JP2014116991A - 太陽電池の電力配分回路 - Google Patents

太陽電池の電力配分回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2014116991A
JP2014116991A JP2012266840A JP2012266840A JP2014116991A JP 2014116991 A JP2014116991 A JP 2014116991A JP 2012266840 A JP2012266840 A JP 2012266840A JP 2012266840 A JP2012266840 A JP 2012266840A JP 2014116991 A JP2014116991 A JP 2014116991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power distribution
solar cell
switching element
distribution line
connection position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012266840A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Yamada
隆夫 山田
Takashi Ozeki
祟 大関
Kazuhiko Kato
和彦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2012266840A priority Critical patent/JP2014116991A/ja
Publication of JP2014116991A publication Critical patent/JP2014116991A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)

Abstract

【課題】 太陽光発電システムの一部の太陽電池の出力が、日陰等によって低下した場合に、システムの電流電圧特性に現れる段差を平滑化して出力電力の効率を高めることのできる、太陽電池の電力配分回路を提供する。
【解決手段】 直列接続されて隣合う太陽電池モジュールM1、M2の正極端子P1どうしを接続する電力配分線路2と、負極端子P2どうしを接続する電力配分線路3と、これらの電力配分線路2、3に跨って接続されたローパスフィルタLPF1、LPF2、及び、電力配分用コンデンサCと、これらの電力配分線路2、3に設けられたスイッチング素子S1、S2、S3、S4と、スイッチング素子S1、S2を同期させて周期的にON/OFF制御するとともに、スイッチング素子S3、S4、スイッチング素子S1、S2とは逆位相でON/OFF制御するスイッチング制御回路とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽光発電システムに用いられる太陽電池の設置環境が悪く、一部が日陰等になった場合や、太陽電池間の出力特性にバラツキを生じた場合でも、システム全体の発電効率を高めることのできる、太陽電池の電力配分回路に関する。
なお、ここで「太陽電池」という用語は、複数直列接続された太陽電池セル(光発電素子)のストリングの両端に、バイパスダイオードが並列接続されたクラスタと、このようなクラスタを、単一もしくは複数直列接続して構成される太陽電池モジュールの両方を意味するものとする。
現在、太陽光発電システムの発電効率を上げるために、変換効率が高い太陽電池セル(モジュール)やパワーコンディショナの開発が進められている。現用されている太陽光発電システムは、特許文献1に記載されているように、複数の太陽電池モジュールを直並列に接続して、電圧を高めた後に、インバータで交流に変換する集中型インバータ方式が主流となっている。
しかしながら、このような集中型インバータ方式の太陽光発電システムは、実際の使用時においては、一部の太陽電池モジュールが、日陰等の設置環境下に置かれるために、それぞれの部位の太陽電池モジュールの発電能力を十分に発揮させることができない場合がある。
図13は、2枚の直列接続された太陽電池モジュールM1、M2からなる太陽光発電システムを模式的に示した図であって、これらの太陽電池モジュールM1、M2は、同一仕様のものが用いられている。
また、前記太陽電池モジュールM1、M2のそれぞれの正極端子P1と負極端子P2間にはバイパスダイオードDが接続されているとともに、太陽電池モジュールM1の正極端子P1と太陽電池ジュールM2の負極端子P2は、外部負荷に接続されている。
これらの太陽電池モジュールM1、M2が両方とも日向に設置されていて、十分な太陽光が当たっている場合には、これらを総合した外部出力は、図14に太い実線で示すような、最大出力動作点をPとする電流・電圧特性となる。
ところが、例えば、一方の太陽電池モジュールM2が日陰に入った場合には、これらの太陽電池モジュールM1、M2は、出力電流に違いが生じて、図15に太い実線で示すような、階段状の出力特性を示す。
図15において、領域(1)と領域(3)の面積を合わせたものは、太陽電池モジュールM1の発電電力を表し、また、領域(2)の面積は、太陽電池モジュールM2の発電電力を表している。
このような出力特性において、最大出力動作点Pが同図に示す位置にあった場合、得られる発電電力は、領域(1)と領域(2)の面積の和となり、領域(3)の部分は,出力電力に寄与することができないため損失となる。
