JP2014107358A - 加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体基板をランプにより加熱する加熱装置において、リフレクタの開口部から漏れる光を減少させ、エネルギー効率を向上する。
【解決手段】加熱装置としてのエピタキシャル成長装置1の反応室10には、シリコンウェーハWが収容される。反応室10の上下には、シリコンウェーハWを加熱するランプ3が配置される。ランプ3及び反応室10を取り囲むように第1リフレクタ4が配置される。第1リフレクタ4には、冷却部5からの冷気を第1リフレクタの内側に導入し、導入した冷気を第1リフレクタ4の外側に排出するための複数の開口部300が形成されている。各開口部300の外側には、入射した光を再帰反射する再帰反射鏡7が配置される。再帰反射鏡7は、全方向からの入射光に対して再帰反射性を有する全方向再帰反射鏡又は一部方向からの入射光に対して再帰反射性を有する部分再帰反射鏡である。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体基板を加熱しながら該半導体基板上にエピタキシャル成長膜を成膜するエピタキシャル成長装置など、半導体基板をランプにより加熱する加熱装置に関する。
従来、エピタキシャル成長装置など、反応室内に収容された半導体基板を、反応室外に配置されたハロゲンランプ等のランプにより加熱する加熱装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この種の加熱装置では、ランプの光を効率良く半導体基板(反応室内)に照射するために、通常、ランプ及び反応室を取り囲むようにリフレクタが配置されている。
ここで、図13を参照して従来の加熱装置の構成を説明する。図13は、加熱装置としての典型的なランプ加熱式エピタキシャル成長装置100の垂直断面図を示している。半導体基板Wは回転可能なサセプタ21に支持され、これを取り囲むように反応室10が気密に形成される。反応室10の壁の少なくとも一部は透明な材料で形成され、反応室10の外側にランプ3とリフレクタ4が配置される。反応ガスは左側のインジェクタ22から反応室10に入り、半導体基板W上にエピタキシャル成長膜を残して右側の排気口23から排出される。
このとき、反応室10を構成する透明な壁の温度が過度に上昇すると反応生成物が透明な壁にも析出して不透明になり、半導体基板Wを必要な温度に加熱できなくなる。また、リフレクタ4の温度が過度に上昇すると反射率を高めるために施した表面被覆が剥がれたり、リフレクタ4自体が溶解したりしてしまい、やはり半導体基板Wを必要な温度に加熱できなくなる。
そこで、多くの場合、リフレクタ4に複数の開口部300を設け、リフレクタ4の外側に設置したブロワ等から構成された冷却部5によって一部の開口部300に空気を送り込み、他の開口部300から排出することによって反応室10外壁及びリフレクタ4の温度上昇を抑制している。なお、図13には、冷却部5による空気の流れを曲線矢印で示している。
特開平5−114571号公報
しかしながら、リフレクタに開口部を設けることはエネルギー効率の観点からは好ましいことではない。リフレクタに取り囲まれた内部ではランプから放出された光や被加熱物から放出された光が複雑に反射し、一部が開口部に到達して漏れ出してしまう。なお、図13には、開口部300から漏れ出した光を直線矢印で示している。漏れ出した光はそれだけでエネルギーのロスであるばかりかでなく、周囲の物体を無用に加熱してしまうため、それらを冷却するための仕組みが必要になり追加のエネルギーを消費する。さらに、最終的にはこれらの熱を室外に排出する必要があるため、空調設備の消費エネルギーをも増大させてしまう。
開口部からのエネルギーロスを低減するため、図13に示すように、ランプ3及び反応室10を取り囲む第1リフレクタ4とは別の第2リフレクタ9(平面鏡)を、開口部300を塞がないように第1リフレクタ4とは離間して設置することも考えられる。しかし、図13に示すように、第2リフレクタ9から開口部300に戻る光はほとんど無く、効果が無い。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、半導体基板をランプにより加熱する加熱装置において、リフレクタの開口部から漏れる光を減少させ、エネルギー効率を向上することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の加熱装置は、半導体基板が収容される反応室と、
