JP2014112293A - 監視制御システム及び監視制御方法 - Google Patents

監視制御システム及び監視制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014112293A
JP2014112293A JP2012266235A JP2012266235A JP2014112293A JP 2014112293 A JP2014112293 A JP 2014112293A JP 2012266235 A JP2012266235 A JP 2012266235A JP 2012266235 A JP2012266235 A JP 2012266235A JP 2014112293 A JP2014112293 A JP 2014112293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring control
virtual machine
virtual
control panel
monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012266235A
Other languages
English (en)
Inventor
Yohei Matsuura
陽平 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2012266235A priority Critical patent/JP2014112293A/ja
Publication of JP2014112293A publication Critical patent/JP2014112293A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Hardware Redundancy (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

【課題】 集約する従来システムのソフトウェア構成を維持した上で、ライブマイグレーション時に誤検出を防止すること。
【解決手段】 監視制御ミドルウェアが物理計算機上で動作する仮想計算機上でそれぞれ動作し、仮想計算機を監視制御し、監視制御盤模擬機構部が仮想計算機と1対1に対応し、対応する仮想計算機上の監視制御ミドルウェアを通じて仮想計算機を監視制御し、統合監視制御機構部が監視制御盤模擬機構部から受信した監視制御対象の仮想計算機の状態の変化を示す状態変化通知を当該仮想計算機の状態に応じて複数の仮想計算機を監視制御する監視制御盤へ送信するかどうか決定する。
【選択図】 図1

Description

複数の仮想計算機を冗長化したコンピュータシステムの監視制御に関する。
複数の物理計算機上でそれぞれ複数の仮想計算機が稼動するようなコンピュータシステムにおいて、運転系の仮想計算機に対して待機系の仮想計算機を設定し、冗長化することによりシステムの信頼性を高めることができる。ライブマイグレーションは、運転中の仮想計算機を待機系の仮想計算機に移動する技術である。ライブマイグレーションでは、仮想計算機で動作しているOS(Operating System)やソフトウェアを停止させずに、丸ごと別の計算機に移動させることができる。
筐体マネジメントプロセッサは物理計算機上に配置され、当該物理計算機上の個々の仮想計算機と接続し、仮想計算機の性能等を把握している。筐体マネジメントプロセッサは他の物理計算機上の筐体マネジメントプロセッサと通信することにより、他の物理計算機上の仮想計算機の性能等についても把握している。(下記特許文献1参照)
特開2008−276320号公報
しかしながら、特許文献1では、筐体マネジメントプロセッサを仮想計算機内に配置せず、物理計算機上に配置するため、従来の物理計算機上のシステムを仮想計算機上に移動する場合、ソフトウェア構成を変更しなければならないという問題があった。また、仮想計算機がライブマイグレーションにより別の物理計算機上に移動した場合、筐体マネジメントプロセッサは仮想計算機が当該物理計算機上からなくなったことを把握できず、誤った異常通知を通知してしまう問題があった。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、集約する従来システムのソフトウェア構成を維持した上で、ライブマイグレーション時に誤検出を防止することを目的としている。
