JP2014117999A - 車両用ヒートポンプ装置、車両用空調システムおよび騒音抑制方法 - Google Patents

車両用ヒートポンプ装置、車両用空調システムおよび騒音抑制方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電動圧縮機の騒音を抑制しつつ、空調性能を維持する車両用ヒートポンプ装置、車両用空調システムおよび騒音抑制方法を提供すること。
【解決手段】この車両用ヒートポンプ装置は、冷却液と冷媒との間で熱交換を行い、前記冷却液にて車両の空調を行う車両用ヒートポンプ装置であって、電動モータを有し、吸入した前記冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機と、前記冷却液を輸送するウォータポンプと、前記電動モータおよび前記ウォータポンプの駆動を制御する制御部と、を具備し、前記制御部は、騒音の低減を要求する静音運転要求信号を取得した場合に、前記電動モータの回転数を抑制すると共に、前記ウォータポンプの回転数を維持または上昇させる構成を採る。
【選択図】図9

Description

本発明は、車両用ヒートポンプ装置、車両用空調システムおよび騒音抑制方法に関する。
近年、電気で走行する自動車(以下、「電気自動車」という)が普及しつつある。電気自動車は、走行用モータによって駆動するため、エンジン自動車に比べて静音で走行することができる。
一方で、電気自動車に搭載される空調装置には、冷媒を圧縮する圧縮機として電動圧縮機が採用される。電動圧縮機は、圧縮機構を動かす電動モータと、電動モータを駆動する駆動回路(例えばインバータ回路)とを備える。
電気自動車は、上述した通り、静音で走行できるものの、走行速度が遅い場合、または、夜間に走行する場合などにおいて、電動圧縮機の駆動音が車室内および車室外に騒音として伝播してしまう。このような場合において、騒音を抑制するため、電動圧縮機の電動モータ回転数を低下させると、空調性能が悪くなり、車室内を快適な状態に保てなくなってしまう。そこで、電動圧縮機の騒音を抑制しつつ、車室内の快適性を保つ技術が特許文献1に開示されている。
特許文献1には、車速が5km/h以下となった場合には、コンプレッサモータの回転数を4000rpm以上とならないように制御することが開示されている。
特開平7−223428号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の技術では、コンプレッサモータの回転数を4000rpm未満に抑えた場合であっても、騒音を十分に抑制することができないことがある。また、コンプレッサモータの回転数を抑制することで空調性能を低下させてしまう場合がある。
本発明の目的は、電動圧縮機の騒音を抑制しつつ、空調性能を維持する車両用ヒートポンプ装置、車両用空調システムおよび騒音抑制方法を提供することである。
本発明の車両用ヒートポンプ装置は、冷却液と冷媒との間で熱交換を行い、前記冷却液にて車両の空調を行う車両用ヒートポンプ装置であって、電動モータを有し、吸入した前記冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機と、前記冷却液を輸送するウォータポンプと、前記電動モータおよび前記ウォータポンプの駆動を制御する制御部と、を具備し、前記制御部は、騒音の低減を要求する静音運転要求信号を取得した場合に、前記電動モータの回転数を抑制すると共に、前記ウォータポンプの回転数を維持または上昇させる構成を採る。
本発明の車両用空調システムは、冷却液と冷媒との間で熱交換を行い、前記冷却液にて車両の空調を行う車両用ヒートポンプ装置を備える車両用空調システムであって、電動モータを有し、吸入した前記冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機と、前記冷却液を輸送するウォータポンプと、前記電動モータおよび前記ウォータポンプの駆動を制御するエアコン制御装置と、を具備し、前記エアコン制御装置は、騒音の低減を要求する静音運転要求信号を取得した場合に、前記電動モータの回転数を抑制すると共に、前記ウォータポンプの回転数を維持または上昇させる構成を採る。
本発明の騒音抑制方法は、冷却液と冷媒との間で熱交換を行い、前記冷却液にて車両の空調を行う車両用ヒートポンプ装置における騒音抑制方法であって、制御部は、騒音の低減を要求する静音運転要求信号を取得した場合に、吸入した前記冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機の回転数を抑制すると共に、前記冷却液を輸送するウォータポンプの回転数を維持または上昇させるようにした。
本発明によれば、電動圧縮機の騒音を抑制しつつ、空調性能を維持することができる。
