JP2014106987A - 情報配信システム、端末装置、サーバ - Google Patents

情報配信システム、端末装置、サーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2014106987A
JP2014106987A JP2012259012A JP2012259012A JP2014106987A JP 2014106987 A JP2014106987 A JP 2014106987A JP 2012259012 A JP2012259012 A JP 2012259012A JP 2012259012 A JP2012259012 A JP 2012259012A JP 2014106987 A JP2014106987 A JP 2014106987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
distribution
area
recording medium
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012259012A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Adachi
佳久 足立
Shigemi Maeda
茂己 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012259012A priority Critical patent/JP2014106987A/ja
Publication of JP2014106987A publication Critical patent/JP2014106987A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

【課題】コンテンツの配信が許可されていない記録媒体に当該コンテンツが記録されることを防止する。
【解決手段】情報配信システム(1)は、情報記録媒体(100)の第1領域(20)に記録された識別情報および第2領域(40)に記録された第2領域特有情報をそれぞれ再生する記録再生装置(60)と、上記識別情報、および上記第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報をサーバ(90)へ送信する端末装置(70)と、これらの情報に基づいて、要求されたコンテンツの配信の可否を判定するサーバ(90)とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ、ソフトウェア、映像、音声などの情報を配信する情報配信システム、このシステムに用いられる端末装置、およびサーバに関する。
近年、ネットワーク、特にインターネットの普及により、従来はCD(Compact Disc)などに代表されるパッケージソフトウェアの形で配布されていたソフトウェア、音楽、映像などの情報が、ネットワーク上で配信されるビジネス形態が増加してきている。
このような情報のネットワーク配信においては、配信される情報の盗用を防ぐためのセキュリティが重要である。
特許文献1では、情報を特定の記録媒体にのみ配信することが可能な情報配信方法、情報配信システムおよび情報配信装置が開示されている。特許文献1の情報配信方法では、再生専用領域と記録再生領域とを備えた記録媒体から、再生専用領域に記録された識別情報が読み出される。次いで、読み出された識別情報に基づいて、上記記録媒体に対する情報配信の可否が判断される。そして、上記判断に基づいて、配信された情報は上記記録媒体における記録再生領域に記録される。
特開2002−324349号公報(2002年11月8日公開)
しかしながら、特許文献1の発明では、識別情報による認証に成功した後に、その識別情報が記録された記録媒体とは異なる、別の記録媒体への差し替えが行われる可能性については考慮されていない。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、配信情報の配信が許可されるべき記録媒体以外の記録媒体に当該配信情報が記録される可能性を低減する情報配信システム、端末装置およびサーバを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報配信システムは、情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報、および上記情報記録媒体の第2領域にのみ記録されている第2領域特有情報をそれぞれ再生する記録再生装置と、配信情報の送信を要求する配信要求、上記記録再生装置が再生した識別情報、および上記第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報をサーバへ送信する端末装置と、受信した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定し、配信可能と判定した場合に、要求された配信情報を上記端末装置へ送信するサーバとを含み、上記記録再生装置は、上記サーバが送信した配信情報を、上記端末装置を介して受信し、当該配信情報を上記第2領域に記録することを特徴としている。
