JP2014119874A - サーバ装置、電子会議システム及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、電子会議システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】検索精度を高めることが可能なサーバ装置、電子会議システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】電子会議に関する文書毎に、当該文書に関する1以上の情報及び当該電子会議に関する1以上の情報を含む第1類似判断情報を生成する第1生成部153と、第1類似判断情報毎に、当該第1類似判断情報に含まれる各情報と他の第1類似判断情報に含まれる各情報との一致度を算出して当該第1類似判断情報が示す文書と当該他の第1類似判断情報が示す文書との類似度を算出する算出部155と、複数の第1類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、複数の文書間の相関関係を示す第1相関情報を生成する第2生成部157と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、サーバ装置、電子会議システム及びプログラムに関する。
ユーザが指定した文書に関連する関連文書を、データベース等に記憶されている文書群の中から検索する技術が知られている。例えば、特許文献1には、文書のログに含まれる文字列と他の文書のログに含まれる文字列との相違を表す距離を算出することにより、当該文書に関連する他の文書を検索する技術が開示されている。
しかしながら、上述したような従来技術では、文書群における各文書の題名や内容が共通化する傾向にある場合、ユーザが期待するような関連文書が検索されない可能性がある。例えば、電子会議で使用される会議資料や議事録などのように、継続して行われている複数回の電子会議それぞれの会議資料や議事録が文書群に含まれている場合、これらの電子会議の会議資料や議事録ばかり関連文書として検索されてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、検索精度を高めることが可能なサーバ装置、電子会議システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかるサーバ装置は、電子会議に関する文書毎に、当該文書に関する1以上の情報及び当該電子会議に関する1以上の情報を含む第1類似判断情報を生成する第1生成部と、前記第1類似判断情報毎に、当該第1類似判断情報に含まれる各情報と他の第1類似判断情報に含まれる各情報との一致度を算出して当該第1類似判断情報が示す文書と当該他の第1類似判断情報が示す文書との類似度を算出する算出部と、前記複数の第1類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、前記複数の文書間の相関関係を示す第1相関情報を生成する第2生成部と、を備える。
また、本発明の別の態様にかかる電子会議システムは、電子会議に関する文書毎に、当該文書に関する1以上の情報及び当該電子会議に関する1以上の情報を含む第1類似判断情報を生成する第1生成部と、前記第1類似判断情報毎に、当該第1類似判断情報に含まれる各情報と他の第1類似判断情報に含まれる各情報との一致度を算出して当該第1類似判断情報が示す文書と当該他の第1類似判断情報が示す文書との類似度を算出する算出部と、前記複数の第1類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、前記複数の文書間の相関関係を示す第1相関情報を生成する第2生成部と、を備える。
また、本発明の別の態様にかかるプログラムは、電子会議に関する文書毎に、当該文書に関する1以上の情報及び当該電子会議に関する1以上の情報を含む第1類似判断情報を生成する第1生成ステップと、前記第1類似判断情報毎に、当該第1類似判断情報に含まれる各情報と他の第1類似判断情報に含まれる各情報との一致度を算出して当該第1類似判断情報が示す文書と当該他の第1類似判断情報が示す文書との類似度を算出する算出ステップと、前記複数の第1類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、前記複数の文書間の相関関係を示す第1相関情報を生成する第2生成ステップと、をコンピュータに実行させるためのものである。
本発明によれば、検索精度を高めることが可能であるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の電子会議システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態のサーバ装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態の文書テーブルの一例を示す図である。 図4は、本実施形態の全文検索テーブルの一例を示す図である。 図5は、本実施形態の会議テーブルの一例を示す図である。 図6は、本実施形態の機器テーブルの一例を示す図である。 図7は、本実施形態のユーザテーブルの一例を示す図である。 図8は、本実施形態の部署テーブルの一例を示す図である。 図9は、本実施形態の第1類似判断情報の一例を示す図である。 図10は、本実施形態の値の一致度に応じたポイントの算出例の説明図である。 図11は、本実施形態の値数に応じたポイントの算出例の説明図である。 図12は、本実施形態の第1相関情報の生成手法の一例を示す図である。 図13は、本実施形態の第1相関情報の生成手法の一例を示す図である。 図14は、本実施形態の第1相関情報による関連文書の検索手法の一例を示す図である。 図15は、本実施形態の検索履歴テーブルの一例を示す図である。 図16は、本実施形態の変更後の第1類似判断情報の一例を示す図である。 図17は、本実施形態の更新後の第1相関情報による関連文書の検索手法の一例を示す図である。 