JP2014116869A - 端末装置及びネットワーク端末システムプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 視聴者がテレビ放送を視聴している時に、番組内のキーワードなどに関する情報の提供を受けるシステムを提供する。
【解決手段】 放送受信装置と、端末装置と、関連情報配信装置と、を備えるネットワーク端末システムに用いられる端末装置であって、入力部と、放送受信装置から送信された、放送受信装置において選択された番組を識別する第一の番組状態情報を受信する第一の通信I/Fと、第一の番組状態情報に基づき作成された第二の番組状態情報を関連情報配信装置に送信し、第二の番組状態情報を受信した関連情報配信装置により作成された、第二の番組状態情報により識別される番組に関する番組関連情報を受信する第二の通信I/Fと、受信した番組関連情報に含まれるキーワード情報に含まれるキーワードを番組関連情報表示画面に表示し、キーワードが入力手段により選択された場合に、キーワードに関する情報を表示する表示部と、を備えることを特徴とする端末装置を提供する。
【選択図】 図1(a)

Description

本発明は、端末装置及びネットワーク端末システムプログラムに関する。
テレビ放送視聴中において視聴者は、番組で紹介された店舗の情報や料理レシピなどに関する情報を、さらに詳しく調べたいという要求がある。また、放送中の番組の前回の放送番組など見逃した番組などの関連コンテンツの配信先や配信予定日などの情報も知りたいという要求がある。一方、近年PCのみならずインターネット機能を内蔵したテレビ受信機や携帯端末などが実用化されており、手軽に番組関連情報をブラウザで検索できたり、見逃した番組をコンテンツ配信サービスから視聴できるようになってきている。
本技術分野の背景技術として、特許文献1には、「テレビ画面映像から、インターネット上の画像データベース情報を検索し、放送と連動した関連情報を簡易な操作で提供する。」と記載されている。
特開2006−270869号公報
PCではPC自体の起動に時間がかかり、テレビ受信機などの場合は、ブラウザ画面を立ち上げるのに時間がかかることや、入力インターフェースが主にリモコンであるため、調べたいキーワードを入力するのが困難であった。また、インターネット機能内蔵テレビでは、インターネット機能はテレビ放送の視聴機能とは別の機能であるため、視聴画面を中断して検索画面を表示する必要があり、テレビ放送を視聴しながら関連情報を調べたり、見逃し番組の配信コンテンツを探したりすることが難しいという問題があった。
特許文献1に記載の発明の場合、インターネット上の情報源の中から番組放送の内容や番組自身に関する情報を入手するために、番組に表示される特徴マーク、番組マーク、テクスチャーなどをカメラで撮影し、その色や形態からデータを取得する発明が開示されているが、これらのマーク等を常に画面上に表示していなければ情報を取得できないという問題や、カメラの画質や形態の認識処理によっては正しい情報が得られないことがあるという問題があった。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明によれば、視聴者が放送を視聴している時に、番組内の情報や番組に関連する関連情報を正確に提供できるネットワーク端末システムを提供することができ、視聴者に対する使い勝手の向上に寄与できるという効果がある。
第一の実施形態に係るネットワーク端末システムの一例である。 テレビ受信機1の構成図の一例である。 無線端末の構成図の一例である。 番組関連配信サーバーの構成図の一例である。 テレビ受信機のストレージ及びメモリの内部構成の例である。 無線端末のストレージ及びメモリの内部構成の例である。 番組関連情報配信サーバーのストレージ及びメモリの内部構成の例である。 テレビ受信機から無線端末に送信される番組状態情報のデータ形式の一例を示す図である。 無線端末から番組関連情報配信サーバーに送信される番組関連情報要求に付随して送信される番組状態情報のデータ形式の一例を示す図である。 番組関連情報配信サーバーから無線端末に送信される番組関連情報のデータ形式の一例を示す図である。 番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの一例を示す図である。 番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの変形例の一例を示す図である。 番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの変形例の一例を示す図である。 無線端末のメニュー画面の表示例を示す。 番組関連情報画面の表示例を示す。 無線端末における検索画面のポップアップ表示画面の一例を示す図である。 無線端末における検索画面のポップアップ表示画面の変形例を示す図である。 Webコンテンツ画面の表示例を示す。 第二の実施形態に係る番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの一例を示す図である。 無線端末における検索画面のポップアップ表示画面の変形例を示す図である。 第三の実施形態に係る番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの一例を示す図である。 番組関連情報画面の表示例を示す。 コンテンツ詳細表示画面の表示例を示す。 番組関連情報画面の表示例を示す。 第四の実施形態に係る無線端末のストレージ及びメモリの内部構成の例である。 番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの一例を示す図である。 無線端末に表示されるEPG画面の表示例を示す図である。 番組詳細内容画面の表示例を示す図である。 番組関連情報画面の表示例を示す。 番組関連情報内容の表示方法の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
以下においては、番組配列情報(イベント情報)を含むデジタル放送波を受信し、受信した番組配列情報に基づいてデジタル放送の電子番組表(EPG)を表示するデジタル放送受信機能付きテレビ受信機および無線装置を含む通信端末システムを例にして説明を行なう。
日本国で運用されているBSデジタル放送、CSデジタル放送、および地上デジタルテレビジョン放送では、1つのトランスポンダ(周波数チャネル)に複数のトランスポートストリーム(以下、「TS」と略記する)を多重化して伝送している。TSは、社団法人電波産業会(ARIB)の標準規格に従ったデータ構造を有しており、コンテンツデータとしての要素信号(ES:Elementary Stream)に対して、イベント情報としての番組配列情報をヘッダとして付加したTSパケットで構成されている。
番組配列情報のデータ構造は、ARIB標準規格であるARIB STD-B10「デジタル放送に使用する番組配列情報標準規格」に従ったものである。番組配列情報は、MPEG(Moving Picture Expert Group)−2システム規格で規定された伝送制御情報であるPSI(Program Specific Information:番組特定情報)と、EPGなどを構築するためのSI(Service Information:サービス情報)とで構成される。
SIは、BIT(Broadcaster Information Table:放送局情報テーブル)、SDT(Service Description Table:サービス記述テーブル)、EIT(Event Information Table:イベント情報テーブル)およびTOT(Time Offset Table:時刻オフセットテーブル)の4つのテーブルで構成されている。
BITは、ネットワーク内の放送局に関する情報を記載したものである。SDTは、TS情報部とサービス情報部に分かれており、TS情報部は、ネットワークを識別するためのネットワークIDと、TSを識別するためのTS ID(Identifier)とを含んでいる。
ネットワークIDは、BSネットワーク、CS1ネットワークおよびCS2ネットワークには、それぞれ異なるネットワークIDが割り当てられている。また、地上デジタル放送の場合は、同じ地域では放送局ごとに異なる値のネットワークIDが割り当てられている。
サービス情報部は、ネットワーク内で個々のサービス(チャンネル)を識別するための識別子であるサービスID(いわゆるチャンネル番号)を含んでいる。
EITは、イベント(いわゆる番組)ごとの番組情報を記述したものであり、サービス情報部とイベント情報部に分かれている。サービス情報部は、ネットワーク内で個々のサービスを識別するための識別子であるサービスIDを含んでいる。
イベント情報部は、イベントID、イベント開始時刻、イベント継続時間、イベントの名称(いわゆる番組タイトル)、イベントのジャンルなどを含んでいる。TOTは、現在時刻を記述したものである。
なお、以上は日本国で運用されているデジタル放送について説明したが、各国で運用されているデジタル放送においても、上記の番組配列情報と同様の番組情報を伝送している。よって、以下に説明する本発明は、各国のデジタル放送について適用することが可能である。
以下、本発明に係る第一の実施形態を説明する。
[システム構成]
図1(a)は、第一の実施形態に係るネットワーク端末システムの一実施例を示すブロック構成図である。
本実施例のネットワーク端末システムは、例えば、テレビ受信機1、テレビ受信機2、無線端末3、無線ルーター5、外部ネットワーク6、番組関連情報配信サーバー7から構成される。図示の例は、情報通信端末としての携帯電話機等の移動体通信端末である無線端末3の利用者が、その無線端末3を持って家庭や店舗等で、テレビ受信機1でテレビ番組を視聴しているときの例である。
無線ルーター5は、Wi−Fiなどの無線LAN機能を備え、通信回線を経由して外部ネットワーク6に接続できる。また、無線ルーター5は、テレビ受信機1、テレビ受信機2、無線端末3、外部ネットワーク6と接続されており、テレビ受信機1、テレビ受信機2または無線端末3は、インターネット網から情報を入手することができる。
また、無線ルーター5は、テレビ受信機1またはテレビ受信機2とは、有線LANまたは無線LANで接続されており、無線端末3とは無線LANで接続されているものとする。ここで、Wi−Fiは、IEEE(米国電気電子学会)の規格「IEEE 802.11a/IEEE 802.11b」で策定された無線LAN(Local Area Network)の標準規格である。
番組関連情報配信サーバー7は、外部ネットワーク6と接続され、無線端末3は無線ルーター5を経由して外部ネットワーク6に接続された番組関連情報配信サーバー7と情報の送受信を行うことができる。また、無線端末3は、移動体通信網を利用して基地局9を通して通信ネットワークに接続し、通信ネットワークに接続された外部ネットワークを介しても情報の送受信を行うこともできる。また、本実施例では、番組関連情報配信サーバー7は、外部ネットワーク上に接続する例として説明するが、通信ネットワーク上に接続されていても良い。
[テレビ受信機のハードウェア構成]
図1(b)は、テレビ受信機1の構成図の一例である。
テレビ受信機1は、アンテナ11に接続され、チューナ・復調部12、選局制御部13、信号分離部14、音声復号部15、スピーカ16、音声出力部17、映像復号部18、重畳部19、表示部20、映像出力部21、通信I/F22、入力手段23、制御部24、メモリ25、ストレージ26などを含む。それぞれの処理部がバス28を介して接続される。
また、テレビ受信機1は、アプリケーションプログラムをストレージ26に格納可能としており、制御部24がストレージ26から上記プログラムをメモリ25に展開し、制御部24が上記プログラムを実行することでさまざまな機能を実現することができる。
以後の説明では説明を簡単にするため、制御部24が各アプリケーションプログラムを実行して実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
なお、アプリケーションプログラムは、テレビ受信機1が出荷されるまでに予めストレージ26に格納されていても良いし、CD(Compact Disk)・DVD(Digital Versatile Disk)などの光学メディアや半導体メモリ等の媒体に格納されて図示しない媒体接続部を介してテレビ受信機1にインストールされても良い。
また、通信I/F22及び無線ルーター5を介して外部ネットワーク6からダウンロードしてインストールすることも可能である。
また、アプリケーションプログラムの各種機能は同様の機能を持つ処理部として、ハードウェアで実現することも可能である。ハードウェアとして実現する場合は、各処理部が主体となって各機能を実現する。
入力手段23は、ユーザーからのテレビ受信機1に対する操作を受け付け、入力操作に関する制御情報を入力する入力手段であり、例えば、リモコン、キーボード、マウス等のポインティングデバイス等により実現される。
制御部24は、ユーザーの操作要求を入力手段23を経由して受け取り、信号分離部14、選局制御部13、メモリ25(各種プログラム機能部)、ストレージ26、重畳部19、通信I/F22、各処理部を制御する。
