JP2002542652A - 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム - Google Patents

非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム

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JP2002542652A JP2000611396A JP2000611396A JP2002542652A JP 2002542652 A JP2002542652 A JP 2002542652A JP 2000611396 A JP2000611396 A JP 2000611396A JP 2000611396 A JP2000611396 A JP 2000611396A JP 2002542652 A JP2002542652 A JP 2002542652A
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Abstract

(57)【要約】 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムは、移動体ユニットといくつかの基地局とを含んでいる。移動体ユニットは、移動体ユニットの位置によって定められる地理的領域内にある基地局のセットに関する情報を求め、セット内の少なくとも1つの基地局に、セット内の少なくとも1つの他の基地局に関する情報を供給する。この情報は、基地局のセットに対応するアドレス情報を含んでいてもよく、前記少なくとも1つの基地局に関するクロック値とセット内の少なくとも1つの他の基地局に関するクロック値との差を表わす、クロック・オフセット情報を含んでいてもよい。異なった移動体ユニットが基地局に情報を供給するに従い、基地局はシステム内の他の基地局に関する情報を蓄積する。基地局はこの蓄積された情報を、移動体ユニットが、まだ遭遇していない基地局との通信をより簡単に確立するための情報(例えば、アドレス及び/又は同期情報)を容易に得られるように、移動体ユニットに供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 本発明は周波数ホッピング(FH)無線システムに関する。詳細には、固定さ
れた基地局と、移動の間にある基地局から別の基地局へ接続する移動携帯装置と
を含む、マルチセルあるいはセルラ・アプリケーションに適用されるFH無線シ
ステムに関する。本発明は、基地局が何も調整されていない場合でも、FH基地
局間でのハンドオーバの実行を可能にする。
【0002】 移動電話は幅広く使用されているので、セルラ・システムは良く知られており
、完成度が高いレベルに達している。セルラ・システムは通常、それぞれがセル
と呼ばれる限定された領域をカバーし、計画的な位置に配置された多くの基地局
を有する移動体ネットワークを備えている。隣接するセルは部分的にオーバーラ
ップしているので、携帯装置は移動体ネットワークとの接続を失わずに、あるセ
ルから別のセルへと移動できる。携帯装置が呼の間に移動するとき、携帯装置の
基地局に対する相対位置に応じて、ある基地局から別の基地局へ接続が渡される
【0003】 ネットワークへのアクセスとハンドオーバ機能をサポートするために、基地局
は通常、予め定められた(既知の)無線信号、いわゆる制御チャネルあるいはビ
ーコンを送信する。制御チャネルは携帯装置に基地局の存在を知らせる。携帯装
置が受信した制御チャネルの信号強度に基づいて、呼の前あるいは呼の間に携帯
装置がどの基地局に接続すべきかについての決定がなされ得る。
【0004】 制御チャネルは携帯装置が容易に見つけられる固定チャネルである。制御チャ
ネルは、周波数分割多元アクセス(FDMA)、時分割多元アクセス(TDMA
)ベースのシステムにおいては専用の周波数及び/又はタイムスロット、あるい
は直接拡散の符号分割多元アクセス(CDMA)ベースのシステムにおいては固
定の拡散コードのいずれかを使用する。全ての場合において、制御チャネルが位
置するキャリア周波数は、基地局毎に異なってはいるが固定されている。携帯装
置は、適切なキャリア周波数への同調と、復号可能な信号が見つかるまで信号を
スキャンすることだけを行えばよい。
【0005】 周波数ホップのCDMAに基づいたシステムでは、状況は全く異なっている。
これらのシステムでは、擬似ランダム・ホップ・シーケンスに従ってキャリア周
波数が周期的に変わる。従って、特に携帯装置がホップ・タイミングとホップ・
シーケンスの情報を持ってないときには、携帯装置がFH制御チャネルを探し出
すのが困難であるので、FHシステムのセルラ・システムを構成するのは困難で
ある。過去においては、FHは干渉ダイバーシティによって容量を増やすために
GSM等のデジタル・セルラ・システムに適用された。しかしながら、これらの
システムでは、ホップするのはトラフィック・チャネルだけであり、制御チャネ
ルは決してホップしない。
【0006】 基地局間のホッピングを調整すれば、FHセルラ・システムでの携帯装置のサ
ーチの手間をかなり削減できる。この場合、携帯装置が一旦ある基地局に同期す
ると、FHの伝送が現在の基地局と調整されているならば、他の近くにある基地
局にロック・オンするのにわずかな手間しか要しない。このように、調整された
システムではサーチの手間は、携帯装置での同調時のパワー・アップにおけるよ
うな、携帯装置が移動体ネットワークに加わる最初のときにだけ費やされる。
【0007】 しかしながら、無線インタフェースが一定の周波数帯域を使用するとき、米国
における米国連邦通信委員会(FCC)や欧州における欧州電気通信標準化機構
等の調整組織によって設定された規制及び規則により、基地局の調整が禁止され
る。その例は認可の不要な2.4GHzの工業/医療/科学用(ISM)帯域で
ある。この帯域を使用するためには、無線システムは、直接シーケンス(DS)
の拡散あるいは周波数ホッピングの拡散のいずれかによって信号を拡散しなけれ
ばならない。上記で説明したように、DS拡散に基づいたセルラ・システムは、
制御チャネルをサポートするのに固定のキャリア周波数を使用できるので魅力が
ある。しかしながら、未知の妨害がある環境においてFH拡散はより頑健であり
、結果として送受信機が安くなる。残念ながら、ISM帯域を管理する一連の規
則は、FH基地局の調整を認めていない。これがこの帯域における、例えば、ハ
ンドオーバをサポートするマルチセル及びセルラFHシステムの発展を妨げてい
る。
【0008】 規制で基地局の調整が認められている無線帯域が使用されたとしても、低コス
トの解決策として調整は望ましくない。PSTN、イーサネット(登録商標)、 あるいは他の従来のLAN等の既存の有線ネットワークへの無線アクセスのため のアクセス・ポイントとして使用されている基地局は、有線の調整及び同期信号 に依存することができない。そのような場合、アクセス・ポイントによって必要 とされる移動のための機能を処理するために、専用のネットワークが必要となる であろう。これは魅力的な解決策ではない。アクセス・ポイントが、調整及び同 期信号を要求せずに従来の有線バックボーンにつながれ得るのが好適である。
【0009】 このため、調整されてない基地局間でのハンドオーバを実行する通信システム
において、周波数ホッピングを適用するシステム及び方法を提供することが望ま
れている。
【0010】 発明の簡単な概要 本発明の目的は、非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム、非調整型周
波数ホッピング・セルラ・システムで使用する移動体ユニット、非調整型周波数
ホッピング・セルラ・システムで使用する基地局、上記の移動体ユニット、基地
局及びシステムを運営する方法を提供することである。
【0011】 本発明の一態様によれば、移動体ユニットは、移動体ユニットの位置によって
定められる地理的領域内にある基地局のセットに関する情報を求める。そして移
動体ユニットは、セット内の少なくとも1つの基地局に、セット内の少なくとも
1つの他の基地局に関する情報を供給する。各基地局でこの情報が受信されて蓄
積され得る。
【0012】 本発明の別の態様では、情報が基地局のセットに対応するアドレス情報を含ん
でいてもよい。
【0013】 本発明の更に別の態様では、情報が前記少なくとも1つの基地局に関連するク
ロック値とセット内の少なくとも1つの他の基地局に関連するクロック値との差
を表わす、クロックのオフセット情報を含んでいてもよい。
【0014】 本発明の更にまた別の態様では、移動体ユニットは前記少なくとも1つの基地
局から付加情報を受信し、該付加情報が基地局のセットにない少なくとも1つの
基地局に関連する情報を含んでいる。例えば、付加情報は基地局のセットにない
少なくとも1つの基地局に関連する同期情報を含んでいてもよい。そしてこの付