物理計算機上で動作する仮想計算機上でそれぞれ動作し、仮想計算機を監視制御する監視制御ミドルウェアと、仮想計算機と1対1に対応し、対応する仮想計算機上の監視制御ミドルウェアを通じて仮想計算機を監視制御する監視制御盤模擬機構部と、監視制御盤模擬機構部から受信した監視制御対象の仮想計算機の状態の変化を示す状態変化通知を当該仮想計算機の状態に応じて複数の仮想計算機を監視制御する監視制御盤へ送信するかどうか決定する統合監視制御機構部と、を備えることを特徴とする監視制御システム。
本発明によれば、集約する従来システムのソフトウェア構成を維持した上で、ライブマイグレーション時に誤検出を防止することができる。
実施の形態1に係る監視制御システムの構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る統合監視制御機構部の内部構成を示すブロック図。 実施の形態1に係る統合監視制御機構部が保持する管理テーブルを示す図。 実施の形態1に係る監視制御盤模擬機構通信部の送信処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係る監視制御盤模擬機構通信部の受信処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係る監視制御盤模擬機構制御部の処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係るハイパーバイザ監視部の処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係る監視制御盤通信部の送信処理を示すフローチャート。 実施の形態1に係る監視制御盤通信部の受信処理を示すフローチャート。 実施の形態2に係る監視制御盤通信部の送信処理を示すフローチャート。 実施の形態3に係る監視制御盤通信部の受信処理を示すフローチャート。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る監視制御システムの構成を示すブロック図である。物理計算機11と物理計算機12は監視制御盤13に接続している。物理計算機11は1以上の仮想計算機14a〜m、仮想計算機14a〜mにそれぞれ対応する監視制御盤模擬機構部15a〜m及び統合監視制御機構部16から構成されている。仮想計算機14a〜mと監視制御盤模擬機構部15a〜mはそれぞれ1対1に対応している。統合監視制御機構部16は通信回線17で監視制御盤13に接続している。
仮想計算機14a〜mでは監視制御ミドルウェア19a〜mが動作している。仮想計算機14a〜mのうち、運転系の仮想計算機14aでは業務アプリケーション18a〜nも動作している。例えば、仮想計算機14aは運転系で、監視制御ミドルウェア19aと業務アプリケーション18a〜nが動作している。仮想計算機14aの監視制御ミドルウェア19aは仮想的な通信回線20aを通じて監視制御盤模擬機構部15aに接続している。仮想的な通信回線は20aのみ図示しているが、仮想計算機14a〜mの監視制御ミドルウェア19a〜mは、それぞれ仮想的な通信回線を通じて対応する監視制御盤模擬機構部15a〜mに接続している。
仮想計算機14a〜mをまとめて仮想計算機群21と呼ぶ。また、業務アプリケーション18a〜nをまとめて業務アプリケーション群22と呼ぶ。
物理計算機12は物理計算機11と同様の構成である。物理計算機12は、1以上の仮想計算機24a〜k、仮想計算機24a〜kにそれぞれ対応する監視制御盤模擬機構部25a〜k及び統合監視制御機構部26から構成されている。仮想計算機24a〜kと監視制御盤模擬機構部25a〜kはそれぞれ1対1に対応している。統合監視制御機構部26は通信回線27で監視制御盤13に接続している。なお、運転系の仮想計算機のペアとなる待機系の仮想計算機が同じ物理計算機上に配置される場合があり、物理計算機11上の仮想計算機14a〜mと物理計算機12上の仮想計算機24a〜kの数は必ずしも一致するとは限らない。
仮想計算機24a〜kでは監視制御ミドルウェア29a〜kが動作している。仮想計算機24a〜kのうち、運転系の仮想計算機では業務アプリケーションも動作している。仮想計算機24aの監視制御ミドルウェア29aは仮想的な通信回線30aを通じて監視制御盤模擬機構部25aに接続している。仮想的な通信回線は30aのみ図示しているが、仮想計算機24a〜kの監視制御ミドルウェア29a〜kは、それぞれ仮想的な通信回線を通じて対応する監視制御盤模擬機構部25a〜kに接続している。
