JP2014117057A - 非接触給電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】送電コイルを収納する筐体が水没した場合であっても水の浸入を防止すると共に、膨張空気を逃がすことが可能な非接触給電装置を提供する。
【解決手段】非接触給電装置100は、送電コイル12を有し、車両200側に設けられた受電コイル22と磁気的結合により受電コイル22に対して非接触で送電するものであって、送電コイル12を収納する地上側コイル筐体102と、地上側コイル筐体102よりも高い箇所に設置され、開口部16を有した電源ボックス101と、地上側コイル筐体102と電源ボックス101との間に配索される配管18とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触給電装置に関する。
従来、地上に設けられた送電コイルを有し、車両に設けられた受電コイルとの磁気的結合により非接触で電気自動車等の車両バッテリの充電を行う非接触給電装置が提案されている。このような非接触給電装置において送電コイルは、筐体内に収納されている。また、送電コイルは発熱するため、筐体内の空気は温度上昇により膨張する。筐体には、この膨張空気を逃がすために開口(ブリーザ穴)が設けられている(特許文献1参照)。
特開2011−254633号公報
しかし、特許文献1に記載の非接触給電装置では、送電コイルを収納する筐体が地上に設けられているため、筐体が水没してしまった場合にはブリーザ穴から筐体内に水が浸入してしまう可能性があった。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、送電コイルを収納する筐体が水没した場合であっても水の浸入を防止すると共に、膨張空気を逃がすことが可能な非接触給電装置を提供することにある。
本発明に係る非接触給電装置は、送電コイルを収納する第1筐体と、第1筐体よりも高い箇所に設置され、開口部を有した第2筐体と、第1筐体と第2筐体との間に配索される配管とを備える。
本発明によれば、膨張空気は配管を通じて第2筐体の開口部から排出されると共に、たとえ第1筐体のみが水没してしまっても第1筐体自体に膨張空気の排出口がないことから、水が浸入することがない。従って、送電コイルを収納する筐体が水没した場合であっても水の浸入を防止すると共に、膨張空気を逃がすことができる。
本実施形態に係る非接触給電装置を含む非接触給電システムの概略構成図である。 本実施形態に係る非接触給電装置の作用を説明する第1の図である。 本実施形態に係る非接触給電装置の作用を説明する第2の図である。 本実施形態に係る非接触給電装置の作用を説明する第3の図である。 本実施形態に係る非接触給電装置の作用を説明する第4の図である。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る非接触給電装置を含む非接触給電システムの概略構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る非接触給電システム1は、車両200に搭載される車両側ユニットと、地上
側に設けられる非接触給電装置100とを備え、非接触給電装置100から車両側ユニットに対して非接触で電力を供給し、車両200に設けられる車両バッテリ28を充電するシステムである。
非接触給電装置100は、給電スタンドや駐車場などに設置されるものであって、車両200が所定の駐車位置に駐車されるとコイル(後述の送電コイル12と受電コイル22)間の非接触給電により電力を供給するものである。このような非接触給電装置100は、電源ボックス(第2筐体)101と、地上側コイル筐体(第1筐体)102とを備えている。
電源ボックス101は非接触給電装置100の主要となる構成を収納する筐体であって、電源ボックス101内には電力制御部11、及び制御部15といった送電コイル12に対して高周波電力を印加するための回路が収納されている。また、電源ボックス101内には、車両200側と通信するための無線通信部14についても収納されている。地上側コイル筐体102は、送電コイル12を密閉収納する筐体である。
電力制御部11は、交流電源300から送電される交流電力を高周波の交流電力に変換し、送電コイル12に送電するための回路であり、整流部111と、PFC(Power
Factor Correction)回路112と、インバータ113と、センサ114とを備えている。
整流部111は、交流電源300に電気的に接続され、交流電源300からの出力交流電力を整流する回路である。PFC回路112は、整流部111からの出力波形を整形することで力率を改善するための回路であり、整流部111とインバータ113との間に接続されている。インバータ113は、平滑コンデンサやIGBT等のスイッチング素子及びを有したPWM制御回路等を含む電力変換回路であって、制御部15によるスイッチング制御信号に基づいて、直流電力を高周波の交流電力に変換し、送電コイル12に供給するものである。センサ114は、PFC回路112とインバータ113との間に接続され、電流や電圧を検出するものである。