一方、特許文献2に記載されているように、個々の太陽電池モジュールに、マイクロコンバータを搭載したAC太陽電池モジュールを用いた太陽光発電システムがある。この方式は、各々の太陽電池モジュールに対して最大電力追従(MPPT)制御を行い、その出力をDC/AC変換するようにした太陽電池モジュールで、日陰等による損失が少ないとされている。
特開2000−347753号公報 特開平11−318042号公報
しかしながら、前述したような、AC太陽電池モジュールを用いた太陽光発電システムでは、複雑な変換回路を有するため、個々の太陽電池モジュールの製造コストが高くなるとともに、常時変換動作を行っているため、日陰が無い状態においても変換ロスが発生する問題があった。
また、変換回路が故障した場合には、これを搭載している太陽電池モジュール自体が使用できなくなるため、信頼性にも問題があった。
このようなことから、今後如何なる設置環境に対しても、高いシステム効率を維持できるシステムの開発が望まれる。
そこで、本発明は、前述したような従来技術における問題点を解決し、太陽光発電システムの一部の太陽電池の出力が、日陰等によって低下した場合に、システムの電流電圧特性に現れる段差を平滑化して出力電力の効率を高めることのできる、太陽電池の電力配分回路を提供することを目的とする。
前記目的のために提供される本発明の太陽電池の電力配分回路の第1のものは、複数直列接続されている太陽電池の、隣合う一方の太陽電池の正極端子と他方の太陽電池の正極端子間を接続する第1の電力配分線路と、前記一方の太陽電池の負極端子と他方の太陽電池の負極端子間を接続する第2の電力配分線路と、第1の電力配分線路と第2の電力配分線路間に跨って接続された少なくとも1つのコンデンサを有する第1のローパスフィルタと、第1の電力配分線路と第2の電力配分線路間に跨って前記コンデンサと並列に接続された少なくとも1つのコンデンサを有する第2のローパスフィルタと、第1の電力配分線路上の、第1のローパスフィルタの接続位置と第2のローパスフィルタの接続位置の間の位置と、第2の電力配分線路上の、第1のローパスフィルタの接続位置と第2のローパスフィルタの接続位置の間の位置に跨って接続された電力配分用コンデンサと、第1の電力配分線路上の、第1のローパスフィルタの接続位置と前記電力配分用コンデンサの接続位置との間に設けられた第1のスイッチング素子と、第2の電力配分線路上の、第1のローパスフィルタの接続位置と前記電力配分用コンデンサの接続位置との間に設けられた第2のスイッチング素子と、第1の電力配分線路上の、前記電力配分用コンデンサの接続位置と第2のローパスフィルタの接続位置との間に設けられた第3のスイッチング素子と、第2の電力配分線路上の、前記電力配分用コンデンサの接続位置と第2のローパスフィルタの接続位置との間に設けられた第4のスイッチング素子と、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子を同期させて周期的にON/OFF制御するとともに、第3のスイッチング素子と第4のスイッチング素子を、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とは逆位相でON/OFF制御するスイッチング制御回路とを備えたものである。
前記第1の発明では、3つ以上直列接続されている太陽電池の、太陽電池相互間にそれぞれ設けられて隣合う電力配分回路どうしは、一方の電力配分回路に含まれる第1のローパスフィルタと他方の電力配分回路に含まれる第2のローパスフィルタを、1つのローパスフィルタで兼用していることが望ましい。
また、本発明の太陽電池の電力配分回路の第2のものは、3つ以上直列接続されている太陽電池の、隣合う一方の太陽電池の正極端子と他方の太陽電池の正極端子間を接続する第1の電力配分線路と、前記一方の太陽電池の負極端子と他方の太陽電池の負極端子間を接続する第2の電力配分線路と、第1の電力配分線路と第2の電力配分線路間に跨って接続された第1の平滑コンデンサと、第1の電力配分線路と第2の電力配分線路間に跨って第1の平滑コンデンサと並列に接続された第2の平滑コンデンサと、第1の電力配分線路上の、第1の平滑コンデンサの接続位置と第2の平滑コンデンサの接続位置の間の位置と、第2の電力配分線路上の、第1の平滑コンデンサの接続位置と第2の平滑コンデンサの接続位置の間の位置に跨って接続された電力配分用コンデンサと、第1の電力配分線路上の、第1の平滑コンデンサの接続位置と前記電力配分用コンデンサの接続位置との間に設けられた第1のスイッチング素子と、第2の電力配分線路上の、第1の平滑コンデンサの接続位置と前記電力配分用コンデンサの接続位置との間に設けられた第2のスイッチング素子と、第1の電力配分線路上の、前記電力配分用コンデンサの接続位置と第2の平滑コンデンサの接続位置との間に設けられた第3のスイッチング素子と、第2の電力配分線路上の、前記電力配分用コンデンサの接続位置と第2の平滑コンデンサの接続位置との間に設けられた第4のスイッチング素子と、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子を同期させて周期的にON/OFF制御するとともに、第3のスイッチング素子と第4のスイッチング素子を、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とは逆位相でON/OFF制御するスイッチング制御回路とを備えたものである。
前記第2の発明では、太陽電池相互間にそれぞれ設けられて隣合う電力配分回路どうしは、一方の電力配分回路に含まれる第1の平滑コンデンサと他方の電力配分回路に含まれる第2の平滑コンデンサを、1つの平滑コンデンサで兼用していることが望ましい。
