JP2014119176A - 風向調整機構および空気調和機の室内機 - Google Patents

風向調整機構および空気調和機の室内機 Download PDF

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Abstract

【課題】吹出方向を外側方向に変更する時の操作力と中央方向に変更する時の操作力との差を小さくする。
【解決手段】 風向調整機構100は、固定突起12が形成されている固定板10と、固定板10と平行に移動し、固定突起12が侵入した円弧状の角度保持溝22が形成されている可動板20と、固定板10と可動板20とに跨がって立設された互いに平行な複数枚の風向板30と、を有し、角度保持溝22の大径側内縁23に、複数の落ち込み面29と、落ち込み面29同士の間で角度保持溝の小径側内縁24に向かって突出している三角形状の乗り越え部分25とが形成され、乗り越え部分25の角度保持溝22の内側斜面26における内側傾斜角度Aが、乗り越え部分25の角度保持溝22の中央とは反対側の外側斜面27における外側傾斜角度Bよりも小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は風向調整機構および空気調和機、特に、空気調和機の室内機に設置され調和空気の吹出方向を調整する風向調整機構、および該風向調整機構を有する空気調和機の室内機に関するものである。
室内の壁面に設置された空気調和機の室内機は、調和空気の上下方向(鉛直方向)の吹出方向を調整する上下風向板(水平フラップ)と、調和空気の左右方向(水平方向)の吹出方向を調整する複数枚の左右風向板(垂直フラップ)とを有し、それぞれ所定の姿勢になるように電動あるいは手動によって動かされる。
複数枚の左右風向板は、室内機の吹出口に固定された支持部(固定板)と該支持部の表面と平行に移動する風向き調整部材(可動板)とに跨がって立設され、前記支持部の表面に対して垂直で、互いに平行な姿勢を維持するものである。
また、左右風向板には、部分的に曲げ変形を容易にする薄肉部分が設けられ、また、風向き調整部材に形成された円弧状の長孔に支持部に形成された固定爪が侵入している。したがって、風向き調整部材を移動すると、左右風向板は、薄肉部分が曲げられると共に、前記長孔に侵入した前記固定爪によって、移動自在に支持される。
そして、風向き調整部材を手動によって移動させる際に、クリック感を発生させると共に、風向き調整部材を所定の位置に固定させるために、風向き調整部材の一部(支持部の表面に対向する面)にラック状の凹凸部を形成し、一方、支持部の表面に前記ラック状の凹凸部に嵌合する凸部を形成した風向調整機構が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4654661号公報(第6−8頁、図5)
特許文献1に開示された風向調整機構の薄肉部分は、調和空気を左右方向の中央方向(前面方向)に向けて吹き出す際は変形しないで、左右方向の一方側(外側方向)に向けて吹き出す際に、弾性変形する。すなわち、吹出方向が一方側(外側方向)になる程、前記弾性変形量がより大きくなり、より大きな弾性力が作用する。
このため、風向き調整部材を移動させる際、支持部に形成された凸部が、風向き調整部材に形成された凹凸部を乗り越える(嵌合していた凹部から脱出する)ために必要な操作力は、前記弾性力によって変動することになる。
すなわち、吹出方向を中央方向から外側方向に変更する(以下、「外側移動」と称する)時は、前記弾性力は風向き調整部材の移動を妨げる方向に作用し、薄肉部分の弾性変形量が徐々に増大するため、操作力が徐々に増大して、操作が重くなってしまう。これに対し、吹出方向を外側方向から中央方向に変更する(以下、「内側移動」と称する)時は、前記弾性力は風向き調整部材の移動を助ける方向に作用し、薄肉部分の弾性変形量が徐々に開放されるため、操作力は徐々に低減し、操作が軽くなる。
つまり、外側移動の時と内側移動の時とで、操作力が相違することから、操作に違和感が生じるという問題があった。
本発明は、前記問題を解決するためになされたもので、第1の目的は、外側移動に必要な操作力と、内側移動に必要な操作力との差を小さくすることができる風向調整機構を得るものである。また、第2の目的は、かかる風向調整機構を有する空気調和機の室内機を得るものである。