ストレージ26は、制御部24の指示により制御され、アプリケーションプログラムを保存することができる。また、アプリケーションプログラムで作成した各種情報を保存する。また、チューナ・復調部12や通信I/F22から受信した信号から映像音声ストリーム等のコンテンツを保存することもできる。
メモリ25は、制御部24の指示により制御される。メモリ25に、ストレージ26に格納しているアプリケーションプログラムの機能部が展開される。
チューナ・復調部12は、選局制御部13により、所望のサービスのチャンネルに同調することで、放送局8より放送信号を受信し、受信した放送信号を復調してトランスポートストリームを取得する。なお、図1(b)の例では、説明を簡単にするため、チューナ・復調部12が一つの構成を例示している。しかしながら、視聴と録画を並行して行う機能や伝送周波数の異なる複数のチャンネルのコンテンツを同時に視聴する機能を搭載する場合は、複数のチューナ・復調部12を搭載すればよい。したがって、以下の説明におけるチューナ・復調部12は、すべて同一である必要はない。それぞれの処理に応じて異なるチューナ・復調部であってもよい。
選局制御部13は、入力手段23を経由してサービスを選局する指示を受け、指示に応じて選局するチャンネルを切り替えるようにチューナ・復調部12を制御する。また、選局制御部13は、各種プログラム機能部からの指示を受けとることができ、現在放送中のイベント(番組)を放送しているサービスおよびそのサービスが属する放送提示単位に切り替えるようにチューナ・復調部12を制御する。
通信I/F22は、有線LANまたは無線LANにより、無線ルーター5に接続される。また、通信I/F22は無線ルーター5との通信機能に加えてまたはこれに替えて、Wi‐Fi(登録商標)などの無線LAN、IrDA(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの方法で外部の機器と無線ルーター10を介さずに直接通信するように構成してもよい。通信I/F22は、異なる通信方式を行うチップをそれぞれ実装しても良い。また、複数の通信方式を扱う1つのチップとして実装されていても良い。以下、通信I/F22は無線ルーター5を介してテレビ受信機2や無線端末3と各種情報を送受信する例を説明するが、上述のとおり無線ルーター5を介さずに各種情報を直接送受信してもよい。また、通信I/F22は、無線ルーター5を介して外部ネットワークと接続された装置とも各種情報を送受信可能である。例えば、外部ネットワークと接続されたサーバーからIP放送や、ビデオオンデマンド、など形態でコンテンツストリーム(映像音声ストリーム)を受信することも可能である。また、IPデータキャスト(IPDC)等のデータ形態で番組関連情報を受信することも可能である。また、外部ネットワークと接続されたサーバーから映像ストリームやアプリケーションプログラムをダウンロードすることも可能である。ダウンロードした情報は、例えば、ストレージ26に格納される。
信号分離部14は、チューナ・復調部12で得たトランスポートストリームや、通信I/F22を介して得たコンテンツのストリームについて、映像データ、音声データ、字幕文データ、番組情報、番組関連情報等、種類ごとに分離する。また番組情報(例えば、番組配列情報SI)や番組関連情報(IPデータキャスト(IPDC)等のデータ形態)を取得し、他の処理ブロックに送信する機能を有する。また、他の処理部からデータ送信要求があった場合には、指定されたデータを、要求元へデータを送信する。
ここで、IPデータキャスト(IPDC)とは、IP(インターネットプロトコル)を通信、放送の区別なく、あらゆるデジタルインフラでのコンテンツデリバリープロトコルとして利用すること、また、そのプロトコルを利用したサービスのことをいう。
音声復号部15は、信号分離部14で分離した音声データを復号する。音声復号部15で復号された音声情報は、スピーカ16から出力される。音声復号部15で復号された音声情報は、音声出力部17から外部機器へ出力してもよい。
映像復号部18は、信号分離部14で分離した映像データを復号する。映像復号部18で復号された映像情報は、重畳部19に送られる。
重畳部19は、映像復号部18から送られる復号映像情報に各種プログラム機能部で作成されたEPG画像、OSD画像や、信号分離部3から分離された各種情報(字幕情報、字幕スーパー、データ放送データ等)から生成された画像等を重畳する。
重畳部19を経た映像情報は表示部20で表示する。表示部20は、例えばテレビやパソコンのディスプレイあるいは液晶パネル等によって構成される。また、重畳部19を経た映像情報は、映像出力部21から外部機器へ出力してもよい。
また、信号分離部14で所定の番組についてのトランスポートストリームを分離し、映像や音声を復号せずに出力するデジタルI/F27を設けてもよい。
テレビ受信機2の各部の構成は、テレビ受信機1と同様のため、ここでは説明を省略する。また、本実施例では1はテレビ受信機として説明をするが、STBやレコーダーなどで代替することも可能であり、この場合は図1(b)のテレビ受信機の構成からスピーカ16や表示部20を省略することも可能である。
[無線端末のハードウェア構成]
図1(c)は無線端末3の構成図の一例である。
無線端末3は、例えば、チューナ・復調部31、信号分離部32、メモリ33、ストレージ34、加速度センサ部35、地磁気センサ部36、制御部37、表示部38、通信I/F39、移動体通信I/F40、入力手段41、GPS受信部42、ジャイロセンサ部43から構成され、それぞれの処理部がバス44を介して接続される。
また、無線端末3は、アプリケーションプログラムをストレージ34に格納しており、制御部37がストレージ34から上記プログラムをメモリ33に展開し、制御部37が上記プログラムを実行することで各種機能を実現することができる。以後の説明では説明を簡単にするため、制御部37が各アプリケーションプログラムを実行して実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
なお、アプリケーションプログラムは、無線端末3が出荷されるまでに予めストレージ34に格納されていても良いし、CD(Compact Disk)・DVD(Digital Versatile Disk)などの光学メディアや半導体メモリ等の媒体に格納されて図示しない媒体接続部を介して無線端末3にインストールされても良い。また、通信I/F39及び無線ルーター5を介して外部ネットワーク6からダウンロードしてインストールしてもよい。若しくは移動体通信I/F40を介して基地局9を介して配信元からダウンロードしてインストールしてもよい。さらに、ネットワークを介してアプリケーションプログラムを取得したパーソナルコンピュータ(PC)に図示しない外部機器接続I/Fを介して接続し、PCから無線端末3にムーブまたはコピーしてインストールすることも可能である。
また、アプリケーションプログラムは、同様の機能を持つ処理部として、ハードウェアで実現することも可能である。ハードウェアとして実現する場合は、各処理部が主体となって各機能を実現する。
通信I/F39は、無線LANなどにより、無線ルーター5に接続される。無線ルーター5との通信機能に加えてまたはこれに替えて、Wi‐Fi(登録商標)などの無線LANや、IrDA(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの方法で、無線ルーター5を介さずにテレビ受信機1またはテレビ受信機2などの他の機器と直接通信することが可能である。通信I/F39は、テレビ受信機1の通信I/F22と各種情報の送受信を行う。また、通信I/F39は、無線ルーター5を介して外部ネットワークと接続され、外部ネットワーク上のコンテンツ配信サーバー7等のWebサーバーと情報の送受信を行う。通信I/Fは、異なる通信方式を行うチップをそれぞれ実装しても良い。また、複数の通信方式を扱う1つのチップとして実装されていても良い。移動体通信I/F40は、GSM(Global System for Mobile Communications)(登録商標)方式、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式やCDMA2000方式、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)方式などの第3世代移動通信システム(以下「3G」と表記する)、またはLTE(Long Term Evolution)方式などの移動体通信網を利用して基地局9を通して通信ネットワークに接続され、通信ネットワーク上のサーバーと情報の送受信を行うことができる。
制御部37は、ユーザーの操作要求を入力手段41を経由して受け取り、信号分離部32、表示部38、メモリ33(各種プログラム機能部)、ストレージ34、通信I/F39、移動体通信I/F40、各処理部を制御する。さらに、制御部37は、通信I/F39及び無線ルーター5を経由して外部ネットワーク6、または、移動体通信I/F40及び基地局9を経由して外部ネットワーク6からも番組情報(例えば、番組配列情報SI)や番組関連情報(IPデータキャスト(IPDC)等のデータ形態)を取得でき、各種プログラム機能部に渡す機能も有する。
本実施例では、通信I/F39や移動体通信I/F40を介して外部ネットワークや配信元から番組情報や番組関連情報を取得する場合の例について説明するが、信号分離部32でデジタル放送の番組情報や番組関連情報を抽出し取得することも可能である。
ストレージ34は、制御部37の指示により制御され、アプリケーションプログラムを保存することができる。また、アプリケーションプログラムで作成した各種情報を保存する。また、チューナ・復調部31、通信I/F39、または移動体通信I/F40から受信した信号から映像音声ストリーム等のコンテンツを保存してもよい。
メモリ33は、制御部37の指示により制御される。制御部37によってメモリ33に、ストレージ34に格納しているアプリケーションプログラムの機能部が展開される。
表示部38は、ストレージ34に格納された画像や映像、放送・配信された映像、各種操作をするためのUIや後述するブラウザエンジン3101で作成されたブラウザ表示画面等を表示する。表示する画像、映像はアプリケーションプログラムで生成された画像でもよく、チューナ・復調部31を介して受信したコンテンツの画像、映像でもよく、通信I/F39を介して外部ネットワーク上のサーバーから受信した画像、映像でもよく、通信I/F39を介してテレビ受信機1から受信した画像、映像でもよく、移動体通信I/F40を介して通信ネットワーク上のサーバーから配信された画像、映像でもよい。また、表示部38は、例えば下記のタッチパネル等と一体として構成されてもよい。
入力手段41は、ユーザーからの無線端末3に対する操作を受け付け、入力操作に関する制御情報を入力する入力手段であり、例えば、物理的なボタンやタッチパネルなどを用いることができる。以下、本実施例では、タッチパネルを使用した例について説明するが各種操作は物理的なボタンを用いる構成でもよい。
タッチパネルを使用することにより、タッチパネル上の任意オブジェクト(アイコン)等を指でタッチした状態で移動する操作(ドラッグ操作)または画面上で指をはじくようにして動かす操作(フリック操作)を行うことによりオブジェクト等を自由に移動したりすることができる。また、オブジェクト等を指で1回叩く操作(タップ操作)または2回叩く操作(ダブルタップ操作)を行うと、オブジェクト(アイコン)等を活性化したり別の画面に切り替えたりすることができる。また、Webコンテンツ上を直接タッチすることにより、任意の位置を指でタッチした状態で移動する操作(ドラッグ操作)を行うことによりWebコンテンツの画面を自由に移動することができる。また、リンク先情報のURL(Uniform Resource Locator)が指定されたテキストや画像等のアンカータグなどを指で1回叩く操作(タップ操作)を行うと、ブラウザ上で所望のWebコンテンツを閲覧することができる。本実施例では、上述のタッチパネルの各操作をドラッグ操作、フリック操作、タップ操作と称して説明する。
チューナ・復調部31、信号分離部32は、それぞれテレビ受信機1のチューナ・復調部12、信号分離部14、と同等の働きを持つ。これらの機能は既に説明したので説明を省略する。
加速度センサ部35は、無線端末3にかかる加速度を測定する。制御部37は、例えば加速度センサ部35により重力加速度を測定することによって、無線端末3のどの部分が上方であるのかを知ることができ、表示部38に表示させる画面の上方を加速度センサ部35が測定した上方と合わせるように表示させることによって、ユーザーによる無線端末3の持ち方に合わせた画面を表示させることができる。
地磁気センサ部36は、複数の磁気センサを利用するなどして地磁気を測定する。
GPS受信部42は、GPS(Grobal Positioning System)を利用して複数の衛星から送信される信号を受信する。制御部37は、GPS受信部42が受信した信号を基に、無線端末3の位置情報を計算することができる。制御部37は、例えば通信I/Fや移動体通信I/Fを介してネットワークから番組配列情報SIを取得する場合に、無線端末3の位置情報を番組配列情報SIの送信元に送信し、番組配列情報SIの送信元は無線端末3がある地域に応じた番組配列情報SIを無線端末3に送信することができる。