実施の形態1に係る車両用ヒートポンプ装置を示す斜視図 実施の形態1の車両用ヒートポンプ装置を示す一部破断図 実施の形態1の車両用ヒートポンプ装置の冷媒および冷却液の流れについて説明する図 車両用ヒートポンプ装置を用いた車両温度調整システムについて説明する図 車両用ヒートポンプ装置を用いた車両温度調整システムについて説明する図 車両用ヒートポンプ装置のコンプレッサ筐体側の構成を示す一部破断の斜視図 車両用ヒートポンプ装置のコンプレッサ筐体側の構成を示す断面図 図7のD−D線断面図 実施の形態1のインバータ周辺の構成を示すブロック図 実施の形態1の車両用ヒートポンプ装置における制御部の処理手順を示すフロー図 クーラコア出口温度、低温側ウォータポンプ回転数、電動圧縮機回転数、及び、車速の時間変化の一例を示す図 実施の形態2の車両用ヒートポンプ装置における制御部の処理手順を示すフロー図 クーラコア出口温度、低温側ウォータポンプ回転数、電動圧縮機回転数、及び、車速の時間変化の一例を示す図
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一要素は原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明を省略する。
<車両用ヒートポンプ装置の構成>
まず、本発明の実施の形態における各構成について、図1および図2を用いて説明する。図1および図2は、本実施の形態に係る車両用ヒートポンプ装置の構成を示す図である。
車両用ヒートポンプ装置1は、車両に搭載される装置であり、低温側水冷媒熱交換器110と、高温側水冷媒熱交換器111と、冷媒を圧縮し吐出する電動圧縮機112と、コンプレッサ筐体109等を備える。ここで、車両とは、例えば、電気自動車である。電気自動車とは、例えば、EV(Electric Vehicle)、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)、またはHEV(Hybrid Electric Vehicle)等、車両に搭載されている蓄電池を用いて走行する車両である。
車両用ヒートポンプ装置1は、その内部にヒートポンプサイクルを有し、ヒートポンプの冷媒と低温側の冷却液(第2の冷却液に相当)および高温側の冷却液(第1の冷却液に相当)との間で熱交換を行う。低温側の冷却液と高温側の冷却液とは、車両用ヒートポンプ装置1の外部から導入される。
冷媒は、例えば、二酸化炭素(CO)など、電気自動車に要求される極低温の環境下でもヒートポンプサイクルの効率を向上できる一方、作動圧力が高くなるものが採用される。
冷却液は、例えば、エチレングリコール水溶液などの液体である。冷却液は、不凍液であれば良く、エチレングリコール水溶液以外にプロピレングリコール水溶液を用いることも可能である。
高温側の冷却液は、高温側導入管104を介してコンプレッサ筐体109の外部から導入される(図1の矢印B)。この導入された冷却液は、高温側水冷媒熱交換器111にて加熱され、高温側導出管105から導出される(図1の矢印B)。冷却液は、高温側ウォータポンプ101が備える電動モータの駆動力にて輸送される。
高温側水冷媒熱交換器111は、高温高圧の冷媒が流れる通路と高温側の冷却液が流れる通路とを備え、これら通路の間で熱を移動させるように構成されている。
低温側の冷却液は、低温側導入管106を介して車両用ヒートポンプ装置1の外部から導入される(図1の矢印A)。導入された冷却液は、低温側水冷媒熱交換器110にて冷却され、低温側導出管107から導出される(図1の矢印A)。冷却液は、低温側ウォータポンプ102が備える電動モータの駆動力にて輸送される。
低温側水冷媒熱交換器110は、低温低圧の冷媒が流れる通路と低温側の冷却液が流れる通路とを備え、これらの通路の間で熱を移動させるように構成されている。
電動圧縮機112は、電動モータ112aと圧縮機構112bとにより構成される。圧縮機構112bは、電動モータ112aが発生する駆動力により冷媒を圧縮して吐出する機構である。圧縮機構112bは、例えば、スクロール型を用いることができる。電動モータ112aは、インバータ(駆動回路に相当)113により電気的に駆動される。インバータ113は電力用半導体(例えばIGBT:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)を有しており、給電部103から給電される直流電力を3相交流電力に変換して電動モータ112aへ供給する。電力用半導体は、パワー半導体、パワー素子とも呼ばれる。
また、車両用ヒートポンプ装置1は、電動圧縮機112の冷媒の入口の上流にアキュムレータ108を備える。アキュムレータ108は、冷媒を気体と液体に分離させることで、電動圧縮機112へ気体の冷媒のみを供給する役割をなす。電動圧縮機112の破壊を防止するためである。