その反応室の外側に配置されて前記半導体基板を加熱するランプと、
前記ランプ及び前記反応室を取り囲むように配置され、開口部が設けられた第1リフレクタと、
前記開口部の外側で前記開口部からの光が入射し反射する位置に配置された再帰反射性を有する第2リフレクタと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、第1リフレクタの開口部外側の、開口部からの光が入射し反射する位置に、再帰反射性を有する第2リフレクタが配置されているので、開口部から漏れ出た光を第2リフレクタで再帰反射させて再び開口部に、つまり第1リフレクタの内側に戻すことができる。これにより、開口部から漏れ出る光が実質的に減少し、加熱装置のエネルギー効率を向上できる。また、開口部を第2リフレクタで塞いでいるわけではないので、開口部を設けた目的が妨げられることはない。
本発明における前記第2リフレクタは、前記開口部の方向に再帰反射性を有するリフレクタとすることができる。これにより、開口部から漏れ出た光を第2リフレクタにて開口部の方向に再帰反射させ、その反射光を開口部に戻すことができる。
また、本発明における前記第2リフレクタは、全方向再帰反射鏡又は断面V字状の溝が形成された部分再帰反射鏡とすることができる。これにより、第2リフレクタが、入射光の全方向成分に対して再帰反射性を有する全方向再帰反射鏡の場合には、開口部から漏れ出た光(入射光)を第2リフレクタで再帰反射させて、その反射光を入射光と同じ経路で開口部に戻すことができる。また、第2リフレクタが部分再帰反射鏡の場合には、一部方向に再帰反射性を有したリフレクタを構成できる。この場合、第2リフレクタの形状は断面V字状とすれば良いので、第2リフレクタを単純な形状にでき、第2リフレクタの製作が格段に容易になる。
本発明における前記ランプは複数配置されるとともに、それら複数のランプは円形に配列され、前記第1リフレクタは、前記ランプの配列と軸を共通にする略軸対称形とされる。これにより、軸対称形に構成された第1リフレクタの開口部から漏れる光を減少させ、エネルギー効率を向上できる。
本発明はさらに、前記第1リフレクタの外側に配置され、第1の前記開口部から前記第1リフレクタの内側に冷気を導入し、導入された冷気を第2の前記開口部から排出することで前記反応室の外壁及び前記第1リフレクタを冷却する冷却手段を備える。これにより、反応室外壁及び第1リフレクタの温度上昇を抑制することと、開口部からのエネルギーロスを低減することの両立を図ることができる。
本発明の加熱装置が前記半導体基板上にエピタキシャル膜を成膜するエピタキシャル成長装置である。これにより、エピタキシャル成長装置におけるエネルギーロスを低減できる。
ランプ加熱式エピタキシャル成長装置1の垂直断面図である。 第1実施形態における第2下リフレクタ72と下面開口部302との周辺を簡略化して示した図である。 全方向再帰反射鏡75の表面の典型的な形状を示した図である。 第2実施形態における第2下リフレクタ72と下面開口部302との周辺を簡略化して示しした図である。 部分再帰反射鏡76の斜視図である。 部分再帰反射鏡76の径方向の断面形状を説明する図である。 部分再帰反射鏡76の周方向の断面形状を説明する図である。 V字溝700における光の反射の様子を示した図である。 V字溝700の径方向断面図であり、再帰反射する範囲111と再帰反射しない範囲112を示している。 第2下側方リフレクタ74と下側面開口部304との周辺を簡略化して示した図である。 第1リフレクタ4及び部分再帰反射鏡77を上下方向から見た図である。 平面鏡、全方向再帰反射鏡、部分再帰反射鏡の反射の違い表した図である。 従来のランプ加熱式エピタキシャル成長装置100の垂直断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る加熱装置の第1実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の加熱装置としてのランプ加熱式エピタキシャル成長装置1(以下、単にエピタキシャル成長装置という)の垂直断面図を示している。エピタキシャル成長装置1は、シリコンウェーハWの表面にシリコン単結晶膜を気相成長(エピタキシャル成長)させる気相成長装置である。エピタキシャル成長装置1には、透明な材料(例えば透明石英)で気密に形成された反応室10が設けられている。その反応室10の内部には、シリコンウェーハWを水平に支持する平面視円状のサセプタ21が設けられている。そのサセプタ21の裏面中心には上下方向に延びた軸24が取り付けられ、サセプタ21はその軸24によって回転可能に支持される。
