JP2017510190A - ノードデバイスを構成する方法、ネットワーク、及びノードデバイス - Google Patents

ノードデバイスを構成する方法、ネットワーク、及びノードデバイス Download PDF

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Abstract

本発明は、ネットワークの複数のノードデバイスにメッセージをルーティングするためのルーティングコントローラを含むデバイスに関する。ルーティングコントローラは、ノードデバイスのルーティングセットへのメッセージのルーティングを可能にする少なくとも1つのグローバルインスタンスと、デバイスに隣接する近隣ノードデバイスにパケットをルーティングするための少なくとも1つのローカルインスタンスとを含み、近隣ノードデバイスは、近隣ノードデバイスがノードデバイスのルーティングセットに属するか否かを問わず選択され、ルーティングコントローラは、ノードデバイスへのマルチキャストメッセージのルーティングのためにローカルインスタンスを使用する。

Description

本発明は、例えば、ネットワーク上で送信されるコマンドによって制御される照明器具に各ノードデバイスが接続される屋外照明ネットワークのような通信ネットワーク内の通信デバイスに関する。また、本発明は、かかるノードを構成する方法に関する。
本発明は、例えば、無線通信を使用する屋外照明ネットワークに関する。
屋外照明ネットワーク等の一部の通信ネットワークでは、各ノードデバイスが2つ以上の通信インターフェイスを有する。図1に示される例では、ネットワークの各ノード100は、例えばメッシュインターフェイス101及びGPRSインターフェイス102を有する。GPRSインターフェイス102は、例えばUDP/DTLS/CoAPによって自動コミッショニングをバックエンドで実行するために使用される。これに関して、DTLSハンドシェイクが成功した場合、デバイスは登録され、構成パラメータがデバイスに送信され得る。全てのノードデバイス100がコミッショニングされると、メッシュネットワークが構成され、ネットワーキングパラメータがGPRS接続を介してリモートコントローラ110に送信され得る。また、一部のノードデバイス100のGPRSモジュールが無効化され、無効化されたGPRSを有するデバイスは、依然として有効なGPRSインターフェイスを有する残りのデバイス(例えば、ノードデバイス100a)を介してのみバックエンドにアクセスするよう構成されてもよい。さらに、デバイス100aは単純なルーターとして動作してもよく、これは、全体的な通信アーキテクチャを一層単純化し、また、ネットワークとバックエンド内のリモートコントローラ110との間のエンドツーエンド動作を確実にする。つまり、通信の一部はメッシュネットワーク上で行われ、一部はGPRSネットワーク上で行われる。GPRSインターフェイスも、デバイスがスター・トポロジーによって広域通信可能なUMTS、LTE、又は広域サブGHz無線通信等の広域通信インターフェイスであり得る。
このようなネットワークでは、All−IPシステムが使用され、プロトコル変換の数が最小化され得る。このために使用され得るプロトコルの1つは6LoWPANである。しかし、以下のようないくつかの基礎的な通信パターンが依然として実行可能であることを確保することが要求される。
1.バックエンドから任意のノードデバイスへのユニキャスト通信:これは照明器具のオン/オフを切り替えるために使用され得る(ダウンリンクユニキャスト)。
2.照明システム内の任意のノードデバイスからバックエンドへのユニキャスト通信:これはエネルギー報告のために使用され得る(アップリンクユニキャスト)。
3.バックエンドから照明システム内のデバイスの集合へのマルチキャスト通信:これはソフトウェアのアップデートのために、又は照明器具グループのオン/オフを切り替えるために使用され得る(ダウンリンクマルチキャスト)。
4.複数のノードデバイス間での照明システム内ローカル通信:これはピアツーピア通信を要する製品を可能にするために使用され得る。かかる製品では、検出器及び無線通信を使用してオンデマンドで、すなわち、移動している人又は乗り物が検出されたときに光が供給される。
6LoWPANネットワークでは、ルーティングプロトコルはRPL(Routing Protocol for Low-power and lossy Networks)によって規定される。RPLベースネットワークは、RPLインスタンスによって構成される。各RPLインスタンスは、1つ又は複数のDODAG(Destination Oriented Directed Acyclic Graph)を有し得る。各DODAGは、根と呼ばれる特別なノードで終了する。
ノードデバイスには2種類のインスタンスが見つけられ得る。
−インスタンスidによって識別されるグローバルインスタンス。各グローバルインスタンスは(それぞれが異なる根を有する)複数のDODAGを含み得る。
−ノードに関連付けられた特殊なインスタンスであるローカルインスタンス。各ローカルインスタンスは単一のDODAGしか有し得ない。これらを識別するには、インスタンスid及びDODAGidの2つのフィールドが必要とされる。DODAGidは、DODAGとして動作するノードのユニークかつ到達可能なIPアドレスである。
ノードは、RPLインスタンス内の1つのDODAGにしか参加することができず、同じインスタンスのDODAG間の通信は不可能である(各DODAGは隔離される)。一方、ノードは異なるRPLインスタンスに同時に参加することができる。したがって、ノードは、複数のローカルインスタンスを所有し又はその一部を構成し得る。
さらに、かかるネットワークにおいて、マルチキャスト・ルーティング・プロトコルをサポートすることへのニーズが存在する。上記通信目標を達成するために、グローバルインスタンスのDODAGの根であるボーダールーター(GPRS有効)にそれぞれ関連付けられた複数のサブネットワークを作成することが試みられ得る。しかし、これは、図2に示されるように、ネットワークの境界を見ると、ローカル通信ができないという制限を有する。図2では、サブネットワークN1及びN2は隔離され、このネットワークトポロジーでは直接通信できないようである。N1とN2との間の通信はバックエンドを介してしか行うことができず、この場合、GPRS通信の使用を要する。したがって、サブネットワークN1のノードデバイスからサブネットワークN2のノードデバイスへの通信は非効率的である。さらに、この例では、N1及びN2両方のノードに対するマルチキャストルーティングはサポートされない。
本発明の一課題は、上記問題を緩和するデバイスを提案することである。
本発明の他の課題は、全ての可能な送信モードを提案する一方、効率的なルーティングプロトコルを可能にするネットワーク内のノードデバイスの構成方法を提案することである。