送電コイル12は、車両200側の受電コイル22に対して非接触で電力を供給するためのコイルであって、駐車スペースの表面と平行な方向に円形形状に巻かれている。このような送電コイル12は、駐車スペース上に設けられており、車両200が適切な駐車位置に駐車されると、受電コイル22と距離を保った状態で受電コイル22の直下に位置するようになっている。
無線通信部14は、車両200側の無線通信部24と双方向に通信を行うものである。無線通信部14と無線通信部24との間の通信周波数には、インテリジェントキーなどの車両周辺機器への干渉を考慮して、車両周辺機器で使用される周波数より高い周波数が設定されている。無線通信部14及び無線通信部24との間の通信には、例えば各種の無線LAN方式などの遠距離に適した通信方式が用いられている。
制御部15は、非接触給電装置100全体を制御する部分であり、電力制御部11、及び無線通信部14を制御するものである。制御部15は、無線通信部14と無線通信部24との間の通信により、非接触給電装置100からの電力供給を開始する旨の制御信号を車両200側に送信したり、車両200側から電力を受給したい旨の制御信号を受信したりする。制御部15は、センサ114の検出電流に基づいて、インバータ113のスイッチング制御を行い、送電コイル12から送電される電力を制御する。
車両200は、受電コイル22と、無線通信部24と、充電制御部25と、整流部26
と、リレー部27と、車両バッテリ28と、インバータ29と、モータ30と、通知部32とを車両側ユニットとして備えている。受電コイル22は、非接触給電装置100の送電コイル12から非接触にて給電を受けるコイルであって、車両200の底面部、特に後方の車輪の間に設けられている。この受電コイル22は、送電コイル12と同様に、駐車スペースの表面と平行な方向に円形形状に巻かれている。このような受電コイル22は、車両200が適切な駐車位置に駐車されると、送電コイル12と距離を保った状態で送電コイル12の直上に位置するようになっている。
無線通信部24は、非接触給電装置100側に設けられた無線通信部14と双方向に通信を行うものである。整流部26は、受電コイル22に接続され、受電コイル26で受電された交流電力を直流に整流する整流回路により構成されている。リレー部27は、制御部25の制御によりオン及びオフが切り変わるリレースイッチを備え、当該リレースイッチをオフにすることにより、車両バッテリ28側と、充電回路部側となる受電コイル22及び整流部26とを切り離す機能を有している。
車両バッテリ28は、車両200の電力源となるものであり、複数の二次電池を接続することで構成されている。インバータ29は、IGBT等のスイッチング素子を有したPWM制御回路等の制御回路であって、スイッチング制御信号に基づいて、車両バッテリ28から出力される直流電力を交流電力にし、モータ30に供給するものである。モータ30は、例えば三相の交流電動機により構成され、車両200を駆動させるための駆動源となるものである。
制御部25は、車両バッテリ28の充電を制御すると共に、無線通信部24を制御するコントローラである。制御部25は、無線通信部24及び無線通信部14を介して充電を開始する旨の信号を非接触給電装置100の制御部15に送信する。また、制御部25は、図示しない、車両200全体を制御するコントローラとCAN通信網で接続されている。当該コントローラは、インバータ29のスイッチング制御や、車両バッテリ22の充電状態(SOC)を管理する。さらに、制御部25は、当該コントローラにより、車両バッテリ22のSOCに基づいて満充電に達した場合に、充電を終了する旨の信号を、非接触給電装置100の制御部15に送信する。
通知部32は、ドライバが視認可能に設けられるナビのディスプレイ、警告ランプ、及びスピーカ等であって、制御部25からの信号に基づいて、各種情報をドライバに提供するものである。
ここで、図1に示すように、電源ボックス101と地上側コイル筐体102とは、電線17によって互いに接続されている。このため、インバータ113は、電線17を通じて送電コイル12に高周波電力を供給することとなる。
さらに、本実施形態において電源ボックス101は、地上側コイル筐体101よりも高い箇所に設置されると共に開口部16を有している。加えて、電源ボックス101及び地上側コイル筐体102は、ブリーザホースからなる配管18によって互いに接続されている。このため、地上側コイル筐体102内の空気が膨張した場合、膨張空気は、配管18を通じて電源ボックス101内に至り、電源ボックス101の開口部16から外部に放出されることとなる。さらに、電源ボックス101(開口部16)が地上側コイル筐体102よりも高い箇所に設けられていることから、たとえ地上側コイル筐体102が水没してしまっても、開口部16が水没しない限り地上側コイル筐体102内に水は浸入しない構成となっている。
また、図1に示すように、本実施形態において電源ボックス101は、冷却機器19を
備えている。この冷却機器19は、冷風を発生させるものであり、配管18を通じて冷風を地上側コイル筐体102に送り込む構成となっている。これにより、発熱する送電コイル12の冷却を行うことができるようになっている。