物理計算機11上の構成を例に以後説明するが、物理計算機12についても同様である。監視制御ミドルウェア19a〜mは、当該仮想計算機の状態を仮想的な通信回線を通じて監視制御盤模擬機構部15a〜mへ通知する。監視制御盤模擬機構部15a〜mは、対応する仮想計算機に対する監視制御をソフトウェアで実現する。監視制御盤模擬機構部15a〜mは、監視制御ミドルウェア19a〜mから通知された仮想計算機の状態を統合監視制御機構部16へ通知する。統合監視制御機構部16は仮想計算機に関する情報を保持し、監視制御盤模擬機構部15a〜mから通知された仮想計算機の状態を監視制御盤13へ通知する。
監視制御盤13は、仮想計算機14a〜m、24a〜kの状態と動作状況を表示する。状態は、正常、異常又はライブマイグレーション中のいずれかである。ライブマイグレーションとは、仮想計算機で動作しているOS(Operating System)やソフトウェアを停止させずに、丸ごと別の物理計算機に移動させることである。動作状況は、運転又は待機のいずれかである。監視者は監視制御盤13の表示によって、仮想計算機14a〜m、24a〜kの状態を把握することができる。また、監視制御盤13にはスイッチが実装されている。監視者は監視制御盤13のスイッチを操作することにより、仮想計算機に制御を指示する。
例えば、仮想計算機14aに制御を指示する場合、監視制御盤13は統合監視制御機構部16へ制御指示通知を送信する。統合監視制御機構部16は仮想計算機14aの監視制御盤模擬機構部15aへ制御指示通知を送信する。監視制御盤模擬機構部15aは、仮想的な通信回線20aを通じて監視制御ミドルウェア19aへ制御指示通知を送信する。監視制御ミドルウェア19aは、制御指示通知を受け取り、仮想計算機14aを制御する。
また、監視制御盤模擬機構部15aは仮想的な通信回線20aを通じて監視制御ミドルウェア19aから仮想計算機14aの状態を定期的に受信している。監視制御盤模擬機構部15aは監視制御ミドルウェア19aから仮想計算機14aの状態を一定期間受信できなかった場合、仮想計算機14aの異常と判断し、監視制御盤模擬機構通信部34に通知する。
図2は、実施の形態1に係る統合監視制御機構部16の内部構成を示すブロック図である。統合監視制御機構部16は、監視制御盤模擬機構通信部34、監視制御盤模擬機構制御部35、ハイパーバイザ監視部36、監視制御盤通信部37、管理テーブル38及び管理テーブル同期部39から構成される。監視制御盤模擬機構通信部34は、管理テーブル38を参照し、監視制御盤模擬機構部15a〜mに対して仮想計算機14a〜mの動作を制御する制御指示通知を送信する。また、監視制御盤模擬機構通信部34は、監視制御盤模擬機構部15a〜mから仮想計算機14a〜mの情報を受け取り、管理テーブル38に保存する。
監視制御盤模擬機構制御部35は、監視制御盤模擬機構部15a〜mの起動及び停止を行う。監視制御盤模擬機構部15aを起動した場合、監視制御盤模擬機構制御部35は起動した監視制御盤模擬機構部15aの識別子を管理テーブル38に保存する。監視制御盤模擬機構部15aを停止した場合、監視制御盤模擬機構制御部35は、停止した監視制御盤模擬機構部15aの識別子を管理テーブル38から削除する。
ハイパーバイザ監視部36は、物理計算機11上で動作する仮想計算機14a〜mの動作状況とライブマイグレーションしているかどうかを監視している。監視制御盤通信部37は、管理テーブル38を参照し、監視制御盤13に対して仮想計算機14a〜mの状態を通知する状態変化通知を送信する。また、監視制御盤通信部37は、監視制御盤13から仮想計算機14a〜mの動作を制御する制御指示通知を受信し、管理テーブル38に保存する。
管理テーブル38は、仮想計算機14a〜m、24a〜kの情報を保持するテーブルである。管理テーブル同期部39は、管理テーブル38の変更を監視する。管理テーブル38が変更された場合、管理テーブル同期部39は、他の物理計算機12に対して管理テーブル38の変更差分を送信し、物理計算機間で管理テーブルの同期をとる。また、他の物理計算機の管理テーブルが変更された場合、管理テーブル同期部39は他の物理計算機から変更差分を受信し、管理テーブル38を変更する。
