JP2014116238A - バッテリモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】防水性を確保しつつ放熱性を更に高めることが可能なバッテリモジュールを提供する。
【解決手段】複数のバッテリセル32と、複数のバッテリセル32を電気的に接続するリード部材35と、を有するバッテリセルユニット21と、バッテリセルユニット21を水密に収容する防水部材43と、第1の熱伝導部材41と、バッテリセルユニット21と、防水部材43と、第1の熱伝導部材41と、を収容する外部ケース12と、を備え、第1の熱伝導部材41は、防水部材43よりも厚く、外部ケース12と防水部材43との間に配置され、防水部材43と外部ケース12とに対して変形しつつ接触している。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数のバッテリセルと外部ケースとを有するバッテリモジュールに関する。
近年、電動モータを動力源とする電動型車両の開発が進んでおり、四輪車両だけでなく、二輪車両、電動アシスト自転車、電動型車椅子など、様々な種類の電動型車両が登場してきている。電動型車両の開発が進むに伴い、車両の種類やユーザの用途に応じたバッテリモジュールの開発も進んでおり、防水対策や熱対策について様々な提案がなされている。
例えば、特許文献1には、可撓性シートを袋状に成形した防水袋に電池のコアパックを収納することで防水構造としたパック電池が提案されている。
特開2008−066000号公報
近年のバッテリセルの大容量化に伴い、防水性を確保しつつ更に放熱性を高めることが求められている。しかし、特許文献1のパック電池では、バッテセルから発生した熱が防水袋のなかに閉じ込められ易く、放熱性が不十分であった。
本発明は、防水性を確保しつつ放熱性を更に高めることが可能なバッテリモジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明のバッテリモジュールは、複数のバッテリセルと、前記複数のバッテリセルを電気的に接続するリード部材と、を有するバッテリセルユニットと、
前記バッテリセルユニットを水密に収容する防水部材と、
第1の熱伝導部材と、
前記バッテリセルユニットと、前記防水部材と、前記第1の熱伝導部材と、を収容する外部ケースと、
を備え、
前記第1の熱伝導部材は、前記防水部材よりも厚く、前記外部ケースと前記防水部材との間に配置され、前記防水部材と前記外部ケースとに対して変形しつつ接触していることを特徴とする。
本発明のバッテリモジュールにおいて、前記第1の熱伝導部材と前記リード部材が、前記防水部材を挟んだ状態で配置されていることが好ましい。
本発明のバッテリモジュールにおいて、前記外部ケースは、少なくとも外面の一部に金属部を有することが好ましい。
本発明のバッテリモジュールにおいて、第2の熱伝導部材が、前記バッテリセルと前記防水部材との間に配置されて、前記バッテリセルと前記防水部材とに対して変形しつつ接触していることが好ましい。
また、本発明のバッテリモジュールにおいて、前記バッテリセルユニットは、前記リード部材が露出する開口部が形成された板部を含むセルホルダを有し、前記第1の絶縁熱伝導部材は、前記板部よりも厚いことが好ましい。
本発明のバッテリモジュールによれば、防水部材でバッテリセルユニットを水密に収容した構造であるので、良好な防水性を確保することができる。
また、第1の熱伝導部材が防水部材と外部ケースとに弾性変形しつつ接触するため、一定の接触面積が確保された状態で両者に接触する。従って、防水部材の内側に収容されたバッテリセルで発生した熱を、防水部材から第1の熱伝導部材を経由して外部ケースまで効率良く伝導することができる。
また、第1の熱伝導部材は防水部材より厚いため、第1の熱伝導部材が有する熱容量は防水部材より大きい。そのため、第1の熱伝導部材は、防水部材の内側に収容されたバッテリセルユニットで発生した熱を防水部材を介して効率よく十分に吸収することができる。
また、防水部材は、第1の熱伝導部材より薄いため、防水部材の内側に収容されたバッテリセルユニットで発生した熱を第1の熱伝導部材に迅速に伝導することができる。
このように、防水部材の内側で生じた熱は、防水部材と第1の熱伝導部材とを経由して外部ケースまで効率良く迅速に伝わり、外部に効率よく迅速に放熱される。
さらに、第1の熱伝導部材は、防水部材が外部ケースにこすれて破損するのを防止する機能も果たすため、防水性を高めることができる。