本発明の第1の側面によれば、ネットワークの複数のノードデバイスにメッセージをルーティングするためのルーティングコントローラを含むデバイスであって、ルーティングコントローラは、ノードデバイスのルーティングセットへのメッセージのルーティングを可能にするグローバルインスタンスと、デバイスに隣接する近隣ノードデバイスにパケットをルーティングするための少なくとも1つのローカルインスタンスとを含み、近隣ノードデバイスは、近隣ノードデバイスがノードデバイスのルーティングセットに属するか否かを問わず選択され、ルーティングコントローラは、ノードデバイスへのマルチキャストメッセージのルーティングのためにローカルインスタンスを使用する、デバイスが提案される。
したがって、グローバルインスタンスによって到達不能な、他のサブネットワークの一部である近隣ノードに到達するためにローカルインスタンスを使用することができる。その後、この他のサブネットワークのノードは、自らのグローバルインスタンスを使用してそのサブネットワークのノードにメッセージをルーティングすることができる。ローカルインスタンスによってマルチキャストメッセージをルーティングすることにより、メッセージをより効率的にルーティングすることを防ぐことが可能になる。
本発明の第1の側面の第1の実施形態では、グローバルインスタンスは、ルーティングセットのノードデバイスを結ぶルートを定め、かつ、ネットワークとバックエンドとを橋渡しするルーターデバイスであるノードデバイスを根として有する少なくとも1つのDODAG(destination oriented directed acyclic graph)を含む。この第1の実施形態は、例えば、バックエンドを介してメッセージをルーティングすることを回避し、ローカルインスタンスによって提案されるルートのうちの1つを介して近隣サブネットワークに直接ルーティングし得る。これは、ローカル通信を要するアプリケーション、又はメッセージのマルチキャストに関して特に興味深い。
本発明の第1の側面の他の実施形態では、ルーティングコントローラは、バックエンドからのユニキャストメッセージ及びマルチキャストメッセージのためにグローバルインスタンスを使用する。したがって、アプリケーション又はメッセージのターゲットノード及びそれらのネットワーク内の位置に応じて、メッセージのルーティングのためにローカルインスタンスの代わりにグローバルインスタンスを使用することができ、これは、メッセージのルーティングにおいてより大きなフレキシビリティを提供する。
本発明の第1の側面の他の実施形態では、バックエンドとネットワークとの間の通信は、ネットワークの伝送媒体とは異なる伝送媒体上で行われる。これは、GPRS又はLTE等の広域通信媒体であり得る。
本発明の第2の側面によれば、ネットワーク内のノードデバイスを構成する方法であって、ノードデバイスは、メッセージをネットワークの他のノードデバイスにルーティングするためのルーティングコントローラを含み、方法は、(a)ルーティングコントローラにおいて、他のノードデバイスのルーティングセットへのメッセージのルーティングを可能にするグローバルインスタンスを作成するステップと、(b)ノードデバイスと隣接する近隣ノードデバイスにパケットをルーティングするための少なくとも1つのローカルインスタンスを作成するステップであって、近隣ノードデバイスが他のノードデバイスのルーティングセットに属するか否かを問わず近隣ノードデバイスを選択するステップを含む、ステップと、(c)マルチキャストメッセージのルーティングにローカルインスタンスを使用するようルーティングコントローラを構成するステップとを含む、方法が提案される。
上記したように、グローバルインスタンスによって到達不能な、他のサブネットワークの一部である近隣ノードに到達するためにローカルインスタンスを使用することができる。その後、この他のサブネットワークのノードは、自らのグローバルインスタンスを使用してそのサブネットワークのノードにメッセージをルーティングすることができる。ローカルインスタンスによってマルチキャストメッセージをルーティングすることにより、メッセージをより効率的にルーティングすることができる。これは特に、移動している人又は乗り物の検出を複数の近隣ノードデバイスに通知し、近隣デバイスをオンに切り替えなければならないローカル通信を含むアプリケーションの使用に適する。
本発明のこの側面のある実施形態によれば、物理インターフェイスによって使用されるステップ(c)におけるローカルインスタンスの構成は、他の物理インターフェイスを介してメッセージを交換することによって行われる。
本発明のこの側面の他の実施形態によれば、ステップ(b)におけるローカルインスタンスの構成は、ノードデバイスが根として動作するローカルインスタンスをノードデバイスに割り当てるステップと、ノードデバイスがリスナーとして動作する他のローカルインスタンスの識別子を割り当てるステップとを含む。
本発明の第2の側面の一実施形態によれば、ステップ(a)は、さらに、ルーティングセットのノードデバイスを結ぶルートを定め、かつ、ネットワークをバックエンドに橋渡しするルーターデバイスであるノードデバイスを根として有する少なくとも1つのDODAGを作成するステップを含む。したがって、アプリケーション又はメッセージのターゲットノード及びそれらのネットワーク内の位置に応じて、ノードデバイスはメッセージのルーティングのためにローカルインスタンスの代わりにグローバルインスタンスを使用するよう構成され、これは、メッセージのルーティングにおいてより大きなフレキシビリティを提供する。
第2の側面の他の実施形態によれば、ステップ(b)は、さらに、近隣デバイスをノードデバイスに結ぶルートを定めるDODAGを作成するステップを含む。さらに、ステップ(a)及びステップ(b)は、ノードデバイス及び他のノードデバイスのそれぞれの地理的情報に基づき実行される。ノードデバイスの情報に基づき、ローカルインスタンスは、グローバルインスタンスルーティング方式によって形成された2つの隔離されたサブネットワーク間の通信ブリッジ又はリンクを作成するよう構成され得る。例えば、グローバルインスタンス及びローカルインスタンスは、1つ又は複数のローカルインスタンスによって任意の異なるグローバルインスタンスが繋がれることを確保するようノードデバイスを選択し得る。一部の実施形態では、これは、非効率的なバックエンドを介するメッセージのルーティングを回避することを可能にする。また、これは例えばサービス提供者に課せられるGPRS資源を要し得るため、高コストな可能性もある。
