JP2014112152A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化を達成しつつ、像担持体の被りトナーを積極的に除去できるようにする。
【解決手段】画像形成装置10は、静電潜像が形成される感光ドラム19と、静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像ロール46aと、トナー像をコピー用紙Pに転写する転写ロール28とを備える。現像ロール46aと転写ロール28との間で、感光ドラム19の下部に接触して捕集部材50を配置し、この捕集部材50で感光ドラム19のトナー像が形成される最大領域外に存在するトナーを捕集する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、像担持体の表面、とりわけ像担持体の両端部表面に付着した残留トナーを回収するようにした画像形成装置に関する。
一般に、レーザープリンタ等の画像形成装置では、トナー担持体である現像ロールから像担持体である感光ドラムにトナーを搬送し、この感光ドラムに形成された静電潜像にトナーを付着させ、このトナー像を記録紙などの記録媒体に転写するようになっている。
ところで、現像ロールから感光ドラムにトナーを搬送する際、現像ロールの現像領域は安定してトナー像を形成するため、マグネットによってトナーが強固に付着されるようになっているが、現像領域外ではマグネットによるトナーの付着効果は無くなる。このため、現像ロールのトナー像が形成される最大領域外の近傍、つまり、現像領域の外方近傍では像形成が不安定となる。そして、その像形成が不安となった部分のトナーが感光ドラムに被ると、所謂、被りトナーとなって記録媒体の側辺部を汚してしまうことがある。
そこで、被りトナーの問題を無くすためには、現像ロールの現像領域の幅を、必要な領域よりも広くすることが考えられるが、この場合は現像ロールの回転軸方向長さが長くなって、装置の大型化が来されてしまう。このため、装置の小型化を図るには、どうしても現像ロールの現像領域を記録媒体の幅と略等しくせざるを得ず、上述したように記録媒体の側辺部が汚れ易くなってしまう。
ところで、従来では、感光ドラムの周面に圧接させたブレード部材によって残留トナーを剥離させ、このブレード部材の下方に、剥離により落下したトナーをトナー受け部に案内するトナーガイドを設けたクリーニング装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。そして、そのトナーガイドの両端部には、感光ドラムの両端部に極く軽度に圧接して、感光ドラムの両端部周辺からこぼれ落ちるトナーを集めるサイドシール部が折曲形成されている。
特開平3−200277号公報
しかしながら、かかる従来の特許文献1に開示されたクリーニング装置では、サイドシール部は、薄板状のトナーガイドの両端部を折曲したもので、感光ドラムの両端部周辺からこぼれ落ちるトナーが周囲に飛散しないように集めるためのものである。従って、トナーガイドは薄板状に形成されており、そのトナーガイドの端部を折曲形成した前記サイドシール部も薄肉となる。このため、薄肉状のサイドシール部が感光ドラムの両端部に圧接したとしても、前述した被りトナーを積極的に除去できるものではなく、記録媒体の側辺部が汚れるのを解消できるものではない。
そこで、本発明は、従来の問題に鑑みて、装置の小型化を達成しつつ、像担持体の被りトナーを積極的に除去できるようにした画像形成装置を提供する。
本発明の第1の手段は、静電潜像が形成される像担持体と、前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像部と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写部とを備えた画像形成装置であって、前記現像部と前記転写部との間で、前記像担持体の下部に接触して配置され、前記像担持体の前記トナー像が形成される最大領域外に存在するトナーを捕集する捕集部材を備えている。
本発明の第2の手段は、第1の手段の画像形成装置において、前記捕集部材で捕集したトナーを自由落下により回収する回収部を有する回収装置を備えている。
本発明の第3の手段は、第2の手段の画像形成装置において、前記回収装置は、前記回収部を前記像担持体に向かって開口し、前記回収部の前記転写部側の上部に前記捕集部材を支持してある。
本発明の第4の手段は、第2または第3の手段の画像形成装置において、前記像担持体の下方に配置され、前記記録媒体を前記転写部に案内する用紙ガイドを備え、前記回収装置を、前記用紙ガイドの案内方向に対して直角方向となる両端部の上部に設けてある。