図18は、本実施形態の第1相関情報による距離変更後の関連文書の検索手法の一例を示す図である。 図19は、本実施形態の端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 図20は、本実施形態の電子会議システムで行われる相関情報の生成及び更新処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図21は、本実施形態の電子会議システムで行われる関連文書の配信処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。 図22は、変形例のキーワードテーブルの一例を示す図である。 図23は、本実施形態及び変形例のサーバ装置及び端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかるサーバ装置、電子会議システム及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。
まず、本実施形態の電子会議システムの構成について説明する。
図1は、本実施形態の電子会議システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、電子会議システム1は、サーバ装置10と、PC20−1と、ノートPC20−2と、タブレット20−3と、スマートフォン20−4と、プロジェクタ30とを、備える。
サーバ装置10、PC20−1、ノートPC20−2、タブレット20−3、スマートフォン20−4、及びプロジェクタ30は、ネットワーク2を介して接続されている。ネットワーク2は、例えば、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、又はインターネットなどにより実現できる。
サーバ装置10は、電子会議を管理するものであり、サーバ用の電子会議プログラムがインストールされたコンピュータなどにより実現できる。なお、サーバ装置10は、1台のコンピュータで構成されていても複数台のコンピュータで構成されていてもよい。具体的には、サーバ装置10は、電子会議の登録、編集、及び削除や、電子会議で使用される文書(会議資料や議事録)や情報の登録、更新、削除、及び配信などを行う。なお、以下では、文書の配信を主に説明する。
PC20−1、ノートPC20−2、タブレット20−3、及びスマートフォン20−4は、いずれも、電子会議で使用可能な端末装置であり、クライアント用の電子会議プログラムがインストールされたコンピュータなどにより実現できる。以下の説明では、PC20−1、ノートPC20−2、タブレット20−3、及びスマートフォン20−4を各々区別する必要がない場合は、端末装置20と称して説明する場合がある。
具体的には、端末装置20は、サーバ装置10との間で通信を確立することで、サーバ装置10に対して、電子会議の登録要求、編集要求、及び削除要求や、電子会議で使用される文書や情報の登録要求、更新要求、削除要求、及び配信要求などを行う。
プロジェクタ30は、端末装置20から、端末装置20で表示している画面及び当該画面の投影要求を受信すると、受信した画面をスクリーン(図示省略)等の投影媒体に投影する。
図2は、本実施形態のサーバ装置10の構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ装置10は、通信部110と、操作部120と、表示部130と、記憶部140と、制御部150とを、備える。
通信部110は、ネットワーク2を介して端末装置20などの外部機器と通信するものであり、NIC(Network Interface Card)などの通信装置により実現できる。
操作部120は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部130は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイやタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部140は、サーバ装置10で実行されるサーバ用の電子会議プログラムなどの各種プログラムやサーバ装置10で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部140は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)などの磁気的、光学的、又は電気的に記憶可能な記憶装置により実現できる。
記憶部140は、参照情報記憶部141と、類似判断情報記憶部143と、相関情報記憶部145とを、含む。
参照情報記憶部141は、電子会議で使用される文書に関する1以上の情報を含む文書情報で構成される文書テーブル、電子会議に関する1以上の情報を含む会議情報で構成される会議テーブル、電子会議で使用される機器に関する1以上の情報を含む機器情報で構成される機器テーブル、及び電子会議に参加するユーザに関する1以上の情報を含むユーザ情報で構成されるユーザテーブルなどの各種テーブルを記憶する。
図3は、本実施形態の文書テーブルの一例を示す図である。図3に示す例では、文書テーブルは、文書IDと、文書名と、作成者と、作成日と、全文検索データと、頻出キーワードと、使用履歴とを、対応付けた文書情報で構成されている。
文書IDは、文書の識別子である。文書名は、文書の題名である。作成者は、文書を作成したユーザの名前やアカウントである。作成日は、文書が作成された日付である。全文検索データは、後述の全文検索テーブルを構成する全文検索情報の全文検索IDが設定され、当該全文検索IDが示す全文検索情報が参照される。頻出キーワードは、全文検索データでの出現頻度が高いキーワードである。使用履歴は、後述の会議テーブルを構成する会議情報の会議IDや後述の機器テーブルを構成する機器情報の機器IDが設定され、当該会議IDが示す会議情報や当該機器IDが示す機器情報が参照される。使用履歴は、別テーブルとしてもよい。なお、各情報において、「null」が設定されている場合、当該情報が存在しないことを表す。但し、文書情報は、これらの情報に限定されるものではない。