加情報は基地局のセットにない前記少なくとも1つの基地局との通信を確立する
のに使用され得る。
【0015】 基地局は移動体とのより新しいコンタクトから更新された情報を時々受信して
もよい。このように、本発明の更に別の態様では、基地局は基地局内にある自身
のクロックとシステム内の別の基地局内にある別のクロックとの間のクロックの
ドリフトのレートを推定することができる。
【0016】 本発明の更にまた別の態様では、自身のクロックに関連するクロック値とシス
テム内の前記別の基地局内にある前記別のクロックに関連するクロック値との差
を表わす、格納されたクロックのオフセット値を訂正するために、推定したクロ
ックのドリフトのレートを使用してもよい。
【0017】 本発明のまた別の態様では、非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムで
使用する移動体ユニットは、非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムの第
1の基地局と通信し、該第1の基地局から情報を受信し、その情報は非調整型周
波数ホッピング・セルラ・システムの隣接する基地局のアドレス及びクロックの
オフセット値を含んでいる。
【0018】 本発明の更にまた別の態様では、クロックのオフセット値のそれぞれは、第1
の基地局に関連するクロック値と隣接する基地局の対応する1つに関連するクロ
ック値との差を表している。
【0019】 本発明のまた別の態様では、移動体ユニットは少なくとも1つの隣接する基地
局との通信を確立するのに第1の基地局からの情報を使用する。
【0020】 本発明の更にまた別の態様では、移動体ユニットが第1の基地局に付加情報を
供給し、該付加情報は非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムの別の基地
局に関連するアドレス及びクロックのオフセットの情報を含んでいる。
【0021】 本発明のまた別の態様では、移動体ユニットは付加情報をもたらす照会手順を
実行する。
【0022】 本発明の目的及び利点は、添付図面と共に以下の詳細な説明を読むことによっ
て理解されるであろう。
【0023】 発明の詳細な説明 本発明の様々な特徴を、同様な部分が同じ参照符号で示されている添付図面を
参照して以下に説明する。
【0024】 ここで説明するシステムの好適な実施形態は、1996年7月23日に出願さ
れた米国特許出願番号 08/685,069(P.W.Dent及びJ.C.Haartsenによ
る"Short-range radio communications system and method of use")に記載さ
れた無線エア・インタフェースと、1996年12月23日に出願された米国特
許出願番号 08/771,692(J.C.Haartsen及びP.W.Dentによる"Access
technique of channel hopping communications system")に記載されたチャネ
ル・アクセスの方法を用いる。米国特許出願番号 08/685,069及び0
8/771,692を参照により本明細書に組み込む。検討されるエア・インタ
フェースは、二重リンクをサポートするために送受信機が送信及び受信を交互に
行う、いわゆる時分割二重の物理インタフェースが記載されている。加えて、各
タイムスロットは、擬似ランダム・ホップ・パターンに従って異なったホップ周
波数で送信される。ホップ・パターンは、リンクに関与しているユニットの1つ
のIDによって決定される。ホップ・パターンの位相は、その同じユニット固有
のシステム・クロックによって決定される。接続の設定の間に、ID及びクロッ
ク情報があるユニットから他のユニットに転送され、その結果両者が同じホッピ
ング・パターン及び位相を使用できるので、同期が保たれる。
【0025】 スタンバイ状態のユニットは、規則的な間隔で起動しページ・メッセージをス
キャンする。起動するユニットにおけるホップ周波数は、新たな起動間隔それぞ
れで異なるが、起動間隔の間は一定である。スタンバイ状態のユニットとの接続
を所望するユニットは、多数の異なったホップ周波数でページ・メッセージを順
次送信する。スタンバイ状態のユニットが起動すると予想される周波数に近い周
波数が最初に試される。何も応答がなければ、予想される周波数からかなり離れ
た周波数が調べられる。予想される周波数は、以前の接続あるいは以前の照会処
理から得られる。2つのユニットが接続されたとき、それらは互いのシステム・
クロックの正確な情報を得る。クロックのオフセットは切断の前に格納され、そ
の結果、後でのページングの試みにそれらを使用できる。特に、他のユニットの
クロック値は固有のシステム・クロックにオフセット値を加算することで求めら
れる。ホッピング・シーケンスを決定するIDと併せて、2つのユニットは迅速
に接続することができる。切断の後は、クロック推定の精度はクロックのドリフ
トによって決まる。クロックのドリフトが大きくなると、不確実性が大きくなり
、ユニットが別のユニットに接続するのに要する時間が長くなる。
【0026】 図1に示された代表的シグナリングをここで参照すると、受取人にページが一
旦到着すると(ステップ101)、受取人は確認を返送する(ステップ103)
。この確認を受信したら、ページング・ユニットはページング・ユニットのID
とシステム・クロックを含むメッセージを送信する(ステップ105)。この情
報を受信したら、受取人はページング・ユニットに同期し接続を継続するために
、IDとクロック値を使用する。アクセス手順のより詳細な説明は、上記で参照
した米国特許出願番号 08/771,692に記載されている。
【0027】 上記で参照した米国特許出願番号 08/771,692に記載されたような
アクセス手順に基づいて、図2を参照して照会手順を以下に説明する。照会手順
とページング手順とには重要な違いがあるが、いくつかの点で照会手順はページ
ング手順に類似している。照会ユニットX1は、照会要求メッセージを全てのホ
ップ周波数で順次送信する(ステップ201)。メッセージが受取人に到着した
ら(例えば、メッセージ203、205いずれかがそれぞれのユニットY1ある
いはY2に到着)、受取人(Y1、Y2)は受取人のID及びクロックを含むメ
ッセージで応答する手順を開始する。これはページャのID及びクロックを含む
メッセージを受信するのが受取人であるページング手順で起こることとは逆であ
る。照会手順の間、照会人X1は原則として範囲内にある全てのユニットから多
くの応答を受信する。好適な実施形態では、2つの受取人が同時に送信すること
、及びそのため照会人X1の受信者において衝突することを防止する手順が含ま
れている。最初の照会要求メッセージを受信したら(例えば、ステップ203、
205)、受取人は再度照会要求メッセージを聴取するまでのランダムな時間間
隔だけ待つ。受取人(例えば、Y1及び/又はY2)がランダムな待ち時間の後
に再度聴取し2回目の照会要求メッセージを受信したとき(このときはそれぞれ
のホッピング周波数の次の周波数で)(ステップ206、208)、受取人は自
身のIDとクロック値を含むメッセージで照会人X1に直接応答する(ステップ
207及び/又は209)。待ち時間がランダム化されているので、返信メッセ
ージもランダム化され、異なった受取人からの返信メッセージが衝突する可能性
が減少される。
【0028】 上記で説明し、上記で参照した文書に記載されたページング及び照会の概念が
、ここで単一セル及びマルチセルの無線システムを構成するのに使用される。従
来の単一セルの無線システムが図3に示されている。これは固定された位置にあ
る基地局BS1から構成される。この基地局は、PSTNあるいはISDNネッ
トワーク(不図示)などの有線ネットワークに接続されている。自身の存在を移
動端末に知らせるために、基地局はビーコンあるいは制御チャネルを送信する。
基地局BS1のカバレージ領域内を移動する端末(例えば、移動局MS1又はM
S2のいずれか)は、周期的にビーコンをスキャンする。基地局の範囲内に入っ
たら、ビーコンにロックしてセルに「留まる(camp)」。
【0029】 図4はマルチセル環境における状況を示している。基本的には同じ手順が用い
られる。各基地局が自身のセルを図4に破線で示したように定義して、多数の基
地局(BS1、BS2、BS3、BS4、BS5)が領域をカバーしている。カ
バーされた領域内を移動する端末は、基地局から送信されたビーコンあるいは制
御チャネルをスキャンし、通常は信号を最も強く受信した基地局のセルに留まる
。例えば、移動端末MS2はBS1に留まった可能性がある。別の移動端末MS
1が2つの基地局、主にBS1及びBS2のサービス領域内におり、そのためB
S1あるいはBS2のいずれに留まるか選択する。BS1の信号がBS2の信号
よりも強く受信されたと仮定すると、MS1はBS1へ留まることを選択する。
端末がある基地局との接続状態で隣接する基地局のセル内を移動するとき(例え