また、本発明の一態様に係る端末装置は、情報記録媒体が有する情報を再生する記録再生装置を制御することにより、上記情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報、および上記情報記録媒体の第2領域にのみ予め記録されている第2領域特有情報を取得する再生制御手段と、上記再生制御手段が取得した識別情報、上記第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報、および配信情報の送信を要求する配信要求をサーバへ送信する配信要求送信手段と、上記サーバが、受信した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定し、配信可能と判定した後に、要求された配信情報を送信した場合に、上記配信情報を受信し、上記記録再生装置を制御することにより、当該配信情報を上記第2領域に記録する記録制御手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明の一態様に係るサーバは、配信情報の送信を要求する配信要求と、情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報と、上記情報記録媒体の第2領域にのみ記録されている第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報とを端末装置から取得する取得手段と、上記取得手段が取得した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定する判定手段と、上記配信情報の配信が可能と上記判定手段が判定した場合に、要求された配信情報を上記端末装置へ送信する送信制御手段とを備えることを特徴としている。
本発明の一態様に係る情報配信システムでは、識別情報に加えて、第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報を、配信情報の配信の可否の判定に用いることができるため、配信情報の配信が許可されるべき記録媒体以外の記録媒体に対して不正に配信情報が記録される可能性を低減することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る情報配信システムの構成を概念的に示す図である。 本発明の一実施形態に係る光情報記録媒体の構成を概念的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る端末装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るサーバの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る情報配信システムにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る情報配信システムにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明のさらに他の実施形態に係る光情報記録媒体の構成を概念的に示す斜視図である。
〔実施形態1〕
本発明の実施の一形態について図1〜図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
(情報配信システム1の構成)
図1に基づき、本実施形態に係る情報配信システム1の構成について説明する。図1は、本実施形態の情報配信システム1の構成を概念的に示す図である。
図1に示すように、情報配信システム1は、光ディスク装置(記録再生装置)60と、端末装置70と、サーバ90とを備えているシステムである。
光ディスク装置60は、光情報記録媒体(情報記録媒体)100のROM(Read Only Memory)層20(第1領域)に記録されている情報の再生、およびRE(Recordable)層40(第2領域)のデータ記録領域への情報の記録を行う。この光ディスク装置60は、例えば、端末装置70に通信可能に接続されたディスクドライブである。
端末装置70は、光ディスク装置60の動作を制御する装置である。また、端末装置70は、ネットワーク80を介して、サーバ90と情報の送受信を行う。この端末装置70は、例えば、パーソナルコンピュータである。
なお、光ディスク装置60と端末装置70とを一体として形成してもよい。例えば、端末装置70の機能を光ディスク装置60に組み込んでもよい。
サーバ90は、光情報記録媒体100に記録すべき情報を、端末装置70へ配信する。
(光情報記録媒体100の構成)
図2に基づき、本発明の一実施形態に係る光情報記録媒体100の構成について説明する。図2は、光情報記録媒体100の構成を概念的に示す断面図である。
