JP2014113978A - 報知装置 - Google Patents

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和輝 前田
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Abstract

【課題】電線の温度が所定温度未満である場合に、半導体スイッチが負荷へ供給する電流値が所定状態となったことを報知する報知装置を提供する。
【解決手段】マイコン11の制御部11aは、所定のサンプリングタイミングで、IPD12の半導体スイッチ12bを流れる電流値を検出する。制御部11aは、検出した電流値が所定の第1閾値以上である場合、所定電流と判定し、所定電流の発生回数を計数する。制御部11aは、所定電流であると連続して判定した回数を計数し、計数した所定電流の発生回数が所定の報知判定回数以上となった場合、その時点の日時の情報と、IPD12を示す情報とを対応付けてROM11bに記憶する。また制御部11aは、IPD12の半導体スイッチ12bに流れる電流が所定状態である旨を報知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体スイッチを介して負荷に流れる電流値の状態を報知する報知装置に関する。
車輌にはヘッドライト、モータ等の負荷が搭載されており、各負荷は電線を介してそれぞれ電源に接続されている。電線は経年劣化等により内部の芯線が周囲の導体構造物に接触してショートするおそれがある。そこで、一般的にショートによる過電流を防ぐために、電線の適宜箇所に熱ヒューズ又は半導体スイッチ(半導体リレー)が介装されている。
特許文献1には、電線に半導体スイッチが介装された構成において、電線の通流電流値に基づいて電線の温度を推定し、電線の温度が所定の上限温度に達した場合に半導体スイッチを用いて電源から負荷への通電を停止する電線保護装置が開示されている。このような構成により、例えば電線がショートした場合に発生する過電流による異常な温度上昇から電線を保護することができ、また、過電流によって生じるおそれのある電線及び負荷の損傷を防止できる。
特開2009−226984号公報
特許文献1に開示された電線保護装置では、異常な温度上昇を回避できるが、異常な温度上昇の発生箇所及び発生理由をユーザ及び修理工が容易に特定できないという問題がある。また、特許文献1に開示された電線保護装置では、電線がショートして過電流状態となっている場合と、過電流状態と通常電流状態とを繰り返すチャタリング状態となっている場合とを区別せずに、電線の温度に応じて通電が停止される。チャタリングは、電線の接触不良、又は何らかの原因で電線の被覆部材が剥がれ、内部の芯線が導体構造物に間欠的に接触した場合に発生することがあり、電線を適切に接続し、又は電線の被覆部材を修復することによって解消される。しかし、特許文献1に開示された電線保護装置では、電線がショートしているのか、チャタリングが発生しているのかを容易に判断できないので、チャタリングの発生時にチャタリングを解消するための適切な修理が行われない可能性があるという問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものである。その目的は、半導体スイッチが負荷への通電を停止しない状態において、負荷へ通電される電流値が所定状態(例えば、チャタリング)となったことを報知する報知装置を提供することにある。
本発明に係る報知装置は、電源及び負荷を接続する電線に介装され、該電線の温度が所定温度以上であるか否かに応じて前記負荷への通電を停止又は実行する半導体スイッチと、該半導体スイッチを通流する電流値を反復的に検出する電流検出部と、前記電線の温度が前記所定温度未満である場合に、前記電流検出部が検出した電流値が所定状態であるか否かを検出する状態検出部と、該状態検出部が所定状態であると検出した場合に報知する報知部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、電源及び負荷を接続する電線の温度が所定温度未満である場合に、前記電線に介装された半導体スイッチを流れる電流値が所定状態であるか否かを状態検出部が検出し、報知部が報知する。よって、前記半導体スイッチの配置位置から、通流電流値が所定状態となった箇所の特定が容易となる。また、状態検出部は、半導体スイッチによって負荷への通電が停止されない範囲内において、負荷へ通流する電流値が所定状態であることを検出するので、前記所定状態となった理由及び発生箇所の特定が容易となる。