図3は、実施の形態1に係る統合監視制御機構部16が保持する管理テーブル38を示す図である。管理テーブル38の項目は、仮想計算機、監視制御盤模擬機構部、状態、指示、ペア仮想計算機及び物理計算機から構成されている。仮想計算機の項目には、仮想計算機の識別子が保存される。監視制御盤模擬機構部の項目には、同じ行の仮想計算機に対応する監視制御盤模擬機構部の識別子が保存される。状態の項目には、仮想計算機の状態として、正常、異常又はライブマイグレーション中のいずれかが保存される。
指示の項目には、仮想計算機内の監視制御ミドルウェアへの指示として、運転又は待機が保存される。ペア仮想計算機の項目には、仮想計算機の冗長系を構成するためにペアとなる仮想計算機の識別子が保存される。物理計算機の項目には、仮想計算機が動作している物理計算機の識別子が保存される。識別子は一意に識別できるものであれば、番号や記号、名称等、特に形式は問わない。
次に動作について説明する。
図4は、実施の形態1に係る監視制御盤模擬機構通信部34の送信処理を示すフローチャートである。監視制御盤模擬機構通信部34は、管理テーブル38のいずれかの行の指示の値が変更されると図4に示すフローチャートを開始する。
ステップS41において、監視制御盤模擬機構通信部34は、管理テーブル38の指示の値に変更があった行の物理計算機の値を参照する。管理テーブル38の指示の値に変更があった行の物理計算機が、監視制御盤模擬機構通信部34が動作している物理計算機11と同じ場合、処理はステップS42へ進む。異なる場合、監視制御盤模擬機構通信部34は処理を終了する。
ステップS42において、監視制御盤模擬機構通信部34は、管理テーブル38の指示の値に変更があった行の状態の値を参照し、処理を決定する。管理テーブル38の指示の値に変更があった行の状態の値が「ライブマイグレーション中」ではない場合、処理はステップS43へ進む。「ライブマイグレーション中」の場合、監視制御盤模擬機構通信部34は処理を終了する。ステップS43において、監視制御盤模擬機構通信部34は、管理テーブル38の指示の値に変更があった行の、例えば監視制御盤模擬機構部15mの値を制御指示通知に格納し、当該監視制御盤模擬機構部15mへ送信し、処理を終了する。
図5は、実施の形態1に係る監視制御盤模擬機構通信部34の受信処理を示すフローチャートである。監視制御盤模擬機構通信部34は、監視制御盤模擬機構部15a〜mのうちいずれかの監視制御盤模擬機構部より状態変化通知が通知されると図5に示すフローチャートを開始する。状態変化通知には、状態が変化した仮想計算機の識別子と状態の値が格納されている。状態は、正常、異常又はライブマイグレーション中のいずれかである。
ステップS51において、監視制御盤模擬機構通信部34は、管理テーブル38を参照する。状態変化通知で通知された仮想計算機の値が保存された行の状態の値が「ライブマイグレーション中」ではない場合、処理はステップS52へ進む。「ライブマイグレーション中」の場合、監視制御盤模擬機構通信部34は処理を終了する。ステップS52において、監視制御盤模擬機構通信部34は、状態変化通知で通知された仮想計算機の値が保存された行の状態の値に、状態変化通知で通知された状態の値を保存し、処理を終了する。
図6は、実施の形態1に係る監視制御盤模擬機構制御部35の処理を示すフローチャートである。監視制御盤模擬機構制御部35は、管理テーブル38のいずれかの行の状態の値が変更されると図6に示すフローチャートを開始する。
ステップS61において、監視制御盤模擬機構制御部35は、変更があった管理テーブル38の状態の値を参照する。状態の値が「ライブマイグレーション中」の場合、処理はステップS62へ進む。「ライブマイグレーション中」でない場合、監視制御盤模擬機構制御部35は処理を終了する。
ステップS62において、監視制御盤模擬機構制御部35は、管理テーブル38の変更があった行の物理計算機の値を参照する。物理計算機が、監視制御盤模擬機構制御部35が動作している物理計算機と同じ場合、処理はステップS63へ進む。同じでない場合、監視制御盤模擬機構制御部35は処理を終了する。ステップS63において、監視制御盤模擬機構制御部35は、変更があった行の仮想計算機に対応する監視制御盤模擬機構部を新たに起動し、処理を終了する。
図7は、実施の形態1に係るハイパーバイザ監視部36の処理を示すフローチャートである。ハイパーバイザ監視部36は、ハイパーバイザ監視部36が動作する物理計算機11上で動作する仮想計算機14a〜mを監視している。ハイパーバイザ監視部36は、仮想計算機14a〜mのいずれかの動作状況が変化すると図7に示すフローチャートを開始する。ここでは、動作状況が変化した仮想計算機を14aとする。
