JP2014113291A - 洗濯機 - Google Patents

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Toshiyuki Kurakake
敏之 倉掛
Tomoyuki Kikukawa
智之 菊川
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Abstract

【課題】洗い工程で発生する泡を機外へ排出することなく、ドラムの回転を的確に行う。
【解決手段】水槽1の内周面に設けた水収容部16と、水槽1の底部に設けた水溜部17と、水槽1の外方で水収容部16と水溜部17を連通接続した戻し水路19と、洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御する制御手段20とを備え、水収容部16は、ドラム4の回転軸4a方向へ細長く形成するとともに、水槽1の内周面から外方へ膨らむように形成し、ドラム4の回転により、水槽1の内周面とドラム4の外周面の間を上昇する洗濯水を、水収容部16から戻し水路19を通して水溜部17へ戻すようにしたものである。
【選択図】図3

Description

本発明は、衣類等の繊維製品の洗濯をおこなう洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、水槽内に回転自在に設けたドラムの回転軸を前上がりに傾斜させ、少量の水で洗濯が行えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された従来のドラム式洗濯機を示すものである。図7において、水槽51内にドラム52を回転自在に配設し、ドラム52の回転軸53を前上がりに傾斜させている。水槽51の後部にモータ54を取着し、回転軸53と結合してドラム52を回転駆動する。水槽1の内周底部に、回転軸53の方向に細長く形成した凹状の排水溝55を設け、下端に排水口56を設けて水槽1内の洗濯水を機外へ排水するようにしている。
洗い工程では、洗剤を含んだ洗濯水がドラム52の回転動作で撹拌され泡が発生する。泡が水槽51とドラム52の間に溜まると、ドラム52の回転に対する抵抗となってモータ54に負荷がかかり、ドラム52を適正に回転させることが困難になる。
そこで、洗い工程中に水槽とドラムの間に溜まった泡を除去することが考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006―130199号公報 特開平1―236091号公報
しかしながら、前記従来の構成では、洗濯運転中に発生する泡を機外へ排出するようにしたものであるため、洗濯水の洗剤濃度が薄くなるという問題があった。特に、ドラムの回転軸を前上がりに傾斜させた洗濯機では、少量の水で洗濯を行うため、汚れ落ちが悪くなり洗浄性能が低下するという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗い工程で発生する泡を機外へ排出することなく、ドラムの回転を的確に行えるようにした洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、水槽内に回転可能に設けたドラムと、
前記ドラムを回転駆動するモータと、
前記水槽の内周面に設けた水収容部と、
前記水槽の底部に設けた水溜部と、
前記水槽の外方で前記水収容部と前記水溜部を連通接続した戻し水路と、
洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御する制御手段とを備え、
前記水収容部は、前記ドラムの回転軸と同軸方向に形成されるとともに、前記水槽の内周面から外方へ膨らむように形成されたものである。
これによって、洗い工程で発生する泡を機外へ排出することなく、水槽とドラムの間を上昇する泡や洗濯水によるドラムの回転に対する抵抗を軽減することができ、ドラムを駆動する消費電力を低減して、ドラムを的確に回転駆動することができるとともに、少量の洗濯水で洗浄効果を得ることができる。
本発明の洗濯機は、ドラムを駆動する消費電力を低減して、ドラムを的確に回転駆動することができるとともに、少量の洗濯水で洗浄効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の内部側面図 同洗濯機の内部背面図 同洗濯機の図1のA−A断面図 同洗濯機の図2のB−B断面図 本発明の実施の形態2における洗濯機のA−A断面図 本発明の実施の形態3における洗濯機のA−A断面図 従来のドラム式洗濯機の要部断面図
