JP2014108345A - パンクチャーニードル鉗子 - Google Patents
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Abstract
【課題】多数の筋膜の重ね合わせによる重層構造の腹壁に容易に刺入できる、トロカール機能を具備した、内視鏡下外科手術用の手術創の小さい、パンクチャーニードル鉗子を提供することを目的とする。
【解決手段】ハンドル部1から伸長した小径シャフト2と、小径シャフト2の先端に把持部3を有する、小径鉗子において、先端把持部3を包護する位置に係止するトロカール4を配し、該トロカール4は先端把持部3を包護する位置に係止する構造を配し、且つ、係止位置5からハンドル部間の小径シャフトを自由に滑合するとともに、ハンドル部の近傍、もしくは端把持部を包護する係止位置からハンドル部間の任意位置に押止釦6により、押止できる。また、トロカール4の大径部には、腹壁等に結糸等で結合できる溝7を有している。前記、ハンドル部1から伸長した小径シャフト2と、シャフトの先端に把持部3を有する、小径鉗子にトロカール4を具設し、腹腔内へ直接刺挿入、もしくは、一度抜去した鉗子を同じ穿孔に再刺挿入を可能としている。
【選択図】図1
【解決手段】ハンドル部1から伸長した小径シャフト2と、小径シャフト2の先端に把持部3を有する、小径鉗子において、先端把持部3を包護する位置に係止するトロカール4を配し、該トロカール4は先端把持部3を包護する位置に係止する構造を配し、且つ、係止位置5からハンドル部間の小径シャフトを自由に滑合するとともに、ハンドル部の近傍、もしくは端把持部を包護する係止位置からハンドル部間の任意位置に押止釦6により、押止できる。また、トロカール4の大径部には、腹壁等に結糸等で結合できる溝7を有している。前記、ハンドル部1から伸長した小径シャフト2と、シャフトの先端に把持部3を有する、小径鉗子にトロカール4を具設し、腹腔内へ直接刺挿入、もしくは、一度抜去した鉗子を同じ穿孔に再刺挿入を可能としている。
【選択図】図1
Description
本発明は内視鏡下において、生体内組織の処置を行う内視鏡下外科手術用鉗子に関する。
胆のう摘出術などの腹腔鏡下手術に代表される内視鏡下手術は、体表に複数個小さな穴を開け、それに取りつけられたトロカールを介して観察用内視鏡および長鉗子等の術具を挿入し、観察および処置を行うことで開腹を必要とせず、患者に与える負担を軽減できる低侵襲な手術である。
以上の従来技術では、長鉗子や小径鉗子等の挿入には、トロカールを介して挿入しなければならないが、トロカールの大きさと鉗子の大きさとを整合する必要があるため、使用する鉗子は、トロカールの大きさや内径等に制約される事により、複数個のトロカールと鉗子が必要とされるため、多種多様なトロカールや鉗子が開発されている。
取り分け細径鉗子にあたっては、腹壁との摩擦が少ないため容易に腹壁から操作中に腹壁内に鉗子が一部残存する状態まで拔去されてしまう。頻回に発生する腹壁中間部まで不慮に抜去されてしまった鉗子は、腹壁が多数の筋膜の重ね合わせによる重層構造のため、一度抜去された鉗子を同じ穿孔部に刺入することが困難である。
さらに、頻回に発生する腹壁中間部まで不慮に抜去されてしまった鉗子は、腹壁が多数の筋膜の重ね合わせによる重層構造のため、一度抜去した鉗子を同じ穿孔部の腹壁が多数の筋膜の重ね合わせによる重層構造の刺入ルートを盲目的に探す長い手術時間の延長が予想される。
このような課題に対して、多数の筋膜の重ね合わせによる重層構造の腹壁に容易に刺入できる、トロカール機能を具備した、内視鏡下外科手術において手術創の小さい、パンクチャーニードル鉗子を提供するものである。
本発明では、ハンドル部から伸長した小径シャフトと、シャフトの先端に把持部を有する、小径鉗子において、先端把持部を包護する位置に係止するトロカールを配し、該トロカールは先端把持部を包護する位置に係止する構造を配し、且つ、係止位置からハンドル部間の小径シャフトを自由に滑合するとともに、ハンドル部の近傍、もしくは端把持部を包護する係止位置からハンドル部間の任意位置に押止できる。また、トロカールの大径部には、腹壁等に結糸等で結合できる溝を有している。前記、ハンドル部から伸長した小径シャフトと、シャフトの先端に把持部を有する、小径鉗子にトロカールを具設し、腹腔内へ直接刺挿入、もしくは、一度抜去した鉗子を同じ穿孔に再刺挿入を可能としたことを特徴とする、パンクチャーニードル鉗子を提案する。
また本発明では、上記構成において、パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールは、前記鉗子の先端把持部を包護する位置に係止する構造を配したことを特徴とする,パンクチャーニードル鉗子を提案する。