ば、端末MS1はBS1のカバレージ領域からBS2のカバレージ領域へ移動す
るかもしれない)、現在の基地局BS1は接続を新たな基地局(BS2)にハン
ドオーバできる。通常は、新たな基地局へのコンタクトを開始するのに端末の相
互作用が必要となる。その前に、新たな基地局の制御チャネルには既にロックさ
れている。そのため、ハンドオーバの間、端末は短時間だけ両方の基地局にロッ
クする。
【0030】 背景の項目で説明したように、制御チャネルやビーコンが周波数領域でホップ
すると問題が生じる。その場合、ビーコンを探し出すために端末が大変な努力を
する。この問題は先に説明したページング及び照会技術を用いることによって解
決され得る。本発明の代替的実施形態では、基地局が何も送信しないか、あるい
はそうでなければ非常に低いデューティ・サイクルでビーコンを送信する(この
ビーコンは低電力の装置をロックあるいは一時的に留める(park)のに使用できる
、1998年1月13日にJ.C.Haartsen及びJ.Elgによって出願され、参照によ
り本明細書に組み込む、"Central multiple access control for FH radio netw
ork"という題名の米国予備出願番号 60/071,272も参照せよ)。いず
れの場合でも、端末は照会要求を送信することによって基地局を探し出す。基地
局からの照会応答メッセージの受信で、端末は基地局のID及びタイミング(例
えば、クロック値)についての十分な情報を得、端末から基地局へのページによ
り迅速にアクセスできる。コンタクトしたときに、必要であれば、基地局は端末
に基地局によってサポートされる低いデューティ・サイクルのFHビーコン・チ
ャネルを知らせることができる。何の接続も所望されていないとき、端末は開放
されてアイドル・モードに戻ることが可能となる。基地局がビーコン・チャネル
をサポートしていれば、端末はアイドル・モードの間にこのビーコンにロック・
オンするのに必要な全ての情報を得たこととなる。
【0031】 本発明による代表的単一セル・システムが図5に示されている。端末MS1及
びMS2からの照会メッセージの範囲が、端末の周囲の「フローティング」・セ
ルを決定する。そのためこの場合、セルを定義するのは基地局ではなく、端末で
ある。なぜなら、この例では2つのそのようなフローティング・セルがあり、単
一セル・システムと言うよりは、単一基地システムと言う方が適切である。基地
局が端末のセルの内側にあれば(例えば、端末MS1及びMS1それぞれが定義
する各フローティング・セル内に位置するBS1)、照会メッセージに応答する
であろう。そして端末(MS1、MS2)は基地局(BS1)のID及びクロッ
クを入手する。この情報によって、端末(MS1、MS2)は基地局(BS1)
に迅速にアクセスできる。基地局BS1が低いデューティのビーコンを送信する
場合、従来のシステムと同様に、端末(MS1、MS2)はこのビーコンを追従
しこれによりこの基地局に「ロック・オン」することができる。この概念では移
動する端末は周期的に照会メッセージを発信する。
【0032】 本発明の別の態様では、適切な基地局からの応答が一旦返信されたら、端末は
後での使用のために基地局のID及びクロック・オフセットを格納することがで
き、基地局が低いデューティ・サイクルのビーコンを送信するときにはこのビー
コンにロックする。ビーコンが全く提供されなければ、端末は基地局がまだ範囲
内にいるかどうかを知るために照会メッセージを周期的に再送する。
【0033】 図6に示す代表的システムのようなマルチ基地環境では、1つ以上の基地局が
端末の範囲内にある。例えば、端末MS1はそのフローティング・セルのカバレ
ージ領域内に3つの基地局(BS1、BS2、BS3)を有している。その結果
、照会メッセージの送信の後で、いくつかの基地局(実際は端末のフローティン
グ・セル内にある全ての基地局)が応答するであろう。端末は応答した基地局の
全てのIDと全てのクロック・オフセットを格納する。基地局は互いに調整や同
期されていなくてもよい、すなわち、基地局及び端末が通常は同じレートのクロ
ックを有している限り、オフセットは1つの固有のクロック(例えば、端末のク
ロック)と共に、範囲内にある全ての基地局にアクセスできるのに十分な情報を
端末に提供する。
【0034】 図7は図6の代表的端末MS1に格納される基地局情報のリストの例を示して
いる。基地局BS1、BS2及びBS3が範囲内にあり、それらのID、クロッ
ク・オフセット、及びRSSIが記載されている。基地局BS4及びBS5は範
囲内にないが、この例ではそれらが以前の照会手順で応答したものとし、その結
果端末MS1はそれらの存在に気づいており、従ってそれらのID及びクロック
・オフセット値を格納している。これらの基地局BS4及びBS5に対する現在
のRSSI値は低すぎるので重要ではない、すなわち、基地局BS4及びBS5
は端末の範囲の外側にある。
【0035】 端末は、端末の変位により基地局が端末のセルの範囲内に入ったのか外れたの
かどうかを知るために、照会手順を周期的に繰り返す必要がある。呼の設定の前
に基地局がビーコンを送信しない実施形態では、端末は受信した信号強度の指示
値(RSSI)に基づいて、どの基地局が最も近くにあるかを判定するのに照会
を発信する必要がある。しかしながら、2.4GHzのISM帯域で要求される
例として、好適には調整されていない、低いデューティ・サイクルのFHビーコ
ンを基地局が送信する場合、ビーコンが送信されるときにそれに短時間同調する
ことにより、端末は各基地局をモニタすることができる。そして端末はオフセッ
トを調整し(クロックのドリフトを補正するため)、RSSIをモニタすること
ができる。呼の設定時点で、端末はRSSIが最も大きな基地局を選択すること
ができる。
【0036】 ある基地局から別の基地局へのハンドオーバが要求されるとき、既存の接続の
間にいくつかの手順が実行され得る。現在の接続が劣化したとき、端末は自身の
セル内の新たなかつ良好な基地局を探し出すために照会を発信する。ビーコンが
入手できれば、ビーコンのモニタを呼の間に連続して行い、別の基地局に接続す
るのが今好ましいのかどうかの指示値を得られる。しかしながら、照会メッセー
ジの送信は新たな基地局を発見するのに依然として重要である。
【0037】 FH及びタイムスロットに基づいたエア・インタフェースにより、端末は照会
及び別の基地局との接続の間に現在の基地局との接続を維持できる。これは図8
に示されている。この場合、6スロット毎に送りと戻りのパケットを交換するこ
とにより二重トラフィックの接続が提供されている。トラフィックのパケットは
影付きの長方形で示されている。トラフィックに使用されていないスロットで、
この例では現在BS1に接続している(例えば、ステップ801、803、80
5及び807での通信トラフィックを参照せよ)端末MS1は、他の基地局の照
会あるいはモニタすることができる。この場合、MS1はBS2をモニタした、
すなわち、BS2から受信したビーコン(ステップ809)の直後に、MS1は
アクセス要求をBS2に送信する(ステップ811)(制御パケットが黒っぽい
長方形で示されている)。MS1の準備ができたら、トラフィック接続がBS1
からBS2へ渡される。この場合、BS2はMS1の準備ができるまでハンドオ
ーバを待機する(例えば、ステップ813)。ハンドオーバの後で、トラフィッ
ク・パケットはMS1とBS2との間で交換される(例えば、ステップ815、
817、819、821)。
【0038】 本発明の別の態様によれば、端末が接続する基地局が自身のステータスに関す
る情報だけでなく周囲の基地局の情報も同様に明らかにすれば、端末のフローテ
ィング・セル内にある基地局の発見及びハンドオーバ手順を促進することができ
る。例えば、図6に示された状況について考察する。MS1との接続を確立した
後に、BS2がMS1に自身の特徴を表わす情報だけでなく、BS1、BS3、
BS4及びBS5のアドレス及びクロック・オフセットを表わす情報も提供すれ
ば、MS1がBS2以外の基地局に接続する必要があるとき、BS2から提供さ
れたアドレス及びクロック情報を用いて、MS1はBS1、BS3、BS4ある
いはBS5を直接ページすることを試みることができる。そのため、各基地局が
周囲の基地局のアドレス及び可能であればそれらのクロック・オフセット(リス
トを保持する基地局に関して)に関する情報を含むリストを持つことは有利であ
る。
【0039】 そのようなリストは、基地局を接続する有線バックボーン・ネットワークを介
して交換したメッセージによって作成され得る。しかしながら、従来の有線ネッ
トワークであれば、例えば、基地局は隣接していることを知らないであろうから
、これらの機能はサポートされない。もちろん、基地局は無線インタフェースを
介して情報を交換することができる。すなわち、基地局は照会手順をそれら自身
で実行することができ、そのため他の基地局を探し出すことができる。しかしな