本発明に係る報知装置は、前記状態検出部が所定状態であると検出した場合に、前記所定状態を示す情報を記憶する記憶部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、記憶部は、検出された所定状態を示す情報を記憶しておく。よって、例えば、一旦負荷へ通流する電流値が所定状態となった後に、何らかの理由で解消された場合であっても、負荷へ通流する電流値が所定状態となったことを把握でき、後日検証することができる。
本発明に係る報知装置は、外部装置と通信する通信部を備え、前記報知部は、前記通信部にて外部装置へ報知するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、負荷へ通流する電流値が所定状態となったことが、通信部にて外部装置へ報知される。例えば、通信部がカーナビゲーション装置へ報知した場合、カーナビゲーション装置の表示部に、負荷へ通流する電流値が所定状態となったことを表示させることが可能となり、運転者又は同乗者に報知できる。
本発明に係る報知装置は、前記報知部は、報知開始から所定時間が経過した後、報知を終了するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、負荷へ通流する電流値が所定状態となったことが検出された場合、報知部は、所定状態の報知を所定時間のみ行う。報知部が報知する所定状態は、電線の温度が所定温度未満である場合、即ち、半導体スイッチが負荷への通電を停止しない範囲内における状態であるので、このような状態となったときでも使用が継続される場合がある。よって、ユーザが所定状態の発生を把握できる程度の時間のみ報知処理を行えばよく、不要に長時間の報知処理を行わないことにより、ユーザへのストレスを削減する。
本発明に係る報知装置は、前記記憶部は、不揮発性メモリであり、電源投入後に、所定状態を示す情報が前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部を備え、前記報知部は、前記所定状態を示す情報が前記記憶部に記憶されていると前記判定部が判定した場合に報知するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、発生した所定状態を示す情報は不揮発性メモリに記憶され、報知部は、電源投入後に再度報知する。よって、ユーザが使用を開始する都度、所定状態の発生を確実に報知できる。
本発明に係る報知装置は、前記状態検出部は、前記半導体スイッチを通流する電流値が所定値以上又は所定値以下となった場合に所定状態であると検出するようにしてあり、前記報知部は、前記状態検出部が前記所定状態であることを所定の頻度で検出した場合に報知するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、状態検出部は、電線の温度が所定温度未満である場合、即ち、通常動作時において、半導体スイッチを流れる電流値が所定値以上又は所定値以下となった場合に所定状態であると判断する。また、状態検出部が前記所定状態であることを所定の頻度で検出した場合に、報知部は、所定状態の発生を報知する。よって、半導体スイッチを通流する電流の状態が適切ではない状態を報知できる。
本発明では、電線の温度が所定温度未満である場合、即ち、半導体スイッチが負荷への通電を停止しない状態において、負荷へ通電される電流値が所定状態となった場合に、この所定状態の発生理由及び発生箇所の特定が容易となる。
本実施形態に係る報知システムの構成例を示すブロック図である。 保護装置及びボディECUの内部構成例を示すブロック図である。 本実施形態の保護装置が行う処理を説明するための模式図である。 制御部による所定電流の検出処理及び報知処理の手順を示すフローチャートである。 所定電流の検出処理を説明するための説明図である。 所定電流の検出処理を説明するための説明図である。 電源投入時に制御部が行う処理の手順を示すフローチャートである。 所定電流発生時の処理を規定するテーブルの構成例を示す模式図である。
以下に、本発明をその実施形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本実施形態に係る報知システムの構成例を示すブロック図である。本実施形態に係る報知システムは、車輌5に搭載された保護装置1、ボディECU2、電源3、負荷51、外部診断装置8(図2参照)及びナビゲーション装置9(図2参照)を備える。負荷51は、例えばヘッドライト、パワーウィンドウ等である。負荷51の正極端子は電線6を介して電源3の正極に接続され、負荷51の負極端子は接地されている。電線6の適宜箇所には給電スイッチ7が設けられており、給電スイッチ7の開閉はボディECU2によって制御され、負荷51への給電が制御される。また、電線6の適宜箇所には、過電流等による発熱(発煙)から電線6及び負荷51を保護する保護装置1が設けられている。保護装置1及びボディECU2は車載LAN(Local Area Network)等の通信線4によって接続され、負荷51の保護に必要な情報を送受信するように構成されている。外部診断装置8及びナビゲーション装置9も通信線4に接続され、保護装置1及びボディECU2との間で情報を送受信するように構成されている。本実施形態の保護装置1は、本発明に係る報知装置としての動作を行う。