さらに、本実施形態において配管18は、電力制御部11から送電コイル12に高周波電力を印加するために配索される電線17と一体化されて配索されている。すなわち、本実施形態において配管18はブリーザホースからなり、このブリーザホースが電線17と同じ保護部材により保護されて配索されている。これにより、個別に配索する場合と比較して手間を軽減できると共に部品点数の削減を図ることができる。
また、本実施形態において電源ボックス101は、開口部16に防湿フィルター16aが設けられている。防湿フィルター16aは、空気の通過を許容し、かつ、湿気の通過を阻止するものである。これにより、地上側コイル筐体101への湿気の侵入を防ぎ、超寿命化を図ることとしている。
次に、本実施形態に係る非接触給電装置100の給電方法の一例を説明する。まず、車両200が非接触給電装置100に接近したとする。なお、接近したか否かはGPS情報及び地図情報等に基づいて判断される。
次いで、車両200の制御部25は、無線通信部24を起動させて、非接触給電装置100の無線通信部14と通信可能な状態にする。無線通信部14と無線通信部24との間で通信可能な状態になると、車両200の制御部25は、リンクを確立するための信号を、無線通信部24から無線通信部14に送信する。そして、非接触給電装置100の制御部15は、当該信号を受信した旨の信号を、無線通信部14から無線通信部24に送り返す。これにより、無線通信部14と無線通信部24との間でリンクが確立する。
また、車両200の制御部25は、無線通信部14と無線通信部24との間の通信で、車両200のIDを非接触給電装置100の制御部15に送信する。非接触給電装置100の制御部15は、車両200側から送信されたIDが、予め登録されているIDと合致するか否かを判定することで、ID認証を行う。なお、本実施形態に係る非接触給電システム1は、予め給電可能な車両200のIDが非接触給電装置100に登録されている。このため、上記のID認証により、登録IDと合致した車両200のみが給電することができる。しかし、非接触給電システム1は、これに限らず、ID認証なしであってもよい。
ID認証の終了後、制御部15は、車両200が適正な位置に達したか否かを判断する。車両200が適正な位置にない場合、制御部15は、無線通信部14を通じて車両200を誘導する誘導情報を送信する。これにより、車両200側の制御部25は、通知部32に対して誘導情報を表示等させ、ドライバに車両200を動かす方向を示すこととなる。一方、車両200が適正な位置に達した場合、制御部15は、電力制御部11を制御して、高周波電力を送電コイル12に印加する。これにより、非接触にて給電が行われることとなる。
次に、本実施形態に係る非接触給電装置100の作用を説明する。図2は、本実施形態に係る非接触給電装置100の作用を説明する第1の図である。図2に示すように、例えば日中には、地上側コイル筐体102が日光に晒されることとなる。これにより、地上側コイル筐体102は加熱され、内部の空気は膨張することとなる。
本実施形態において膨張空気は、配管18を通じて電源ボックス101内に至る。そして、電源ボックス101に形成された開口部16を通じて膨張空気は外部に排出されるこ
ととなる。
図3は、本実施形態に係る非接触給電装置100の作用を説明する第2の図である。図3に示すように、例えば夜間には、地上側コイル筐体102が冷却されることとなる。これにより、地上側コイル筐体102の内部の空気は縮小することとなる。
この場合において空気は、防湿フィルター16aが設けられる開口部16を通じて配管18内に至り、配管18を通じて地上側コイル筐体102内に至る。これにより、地上側コイル筐体102の冷却時には空気を外部から取り込み、地上側コイル筐体102の内部空気の縮小により、地上側コイル筐体102に凹み等による負荷が掛かってしまうことを防止することができる。しかも、開口部16には防湿フィルター16aが設けられているため、空気の通過が許容され、かつ、湿気の通過が阻止されるため、地上側コイル筐体102内に湿気を多く含む空気が流入することを防ぎ、結露による回路ショートを防止することができる。
図4は、本実施形態に係る非接触給電装置100の作用を説明する第3の図である。図4に示すように、例えば充電中において、地上側コイル筐体102内の送電コイル12には高周波電力が印加される。このため、送電コイル12は発熱することとなる。
この場合において電源ボックス101内の制御部15は、冷却機器19を駆動させる。これにより、冷却機器19からの冷風が配管18を通じて地上側コイル筐体102内に至り、送電コイル12を冷却することとなる。よって、送電コイル12の発熱を抑えることができる。
なお、本実施形態において電源ボックス101は冷却機器19を備えているが、たとえ備えていなくとも開口部16を通じて通気を確保することにより外気によって送電コイル12の冷却を行うことができることはいうまでもない。
図5は、本実施形態に係る非接触給電装置100の作用を説明する第4の図である。図5に示すように、例えば降雨などの影響により地上側コイル筐体102が水没してしまったとする。ここで、本実施形態に係る地上側コイル筐体102にはブリーザ穴が形成されておらず、ブリーザ穴を介して水が浸入することはない。すなわち、本実施形態に係る地上側コイル筐体102は、ブリーザ穴に代えて配管18を接続し、配管18は電源ボックス101につながっている。このため、水の浸入を防止しつつも、図2及び図3を参照して説明したように、通気を確保することができる。