ステップS71において、ハイパーバイザ監視部36は、動作状況が変化した仮想計算機14aの状態がライブマイグレーション中の場合、ステップS72へ進む。ライブマイグレーション中でない場合、ステップS74へ進む。ステップS72において、ハイパーバイザ監視部36は、仮想計算機14aに対応する監視制御盤模擬機構部15aの動作を停止し、ステップS73へ進む。ステップS73において、ハイパーバイザ監視部36は、管理テーブル38の仮想計算機14aの行の状態の値を「ライブマイグレーション中」に変更し、物理計算機の値をライブマイグレーション先の物理計算機名に変更し、処理を終了する。
ステップS74において、ハイパーバイザ監視部36は、管理テーブル38の仮想計算機14aの行の状態の値を正常に変更し、処理を終了する。
図8は、実施の形態1に係る監視制御盤通信部37の送信処理を示すフローチャートである。監視制御盤通信部37は、管理テーブル38のいずれかの行の状態の値が変更されると図8に示すフローチャートを開始する。
ステップS81において、監視制御盤通信部37は、変更があった管理テーブル38の状態の値を参照し、処理を決定する。状態の値が「ライブマイグレーション中」でない場合、処理はステップS82へ進む。状態の値が「ライブマイグレーション中」の場合、監視制御盤通信部37は処理を終了する。
ステップS82において、監視制御盤通信部37は、管理テーブル38の状態の値に変更があった行の物理計算機の値を参照する。物理計算機の値が、監視制御盤通信部37が動作している物理計算機11と同じ場合、処理はステップS83へ進む。異なる場合、監視制御盤通信部37は処理を終了する。ステップS83において、監視制御盤通信部37は、監視制御盤通信部37は、通信回線17を通じて監視制御盤13に状態変化通知を送信し、処理を終了する。
図9は、実施の形態1に係る監視制御盤通信部37の受信処理を示すフローチャートである。監視制御盤通信部37は、通信回線17を通じて監視制御盤13から制御指示通知を受信すると、図9に示すフローチャートを開始する。制御指示通知には、対象となる仮想計算機の値と指示の値とが格納されている。指示の値は、運転又は停止である。
ステップS91において、監視制御盤通信部37は、監視制御盤13からの制御指示通知の対象となる仮想計算機に該当する管理テーブル38の行の状態の値を参照する。状態の値が「ライブマイグレーション中」でない場合、処理はステップS92へ進む。状態の値が「ライブマイグレーション中」の場合、監視制御盤通信部37は処理を終了する。ステップS92において、監視制御盤通信部37は、対象となる仮想計算機に該当する管理テーブル38の行の指示の値に、制御指示通知に格納されている指示の値を保存し、処理を終了する。
本実施の形態においては、物理計算機11の動作について説明をしたが、物理計算機12も物理計算機11と同様に動作する。また、物理計算機が2台の構成を示したが、物理計算機は2台に限らず、2台以上で構成してもよい。さらに、運転系の仮想計算機と待機系の仮想計算機は異なる物理計算機上に存在する場合と同じ物理計算機上に存在する場合がある。
また、本実施の形態においては、複数の物理計算機上の仮想計算機の情報を監視制御盤13が取得して共有するようにしたが、シリアルポートやGPIO(General Purpose Input/Output)等を用いて仮想計算機を制御し、情報を取得して共有するような装置であれば、監視制御盤13に限定しない。
したがって、本実施の形態では、監視制御ミドルウェア19a〜mが物理計算機11上で動作する仮想計算機14a〜m上でそれぞれ動作し、仮想計算機14a〜mを監視制御し、監視制御盤模擬機構部15a〜mが仮想計算機14a〜mと1対1に対応し、対応する仮想計算機上の監視制御ミドルウェア19a〜mを通じて仮想計算機14a〜mを監視制御し、統合監視制御機構部16が監視制御盤模擬機構部15a〜mから受信した監視制御対象の仮想計算機の状態の変化を示す状態変化通知を当該仮想計算機の状態に応じて複数の仮想計算機を監視制御する監視制御盤13へ送信するかどうか決定し、監視制御盤13から受信した仮想計算機への制御指示通知を対象の仮想計算機の状態に応じて当該仮想計算機に対応する監視制御盤模擬機構部15a〜mへ送信するかどうか決定しているので、集約したコンピュータシステムのソフトウェア構成を維持したまま、ライブマイグレーション時に誤検出を防止することができる。
実施の形態2.