図2は、保護装置1及びボディECU2の内部構成例を示すブロック図である。保護装置1はマイコン11を備える。マイコン11は、制御部11aを有する。制御部11aは、一又は複数のCPU(Central Processing Unit)、マルチコアCPU等であり、マイコン11の各構成部の動作を制御する。制御部11aには、バスを介して、ROM(Read Only Memory)11b、RAM(Random Access Memory)11c、時計部11d、CAN(Controller Area Network)通信I/F11e、IPD(Intelligent Power Device)−I/F11f、A/D(アナログ/デジタル)変換部11g等が接続されている。
ROM11bは、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)又はフラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、制御部11aが実行すべき制御プログラム及び各種データを予め記憶している。
RAM11cは、DRAM(Dynamic RAM)、SRAM(Static RAM)等であり、制御部11aが演算処理を実行する際にROM11bから読み出した制御プログラム、制御部11aによる演算処理によって発生する種々のデータを一時的に記憶する。
時計部11dは絶対時間(年、月、日、時、分、秒)を刻時しており、制御部11aの要求に従って、現在時刻を制御部11aに与える。制御部11aは、時計部11dが示す絶対時間の差に基づいて経過時間を算出することにより、所定時間を計測することもできる。
CAN通信I/F(通信部)11eは、通信線4を介して外部の装置と通信する。例えば、CAN通信I/F11eは、CANプロトコルに従って、車輌5に搭載されたボディECU2とデータの送受信を行う。CAN通信I/F11eは、制御部11aから与えられたデータをボディECU2へ送信し、ボディECU2から受信したデータを制御部11aへ与える。これにより保護装置1は、ボディECU2へ制御命令等を送信して該ボディECU2へ所定の動作を要求することができ、ボディECU2からの情報をCAN通信I/F11eによって取得することができる。なお、マイコン11及びボディECU2間の通信は、CANプロトコルに限らず、例えばLIN(Local Interconnect Network)のプロトコルに基づいて行われてもよい。また、CAN通信I/F11eは、通信線4を介して、外部診断装置8及びナビゲーション装置9ともデータの送受信が可能である。
IPD−I/F11fにはIPD12が接続されている。IPD12は、電源3及び負荷51を接続する電線6に介装された半導体スイッチ(半導体リレー)12bと、電線6(半導体スイッチ12b)を流れる電流値を検出する電流検出部12aとを有する。
半導体スイッチ12bは例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)等で構成されている。半導体スイッチ12bの一端は電源3の正極に接続され、他端はスイッチ7を介して負荷51に接続されている。半導体スイッチ12bは、IPD−I/F11fを介して制御部11aから与えられる制御信号に従って開閉する。
電流検出部12aは、半導体スイッチ12bのドレイン−ソース間のドロップ電圧をモニタして電流値を検出し、検出した電流値をIPD−I/F11fへ与える。なお、電流検出部12aは、センシング用のFETを半導体スイッチ12bに並列に配置して電流をモニタする構成でもよく、負荷51に直列に介装された抵抗の両端電圧をモニタして電流値に換算する構成でもよい。また、電流検出部12aは、ホール素子センサにより、電線6を流れる電流によって発生した磁界を測定して電流値として出力する構成でもよい。
A/D変換部11gは、IPD−I/F11fがIPD12の電流検出部12aから取得した電流値に対してA/D変換を行い、得られたデジタルの電流値を制御部11aへ与える。