本発明に係る風向調整機構は、表面に突出した固定突起が形成されている固定板と、前記固定板の表面と平行に移動し、前記固定突起が侵入した円弧状の角度保持溝が形成されている可動板と、前記固定板と前記可動板とに跨がって立設された互いに平行な複数枚の風向板と、を有し、前記風向板には弾性変形する薄肉部分が設けられ、前記固定突起が前記角度保持溝の中央から離れた際、前記薄肉部分が曲げられることによって、前記可動板は前記固定板に対して円弧状の軌跡を描いて移動すると共に、前記角度保持溝の中央に向かって前記固定突起を近づけようとする弾性復元力が発生し、前記角度保持溝の大径側の内縁に、複数の落ち込み面と、該落ち込み面同士の間で前記角度保持溝の小径側の内縁に向かって突出している三角形状の乗り越え部分とが形成され、前記可動板が前記固定板に対して移動する際、前記固定突起は前記乗り越え部分に押し付けられて摺動すると共に、前記落ち込み面に落ち込み、前記複数の落ち込み面が、前記固定突起が描く円弧状の軌跡の曲率半径と同じ曲率半径である基準円弧上に配置され、かつ、前記乗り越え部分の前記角度保持溝の中央側に位置する斜面における前記基準円弧に対する傾斜角度が、前記乗り越え部分の前記角度保持溝の中央とは反対側に位置する斜面における前記基準円弧に対する傾斜角度よりも、小さいことを特徴とする。
本発明に係る風向調整機構は、吹出方向が外側吹出のとき、固定突起が角度保持溝の中央から離れているから、角度保持溝の中央に固定突起を近づけようとする弾性復元力が発生している。また、固定突起は角度保持溝の大径側の内縁に押し付けられているから、固定突起が乗り越え部分を乗り越える際、固定突起には乗り越えを阻止しようとする乗り越え阻止力が作用する。
そのため、固定突起を角度保持溝の中央とは反対の方向に移動(外側移動)させる際に必要となる外側移動操作力は弾性復元力分だけ減少された上で、乗り越え阻止力に等しくなり、固定突起を角度保持溝の中央の方向に移動(内側移動)させる際に必要となる外側移動操作力は弾性復元力分だけ増加された上で、乗り越え阻止力に等しくなる。
このとき、外側移動の際に固定突起が摺動する斜面における傾斜角度が、内側移動の際に固定突起が摺動する斜面における傾斜角度よりも小さくなっているため、外側移動操作力と内側移動操作力との差が小さくなる(その理由については別途詳細に説明する)。
よって、外側移動に必要な操作力と内側移動に必要な操作力との差が小さくなるから、操作における違和感が少なくなる。
本発明の実施の形態1に係る風向調整機構を説明する斜視図。 図1に示す風向調整機構の一部の構造を拡大して示す平面図。 図1に示す風向調整機構の動作を説明する一部を拡大して示す平面図。 図1に示す風向調整機構の動作を説明する一部を拡大して示す平面図。 図1に示す風向調整機構の動作を説明する一部を拡大して示す平面図。 図1に示す風向調整機構の作用効果を説明するための模式図および数式。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内機を斜め上方から見た斜視図。 図5に示す室内機の部材を分離して示す斜め上方から見た斜視図。 図5に示す室内機の断面図。 図5に示す室内機を斜め下方から見た斜視図。 図5に示す室内機の一部を拡大して示す斜め下方から見た斜視図。
[実施の形態1]
図1〜図4は、本発明の実施の形態1に係る風向調整機構を説明するものであって、図1は斜視図、図2は一部の構造を拡大して示す平面図、図3a〜図3cは動作を説明する一部を拡大して示す平面図、図4は作用効果を説明するための模式図および数式である。なお、各図は模式的に描いたものであって、本発明は図示された形態に限定するものではない。
(風向調整機構)
図1〜図3において、風向調整機構100は、表面11に突出した固定突起12a、12b、12cが形成されている固定板10と、固定板10の表面11と平行に移動し、固定突起12a、12b、12cがそれぞれ侵入した円弧状の角度保持溝22a、22b、22cが形成されている可動板20と、固定板10と可動板20とに跨がって立設された互いに平行な複数枚の風向板30a、30b・・・30fを有している。
