JP2014111911A - 発光素子を備えた積層型発電体及びその発電装置 - Google Patents

発光素子を備えた積層型発電体及びその発電装置 Download PDF

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Abstract

【課題】潮流・潮汐や波浪などの種々の海洋エネルギーから電気エネルギーを得ることができる発光素子を備えた積層型発電体及びその発電装置を提供すること。
【解決手段】本発明の積層型発電体10は、潮流・潮汐や波浪エネルギーによって変形(上下動や左右動の振動)し、その変形に伴って積層型発電体10内の圧電フィルム2が変形してピエゾ電気を発生し、圧電フィルム2による発生電力により発光素子4を点灯させるように構成されている。基体1は、柔軟性弾性素材であり、一対の圧電フィルム2,2は、基体1を挟持するもので、柔軟な高分子材料からなる高分子圧電フィルムからなる。一対の電極膜3,3は、一対の圧電フィルム2上にそれぞれ設けられている。発光素子4は、基体1の先端部に設けられ、基体1上で露出されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光素子を備えた積層型発電体及びその発電装置に関し、より詳細には、潮流や潮汐などの種々の海洋エネルギーから電気エネルギーを得ることができる発光素子を備えた積層型発電体及びその発電装置に関する。
近年、エネルギー需要の増大と地球温暖化が問題となっており、また、原子力発電に対する不安などに伴って太陽光発電や風力発電などの再生可能な自然エネルギー源を利用した発電についての研究が注目されている。また、海洋の流れも時間・空間的に無尽蔵に存在する安定的な自然エネルギー源として期待できるものであり、このような海洋エネルギー(潮汐・潮流や波浪エネルギー)の有効活用が望まれている。
海洋エネルギーの有効活用としては、これまで種々のタイプの潮力発電が提案されている。潮力発電や潮汐発電は、潮汐により海水が移動するエネルギーを電力に変える発電方式である。水力発電・風力発電・太陽電池などとともに、自然エネルギーを資源として利用する技術であり、発電の際に二酸化炭素の排出がないなどという点で、環境への負荷が小さい。海流発電(潮流発電)とともに、海水を利用する発電で、「海流」を「海水の流れ」とすれば、潮汐流を利用する場合は海流発電の一種である。
また、波力発電は、主に海水などの波のエネルギーを利用して発電する発電方法で、海流を利用したもの、波の上下振動を利用したものなど様々なタイプのものがある。
このような自然エネルギーを電気エネルギーへ変換可能な素子や装置などについて、種々の研究開発がなされており、例えば、特許文献1に記載のものは、潮流や潮汐等の種々の海洋エネルギーから電気エネルギーを得ることができる海洋エネルギー発電デバイス及びこれを用いた蓄電装置に関するもので、海洋エネルギー発電デバイスは、柔軟性弾性素材からなる内側弾性板と、この内側弾性板を狭持する一対の圧電フィルムと、柔軟性弾性素材からなり一対の圧電フィルムを狭持する一対の外側弾性板とを備え、一対の圧電フィルムそれぞれは海洋エネルギー発電デバイスの中立軸から離間しており、海洋エネルギー発電デバイスが撓んだ際に一対の圧電フィルムそれぞれが海洋エネルギー発電デバイスの中立軸から離間して撓み発電するというものである。
また、例えば、特許文献2に記載のものは、海洋観測ブイ、海上作業台、浮体式人工島などに利用し得る波力発電装置に関するもので、可撓性発電装置浮体が、浮力材を用いてマット状に構成されて所定海域の波浪海面に浮揚係止され、浮力材の内部に高分子圧電材料などを用いてモールド化してなる圧電膜を設け、海面の波浪により可撓性発電装置浮体が変形すると、それに伴って圧電膜が変形してピエゾ電気を発生するというものである。
また、特許文献3に記載のものは、内蔵する波力発電機構を電源として発光させるようにした波力発電発光浮子に関するもので、中空に形成したアルミニウム合金製の水密構造の外殻の内部に、板ばね状圧電素子と錘部材との相対運動によって発電作用を営む波力発電機構を組み込むとともに、外殻に発光素子を取り付け、板ばね状圧電素子と錘部材とは、波力による外殻の浮遊運動に励起されて相対運動をするというものである。