この実施形態のさらなる変形例では、方法は、ステップ(a)−(c)の前に、ネットワークのノードデバイスが、各自の地理的情報をバックエンド内の中央コントローラに送信するステップをさらに含み、ステップ(a)−(c)は中央コントローラから実行される。ノードデバイスは、例えば、正確に地理的情報を確立して、バックエンド内の中央コントローラに送信するためにGPSチップセットを含み得る。また、地理的情報は他の手段によって、例えばセルラーネットワークから取得されてもよい。バックエンド内の中央コントローラは、ネットワークによって使用されるルーティング方式を最適な態様で作成及び構成するにあたり、ノードデバイスよりも大きな計算能力を有する。
本発明の第2の側面の実施形態の変形例では、ステップ(a)−(c)はバックエンド内の中央コントローラから実行される。ノードデバイスの地理的情報は例えば設置(installation)マップから既に知られている可能性があるので、ノードデバイスが各自の地理的情報を送信することは不要な可能性がある。
本発明の第2の側面の実施形態のさらなる変形例では、ステップ(b)は、MPLプロトコルのためのMPLインターフェイス(前はローカルRPLインスタンスを有していた)を作成するステップを含み、ノードデバイスはMPLプロトコルのユニークなシードである。本発明の第2の側面の実施形態の他の変形例では、ステップ(a)は、グローバルインスタンスにおいてMPLプロトコルのためのMPLインターフェイスを作成するステップを含み、バックエンドに接続されたルーターノードはMPLプロトコルのユニークなシードである。MPL(Multicast Protocol for Lossy and low-power networks)は、その特性及び効率性から、かかるネットワークにおける6LoWPANの候補である。
本発明の第2の側面の実施形態の他の変形例では、ステップ(a)及びステップ(b)は、ローカルインスタンス及びグローバルインスタンスにおいてRPLプロトコルのためのRPLインターフェイスを作成するステップを含む。
本発明の第2の側面の実施形態の他の変形例では、ローカルインスタンスは、最小深度のルーティングツリーによって定められる。これは、例えば、ローカルインスタンス内にリストされた全てのノードが1ホップで到達され得ることを意味する(中間再送が不要)。これは、メッセージのルーティングにおける単純さ及び効率性を可能にする。ネットワーク、及びデバイスの正確な地理的位置の全体的知識を有するバックエンド内で計算される場合、最小深度のツリーの取得は特に簡単である。
本発明の第2の側面の実施形態の他の変形例では、ローカルインスタンスは、根、中間ノード、及び葉を有するツリー構造によってルートを定め、信頼性を確保するため、ローカルインスタンスにおいて根から葉にルーティングされるメッセージは、根及び全ての中間ノードによって2回以上マルチキャストされる。マルチキャストメッセージを繰り返すことにより、メッセージ送信の信頼性を維持することができる。
本発明の上記及び他の側面は、後述される実施形態を参照しながら説明され、明らかになるであろう。
以下、次の添付図面を例として参照ながら、本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明が実装され得るネットワークのブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るノードを含むネットワーク内のルーティングインスタンスの表現である。 図3A−図3Dは、図2のネットワークにおけるパケットのルーティングを示す。 図4は、本発明の他の実施形態に係るネットワークの構成方法を表すフローチャートである。 図5は、本発明の他の実施形態に係るノードを含むネットワークにおけるルーティングインスタンスの表現である。 図6は、本発明の他の実施形態に係るノードを含むネットワークにおけるルーティングインスタンスの表現である。
本発明は、ネットワーク内のノードデバイス、及びネットワークにおけるメッセージのルーティングを可能にするようかかるノードデバイスを構成する方法に関する。
上記したように、図1に示されるようなネットワークにおけるマルチキャストプロトコルに対するニーズが存在する。実際に、屋外照明ネットワークでは、照明器具のグループのオン/オフを切り替えるために、又はあるノードデバイスの近傍で物体が検出されたことを照明器具のグループに通知するためにマルチキャストが使用され得る。
MPL(Multicast Protocol for Low power and lossy networks )は、6LoWPANネットワークにおけるマルチキャストのために使用されるプロトコルである。MPLプロトコルの主な特徴は以下の通りである。
・全ノードデバイスが1つ又は複数のMPLインターフェイスを有する。これらのインターフェイスは、関連付けられた1つ又は複数のユニキャストIPアドレスを有する。
・各インターフェイスは、1つ又は複数のMPLドメインにサブスクライブし得る。各ドメインには、1つのユニークなマルチキャストアドレスが関連付けられる。
・各自のインターフェイスのうちの1つを介してドメインに参加したノードの中には、ドメインに情報を発するいくつかの特別なノードが存在する。これらのノードはシードと呼ばれる。
・シードがメッセージを送信するとき、シードは宛先としてドメイン・マルチキャスト・アドレスを使用し、そのドメインにサブスクライブしている全てのノードがメッセージを受信する。
・全てのノードがMPLフォワーダーとして動作する。したがって、ノードが以前にメッセージを受信していない場合、ノードはメッセージを再送する。
・マルチキャスト通信及び再送を制御するのにTrickleアルゴリズムが使用される。
本発明の一実施形態では、ルーティングエントリを作成するためにRPLが使用され得る。RPLはユニキャスト通信パターンに適する。一方、MPLはマルチキャスト通信のための良いオプションである。
図2に示されるように、本発明の第1の実施形態は、全ての通信目標を達成するためにグローバルRPLインスタンス及びローカルRPLインスタンスを利用する。図2のネットワークでは、複数のノードデバイス100及び100aが相互接続され、異なるサブネットワークN1及びN2を形成する。ノードデバイス100及び100aは、各自のメッシュインターフェイスを使用して互いに接続される。しかし、ノードデバイス100aはさらに、各自のGPRSインターフェイスを使用して、リモートコントローラ(図示無し)に接続されたバックエンドネットワーク200と通信するボーダールーターとして動作する。
ネットワークN1及びN2上でデータパケットをルーティングするために、ネットワーク内にグローバルRPLインスタンス及びローカルRPLインスタンスが分布される。図2には、ネットワークの一部21に関していくつかのグローバルインスタンスの中身が表されており、また、ルートとしてのノードデバイス間の接続が表されている。同様に、近隣ノードが互いにメッセージをルーティング可能なローカルインスタンスの例が参照番号22によって表されている。サブネットワークN1、N2のそれぞれについて、