がら、このやり方はそれぞれの基地局からの無線通信の範囲が、他の基地局まで
十分に届くことを必要とする。最少数の基地局でカバレージを最適化しようとす
る、セルラ・ネットワークでは通常このようにはならない。
【0040】 他の基地局を表わす情報のリストを基地局に提供する代替的実施形態は、リス
トを作成するのに必要な情報を供給する移動端末を備えるものである。1つ以上
の端末が、基地局のアドレス及び相互のクロック・オフセットを求めるために基
地局をモニタしてもよい。そしてこの情報は1つ又は複数の端末から基地局に送
信されて、基地局はそれらのリストを作成し更新することができる。新たな端末
が基地局に到達したとき、その端末には更新されたリストが与えられる。そして
この新たに到達した端末は、リスト内の基地局にロックし、必要であれば更新し
たクロック情報を基地局に返送する。このようにして、自己学習型システムとな
る。
【0041】 基地局が設置されるときには、そのいずれも情報リストは持っていない。領域
に入った最初の端末は、照会手順によって各基地局を別個に探し出す必要がある
。照会及び応答の受信の後で、基地局が基地局リストを作成することができるよ
うに、端末は基地局にこれらの応答を知らせることができる。異なった位置に来
た端末が領域に入る数が増えるに従い、この領域の基地局リストは、ほとんど完
全になるまで、すなわち、周囲の基地局(ほとんど)全てのアドレスがわかるま
で、更新される。基地局に関連するクロック・オフセット値は、基地局が時間的
に同期していないときに一時的に使用されるだけである。ドリフトによりオフセ
ット値は不正確になる。しかしながら、オフセット情報は端末により同様に更新
され得る。すなわち、端末によって供給される最新のオフセット情報で基地局の
リストが更新されることによって、移動中の端末は基地局をたどった跡を残す。
【0042】 基地局リストと生じる学習の概念とを表わす例について以下に説明する。図9
はBS1からBS5で表わされる5つの基地局を示している。これらの基地局が
設置されたときには、これらは単に有線バックボーン(不図示)につながれただ
けであり、利用できる基地局リスト(BSL)はない。ここで基地局が低いデュ
ーティ・サイクルのFHビーコン・チャネルをサポートできると仮定する。加え
て、全ての基地局は互いに同期していないが基準レートが同じである、自由に動
作するクロックを有しているとする。最初の端末MS1が領域に入り、図9に破
線で示したルートに沿って移動する。最初の端末MS1はその周囲の環境を知る
ために照会要求を周期的に送信する。位置A1でMS1がBS3からの応答を受
信すると仮定する。MS1はBS3に接続し、BS3の低いデューティ・サイク
ルのビーコンにロック・オンできる。これは端末MS1のシステムへの最初の加
入であるので、MS1はBS3に提供する情報をまだ何も持っていない。次に、
端末がB1に到達する。ここで照会信号に応じて、端末MS1がBS1及びBS
3からの応答を受信すると仮定する。MS1はBS1及びBS3両方のビーコン
信号にロック・オンできる。加えて、MS1はBS1に短時間接続して、この基
地局に端末MS1はBS3からも同様に聴取することを知らせ、BS1にBS3
のアドレス並びにBS1のクロックに対するBS3のクロック・オフセットを提
供することができる。端末MS1は同様ではあるがここではBS1の存在、アド
レス及びクロック・オフセットに関するステータス情報をBS3に提供すること
ができる。端末はBS1とBS3との両方のクロックの情報を持っているので、
オフセットを求めてそれらを基地局に返送することができる。BS1はBSL1
にBS3のアドレス及びBS3の(自身のクロックに対する)クロック・オフセ
ットを格納する。基地局BS3はBS1に関する同様のリストを格納する。この
例についての説明を続けると、位置C1に達したときに端末MS1の範囲内にB
S2も入って来ると仮定する。ここで端末はBS1及びBS3両方に関する情報
(ここでクロック・オフセットはBS2のクロックに対して求められてもよい)
をBS2に提供することができる。端末によって受信されたBS2からの新たな
ステータス情報(そのアドレスとクロックなど)が、ここでBS1及びBS3に
送信され得る。この付加情報により、BS1及びBS3それぞれは自身のBSL
を拡張する。再度この例についての説明を続けると、端末MS1がD1に達した
ときに、端末がBS1及びBS3とのコンタクトを失うと仮定する。その結果、
ここで端末はBS2だけにロックしている。端末MS1が照会要求を送信したと
き、BS2だけが応答する。しかしながら、位置E1に達すると、BS5がここ
で範囲内となる。その結果端末MS1はBS2及びBS5の両方にロック・オン
する。そして端末MS1は、自身が格納したステータス情報のいくつかあるいは
全てをBS5に供給できる。本発明の一実施形態では、端末MS1が現在もビー
コン・チャネルによって「見える」あるいはロック・オンできる基地局に関する
ステータス情報だけが伝えられるという方針に従って、MS1はBS2に関する
ステータス情報だけをBS5に供給する。この方針に従って、端末MS1はBS
5にBS1及びBS3に関するステータス情報は提供しない、なぜなら基地局B
S1及びBS3はBS5に隣接していないからである。対照的に、端末はBS5
のステータスをBS2に提供することができる。再度この例についての説明を続
けると、位置F1で端末はほとんど領域から外れ、その結果ここでBS5だけを
聴取できる。新たな情報は何も与えられない。この例から異なった基地局で得ら
れるBSLが図10aから10eに示されている。xを1から5の範囲とすると
、BSLxがBSxに格納されている。クロック・オフセット値は例示的なもの
であり、単純化のため図7で示されたオフセット値から求められている。図7に
は、端末MS1にあるクロックに対して全てのオフセット値が明記されている。
BSLで用いるオフセット情報を求めるために、図7に記載されたオフセット間
の差を求める必要がある。例えば、BS1ではBS1内の固有のクロックに対す
るオフセット値を明示することが望まれる。そのため、BS1とBS2との差の
大きさは、+10−(−2030)=2040クロック単位であり、BS2に対
するBS1のオフセットが−2040で、BS1に対するBS2のオフセットが
+2040となる。端末がまだこの基地局を全く通っていないので、BS4のリ
ストは空であることに注意されたい。同様の理由で、BS4はBS3に隣接して
いるという事実にも関わらず、BS3のリストにはBS4はない。
【0043】 図9及び図10aから10eに関して説明した上記の例は、システム内の他の
基地局に関する情報を知らせる初期リストを各基地局がどのようにして得ること
ができるのかを示している。これらの初期リストがどのようにして改訂及び/又
は拡張されるのかを示すために、ここで基地局リストが生成された後に第2の端
末MS2が領域に入ると仮定する。この例では、第2の端末MS2が図11に破
線で示した経路に沿って移動する。位置A2で、端末MS2はBS5の範囲内と
なり、照会要求の応答を受信した後に、BS5のビーコンにロック・オンする。
第2の端末MS2はシステムによってサービスされる領域に入ったばかりなので
、BS5に提供するステータス情報は何も持っていない。端末MS2が位置BS
に達したときに、BS4及びBS5の両方から聴取し、両方にロック・オンでき
ると仮定する。端末MS2にこれら2つの基地局へ情報を供給させることにより
、BS5のBSL5はBS4に関するステータス情報で拡張される。同様に、B
S4はBS5に関するステータス情報を得ることができ、それにより自身のリス
トを拡張する。この例についての説明を続けると、位置C2で、端末MS2はB
S5、BS4及びBS2にロック・オンすると仮定する。そして端末はこれら3
つの基地局それぞれに、他の2つの基地局に関するステータス情報を供給する。
位置D2で、端末MはBS2及びBS1にロックし、その結果これら基地局それ
ぞれに更新した情報を供給する。本発明の一実施形態によるこの場合には、端末
MS2はBS1にBS2に関するステータス情報だけを提供し、BS2にBS1
に関するステータス情報だけを提供することに注意されたい。しかしながら、こ
れは本発明の本質的な特徴ではなく、他の実施形態では、MS2が、例えば、各
基地局にMS2が知っている全ての基地局に関するステータス情報を供給しても
よいことは理解できるであろう。
【0044】 再度この例についての説明を続けると、位置E2に達すると、端末MS2はB
S1だけにロック・オンすると仮定する。移動端末が現在ロックしている基地局
に関する情報だけを伝える実施形態では、端末MS2はこの時点で交換できる新
たなステータス情報を何も持っていない。端末MSが領域に最初に入ったときに
、図10aから10eに示したような状態で開始したBSLは、MS2が領域か
ら出るときには、図12aから12eに示したリストのように変更される。BS
L1及びBSL3は変更されていないことに注意されたい。MS2がBS1の領