また、車両用ヒートポンプ装置1は、低温側水冷媒熱交換器110の冷媒の入口の上流に膨張弁114を備える。膨張弁114は、熱量を変化させずに高圧の冷媒を膨張させて低圧にすることで、冷媒を低温にして低温側水冷媒熱交換器110へ送る。
また、車両用ヒートポンプ装置1は、車両用ヒートポンプ装置1の外部から電源供給を受けるための給電部103を備える。給電部103は、コンプレッサ筐体109の外壁に備える。給電部103へ供給された電気エネルギーは、電動圧縮機112、高温側ウォータポンプ101、および、低温側ウォータポンプ102のそれぞれが備える電動モータの駆動に用いられる。
<車両用ヒートポンプ装置の動作>
次に、図3を用いて車両用ヒートポンプ装置1の冷媒と冷却液の流れについて説明する。
始めに、冷媒の流れを説明する。図3の矢印Cは冷媒の流れる方向を示している。冷媒は、電動圧縮機112、高温側水冷媒熱交換器111、膨張弁114、低温側水冷媒熱交換器110を、この順で流れる。この冷媒の流れにより、ヒートポンプサイクルが構成される。
電動圧縮機112で圧縮された高温高圧の冷媒は、高温側水冷媒熱交換器111にて熱を放出して液体となる。液体となった冷媒は、膨張弁114にて急激に膨張され、低温低圧の冷媒となる。この低温低圧の冷媒は、低温側水冷媒熱交換器110にて熱を吸収して蒸発する。蒸発した冷媒はアキュムレータ108を通過して電動圧縮機112にて再度、圧縮される。
続いて、冷却液の流れを説明する。高温側導入管104を介してコンプレッサ筐体109の外部から導入された冷却液は、高温側水冷媒熱交換器111にて高温の冷媒と熱交換を行って加熱される。加熱された冷却液は、高温側導出管105から導出される。
低温側導入管106を介して車両用ヒートポンプ装置1の外部から導入された冷却液は、低温側水冷媒熱交換器110にて低温の冷媒と熱交換を行って冷却され、低温側導出管107から導出される。
このように、実施の形態の車両用ヒートポンプ装置1では、装置内だけで冷媒を循環させてヒートポンプサイクルを実現している。さらに、高温側水冷媒熱交換器111および低温側水冷媒熱交換器110は、空気ではなく液体(冷却液)と冷媒との間で熱交換を行う。この構成により、車両用ヒートポンプ装置1は、冷却液を介して車両用ヒートポンプ装置1から離れた箇所から熱を吸収し、車両用ヒートポンプ装置1から離れた箇所へ熱を放出することができる。
<車両温度調整システム>
次に、図4および図5を用いて、車両用ヒートポンプ装置1を用いた車両温度調整システムについて説明する。図4は車両温度調整システムの暖房運転時の説明図、図5は車両温度調整システムの冷房運転時の説明図である。
高温側導出管105から導出した加熱された冷却液、および、低温側導出管107から導出した冷却された冷却液は車両用空調装置2へ導入され、冷房もしくは暖房に用いられる。車両用空調装置2は、ファイアウォール7の車室側に配置され、車室内の空調を行う装置である。車両用ヒートポンプ装置1は、ファイアウォール7の車室外の側に配置される。
車両用空調装置2は、冷房用空気水熱交換器(以下、「クーラコア」という)200、暖房用空気水熱交換器201、ブロワファン202、切換ドア203、および、クーラコア温度センサ204を備える。
クーラコア200は、ブロワファン202により送風された空気と、低温側導出管107から導出した冷却された冷却液との間で熱交換を行い、空気を冷却するものである。冷却された空気は車室内へ導かれ、車室内の冷房に用いられる。クーラコア200には、クーラコア温度センサ204が設けられ、クーラコア温度センサ204は、クーラコア200の出口温度を検出する。
クーラコア200にて加熱された冷却液は、低温側導入管106を介して、再度、車両用ヒートポンプ装置1へ導入される。
暖房用空気水熱交換器201は、ブロワファン202により送風された空気と、高温側導出管105から導出した加熱された冷却液との間で熱交換を行い、空気を加熱するものである。加熱された空気は車室内へ導かれ、車室内の暖房に用いられる。
暖房用空気水熱交換器201にて冷却された冷却液は、高温側導入管104を介して、再度、車両用ヒートポンプ装置1へ導入される。なお、第1のラジエータ5は、冷房時の冷却液の放熱に用いられる。
車両用ヒートポンプ装置1が導出する冷却液は、発熱体3の冷却に用いることも可能である。ここで、発熱体3とは、例えば、電気自動車に用いられる走行用モータ、走行用モータを駆動するためのインバータ、走行用モータへ電気エネルギーを供給するための蓄電池、車両外部から蓄電池を充電するための充電器、蓄電池の電圧変換を行うためのDC−DC変換器などの、発熱部材である。これら発熱部材は電気自動車の走行中等に冷却を必要とする。
発熱体3から放出される熱は、冷却液に吸熱させる。すなわち、冷却液は加熱される。この加熱された冷却液は、低温側導入管106へ導かれ、車両用ヒートポンプ装置1にて冷却される。この加熱された冷却液は、第2のラジエータ6で放熱させることで、冷却することもできる。