ジャイロセンサ部43は、無線端末3をユーザーが動かした場合などに発生する無線端末3の角速度を測定する。
[サーバーのハードウェア構成]
図1(d)は番組関連配信サーバー99の構成図の一例である。
番組関連配信サーバー7は、例えば、通信I/F50、制御部51、メモリ52、ストレージ53から構成され、それぞれの処理部がバス57を介して接続される。
また、番組関連配信サーバー7は、アプリケーションプログラムをストレージ53に格納しており、制御部51がストレージ53から上記プログラムをメモリ52に展開し、制御部51が上記プログラムを実行することで各種機能を実現することができる。以後の説明では説明を簡単にするため、制御部51が各アプリケーションプログラムを実行して実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
通信I/F50は、外部ネットワーク6に接続され、外部ネットワーク6を介して無線ルーター5に接続される。通信I/F50は、無線端末3の通信I/F39またはテレビ受信機1の通信I/F22と各種情報の送受信を行う。
制御部51は、通信I/F50、メモリ52、ストレージ53、各種プログラム機能部を制御する。さらに、制御部51は、ストレージ53の番組関連情報データベース54、広告情報データベース55およびコンテンツデータベース56に蓄積されたテレビ放送番組、広告、コンテンツなどに関連する情報を通信I/F50、外部ネットワーク6を介して無線端末3に渡す機能も有する。
ストレージ53は、制御部51の指示により制御され、アプリケーションプログラムを保存することができる。また、アプリケーションプログラムで作成した各種情報を保存する。また、テレビ放送番組関連情報など放送番組に関連付けられたキーワードやコンテンツ所在情報、付加情報などの情報を蓄積する機能も持つ。
メモリ52は、制御部51の指示により制御される。制御部51によってメモリ52に、ストレージ53に格納しているアプリケーションプログラムの機能部が展開される。
コンテンツ57は、前回放送分などの見逃し番組や関連映像コンテンツなどが格納されており、コンテンツデータベース56からのリンク情報によりコンテンツを配信することができる。なお、コンテンツは別の配信サーバーに格納されていても良い。また、番組関連配信サーバー7は、放送局内に配置してIPデータキャスト(IPDC)等のデータ形態でキーワード、リンク情報、コンテンツ情報などの番組関連情報を放送波として放送局8から送信することもできる。
[テレビ受信機のソフトウェア構成]
図2(a)は、図1(b)における、テレビ受信機1またはテレビ受信機2の構成のうちメモリ25とストレージ26の構成を示す図である。また図2(a)は、ストレージ26にブラウザプログラム2001、接続機器認証プログラム2006、番組関連情報表示処理プログラム2007、コンテンツ再生プログラム2008および録画番組一覧作成プログラム2009を格納している。これらのプログラムは制御部24により、メモリ25にブラウザエンジン2101、接続機器認証部2106、番組関連情報表示処理部2107、コンテンツ再生部2108および録画番組一覧作成部2109として展開した状態を示している。ブラウザプログラム2001、接続機器認証プログラム2006、番組関連情報表示処理プログラム2007、コンテンツ再生プログラム2008および録画番組一覧作成プログラム2009は、製品の出荷時点でストレージ26に格納しておいてもよく、通信I/F22を介してダウンロードしてもよい。制御部24はこれらのプログラムを実行して各種機能を実現するが、以下の説明では、メモリ25内のプログラム機能部が主体となって実現するものとして説明する。
ブラウザエンジン2101は、HTMLパーサー2102、データベース生成部2103、レンダリング部2104および画像処理部2105の各機能ブロックから構成される。
HTMLパーサー2102は、制御部24を介して取得したHTMLデータの論理的な構造を解析する。また、取得したHTMLデータを解釈し、テレビ受信機1で使用する内部データへ変換することができる。
データベース生成部2103は、そのHTMLデータ構造に関するデータベースを生成する。
レンダリング部2104は、データベースを基に各タグで決められた表現形式の情報を含むレイアウト構造を生成し、このレイアウト構造を基に、大きさ、位置、画像を取り込んだデータの通りにブラウザ表示画面を生成する。
画像処理部2105は、HTMLデータに画像タグで指定された画像ファイルの配置及び画像ファイル名などの画像ファイル情報に基づいて、取得した画像ファイルをビットマップ形式等の画像データに変換する。
制御部24は、入力手段23により番組関連情報表示画面に表示されたキーワード、はリンク情報またはコンテンツ情報が選択されると、ブラウザエンジン2101を起動し、検索エンジンコンテンツまたはリンク情報によりリンクされたホームページにアクセスを行う。
次に、ブラウザエンジン2101は、HTTPに準拠したWebコンテンツ等のリソースを要求するリクエストメッセージを制御部24、通信I/F22、無線ルーター5を経由して、外部ネットワーク6からネットワーク上のURLにより特定されるサーバーに送信する。
URLにより特定されるサーバーは、受け取ったリクエストメッセージに応じたレスポンスメッセージを作成して返信する。返信されたレスポンスメッセージは、外部ネットワーク6を経由してブラウザエンジン2101に入力される。レスポンスメッセージにはHTML文書が埋め込まれており、ブラウザエンジン2101のHTMLパーサー2102、データベース生成部2103、レンダリング部2104、画像処理部2105によりブラウザ表示画面を生成し、表示部20に表示する。
次に接続機器認証部2106について説明する。
テレビ受信機1は、ユーザーによる入力手段23を用いた入力によって設定された、若しくはテレビ受信機1の工場出荷前などに予め設定されたユーザーIDおよびパスワードなどの認証情報が、ストレージ26の各種データに記憶されており、接続機器認証部2106はこれを参照する。また、上記の認証情報はユーザーによる操作によって表示部20に表示させたり、テレビ受信機1の購入時に添付された書類等によってユーザーが確認できるものとする。また、無線端末3のユーザー名とMACアドレスを、接続機器の認証情報として、テレビ受信機1のストレージ26や図示しない不揮発性メモリなどに格納してもよい。
接続機器認証部2106は、各種データに記憶された認証情報と、無線端末3の接続機器認証部3106から送信された認証情報とを比較し、機器認証情報が一致する場合は、無線端末3の接続機器認証部3106に対して接続を許可する。一方、認証情報が誤っている場合には、無線端末3の接続機器認証部3106からの接続を認証しない。
上記は認証方法の一例であり、例えば無線LANでテレビ受信装置1と、無線端末3または無線端末4を接続する場合にSSID(Service Set Identifier)とWEPキーまたはWPSキーを用いた認証・暗号化方法を用いることができる。認証の方法や認証成功時に送受信する情報の暗号化の方法などは公知の技術を用いればよく、本実施例では特に限定をしない。
また、無線端末の操作により、テレビ受信機側でコンテンツ配信サーバー7からコンテンツの配信を受け視聴する場合は、接続機器認証部2106は、各種データに記憶された認証情報を、通信I/F22、無線ルーター5を経由して番組関連情報配信サーバー7のユーザー管理部4101に対して送信する機能を持つ。
番組関連情報表示処理部2107は、放送波または通信I/F22を通して放送局8または番組関連情報配信サーバー7から送信されるキーワード、リンク情報などの番組関連情報または後述するキーワード呈示情報を取得し、取得した番組関連情報を通信I/F22および無線端末3の通信I/F39を経由して、無線端末3に番組関連情報を送信することができる。また、テレビ受信機1が単独で動作している場合には、表示部20に番組関連情報のキーワード、リンク情報またはコンテンツ情報の一部または全部を表示し、ブラウザエンジン2101で検索、リンク等を行うことができる。さらに、番組または番組の場面に関連付けられたキーワード呈示情報により、呈示タイミングを制御することもできる。
コンテンツ再生部2108は、番組予約等によりストレージ26のコンテンツ2201に保存された録画番組を録画番組一覧作成部2109により作成された録画番組一覧により再生する機能を有する。また、外部ネットワーク6を介して、コンテンツ配信サーバー7から配信されるコンテンツ(例えば映画やドラマなど)のデータやコンテンツ情報を受信し、逐次受信した映像や音声等を再生することでユーザーに提示することもできる。本実施例では、録画番組の再生の場合について説明する。
録画番組一覧作成部2109は、番組予約等で録画された録画番組が格納されているコンテンツ2201から録画番組一覧を作成し、録画番組一覧データをストレージ26の各種データに格納する。
[無線端末のソフトウェア構成]
図2(b)は、図1(c)における、無線端末3の構成のうちメモリ33とストレージ34の構成を示す図である。また図2(b)は、ストレージ34にブラウザプログラム3001、接続機器認証プログラム3006、番組関連情報表示処理プログラム3007およびコンテンツ再生プログラム3008を格納している。これらのプログラムは、制御部37により、メモリ33にブラウザエンジン3101、接続機器認証部3106、番組関連情報表示処理部3107およびコンテンツ再生部3108として展開し、制御部37が上記プログラムを実行することで各種機能を実現することができる。ブラウザプログラム3001、接続機器認証プログラム3006、番組関連情報表示処理プログラム3007およびコンテンツ再生プログラム3008は、製品の出荷時点でストレージ34に格納しておいてもよく、通信I/F39または移動体通信I/F40を介してダウンロードしてもよい。
以後の説明では説明を簡単にするため、制御部37が各アプリケーションプログラムを実行して実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
ブラウザエンジン3101は、テレビ受信機1のブラウザエンジン2101と同様に、HTMLパーサー3102、データベース生成部3103、レンダリング部3104、画像処理部3105の各機能ブロックから構成される。HTMLパーサー3102、データベース生成部3103、レンダリング部3104、画像処理部3105の説明は、ブラウザエンジン2101と同様のため、詳細の説明は省略する。
接続機器認証部3106は、テレビ受信機1からの認証を受けるために、ユーザーによる入力手段41を用いた入力によって予め各種データに記憶された接続機器の認証情報を、通信I/F39、無線ルーター5を経由して、テレビ受信機1の接続機器認証部2106に対して送信する。また、2回目以降に認証を行う場合は、ストレージ34の各種データに記憶された接続機器の認証情報を参照することにより認証情報の入力を省略することもできる。
さらに、接続機器認証部3106は、各種データに記憶された認証情報をコンテンツの配信先の認証情報として、通信I/F39または移動体通信I/F40を経由して後述するコンテンツ配信サーバー7のユーザー管理部4101に対して送信する機能を持つ。
番組関連情報表示処理部3107は、通信I/F39または移動体通信I/F40を通して番組関連情報配信サーバー7から送信されるキーワード、リンク情報などの番組関連情報またはキーワード呈示情報を取得し、取得した番組関連情報に基づいて表示部38に番組関連情報表示画面を作成する。番組関連情報表示画面の各番組関連情報欄には番組関連情報配信サーバー7から取得したキーワードまたはリンク情報などの一部または全部を表示することができる。また、番組関連情報表示処理部3107は、番組または番組の場面に関連付けられたキーワード呈示情報により、呈示タイミングを制御する。また、テレビ受信機1の通信I/F22および通信I/F39を経由して、放送局8または番組関連情報配信サーバー7から送信される番組関連情報またはキーワード呈示情報を受信し、番組関連情報表示画面の各番組関連情報欄に表示することができる。
コンテンツ再生部3108は、通信I/F39または移動体通信I/F40を介して、コンテンツサーバー7等から配信されるコンテンツ(例えば映画やドラマなど)のデータやコンテンツ情報を受信し、逐次受信した映像や音声等を再生することでユーザーに提示する。本実施例では、ストリーミングによるコンテンツの配信および再生の場合について説明する。
また、コンテンツの再生停止位置の情報は、ストレージ34の各種データにレジューム情報として保存され、同一コンテンツの再生を再開する場合にレジューム情報から再生停止した位置データを取得し再生開始位置とすることができる。
[サーバーのソフトウェア構成]
