JP2014107088A - 電磁リレー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電磁リレー1は、固定接点21bと、可動接点21aと、可動接点21aを駆動して固定接点21bに摺動接触させる電磁駆動部10とを備え、固定接点21b及び可動接点21aのうちの少なくともいずれかの接点表面に凹部51が形成されている。
【選択図】図6
Description
以下、本発明の第1実施形態について説明する。以下の説明でいう上下左右は図1を基準にする。但し、この方向はあくまで説明の便宜上定義するものであって、実際の使用状態における方向とは必ずしも一致しない。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる電磁リレー1の正面図であって、(a)は電磁リレー1がオフの状態を示す図、(b)は電磁リレー1がオンの状態を示す図である。図1では、ケース2のみを断面として示している。
次に、電磁リレー1の動作について説明する。
まず、本発明の比較例として示す電磁リレー1の接点21の構成について説明する。この比較例では、図2に示すように、略円形の可動接点21aが接点バネ30に設けられ、図3に示すように、略円形の固定接点21bが固定板50に設けられている。可動接点21aを駆動して固定接点21bに摺動接触させると、図4に示すように、可動接点21aの上側の領域と固定接点21bの上側の領域が接触する構成となっている。この比較例によると、可動接点21aと固定接点21bが1点で接触することになるため、接点機構部20に異物が混入した場合、異物による接触不良が発生する可能性がある。
以下、本発明の第2実施形態にかかる電磁リレー1の接点21の構成を説明する。第1実施形態と異なる点は、図7に示すように、固定接点21bの接点表面に形成された凹部51が、固定接点21bの一端から他端の全体に亘り形成された溝52である点である。ここでは、上下方向に固定接点21bの中央を通る溝52が形成されている場合を例示している。溝52の幅は固定接点21bの直径の6分の1程度、溝52の深さは固定接点21bの厚みの3分の1程度の場合を例示している。ここでは、固定接点21bの接点表面に溝52が形成されている場合を例示しているが、可動接点21aの接点表面に同様の溝52が形成されていてもよい。あるいは、固定接点21bと可動接点21aの両方の接点表面に同様の溝52が形成されていてもよい。
以下、本発明の第3実施形態にかかる電磁リレー1の接点21の構成を説明する。第2実施形態と異なる点は、図9に示すように、可動接点21aの接点表面に斜め方向の溝31が形成されている点である。溝31の幅は可動接点21aの直径の6分の1程度、溝31の深さは可動接点21aの厚みの3分の1程度の場合を例示している。一方、固定接点21bの接点表面には、第2実施形態と同様、上下方向の溝52が形成されている(図7参照)。ここでは、上下方向に溝52が形成され、斜め方向に溝31が形成されている場合を例示しているが、斜め方向に溝52が形成され、上下方向に溝31が形成されていてもよい。
以下、本発明の第4実施形態にかかる電磁リレー1の接点21の構成を説明する。第3実施形態と異なる点は、固定接点21bと可動接点21aが接触する時にそれぞれの溝52,32が直交状態となる点である。すなわち、図11に示すように、可動接点21aの接点表面に左右方向の溝32が形成されている。溝32の幅は可動接点21aの直径の6分の1程度、溝32の深さは可動接点21aの厚みの3分の1程度の場合を例示している。一方、固定接点21bの接点表面には、第3実施形態と同様、上下方向の溝52が形成されている(図7参照)。ここでは、上下方向に溝52が形成され、左右方向に溝32が形成されている場合を例示しているが、左右方向に溝52が形成され、上下方向に溝32が形成されていてもよい。
以下、本発明の第5実施形態にかかる電磁リレー1の接点21の構成を説明する。第4実施形態と異なる点は、図12に示すように、可動接点21aの接点表面において平行に複数本の溝33a,33b,33cが左右方向に形成されている点である。固定接点21bの接点表面には溝が形成されていない。複数本の溝33a,33b,33cの幅はそれぞれ可動接点21aの直径の6分の1程度、複数本の溝33a,33b,33cの深さはそれぞれ可動接点21aの厚みの3分の1程度の場合を例示している。ここでは、可動接点21aの接点表面に複数本の溝33a,33b,33cが形成されている場合を例示しているが、固定接点21bの接点表面に同様の複数本の溝33a,33b,33cが形成されていてもよい。あるいは、固定接点21bと可動接点21aの両方の接点表面に同様の複数本の溝33a,33b,33cが形成されていてもよい。
以下、本発明の第6実施形態にかかる電磁リレー1の接点21の構成を説明する。第5実施形態と異なる点は、図14に示すように、固定接点21bの接点表面にメッシュ状の溝53が形成されている点である。可動接点21aの接点表面には溝が形成されていない。メッシュ状の溝53は、固定接点21bの接点表面の全体に形成されている。メッシュの間隔やメッシュを構成する溝の深さ等は適宜変更することができる。メッシュを構成する溝は交差していればよく、直交しているかどうかは問わない。ここでは、固定接点21bの接点表面にメッシュ状の溝53が形成されている場合を例示しているが、可動接点21aの接点表面に同様のメッシュ状の溝53が形成されていてもよい。
以下、本発明の第7実施形態にかかる電磁リレー1の接点21の構成を説明する。本実施形態では、図15に示すように、可動接点21aの接点表面に複数本の溝33a,33b,33cが形成されている。そこで、可動接点21aの接点幅をW1、溝33aの溝幅をW2a、溝33bの溝幅をW2b、溝33cの溝幅をW2cとする。この場合、複数本の溝33a,33b,33cの溝幅W2a,W2b,W2cの合計(W2a+W2b+W2c)は、可動接点21aの接点幅W1の半分以下であることが望ましい。ここでは、可動接点21a側の構成のみ例示しているが、固定接点21b側についても同様である。すなわち、固定接点21bの接点表面に複数本の溝が形成されている場合、その溝幅の合計は、固定接点21bの接点幅の半分以下であることが望ましい。