また、特許文献4に記載のものは、海上ブイや魚網ブイなど、特に、波の高さの変化を利用して電気エネルギーを得て、自動的に発光させることができる波力発電式ブイに関するもので、水密性筐体の頂上部に発光体を備えた浮動体と、この浮動体の内部に配設された充電池と、この充電池に接続された圧電発電器とを有して構成されてなる波力発電式ブイで、圧電発電器は、板状の2枚の圧電セラミックス素子を、分極を逆向にして接合した層状の圧電セラミックス板で形成し、この圧電セラミックス板の一方側の面又は両面を、波面の上下動・左右動によって生じる波力によって殴打して発電するように構成したものである。
特開2011−106434号公報 特開平6−336716号公報 特開2004−330832号公報 特開2001−180575号公報
しかしながら、これらの海洋エネルギーを用いる発電は、太陽光発電や風力発電に比べ、発電効率、経済性、安全性、景観、コストなどの面で課題が多く、本格的な実用化は困難な状況にある。
また、特に、上述した特許文献1及び2に記載の波力発電装置は、圧電フィルムを用いて潮流や潮汐などの種々の海洋エネルギーから電気エネルギーを得るという点では、本発明の積層型発電体と共通しているものの、発光素子を備えていないという点でその構造を大きく異にするものである。つまり、特許文献1及び2のものは、発電そのものに着目したものである。
これに対して、上述した特許文献3及び4に記載の波力発電装置は、板ばね状圧電素子や圧電セラミックス素子を用いて潮流や潮汐などの種々の海洋エネルギーから電気エネルギーを得て発光ダイオードを点灯させるという点では、本発明の発光素子を備えた積層型発電体と共通しているものの、特許文献3においては浮子構造であり、特許文献4においてはブイ構造である点で、本発明の具体的な発電体構造と大きく異なるものである。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、潮流や潮汐などの種々の海洋エネルギーから電気エネルギーを得ることができる発光素子を備えた積層型発電体及びその発電装置を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、海洋に設けられて海洋エネルギー(潮汐・潮流や波浪エネルギー)を電気エネルギーに変換するような発光素子を備えた積層型発電体(10)において、柔軟性弾性素材からなる基体(1)と、該基体(1)を挟持する一対の圧電フィルム(2)と、該圧電フィルム(2)上にそれぞれ設けられた一対の電極膜(3)と、前記基体(1)の先端部に設けられた発光素子(4)とを一体的に備え、潮汐・潮流や波浪によって振動する前記圧電フィルム(2)の変形に基づいて発電することを特徴とする。(図1;実施例1)
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記発光素子(4)が、前記基体(1)上で露出又は透明樹脂で覆われていることを特徴とする。(図1;実施例1,図3;実施例2)
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記発光素子(4,14)が、複数個配置されていることを特徴とする。(図2,図3)
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記発光素子(14)の通電方向が、互いに逆方向に接続されていることを特徴とする。(図5(b))
また、請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記発光素子(14)が、直列又は並列に接続されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、前記発光素子(4,14)が、発光ダイオードであることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記基体(11)と前記圧電フィルム(12)との間に緩衝材(15a,15b)が設けられていることを特徴とする。(図3;実施例2)
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明において、前記圧電フィルム(12)が、それぞれ複数の積層体からなることを特徴とする。(図3;実施例2)
また、請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれかに記載の発明において、前記圧電フィルム(2,12)が、高分子圧電フィルムであることを特徴とする。(図1,図3)
