JP2014108012A - コルゲートチューブ装着具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コルゲートチューブ装着具10は、相対的に回動可能に支持された第一支え部5及び第二支え部6を備える。第一支え部5は、開状態のコルゲートチューブ1を、その全長に亘る範囲において少なくとも第一縁部13寄りの位置で2方向R1,R2から支える。第二支え部6は、第一支え部5に支えられたコルゲートチューブ1を、その全長に亘る範囲において少なくとも第二縁部14寄りの位置で支える。第二支え部6は、第一支え部6の支え位置に対してより遠い遠隔位置からより近い近接位置まで回動可能であり、少なくとも近接位置において上記2方向R1,R2の間の方向に対し反対の方向R4からコルゲートチューブ1を支える。
【選択図】図9
Description
(1)第1の構成要素は、上記第一縁部及び上記第二縁部が離隔した開状態で内側面において上記線状体の一部を支持する上記コルゲートチューブを、上記コルゲートチューブの全長に亘る範囲において少なくとも上記コルゲートチューブの外周面における上記第一縁部寄りの位置で第一方向及びこれに交差する第二方向から支える第一支え部である。
(2)第2の構成要素は、上記第一支え部により支えられた上記コルゲートチューブを、上記コルゲートチューブの全長に亘る範囲において少なくとも上記コルゲートチューブの外側面における上記第二縁部寄りの位置で支える第二支え部である。
(3)第3の構成要素は、上記第一支え部における上記コルゲートチューブを上記第一縁部寄りの位置で支える部分に対してより遠い遠隔位置からより近い近接位置まで上記第二支え部を上記第一支え部に対して相対的に回動可能に支持するとともに、少なくとも上記近接位置において上記第二支え部を上記第一方向と上記第二方向との間の方向に対し反対の方向から上記コルゲートチューブを支える姿勢で支持する回動支持部である。
まず、図1〜5を参照しつつ、開状態を維持することが可能な第1例に係るコルゲートチューブ1の構成について説明する。図1に示されるように、コルゲートチューブ1は、一の方向に沿う中空部100の周囲を取り囲む部材である。コルゲートチューブ1は、合成樹脂の一体成形部材であり、採用され得る合成樹脂は、例えば、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)又はABS樹脂などである。
コルゲートチューブ1は、軸心方向R0において交互に連続する凹凸をなす蛇腹構造を有し、軸心方向R0に沿う一対の縁部13,14どうしが接触する状態で筒を形成する部材からなる。以下の説明において、軸心方向R0に沿う一対の縁部13,14のうちの一方を第一縁部13、他方を第二縁部14と称する。
続いて、コルゲートチューブ1の開閉の構造について説明する。軸心方向R0において並ぶ内側凸部12各々における、第一縁部13から第二縁部14へ至る途中の中間位置に、切れ込み4が形成されている。この切れ込み4は、外側凸部11の内側面112までの深さで形成されている。
次に、図6,7を参照しつつ、開状態を維持することが可能な第2例に係るコルゲートチューブ1Aについて説明する。図6は、切断面が外側凸部11の位置にあるときのコルゲートチューブ1Aの断面図であり、図7は、切断面が内側凸部12の位置にあるときのコルゲートチューブ1Aの断面図である。なお、図6,7は、初期状態のコルゲートチューブ1Aの図である。
以上に示されたことから、コルゲートチューブ1,1Aが採用されれば、以上に示された手順でコルゲートチューブ1,1Aを線状体に装着することが可能となる。即ち、まず、コルゲートチューブ1,1Aがその全長に亘って開状態に変形され、次に、線状体が開状態のコルゲートチューブ1,1Aにおけるその全長に亘る内側面上に載置され、その後、コルゲートチューブ1,1Aが筒状(閉状態)に戻される、という装着手順を採用することが可能となる。その際、後述するコルゲートチューブ装着具10が用いられれば、コルゲートチューブ1,1A全体を一括して開状態から閉状態(筒状)へ戻すことも可能である。
まず、図8〜11を参照しつつ、留め機構2を備えるコルゲートチューブ1,1Aを電線束90などの線状体に装着するために用いられるコルゲートチューブ装着具10について説明する。
