム。
  22. 上位ネットワークと配下のメッシュネットワークの通信を中継する管理ルータと、前記管理ルータとともに前記メッシュネットワークを構築する複数のメータと、から構成される、IPv6に対応したスマートメータシステムにおける前記管理ルータであって、
    前記上位ネットワーク経由で接続する管理サーバに対して、前記メッシュネットワークで使用可能なアドレスのプレフィックス情報の管理の委譲を要請するプレフィックス情報委譲要請を行い、前記管理サーバから前記プレフィックス情報委譲要請の応答として、自身に管理委譲された範囲のプレフィックス情報であるプレフィックス情報管理委譲を受け、前記メータからのプレフィックス情報委譲要請に対して、前記管理サーバから管理委譲された範囲内でプレフィックス情報を管理委譲する制御を行う、
    ことを特徴とする管理ルータ。
  23. 前記メッシュネットワークと接続するインタフェースにおいて、6LoWPAN(IPv6 over Low power Wireless Personal Area Networks)に対応し、制御メッセージであるICMPv6(Internet Control Message Protocol for IPv6)を利用でき、6LoWPAN−ND(Neighbor Discovery)で定義されるICMPv6のNS(Neighbor Solicitation)メッセージ、NA(Neighbor Advertisement)メッセージ、RS(Router Solicitation)およびRA(Router Advertisement)メッセージのオプション情報を検知する、
    ことを特徴とする請求項22に記載の管理ルータ。
  24. 前記メータが、6LoWPAN−NDのNSメッセージのオプション情報にプレフィックス情報委譲要請を含めて送信した場合、
    受信した前記NSメッセージのオプション情報に含まれるプレフィックス情報委譲要請を判断し、管理委譲できる場合、プレフィックス情報管理委譲をNAメッセージのオプション情報に含めて応答する、
    ことを特徴とする請求項23に記載の管理ルータ。
  25. 前記メータが、6LoWPAN−NDのRSメッセージのオプション情報にプレフィックス情報委譲要請を含めて送信した場合、
    受信した前記RSメッセージのオプション情報に含まれるプレフィックス情報委譲要請を判断し、管理委譲できる場合、プレフィックス情報管理委譲をRAメッセージのオプション情報に含めて応答する、
    ことを特徴とする請求項23に記載の管理ルータ。
  26. 前記メータが、他のメータから受信したNSメッセージのオプション情報をDAR(Duplicate Address Registration)メッセージに含め、当該DARメッセージを前記管理ルータまたは自身より前記管理ルータ側に位置する次のメータに送信した場合、
    受信したDARメッセージのオプション情報に含まれるプレフィックス情報委譲要請を検出し、当該プレフィックス情報委譲要請に対する応答として、DAC(Duplicate Address Confirmation)メッセージのオプション情報にプレフィックス管理委譲を含め、当該DACメッセージを前記DARメッセージの送信元のメータへ送信する、
    ことを特徴とする請求項23、24または25に記載の管理ルータ。
  27. 前記メッシュネットワークにおいて当該メッシュネットワークの頂点となるコーディネータとして動作する、
    ことを特徴とする請求項22〜26のいずれか1つに記載の管理ルータ。
  28. 前記上位ネットワーク用のインタフェースおよび前記メッシュネットワーク用のインタフェースを備え、各インタフェースで異なるプロトコルのアドレスを利用できる、
    ことを特徴とする請求項22〜27のいずれか1つに記載の管理ルータ。
  29. 管理委譲したプレフィックス情報を記憶し、あるメータに対してプレフィックス情報を管理委譲した場合、同一プレフィックス情報を他のメータに管理委譲しない、
    ことを特徴とする請求項22〜28のいずれか1つに記載の管理ルータ。
  30. 管理委譲したプレフィックス情報を記憶し、あるメータに対してプレフィックス情報を管理委譲した場合、プレフィックス情報ごとに管理委譲した時刻情報を記録し、管理委譲後、規定時間が経過する前は同一プレフィックス情報を他のメータに管理委譲しない、
    ことを特徴とする請求項22〜28のいずれか1つに記載の管理ルータ。
  31. 前記規定時間が経過する前に、プレフィックス情報を管理委譲したメータから再度プレフィックス情報委譲要請を受けた場合、前記時刻情報を更新する、
    ことを特徴とする請求項30に記載の管理ルータ。
  32. 前記管理ルータは、
    前記メータに対して、ショートアドレスを割り当てる、
    ことを特徴とする請求項22〜31のいずれか1つに記載の管理ルータ。
  33. 前記メータが、前記管理ルータに対して、ショートアドレスの割り当て要請を行う場合、
    前記ショートアドレスの割り当て要請の応答として、前記メータに対して、ショートアドレスを割り当てる、
    ことを特徴とする請求項32に記載の管理ルータ。
  34. 前記メータが、新たに作成したプレフィックス情報を、前記管理ルータに対して登録処理を要請する場合、
    前記登録処理の要請に基づいて、前記メータが新たに作成したプレフィックス情報の登録を行う、
    ことを特徴とする請求項32または33に記載の管理ルータ。