図4は、本実施形態の全文検索テーブルの一例を示す図である。図4に示す例では、全文検索テーブルは、全文検索IDと、文書IDと、全文検索データと、キーワードとを、対応付けた全文検索情報で構成されている。
全文検索IDは、全文検索データの識別子である。文書IDは、前述の文書テーブルを構成する文書情報の文書IDが設定される。全文検索データは、文書IDが示す文書の全テキストデータであり、例えばOCR(Optical Character Reader)処理された文字列であるが、図4に示す例では、図示を省略している。キーワードは、全文検索データでの出現回数が所定回数以上の文字列である。但し、全文検索情報は、これらの情報に限定されるものではない。
全文検索情報は、文書情報から参照される。例えば、文書情報の全文検索データにおいて、[全文検索データ.1]が設定されている場合、全文検索IDが「1」の全文検索情報が参照される。
図5は、本実施形態の会議テーブルの一例を示す図である。図5に示す例では、会議テーブルは、会議IDと、会議名と、回数と、主催者と、参加者と、文書と、関連リンクと、日時と、会議場所と、会議内容と、アジェンダと、頻出キーワードとを、対応付けた会議情報で構成されている。
会議IDは、会議の識別子である。会議名は、会議の題名である。回数は、会議の回数である。主催者は、会議を主催するユーザの名前やアカウントである。参加者は、主催者以外の会議の出席者の名前やアカウントである。文書は、会議に関する文書であり、前述の文書テーブルを構成する文書情報の文書IDが設定される。関連リンクは例えばURL(Uniform Resource Locator)などのリンク情報である。日時は、会議が開催される日付や時間である。会議場所は、会議室などの会議が開催される場所である。会議内容は、会議の内容であり、例えば、会議の音声データなどである。アジェンダは、会議のアジェンダである。頻出キーワードは、会議内容での出現回数が所定回数以上の文字列である。なお、各情報において、「null」が設定されている場合、当該情報が存在しないことを表す。但し、会議情報は、これらの情報に限定されるものではない。例えば、会議で使用した使用機器等の情報を含めてもよい。この場合、使用機器は、後述の機器テーブルを構成する機器情報の機器IDが設定され、当該機器IDが示す機器情報が参照される。
会議情報は、文書情報から参照される。例えば、文書情報の使用履歴において、[会議.1]が設定されている場合、会議IDが「1」の会議情報が参照される。
図6は、本実施形態の機器テーブルの一例を示す図である。図6に示す例では、機器テーブルは、機器IDと、機器名と、場所と、IPアドレスとを、対応付けた機器情報で構成されている。
機器IDは、機器の識別子である。機器名は、機器の名前である。場所は、機器が設置された場所である。IPアドレスは、機器のIPアドレスである。なお、各情報において、「null」が設定されている場合、当該情報が存在しないことを表す。但し、機器情報は、これらの情報に限定されるものではない。
機器情報は、文書情報から参照される。例えば、文書情報の使用履歴において、[機器.1]が設定されている場合、機器IDが「1」の機器情報が参照される。同様に、機器情報は、会議情報から参照されてもよい。例えば、会議情報の使用機器において、[機器.1]が設定されている場合、機器IDが「1」の機器情報が参照される。
図7は、本実施形態のユーザテーブルの一例を示す図である。図7に示す例では、ユーザIDと、ユーザと、所属部署とを、対応付けたユーザ情報で構成されている。但し、ユーザ情報は、これらの情報に限定されるものではない。
ユーザIDは、ユーザの識別子である。ユーザは、ユーザの名前やアカウントである。所属部署は、後述の部署テーブルを構成する部署情報の部署IDが設定され、当該部署IDが示す部署情報が参照される。
図8は、本実施形態の部署テーブルの一例を示す図である。図8に示す例では、部署テーブルは、部署IDと、部署名とを、対応付けた部署情報で構成されている。但し、部署情報は、これらの情報に限定されるものではない。部署IDは、部署の識別子である、部署名は、部署の名前である。
部署情報は、ユーザ情報から参照される。例えば、ユーザ情報の所属部署において、[部署.2]が設定されている場合、部署IDが「2」の部署情報が参照される。
類似判断情報記憶部143及び相関情報記憶部145の詳細については、後述する。
制御部150は、サーバ装置10の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置により実現できる。制御部150は、登録部151と、第1生成部153と、算出部155と、第2生成部157と、検索部159と、配信部161とを、含む。ここで、制御部150は、記憶部140に記憶されているサーバ用の電子会議プログラムを起動(実行)することにより、登録部151、第1生成部153、算出部155、第2生成部157、検索部159、及び配信部161をソフトウェアとして実現する。
登録部151は、参照情報記憶部141に記憶されている各テーブルの情報を登録する。具体的には、登録部151は、端末装置20からの電子会議の登録要求、編集要求、及び削除要求や、電子会議で使用される文書や情報の登録要求、更新要求、削除要求、及び配信要求に従って、参照情報記憶部141に記憶されている各テーブルの情報の登録、更新、及び削除を行う。
例えば、会議前には、端末装置20から電子会議の登録要求、編集要求、及び削除要求が行われるので、登録部151は、会議テーブルを構成する会議情報の登録、更新、及び削除を行う。同様に会議前には、端末装置20から電子会議で使用される文書や情報の登録要求、編集要求、及び削除要求が行われるので、登録部151は、文書テーブルを構成する文書情報、機器テーブルを構成する機器情報、及びユーザテーブルを構成するユーザ情報の登録、更新、及び削除を行う。
また例えば、会議が開始されると、当該会議で使用されている端末装置20やプロジェクタ30から機器情報が送信されるので、登録部151は、会議テーブルを構成する会議情報に含まれる使用機器を登録又は更新する。