なお、説明の便宜上、固定板10および可動板20は平坦な板材としているから、固定板10の表面11と可動板20の表面21は平行になっている(以下、表面11および表面21に平行な面を「水平」または「水平面」と称する)。
以下、同じ内容の説明においては、符号の子番「a、b・・・f」の記載を省略する。さらに、固定突起12および角度保持溝22は3個所に限定するものではなく、また、風向板30は6枚に限定するものではない。
なお、可動板20には、可動板20の手動によって移動させる際の掴みを容易にするための掴み用拡張部40と、掴み用拡張部40の先端部に立設された掴み用突起41とが設けられているが、可動板20を手動に代えて、電動モーター等によって移動させる場合には、掴み用拡張部40や掴み用突起41の設置を省略してもよい。
(風向板)
風向板30は、固定板10の表面11に固定され、固定板10の長手方向に対して垂直の方向に突出した固定側水平部分31と、固定側水平部分31の先端に形成され、固定板10の表面11に対して垂直な固定側垂直部分32と、可動板20の表面21に対して垂直に固定された可動側垂直部分36とを具備している。
そして、固定側垂直部分32に固定側薄肉部分33を介して、また、可動側垂直部分36に可動側薄肉部分35を介して接続された羽根部分34を有している。
したがって、図3bに示すように、可動板20が固定板10に対して水平面内を移動した際、固定側薄肉部分33と可動側薄肉部分35とが曲げられるため、羽根部分34は水平面に対して垂直であるものの、固定板10の長手方向に対して垂直でなくなる(傾斜する)。
(基準円弧)
可動板20は、固定板10に対して、水平面内で、固定側薄肉部分33と可動側薄肉部分35との距離(羽根部分34の幅よりも僅かに大きな値に相当する)を曲率半径とする円弧状の軌跡を描いて移動する。このことは、固定突起12a、12b、12cが可動板20に対して、水平面内で前記曲率半径とする円弧状の軌跡を描いて移動することに同じである。
角度保持溝22a、22b、22cは、前記曲率半径に対応した円弧状であって、固定突起12a、12b、12cがそれぞれ摺動する大径側内縁23a、23b、23cと、固定突起12a、12b、12cをそれぞれ侵入自在にする隙間(幅)を形成する小径側内縁24a、24b、24cとを具備している。なお、本発明では、大径側内縁23a、23b、23cの曲率半径を有する円弧を「基準円弧」と称している。
(乗り越え部分)
さらに、角度保持溝22bについては、大径側内縁23b(基準円弧に同じ)に、小径側内縁24bに向かって突出している三角形状の乗り越え部分251、252・・・256が形成されている(以下、それぞれを「乗り越え部分25」と総称する)。
乗り越え部分251、252・・・256は平面上で略三角形(山形)であって、角度保持溝22bの中央側の斜面である内側斜面261、262・・・266(以下、それぞれを「内側斜面26」と総称する)と、角度保持溝22bの中央とは反対側の斜面である外側斜面271、272・・・276(以下、それぞれを「外側斜面27」と総称する)とを有し、内側斜面261、262・・・266と外側斜面271、272・・・276とは略円弧状の乗り越え頂点281、282・・・286(以下、それぞれを「乗り越え頂点28」と総称する)によってなめらかに繋がっている。
なお、乗り越え部分25同士の間にある大径側内縁23bを落ち込み面291、292・・・297(以下、それぞれを「落ち込み面29」と総称する)と称す。
内側斜面26が落ち込み面29(基準円弧)となす傾斜角度である「内側傾斜角度A」は、外側斜面27が落ち込み面29(基準円弧)となす傾斜角度である「外側傾斜角度B」よりも小さくなっている(A<B)。
すなわち、内側斜面261が落ち込み面292となす角度である「内側傾斜角度A1」は、外側斜面271が落ち込み面291となす角度である「外側傾斜角度B1」よりも小さく(A1<B1)、内側斜面262が落ち込み面293となす角度である「内側傾斜角度A2」は、外側斜面272が落ち込み面292となす角度である「外側傾斜角度B2」よりも小さく(A2<B2)、以下同様になっている。
