JP2014117135A - スピンドルモータ及びそれを含むハードディスクドライブ - Google Patents

スピンドルモータ及びそれを含むハードディスクドライブ Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、スピンドルモータ及びそれを含むハードディスクドライブに関する。
【解決手段】本発明の一実施例によるスピンドルモータは、下部に固定溝を備える本体部、上記本体部の上部から半径方向外側に延長されるフランジ部及び上記フランジ部から軸方向下側に延長される第1挿入部を備えるシャフトと、上記固定溝に挿入される固定部、上記固定部から半径方向外側に延長される円盤部及び上記円盤部から軸方向に延長される第1突出部及び第2突出部を備える下部スラスト部材と、上記第2突出部と結合するベース部材と、上記シャフトと軸受間隙を形成し、上記シャフトに対して回転可能に備えられる回転部材と、を含み、上記回転部材の上部と下部にはそれぞれ上記第1挿入部を収容する第1リセス部及び上記第1突出部を収容する第2リセス部が備えられ、上記フランジ部の外側端と上記回転部材との間には上側ラビリンスシール部が備えられることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スピンドルモータ及びハードディスクドライブに関する。
ハードディスク(hard disk)駆動装置などの情報記録再生装置には、耐振動性が強い軸をハードディスク駆動装置のボックスに固定した、いわゆる軸固定型のスピンドルモータが搭載されることができる。
即ち、ハードディスク駆動装置に搭載されるスピンドルモータは、記録された情報が外部振動によって破損したり、記録/読み取りできない状態になることを防止するために、シャフトが固定設置される構造を採用することができる。
一方、ハードディスク駆動装置に用いられるスピンドルモータには高い信頼性が求められるため、固定型シャフトを備える流体動圧軸受アセンブリに充填される潤滑流体の充填量を維持することが必要である。
外部衝撃や振動などにより、上記潤滑流体が気体と成している気液界面を離脱して外部に漏れる場合には、スピンドルモータの回転特性が低下する可能性があり、潤滑流体の不足によって軸受間隙を形成する回転部材及び固定部材が摩耗する恐れがある。
従って、潤滑流体が外部に漏れることを防止するとともに、十分な潤滑流体の貯蔵空間を確保することができる構造の開発が必要な状況である。
本発明の一実施例による目的は、ラビリンスシールの効果を極大化させることにより、外部異物の流入及び潤滑流体の漏れを防止することができるスピンドルモータ及びそれを含むハードディスクドライブを提供することにある。
また、潤滑流体の貯蔵空間を十分に確保することにより、モータの性能及び寿命を向上させることができるスピンドルモータ及びそれを含むハードディスクドライブを提供することにある。
なお、スピンドルモータの内部構成部品を減少させることにより、製造工程を簡素化し、製造コストを低減することができるスピンドルモータ及びそれを含むハードディスクドライブを提供することにある。
本発明の一実施例によるスピンドルモータは、下部に固定溝を備える本体部、上記本体部の上部から半径方向外側に延長されるフランジ部及び上記フランジ部から軸方向下側に延長される第1挿入部を備えるシャフトと、上記固定溝に挿入される固定部、上記固定部から半径方向外側に延長される円盤部及び上記円盤部から軸方向に延長される第1突出部及び第2突出部を備える下部スラスト部材と、上記第2突出部と結合するベース部材と、上記シャフトと軸受間隙を形成し、上記シャフトに対して回転可能に備えられる回転部材と、を含み、上記回転部材の上部と下部にはそれぞれ上記第1挿入部を収容する第1リセス部及び上記第1突出部を収容する第2リセス部が備えられ、上記フランジ部の外側端と上記回転部材との間には上側ラビリンスシール部が備えられることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記第1挿入部の外周面と上記第1リセス部を形成する上記回転部材の内壁との間には第1気液界面が形成され、上記第1突出部の外周面と上記第2リセス部を形成する上記回転部材の内壁との間には第2気液界面が形成されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記第1挿入部の内周面、下面及び外周面のうち少なくとも一つはテーパ状に形成されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記第1突出部の内周面、上面及び外周面のうち少なくとも一つはテーパ状に形成されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記フランジ部の外側端と上記回転部材の対向面との間には微小間隙が形成されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記フランジ部の外側端の下面及び側面のうち少なくとも一つには凹溝が形成されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記第2突出部は、上記第1突出部より半径方向外側に形成されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記第1突出部と上記第2突出部との間には収容溝が備えられ、上記収容溝には上記回転部材の下部から突出する突起部が収容されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記突起部と上記収容溝との間には微小