車両用空調装置2を車室内の暖房に用いる場合は、発熱体3から放出された熱を、冷却液に吸熱させる。すなわち、冷却液は加熱される。この加熱された冷却液は、低温側導入管106へ導かれ、低温側水冷媒熱交換器110にて冷却される。
この際、冷媒に回収(吸熱)された熱を、高温側水冷媒熱交換器111にて高温側の冷却液に回収(吸熱)させ、この冷却液を高温側導出管105から導出させ、暖房用空気水熱交換器201に導くことで、車室内の空気の加熱に利用する事も可能である。
車両温度調整システムでは、図4と図5とに示すように、複数の三方弁Tによる冷却液の経路の切り替え、ならびに、切換ドア203による車室内へ向かう空気の経路の切り替えにより、車室内の暖房および冷房等の切り替えを行うことができる。
なお、クーラコア200および暖房用空気水熱交換器201は、空気と冷媒との間で熱交換を行う空気冷媒熱交換器であってもよい。
<高温側水冷媒熱交換器の詳細>
次に、実施の形態の車両用ヒートポンプ装置1におけるコンプレッサ筐体109側の構成を詳細に説明する。
図6は、車両用ヒートポンプ装置のコンプレッサ筐体側の構成を示す一部破断の斜視図である。図7は、車両用ヒートポンプ装置のコンプレッサ筐体側の構成を示す断面図である。図8は、図7のD−D線断面図である。
高温側水冷媒熱交換器111および電動圧縮機112は、コンプレッサ筐体109に収められて一体化されている。コンプレッサ筐体109は、密閉性を有し、冷却液および冷媒の各導入口および各導出口を除いて、高温側水冷媒熱交換器111と電動圧縮機112とを内部に閉じ込める。
高温側水冷媒熱交換器111は、図6〜図8に示すように、冷媒が流れる通路111aと、冷却液が流れる通路111bとを備えている。
冷却液の通路111bは、例えば、電動圧縮機112の周囲に沿って二次元方向(図6のX−R方向)に広がる空間により構成され、通路111bの一端および他端に冷却液の導入口111binと導出口111boutとが設けられている。導出口111boutは、高温側ウォータポンプ101に通じている。また、通路111bの一部は、コンプレッサ筐体109の壁体により構成されている。
冷媒の通路111aは、例えば、複数の直線状且つ筒状の配管により構成され、冷却液の通路111bを横切るように通路111bを囲う空間内に配置されている。図8に示すように、複数の通路111aは、電動圧縮機112の周方向(図6のR方向)に分散して配置されている。各通路111aの一端は、図7に示すように、電動圧縮機112の冷媒導出口につながる冷媒室111cに通じ、各通路111aの他端は、膨張弁114につながる冷媒室111dに通じている。冷媒室111c、111dの一部は、コンプレッサ筐体109の壁体により構成されている。
高温側水冷媒熱交換器111は、図6〜図8に示すように、電動圧縮機112(電動モータ112aおよび圧縮機構112b)の周囲を囲うように配置され、電動圧縮機112と高温側水冷媒熱交換器111とは熱的に結合している。
冷媒は、導入口142(図7を参照)を介して、低温側水冷媒熱交換器110から電動圧縮機112へ導入される。また、冷媒は、導出口141(図7を参照)を介して、高温側水冷媒熱交換器111から膨張弁114へ導出される。
<インバータ周辺の機能ブロック>
次に、実施の形態の車両用ヒートポンプ装置1のインバータ113周辺における機能ブロックについて説明する。
図9は、車両用ヒートポンプ装置のインバータ周辺の構成を示すブロック図である。なお、図9では、車両用ヒートポンプ装置1と共に、クーラコア200の出口温度を検出するクーラコア温度センサ204、電力を充放電する蓄電池301、エアコンを制御するエアコン制御装置302、および、車両の速度を検出する車速センサ303も記載する。
図9より、車両用ヒートポンプ装置1は、電動圧縮機112、インバータ113、高温側ウォータポンプ101及び低温側ウォータポンプ102を含む。
電動圧縮機112は、電動モータ112aおよび圧縮機構112bを含む。電動圧縮機112は、インバータ113の制御により冷媒を圧縮する。
インバータ113は、制御部(騒音抑制制御部)131、駆動部132およびパワー素子133を含む。インバータ113は、電動モータ112aに対して駆動制御を行う。
高温側ウォータポンプ101は、インバータ113における制御部131の制御により、高温側の冷却液を輸送し、低温側ウォータポンプ102は、インバータ113における制御部131の制御により、低温側の冷却液を輸送する。