図2(c)は、図1(d)における、番組関連情報配信サーバー7の構成のうちメモリ52とストレージ53の構成を示す図である。また図2(c)は、ストレージ53にユーザー管理プログラム4001、番組情報取得プログラム4002、番組関連情報抽出プログラム4003、広告情報抽出プログラム4007、番組場面同期処理プログラム4010およびコンテンツ配信プログラム4011を格納している。これらのプログラムは、制御部51により、メモリ52にユーザー管理部4101、番組情報取得部4102、番組関連情報抽出部4103、広告情報抽出部4107、番組場面同期処理部4110およびコンテンツ配信部4111として展開し、制御部51が上記プログラムを実行することで各種機能を実現することができる。ユーザー管理プログラム4001、番組情報取得プログラム4002、番組関連情報抽出プログラム4003、広告情報抽出プログラム4007、番組場面同期処理プログラム4010およびコンテンツ配信プログラム4011は、予め外部ストレージなどから格納することができる。
ユーザー管理部4101は、ユーザー毎に認証を行うためのユーザー認証情報などを管理する。ユーザー認証情報は、ストレージ53の各種データに保存される。ユーザー管理部4101は、通信I/F50、外部ネットワーク6を通して無線端末3やテレビ受信機1のユーザーにより入力手段41または入力手段23を用いた入力によって入力されたユーザー名およびパスワードのユーザー認証情報を取得し、正規の登録ユーザーであるかどうかを確認する。もし、ユーザー認証情報が正しくなかった場合は、エラー情報を返信する機能を持つ。
番組情報取得部4102は、通信I/F50、外部ネットワーク6を通して放送事業者や番組情報提供事業者などからの番組配列情報SIから番組情報を取得し、取得した番組情報に基づいて、サービスIDごとに時系列に沿って番組タイトル、番組詳細情報などの各番組情報をストレージ53に保存する。
番組関連情報抽出部4103は、図2(c)に示すようにキーワード抽出部4104、リンク情報抽出部4105およびコンテンツ情報抽出部4106の各機能ブロックから構成され、通信I/F50、外部ネットワーク6を通して放送事業者や番組情報提供事業者などからの番組配列情報SIまたはメタデータなどから取得した番組情報から番組関連情報を抽出する。
キーワード抽出部4104は、番組タイトル、番組詳細情報などの各番組情報からキーワードとなる情報または文字列を抽出する。
キーワード抽出部4104は、各番組情報から自立語単位または単語単位で語句を検出し、語句辞書4202により文字列の先頭文字から順に1文字、あるいは先頭と次の2文字といった組み合わせで語句辞書データと照合し、該当する語句があれば、この自立語単位または単語単位の語句をキーワードとして、図1(d)に示すストレージ53の番組関連情報データベース54に登録する。また、放送事業者がお勧めするキーワードを番組関連情報データベース54に登録することもできる。
リンク情報抽出部4105は、キーワード抽出部4104により抽出されたキーワードに、放送事業者や番組情報提供事業者などがお勧めする詳細情報がある場合は、抽出したキーワードと詳細情報とを関連付けたリンク情報を番組関連情報データベース54に登録する。
キーワード抽出部4104またはリンク情報抽出部4105から抽出されたキーワードまたはリンク情報は、番組配列情報SIまたはメタデータなどから取得でき、放送開始時刻までに予め提供できる一次情報と、実際に放送された番組内容から抽出したメタデータなどから取得でき、放送開始後または放送終了後から提供できる二次情報から構成される。
二次情報を放送開始前に提供する場合は、決められた手順により暗号化したり、キーワード呈示情報を付加することにより、放送開始前にユーザーに呈示できないようにして、放送開始後に自動的に呈示したり、番組の場面等に合わせて呈示タイミングを制御するようにできる。また、二次情報は、呈示開始時刻以降に予告として先にリンク情報無しでキーワードのみを呈示することができる。この場合は、詳細情報の呈示予定時刻などの情報をメッセージ表示したり、呈示された場合にメッセージを表示したり使用者の無線端末にメールすることにより、ユーザーに事前情報を伝えることができる。
コンテンツ情報抽出部4106は、放送番組に関する動画コンテンツなどが登録されたデータベースから前回放送分、本日放送、関連映像などの映像配信のリンク情報などを抽出し、コンテンツ関連情報と関連付けする。また、コンテンツ関連情報もキーワードまたはリンク情報の場合と同様に、放送開始時刻までに予め提供できる一次情報と、実際に放送された番組内容から抽出したメタデータなどから取得でき、放送開始後または放送終了後から提供できる二次情報から構成される。
広告情報抽出部4107は、図2(c)に示すようにキーワード抽出部4108およびリンク情報抽出部4109の各機能ブロックから構成される。
キーワード抽出部4108は、番組スポンサーから予め提供される広告情報からキーワードとなる情報を抽出し、図1(d)に示すストレージ53の広告情報データベース55に登録する。また、番組スポンサーがお勧めするキーワードを登録することもできる。
リンク情報抽出部4109は、キーワード抽出部4108により抽出されたキーワードに、番組スポンサーがお勧めする詳細情報がある場合は、抽出したキーワードと詳細情報とを関連付けたリンク情報を広告情報データベース55に登録する。
キーワード抽出部4108およびリンク情報抽出部4109から抽出されたキーワードまたはリンク情報は、上述した番組関連情報抽出部4103と同様に放送開始時刻までに予め提供できる一次情報と、放送開始後または放送終了後から提供できる二次情報から構成される。広告情報は、スポンサーの意向により一次情報として事前に情報を提供できないような場合は、二次情報のみとすることもできる。また、二次情報を放送開始前に提供する場合は、決められた手順により暗号化したり、呈示開始時刻情報を付加にすることにより、放送開始前にはユーザーに呈示できないようにして、放送開始後に自動的に呈示するようにできる。また、二次情報は、予告として先にリンク情報無しでキーワードのみを呈示することができる。この場合は、詳細情報の呈示予定時刻などの情報をメッセージ表示したり、呈示された場合にメッセージを表示したり使用者の無線端末にメールすることにより、ユーザーに事前情報を伝えることができる。
また、地域に限定した情報は、テレビ受信機1および無線端末3それぞれに初期設定の際に登録する地域コード等、受信地域を識別する地域識別情報を利用しても良い。テレビ受信機1における地域識別情報の登録方法としては、
(1)取り扱い説明書に記載の該当地域の地域コードを入力する、
(2)予め住所と地域コードとの対応テーブルを機器に保持しておき、ユーザーに住所を入力させて、対応する地域コードを地域識別情報として登録する、
(3)予め郵便番号と地域コードとの対応テーブルを機器に保持しておき、ユーザーに郵便番号を入力させて、対応する地域コードを地域識別情報として登録する、
などの方法を採用すれば良い。無線端末12における地域識別情報の登録方法としては、上記の(1)、(2)、(3)に加えて、
(4)GPS受信部で取得した住所情報を用いて対応する地域コードを地域識別情報として登録する、
という方法としてもよい。登録した地域識別情報はそれぞれストレージ26または34や図示しない不揮発性メモリなどに格納すれば良い。
番組場面同期処理部4110は、番組関連情報抽出部4103または広告情報抽出部4107より抽出されたキーワード情報またはリンク情報をそれを呈示する番組またはCM等の呈示場面と同期させるために、キーワード情報またはリンク情報を呈示番組または呈示場面と関連付けられたキーワード呈示情報を生成し、ストレージ53の番組関連情報データベース54または広告情報データベース55にキーワード、リンク情報に関連付けられて格納される。キーワード呈示情報としては、時刻情報やタイムコードなど番組の進行に合わせて更新される情報を用いることができる。また、番組単位で呈示すれば良いキーワードやリンク情報は、キーワード呈示情報が無い状態(例えばnull(空)データ)とすればよい。
コンテンツ配信部4111は、通信I/F50、外部ネットワーク6を通して無線端末3やテレビ受信機1などの機器からの配信要求に基づき、ストレージ53のコンテンツ57に蓄積された動画などのコンテンツを接続機器の表示性能に合わせて配信制御を行うことができる。
[データ形式]
次に、図3(a)から(c)を用いて、本実施例のネットワーク端末システムに関連するデータ形式について説明する。
図3(a)は、テレビ受信機1から無線端末3に送信される番組状態情報のデータ形式の一例を示す図である。
テレビ受信機1から無線端末3に送信される番組状態情報は、図3(a)に示されるように、ネットワークID201、サービスID202、イベントID203、イベント開始時刻204、イベント継続時間205およびイベント名称(いわゆる番組タイトル)206の形式で構成される。イベント開始時刻204は、年、月、時、分、秒の情報を含み、イベント継続時間205は、時、分、秒の情報を含む。
図3(b)は、無線端末3から番組関連情報配信サーバー7に送信される番組関連情報要求に付随して送信される番組状態情報のデータ形式の一例を示す図である。
無線端末3から番組関連情報配信サーバー7に送信される番組状態情報は、図3(b)に示されるように、図3(a)に対して識別ID207が追加された形式で構成される。識別ID207は、無線端末3から番組関連情報配信サーバー7に送信される番組状態情報番組と関連情報配信サーバー7から無線端末3に送信される番組関連情報とを関連付けるもので、関連する情報には同じ番号が割り振られる。
図3(c)は、番組関連情報配信サーバー7から無線端末3に送信される番組関連情報のデータ形式の一例を示す図である。
関連情報配信サーバー7から無線端末3に送信される番組関連情報は、図3(c)に示されるように、識別ID208、種類209、レベル210およびキーワード/コンテンツ211の形式で構成される。
識別ID208は、前述したように図3(b)で示す識別ID207で示される番組状態情報と関連付けるためのもので、関連する情報には同じ番号が割り振られる。
種類209は、関連情報の種類を示すもので、「番組関連情報」、「広告関連情報」および「コンテンツ関連情報」から成る。「番組関連情報」は、放送番組の出演者、関連情報などがキーワードとして登録されたデータベースから抽出される。「広告関連情報」は、放送番組内で提供された番組スポンサーの会社情報、商品情報などが登録されたデータベースから抽出される。「コンテンツ関連情報」は、放送番組に関する動画コンテンツなどが登録されたデータベースから抽出され、前回放送分、本日放送、関連映像などの映像配信のリンク情報などを含む。なお、「コンテンツ関連情報」の詳細については、後述する第三の実施形態で述べる。
レベル210は、複数階層から成っており、本実施例ではレベル1およびレベル2で構成されており、各レベルは放送番組、コンテンツの種類等により一部を省略することもできる。本実施例では、コンテンツ関連情報は、レベル2のみの場合として説明する。
レベル1は、リンク指定無しのキーワードを示し、そのキーワードを使用して検索エンジンでフリーワード検索できる。
レベル2は、リンク指定有りのキーワードを示し、予めそのキーワードに関連するWEBページなどの詳細情報へのリンク先情報が指定されている。また、レベル2のキーワードに関してもレベル1のキーワードと同様にして、そのキーワードを使用してフリーワード検索することが可能となっている。
また、二次情報のレベル1またはレベル2のキーワードは、呈示開始時刻および呈示期間からなるキーワード呈示情報を指定することができ、番組の開始またはCM等の場面の切り替わり等に同期して呈示するようにできる。また、キーワード呈示情報を指定しない場合は、関連情報を受け取った時点で直ちに呈示するようにもできる。さらに、所定期間内に詳細情報が呈示されるキーワードについては、呈示開始をお知らせするような予約登録を行うことができる。
キーワード/コンテンツ211は、予め決められた上限の個数まで設定することができる。また、本実施例では、テキスト情報によるリンク指定有りのキーワードとしているが、画像等のオブジェクトからのリンク指定としてもよい。
[動作フロー/シーケンス]
次に、図4から図6を用い、入力手段41がユーザーからの操作を受け無線端末3が番組関連情報を表示部38に表示する場合の例について説明する。
図4は、番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの一例を示す図である。
本実施例では、現在視聴中の番組に関して、番組関連情報配信サーバー7から外部ネットワーク6を経由して番組関連情報を取得する例について述べる。テレビ受信機の通信I/F22を通して放送局8または番組関連情報配信サーバー7から送信される番組関連情報を取得する例については後述する。
S2001:以降で説明する図7において番組関連情報311が入力手段41により選択されると、番組関連情報表示処理部3107は、入力手段41より番組関連情報画面起動の指令を受けて番組関連情報画面を表示する。
S2002:制御部37は、入力手段41により入力されたユーザー名およびパスワードのログイン情報を番組関連情報配信サーバー7に対して送信する。
S2003:番組関連情報配信サーバー7は、ユーザー管理部4101によりストレージ53の各種データに保存されたユーザー認証情報を参照し、正規の登録ユーザーであればユーザーを認証する。
S2004:入力手段41により接続する機器が選択されると、無線端末3の接続機器認証部3106は、テレビ受信機1からの認証を受けるために、あらかじめ各種データに登録された接続機器認証情報を通信I/F39、通信I/F22を経由して、テレビ受信機1の接続機器認証部2106に対して送信する。
