JP2014114993A - 熱交換器運転装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トランスミッタへのスケール付着の影響を受けずに的確な保守時期を示すことのできる熱交換器運転装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る熱交換器運転装置においては、熱交換器出入口における2次流体圧力差および熱交換器の2次流体流量を測定し(ステップS31)、2次流体差圧および2次流体流量に基づいて2次側流路流量係数を算出し(ステップS32)、2次側流路流量係数に基づいて2次流路汚れ係数を算出し(ステップS33)、2次流路汚れ係数算出手段で算出された2次流路汚れ係数に基づいて保守時期を報知する(ステップS34〜S36)。
【選択図】図3

Description

本発明は熱交換器運転装置に係り、特に熱交換器の的確な保守時期を示すことのできる熱交換器運転装置に関する。
温泉法では「湧出口における泉温が25℃以上で所定の成分を所定量以上含む温水」(温泉法第2条)を温泉と認定しているため、温泉浴場施設においては湧出水を加熱して使用する場合が多い。
そして、湧出水の加熱装置としては、熱水を1次流体、湧出水を2次流体とするプレート式の熱交換器を使用することが一般的である。
しかし、熱交換器を長期にわたって運転すると、湧出水に含まれる成分がスケールとなってプレートに付着して統括伝熱係数が低下し、湧出水を十分に加熱できない状態となるおそれがある。
このような状態を回避するため熱交換器を分解掃除することが必要となるが、掃除時期を決定する目安として、汚れ係数を監視・推定する装置が既に提案されている(例えば、特許文献1ないし3を参照)。
特許文献1は熱交換器自体の汚れ係数を監視する装置を、特許文献2および特許文献3はバイパス流路に設置した評価用装置を使用して熱交換器本体の汚れ係数を推定する装置を開示している。
特開2000−333657号公報(図1) 特開平07−146263号公報(段落[0010]、図1) 特開2010−90782号公報(段落[0023]、図1)
しかしながら従来の汚れ係数監視・推定装置は、いずれも1次流体の流量および熱交換器出入口温度ならびに2次流体の流量および熱交換器出入口温度を測定することが必要となるが、2次流体用の測定装置、特に熱交換器出口2次流体温度測定トランスミッタへのスケール付着を回避することは困難であり、温度測定値自体の信頼性が乏しく的確な保守時期を把握できないという課題があった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、トランスミッタへのスケール付着の影響を受けずに的確な保守時期を示すことのできる熱交換器運転装置を提供することを目的とする。
なお、本明細書内で使用する「熱交換器」は、特記しない限りプレート式熱交換器を意味するものとする。
本発明に係る熱交換器運転装置は、熱交換器入口における2次流体圧力と熱交換器出口における2次流体圧力の差である2次流体差圧を測定する2次流体差圧測定手段と、熱交換器の2次流体流量を測定する2次流体流量測定手段と、前記2次流体差圧および前記2次流体流量に基づいて2次側流路流量係数を算出する2次側流路流量係数算出手段と、前記2次側流路流量係数に基づいて2次流路汚れ係数を算出する2次流路汚れ係数算出手段と、前記2次流路汚れ係数算出手段で算出された2次流路汚れ係数に基づいて保守時期を報知する保守時期報知手段と、を具備する。
上記構成により、スケール付着の影響を受けずに的確な保守時期を示すことが可能となる。
本発明に係る熱交換器運転装置は、前記2次流路汚れ係数に基づいて予想統括伝熱係数を算出する予想統括伝熱係数算出手段と、熱交換器入口における2次流体温度を計測する熱交換器入口2次流体温度測定手段と、熱交換器入口における1次流体温度を計測する熱交換器入口1次流体温度測定手段と、熱交換器の1次流体流量を計測する1次流体流量測定手段と、前記予想統括伝熱係数、前記熱交換器入口2次流体温度、前記熱交換器入口1次流体温度および前記1次流体流量に基づいて予想熱交換器出口2次流体温度を算出する予想熱交換器出口2次流体温度算出手段と、をさらに含む。