以上の実施の形態1では、管理テーブル38のいずれかの行の状態の値が「ライブマイグレーション中」に変更された場合、監視制御盤通信部37は監視制御盤13へ状態変化通知を送信しないようにしたものであるが、本実施の形態においては、監視制御盤13にライブマイグレーション中であることを通知する実施の形態を示す。
なお、本実施の形態において、監視制御盤通信部37以外は実施の形態1と同じであるため、説明を割愛する。
図10は、実施の形態2に係る監視制御盤通信部37の送信処理を示すフローチャートである。監視制御盤通信部37は、管理テーブル38のいずれかの行の状態の値が変更されると図10に示すフローチャートを開始する。
ステップS101において、監視制御盤通信部37は、管理テーブル38の状態の値に変更があった行の物理計算機の値を参照する。物理計算機の値が、監視制御盤通信部37が動作している物理計算機11と同じ場合、処理はステップS102へ進む。異なる場合、監視制御盤通信部37は処理を終了する。ステップS102において、監視制御盤通信部37は、状態が変化した仮想計算機の値と状態の値を状態変化通知に格納し、通信回線17を通じて監視制御盤13へ送信し、処理を終了する。
したがって、本実施の形態では、統合監視制御機構部16は、監視制御盤模擬機構部から状態変化通知を受信し、対象の仮想計算機がライブマイグレーション中の場合、監視制御盤13に当該仮想計算機がライブマイグレーション中であることを通知するので、監視者は監視制御盤13の表示を見ることによって監視している仮想計算機がライブマイグレーション中かどうかを把握することができる。
実施の形態3.
以上の実施の形態2では、管理テーブル38のいずれかの行の状態の値が変更され、変更があった状態の値が「ライブマイグレーション中」の場合、監視制御盤13にライブマイグレーション中であることを通知するようにしたものであるが、本実施の形態においては、監視制御盤通信部37が監視制御盤13から制御指示通知を受信した場合に、指示対象の仮想計算機がライブマイグレーション中の場合、監視制御盤13にライブマイグレーション中であることを通知する実施の形態を示す。
なお、実施の形態3における監視制御盤通信部37以外は実施の形態2と同じであるため、説明を割愛する。
図11は、実施の形態3に係る監視制御盤通信部37の受信処理を示すフローチャートである。監視制御盤通信部37は、監視制御盤13から制御指示通知を受信すると、図11に示すフローチャートを開始する。制御指示通知には、対象となる仮想計算機の値と指示の値が格納されている。指示の値は、運転又は停止である。
ステップS111において、監視制御盤通信部37は、監視制御盤13からの制御指示通知の対象となる仮想計算機に該当する管理テーブル38の行の状態の値を参照する。状態の値がライブマイグレーション中でない場合、処理はステップS112へ進む。状態の値がライブマイグレーション中の場合、処理はステップS113へ進む。
ステップS112において、監視制御盤通信部37は、対象となる仮想計算機に該当する管理テーブル38の行の指示の値に、制御指示通知に格納されている値を保存し、処理を終了する。ステップS113において、監視制御盤通信部37は、監視制御盤13に対象となる仮想計算機がライブマイグレーション中であることを通知し、処理を終了する。
したがって、本実施の形態では、統合監視制御機構部は、監視制御盤13から制御指示通知を受信し、対象の仮想計算機がライブマイグレーション中の場合、監視制御盤模擬機構部に当該仮想計算機がライブマイグレーション中であることを通知するので、監視者は監視制御盤の表示を見ることによって、制御指示通知の対象の仮想計算機がライブマイグレーション中であることを把握することができる。
11、12 物理計算機
13 監視制御盤
14a〜m、24a〜k 仮想計算機
15a〜m、25a〜k 監視制御盤模擬機構部
16、26 統合監視制御機構部
17、27 通信回線
18a〜n 業務アプリケーション
19a〜m、29a〜k 監視制御ミドルウェア
20a、30a 仮想的な通信回線
21、31 仮想計算機群
22 業務アプリケーション群
34 監視制御盤模擬機構通信部
35 監視制御盤模擬機構制御部
36 ハイパーバイザ監視部
37 監視制御盤通信部
38 管理テーブル
39 管理テーブル同期部

Claims (8)

  1. 物理計算機上で動作する仮想計算機上でそれぞれ動作し、仮想計算機を監視制御する監視制御ミドルウェアと、
    仮想計算機と1対1に対応し、対応する仮想計算機上の前記監視制御ミドルウェアを通じて仮想計算機を監視制御する監視制御盤模擬機構部と、