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記高分子圧電フィルムが、ポリフッ化ビニリデン又はシアン化ビニリデンであることを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10のいずれかに記載の発明において、前記柔軟性弾性素材が、シリコンゴム、天然ゴム又は合成ゴムであることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1乃至11のいずれかに記載の発明において、前記基体(11)上に、前記圧電フィルム(12)と前記発光素子(14)に接続された整流器(16)が設けられていることを特徴とする。(図3)
また、請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明において、前記整流器(16)が、ブリッジダイオードで構成されていることを特徴とする。(図5(c))
また、請求項14に記載の発明は、請求項12又は13に記載の発明において、前記整流器(16)の前段又は後段にコンデンサ(17)が設けられていることを特徴とする。(図5(d))
また、請求項15に記載の発明は、請求項12に記載の発明において、前記整流器(16)の前段に、照度センサ(21)と、該照度センサの照度を調整する定電流回路(18)を備えていることを特徴とする。(図6)
また、請求項16に記載の発明は、請求項1乃至15のいずれかに記載の発明において、前記基体の表面が波面に対して水平又は垂直になるように、横位置又は縦位置に配置されていることを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、請求項1乃至16のいずれかに記載の発明において、前記基体(1)の端部に取り付け部材(5)が設けられていることを特徴とする。(図1)
また、請求項18に記載の発明は、請求項1乃至17のいずれかに記載の発光素子を備えた積層型発電体が、複数個配置されていることを特徴とする発電装置である。(図7)
また、請求項19に記載の発明は、請求項18に記載の発明において、前記海洋上に浮遊する浮動体(31)と、該浮動体(31)に錘として取り付けられた保持体(32)とを備え、前記積層型発電体(20)が、前記保持体(32)に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。(図7)
また、請求項20に記載の発明は、請求項19に記載の発明において、前記積層型発電体(20)が、十字状に配置されていることを特徴とする。(図7)
また、請求項21に記載の発明は、請求項19又は20に記載の発明において、前記浮動体(31)が複数個配置され、該浮動体の垂下に複数段組の集合積層型発電体が配置されていることを特徴とする。(図8,図9,図10)
また、請求項22に記載の発明は、請求項19,20又は21に記載の発明において、前記浮動体(31)が複数個配置され、該浮動体間に前記積層型発電体が複数個配置されていることを特徴とする。(図10)
また、請求項23に記載の発明は、請求項21又は22に記載の発明において、前記浮動体の複数個配置が、三角形状又は四角形状もしくはその連続形状であることを特徴とする。(図10)
また、請求項24に記載の発明は、請求項18乃至23のいずれかに記載の発明において、前記積層型発電体の基体の表面が波面に対して水平又は垂直になるように、横位置又は縦位置に複数配置されていることを特徴とする。
また、請求項25に記載の発明は、請求項24に記載の発明において、前記複数の積層型発電体が、前記横位置と前記縦位置とが混在して配置されていることを特徴とする。
また、請求項26に記載の発明は、請求項25に記載の発明において、前記複数の積層型発電体が、それぞれ交互に前記横位置と前記縦位置とを配置されていることを特徴とする。
また、請求項27に記載の発明は、請求項18乃至26のいずれかに記載の発明において、集魚灯、航行安全灯又は海上サイネージに適用したことを特徴とする。(図8,図10,図11;実施例6)
本発明によれば、潮流・潮汐や波浪などの種々の海洋エネルギーから電気エネルギーを得ることができる発光素子を備えた積層型発電体及びその発電装置を実現することができる。また、魚類の繁殖と生活のために人為的に海中など水中に設置される人工物である人工漁礁の集魚灯にも適用できる。また、船舶の安全な航行を実現する海上用航行標識灯や誘導浮標などの海上ブイや魚網ブイ、飛行機を航空路に誘導する海上誘導灯(航行安全灯)にも適用できる。さらに、広告灯としての海上サイネージや海上キャンバスなどとしての利用価値が高い。