間隙が形成されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記突起部と上記収容溝との間には下側ラビリンスシール部が形成されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記回転部材の外周面と上記ベース部材の対向面との間には外側ラビリンスシール部が備えられることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記フランジ部は、上記フランジ部の外側端から軸方向下側に延長される第2挿入部をさらに備え、上記回転部材は上記第2挿入部を収容する第3リセス部をさらに備えることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記第2挿入部と上記第3リセス部との間には微小間隙が形成されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記第2挿入部は、上記第1挿入部より半径方向外側に形成されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータは、上記回転部材の上面に固定され、潤滑流体の漏れを防止するカバー部材をさらに含むことができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記フランジ部の上面及び上記カバー部材の下面のうち少なくとも一つには凹溝が形成されることができる。
本発明の一実施例によるスピンドルモータの上記回転部材には、上記回転部材の上部と下部とを貫通するバイパス流路が少なくとも一つ形成されることができる。
本発明の他の実施例によるスピンドルモータは、下部に固定溝を備える本体部、上記本体部の上部から半径方向外側に延長されるフランジ部及び上記フランジ部から軸方向下側に延長される第1挿入部を備えるシャフトと、上記固定溝に挿入される固定部、上記固定部から半径方向外側に延長される円盤部、上記円盤部から軸方向に延長される突出部及び上記突出部の内側端から軸方向上側に延長されるテーパ部を備える下部スラスト部材と、上記突出部と結合するベース部材と、上記シャフトと軸受間隙を形成し、上記シャフトに対して回転可能に備えられる回転部材と、を含み、上記回転部材の上部と下部にはそれぞれ上記第1挿入部を収容する第1リセス部及び上記テーパ部を収容する第2リセス部が備えられ、上記フランジ部の外側端と上記回転部材との間には上側ラビリンスシール部が備えられることができる。
本発明の他の実施例によるスピンドルモータの上記第1挿入部の外周面と上記第1リセス部を形成する上記回転部材の内壁との間には第1気液界面が形成され、上記テーパ部の外周面と上記第2リセス部を形成する上記回転部材の内壁との間には第2気液界面が形成されることができる。
本発明の他の実施例によるスピンドルモータの上記テーパ部と上記第2リセス部との間には微小間隙が形成されることができる。
本発明の他の実施例によるスピンドルモータの上記テーパ部の内周面、上面及び外周面のうち少なくとも一つはテーパ状に形成されることができる。
本発明の他の実施例によるスピンドルモータの上記突出部と上記回転部材との間には下側ラビリンスシール部が形成されることができる。
本発明の一実施例によるハードディスクドライブは、基板を通じて印加される電源によってディスクを回転させるスピンドルモータと、上記ディスクのデータを記録及び再生するための磁気ヘッドと、上記磁気ヘッドを上記ディスク上の所定位置に移動させるためのヘッド駆動部と、を含むことができる。
本発明によるスピンドルモータ及びそれを含むハードディスクドライブによると、ラビリンスシールの効果を極大化させることにより、外部異物の流入及び潤滑流体の漏れを防止することができる。
また、潤滑流体の貯蔵空間を十分に確保することにより、モータの性能及び寿命を向上させることができる。
なお、スピンドルモータの内部構成部品を減少させることにより、製造工程を簡素化し、製造コストを低減することができる。
本発明の第1実施例によるスピンドルモータの概略断面図である。 本発明の第1実施例によるスピンドルモータの部分断面図である。 本発明の第1実施例によるスピンドルモータのシャフトと下部スラスト部材との結合断面図である。 本発明の第1実施例によるスピンドルモータの第1気液界面を示した概略断面図である。 本発明の第1実施例によるスピンドルモータの第1気液界面が移動したことを示した概略断面図である。 本発明の第1実施例によるスピンドルモータのバイパス流路の変形例を示した概略断面図である。 本発明の第1実施例によるスピンドルモータのバイパス流路の変形例を示した概略断面図である。 本発明の第1実施例によるスピンドルモータのバイパス流路の変形例を示した概略断面図である。 本発明の第1実施例によるスピンドルモータのバイパス流路の変形例を示した概略断面図である。 スパイラル状にスラスト動圧部が形成されるスリーブの上面にバイパス流路が形成される場合の平面図である。 へリングボーン状にスラスト動圧部が形成されるスリーブの上面にバイパス流路が形成される場合の平面図である。 スパイラル状にスラスト動圧部が形成されるスリーブの上面より半径方向外側にバイパス流路が形成される場合の平面図である。 へリングボーン状にスラスト動圧部が形成されるスリーブの上面より半径方向外側にバイパス流路が形成される場合の平面図である。 本発明の第2実施例によるスピンドルモータの概略断面図である。 本発明の第3実施例によるスピンドルモータの概略断面図である。 本発明の第3実施例によるスピンドルモータのシャフトと下部スラスト部材との結合断面図である。 本発明の第4実施例によるスピンドルモータの概略断面図である。 本発明の第5実施例によるスピンドルモータの概略断面図である。 本発明の第5実施例によるスピンドルモータのシャフトと下部スラスト部材との結合断面図である。 本発明の第5実施例によるシャフトのフランジ部の外側端に凹溝が形成されることを示した概略断面図である。 本発明の一実施例によるスピンドルモータを用いたディスク駆動装置の概略断面図である。