    前記監視制御盤模擬機構部から受信した監視制御対象の仮想計算機の状態の変化を示す状態変化通知を当該仮想計算機の状態に応じて複数の仮想計算機を監視制御する監視制御盤へ送信するかどうか決定する統合監視制御機構部と、
    を備えることを特徴とする監視制御システム。
  2. 前記統合監視制御機構部は、前記監視制御盤から受信した仮想計算機への制御指示通知を対象の仮想計算機の状態に応じて当該仮想計算機に対応する監視制御盤模擬機構部へ送信するかどうか決定することを特徴とする請求項1に記載の監視制御システム。
  3. 前記統合監視制御機構部は、前記監視制御盤模擬機構部から前記状態変化通知を受信し、対象の仮想計算機がライブマイグレーション中の場合、前記監視制御盤に前記状態変化通知を送信しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の監視制御システム。
  4. 前記統合監視制御機構部は、前記監視制御盤から前記制御指示通知を受信し、対象の仮想計算機がライブマイグレーション中の場合、前記監視制御盤模擬機構部へ前記制御指示通知を送信しないことを特徴とする請求項1乃至3に記載の監視制御システム。
  5. 前記統合監視制御機構部は、前記監視制御盤模擬機構部から前記状態変化通知を受信し、対象の仮想計算機がライブマイグレーション中の場合、前記監視制御盤に当該仮想計算機がライブマイグレーション中であることを通知することを特徴とする請求項1乃至4に記載の監視制御システム。
  6. 前記統合監視制御機構部は、前記監視制御盤から前記制御指示通知を受信し、対象の仮想計算機がライブマイグレーション中の場合、前記監視制御盤模擬機構部に当該仮想計算機がライブマイグレーション中であることを通知することを特徴とする請求項1乃至5に記載の監視制御システム。
  7. 前記統合監視制御機構部は、1以上の前記監視制御盤模擬機構部から監視制御対象の仮想計算機の前記状態変化通知を受信して仮想計算機の情報を保存する管理テーブルに当該仮想計算機の状態を保存し、前記管理テーブルから仮想計算機への制御指示を読み出して対象の仮想計算機に対応する監視制御盤模擬機構部へ送信する監視制御盤模擬機構通信部と、
    前記管理テーブルから状態が変化した仮想計算機とその状態を読み出して前記監視制御盤へ通知し、前記監視制御盤から仮想計算機への制御指示通知を受信して前記管理テーブルに保存する監視制御盤通信部と、
    同一物理計算機上で動作する仮想計算機を監視するハイパーバイザ監視部と、
    前記監視制御盤模擬機構部を制御する監視制御盤模擬機構制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至6に記載の監視制御システム。
  8. 物理計算機上の仮想計算機上で動作し、当該仮想計算機を監視制御する監視制御ミドルウェアと、
    仮想計算機と1対1に対応し、対応する仮想計算機上の前記監視制御ミドルウェアを通じて当該仮想計算機を監視制御する監視制御盤模擬機構ステップと、
    前記監視制御盤模擬機構ステップから受信した監視制御対象の仮想計算機の状態の変化を示す状態変化通知を当該仮想計算機の状態に応じて複数の仮想計算機を監視制御する監視制御盤へ送信するかどうか決定する統合監視制御機構ステップと、
    を有する監視制御方法。
JP2012266235A 2012-12-05 2012-12-05 監視制御システム及び監視制御方法 Pending JP2014112293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012266235A JP2014112293A (ja) 2012-12-05 2012-12-05 監視制御システム及び監視制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012266235A JP2014112293A (ja) 2012-12-05 2012-12-05 監視制御システム及び監視制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014112293A true JP2014112293A (ja) 2014-06-19

Family

