JP2014110461A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】特に互いに異なる無線通信ネットワーク間における接続を容易に実現することが可能な無線通信システムを提供する。
【解決手段】デバイス3間の通信周波数を周波数ホッピング方式により時間帯毎に切り替えて無線通信を行う際に、デバイス3bは、時間帯毎に切り替える通信周波数のうち何れか1つに固定し、当該固定した通信周波数からなる接続要求信号の送信を繰り返し、デバイス3aは、周波数ホッピング方式に基づいて接続要求信号の通信周波数と同一の通信周波数に切り換えたときに当該接続要求信号を読み取り、同期を取るために必要な周波数ホッピングに関する情報を含めた接続応答信号をデバイス3bに対して送信することにより、デバイス3間で同期を取り、通信リンクを確立する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信周波数を周波数ホッピング方式により時間帯毎に切り替えて無線通信を行う複数のデバイスを有する無線通信システムに関するものである。
従来より周波数ホッピング方式に基づいて無線通信を行うネットワークシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この周波数ホッピング方式は、デバイスとコーディネータ間の通信周波数を時間帯毎に切り替えて無線通信を行う方式である。いわゆる周波数ホッピング・スペクトラム拡散に基づいて、コーディネータとデバイス間で無線通信を行う。この周波数ホッピングでは、送信側と受信側でホッピングシーケンスやホッピングパターンを設定し、それに従って一定の通信帯域の中で高速に通信周波数を切り替えて通信を行う。
例えば図6は、ある無線通信ネットワーク40aにおける一のデバイスのホッピングパターンの例を示している。無線通信ネットワーク40aでは、使用する周波数チャネルが、チャネル#0〜チャネル#N(Nは、1以上の整数)でホッピングさせつつ、当該無線通信ネットワーク40a内のコーディネータとデバイス間で無線通信を行う。
チャネル#0〜チャネル#Nまで順にホッピングさせることによりチャネルホッピングがちょうど1周することになる。チャネル#Nまで到達した後、再びチャネル#0に戻ってチャネルホッピングを行う。このホップする周波数をホッピングチャンネルといい、そのチャネル数をホッピングチャネル数という。
つまり、無線通信ネットワーク40a内のコーディネータとデバイス間においてこのようなホッピングのルールを設定しておき、ある時点において互いに無線通信を行う場合に、当該時点においてホッピングしている周波数チャネルを使用することができるようにしておく。このホッピングチャネル数が多いほど、通信妨害や通信干渉に強くなり、また通信の秘匿性を向上させることが可能となる。ホッピングチャンネルの一部にノイズが存在した場合でも、高速に通信周波数を切替えるため、かかるノイズにより通信が妨害されるのを防止することが可能となる。
特開2012−175388号公報
ところで、上述の如き周波数ホッピング方式を採用する無線通信ネットワーク40aにおいて、同様の周波数ホッピング方式を採用する他の無線通信ネットワーク40bとの間で無線通信を望む場合がある。かかる場合において、他の無線通信ネットワーク40bにおける他のデバイスが、無線通信ネットワーク40aにおける一のデバイスと全く同一の周波数ホッピングパターンになっているとは限らず、例えば図6に示すように互いに異なる周波数ホッピングパターンになっている場合もありえる。互いに異なる無線通信ネットワーク40間のデバイスにおいて無線通信を行うためには、互いに同期を取る上でも使用する周波数チャネルを合わせる必要がある。
しかしながら、図6のように互いに異なる無線通信ネットワーク40のデバイス間でそれぞれの周波数ホッピングを継続して行うだけでは、たまたま同時期に同一の周波数チャネルをホッピングするケースを除いて、なかなか両者間において周波数チャネルが一致しない。このため、互いに異なる無線通信ネットワーク40間のデバイスで早期に同期を取ることができず、通信リンクを確立することができなくなるという問題点があった。
特に、無線通信ネットワーク40aのデバイス側では、その相手側の無線通信ネットワーク40bのデバイスがいかなる周波数ホッピングパターンを採用しているのかは分からない場合が多い。このため、無線通信ネットワーク40aのデバイス側において自らの周波数ホッピングパターンを相手側に合わせたくても、当該相手側のホッピングパターンが不知であることから、それを実現することができないという問題点があった。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、デバイス間の通信周波数を周波数ホッピング方式により時間帯毎に切り替えて無線通信を行う複数の無線通信ネットワークを有する無線通信システムにおいて、特に互いに異なるデバイス間における接続を容易に実現することが可能な無線通信システムを提供することにある。