以下では、添付の図面を参照し、本発明の好ましい実施形態について説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。なお、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
まず、方向に対する用語を定義すると、軸方向は図1におけるシャフト110を基準に上下方向を意味し、半径方向外側または内側方向は上記シャフト110を基準にロータハブ220の外周面に向かう方向または上記ロータハブ220の外周面からシャフト110の中心に向かう方向を意味する。
図1は、本発明の第1実施例によるスピンドルモータの概略断面図である。
図1を参照すると、本発明の第1実施例によるスピンドルモータ300は、シャフト110、下部スラスト部材120及びベース部材131を含む固定部材と、回転部材200と、を含んで構成されることができる。下部スラスト部材はスラスト部材の一例であってよい。
シャフト110及び下部スラスト部材120は、ベース部材131とともに固定部材を構成することができる。
上記シャフト110は、上記下部スラスト部材120を媒介にして上記ベース部材131に間接的に固定設置されることができ、上記下部スラスト部材120及び上記ベース部材131とともに固定部材を構成することができる。
上記シャフト110は、回転部材200の軸孔に挿入される本体部113と、上記本体部113の上部から半径方向外側に延長されるフランジ部115と、上記フランジ部115から軸方向下側に延長される第1挿入部117と、を含むことができる。
上記本体部113の下部には、上記下部スラスト部材120の一部が挿入される固定溝111が備えられることができる。
即ち、上記本体部113の下部には軸方向上側に陥入形成された固定溝111が備えられ、上記固定溝111に上記下部スラスト部材120の一部が挿入されて固定されることができ、圧入、熔接及びボンディングのうち少なくとも一つの方式により固定設置されることができる。
上記フランジ部115は、上記本体部113の上部から半径方向外側に延長されて形成され、上記フランジ部115の下面は上記回転部材200の上面と対向することができる。
上記フランジ部115の下面には、上記回転部材200がより安定して回転するようにスラスト動圧を発生させるスラスト動圧部(図示せず)が形成されることができる。
但し、これに限定されるものではなく、上記スラスト動圧部(図示せず)は、上記フランジ部115の下面に対向配置される上記回転部材200の対向面に形成されてもよい。
また、上記第1挿入部117は、上記フランジ部115の下面から軸方向下側に突出するように延長形成されることができ、上記第1挿入部117と上記回転部材200に形成される第1リセス部211との間には第1気液界面F1が形成されることができる。
これについては、図2を参照して詳細に後述する。
上記下部スラスト部材120は、上記回転部材200のスリーブ210とともに第2気液界面F2を形成することができ、上記シャフト110と結合して固定部材を構成することができる。
上記下部スラスト部材120は、上記固定溝111に挿入される固定部121と、上記固定部121から半径方向外側に延長される円盤部123と、上記円盤部123から軸方向に延長される第1突出部125と、第2突出部127と、を備えることができる。
上記下部スラスト部材120に備えられる上記円盤部123の上面及び上記回転部材200の対向面のうち少なくとも一つには、スラスト動圧を発生させるためのスラスト動圧部(図示せず)が形成されることができる。
即ち、上記下部スラスト部材120に形成される上記スラスト動圧部(図示せず)により、上記回転部材200の回転時にスラスト動圧が発生するため、上記回転部材200がより安定して回転することができる。
また、上記第1突出部125は、上記円盤部123から軸方向上側に延長されて形成されることができ、上記第1突出部125及び上記回転部材200に形成される第2リセス部213との間には第2気液界面F2が形成されることができる。
これについては、図2を参照して詳細に後述する。
上記第2突出部127は、上記第1突出部125と同様に、上記円盤部123から軸方向上側に延長されて形成されることができ、上記第1突出部125より半径方向外側に形成されることができる。
従って、上記第1突出部125と上記第2突出部127との間には、軸方向下側に窪む形状の収容溝129が形成されることができ、上記収容溝129には上記回転部材200の一部が配置されることができる。
また、上記第2突出部127の外周面は、上記ベース部材131と熔接、ボンディング及び圧入のうち少なくとも一つの方式により結合されることができる。
上記ベース部材131は、上記回転部材200の回転を支持する固定部材であることができる。
即ち、上記ベース部材131は上記下部スラスト部材120と結合して上記下部スラスト部材120を固定させることができ、上記シャフト110は、上記下部スラスト部材120を媒介にして上記ベース部材131に間接的に固定設置されることができる。
また、上記ベース部材131は上記回転部材200とともに所定空間を形成することができ、上記空間には、コイル133が巻線されたコア135が配置されることができる。