S2005:テレビ受信機1の接続機器認証部2106は、無線端末3から接続機器認証情報を受信すると、各種データに記憶された認証情報と無線端末3から送信された認証情報を比較する。
S2006:認証情報が一致する場合は(S2005:YES)、無線端末3に対して接続を許可するために接続機器認証応答を送信する。認証情報が一致しない場合はエラー表示を無線端末5の表示部38に表示させるために、認証失敗の旨の接続機器認証応答を送信して処理を終了する(S2005:NO)。
S2007:接続機器認証応答を受信した無線端末5の制御部37は、通信I/F39を介してテレビ受信機1に対して、番組状態情報の送信を要求する。
S2008:テレビ受信機1の制御部24は、通信I/F22を介して無線端末3から番組状態情報の送信要求を受信すると、現在視聴している番組の番組配列情報SIから図3(a)に示すデータ形式で番組状態情報を作成し、無線端末3の通信I/F39を経由して番組関連情報表示処理部3107に送信する。
S2009:番組関連情報表示処理部3107は、制御部24から送信された番組状態情報を受信し、受信した番組状態情報に識別ID207を付加して、番組関連情報配信サーバー7に通信I/F39、無線ルーター5および外部ネットワーク6を経由して図3(b)で示すデータ形式で番組関連情報の送信を要求する。
S2010:番組関連情報配信サーバー7の制御部51は、通信I/F50を介して無線端末3からの視聴番組関連情報の送信要求を受信すると、ストレージ53の番組関連情報データベース54、広告情報データベース55のデータを参照し、視聴番組に関係する情報を図3(c)に示すデータ形式で作成し、通信I/F50、外部ネットワーク6および無線端末3の通信I/F39を経由して番組関連情報表示処理部3107に送信する。また、番組関連情報には、キーワード呈示情報が付加されており、キーワード呈示情報が示す呈示タイミングに合わせて番組関連情報が呈示される。
S2011:番組関連情報表示処理部3107は、受信した番組関連情報を基に、以降で説明する図8に示すように表示部38に番組関連情報を表示する。
S2012:制御部37は、入力手段41により番組関連情報表示画面に表示されたキーワードが選択されたことを検知する。
S2013:制御部37は、選択されたキーワードが、レベル1またはレベル2なのかを判定する。
S2014:ステップS2013で判定されたキーワードがレベル1であれば(S2013:YES)、キーワードによる表示とする。
S2015:ステップS2013で判定されたキーワードがレベル2であれば(S2013:NO)、指定URLによる表示とする。
S2016:ステップS2013の判定の後に、制御部37は、ブラウザエンジン3101を起動する。
S2017:ブラウザエンジン3101は、HTTPに準拠したWebコンテンツ等のリソースを要求するリクエストメッセージを制御部37、通信I/F39、無線ルーター5を経由して、外部ネットワーク6からネットワーク上のURLにより特定されるサーバーに送信する。
URLにより特定されるサーバーは、受け取ったリクエストメッセージに応じたレスポンスメッセージを作成して返信する。返信されたレスポンスメッセージは、外部ネットワーク6を経由してブラウザエンジン3101に入力される。レスポンスメッセージにはHTML文書が埋め込まれており、ブラウザエンジン3101のHTMLパーサー3102、データベース生成部3103、レンダリング部3104、画像処理部3105によりブラウザ表示画面を生成し、番組関連詳細情報を表示部38に表示する。
ここで、図4では、現在視聴中の番組に関する関連情報を表示する例について述べたが、デジタル放送の録画番組を再生している場合でも同様に再生中の番組に関する関連情報を表示することができる。この場合は、テレビ受信機1の制御部24は、録画番組一覧作成部2109で作成された録画番組一覧データから録画番組一覧を表示部20に表示し、入力手段23により録画番組を選択し、選択された録画番組をコンテンツ再生部2108で再生する。このとき、無線端末3からのステップS2007の番組状態情報の送信要求に対して、テレビ受信機1の制御部24は、ストレージ26の各種データに格納されている録画番組一覧データから現在再生している番組の番組状態情報を取得し、無線端末3に送信するようにすればよい。また、録画番組や現在放送中の番組を視聴していない状態であっても、録画番組一覧や電子番組表で選択した番組について図4と同様のステップを行うことによって番組関連情報を無線端末5に表示し、選択されたキーワードに応じたブラウザ表示画面を生成することができる。
次に、図5は、番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの変形例の一例を示す図である。
図5は、テレビ受信機1のチャンネルを選局した場合の一例を示す。
図5は、図4に対してステップS2101が追加になっている。また、チャンネルが変更される場合は、チャンネル変更に同期してステップS2008状態情報を送信するようにすることにより、ステップS2007を省略している。
S2001〜S2006:図4の動作ステップと同様のため説明を省略する。
S2101:テレビ受信機1の入力手段41は、視聴しているチャンネルの変更を受け付ける。
S2008:テレビ受信機の制御部24は、無線端末3の通信I/F39を経由してチャンネル変更により更新された番組状態情報を番組関連情報表示処理部3107に送信する。
S2009:番組関連情報表示処理部3107は、制御部24から送信された番組状態情報を受信し、受信した番組状態情報に識別ID207を付加して、番組関連情報配信サーバー7に通信I/F39、無線ルーター5および外部ネットワーク6を経由して図3(b)で示すデータ形式で番組関連情報の送信を要求する。
S2010:番組関連情報配信サーバー7の制御部51は、通信I/F50を介して無線端末3からの視聴番組関連情報の送信要求を受信すると、ストレージ53の番組関連情報データベース54、広告情報データベース55のデータを参照し、視聴番組に関係する情報を図3(c)に示すデータ形式で番組関連情報を作成し、通信I/F50、外部ネットワーク6および無線端末3の通信I/F39を経由して番組関連情報表示処理部3107に送信する。
S2011〜S2017:図4の動作ステップと同様のため説明を省略する。
以上のように、テレビ受信機1のチャンネルを切り換えても、チャンネル選局後の新しいチャンネルの番組関連詳細情報を表示部38に表示することができる。
次に、図6は、番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの変形例の一例を示す図である。
図6は、テレビ受信機の通信I/F22を通して放送局8または番組関連情報配信サーバー7から送信される番組関連情報を取得し、無線端末3に送信する場合の一例を示す。
図6は、図4に対して、無線端末3は番組関連配信サーバー7との直接の通信は不要となるため、ステップS2002、S2003、S2009およびS2010が省略されている。また、ステップS2007、S2008は、それぞれステップS2201、S2202に変更になっている。
S2001、S2004、S2005およびS2006:図4の動作ステップと同様のため説明を省略する。
S2201:制御部37は、通信I/F39を介してテレビ受信機1に対して、番組関連情報の送信を要求する。
S2202:テレビ受信機1の制御部は、通信I/F22を介して無線端末3から番組関連情報の送信要求を受信すると、現在視聴している番組の番組関連情報を図3(c)に示すデータ形式で番組関連情報を作成し、さらにキーワード呈示情報を付加して、無線端末3の通信I/F39を経由して番組関連情報表示処理部3107に送信する。ただし、図3(c)における識別ID208は本実施例では必要ないため、付加しなくても良い。
S2011〜S2017:図4の動作ステップと同様のため説明を省略する。
以上のように、放送局8または番組関連情報配信サーバー7から送信される番組関連情報をテレビ受信機1で取得し、その番組関連情報を無線端末3に送信することにより、図4の場合と同様に受信した番組関連情報を基に、表示部38に番組関連情報を表示することができる。
ここで、図5または図6に示す動作フロー/シーケンスは、何れかまたは両方を図4に示す動作フロー/シーケンスと併用することも可能である。また、テレビ受信機1側で番組関連情報をキーワード呈示情報が示す呈示タイミングに合わせたものを無線端末3に送信することにより、無線端末3側で同期を取る必要がないようにすることもできる。また、放送開始時刻までに予め提供できる一次情報はテレビ受信機1側で取得し、放送開始後または放送終了後から提供できる付加的な二次情報は無線端末3側で取得するようにすることもできる。
以上のように、テレビ受信機1の通信I/F22を通して放送局8または番組関連情報配信サーバー7から送信される番組関連情報を、無線端末3から取得する場合と同様に取得することができる。
[画面表示例]
次に、図7から図11を用いて、無線端末3の入力手段41がユーザーからの操作を受け、無線端末3に番組関連情報を表示して、番組関連詳細情報を表示する場合について画面表示の例を用いて説明する。
図7は、無線端末3のメニュー画面の表示例を示す。
図7において、「番組関連情報」311をタップ操作すると、図4に示すS2001からS2011までの動作フロー/シーケンスにより無線端末3の表示部38に図8に示すような番組関連情報画面が表示される。番組関連情報画面は、一例として番組タイトル表示部313と番組関連表示部314から構成されている。
図8は、番組関連情報画面の表示例を示す。
番組タイトル表示部313にはS2008で取得した番組状態情報に含まれる現在放送中の番組の番組タイトル、放送時刻、チャンネル番号が表示され、番組関連表示部314には、S2010で取得した番組関連情報に含まれるキーワード、出演者およびスポンサーからの情報が表示される。また、「更新」ボタン312をタップ操作することにより、番組関連情報を最新情報に更新することができる。また、図示はしていないが、特定の周期で自動的に更新するような選択画面を付加することもできる。手動または自動更新する場合は、図4ではステップS2007からS2010、図6ではステップS2201からSS2202を再度実行するようにすればよい。自動更新は、前述したようにキーワード呈示情報が示す呈示タイミングに合わせて番組関連情報を呈示し、番組または番組の場面に呈示タイミングを同期する場合に有用である。
図8の例では番組関連表示部314には、種類210の「番組関連情報」が「出演者」部315および「キーワード」部316に表示され、種類210の「広告関連情報」が「スポンサー」部317に表示される。
図3(c)に示す「レベル215」のレベル1は図8では枠無し表示として表示され、レベル2は枠有りとして表示されている。レベル2の枠有りは文字色を変えたり、アンダーライン表示を行うなどの方法によりレベル1のキーワードと区別して表示しても良い。
次に、番組関連詳細情報画面を表示する場合について説明する。
図8の番組関連表示部314は、レベル1とレベル2が混在して表示されており、レベル1(枠無し)をタップ操作すると、図9の検索画面のポップアップ画面が表示される。
図9は、無線端末3における検索画面のポップアップ表示画面315の一例を示す図である。
図9において、レベル1(枠無し)は、リンク情報がなくキーワード情報のみであるため、このキーワードを検索語として各種検索を行うことができる。
タップ操作により「番組表で調べる」319を選択した場合は、図示はしていないが、無線端末3が取得した現在放送中または今後放送予定の番組配列情報SIの中から連続ドラマなどの同じ番組タイトルの番組を探したり、同じ出演者が出演している番組を探したりすることが可能となる。「XXX検索で調べる」320を選択した場合は、ブラウザエンジン3101が起動していない場合はブラウザエンジン3101を起動し、「XXX」で示される所定のWeb検索エンジンを使用して、Web検索することができる。また、「YYYで調べる」321を選択した場合も、ブラウザエンジン3101を起動し、Web上のフリー百科辞典などの「YYY」で示されるWebサービスでキーワードから関連情報を検索できる。なお、「XXX検索で調べる」320、「YYYで調べる」321は、使用するWeb検索エンジンやWebサービスの数に応じて複数表示することも可能であり、また、無線端末3内に図示しないデータベースを有している場合には、当該データベースからキーワードを検索することも可能である。無線端末3内に有するデータベースを使用する場合、番組関連情報表示処理部3107がデータベースから検索結果を取得してポップアップなどの形式で検索結果を表示することも可能であり、選択されたキーワードをデータベースを管理するアプリケーションに送信し、当該アプリケーションの操作画面上に検索結果を表示させることも可能である。検索を中止する場合は、「中止」322を選択すると、元の図8の画面に戻る。
次に、図8のレベル2(枠有り)をタップ操作した場合の例について説明する。
図8でキーワードをタップ操作で選択すると、図10の検索画面のポップアップ画面318が表示される。