このように、防水部材によって良好な防水性を確保しつつ、良好な放熱経路を形成して放熱性を確保し、熱によるバッテリセルの性能低下を抑制することができる。特に、バッテリセルユニットを大容量化する際に好適なものとすることができる。
本発明に係るバッテリモジュールの実施形態の一例の外観を示す斜視図である。 本発明に係るバッテリモジュールにおける外部ケースを外した分解斜視図である。 本発明に係るバッテリモジュールを構成するセルユニットの斜視図である。 (a)は本発明に係るバッテリモジュールの断面図であり、(b)はバッテリモジュールの断面図の部分拡大図である。 本発明に係るバッテリモジュールの分解斜視図である。 変形例に係るバッテリモジュールの分解斜視図である。 他の実施形態に係るバッテリモジュールの分解斜視図である。
以下、本発明に係るバッテリモジュールの実施形態の一例を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、バッテリモジュール11は、外部ケース12を有している。この外部ケース12は、例えば、プラスチック等の合成樹脂から形成されたもので、直方体形状に形成されている。
このバッテリモジュール11は、例えば、電動自転車などの車両に着脱されるもので、このバッテリモジュール11から車両の電動モータへ電力が供給される。このバッテリモジュール11は、車両から取り外して行なう単体充電方式または車両に取り付けたまま行なう車載充電方式によって充電される。
バッテリモジュール11には、図2及び図3に示すように、外部ケース12の内部に、バッテリセルユニット21、充電用コネクタ23、出力用コネクタ24及び表示部25が収容されている。外部ケース12は、カバー13と蓋体14とを有しており、これらを互いに組み付けることで構成されている。カバー13は、窓部15及び切欠き部16を有している。
外部ケース12には、カバー13の窓部15に充電用コネクタ23が嵌め込まれ、充電用コネクタ23の一部が外部に露出されている。また、外部ケース12には、カバー13の切欠き部16に出力用コネクタ24が嵌め込まれ、この出力用コネクタ24の一部が外部に露出されている。また、カバー13には、表示部25用の窓部(図示略)も形成されており、この窓部に表示部25が嵌め込まれて一部が外部に露出されている。
図4(a)に示すように、バッテリモジュール11の外部ケース12に収容されたバッテリセルユニット21は、例えば、リチウム(Li)セルなどからなる棒状に形成された複数のバッテリセル32を備えている。バッテリセルユニット21を構成する各バッテリセル32は、その両端面が電極とされており、バッテリセルユニット21は、複数のバッテリセル32のそれぞれ端面位置を揃えて並列させることで構成されている。
バッテリセル32は、例えば、プラスチック等の合成樹脂から形成されたセルホルダ33によって覆われている。セルホルダ33には、バッテリセル32の配置位置に穴部34が形成されており、これらの穴部34に各バッテリセル32が嵌合されて保持され、並列状態が維持されている。セルホルダ33は、一対のホルダ分割体33aから構成されており、これらのホルダ分割体33aを互いに接合させることで各バッテリセル32が保持される。
図5に示すように、バッテリセルユニット21を構成するバッテリセル32の端面位置には、リード部材35が設けられている。これらのリード部材35は、銅または銅合金などの導電性を有する金属板から形成されたもので、所定個数のバッテリセル32の端面同士がリード部材35によって互いに電気的に接続されている。
セルホルダ33を構成する板部37には、表裏面に、開口部36が形成されており、これらの開口部36において、リード部材35が露出されている。
また、バッテリセルユニット21は、回路基板22を備えている。この回路基板22は、矩形状に形成されたプリント配線基板からなるもので、CPUを含む制御回路が形成されている。この回路基板22の制御回路では、温度や電流などの情報に応じてバッテリセル32への充電のON/OFFを切り替える、などのバッテリセル32の充電制御が行われる。
この回路基板22には、バッテリセル32から延在するリード線38(図4参照)が接続されている。なお、リード線を用いずに、バッテリセル32に固定されたリード部材35の一部を延在させ、その延在させたリード部材35を回路基板22に導通接続させても良い。