即ち、上記コイル133が巻線されたコア135は、上記ベース部材131に固定設置されることができる。
上記ベース部材131は、アルミニウム(Al)を材料としてダイキャスト(Dieーcasting)方式により製造されることができ、鋼板(steel sheet)を塑性加工(例えば、プレス加工)して製造されることもできる。
上記回転部材200は、上述した上記シャフト110と軸受間隙を維持した状態で潤滑流体を媒介にして回転可能に設けられることができ、上記回転部材200には記録媒体が搭載されることができる。
上記回転部材200は、上記固定部材と軸受間隙を形成するスリーブ210と、上記スリーブ210から延長されるロータハブ220と、を含むことができる。
上記スリーブ210と上記ロータハブ220は別の部材が結合することで回転部材200を構成することもできるが、本発明の第1実施例によるスピンドルモータ300では、上記スリーブ210と上記ロータハブ220が一体に形成されて回転部材200を構成することができる。
上記スリーブ210と上記ロータハブ220が一体に形成されて回転部材200を構成する場合、繰り返しランアウト(Repeatable Run Out、RRO)を低減させることができるため、微細振動を最小限にすることで性能を極大化させることができる。
上記スリーブ210には、上記スリーブ210の上部と下部とを連通する少なくとも一つのバイパス流路215が形成されることができる。
上記バイパス流路215は、上記スリーブ210の上部と下部とを連通するように多様な形態に備えられることができる。
また、図5a、図5b、図5c、及び図5dに示されているように、バイパス流路215は、上記スリーブ210の上部と下部とを連通する形状であれば、その形成位置も多様に変形されることができる。
図6aは、図2のようにスラスト動圧部が形成されるスリーブ210の上面にバイパス流路215が形成される場合の平面図であり、図6bは、図5aのようにスラスト動圧部が形成されるスリーブ210の上面より半径方向外側にバイパス流路215が形成される場合の平面図である。また、図6cは、スパイラル状にスラスト動圧部が形成されるスリーブの上面より半径方向外側にバイパス流路が形成される場合の平面図であり、図6dはへリングボーン状にスラスト動圧部が形成されるスリーブの上面より半径方向外側にバイパス流路が形成される場合の平面図である。
上記バイパス流路215は、潤滑流体の圧力を分散させることで平衡が維持されるようにすることができ、潤滑流体の内部に存在する気泡などが循環によって排出されるように移動させることができる。
上記スリーブ210は、上記シャフト110及び上記下部スラスト部材120と軸受間隙を維持した状態で上記シャフト110及び上記下部スラスト部材120と結合されることができる。
また、上記スリーブ210の内周面には、上記スリーブ210の回転時に軸受間隙に充填された潤滑流体を媒介にして流体動圧を発生させるためのラジアル動圧部(図示せず)が形成されることができる。
但し、上記ラジアル動圧部(図示せず)は、上記スリーブ210の内周面に形成される場合に限定されず、上記シャフト110の外周面に形成されてもよい。
上記スリーブ210は、その中央に貫通孔を備えており、上記貫通孔に上記シャフト110の本体部113が挿入されることができる。上記スリーブ210の上部と下部にはそれぞれ上記第1挿入部117を収容する第1リセス部211及び上記第1突出部125を収容する第2リセス部213が形成されることができる。
上記回転部材200に備えられる上記スリーブ210は上記シャフト110と軸受間隙を形成することができる。
ここで、軸受間隙についてより詳細に説明すると、上記スリーブ210の内周面は上記本体部113の外周面と所定間隔離隔されて軸受間隙を形成し、上記スリーブ210の上面と上記フランジ部115、上記スリーブ210の下面と上記下部スラスト部材120も所定間隔離隔されて軸受間隙を形成することができる。
上記軸受間隙は連結され、上記軸受間隙に潤滑流体が充填されることができる。
上記ロータハブ220は、上記スリーブ210から半径方向外側に延長されるハブベース221と、上記ハブベース221から軸方向に延長されるマグネット支持部222と、を含むことができる。
上記マグネット支持部222の内周面には環状のマグネット230が装着されることができ、上記マグネット230は、周方向に沿ってN極、S極が交互に着磁されて一定強さの磁場を発生させる永久磁石であることができる。
また、上記マグネット230は、コイル135が巻線されたコア133と対向配置され、上記コイル135が巻線されたコア133との電磁気的相互作用により、上記回転部材200が回転できるように駆動力を発生させる役割をする。
即ち、上記コイル135に電源が供給されると、上記コイル135が巻線されたコア133と上記マグネット230との電磁気的相互作用により、上記回転部材200を回転させるための駆動力が発生するため、上記回転部材200が上記シャフト110を中心に回転することができる。
図2は、本発明の第1実施例によるスピンドルモータの部分断面図であり、図3は、本発明の第1実施例によるスピンドルモータのシャフトと下部スラスト部材との結合断面図である。
また、図4aは、本発明の第1実施例によるスピンドルモータの第1気液界面を示した概略断面図であり、図4bは、本発明の第1実施例によるスピンドルモータの第1気液界面が移動したことを示した概略断面図である。
図2から図4bを参照して、第1気液界面F1、第2気液界面F2及び上下側ラビリンス(Labyrinth)シール部140、150について説明する。上側ラビリンスシール部は第1ラビリンスシール部の一例であってよく、下側ラビリンスシール部は第2ラビリンスシール部の一例であってよい。