また例えば、会議中に、端末装置20から文書の配信要求が行われると、後述の配信部161が、参照情報記憶部141から当該文書を取得して端末装置20に配信するので、登録部151は、文書テーブルを構成する文書情報に含まれる使用履歴を登録又は更新し、会議テーブルを構成する会議情報に含まれる文書を登録又は更新する。文書の配信要求は、会議テーブルを構成する会議情報に含まれる文書の配信を要求するものであってもよいし、会議テーブルを構成する会議情報に含まれない文書の配信を要求するものであってもよい。
第1生成部153は、電子会議に関する文書毎に、当該文書に関する1以上の情報及び当該電子会議に関する1以上の情報を含む第1類似判断情報を生成し、類似判断情報記憶部143に記憶する。具体的には、第1生成部153は、参照情報記憶部141に記憶されている各テーブルの情報を参照して、第1類似判断情報を生成する。
ここで、本実施形態では、文書に関する情報は、文書情報の各情報及び全文検索情報の各情報となっており、会議に関する情報は、会議情報の各情報及び機器情報の各情報となっているが、これに限定されるものではない。例えば、文書情報や会議情報において、ユーザ情報を参照するようにすれば、文書に関する情報や会議に関する情報に、ユーザ情報の各情報及び部署情報の各情報も含めることができる。
図9は、本実施形態の第1類似判断情報の一例を示す図である。図9に示す例では、類似判断情報は、文書情報の文書ID、文書情報の文書名、会議情報の会議名、文書情報の作成者、会議情報の参加者、及び会議情報の使用機器を対応付けた情報となっている。
また第1生成部153は、電子会議に関する文書毎に、第1類似判断情報とは異なる情報を含む第2類似判断情報も生成し、類似判断情報記憶部143に記憶する。つまり、第1生成部153は、図9に示す類似判断情報とは、異なる情報を含む第2類似判断情報も生成する。
なお、第1生成部153は、会議前に第1類似判断情報や第2類似判断情報を生成するものとするが、生成タイミングはこれに限定されるものではない。また第1生成部153は、会議の進行に伴い、参照情報記憶部141に記憶されている各テーブルの情報が更新されれば、第1類似判断情報や第2類似判断情報も更新する。
算出部155は、第1生成部153により生成された第1類似判断情報毎に、当該第1類似判断情報に含まれる各情報と他の第1類似判断情報に含まれる各情報との一致度を算出して当該第1類似判断情報が示す文書と当該他の第1類似判断情報が示す文書との類似度を算出する。
例えば、算出部155は、類似判断情報記憶部143から2つの第1類似判断情報を取得する。ここで、算出部155は、2つの第1類似判断情報を文書ID順に取得してもよいし、無作為に取得してもよいし、所定の規則に従って取得してもよい。そして算出部155は、取得した2つの第1類似判断情報それぞれに含まれる各情報間で、値の一致度や値数に応じたポイントを算出し、算出した各情報間のポイントを合計して、2つの第1類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度を算出する。算出部155は、第1類似判断情報の全てのペアの類似度を算出するまでこの処理を繰り返す。
図10は、本実施形態の値の一致度に応じたポイントの算出例の説明図であり、図11は、本実施形態の値数に応じたポイントの算出例の説明図である。図10に示す例では、算出部155は、情報がキーワードの場合、完全一致すれば1ポイント、部分一致すれば0.5ポイント、一致しなければ0ポイントを算出する。同様に、また算出部155は、情報がIDの場合、一致すれば1ポイント、一致しなければ0ポイントを算出する。また算出部155は、情報が日付の場合、一致すれば1ポイント、近似すれば0.3ポイント、一致しなければ0ポイントを算出する。図11に示す例では、算出部155は、値数が1であれば、一致した場合1ポイントを算出し、値数が複数であれば、一致した値数の割合に応じたポイント(0〜1)を算出し、値数が0であれば0ポイントを算出する。
なお、詳細な説明は省略するが、算出部155は、第2類似判断情報についても第1類似判断情報と同様の処理を行い、第2類似判断情報毎に、当該第2類似判断情報が示す文書と他の第2類似判断情報が示す文書との類似度を算出する。
第2生成部157は、算出部155により算出された複数の第1類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、複数の文書間の相関関係を示す第1相関情報を生成し、相関情報記憶部145へ記憶する。
図12及び図13は、本実施形態の第1相関情報の生成手法の一例を示す図である。本実施形態では、図12及び図13に示すように、第1相関情報として相関マップのような図を想定しているが、これに限定されるものではない。
第2生成部157は、算出部155により算出された複数の第1類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、相関マップ上に各文書を配置する。具体的には、第2生成部157は、図12に示すように、算出部155により算出された文書間の類似度から、相関関係における当該文書間の距離を決定し、決定した距離に応じた相関マップ上の位置にこれらの文書を配置する。このようにすれば、類似度により相関関係の強さが表せる。
例えば、第2生成部157は、文書1と文書2との類似度が5ptである場合、文書1と文書2とを図12に示すように配置する。次に、第2生成部157は、文書1と文書3との類似度が3ptであるため、図12に示すように、文書1と文書3との距離が文書1と文書2との距離よりも遠くなるように文書3を配置する。この際、第2生成部157は、文書2と文書3との類似度も考慮して文書3を配置する。