さらに、角度保持溝22bの中央から離れる程、内側傾斜角度Aは徐々に小さくなり、一方、外側傾斜角度Bは徐々に大きくなっている。すなわち、「A1<A2<A3」および「A4>A5>A6」であり、一方、「B1>B2>B3」および「B4<B5<B6」である。
(作用効果)
図4において、固定突起12が乗り越え部分25を乗り越える際に、固定突起12が乗り越え部分25を押し付ける力を「乗り越え力Q]としている。
乗り越え力Qは、固定突起12が乗り越え部分25を乗り越える際に、風向板30の固定側薄肉部分33および可動側薄肉部分35はそれぞれ水平面に垂直な面内において弾性変形する(固定側水平部分31の固定板10への固定部分と、可動側垂直部分36の可動板20への固定部分との間隔が変動する)ために発生する。なお、乗り越え力Qは、正確には、固定突起12と乗り越え頂点28(落ち込み面29)との距離に応じて変動するものであるが、説明を簡単にするため、一定にしている。
そうすると、固定突起12が内側斜面26を乗り越える際、固定突起12と内側斜面26との間の摩擦係数を「μ」とすると、固定突起12に作用する内側斜面26を下る方向に作用する「乗り越え阻止力」は、内側斜面26に垂直な方向に作用する力(QcosA)と摩擦係数(μ)との積である摩擦力(μQcosA)によって減少される(式1の右辺参照)。また、同様に、固定突起12が外側斜面27を乗り越える際、固定突起12と外側斜面27との間の摩擦係数を「μ」とすると、固定突起12に作用する外側斜面27を下る方向に作用する「乗り越え阻止力」は、外側斜面27に垂直な方向に作用する力(QcosB)と摩擦係数(μ)との積である摩擦力(μQcosB)によって減少される(式2右辺参照)。
また、羽根部分34が固定板10の長手方向に対して垂直の状態のとき、固定突起12が角度保持溝22の中央に位置し、固定側薄肉部分33および可動側薄肉部分35は曲げ変形していない。
そして、固定突起12が角度保持溝22の中央から離れた位置において、固定側薄肉部分33および可動側薄肉部分35は曲げ変形(水平面においてく字状に屈曲)するため、固定側薄肉部分33および可動側薄肉部分35の曲げ変形量を低減させる方向(基準円弧の周方向に同じ)で、固定突起12を角度保持溝22の中央に近づける方向に作用する(羽根部分34を固定板10の長手方向に対して垂直の状態に戻そうとする)「弾性復元力R」が発生する。
そのため、外側移動(固定突起12を角度保持溝22の中央から離れる方向に移動)する際には、弾性復元力Rは外側移動を阻止する方向(内側斜面26を下る方向)に作用し、一方、内側移動(固定突起12を角度保持溝22の中央に近づける方向に移動)する際には、前記弾性復元力は内側移動を助ける方向(外側斜面27を登る方向)に作用する。
なお、固定突起12が角度保持溝22の中央から離れる程、固定側薄肉部分33および可動側薄肉部分35の曲げ変形量が増大するから、かかる増大に伴って、弾性復元力Rも増大する。
そうすると、外側移動に必要な力(基準円弧の周方向の力)を「外側移動操作力Ts」とすると、可動板20に外側移動操作力Tsを付与した際、外側移動操作力Tsは弾性復元力R分だけ減少され、固定突起12を内側斜面26を登らせる方向の「斜面平行成分(Ts−R)cosA」が作用するものの、「斜面平行成分(Ts−R)cosA」は、内側斜面26に垂直な方向に作用する力((Ts−R)sinA)と摩擦係数(μ)との積である摩擦力(μ(Ts−R)sinA)によって減少される(式1の左辺参照)。
また、内側移動に必要な力(基準円弧の周方向の力)を「内側移動操作力Tc」とすると、可動板20に内側移動操作力Tcを付与した際、内側移動操作力Tcは弾性復元力R分だけ増加され、固定突起12を外側斜面27を登らせる方向の「斜面平行成分(Tc+R)cosB」が作用するものの、「斜面平行成分(Tc+R)cosB」は、外側斜面27に垂直な方向に作用する力((Tc+R)sinB)と摩擦係数(μ)との積である摩擦力(μ(Tc+R)sinB)によって減少される(式2の左辺参照)。
そして、式1および式2は、それぞれ式3および式4に書き改められるから、結局、外側移動操作力Tsと内側移動操作力Tcとの差である「移動力差ΔTsc」は式5によって表示される。