前記第1及び第2の発明においては、3つ以上直列接続されている太陽電池の、相互に接続されている太陽電池間に設けられる電力配分回路のそれぞれが有するスイッチング制御回路は、共有する単一のパルス発振器から供給される同期パルス信号に基づいて一斉に同期制御されることが望ましい。
また、前記第1及び第2の発明においては、スイッチング制御回路は、周期毎の各スイッチング素子がOFF状態にある時間比率をON状態にある時間比率より長くして、全てのスイッチング素子が同時にOFF状態となる短絡防止期間が存在するように、各スイッチング素子の切換タイミングを制御することも望ましい。
請求項1に記載された発明によれば、太陽光発電システムに使用される各太陽電池(太陽電池モジュールや太陽電池モジュールを構成するクラスタ)間に、日陰や受光面の汚れ、経年劣化等によって、発電出力にバラツキが生じた場合に、各太陽電池間でバランス良く電力を配分することができる。
その結果、太陽光発電システム全体の電流電圧特性の段差が平滑化され、本来、発電出力として利用できなかった電力が利用可能となるため、出力電力を向上させることができる。
さらに、電流電圧特性の段差が平滑化されるため、パワーコンディショナの最大出力動作点の検出が容易となり、MPPTミスマッチ損失を回避することができる。
また、本発明の電力配分回路が主に、トランジスタやリレー等のスイッチング素子やコンデンサ、及び、ローパスフィルタを用いた簡単でエネルギ損失の少ない回路構成であるため、従来のAC太陽電池モジュール等と比較して、日陰が無い場合の変換による損失がほとんど発生しないため発電効率を向上させることができ、また、製造コストも安くできる利点がある。
さらに、従来のAC太陽電池モジュールにおいては、太陽電池モジュールに搭載されているマイクロコンバータが故障すると、太陽電池モジュール自体も使用不能となるが、本発明の電力配分回路は、万一故障してその機能が損なわれた場合においても、これが接続されている太陽電池モジュール自体の機能に支障を生じる恐れがない。
請求項2に記載された発明によれば、全体で必要とするローパスフィルタの数を減らすことができるため、製造コストを低減することができる。
請求項3に記載された発明によれば、請求項1に記載された発明と比較して、ローパスフィルタに代えて平滑コンデンサを使用することで回路構成が簡略化されるため、製造コストを低減することができる。
請求項4に記載された発明によれば、さらに、全体で必要とする平滑コンデンサの数を減らすことができるため、製造コストのさらなる低減を図ることができる。
請求項5に記載された発明によれば、各電力配分回路のスイッチング制御回路間で、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子のON/OFF動作のタイミングを同期させることにより、太陽電池が3つ以上直列に接続されたシステムにおいても、各太陽電池モジュール間で出力電力を効果的に配分することができる。
請求項6に記載された発明によれば、スイッチング制御回路が、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子が同時にOFF状態になる短絡防止期間が存在するように、各スイッチング素子の切り換えタイミングを制御するようにしているため、隣接する太陽電池間での電力の配分動作を確実に行うことができる。
本発明の電力配分回路の第1の実施形態における、2枚の太陽電池モジュールからなる太陽光発電システムを模式的に示す図である。 本発明の電力配分回路の第1の実施形態における、ローパスフィルタの詳細回路図である。 本発明の電力配分回路の第1の実施形態における、スイッチング制御回路のブロック図である。 各スイッチング素子の動作タイミングを示す図である。 電力配分回路へ電力を取り込む過程を示す図である。 電力配分回路から電力を配分する過程を示す図である。 電力配分回路によって平滑化された電流電圧特性を示す図である。 短絡防止期間を設けた場合の各スイッチング素子の動作タイミングを示す図である。 本発明の電力配分回路の第2の実施形態における、3枚の太陽電池モジュールからなる太陽光発電システムを模式的に示す図である。 2つの電力配分回路間で同期駆動されるスイッチング制御回路のブロック図である。 本発明の電力配分回路の第3の実施形態における、3枚の太陽電池モジュールからなる太陽光発電システムを模式的に示す図である。 本発明の電力配分回路の第4の実施形態における、3枚の太陽電池モジュールからなる太陽光発電システムを模式的に示す図である。 2枚の太陽電池モジュールからなる太陽光発電システムを模式的に示す図である。 両方の太陽電池モジュールが日向にある場合の電流電圧特性を示す図である。 一方の対応電池モジュールが日陰に入った場合の電流電圧特性を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の電力配分回路の第1の実施形態2枚の太陽電池モジュールからなる太陽光発電システムを模式的に示す図であって、本発明の電力配分回路1は、直列に接続された2つの太陽電池モジュールM1、M2の間に組み込まれている。
これらの太陽電池モジュールM1の正極端子P1とM2の負極端子P2は外部負荷と接続されている。また、太陽電池モジュールM1、M2のそれぞれの正極端子P1と負極端子P2間には、バイパスダイオードDが接続されている。
前記電力配分回路1は、一方の太陽電池モジュールM1の正極端子P1と他方の太陽電池モジュールM2の正極端子P1間を接続する電力配分線路2(第1の電力配分線路)と、前記一方の太陽電池モジュールM1の負極端子P2と他方の太陽電池モジュールM2の負極端子P2間を接続する電力配分線路3(第2の電力配分線路)を有している。