域内にいたときに、他のいずれの基地局にもMS2はロックしなかったので、B
SL1は変更されないままである。BS3は一度もMS2の範囲内とはならなか
ったので、BSL3は変更されないままである。この結果、BS3は依然として
BS4に関する情報を持っていない、なぜならこれは端末がBS4及びBS3両
方が範囲内となる位置を通過することを必要とするからである。上記の例ではオ
フセットが依然として十分に正確であると想定しているので、図10aから10
eに示された既存のオフセットは図12aから12eで変更されていない。もし
ドリフトによりオフセット値が変わったら、BSLxのオフセット値が最新とな
るように、MS2はオフセット値を更新する。
【0045】 多くの端末が領域を通過するに従い、BSLは補充され連続的に更新される。
システムは端末の助けにより自身でBSLを補充する点で自己学習型である。他
の端末が異なった経路で領域を通り、上記のようにステータス情報の更新を実行
すると仮定すると、BSLを完全に埋めることが可能となる。完全に埋められた
BSLの組の代表例を図13aから13eに示した。この時点で、端末によって
供給される新たなアドレス情報はない、すなわち、クロック・オフセット値の更
新だけが実行される。
【0046】 本発明の別の態様では、リストの各項目の寿命を制限するための手順が設けら
れる。すなわち、基地局(及びそれに関連する情報)がリストから削除され得る
。基地局が物理的にシステムから取り除かれたとき、リストからも同様に消滅す
る。これは以下のようにして達成され得る。リストの1つ以上の項目が更新され
る度に、更新されない項目の寿命が減分される。寿命がなくなると、該当する項
目がこれまで影響を受けずに多くの更新がなされたことを意味し、その項目はリ
ストから削除される。これは各項目に寿命カウンタを設けることで簡単に実現で
きる。項目が更新されるとき、そのカウンタは大きな数N(その寿命を表わす)
にリセットされる。カウンタが0に達すると、その項目(すなわち、この基地局
に関する情報)がリストから削除される。
【0047】 基地局リストによって達成可能な利益を示す例を以下に説明する。この例では
、先に説明した例のBSLが図13aから13eに示すように埋められたと仮定
する。更に、新たな端末MS3が領域に入り図14に破線で示すようなルートを
たどると仮定する。最初に、端末MS3は位置A3に到達し、自身とBS3との
間にリアルタイムの接続を確立する。MS3は先に説明したような照会手順を実
行することができ、その情報をBS3と応答した他のあらゆる基地局と共有する
。先に説明した例で明らかであるが、MS3の照会手順は照会信号の範囲内にあ
る基地局だけに関する情報をもたらすものである。
【0048】 しかしながら、本発明のこの態様によれば、接続を確立するとBS3は自身の
リストBSL3をMS3に提供する。MS3の範囲内にない基地局に関する情報
を含むこのリストは、端末MS3にはまだ利用できない。MS3が位置B3を通
過したときにおいても、基地局BSとの接続を保ったままとすることができる。
しかしながら、MS3がその後C3に到達したとき、BS3の信号は距離により
劣化し始める。結果として、端末MS3は接続を維持するために新たな基地局と
接続する必要がある。接続がリアルタイム情報を伝送するとき、ある基地局から
別の基地局へのスムースな移行が要求される。もちろん端末は周囲の環境を知る
ために照会手順を実行することができる。しかしながら、端末はBSL3を受信
したのでこの学習は実際は必要ではない。従って、端末はどの基地局が周囲にあ
るのか知っている。端末はリストにある基地局それぞれのページを直接試みるこ
とができる。アドレスとクロック・オフセットが既知であるので、基地局が範囲
内にあれば高速に設定される。図14に示した例では、位置C3から接続するの
に最も適した基地局は基地局BS2である。端末が強制的なハンドオーバが必要
となる地点に達する前に、端末がこの基地局BS2に接続するのが好ましい。B
S3とのリンクがまだ許容できる状態である間に、端末がBS2のビーコンにロ
ックできれば、実際にBS3からBS2へのハンドオーバが必要となるときに要
する手間の量は減少される。位置C3にある間に接続がBS3からBS2へ渡さ
れるが、端末MS3はBS3のビーコンにロックし続けるべきである。この理由
は、端末がBS3の方向に戻った場合に、BS3に接続を渡し戻すことを容易と
するためである。代表的実施形態では、端末はできるだけ多くの基地局のビーコ
ン・チャネルにロック・オンする。更に、本発明によれば、BS2との接続によ
り、端末MS3はリストBSL2を受信する。このリストにはBS5及びBS4
(並びにBS3)に関する情報が含まれており、この情報は位置D3でBS2か
らBS5へのハンドオーバを実行する必要があるときに好適に利用され得る。
【0049】 本発明の更に別の態様では、基地局のそれぞれでクロック・ドリフトの予測を
行うことによりシステムが一層改善され、この予測によりクロック・オフセット
値の精度が上げられる。先に説明した実施形態では、各基地局は端末に提供され
たままのオフセット値を入手し、BSLに以前に格納された古いオフセット値を
書き換える。これら格納されたオフセット値は、到着する端末による新たな更新
まで変更されない。しかしながら、新たな更新データが受信されるとき、更新の
間のオフセット値の変化及び経過した時間が、オフセットが参照するクロック間
のドリフトを表している。例えば、時刻T1でオフセット値がX1であり、時刻
T2でオフセット値がX2であれば、(X2−X1)/(T2−T1)によって
ドリフトが計算されるであろう。一定のドリフトを1次の近似式で仮定すれば、
基地局は時刻T3で発生すると思われるオフセット値X3を、時刻T3で実際に
更新データを受信せずに予測することができる。ここで近似式は、 X3=X2+(X2−X1)/(T2−T1)×(T3−T2) である。もちろん、代替的実施形態では上記の1次近似式に代えて、クロック・
ドリフトに高次の近似式を用いてもよい。
【0050】 従って、クロック・オフセット値は、上記の式に従って基地局により連続的に
更新され得る。端末により受信されたあらゆる実際のオフセット値の更新データ
は、予測値及びドリフト・レートの推定値の調整に使用され得る。各オフセット
値に対して2つの異なった基地局が関係しているので、ドリフトは各オフセット
値とは別個に計算されることに注意されたい。更に、基地局のBSLには、対応
するクロック・オフセット値と共に各基地局に対するドリフト・レートの推定値
を格納すべきである。
【0051】 要約すると、説明したシステムは、ビーコン又は制御チャネルを全く送信しな
い基地局、あるいはそうでなければFHビーコンを非常に低いデューティ・サイ
クルで送信する基地局のいずれかを使用する。基地局によってカバーされる領域
内を移動する携帯ユニット(あるいはまた携帯ユニット自身のフローティング・
セルの範囲内にこれら基地局が入って来るとみなされる)は、どの基地局が範囲
内にありそれらのステータスがどうかを知るために、その環境のステータスにつ
いて繰り返して照会する。照会処理の間に、携帯ユニットは範囲内にある各基地
局からホッピング・パターンとこのホッピング・パターンにおける位相に関する
情報を得る。好適な実施形態では、ホッピング・パターンは基地局のIDに基づ
いており、ホッピング・シーケンスにおける位相は基地局の自由に動作するクロ
ックに基づいている。携帯ユニットが基地局のクロックを得てそれを自身のクロ
ックに対するオフセットとして格納する場合、携帯ユニットと基地局とのクロッ
クが同期して動作すれば、この基地局への同期は保たれる。クロック・ドリフト
を調整するために、クロック・オフセットは周期的に調整する必要がある。照会
処理により、携帯ユニットは範囲内にある基地局のアドレスとクロック・オフセ
ットとの全てを得ることができる。基地局自身は調整される必要はない、すなわ
ち、全てのユニット(携帯ユニット及び基地局)が同じ基準のクロック・レート
を用いることが唯一の必要条件である。
【0052】 基地局がFHビーコンを送信する場合、携帯ユニットは照会処理の間に得た同
期情報を用いて基地局をモニタすることができる。そしてクロック・ドリフトを
補正するためにクロック・オフセットをしばしば調整することができ、この基地
局が受信した信号レベルを追跡することができる。基地局がビーコンを全く送ら
ない場合、照会処理はより頻繁に実行されるべきである。
【0053】 いくつかの観点において、説明した概念を従来のセルラ・システムにおいて実
行されるものに対する逆の動作とみなすことができる。セルラ・システムでは、
ネットワークはセルを構成する、すなわち、基地局の送信がセルを定義する。本
発明によるシステムでは、どの基地局が範囲内にあり自身の「フローティング」
・セル内に存在するのかを調べる携帯ユニットによってセルが決定される。従っ
て、携帯ユニットは自身のセル内にある新たな基地局を探し出すために信号を規
