JP2014110475A - 無線通信装置およびそのプログラム - Google Patents

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貴志 太田代
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Abstract

【課題】漏洩同軸ケーブルから送出する電波の送信出力を、通信対象となる無線通信端末ごとに制御し、通信可能範囲を調整できる無線通信装置およびそのプログラムを提供する。
【解決手段】漏洩同軸ケーブル11から送出される電波の到達領域に存在する無線通信端末を通信対象として識別する手段と、この識別した無線通信端末に対応する送信出力の設定値を選定する手段と、上記識別した無線通信端末へのデータ送信に際し、漏洩同軸ケーブル11から送出する電波の送信出力を上記選定した設定値となるよう制御する手段と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、漏洩同軸ケーブルをアンテナとして用いる無線通信装置およびそのプログラムに関する。
漏洩同軸ケーブルをアンテナとして用いることにより、その漏洩同軸ケーブルの周りに無線LANエリアいわゆるフリースポットを形成することができる。
特開2004−179756号公報
漏洩同軸ケーブルの周りに形成されるフリースポットの大きさつまり通信可能範囲は、漏洩同軸ケーブルの特性に依るところが大きい。したがって、同じ漏洩同軸ケーブルを持つ製品であれば、ほぼ同じ通信可能範囲となる。
この通信可能範囲については、設置場所や利用形態などに応じて、適宜に調整できれば便利である。
実施形態の目的は、通信可能範囲を調整できる無線通信装置およびそのプログラムを提供することである。
実施形態の無線通信装置は、電波の送出および取込みを行う漏洩同軸ケーブルと、この漏洩同軸ケーブルから送出する電波の送信出力を通信対象となる無線通信端末ごとに制御する制御手段と、を備える。
一実施形態の構成および通信可能範囲を示す図。 一実施形態におけるアクセスポイントのブロック図。 一実施形態におけるアクセスポイントの制御を示すフローチャート。 一実施形態における設定値選定条件を示す図。
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、床、天井、テーブル等の取付け面1に円盤形の基台2を設置し、その基台2上に円筒形の筐体3を介してタワー型のアンテナ10を直立状態に立設する。アンテナ10は、電波の送出および取込みを行う線状の漏洩同軸ケーブル11、この漏洩同軸ケーブル11から送出される電波(=漏洩同軸ケーブル11に供給される高周波電力)を減衰させる減衰器(アッテネータともいう)12、これら漏洩同軸ケーブル11および減衰器12を被う円筒状のカバー13からなる。
漏洩同軸ケーブル11は、LCXケーブルとも称し、電波を送出(漏洩)および取込むための多数のスロットを軸方向に配列して有する。この漏洩同軸ケーブル11を含むアンテナ10の周りに、2点鎖線で示す無線LANエリアいわゆるフリースポット(サービスエリアともいう)が形成される。
このフリースポットエリアは、通信対象となる無線通信端末A1,A2,B1,B2,C1,C2…との間で実際にデータを送信し得る領域のことで、漏洩同軸ケーブル11から水平方向、漏洩同軸ケーブル11の上端から上方向、漏洩同軸ケーブル11の上端から下方向にそれぞれ距離Dを持つ。そして、このフリースポットエリアの大きさは、漏洩同軸ケーブル11から送出する電波の送信出力(電波の強度)を変えることにより、調節することができる。
減衰器12については、漏洩同軸ケーブル11から送出する電波の送信出力を弱めたい場合に取付けたり、弱めたくない場合は取外しも可能である。減衰量の異なる複数の減衰器12を用意しておき、これら減衰器12のいずれかを選択的に取付ける構成としてもよい。
上記筐体3は、アンテナ10を支持することに加え、データの送受信を行う送受信ユニットいわゆるアクセスポイント4を収容する。アクセスポイント4は、図2に示すように、主制御部として機能するCPU30、外部の通信ネットワークに接続される入出力インターフェース31、電波の送受信を行う送受信部32、外部機器接続用の接続インターフェース33、およびROM(リード・オンリ・メモリ)34などを構成要素とするコンピュータを含み、CPU30の内部メモリに記憶されているプログラムにより動作する。
送受信部32は、CPU30からの指示に応じた信号やデータを高周波電力に重畳して漏洩同軸ケーブル11に送るとともに、漏洩同軸ケーブル11で取込まれる電波に含まれる信号やデータを抽出してCPU30に供給する。接続インターフェース33は、外部機器たとえばパーソナルコンピュータ40の接続用として用意されている。ROM34は、予め定められた設定値選定条件を記憶している。
そして、CPU30は、主要な機能として次の(1)の手段を有する。