反応室10の水平方向の一端側(図1では左側)には、反応室10内に反応ガス(例えばトリクロロシラン)及びキャリアガス(例えば水素)を含む気相成長ガスを供給するインジェクタ(ガス供給口)22が設けられている。インジェクタ22からの気相成長ガスがシリコンウェーハWの表面に供給され、その気相成長ガスによりシリコンウェーハWの表面にシリコン単結晶膜(エピタキシャル成長膜)が気相成長する。インジェクタ22の反対側(図1では右側)には排気口23が設けられており、シリコンウェーハWを通過したガスはその排気口23から反応室10外に排出される。
反応室10の上下には、エピタキシャル成長膜を成膜する際にシリコンウェーハWを気相成長温度(例えば1050〜1180℃)に加熱するランプ3が設けられている。そのランプ3としては例えばハロゲンランプが採用される。ランプ3は、反応室10の上側に配置された複数の上側ランプ31と、反応室10の下側に配置された複数の下側ランプ32とを含む。複数の上側ランプ31は、水平に、かつ、軸24の軸線15の回りに円形に配列されている。同様に、複数の下側ランプ32は、水平に、かつ、軸線15の回りに円形に配列されている。
ランプ3からの光を効率良く反応室10内に照射するために、ランプ3及び反応室10を取り囲むように、第1リフレクタ(反射鏡、平面鏡)4が配置されている。詳細には、反応室10の上側にて、上側ランプ31から反応室10の上面11までの領域を取り囲むように上側リフレクタ41が配置されている。また、反応室10の下側にて、下側ランプ32から反応室10の下面12までの領域を取り囲むように下側リフレクタ42が配置されている。上側リフレクタ41は、上側ランプ31の配列と軸を共通にする略軸対称形に、つまり軸線15に対して略対称形に形成されている。同様に、下側リフレクタ42は、下側ランプ32の配列と軸を共通にする略軸対称形に、つまり軸線15に対して略対称形に形成されている。
また、第1リフレクタ4には複数の開口部300が設けられている。詳細には、上側リフレクタ41には、径方向(軸線15に直交する方向)の中央付近の位置(図1の紙面左側に配置された上側ランプ31と紙面右側に配置された上側ランプ31の間の位置)に開口部301(以下、上面開口部という)が設けられている。また、上側リフレクタ41の側面下部に開口部303(以下、上側面開口部303)が設けられている。下側リフレクタ42には、径方向の中央付近の位置(図1の紙面左側に配置された下側ランプ32と紙面右側に配置された下側ランプ32の間の位置)に開口部302(以下、下面開口部という)が設けられている。また、下側リフレクタ42の側面上部に開口部304(以下、下側面開口部という)が設けられている。
各開口部301〜304は、軸線15に対する周方向の全周に亘って形成されている(周方向に延びる形で形成されている)。また、上面開口部301の開口は上方に向いている。下面開口部302の開口は下方に向いている。側面開口部303、304の開口は側方に向いている。
反応室10、ランプ3、第1リフレクタ4及び後述する第2リフレクタ7は、金属製のケース6に収容されている。そのケース6の内部には各開口部301〜304と繋がったダクト65が形成されている。そのダクト65にはブロワ、コンプレッサ、熱交換器等から構成された冷却部5が繋がっている。その冷却部5は、ダクト65を介して第1リフレクタ4の内側に冷気を導入して、反応室10の外壁及び第1リフレクタ4を冷却する冷却手段として機能する。本実施形態では、冷却部5からの冷気は、図13の曲線矢印のように流れる。すなわち、冷却部5からの冷気は、ダクト65を流れて側面開口部303、304から第1リフレクタ4の内側に導入される。導入された冷気は、上面開口部301、下面開口部302から第1リフレクタ4の外側に排出され、ダクト65を介して再び冷却部5に戻る。この冷却部5により、反応室10の外壁及び第1リフレクタ4の過昇温を防止し、シリコンウェーハWを必要な温度に加熱できなくなることを防止している。