本発明の洗濯機は、水槽内に回転可能に設けたドラムと、
前記ドラムを回転駆動するモータと、
前記水槽の内周面に設けた水収容部と、
前記水槽の底部に設けた水溜部と、
前記水槽の外方で前記水収容部と前記水溜部を連通接続した戻し水路と、
洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御する制御手段とを備え、
前記水収容部は、前記ドラムの回転軸と同軸方向に形成されるとともに、前記水槽の内周面から外方へ膨らむように形成されたものである。
これにより、ドラムの回転により、水槽の内周面とドラムの外周面の間を上昇する洗濯水を、水収容部から前記戻し水路を通して水溜部へ戻すことができる。よって、洗い工程で発生する泡を機外へ排出することなく、水槽とドラムの間を上昇する泡や洗濯水によるドラムの回転に対する抵抗を軽減することができ、ドラムを駆動する消費電力を低減して、ドラムを的確に回転駆動することができるとともに、少量の洗濯水で洗浄効果を得ることができる。
上記構成において、前記水収容部は、洗濯時の給水水位より上方に設けるとともに、前記ドラムの前記回転軸を含み、かつ、前記回転軸と略平行な水平面より下方に設けられることとしてもよい。
これにより、設定水位まで給水したときに、水が水収容部に入るのを防止することができるとともに、水槽とドラムの間を上昇する泡や洗濯水の上昇高さを低くして、ドラムの回転に対する抵抗を軽減することができる。
上記構成において、前記水収容部は、前記水槽の前部から後部に渡って形成されたこととしてもよい。
これにより、水槽の内周面に沿って上昇する洗濯水や泡を広範囲で水収容部に収容することができ、洗濯水や泡の上昇を抑えて、ドラムの回転に対する抵抗を軽減することができる。
上記構成において、前記ドラムの前記回転軸は水平に対して前上がりに傾けて設けられ、
前記水槽の後部には戻し水路が設けられ、
前記戻し水路を介して前記水収容部と前記水溜部を連通接続するよう構成されたこととしてもよい。
これにより、水収容部に収容された洗濯水や泡を後方に向かって移動させて迅速に水溜部へと戻すことができ、水槽の内周面に沿って上昇する洗濯水や泡を確実に水収容部へ収容することができる。また、水槽の後部に形成される空間に戻し水路を配設し、水収容部と水溜部を水槽の後部でコンパクトに連通接続することができる。
上記構成において、前記水収容部は、前記ドラムの正転方向側と逆転方向側の両方に設けられたこととしてもよい。
これにより、洗い工程において、ドラムを正転と逆転のいずれの方向に回転させた場合でも、洗濯水や泡を水収容部から戻し水路を通して水溜部へ戻すことができ、ドラムの反転駆動により洗浄効果を高めることができる。
上記構成において、前記水槽を洗う槽洗浄コースを設け、前記制御手段は、槽洗浄時の前記ドラムの回転方向を洗濯時と逆方向に回転させるようにしたこととしてもよい。
これにより、槽洗浄時は、洗濯水や泡が水収容部に収容されることなく、水槽の内周面とドラムの外周面との間を洗濯水が上昇し、水槽とドラムの間に洗濯水を行き渡らせて、槽内を洗浄することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の内部側面図、図2は、同洗濯機の内部背面図、図3は、図1のA−A断面図、図4は、図2のB−B断面図である。
図1〜図4において、有底筒状に形成された水槽1は、洗濯機の筐体2の内部で複数のサスペンション機構3により弾性的に支持されている。有底筒状に形成されているドラム4は、回転軸4aを中心として水槽1内に回転可能に設けられ、正面側に衣類等の洗濯物イを出し入れする投入口5を有している。
ドラム4の周側壁には、全周に亘って多数の孔6を設け、ドラム4の周側壁の内方の複数個所に、洗濯物をドラム4の回転方向へ持ち上げるためのバッフル7を備えている。水槽1とドラム4と回転軸4aは、水平に対して角度θ(例えば20°)で前上がりに傾けて設けられている。
水槽1の後面側の外部には、ドラム4を回転駆動するモータ8が設けてあり、ドラム4を正逆回転させるようになっている。モータ8はブラシレス直流モータで構成され、インバータ制御によって回転速度が自在に変化させることができるようになっている。
筐体2の前面には、略円形状の投入口5を開閉する扉9が設けられている。ドラム4の投入口5と対向する水槽1の開口部1aは、伸縮自在なパッキン10によって筐体2とシール結合されている。扉9は、外からドラム4の内部が見えるように透明の窓が設けられている。
