JP2014108372A - 水浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水に浮かぶ異物を除去するとともに、さらに効果的に水を浄化する水浄化装置を提供する。
【解決手段】水浄化装置100において、筐体10は、水面Lに浮遊するための浮力を有し、水の吸込口及び吐出口22が設けられる。水流発生手段は、吸込口から吸い込み、吐出口22から吐き出す水の流れを発生させる。フィルタ40は、吸込口と吐出口22との間に設けられる。発光素子64は、吸込口と吐出口22との間に設けられ、フィルタ40を通過する水に紫外光を照射する。水面Lに浮遊した状態から水中に潜水した状態へと移行する潜水手段として、潜舵80が設けられる。底部32に設けられる下側吸込口36と、側面部16であって浮遊状態における水面位置に設けられる上側吸込口20が設けられてもよい。
【選択図】図3

Description

本発明は、貯留水の浄化装置に関し、特に、異物を除去して水を浄化する装置に関する。
一番風呂は気持ちのいいもので、きれいに清掃された浴槽に張られた湯は格別であるが、家庭の風呂では一度張った湯を複数の入浴者が順次利用することがあり、入浴によって風呂の湯に垢や石鹸かすなどが浮遊した状態となってしまう。そのような状態は次の入浴者にとって不快であるため、水面近くの湯をすくって浮遊物を除去したくなるが、浮遊物をきれいに除去するには手間がかかる。一度水を抜いて浴槽を清掃し再度湯を張れば気持ちのいい風呂を満喫できるが、1日に何度も湯を張り替えると、風呂を沸かすのに時間がかかるし、水道代や光熱費が余計にかかり経済的に好ましくない。
湯を張り替えることなく複数回にわたって風呂を快適に利用できるようにする装置として、例えば、風呂に浮かべた装置がポンプで風呂水を吸い込み、その風呂水をフィルタで濾しとることで、浮遊する異物を自動的に除去する装置が挙げられる(特許文献1、2参照)。
特開平8−182637号公報 特開2001−224915号公報
近年では、いつでも風呂を利用できるよう浴槽に張った湯の温度を一定に保つ機能を有する風呂があり便利であるが、入浴に適した湯温ではレジオネラ菌などの雑菌が繁殖しやすく、雑菌の繁殖により入浴者に悪影響を与えるおそれがある。したがって、湯を張り替えることなく風呂を快適に利用できるようにするには、浮遊する異物を除去するだけでなく、風呂に溜められた水を殺菌できることが望ましい。また、浮遊する異物を除去するだけでなく、水中に漂う異物や底に沈んだ異物を効率的に除去できることが望ましい。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、水に浮かぶ異物を除去するとともに、さらに効果的に水を浄化する水浄化装置の提供にある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の水浄化装置は、水面に浮遊するための浮力を有し、水の吸込口及び吐出口が設けられる筐体と、吸込口から吸い込み、吐出口から吐き出す水の流れを発生させる水流発生手段と、吸込口と吐出口との間に設けられるフィルタと、吸込口と吐出口との間に設けられ、紫外光を発する発光素子と、を備える。
上記態様の水浄化装置によれば、水面近くに浮遊した状態で吸い込んだ水をフィルタに通すことで水に含まれる異物を回収して除去するとともに、フィルタを通過する水に紫外光を照射して殺菌処理を施して、水を浄化することができる。
上記態様の水浄化装置において、発光素子は、フィルタを通過する水に紫外光を照射してもよい。
上記態様の水浄化装置において、発光素子は、波長250nm以上290nm未満の波長帯域に含まれる紫外光を発する発光ダイオードであってもよい。
上記態様の水浄化装置において、水面に浮遊した状態から水中に潜水した状態へと移行するための潜水手段をさらに備えてもよい。
本発明の別の態様の水浄化装置は、水面に浮遊するための浮力を有し、水の吸込口及び吐出口が設けられる筐体と、吸込口から吸い込み、吐出口から吐き出す水の流れを発生させる水流発生手段と、吸込口と吐出口との間に設けられるフィルタと、水面に浮遊した状態から水中に潜水した状態へと移行するための潜水手段と、を備える。
上記態様の水浄化装置によれば、水面近くに浮遊した状態で吸い込んだ水をフィルタに通すことで水に含まれる異物を回収して除去するとともに、水中に潜水した状態で水をフィルタに通すことで、水中に漂う異物や、底にたまった異物を効率的に除去して水を浄化することができる。