本発明の第5の手段は、第4の手段の画像形成装置において、前記回収装置を、前記用紙ガイドに着脱可能としてある。
本発明の第6の手段は、第1〜第5のいずれか一つの手段の画像形成装置において、前記捕集部材を、多孔質の弾性体としてある。
本発明の第7の手段は、第1〜第6のいずれか一つの手段の画像形成装置において、前記トナーは、キャリアとして磁性粉を含み、前記現像部に磁石を備えてある。
本発明の第1の手段によれば、本構成を有していない場合と比較して、記録媒体の側辺部が汚れるのを抑制し、装置全体の小型化を図れるという効果を有する。
本発明の第2の手段によれば、第1の手段の効果に加えて、本構成を有していない場合と比較して、捕集したトナーが周囲に飛散するのを防止するという効果を有する。
本発明の第3の手段によれば、第2の手段の効果に加えて、本構成を有していない場合と比較して、捕集部材で捕集したトナーを効率良く回収部に回収するという効果を有する。
本発明の第4の手段によれば、第2および第3の効果に加えて、本構成を有していない場合と比較して、部品点数の削減という効果を有する。
本発明の第5の手段によれば、第4の手段の効果に加えて、本構成を有していない場合と比較して、装置の長寿命化という効果を有する。
本発明の第6の手段によれば、第1〜第5の手段の効果に加えて、本構成を有していない場合と比較して、記捕集部材が接触する像担持体を付傷することなくトナーの捕集効果がより高まるという効果を有する。
本発明の第7の手段によれば、第1〜第6の手段の効果に加えて、本構成を有していない場合に比較して、二成分現像剤を用いた際に、捕集部材を設けたことによる効果がより高まる。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を概略的に示す断面図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の画像形成部を詳細に示す要部断面図である。 図3は、図2に示す画像形成装置の感光ドラム、現像ロール、帯電ロールおよび転写ロールと、用紙ガイドとを整列させた展開図である。 図4は、本発明の画像形成装置に用いられる回収装置の一実施形態を示す拡大断面図である。
以下、本発明に係る好適な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、画像形成装置10の基本的な構造を示す。この画像形成装置10は、例えば、レーザープリンタとして構成され、記録媒体であるコピー用紙Pを積み重ねた状態で収容しておく用紙収納部31および手差し供給装置43が備わっている。用紙収納部31または手差し供給装置43は、コピー用紙Pを一枚ずつ取り出す給紙部35と、給紙部35によって取り出したコピー用紙Pを転写ロール28まで搬送する搬送ロール49a、49bを備えている。
また、画像形成装置10は、画像データに基づいた未定着のトナー像を形成し、そのトナー像をコピー用紙Pに転写する画像形成部13と、未定着のトナー像を担持したコピー用紙Pに対して加圧および加熱を行うことにより、トナー像を定着する定着装置29とを備えている。尚、図1中に示した一点鎖線は、コピー用紙Pの搬送経路を示す。
画像形成部13は、電子写真方式を用いてトナー像を形成して転写する部位である。画像形成部13は、図2に詳細に示すように、矢印a方向に回転する像担持体としての感光ドラム19を備えている。この感光ドラム19の周囲には、帯電ロール44、露光装置45、現像器46の現像部としての現像ロール46a、転写部としての転写ロール28およびクリーナー47が配置される。また、本実施形態では、現像ロール46aと転写ロール28との間で感光ドラム19の下方に位置して、コピー用紙Pを転写ロール28に案内する用紙ガイド48が配置される。図2中、Rはコピー用紙Pの搬送経路を示す。
帯電ロール44は、感光ドラム19の像保持面を帯電させる機能を有する。露光装置45は、帯電した感光ドラム19の表面に画像データに基づく光(レーザーやLED)を照射して電位差のある静電潜像を形成する機能を有する。現像器46は、感光ドラム19上の静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する機能を有する。転写ロール28は、そのトナー像をコピー用紙Pに転写する機能を有する。クリーナー47は、転写終了後の感光ドラム19の表面に残留するトナーを除去して清掃する機能を有する。
