JP2014109378A - 爪車ロックボルト - Google Patents

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JP2014109378A
JP2014109378A JP2012276193A JP2012276193A JP2014109378A JP 2014109378 A JP2014109378 A JP 2014109378A JP 2012276193 A JP2012276193 A JP 2012276193A JP 2012276193 A JP2012276193 A JP 2012276193A JP 2014109378 A JP2014109378 A JP 2014109378A
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Tsugunaga Tada
傳長 多田
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Abstract

【課題】連続したナットのアナログ的動きを、座金の円周に付けた爪車の溝と補助金具の爪を利用して止める。
【解決手段】ボルト1のねじ山部分に回転軸と平行面に溝2を作り、ねじ山の断面と座金の内径を同じ形にした座金3でボルトが止まっているとき、座金の回転を止める。補助金具6でナット9の六角面を、補助金具の壁面7で回転を止め、補助金具の爪8が座金の爪車4にはまるようにし座金に固定する。ナットを入れ締め付けると途中で補助穴具の壁にはまり込む。そのまま補助金具とともに締め付ける。ナットが任意の位置で止まっても、補助金具の爪8と座金の周りの爪車4でナットにロックがかかる。補助金具の爪を外せば元のナットとボルトに戻る。補助金具も外れ止めがあるので外れない。
【選択図】図1

Description

この発明はボルトとナットに関するものである。
従来のボルトとナットは振動で緩みが生じるため、ワッシャーや座金の裏に溝をつけたり、二重ナット、ペイントロックなどで工夫して緩みを止めているがどうしても強い振動で緩みを生じ止めることができない。
発明が解決しようとする課題
ボルトとナットは機械の振動で長期使用すると、緩みが生じナットが外れたりするおそれがある。
そもそもねじは螺旋状の斜面をナットが滑り上がるような構造である。これを止めるには摩擦を強くする方法か、ねじの斜面に沿って杭を打ち止める方法である。摩擦で止める方法は強い振動や長期の振動で緩む。
ボルトとナットの2つを固定すればゆるみは止まる。しかしナットは回転し締め付けたとき任意の位置で止まる。これを固定しなければならない。
本案は、これらの緩みを生じる欠点を除くために考案したものである。機械の振動での緩みを物理的に止めるさせる方法である。
ボルトやナットはスパナやレンチで緩めたり、締めたるすることができる。逆に考えればスパナやレンチがナットを挟んだまま止まっているときは絶対にナットは緩まない。
スパナやレンチと同じ働きのも作りボルトに固定できればボルトとナットの間は固定でき回転できなくなる。
しかしナットを動かないように止めることは、ナットを自由に締めたり緩めたりすることと相反する課題である。
そこで本案は連続したナットのアナログ的動きを座金の円周に付けた爪車の溝と補助金具の爪を利用して止めるものである。
次に補助金具には外れ止めがあるのでナットが下に来ても補助金具は外れない。
請請求項目1に係る爪車ロックボルトは、ボルト(1)のねじ山の部分に回転軸と平行面か溝(2)を作る。
座金(3)の内側にある穴(5)をボルトのねじ部分の断面と同じ形にし、座金をボルトに対し回転できなくする。
次に座金の外側に爪車(4)を作り補助金具(6)の爪(8)で止まるようにする。さらに、補助金具の壁面(7)がナットの動きを押さえる。
これで、ボルト(1)と座金(3)が固定され、座金と補助金具(6)が固定され、補助金具とナット(9)が固定され動かなくなる。
ボルトに材料を挟み座金と補助金具を付けナットを締め付ければ、途中で補助金具の壁面(7)に填るがそのまま補助金具とともに締め付け爪車の作用で回転が戻らない。
請求項目2に係る爪車ロックボルトは、座金(3)に爪(11)を作り、補助金具の周囲に作った溝(12)にはめこむ形にしたものである。補助金具の周囲の溝に爪車の働きをさせたものである。小さなボルトやナットの座金は薄く、座金に爪を付けた方が効果的である。
また小さな螺旋は座金の爪(11)も小さく力で曲がり補助金具の溝(12)に填めた後、座金の爪を押さえて曲げ補助金具を固定することができ補助金具の外れ防止になる。
請求項目3に係る爪車ロックボルトは、補助金具(6)の内側に付けた外れ止め(10)がナット(9)によって押さえられ補助金具が振動で外れなくしたものである。
(ア)ボルト、座金、ナットは従来のものとほぼ同じ質量であり、補助金具は薄い鉄板 の加工だけで、二重ナットでボルトを締めるより軽くできる。
(イ)ボルトの方からスパナで緩めようとしても補助金具を外さないかぎり緩まないの で、いたずら防止につながる。
(ウ)ナットの緩み止めに摩擦を利用していないので、ナットの締め付け過ぎのダメー ジは少なりボルトの破損が少なくなる。
(エ)間違えて普通のボルトとナットと本案のボルトと混在しても使用可能である。
(オ)長期の振動で補助金具がナットにより強く押さえられ密着しても隙間からマイナ スドライバー一つで外すことが出来る。
(カ)補助金具そのものは薄い鉄板1枚の加工のみで使い捨てが可能であり点検作業時 に交換できる。
図1の本案のボルト(1)に回転軸と平行面か平行な溝(2)にあわせ座金(3)を差し込む。これで座金がボルトに対して回転が固定される。
図2のように座金(3)と補助金具(6)を差し込み補助金具の爪(8)と座金の爪車(4)合う位置に填める。次にナット(9)で材料を締め付け、途中で補助金具の壁に填るがそのまま補助金具とともに締め付ける爪車の働きでナットは締まり緩まなくなる。
ナットを外すときは補助金具の爪を曲げ爪車の働きを止めてから緩める。
図1の本案のボルト(1)に図3のように座金(3)と補助金具を差し込む。これで座金がボルトに対して回転が固定される。ナット(9)を回して材料を締め付ける。これで、ボルトとナットが固定できる。
小さなボルトとナットの座金は薄く座金の爪(11)も薄く力で曲げるとさらに外れなくなる。
本案の実施例1のボルトとナットと座金、補助金具を連結したもの 座金と補助金具ナットの斜視図 ボルト座金と補助金具とナットの斜視図 断面図
1、ボルト本体
2、ねじ山に沿って削った平行面か平行な溝
3、座金
4、座金の爪車
5、座金の内側の穴
6、補助金具本体
7、壁面
8、爪
9、ナット
10、外れ止め
11、座金に付けた爪
12、補助金具の溝

Claims (3)

  1. ボルト(1)のねじ山部分に回転軸と平行な面か溝(2)を作り、ねじ山の断面と座金(3)の内径(5)を同じ形にする座金(3)、次にこれをつなぐ補助金具(6)の壁面(7)でナットの六角面(9)の回転を止め、さらに補助金具の爪(8)が座金の周囲につけた爪車(4)にはまるようにする爪車ロックボルト
  2. 補助金具(6)の周囲に溝(12)を多数作り爪車の働きをさせ、座金(3)の爪(11)にはまるようにする爪車ロックボルト
    にする爪車ロックボルト
  3. 補助金具(6)の内側につけた外れ止め(10)がナット(9)によって押さえられ補助金具が外れないようにする爪車ロックボルト
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109185320A (zh) * 2018-11-06 2019-01-11 合肥惠科金扬科技有限公司 螺钉组件
CN113294423A (zh) * 2021-06-17 2021-08-24 蒋建伟 组合式防松动紧固件

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