充電用コネクタ23は、バッテリセルユニット21のバッテリセル32を充電する際に、充電用プラグが接続されるコネクタである。出力用コネクタ24は、電動自転車等の車両に搭載された際に、車両側のコネクタに接続される。これにより、バッテリモジュール11のバッテリセル32から車両側への給電が可能とされる。表示部25は、バッテリセル32の充電状態等を表示するもので、LEDや液晶ディスプレイが搭載されている。これらの充電用コネクタ23、出力用コネクタ24及び表示部25は、いずれも回路基板22にリード線26によって接続されている。
バッテリセルユニット21は、その周囲が防水部材43(図3、図4参照)によって覆われている。防水部材43は、同一形状に形成された一対のケース体44から構成されている。防水部材43を構成するケース体44は、絶縁性、耐久性及び防水性に優れた可撓性フィルムから形成されており、収容凹部45と、この収容凹部45の外縁における全周に形成された鍔部46とを有している。各ケース体44の可撓性は、ケースホルダ33や外部ケース12より大きい。すなわち、ケースホルダ33や外部ケース12は防水部材43より硬度が高く変形しにくい。なお、防水部材43は、外側の外部ケース12の内面と接触しても損傷することがない程度の厚さとされている。例えば、防水部材43の厚さW1は、約0.1mmとされている。
図4(b)に示すように、この防水部材43は、その一方の表面が、バッテリセルユニット21の外面形状(リード部材35や板部37からなる凹凸形状など)に沿って変形し、防水部材43とバッテリセルユニット21は互いに広い面積で密着した状態で接触している。このように、セルホルダ33の板部37に形成された開口部36で露出されたリード部材35に、防水部材43が確実に面接触して密着されている。
防水部材43としては、ナイロン、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレンあるいはポリカーボネートなどの樹脂材料を熱加工によって成形したものが用いられる。また、防水部材43は、基材料をセルロースで防水加工したものも使用可能である。
これらのケース体44は、収容凹部45の開放側を対向させた状態で互いに突き合わされ、鍔部46の内面同士が互いに面接触するように重ね合わされて互いに熱融着されている。これにより、防水部材43には、ケース体44の収容凹部45からなる収容部47が形成され、この収容部47内に、バッテリセルユニット21が収容される。各ケース体44の鍔部46の内面同士を互いに面接触した状態で熱融着するため、各鍔部46の接合部分に皺(しわ)などが形成されない。よって、体積の大きいバッテリセルユニットであっても、高い防水性が確保された状態で防水部材43の内部に収容することができる。
また、バッテリセルユニット21は、回路基板22から充電用コネクタ23、出力用コネクタ24及び表示部25に繋がるリード線26が収容部47の外部に引き出された状態で、ケース体44の収容凹部45から形成される収容部47に収容される。なお、鍔部46同士は、接着剤によって互いに接着しても良い。
防水部材43によって周囲が覆われたバッテリセルユニット21には、防水部材43の外側の両面全体に、シート状に形成された第1の熱伝導部材41が配設されている。第1の熱伝導部材41の厚さW2は、2mm〜3mm程度とされている。第1の熱伝導部材41は、放熱性に優れ、可撓性及び200℃程度の耐熱性を有するシート状の絶縁材料から形成されている。第1の熱伝導部材41としては、例えば、シリコーンゴムやシリコーンゲルなどからなるシートが用いられる。第1の熱伝導部材41の可撓性は、ケースホルダ33や外部ケース12より大きい。すなわち、ケースホルダ33や外部ケース12は第1の熱伝導部材41より硬度が高く変形しにくい。
図4(b)に示すように、第1の熱伝導部材41の厚さW2は、防水部材43の厚さW1よりも大きい。また、第1の熱伝導部材41の厚さW2は、セルホルダ33の板部37の厚さW3より大きい。
第1の熱伝導部材41は、その一方の表面が、セルユニット21の外面形状(リード部材35や板部37からなる凹凸形状など)に沿って変形した防水部材43の外面形状に沿って変形しつつ接触している。これにより、防水部材43の表面に、第1の熱伝導部材41が確実に密着され圧接されている。