本発明に係る発光素子を備えた積層型発電体の実施例1を説明するための断面図である。 (a)及び(b)は、図1に示した積層型発電体を複数個備えた集合発電体の側面図である。 本発明に係る発光素子を備えた積層型発電体の実施例2を説明するための斜視図である。 図3に示した積層型発電体の断面図である。 (a)乃至(d)は、圧電フィルムと発光素子の各種の接続配線図である。 圧電フィルムと発光素子のその他の接続配線図である。複数の発光素子の結線状態を示す図である。 図3に示した積層型発電体を複数個備えた本発明の実施例3に係る発電装置を説明するための斜視図である。 (a)及び(b)は、図3に示した積層型発電体を複数個備えた本発明の実施例4に係る発電装置を説明するための構成図である。 (a)乃至(c)は、図8に示した発電装置の複数個の積層型発電体の配置構成図である。 本発明の実施例5に係る発電装置を説明するための構成図である。 (a)及び(b)は、本発明の実施例6に係る発電装置の適用分野への利用を説明するための斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の各実施例について説明する。
図1は、本発明に係る発光素子を備えた積層型発電体の実施例1を説明するための断面図で、図中符号1は基体、2は圧電フィルム、3は電極膜、4は発光素子、5は取り付け部材、6は支持部材、7はコンデンサ、10は積層型発電体を示している。
本発明の積層型発電体10は、海洋に設けられて海洋エネルギー(潮汐・潮流や波浪エネルギー)を電気エネルギーに変換するような発光素子を備えた積層型発電体で、柔軟性弾性素材からなる基体1と、この基体1を挟持する一対の圧電フィルム2,2と、この一対の圧電フィルム2,2上にそれぞれ設けられた一対の電極膜3,3と、基体1の先端部に設けられた発光素子4とを一体的に備え、波力の振動による前記圧電フィルム(2)の変形に基づいて発電するものである。なお、図示していないが、積層型発電体の外側は、海水と絶縁するために、シリコンゴムなどの高抵抗材料でコーティングしてある。
本発明の積層型発電体10は、海洋観測ブイ、海上作業台、浮体式人工島のほかに人工漁礁の集魚灯(発光素子は下向き)、また、船舶の安全な航行を実現する海上用航行標識灯や誘導浮標、飛行機を航空路に誘導する海上誘導灯(航行安全灯)、さらに、広告灯としての海上サイネージや海上キャンバス(発光素子は上向き)などに適用できる波力発電装置に資する積層型発電体である。
この種の積層型発電体10は、海面の波浪による波力により変形(上下動や左右動の振動)し、その変形に伴って積層型発電体10内の圧電フィルム2が変形してピエゾ電気を発生し、この圧電フィルム2による発生電力により発光素子4を点灯させるように構成されている。
基体1は、柔軟性弾性素材であるシリコンゴムや天然ゴム又は合成ゴムからなっている。また、一対の圧電フィルム2,2は、基体1を挟持するもので、柔軟な高分子材料からなる高分子圧電フィルムで、その厚さは10μm乃至1000μm、好ましくは20μm乃至800μm、さらに好ましくは30μm乃至200μmの超薄型が好ましい。また、この高分子圧電フィルムとしては、ポリフッ化ビニリデン又はシアン化ビニリデンであることが好ましい。
特に、ポリフッ化ビニリデン(PolyVinylidene DiFluoride;PVDF)は、高耐性、高純度な熱可塑性フッ素重合体のひとつで、一般的に高純度、高強度や耐薬品性、熱耐性が要求される用途に用いられ、このPVDFは、強誘電体のポリマーであり、圧電性や焦電性を示すことから、センサなどへの応用もなされている。
また、一対の電極膜3,3は、一対の圧電フィルム2,2上にそれぞれ設けられ、蒸着やスパッタリング又は導電性ペーストなどによって形成されている。図示していないが、圧電フィルム2にはそれぞれ配線が接続されていて、この配線から圧電フィルム2の歪や撓みに応じて発生する電力が取り出されて、発光素子4を点灯される。
また、圧電フィルム2と基体1とは密着されていることが好ましい。圧電フィルム2と基体1とが密着状態にあることで、基体1の撓みによって圧電フィルム2の伸長、或いは圧縮が促進される。これにより、圧電フィルム2の発電効率が高められる。圧電フィルム2と基体1の密着は、シリコン系樹脂などの接着によるものでもよい。また、発光素子4は、基体1の先端部に設けられ、基体1上で露出あるいは透明樹脂などに覆われていることが好ましい。
また、基体1の表面が波面に対して水平又は垂直になるように、積層型発電体10を横位置又は縦位置に配置されて使用される。また、基体1の端部に取り付け部材5が設けられている。この取り付け部材5は、上述したように、ブイなどの浮体物に固定したり、人工漁礁に取り付けるためのもので、積層型発電体10を保持する支持部材6が取り付けられている。また、コンデンサ7は、発光素子の点滅を軽減するために設けられている。