図2に示すように、光情報記録媒体100は、光ヘッド41からの再生光の入射側から、透光層10、ROM層20、中間層30、RE層40、および基板50が設けられた構成である。ROM層20およびRE層40に記録された情報は、再生光によって読み出すことが可能となっている。
すなわち、光情報記録媒体100は、基板50上に、再生光によって情報を読み出すことが可能な複数の情報記録層(ROM層20およびRE層40)と、複数の情報記録層各々を分離する中間層30と、基板50より最も遠い位置に設けられた透光層10とを有している。上記複数の情報記録層は、情報を読み出すことのみ可能なROM層20と情報を書き換えることが可能な領域を含むRE層40(書き換え層)とからなる。
つまり、光情報記録媒体100は、情報記録層としてROM層20とRE層40とを有するコンビネーションディスクである。
なお、光情報記録媒体100では、情報記録層は、ROM層20およびRE層40の2層のみとなっているが、情報記録層は、3層以上であっても良い。例えば、RE層40を複数層設けても良い。
(各層の詳細)
<透光層10>
透光層10は、光ヘッド41から出射された再生光を透過する層であり、例えば、厚さ75μmの紫外線硬化樹脂からなる。透光層10の材料は、再生光の波長において透過率が高いものであれば良い。また、透光層10の表面には、表面保護のためのハードコートが設けられていても良い。
<ROM層20>
ROM層20は、いわゆる再生専用の情報記録層であり、情報を読み出すことのみ可能な層である。このROM層20は、例えば、厚さ9nmのAPC(AgPdCu)からなる。
また、ROM層20は、光情報記録媒体100の外周側から、データ記録領域20Aおよびリードイン領域20Bを有している。
データ記録領域20Aは、使用者が利用可能な情報が記録されている領域である。使用者が利用可能な情報とは、例えば、OS(Operating System)やアプリケーションソフトなどの各種ソフトウェアや動画データなどの各種コンテンツである。
リードイン領域20Bは、対応する光ディスク装置60が利用する情報が記録されている領域である。この領域には、主に、媒体種類情報、再生条件情報、およびセクター最終番号情報など、光情報記録媒体100に関する媒体情報が記録されている。
媒体種類情報とは、R,RE,ROM(本実施の形態の場合はROM層とRE層とのコンビネーション)等の種類の情報と層数に関する情報である。再生条件情報とは、推奨再生レーザパワー、線速等の情報である。また、セクター最終番号情報とは、ROM層の記録されている領域を示す情報である。
このリードイン領域20Bには、コンテンツID(識別情報)が記録されている。コンテンツIDとは、コンテンツを個別に特定可能な識別子であり、サーバ90から配信されるコンテンツの著作権保護のために利用される情報である。
また、著作権保護のために利用する識別情報として、コンテンツIDの代わりに、ディスクID、ユーザIDまたはコンテンツを構成するデータの属性(テキスト、画像など)を示す属性データの集合を用いてもよい。ディスクIDとは、光情報記録媒体100を個別に特定可能な識別子である。ユーザIDとは、情報配信システム1の利用者を個別に特定可能な識別子である。これらの識別情報はデータ記録領域20Aに記録されていてもよい。
<中間層30>
中間層30は、ROM層20およびRE層40を分離するための層であり、例えば、厚さ25μmの透明紫外線硬化樹脂からなる。中間層30の材料は、これに限られたものではなく、再生光の波長において透過率が高い材料であれば良い。また、中間層30の厚さは、ROM層20およびRE層40を分離でき、層間クロストークが問題にならない適度の厚さであれば良い。
<RE層40>
RE層40は、いわゆる書き換え型の情報記録層であり、情報を書き換え、または追記することが可能な層である。このRE層40は、例えば、スパッタ法等により7層の薄膜が積層されてなるものである。
このRE層40は、光情報記録媒体100の外周側から、ユーザデータ記録領域40Aおよびリードイン領域40Bを有している。
ユーザデータ記録領域40Aは、使用者が任意で記録する情報(配信情報を含む)が記録される領域である。
リードイン領域40Bは、BCA(Burst Cutting Area)領域より外周側に設けられている。このリードイン領域40Bには、主に、媒体種類情報、再生条件情報、および記録条件情報など、光情報記録媒体100に関する媒体情報が記録されている。
ユーザデータ記録領域40Aおよびリードイン領域40Bには、層番号情報(第2領域特有情報)が記録されている。層番号情報とは、RE層40を他の情報記録層と区別し、特定するための層番号を示す情報である。本実施形態では、第2領域特有情報とは、ROM層20には記録されておらず、RE層40にのみ記録されている情報を意味する。
また、第2領域特有情報として、層番号情報の代わりに、(i)RE層40の記録・再生箇所を判断するための情報であるアドレス情報、または、(ii)RE層40にのみ記録された特定の情報(所定の文字列および/または記号列)を用いてもよい。これらの情報もユーザデータ記録領域40Aに記録されていてもよいし、リードイン領域40Bに記録されていてもよい。