バッテリセルユニット21は、防水部材43の収容部47に収容され、この防水部材43で周囲が覆われ、さらに防水部材43の外側の両面に第1の熱伝導部材41が貼り付けられた状態で、外部ケース12を構成するカバー13と蓋体14とが互いに組み付けられることで外部ケース12内に収容されている。外部ケース12を構成するカバー13と蓋体14とが互いに組み付けられることで、第1の熱伝導部材41は、外部ケース12と防水部材43との間に配置され、防水部材43と外部ケース12とに対して変形しつつ面接触して圧接された状態となる。そして、第1の熱伝導部材41とリード部材35とが、防水部材43を間に挟んだ状態で配置されている。なお、このとき、熱融着された各鍔部46は、外部ケース内12に折り畳まれた状態で収容される。
上記構造のバッテリモジュール11によれば、防水部材43でバッテリセルユニット21を水密に収容した構造であるので、良好な防水性を確保することができる。
また、第1の熱伝導部材41が、セルユニット21の外面形状(リード部材35や板部37からなる凹凸形状など)に沿って変形した防水部材43と外部ケース12とに変形しつつ接触するため、一定の接触面積が確保された状態で両者に面接触しつつ圧接される。従って、防水部材43の内側に収容されたバッテリセル32で生じた熱は、防水部材43から第1の熱伝導部材41を経由して外部ケース12まで効率良く伝わる。
さらに、第1の熱伝導部材41の厚さW2は防水部材43の厚さW1より大きく、第1の熱伝導部材41の熱容量は防水部材43より大きい。従って、防水部材43の内側で生じた熱を、第1の熱伝導部材41によって防水部材43を介して効率よく十分に吸収することができる。その一方で、防水部材43は、第1の熱伝導部材41より薄く、一方の面が第1の熱伝導部材41と一定の接触面積が確保された状態で面接触しつつ圧接されるため、防水部材43の内側で生じた熱を迅速に第1の熱伝導部材41へ伝導することができる。従って、防水部材43の内側に収容されたバッテリセルユニット21で発生した熱は、防水部材43と第1の熱伝導部材41を経由して外部ケース12まで効率よく迅速に伝わり、外部に効率良く迅速に放熱される。
また、第1の絶縁熱伝導部材41の厚さW2は、セルホルダ33の板部37の厚さW3よりも大きい。このため、第1の絶縁熱伝導部材41は、リード部材35と板部37からなる凹凸形状に沿って変形した防水部材43に対して隙間なく密着するように変形しやすい。
また、第1の熱伝導部材41は、防水部材43が外部ケース12にこすれて破損するのを防止する機能も果たすため、防水性を高めることができる。
このように、本実施形態に係るバッテリモジュール11では、防水部材43によって良好な防水性を確保しつつ、良好な放熱経路を形成して放熱性を確保し、熱によるバッテリセル32の性能低下を抑制することができる。特に、バッテリセルユニット21を大容量化する際に好適なものとすることができる。
また、第1の熱伝導部材41とリード部材35とが、防水部材43を挟んだ状態で配置されているので、リード部材35を保護しつつ、リード部材35の絶縁性と放熱性を高めることができる。
なお、図6に示すように、外部ケース12としては、その外面の一部に金属部51を有しているものでも良い。このような金属部51を有する外部ケース12を用いれば、金属部51によって耐貫通性及び放熱性を高めることができる。特に、金属部51が外部ケース12の内面と外面とに亘って設けられていれば、金属部51が第1の熱伝導部材41に接触する。これにより、バッテリセルユニット21から防水部材43及び第1の熱伝導部材41を介して伝達される熱を金属部51に伝達させ、この金属部51で良好に放出させることができ、放熱性をさらに高めることができる。なお、耐貫通性が高まるとは、外部ケース12が外部からのより大きい衝撃に耐えることができ、外部ケース12の内部に収容されるバッテリセルユニット21を保護することができるという意味である。
次に、他の実施形態に係るバッテリモジュールについて説明する。
図7に示すように、このバッテリモジュール11Aでは、第2の熱伝導部材55が、バッテリセル32と防水部材43との間に配置されている。そして、第2の熱伝導部材55がバッテリセル32と防水部材43とに対して変形しつつ面接触している。第2の熱伝導部材55は、セルホルダ33の開口部36と略同一形状に形成されており、セルホルダ33の開口部36に嵌め込まれている。これにより、第2の熱伝導部材55は、セルホルダ33の開口部36で露出されたリード部材35に確実に面接触した状態で密着されている。
第2の熱伝導部材55は、第1の熱伝導部材41と同様に、放熱性に優れ、可撓性及び200℃程度の耐熱性を有するシート状の絶縁材料から形成されている。この第2の熱伝導部材55としては、例えば、シリコーンゴムやシリコーンゲルなどからなるシートが用いられる。