上記構成により、熱交換器出口2次流体温度を高精度で予想することが可能となる。
本発明に係る熱交換器運転装置は、熱交換器出口における2次流体温度を計測する熱交換器出口2次流体温度測定手段と、熱交換器出口における1次流体温度を計測する熱交換器出口1次流体温度測定手段と、前記熱交換器入口1次流体温度、前記熱交換器出口1次流体温度、前記熱交換器入口2次流体温度および前記熱交換器出口2次流体温度に基づいて実績統括伝熱係数を算出する実績統括伝熱係数算出手段と、前記実績統括伝熱係数と前記予想統括伝熱係数との差の絶対値が予め定めた閾値より大であるときは前記差に応じて前記2次流路汚れ係数算出手段の係数を学習する係数学習手段と、をさらに含む。
上記構成により、一層正確に保守時期を決定することが可能となる。
本発明に係る熱交換器運転装置は、熱交換器入口における1次流体圧力を測定する熱交換器入口1次流体圧力測定手段と、熱交換器出口における1次流体圧力を測定する熱交換器出口1次流体圧力測定手段と、熱交換器入口における2次流体圧力を測定する熱交換器入口2次流体圧力測定手段と、熱交換器出口における2次流体圧力を測定する熱交換器出口2次流体圧力測定手段と、前記熱交換器入口1次流体圧力測定手段で計測された熱交換器入口1次流体圧力と前記熱交換器出口1次流体圧力測定手段で計測された熱交換器出口1次流体圧力の平均値である1次流体平均圧力を算出する1次流体平均圧力算出手段と、前記熱交換器入口2次流体圧力測定手段で計測された熱交換器入口2次流体圧力と前記熱交換器出口2次流体圧力測定手段で計測された熱交換器出口2次流体圧力の平均値である2次流体平均圧力を算出する2次流体平均圧力算出手段と、前記1次流体平均圧力算出手段で算出された1次流体平均圧力と、前記2次流体平均圧力算出手段で算出された2次流体平均圧力に基づいて前記2次側流路流量係数を補正する2次側流量係数補正手段と、をさらに備える。
上記構成により、さらに正確に保守時期を決定することが可能となる。
本発明に係る熱交換器運転装置は、前記熱交換器出口1次流体温度、前記熱交換器入口1次流体温度、前記熱交換器出口2次流体温度および前記熱交換器入口2次流体温度に基づいて、前記熱交換器出口2次流体温度測定手段の保守時期を報知する温度測定手段保守時期報知手段と、をさらに備える。
上記構成により、スケールが付着し易い熱交換器出口2次流体温度トランスミッタの保守時期を示すことが可能となる。
本発明に係る熱交換器運転装置によれば、スケール付着の影響をほとんど受けることのなく熱交換器の保守時期を報知することが可能となる。
本発明に係る熱交換器運転装置が適用される温泉浴場施設のフローシートである。 本発明に係る熱交換器運転装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 熱交換器保守時期報知ルーチンのフローチャートである。 予想熱交換器出口2次流体温度算出ルーチンのフローチャートである。 学習メインルーチンのフローチャートである。 学習サブルーチンのフローチャートである。 流量係数補正ルーチンのフローチャートである。 温度トランスミッタ保守時期報知ルーチンのフローチャートである。
図1は、本発明に係る熱交換器運転装置が適用される温泉浴場施設のフローシートであって、ボイラ11、1次流体循環ポンプ12、熱交換器13、2次流体移送ポンプ14、ならびに浴槽15、16および17から構成される。なお、ボイラ11の燃料は特に規定されず、都市ガス、重油等であってもよい。また、浴槽の数も特に規定されるものではない。
源泉井戸18から湧出する2次流体(温泉水)は2次流体移送ポンプ14により熱交換器13の2次側流路に供給される。
熱交換器13で加熱された2次流体は3つの流量制御弁191、192および193を介して3つの浴槽15、16および17に供給される。