各開口部301〜304からランプ3の光が漏れるのを抑えるために、第1リフレクタ4の外側の各開口部301〜304周辺には第2リフレクタ7が配置されている。詳細には、ケース6の上面61の、上面開口部301と対向する位置(上面開口部301から漏れ出た光が入射し反射する位置)にリフレクタ71(以下、第2上リフレクタという)が配置されている。また、ケース6の下面62の、下面開口部302と対向する位置(下面開口部302から漏れ出た光が入射し反射する位置)にリフレクタ72(以下、第2下リフレクタという)が配置されている。また、ケース6の側面63の、上側面開口部303と対向する位置(上側面開口部303から漏れ出た光が入射し反射する位置)にリフレクタ73(以下、第2上側方リフレクタという)が配置されている。また、側面64の、下側面開口部304と対向する位置(下側面開口部304から漏れ出た光が入射し反射する位置)にリフレクタ74(以下、第2下側方リフレクタという)が配置されている。
それらリフレクタ71〜74は、全方向からの入射光に対して(入射光の全方向成分に対して)再帰反射性を有する反射鏡(以下、全方向再帰反射鏡という)である。ここで、図2は、リフレクタ71〜74を代表して第2下リフレクタ72と、下面開口部302との周辺を簡略化して示した図である。その第2下リフレクタ72は全方向再帰反射鏡75である。そのため、下面開口部302のA点から漏れ出た光L1は、全方向再帰反射鏡75にて光L1の入射方向と同じ方向に反射する。つまり、全方向再帰反射鏡75で反射した反射光L2は、入射光L1と同じ経路を進んで、再び下面開口部302のA点に戻る。
同様に、第2上リフレクタ71は全方向再帰反射鏡であるので、上面開口部301から漏れ出た光は、第2上リフレクタ71(全方向再帰反射鏡)にて入射方向と同じ方向に反射して、再び上面開口部301に戻る。第2上側方リフレクタ73は全方向再帰反射鏡であるので、上側面開口部303から漏れ出た光は、第2上側方リフレクタ73にて入射方向と同じ方向に反射して、再び上側面開口部303に戻る。第2下側方リフレクタ74は全方向再帰反射鏡であるので、下側面開口部304から漏れ出た光は、第2下側方リフレクタ74にて入射方向と同じ方向に反射して、再び下側面開口部304に戻る。なお、図1には、各開口部301〜304から漏れ出た光の経路を直線矢印で示している。
各全方向再帰反射鏡75(リフレクタ71〜74)は、必要な面積になるように、小片の再帰反射鏡を組み合わせて構成されている。小片の再帰反射鏡は、例えば、市販の樹脂製の再帰反射鏡を鋳型にして電気鋳造法で基材を製作し、その基材の表面に金メッキを施すことで、製作される。つまり、小片の再帰反射鏡(全方向再帰反射鏡75)は金属製である。これにより、ランプ3による熱に耐えることができる(耐熱性のある)再帰反射鏡を構成できる。鋳型に使用する市販の再帰反射鏡としては例えば自転車やガードレールの存在を示す反射板等に使用される、レトロリフレクタ(コーナーキューブ)を多数敷き詰めたレトロリフレクタアレイが採用される。
以上説明したように、本実施形態では、各開口部301〜304に対向した位置に全方向再帰反射鏡75が配置されているので、各開口部301〜304から漏れ出た光のほとんどを各開口部301〜304に、つまり第1リフレクタ4の内側に戻すことができる。よって、各開口部301〜304から漏れ出る光が実質的に減少し、ランプ3のエネルギー効率を向上できる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る加熱装置の第2実施形態を第1実施形態と異なる部分を中心にして説明する。本実施形態の加熱装置は、第1実施形態と同様に図1のエピタキシャル成長装置1である。第2リフレクタ7の構成が第1実施形態と異なっており、それ以外は第1実施形態と同じである。
図3は第1実施形態の第2リフレクタ7である全方向再帰反射鏡75(図2参照)の表面の典型的な形状を示した図である。全方向からの入射光に対して(入射光の全方向成分に対して)再帰反射性を有する反射鏡を構成するためには、図3に示すように表面を複雑な形状にする必要がある。本実施形態では、第2リフレクタ7の形状を単純にして第2リフレクタ7の製作を容易にするために、第2リフレクタ7として、一部の方向からの入射光(入射光の一部方向成分)にのみ再帰反射性を有した反射鏡(以下、部分再帰反射鏡という)を採用している。以下、その部分再帰反射鏡の詳細を説明する。