図10は、図9における検索画面のポップアップ表示画面318の変形例を示す図である。
図10において、レベル2(枠有り)はリンク情報を持つため、図9の検索画面に対して「指定URLへ」323が追加されている。「指定URLへ」323をタップ操作すると、URLにより特定されるサーバーからにWebコンテンツ情報を取得し図11に示すWebコンテンツ画面324を表示する。また、レベル2のキーワードは、「番組表で調べる」319、「XXX検索で調べる」320、「YYYで調べる」321で、検索語として各種検索を行うこともできる。「番組表で調べる」319、「XXX検索で調べる」320、「YYYで調べる」321および「中止」322は、図9の説明と同様のため説明を省略する。
図11は、Webコンテンツ画面の表示例を示す。
図11において、「戻る」ボタン325は、前に立ち寄った又は前に見ていたWebページを1つのレベル分だけ上に移動するためのボタンである。また、「進む」ボタン326は、前に立ち寄った又は前に見ていたWebページを1つのレベル分だけ下に移動するためのボタンである。また、「関連情報へ戻る」ボタン327を選択することにより、検索画面を終了して図8に示す画面に戻ることができる。
このように、テレビ受信機1でテレビ放送を視聴するユーザーは、無線端末3上でキーワードに係る文字列をタップ操作により選択し、インターネット網をはじめとする外部ネットワークもしくは無線端末3が備えるデータベースを介して関連情報を取得することができる。また、デジタル放送受信機を内蔵していない無線端末でも、番組または番組の場面に合わせて番組関連情報を表示できる。また、外部ネットワークの負荷等によりデータ取得が遅延することが予想される場合でも、番組または番組の場面に合わせて番組関連情報を呈示することもできる。また、テレビ放送を表示するテレビ受信機と、情報検索用のための文字列を表示する無線端末が別であるため、情報検索のためにテレビ放送の視聴が中断され、或いは、OSD表示や特殊な記号を表示することによって視聴中の番組が見づらくなる問題は解消される。
以下、図12、図13を用いて、本発明に係る第二の実施形態を説明する。また、第一の実施形態と比較し、異なるところを強調して説明する。
[システム構成]
本実施形態でのネットワーク端末システムは、第一の実施形態における図1と同様に、テレビ受信機1、無線端末2、無線ルーター5、外部ネットワーク6、番組関連情報配信サーバー7から構成される。
テレビ受信機1、無線端末3、番組関連情報配信サーバー7の各部の構成については、第一の実施形態と同じために説明を省略する。
[ソフトウェア構成]
ソフトウェア構成については、第一の実施形態と同じため説明を省略する。
[動作フロー/シーケンス]
図12は、番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの一例を示す図である。
第一の実施形態の図4に対して、ステップS2015とステップS2016の間に、ステップS2301からステップS2304が追加になっている。
レベル2のキーワードに関する詳細情報は、キーワード呈示情報により示された呈示タイミングにおいてまだ呈示内容が確定していない場合がある。本実施形態では、放送事業者等の選択により指定URLが表示されず、キーワードのみが呈示されている場合について説明する。
S2001〜S2010:図4の動作ステップと同様のため説明を省略する。
S2011:番組関連情報表示処理部3107は、受信した番組関連情報を基に、表示部38に番組関連情報を表示する。
S2012:制御部37は、入力手段41により番組関連情報表示画面に表示されたキーワードが選択されたことを検知する。
S2013:制御部37は、選択されたキーワードが、レベル1またはレベル2なのかを判定する。
S2014:ステップS2013で判定されたキーワードがレベル1であれば(S2013:YES)、キーワードによる表示とする。
S2015:ステップS2013で判定されたキーワードがレベル2であれば(S2013:NO)、指定URLによる表示とする。
S2301:制御部37は、選択されたキーワードに現在「未呈示情報有り」か否かを判定する。「未呈示情報有り」とは、すでにキーワード呈示情報に含まれる呈示開始時刻になっているが、詳細情報のためのリンク情報等が未開示になっており、キーワードのみが表示されている状態を示している。未呈示情報がなければ(S2301:NO)、指定URLの画面を表示する。
S2302:ステップS2301で未呈示情報有りと判定された場合(S2301:YES)、以降で説明する図13に示すように表示部38に呈示情報の予約画面を表示する。制御部37は、ユーザーが入力手段41により呈示情報を予約することを検知した場合、予約情報を通信I/F39、無線ルーター5を経由して、外部ネットワーク6からネットワーク上の番組関連情報配信サーバー7に送信する(S2302:YES)。呈示情報の予約を行わない場合は、ここでステップを終了する(S2302:NO)。
S2303:番組関連情報配信サーバー7の制御部51は、詳細情報のためのリンク情報が開示されたかどうかを判定する。ステップS2303で詳細情報のためのリンク情報が開示されるまでは所定の間隔、若しくは図13には図示しないユーザに指定された間隔など、必要に応じて判定を続ける(S2303:NO)。
S2304:ステップS2303で詳細情報のためのリンク情報が開示されたことを判定すると(S2303:YES)、無線端末3に対して呈示開始メッセージを送信する。なお、事前に無線端末3のユーザーのメールアドレスが登録されていれば、メールによる呈示開始メッセージを送信するようにしてもよい。また、ステップS2304で呈示開始情報のみ送信し、無線端末3でメールを生成して自らにメールを発行するようにしてもよい。また、無線端末3の表示部38にポップアップを表示する方法や、図1(c)には図示しないスピーカーから音声を出力するなどの方法でユーザに通知しても良い。
S2016、S2017:図4の動作ステップと同様のため説明を省略する。
[画面表示例]
図13は、図10における検索画面のポップアップ表示画面318の変形例を示す図である。図13は、選択されたキーワードがレベル2であり、レベル2のキーワードに関する詳細情報は、キーワード呈示情報に示された呈示タイミングにおいてまだ呈示内容が確定していなく、キーワードのみが呈示されている場合の表示例を示す。詳細情報などのリンク情報が無いキーワードが選択されると、ポップアップ表示画面318には、図10の「指定URLへ」323の代わりに「呈示予約」332が表示される。また、選択されたキーワードは未呈示情報有りと判定されメッセージ331が表示される。メッセージ331には、現在未登録であることと、呈示開始予定時刻(または日付)が判明している場合には、その予定時刻(または日付)を事前情報として表示できる。また、呈示予約ボタン332をタップ操作により選択すると、予約登録を行うことができる。
なお、未呈示情報の有るレベル2のキーワードは、呈示開始までの間、図8の表示画面においてレベル1と同様に取り扱い、枠無しの表示とし、呈示開始後は枠ありの表示とすることもできる。
また、呈示期間が設定されているレベル2のキーワードは、呈示期間経過後はレベル1のキーワードと同様に取り扱い、枠無し表示として表示することができる。
また、現在詳細情報を表示することができないレベル2のキーワードは図8のレベル1ともレベル2とも異なる表示形式にすることができる。
このように、番組関連情報に未呈示情報がある場合は、呈示開始のタイミングで呈示開始メッセージまたはメールを受信することができ、番組関連情報の見逃しを防ぐこともできる。また、詳細情報を表示することができないレベル2のキーワードと詳細情報を表示することができるレベル2のキーワードを識別できるようになり、ユーザーの使い勝手を向上させることができる。また、詳細情報を表示することができないレベル2のキーワードは呈示予約を行うことができる。
以下、図14から図17を用いて、本発明に係る第二の実施形態を説明する。また、第一の実施形態と比較し、異なるところを強調して説明する。
[システム構成]
本実施形態でのネットワーク端末システムは、第一の実施形態における図1と同様に、テレビ受信機1、無線端末2、無線ルーター5、外部ネットワーク6、番組関連情報配信サーバー7から構成される。
テレビ受信機1、無線端末3、番組関連情報配信サーバー7の各部の構成については、第一の実施形態と同じために説明を省略する。
[ソフトウェア構成]
ソフトウェア構成については、第一の実施形態と同じため説明を省略する。
[動作フロー/シーケンス]
図14は、番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの一例を示す図である。
第一の実施形態の図4に対して、ステップS2012からステップS2017の代わりに、ステップS2401からステップS2410が追加になっている。
第一または第二の実施形態では、番組関連情報として、キーワードまたはキーワードに関する詳細情報を表示する場合について述べたが、本実施形態では番組関連情報として映像や音声や文字情報などのコンテンツをインターネットで配信するサービスを使用する場合のコンテンツ関連情報の場合について説明する。
S2001〜S2006:図4の動作ステップと同様のため説明を省略する。
S2007:制御部37は、通信I/F39を介してテレビ受信機1に対して、番組状態情報の送信を要求する。
S2008:テレビ受信機1の制御部24は、通信I/F22を介して無線端末3から番組状態情報の送信要求を受信すると、現在視聴している番組の番組配列情報SIから図3(a)に示すデータ形式で番組状態情報を作成し、無線端末3の通信I/F39を経由して番組関連情報表示処理部3107に送信する。
S2009:番組関連情報表示処理部3107は、制御部24から送信された番組状態情報を受信し、受信した番組状態情報に識別ID207を付加して、番組関連情報配信サーバー7に通信I/F39、無線ルーター5および外部ネットワーク6を経由して図3(b)で示すデータ形式で番組関連情報の送信を要求する。
S2010:番組関連情報配信サーバー7の制御部51は、通信I/F50を介して無線端末3からの視聴番組関連情報の送信要求を受信すると、ストレージ53のコンテンツデータベースのデータを参照し、視聴番組に関係する情報を図3(c)に示すデータ形式で番組関連情報を作成し、通信I/F50、外部ネットワーク6および無線端末3の通信I/F39を経由して番組関連情報表示処理部3107に送信する。また、番組関連情報には、コンテンツ呈示情報が付加されており、コンテンツ呈示情報が示す呈示タイミングに合わせて番組関連情報が呈示される。
S2011:番組関連情報表示処理部3107は、受信した番組関連情報を基に、以降で説明する図15に示すように表示部38に番組関連情報を表示する。
S2401:制御部37は、入力手段41により番組関連情報表示画面に表示されたコンテンツが選択されたことを検知する。
S2402:制御部37は、選択されたコンテンツが現在「未呈示情報有り」か否かを判定する。
S2403:ステップS2402でコンテンツ配信中でなく「未呈示情報有り」と判定された場合(S2301:NO)、以降で説明する図17に示すように表示部38に呈示情報の予約画面を表示する。制御部37は、ユーザーが入力手段41により呈示情報を予約することを検知した場合,予約情報を通信I/F39、無線ルーター5を経由して、外部ネットワーク6からネットワーク上の番組関連情報配信サーバー7に送信する(S2403:YES)。呈示情報の予約を行わない場合はここでステップを終了する(S2403:NO)。
S2404:番組関連情報配信サーバー7の制御部51は、コンテンツ関連情報が開示されたかどうかを判定する。ステップS2404でコンテンツ関連情報が開示されるまでは所定の間隔、若しくは図13には図示しないユーザに指定された間隔など、必要に応じて判定を続ける(S2404:NO)。
S2405:ステップS2404でコンテンツ関連情報が開示されたことを判定すると(S2404:YES)、無線端末3に対して配信開始メッセージを送信する。なお、事前に無線端末3のユーザーのメールアドレスが登録されていれば、メールによる配信開始メッセージを送信するようにしてもよい。また、配信開始メッセージには、配信開始日時または配信終了日時を含むことができる。また、ステップS2405で配信開始情報のみ送信し、無線端末3でメールを生成して自らにメールを発行するようにしてもよい。また、無線端末3の表示部38にポップアップを表示する方法や、図1(c)には図示しないスピーカーから音声を出力するなどの方法でユーザに通知しても良い。
S2406:ステップS2402またはS2404の判定の後に、制御部37は、ブラウザエンジン3101を起動する。
S2407:制御部24は、番組関連情報配信サーバー7に対して、コンテンツ配信先のURL情報を送信し、配信開始を要求する。
S2408:番組関連情報配信サーバー7のコンテンツ配信部4111は、無線端末3に対してコンテンツ配信を開始する。コンテンツの復号をするための復号鍵情報が必要な場合は、コンテンツ配信に先立ち鍵情報が送信される。
S2409:入力手段15を介したユーザーの操作により再生操作を行う。