また、第2生成部157は、図13に示すように、算出部155により算出された文書間の類似度に占める各情報間の一致度の割合から、相関関係における当該文書間の方向を決定し、決定した方向に応じた相関マップ上の位置にこれらの文書を配置する。このようにすれば、いずれの情報の一致度の割合が高かったかに応じて相関関係の分類を変更できる。この場合、第2生成部157は、一致度の割合が高い情報によって相関関係のグループ化を行い、起点となっている文書から分岐によって文書をグループ分けするように配置する。
例えば、情報数がNであり、情報Aの一致度の割合が高い文書Aと文書Zとの類似度、情報Bの一致度の割合が高い文書Bと文書Zとの類似度、及び情報Cの一致度の割合が高い文書Cと文書Zとの類似度が同一であるとする。この場合、第2生成部157は、文書Aの配置位置に対して文書Zを起点に360/N度角度をつけた位置に文書Bを配置し、文書Bの配置位置に対して文書Zを起点に360/N度角度をつけた位置に文書Cを配置する。
また、情報Bの一致度の割合が高いが、文書Zとの類似度が低い文書Dがあれば、第2生成部157は、文書Bの配置方向のより離れた位置に文書Dを配置する。更に、情報Bの一致度の割合が高いが、文書Zとの類似度が低く、文書Bに対する類似度や一致度の割合が文書Dとは異なる文書E、Fがあれば、第2生成部157は、文書Bの配置方向(分岐)だが、文書Bからの方向(分岐)や距離が異なる位置に文書E、Fを配置する。
なお、詳細な説明は省略するが、第2生成部157は、算出部155により算出された複数の第2類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、複数の文書間の相関関係を示す第2相関情報を生成し、相関情報記憶部145へ記憶する。第2相関情報の生成手法は、第1相関情報の生成手法と同様である。
検索部159は、会議中に、端末装置20から現在閲覧している対象文書の文書IDとともに当該対象文書の関連文書の配信要求が行われると、相関情報記憶部145に記憶されている第1相関情報及び第2相関情報の少なくともいずれかを用いて、対象文書に関連する関連文書を検索する。
具体的には、検索部159は、第1相関情報及び第2相関情報の少なくともいずれかの相関情報上で、対象文書の位置を特定し、特定した位置周囲一定の距離にある(一定の相関関係性をもつ)文書を関連文書として参照情報記憶部141やWeb上から取得する。
なお、相関情報記憶部145に第1相関情報及び第2相関情報のように複数の相関情報が記憶されている場合、検索部159は、最新の相関情報を初期検索に用いるようにしてもよい。
図14は、本実施形態の第1相関情報による関連文書の検索手法の一例を示す図である。図14に示す例では、文書1が対象文書となっており、文書1の位置から周囲一定の距離にある文書2、文書3、及び文書8が関連文書となっている。
なお、検索部159により検索された関連文書がユーザの期待するものではなく、端末装置20から関連文書の再配信要求が行われる場合もある。この場合、検索部159は、再配信要求で指定された相関情報を用いて関連文書の再検索を行ってもよいし、予め定められた順序の相関情報を用いて関連文書の再検索を行ってもよい。
配信部161は、検索部159により検索された関連文書や再検索された関連文書を端末装置20に配信する。具体的には、配信部161は、検索部159の検索結果や検索部159の再検索結果と検索された関連文書を端末装置20に配信する。
ここで、相関情報の補正について説明する。検索部159により相関情報を用いて検索された関連文書がユーザの期待するものではない場合、当該相関関係の信頼性が低いことになる。このため、関連文書がユーザの期待するものとなるまでの検索回数である再検索割合が所定条件を満たす場合、相関情報の補正を行う。
このため、登録部151は、検索部159による検索が行われると、相関情報記憶部145に記憶されている検索履歴テーブルに検索履歴情報を登録する。
図15は、本実施形態の検索履歴テーブルの一例を示す図である。図15に示す例では、検索履歴IDと、文書と、再検索回数と、検索ルートと、再検索割合とを、対応付けた検索履歴情報で構成されている。但し、検索履歴情報は、これらの情報に限定されるものではない。
検索履歴IDは、検索履歴の識別子である。文書は、対象文書と目的とする関連文書の組合せを示す。再検索回数は、目的とする関連文書が検索されるまでの再検索回数である。検索ルートは、検索に用いた相関情報の順序である。再検索割合は、目的とする関連文書が検索されるまでの再検索の割合である。
例えば、図14に示す例において、文書1が対象文書となっている場合、文書4や文書20は関連文書となっていないが、文書4や文書20がユーザの期待する関連文書であるとする。この場合、図15に示す検索履歴情報において、文書4や文書20を文書1の関連文書とするためには再検索割合が90%となっているので、相関情報の補正が行われる。なお、相関情報の補正は以下で説明するいずれの手法を用いてもよい。
例えば、第1生成部153が、初期検索に用いられる相関情報の生成元の類似判断情報に含まれる情報を変更し、算出部155が、変更後の類似判断情報から類似度を算出し、第2生成部157が、変更後の類似判断情報が示す文書間の類似度に基づいて、当該相関情報を更新する。
図16は、本実施形態の変更後の第1類似判断情報の一例を示す図である。図16に示す例では、第1類似判断情報は、文書情報の文書ID、文書情報の文書名、会議情報の会議名、文書情報の作成者、会議情報の参加者、会議情報の使用機器に加え、文書情報の頻出キーワードを対応付けた情報となっている。
ここで、第1類似判断情報に文書情報の頻出キーワードが加えられた理由は、文書1、文書4、及び文書20の頻出キーワードが完全一致するためであり、相関関係が高くなることが予想されるためである。
図17は、本実施形態の更新後の第1相関情報による関連文書の検索手法の一例を示す図である。図17に示す例では、対象文書である文書1に対し、文書2、文書3、文書4、文書8、及び文書20が関連文書となっている。
また例えば、検索部159が初期検索に用いられる相関情報において関連文書となる距離を変更してもよい。図18は、本実施形態の第1相関情報による距離変更後の関連文書の検索手法の一例を示す図である。図18に示す例では、関連文書となる距離が図14に示す例の2倍となっており、対象文書である文書1に対し、文書4及び文書20が関連文書となっている。