(1)漏洩同軸ケーブル11から送出する電波の送信出力を通信対象となる無線通信端末ごとに制御する制御手段。具体的には、通信対象となる無線通信端末へのデータ送信に際し、漏洩同軸ケーブル11から送出する電波の送信出力をその無線通信端末に対応する値となるよう制御する。
なお、この制御手段は、もっと具体的には、漏洩同軸ケーブル11から送出される電波の到達領域に存在する無線通信端末を通信対象として識別する手段と、この識別した無線通信端末に対応する送信出力の設定値を選定する手段と、上記識別した無線通信端末へのデータ送信に際し、漏洩同軸ケーブル11から送出する電波の送信出力を上記選定した設定値となるよう制御する手段と、を含む。
上記識別する手段は、ビーコンが含まれる電波を漏洩同軸ケーブル11から定期的に送出し、漏洩同軸ケーブル11で取込まれる電波のうち、上記定期的な送出に応答して無線通信端末から送出される電波に含まれるビーコンに基づき、その無線通信端末を識別する。この識別により、電波の到達領域に複数の無線通信端末A1,A2,B1,B2,C1,C2…が存在していても、その無線通信端末A1,A2,B1,B2,C1,C2…を個々に認識することができる。
つぎに、アクセスポイント4のCPU30が実行する制御を図3のフローチャートを参照しながら説明する。
CPU30は、当該アクセスポイント4に固有のビーコンを高周波電力に重畳し、その高周波電力に基づく電波を漏洩同軸ケーブル11から定期的(制御ループ毎)に送出する(ステップ101)。このときの電波の送信出力は、例えば100(%)またはそれに近い値であり、障害物等がなければ約50mほど離れたところまで到達する。
この電波を受けた無線通信端末A1,A2,B1,B2,C1,C2…は、受けた電波に含まれるビーコンに応答して、当該無線通信端末に固有のビーコンを含む電波を送出する。
CPU30は、漏洩同軸ケーブル11で受けた電波にビーコンが含まれていれば(ステップ102のYES)、そのビーコンに含まれる識別データに基づいて送信元の無線通信端末A1,A2,B1,B2,C1,C2…をそれぞれ識別する(ステップ103)。
そして、CPU30は、識別した無線通信端末A1,A2,B1,B2,C1,C2…に対応する送信出力の設定値(%)を、ROM34内の図4に示す設定値選定条件の参照により、選定する(ステップ104)。設定値選定条件は、無線通信端末A1,A2,B1,B2,C1,C2…の種類・機能・送信出力・所有者などを考慮しながらその無線通信端末のそれぞれに対して設定値を割当てたもので、無線通信端末A1,A2については設定値25(%)、無線通信端末B1,B2については設定値50(%)、無線通信端末C1,C2については設定値100(%)を定めている。
CPU30は、識別した無線通信端末へのデータ送信に際し、漏洩同軸ケーブル11から送出する電波の送信出力を上記選定した設定値となるよう制御する(ステップ105)。
すなわち、無線通信端末A1へのデータ送信に際しては、送信出力を25(%)に設定する。この場合、送信出力が小さいので、通信可能範囲つまりデータ送信の範囲が図1に2点鎖線で示す3つの領域のうち最も内側の領域に制限される。この領域に無線通信端末A1が入っていれば、無線通信端末A1へのデータ送信が可能となる。その領域に無線通信端末A1が入っていなければ、無線通信端末A1へのデータ送信は不可能となる。
無線通信端末B2へのデータ送信に際しては、送信出力を50(%)に設定する。この場合、送信出力が中程度なので、通信可能範囲つまりデータ送信の範囲が図1に2点鎖線で示す3つの領域のうち内側から2番目の領域に制限される。この領域に無線通信端末B2が入っていれば、無線通信端末B2へのデータ送信が可能となる。その領域に無線通信端末B2が入っていなければ、無線通信端末B2へのデータ送信は不可能となる。
無線通信端末C1へのデータ送信に際しては、送信出力を100(%)に設定する。この場合、送信出力が大きいので、通信可能範囲つまりデータ送信の範囲が図1に2点鎖線で示す3つの領域のうち最も外側の領域に制限される。この領域に無線通信端末C1が入っていれば、無線通信端末C1へのデータ送信が可能となる。その領域に無線通信端末C1が入っていなければ、無線通信端末B2へのデータ送信は不可能となる。
このように、各無線通信端末に対するデータ送信ごとに、そのデータ送信の範囲を無線通信端末の個々に合せた専用の領域に逐次に制限することができる。
なお、上記実施形態では、送信出力の設定値として25(%)、50(%)、100(%)の3段階を用意したが、その設定値の段数について限定はなく、当該無線通信装置の設置場所や利用形態などに応じて適宜に定めればよい。
その他、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、書き換え、変更を行うことができる。これら実施形態や変形は、発明の範囲は要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…取付け面、2…基台、3…筐体、4…アクセスポイント、10…アンテナ、11…漏洩同軸ケーブル、12…減衰器、13…カバー、30…CPU、31…入出力インターフェース、32…送受信部、33…接続インターフェース、34…ROM