リフレクタ71〜74のうち、上下のリフレクタ71、72は互いに同じ形状の部分再帰反射鏡であり、側方のリフレクタ73、74は互いに同じ形状の部分再帰反射鏡である。先ず、上下のリフレクタ71、72に使用される部分再帰反射鏡の詳細を説明する。図4は、第2下リフレクタ72としての部分再帰反射鏡76と、下面開口部302との周辺を簡略化して示した図である。また、図5は、図4の部分再帰反射鏡76だけを抜き出した図(部分再帰反射鏡76の斜視図)である。部分再帰反射鏡76は、平面視円状であり、その中心761が軸線15に一致するように、かつ、後述するV字溝700が形成された側が下面開口部302に向くように、ケース6の下面62に配置される。部分再帰反射鏡76は、入射光のうち周方向D1(軸線15に対する周方向)成分に対しては再帰反射性を有さず、径方向D2(軸線15に直交する方向)成分に対して再帰反射性を有した反射鏡である。
図6は、部分再帰反射鏡76の径方向D2の断面形状を説明する図であり、具体的には図6(A)は部分再帰反射鏡76の一部の斜視図であり、図6(B)は図6(A)の平面101(溝700に直交する平面)で切ったときの部分再帰反射鏡76の断面図(径方向D2の断面図)である。図7は、部分再帰反射鏡76の周方向D1の断面形状を説明する図であり、具体的には、図7(A)は部分再帰反射鏡76の一部の斜視図であり、図7(B)は図7(A)の平面102(溝700に平行な平面)で切ったときの部分再帰反射鏡76の断面図(周方向D1の断面図)である。
図5〜図7に示すように、部分再帰反射鏡76の表面には、周方向D1の全周に亘って(周方向D1に延びる形で)断面V字状の溝700(以下、V字溝という)が形成されている。そのV字溝700は平面視円環状に形成されている。また、V字溝700は径方向D2に複数列形成されている。言い換えると、部分再帰反射鏡76の中心761を同心として径が異なる平面視円環状の複数のV字溝700が形成されている。なお、図5では、作図上の便宜のために径方向D2に3列のV字溝700を図示しているが、実際は、V字溝700は3列未満又は4列以上形成される場合もある。
上述したように、部分再帰反射鏡76は、入射光のうち周方向D1成分に対して再帰反射性を有さない。このことを図7(B)を参照して説明すると、図7(B)に示すように、V字溝700は、周方向D1に対しては平面状となっており平面鏡として機能するので、周方向D1に対しては入射光Linの角度と、反射光Loutの角度は正負が反対になる。これに対して、部分再帰反射鏡76は、入射光のうち径方向D2成分には再帰反射性を有する。このことを図6(B)を参照して説明すると、図6(B)に示すように、V字溝700は、径方向D2に対してはV字状となっているので、径方向D2に対しては入射光Linの角度と反射光Loutの角度が同じとなる。図6(B)では、入射光Linは、V字溝700の一方の斜面700aに入射し、その斜面700aから他方の斜面700bに進行し、斜面700bにて入射光Linと同じ方向に反射光Loutとして出射する。
V字溝700の角度(V字溝700の底部の角度)は90°/n(nは整数)の条件(レトロリフレクタの条件)を満たせばどの角度でも良いが、90°とするのが好ましい。図8は、このことを説明するための図であり、具体的には、図8(A)は上記nが1の場合(V字溝700の角度が90°の場合)のV字溝700における光の反射の様子を示しており、図8(B)は上記nが2の場合(V字溝700の角度が45°の場合)のV字溝700における光の反射の様子を示している。図8(A)に示すように、n=1の場合には、斜面OAは鏡面であるため、面OAの鏡像OA’を形成する。斜面OBもまた鏡面であるため、面OBの鏡像OB’を形成する。このとき、入射光P1P2の経路は、光が鏡像中を直線すると考えると容易に求めることができる。すなわち、入射光P1P2は鏡像中を直進して辺OB’上の点P3’を通過するが、実際には辺OB上の対応する点P3を通過することになる。またさらに、鏡像中を進んだ入射光は面A’B’上の点P4’を通過するが、これは実空間に対応する辺AB上の点P4を通過することになる。このとき、再帰反射となる条件はAOA’、BOB’が直線であることなので、V字溝700の角度は90°となる。このように、V字溝700の角度が90°の場合には、V字溝700での光の経路はP1→P2→P3→P4となる。
同様にしてn=2の場合もV字溝700での光の経路を求めると、図8(B)のようになり、具体的には、光の経路はP1→P2→P3→P4→P5→P6となる。なお、図8(B)には、光が実際に通る各点P1〜P6に対応する鏡像点P1’〜P6’を図示している。このように、n=2以上の場合には、V字溝700内部で反射する回数が多くなり反射率が低下するうえ、再帰反射する角度範囲が狭まるので、n=1、つまりV字溝700の角度は90°が最も適している。