また例えば、算出部155が、初期検索に用いられる相関情報の生成元の類似判断情報から類似度を算出する際に重み付けを行うようにしてもよい。例えば、文書名が一致する場合には関連度がより高いと判断したい相関情報を生成する場合、算出部155は、文書名は他の情報の2倍の類似性があるとして一致度を算出すればよい。
また例えば、検索部159は、相関情報の参照順序を変更してもよい。検索部159は、例えば、再検索頻度が高い相関情報を優先的に関連文書の再検索を行ってもよい。
なお、相関情報の補正は、端末装置20からの指示に基づいておこなってもよい。
図19は、本実施形態の端末装置20の構成の一例を示すブロック図である。図19に示すように、端末装置20は、通信部210と、操作部220と、表示部230と、記憶部240と、制御部250とを、備える。
通信部210は、ネットワーク2を介してサーバ装置10などの外部機器と通信するものであり、NICなどの通信装置により実現できる。
操作部220は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部230は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイやタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
記憶部240は、端末装置20で実行される端末用の電子会議プログラムなどの各種プログラムや端末装置20で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部240は、例えば、HDD、SSD、メモリカード、光ディスク、ROM、及びRAMなどの磁気的、光学的、又は電気的に記憶可能な記憶装置により実現できる。
制御部250は、端末装置20の各部を制御するものであり、CPUなどの制御装置により実現できる。制御部250は、サーバ装置10に対して、電子会議の登録要求、編集要求、及び削除要求や、電子会議で使用される文書や情報の登録要求、更新要求、削除要求、及び配信要求を行う。
制御部250は、現在閲覧している対象文書の関連文書の配信要求や再配信要求を行い、サーバ装置10から関連文書の検索結果や再検索結果を受信する。関連文書の検索結果や再検索結果は、図14に示すような相関マップである必要はなく、リストなどであってもよい。
制御部250は、関連文書の検索結果や再検索結果を表示部230に表示するが、当該検索結果や再検索結果からビューを生成して表示部230に表示してもよいし、サーバ装置10でビューとして生成された当該検索結果や再検索結果をそのまま表示部230に表示してもよい。
また制御部250は、サーバ装置10に対して関連文書の再配信を要求する場合、関連文書の再検索に使用する相関情報を指定してもよいし、関連文書の再検索のみ要求し、再検索の手法についてはサーバ装置10にまかせてもよいし、関連文書の検索範囲の変更を指定してもよいし、これらを組み合わせて関連文書の再配信を要求してもよい。
次に、本実施形態の電子会議システムの動作について説明する。
図20は、本実施形態の電子会議システム1で行われる相関情報の生成及び更新処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、参照情報記憶部141に記憶されている各テーブルに情報が登録されると、第1生成部153は、文書毎に類似判断情報を生成し、算出部155は、第1類似判断情報毎に当該類似判断情報に含まれる各情報と他の類似判断情報に含まれる各情報との一致度を算出して当該類似判断情報が示す文書と当該他の類似判断情報が示す文書との類似度を算出し、第2生成部157は、複数の類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、複数の文書間の相関関係を示す相関情報を生成する(ステップS100)。
以降、第1生成部153、算出部155、及び第2生成部157は、相関情報の更新条件が成立すると(ステップS102でYes)、相関情報を更新する(ステップS104)。
ここで、相関情報の更新条件が成立するとは、例えば、参照情報記憶部141に記憶されている各テーブルに情報が新たに登録されたり、既存の情報が更新されたりした場合である。この場合、第1生成部153、算出部155、及び第2生成部157は、ステップS100と同様の手順で相関情報を更新する。
また、関連文書がユーザの期待するものとなるまでの検索回数である再検索割合が所定条件を満たす場合にも、相関情報の更新条件が成立する。
この場合、第1生成部153が、初期検索に用いられる相関情報の生成元の類似判断情報に含まれる情報を変更し、算出部155が、変更後の類似判断情報から類似度を算出し、第2生成部157が、変更後の類似判断情報が示す文書間の類似度に基づいて、当該相関情報を更新してもよい。
また、検索部159が初期検索に用いられる相関情報において関連文書となる距離を変更して、当該相関情報を更新してもよい。
また、算出部155が、初期検索に用いられる相関情報の生成元の類似判断情報から類似度を算出する際に重み付けを行い、第2生成部157が、重み付けされた文書間の類似度に基づいて、当該相関情報を更新してもよい。
図21は、本実施形態の電子会議システム1で行われる関連文書の配信処理の手順の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、サーバ装置10の検索部159は、端末装置20は、対象文書の文書IDとともに当該対象文書の関連文書の配信要求を受信する(ステップS200)。
続いて、検索部159は、相関情報記憶部145に記憶されている相関情報を用いて、対象文書の関連文書を検索する(ステップS202)。なお、関連文書が存在しない場合(ステップS204でNo)、処理は終了となる。
関連文書が存在する場合(ステップS204でYes)、配信部161は、関連文書及び関連文書の検索結果を端末装置20に配信する(ステップS206)。