ボディECU2は、ボディ系の車載機器を制御する制御装置であり、車輌5に搭載されたヘッドライト、パワーウィンドウ、ワイパー、ドアロック機構等の車載機器を制御する。即ち、ボディECU2は、ユーザの操作を受け付けて、ヘッドライトの点灯及び消灯、パワーウィンドウの開閉、ワイパーのオンオフ又は間欠動作等を制御し、更にドアロック機構の施錠/解錠を制御するものである。具体的にはボディECU2は、制御部21を有する。制御部21は、一又は複数のCPU、マルチコアCPU等であり、ボディECU2の各構成部の動作を制御する。制御部21には、バスを介して、ROM22、RAM23、CAN通信I/F24、時計部25、I/F部26等が接続されている。
ROM22は、EEPROM等の不揮発性メモリであり、制御部21が実行すべき制御プログラム及び各種データを予め記憶している。
RAM23は、DRAM、SRAM等であり、制御部21が演算処理を実行する際にROM22から読み出された制御プログラム、制御部21による演算処理によって発生する種々のデータを一時的に記憶する。
CAN通信I/F24は、通信線4を介して外部の装置と通信する。例えば、CAN通信I/F24は、CANプロトコルに従って、車輌5に搭載された保護装置1、その他の図示しない各種ECUとデータの送受信を行う。CAN通信I/F24は、制御部21から与えられたデータを保護装置1又は他のECUへ送信し、保護装置1又は他のECUから受信したデータを制御部21へ与える。これによりボディECU2は、保護装置1から制御命令等をCAN通信I/F24によって受信して制御命令に従った動作を行うことができ、保護装置1へ各種情報を送信することができる。また、ボディECU2は、各種ECUに接続された車載機器から得られる情報をCAN通信I/F24によって取得することができると共に、他のECUに接続された車載機器への動作命令等を送信して該車載機器の動作を制御することができる。なお、ボディECU2と、保護装置1及び各種ECUとの通信は、CANプロトコルに限らず、例えばLINのプロトコルに基づいて行われてもよい。また、CAN通信I/F24は、通信線4を介して、外部診断装置8及びナビゲーション装置9ともデータの送受信が可能である。なお、ナビゲーション装置9は、通信線4を介してボディECU2と接続される構成のほかに、ナビゲーション装置9を含むマルチメディア系の車載機器を制御するマルチメディアECUに接続されている場合がある。このような場合、ボディECU2(CAN通信I/F24)は、マルチメディアECUを介してナビゲーション装置9とデータの送受信を行えばよい。
時計部25は絶対時間を刻時しており、制御部21の要求に従って、現在時刻を制御部21に与える。制御部21は、時計部25が示す絶対時間の差に基づいて経過時間を算出することにより、所定時間を計測することもできる。
I/F部26には給電スイッチ7が接続されており、制御部21はI/F部26を介して開閉信号を給電スイッチ7に与えることによって、負荷51への給電を制御する。例えば、ユーザによってヘッドライトのオン操作がされた場合、制御部21はI/F部26を介して閉信号を給電スイッチ7に与え、ヘッドライトである負荷51への給電を行う。ユーザによってヘッドライトのオフ操作がされた場合、制御部21はI/F部26を介して開信号を給電スイッチ7に与え、ヘッドライトである負荷51への給電の遮断を行う。
外部診断装置8は、例えば、ケーブルを接続するための接続口、及びCAN通信I/F(共に図示せず)等を有する。外部診断装置8は、例えば、パーソナルコンピュータ等に接続されたケーブルを前記接続口に接続させることにより、ケーブルを介してパーソナルコンピュータとの通信が可能となる。よって、例えば、修理工が、自身のパーソナルコンピュータに接続したケーブルを外部診断装置8の接続口に接続することにより、外部診断装置8及び通信線4を介して、保護装置1にアクセス可能となる。これにより、保護装置1のROM11bに記憶された情報を外部診断装置8を介して取り出すことができる。
ナビゲーション装置9は、表示部及びCAN通信I/F(共に図示せず)等を有する。ナビゲーション装置9は、ユーザ(運転者、同乗者)に通知すべき地図情報及び目的地までの経路情報を表示部に表示する。またナビゲーション装置9は、表示部に表示すべき情報を通信線4を介してボディECU2から取得して表示することもできる。
