JP2014113122A - 櫛 - Google Patents

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Abstract

【課題】動物の毛を梳くときに、抜け毛をほとんど飛び散らすことなく、取り除きにくいアンダーコートを取り除き、捕集することができ、すぐに抜けてしまう不要な毛までも捕集ができる櫛を提供する。
【解決手段】櫛本体1の側面に弾性を有する粘着材2(シリコーンなど)を密着させて配置し、櫛で動物の毛を梳いた時に、櫛本体1と弾性を有する粘着材2との間が、動物の毛の抵抗によって隙間ができ、弾性を有する粘着材2の反発する力や摩擦抵抗力により、隙間に抜け毛を挟持できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、動物、特に犬や猫の手入れ時の動物の体毛(特にアンダーコートやその他の抜けそうな毛)を取り除くための櫛に関する。
動物の体毛は剛直なオーバーコート毛と柔軟かつやや短いアンダーコート毛からなるのが一般的であり、家庭居室内で特にペットとして飼育している場合には抜け毛が室内に散乱して頻繁に掃除する必要がある。この場合、動物の抜け毛が散乱しないためには、こまめにブラッシングして抜けそうな体毛を除去するのが一般的であるが、従来のゴムやシリコンの突起を有するブラシを用いた場合には特にアンダーコート毛が効率的に除去できないという問題点があった。
また、スリッカーとよばれる金属のピンを密集させて櫛状にしたものが市販されているが、この場合は金属ピンが動物の皮膚を傷つけることがあり、また、金属ピンの間に取り除いた体毛が除去しにくいという問題があった。特許文献1には櫛本体の歯と歯の間にひも状の伸縮性素材を交互に編みこみ、動物の毛を梳くときに、素材の性質を利用して、抜け毛、フケ、ノミ、などを掻きだすことができることが開示されているが、伸縮性素材の摩擦力を利用したとしてもアンダーコート毛を効率的に除去できず、また、櫛に絡みついた体毛を除去しにくいという問題点があった。
特許文献1には櫛本体にゴムなどの伸縮性素材を巻きつけた櫛が開示されている。この櫛では梳き出した毛を集めることは可能であるが、櫛にあまり保持することができない問題点があった。
特開2007−244367号公報
本発明は、動物の毛を梳いたときに、従来除去できなかったアンダーコート毛をはじめ、抜けやすい毛を簡単に掻き集めることができるだけでなく、集めた抜け毛を捕集でき、かつ除去した体毛を簡単に取り除くことが出来る櫛を提供することにある。
本発明は、
金属からなる櫛本体1、粘着材2、櫛押さえ部3、それを一体固定するための金具4を備える櫛であって、粘着材2がシリコーン樹脂であり、櫛本体1の金属棒は直径が0.5〜2mm、金属棒間距離が2〜10mmであるステンレス棒からなり、櫛押さえ部3が開閉可能である事を特徴とする櫛である。
家庭内などで飼育されている動物、例えば犬や猫などは剛直で身体を保護するオーバーコート毛とそれより直径の小さな、主として保温を目的としたアンダーコート毛からなるのが一般的である。このような毛は一般の櫛では、オーバーコート毛は梳くことにより除去することが可能であるが、より径の細いアンダーコート毛は一般の櫛では抜けても櫛にまとわりつかず、梳くことにより除去は出来ても、室内に散乱する事が多い。
本発明の櫛は動物のアンダーコートに届きやすい金属製にし、洗浄などでさびにくいステンレスとすることが必要である、櫛本体1は金属棒である事が必要であり、金属棒であることにより動物のオーバーコート毛のみならず、アンダーコート毛をも効率的に除去することができる。金属棒は直径が0.5〜2mm、かつ、金属棒間距離を2〜10mmとすることが必要であり、このことによりアンダーコート毛を効果的に梳き出すことが出来る。
金属棒の直径が0.5mm未満であると動物の皮膚を傷つけやすくなり、また直径が2mmを超えるとアンダーコート毛の密集する部分を効率的に梳き出すことが出来なくて好ましくない。