上記回転部材200に備えられる上記スリーブ210の上部には、軸方向下側に陥入形成される第1リセス部211が備えられることができ、上記第1リセス部211には、上記シャフト110に備えられる上記第1挿入部117が収容されることができる。
上記第1挿入部117は上記第1リセス部211に収容されて上記第1リセス部211を形成する内壁と微小間隙を形成することができ、上記微小間隙には潤滑流体が連続的に充填されることができる。
潤滑流体をシールするために、上記第1挿入部117の内周面、下面及び外周面のうち少なくとも一つはテーパ状に形成されることができ、上記第1挿入部117の外周面と上記第1リセス部211を形成する内壁との間に上記第1気液界面F1が形成されることができる。
即ち、図4aに示されているように、上記第1挿入部117及び上記第1リセス部211によって「U」字形の微小間隙が形成され、上記微小間隙に潤滑流体が充填される。上記微小間隙のうち、半径方向の最外側の微小間隙で潤滑流体がシールされるため、潤滑流体の貯蔵空間を十分に確保することができる。
スピンドルモータの駆動中に、潤滑流体の漏れまたは蒸発などの要因によって潤滑流体が徐々に減少する可能性があり、これにより、十分な流体圧力が提供されず、スピンドルモータの駆動に深刻な影響が与えられる恐れがある。
しかし、本発明の第1実施例によるスピンドルモータ300では、上記第1挿入部117の外周面と上記第1リセス部211を形成する内壁との間で潤滑流体がシールされるように第1気液界面F1を形成することにより、潤滑流体の貯蔵空間を十分に確保することができ、結果的にスピンドルモータの寿命を増加させることができる。
また、図4bに示されているように、潤滑流体の蒸発によって上記第1気液界面F1が半径方向内側に移動する場合には、外部衝撃などによって潤滑流体が界面を離脱して漏れても、上記第1気液界面F1の外側に存在するテーパ構造によって潤滑流体を再びシールさせることも可能である。
従って、潤滑流体の漏れを効果的に防止することができる。
上記回転部材200に備えられる上記スリーブ210の下部には、軸方向上側に陥入形成される第2リセス部213が備えられることができ、上記第2リセス部213には、上記下部スラスト部材120に備えられる上記第1突出部125が収容されることができる。
上記第1突出部125は上記第2リセス部213に収容されて上記第2リセス部213を形成する内壁と微小間隙を形成することができ、上記微小間隙には潤滑流体が連続的に充填されることができる。
潤滑流体をシールするために、上記第1突出部125の内周面、上面及び外周面のうち少なくとも一つはテーパ状に形成されることができ、上記第1突出部125の外周面と上記第2リセス部213を形成する内壁との間に上記第2気液界面F2が形成されることができる。
即ち、上記第1突出部125及び上記第2リセス部213とによって倒立した「U」字形の微小間隙が形成され、上記微小間隙に潤滑流体が充填される。上記微小間隙のうち、半径方向の最外側の微小間隙で潤滑流体がシールされるため、潤滑流体の貯蔵空間を十分に確保することができる。
スピンドルモータの駆動中に、潤滑流体の漏れまたは蒸発などの要因によって潤滑流体が徐々に減少する可能性があり、これにより、十分な流体圧力が提供されず、スピンドルモータの駆動に深刻な影響が与えられる恐れがある。
しかし、本発明の第1実施例によるスピンドルモータ300では、上記第1突出部125の外周面と上記第2リセス部213を形成する内壁との間で潤滑流体がシールされるように第2気液界面F2を形成することにより、潤滑流体の貯蔵空間を十分に確保することができ、結果的にスピンドルモータの寿命を増加させることができる。
また、潤滑流体の蒸発によって上記第2気液界面F2が半径方向内側に移動する場合には、外部衝撃などによって潤滑流体が界面を離脱して漏れても、上記第2気液界面F2の外側に存在するテーパ構造によって潤滑流体を再びシールさせることも可能である。
従って、潤滑流体の漏れを効果的に防止することができる。
上側ラビリンスシール部140は、上記シャフト110に備えられる上記フランジ部115と上記回転部材200との間に形成されることができる。
具体的には、上記フランジ部115の外側端と上記回転部材200の対向面との間に微小間隙が形成されて上側ラビリンスシール部140を構成することができる。
上記上側ラビリンスシール部140を構成する上記微小間隙の大きさを異ならるように形成することにより、圧力低下及びエネルギー損失を起こして外部の異物が軸受間隙に流入されることを防止することができ、潤滑流体が上記第1気液界面F1を離脱して外部に漏れることを防止するとともに、外部の異物が流入されることを防止することができる。
下側ラビリンスシール部150は、上記下部スラスト部材120と上記回転部材200との間に形成されることができる。
上記第2突出部127が上記第1突出部125より半径方向外側に形成されるため、上記第1突出部125と上記第2突出部127との間には、軸方向下側に窪む形状を有する収容溝129が形成されることができる。
上記収容溝129には、上記回転部材200の下部から軸方向下側に突出する突起部217が収容されることができ、上記収容溝129と上記突起部217との間に微小間隙が形成されて下側ラビリンスシール部150を構成することができる。
上記下側ラビリンスシール部150を構成する上記微小間隙の大きさを異なるように形成することにより、圧力低下及びエネルギー損失を起こして外部の異物が軸受間隙に流入されることを防止することができ、潤滑流体が上記第2気液界面F2を離脱して外部に漏れることを防止するとともに、外部の異物が流入されることを防止することができる。