上述した構成の報知システムにおいて、保護装置1のマイコン11は、IPD12の電流検出部12aが検出する電流値、即ち、電線6(半導体スイッチ12b)を流れる電流値に応じて半導体スイッチ12bを開状態にする。具体的には、マイコン11は、電線6を流れる電流値に基づいて、電線6の温度を推定し、電線6の温度が予め設定された温度以上であった場合に、半導体スイッチ12bを開状態にする。これにより、電線6を通じた負荷51への給電を遮断し、過電流による電線6及び負荷51の損傷を防止する。なお、予め設定された温度(所定温度)とは、例えば、電線6が発煙を開始する温度であり、電線6の種類等によって予め決定される。
本実施形態の保護装置1のマイコン11は、電線6の温度が所定温度未満である場合、即ち、半導体スイッチ12bが閉状態で負荷51に電流が供給されている場合に、電流検出部12aが検出する電流値が所定状態であるか否かを検出して報知する。なお、所定状態とは、電線6の温度が所定温度以上となり、負荷51への給電を遮断すべき段階(状態)ではなく、半導体スイッチ12bを閉状態のままとして通常動作を継続できる範囲内において、通常の電流状態ではない状態である。例えば、所定の電流値以上の電流が流れる過電流状態と、通常の電流値の電流が流れる通常電流状態とが繰り返されるチャタリングが、ここでの所定状態の例である。
図3は、本実施形態の保護装置1が行う処理を説明するための模式図である。
以上の通り、本実施形態の保護装置1のマイコン11は、電線6の温度が所定温度(電線6が発煙する温度)以上となった場合に、半導体スイッチ12bを開状態にして負荷51への通電を遮断する。一方、電線6の温度が所定温度未満である場合、保護装置1のマイコン11は、半導体スイッチ12bを閉状態にし、半導体スイッチ12bを通流する電流値が上述の所定状態であるか否かを判定する処理を行う。
以下に、電線6の温度が所定温度未満である場合に、本実施形態の保護装置1が行う処理について説明する。具体的には、保護装置1は、負荷51へ通流する電流値が通常の電流状態ではない所定の状態(以下、所定電流という)であるか否かを検出して報知する。図4は、制御部11aによる所定電流の検出処理及び報知処理の手順を示すフローチャート、図5及び図6は所定電流の検出処理を説明するための説明図である。
マイコン11の制御部11aは、時計部11dを用いて、負荷51へ通流する電流値が所定電流であるか否か(所定電流の発生)を検出すべき所定のサンプリングタイミングであるか否かを判定する(S1)。制御部11aは、例えば、所定時間毎に所定電流の検出処理を実行するように構成されており、所定時間が経過する都度、所定電流の発生を検出すべき所定のサンプリングタイミングであると判定する。所定時間は、例えば100μ秒、1m秒等である。
所定のサンプリングタイミングでないと判定した場合(S1:NO)、制御部11aは、再度ステップS1の処理を実行し、所定のサンプリングタイミングになるまで待機する。所定のサンプリングタイミングであると判定した場合(S1:YES)、制御部11aは、IPD12の半導体スイッチ12bを流れる電流値を検出する(S2)。具体的には、制御部11aは、IPD12の電流検出部12aにて検出された電流値を、A/D変換部11gにてA/D変換して取得する。
次に、制御部11aは、ステップS2で検出した電流値と、ROM11bに記憶してある第1閾値とを比較し、検出した電流値が第1閾値以上であるか否かを判定する(S3)。第1閾値は、電源3及び負荷51を考慮して予め決定され、ROM11bに記憶されている。図5Aは、第1閾値を説明するための図である。図5Aにおいて、横軸は経過時間を示し、縦軸は、半導体スイッチ12bを流れる電流値を示しており、図5Aは、経過時間に対して、半導体スイッチ12bを流れる電流値の変動を示している。
電源3による印加電圧にはノイズが加わるので、電線6(半導体スイッチ12b)を流れる電流にもノイズが加わる。よって、許容範囲内のノイズを検出しないように、適宜の範囲内の電流値を通常電流値とする。通常電流値の範囲は、例えば、電源電圧が印加された場合の電流値(中央値)に対して、1.2倍(20%増加)の値から0.8倍(20%減少)の値までの範囲とする。このような通常電流値に対して、第1閾値は、例えば、通常電流値の中央値の1.2倍から2.0倍までのいずれかの値とし、好ましくは、中央値の1.5倍から2.0倍までのいずれかの値とする。
ステップS2で検出した電流値が第1閾値以上でないと判定した場合(S3:NO)、制御部11aは、所定電流(ここでは、第1閾値以上の電流)が発生していないと判断し、ステップS1に処理を戻してステップS1〜S3の処理を繰り返す。ステップS2で検出した電流値が第1閾値以上であると判定した場合(S3:YES)、制御部11aは、所定電流が発生していると判断し、所定電流の発生回数を計数する(S4)。なお、ここでは、制御部11aは、1回を計数する。
