JP2014109182A - 吊り式防護柵 - Google Patents

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Abstract


【課題】 積雪が多い場所にも好適に適用可能な吊り式防護柵を提供する。
【解決手段】斜面Sに対してほぼ直角に保持される第1の支柱20と、第1の支柱20に対してその斜面谷側で鉛直上方に延びる第2の支柱30と、第1の支柱20から第2の支柱30にかけて設けられる横部材40と、斜面谷側に対する各支柱20,30の転倒を防止する転倒防止部材50と、第1の支柱20の下端に連結されると共にこの第1の支柱20を斜面上方から吊り下げて第1の支柱20及び第2の支柱30を斜面S内に保持する吊りロープ60とを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、斜面に設置される吊り式防護柵に関し、好適には雪崩予防に有効な吊り式防護柵に関する。
この種の防護柵として、例えば、柵本体の斜面山側に転倒防止部材を備えた雪崩防護柵200がある(図5参照)。
この雪崩防護柵は、斜面S上に対して直角に設けられる柵本体201と、この柵本体201の上部及び下部に連結されて柵本体201を斜面上方から吊り下げて支える据え付け用ロープ202a,202bと、柵本体201の斜面山側に於いて、この柵本体201から最寄りの地面に向かって斜めに延設された転倒防止部材203とを有し、柵本体201を斜面山側から支えることで、斜面山側に対する柵本体201の転倒を防止している。
ところで、上記構造の雪崩予防柵200において、柵本体200の転倒を回避すべく斜面山側に転倒防止部材203を設けた構造では、雪の重みによって転倒防止部材203に応力が集中する。そのため、積雪の非常に多い場所ではその溶接部分にひびや亀裂が生じる可能性も考えられる。そのため設計時には、転倒防止部材そのものの剛性のみならず、積雪量といった不確定な要素をも考慮に入れた必要以上の強度設計を余儀なくされていた。
また、上記構造の防護柵200によれば、柵本体が斜面Sに対して直角に保持されているため雪庇が形成されやすい。すなわち、図6に示すように、本来、なだらかな自然な形で斜面に降り積もる雪(図6中点線B部分)が、直角の防護柵によって堰き止められるため、その堰き止められた雪は柵本体に沿って盛り上がる(図6中矢印A方向)。したがって、その分、柵本体の間際では、柵から離れた位置よりも積雪量が多くなり、図7に示すように柵を乗り越えて雪庇Cを形成する。
したがって、従来の防護柵では、雪庇の崩落に起因した雪崩の発生を回避すべく、柵の高さを実際の積雪量よりも高くせざるを得ず、必ずしも降雪の多い場所に適した構造とはいえなかった。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたもので、雪庇の形成を抑え、積雪の多い場所でも好適に適用可能な吊り式防護柵を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、斜面に対して保持される第1の支柱と、この第1の支柱の斜面谷側に、第1の支柱に接合して設けられ、ほぼ鉛直方向の上方に延びる第2の支柱と、前記第1の支柱及び前記第2の支柱により支持されるように、これらの各支柱に沿って配置された横部材と、斜面谷側への前記各支柱の転倒を防止する転倒防止部材と、前記第1の支柱の下端に連結されると共にこの第1の支柱を斜面上方から吊り下げて斜面に保持する索体と、を備えたことを特徴とする。
このように構成された本発明では、第1の支柱及び第2の支柱により支持されるように、これらの各支柱に沿って横部材が配置されている。また、第1の支柱は斜面に対して設けられ、第2の支柱は第1の支柱に対してその斜面谷側でほぼ鉛直方向の上方に延びている。すわなち、防護柵の上部側は斜面に対してほぼ鉛直な面を形成する。
前記第1の支柱と斜面との角度は、90度から谷側方向へ30度まで、山側方向へ20度までの範囲とすることが好ましく、90度から谷側方向へ20度まで、山側方向へ10度までの範囲とすることがさらに好ましく、90度とすることがもっとも好ましい。
そのため、第1の支柱と第2支柱の全体は側面視で「くの字」状に形成される。このような構成とすれば、降雪時には、柵内に自然な形で雪が堆積し、柵内の積雪量が均一になり雪庇の形成が抑制される。
また、横部材の下部側は、斜面に積もった大量の雪を斜面に沿って均等に受け止め、その雪の重みは、積雪初期において索体及び防護柵全体を斜面下方に引き付け、本防護柵を早期に安定させる。また、仮に積雪が横部材の上部に達した場合でも、各支柱の転倒を防止する転倒防止部材によって雪の重さが受け止められるため、地表近くの索体のみで本防護柵を安定させることができる。