インバータ113において、制御部131は、エアコンの駆動開始を指示する駆動ONのエアコン制御信号がエアコン制御装置302から出力された場合には、駆動部132に対して電動モータ112aの駆動を開始する制御を行う。また、制御部131は、エアコンの駆動停止を指示する駆動OFFのエアコン制御信号がエアコン制御装置302から出力された場合には、駆動部132に対して電動モータ112aの駆動を停止する制御を行う。電動モータ112aの駆動の開始または停止は、制御部131がパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)信号を生成して駆動部132へ出力することによって行われる。
また、制御部131は、冷房運転中に車速センサ303からエアコン制御装置302を介して車速Vを取得し、また、クーラコア温度センサ204からクーラコア出口温度Tccを取得する。制御部131は、取得した車速V及びクーラコア出口温度Tccに基づいて、電動圧縮機112の電動モータ回転数(以下、単に「電動圧縮機回転数」という)を制御する。なお、制御部131の詳細な処理手順については後述する。
駆動部132は、PWM信号を用いた上記制御に従ってパワー素子133を駆動する。すなわち、駆動部132は、制御部131から出力されたPWM信号に従って、パワー素子133を通電または遮断する制御を行う。
パワー素子133は、駆動部132の制御に従って、蓄電池301から供給される直流電力を通電または遮断する。これにより、パワー素子133は、蓄電池301から供給される直流電力を交流電力に変換して電動モータ112aに供給し、電動モータ112aを駆動する。
電動モータ112aは、パワー素子133から供給される交流電力によって回転し、圧縮機構112bを駆動させる。
圧縮機構112bは、電動モータ112aにより駆動されて冷媒を圧縮する。
<制御部における処理手順の詳細>
次に、実施の形態1の車両用ヒートポンプ装置1における制御部131の処理手順を詳細に説明する。
図10は、車両用ヒートポンプ装置における制御部の処理手順を示すフロー図である。図10において、ステップ(以下、「ST」と省略する)401では、制御部131は、エアコン制御装置302から冷房運転ONのエアコン制御信号を取得し、ST402では、制御によってクーラコア出口温度Tccを収束させる目標温度であるクーラコア目標出口温度Tg(目標温度に相当)、クーラコア出口温度Tccをクーラコア目標出口温度Tgに収束させるために用いる温度閾値であるクーラコア出口温度閾値Tth、および、ウォータポンプ回転数Nwpをそれぞれ設定する。
ST403では、制御部131は、車速センサ303からエアコン制御装置302を介して車速Vを取得し、ST404では、クーラコア温度センサ204からクーラコア出口温度Tccを取得する。
ST405では、制御部131は、車速Vが車速閾値Vth(Vthは、例えば4km/h)未満であるか否かを判定し、車速Vが車速閾値Vth未満である(YES)場合には、ST406に移行し、車速Vが車速閾値Vth以上である(NO)場合には、ST408に移行する。
ST406では、制御部131は、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth未満であるか否かを判定し、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth未満である(YES)場合には、ST407に移行し、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth以上である(NO)場合には、ST408に移行する。なお、ST405およびST406は処理順序を入れ替えてもよい。
ST407では、制御部131は、電動圧縮機回転数を0にする制御を行う。このとき、低温側ウォータポンプ102の回転数はNwpに維持されるので、空調性能はしばらく維持される。
一方、ST408では、制御部131は、クーラコア目標出口温度Tgからクーラコア出口温度Tccを減算してΔTを算出し、ST409では、ΔTに基づいて、電動圧縮機回転数を決定し、決定した回転数に電動圧縮機112を制御する。ただし、ST409における電動圧縮機回転数は、ST407における電動圧縮機回転数より大きいものとする。換言すると、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth未満のときの電動圧縮機回転数(ST407)が、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth以上のときの電動圧縮機回転数(ST409)よりも小さくなるようにする。
ST410では、制御部131は、エアコン制御装置302から冷房運転OFFのエアコン制御信号を取得したか否かを判定し、このエアコン制御信号を取得した場合には、処理を終了し、このエアコン制御信号を取得していない場合には、ST403に戻る。