図7は、本発明の第2実施例によるスピンドルモータの概略断面図である。
図7を参照すると、本発明の第2実施例によるスピンドルモータ400は、ラビリンスシール部140、150、160を除いては、本発明の第1実施例によるスピンドルモータ300と同一であるため、ラビリンスシール部140、150、160以外の説明は省略する。
上側ラビリンスシール部140は、上記シャフト110に備えられる上記フランジ部115と上記回転部材200との間に形成されることができる。
具体的には、上記フランジ部115の外側端と上記回転部材200の対向面との間に微小間隙が形成されて上側ラビリンスシール部140を構成することができる。
ここで、上記フランジ部115の外側端の下面及び側面のうち少なくとも一つには凹溝115aが形成されることができる。
従って、上記フランジ部115の外側端と上記回転部材200の対向面との間の間隙の大きさが変わることができる。これにより、圧力低下及びエネルギー損失を起こして外部の異物が軸受間隙に流入されることを防止することができ、潤滑流体が上記第1気液界面F1を離脱して外部に漏れることを防止するとともに、外部の異物が流入されることを防止することができる。
下側ラビリンスシール部150は、上記下部スラスト部材120と上記回転部材200との間に形成されることができる。
上記第2突出部127が上記第1突出部125より半径方向外側に形成されるため、上記第1突出部125と上記第2突出部127との間には軸方向下側に窪む形状を有する収容溝129が形成されることができる。
上記収容溝129には、上記回転部材200の下部から軸方向下側に突出する突起部217が収容されることができ、上記収容溝129と上記突起部217との間に微小間隙が形成されて下側ラビリンスシール部150を構成することができる。
ここで、上記突起部217の外周面及び下面のうち少なくとも一つには凹溝217aが形成されることができる。
従って、上記突起部217の下面または外周面と上記回転部材200の対向面との間の間隙の大きさが変わることができる。これにより、圧力低下及びエネルギー損失を起こして外部の異物が軸受間隙に流入されることを防止することができ、潤滑流体が上記第2気液界面F2を離脱して外部に漏れることを防止するとともに、外部の異物が流入されることを防止することができる。
外側ラビリンスシール部160は、上記回転部材200に備えられる上記スリーブ210の外周面と上記ベース部材131との間に形成されることができる。
上記スリーブ210の外周面の一部は上記ベース部材131の内周面と対向することができ、上記スリーブ210の外周面と上記ベース部材131の内周面との間に微小間隙が形成されて外側ラビリンスシール部160を構成することができる。
ここで、上記スリーブ210の外周面には凹溝210aが形成されることで、上記スリーブ210の外周面と上記ベース部材131の内周面との間の間隙の大きさが変わることができる。
上記外側ラビリンスシール部160は、上記下側ラビリンスシール部150の外側に形成されることにより、潤滑流体が上記第2気液界面F2を離脱して外部に漏れることをさらに効果的に防止することができ、外部の異物が流入されることを防止することができる。
図8は、本発明の第3実施例によるスピンドルモータの概略断面図であり、図9は、本発明の第3実施例によるスピンドルモータのシャフトと下部スラスト部材との結合断面図である。
図8及び図9を参照すると、本発明の第3実施例によるスピンドルモータ500は、シャフト110及び回転部材200を除いては、本発明の第1実施例によるスピンドルモータ300と同一であるため、シャフト110及び回転部材200以外の説明は省略する。
上記シャフト110は、上記下部スラスト部材120を媒介にして上記ベース部材131に間接的に固定設置されることができ、上記下部スラスト部材120及び上記ベース部材131とともに固定部材を構成することができる。
上記シャフト110は、回転部材の軸孔に挿入される本体部113と、上記本体部113の上部から半径方向外側に延長されるフランジ部115と、上記フランジ部115から軸方向下側に延長される第1挿入部117と、上記フランジ部115の外側端から軸方向下側に延長される第2挿入部119と、を含むことができる。
即ち、上記第2挿入部119は、上記第1挿入部117より半径方向外側に形成されることができる。
上記回転部材200には、上記第2挿入部119を収容する第3リセス部219が形成されることができる。
上記第2挿入部119と上記第3リセス部219との間に微小間隙が形成されて上側ラビリンスシール部140を構成することができる。
図10は、本発明の第4実施例によるスピンドルモータの概略断面図である。
図10を参照すると、本発明の第4実施例によるスピンドルモータ600は、シャフト110及びカバー部材170を除いては、本発明の第1実施例によるスピンドルモータ300と同一であるため、シャフト110及びカバー部材170以外の説明は省略する。
上記回転部材200の上面は、カバー部材170を固定させるために段差状に形成されることができる。
上記カバー部材170は、上記回転部材200の上面において段差状に形成された部分に固定配置されることにより、潤滑流体の漏れ及び蒸発を抑制することができる。
上記フランジ部115の上面は上記カバー部材170の下面と対向することができ、上記フランジ部115の上面と上記カバー部材170との間に微小間隙が形成されて上側ラビリンスシール部140を構成することができる。
ここで、上記フランジ部115の上面及び上記カバー部材170の下面のうち少なくとも一つには凹溝115bが形成されることができる。