S2410:無線端末3のコンテンツ再生部3108は、コンテンツの再生処理を行う。復号鍵がある場合には、それを用いて暗号化されたコンテンツの情報を復号してコンテンツの再生を開始する。
[画面表示例]
図15および図16は、第三の実施形態に係る番組関連情報画面の表示例を示す。図15は、図8に対して番組関連表示部314に関連コンテンツが追加になった番組関連情報の表示例を示す。
本実施例では、関連コンテンツとして、レベル2のコンテンツとして「前回放送分」327または「本日放送分」341があり、「前回放送分」342のコンテンツ関連情報はすでに呈示されており、「本日放送分」342は、今後コンテンツ配信予定のものである。すでに呈示開始時刻になっているが、詳細情報のためのコンテンツ配信が未開示になっており、タイトルのみが開示状態となっている。このため、「本日放送分」342は、「未呈示情報有り」と判定される。
図16は、無線端末3のコンテンツ詳細表示画面の表示例を示す。
入力手段41によりタップ操作で「前回放送分」342が選択されると、図16に示すコンテンツ詳細表示画面を表示する。図16において、コンテンツ詳細部343には、タイトル、出演者、内容詳細などが表示される。「プレビュー」ボタン344は、視聴開始する前にコンテンツ内容の一部を確認するためのボタンである。インデックス画面345はコンテンツの一場面を表す静止画像である。「視聴開始」ボタン346は、コンテンツを選択し視聴を開始するためのボタンである。「戻る」ボタン347は、図15の番組関連情報画面に戻るためのボタンである。
図16において、入力手段41により「購入」ボタン346が選択されると、制御部37はコンテンツ配信サーバー7に対して、コンテンツ配信要求を送信し、コンテンツ配信サーバー7は、コンテンツ配信を開始し、入力手段15を介したユーザーの操作により表示部38に再生画面を表示する。
図17は、未呈示情報の有る場合にメッセージ348を表示した場合の番組関連情報画面の表示例を示す。
「本日放送分」342をタップ操作すると、図17に示すメッセージ348が表示され、メッセージ348には、現在未登録であることと、呈示開始予定時刻(または日付)が判明している場合には、その予定時刻(または日付)を事前情報として表示できる。また、配信予約ボタン349をタップ操作により選択すると、予約登録を行うことができる。
なお、未呈示情報の有るレベル2のコンテンツは、呈示開始までの間、図8の表示画面においてレベル1と同様に取り扱い、枠無しの表示とし、呈示開始後は枠ありの表示とすることもできる。
また、現在コンテンツ配信先のリンク情報を表示することができないレベル2のコンテンツ関連情報は、図15のレベル1ともレベル2とも異なる表示形式にすることができる。
このように、番組関連情報としてコンテンツ関連情報がある場合でも、コンテンツの再生などを行うことができ、ユーザーの使い勝手を向上させることができる。また、コンテンツ配信の詳細情報を表示することができない場合でも、配信開始予定や配信終了予定の情報も知ることができ、また、配信予約を行うことにより、配信開始のタイミングで配信開始メッセージまたはメールを受信することができるため、見逃しを防止することができる。
以下、図18から図23を用いて、本発明に係る第四の実施形態を説明する。
なお、本実施形態では、無線端末3上で表示する電子番組表と番組関連情報との連携を行う。また、第一の実施形態と比較し、異なるところを強調して説明する。
[システム構成]
本実施形態でのネットワーク端末システムは、第一の実施形態における図1と同様に、テレビ受信機1、無線端末3、無線ルーター5、外部ネットワーク6、番組関連情報配信サーバー7から構成される。
テレビ受信機1、無線端末3、番組関連情報配信サーバー7の各部の構成については、第一の実施形態と同じために説明を省略する。
[ソフトウェア構成]
図18は、第四の実施形態に係る無線端末3の構成のうちメモリ33とストレージ34を示している。
第一の実施形態の図2(b)に対して、ストレージ34にEPG作成プログラム3009が追加されており、メモリ33にEPG作成部3109が追加されている。
図18において、ストレージ34にブラウザプログラム3001、接続機器認証プログラム3006、番組関連情報表示処理プログラム3007、コンテンツ再生プログラム3008およびEPG作成プログラム3009を格納している。これらのプログラムは、制御部37により、メモリ33にブラウザエンジン3101、接続機器認証部3106、番組関連情報表示処理部3107、コンテンツ再生部3108およびEPG作成部3109をメモリ33にEPG作成部3109として展開し、制御部37が上記プログラムを実行することで各種機能を実現することができる。ブラウザプログラム3001、接続機器認証プログラム3006、番組関連情報表示処理プログラム3007、コンテンツ再生プログラム3008およびEPG作成プログラム3009は、製品の出荷時点でストレージ34に格納しておいてもよく、通信I/F39または移動体通信I/F40を介してダウンロードしてもよい。
以後の説明では説明を簡単にするため、制御部37が各アプリケーションプログラムを実行して実現する各種機能を、各種プログラム機能部が主体となって実現することとして説明する。
EPG作成部3109は、信号分離部32が分離した番組配列情報を取得し、取得した番組配列情報に基づいてサービスIDを一列に配列し、各サービスIDごとに時系列に沿ってサービスIDの配列とは直行する方向に番組欄を並べた電子番組表を作成する。電子番組表の各番組欄には番組配列情報に含まれる番組内容の詳細などの一部または全部を配置することができる。
番組関連情報表示処理部3107は、通信I/F39または移動体通信I/F40を通して番組関連情報配信サーバー7から送信される情報を取得し、取得した番組関連情報に基づいて表示部38にEPG作成部3109で作成された電子番組表に関連付けられた番組関連情報表示画面を作成する。番組関連情報表示画面の各番組関連情報欄には番組関連情報配信サーバー7から取得したキーワード、リンク情報またはコンテンツ関連情報などの一部または全部を表示することができる。
ブラウザエンジン3101、接続機器認証部3106、コンテンツ再生部3108については、第一の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
[動作フロー/シーケンス]
図19は、番組関連詳細情報の表示を行うための動作フロー/シーケンスの一例を示す図である。本実施形態では、番組関連詳細情報が、キーワードまたはリンク情報である場合について説明するが、第三の実施形態で述べたコンテンツ関連情報である場合についても同様に実施することができる。
S2501:EPG作成部3109は、入力手段41によりEPG起動の指令を受けると、信号分離部32から分離された番組配列情報SIを取得する。EPG作成部3109は、番組配列情報SIに含まれるEITに基づきEPG画面を作成し表示部38にEPG画面を表示させる。
S2004〜S2006:図4の動作ステップと同様のため説明を省略する。
S2502:EPG作成部3109は、テレビ受信機1に対して、番組状態情報の送信を要求する。
S2503:テレビ受信機1の制御部24は、番組状態情報の送信要求を受信すると、現在視聴している番組の番組配列情報SIから図3(a)に示すデータ形式で番組状態情報を作成し、無線端末3の通信I/F39を経由してEPG作成部3109に送信する。EPG作成部3109は、制御部24から送信された番組状態情報を受信し、受信した番組状態情報に含まれる番組のネットワークID、サービスID、イベントIDなどを参照し、現在視聴中の番組とそれ以外の番組を区別して表示する。
S2504:次に、EPG作成部3109は、入力手段41により現在視聴中、現在放送中または過去の番組の番組が選択されたことを検知する。
S2505:EPG作成部3109は、選択された番組の番組詳細内容表示画面を表示する。
S2001〜S2003、S2007、S2008:図4の動作ステップと同様のため説明を省略する。
S2506:番組関連情報表示処理部3107は、テレビ受信機1の制御部24から送信された番組状態情報を受信し、番組関連情報を一括で取得するために、番組関連情報配信サーバー7に通信I/F39、無線ルーター5および外部ネットワーク6を経由して視聴一括番組関連情報の送信を要求する。
S2507:番組関連情報配信サーバー7の制御部51は、通信I/F50を介して無線端末3からの一括番組関連情報の送信要求を受信すると、ストレージ53の番組関連情報データベース54、広告情報データベース55およびコンテンツデータベースのデータを参照して一括番組関連情報を作成し、通信I/F50、外部ネットワーク6および無線端末3の通信I/F39を経由して番組関連情報表示処理部3107に送信する。
S2508:番組関連情報表示処理部3107は、受信した一括番組関連情報を基に、表示部38に図22のように番組関連情報一覧を表示する。
S2012〜S2017:図4の動作ステップと同様のため説明を省略する。
ここで、番組関連情報を一括で取得する場合は、データ量が多い場合に取得に時間がかかるため、現在視聴中または放送中の番組を最優先とし、次に当日分、昨日分、翌日分さらに過去分というように優先順位により情報を取得するようにしても良い。
また、現在放送中の番組の過去も含む直近の情報は、番組の途中で情報が更新されたり、番組終了後に最新情報が更新されることがあるため、この期間の更新周期を短くすることもできる。
[画面表示例]
次に、図20から図23を用いて、無線端末3の入力手段41がユーザーからの操作を受け、無線端末3にEPG画面を表示して、番組関連詳細情報を表示する場合について画面表示の例を用いて説明する。
図20は、無線端末3に表示されるEPG画面の表示例を示す図である。
番組352は、現在視聴中の番組を示し、現在視聴中の番組とそれ以外の番組を区別して表示される。本実施例では、EPG画面351の現在視聴中の番組352は、破線枠で表示されているが、色を付す、番組名のフォントを変えるなどで区別できるようにしても良い。
図20において、無線端末3に表示される現在放送中の番組352をタップ操作したときの画面表示例を図20に示す。
図21は、番組詳細内容画面の表示例を示す図である。
番組詳細内容画面353の「戻る」ボタン356をタップ操作することにより、直前の画面の図20に示す画面に戻ることができる。また、「予約」ボタン354をタップ操作すると、本実施例では図示はしていないが予約設定画面に遷移することができる。現在放送中の番組の場合は、予約設定を行うことにより直ちに録画を開始するようにできる。
番組詳細内容画面353の「関連情報」ボタン355をタップ操作により選択すると、図22に示すように番組関連表示部314に番組関連情報内容が表示される。
図22は、番組関連情報内容画面の表示例を示す。図8に対して、「戻る」ボタン357が追加になっている。「戻る」ボタン357をタップ操作することにより、直前の画面の図21に示す画面に戻ることができる。
「戻る」ボタン357以外の機能については、第一の実施形態の図8、または第三の実施形態の図15の説明と同様のため、説明を省略する。
図23は、図22における番組関連情報内容の表示方法の変形例を示す図である。
図20において、番組352は現在視聴中の番組を示し、現在視聴中の番組とそれ以外の番組を区別して表示される。現在放送中の番組352をタップ操作すると、図21に示すように、番組詳細内容画面353が表示される。
番組詳細内容画面353の「関連情報」ボタン355をタップ操作により選択すると、図23に示すような関連情報一覧表示画面358が表示される。
関連情報一覧表示画面358は、EPG画面と同様に取得した番組配列情報に基づいてサービスIDを横に配列し、各サービスIDごとに時系列に沿って現在放送中の番組を基準に上方向(過去の番組359)および下方向(現在/次/先の番組360)に番組欄を並べたものである。
ここで、現在/次/先の番組360は、番組配列情報のイベントIDにより一意に識別することができるが、過去の番組359は、同じイベントIDが他の番組に付与される可能性があり一意性が保証されないために、図3(b)に示すデータ形式からイベントIDを除いた情報(ネットワークID,サービス ID、日付、開始時刻(終了時刻)、イベント名称(番組タイトル))により識別される。
また、過去の番組359は、ストレージのメモリ容量との兼ね合いなどにより過去に遡れる範囲を限定しても良い。
図23において、番組関連情報361は現在放送中の番組の中から現在視聴中の一つの番組を示している。番組関連情報361をタップ操作により選択すると、第一の実施形態の図22に示すような番組関連情報画面が表示される。
このように、本実施例では、第一の実施形態の効果に加え、テレビ受信機1でテレビ放送を視聴するユーザーは、視聴している番組表と連携することにより、番組内容を確認しながら関連情報画面でキーワードに係る文字列をタップ操作により選択し、インターネット網をはじめとする外部ネットワークを介して関連情報を取得することができる。また、また、過去の番組についても、キーワード、リンク情報またはコンテンツ配信情報の詳細情報も各番組毎に関連付けて保存されるため、番組終了後でも日にち、曜日、時刻、番組タイトル等から関連情報を探すことが容易となる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するためにシステム全体を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、各処理例で説明したプログラムは、それぞれ独立したプログラムでもよく、複数のプログラムが一つのアプリケーションプログラムを構成していてもよい。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