請求項1記載の無線通信システムは、2以上のデバイス間で無線通信を行う無線通信システムにおいて、通信周波数を周波数ホッピング方式により時間帯毎に切り替えて無線通信を行う第1のデバイス及び第2のデバイスを備え、上記第1のデバイスは、第2のデバイスと通信を行う際に、上記時間帯毎に切り替える通信周波数のうち何れか1つに固定し、当該固定した通信周波数からなる接続要求信号の送信を繰り返し、上記第2のデバイスは、上記周波数ホッピング方式に基づいて上記接続要求信号の通信周波数と同一の通信周波数に切り換えたときに当該接続要求信号を読み取り、同期を取るために必要な周波数ホッピングに関する情報を含めた接続応答信号を上記第1のデバイスに対して送信することにより、上記第1のデバイスとの間で同期を取り、通信リンクを確立することを特徴とする。
請求項2記載の無線通信システムは、請求項1記載の発明において、上記第2のデバイスは、上記接続要求信号の検出期間を上記時間帯毎に短縮化し、上記第1のデバイスは、上記第2のデバイスにおける上記短縮時間に応じて上記接続要求信号の送信頻度を増加させることを特徴とする。
請求項3記載の無線通信システムは、請求項1又は2記載の発明において、上記第1のデバイス及び上記第2のデバイスは、互いに周波数ホッピングパターンを合致させて上記通信リンクを確立するか、又は何れか一方から指定された周波数チャネルに基づいて上記通信リンクを確立することを特徴とする。
請求項4記載の無線通信システムは、請求項3記載の発明において、上記第1のデバイス又は上記第2のデバイスは、更に第3のデバイスとの間で同様に通信リンクを確立する際において、上記合致させた周波数ホッピングパターンとは異なる他の周波数ホッピングパターンで互いに合致させて上記通信リンクを確立することを特徴とする。
請求項5記載の無線通信システムは、請求項1又は2記載の発明において、上記第1のデバイス及び上記第2のデバイスは、上記接続要求信号又は接続応答信号の何れかに含められた時間情報に基づいて、互いの周波数ホッピングのタイミングや開始時間を合わせることを特徴とする。
上述した構成からなる本発明によれば、周波数ホッピング方式を採用する無線通信ネットワーク間において、互いに無線通信を望む場合に、一の無線通信ネットワークにより、時間帯毎に切り替える通信周波数のうち何れか1つに固定し、当該固定した通信周波数からなる接続要求信号の送信を繰り返す。そして、他の無線通信ネットワークは、上記周波数ホッピング方式に基づいて接続要求信号の通信周波数と同一の通信周波数に切り換えたときに当該接続要求信号を読み取り、同期を取るために必要な周波数ホッピングに関する情報を含めた接続応答信号を送信する。これにより、一の無線通信ネットワークは相手側の周波数ホッピングに関する情報を読み取ることができ、互いに同期を取ることが可能となる。これにより、周波数ホッピング方式を採用する無線通信ネットワーク間において、互いに無線通信を望む場合に、通信リンクの確立を容易に実現することが可能となる。
本発明を適用した無線通信システムの構成例を示す図である。 無線通信ネットワークにおけるホッピングパターンを示す図である。 本発明を適用した無線通信システムの動作例を示すフローチャートである。 図3のステップS12、S13における詳細なタイムチャートである。 無線通信ネットワークによる接続要求信号の検出期間を短縮化する例を示す図である。 一般的な無線通信ネットワークにおけるホッピングパターンを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明をする。
図1は、本発明を適用した無線通信システム1の構成例を示している。この無線通信システム1は、2つのデバイス3aを備えている。 上述した図1に示す無線通信システム1では、あくまで2つのデバイス3a、3bから構成されている場合を例示しているが、これに限定されるものではなく、3以上のデバイス3からなるものであってもよい。
この無線通信システム1は、例えばTVwhite space の帯域において用いられるものであるが、これに限定されるものではなく、他のいかなる帯域においても使用することが可能となる。