すなわち、式5の右辺第1項は、内側斜面26の内側傾斜角度Aと外側斜面27の外側傾斜角度Bとが等しい場合の移動力差ΔTscを示し、式5の右辺第2項は、内側傾斜角度Aと外側傾斜角度Bとが相違する場合の移動力差ΔTscの変化量を示している。そして、内側傾斜角度Aは外側傾斜角度Bよりも小さいから、式5の右辺第2項(マイナス項)の中括弧内は「正の値」となり、移動力差ΔTscは減少する。
よって、可動板20(固定突起12)を移動する際、移動する方向によって移動のために必要な操作力の差が小さくなるから、可動板20を手動で移動する際における操作の違和感が少なくなる。また、可動板20を電動モーターによって移動させる際には、電動モーターの負荷が均一化され、駆動が円滑になると共に、電動モーターの容量(定格)を小さくすることが可能になる。
なお、式3の右辺第1項の分子の値は「正」であることが望ましいため、摩擦係数μが0.3程度であるとき、内側傾斜角度Aは略20°(tan(20°)≒0.36)以上であることが望ましく、式4の右辺第1項の分母の値は「正」であることが望ましいため、摩擦係数μが0.3程度であるとき、外側傾斜角度Bは略70°(tan(70°)≒2.75)以下であることが望ましい。
さらに、前記のように、固定突起12が角度保持溝22の中央から離れる程、弾性復元力Rも増大している。すなわち、乗り越え部分251、252・・・256における弾性復元力Rをそれぞれ「R1、R2・・・R6」とすると、「R1>R2>R3」および「R4<R5<R6」になる。
また、角度保持溝22bの中央から離れる程、内側傾斜角度Aは徐々に小さくなり、一方、外側傾斜角度Bは徐々に大きくなっている。すなわち、「A1<A2<A3」および「A4>A5>A6」であり、一方、「B1>B2>B3」および「B4<B5<B6」である。
そして、乗り越え部分251、252・・・256における外側移動操作力Tsおよび内側移動操作力Tcを、それぞれ「Ts1、Ts2・・・Ts6」および「Tc1、Tc2・・・Tc6」とする。
そして、Ts1を求めるために式3にA1およびR1を代入し、Ts2を求めるために式3にA2およびR2とを代入した際、Ts1を求める式3の第2項は、Ts2を求める式3の第2項よりも大きな値になるものの、Ts1を求める式3の第1項は、Ts2を求める式3の第1項よりも小さい値になるため、Ts1とTs2との差が小さくなっている。また、同様に、Ts2とTs3との差、Ts4とTs5との差、Ts5とTs6との差が小さくなる。さらに、式4においても、同様に、Tc1とTc2との差、Tc2とTc3との差等が小さくなっている。
よって、複数の乗り越え部分25を連続して乗り越える場合、それぞれを乗り越える際の外側移動操作力Tsの変動量や内側移動操作力Tcの変動量が小さくなる(均一になる)ため、可動板20を手動で移動する際における操作の違和感がさらに少なくなる。また、可動板20を電動モーターによって移動させる際には、電動モーターの負荷がさらに均一化され、駆動がさらに円滑になると共に、電動モーターの容量(定格)を小さくすることが可能になる。
なお、風向調整機構100は、内側傾斜角度Aが外側傾斜角度Bよりも小さく(要件1)、角度保持溝22の中央から離れる程、内側傾斜角度Aは徐々に小さくなり(要件2)、外側傾斜角度Bは徐々に大きくなっている(要件3)が、本発明は前記要件1を有する限り、要件2、3を全て有するものに限定するものではない。例えば、要件2、3を全く有しないもの、あるいは、要件2のうち「A1<A2<A3」を有するものの、「A4>A5>A6」を有しないものであってもよい。
[実施の形態2]
(空気調和機の室内機)
図5〜図9は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室内機を説明するものであって、図5は斜め上方から斜め下方を見た斜視図、図6は部材を分離して示す斜め上方から斜め下方を見た斜視図、図7は断面図、図8は斜め下方から斜め上方を見た斜視図、図9は一部を拡大して示す斜め下方から斜め上方を見た斜視図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