3つの浴槽15、16および17はかけ流しを想定し、溢れた温泉水の処理系統は図示を省略している。
熱交換器13の1次側には熱媒水である1次流体が充填されており、ボイラ11で加熱される。なお、1次流体は可変速モータにより駆動される1次流体循環ポンプ12により循環される。
本発明に係る熱交換器運転装置は、熱交換器13の2次側流路に付着するスケールを除去するための保守時期を的確に判断するために使用される。
図2は本発明に係る熱交換器運転装置のハードウエア構成を示すブロック図であって、コンピュータシステム2、温泉浴場施設の状態を計測するためのトランスミッタ3およびオペレータと情報を交換するための周辺機器4とから構成される。
すなわち、コンピュータシステム2は、バス20を中心として、CPU21、メモリ22、ハードディスク(HD)23、プロセスインターフェイス24およびペリフェラルインターフェイス25から構成される。
トランスミッタ3は、温泉浴場施設の流体流量、流体温度、流体圧力等を計測し、プロセスインターフェイス24を介してコンピュータシステム2にデータを供給するものである。
周辺機器4は、例えばディスプレイ41、キーボード42およびマウス43から構成され、ペリフェラルインターフェイス25を介してコンピュータシステム2と情報を交換する。
なお、周辺機器4は、従来一般的であった操作盤で構成されていてもよい。
以下、実施例ごとに構成、作用および効果を説明する。
[第1の実施形態]
1次流体は上水道水のようなスケールをほとんど含まない流体を閉ループ流路で使用するので、熱交換器13の1次側流路についてはスケールの付着は無視できる。
これに対して、2次流体は源泉井戸18から湧出する温泉水をそのまま使用するので、熱交換器13の2次側流路には時間の経過とともに、温泉水に含まれる成分がスケールとして付着し、2次流体の流路面積が狭小となり、2次流路の流動抵抗が増加する。
そこで、本発明に係る熱交換器運転装置においては、2次側流路の流動特性を表す流量係数の経時変化から保守時期を推定することとしている。
すなわち、第1の実施形態においては、2次側流路の流量係数を算出するために2次流体移送ポンプ14と熱交換器2次流体入口の間に2次流体流量Fを計測するための2次流体流量トランスミッタ311を、2次流体が熱交換器13の2次側流路を流動する際の圧損ΔPを計測するために熱交換器2次側流路に差圧トランスミッタ312を設置する。
なお、2次流体流量トランスミッタ311としてはスケール付着のおそれの少ない電磁型を使用することが望ましい。
図3は、コンピュータシステム2が実行する熱交換器保守時期報知ルーチンのフローチャートであって、一定時間ごと(例えば1分ごと)に実行する。
まず、コンピュータシステム2は、2次流体流量Fおよび2次側圧損ΔPを読み込む(ステップS31)。
次に、コンピュータシステム2は、[数1]を使用して熱交換器2次側流路の流量係数Aを算出する(ステップS32)。
Figure 2014114993
次に、コンピュータシステム2は、熱交換器2次側流路の予想汚れ係数rを算出する(ステップS33)。
予想汚れ係数rの算出にあたっては、以下の条件1から条件4を仮定している。
条件1:プレート型熱交換器は、仕切り板の横方向長さおよび縦方向長さに比較して仕切り板間の幅(D)は極めて小さく、スケールは運転時間xに比例して仕切り板2次側面に一様な厚み(=d/2)で付着するものとし、[数2]が成立する。
Figure 2014114993
条件2:流量係数Aは2次流体が実際に流れる流路幅(=D−d)に比例するものとし、[数3]が成立する。
Figure 2014114993
条件3:仕切り板の予想汚れ係数rはスケールの厚み(=d/2)に比例するものとし、[数4]が成立する。
Figure 2014114993
[数2]ないし[数4]から[数5]が得られるが、コンピュータシステム2は[数5]を使用して予想汚れ係数rを算出する。
Figure 2014114993