・複数のDODAGを含む1つのグローバルインスタンス21が存在する。各DODAG根はボーダールーター100aとして動作し、バックエンド200と通信するためにGPRSインターフェイスが有効化される。サブネットワークの全てのノードデバイス100が、このグローバルインスタンスの1つのDODAGに参加する。
・サブネットワークの各ノードデバイス100及び100aは、近傍の近隣ノードが参加し又は加えられるローカルインスタンス22を少なくとも1つ所有する。
この構造によれば、全ての通信パターンが達成され得る。
・グローバルインスタンス21を使用して、各ノードデバイスとバックエンドとの間の上方向/下方向ユニキャスト及びマルチキャスト通信の両方が達成される。
・ノードデバイス(この場合はセンサ)は、各々のローカルインスタンス22を使用して、ローカルインスタンス22に参加した近隣ノードにマルチキャスト情報を送る。
ノードデバイス・ローカルインスタンス22において、他のノードが、ノードデバイスのグローバルインスタンスに含まれているのか、又は異なる根を有する別のノードデバイスのグローバルインスタンスに含まれているのかに関わらず、他のノードを選択することにより、さもなければ隔離される異なるサブネットワークN1及びN2の間にリンクが作成され得る。例えば、ローカルインスタンス22aは、2つのサブネットワークの橋渡しをしており、バックエンドを介することなくネットワークN1からネットワークN2に通信することを可能にする。本発明の変形例では、他のサブネットワークと複数のリンクを作成する可能性を高めるために、既にグローバルインスタンスに含まれているノード以外のノードを含むローカルインスタンスを作成することが好ましい可能性がある。
従来のアプローチによれば、バックエンドを介するほか、1つのサブネットワークから他のサブネットワークにリンクする方法は存在しない。これはラグを生じ、また、直接リンクよりも高価なGPRS資源を消費する。これは、例えば、第1のサブN1から第2のサブネットワークN2にかけての光レベルのトラッキング、移動物体の追跡といったアプリケーションの実施を妨げる。上記から理解され得るように、最も近いノードに情報を広めるためにローカルインスタンスを使用することは、異なるサブネットワークのノードが通信できないこの従来のアプローチの制限を回避する。全ての可能なシナリオの完全な説明が図3A−図3Dに表されている。図3A−図3Dにおいて、図の上部にグローバルインスタンスがツリー構造で示されている。そして、それぞれが考察されるノードに関連付けられた複数のローカルインスタンスが示されている。明瞭さのため、ネットワークの最下部の8つのノードデバイス(1001−1008)のローカルインスタンスのみが示されている。しかし、中間ノードデバイス又はボーダールーターノードも、それぞれの近隣ノードにメッセージをルーティングするためのローカルインスタンスを有する。例えば、ノード1001のローカルインスタンスは、ノードデバイス1001のローカルインスタンスがノードデバイス1002及び1003にどのようにメッセージをルーティングするかを示す。
図3Aは、グローバルインスタンスを用いたルーターからのユニキャストメッセージのルーティングを示す。太線の矢印によって示されるように、データパケットはユニキャスト方式でバックエンド200からノードデバイス1003にルーティングされる。グローバルインスタンスは、バックエンドから任意のデバイスに任意のユニキャストメッセージをルーティングするために使用され得る。これは、例えば、リモートコントローラによって単一の照明器具にオン/オフを切り替えることを命じるために使用され得る。
逆のルートが図3Bによって示されている。図3Bは、グローバルインスタンスを用いたノード1005からルーターノード、そしてバックエンドへのユニキャストメッセージのルーティングを示す。これは、例えば、照明器具の状態又は照明器具によって消費されたエネルギー量に関する情報をフィードバックするメッセージをルーティングするためにノードデバイスによって使用され得る。
図3Cは、バックエンドから照明器具のグループへのマルチキャストメッセージのルーティングを示す。これは、照明器具のグループに構成パラメータを拡散するために、又は例えば照明器具のグループのオン/オフを切り替えるために使用され得る。
ノードからのマルチキャスト、又は近隣ノードへのユニキャストのようなローカル通信の場合、ルーティングは図3Dによって示されるようになる。この場合、ローカルインスタンスを使用してメッセージがルーティングされる。図3Dの例では、ノード1005はマルチキャストによって近隣ノード1003、1004、1006、及び1007に到達し得る。ノード1006及び1007は、同じネットワークに属さないにも関わらず、ノードデバイス1005によって到達される。例えば、Trickleアルゴリズムを使用するメッセージのブロードキャストの場合、メッセージはより速く他のサブネットワーク中を進み、かつ、より速く他のサブネットワークに到達することができ、バックエンド200を介さなくてよい。
図3A−図3Dに示されるように、ローカルインスタンスは最小の深さを有するルーティングツリーによって定められる。これは、根であるノードデバイスから全ての他のノードに最小ホップ数で到達可能であることを意味する。典型的には、最小ホップ数は1であり、すなわち、根ノードはローカルインスタンス内にリストされた全てのノードに直接到達することができる。
ローカルインスタンスを含めることは、グローバル構造の制限を回避すること以外の利点ももたらす。各ノードは複数のローカルインスタンスを所有し、これは、状況に応じた多様な応答を可能にし得る。インスタンスが異なるアプリケーション要求に従って作成される場合、ネットワークはイベントに対して、そのアプリケーション要求に関するルーティングレベルで反応し得る(クロスレイヤ最適化)。例えば、メッセージを進ませたい距離又はホップ数、及び環境内で何かが検出されることに基づくいくつかのインスタンスがある場合、ネットワークは、メッセージを少数回のホップだけ拡散することもできるし(例えば、人のようなゆっくりと移動する物体の検出)、可能な限り遠くに送るよう決定することもできる(例えば、自動車のような高速移動物体の検出)。また、自動車の場合、メッセージを自動車の進行方向にのみ広めることも可能である。
インスタンス、及びオプションで関連付けられたDODAGの作成は、バックエンドにおいて行われ得る。これを達成するために、バックエンドは位置、LoS(line of sight)、ノード間距離、及び信号強度等のメトリクスに基づくアルゴリズムを実行する。