また、電力分配線路2と電力分配線路3間に跨って、ローパスフィルタLPF1(第1のローパスフィルタ)と、ローパスフィルタLPF2(第2のローパスフィルタ)が接続されている。
これらのローパスフィルタLPF1、LPF2は同じ仕様のものであり、本実施形態のものにおいては、図2に示すように、電力配分線路2と電力配分線路3間に並列に接続された2つのコンデンサCa、Cbと、電力配分線路2側のこれらのコンデンサCa、Cbの接続位置間に組み込まれたコイルLから構成されている。
また、電力配分線路2上の、ローパスフィルタLPF1の接続位置とローパスフィルタLPF2の接続位置の間の位置と、電力配分線路3上の、ローパスフィルタLPF1の接続位置とローパスフィルタLPF2の接続位置の間の位置に跨って、電力配分用コンデンサCが接続されている。
また、電力配分線路2上の、ローパスフィルタLPF1の接続位置と電力配分用コンデンサCの接続位置との間には、第1のスイッチング素子S1が設けられ、電力配分線路3上の、ローパスフィルタLPF1の接続位置と電力配分用コンデンサCの接続位置との間には、第2のスイッチング素子S2が設けられている。
さらに、電力配分線路2上の電力配分用コンデンサCの接続位置とローパスフィルタLPF2の接続位置との間には、第3のスイッチング素子S3が設けられ、電力配分線路3上の、電力配分用コンデンサCの接続位置とローパスフィルタLPF2の接続位置との間には、第4のスイッチング素子S4が設けられている。
本実施形態のものにおいては、これらのスイッチング素子S1、S2、S3、S4は、トランジスタ(FET)によって構成された同一仕様のものが用いられている。なお、これらのスイッチング素子S1、S2、S3、S4はリレーで構成することも可能である。
また、電力配分回路1は、図1には示していないが、第1のスイッチング素子S1と第2のスイッチング素子S2を同期させて周期的にON/OFF制御するとともに、第3のスイッチング素子S3と第4のスイッチング素子S4を、第1のスイッチング素子S1と第2のスイッチング素子S2とは逆位相でON/OFF制御するスイッチング制御回路を有している。
図3は、このスイッチング制御回路のブロック図であって、同図に示すスイッチング制御回路4は、パルス発振器、相補回路、2つのドライバ回路A、Bから構成されていて、パルス発振器は、図4の(1)に示す矩形波状の周期的なパルス信号を生成する。
前記パルス発振器で生成されたパルス信号が相補回路に入力されると、相補回路は前記パルス信号に基づいて、図4の(2)と(3)に示す、互いに逆位相のパルス信号を生成し、これらの信号をそれぞれ2系統のドライバ回路A、Bに出力する。
ドライバ回路Aは、スイッチング素子S1とスイッチング素子S2をON/OFF動作させるためのものであって、図4の(2)の信号に基づいてこれらのスイッチング素子S1、S2を同期させて周期的にON/OFFする。
一方、ドライバ回路Bは、スイッチング素子S3とスイッチング素子S4をON/OFF動作させるためのものであって、図4の(3)の信号に基づいてスイッチング素子S3とスイッチング素子S4を同期させて周期的にON/OFFする。
次に、前述したように構成されている電力配分回路1の動作を説明する。図1に示すように、2つのスイッチング素子S1、S2が両方ともOFFの状態においては、電力配分回路1は機能していない状態にある。
ここで、図1に示す太陽電池モジュールM1は日向にあり、太陽電池モジュールM2は日陰に入っている場合を想定すると、この場合には、両者の間に出力電流の差が生じるため、太陽電池モジュールM1、M2からなるシステムは、先に説明したように、図15に示すような階段状の電流電圧特性を示す。
次に、前述した図3に示すスイッチング制御回路4が駆動されて、スイッチング素子S3とスイッチング素子S4はOFFの状態で、スイッチング素子S1とスイッチング素子S2が同時にONの状態に切り換えられると、図5に示すように、日向側にある太陽電池モジュールM1から出力される電流の一部が電力配分線路2に流入し、ローパスフィルタLPF1を経由して電力配分用コンデンサCに移動し、電気エネルギとしてここに一時的に蓄えられる。
その後、図6に示すように、スイッチング素子S1とスイッチング素子S2が同時にOFFの状態に切り換えられるとともに、スイッチング素子S3とスイッチング素子S4が同時にONの状態に切り換えられると、電力配分用コンデンサCに蓄積されていた電気エネルギは、電力配分線路2を第2のローパスフィルタLPF2を経由する電流として太陽電池モジュールM2側に送り出される。
このとき、日陰側にある太陽電池モジュールM2と前記電力配分用コンデンサCは並列接続となり、太陽電池モジュールM2の正極端子P1側から太陽電池モジュールM1の負極端子P2側へ流れる電流は、電力配分用コンデンサCから放電される電流と太陽電池モジュールM2の出力電流の総和となる。
前述したスイッチング制御回路4によって、各スイッチング素子S1、S2、S3、S4を図5に示す状態と、図6に示す状態の間で周期的に交互に切り換えると、太陽電池モジュールM1側から太陽電池モジュールM2側への電力配分が継続して行われる。
これらのスイッチング素子S1、S2、S3、S4のスイッチング動作は、スイッチング制御回路4のパルス発振器が生成するパルス信号の周期で断続的に行われるが、ローパスフィルタLPF1とローパスフィルタLPF2の働きによって、出力される電流の変動は平滑化されるとともに、これらのスイッチング動作に伴って発生するノイズが低減される。
なお、ローパスフィルタLPF1、LPF2は、図2に示す回路構成に限定するものではなく、電力配分線路2と電力配分線路3間に跨って接続される少なくとも1つのコンデンサを有して、これらの電力配分線路2、3上を流れる電流の各スイッチング素子S1、S2、S3、S4のON/OFF動作による変動や高い周波数成分を含むノイズを低減できる性能を有するものであればよい。