このような構成により、本実施例1の積層型発電体は、波力の振動による圧電フィルム2の変形に基づいて発電し、その発電量に応じて発光素子を点灯させることができる。
図2(a)及び(b)は、図1に示した積層型発電体を複数個備えた発電装置の側面図である。図1に示した積層型発電体10を複数個備えた発電装置で、図2(a)は、積層型発電体の先端部の位置がそれぞれ異なるように配置されており、図2(b)は、同じ長さの積層型発電体が複数個配置されたものである。これらの複数の積層型発電体10も横位置又は縦位置に配置されて使用することが可能であり、横位置と縦位置とが混在して配置されるようにしても良い。
図3は、本発明に係る発光素子を備えた積層型発電体の実施例2を説明するための斜視図で、図4は、図3に示した積層型発電体の断面図である。図中符号11は基体、12(12a,12b)は圧電フィルム、13は電極膜、14は発光素子、15a,15bは緩衝材、16は整流器(ダイオードブリッジ)、20は積層型発電体を示している。なお、図示していないが、積層型発電体の外側は、海水と絶縁するために、シリコンゴムなどの高抵抗材料でコーティングしてある。
本実施例2の積層型発電体20は、基本的には、図1に示した積層型発電体10の構成と同じであるが、発光素子14が、複数個配置されている点で大きく構成を異にしている。この複数の発光素子14は、発光ダイオード(LED)であることが好ましい。
また、基体11と一対の圧電フィルム12,12との間にそれぞれ緩衝材15a,15bが設けられている。この緩衝材15a,15bは、柔軟性弾性素材であるシリコンゴムや天然ゴム又は合成ゴムであっても良い。また、圧電フィルム12a,12bは、それぞれ複数の積層体からなっている。図3においては、2層の場合を示している。
また、基体11上に、圧電フィルム12と発光素子14に接続された整流器16が設けられている。この整流器16は、圧電フィルム12によって発電された電流(交流)を整流して効率的に発光素子14を駆動するためのものである。
以下に圧電フィルムによる発電機能について説明する。
圧電フィルム12を撓ませて発電させる場合、圧電フィルムの両面がともに伸張或いは圧縮されることが重要である。本実施例2では、一対の圧電フィルム12,12のそれぞれが撓むため、それぞれの圧電フィルム12,12は、撓みつつも全面的に伸張歪み、或いは、収縮歪みを生じる。このためそれぞれの圧電フィルム12,12から効率的に発電させることができる。
また、一対の圧電フィルム12,12は、できるだけ離間していることが好ましい。圧電フィルム12,12間の距離が大きいほど、積層型発電体20が撓んだ際に、それぞれの圧電フィルム12,12が離間して伸張或いは収縮するが、圧電フィルム12,12が離間することで、その変形量は大きくなる。そして、圧電フィルム12,12は、変形量に応じた電荷を生じるので、離間して大きく変形することにより、より大きな電圧を発生させることができる。
図5(a)乃至(d)は、圧電フィルムと発光素子の各種の接続配線図である。図5(a)は、1つの発光素子14が圧電フィルム12に接続されていて、最も簡単な構成の回路ブロック図である。出力AC波の半波のみを使用して点滅させる。また、図5(b)に示すように、発光素子14の通電方向が、互いに逆方向に接続してもよい。それぞれの発光素子が逆符号の半波を使用して点滅させる。
また、図5(c)に示すように、整流器16が、ブリッジダイオードであって、出力を全波整流して使用し、発光素子14を点滅させる。つまり、この整流器16は全波整流器であり、整流素子としてダイオードが4つ用いられ、4つのダイオードでブリッジ状にしたブリッジダイオードによる整流回路を構成している。
また、図5(d)に示すように、整流器16の後段にコンデンサ17を設けてもよい。このコンデンサ17により、発光素子の発光時間を調整することができる。つまり、コンデンサ17により脈波を平滑化して発光素子14を連続点灯させる。
図6は、圧電フィルムと発光素子のその他の接続配線図である。図中符号18は定電流回路、19はDC−DCコンバータ、21は照度センサ、22はタイマーを示している。DC−DCコンバータ19により出力を定電圧化し、二次電池により電力を蓄電できる。また、定電流回路18により発光素子14の出力を制御する。照度センサ21により周囲が所定の照度以下になったときに、発光素子14を点灯させる。タイマー22を用いれば所定の時刻に発光素子14を点灯させることができる。また、二次電池の代わりにキャパシタを設けても良い。なお、図示していないが、発光素子14をそれぞれ直列に接続し、又はそれぞれ並列に接続してもよい。また、同様に、複数の積層型発電体を直並列に接続することも可能である。