図11は、クーラコア出口温度Tcc、低温側ウォータポンプ回転数、電動圧縮機回転数、及び、車速Vの時間変化の一例を示す図である。図11において、時刻t1〜t2では、車速Vが車速閾値Vth未満であるが、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth以上であるので、電動圧縮機回転数はΔTに基づいて制御される。
また、時刻t3〜t4では、車速Vが車速閾値Vth未満であり、かつ、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth未満であるので、電動圧縮機回転数を0に制御する。低温側ウォータポンプ回転数は、常時一定の値をとり続けるので、電動圧縮機回転数を0にしても、一定時間、空調性能を維持することができる。
また、時刻t5〜t6では、車速Vが車速閾値Vth未満であり、かつ、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth未満であるので、電動圧縮機回転数が0で維持されている。これに伴い、冷却液の温度が上昇し、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tthに達したため、車速Vが車速閾値Vth未満であるものの、時刻t6において、電動圧縮機112を起動する。
<実施の形態1の効果>
このように、実施の形態1の車両用ヒートポンプ装置1では、車速Vが車速閾値Vth未満であり、かつ、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth未満である場合に、電動圧縮機回転数を0に制御し、ウォータポンプを継続して駆動する。これにより、車速が遅い場合に電動圧縮機112の騒音を抑制しつつ、空調性能を維持することができる。
なお、本実施の形態では、車速Vが車速閾値Vth未満であり、かつ、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth未満である場合に、電動圧縮機回転数を0に制御する場合について説明した。しかし、電動圧縮機回転数を0に限らず、騒音を抑制しうる所定の回転数に低減するようにしてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、低温側ウォータポンプ回転数を一定とする場合について説明した。実施の形態2では、低温側ウォータポンプ回転数を可変とする場合について説明する。
実施の形態2の車両用ヒートポンプ装置1のインバータ113周辺における機能ブロックは、実施の形態1の図9と同一であり、制御部131の機能が異なるのみなので、制御部131の異なる機能について図9を援用して説明する。
制御部131は、冷房運転中に車速センサ303からエアコン制御装置302を介して車速Vを取得し、また、クーラコア温度センサ204からクーラコア出口温度Tccを取得する。制御部131は、取得した車速V及びクーラコア出口温度Tccに基づいて、電動圧縮機回転数及び低温側ウォータポンプ102の回転数を制御する。なお、制御部131の詳細な処理手順については後述する。
<制御部における処理手順の詳細>
次に、実施の形態2の車両用ヒートポンプ装置1における制御部131の処理手順を詳細に説明する。
図12は、車両用ヒートポンプ装置における制御部の処理手順を示すフロー図である。図12において、車速Vが車速閾値Vth未満(ST405のYES)であり、かつ、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth未満(ST406のYES)である場合に、ST501では、制御部131は、低温側ウォータポンプ102の回転数を使用可能な最大値に上昇させる設定を行う。
また、ST502では、制御部131は、ΔTに基づいて、低温側ウォータポンプ102の回転数を決定し、決定した回転数に低温側ウォータポンプ102を制御する。
図13は、クーラコア出口温度Tcc、低温側ウォータポンプ回転数、電動圧縮機回転数、及び、車速Vの時間変化の一例を示す図である。図13において、時刻t3〜t4では、車速Vが車速閾値Vth未満であり、かつ、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth未満であるので、電動圧縮機回転数を0に制御する。また、低温側ウォータポンプ102の回転数を最大に制御する。これにより、電動圧縮機回転数が0になっても、低温側ウォータポンプ回転数を大きくしてクーラコアにおける熱交換量を増やすことができ、目標温度からの乖離を低減し、空調性能を維持することができる。
<実施の形態2の効果>
このように、実施の形態2の車両用ヒートポンプ装置1では、車速Vが車速閾値Vth未満であり、かつ、クーラコア出口温度Tccがクーラコア出口温度閾値Tth未満である場合に、電動圧縮機回転数を0に制御すると共に、低温側ウォータポンプ102の回転数を最大に制御する。一般に、電動圧縮機回転時の騒音よりもウォータポンプ回転時の騒音のほうが相対的に小さいため、車速が遅い場合に電動圧縮機112の騒音を抑制しつつ、電動圧縮機回転数が0になって低下する空調性能を補填することができ、空調性能を維持することができる。