また、前記転倒防止部材は、前記第2の支柱から下方に延びて前記斜面まで到達する延在部である構成でもよい。
この構成では、前記転倒防止部材が、前記第2の支柱の延在上に配置されるため、第2の支柱と転倒防止部材とを一部材で製作でき、その構造の簡略化を図れる。
また、前記第1の支柱及び前記転倒防止部材が、前記斜面に対して摺動可能に設けられている構成でもよい。
この構成では、第1の支柱及び転倒防止部材が斜面に対して摺動可能に設けられているため、偏った積雪が生じた場合や突風を受けた場合等に、第1の支柱並びに転倒防止部材を斜面に固定したときに較べて、応力の集中が回避される。
また、前記第1の支柱の下端と前記転倒防止部材の下端とが連結部材によって互いに連結されている構成でもよい。
この構成では、第1の支柱の下端と前記転倒防止部材の下端とが連結部材によって連結されているため本防護柵の剛性を高めることができる。
また、前記連結部材は、前記斜面に対して摺動自在である構成でもよい。
この構成では、第1の支柱及び転倒防止部材を支える連結部材が斜面に対して摺動自在であるため、その設置時などに斜面上を滑らせながら目的の位置に防護柵を設置できる。
また、前記連結部材は、前記斜面に平置きされる板状の部材とすることが好ましい。
この構成によれば、第1の支柱及び転倒防止部材に掛かる荷重を斜面に分散すると共に、積雪初期の雪がこの連結部材上に重くのし掛かることで、本防護柵を斜面谷側に引き付け早期に安定させる。
また、前記横部材は、一定間隔を有して並設された複数の部材、一体に連続しているプレート状の部材、または網状の部材のうちのいずれか一つまたは複数からなっている構成でもよい。
ここで、一定の間隔を有して並設された複数の部材とは、第1の支柱及び第2の支柱に沿って複数の部材が一定の間隔を有して配置されていることであり、複数の部材としては、板状の部材(プレート状の部材)や角材や棒状のものなどをいう。
以上、本発明によれば、柵内の積雪量が均一であるので、雪庇の形成が抑制され、またこれにより柵の高さを積雪高さと同じ適切な高さにすることができるため、積雪の多い場所にも好適に適用可能な吊り式防護柵を提供できる。
また、本発明によれば、防護柵を吊り式としたので、防護柵を斜面に定着保持できない箇所でも、または支柱を保持できない地盤であっても、防護柵を設置することができる。また、索体を移動したり、索体の長さを調節すれば、簡単に防護柵を移設することができる。
本実施の形態に示す吊り式防護柵の正面図。 本実施の形態に示す吊り式防護柵の平面図。 本実施の形態に示す吊り式防護柵の側面図。 本実施の形態に示す吊り式防護柵の仕様変更例を示す側面図。 他の従来技術を示す側面図。 雪庇の形成原理を示す図。 雪庇の形状を示す図。
以下、本発明に係る吊り式防護柵を雪崩予防の防護柵に適用した実施の形態を説明する。
本防護柵である本吊り式防護柵1は、斜面Sに対して、例えば直角に保持される第1の支柱20と、第1の支柱20に対してその斜面谷側で鉛直方向上方に延びる第2の支柱30とを備える、これらの第1の支柱20と第2支柱30により、側面視で「くの字」状の部分が形成される。また、防護柵1は、これらの第1の支柱20及び第2の支柱30により支持されるように、これらの各支柱に沿って配置された横部材40と、斜面谷側に対する各支柱20,30の転倒を防止する転倒防止部材50と、第1の支柱20の下端に連結されると共にこの第1の支柱20を斜面上方から吊り下げて第1の支柱20及び第2の支柱30を斜面Sに保持する索体である吊りロープ60とを備えている。
第1の支柱20及び第2の支柱30は、例えば、亜鉛メッキが施されたH形鋼等の剛性を有する部材からなり、斜面幅方向に間隔を空けてそれぞれ一本ずつ設けられている。
始めに、第2の支柱30について説明する。第2の支柱30は、斜面Sに向かって一直線に延び、その下側約半分は転倒防止部材50として機能する。すなわち、前記転倒防止部材50は、前記第2の支柱から鉛直方向下方に延びて前記斜面まで到達する延在部であり、本実施の形態では、第2の支柱30と転倒防止部材50とを一本の鋼材で構成されている。なお、以下の説明では、断りのない限り、この転倒防止部材50を兼ねた図2及び図3中のH形鋼材30aを第2の支柱30と称する。
一方、第1の支柱20は、上記転倒防止部材50を兼ねた第2の支柱30よりも短く、その先端部分は第2の支柱30の中間部分若しくはそれよりもやや低い位置に溶接固定されている。すなわち、第2の支柱30において、第1の支柱20が溶接固定される箇所よりも低い箇所が転倒防止部材50として機能する。
なお、好適には、第2の支柱30の高さに対して、その下端から30%〜50%の範囲で第1の支柱20を連結するとよい。