前述した電力配分回路1を動作させることによって、図15に示した領域(3)は分割されて、その一部が領域(2)の電流に加算され、図7に示すように、平滑化された電流電圧特性に改善することができ、これにより、本来出力として得られなかった発電電力分を有効に利用することが可能となる。
なお、前述した電力配分回路1は、電力配分用コンデンサCに対して対称的な双方向回路として太陽電池モジュールM1、M2間に組み込まれているため、太陽電池モジュールM1が日陰に入り、太陽電池モジュールM2が日向になった場合も有効である。
また、図8に示すように、前述したスイッチング制御回路4のパルス発振器の出力信号(1)に対して、(2)、(3)の信号を出力するように相補回路を構成し、周期毎の各スイッチング素子S1、S2、S3、S4がOFF状態にある時間比率を、ON状態にある時間比率より長くして、全てのスイッチング素子S1、S2、S3、S4が同時にOFF状態となる短絡防止期間aが存在するように、各スイッチング素子S1、S2、S3、S4の切換タイミングを制御することで、太陽電池モジュールM1、M2間での電力の配分動作をより確実に行うことができる。
次に、図9は、本発明の電力配分回路の第2の実施形態における、3枚の太陽電池モジュールからなる太陽光発電システムを模式的に示す図であって、本実施形態のものにおいては、前述した第1の実施形態における電力配分回路1と、図示していないスイッチング制御回路の一部を除いて同一構成の電力配分回路1A、1Bがそれぞれ、太陽電池モジュールM1、M2間と太陽電池モジュールM2、M3間に設けられている。
同図に示すように、電力配分回路1Aの電力配分線路2A(第1の電力配分線路)と電力配分線路3A(第2の電力配分線路)は、太陽電池モジュールM1、M2の正極端子P1間と、負極端子P2間をそれぞれ接続している。
また、電力配分回路1Bの電力配分線路2B(第1の電力配分線路)と電力配分線路3B(第2の電力配分線路)は、太陽電池モジュールM2、M3の正極端子P1間と、負極端子P2間をそれぞれ接続している。
図10は、これらの電力配分回路1A、1Bが有するスイッチング制御回路のブロック図であって、同図に示すように、電力配分回路1Aに設けられている各スイッチング素子S1、S2、S3、S4を駆動するスイッチング制御回路4Aと、電力配分回路1Bに設けられている各スイッチング素子S1、S2、S3、S4を駆動するスイッチング制御回路4Bは、1つのパルス発振器を共有している
この実施形態のものにおいては、前記パルス発振器は、スイッチング制御回路4Aに組み込まれていて、前記パルス発振器が出力する同期パルス信号(1)は、同期信号線5を介して、それぞれのスイッチング制御回路4A、4Bの相補回路に入力され、これらの相補回路からそれぞれのドライバ回路A、Bに入力される信号(2)、(3)によって、電力配分回路1Aの各スイッチング素子S1、S2、S3、S4と、電力配分回路1Bの各スイッチング素子S1、S2、S3、S4が一斉に同期制御されるようになっている。
その結果、電力配分回路1Aのスイッチング素子S3、S4と、電力配分回路1Bのスイッチング素子S1、S2は、同時にONになることはないため、これらの電力配分回路1A、1Bどうしが相互に干渉することはない。
前述した図9に示す実施形態においては、3つの太陽電池モジュールM1、M2、M3が全て日向にある場合には、これらの電流電圧特性は同じになり、太陽電池モジュールM1、M2、M3間の出力電流の不均衡は生じないため、各電力配分回路1A、1Bは実質的に機能せず、したがって、図10に示すスイッチング制御回路4A、4B部分で消費される電力以外の損失はほとんど無視することができる。
一方、これらの太陽電池モジュールM1、M2、M3が部分的に日陰に入って、相互の出力電流に差が発生した場合には、これらの間に組み込まれた電力配分回路1A、1Bを介して、パルス発振器の出力するパルス信号のタイミングに合わせて太陽電池モジュールM1、M2、M3間で電流が繰り返し分配されることで、各太陽電池モジュールM1、M2、M3間の電流電圧特性が平滑化される。
次に、図11は、本発明の電力配分回路の第3の実施形態における、3枚の太陽電池モジュールからなる太陽光発電システムを模式的に示す図であって、前述した図9において説明した実施形態と同様に、相互に接続されている太陽電池モジュールM1と太陽電池モジュールM2の間、及び、太陽電池モジュールM2と太陽電池モジュールM3の間にそれぞれ、電力配分回路1A’、1B’が設けられている。
図11中の電力配分回路1A’、1B’のそれぞれに用いられている電力配分用コンデンサCと各スイッチング素子S1、S2、S3、S4は、前述した第2の実施形態のものと同様である。また、図11には図示していないスイッチング制御回路においても、図10に示すものが用いられている。
本実施形態のものにおいては、2つの電力配分回路1A’、1B’は電力配分回路1A’の電力配分線路2A’(第1の電力配分線路)と電力配分線路3A’(第2の電力配分線路)がそれぞれ、電力配分回路1B’の電力配分線路2B’(第1の電力配分線路)と電力配分線路3B’(第2の電力配分線路)の途中位置に接続されている。
図11において、電力配分回路1B’のスイッチング素子S1、S2がOFFになっているときには、ローパスフィルタLPF2は、電力配分回路1A’側のローパスフィルタLPF1(第1のローパスフィルタ)と対になったローパスフィルタ(第2のローパスフィルタ)として機能する。