また本発では、上記構成において、パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールは、前記鉗子の先端把持部を包護できる係止位置からハンドル間の任意位置に押止することができることを特徴とする、パンクチャーニードル鉗子を提案する。
また本発明では、上記構成において、パンクチャーニードル鉗子に具設したトラカールの大径部には、腹壁等に結糸等で具設したトロカールを結合できる溝を有していることを特徴とする、パンクチャーニードル鉗子を提案する。
上述した請求項1〜4に記載のパンクチャーニードル鉗子では、ハンドル部から伸長した小径シャフトと、シャフトの先端に把持部を有する、小径鉗子において、先端把持部を包護する位置に係止するトロカールを配し、該トロカールは先端把持部を包護する位置に係止する構造を配し、且つ、係止位置からハンドル部間の小径シャフトを自由に滑合するとともに、ハンドル部の近傍、もしくは端把持部を包護する係止位置からハンドル部間の任意位置に押止できる。また、トロカールの大径部には、腹壁等に結糸等で結合できる溝を有している。前記、ハンドル部から伸長した小径シャフトと、シャフトの先端に把持部を有する、小径鉗子にトロカールを具設し、腹腔内へ直接刺挿入、もしくは、一度抜去した鉗子を同じ穿孔に再刺挿入を可能としている。
また、パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールは、前記鉗子の先端把持部を包護する位置に係止する構造を配し、前記鉗子の先端把持部を包護する位置に係止できる。
また、パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールは、前記鉗子の先端把持部を包護できる係止位置からハンドル間の任意位置に押止することができる
また、パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールの大径部には、腹壁等に結糸等で具設したトロカールを結合できる溝を有している。
以下本発明のパンクチャーニードル鉗子の一実施形態について、図1から図4を参照しながら説明する。図1と図2は、本発明のパンクチャーニードル鉗子の構成要素を示す図であり、ハンドル部1から伸長した小径シャフト2と、小径シャフト2の先端に把持部3を有する、小径鉗子において、先端把持部3を包護する位置に係止するトロカール4を配し、該トロカール4は先端把持部3を包護する位置に係止する構造を配し、且つ、係止位置5からハンドル部間の小径シャフトを自由に滑合するとともに、ハンドル部の近傍、もしくは端把持部を包護する係止位置からハンドル部間の任意位置に押止釦6により、押止できる。また、トロカール4の大径部には、腹壁等に結糸等で結合できる溝7を有している。前記、ハンドル部1から伸長した小径シャフト2と、シャフトの先端に把持部3を有する、小径鉗子にトロカール4を具設し、腹腔内へ直接刺挿入、もしくは、一度抜去した鉗子を同じ穿孔に再刺挿入を可能としている。
また、パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカール4は、前記鉗子の先端把持部3を図2に示す、包護位置8に係止する構造を配している。
また、パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカール4は、図3に示すように前記鉗子の先端把持部3を包護できる係止位置からハンドル間の任意位置に押止することができる。
また、パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールの大径部には、図4に示すように腹壁9等に結糸10等で具設したトロカール4を結合できる溝7を有している。
この実施形態によれば、ハンドル部から伸長した小径シャフトと、小径シャフトの先端に把持部を有する、小径鉗子において、先端把持部を包護する位置に係止するトロカールを配し、該トロカールは先端把持部を包護する位置に係止する構造を配し、且つ、係止位置からハンドル部間の小径シャフトを自由に滑合するとともに、ハンドル部の近傍、もしくは端把持部を包護する係止位置からハンドル部間の任意位置に押止釦により、押止できる。
また、トロカールの大径部には、腹壁等に結糸等で結合できる溝を有している。前記、ハンドル部から伸長した小径シャフトと、シャフトの先端に把持部を有する、小径鉗子にトロカールを具設により、腹腔内へ直接刺挿入、もしくは、一度抜去した鉗子を同じ穿孔に再刺挿入を可能としている。
また、トロカールの大径部には、腹壁等に結糸等で結合できる溝を有している。前記、ハンドル部から伸長した小径シャフトと、シャフトの先端に把持部を有する、小径鉗子にトロカールを具設により、腹腔内へ直接刺挿入、もしくは、一度抜去した鉗子を同じ穿孔に再刺挿入を可能としている。