このメトリクスの一部は、コミッショニングフェーズ中に又はその後にノードからGPRSを介してバックエンドに送られる。その他のメトリクスは、地理的情報(ノードの地理的位置)を使用してバックエンドによって計算される。一部の照明ネットワークでそうであるように、全てのノードデバイスがGPSモジュールを有し、各ノードデバイスの位置が、例えば、コミッショニング中に上記メトリクスとともにGPRSを介して送信されてもよい。
その後、バックエンドは、例えば受信された地理的情報に基づきアルゴリズムを開始し、ノード毎にネットワークパラメータのセットを作成する。最後に、バックエンドはGPRSを介して各ノードにネットワークパラメータをプッシュする。
ローカルインスタンスの作成は、ネットワークのグローバル情報によって容易化される。上記したように、グローバル情報はGPS位置を使用して、又はネットワークの設置(installation)中に保存された位置情報に基づき計算され得る。
各ローカルインスタンスを作成するために、バックエンドにおいて以下のアルゴリズムが実行され得る。このアルゴリズムは、入力としてローカルインスタンスに参加するノードのセットを有し、また、複数の関数を含む。このアルゴリズムは最小ホップ数を有する構造を生成する。これは、リンクが有効な場合にのみ、繰り返し毎にホップを1つ追加することによって達成される。リンクの有効性は、例えば状況(環境、干渉源の近さ)及び要求されるネットワークのパフォーマンスに基づき変更又は調整され得る。アルゴリズムは各ノードについて最適なリンクを追加する(前回の繰り返しのノードになる)。
ノードのセットの計算はアプリケーションに応じて異なってもよく(例えば、特徴1において説明したように、特定方向に進行する自動車又は歩行中の人は同じ範囲を必要としない)、又は、所与の位置を中心とする所与のエリア内の全てのノードであってもよい。したがって、各ノードは、各アプリケーションの目的のために2つ以上のローカルインスタンスを有し得る。
上記したように、このアルゴリズムはバックエンドで実行され得る。この特徴に関して、主なメトリクスについても言及した。このメトリクスは、以下の関数において呼び出されるコスト関数に使用される。
以下のコンパクトアルゴリズムにおいて、上記抽象関数の全てについて詳述する。
RPLローカルインスタンスは、全ての通信ユースケースを可能にするための優れたソリューションを提供する。考慮すべきは、MPLの特徴を加えることによってRPLが改良され得るのかということである。この構造によれば、グローバルインスタンス及びローカルインスタンスの両方にこのプロトコルを適用することができる。ローカルインスタンスにおいては、
・各ノードはMPLインターフェイスを有する。
・また、各ノードは、自身がユニークなシードであるMPLドメインにサブスクライブされる。
・他の近傍のノードは、MPLフォワーダーとしてドメインにサブスクライブされる。
グローバルインスタンスにおいては、
・同様に、全てのノードがMPLインターフェイスを有する(ローカルインスタンスのインターフェイスと同じもの)。
・DODAG毎にMPLドメインがあり、根がその中の唯一のシードである。
・DODAG内の全てのノードがDODAGドメインにサブスクライブされる。
上記ソリューションの他、他のアプローチを考えることができる。ローカル及びグローバル・マルチキャスト・メッセージのために使用される、ネットワーク全体のためのグローバルMPLドメインを使用する。これを達成するには、各メッセージ内に最大ホップ数を確立する必要がある。
・メッセージをグローバルに配信したい場合、このホップ数を許容可能な最大値として設定することができる。
・メッセージの範囲をローカルにしたい場合、このホップ数を制限して、メッセージがネットワーク全体に拡散することを防ぐことができる。
上記2つのアプローチでは、依然として、RPLグローバルインスタンスがバックエンドとネットワークノードとの間のユニキャスト通信を満たす必要がある。
図4に示される本発明の他の側面によれば、ネットワークの構成方法がフローチャートによって示されている。図2のネットワークにおいて、方法は以下のステップを含む。
S100 ネットワークのノードデバイスが各自の地理的情報をバックエンド内の中央コントローラに送信する。本実施形態の変形例ではデータストレージから取得され得る地理的情報は、ノード位置を考慮してグローバルインスタンス及びローカルインスタンスを最適化するために使用される。
S101 ルーティングコントローラにおいて、他のノードデバイスによって構成されるルーティングセットにメッセージをルーティングすることを可能にするグローバルインスタンスを作成する。
ステップS102は、近隣ノードデバイスが他のノードデバイスによって構成されるルーティングセットに属するか否かを問わず、近隣ノードデバイスを選択することを含む。したがって、ローカルインスタンスは、グローバルインスタンスが形成する2つのネットワークを橋渡しするよう構成され得る。
S103 マルチキャストメッセージのルーティングにローカルインスタンスを使用するようルーティングコントローラを構成する。特に、ステップS103は、ノードデバイスに、当該ノードデバイスが根として動作するローカルインスタンスを割り当てることと、当該ノードデバイスがリスナーとして動作する他のローカルインスタンスの識別子を割り当てることとを含む。したがって、各ノードは、自身が根又は宛先として参加する全てのローカルインスタンスを知る。
ステップS101−103は、バックエンド内のリモートコントローラによって実行され得る。実際に、このエンティティは通常より大きな処理能力を有し、よって、ローカルインスタンス及びグローバルインスタンスの構成を最適化し得る。
追加の実施形態では、ノードデバイス(すなわち、ルーティングコントローラを含むデバイス)は、ローカルインスタンスにおける少なくとも一部のパケットのルーティングのために標準化されていないアプリケーション層ソリューション(例えば、プロプライエタリソリューション)を使用する。標準化されていないとは、ローカルインスタンスの動作が必ずしもRPLの仕様に従わないことを意味する。しかし、本実施形態では、グローバルインスタンスにおけるルーティングは、依然として他の実施形態で説明したように実行される。
本実施形態では、この単一のローカルインスタンスの動作は次の通りである。センサノードは、宛先ノードグループに送られなければならないイベントを生成する。センサは、シングル・ホップ・マルチキャスト又はブロードキャストを使用して、ここではイベントメッセージと呼ばれるイベント情報を含むパケットを送信する。このメッセージは、例えばリンクローカルIPv6マルチキャストUDPメッセージであり得る。