なお、V字溝700に入射した光は全て再帰反射するわけではなく、V字溝700での入射位置によっては再帰反射しない場合もある。図9はそのことを説明するための図であり、V字溝700の径方向断面図を示している。なお、図9のV字溝700の角度は90°としている。符号「111」は、ある入射角度θに対する再帰反射する範囲を示している。つまり、入射角度θの光L11が範囲111内に入射した場合には、その入射光L11と同じ向きの反射光L12が出射する(つまり再帰反射する)。これに対し、符号「112」はある入射角度θに対する再帰反射しない範囲を示している。つまり、入射角度θの光L21(破線で図示)が範囲112内に入射した場合には、その入射光L21と異なる向きに反射光L22(破線で図示)が出射する(つまり再帰反射しない)。
このように、光の入射角度θによって範囲111、112が変化し、それにともなって再帰反射した反射光と再帰反射しない反射光の混在状況が変化する。下記式1は、入射角度θにおける、入射光のエネルギーに対する、入射光と平行な方向の反射光(再帰反射した反射光)のエネルギーの割合Rを示している。割合R=50%となる入射角度θを求めると、θ=26.6°となる。よって、V字溝700の角度が90°の場合には、入射角度θが0〜26.6°の範囲の光に対しては、再帰反射光の割合Rは50%以上となり、入射光の大部分を再帰反射させることができる。
図4の説明に戻り、第2下リフレクタ72としての部分再帰反射鏡76は図5〜図9で説明した形状及び機能を有しているので、下面開口部302の点Aから漏れ出た光L1は部分再帰反射鏡76の点Bで反射して点Aに戻らずに、点Bと軸線15が作る平面に対して点Aと対称な点A’を通って第1リフレクタ4(下側リフレクタ42)の内側に戻ることとなる。
第2上リフレクタ71(図1参照)も図5〜図7の形状の部分再帰反射鏡76が採用されている。そのため、上面開口部301から漏れ出た光は、第2上リフレクタ71(部分再帰反射鏡76)にて、再帰反射しない周方向成分と、再帰反射した径方向成分とからなる反射光として反射する。その反射光は、上面開口部301を通って第1リフレクタ4(上側リフレクタ41)の内側に戻ることとなる。
第2上リフレクタ71及び第2下リフレクタ72で使用される部分再帰反射鏡76は、例えば、円盤状のアルミ基材の表面に溝加工を施してV字溝700を形成、その後、表面(V字溝700)に金メッキを施すことで、製作される。これにより、耐熱性を有した再帰反射鏡を構成できる。
次に、側方のリフレクタ73、74に使用される部分再帰反射鏡の詳細を説明する。図10は、第2下側方リフレクタ74としての部分再帰反射鏡77と、下側面開口部304との周辺を簡略化して示した図である。部分再帰反射鏡77は、下側面開口部304を取り囲むように配置され、軸線15を中心軸とする筒状に形成されている。部分再帰反射鏡77の表面(下側面開口部304と対向する面)には、上述の部分再帰反射鏡76と同じ形状のV字溝700が形成されている。そのV字溝700は、軸線15に対する周方向D1の全周に亘って(周方向D1に延びる形で)形成されている。また、V字溝700は、上下方向D3(周方向D1に上下に直交する方向)に複数列形成されている。
V字溝700の上下方向D3の断面は図6(B)の断面である。V字溝700の周方向D1の断面は図7(B)の断面である。よって、部分再帰反射鏡77は、入射光のうち周方向D1成分に対しては再帰反射性を有さず、上下方向D3成分に対しては再帰反射性を有する。そのため、下側面開口部304の点Aから漏れ出た光L4は部分再帰反射鏡77の点Bで反射して点Aに戻らずに、点Bと軸線15が作る平面に対して点Aと対称な下側面開口部304の点A’を通って下側リフレクタ42の内側に戻ることとなる。
第2上側方リフレクタ73(図1参照)も図10の部分再帰反射鏡77が採用されている。そのため、上側面開口部303から漏れ出た光は、第2上側方リフレクタ73(部分再帰反射鏡77)にて、再帰反射しない周方向成分と、再帰反射した上下方向成分とからなる反射光として反射する。その反射光は、上側面開口部303を通って第1リフレクタ(上側リフレクタ41)の内側に戻ることとなる。