  35. 前記プレフィックス情報は、IPv6グローバルアドレスのプレフィックス情報またはIPv6ユニークローカルアドレスのプレフィックス情報とする、
    ことを特徴とする請求項22〜34のいずれか1つに記載の管理ルータ。
  36. 前記メッシュネットワークは、無線メッシュネットワークとする、
    ことを特徴とする請求項22〜35のいずれか1つに記載の管理ルータ。
  37. 上位ネットワークと配下のメッシュネットワークの通信を中継する管理ルータと、前記管理ルータとともに前記メッシュネットワークを構築する複数のメータと、から構成される、IPv6に対応したスマートメータシステムにおける前記メータであって、
    前記管理ルータに対して、前記メッシュネットワークで使用可能なアドレスのプレフィックス情報の管理の委譲を要請するプレフィックス情報委譲要請を行い、前記管理ルータから前記プレフィックス情報委譲要請の応答として、自身に管理委譲された範囲のプレフィックス情報であるプレフィックス情報管理委譲を受け、自身と接続する宅内ネットワーク内の宅内装置に対して、前記管理ルータから管理委譲されたプレフィックス情報を通知する制御を行う、
    ことを特徴とするメータ。
  38. 前記メッシュネットワークと接続するインタフェースにおいて、6LoWPAN(IPv6 over Low power Wireless Personal Area Networks)に対応し、制御メッセージであるICMPv6(Internet Control Message Protocol for IPv6)を利用でき、6LoWPAN−ND(Neighbor Discovery)で定義されるICMPv6のNS(Neighbor Solicitation)メッセージ、NA(Neighbor Advertisement)メッセージ、RS(Router Solicitation)およびRA(Router Advertisement)メッセージのオプション情報を検知する、
    ことを特徴とする請求項37に記載のメータ。
  39. 6LoWPAN−NDのNSメッセージのオプション情報にプレフィックス情報委譲要請を含めて送信する、
    ことを特徴とする請求項38に記載のメータ。
  40. 6LoWPAN−NDのRSメッセージのオプション情報にプレフィックス情報委譲要請を含めて送信する、
    ことを特徴とする請求項38に記載のメータ。
  41. 他のメータから受信したNSメッセージのオプション情報をDAR(Duplicate Address Registration)メッセージに含め、当該DARメッセージを前記管理ルータまたは自身より前記管理ルータ側に位置する次のメータに送信する、
    ことを特徴とする請求項38、39または40に記載のメータ。
  42. 前記メッシュネットワークを構築する他のメータ宛のメッセージおよび前記管理ルータ宛のメッセージを転送する、
    ことを特徴とする請求項37〜40のいずれか1つに記載のメータ。
  43. プレフィックス情報の管理委譲を受けている場合、プレフィックス情報の管理委譲を受けていないメータからプレフィックス情報委譲要請を受けたときは、プレフィックス情報委譲要請をしたメータに対して、プレフィックス情報を管理委譲する、
    ことを特徴とする請求項37〜42のいずれか1つに記載のメータ。
  44. 複数のメッシュネットワークがある場合、
    異なるメッシュネットワークに参加することができる、
    ことを特徴とする請求項37〜43のいずれか1つに記載のメータ。
  45. 前記管理ルータが、前記メータに対して、ショートアドレスを割り当てる場合、
    前記管理ルータから割り当てられたショートアドレスをMAC(Media Access Control)レイヤのアドレスとして設定し、また、管理委譲された前記プレフィックス情報と前記ショートアドレスとを組み合わせて新たにプレフィックス情報を作成し、新たに作成したプレフィックス情報を前記宅内ネットワークのプレフィックス情報として利用する、
    ことを特徴とする請求項37〜44のいずれか1つに記載のメータ。
  46. 前記管理ルータに対して、ショートアドレスの割り当て要請を行う、
    ことを特徴とする請求項45に記載のメータ。
  47. ショートアドレスを割り当てられている場合、ショートアドレスを割り当てられていないメータからショートアドレスの割り当て要請を受けたときは、ショートアドレスの割り当て要請をしたメータに対して、ショートアドレスを割り当てる、
    ことを特徴とする請求項46に記載のメータ。
  48. 新たに作成したプレフィックス情報を、前記管理ルータに対して登録処理を要請する、
    ことを特徴とする請求項45、46または47に記載のメータ。
  49. 前記プレフィックス情報は、IPv6グローバルアドレスのプレフィックス情報またはIPv6ユニークローカルアドレスのプレフィックス情報とする、
    ことを特徴とする請求項37〜48のいずれか1つに記載のメータ。
  50. 前記メッシュネットワークは、無線メッシュネットワークとする、
    ことを特徴とする請求項37〜49のいずれか1つに記載のメータ。
  51. 前記宅内装置と接続する場合、前記宅内ネットワーク用のインタフェースを備える、
    ことを特徴とする請求項37〜50のいずれか1つに記載のメータ。
  52. 前記宅内ネットワークは、無線ネットワークとする、
    ことを特徴とする請求項37〜51のいずれか1つに記載のメータ。
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