デバイス3は、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータ(ノートPC)や、携帯電話等を初めとした各種携帯情報端末等で構成される。デバイス3は、少なくともWPANにおいて他のデバイス3同士で無線パケット通信を行うことができ、更には他のデバイス3を介して更なる他のデバイス3との間で無線パケット通信を行う。
これら2つのデバイス3a、3bは、周波数ホッピング方式により、それぞれ通信を行う。この周波数ホッピング方式は、デバイス3間の通信周波数を時間帯毎に切り替えて無線通信を行う方式である。いわゆる周波数ホッピング・スペクトラム拡散に基づいて、デバイス3間で無線通信を行う。この周波数ホッピングでは、送信側と受信側でホッピングシーケンスやホッピングパターンを設定し、それに従って一定の通信帯域の中で高速に通信周波数を切り替えて通信を行う。
例えば図2は、デバイス3aにおけるホッピングパターンの例を示している。デバイス3aでは、使用する周波数チャネルが、チャネル#0〜チャネル#N(Nは、1以上の整数)でホッピングさせつつ、無線通信を行う。
同様にデバイス3bにおけるホッピングパターンも図2に示す。デバイス3bでは、使用する周波数チャネルが、チャネル#0〜チャネル#N(Nは、1以上の整数)でホッピングさせつつ、デバイス3間で無線通信を行う。
デバイス3a、3bともに、チャネル#0〜チャネル#Nのうち、所定の順序で周波数チャネルをホッピングさせることによりチャネルホッピングがちょうど1周することになる。
つまり、それぞれのデバイス3とデバイス3間においてこのようなホッピングのルールを設定しておき、ある時点において互いに無線通信を行う場合に、当該時点においてホッピングしている周波数チャネルを使用することができるようにしておく。このホッピングチャネル数が多いほど、通信妨害や通信干渉に強くなり、また通信の秘匿性を向上させることが可能となる。ホッピングチャンネルの一部にノイズが存在した場合でも、高速に通信周波数を切替えるため、かかるノイズにより通信が妨害されるのを防止することが可能となる。
ところで、上述の如き周波数ホッピング方式を採用するデバイス3aにおいて、同様の周波数ホッピング方式を採用する他のデバイス3bとの間で無線通信を望む場合がある。かかる場合において、他のデバイス3bが、デバイス3aと全く同一の周波数ホッピングパターンになっているとは限らず、例えば図2に示すように互いに異なる周波数ホッピングパターンになっている場合もありえる。互いに異なるデバイス3間において無線通信を行うためには、互いに同期を取る上でも使用する周波数チャネルを合わせる必要がある。
かかる場合において、本発明では、図3に示すようなフローチャートに基づいて同期を取ることになる。この図3に示すフローチャートでは、デバイス3b側からデバイス3aに対して通信を試みる場合を例にとり説明をするが、その逆の場合も同様のプロセスに基づくことは勿論である。
先ずステップS11において、デバイス3bは、デバイス3aとの間で通信を試み、通信リンクの確立を試みることとする。かかる場合には、ステップS12へ移行し、デバイス3bは、時間帯毎に切り替える通信周波数のうち何れか1つに固定する。
次にステップS13へ移行し、デバイス3bは、固定した通信周波数からなる接続要求信号の送信を繰り返し実行する。この接続要求信号の送信間隔は、一定の時間間隔のものであってもよいし、不定の時間間隔とされていてもよい。
図4は、このステップS12、S13におけるタイムチャートを示している。デバイス3bは、時間帯毎に切り替える通信周波数のうち、例えばチャネル#4に固定するものとする。デバイス3bは、この固定したチャネル#4の周波数帯域の接続要求信号を繰り返し送信する。
デバイス3aは、このようなチャネル#4の帯域からなる接続要求信号を受信し続ける。チャネル#4以外の周波数チャネルをホッピングしている場合には、その接続要求信号を読み取ることができない。しかしながら、デバイス3aが、同じチャネル#4をホッピングしている場合には、接続要求信号を読み取ることが可能となる。
通常、この周波数ホッピングの間隔は一定である場合が多い。このため、デバイス3bは、このような接続要求信号の送信を、その周波数ホッピング間隔に応じた間隔tで繰り返し送信することにより、受信側のデバイス3a側で、同一のチャネルの場合に当該接続要求信号を漏らさずに読み取ることが可能となる。