制御部11aは、ステップS1と同様に、時計部11dを用いて所定のサンプリングタイミングであるか否かを判定する(S5)。所定のサンプリングタイミングでないと判定した場合(S5:NO)、制御部11aは、再度ステップS5の処理を実行し、所定のサンプリングタイミングになるまで待機する。所定のサンプリングタイミングであると判定した場合(S5:YES)、制御部11aは、ステップS2と同様に、IPD12の半導体スイッチ12bを流れる電流値を検出する(S6)。
制御部11aは、ステップS3と同様に、ステップS6で検出した電流値が第1閾値以上であるか否かを判定し(S7)、第1閾値以上でないと判定した場合(S7:NO)、ステップS1に処理を戻す。このとき、制御部11aは、所定電流の発生回数を0回に戻す。ステップS6で検出した電流値が第1閾値以上であると判定した場合(S7:YES)、制御部11aは、所定電流(ここでは、第1閾値以上の電流)が発生していると判断し、所定電流の発生回数を計数する(S8)。ここでは、制御部11aは、所定電流の発生回数に1を加算する。
制御部11aは、計数した所定電流の発生回数が、ROM11bに記憶してある報知判定回数以上であるか否かを判定する(S9)。制御部11aは、例えば、所定電流が所定時間以上継続した場合に報知するように構成されており、所定のサンプリングタイミングにて、第1閾値以上の所定電流の発生を連続して検出した回数が、報知する必要があると判定すべき回数(報知判定回数)以上となった場合に報知する。よって、制御部11aは、所定電流の発生回数が報知判定回数以上であるか否かを判定する。例えば、所定のサンプリングタイミングが100μ秒であり、報知判定回数が11回であった場合、制御部11aは、100μ秒×11回で1.1m秒間、所定電流が継続して発生した場合に報知する。
図6は、突入電流を説明するための図であり、図6において、横軸は経過時間を示し、縦軸は、半導体スイッチ12bを流れる電流値を示している。電源投入直後、負荷51(電線6)には、図6に示すような突入電流が通流する。突入電流は、例えば、電源投入時(時間T0)からΔt秒後までの間に通流する、第1閾値以上の電流であり、例えば、Δt秒は、1m秒程度である。
従って、上述したように、マイコン11の制御部11aが、第1閾値以上の電流(所定電流)の発生を連続して検出した回数が報知判定回数(11回)以上となった場合、即ち、所定電流が1.1m秒間以上継続して発生した場合に報知することにより、突入電流を誤って所定電流と判定して報知しない。なお、報知判定回数は、突入電流の通流時間(Δt秒)を考慮して適切に決定すればよい。
所定電流の発生回数が報知判定回数以上でないと判定した場合(S9:NO)、制御部11aは、ステップS5に処理を戻す。所定電流の発生回数が報知判定回数以上であると判定した場合(S9:YES)、制御部11aは、報知すべき所定電流が発生したと判断し、所定電流の発生をROM(記憶部)11bに記憶する(S10)。具体的には、制御部11aは、時計部11dが示す現在日時の情報と、IPD12(半導体スイッチ12b)を示す情報とを対応付けてROM11bに記憶する。そして、制御部11aは、所定電流の発生を報知し(S11)、処理を終了する。具体的には、制御部11aは、報知すべき所定電流が発生しているIPD12又はこのIPD12に接続されている負荷51を示す情報と、所定電流の発生を示す情報とをCAN通信I/F11eにてボディECU2へ送信する。ボディECU2の制御部21は、保護装置1から送信された情報をCAN通信I/F24にて受信し、受信した情報に基づいて、所定電流の発生を報知する。具体的には、制御部21は、負荷51に通流する電流に所定電流が発生していることを示すメッセージをナビゲーション装置9の表示部(図示せず)に表示し、又は、インストルメントパネルに設けられた所定のランプを点灯する。また、制御部21は、所定の音声(警告音、警告メッセージ)を出力してもよい。
制御部11aは、電源が遮断されるまで上述した処理を繰り返す。これにより、報知すべき所定電流が発生している場合にユーザ又は修理工に報知できる。修理工は、報知内容に基づいて、修理すべき箇所及び内容を容易に特定でき、また、所定電流が発生している段階、即ち、IPD12(半導体スイッチ12b)にて負荷51への給電が遮断される状態になる前に早期の修理が可能となる。更に、負荷51への給電が遮断されない範囲内での所定電流の発生が報知されるので、このような所定電流を解消するための適切な対応が可能となる。