扉9を閉じると、開口部1aに設けられたパッキン10が扉9の内面と接触し、水槽1内は水密空間となり、洗い、すすぎ、脱水の各工程を実行する際に、水が外部へ漏れないようにしている。
筐体2内には、水槽1内への水道水の供給を制御する給水弁11が設けられている。給水弁11は、洗剤ケース12を介して水槽1に連通する給水経路13が接続されている。給水経路13は水道管に接続してあり、給水弁11を開閉することにより、水槽1内への水道水の供給と停止を行うことができる。水槽1内に溜められる洗濯水の水量は、圧力センサ等で構成した水位検知手段(図示せず)で検知する。
また、水槽1の底部には、水槽1内の洗濯水を排水する排水弁14が設けられている。排水弁14を開閉することにより、排水経路15を通して水槽1内の洗濯水の排水と停止を行うことができる。
水槽1の内周面に水収容部16が設けられている。水収容部16は、水槽1の前部から後部にかけて、ドラム4の回転軸4a方向へ細長く形成するとともに、水槽1の内周面から外方へ膨らむように形成している。
また、水収容部16は、ドラム4の回転軸4aを含み、かつ、回転軸4aと略平行な水平面P1より下方に設けるとともに、洗濯時の洗い工程やすすぎ工程における給水水位P2より上方に設けられている。
水槽1の底部には、下方へ凹状に窪ませた水溜部17を設けている。水溜部17は、水収容部16と同様に水槽1の前部から後部にかけて設けてあり、後方の低部に排水口18を設けている。水収容部16と水溜部17は、水槽1の後部外方に設けた戻し水路19によって連通接続している。
制御手段20は、筐体2内の前面下部に配設され、モータ8、給水弁11、排水弁14等を制御し、洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御する。
以上のように構成された洗濯機について、以下その動作、作用を説明する。洗濯は、洗い工程、中間脱水工程、すすぎ工程、脱水工程の順に実行される。洗濯を行うときは、扉9を開いてドラム4内に洗濯物イを入れ、電源スイッチ(図示せず)を入れて運転を開始する。
まず、洗い工程は、ドラム4内に入れられた洗濯物イの量を検知し、検知した洗濯物イの量に応じて予め設定された量の水が、開かれた給水弁11から給水経路13を通り、洗剤ケース12内の洗剤とともに水槽1内に給水される。水槽1内の水量を水位検知手段で検知し、設定量の水が給水されると給水弁11を閉じる。
水槽1内に所定量の水と洗剤が供給されると、モータ8によりドラム4を回転駆動し、撹拌動作による洗濯を開始する。ドラム4を所定の速度で回転させると、洗濯物イは、ドラム4の内周面に設けられたバッフル7によってドラム4の回転方向へ持ち上げられ、ドラム4内の上方から落下させることにより、叩き洗いによる洗濯を所定時間行う。
洗い工程の撹拌が終わると、排水弁14を開いて水槽1内の洗濯水を排水し、ドラム4を高速で回転させて、洗濯物イに含まれる汚れや洗剤等を、水とともに脱水する中間脱水工程を行う。次に、給水弁11を開いて水槽1内に設定量の新たな水を給水し、ドラム4を所定の速度で回転させて、すすぎ工程を所定時間行う。
すすぎ工程を所定回数行った後、水槽1内の洗濯水を排水し、ドラム4を高速回転させて、洗濯物イに含まれる水分や、残留する洗剤分を脱水する脱水工程を最後に行い、洗濯を終了する。
洗濯の各工程では、ドラム4の回転にともなう振動によって水槽1全体の振動が生じ、この振動はサスペンション機構3により吸収されて筐体2の振動が抑制される。
洗い工程では、洗剤が溶け込んだ洗濯水がドラム4の回転によって撹拌され、泡が発生する。洗濯水と泡は、ドラム4の回転にともなって上方へ持ち上げられ、ドラム4と水槽1の間を上昇する。
水槽1の内周面とドラム4の外周面との間を、ドラム4の回転方向である矢印a方向へ上昇する洗濯水と泡は、水槽1の内周面から外方へ膨らむように形成されている水収容部16内に収容され、水槽1の後方へ後ろ下がりに設けられている水収容部16内を後方へ流れ、戻し水路19を通って水溜部17へ戻るようにしている。
したがって、ドラム4の回転にともなってドラム4と水槽1の間を上昇する洗濯水と泡は、水収容部16にトラップされて水溜部17へ戻り、水収容部16より上方へ上昇するのを防止することができる。これにより、洗濯水と泡は、機外へ排出されることなく洗濯物イに作用し、少量の洗濯水で洗浄効果を発揮することができるとともに、洗濯水や泡によるドラム4の回転に対する抵抗を軽減することができ、ドラム4を駆動する消費電力を低減して、ドラム4の回転を的確に行うことができる。