一方、電力配分回路1A’のスイッチング素子S3、S4がOFFになっているときには、前記ローパスフィルタLPF2は、電力配分回路1B’側のローパスフィルタLPF3(第2のローパスフィルタ)と対になったローパスフィルタ(第1のローパスフィルタとして機能する。
前述したように、本実施形態においては、隣合う2つの電力配分回路1A’、1B’間でローパスフィルタLPF2が兼用されているため、図9に示す実施形態のものと比較してローパスフィルタの数を減らすことができ、製造コストを低減することができる。
次に、図12は、本発明の電力配分回路の第4の実施形態における、3枚の太陽電池モジュールからなる太陽光発電システムを模式的に示す図であって、同図に示すように、電力配分回路1aの電力配分線路2a(第1の電力配分線路)と電力配分線路3a(第2の電力配分線路)は、それぞれ、電力配分回路1bの電力配分線路2b(第1の電力配分線路)と電力配分線路3b(第2の電力配分線路)の途中位置に接続されていて、図11におけるローパスフィルタLPF1、LPF2、LPF3をそれぞれ3つの同一仕様の平滑コンデンサC1、C2、C3に置き換えた点を除き、基本的な回路構成は前述した第3の実施形態のものと同じである。
これらの平滑コンデンサC1、C2、C3は、ローパスフィルタLPF1、LPF2、LPF3と比較すると、出力電流の変動やスイッチング動作に伴って発生するノイズを抑制する効果の面では若干性能が劣るものの、電力配分回路の製造コストを低減することができる利点がある。
なお、前述した図12に示す実施形態のものにおいては、太陽電池モジュールM1、M2間に設けられた電力配分回路1aと、太陽電池モジュールM2、M3間に設けられた電力配分回路1b間で、1つの平滑コンデンサC2を兼用しているが、これに限定するものではなく、前述した図9に示すローパスフィルタPF1、PF2と同様に、各電力配分回路毎に第1の平滑コンデンサと第2の平滑コンデンサをそれぞれ設けてもよい。
また、前述した各実施形態においては、2枚及び3枚の太陽電池モジュールM1、M2、M3を直列接続した場合について説明したが、本発明の電力配分回路は、太陽電池モジュールの直列接続枚数を3枚までに限定するものではなく、さらに多数の太陽電池モジュールを直列接続したシステムにおいても適用可能である。
また、前述した各実施形態においては、本発明の電力配分回路を直列接続された太陽電池モジュール間に設ける場合について説明したが、本発明の電力配分回路は、これに限定するものではなく、太陽電池モジュールを構成している、複数直列接続された太陽電池セル(光発電素子)のストリングの両端にバイパスダイオードが並列接続されてなるクラスタ単間の電力配分回路としても適用されるものである。
本発明の太陽電池の電力配分回路は、太陽光発電システムの日陰等による太陽電池モジュールやクラスタの出力電力の効率低下を改善するために有効に利用することができる。
また、特性の異なる種類の太陽電池モジュールを組み合わせた太陽光発電システムや、フレキシブルな太陽電池を含む複数の太陽電池モジュールが、異なる向きに設置された太陽光発電システム、さらに、追尾集光型の高効率太陽光発電システムのような、集光レンズの集光特性によって個々の太陽電池セルの出力特性が異なるシステム等、様々なケースにおいて出力電力の効率を高める手段としても利用可能である。
また、本発明の太陽電池モジュールの電力配分回路は、既設の太陽光発電システムにおいて、経年劣化や受光面の汚れ等によって太陽電池モジュール間の出力特性にバラツキが生じた場合における出力電力の効率改善にも利用可能である。
さらに、太陽光発電の分野のみに留まらず、太陽電池モジュールと同様な電流電圧特性を示す、バッテリーや燃料電池等を直並列に接続した電力供給システムにおいても、利用が可能である。
1、1A、1B、1A’、1B’、1a、1b 電力配分回路
2、2A、2B、2A’、2B’、2a、2b 第1の電力配分線路
3、3A、3B、3A’、3B’、3a、3b 第2の電力配分線路
4、4A、4B スイッチング制御回路
5 同期信号線
C 電力配分用コンデンサ
C1、C2、C3 平滑コンデンサ
Ca、Cb コンデンサ
D バイパスダイオード
L コイル
LPF1、LPF2、LPF3 ローパスフィルタ
M1、M2、M3 太陽電池モジュール(太陽電池)
P1 正極端子
P2 負極端子
S1 第1のスイッチング素子
S2 第2のスイッチング素子
S3 第3のスイッチング素子
S4 第4のスイッチング素子

Claims (6)

  1. 複数直列接続されている太陽電池の、隣合う一方の太陽電池の正極端子と他方の太陽電池の正極端子間を接続する第1の電力配分線路と、
    前記一方の太陽電池の負極端子と他方の太陽電池の負極端子間を接続する第2の電力配分線路と、
    第1の電力配分線路と第2の電力配分線路間に跨って接続された少なくとも1つのコンデンサを有する第1のローパスフィルタと、
    第1の電力配分線路と第2の電力配分線路間に跨って前記コンデンサと並列に接続された少なくとも1つのコンデンサを有する第2のローパスフィルタと、
    第1の電力配分線路上の、第1のローパスフィルタの接続位置と第2のローパスフィルタの接続位置の間の位置と、第2の電力配分線路上の、第1のローパスフィルタの接続位置と第2のローパスフィルタの接続位置の間の位置に跨って接続された電力配分用コンデンサと、
    第1の電力配分線路上の、第1のローパスフィルタの接続位置と前記電力配分用コンデンサの接続位置との間に設けられた第1のスイッチング素子と、
    第2の電力配分線路上の、第1のローパスフィルタの接続位置と前記電力配分用コンデンサの接続位置との間に設けられた第2のスイッチング素子と、