感光ドラム19は、円筒状の基体に、有機感光材料からなる光導電性層(感光層)の像保持面を形成して構成することができる。帯電ロール44は、例えば感光ドラム19の表面に接触して回転する帯電ロールに、所定の帯電電圧を印加して帯電させる接触帯電方式のものを使用することができる。露光装置45は、LED(発光ダイオード)式記録ヘッド、または半導体レーザ走査装置等で構成される装置である。露光装置45は、画像形成装置10と通信接続した画像読取装置またはコンピュータ等の通信機器から入力される画像データに対して、所定の画像処理をした後の画像データを入力して、静電潜像を形成する。
図1に示すように、定着装置29の加熱ロール29aは、加熱源によって表面温度が所定の温度に保たれるよう加熱され、かつ、同図中矢印b方向に回転することで、圧接定着部NPにてコピー用紙Pを加熱しつつ搬送する。定着装置29の無端ベルト29bは、加熱ロール29aに対向して配置され、加熱ロール29aとの間でコピー用紙Pを挿通させて定着を行なう無端状のベルトであり、コピー用紙Pの幅に応じた幅の筒状に形成してある。このとき、定着対象のコピー用紙Pは、ガイド板29cによって圧接定着部NPの導入口に案内される。
次に、画像形成装置10による画像形成の工程を概略的に説明する。画像形成部13では、図外の制御部によって一連の画像形成動作が制御されるようになっており、画像形成処理の開始によって、まず、感光ドラム19が回転する。すると、回転する感光ドラム19の表面を、帯電ロール44により所定の電位に帯電させた後、帯電した感光ドラム19の表面に、露光装置45から画像データに基づく光を照射して、所定の潜像電位からなる静電潜像を形成する。そして、その静電潜像を感光ドラム19の回転に伴って移動させて、現像器46から供給されるトナーを、潜像部分に静電的に付着させる。このようにして、感光ドラム19上におけるトナー像の現像が終了する。
感光ドラム19上のトナー像は、転写ロール28において、搬送ロール49a、49bによって所定のタイミングで搬送されてきたコピー用紙Pに対して、静電的に転写される。トナー像の転写が終了した後の感光ドラム19の表面は、クリーナー47によって清掃される。
画像形成部13においてトナー像が形成されたコピー用紙Pは、定着装置29に搬送される。そして、ガイド板29cに案内されつつ、加熱ロール29aと無端ベルト29bとの間の圧接定着部NPに導入される。
定着装置29における圧接定着部NPでは、コピー用紙Pが加熱ロール29aと無端ベルト29bの間に挟まれて圧接された状態で搬送される。その際に、未定着のトナー像が加圧及び加熱されることで、コピー用紙Pに定着される。定着後のコピー用紙Pは、定着装置29から排出された後に搬送ロール49c等により搬送されて、排出収容部に送られる。これにより、コピー用紙Pの片面にトナーで構成される画像が形成される。
尚、記録媒体はコピー用紙Pに限ることなく、トナー像を適正に転写できるシート状物、例えば、厚紙、透明性シート、OHPシート等のプラスチックスであってもよく、また、これらの他にも、封筒等の袋状物であってもよい。
ところで、上述した画像形成部13は、感光ドラム19の周囲に、帯電ロール44、現像ロール46a、転写ロール28および用紙ガイド48が配置されるが、これらを便宜上、展開して整列させると、図3に示すように配列させることができる。
図3から明らかなように、感光ドラム19の有効幅A(例えば、237.5mm)が最も広く、続いて帯電ロール44の帯電領域B(例えば、224mm)、現像ロール46aの現像領域C(例えば、221mm)、転写ロール28の転写領域D(例えば、220mm)の順に狭くなっている。この転写領域Dは、コピー用紙Pの最大用紙幅と等しくなっている。また、用紙ガイド48の幅Eは、感光ドラム19の有効幅Aと帯電ロール44の帯電領域Bとの間の幅に設定されている。
ところで、本実施形態の現像ロール46aは、現像領域Cに図外の磁石が設けられており、帯電したトナーを現像領域Cの表面に吸着させるようになっている。また、本実施形態で使用されるトナーとしては、磁性体の微粒子で形成されるキャリア(搬送体)を混合して、トナーに電荷を持たせるようになった二成分現像剤が用いられる。
また、図3中には、現像ロール46aの現像領域Cの両端部には、この現像ロール46aから感光ドラム19および用紙ガイド48に亘って延在する細幅(実機で略1mm)のラインTを示してある。このラインTは、像形成が不安定となって感光ドラム19にトナーが被り易い領域を意味する。
ところで、現像ロール46aの現像領域Cは、コピー用紙Pの最大用紙幅(D)よりも広くする必要があるが、本実施形態では、現像ロール46aの回転中心軸方向の長さを短くするために、現像領域Cを最大用紙幅(D)よりも僅かに広くするにとどめてある。このとき、ラインTは、これの幅方向内側(対を成すラインTの対向側)が現像領域Cの外側縁と一致している。従って、コピー用紙Pが搬送途中で僅かでも幅方向にずれると、コピー用紙Pの側端がラインTの領域内に進入してしまう。このため、コピー用紙Pの側端がラインTの領域内に位置した状態で、感光ドラム19上の被りトナーが、感光ドラム19からコピー用紙Pに移ると、コピー用紙Pの側辺部が汚れてしまうことになる。