次に、コンピュータシステム2は、汚れ係数の一時的な変動に起因する誤判定を防止するために、予想汚れ係数rの時間平均値rfavを算出する(ステップS34)。
そして、コンピュータシステム2は、時間平均予想汚れ係数rfavが予め定められた閾値rfth以上となったか否かを判定する(ステップS35)。
コンピュータシステム2は、ステップS35において時間平均予想汚れ係数rfavが予め定められた閾値rfth以上となった(YES)と判定したときは、ディスプレイ42に"保守時期になった"旨のメッセージを表示する(ステップS36)。
一方、コンピュータシステム2は、ステップS35において時間平均予想汚れ係数rfavが予め定められた閾値rfth以上とはなっていない(NO)と判定したときは、メッセージを表示することなくこのルーチンを終了する。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、スケール付着のおそれのほとんど無い2次流体流量トランスミッタ311および2次側流路差圧トランスミッタ312の計測結果に基づいて熱交換器の保守時期を的確に報知することが可能となる。
さらに、熱交換器の2次側だけを運転することにより、すなわち、ボイラ11および1次循環ポンプ12を運転せずに、熱交換器の保守時期を知ることができ省エネルギの観点からも有利である。
[第2の実施形態]
本発明に係る熱交換器運転装置が適用される温泉浴場施設にあっては、浴槽15ないし17へ供給する2次流体の温度、すなわち給湯温度を正確に制御することが重要となる。
しかし、熱交換器2次側出口は最もスケールが付着し易い場所であり、温度トランスミッタを設置しても高精度の計測は期待できない。
そこで、本発明に係る熱交換器運転装置では、コンピュータシステム2内に熱交換器シミュレータを構成して予想熱交換器出口2次流体温度t2eを算出し、この値を使用して給湯温度を制御している。
熱交換器シミュレータを構成するために、第2の実施形態においては、熱交換器入口の2次流体温度T2iを計測する熱交換器入口2次流体温度トランスミッタ321と、熱交換器1次側入口の1次流体温度T1iを計測する熱交換器入口1次流体温度トランスミッタ322と、1次流体流量Fを計測する1次流体流量トランスミッタ323を追設する。
なお、2次流体は熱交換器入口側では比較的低温でありスケールの析出は少なく、長期にわたって温度測定の精度を維持することは可能である。
図4は、コンピュータシステム2が実行する予想熱交換器出口2次流体温度算出ルーチンのフローチャートであって、熱交換器保守時期報知ルーチンに引き続いて実行する。
まず、コンピュータシステム2は、熱交換器入口2次流体温度T2i、熱交換器入口1次流体温度T1iおよび1次流体流量Fを読み込む(ステップS41)。
次に、コンピュータシステム2は、1次流体流量F、1次流体流量Fおよび予想汚れ係数rの関数値として予想統括伝熱係数uを[数6]により算出する(ステップS42)。
Figure 2014114993
そして、コンピュータシステム2は、熱交換器入口1次流体温度T1i、熱交換器入口2次流体温度T2i、1次流体流量F、1次流体流量Fおよび予想統括伝熱係数uの関数値である予想熱交換器出口2次流体温度t2eを[数7]により算出する(ステップS43)。
Figure 2014114993
この予想熱交換器出口2次流体温度t2eが目標温度(例えば、摂氏41度)となるように1次流体循環ポンプの回転数を操作端とするフィードバック制御を行うことにより、浴槽15ないし17に供給される2次流体の温度を所望温度に制御することが可能となる。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、スケールの付着のおそれの少ない熱交換器入口2次流体温度トランスミッタ321、熱交換器入口1次流体温度トランスミッタ322および1次流体流量トランスミッタ323を追設することにより、スケールが付着し易い2次流体出口温度トランスミッタを追設することなく熱交換器出口2次流体温度を予想することが可能となる。