また、洗い工程とすすぎ工程の間に行われる中間脱水工程において、洗濯水に洗剤成分が多く含まれる状態でドラム4を高速で回転させた場合でも、洗濯水と泡が水収容部16にトラップされて、水収容部16より上方のドラム4と水槽1の間に上昇するのを防止することができ、洗濯水や泡によるドラム4の回転に対する抵抗を軽減することができる。これにより、中間脱水工程でのドラム4の高速回転を円滑に行うことができるとともに、ドラム4の高速回転への立ち上げと、高速回転を安定して維持するために必要な消費電力を少なくすることができる。
以上のように、本実施の形態においては、水槽1内に回転可能に設けたドラム4と、ドラム4を回転駆動するモータ8と、水槽1の内周面に設けた水収容部16と、水槽1の底部に設けた水溜部17と、水槽1の外方で水収容部16と水溜部17を連通接続した戻し水路19と、洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御する制御手段20とを備え、水収容部16は、ドラム4の回転軸4a方向へ細長く形成するとともに、水槽1の内周面から外方へ膨らむように形成し、ドラム4の回転により、水槽1の内周面とドラム4の外周面との間を上昇する洗濯水を、水収容部16から戻し水路19を通して水溜部17へ戻すようにしたものであり、洗い工程で発生する泡を機外へ排出することなく、水槽1とドラム4の間を上昇する泡や洗濯水によるドラム4の回転に対する抵抗を軽減することができ、ドラム4を駆動する消費電力を低減して、ドラム4を的確に回転駆動することができるとともに、少量の洗濯水で洗浄効果を得ることができる。
また、水収容部16は、洗濯時の給水水位P2、すなわち、ドラム4内に入れられた洗濯物イの量に応じて、予め設定された量の洗濯水が給水されたときの水位より上方に設けたものであり、設定水位まで給水したときに、洗濯水が水収容部に入るのを防止することができ、所定の水位を維持することができる。
また、水収容部16は、ドラム4の回転軸4aを含み、かつ、回転軸4aと略平行な水
平面P1より下方に設けたものであり、水槽1とドラム4の間を上昇する泡や洗濯水の上昇高さを低くして、ドラム4の回転に対する抵抗を効果的に軽減することができる。
加えて、水収容部16は、有底筒状に形成された水槽1の外周部が、筐体2と最接近する箇所を避けて構成することができる。これは、水槽1は回転軸4aを含む水平面P1上において、筐体2との距離が最も近くなり、筐体2との距離は、水平面P1から離れて下方にいくほど距離が離れることによる。
すなわち、水槽1と筐体2との間で隙間に余裕がある箇所を有効利用して、水収容部16を構成することができるため、筐体2を大型化する必要がなく、従来通りの大きさで構成することができ、コンパクトに設置することができる。
また、水収容部16は、水槽1の前部から後部にかけて形成したものであり、水槽1の内周面に沿って上昇する洗濯水や泡を広範囲で水収容部16に収容することができ、洗濯水や泡の上昇を抑えて、ドラム4の回転に対する抵抗を低減することができ、ドラム4の回転に必要な消費電力をより少なくすることができる。
また、ドラム4の回転軸4aを水平に対して前上がりに傾けて設け、水槽1の後部に戻し水路19を設け、この戻し水路19を介して水収容部16と水溜部17を連通接続したものであり、水収容部16に収容された洗濯水や泡を、後方に向かって移動させて迅速に水溜部17へと戻すことができ、ドラム4の回転にともなって水槽1の内周面に沿って上昇する洗濯水や泡を確実に水収容部16へ収容することができる。
また、水槽1の後部に形成されるモータ8下方の空間Sに戻し水路19を配設したものであり、水収容部16と水溜部17を水槽1の後部でコンパクトに連通接続することができる。
なお、本実施の形態では、洗濯のみを行う洗濯機について述べたが、洗濯物を乾燥させる乾燥機能を備えた洗濯乾燥機においても、同様の効果が得られるものである。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における洗濯機のA−A断面図である。本実施の形態の特徴は、水収容部16をドラム4の正転方向側と逆転方向側の両方に設けたものである。他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