図7は、図3に示した積層型発電体を複数個備えた本発明の実施例3に係る発電装置を説明するための斜視図である。図中符号30は発電装置、31は浮動体(ブイ)、32は保持体を示している。本実施例3の発電装置は、船舶の安全な航行を実現する海上用航路標識灯や誘導浮標などの海上ブイとして利用できるものである。波の上下動・左右動の波力を効率的に利用して自動的に発電し、この電力で積層型発電体を常時発光させることが可能な波力発電式海上ブイが実現できる。
上述したように、複数の積層型発電体は、積層型発電体の基体の表面が波面に対して水平又は垂直になるように、横位置又は縦位置に配置されている。また、横位置と縦位置とが混在して配置されていても良い。
本実施例3において、海洋上に浮遊するブイのような浮動体31と、この浮動体31に錘として取り付けられた保持体32とを備え、積層型発電体20が、保持体32に着脱可能に取り付けられている。つまり、積層型発電体20の故障時には、積層型発電体20自体を取り替えることが可能になる。また、これらの積層型発電体20は、図示するように、十字状に配置されていても良い。
図8(a)及び(b)は、図3に示した積層型発電体を複数個備えた本発明の実施例4に係る発電装置を説明するための構成図で、図8(a)は斜視図、図8(b)は上面図である。図9(a)乃至(c)は、図8に示した発電装置の複数個の積層型発電体の配置構成図である。
本実施例4の発電装置は、人工漁礁の集魚灯などの魚網ブイとして利用できるものである。波の上下動・左右動の波力を効率的に利用して自動的に発電し、この電力で積層型発電体を常時発光させることが可能な波力発電式魚網ブイを実現することができる。
上述したように、複数の積層型発電体は、積層型発電体の基体の表面が波面に対して水平(20a)又は垂直(20b)になるように、横位置又は縦位置に配置されている。また、横位置と縦位置とが混在して配置されていても良い。
図8(a)に示すように、浮動体(ブイ)31が三角形状の頂点にそれぞれ配置され、3個の浮動体(ブイ)31の海面下には、垂下ユニットとして3段組の3連結された集合積層型発電体が設けられている。そして、図9(a)に示すように、上段、中段、下段のそれぞれの段には、水平配置の積層型発電体20aと垂直配置の積層型発電体20bが交互に3個ずつ合計6個の積層型発電体20a,20bで構成されている。この様子は、図9(a)及び(c)に示されている。なお、浮動体(ブイ)31には、海流で流されないようにアンカー33が取り付けられている。
このように、本実施例4の発電装置は、浮動体31が複数個配置され、その浮動体31の垂下に複数段の積層型発電体が配置されているので、魚網ブイからの発光により魚類の餌となるプランクトンなどの動きを簡単に観察することができて、集魚効果を高めることができる。
図10は、本発明の実施例5に係る発電装置を説明するための構成図である。浮動体31の複数個配置が三角形状の連続形状である場合を示している。10個の浮動体間のそれぞれに積層型発電体20が18個配置され、中央部の浮動体31の垂下には、垂下ユニットとして3段組の3連結された集合積層型発電体が設けられている。この場合、浮動体間に配置された積層型発電体の発光素子は、積層型発電体の先端部ではなく中央部に配置される。なお、浮動体31の複数個配置は、図示していないが、四角形状の連続形状など種々考えられる。
このように、本実施例5の発電装置は、人工漁礁である海底固定型海洋構造物に取り付け、潮流を利用して自体的に生成した電気を利用して海中に位置する人工漁礁から発光させるように構成することができる。つまり、積層型発電体を人工漁礁に設置することにより、人工漁礁から発光させることができる。これにより、魚類の餌となるプランクトンなどの動きを簡単に観察することができて、集魚効果を高めることができる。
図11(a)及び(b)は、本発明の実施例6に係る発電装置の適用分野への利用を説明するための斜視図である。図中符号41は箱型浮体、42は係止環、43は係留索(係留鎖)、44はシンカー、45は係留柱(ボラード)、46は浮体式消波堤、47は係止環、48は係留索を示している。
本実施例6の発電装置は、飛行機を航空路に誘導する海上誘導灯や広告灯としての海上サイネージや海上キャンバスなどに利用できるものである。