続いて、端末装置20の制御部250は、関連文書の再配信要求を行う場合、対象文書の文書IDとともに当該対象文書の関連文書の再配信要求をサーバ装置10に行う(ステップS208でYes)。なお、関連文書の再配信要求は、例えば、端末装置20のユーザが、配信された関連文書及び関連文書の検索結果を確認した結果、当該ユーザが期待する関連文書が配信されなかった場合に行われる。
一方、端末装置20の制御部250は、関連文書の再配信要求を行わない場合(ステップS208でNo)、ユーザの目的となる関連文書を表示部230に表示する(ステップS210)。
以上のように本実施形態では、文書毎に、文書に関する情報や会議に関する情報を含む類似判断情報を生成し、類似判断情報同士の各情報の一致度に基づいて類似判断情報が示す文書間の類似度を算出し、算出した類似度に基づいて文書間の相関関係を示す相関情報を生成する。従って本実施形態によれば、相関情報は、多義に渡る情報が考慮されているため、この相関情報を検索に用いれば、より検索精度を高めることが可能となる。
また本実施形態では、関連文書の検索前に予め相関情報が生成されている。従って本実施形態によれば、相関情報を用いて関連文書の検索を行うことにより検索速度を向上することができる。特に、検索対象の文書が多いほど検索速度の向上が期待できる。但し、本実施形態では、関連文書の検索時に相関情報を生成することを除外しているわけではない。検索対象の文書数やサーバ装置10の性能から、十分なパフォーマンスが期待できれば、関連文書の検索時に相関情報を生成してもよい。
また本実施形態では、相関情報を用いて検索された関連文書がユーザの期待するものではない場合、所定条件が成立すると相関情報を補正する。このため本実施形態によれば、相関情報を用いた検索の検索精度の劣化を防止し、高い検索精度を維持することができる。
(変形例)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上記実施形態では、文書間の類似度に占める各情報間の一致度の割合から、当該文書間の方向を決定し、決定した方向に応じた相関マップ上の位置にこれらの文書を配置して相関情報を生成する例について説明した。
この場合、参照情報記憶部141に記憶されている文書数が多いと、相関関係の初回生成や、文書追加時および補正時の相関関係の更新処理に多大な時間がかかることが想定され、また、相関関係にノイズが発生する可能性がある。このため、第2生成部157は、何らかの情報をキーにして、事前にゆるやかなグループ分けを行い、当該グループ内で相関関係を生成した結果を統合するという方法で相関情報を生成するようにしてもよい。このようにすれば、相関情報生成の高速化、処理量の低下、及び相関関係の類似性の精度を高めることが期待できる。
例えば、第2生成部157は、図22に示すキーワードテーブルを用いて、文書全体でのキーワードの出現頻度を順位付けし、上位から選択して全ての文書が分類される順位までのキーワードをキーにしてグループ分けを行えばよい。なお、図22に示すキーワードテーブルは登録部151が各文書の全文データを解析して文書ごとの頻出キーワードを抽出することで生成できる。
(ハードウェア構成)
図23は、本実施形態及び変形例のサーバ装置10及び端末装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施形態及び変形例のサーバ装置10及び端末装置20は、CPUなどの制御装置810と、ROMやRAMなどの記憶装置820と、HDDなどの外部記憶装置830と、ディスプレイなどの表示装置840と、キーボードやマウスなどの入力装置850と、通信インタフェースなどの通信装置860と、を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態及び変形例のサーバ装置10及び端末装置20で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、本実施形態及び変形例のサーバ装置10及び端末装置20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、本実施形態及び変形例のサーバ装置10及び端末装置20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、本実施形態及び変形例のサーバ装置10及び端末装置20で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
本実施形態及び変形例のサーバ装置10及び端末装置20で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、CPUがHDDからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
1 電子会議システム
2 ネットワーク
10 サーバ装置
20 端末装置
20−1 PC
20−2 ノートPC
20−3 タブレット
20−4 スマートフォン
30 プロジェクタ
110 通信部
120 操作部
130 表示部
140 記憶部
141 参照情報記憶部
143 類似判断情報記憶部
145 相関情報記憶部
150 制御部
151 登録部
153 第1生成部
155 算出部
157 第2生成部
159 検索部
161 配信部
210 通信部
220 操作部
230 表示部
240 記憶部
250 制御部
810 制御装置
820 記憶装置
830 外部記憶装置
840 表示装置
850 入力装置
860 通信装置
特開2011−59920号公報

Claims (14)

  1. 電子会議に関する文書毎に、当該文書に関する1以上の情報及び当該電子会議に関する1以上の情報を含む第1類似判断情報を生成する第1生成部と、
    前記第1類似判断情報毎に、当該第1類似判断情報に含まれる各情報と他の第1類似判断情報に含まれる各情報との一致度を算出して当該第1類似判断情報が示す文書と当該他の第1類似判断情報が示す文書との類似度を算出する算出部と、