また、上記実施例では、表示部8を備えたTV1、TV2等を用いて実施例の説明を行ったが、表示部を外部に備えたSTBやレコーダー等によっても同様にして本発明を実施することができる。
1 テレビ受信機1
2 テレビ受信機2
3 無線端末1
5 無線ルーター
6 外部ネットワーク
7 番組関連情報配信サーバー
8 放送局
9 基地局
12 チューナ・復調部
13 選局制御部
14 信号分離部
15 音声復号部
16 スピーカ
17 音声出力部
18 映像復号部
19 重畳部
20 表示部
21 映像出力部
22 通信I/F
23 入力手段
24 制御部
25 メモリ
26 ストレージ
27 デジタルI/F
31 チューナ・復調部
32 信号分離部
33 メモリ
34 ストレージ
35 加速度センサ部
36 地磁気センサ部
37 制御部37
38 表示部
39 通信I/F
40 移動体通信I/F
41 入力手段
42 GPS受信部
43 ジャイロセンサ部
50 通信I/F
51 制御部
52 メモリ
53 ストレージ

Claims (22)

  1. 放送受信装置と、端末装置と、関連情報配信装置と、を備えるネットワーク端末システムに用いられる端末装置であって、
    入力部と、
    前記放送受信装置から送信された、前記放送受信装置において選択された番組を識別する第一の番組状態情報を受信する第一の通信I/Fと、
    前記第一の番組状態情報に基づき作成された第二の番組状態情報を前記関連情報配信装置に送信し、前記第二の番組状態情報を受信した関連情報配信装置により作成された、前記第二の番組状態情報により識別される番組に関する番組関連情報を受信する第二の通信I/Fと、
    受信した前記番組関連情報に含まれるキーワード情報に含まれるキーワードを番組関連情報表示画面に表示し、前記キーワードが入力手段により選択された場合に、前記キーワードに関する情報を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記番組関連情報は、前記第二の番組状態情報により識別される番組または番組の場面に関連付けられた前記キーワードを呈示するタイミングを示すキーワード呈示情報を含み、
    前記表示部は、前記キーワードと前記キーワード呈示情報により、前記キーワードを前記番組関連情報表示画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 放送受信装置と、端末装置と、を備えるネットワーク端末システムに用いられる端末装置であって、
    入力部と、
    放送波またはネットワークを介して送信される番組および前記番組に関する番組関連情報を受信する前記放送受信装置から直接または間接的に、前記番組関連情報を受信する通信I/Fと、
    受信した前記番組関連情報に含まれるキーワード情報に含まれるキーワードを番組関連情報表示画面に表示し、前記キーワードが入力手段により選択された場合に、前記キーワードに関する情報を表示する表示部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  4. 前記番組関連情報は、前記番組または前記番組の場面に関連付けられたキーワードを呈示するタイミングを示すキーワード呈示情報を含み、
    前記表示部は、前記キーワードと前記キーワード呈示情報により、前記キーワードを前記番組関連情報表示画面に表示することを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記表示部は、表示している前記キーワードが選択された場合に、前記キーワードに関する情報を取得するデータベースを、前記入力部により選択するための選択画面を表示し、前記選択画面において前記キーワードに関する情報を取得する前記データベースが選択された場合に、前記キーワードを検索語として前記データベースを検索した検索結果を表示する、
    ことを特徴とする請求項2または請求項4に記載の端末装置。
  6. 前記番組関連情報は、第一のキーワード情報と第二のキーワード情報とを含み、
    前記表示部は前記番組関連情報表示画面において、前記第一のキーワード情報と、前記第二のキーワード情報と、を区別可能な形態で表示し、前記第一のキーワードが選択された場合には前記選択画面として第一の選択画面を表示し、前記第二のキーワードが選択された場合には前記選択画面として前記第一の選択画面とは異なる第二の選択画面を表示する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
  7. 前記第二のキーワード情報には、前記第二のキーワードの詳細情報へのリンク情報が含まれており、
    前記表示部は、前記第二の選択画面において前記詳細情報への接続することを選択肢として表示し、当該選択肢が前記入力部により選択された場合には、前記リンク情報に基づいて前記詳細情報を表示し、前記第一の選択画面においては当該選択肢を表示しない、
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記表示部は、前記第二の選択画面において前記キーワード呈示情報に基づき未だ呈示されていない前記第二のキーワード情報の前記詳細情報への接続が、前記入力手段により選択された場合には、前記第二のキーワード情報の呈示を予約登録するための予約画面を表示し、予約登録された前記第二のキーワード情報が呈示された場合に、予約登録された前記第二のキーワード情報が呈示された旨を表示することを特徴とする請求項7に記載の端末装置。
  9. 前記番組関連情報は、コンテンツ関連情報を含み、
    前記表示部は、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツに関する情報を前記番組関連情報表示画面に表示し、前記コンテンツが入力部により選択された場合に、前記コンテンツ関連情報に含まれるリンク情報に基づいて前記コンテンツの配信元へ接続することを選択肢として表示し、前記選択肢が前記入力部により選択された場合には、前記リンク情報に基づいて前記コンテンツの再生画面を表示することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の端末装置。
  10. 前記コンテンツ関連情報は、前記コンテンツの配信状況情報を含み、
    前記表示部は、前記コンテンツが入力部により選択された場合に、前記配信状況情報が前記コンテンツが配信開始前であることを示す場合は、前記コンテンツを予約登録するための配信予約画面を表示し、予約登録された前記コンテンツが配信された場合には、前記コンテンツが配信された旨を表示することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の端末装置。
  11. 前記表示部は、前記コンテンツが配信された旨を表示する場合に、前記コンテンツの配信開始日時又は配信終了日時を表示することを特徴とする請求項10に記載の端末装置。
  12. 放送受信装置と、端末装置と、関連情報配信装置と、を備えるネットワーク端末システムに用いられる端末装置を、
    入力手段、
    前記放送受信装置から送信された、前記放送受信装置において選択された番組を識別する第一の番組状態情報を受信する第一の接続手段、
    前記第一の番組状態情報に基づき作成された第二の番組状態情報を前記関連情報配信装置に送信し、前記第二の番組状態情報を受信した関連情報配信装置により作成された、前記第二の番組状態情報により識別される番組に関する番組関連情報を受信する第二の接続手段、
    受信した前記番組関連情報に含まれるキーワード情報に含まれるキーワードを番組関連情報表示画面に表示し、前記キーワードが入力手段により選択された場合に、前記キーワードに関する情報を表示する表示手段、
    として機能させることを特徴とするネットワーク端末プログラム。
  13. 前記番組関連情報は、前記第二の番組状態情報により識別される番組または番組の場面に関連付けられた前記キーワードを呈示するタイミングを示すキーワード呈示情報を含み、
    前記表示手段は、前記キーワードと前記キーワード呈示情報により、前記キーワードを前記番組関連情報表示画面に表示することを特徴とする請求項12に記載のネットワーク端末プログラム。
  14. 放送受信装置と、端末装置と、関連情報配信装置と、を備えるネットワーク端末システムに用いられる端末装置を、
    入力手段、
    放送波またはネットワークを介して送信される番組および前記番組に関する番組関連情報を受信する前記放送受信装置から直接または間接的に、前記番組関連情報を受信する接続手段、
    受信した前記番組関連情報に含まれるキーワード情報に含まれるキーワードを番組関連情報表示画面に表示し、前記キーワードが入力手段により選択された場合に、前記キーワードに関する情報を表示する表示手段、
    として機能させることを特徴とするネットワーク端末プログラム。
  15. 前記番組関連情報は、前記番組または前記番組の場面に関連付けられたキーワードを呈示するタイミングを示すキーワード呈示情報を含み、
    前記表示部は、前記キーワードと前記キーワード呈示情報により、前記キーワードを前記番組関連情報表示画面に表示することを特徴とする請求項14に記載のネットワーク端末プログラム。
  16. 前記表示手段は、表示している前記キーワードが選択された場合に、前記キーワードに関する情報を取得するデータベースを、前記入力手段により選択するための選択画面を表示し、前記選択画面において前記キーワードに関する情報を取得する前記データベースが選択された場合に、前記キーワードを検索語として前記データベースを検索した検索結果を表示する、
    ことを特徴とする請求項13または請求項15に記載のネットワーク端末プログラム。
  17. 前記番組関連情報は、第一のキーワード情報と第二のキーワード情報とを含み、
    前記表示手段は前記番組関連情報表示画面において、前記第一のキーワード情報と、前記第二のキーワード情報と、を区別可能な形態で表示し、前記第一のキーワードが選択された場合には前記選択画面として第一の選択画面を表示し、前記第二のキーワードが選択された場合には前記選択画面として前記第一の選択画面とは異なる第二の選択画面を表示する、
    ことを特徴とする請求項16に記載のネットワーク端末プログラム。
  18. 前記第二のキーワード情報には、前記第二のキーワードの詳細情報へのリンク情報が含まれており、
    前記表示手段は、前記第二の選択画面において前記詳細情報への接続することを選択肢として表示し、当該選択肢が前記入力手段により選択された場合には、前記リンク情報に基づいて前記詳細情報を表示し、前記第一の選択画面においては当該選択肢を表示しない、
    ことを特徴とする請求項17に記載のネットワーク端末プログラム。
  19. 前記表示手段は、前記第二の選択画面において前記キーワード呈示情報に基づき未だ呈示されていない前記第二のキーワード情報の前記詳細情報への接続が、前記入力手段により選択された場合には、前記第二のキーワード情報の呈示を予約登録するための予約画面を表示し、予約登録された前記第二のキーワード情報が呈示された場合に、予約登録された前記第二のキーワード情報が呈示された旨を表示することを特徴とする請求項18に記載のネットワーク端末プログラム。
  20. 前記番組関連情報は、コンテンツ関連情報を含み、
    前記表示手段は、前記コンテンツ関連情報に含まれるコンテンツに関する情報を前記番組関連情報表示画面に表示し、前記コンテンツが入力手段により選択された場合に、前記コンテンツ関連情報に含まれるリンク情報に基づいて前記コンテンツの配信元へ接続することを選択肢として表示し、前記選択肢が前記入力手段により選択された場合には、前記リンク情報に基づいて前記コンテンツの再生画面を表示することを特徴とする請求項12から請求項19のいずれかに記載のネットワーク端末プログラム。
  21. 前記コンテンツ関連情報は、前記コンテンツの配信状況情報を含み、
    前記表示手段は、前記コンテンツが入力手段により選択された場合に、前記配信状況情報が前記コンテンツが配信開始前であることを示す場合は、前記コンテンツを予約登録するための配信予約画面を表示し、予約登録された前記コンテンツが配信された場合には、前記コンテンツが配信された旨を表示することを特徴とする請求項12から請求項20のいずれかに記載のネットワーク端末プログラム。
  22. 前記表示手段は、前記コンテンツが配信された旨を表示する場合に、前記コンテンツの配信開始日時又は配信終了日時を表示することを特徴とする請求項21に記載のネットワーク端末プログラム。
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