従って、上記フランジ部115の上面と上記カバー部材170の下面との間の間隙の大きさが変わることができる。これにより、圧力低下及びエネルギー損失を起こして外部の異物が軸受間隙に流入されることを防止することができ、潤滑流体が上記第1気液界面F1を離脱して外部に漏れることを防止するとともに、外部の異物が流入されることを防止することができる。
図11は、本発明の第5実施例によるスピンドルモータの概略断面図であり、図12は、本発明の第5実施例によるスピンドルモータのシャフトと下部スラスト部材との結合断面図であり、図13は、本発明の第5実施例によるシャフトのフランジ部の外側端に凹溝が形成されることを示した概略断面図である。
図11から図13を参照すると、本発明の第5実施例によるスピンドルモータ700は、下部スラスト部材120'を除いては、本発明の第1実施例によるスピンドルモータ300と同一であるため、下部スラスト部材120'以外の説明は省略する。
上記下部スラスト部材120'は、上記回転部材200のスリーブ210とともに第2気液界面F2を形成することができ、上記シャフト110と結合して固定部材を構成することができる。
上記下部スラスト部材120'は、上記固定溝111に挿入される固定部121と、上記固定部121から半径方向外側に延長される円盤部123と、上記円盤部123から軸方向に延長される突出部125'と、上記突出部125'の内側端から軸方向上側に延長されるテーパ部127'と、を備えることができる。
上記下部スラスト部材120'に備えられる上記円盤部123の上面及び上記回転部材200の対向面のうち少なくとも一つには、スラスト動圧を発生させるためのスラスト動圧部(図示せず)が形成されることができる。
即ち、上記下部スラスト部材120'に形成される上記スラスト動圧部(図示せず)により、上記回転部材200の回転時にスラスト動圧が発生するため、上記回転部材200がより安定して回転することができる。
一方、上記突出部125'は上記円盤部123から軸方向上側に延長されて形成されることができ、上記突出部125'の外周面は、上記ベース部材131と熔接、ボンディング及び圧入のうち少なくとも一つの方式により結合されることができる。
上記テーパ部127'は上記突出部125'の内側端から軸方向上側に延長されて形成されることができ、上記テーパ部127'と上記回転部材200に形成される第2リセス部213との間には第2気液界面F2が形成されることができる。
また、潤滑流体をシールするために、上記テーパ部127'の内周面、上面及び外周面のうち少なくとも一つはテーパ状に形成されることができる。
一方、上記シャフト110に備えられる上記フランジ部115の外側端の側面には凹溝115cが形成されることができる。
図14は、本発明の一実施例によるスピンドルモータを用いたディスク駆動装置の概略断面図である。
図14を参照すると、本発明によるスピンドルモータが装着された記録ディスク駆動装置800は、ハードディスク駆動装置であり、スピンドルモータ300と、ヘッド駆動部810と、ハウジング820と、を含むことができる。
上記スピンドルモータ300は、上述した本発明によるスピンドルモータ300の特徴を全て有しており、記録ディスク830を搭載することができる。
上記ヘッド駆動部810は、上記スピンドルモータ300に搭載された記録ディスク830の情報を検出する磁気ヘッド815を、検出しようとする記録ディスク830の面に移送させることができる。
ここで、上記磁気ヘッド815は、上記ヘッド駆動部810の支持部817上に配置されることができる。
上記ハウジング820は、上記スピンドルモータ300及び上記ヘッド駆動部810を収容する内部空間を形成するために、モータ搭載プレート822と、上記モータ搭載プレート822の上部を遮蔽するトップカバー824と、を含むことができる。
上記の実施例により、本発明によるスピンドルモータ及びそれを含むハードディスクドライブは、ラビリンスシールの効果を極大化させることにより、外部異物の流入及び潤滑流体の漏れを防止することができ、スピンドルモータの性能及び寿命を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有するものには明らかである。
110 シャフト
120 下部スラスト部材
131 ベース部材
133 コイル
135 コア
140 上側ラビリンスシール部
150 下側ラビリンスシール部
200 回転部材
210 スリーブ
220 ロータハブ
F1 第1気液界面
F2 第2気液界面

Claims (23)

  1. 軸方向一方側に固定溝を備える本体部、前記本体部の軸方向他方側から半径方向外側に延長されるフランジ部及び前記フランジ部から前記軸方向一方側に突出する第1挿入部を備えるシャフトと、
    前記固定溝に挿入される固定部、前記固定部から半径方向外側に延長される円盤部、並びに前記円盤部から前記軸方向他方側に突出する第1突出部及び第2突出部を備えるスラスト部材と、
    前記第2突出部と結合するベース部材と、
    前記シャフトと軸受間隙を形成し、前記シャフトに対して回転可能に備えられる回転部材と
    を含み、
    前記回転部材の前記軸方向他方側には前記第1挿入部を収容する第1リセス部が備えられ、
    前記回転部材の前記軸方向一方側には前記第1突出部を収容する第2リセス部が備えられ、
    前記フランジ部の外側端と前記回転部材との間には第1ラビリンスシール部が備えられる、スピンドルモータ。
  2. 前記第1挿入部の外周面と前記第1リセス部を形成する前記回転部材の内壁との間には第1気液界面が形成され、前記第1突出部の外周面と前記第2リセス部を形成する前記回転部材の内壁との間には第2気液界面が形成される、請求項1に記載のスピンドルモータ。