上記態様の水浄化装置において、潜水手段として、潜舵を備えてもよい。
上記態様の水浄化装置において、筐体の底部に設けられる第1吸込口と、筐体の側面部であって、浮遊状態における水面位置に設けられる第2吸込口と、を備えてもよい。
上記態様の水浄化装置において、吐出口から吐出される水流により水面または水中を移動してもよい。
本発明の水浄化装置によれば、水に浮かぶ異物を除去するとともに、さらに効果的に水を浄化することができる。
実施形態に係る水浄化装置を示す図である。 上面から見た水浄化装置を示す図である。 水浄化装置の内部構成を示す図である。 水浄化装置の動作の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る水浄化装置100を示す。水浄化装置100は、スイッチ90を押下して風呂の水面Lに浮かべると、筐体10に設けられる上側吸込口20及び下側吸込口36から水を吸い込み、内部に備えたフィルタで異物を除去するとともに、吸い込んだ水に紫外光を照射することで殺菌処理を施した水を吐出口22から吐き出す。水浄化装置100は、吐出口22から吐出する水流を利用して風呂の水面上をX1方向に動くことにより、風呂に浮かぶ異物を回収除去しながら紫外光照射により殺菌して風呂の水を浄化する。また、水浄化装置100は、潜水手段として潜舵80を備え、潜舵80を潜舵軸82を中心に傾けることでX2方向に進んで水中Wに潜水し、水中に漂う異物や風呂の底に沈んだ異物を回収除去しながら紫外光照射による殺菌処理を施す。
図2は、上面から見た水浄化装置100を示し、図3は、水浄化装置100の内部構成を示す。水浄化装置100は、筐体10を備え、筐体10の内部に設けられるインペラ60、発光素子64、モータ72、電源部74、制御部76、ソレノイド84を備える。また、水浄化装置100は、筐体10の外側に設けられる潜舵80と、スイッチ90と、電極部92を備える。
筐体10の内部は、上側吸込口20または下側吸込口36を通じて水が吸い込まれる吸入室50と、水流発生手段であるインペラ60を備えるポンプ室52と、ポンプ室52から水が吐出される吐出室54に区分けされる。また、筐体10の内部には、インペラ60などの動作を制御する制御部76などが格納される制御室70が設けられる。
筐体10は、樹脂などにより成型される上側筐体12と下側筐体30により構成され、上側筐体12に対して下側筐体30を取り外すことにより、筐体10の内部に設けられるフィルタ40の清掃や交換を容易にする。
上側筐体12は、中板14と、側面部16と、上面部24と、仕切板26と、保持部42を備える。中板14は、水浄化装置100を水面L近くに浮かべた際に、水面Lと略平行となる略円板状の部材である。中板14の一方の面に上面部24が取り付けられ、他方の面に側面部16及び仕切板26が取り付けられる。
上面部24は、椀型形状の部材であり、上面部24の縁部24aは、中板14の一面に密着して固定される。上面部24の頂部には、スイッチ90と、後述する電極部92が取り付けられる。上面部24は、中板14との間の領域に内部に水が侵入しない防水構造をとる制御室70を形成するとともに、制御室70の空間により筐体10が水面近くに浮遊するための浮力を生じさせる。
側面部16は、円筒形状の部材であり、その一端は中板14の一面に固定され、他端には下側筐体30と接続するためのネジ切りが施された周端部18が設けられる。側面部16には、吸入室50に水を吸い込むための上側吸込口20と、吐出室54に吐き出された水を外部に排出するための吐出口22が設けられる。
上側吸込口20は、側面部16に複数設けられる矩形の開口であり、吐出口22が設けられる位置を除いて、側面部16の周方向に均等に5個配置される。上側吸込口20は、水浄化装置100が水面Lに浮遊した際に、水面上に浮遊する異物を効率よく回収できるよう水面Lと重なる位置に設けられる。なお、上側吸込口20の個数や開口の大きさは、水流発生手段による水の吸い込み能力に応じて定めることが望ましく、水流発生手段を作動させたときに水面に浮遊する異物を吸い込める強さの水流が発生するように適宜調整することが望ましい。例えば、水浄化装置100を小型化するために小型の水流発生手段を用いた場合には、上側吸込口20における水流が一定以上の強さとなるように上側吸込口20の個数を減らしたり、開口の大きさを小さくすることが望ましい。