    第1の電力配分線路上の、前記電力配分用コンデンサの接続位置と第2のローパスフィルタの接続位置との間に設けられた第3のスイッチング素子と、
    第2の電力配分線路上の、前記電力配分用コンデンサの接続位置と第2のローパスフィルタの接続位置との間に設けられた第4のスイッチング素子と、
    第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子を同期させて周期的にON/OFF制御するとともに、第3のスイッチング素子と第4のスイッチング素子を、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とは逆位相でON/OFF制御するスイッチング制御回路とを備えたことを特徴とする太陽電池の電力配分回路。
  2. 3つ以上直列接続されている太陽電池の、太陽電池相互間にそれぞれ設けられて隣合う電力配分回路どうしは、一方の電力配分回路に含まれる第1のローパスフィルタと他方の電力配分回路に含まれる第2のローパスフィルタを、1つのローパスフィルタで兼用していることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の電力配分回路。
  3. 3つ以上直列接続されている太陽電池の、隣合う一方の太陽電池の正極端子と他方の太陽電池の正極端子間を接続する第1の電力配分線路と、
    前記一方の太陽電池の負極端子と他方の太陽電池の負極端子間を接続する第2の電力配分線路と、
    第1の電力配分線路と第2の電力配分線路間に跨って接続された第1の平滑コンデンサと、
    第1の電力配分線路と第2の電力配分線路間に跨って第1の平滑コンデンサと並列に接続された第2の平滑コンデンサと、
    第1の電力配分線路上の、第1の平滑コンデンサの接続位置と第2の平滑コンデンサの接続位置の間の位置と、第2の電力配分線路上の、第1の平滑コンデンサの接続位置と第2の平滑コンデンサの接続位置の間の位置に跨って接続された電力配分用コンデンサと、
    第1の電力配分線路上の、第1の平滑コンデンサの接続位置と前記電力配分用コンデンサの接続位置との間に設けられた第1のスイッチング素子と、
    第2の電力配分線路上の、第1の平滑コンデンサの接続位置と前記電力配分用コンデンサの接続位置との間に設けられた第2のスイッチング素子と、
    第1の電力配分線路上の、前記電力配分用コンデンサの接続位置と第2の平滑コンデンサの接続位置との間に設けられた第3のスイッチング素子と、
    第2の電力配分線路上の、前記電力配分用コンデンサの接続位置と第2の平滑コンデンサの接続位置との間に設けられた第4のスイッチング素子と、
    第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子を同期させて周期的にON/OFF制御するとともに、第3のスイッチング素子と第4のスイッチング素子を、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とは逆位相でON/OFF制御するスイッチング制御回路とを備えたことを特徴とする太陽電池の電力配分回路。
  4. 太陽電池相互間にそれぞれ設けられて隣合う電力配分回路どうしは、一方の電力配分回路に含まれる第1の平滑コンデンサと他方の電力配分回路に含まれる第2の平滑コンデンサを、1つの平滑コンデンサで兼用していることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池の電力配分回路。
  5. 3つ以上直列接続されている太陽電池の、相互に接続されている太陽電池間に設けられる電力配分回路のそれぞれが有するスイッチング制御回路は、共有する単一のパルス発振器から供給される同期パルス信号に基づいて一斉に同期制御されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の太陽電池の電力配分回路。
  6. スイッチング制御回路は、周期毎の各スイッチング素子がOFF状態にある時間比率をON状態にある時間比率より長くして、全てのスイッチング素子が同時にOFF状態となる短絡防止期間が存在するように、各スイッチング素子の切換タイミングを制御することを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の太陽電池の電力配分回路。
JP2012266840A 2012-12-06 2012-12-06 太陽電池の電力配分回路 Pending JP2014116991A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012266840A JP2014116991A (ja) 2012-12-06 2012-12-06 太陽電池の電力配分回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012266840A JP2014116991A (ja) 2012-12-06 2012-12-06 太陽電池の電力配分回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014116991A true JP2014116991A (ja) 2014-06-26

Family