[第3の実施形態]
本発明に係る熱交換器運転装置にあっては、2次側流路の流量係数Aから[数5]を使用して汚れ係数、さらに[数6]を使用して予想統括伝熱係数uを算出しているが、[数5]の定数は本来運転実績に基づいて定めるべきものである。
しかし、運転実績に基づき定めようとすると、少なくとも最初の保守時期までは本発明に係る熱交換器運転装置を運用することができないという矛盾が発生する。
そこで、本発明に係る熱交換器運転装置では、予め設定した定数を運転中に学習するための学習機能を付加している。
学習機能を実現するために、第3の実施形態では、熱交換器出口の2次流体温度T2eを計測する熱交換器出口2次流体温度トランスミッタ331と、熱交換器体出口における1次流体温度T1eを計測する熱交換器出口1次流体温度トランスミッタ332を追設する。
図5は、コンピュータシステム2が実行する学習メインルーチンのフローチャートであって、予想2次流体温度算出ルーチンに引き続いて実行する。
まず、コンピュータシステム2は、熱交換器出口2次流体温度T2eおよび熱交換器出口1次流体温度T1eを読み込む(ステップS51)。
次に、コンピュータシステム2は、熱交換器入口1次流体温度T1iと熱交換器出口1次流体温度T1eの差である1次温度差ΔTを算出し(ステップS52)、続いて熱交換器出口2次流体温度T2eと熱交換器入口2次流体温度T2i差である2次温度差ΔTを算出する(ステップS53)。
次に、コンピュータシステム2は、1次温度差ΔTおよび2次温度差ΔTから[数8]を使用して対数平均温度差ΔTを算出する(ステップS54)。
Figure 2014114993
次に、コンピュータシステム2は、対数平均温度差ΔTおよび2次流体流量Fから[数9]を使用して実績統括伝熱係数Uを算出する(ステップS55)。
Figure 2014114993
次に、コンピュータシステム2は、予想統括伝熱係数uと実績統括伝熱係数Uの差の絶対値が予め定めた偏差εより大であるか否かを判定する(ステップS56)。
コンピュータシステム2は、予想統括伝熱係数uと実績統括伝熱係数Uの差の絶対値が偏差ε以上である(YES)と判定したときは、[数10]を使用して実績汚れ係数Rを算出する(ステップS57)。
Figure 2014114993
そして、実績汚れ係数Rと予想汚れ係数rとの偏差に応じて(2−4)式の定数を学習する(ステップS58)。
なお、コンピュータシステム2は、想統括伝熱係数uと実績統括伝熱係数Uの差の絶対値が偏差ε以上でない(NO)と判定したときは、直接このルーチンを終了する。
ステップS58の学習方法は特に規定されないが、一例として以下の学習方法を適用することができる。
図6は、コンピュータシステム2が実行する学習サブルーチンのフローチャートである。
コンピュータシステム2は、ハードディスク23に記憶されている流量係数Aと実績汚れ係数Rを所定期間(例えば、一週間)ごとに読み出す(ステップS61)。
次に、コンピュータシステム2は、流量係数Aを独立変数、実績汚れ係数Rを従属変数として最小二乗法によりBSL(Best Straight Line)を求める(ステップS62)。
そして、コンピュータシステム2は、ハードディスク23から読み出したデータ中にBSLを中心とする所定範囲(例えば±2σ)から逸脱したデータが存在するか否かを判定する(ステップS63)。
コンピュータシステム2は、所定範囲から逸脱したデータが存在する(YES)と判定したときは、そのデータを削除して(ステップS64)、ステップS62に戻り再度BSLを求める。
コンピュータシステム2は、所定範囲から逸脱したデータが存在しない(NO)と判断したときは、[数5]の係数Kr1をBSLのY切片に置換し(ステップS65)、Kr2をBSLの傾きで置換して(ステップS66)、このルーチンを終了する。