第一支え部5は、第一縁部13及び第二縁部14が離隔した開状態で内側面において電線束90の一部を支持するコルゲートチューブ1を、少なくともコルゲートチューブ1の外周面における第一縁部13寄りの位置で第一方向R1及びこれに交差する第二方向R2から支える部分である。ここで、各方向は、コルゲートチューブ1を基点とする方向である。また、第一支え部5は、コルゲートチューブ1を、そのコルゲートチューブ1の全長に亘る範囲において支える。
第二支え部6は、第一支え部5により支えられたコルゲートチューブ1を、少なくともコルゲートチューブ1の外側面における第二縁部14寄りの位置で支える部分である。また、第二支え部6は、コルゲートチューブ1を、そのコルゲートチューブ1の全長に亘る範囲において支える。
回動支持部7は、第二支え部6を第一支え部5に対して相対的に回動可能に支持する機構である。そのため、回動支持部7は、第一支え部5に接続された第一作用部71と、第二支え部6に接続された第二作用部72と、第一作用部71及び第二作用部72を回動可能に支持する支軸部73と、を備えている。
次に、図9〜11を参照しつつ、コルゲートチューブ装着具10を用いたコルゲートチューブ装着工程について説明する。
次に、図12,13を参照しつつ、コルゲートチューブ装着具10に適用可能な応用例に係る第一支え部5Aについて説明する。第一支え部5Aは、コルゲートチューブ装着具10において第一支え部5の代わりに採用される。
以上に示されたように、コルゲートチューブ装着具10は、十分に開いた形状を維持できる構造及び留め機構を有するコルゲートチューブ、例えば、図1〜7に示されるコルゲートチューブ1,1Aを線状体に取り付けるために用いられる。
コルゲートチューブ1,1Aにおいて、開状態を維持する構造として、切れ込み4,4A以外の構造が採用されていてもよい。例えば、コルゲートチューブ1,1Aが、第一半筒状部101及び第二半筒状部102を相互に回動可能に繋ぐ部分として、周知のヒンジ機構を備えることも考えられる。
2 留め機構
4,4A 切れ込み
5,5A 第一支え部
6 第二支え部
7 回動支持部
8 突起部
9 電線
10 コルゲートチューブ装着具
11 外側凸部(外側へ凸状の部分)
12 内側凸部(内側へ凸状の部分)
13 第一縁部(一対の縁部の一方)
14 第二縁部(一対の縁部の他方)
15 第一外側溝部
16 第二外側溝部
17 第三外側溝部
21 受け部
22 嵌入部
40 連結部
41 壁
51 第一支面
52 第二支面
61 対向支面
71 第一作用部
72 第二作用部
73 支軸部
74 操作部
90 電線束
100 中空部
101 第一半筒状部
102 第二半筒状部
111 外周溝
112 外側凸部の内側面
131 第一縁部の端面
141 第二縁部の端面
L0 回動中心
R0 軸心方向(一の方向)
R1 第一方向
R2 第二方向
Claims (2)
- 相互に重なって係り合う留め機構が一の方向に沿う一対の第一縁部及び第二縁部に形成されたコルゲートチューブを線状体に装着するコルゲートチューブ装着具であって、
前記第一縁部及び前記第二縁部が離隔した開状態で内側面において前記線状体の一部を支持する前記コルゲートチューブを、前記コルゲートチューブの全長に亘る範囲において少なくとも前記コルゲートチューブの外周面における前記第一縁部寄りの位置で第一方向及びこれに交差する第二方向から支える第一支え部と、
前記第一支え部により支えられた前記コルゲートチューブを、前記コルゲートチューブの全長に亘る範囲において少なくとも前記コルゲートチューブの外側面における前記第二縁部寄りの位置で支える第二支え部と、
前記第一支え部における前記コルゲートチューブを前記第一縁部寄りの位置で支える部分に対してより遠い遠隔位置からより近い近接位置まで前記第二支え部を前記第一支え部に対して相対的に回動可能に支持するとともに、少なくとも前記近接位置において前記第二支え部を前記第一方向と前記第二方向との間の方向に対し反対の方向から前記コルゲートチューブを支える姿勢で支持する回動支持部と、を備えるコルゲートチューブ装着具。 - 請求項1に記載のコルゲートチューブ装着具であって、
前記第一支え部及び前記第二支え部の一方又は両方に、前記コルゲートチューブにおける外側面の凹部に嵌る突起部が形成されている、コルゲートチューブ装着具。
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