Claims (6)

  1. 電波の送出および取込みを行う漏洩同軸ケーブルと、
    前記漏洩同軸ケーブルから送出する電波の送信出力を通信対象となる無線通信端末ごとに制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御手段は、通信対象となる無線通信端末へのデータ送信に際し、前記漏洩同軸ケーブルから送出する電波の送信出力をその無線通信端末に対応する値となるよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記漏洩同軸ケーブルから送出される電波の到達領域に存在する無線通信端末を通信対象として識別する手段と、
    前記識別した無線通信端末に対応する送信出力の設定値を選定する手段と、
    前記識別した無線通信端末へのデータ送信に際し、前記漏洩同軸ケーブルから送出する電波の送信出力を前記選定した設定値となるよう制御する手段と、
    を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  4. 前記識別する手段は、ビーコンが含まれる電波を前記漏洩同軸ケーブルから定期的に送出し、前記漏洩同軸ケーブルで取込まれる電波のうち、前記定期的な送出に応答して無線通信端末から送出される電波に含まれるビーコンに基づき、その無線通信端末を識別する、
    ことを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  5. 前記選定する手段は、前記識別した無線通信端末に対応する送信出力の設定値を、予め定められている設定値選定条件の参照により、選定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の無線通信装置。
  6. コンピュータを含み、漏洩同軸ケーブルにより電波の送出および取込みを行う無線通信装置において、
    前記コンピュータを、
    前記漏洩同軸ケーブルから送出する電波の送信出力を通信対象となる無線通信端末ごとに制御する制御手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007049292A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Toshiba Tec Corp 無線lanシステム
JP2009523377A (ja) * 2006-01-11 2009-06-18 クゥアルコム・インコーポレイテッド ビーコン信号を介して優先順位情報を送信するための通信方法および装置
JP2012170013A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Nec Corp フェムトセル基地局装置、無線電力制御方法、およびプログラム

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