以上説明したように、第3の実施形態によれば、熱交換器出口2次流体温度トランスミッタ331、熱交換器1次流体出口温度トランスミッタ332を追設することにより、流量係数から汚れ係数を算出する1次関数式の係数を運転実績に基づいて修正することが可能となり、保守時期を正確に決定することができる。
[第4の実施形態]
本発明に係る熱交換器運転装置で使用する熱交換器はプレート式であり、1次流路と2次流路を仕切る仕切り板は0.5〜1ミリメートル程度と薄いため、1次流体もしくは2次流体の圧力の変化により仕切り板が変形し、2次流路の流量係数の算出精度が悪化するおそれがある。
例えば、1次流体の圧力が高い場合には、1次流路幅が広がり、2次流路幅が狭まることとなる。
そこで、本発明に係る熱交換器運転装置では1次流路平均圧力と2次流路平均圧力の差に応じて流量係数を補正する流量係数補正手段を備えている。
流量係数補正手段を実現するために、熱交換器入口の1次流体圧力P1iを計測する熱交換器入口1次流体圧力トランスミッタ341、熱交換器出口の1次流体圧力P1eを計測する熱交換器出口1次流体圧力トランスミッタ342、熱交換器入口の2次流体圧力P2iを計測する熱交換器入口2次流体圧力トランスミッタ343、および熱交換器出口の2次流体圧力P2eを計測する熱交換器出口2次流体圧力トランスミッタ344を追設する。
図7は、コンピュータシステム2が実行する流量係数補正ルーチンのフローチャートであって、学習ルーチンに引き続いて実行する。
コンピュータシステム2は、まず、熱交換器入口1次流体圧力P1i、熱交換器出口1次流体圧力P1e、熱交換器入口2次流体圧力P2i、および熱交換器出口2次流体圧力P2eを読み込む(ステップS71)。
次に、コンピュータシステム2は、熱交換器入口1次流体圧力P1iと熱交換器出口1次流体圧力P1eの平均値である熱交換器1次流体平均圧力P1Mを算出し(ステップS72)、ついで熱交換器入口2次流体圧力P2iと熱交換器出口2次流体圧力P2eの平均値である熱交換器2次流体平均圧力P2Mを算出する(ステップS73)。
次に、コンピュータシステム2は、熱交換器1次流体平均圧力P1Mと熱交換器2次流体平均圧力P2Mの関数値である流量係数補正係数Cを[数11]に基づいて算出する(ステップS74)。
Figure 2014114993
最後に、[数1]で算出した流量係数Avに流量係数補正係数Cを乗じて、補正流量係数Avcを算出して(ステップS75)、このルーチンを終了する。
以上説明したように、第4の実施形態によれば、熱交換器入口1次流体圧力トランスミッタ341、熱交換器出口1次流体圧力トランスミッタ342、熱交換器入口2次流体圧力トランスミッタ343、および熱交換器出口2次流体圧力トランスミッタ344を追設することにより、熱交換器13の仕切り板の変形に起因する流量係数Avの誤差を修正し、熱交換器の保守時期をより正確に決定することが可能となる。
[第5の実施形態]
第3の実施形態において熱交換器出口の2次流体温度T2eを計測する熱交換器出口2次流体温度トランスミッタ331を追設しているが、熱交換器出口2次流体温度トランスミッタ331の検出端を高温の2次流体中に挿入する必要があるので、スケールが付着し易く、検出精度の維持が困難となる。
そこで、本発明に係る熱交換器運転装置では、熱交換器出口2次流体温度トランスミッタ331の保守時期報知手段を設けている。
なお、保守時期報知手段を実現するために新たなトランスミッタを追設する必要はない。
図8は、コンピュータシステム2が実行する温度トランスミッタ保守時期報知ルーチンのフローチャートであって、流量係数補正ルーチンに引き続いて実行する。
コンピュータシステム2は、まず、熱交換器入口1次流体温度T1i、熱交換器出口1次流体温度T1e、熱交換器入口2次流体温度T2i、熱交換器出口2次流体温度T2e、1次流体流量F、および2次流体流量Fを読み込む(ステップS81)。
次に、コンピュータシステム2は、熱交換器入口1次流体温度T1i、熱交換器出口1次流体温度T1e、および1次流体流量Fに基づいて[数12]により1次側交換熱量Qを算出する(ステップS82)。