イベントは、例えば、動き検出器による移動している人又は乗り物の検出、又は光センサによって検出される光レベルであり得る。イベント情報は、イベントが連絡されなければならない宛先グループの識別子を含む。例えば、グループは、IPv6UDPパケット内でIPv6マルチキャスト宛先アドレスとして指定され得る。あるいは、UDPメッセージのペイロードに含まれてもよい。センサノードの全ての又はほとんどの直接の(1ホップの)隣接ノードはこの送信を受信する。例えば、フォーマットを認識しないために又は宛先アドレスがノードのグループメンバーシップと合致しないためにかかる送信を受信するよう構成されていないノードは、パケットを単純に破棄する。
イベントメッセージに反応するよう構成されているノードは、各自の構成に応じて、以下のタスクのうちの少なくとも1つを実行する。
1.ノード上でローカルに実行されているアプリケーションにイベント情報を渡し、ノードによって制御されるローカル光源のオン/オフを切り替え、又は調光するために使用する。これは、少なくとも1つの光源がイベントメッセージ内に示されるグループの一部であるよう構成されている場合に起こる。
2.近隣ノードにイベントメッセージを再ブロードキャスト(又はマルチキャスト)する。再ブロードキャストの前に、イベントメッセージは多様に変更され得る。
a.オプションで、送信前にイベントメッセージ内に保持される「ホップリミット」カウンタが減少され、又は送信前に「ホップカウント」カウンタが上昇される。この場合、送信ノードはさらに、カウンタに基づき、設定された最大ホップリミットに基づきメッセージが依然として再ブロードキャストされ得るかを確認する。このような機能は、この方法によってイベントメッセージが拡散されるノードの数を制限することを助け、ネットワーク輻輳を防ぐ。
b.オプションで、無線ネットワークの輻輳防止を助けるために、ノードは再送を試みる前にランダムな時間待機する。
c.オプションで、ノードは、ランダムな待機間隔で再送を複数回、例えば3回繰り返し、又は、Trickleアルゴリズムによるスケジュールに従って変化する待機間隔で複数回繰り返すよう構成される。これは、RFパケットが失われる場合に備え、方法の信頼性を高めるために使用される。
d.オプションで、再送前に、ノードによって以前に特定のイベントメッセージが既に送信されているか否かの確認が行われる。以前にN回送信されている場合、ノードは再び再送しないことを決定する。ここでは、値Nは設定可能である(例えば、N=1又はN=3)。これは、無線ネットワークの輻輳防止を助けるために使用され得る。
i.既知の手段、例えば、オリジナル送信者の識別子(すなわち、センサノード)と(センサノードによって割り当てられた)イベントメッセージ内のシーケンス番号との組み合わせを使用して、新しさ(new-ness)の確認が行われ得る。
e.オプションで、ノードは、前回受信されたイベントメッセージに基づき、イベントメッセージを完全に復元する。(これは、例えば、パケットに異なる暗号化が適用されなければならない場合に有用である。)
上記タスクは、完全に又は大半がアプリケーションレベルで実行され、すなわち、上記再ブロードキャスト機能は、必ずしもローカルノード上の通信スタック内に組み込まれる必要はなく、スタックの上のアプリケーションとして実行され得る。例えば、6LoWPANスタックによって提供されるリンクローカルUDP IPv6マルチキャストのAPI/設備(facility)が使用される。
他の代替的実施形態は、「グループメンバー」(すなわち、センサノードが送信する宛先グループ内のノードデバイス)のみがイベントメッセージを再ブロードキャストするよう構成される点を除き、上記実施形態と同じである。これは、システムに必要な構成労力をわずかに単純化する。しかし、これは、特定の種類のメッセージに関して、この種類のメッセージをルーティングするのに使用されるルーティングエンティティのローカルインスタンスは、グループメンバー、すなわち、当該ノードデバイスが属するグローバルインスタンス内にリストされたノードセット内の近隣ノードに基づくことを意味する。
他の実施形態では、ノード(すなわち、ルーティングコントローラを含むデバイス)は、無線通信のための周波数ホッピング(FH)に基づく方法を使用してローカルインスタンス内のパケットのルーティングを実行しなければならない。FHの使用は国や地域によっては好ましく、強制さえされ得るが、ローカルインスタンス内のルーティングに関して追加の課題を提供する。
本実施形態では、グローバルインスタンスにおけるルーティングは、本願の他の実施形態に関して説明されたように実行される。また、後述される実施形態に関して説明される、複数のグローバルインスタンスを時間において互いに同期に保つ規定により、ローカルインスタンスのルーティング動作も同様に実行され得る。
周波数ホッピング型のシステムでは、各ノード内の内部タイマーに基づき、周波数チャネルが変化する(「ホップする」)。チャネルの変化は、ホッピングシーケンス又はチャネルシーケンスと呼ばれる既知の疑似ランダムパターンに従う。パターンは、全てのノードに関して同じでもよく、又はノード毎に異なってもよい。いずれにせよ、システム内の全ノードがパターン(又は複数のパターン)を知っている。ノードが確実に通信できるよう、すなわち、近隣ノードが動作しているチャネルをノードが知ることができる、内部ノードタイマーの時間同期が必要である。時間同期を達成するために、通常、コーディネーター/タイムソースとして動作し、他のノードが各自のタイマーを同期させるためにリスンするタイムビーコンを送信する単一のノードが存在する。タイムソースノードの圏外のノードは、内部クロックに基づきタイムビーコンを送信する他のノードのタイムビーコンを受信することによって時間を同期する(ただし、このクロックが既に他のノードのタイムビーコンに同期されている場合のみ)。このようにして、タイムソースから発生するタイムビーコンは、グローバルインスタンスの全ノードを網羅するメッシュネットワーク全体に「拡散」する。
その後、内部タイマーから典型的には少なくとも2つの変数が計算される。
1.チャネルインデックス:チャネルシーケンス内の現在位置を示す。
2.ドゥエルタイマー:現在のチャネル上で動作してから経過した時間を示す。
図5に表される実施形態では、ノード1、2、3は、それぞれ単一のグローバルインスタンスのタイムソースである。タイムビーコンはメッシュ内での1、2、又は3ホップを経て、やがて全てのノードに広まる。例えば、ノードA及びBはともに、矢印によって示される各自の親ノードのタイムビーコンによって時間同期される。
しかし、周波数ホッピングシステムでは通常、タイムソースは他のクロックに同期されることなく各々の内部タイマーを独立に動作させる。また、時間基準は単一のメッシュネットワーク(グローバルインスタンス)の境界内でしか使用されないため、内部タイマーを他のものに対して同期させる必要もない。ローカルインスタンス通信が必要とされる本発明の実施形態の状況では、グローバルインスタンスの境界をまたぐ同期が必要とされ得る。