則的に送信する。照会処理によって、携帯ユニットは、いくつの基地局が自身の
フローティング・セル内に存在するのか、及びこれらの基地局の位置とどれだけ
離れているのかの様相を得る。基地局が(FH)ビーコンを送信する場合、携帯
ユニットは照会手順の間にも基地局をモニタできる。
【0054】 現在の基地局が携帯ユニットのセルから外れるときにハンドオーバを実行する
ために、接続している間には照会及びモニタをより頻繁に実行すべきである。
【0055】 この概念による利点は、1)基地局が調整される必要がない点、及び2)携帯
ユニットをサポートしていない基地局は送信しないかあるいは非常に低いデュー
ティ・サイクルで送信するかのいずれかであるので、費やされる容量がわずかで
あり、不必要な干渉が避けられる点である。
【0056】 本発明の別の態様では、基地局が他の近くにある基地局の照会情報を収集する
。そしてこの情報は接続モードにおいて移動端末に転送され得る。移動端末はこ
の情報を、他の基地局を効率的に探してスキャン時間を短縮するのに使用できる
。このようにして配布される情報は、最初は任意の移動端末が基地局とコンタク
トするときに移動端末によって収集されて基地局に転送される。この情報を格納
するこれらの基地局は、コンタクトするようになる他の移動端末にこの格納した
情報を後で供給することができる。そして次にこれらの移動端末は、既に遭遇し
た基地局から供給された情報を用いて、新たにコンタクトをするようになる他の
基地局との接続をより簡単に確立することができる。
【0057】 本発明の更に別の態様では、基地局はその他の基地局の所与の一つに関するク
ロック・オフセットのサンプルをいくつか使用し、これらサンプルの間にどれだ
け時間が経過したかに従って、それぞれのクロック・レート間のドリフトを求め
る。そしてこれらのドリフト値は、今後のオフセット値をより性格にも富めるの
に使用され得る。
【0058】 特定の実施形態に関して本発明を説明した。しかしながら、本発明を上記の好
適な実施形態以外の特定の形態で実施できることは、当業者には容易に理解され
よう。好適な実施形態は単に説明のためのものであり、あらゆる意味で限定的に
解釈すべきではない。本発明の範囲は上述の説明ではなく特許請求の範囲によっ
て定められるものであり、特許請求の範囲に含まれる全ての変形例や等価物は本
発明の範囲に含まれると解釈されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 周波数ホッピング通信システムにおける2つのユニット間のページング手順を
示す図である。
【図2】 本発明の一態様による照会手順を示す図である。
【図3】 基地局の制御チャネルの範囲によって固定セルが決定される、従来の単一セル
・システムを示す図である。
【図4】 各基地局の制御チャネルの範囲によって固定セルが決定される、従来のマルチ
セル・システムを示す図である。
【図5】 携帯ユニットの照会信号の範囲によってフローティング・セルが決定される、
本発明の実施形態による単一セル・システムを示す図である。
【図6】 携帯ユニットの照会信号の範囲によってフローティング・セルが決定される、
本発明の実施形態によるマルチセル・システムを示す図である。
【図7】 本発明の一態様による、マルチセル環境における携帯ユニットの照会結果のリ
ストの代表例を示す図である。
【図8】 本発明の一態様によるハンドオーバの間のエア・インタフェースを介した信号
のタイミングと方向の例を示す図である。
【図9】 非調整型周波数ホッピング・システムの5つの基地局と、そのシステムの第1
の移動端末の経路とを示す図である。
【図10a】、
【図10b】、
【図10c】、
【図10d】、
【図10e】 本発明によるシステムの第1の移動端末のアクティビティから生じる基地局リ
ストの結果を示す図である。
【図11】 代表的非調整型周波数ホッピング・システムの5つの基地局と、そのシステム
の第2の移動端末の経路とを示す図である。
【図12a】、
【図12b】、
【図12c】、
【図12d】、
【図12e】 本発明によるシステムの第2の移動端末のアクティビティから生じる基地局リ
ストの結果を示す図である。
【図13a】、
【図13b】、
【図13c】、
【図13d】、
【図13e】 本発明による完全に保存された基地局リストのセットの代表例を示す図である
【図14】 代表的非調整型周波数ホッピング・システムの5つの基地局と、そのシステム
の第3の移動端末の経路とを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (65)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムで使用する移
    動体ユニットであって、 基地局のセットに関する情報をもたらす照会手順を実行する無線手段と、 セット内の少なくとも1つの基地局に、セット内の少なくとも1つの他の基地
    局に関する情報を供給する無線手段と、を備えることを特徴とする移動体ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 情報が、基地局のセットに対応するアドレス情報を含んでい
    ることを特徴とする請求項1に記載の移動体ユニット。
  3. 【請求項3】 情報が、前記少なくとも1つの基地局に関するクロック値と
    、セット内の少なくとも1つの他の基地局に関するクロック値との差を表わすク
    ロック・オフセット情報を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の移動体
    ユニット。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの基地局から付加情報を受信する無線手
    段を更に備えており、前記付加情報が基地局のセットにない少なくとも1つの基
    地局に関する情報を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の移動体ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 基地局のセットにない前記少なくとも1つの基地局との通信
    を確立するために付加情報を使用する手段を更に備えることを特徴とする請求項
    4に記載の移動体ユニット。
  6. 【請求項6】 付加情報が、基地局のセットにない前記少なくとも1つの基
    地局に関する同期情報を含んでいることを特徴とする請求項5に記載の移動体ユ
    ニット。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも1つの基地局から付加情報を受信する無線手
    段を更に備えており、前記付加情報が基地局のセットにある少なくとも1つの基
    地局に関する情報を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の移動体ユニッ
    ト。
  8. 【請求項8】 移動体ユニットと基地局のセットとを備える非調整型周波数
    ホッピング・セルラ・システムであって、 移動体ユニットが、 基地局のセットに関する情報をもたらす照会手順を実行する無線手段と、 セット内の少なくとも1つの基地局に、セット内の少なくとも1つの他の基
    地局に関する情報を供給する無線手段と、を備え、 基地局のセットのそれぞれが、 自身の情報を移動体ユニットに供給する手段と、 セット内の少なくとも1つの他の基地局に関する情報を受信する手段と、を
    備えることを特徴とするシステム。
  9. 【請求項9】 情報が、基地局のセットに対応するアドレス情報を含んでい
    ることを特徴とする請求項8に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 情報が、前記少なくとも1つの基地局に関するクロック値
    と、セット内の少なくとも1つの他の基地局に関するクロック値との差を表わす
    クロック・オフセット情報を含んでいることを特徴とする請求項8に記載のシス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記移動体ユニットが、 前記少なくとも1つの基地局から付加情報を受信する無線手段を更に備えて
    おり、前記付加情報が基地局のセットにない少なくとも1つの基地局に関する情
    報を含んでおり、 前記少なくとも1つの基地局が、 付加情報を移動体ユニットに供給する手段を更に備えていることを特徴とす
    る請求項8に記載のシステム。
  12. 【請求項12】 基地局のセットにない前記少なくとも1つの基地局を更に
    備え、 前記移動体ユニットが、 基地局のセットにない前記少なくとも1つの基地局との通信を確立するため
    に付加情報を使用する手段を更に備えることを特徴とする請求項11に記載のシ
    ステム。