Figure 2014114993
次に、コンピュータシステム2は、熱交換器入口2次流体温度T2i、熱交換器出口2次流体温度T2e、および2次流体流量Fに基づいて[数13]により2次側交換熱量Qを算出する(ステップS83)。
Figure 2014114993
本実施形態においては、プレート型熱交換器の熱損失は極めて少ないので1次側交換熱量Qと2次側交換熱量Qはほぼ等しいと考えることができ、予め定められた閾値εより大きい差が生じた場合には熱交換器出口2次流体温度トランスミッタ331の検出精度がスケール付着により悪化したものと考えることができる。
そこで、コンピュータシステム2は、1次側交換熱量Qと2次側交換熱量Qの差が閾値εより大きいか否かを判定し(ステップS84)、閾値εより大きい(YES)と判定した場合には、熱交換器出口2次流体温度トランスミッタ331の保守が必要である旨を報知して(ステップS85)、このルーチンを終了する。
一方、閾値εより大きい(NO)と判定した場合には、直ちにルーチンを終了する。
以上説明したように、第5の実施形態によれば、新たにトランスミッタを追設することなく、熱交換器出口2次流体温度トランスミッタ331の保守時期を報知することが可能となる。
本発明に係る熱交換器運転装置は、トランスミッタへのスケール付着の影響を受けずに熱交換器の保守時期を的確に報知することが可能となり、産業上有用である。
2 コンピュータシステム
3 トランスミッタ
4 周辺機器
11 ボイラ
12 1次流体循環ポンプ
13 熱交換器
14 2次流体移送ポンプ
15、16、17 浴槽
18 源泉井戸
20 バス
21 CPU
22 メモリ
23 ハードディスク
24 プロセスインターフェイス
25 ペリフェラルインターフェイス
41 ディスプレイ
42 キーボード
43 マウス
191、192、193 流量制御弁
311 2次流体流量トランスミッタ
312 差圧トランスミッタ
321 熱交換器入口2次流体温度トランスミッタ
322 熱交換器入口1次流体温度トランスミッタ
323 1次流体流量トランスミッタ
331 熱交換器出口2次流体温度トランスミッタ
332 熱交換器出口1次流体温度トランスミッタ
341 熱交換器入口1次流体圧力トランスミッタ
342 熱交換器出口1次流体圧力トランスミッタ
343 熱交換器入口2次流体圧力トランスミッタ
344 熱交換器出口2次流体圧力トランスミッタ
本発明に係る熱交換器運転装置は、熱交換器入口における2次流体圧力と熱交換器出口における2次流体圧力の差である2次流体差圧を測定する2次流体差圧測定手段と、熱交換器の2次流体流量を測定する2次流体流量測定手段と、前記2次流体差圧および前記2次流体流量に基づいて2次側流路流量係数を算出する2次側流路流量係数算出手段と、前記2次側流路流量係数に基づいて2次流路汚れ係数を算出する2次流路汚れ係数算出手段と、前記2次流路汚れ係数算出手段で算出された2次流路汚れ係数に基づいて保守時期を報知する保守時期報知手段と、熱交換器入口における1次流体圧力を測定する熱交換器入口1次流体圧力測定手段と、熱交換器出口における1次流体圧力を測定する熱交換器出口1次流体圧力測定手段と、熱交換器入口における2次流体圧力を測定する熱交換器入口2次流体圧力測定手段と、熱交換器出口における2次流体圧力を測定する熱交換器出口2次流体圧力測定手段と、前記熱交換器入口1次流体圧力測定手段で計測された熱交換器入口1次流体圧力と前記熱交換器出口1次流体圧力測定手段で計測された熱交換器出口1次流体圧力の平均値である1次流体平均圧力を算出する1次流体平均圧力算出手段と、前記熱交換器入口2次流体圧力測定手段で計測された熱交換器入口2次流体圧力と前記熱交換器出口2次流体圧力測定手段で計測された熱交換器出口2次流体圧力の平均値である2次流体平均圧力を算出する2次流体平均圧力算出手段と、前記1次流体平均圧力算出手段で算出された1次流体平均圧力と、前記2次流体平均圧力算出手段で算出された2次流体平均圧力に基づいて前記2次側流路流量係数を補正する2次側流量係数補正手段と、を具備する。