また、第1の支柱20及び第2の支柱30の下端には、連結部材である板状(そり状)の連結プレート70が設けられ、第1の支柱20及び第2の支柱30は、この連結プレート70を介して共に連結されている。また、連結プレート70の谷側先端部分は反り返っており、斜面Sに引っ掛かることなく斜面S上を滑動することができるようになっている。
すなわち、第1の支柱20及び第2の支柱30は斜面Sに固定されておらず、連結プレート70を介して斜面S上に設置されている。
また、連結プレート70の幅は第1の支柱20及び第2の支柱30よりも幅広で、各支柱20,30に掛かる力を斜面Sに分散すると共に、積雪初期の雪がこの連結プレート70上に重くのし掛かることで、本吊り式防護柵1を斜面S側に押し付ける機能を有する。
また、第2の支柱30においてその斜面谷側に補強用のブレース43を組み付けた後、各支柱20,30に横部材40を組み付ける。
横部材40は、複数本の鋼管41で構成され、第1の支柱20の下端から第2の支柱30の上端にかけて、その斜面山側から水平に且つ多段に組み付けられている。なお、図中、符号42は、鋼管41を支柱20,30に固定するための取付けボルトである。
また、第1の支柱20の下端には、それぞれ吊りロープ60を連結するためのプレート21が溶接されている。また、これらプレート21に吊りロープ60が連結されている。吊りロープ60の他端は、斜面上方に固定されたアンカー61に連結されており、アンカー61及び吊りロープ60によって、本吊り式防護柵1が斜面中腹に吊り下げられて保持される。
なお、上記した本吊り式防護柵1の施工例を説明すると、まず、滑車とロープを使用した輸送装置にそりを取り付けて施工場所に資材を搬入する。続いて、アンカー61の固定側端部を地盤に固定すると共に、他端をワイヤクリップ及びシンブルを用いてアイ加工する。なお、ロープ端の加工は巻き付けグリップ等を用いて加工してもよい。
続いて、柵位置の決定後、吊りロープ60を所望の長さで切断し、その両端部にアイ加工を施す。また、この吊りロープ60をアンカー61並びに第1の支柱20のプレート21に連結して本吊り式防護柵1を斜面Sに吊り下ろす。そして、第2の支柱30,30を設置した後、ブレース43を第2の支柱30,30間に組み付け、横部材40としての鋼管41を、取付けボルト42を用いて第1の支柱20及び第2の支柱30に組み付け施工を終える。
続いて、本吊り式防護柵1に対する積雪の様子を積雪初期から順に説明する。
積雪初期では、横部材40の下部側に雪が堆積する。横部材40の下部側は斜面Sに対して直角に保持されているため、斜面Sに積もった大量の雪は斜面Sに沿って広く均等に受け止められる。また、このときの雪がやがて圧密(圧塊)状態になり、この密度が高く重い雪の固まりが第1の支柱20,第2の支柱30の下端や連結プレート70上に重くのし掛かり、吊りロープ60及び防護柵全体を斜面下方に引き寄せて、早々に本吊り式防護柵1の姿勢を安定させる。
また、降雪が進み、積雪高が第2の支柱30を越える高さに達すると雪庇が形成され易くなるが、本吊り式防護柵1では、第2の支柱30によって横部材40の上部側が斜面Sに対して鉛直に保持されているため、防護柵1の下部から上部にかけて自然な形で雪が堆積する。よって、柵内の積雪量が均一になり雪庇の形成が抑制される。
また、積雪高が高くなるにつれて、本吊り式防護柵1を斜面谷側に押し倒そうとする力が強くなるが、この力は第2の支柱30の下方に設けられた柱状の転倒防止部材50によって受け止められるため、第2の支柱30を超える積雪時にも本吊り式防護柵1の姿勢は安定して維持される。
このように本実施の形態に示す本吊り式防護柵1では、その下部から上部にかけて自然な形で雪が堆積する。このため柵内の積雪量が均一になり、雪庇が成長しづらい。よって、柵高を積雪高さと同じ適切な高さにできる。また、積雪初期の雪の重みを積極的に利用して本吊り式防護柵1の姿勢を早期に安定させると共に、積雪後期には、降り積もった雪の重みを斜面谷側に設けられた転倒防止部材50によって受け止める。したがって、地表近くの吊りロープ60のみで防護柵全体を安定して支えることができるため、防護柵の転倒要因である柵上部(横部材上部)の吊りロープを排除できる。このように本実施の形態に示す本吊り式防護柵1では、その柵高を積雪量に見合った適切な高さに設定でき、また、上部側吊りロープも排除できるため、雪の多い場所でもその高い設置安定性が得られる。
また、本吊り式防護柵1では、雪庇が形成されにくく、雪庇の除去作業も不要若しくはその頻度を減らすことができる。
また、雪庇の崩落による二次災害の発生も予防でき、この点でも設置上有利である。
なお、上記した実施の形態はあくまでも一例であり、その詳細は、各種仕様に応じて変更可能である。