これらの第2の熱伝導部材55は、その厚さが2mm〜3mm程度であり、セルホルダ33の開口部36が形成された板部37よりも厚い。これにより、開口部36に嵌め込まれた第2の熱伝導部材55は、セルホルダ33から外方へ僅かに突出されている。したがって、第2の熱伝導部材55におけるバッテリセルユニット21と反対側の表面に、防水部材43が確実に面接触した状態で密着される。
このような他の実施形態に係るバッテリモジュール11Aの場合も、防水部材43でバッテリセルユニット21を水密に収容した構造であるので、良好な防水性を確保することができる。しかも、第1の熱伝導部材41が防水部材43と外部ケース12とに変形しつつ面接触し、また、第2の熱伝導部材55がバッテリセル32のリード部材35と防水部材43とに変形しつつ面接触するため、バッテリセル32の熱は、第2の熱伝導部材55、防水部材43及び第1の熱伝導部材41を経由して外部ケース12まで伝わり、外部に効率良く迅速に放熱される。
このように、他の実施形態に係るバッテリモジュール11Aにおいても、防水部材43によって良好な防水性を確保しつつ、良好な放熱経路を形成して放熱性を確保し、熱によるバッテリセル32の性能低下を抑制することができる。特に、バッテリセルユニット21を大容量化する際に好適なものとすることができる。
なお、この他の実施形態に係るバッテリモジュール11Aでは、複数の第2の熱伝導部材55を配設したが、1枚の第2の熱伝導部材55を、バッテリセルユニット21のリード部材35が設けられた両面全体にそれぞれ貼り付けても良い。
また、上記実施形態では、一対のケース体44からなる半割り構造の防水部材43を用いたが、この防水部材43としては、可撓性フィルムを袋状に形成したものでも良い。この場合、袋状の防水部材43に、バッテリセルユニット21を収容し、その外側に第1の熱伝導部材41を貼り付け、さらに、外部ケース12を組み付けて覆うこととなる。
また、上記実施形態では、棒状に形成された複数のバッテリセル32を有するバッテリセルユニット21を備えたものを例示して説明したが、本発明は、シート状に形成された複数のバッテリセルを積層させたラミネート構造のバッテリセルユニットを備えたものにも適用可能である。
本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
11,11A:バッテリモジュール、12:外部ケース、21:バッテリセルユニット、32:バッテリセル、35:リード部材、41:第1の熱伝導部材、43:防水部材、51:金属部、55:第2の熱伝導部材

Claims (5)

  1. 複数のバッテリセルと、前記複数のバッテリセルを電気的に接続するリード部材と、を有するバッテリセルユニットと、
    前記バッテリセルユニットを水密に収容する防水部材と、
    第1の熱伝導部材と、
    前記バッテリセルユニットと、前記防水部材と、前記第1の熱伝導部材と、を収容する外部ケースと、
    を備え、
    前記第1の熱伝導部材は、前記防水部材よりも厚く、前記外部ケースと前記防水部材との間に配置され、前記防水部材と前記外部ケースとに対して変形しつつ接触していることを特徴とするバッテリモジュール。
  2. 前記第1の熱伝導部材と前記リード部材が、前記防水部材を挟んだ状態で配置されていることを特徴とする請求項1に記載のバッテリモジュール。
  3. 前記外部ケースは、少なくとも外面の一部に金属部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のバッテリモジュール。
  4. 第2の熱伝導部材が、前記バッテリセルと前記防水部材との間に配置されて、前記バッテリセルと前記防水部材とに対して変形しつつ接触していることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のバッテリモジュール。
  5. 前記バッテリセルユニットは、前記リード部材が露出する開口部が形成された板部を含むセルホルダを有し、
    前記第1の絶縁熱伝導部材は、前記板部よりも厚いことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のバッテリモジュール。
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