上記構成により、スケール付着の影響を受けずに的確な保守時期を示すことが可能となる。さらに正確に保守時期を決定することが可能となる。

Claims (5)

  1. 熱交換器入口における2次流体圧力と熱交換器出口における2次流体圧力の差である2次流体差圧を測定する2次流体差圧測定手段と、
    熱交換器の2次流体流量を測定する2次流体流量測定手段と、
    前記2次流体差圧および前記2次流体流量に基づいて2次側流路流量係数を算出する2次側流路流量係数算出手段と、
    前記2次側流路流量係数に基づいて2次流路汚れ係数を算出する2次流路汚れ係数算出手段と、
    前記2次流路汚れ係数算出手段で算出された2次流路汚れ係数に基づいて保守時期を報知する保守時期報知手段と、を具備する熱交換器運転装置。
  2. 前記2次流路汚れ係数に基づいて予想統括伝熱係数を算出する予想統括伝熱係数算出手段と、
    熱交換器入口における2次流体温度を計測する熱交換器入口2次流体温度測定手段と、
    熱交換器入口における1次流体温度を計測する熱交換器入口1次流体温度測定手段と、
    熱交換器の1次流体流量を計測する1次流体流量測定手段と、
    前記予想統括伝熱係数、前記熱交換器入口2次流体温度、前記熱交換器入口1次流体温度および前記1次流体流量に基づいて予想熱交換器出口2次流体温度を算出する予想熱交換器出口2次流体温度算出手段と、をさらに含む請求項1に記載の熱交換器運転装置。
  3. 熱交換器出口における2次流体温度を計測する熱交換器出口2次流体温度測定手段と、
    熱交換器出口における1次流体温度を計測する熱交換器出口1次流体温度測定手段と、
    前記熱交換器入口1次流体温度、前記熱交換器出口1次流体温度、前記熱交換器入口2次流体温度および前記熱交換器出口2次流体温度に基づいて実績統括伝熱係数を算出する実績統括伝熱係数算出手段と、
    前記実績統括伝熱係数と前記予想統括伝熱係数との差の絶対値が予め定めた閾値より大であるときは、前記差に応じて前記2次流路汚れ係数算出手段の係数を学習する係数学習手段と、をさらに含む請求項2に記載の熱交換器運転装置。
  4. 熱交換器入口における1次流体圧力を測定する熱交換器入口1次流体圧力測定手段と、
    熱交換器出口における1次流体圧力を測定する熱交換器出口1次流体圧力測定手段と、
    熱交換器入口における2次流体圧力を測定する熱交換器入口2次流体圧力測定手段と、
    熱交換器出口における2次流体圧力を測定する熱交換器出口2次流体圧力測定手段と、
    前記熱交換器入口1次流体圧力測定手段で計測された熱交換器入口1次流体圧力と前記熱交換器出口1次流体圧力測定手段で計測された熱交換器出口1次流体圧力の平均値である1次流体平均圧力を算出する1次流体平均圧力算出手段と、
    前記熱交換器入口2次流体圧力測定手段で計測された熱交換器入口2次流体圧力と前記熱交換器出口2次流体圧力測定手段で計測された熱交換器出口2次流体圧力の平均値である2次流体平均圧力を算出する2次流体平均圧力算出手段と、
    前記1次流体平均圧力算出手段で算出された1次流体平均圧力と、前記2次流体平均圧力算出手段で算出された2次流体平均圧力に基づいて前記2次側流路流量係数を補正する2次側流量係数補正手段と、をさらに備える請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の熱交換器運転装置。
  5. 前記熱交換器出口1次流体温度、前記熱交換器入口1次流体温度、前記熱交換器出口2次流体温度および前記熱交換器入口2次流体温度に基づいて、前記熱交換器出口2次流体温度測定手段の保守時期を報知する温度測定手段保守時期報知手段と、をさらに備える請求項3または請求項4に記載の熱交換器運転装置。
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