    前記複数の第1類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、前記複数の文書間の相関関係を示す第1相関情報を生成する第2生成部と、
    を備えるサーバ装置。
  2. 前記第2生成部は、更に、前記類似度に占める前記各情報間の一致度の割合に基づいて、前記第1相関情報を生成する請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記第2生成部は、前記類似度に基づいて前記相関関係における文書間の距離を決定し、前記類似度に占める前記各情報間の一致度の割合に基づいて前記相関関係における文書間の方向を決定する請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 生成された前記第1相関情報を記憶する相関情報記憶部と、
    前記第1相関情報を用いて、対象文書に関連する関連文書を検索する検索部と、
    検索された前記関連文書を配信する配信部と、
    を更に備える請求項1〜3のいずれか1つに記載のサーバ装置。
  5. 前記第1生成部は、前記文書毎に、前記第1類似判断情報とは異なる情報を含む第2類似判断情報を更に生成し、
    前記算出部は、前記第2類似判断情報毎に、当該第2類似判断情報に含まれる各情報と他の第2類似判断情報に含まれる各情報との一致度を算出して当該第2類似判断情報が示す文書と当該他の第2類似判断情報が示す文書との類似度を更に算出し、
    前記第2生成部は、前記複数の第2類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、前記複数の文書間の相関関係を示す第2相関情報を更に生成し、
    前記相関情報記憶部は、生成された前記第2相関情報を更に記憶し、
    前記検索部は、前記第1相関情報及び前記第2相関情報の少なくともいずれかを用いて、前記対象文書に関連する前記関連文書を検索する請求項4に記載のサーバ装置。
  6. 前記検索部は、前記相関情報記憶部に記憶されている複数の相関情報を用いて前記関連文書を検索する場合、当該複数の相関情報のうち最新の相関情報を初期検索に用いる請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 前記検索部は、前記相関情報記憶部に記憶されている複数の相関情報を用いて前記関連文書を検索する場合、再検索にはユーザに指定された相関情報を用いる請求項5又は6に記載のサーバ装置。
  8. 前記第1生成部は、初期検索に用いられる相関情報の生成元の複数の類似判断情報に含まれる情報を変更し、
    前記算出部は、前記類似判断情報毎に、当該類似判断情報に含まれる各情報と他の類似判断情報に含まれる各情報との一致度を算出して当該類似判断情報が示す文書と当該他の類似判断情報が示す文書との類似度を更に算出し、
    前記第2生成部は、前記複数の類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、前記初期検索に用いられる相関情報を更新する請求項5〜7のいずれか1つに記載のサーバ装置。
  9. 前記算出部は、初期検索に用いられる相関情報の生成元の類似判断情報毎に、当該類似判断情報に含まれる各情報と他の類似判断情報に含まれる各情報との一致度を、重み付けを行って算出し、当該類似判断情報が示す文書と当該他の類似判断情報が示す文書との類似度を更に算出し、
    前記第2生成部は、前記複数の類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、前記初期検索に用いられる相関情報を更新する請求項5〜8のいずれか1つに記載のサーバ装置。
  10. 前記検索部は、初期検索に用いられる相関情報において、関連文書となる範囲を変更して、関連文書を検索する請求項5〜9のいずれか1つに記載のサーバ装置。
  11. 前記検索部は、初期検索に用いられる相関情報を再検索頻度が高い相関情報に変更して、関連文書を検索する請求項5〜10のいずれか1つに記載のサーバ装置。
  12. 前記文書に関する1以上の情報を含む文書情報で構成される文書テーブル及び前記電子会議に関する1以上の情報を含む会議情報で構成される会議テーブルを記憶する参照情報記憶部を更に備え、
    前記第1生成部は、前記複数の文書情報及び前記複数の会議情報に基づいて、前記複数の類似判断情報を生成する請求項1〜11のいずれか1つに記載のサーバ装置。
  13. 電子会議に関する文書毎に、当該文書に関する1以上の情報及び当該電子会議に関する1以上の情報を含む第1類似判断情報を生成する第1生成部と、
    前記第1類似判断情報毎に、当該第1類似判断情報に含まれる各情報と他の第1類似判断情報に含まれる各情報との一致度を算出して当該第1類似判断情報が示す文書と当該他の第1類似判断情報が示す文書との類似度を算出する算出部と、
    前記複数の第1類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、前記複数の文書間の相関関係を示す第1相関情報を生成する第2生成部と、
    を備える電子会議システム。
  14. 電子会議に関する文書毎に、当該文書に関する1以上の情報及び当該電子会議に関する1以上の情報を含む第1類似判断情報を生成する第1生成ステップと、
    前記第1類似判断情報毎に、当該第1類似判断情報に含まれる各情報と他の第1類似判断情報に含まれる各情報との一致度を算出して当該第1類似判断情報が示す文書と当該他の第1類似判断情報が示す文書との類似度を算出する算出ステップと、
    前記複数の第1類似判断情報それぞれが示す文書間の類似度に基づいて、前記複数の文書間の相関関係を示す第1相関情報を生成する第2生成ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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