そこで、本実施形態では、図2示すように、現像ロール46aと転写ロール28との間で、感光ドラム19の下部に接触する捕集部材50(図中、黒塗り部分で示す)を配置してある。この捕集部材50は、スポンジなどの多孔質の弾性体で形成され、感光ドラム19上に、トナー像が形成される最大領域外に存在するトナー(ラインTの領域内の被りトナー)を捕集するために設けられる。従って、図3に示すように、捕集部材50(図中、黒塗り部分で示す)は、感光ドラム19の両端部に位置して、被りトナーが発生するラインT上に一対配置されるようになっている。本実施形態では、捕集部材50の感光ドラム19の回転中心軸方向の幅Wは、ラインTの幅よりも余裕を持って大きくしてある。
図4に示すように、捕集部材50は、この捕集部材50で捕集したトナーを自由落下により回収する回収部51と共に回収装置52を構成してある。回収部51は、感光ドラム19の周方向に沿って対向配置される内壁51aと外壁51bとを有し、それら内,外壁51a、51bの下部間を底壁51cで閉塞してある。また、それら内,外壁51a、51bおよび底部51cの感光ドラム19の回転軸方向両端を図外の側壁で閉止することにより、回収部51は、開口部51dが感光ドラム19に向かって開口する容器状に形成される。
回収部51の感光ドラム19の回転軸方向に沿った幅は、少なくとも捕集部材50の幅Wに相当する長さを有し、捕集部材50で捕集したトナーを効率良く回収部51で回収できるようにしてある。また、回収部51は、感光ドラム19の両端部にそれぞれ配置された捕集部材50に対応させて一対を独立して配置してもよいが、その一対の回収部51を相互に連続させて長尺の1つの回収部51として構成してもよい。
回収部51は、内壁51aが現像ロール46a側に配置され、かつ、外壁51bが転写ロール28側に配置される。そして、転写ロール28側に配置した外壁51bの上端部に取付座51eを設け、この取付座51eの頂面に捕集部材50を取り付けて支持するようになっている。このとき、捕集部材50の現像ロール46a側の端面は、開口部51dを覆ってしまわないように、取付座51eの内壁51aに対向する内側端近傍で止めてある。勿論、このように取付座51eに取り付けた捕集部材50は、それの上面が感光ドラム19の表面に所定の圧接力をもって接触するようになっている。
また、感光ドラム19の下方には用紙ガイド48が配置されているが、この用紙ガイド48の案内方向(経路R)に対して直角方向となる両端部の上部に回収装置52が設けられる。即ち、用紙ガイド48の案内方向とは、用紙ガイド48によってコピー用紙Pを案内する方向で、この案内方向に対する直角方向は感光ドラム19の回転中心軸方向となる。
そして、このように回収装置52を用紙ガイド48の両端部に設ける際、その回収装置52を、用紙ガイド48に着脱可能に取り付ける構造となっている。
次に、画像形成部13に設けた回収装置52の機能を述べると、感光ドラム19のラインT上で被ったトナーは、感光ドラム19が回転することにより、現像ロール46aと転写ロール28との間において捕集部材50によって捕集される。そして、捕集された被りトナーは、徐々に回収部51に回収されて行き、トナーが周囲に飛散するのが防止される。特に、本実施形態では、回収部51の外壁51bが転写ロール28側に配置され、その外壁51bの上端部に捕集部材50が支持されたことにより、回収部51に回収されたトナーが転写ロール28やコピー用紙Pに飛散するのが防止される。
そして、回収部51が、捕集したトナーでいっぱいになると、回収装置52を用紙ガイド48から取り外して回収部51内のトナーを廃棄し、または再利用のためにトナー溜め部に移すなどして回収部5を空にし、その後、回収装置52を用紙ガイド48に再装着しておく。
また、捕集部材50が摩耗や目詰まりなどにより寿命となった場合は、回収装置52を用紙ガイド48から取り外して、新たな捕集部材50または回収装置52全体を交換することにより、感光ドラム19の表面の被りトナーを効率良く捕集することができる。