ID=51172489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012266840A Pending JP2014116991A (ja) 2012-12-06 2012-12-06 太陽電池の電力配分回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014116991A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015035527A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 独立行政法人産業技術総合研究所 太陽電池の電力配分回路

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110031816A1 (en) * 2009-07-30 2011-02-10 Nxp B.V. Photovoltaic unit, a dc-dc converter therefor, and a method of operating the same
WO2011051943A2 (en) * 2009-10-29 2011-05-05 Watts & More Ltd. Energy collection system and method

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110031816A1 (en) * 2009-07-30 2011-02-10 Nxp B.V. Photovoltaic unit, a dc-dc converter therefor, and a method of operating the same
WO2011051943A2 (en) * 2009-10-29 2011-05-05 Watts & More Ltd. Energy collection system and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015035527A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 独立行政法人産業技術総合研究所 太陽電池の電力配分回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8158877B2 (en) Localized power point optimizer for solar cell installations
JP2016501007A (ja) 分散されたdc/ac電力変換のためのマスタースレーブアーキテクチャ
CN104143916A (zh) 产生补偿电压的装置及使用该装置产生补偿电压的方法
US20110115300A1 (en) Converting device with multiple input terminals and two output terminals and photovoltaic system employing the same
US11515709B2 (en) System and device for exporting power, and method of configuring thereof
CN104953945B (zh) 高效率的光伏发电系统以及发电方法
JP2015534450A (ja) ダイオード逆回復回路を備える光電変換装置
JP6155288B2 (ja) 単純化された接続を備える再生可能エネルギーユニット
CN106301201B (zh) 集成数据通讯功能的功率优化电路及通信方法
CN106329565B (zh) 一种光伏功率优化系统的数据通信方法
Harfman-Todorovic et al. A high efficiency PV micro-inverter with grid support functions
KR20210121588A (ko) 태양광 발전 시스템의 성능 향상을 위한 차동 전력변환기
JP2014116991A (ja) 太陽電池の電力配分回路
Stauth et al. A distributed photovoltaic energy optimization system based on a sub-module resonant switched-capacitor implementation
JP2014033120A (ja) 太陽電池モジュールの電力配分回路
Kanakasabapathy Multistring seven-level inverter for standalone photovoltaic systems
JP6256915B2 (ja) 太陽電池の電力配分回路
JP2015171178A (ja) パワーコンデショナおよび太陽光発電システム
JP6128684B2 (ja) 太陽電池の電力配分回路
US10868476B2 (en) Power converting apparatus, and photovoltaic module including the same
KR20130115719A (ko) 계통연계형 멀티스트링 태양광 인버터 시스템
Hu et al. A new interleaving technique for voltage ripple cancellation of series-connect photovoltaic systems
JP2014103766A (ja) 太陽電池の電力配分回路
JP2015108932A (ja) 太陽電池の電力配分回路
JP2015219675A (ja) 太陽電池の電力配分回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160915

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170612