上述した処理では、制御部11aは、半導体スイッチ12bに通流する電流値が第1閾値以上であった場合に所定電流が発生したと検出し、この所定電流の発生を連続して所定回数(報知判定回数)検出した場合に、報知すべき所定電流が発生したと判定していた。このほかに、例えば、半導体スイッチ12bに通流する電流値が第1閾値以上となり、その後に第1閾値未満となった場合に、所定電流が1回発生したと検出し、このような所定電流が所定時間内に所定回数(例えば、0.1秒から数秒間に10回程度)以上検出された場合に、報知すべき所定電流が発生したと判定してもよい。このときも、突入電流を誤って所定電流と判定しないために、半導体スイッチ12bに通流する電流値が第1閾値以上であることを連続して報知判定回数以上検出した後に、前記電流値が第1閾値未満となった場合に、所定電流が1回発生したと検出すればよい。
図5Aは、電線6の被覆部材が何らかの原因で剥がれ、内部の芯線が導体構造物に間欠的に接触することによって所定電流(第1閾値以上の電流)が発生している場合の電流値の変動の例を示す。上述の図4に示す処理を行うことにより、図5Aに示すような所定電流の発生を検知でき、報知できる。
ここで、負荷51へ通流する電流値が通常の電流状態ではない状態は、電線6の内部の芯線の一部が屈曲又は劣化等によって断線し、断線部分が被覆部材の内部で間欠的に接触することによって発生する場合もある。内部の芯線の一部が断線している場合、断線部分が非接触の状態であるときには、電線6を流れる電流値が一時的に減少するので、図5Bに示すように電流値が変動する。このような状態の発生を検出するためには、第1閾値の代わりに第2閾値を用いた処理を行ってもよい。具体的には、図4に示す処理中のステップS3及びS7において、制御部11aは、IPD12の半導体スイッチ12bを流れる電流値が第2閾値以下であるか否かを判定する。これにより、第2閾値以下の電流値が電線6(半導体スイッチ12b)に流れている場合に、通常の電流状態ではない状態(所定状態)が発生していると判定できる。なお、第2閾値は、例えば、通常電流値の中央値の0.2倍から0.8倍までのいずれかの値とし、好ましくは、中央値の0.2倍から0.5倍までのいずれかの値とする。
なお、第1閾値以上の電流が流れた状態が発生したのか、第2閾値以下の電流が流れた状態が発生したのかを示す情報もROM11bに記憶しておいてもよい。
制御部11aは、所定電流(第1閾値以上の電流値又は第2閾値以下の電流値)の発生を報知した場合、所定電流が解消されるまで報知処理を継続してもよいし、所定時間のみ報知処理を行うようにしてもよい。また、制御部11aは、一旦電源が遮断されて動作を終了した後、再度電源が投入されて動作を開始した場合に、ROM11bに記憶された所定電流の発生を示す情報に基づいて、再度報知処理を行ってもよい。
図7は、電源投入時に制御部11aが行う処理の手順を示すフローチャートである。
電源が投入された場合、マイコン11の制御部11aは、起動処理を行う(S21)。制御部(判定部)11aは、起動処理終了後、ROM11bに所定電流の発生情報が記憶されているか否かを判定する(S22)。所定電流の発生情報は、前回の動作中に、所定電流の発生の報知処理を行っていた場合に、所定電流が発生していたIPD12又は負荷51を示す情報である。所定電流の発生情報がROM11bに記憶されていると判定した場合(S22:YES)、制御部11aは、図4に示す処理中のステップS11と同様に、前回の動作中に行っていた報知処理を行う(S23)。これにより、電源が投入される都度、報知処理が行われるので、ユーザに確実に報知できる。
所定電流の発生情報がROM11bに記憶されていないと判定した場合(S22:NO)、制御部11aは、ステップS23の処理をスキップする。制御部11aは、上述した処理を行った後、図4に示す処理を開始する。
上述の実施形態の保護装置1は、報知すべき所定電流が発生した場合に報知処理のみを行う構成であるが、更に、負荷51の種類に応じて、IPD12の半導体スイッチ12bを開状態にして負荷51への給電を遮断してもよい。これにより、過電流が発生する可能性の高い箇所への給電を、所定電流が発生した段階で遮断することができ、過電流を早期に防止できる。具体的には、各負荷51について、報知すべき所定電流が発生した場合に行うべき処理を対応つけたテーブルを予めROM11bに記憶させておき、報知すべき所定電流が発生した場合に、報知処理を行うと共に、テーブルに基づいて、対応する半導体スイッチ12bを開状態にする。
図8は、所定電流発生時の処理を規定するテーブルの構成例を示す模式図である。図8に示すテーブルは、各負荷51に、各負荷51へ供給される電流に所定電流が発生した場合に行うべき処理が対応付けて記憶されている。例えば、ヘッドライト、ターンランプ等の灯火系の負荷51については、処理を継続する、即ち、半導体スイッチ12bを閉状態のまま負荷51への給電を継続することが規定されている。また、パワースライドドアについては、手動に切替える、即ち、半導体スイッチ12bを開状態にしてパワースライドドアへの給電を遮断し、手動での開閉に切り替えることが規定されている。また、マグネットクラッチについては、半導体スイッチ12bを開状態にしてマグネットクラッチへの給電を遮断することが規定されている。