ステップS14において、受信側のデバイス3a側で接続要求信号を読み取ることができた場合には、当該デバイス3aは、デバイス3bから通信リンクの確立を要求されていることを識別することが可能となる。そして、このデバイス3aは、ステップS15へ移行し、同じチャネル#4で接続応答信号を送信する。この接続応答信号には、同期を取るために必要な周波数ホッピングに関する情報を含める。周波数ホッピングに関する情報としては、例えば、このデバイス3aが図4に示すチャネル#の順序で周波数ホッピングを行う旨の情報等である。デバイス3bは、かかる接続応答信号を受信して読み取る。このデバイス3bは、固定したチャネル#4で、接続要求信号の送信を繰り返しているため、チャネル#4の周波数の信号を送受信可能な状態となっている。このため、デバイス3aからチャネル#4の接続応答信号を受信した場合には、これを読み取ることが可能となる。
ステップS16においてデバイス3bは、この接続応答信号の内容を読み取ることにより、同期を取るために必要な周波数ホッピングに関する情報を読み取ることができる。具体的には、デバイス3bは、通信相手側のデバイス3aにおける周波数ホッピングパターンをこの接続応答信号を通じて識別することが可能となる。この接続応答信号としては、例えばMACアドレスや、個々のデバイスに設定されているID等を介して、このようなチャネル情報を識別するようにしてもよい。
次にステップS17へ移行し、デバイス3bは、相手側のデバイス3aとの間で同期の確立を試みる。このデバイス3bは、上述したように、デバイス3aにおける周波数ホッピングパターンを読み取ることができていることから、これに合わせて自らの周波数ホッピングパターンを設定することができる。その結果、デバイス3a、3b間において互いの周波数ホッピングパターンを同一の時間軸においてそろえることも可能となる。また、上述した接続要求信号又は接続応答信号の何れかに周波数ホッピングの時間やフレーム開始時間等を初めとした時間情報を含めておくようにしてもよい。これにより、当該時間情報を読み取った相手側のデバイス3は、ホッピングのタイミングや開始時間を合わせることが可能となる。
次にステップS18へ移行し、これら周波数ホッピングパターンが互いに合致したデバイス3a、3b間で通信を開始する。なお、両者間の通信を終了させた後に、周波数ホッピングをあえて変更した場合には、これを元に戻すようにしてもよい。
なお、上述した例では、周波数ホッピングのパターンをデバイス3a、3b間で互いに一致させる場合を例に挙げているが、これに限定されるものではない。例えば、デバイス3a、3bの何れか一方の側から、互いに通信する周波数チャネルを指定し、これ以降は、その指定した周波数チャネルを使用して互いに無線通信するようにしてもよい。またこのとき、通信時間も指定するようにしてもよい。デバイス3a、3bは、通信時間の指定があった場合に、当該指定された時間で互いに無線通信する。なお、一方の側から通信時間や周波数チャネルの指定があった場合において、他方でそれを受け入れるか、拒むかを決定して返信するようにしてもよいことは勿論である。
このように本発明を適用した無線通信システム1では、周波数ホッピング方式を採用するデバイス3a、3b間において、互いに無線通信を望む場合に、一のデバイス3bにより、時間帯毎に切り替える通信周波数のうち何れか1つに固定し、当該固定した通信周波数からなる接続要求信号の送信を繰り返す。そして、他のデバイス3aは、上記周波数ホッピング方式に基づいて接続要求信号の通信周波数と同一の通信周波数に切り換えたときに当該接続要求信号を読み取り、同期を取るために必要な周波数ホッピングに関する情報を含めた接続応答信号を送信する。これにより、一のデバイス3bは相手側の周波数ホッピングに関する情報を読み取ることができ、互いに同期を取ることが可能となる。これにより、周波数ホッピング方式を採用するデバイス3a、3b間において、互いに無線通信を望む場合に、通信リンクの確立を容易に実現することが可能となる。
なお、本発明では、デバイス3a、デバイス3bの何れか一方が、他の図示しないデバイス3との間で上述と同様に周波数ホッピングに基づき通信を確立する場合もある。仮に、デバイス3a、デバイス3bとの間で、チャネル#1、#2、#5、#6の順で周波数ホッピングを行うように設定した場合に、デバイス3a又はデバイス3bと、他の図示しないデバイス3との間では、これと異なるホッピングパターン(例えば、チャネル#3、#1、#6、#8)に設定するようにしてもよい。このように他のデバイス3との間で同様に通信リンクを確立する際において、デバイス3a、3b間で合致させた周波数ホッピングパターンとは異なる他の周波数ホッピングパターンで互いに合致させて通信リンクを確立することで、互いの通信リンク間での通信の独立性が担保されることとなる。