第2領域特有情報が再生されることにより、光ピックアップ4の再生/記録位置がRE層40に移ったことを意味する。そのため、第2領域特有情報を再生し、当該第2領域特有情報をサーバ90に送信することにより、光ピックアップ4の再生/記録位置がRE層40に移ったことをサーバ90に対して報知することができる。
なお、第2領域特有情報そのものをサーバ90に送信する必要はなく、第2領域特有情報が再生されたことを示す情報(再生情報と称する)をサーバ90に送信してもよい。第2領域特有情報が示す情報をサーバ90において利用するわけではなく、第2領域特有情報が再生されたことをサーバ90が認識できればよいからである。
媒体種類情報とは、R,RE,ROM(本実施の形態の場合はROM層とRE層とのコンビネーション)等の種類の情報と層数に関する情報である。再生条件情報とは、推奨再生レーザパワー、線速等の情報である。記録条件情報とは、推奨記録パワー、推奨記録ストラテジ等の情報である。
また、BCAには、主として、光情報記録媒体の構造を示す識別情報(ディスク識別情報)が記録される。識別情報の具体例としては、ディスクの層のタイプ(再生専用型、追記型、書き換え型)、ディスクのサイズ、ディスクのバージョン(速度等に関連)、およびディスク固有の番号などが例示できる。これらの各識別情報のBCAにおける記録順序(又は配置方法)は、任意であってよい。なお、これらの記録順序は、通常規格などによって決められている。
また、リードイン領域40Bには、ユーザデータ記録領域40Aに記録される情報をファイル単位で管理するためのファイル管理情報が記憶されている。これにより、ユーザデータ記録領域40Aに記録される情報をファイル管理情報に基づいてファイル単位で管理することができる。
なお、透光層10、ROM層20、中間層30、RE層40、および基板50の厚み、層数、構成材料、および形成方法は、上述のものに限定されず、各層として機能するものであれば良い。
(光ディスク装置60の構成)
次に、図3に基づき、本発明の一実施形態に係る光ディスク装置60の構成について説明する。光ディスク装置60は、光情報記録媒体100を含むDVDやBDなどの光情報記録媒体に対して情報の記録および再生を行う装置である。
図3は、光ディスク装置60の概略構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、光ディスク装置60は、主として、ディスク装填認識部2、記録再生回路群3、光ピックアップ4、およびスピンドルモータ5を含んでいる。
光ピックアップ4は、さらに光ヘッド41およびアクチュエータ42を含んでいる。
また、記録再生回路群3は、さらに、ピックアップ駆動回路31、レーザ駆動回路32、再生回路33、アクチュエータ駆動回路34、およびスピンドルモータ駆動回路35を含んでいる。
ディスク装填認識部2は、光情報記録媒体100の装填および排出を検出するためのものであり、例えば、各種センサが例示できるが、光情報記録媒体100の装填および排出を検出できるものであれば、どのようなセンサを用いても良い。このディスク装填認識部2は、検出した結果を検出信号として、端末装置主制御部7へ送信する。
(光ディスク装置60の動作の概要)
<再生時の動作>
情報の再生時において、光ディスク装置60では、端末装置主制御部7に制御されたアクチュエータ駆動回路34によってアクチュエータ42が駆動されることにより、光ピックアップ4が光情報記録媒体100の近傍に移動する。また、端末装置主制御部7によって制御されたピックアップ駆動回路31によって、光ピックアップ4が光情報記録媒体100の記録部位へ移動する。そして、端末装置主制御部7によって制御されたレーザ駆動回路32を介して、光ヘッド41から再生用のレーザビームを光情報記録媒体100に照射する。
次に、光ヘッド41が検出した反射光は、再生回路33にて再生信号に変換され、端末装置主制御部7へと送信される。これにより、光ディスク装置60は、光情報記録媒体100のトラックに記録された情報を再生する。
光情報記録媒体100のコンテンツIDおよび層番号情報は、上述の再生動作によって読み取られ、端末装置主制御部7へと送信される。
<記録時の動作>
情報の記録時において、光ディスク装置60では、端末装置主制御部7に制御されたスピンドルモータ駆動回路35によって駆動されたスピンドルモータ5により、光情報記録媒体100が回転する。また、アクチュエータ駆動回路34によってアクチュエータ42が駆動されることにより、光ピックアップ4が、回転した光情報記録媒体100の近傍へ移動する。さらに、ピックアップ駆動回路31によって、光ピックアップ4が、光情報記録媒体100のトラック(不図示)へ移動する。
そして、端末装置主制御部7によって設定された記録条件に基づき、レーザ駆動回路32を介して、光ヘッド41から記録用のレーザビームが光情報記録媒体100の記録部位に照射される。これにより、光ディスク装置60は、光情報記録媒体100のトラックに情報を記録する。