なお、上記各実施の形態では、冷房運転を例に説明したが、本発明は暖房運転にも適用できる。本発明を暖房運転に適用した場合には、例えば、暖房用空気水熱交換器201(ヒータコア)にヒータコア温度センサを設け、制御部131が、暖房運転中に車速センサ303からエアコン制御装置302を介して車速Vを取得し、また、ヒータコア温度センサからヒータコア出口温度を取得する。制御部131は、取得した車速Vが車速閾値Vth未満であり、かつ、ヒータコア出口温度がヒータコア出口温度閾値以上の場合に、電動圧縮機回転数を抑制すると共に、高温側ウォータポンプ101の回転数を維持または上昇させる。また、制御部131は、ヒータコア出口温度がヒータコア出口温度閾値以上のときの電動圧縮機回転数が、ヒータコア出口温度がヒータコア出口温度閾値未満のときの電動圧縮機回転数よりも小さくなるようにする。
また、上記各実施の形態では、車速Vが車速閾値Vth未満である場合に、電動圧縮機回転数を0に制御する場合について説明した。しかし、本発明は制御部131が騒音の低減を要求する静音運転要求信号を取得した場合に電動圧縮機回転数を0に制御するようにしてもよい。ここで、静音運転要求信号には、車速Vが車速閾値Vth未満であることを示す信号、車両がアイドリングを停止していることを示す信号、および、電動圧縮機の静音運転のON/OFFを切り替える静音スイッチがONになったことを示す信号などが挙げられる。
また、上記各実施の形態では、制御部131が車速判定、クーラコア出口温度判定、および、電動圧縮機回転数制御を行うものとして説明した。しかし、本発明はこれらの処理をエアコン制御部302が行ってもよい。
また、上記各実施の形態では、車両用ヒートポンプ装置1を一体化した場合を例に説明した。しかし、本発明は、車両用ヒートポンプ装置1を一体化せず、各構成部材をそれぞれ離間して配置してもよい。
また、本実施の形態では、クーラコア温度センサ204がクーラコア出口温度Tccを検出する方法を例にとって説明した。しかし、クーラコア出口温度Tccを検出する方法はこれに限るものでもなく、クーラコア温度センサ204以外の他のセンサの測定値から推定によって求めてもよい。
本発明にかかる車両用ヒートポンプ装置、車両用空調システムおよび騒音抑制方法は、車両内の各部の温度を調整するシステム等に用いるのに好適である。
1 車両用ヒートポンプ装置
101 高温側ウォータポンプ
102 低温側ウォータポンプ
103 給電部
104 高温側導入管
105 高温側導出管
106 低温側導入管
107 低温側導出管
108 アキュムレータ
109 コンプレッサ筐体
110 低温側水冷媒熱交換器
111 高温側水冷媒熱交換器
111a 冷媒の通路
111b 冷却液の通路
112 電動圧縮機
112a 電動モータ
112b 圧縮機構
113 インバータ
114 膨張弁
2 車両用空調装置
200 冷房用空気水熱交換器
201 暖房用空気水熱交換器
202 ブロワファン
203 切替ドア
204 クーラコア温度センサ
3 発熱体
5 第1のラジエータ
6 第2のラジエータ
7 ファイアウォール
131 制御部
132 駆動部
133 パワー素子
301 蓄電池
302 エアコン制御装置
303 車速センサ

Claims (14)

  1. 冷却液と冷媒との間で熱交換を行い、前記冷却液にて車両の空調を行う車両用ヒートポンプ装置であって、
    電動モータを有し、吸入した前記冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機と、
    前記冷却液を輸送するウォータポンプと、
    前記電動モータおよび前記ウォータポンプの駆動を制御する制御部と、
    を具備し、
    前記制御部は、騒音の低減を要求する静音運転要求信号を取得した場合に、前記電動モータの回転数を抑制すると共に、前記ウォータポンプの回転数を維持または上昇させる、
    車両用ヒートポンプ装置。
  2. 前記電動圧縮機が吐出した前記冷媒を膨張させる膨張弁と、
    前記膨張弁を通過した前記冷媒で前記冷却液を冷却する低温側水冷媒熱交換器と、
    をさらに具備し、
    前記制御部は、冷房運転時に、前記冷媒で冷却する前記冷却液を輸送する前記ウォータポンプの回転数を維持または上昇させる制御を行う、
    請求項1に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  3. 車室内へ送られる空気から前記冷却液に熱を放出させる熱交換器の出口温度を検出する温度センサを具備し、