部分再帰反射鏡77は、図11(第1リフレクタ4及び部分再帰反射鏡77を上下方向から見た図)に示すように、例えば、平板のアルミ基材に、直線状の溝加工を施して真っ直ぐに延びたV字溝700を形成し、その後、表面(V字溝700)に金メッキを施した平板状の反射鏡771を、周方向に複数枚並べることで、製作される。このように、真っ直ぐに延びたV字溝700が周方向に複数組み合わさることで、周方向の全周に亘るV字溝700を簡単に構成できる。
以上説明したように、本実施形態では、第1実施形態の効果に加えて、第2リフレクタ7として部分再帰反射鏡76、77を採用しているので、全方向再帰反射鏡に比べて、第2リフレクタ7の形状を単純化でき、第2リフレクタ7を容易に製作できる。
なお、図12は、平面鏡(図12(A))、第1実施形態の全方向再帰反射鏡(レトロリフレクタ)(図12(B))、第2実施形態の部分再帰反射鏡(図12(C))の反射の違いを表している。紙面に反射鏡が置かれており、読者の右手下から紙面に向かって入射光が照射されている。矢印の太さは読者と光線の距離を表していて、入射光が読者からだんだん離れて紙面に届く様子を矢印の先端を細くすることで表現している。図12(A)の平面鏡は反射の際にベクトルのX成分もY成分もそのまま、図12(B)の全方向再帰反射鏡は反射の際にベクトルのX成分もY成分も正負が反転、図12(C)の部分再帰反射鏡は反射の際にベクトルのX成分(周方向)はそのままでY成分(径方向)は正負が反転する。
本発明の効果を確認するために、本発明の2つの実施形態の適用前後で、被処理基板の温度を同じ温度(具体的には1100℃)に維持するのに要した電力と、リフレクタを囲うシュラウド(具体的には図1のE点)の温度とを計測した。下記表1はその計測結果である。表1に示すように、本発明の適用によりどちらの実施形態においても電力が約5%削減され、シュラウド温度が約4℃低下した。
なお、本発明に係る加熱装置は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、シリコンウェーハのエピタキシャル成長装置に本発明を適用した例を説明したが、シリコンウェーハ以外の半導体基板(例えばGaP基板等の化合物半導体基板)のエピタキシャル成長装置にも本発明を適用できる。また、エピタキシャル成長装置以外の加熱装置(例えばイオン注入後に半導体基板をアニールするアニール装置)にも本発明を適用できる。
1 エピタキシャル成長装置
10 反応室
3、31、32 ランプ
300、301〜304 開口部
4、41、42 第1リフレクタ
5 冷却部
7、71〜74 第2リフレクタ(再帰反射鏡)
75 全方向再帰反射鏡
76、77 部分再帰反射鏡
700 V字溝

Claims (6)

  1. 半導体基板が収容される反応室と、
    その反応室の外側に配置されて前記半導体基板を加熱するランプと、
    前記ランプ及び前記反応室を取り囲むように配置され、開口部が設けられた第1リフレクタと、
    前記開口部の外側で前記開口部からの光が入射し反射する位置に配置された再帰反射性を有する第2リフレクタと、
    を備えることを特徴とする加熱装置。
  2. 前記第2リフレクタは、前記開口部の方向に再帰反射性を有するリフレクタであることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記第2リフレクタは、全方向再帰反射鏡又は断面V字状の溝が形成された部分再帰反射鏡であることを特徴とする請求項1又は2に記載の加熱装置。
  4. 前記ランプは複数配置されるとともに、それら複数のランプは円形に配列され、
    前記第1リフレクタは、前記ランプの配列と軸を共通にする略軸対称形とされることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の加熱装置。
  5. 前記第1リフレクタの外側に配置され、第1の前記開口部から前記第1リフレクタの内側に冷気を導入し、導入された冷気を第2の前記開口部から排出することで前記反応室の外壁及び前記第1リフレクタを冷却する冷却手段を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の加熱装置。
  6. 前記加熱装置が前記半導体基板上にエピタキシャル膜を成膜するエピタキシャル成長装置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の加熱装置。
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