図5〜図9において、空気調和機の室内機(以下「室内機」と称する)200は、吸引口1aおよび吹出口1bが形成され、前面側の開口部(図示しない)を開閉する意匠パネル4を具備する筐体1と、室内の壁面(図示しない)に設置された基台2と、筐体1内に配置され、吸引口1aから吹出口1bに至る風路8を形成する送風ファン6と、風路8内に配置され、冷凍サイクルの一部を実行する熱交換器3と、熱交換器3の下方に配置され、熱交換器3から滴下するドレン水を受け止めるドレンピット7と、吹出口1bに配置され、吹出口1bを開閉すると共に、熱交換器3において調和された空気(以下、「調和空気」と称する)の上下方向の吹出方向を調整する上下方向フラップ9と、を有している。
そして、吹出口1bよりも上流の位置でドレンピット7の下面に、調和空気の左右方向の吹出方向を調整する左風向調整機構100Lおよび右風向調整機構100Rが設置され、熱交換器3(冷凍サイクル)、送風ファン6、上下方向フラップ9および左右方向フラップ30を制御する制御機器(図示しない)を収納した電気室5が、基台2に設置されている。
左風向調整機構100Lおよび右風向調整機構100Rは、実施の形態1において説明した風向調整機構100に同じものである。したがって、左風向調整機構100Lを構成する各部位については符号の子番に「L」を付し、右風向調整機構100Rを構成する各部位については符号の子番に「R」を付し、説明を省略する。
室内機200は、左風向調整機構100Lの掴み用突起41Lおよび右風向調整機構100Rの掴み用突起41Rが、吹出口1bに近い位置に配置されているから、上下方向フラップ9を回動して吹出口1bが開いた状態において、ユーザー(使用者)は、掴み用突起41Lおよび掴み用突起41Rを容易に掴むことができる。
よって、左右方向フラップ30aL、30bL・・・30fR(風向板30に同じ)の方向を容易に変更することができる。このとき、実施の形態1において説明したように、調和空気の吹出方向を変更する際における操作の違和感が少なくなっている。
なお、可動板20Lや可動板20R(可動板20に同じ)を電動モーターによって移動させる際には、電動モーターの負荷がさらに均一化され、駆動がさらに円滑になると共に、電動モーターの容量(定格)を小さくすることが可能になる。このとき、掴み用拡張部40L、40Rや掴み用突起41L、40Rを撤去してもよい。
なお、以上は、実施の形態1において説明した風向調整機構100が、室内の壁面に設置され空気調和機の室内機200に2台だけ搭載されているが、本発明はこれに限定するものではなく1台でも3台以上であってもよい。さらに、室内機200に代えて、天井面に設置される天井埋め込み式の空気調和機の室内機や、壁面に形成された貫通孔や窓に設置される換気装置、さらには各種送風機に搭載してもよい。
1 筐体、1a 吸引口、1b 吹出口、2 基台、3 熱交換器、4 意匠パネル、5 電気室、6 送風ファン、7 ドレンピット、8 風路、9 上下方向フラップ、10 固定板、11 表面、12a 固定突起、12b 固定突起、12c 固定突起、20 可動板、21 表面、22a 角度保持溝、22b 角度保持溝、22c 角度保持溝、23a 大径側内縁、23b 大径側内縁、23c 大径側内縁、24a 小径側内縁、24b 小径側内縁、24c 小径側内縁、25 乗り越え部分(総称)、251 乗り越え部分、252 乗り越え部分、253 乗り越え部分、254 乗り越え部分、255 乗り越え部分、256 乗り越え部分、26 内側斜面(総称)、261 内側斜面、262 内側斜面、263 内側斜面、264 内側斜面、265 内側斜面、266 内側斜面、27 外側斜面(総称)、271 外側斜面、272 外側斜面、273 外側斜面、274 外側斜面、275 外側斜面、276 外側斜面、28 乗り越え頂点(総称)、281 乗り越え頂点、282 乗り越え頂点、283 乗り越え頂点、284 乗り越え頂点、285 乗り越え頂点、286 乗り越え頂点、29 落ち込み面(総称)、291 落ち込み面、292 落ち込み面、293 落ち込み面、294 落ち込み面、295 落ち込み面、296 落ち込み面、30a 風向板(左右方向フラップ)、30b 風向板(左右方向フラップ)、30c 風向板(左右方向フラップ)、30d 風向板(左右方向フラップ)、30e 