図5において、水収容部16aを、ドラム4の正回転方向(矢印a)側に設け、水収容部16bを、ドラム4の逆回転方向(矢印b)側に設けている。水収容部16a、16bは、各々水槽1の前部から後部にかけて、ドラム4の回転軸4a方向へ細長く形成するとともに、水槽1の内周面から外方へ膨らむように形成している。
水収容部16aと水溜部17は、水槽1の後部外方に設けた戻し水路19aによって連通接続し、水収容部16bと水溜部17は、水槽1の後部外方に設けた戻し水路19bによって連通接続している。
上記の構成により、洗い工程において、ドラム4を正回転方向へ回転させた場合は、洗濯水や泡を水収容部16aから戻し水路19aを通して水溜部17へ戻すことができ、また、ドラム4を逆回転方向へ回転させた場合は、水収容部16bから戻し水路19bを通して水溜部17へ戻すことができ、ドラム4を正転と逆転のいずれの方向に回転させた場合でも、洗濯水や泡を水溜部17へ戻すことができる。したがって、ドラム4の反転駆動
により洗浄効果を高めることができるとともに、ドラム4の回転に対する抵抗を低減することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態における洗濯機のA−A断面図である。本実施の形態の特徴は、水槽1を洗う槽洗浄コースを設け、槽洗浄時のドラム4の回転方向を洗濯時と逆方向に回転させるようにしたものである。他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
図6において、洗濯時のドラム4の回転方向(矢印a)に対して、槽洗浄時のドラム4の回転方向を矢印b方向とし、洗濯時と逆方向にドラム4を回転させるようにしている。
上記の構成により、槽洗浄時は、洗濯水や泡が水収容部16に収容されることなく、水槽1の内周面とドラム4の外周面との間を洗濯水が上昇し、水槽1とドラム4の間に洗濯水を行き渡らせて、槽内を洗浄することができるとともに、洗濯時は、ドラム4の回転に対する抵抗を低減することができる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、ドラムを駆動する消費電力を低減して、ドラムを的確に回転駆動することができるとともに、少量の洗濯水で洗浄効果を得ることができるので、洗濯機として有用である。
1 水槽
4 ドラム
4a 回転軸
8 モータ
16,16a,16b 水収容部
17 水溜部
19,19a,19b 戻し水路
20 制御手段

Claims (6)

  1. 水槽内に回転可能に設けたドラムと、
    前記ドラムを回転駆動するモータと、
    前記水槽の内周面に設けた水収容部と、
    前記水槽の底部に設けた水溜部と、
    前記水槽の外方で前記水収容部と前記水溜部を連通接続した戻し水路と、
    洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御する制御手段とを備え、
    前記水収容部は、前記ドラムの回転軸と同軸方向に形成されるとともに、前記水槽の内周面から外方へ膨らむように形成された洗濯機。
  2. 前記水収容部は、洗濯時の給水水位より上方に設けるとともに、
    前記ドラムの前記回転軸を含み、かつ、前記回転軸と略平行な水平面より下方に設けられた請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記水収容部は、前記水槽の前部から後部に渡って形成された請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記ドラムの前記回転軸は水平に対して前上がりに傾けて設けられ、
    前記水槽の後部には戻し水路が設けられ、
    前記戻し水路を介して前記水収容部と前記水溜部を連通接続するよう構成された請求項1〜3のいずれか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記水収容部は、前記ドラムの正転方向側と逆転方向側の両方に設けられた請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機。
  6. 前記水槽を洗う槽洗浄コースを設け、
    前記制御手段は、槽洗浄時の前記ドラムの回転方向を洗濯時と逆方向に回転させるようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の洗濯機。
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