  3. 前記第1挿入部の前記第1リセス部と対向する面のうち少なくとも一つはテーパ状に形成される、請求項1または2に記載のスピンドルモータ。
  4. 前記第1突出部の前記第2リセス部と対向する面のうち少なくとも一つはテーパ状に形成される、請求項1から3の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  5. 前記フランジ部の外側端と前記回転部材とが対向する面同士の間には微小間隙が形成される、請求項1から4の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  6. 前記フランジ部の外側端の前記回転部材と対向する面のうち少なくとも一つには凹溝が形成される、請求項1から5の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  7. 前記第2突出部は、前記第1突出部より半径方向外側に形成される、請求項1から6の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  8. 前記第1突出部と前記第2突出部との間には収容溝が備えられ、前記収容溝には前記回転部材の前記軸方向一方側から突出する突起部が収容される、請求項7に記載のスピンドルモータ。
  9. 前記突起部と前記収容溝との間には微小間隙が形成される、請求項8に記載のスピンドルモータ。
  10. 前記突起部と前記収容溝との間には第2ラビリンスシール部が形成される、請求項8または9に記載のスピンドルモータ。
  11. 前記回転部材の外周面と前記ベース部材とが対向する面同士の間には外側ラビリンスシール部が備えられる、請求項1から10の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  12. 前記フランジ部は、前記フランジ部の外側端から前記軸方向一方側に延長される第2挿入部をさらに備え、前記回転部材は前記第2挿入部を収容する第3リセス部をさらに備える、請求項1から11の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  13. 前記第2挿入部と前記第3リセス部との間には微小間隙が形成される、請求項12に記載のスピンドルモータ。
  14. 前記第2挿入部は、前記第1挿入部より半径方向外側に形成される、請求項12または13に記載のスピンドルモータ。
  15. 前記回転部材の前記軸方向他方側の面に固定され、潤滑流体の漏れを防止するカバー部材をさらに含む、請求項1から14の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  16. 前記フランジ部の前記軸方向他方側の面及び前記カバー部材の前記軸方向一方側の面のうち少なくとも一つには凹溝が形成される、請求項15に記載のスピンドルモータ。
  17. 前記回転部材には、前記回転部材の前記軸方向一方側と前記軸方向他方側とを貫通するバイパス流路が少なくとも一つ形成される、請求項1から16の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  18. 軸方向一方側に固定溝を備える本体部、前記本体部の軸方向他方側から半径方向外側に延長されるフランジ部及び前記フランジ部から前記軸方向一方側に突出する第1挿入部を備えるシャフトと、
    前記固定溝に挿入される固定部、前記固定部から半径方向外側に延長される円盤部、前記円盤部から前記軸方向他方側に突出する突出部及び前記突出部の内側端から前記軸方向他方側に突出するテーパ部を備える下部スラスト部材と、
    前記突出部と結合するベース部材と、
    前記シャフトと軸受間隙を形成し、前記シャフトに対して回転可能に備えられる回転部材と、を含み、
    前記回転部材の前記軸方向他方側には前記第1挿入部を収容する第1リセス部が備えられ、
    前記回転部材の前記軸方向一方側には前記テーパ部を収容する第2リセス部が備えられ、
    前記フランジ部の外側端と前記回転部材との間には第1ラビリンスシール部が備えられる、スピンドルモータ。
  19. 前記第1挿入部の外周面と前記第1リセス部を形成する前記回転部材の内壁との間には第1気液界面が形成され、前記テーパ部の外周面と前記第2リセス部を形成する前記回転部材の内壁との間には第2気液界面が形成される、請求項18に記載のスピンドルモータ。
  20. 前記テーパ部と前記第2リセス部との間には微小間隙が形成される、請求項18または19に記載のスピンドルモータ。
  21. 前記テーパ部の前記第2リセス部と対向する面のうち少なくとも一つはテーパ状に形成される、請求項18から20の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  22. 前記突出部と前記回転部材との間には第2ラビリンスシール部が形成される、請求項18から21の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  23. 基板に通じて印加される電源によってディスクを回転させる請求項1から22の何れか一項に記載のスピンドルモータと、
    前記ディスクのデータを記録及び再生するための磁気ヘッドと、
    前記磁気ヘッドを前記ディスク上の所定位置に移動させるためのヘッド駆動部と、を含む、ハードディスクドライブ。
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