従って、このように感光ドラム19上の被りトナーが、捕集部材50の捕集によって除去されることにより、感光ドラム19に被りトナーが生成された場合にもコピー用紙Pの側辺部がトナーで汚れるのが抑制される。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置10によれば、現像ロール46aと転写ロール28との間で、感光ドラム19のトナー像が形成される最大領域外のラインT上の下部に接触して捕集部材50を配置してある。従って、感光ドラム19のトナー像が形成される最大領域外に被りトナーが生成されたとしても、この被りトナーは捕集部材50によって積極的に除去され、コピー用紙Pの側辺部が汚れるのを抑制できる。また、このように被りトナーが捕集されることにより、現像ロール46aの現像領域Cの幅が可能な限り狭くなり、装置全体の小型化が図れる。
また、本実施形態によれば、捕集部材50で捕集したトナーを自由落下により回収する回収部51を有して回収装置52を構成したので、捕集部材50で捕集したトナーを回収部51に回収することにより、捕集したトナーが周囲に飛散するのを防げる。
更に、本実施形態によれば、回収装置52は、回収部51を感光ドラム19に向かって開口し、回収部51の転写ロール28側の上部に捕集部材50を支持したので、捕集部材50で捕集したトナーが効率良く回収部51に回収される。
更にまた、本実施形態によれば、回収装置52を、感光ドラム19の下方に配置した用紙ガイド48の案内方向に対して直角方向となる両端部の上部に設けたので、用紙ガイド48を回収装置52の取付け部材として有効利用できるため、部品点数を削減できる。
また、本実施形態によれば、回収装置52を、用紙ガイド48に着脱可能としたので、捕集部材50が摩耗して寿命となった際に回収装置52の交換が可能となる。これにより、交換した新たな捕集部材50によってトナーの除去機能が回復し、装置の長寿命化が図れる。
更に、本実施形態によれば、捕集部材50を、スポンジなどの多孔質の弾性体としたので、これが接触する感光ドラム19を付傷することなくトナーの捕集効果がより高まる。
更にまた、本実施形態によれば、トナーがキャリアとして磁性粉を含んで二成分現像剤である場合に、磁石を備えた現像ロール46aの現像領域Cの領域外近傍においてトナーが被り易くなる。従って、このように二成分現像剤を用いた際に、捕集部材50を設けたことによる効果がより高まる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、本実施形態では画像形成装置としては、レーザープリンタに限ることなく、画像形成部13を備えておれば、他の画像形成装置、例えば複写機等にあっても本発明を適用することができる。
10 画像形成装置
19 感光ドラム(像担持体)
28 転写ロール(転写部)
46a 現像ロール(現像部)
48 用紙ガイド
50 捕集部材
51 回収部
51d 回収部の開口部
52 回収装置
P コピー用紙(記録媒体)

Claims (7)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像部と、前記トナー像を記録媒体に転写する転写部とを備えた画像形成装置であって、
    前記現像部と前記転写部との間で、前記像担持体の下部に接触して配置され、
    前記像担持体の前記トナー像が形成される最大領域外に存在するトナーを捕集する捕集部材を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記捕集部材で捕集したトナーを自由落下により回収する回収部を有する回収装置を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回収装置は、前記回収部を前記像担持体に向かって開口し、前記回収部の前記転写部側の上部に前記捕集部材を支持した
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体の下方に配置され、前記記録媒体を前記転写部に案内する用紙ガイドを備え、
    前記回収装置が、前記用紙ガイドの案内方向に対して直角方向となる両端部の上部に設けられている
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記回収装置は、前記用紙ガイドに着脱可能となっている
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記捕集部材が、多孔質の弾性体からなる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記トナーは、キャリアとして磁性粉を含み、前記現像部が磁石を備えている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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