吐出口22は、側面部16に1個設けられる矩形の開口である。吐出口22は、吐出される破線矢印の方向の水流により、破線の矢印の方向と逆向きに水浄化装置100を移動させる移動手段として用いられる。なお、吐出口22は、図2に示すように、水浄化装置100の中心を通る中心軸Cに対して、所定の角度θだけ傾いた向きに水を吐き出すよう形成されることが望ましい。吐出口22の向きを傾けることで、水浄化装置100は、ゆるやかな円弧を描くように移動することができ、浄化する浴槽の水面や水中をくまなく動き回ることができる。また、吐出口22に方向舵を設けて吐出口22から吐出される水流に角度を付けてもよく、方向舵の角度を可変にすることで水流の方向を変化できるようにしてもよい。
仕切板26は、側面部16よりも径の小さい円筒形状の部材であり、その一端26aは中板14の一面に固定され、その他端26bにはフィルタ40が保持される保持部42が設けられる。仕切板26には、吐出口22が設けられる位置に対応して連通孔28が設けられ、連通孔28と吐出口22を接続する吐出室54を囲うように連通部56が設けられる。
保持部42は、仕切板26の断面に対応した形状を有する円板部材であり、仕切板26の他端26bに固定される。保持部42は、フィルタ40を保持するとともに、吸入室50とポンプ室52を区切る。保持部42の中央には、吸入室50の水をポンプ室52に吸入するための吸入口44が設けられる。また、保持部42には、フィルタ40と保持部42の間を所定の間隔に保つ放射状に延びるリブ43が設けられる。なお、保持部42はフィルタ40を容易に取り外し及び装着ができることが望ましく、例えば、ワンタッチでフィルタ40を交換可能な構造であることが望ましい。
下側筐体30は、底部32と、接続部34を備える。底部32は、中板14と同様に略円板状の部材であり、複数の下側吸込口36が設けられる。接続部34は、底部32の円周部から底部32に垂直な方向に延びる部材であり、上側筐体12の周端部18と接続するためのネジ切り構造が設けられる。これにより、上側筐体12に取り付けられた下側筐体30は、上側筐体12に対して下側筐体30を回転させて取り外すことができる。
下側吸込口36は、底部32に複数設けられる矩形の開口であり、上側吸込口20と同様、筐体10の外側の水を吸入室50に吸い込むために設けられる。下側吸込口36は、水浄化装置100が水中に潜水し浴槽の底付近に達した場合に、底に沈んだ異物を効率よく回収できるよう下側筐体30の底部32に設けられる。なお、下側吸込口36の個数や開口の大きさは、上側吸込口20と同様、水流発生手段による水の吸い込み能力に応じて定めることが望ましい。
フィルタ40は、保持部42に着脱可能に固定され、吸入室50からポンプ室52へ通過する水に含まれる異物をこしとる。フィルタ40は、髪の毛や垢、石鹸かすなどを除去できる程度に目の細かいメッシュ状のシートや、不織布シートなどにより構成される。なおフィルタ40として、大小様々な異物を除去できるよう、目の細かさが異なる複数のメッシュ状シートを組み合わせて用いてもよいし、微小な異物を除去できるよう活性炭層を用いてもよい。
インペラ60は、ポンプ室52の内部に設けられており、後述するモータ72を駆動させることで回転軸62を中心に回転する。インペラ60は、回転に伴い中心の液体を外へ排出する構造を有しており、インペラ60を回転させると吸入口44を通ってポンプ室52の中心に入った水は、外側の連通孔28から排出されることとなる。これにより、インペラ60は、上側吸込口20及び下側吸込口36から水を吸いこみ、吐出口22から吐き出す水の流れを発生させる水流発生手段として機能する。
発光素子64は、ポンプ室52の内部に複数設けられ、仕切板26に固定される。発光素子64は、制御部76と電気的に接続されており、制御部76を介して後述する電源部74から供給される電力により紫外光を発する。発光素子64は、中心波長又はピーク波長が約200nm〜360nmの波長帯域に含まれる紫外光を照射するLED(Light Emitting Diode)であり、このようなLEDとして、窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)を用いたものが知られている。なお、殺菌効果を高めるためには、波長が250nm〜290nmの範囲に含まれ、特に260nm付近の殺菌線と呼ばれる紫外光を発するものを選択することが望ましい。これにより、発光素子64は、フィルタ40を通過して異物が除去されたポンプ室52の内部の水に紫外光を照射して殺菌処理を施す。発光素子64は、筐体10の内部に設けられ、発光素子64が発する紫外光が筐体10の外部に漏れ出さないように配慮される。