ID=51169398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012266235A Pending JP2014112293A (ja) 2012-12-05 2012-12-05 監視制御システム及び監視制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014112293A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106095651A (zh) * 2016-06-15 2016-11-09 浪潮(北京)电子信息产业有限公司 一种3d虚拟机房监控管理方法及系统
JP2017167822A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 Kddi株式会社 ネットワークサービス評価システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017167822A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 Kddi株式会社 ネットワークサービス評価システム
CN106095651A (zh) * 2016-06-15 2016-11-09 浪潮(北京)电子信息产业有限公司 一种3d虚拟机房监控管理方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102077460B1 (ko) 레거시 하드웨어 및 소프트웨어를 위한 향상된 리­호스팅 능력
US10740197B2 (en) Quick recovery method, device and system of a virtual machine
JP2008269194A (ja) 仮想計算機システム
US9928206B2 (en) Dedicated LAN interface per IPMI instance on a multiple baseboard management controller (BMC) system with single physical network interface
JP6265158B2 (ja) 電子機器
US20130339663A1 (en) Reset of processing core in multi-core processing system
WO2023061327A1 (zh) 核心板复位方法、装置、设备、存储介质以及程序产品
JP2006134208A (ja) ストレージ仮想化装置
JP2014112293A (ja) 監視制御システム及び監視制御方法
US9164825B2 (en) Computing unit, method of managing computing unit, and computing unit management program
JP2012128573A (ja) 二重化システムおよびそのシステムを用いたビル管理システム
JP2014215622A (ja) プラント監視システム及びプラント監視方法
US20200186423A1 (en) Intelligent node faceplate and server rack mapping
JP2013025358A (ja) フィールド通信システム
JPWO2019087849A1 (ja) 通信システム、被制御機器、及び、通信システムの制御方法
CN104698916A (zh) 用于操作自动化装置的方法
JP2009026182A (ja) プログラム実行システム及び実行装置
WO2013101091A1 (en) Advanced programmable interrupt controller identifier (apic id) assignment for a multi-core processing unit
JP2019040331A (ja) 分散制御システムおよびノード
US20160321149A1 (en) Computer apparatus and computer mechanism
WO2018235310A1 (ja) 切替管理装置、監視制御システム、切替管理方法および切替管理プログラム
JP5836438B1 (ja) 異常監視装置、異常監視システム及び異常監視プログラム
US20240219984A1 (en) Power supply control apparatus, power supply control method, and power supply control program
CN111708418A (zh) 风扇控制方法、装置、设备及计算机可读存储介质
JP6574389B2 (ja) Kvmスイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140327