また、パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールは、前記鉗子の先端把持部を包護位置に係止する構造を配していることにより、ニードル鉗子の刺挿入時の先端把持部を保護している。
また、パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールは、前記鉗子の先端把持部を包護できる係止位置からハンドル間の任意位置に押止釦を操作することで押止することができる。
また、パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールの大径部には、溝を有しており、腹壁等と結糸等でトロカールを結合できる。
本発明に係るパンクチャーニードル鉗子は、文字通り、腹腔鏡下手術に用いることを主目的としているが、腹腔鏡下手術以外の手術にも利用可能である。
1.ハンドル部 2.小径シャフト
3.先端把持部 4.トロカール
5.係止位置 6.押止釦
7.溝 8.包護位置
9.腹壁 10.結糸
3.先端把持部 4.トロカール
5.係止位置 6.押止釦
7.溝 8.包護位置
9.腹壁 10.結糸
Claims (4)
- ハンドル部から伸長した小径シャフトと、シャフトの先端に把持部を有する、小径鉗子において、先端把持部を包護する位置に係止するトロカールを配し、該トロカールは先端把持部を包護する位置に係止する構造を配し、且つ、係止位置からハンドル部間の小径シャフトを自由に滑合するとともに、ハンドル部の近傍、もしくは端把持部を包護する係止位置からハンドル部間の任意位置に押止できる。また、トロカールの大径部には、腹壁等に結糸等で結合できる溝を有している。前記、ハンドル部から伸長した小径シャフトと、シャフトの先端に把持部を有する、小径鉗子にトロカールを具設し、腹腔内へ直接刺挿入、もしくは、一度抜去した鉗子を同じ穿孔に再刺挿入を可能としたことを特徴とする、パンクチャーニードル鉗子。
- パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールは、前記鉗子の先端把持部を包護する位置に係止する構造を配したことを特徴とする、パンクチャーニードル鉗子。
- パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールは、前記鉗子の先端把持部を包護できる係止位置からハンドル間の任意位置に押止することができることを特徴とする、パンクチャーニードル鉗子。
- パンクチャーニードル鉗子に具設したトロカールの大径部には、腹壁等に結糸等で具設したトロカールを結合できる溝を有していることを特徴とする、パンクチャーニードル鉗子。
Priority Applications (1)
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JP2012278661A JP2014108345A (ja) | 2012-12-04 | 2012-12-04 | パンクチャーニードル鉗子 |
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JP2012278661A JP2014108345A (ja) | 2012-12-04 | 2012-12-04 | パンクチャーニードル鉗子 |
Publications (1)
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JP2012278661A Pending JP2014108345A (ja) | 2012-12-04 | 2012-12-04 | パンクチャーニードル鉗子 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106377304A (zh) * | 2016-12-09 | 2017-02-08 | 成都五义医疗科技有限公司 | 一种按钮驱动式自动移动保护穿刺针 |
CN109464179A (zh) * | 2019-01-11 | 2019-03-15 | 福建骏格科技有限公司 | 骨髓穿刺输液装置 |
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- 2012-12-04 JP JP2012278661A patent/JP2014108345A/ja active Pending
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CN106377304A (zh) * | 2016-12-09 | 2017-02-08 | 成都五义医疗科技有限公司 | 一种按钮驱动式自动移动保护穿刺针 |
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