なお、本発明では、デバイス3の電源を投入した際に、隣接したノードや他のデバイス3に対して自己のアドレス、チャネル機能、容量、同期タイミング等を即座に伝送する機能を持たせるようにしてもよい。即ち、上述した図3のフローを電源投入時に実行するようにしてもよい。このような伝送に加えて各ノードにおいても、隣接するデバイス3の検出に努めるようにしてもよい。これらの情報の伝送を試みることで、互いに無線通信をより好適に行うことが可能となる。
ノードや隣接する他のデバイス3等における検出動作や伝送動作をより増加させるために、これらの検出動作や伝送動作を同時期に行うようにしてもよい。上述した例では、検出動作は、ステップS13の接続要求信号の送信に該当するが、これらの動作を定期的に行うようにしてもよい。即ち、上述の例では、デバイス3bによる、検出動作のための接続要求信号をt秒毎に行うものであれば、相手側のデバイス3bについても信号の受信時期をその時間軸に合わせるようにしてもよい。
また本発明では、検出側のデバイス3a側において、上述した接続要求信号の検出期間をより短くすることにより、消費電力の低減を図ることも可能となる。例えば、図5に示すように、デバイス3aによる接続要求信号の検出期間を、一つの周波数チャネルの期間につき、1/2まで短縮化するものとする。かかる場合には、接続要求信号の送信側であるデバイス3b側において、接続要求信号を通常の2倍送るようにしてもよい。かかる場合には、デバイス3bにおける接続要求信号の送信間隔が通常の1/2となる。これにより、デバイス3aにおける消費電力を低減させつつ、接続要求信号の受信を逃がすことなく、しっかりとこれを捕捉することが可能となる。
また、これと同様にデバイス3aによる接続要求信号の検出期間を、一つの周波数チャネルの期間につき、1/xまで短縮化するようにした場合には、デバイス3b側において、接続要求信号を通常のx倍送るようにし、その送信間隔が通常の1/x倍にするように設定をする。
即ち、この例では、デバイス3a側において、接続要求信号の検出期間を各周波数チャネルの時間帯毎に短縮化し、デバイス3bは、デバイス3aにおける短縮時間に応じて接続要求信号の送信頻度を増加させるものであればよい。
また、本発明は、ブロードキャスト、ユニキャスト共に適用可能であることは勿論である。
1 無線通信システム
2 デバイス
3 コーディネータ
10 無線通信ネットワーク
40 無線通信ネットワーク

Claims (5)

  1. 2以上のデバイス間で無線通信を行う無線通信システムにおいて、
    通信周波数を周波数ホッピング方式により時間帯毎に切り替えて無線通信を行う第1のデバイス及び第2のデバイスを備え、
    上記第1のデバイスは、第2のデバイスと通信を行う際に、上記時間帯毎に切り替える通信周波数のうち何れか1つに固定し、当該固定した通信周波数からなる接続要求信号の送信を繰り返し、
    上記第2のデバイスは、上記周波数ホッピング方式に基づいて上記接続要求信号の通信周波数と同一の通信周波数に切り換えたときに当該接続要求信号を読み取り、同期を取るために必要な周波数ホッピングに関する情報を含めた接続応答信号を上記第1のデバイスに対して送信することにより、上記第1のデバイスとの間で同期を取り、通信リンクを確立すること
    を特徴とする無線通信システム。
  2. 上記第2のデバイスは、上記接続要求信号の検出期間を上記時間帯毎に短縮化し、
    上記第1のデバイスは、上記第2のデバイスにおける上記短縮時間に応じて上記接続要求信号の送信頻度を増加させること
    を特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 上記第1のデバイス及び上記第2のデバイスは、互いに周波数ホッピングパターンを合致させて上記通信リンクを確立するか、又は何れか一方から指定された周波数チャネルに基づいて上記通信リンクを確立すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の無線通信システム。
  4. 上記第1のデバイス又は上記第2のデバイスは、更に第3のデバイスとの間で同様に通信リンクを確立する際において、上記合致させた周波数ホッピングパターンとは異なる他の周波数ホッピングパターンで互いに合致させて上記通信リンクを確立すること
    を特徴とする請求項3記載の無線通信システム。
  5. 上記第1のデバイス及び上記第2のデバイスは、上記接続要求信号又は接続応答信号の何れかに含められた時間情報に基づいて、互いの周波数ホッピングのタイミングや開始時間を合わせること
    を特徴とする請求項1又は2記載の無線通信システム。
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