    前記制御部は、前記静音運転要求信号を取得した場合、かつ、前記温度センサによって検出された前記出口温度が所定の温度未満の場合に、前記ウォータポンプの回転数を維持または上昇させる、
    請求項2に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  4. 前記制御部は、
    前記出口温度が前記所定の温度未満のときの前記電動モータの回転数が、前記出口温度が前記所定の温度以上のときの前記電動モータの回転数よりも小さくなるようにする、
    請求項3に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  5. 前記電動圧縮機が吐出した高温高圧冷媒から前記冷却液へ放熱させる高温側水冷媒熱交換器をさらに具備し、
    前記制御部は、暖房運転時に、前記高温高圧冷媒から放熱される前記冷却液を輸送する前記ウォータポンプの回転数を維持または上昇させる制御を行う、
    請求項1に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  6. 車室内へ送られる空気へ前記冷却液から熱を放出させる熱交換器の出口温度を検出する温度センサを具備し、
    前記制御部は、前記静音運転要求信号を取得した場合、かつ、前記温度センサによって検出された前記出口温度が所定の温度以上の場合に、前記ウォータポンプの回転数を維持または上昇させる、
    請求項5に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  7. 前記制御部は、
    前記出口温度が前記所定の温度以上のときの前記電動モータの回転数が、前記出口温度が前記所定の温度未満のときの前記電動モータの回転数よりも小さくなるようにする、
    請求項6に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  8. 前記静音運転要求信号は、前記車両の車速を検出する車速センサにより検出された車速が所定速度未満であることを示す信号である、
    請求項1に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  9. 前記静音運転要求信号は、前記車両がアイドリングを停止していることを示す信号である、
    請求項1に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  10. 前記静音運転要求信号は、前記電動圧縮機の静音運転のON/OFFを切り替える静音スイッチがONになったことを示す信号である、
    請求項1に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  11. 前記制御部は、前記静音運転要求信号を取得した場合に、前記電動モータの回転数を0に制御する、
    請求項1に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  12. 前記制御部は、前記静音運転要求信号を取得した場合に、前記ウォータポンプの回転数を使用可能な最大の回転数に制御する、
    請求項11に記載の車両用ヒートポンプ装置。
  13. 冷却液と冷媒との間で熱交換を行い、前記冷却液にて車両の空調を行う車両用ヒートポンプ装置を備える車両用空調システムであって、
    電動モータを有し、吸入した前記冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機と、
    前記冷却液を輸送するウォータポンプと、
    前記電動モータおよび前記ウォータポンプの駆動を制御するエアコン制御装置と、
    を具備し、
    前記エアコン制御装置は、騒音の低減を要求する静音運転要求信号を取得した場合に、前記電動モータの回転数を抑制すると共に、前記ウォータポンプの回転数を維持または上昇させる、
    車両用空調システム。
  14. 冷却液と冷媒との間で熱交換を行い、前記冷却液にて車両の空調を行う車両用ヒートポンプ装置における騒音抑制方法であって、
    制御部は、
    騒音の低減を要求する静音運転要求信号を取得した場合に、吸入した前記冷媒を圧縮して吐出する電動圧縮機の回転数を抑制すると共に、前記冷却液を輸送するウォータポンプの回転数を維持または上昇させる、
    騒音抑制方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016068790A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 日産自動車株式会社 車両用空調装置
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