  13. 【請求項13】 付加情報が、基地局のセットにない前記少なくとも1つの
    基地局に関する同期情報を含んでいることを特徴とする請求項12に記載のシス
    テム。
  14. 【請求項14】 前記移動体ユニットが、 前記少なくとも1つの基地局から付加情報を受信する無線手段を更に備えて
    おり、前記付加情報が基地局のセットにある少なくとも1つの基地局に関する情
    報を含んでおり、 前記少なくとも1つの基地局が、 付加情報を移動体ユニットに供給する手段を更に備えていることを特徴とす
    る請求項8に記載のシステム。
  15. 【請求項15】 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムで使用する
    基地局であって、 自身の情報を移動体ユニットに供給する無線手段と、 移動体ユニットからシステム内の少なくとも1つの他の基地局に関する他の情
    報を受信する手段と、を備えることを特徴とする基地局。
  16. 【請求項16】 自身の情報が基地局との通信を確立するためのアドレス情
    報を含んでおり、他の情報がシステム内の前記少なくとも1つの他の基地局との
    通信を確立するための他のアドレス情報を含んでいることを特徴とする請求項1
    5に記載の基地局。
  17. 【請求項17】 他の情報が、システム内の前記少なくとも1つの他の基地
    局との通信を確立するための他のクロック・オフセット情報を含んでいることを
    特徴とする請求項15に記載の基地局。
  18. 【請求項18】 移動体ユニットによって実行された照会手順に応答しなか
    った少なくとも1つの基地局に関する情報を含む付加情報を、移動体ユニットに
    供給する無線手段を更に備えることを特徴とする請求項15に記載の基地局。
  19. 【請求項19】 前記付加情報が、移動体ユニットの位置によって定められ
    る地理的領域内にない少なくとも1つの基地局に関する同期情報を含むことを特
    徴とする請求項18に記載の基地局。
  20. 【請求項20】 移動体ユニットによって実行された照会手順に応答した少
    なくとも1つの基地局に関する情報を含む付加情報を、移動体ユニットに供給す
    る無線手段を更に備えることを特徴とする請求項15に記載の基地局。
  21. 【請求項21】 基地局内にある自身のクロックと、システム内の別の基地
    局内にある別のクロックとの間のクロック・ドリフトのレートを推定する手段を
    更に備えることを特徴とする請求項15に記載の基地局。
  22. 【請求項22】 自身のクロックに関するクロック値と、システム内の前記
    別の基地局内にある前記別のクロックに関するクロック値との差を表わす、格納
    されたクロック・オフセット値を補正するために、推定されたクロック・ドリフ
    トのレートを使用する手段を更に備えることを特徴とする請求項15に記載の基
    地局。
  23. 【請求項23】 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムで使用する
    移動体ユニットの運営方法であって、 基地局のセットに関する情報をもたらす照会手順を実行するステップと、 セット内の少なくとも1つの基地局に、セット内の少なくとも1つの他の基地
    局に関する情報を供給するステップと、を備えることを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 情報が、基地局のセットに対応するアドレス情報を含んで
    いることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 情報が、前記少なくとも1つの基地局に関するクロック値
    と、セット内の少なくとも1つの他の基地局に関するクロック値との差を表わす
    クロック・オフセット情報を含んでいることを特徴とする請求項23に記載の方
    法。
  26. 【請求項26】 前記少なくとも1つの基地局から付加情報を受信するステ
    ップを更に備えており、前記付加情報が基地局のセットにない少なくとも1つの
    基地局に関する情報を含んでいることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  27. 【請求項27】 基地局のセットにない前記少なくとも1つの基地局との通
    信を確立するために付加情報を使用するステップを更に備えることを特徴とする
    請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 付加情報が、基地局のセットにない前記少なくとも1つの
    基地局に関する同期情報を含んでいることを特徴とする請求項27に記載の方法
  29. 【請求項29】 前記少なくとも1つの基地局から付加情報を受信するステ
    ップを更に備えており、前記付加情報が基地局のセットにある少なくとも1つの
    基地局に関する情報を含んでいることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  30. 【請求項30】 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムの運営方法
    であって、 前記移動体ユニットにおいて、 基地局のセットに関する情報をもたらす照会手順を実行するステップと、 セット内の少なくとも1つの基地局に、セット内の少なくとも1つの他の基
    地局に関する情報を供給するステップと、を実行し、 基地局のセットのそれぞれにおいて、 自身の情報を移動体ユニットに供給するステップと、 セット内の少なくとも1つの他の基地局に関する情報を受信するステップと
    、を実行することを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 情報が、基地局のセットに対応するアドレス情報を含んで
    いることを特徴とする請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 情報が、前記少なくとも1つの基地局に関するクロック値
    と、セット内の少なくとも1つの他の基地局に関するクロック値との差を表わす
    クロック・オフセット情報を含んでいることを特徴とする請求項30に記載の方
    法。
  33. 【請求項33】 前記移動体ユニットが、 前記少なくとも1つの基地局から付加情報を受信するステップを更に実行し
    、前記付加情報が基地局のセットにない少なくとも1つの基地局に関する情報を
    含んでおり、 前記少なくとも1つの基地局が、 付加情報を移動体ユニットに供給するステップを更に実行することを特徴と
    する請求項30に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記移動体ユニットが、 基地局のセットにない前記少なくとも1つの基地局との通信を確立するため
    に付加情報を使用するステップを更に実行することを特徴とする請求項33に記
    載の方法。
  35. 【請求項35】 付加情報が、基地局のセットにない前記少なくとも1つの
    基地局に関する同期情報を含んでいることを特徴とする請求項34に記載の方法
  36. 【請求項36】 前記移動体ユニットが、 前記少なくとも1つの基地局から付加情報を受信するステップを更に実行し
    、前記付加情報が基地局のセットにある少なくとも1つの基地局に関する情報を
    含んでおり、 前記少なくとも1つの基地局が、 付加情報を移動体ユニットに供給するステップを更に実行することを特徴と
    する請求項30に記載の方法。
  37. 【請求項37】 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムで使用する
    基地局の運営方法であって、 自身の情報を移動体ユニットに供給するステップと、 移動体ユニットからシステム内の少なくとも1つの他の基地局に関する他の情
    報を受信するステップと、を備えることを特徴とする方法。
  38. 【請求項38】 自身の情報が基地局との通信を確立するためのアドレス情
    報を含んでおり、他の情報がシステム内の前記少なくとも1つの他の基地局との
    通信を確立するための他のアドレス情報を含んでいることを特徴とする請求項3
    7に記載の方法。
  39. 【請求項39】 他の情報が、システム内の前記少なくとも1つの他の基地
    局との通信を確立するための他のクロック・オフセット情報を含んでいることを
    特徴とする請求項37に記載の方法。
  40. 【請求項40】 移動体ユニットによって実行された照会手順に応答しなか
    った少なくとも1つの基地局に関する情報を含む付加情報を、移動体ユニットに