金属棒間距離が2mm未満であるとアンダーコート毛の密集する部分を効率的に梳き出すことが出来なく、また10mmを超えると部分的にしかアンダーコート毛を梳き出すことが出来ず、効率的なアンダーコート毛の除去が出来ないため好ましくない。
櫛本体1の長さは5〜20cmが好ましく、この範囲を外れると効率的なアンダーコート毛の除去が出来ないことがある。
梳きだした毛は通常の櫛であれば、室内に散乱するだけであるが、本発明の櫛では金属製の櫛本体1と内部に設けた粘着材2の摩擦力と粘着力により粘着材2の表面と櫛本体1の金属棒と粘着材2との空間に抜けた毛を固定することで出来るため、室内に、アンダーコート毛を散乱させることがないという効果を有する。粘着材2は摩擦力が多く、且つ弾性に優れているシリコーン樹脂である事が必要である。
本発明の櫛は、粘着材2と櫛本体1の反対側に櫛押さえ部3を設ける必要がある。櫛押さえ部3は金属製、一般のプラスチック製、セラミックス製など、特に材質は何でもよく、櫛本体1、粘着材2、櫛押さえ部3を一体固定するための金具4が必要である。
櫛押さえ部3は平板、円柱体などの形状であることが好ましく、最も好ましくは、櫛本体1と同じ金属棒からなる櫛である。両面を同じ金属櫛とすることにより、両側の金属櫛を用いてより効率的にアンダーコート毛を除去することが出来る。
一体固定するため 櫛本体1、粘着材2、櫛押さえ部3を合体固定するための金具4が必要であり、金具4は、洗浄・さびにくい金属製、一般のプラスチック製、セラミックス製など、特に材質は何でもよい。好ましくは耐久性・洗浄のしやすさから見て、金属が好ましく、最も好ましくはステンレスである。ステンレスは、一般に流通している、SUS304などを用いることが出来る。
一体固定するための金具はスライドすることが好ましく、櫛本体1と櫛押さえ部3の間に挟み込まれた粘着材2を取り外し可能とすることが出来、櫛全体を洗浄しやすくする効果を有する。櫛押さえ部3は一端を留め具(ボルト)5で固定することにより開閉可能とすることが必要であり、開閉させることにより、櫛本体1から、粘着材2を取り外して、アンダーコート毛や汚れやごみなどが、除去しやすくなる。
本発明の櫛は手で保持するための持ち手があることが好ましく、持ち手により櫛本体1、粘着材2、櫛押さえ部3、一体固定するための金具4を保持し、動物のアンダーコート毛を除去しやすくなる。持ち手の材質や形状は持ちやすいものであればなんでもよい。
この発明が提供する櫛は、手入れ時に、抜け毛のうち特に通常取り除きにくいアンダーコート毛を飛び散らすことなく除去・捕集することができ、又すぐにも抜けてしまう不要な毛までも捕集して室内に飛び散らすことがない効果を有する。
本発明の櫛は秋冬の換耗期に特に動物の体を、ブラシや櫛で手入れをしたばかりにもかかわらず、撫でたりすると毛が抜けて飛散してしまう。そのようなすぐにも抜けそうな不要な毛までも、あまり飛び散らさずに梳き取ることができ、手入の回数が少なく済み、抜け毛による周囲の汚れが軽減される効果を奏する。
本発明の櫛の斜視図 本発明の金具を取り外した状態を示す図
以下、本発明を実施例でもって説明する。
本発明の櫛は、長さ10cmのプラスチック製の持ち手とステンレスからなり、櫛本体1は直径が1mm、長さが2cmの金属製の丸棒を4mm間隔で10cmの櫛部を形成し、シリコーン樹脂からなる厚さ1.5cmのほぼ同じ長さの粘着材2、櫛部と同じ形状の櫛押さえ部3とをステンレス製の金具で挟み込む形状とした。櫛押さえ部3は図2に示すように持つ手側で留め具3(ボルト)により開閉可能な構造とした。
この櫛は、犬のアンダーコート毛を短時間で梳き取ることが出来、かつ、室内にいぬの体毛が散乱することもなく、室内の環境を汚染することもなかった。
1 櫛本体
2 粘着材
3 櫛押さえ部
4 金具
5 留め具(ボルト)
6 持ち手

Claims (1)

  1. 金属からなる櫛、粘着材、櫛押さえ部、それを一体固定するための金具を備える櫛であって、粘着材がシリコーン樹脂であり、櫛の金属棒の直径が0.5〜2mm、金属棒間距離が2〜10mmであるステンレス棒からなり、櫛押さえ部が開閉可能である事を特徴とする櫛。
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