モータ72は、制御部76を介して電源部74から供給される電力によりインペラ60を回転させる駆動部であり、例えば直流モータである。電源部74は、発光素子64やモータ72に供給する電力を蓄える電池であり、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池などの蓄電池である。電源部74は、上側筐体12に設けられる電極部92と電気的に接続されており、電極部92に接続される外部電源から電力供給を受けることで充電する。
制御部76は、発光素子64やモータ72と電気的に接続されており、これらの動作を制御する。制御部76は、タイマーを内蔵しており、予め設定された時間を経過した場合に、これらの動作を開始したり停止したりする。また、制御部76は、水浄化装置100の作動状態に応じて、後述するスイッチ90に組み込まれるLEDの発光を制御する。
潜舵80は、潜舵軸82を介して筐体10の外側に設けられる。潜舵軸82には、ソレノイド84が接続されており、制御部76からの制御信号に基づいてソレノイド84を作動させて潜舵80の角度を変化させる。潜舵80は、水浄化装置100を水面に浮遊させて動作させる場合には、水面Lと平行となる角度とし、水浄化装置100を水中に潜水させて動作させる場合には、水面Lと所定の角度となるように傾ける。潜舵80を水面Lに対して傾けることで、水流により潜舵80に下向き方向の力が加わわるようにし、水浄化装置100を潜水させる。なお潜舵80は、水浄化装置100を潜水させるために所定の角度に傾いた状態から元の角度に戻ることによって、水浄化装置100を潜水状態から浮遊状態に移行させる。
スイッチ90は、制御部76に電気的に接続され、スイッチ90を押下することで水浄化装置100を作動または停止させる。スイッチ90の内部には、赤色や緑色に光るLEDが表示部として組み込まれ、水浄化装置100が作動している間は緑色に点灯し、水の浄化処理が完了した場合には消灯することにより、水浄化装置100の作動状態を示す。なお、表示部は、電源部の電池残量が少ないときに赤色で点滅して、充電が必要であることを示してもよい。
以上の構成による水浄化装置100の動作を説明する。
図4は、水浄化装置100の動作の流れを示すフローチャートである。スイッチ90が押下された場合(S10のY)、モータ72を動作させてインペラ60を回転させることにより水流を発生させ(S12)、発光素子64を点灯することで紫外光の照射を開始する(S14)。スイッチ90が押下されない場合(S10のN)、動作を開始しない。その後、所定時間が経過するまでは(S16のN)、潜舵80を水平に保ち水面付近に浮遊して動作し、第1の時間が経過した場合(S16のY)、制御部76はソレノイド84を作動させて潜舵80を傾け、潜水を開始する(S18)。その後、さらに所定時間が経過するまでは(S20のN)、潜水した状態で動作を継続し、所定時間が経過した場合(S20のY)、潜舵80を水平に戻して水面に浮上させ(S22)、モータ72の動作および発光素子64の点灯を停止させる(S24)。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
実施形態に係る水浄化装置100は、潜水手段として潜舵を備えるが、浮力調整を行うためのメインタンクを備えてもよい。水面に浮遊して動作する場合には、メインタンクの内部に空気を入れることで筐体10が所定の浮力を有することとし、水中に潜水して動作する場合には、メインタンクの内部に水を採り込むことで浮力が低下するように調整する。なお、浮力調整用のメインタンクとは別に圧縮空気を蓄えるのサブタンクと圧縮空気を生成するコンプレッサを備え、水面に浮遊している場合にサブタンク蓄えた圧縮空気を潜水時のメインタンクに注入して浮力を上昇させ、潜水状態から浮遊状態に自動的に移行できるようにしてもよい。