以下、本発明の第8実施形態にかかる電磁リレー1の接点21の構成を説明する。本実施形態では、図16に示すように、可動接点21aの接点表面において平行に複数本の溝34a,34b,34cが斜め方向に形成されている。一方、図17に示すように、固定接点21bの接点表面において平行に複数本の溝54a,54b,54cが上下方向に形成されている。そして、複数本の溝34a,34b,34cと複数本の溝54a,54b,54cが接点21の摺動方向に対して交差する位置関係となるように、固定接点21bが固定板50に取り付けられ、可動接点21aが接点バネ30に取り付けられている。接点21の摺動方向とは、可動接点21aの接点表面と固定接点21bの接点表面が摺動する方向である。ここでは、斜め方向に複数本の溝34a,34b,34cが形成され、上下方向に複数本の溝54a,54b,54cが形成されている場合を例示しているが、上下方向に複数本の溝34a,34b,34cが形成され、斜め方向に複数本の溝54a,54b,54cが形成されていてもよい。
以下、本発明の第9実施形態にかかる電磁リレー1の接点21の構成を説明する。第8実施形態と異なる点は、複数本の溝33a,33b,33cと複数本の溝54a,54b,54cが接点21の摺動方向に対して直交する位置関係となるように、固定接点21bが固定板50に取り付けられ、可動接点21aが接点バネ30に取り付けられている点である。すなわち、第5実施形態と同様、可動接点21aの接点表面に複数本の溝33a,33b,33cが左右方向に形成されている(図12参照)。一方、第8実施形態と同様、固定接点21bの接点表面に複数本の溝54a,54b,54cが上下方向に形成されている(図17参照)。ここでは、左右方向に複数本の溝33a,33b,33cが形成され、上下方向に複数本の溝54a,54b,54cが形成されている場合を例示しているが、上下方向に複数本の溝33a,33b,33cが形成され、左右方向に複数本の溝54a,54b,54cが形成されていてもよい。
以下、本発明の第10実施形態にかかる電磁リレー1の接点21の構成を説明する。本実施形態では、図19に示すように、可動接点21aに形成された溝36は、その長手方向の途中に3つの折れ部36a,36b,36cを備えている。固定接点21bには溝が形成されていない。ここでは、可動接点21aに溝36が形成されている場合を例示しているが、固定接点21bに同様の溝36が形成されていてもよい。
以下、本発明の第11実施形態にかかる電磁リレー1の接点21の構成を説明する。第10実施形態と異なる点は、図20に示すように、可動接点21aに形成された溝37がその長手方向の途中の3つの折れ部37a,37b,37cで略90度に折れ曲がっている点である。ここでは、可動接点21aに溝37が形成されている場合を例示しているが、固定接点21bに同様の溝37が形成されていてもよい。
10 電磁駆動部
21 接点
21a 可動接点
21b 固定接点
30 接点バネ
31,32,33a,33b,33c,34a,34b,34c,36,37,52,53,54a,54b,54c 溝
51 凹部
W1 接点幅
W2a,W2b,W2c 溝幅
Claims (11)
- 固定接点と、可動接点と、前記可動接点を駆動して前記固定接点に摺動接触させる電磁駆動部とを備えた電磁リレーであって、
前記固定接点及び前記可動接点のうちの少なくともいずれかの接点表面に凹部が形成されていることを特徴とする電磁リレー。 - 前記凹部は、接点の一端から他端の全体に亘り形成された溝であることを特徴とする請求項1に記載の電磁リレー。
- 前記固定接点及び前記可動接点の接点表面にそれぞれ前記溝が形成され、
前記固定接点と前記可動接点が接触する時にそれぞれの前記溝が交差状態となることを特徴とする請求項2に記載の電磁リレー。 - 前記固定接点と前記可動接点が接触する時にそれぞれの前記溝が直交状態となることを特徴とする請求項3に記載の電磁リレー。
- 前記溝は、接点表面において平行に複数本形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の電磁リレー。
- 前記固定接点及び前記可動接点のうちの一方の接点表面にメッシュ状の前記溝が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電磁リレー。
- 前記溝の溝幅の合計は、その溝が形成されている接点の接点幅の半分以下であることを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の電磁リレー。
- 前記溝が形成された接点は、前記溝が接点の摺動方向に対して交差する位置関係となるように取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載の電磁リレー。
- 前記溝が形成された接点は、前記溝が接点の摺動方向に対して直交する位置関係となるように取り付けられていることを特徴とする請求項8に記載の電磁リレー。
- 前記溝は、その長手方向の途中で折れ曲がっていることを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載の電磁リレー。
- 前記溝は、その長手方向の途中で略90度に折れ曲がっていることを特徴とする請求項10に記載の電磁リレー。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016091886A (ja) * | 2014-11-07 | 2016-05-23 | 株式会社鷺宮製作所 | 圧力スイッチ |
JP2018029086A (ja) * | 2017-11-27 | 2018-02-22 | 株式会社鷺宮製作所 | 圧力スイッチ |
Citations (2)
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JPS5582721U (ja) * | 1978-12-04 | 1980-06-07 |
-
2012
- 2012-11-27 JP JP2012258508A patent/JP2014107088A/ja active Pending
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