図11(a)に示すように、中央部の箱型浮体41の周囲には、マトリクス状に配置された積層型発電体20が配置されている。また、箱型浮体41の垂下には、垂下ユニットとして複数段組の複数連結された集合積層型発電体が設けられている。
このようにして複数の積層型発電体20を所定海域の波浪海面上に連結して設置することができる。図11(a)に示すように、箱型浮体41は、各係留柱45がそれぞれ係留索43を介してシンカー44に係留される。そして、箱型浮体41の周囲に複数の積層型発電体20を位置させ、各積層型発電体20を係止環42により連結して係止する。
上述したように構成された波力発電装置では、積層型発電体20は海面の波浪により歪を発生して電力を発生するが、同時に係止されている箱型浮体41は、海面上に展張された積層型発電体20の波浪減衰効果により、波浪から効果的に遮蔽され、その動揺が軽減される。すなわち、積層型発電体20は、箱型浮体41の周囲に展張係止するということにより、消波装置としての効果も発揮することができる。
また、図11(b)に示すように、符号46は、湾口、海洋牧場などに外海波浪の遮蔽を目的として設置されている浮体式消波堤である。この浮体式消波堤46に沿って複数の積層型発電体20がライン上に配置されている。また、浮体式消波堤46の垂下には、垂下ユニットとして複数段組の複数連結された集合積層型発電体が設けられている。
一般には、浮体式消波堤46の設置姿勢は、波浪エネルギー利用分野でしばしばターミネータ(terminater)形式と呼称される波峰線に長辺を並行に置いた設置方式をとっている。この浮体式消波堤46には、一方の側縁に複数の係止環47が設けられている。そして、浮体式消波堤46の波上側(ウェザーサイド)に沿って複数の積層型発電体20を配置し、係止環42,47及び係留索48により浮体式消波堤46に係止している。
なお、実施例6に係る発電装置を海上誘導灯や海上サイネージや海上キャンバスなどに利用する場合には、複数の積層型発電体20を、積層型発電体20の基体11の表面が波面に対して水平になるように横位置に配置することが必要である。
上述したように、本発明の各実施例によれば、潮流・潮汐や波浪などの種々の海洋エネルギーから電気エネルギーを得ることができる発光素子を備えた積層型発電体及びその発電装置を実現することができる。また、魚類の繁殖と生活のために人為的に海中など水中に設置される人工物である人工漁礁の集魚灯にも適用できる。また、船舶の安全な航行を実現する海上用航路標識灯や誘導浮標などの海上ブイや魚網ブイ、飛行機を航空路に誘導する海上誘導灯(航行安全灯)にも適用できる。さらに、広告灯としての海上サイネージや海上キャンバスなどとしての利用価値が高い。
1,11 基体
2,12(12a,12b) 圧電フィルム
3,13 電極膜
4,14 発光素子
5 取り付け部材
6 支持部材
10,20,20a,20b 積層型発電体
15a,15b 緩衝材
16 整流器(ブリッジダイオード)
17 コンデンサ
18 定電流回路
19 DC−DCコンバータ
21 照度センサ
22 タイマー
31 浮動体(ブイ)
32 保持体
30 発電装置
33 アンカー
41 箱型浮体
42 係止環
43 係留索(係留鎖)
44 シンカー
45 係留柱(ボラード)
46 浮体式消波堤
47 係止環
48 係留索

Claims (27)

  1. 海洋に設けられて海洋エネルギーを電気エネルギーに変換するような発光素子を備えた積層型発電体において、
    柔軟性弾性素材からなる基体と、
    該基体を挟持する一対の圧電フィルムと、
    該圧電フィルム上にそれぞれ設けられた一対の電極膜と、
    前記基体の先端部に設けられた発光素子とを一体的に備え、
    潮汐・潮流や波浪によって振動する前記圧電フィルムの変形に基づいて発電することを特徴とする発光素子を備えた積層型発電体。