また、水浄化装置100は、潜水手段として水面に浮遊した状態を維持する親機と、親機から分離して水中に潜水する子機により構成されてもよい。子機は、水の吸込口及び吐出口と、水流発生手段と、フィルタと、紫外光を照射する発光素子とを備え、浮遊状態または潜水状態において水面上または水中の異物を除去するとともに紫外光照射により殺菌処理を施す。親機は、子機と接続される巻き取り可能なワイヤを備え、子機を潜水状態で動作させる場合にはワイヤを引き延ばして子機を潜水状態とさせ、子機を浮遊状態で動作させる場合にはワイヤを巻き取ることで水中から引き上げて水面に浮上させる。
また、水浄化装置100は、風呂の浄化以外にも、プールや池の浄化に用いてもよい。例えば、家庭用浴槽向けの水浄化装置100と比較して装置を大型化することにより、公衆浴場や、宿泊施設や介護施設などの風呂に利用したり、水族館の大型水槽や養殖池、生簀の浄化に利用してもよい。一方で、装置を小型化することで観賞用の魚を泳がせる小型の水槽の浄化に利用してもよい。
水浄化装置100を屋外で動作させる場合には、水浄化装置100の上面部24に電源部74として太陽電池を設けることで、太陽光により発電した電力をモータ72や発光素子64を作動させるために用いてもよい。
また、水浄化装置100は、水浄化装置100が移動した軌跡を記憶する記憶部をさらに備え、記憶部が記憶した軌跡情報をもとに浄化する箇所に偏りが生じないように水浄化装置100の移動方向を制御してもよい。特に、プールや池など貯留される水の容積が大きい場合に広い領域をくまなく浄化することができるため、より効率よく水を浄化することができる。
水浄化装置100が備える上側吸込口20、下側吸込口36、吐出口22の形状として矩形の開口である場合を示したが、これらの開口の形状は矩形に限らず、円形や多角形などその他の形状としてもよい。
水浄化装置100の筐体10は、水中を移動する際の抵抗を低減させるため流線型の形状してもよい。また、観賞用の水槽等に用いる場合には、常時稼働させても違和感がないよう水槽を泳ぐ魚の形状に模してもよい。
なお、水浄化装置100は、発光素子64を備えない構成としてもよい。この場合、水浄化装置100が潜水手段を備えることにより、水面近くに浮遊した状態で水面に浮かぶ異物を回収して除去するのみならず、水中に漂う異物や、底にたまった異物を効率的に除去して水を浄化することができる。
10…筐体、16…側面部、20…上側吸込口、22…吐出口、32…底部、36…下側吸込口、40…フィルタ、64…発光素子、80…潜舵、100…水浄化装置、L…水面、W…水中。

Claims (8)

  1. 水面に浮遊するための浮力を有し、水の吸込口及び吐出口が設けられる筐体と、
    前記吸込口から吸い込み、前記吐出口から吐き出す水の流れを発生させる水流発生手段と、
    前記吸込口と前記吐出口との間に設けられるフィルタと、
    前記吸込口と前記吐出口との間に設けられ、紫外光を発する発光素子と、
    を備えることを特徴とする水浄化装置。
  2. 前記発光素子は、前記フィルタを通過する水に紫外光を照射することを特徴とする請求項1に記載の水浄化装置。
  3. 前記発光素子は、波長250nm以上290nm未満の波長帯域に含まれる紫外光を発する発光ダイオードであることを特徴とする請求項1または2に記載の水浄化装置。
  4. 水面に浮遊した状態から水中に潜水した状態へと移行するための潜水手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の水浄化装置。
  5. 水面に浮遊するための浮力を有し、水の吸込口及び吐出口が設けられる筐体と、
    前記吸込口から吸い込み、前記吐出口から吐き出す水の流れを発生させる水流発生手段と、
    前記吸込口と前記吐出口との間に設けられるフィルタと、
    水面に浮遊した状態から水中に潜水した状態へと移行するための潜水手段と、
    を備えることを特徴とする水浄化装置。
  6. 前記潜水手段として、潜舵を備えることを特徴とする請求項4または5に記載の水浄化装置。
  7. 前記筐体の底部に設けられる第1吸込口と、前記筐体の側面部であって、浮遊状態における水面位置に設けられる第2吸込口と、を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の水浄化装置。
  8. 前記吐出口から吐出される水流により水面または水中を移動することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の水浄化装置。
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