また、報知すべき所定電流の発生時点での各負荷51の状態に応じて、負荷51への給電を遮断するのか、負荷51への給電を継続するのかを切り替えてもよい。例えば、パワーウィンドウについて、報知すべき所定電流が発生した時点で、パワーウィンドウが開状態であれば給電を継続し、パワーウィンドウが閉状態であれば給電を遮断するようにしてもよい。これにより、開状態のパワーウィンドウを閉状態にすることは可能となる。このように、動作を継続させておく必要がある負荷51への給電を継続することにより、利便性を低下させない。
上述の実施形態では、説明の簡略化のため、電源3に1つの負荷51が接続されており、保護装置1において、マイコン11には1つのIPD12が接続されている構成を例に説明した。このほかに、電源3に複数の負荷51が接続されており、保護装置1に、各負荷51にそれぞれ接続される複数のIPD12が搭載され、マイコン11に複数のIPD12が接続されている構成でもよい。この場合、マイコン11の制御部11aは、IPD12毎に、図4に示す処理を行えばよい。
上述の実施形態では、負荷51に通流する電流に、ユーザに報知すべき所定電流が発生している場合に、ボディECU2が、所定電流の発生を示すメッセージを通信線4を介してナビゲーション装置9へ送信し、ナビゲーション装置9の表示部に表示する。よって、ナビゲーション装置9の使用中のユーザに、通常動作の継続が可能な範囲内ではあるが、通常の電流状態ではない電流状態が発生していることを通知できる。
また、通信線4に外部診断装置8を接続しておくことにより、保護装置1内に記憶された各種の情報を外部診断装置8を介して取り出すことができる。よって、保護装置1のROM11bに記憶された所定電流の発生を示す情報を外部診断装置8を介して取り出すことにより、報知すべき所定電流の発生履歴を後日解析することが可能となる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 保護装置(報知装置)
2 ボディECU(外部装置)
3 電源
6 電線
11 マイコン
11a 制御部(状態検出部、報知部、判定部)
11b ROM(記憶部)
11e CAN通信I/F(通信部)
12 IPD
12a 電流検出部
12b 半導体スイッチ
51 負荷

Claims (6)

  1. 電源及び負荷を接続する電線に介装され、該電線の温度が所定温度以上であるか否かに応じて前記負荷への通電を停止又は実行する半導体スイッチと、
    該半導体スイッチを通流する電流値を反復的に検出する電流検出部と、
    前記電線の温度が前記所定温度未満である場合に、前記電流検出部が検出した電流値が所定状態であるか否かを検出する状態検出部と、
    該状態検出部が所定状態であると検出した場合に報知する報知部と
    を備えることを特徴とする報知装置。
  2. 前記状態検出部が所定状態であると検出した場合に、前記所定状態を示す情報を記憶する記憶部を備えることを特徴とする請求項1に記載の報知装置。
  3. 外部装置と通信する通信部を備え、
    前記報知部は、前記通信部にて外部装置へ報知するようにしてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の報知装置。
  4. 前記報知部は、報知開始から所定時間が経過した後、報知を終了するようにしてあることを特徴とする請求項1から3までのいずれかひとつに記載の報知装置。
  5. 前記記憶部は、不揮発性メモリであり、
    電源投入後に、所定状態を示す情報が前記記憶部に記憶されているか否かを判定する判定部を備え、
    前記報知部は、前記所定状態を示す情報が前記記憶部に記憶されていると前記判定部が判定した場合に報知するようにしてあることを特徴とする請求項2に記載の報知装置。
  6. 前記状態検出部は、前記半導体スイッチを通流する電流値が所定値以上又は所定値以下となった場合に所定状態であると検出するようにしてあり、
    前記報知部は、前記状態検出部が前記所定状態であることを所定の頻度で検出した場合に報知するようにしてあることを特徴とする請求項1から5までのいずれかひとつに記載の報知装置。
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