風向板(左右方向フラップ)、30f 風向板(左右方向フラップ)、31a 固定側水平部分、31b 固定側水平部分、31c 固定側水平部分、31d 固定側水平部分、31e 固定側水平部分、31f 固定側水平部分、32a 固定側垂直部分、32b 固定側垂直部分、32c 固定側垂直部分、32d 固定側垂直部分、32e 固定側垂直部分、32f 固定側垂直部分、33a 固定側薄肉部分、33b 固定側薄肉部分、33c 固定側薄肉部分、33d 固定側薄肉部分、33e 固定側薄肉部分、33f 固定側薄肉部分、34a 羽根部分、34b 羽根部分、34c 羽根部分、34d 羽根部分、34e 羽根部分、34f 羽根部分、35a 可動側薄肉部分、35b 可動側薄肉部分、35c 可動側薄肉部分、35d 可動側薄肉部分、35e 可動側薄肉部分、35f 可動側薄肉部分、36a 可動側垂直部分、36b 可動側垂直部分、36c 可動側垂直部分、36d 可動側垂直部分、36e 可動側垂直部分、36f 可動側垂直部分、40 掴み用拡張部、41 掴み用突起、100 風向調整機構(実施の形態1)、100L 左風向調整機構(実施の形態2)、100R 右風向調整機構(実施の形態2)、200 空気調和機の室内機(実施の形態2)、A 内側傾斜角度(総称)、A1 内側傾斜角度、A2 内側傾斜角度、A3 内側傾斜角度、A4 内側傾斜角度、A5 内側傾斜角度、A6 内側傾斜角度、B 外側傾斜角度(総称)、B1 外側傾斜角度、B2 外側傾斜角度、B3 外側傾斜角度、B4 外側傾斜角度、B5 外側傾斜角度、B6 外側傾斜角度、Q 乗り越え力、R 弾性復元力、Tc 内側移動操作力、Ts 外側移動操作力。

Claims (4)

  1. 表面に突出した固定突起が形成されている固定板と、前記固定板の表面と平行に移動し、前記固定突起が侵入した円弧状の角度保持溝が形成されている可動板と、前記固定板と前記可動板とに跨がって立設された互いに平行な複数枚の風向板と、を有し、
    前記風向板には弾性変形する薄肉部分が設けられ、前記固定突起が前記角度保持溝の中央から離れた際、前記薄肉部分が曲げられることによって、前記可動板は前記固定板に対して円弧状の軌跡を描いて移動すると共に、前記角度保持溝の中央に向かって前記固定突起を近づけようとする弾性復元力が発生し、
    前記角度保持溝の大径側の内縁に、複数の落ち込み面と、該落ち込み面同士の間で前記角度保持溝の小径側の内縁に向かって突出している三角形状の乗り越え部分とが形成され、前記可動板が前記固定板に対して移動する際、前記固定突起は前記乗り越え部分に押し付けられて摺動すると共に、前記落ち込み面に落ち込み、
    前記複数の落ち込み面が、前記固定突起が描く円弧状の軌跡の曲率半径と同じ曲率半径である基準円弧上に配置され、かつ、前記乗り越え部分の前記角度保持溝の中央側に位置する斜面における前記基準円弧に対する傾斜角度が、前記乗り越え部分の前記角度保持溝の中央とは反対側に位置する斜面における前記基準円弧に対する傾斜角度よりも、小さいことを特徴とする風向調整機構。
  2. 前記薄肉部分の曲げ変形の量は、前記固定突起が前記角度保持溝の中央から遠ざかる程、増大するものであって、
    前記角度保持溝の中央から離れる程、前記乗り越え部分の前記角度保持溝の中央側に位置する斜面の前記基準円弧に対する傾斜角度が小さくなることを特徴とする請求項1記載の風向調整機構。
  3. 前記角度保持溝の中央から離れる程、前記乗り越え部分の前記角度保持溝の中央とは反対側に位置する斜面の前記基準円弧に対する傾斜角度が大きくなることを特徴とする請求項1または2記載の風向調整機構。
  4. 吸込口および吹出口がそれぞれ形成され、室内に設置される本体と、
    前記吸込口から室内空気を吸い込んで、前記吹出口に至る風路を形成する送風機と、
    前記風路に設置され、冷凍サイクルの一部を実行する熱交換器と、
    前記吹出口に設置され、前記熱交換器において調和された空気の吹き出し方向を調整する請求項1〜3の何れか一項に記載の風向調整機構と、
    を有することを特徴とする空気調和機の室内機。
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