例えば、上記した実施の形態では、横部材40として複数本の鋼管41を水平に且つ多段に組み付けたが、前記鋼管41に換えて、中実のものまたは中空のものであってもよいが、防護柵の軽量化を図る点で、中空の鋼管が好ましい。また、一体に連続しているプレート状のものとは、一枚の板(プレート)または複数の板(プレート) を間隔をあけることなく結合したものであり、さらに網状のものとはメッシュや菱形金網や繊維からなるネット状のもの等をいう。横部材はH型鋼も可能である。また、好ましくは、横部材である一定の間隔を有して並設された複数の部材において、最上段の部材は板状の部材を鉛直に設置したので、頂部の面積が狭く、積雪を抑制することができる。また、その上縁を斜面山側に反らせることで、雪庇抑制効果を一層高めることができる。
本実施の形態では、横部材40に対してその左右に一組ずつ第1の支柱20,第2の支柱30を設けたが、左右及び中央、また、中央に設けた支柱のみで横部材を支えるようにしてもよい。また、支柱の本数も4本、5本と各種仕様に合わせて変更できる。また、本実施の形態では、第1の支柱20及び第2の支柱30をH形鋼材としたが、あくまでも一例であり、その形状、材質等も選択可能である。
本実施の形態では、図3に示すように、斜面Sにアンカー61を打設したが、アンカー61の打設場所は、斜面のみならず斜面上方の水平であってもよく、その場所は問わない。好適には、斜面が岩や岩盤の場合には、岩用のアンカーを用意して斜面にアンカーを打ち込む(図3参照)。また、斜面が土砂や砂礫の場合には、土砂用のアンカーを用意して斜面上方の水平部分にアンカーを打ち込むとよい(図4参照)。このように上記した施工方法はあくまでも一例であり、その時々の状況に応じて適切な施工方法を採用できる。
本実施の形態では、第2の支柱30と転倒防止部材50とを一体に設けたが、転倒防止部材50は、斜面谷側に対する第1の支柱20,第2の支柱30の転倒を防止し得る位置に設けられていれば良く、その形状や設置位置も変更可能である。また、本実施の形態では、第1の支柱20と転倒防止部材50とをそり状の連結プレート70で連結したが、パイプ状の補強材で連結することもできる。
本実施の形態では、第1の支柱20と第2の支柱30とを別部材で構成したが、例えば、第1の支柱20と第2の支柱30とを1本の構造体とし、その斜面谷側に別途転倒防止部材50を設けるようにしてもよい。
本吊り式防護柵1は、上記した雪崩予防柵としての用途のみならず、土砂や砂礫、落石等の防護柵としても利用可能である。
1 吊り式防護柵
20 第1の支柱
21 吊りロープ連結用のプレート
30 第2の支柱
30a H形鋼材
40 横部材
41 鋼管
42 取付けボルト
43 ブレース
50 転倒防止部材
60 吊りロープ
61 アンカー
70 連結プレート
200 雪崩防護柵
201 柵本体
202a 上部の据え付け用ロープ
202b 下部の据え付け用ロープ
203 転倒防止部材
C 雪庇
S 斜面

Claims (7)

  1. 斜面に対して保持される第1の支柱と、
    この第1の支柱の斜面谷側に、第1の支柱に接合して設けられ、ほぼ鉛直方向の上方に延びる第2の支柱と、
    前記第1の支柱及び前記第2の支柱により支持されるように、これらの各支柱に沿って配置された横部材と、
    斜面谷側への前記各支柱の転倒を防止する転倒防止部材と、
    前記第1の支柱の下端に連結されると共にこの第1の支柱を斜面上方から吊り下げて斜面に保持する索体と、
    を備えたことを特徴とする吊り式防護柵。
  2. 前記転倒防止部材は、前記第2の支柱から下方に延びて前記斜面まで到達する延在部であることを特徴とする請求項1に記載の吊り式防護柵。
  3. 前記第1の支柱及び前記転倒防止部材が、前記斜面に対して摺動可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載の吊り式防護柵。
  4. 前記第1の支柱の下端と前記転倒防止部材の下端とが連結部材によって互いに連結されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の吊り式防護柵。
  5. 前記連結部材は、前記斜面に対して摺動自在であることを特徴とする請求項4に記載の吊り式防護柵。
  6. 前記連結部材は、前記斜面に平置きされる板状の部材であることを特徴とする請求項4又は5に記載の吊り式防護柵。
  7. 前記横部材は、一定間隔を有して並設された複数の部材、一体に連続しているプレート状の部材、または網状の部材のうちのいずれか一つまたは複数からなっていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の吊り式防護柵。
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