  2. 前記発光素子が、前記基体上で露出又は透明樹脂で覆われていることを特徴とする請求項1に記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  3. 前記発光素子が、複数個配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  4. 前記発光素子の通電方向が、互いに逆方向に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  5. 前記発光素子が、直列又は並列に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  6. 前記発光素子が、発光ダイオードであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  7. 前記基体と前記圧電フィルムとの間に緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  8. 前記圧電フィルムが、それぞれ複数の積層体からなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  9. 前記圧電フィルムが、高分子圧電フィルムであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  10. 前記高分子圧電フィルムが、ポリフッ化ビニリデン又はシアン化ビニリデンであることを特徴とする請求項9に記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  11. 前記柔軟性弾性素材が、シリコンゴム、天然ゴム又は合成ゴムであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  12. 前記基体上に、前記圧電フィルムと前記発光素子に接続された整流器が設けられていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  13. 前記整流器が、ブリッジダイオードで構成されていることを特徴とする請求項12に記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  14. 前記整流器の前段又は後段にコンデンサが設けられていることを特徴とする請求項12又は13に記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  15. 前記整流器の前段に、照度センサと、該照度センサの照度を調整する定電流回路を備えていることを特徴とする請求項12に記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  16. 前記基体の表面が波面に対して水平又は垂直になるように、横位置又は縦位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至15のいずれかに記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  17. 前記基体の端部に取り付け部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の発光素子を備えた積層型発電体。
  18. 請求項1乃至17のいずれかに記載の発光素子を備えた積層型発電体が、複数個配置されていることを特徴とする発電装置。
  19. 前記海洋上に浮遊する浮動体と、該浮動体に錘として取り付けられた保持体とを備え、前記積層型発電体が、前記保持体に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項18に記載の発電装置。
  20. 前記積層型発電体が、十字状に配置されていることを特徴とする請求項19に記載の発電装置。
  21. 前記浮動体が複数個配置され、該浮動体の垂下に複数段組の集合積層型発電体が配置されていることを特徴とする請求項19又は20に記載の発電装置。
  22. 前記浮動体が複数個配置され、該浮動体間に前記積層型発電体が複数個配置されていることを特徴とする請求項19,20又は21に記載の発電装置。
  23. 前記浮動体の複数個配置が、三角形状又は四角形状もしくはその連続形状であることを特徴とする請求項21又は22に記載の発電装置。
  24. 前記積層型発電体の基体の表面が波面に対して水平又は垂直になるように、横位置又は縦位置に複数配置されていることを特徴とする請求項18乃至23のいずれかに記載の発電装置。
  25. 前記複数の積層型発電体が、前記横位置と前記縦位置とが混在して配置されていることを特徴とする請求項24に記載の発電装置。
  26. 前記複数の積層型発電体が、それぞれ交互に前記横位置と前記縦位置とを配置されていることを特徴とする請求項25に記載の発電装置。
  27. 集魚灯、航行安全灯又は海上サイネージに適用したことを特徴とする請求項18乃至26のいずれかに記載の発電装置。
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