    供給するステップを更に備えることを特徴とする請求項37に記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記付加情報が、移動体ユニットの位置によって定められ
    る地理的領域内にない少なくとも1つの基地局に関する同期情報を含むことを特
    徴とする請求項40に記載の方法。
  42. 【請求項42】 移動体ユニットによって実行された照会手順に応答した少
    なくとも1つの基地局に関する情報を含む付加情報を、移動体ユニットに供給す
    るステップを更に備えることを特徴とする請求項37に記載の方法。
  43. 【請求項43】 基地局内にある自身のクロックと、システム内の別の基地
    局内にある別のクロックとの間のクロック・ドリフトのレートを推定するステッ
    プを更に備えることを特徴とする請求項37に記載の方法。
  44. 【請求項44】 自身のクロックに関するクロック値と、システム内の前記
    別の基地局内にある前記別のクロックに関するクロック値との差を表わす、格納
    されたクロック・オフセット値を補正するために、推定されたクロック・ドリフ
    トのレートを使用するステップを更に備えることを特徴とする請求項37に記載
    の方法。
  45. 【請求項45】 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムで使用する
    移動体ユニットであって、 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム内の第1の基地局と通信する無
    線手段と、 第1の基地局から情報を受信する手段とを備え、前記情報が非調整型周波数ホ
    ッピング・セルラ・システム内の隣接する基地局のアドレスとクロック・オフセ
    ット値とを含むことを特徴とする移動体ユニット。
  46. 【請求項46】 クロック・オフセット値のそれぞれが、第1の基地局に関
    するクロック値と隣接する基地局の対応する1つに関するクロック値との差を表
    わすことを特徴とする請求項45に記載の移動体ユニット。
  47. 【請求項47】 隣接する基地局の少なくとも1つとの通信を確立するため
    に、第1の基地局からの情報を使用する手段を更に備えることを特徴とする請求
    項45に記載の移動体ユニット。
  48. 【請求項48】 第1の基地局に付加情報を供給する手段を更に備え、該付
    加情報が非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム内の別の基地局に関する
    アドレスとクロック・オフセット情報とを含むことを特徴とする請求項45に記
    載の移動体ユニット。
  49. 【請求項49】 付加情報をもたらす照会手順を実行する無線手段を更に備
    えることを特徴とする請求項48に記載の移動体ユニット。
  50. 【請求項50】 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムで使用する
    基地局であって、 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム内の移動体ユニットと通信する
    無線手段と、 移動体ユニットに情報を供給する手段とを備え、該情報が非調整型周波数ホッ
    ピング・セルラ・システム内の隣接する基地局のアドレスとクロック・オフセッ
    ト値とを含むことを特徴とする基地局。
  51. 【請求項51】 クロック・オフセット値のそれぞれが、基地局に関するク
    ロック値と隣接する基地局の対応する1つに関するクロック値との差を表わすこ
    とを特徴とする請求項50に記載の基地局。
  52. 【請求項52】 移動体ユニットから付加情報を受信する手段を更に備え、
    該付加情報が非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム内の別の基地局に関
    するアドレスとクロック・オフセット情報とを含むことを特徴とする請求項50
    に記載の基地局。
  53. 【請求項53】 移動体ユニットと第1の基地局とを備えた、非調整型周波
    数ホッピング・セルラ・システムであって、 移動体ユニットが、 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム内の第1の基地局と通信する
    無線手段と、 第1の基地局から情報を受信する手段とを備え、前記情報が非調整型周波数
    ホッピング・セルラ・システム内の隣接する基地局のアドレスとクロック・オフ
    セット値とを含んでおり、 第1の基地局が、 移動体ユニットと通信する手段と、 前記情報を移動体ユニットに供給する手段と、を備えることを特徴とするシ
    ステム。
  54. 【請求項54】 クロック・オフセット値のそれぞれが、第1の基地局に関
    するクロック値と隣接する基地局の対応する1つに関するクロック値との差を表
    わすことを特徴とする請求項53に記載のシステム。
  55. 【請求項55】 移動体ユニットが、隣接する基地局の少なくとも1つとの
    通信を確立するために、第1の基地局からの情報を使用する手段を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項53に記載のシステム。
  56. 【請求項56】 移動体ユニットが、第1の基地局に付加情報を供給する手
    段を更に備え、該付加情報が非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム内の
    別の基地局に関するアドレスとクロック・オフセット情報とを含むことを特徴と
    する請求項53に記載のシステム。
  57. 【請求項57】 移動体ユニットが、付加情報をもたらす照会手順を実行す
    る無線手段を更に備えることを特徴とする請求項56に記載のシステム。
  58. 【請求項58】 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムで使用する
    移動体ユニットの運営方法であって、 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム内の第1の基地局と通信するス
    テップと、 第1の基地局から情報を受信するステップとを備え、前記情報が非調整型周波
    数ホッピング・セルラ・システム内の隣接する基地局のアドレスとクロック・オ
    フセット値とを含むことを特徴とする方法。
  59. 【請求項59】 クロック・オフセット値のそれぞれが、第1の基地局に関
    するクロック値と隣接する基地局の対応する1つに関するクロック値との差を表
    わすことを特徴とする請求項58に記載の方法。
  60. 【請求項60】 隣接する基地局の少なくとも1つとの通信を確立するため
    に、第1の基地局からの情報を使用するステップを更に備えることを特徴とする
    請求項58に記載の方法。
  61. 【請求項61】 第1の基地局に付加情報を供給する手段を更に備え、該付
    加情報が非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム内の別の基地局に関する
    アドレスとクロック・オフセット情報とを含むことを特徴とする請求項58に記
    載の方法。
  62. 【請求項62】 付加情報をもたらす照会手順を実行するステップを更に備
    えることを特徴とする請求項61に記載の方法。
  63. 【請求項63】 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システムで使用する
    基地局の運営方法であって、 非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム内の移動体ユニットと通信する
    ステップと、 移動体ユニットに情報を供給するステップとを備え、該情報が非調整型周波数
    ホッピング・セルラ・システム内の隣接する基地局のアドレスとクロック・オフ
    セット値とを含むことを特徴とする方法。
  64. 【請求項64】 クロック・オフセット値のそれぞれが、基地局に関するク
    ロック値と隣接する基地局の対応する1つに関するクロック値との差を表わすこ
    とを特徴とする請求項63に記載の方法。
  65. 【請求項65】 移動体ユニットから付加情報を受信するステップを更に備
    え、該付加情報が非調整型周波数ホッピング・セルラ・システム内の別の基地局
    に関するアドレスとクロック・オフセット情報とを含むことを特徴とする請求項
    63に記載の方法。
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