例えば、図5のノードA及びBは、破線の通信線によって表されるようにローカルインスタンス内の近隣ノードと通信する必要がある。周波数ホッピングによりノードA及びBが異なるチャネルで動作している場合、この通信は不可能である。通常の周波数ホッピングシステムでは、ノードA及びBが2つの異なるチャネルで動作する可能性が非常に高いため、ノード1及び2の内部タイマーは同期されない。実際に、Aはその時間基準を(間接的に)ノード1から導出し、Bは(間接的に)ノード2から導出する。
図5の実施形態によって提供されるソリューションは、GPS時間同期に基づく。図5は、GPS/GNSS絶対時間基準を使用して複数のグローバルインスタンスの時間同期を保つソリューションの概念図を示す。
本実施形態によれば、少なくとも2つのグローバルインスタンスに関して、各ノードは確定的な疑似ランダムシーケンス、又はかかるシーケンスを計算する関数を有するよう構成される。シーケンス内の各値は、動作すべき周波数チャネルを指定する。グローバルインスタンス内でタイムソースとして構成された各ノード(例えば1、2、3)は、絶対時間基準(例えば、GPS時間又はUTC)を取得するためのGPS受信機を有効化する。GPSに加えて又は代えて、Glonass、Galileo、Compass等の他のGNSS/衛星ナビゲーションシステムも使用され得ることに留意されたい。この例では、好ましくはボーダールーターがタイムソースとして構成されるが、他の変形例では、タイムソースはグローバルインスタンスの他の1つ又は複数のノード内に含まれてもよい。
基準時間から、以下の2つの変数が計算される。
a.疑似ランダムチャネルシーケンス内のチャネルを示すチャネルインデックス。
b.ドゥエルタイマーの初期値を設定するために使用されるドゥエルタイマー値。
上記変数はタイムビーコン信号を構築するために使用され、他のノードは、グローバルインスタンス毎に、FHシステムにおいて通常されるようにこれらのタイムビーコンと同期する。
上記ソリューションは、ノードA及びBがいつでも同じチャネル上で互いに通信可能であるという効果を奏する。これは、本願にて上記したものと同じ方法でノードがローカルインスタンスを介してパケットをルーティングすることを可能にする。
低コストノードにおいて取得可能なGPS時間の精度(msオーダー)は、要求される精度(ローカルインスタンス通信の所望のパフォーマンス、及び使用されるFHパラメータに依存するが、0.5〜100msオーダー)を達成するのに十分である。
図5の実施形態の変形例では、タイムパルス信号が使用され得る。この好適な実施形態では、GPSモジュールは、無線チップ(radio chip)上の入力ピンでサンプリングされるタイミングパルスを導線上に生成するよう構成され得る。無線チップは、以下のデータを合わせて使用することにより、上記2つの変数(チャネルインデックス及びドゥエルタイマー)を正確に計算することができる。
1.タイミングパルスの変遷
2.シリアルAPIを介してGPSモジュールから取得される基準時間(例えばUTC)に基づくタイムスタンプ
ここで、タイムスタンプ情報はいくらかの不正確さ(例えば、シリアル通信又は処理遅延に起因するジッタ)を伴って絶対時間を提供し、タイムパルスの変遷はこの不正確さを補正する情報を提供する。
GPS信号が一時的に失われた場合、タイムパルス信号は依然としてGPSモジュールによってローカルクロックに基づき生成されることに留意されたい。この場合、タイムソースノードの内部タイマーは、所望の基準時間からゆっくりと外れていく。水晶精度及び周囲温度の変化に依存するが、タイムソース内のタイマーは、数分から何時間もの間、当該目的のために十分に良好であり続け得る。
図6に示される他の実施形態では、ネットワーク・タイム・プロトコルが使用される。
本実施形態は、基準時間を導出するのにGPSの代わりにNTP(ネットワーク・タイム・プロトコル)が使用される点を除き、図5の実施形態と同様である。本実施形態は、GPS信号が一時的に取得できない場合(例えば、天候状況又は障害物に起因して)のバックアップソリューションとして、又は(GPSに代わり)スタンドアローンソリューションとして適用され得る。
図6に示されるように、各タイムソースはタイムサーバと定期的に連絡を取り、各自のローカルタイマーをタイムサーバの基準時間と同期させるプロトコル(NTP等)を実行する。
バックエンドネットワーク通信がイーサネット(登録商標)又はWiFi(登録商標)等の低遅延・高データレート技術を介して行われる場合、1−10msの時間精度が達成され、これは十分であるが、精度が〜1msより大きくなる場合、通信パフォーマンスはGPSに基づく方法に劣る。セルラー(2G/GPRS、3G、4G)技術の場合、パフォーマンスは悪化すると予測される。3Gセルラーについては、1つの試験において、ほとんどの場合で10ms精度が達成され、常に20ms精度が達成され得ることが示された。
当業者は、図面、開示、及び添付の特許請求の範囲を分析することにより、開示の実施形態の他の変形例を理解及び実施することができる。請求項中、「含む」等の用語は他の要素又はステップを除外せず、要素は複数を除外しない。単にいくつかの手段が互いに異なる従属請求項に記載されているからといって、これらの手段の組み合わせを利用することができないとは限らない。
上記は、本発明の特定の実施形態について詳述する。しかし、本明細書において文章上いかに詳細に表現されていようとも、本発明は多様に実施され、開示の実施形態に限定されない。本発明の特定の特徴又は側面を表すための特定の用語の使用は、本明細書において当該用語が再定義され、その用語が関連付けられた本発明の特徴又は側面の特定の特性を包含するよう制限されることを示唆すると解釈されるべきではない。

Claims (21)

  1. ネットワークの複数のノードデバイスにメッセージをルーティングするためのルーティングコントローラを含むデバイスであって、前記ルーティングコントローラは、
    ノードデバイスのルーティングセットへのメッセージのルーティングを可能にする少なくとも1つのグローバルインスタンスと、
    前記デバイスに隣接する近隣ノードデバイスにパケットをルーティングするための少なくとも1つのローカルインスタンスと
    を含み、
    前記近隣ノードデバイスは、前記近隣ノードデバイスが前記ノードデバイスのルーティングセットに属するか否かを問わず選択され、
    前記ルーティングコントローラは、前記ノードデバイスへのマルチキャストメッセージのルーティングのために前記ローカルインスタンスを使用する、デバイス。