なお、図5に示すように、地上側コイル筐体102が水没してしまった場合、制御部15は、冷却機器19を作動させ、冷風を地上側コイル筐体102内に送り込むようにしてもよい。これにより、地上側コイル筐体102の内圧を高めて地上側コイル筐体102の筐体接続部等の隙間から水が浸入してしまうことも防止することができるからである。
このようにして、本実施形態に係る非接触給電装置100によれば、送電コイル12を収納する地上側コイル筐体102よりも高い箇所に設置され開口部16を有した電源ボックス101を備え、地上側コイル筐体102と電源ボックス101との間に配管18が配索されているため、膨張空気は配管18を通じて電源ボックス101の開口部16から排出されると共に、たとえ地上側コイル筐体102のみが水没してしまっても地上側コイル筐体102自体に膨張空気の排出口がないことから、水が浸入することがない。従って、送電コイル12を収納する地上側コイル筐体102が水没した場合であっても水の浸入を防止すると共に、膨張空気を逃がすことができる。
また、電源ボックス101には送電コイル12に高周波電力を印加するための回路が収納されているため、非接触給電装置100の主要構成を収納する電源ボックス101を利用して水の浸入を防止すると共に、膨張空気を逃がすことができ、構成部品の兼用化を図ることができる。
また、配管18は送電コイル12に高周波電力を印加するために配索される電線17と一体化されて配索されているため、個別に配索するよりも配管18と電線17との保護部材等を共通化することができ、部品点数の削減を図ることができる。
また、電源ボックス101は開口部16に防湿フィルター16aが設けられているため、地上側コイル筐体102への湿気の侵入を防ぎ、長寿命化を図ることができる。
また、電源ボックス101は冷風を発生させる冷却機器19を収納し、冷却機器19は配管18を通じて冷風を地上側コイル筐体102に送り込むため、発熱する送電コイル12の冷却を行うことができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものでは無く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば本実施形態においては、配管18を電源ボックス101に接続し、電源ボックス101の開口部16から膨張空気を逃がす構成となっているが、配管接続先は電源ボックス101に限らず、他の筐体(例えば充電量に応じた料金を投入する料金ボックスなど)であってもよい。
1…非接触給電システム
100…非接触給電装置
101…電源ボックス(第2筐体)
102…地上側コイル筐体(第1筐体)
11…電力制御部
111…整流部
112…PFC回路
113…インバータ
114…センサ
12…送電コイル
14…無線通信部
15…制御部
16…開口部
16a…防湿フィルター
17…電線
18…配管
19…冷却機器
200…車両
22…受電コイル
24…無線通信部
25…制御部
26…整流部
27…リレー部
28…車両バッテリ
29…インバータ
30…モータ
32…表示部
300…交流電源

Claims (5)

  1. 送電コイルを有し、車両側に設けられた受電コイルと磁気的結合により受電コイルに対して非接触で送電する非接触給電装置であって、
    前記送電コイルを収納する第1筐体と、
    前記第1筐体よりも高い箇所に設置され、開口部を有した第2筐体と、
    前記第1筐体と前記第2筐体との間に配索される配管と、
    を備えることを特徴とする非接触給電装置。
  2. 前記第2筐体には、前記送電コイルに高周波電力を印加するための回路が収納されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の非接触給電装置。
  3. 前記配管は、前記回路から前記送電コイルに高周波電力を印加するために配索される電線と一体化されて配索されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の非接触給電装置。
  4. 前記第2筐体は、前記開口部に防湿フィルターが設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
  5. 前記第2筐体は、冷風を発生させる冷却機器を収納し、
    前記冷却機器は、前記配管を通じて冷風を前記第1筐体に送り込む
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の非接触給電装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113400977A (zh) * 2021-07-01 2021-09-17 深圳市联兆电子有限公司 一种防渗水的充电桩

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