  2. 前記グローバルインスタンスは、前記ルーティングセットの前記ノードデバイスを結ぶルートを定め、かつ、前記ネットワークとバックエンドとを橋渡しするルーターデバイスであるノードデバイスを根として有する少なくとも1つのDODAG(destination oriented directed acyclic graph)を含む、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記ルーティングコントローラは、前記バックエンドからのユニキャストメッセージ及びマルチキャストメッセージのために前記グローバルインスタンスを使用する、請求項1又は2に記載のデバイス。
  4. 前記バックエンドと前記ネットワークとの間の通信は、前記ネットワークの伝送媒体とは異なる伝送媒体上で行われる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデバイス。
  5. 前記デバイスは、所定の種類のメッセージを含むパケットをイベント近隣ノードデバイスにルーティングするためのさらなるローカルインスタンスを含み、前記イベント近隣ノードデバイスは、前記ノードデバイスのルーティングセットからのみ選択される、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のデバイス。
  6. 前記所定の種類は、センサからの検出のシグナリングを含むイベントメッセージを含む、請求項5に記載のデバイス。
  7. ネットワーク内のノードデバイスを構成する方法であって、前記ノードデバイスは、メッセージをネットワークの他のノードデバイスにルーティングするためのルーティングコントローラを含み、前記方法は、
    (a)前記ルーティングコントローラにおいて、他のノードデバイスのルーティングセットへのメッセージのルーティングを可能にするグローバルインスタンスを作成するステップと、
    (b)前記ノードデバイスと隣接する近隣ノードデバイスにパケットをルーティングするための少なくとも1つのローカルインスタンスを作成するステップであって、前記近隣ノードデバイスが前記他のノードデバイスのルーティングセットに属するか否かを問わず前記近隣ノードデバイスを選択するステップを含む、ステップと、
    (c)マルチキャストメッセージのルーティングに前記ローカルインスタンスを使用するよう前記ルーティングコントローラを構成するステップと
    を含む、方法。
  8. 前記ステップ(b)におけるローカルインスタンスの構成は、前記ノードデバイスが根として動作するローカルインスタンスを前記ノードデバイスに割り当てるステップと、前記ノードデバイスがリスナーとして動作する他のローカルインスタンスの識別子を割り当てるステップとを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ステップ(a)は、さらに、前記ルーティングセットの前記ノードデバイスを結ぶルートを定め、かつ、前記ネットワークをバックエンドに橋渡しするルーターデバイスであるノードデバイスを根として有する少なくとも1つのDODAGを作成するステップを含む、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記ステップ(b)は、さらに、前記近隣デバイスを前記ノードデバイスに結ぶルートを定めるDODAGを作成するステップを含む、請求項7乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記ステップ(a)及び前記ステップ(b)は、前記ノードデバイス及び前記他のノードデバイスのそれぞれの地理的情報に基づき実行される、請求項7乃至10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記ステップ(a)−(c)の前に、前記ネットワークの前記ノードデバイスが、各自の地理的情報を前記バックエンド内の中央コントローラに送信するステップをさらに含み、前記ステップ(a)−(c)は前記中央コントローラから実行される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ステップ(b)は、前記ローカルインスタンスにおいてMPLプロトコルのためのMPLインターフェイスを作成するステップを含み、前記ノードデバイスは前記MPLプロトコルのユニークなシードである、請求項7乃至12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記ステップ(a)は、前記グローバルインスタンスにおいてMPLプロトコルのためのMPLインターフェイスを作成するステップを含み、前記バックエンドに接続されたルーターノードは前記MPLプロトコルのユニークなシードである、請求項7乃至13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記ステップ(a)及び前記ステップ(b)は、前記ローカルインスタンス及び前記グローバルインスタンスにおいてRPLプロトコルのためのRPLインターフェイスを作成するステップを含む、請求項7乃至14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記ローカルインスタンスは、最小深度のルーティングツリーによって定められる、請求項7乃至15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記ローカルインスタンスは、根、中間ノード、及び葉を有するツリー構造によってルートを定め、信頼性を確保するため、前記ローカルインスタンスにおいて前記根から前記葉にルーティングされるメッセージは、前記根及び全ての前記中間ノードによって2回以上マルチキャストされる、請求項7乃至16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記ステップ(b)は、所定の種類のメッセージを含むパケットをイベント近隣ノードデバイスにルーティングするためのさらなるローカルインスタンスを作成するステップを含み、前記イベント近隣ノードデバイスは、前記ノードデバイスのルーティングセットからのみ選択される、請求項7乃至17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記所定の種類は、センサからの検出のシグナリングを含むイベントメッセージを含む、請求項18に記載の方法。
  20. 前記ノードデバイスは、周波数ホッピング通信モードに従って動作し、GPS又はネットワーク・タイム・プロトコルから時間基準が取得される、請求項7乃至19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記時間基準は、前記グローバルインスタンスにおいて根から拡散される、請求項20に記載の方法。
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