(端末装置70の構成)
次に、図4に基づき、本発明の一実施形態に係る端末装置70の構成について説明する。端末装置70は、光ディスク装置60の動作を制御する装置である。
図4は、端末装置70の概略構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、端末装置70は、主として、記憶部6、端末装置主制御部7、ディスプレイ(表示装置)8、操作部9、および通信部76を含んでいる。
記憶部6は、端末装置主制御部7が実行する(1)各部の制御プログラム、(2)OSプログラム、(3)アプリケーションプログラム、および、(4)これらプログラムを実行するときに読み出す各種データを記録するものである。
操作部9は、使用者が、光ディスク装置60に各種の操作命令を入力するためのものであり、例えば、操作ボタンとそのインターフェースなどが例示できる。
ディスプレイ8は、サーバ90に配信を要求するコンテンツを選択するための画面、サーバ90から送信されたメッセージ、コンテンツのダウンロード状況、光情報記録媒体100から読み出された映像情報などを表示する表示装置である。このディスプレイ8は、例えば、液晶ディスプレイである。なお、ディスプレイ8は、端末装置70と通信可能に接続された別体の表示装置であっても良い。
通信部76は、サーバ90の通信部96と端末装置70との間で情報の送受信を行うための通信装置である。
(端末装置主制御部7の構成)
図4に示すように、端末装置主制御部7は、配信情報記録管理部71、再生制御部72、記録制御部73、再生データ処理部74、および表示制御部75を含んでいる。
(配信情報記録管理部71)
配信情報記録管理部71は、ユーザが所望するコンテンツの配信をサーバ90に要求するとともに、サーバ90から受信したコンテンツを光情報記録媒体100へ記録する処理を管理する。
具体的には、配信情報記録管理部71は、所望のコンテンツの配信をサーバ90に要求する配信要求をサーバ90に送信する。また、配信情報記録管理部71は、上記コンテンツをサーバ90からダウンロードすることをサーバ90に認可させるために必要な情報(配信認可用情報と称する)を光情報記録媒体100から取得し、通信部76を介してサーバ90へ送信する。
配信認可用情報には、サーバ90からダウンロードするコンテンツの著作権を保護するために利用される著作権保護情報(識別情報)と、第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報とが概念的に含まれる。配信認可用情報は、著作権保護情報に相当する情報と再生情報に相当する情報とを含んでいればよく、著作権保護情報および再生情報そのものであってもよい。この場合、配信情報記録管理部71は、著作権保護情報と再生情報とを別々に(時間差を付けて)サーバ90へ送信してもよい。
再生情報は、光ピックアップ4の再生/記録対象がROM層20からRE層40に移ったことを意味する層間移動情報であるとも表現できる。
上述したように、著作権保護情報(識別情報)として、例えば、コンテンツID、ディスクID、またはユーザIDを利用できる。以下では、著作権保護情報の一例としてコンテンツIDを用いて説明を行う。
また、上述のように再生情報として、第2領域特有情報(例えば、層番号情報、アドレス情報、RE層40にのみ記録された特定の情報)そのものを利用してもよいし、第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報を、第2領域特有情報とは別に生成し、サーバ90に送信してもよい。再生情報の生成は、例えば、配信情報記録管理部71が行えばよい。以下では、再生情報の一例として層番号情報を用いて説明を行う。
また、配信情報記録管理部71は、サーバ90からダウンロードしたコンテンツを、記録制御部73を介して光情報記録媒体100に記録する。
また、配信情報記録管理部71は、光情報記録媒体100が光ディスク装置60に装填または排出されたことをディスク装填認識部2が検出したときに、ディスク装填認識部2から送信される検出信号を受信する。
(再生制御部72)
再生制御部72は、配信情報記録管理部71の命令に従い、ピックアップ駆動回路31およびレーザ駆動回路32に指令を発して、光ディスク装置60による、光情報記録媒体100に記録されている情報の再生を制御する。
(記録制御部73)
記録制御部73は、配信情報記録管理部71の命令に従い、ピックアップ駆動回路31およびレーザ駆動回路32に指令を発して、光ディスク装置60による、光情報記録媒体100への情報の記録を制御する。
(再生データ処理部74)
再生データ処理部74は、光ヘッド41によって読み取られた再生情報を、再生回路33を介して受信し、端末装置主制御部7に送信したり、表示制御部75を介してディスプレイ8に表示させるなど、再生情報の処理を行うものである。再生情報には、著作権保護情報(コンテンツID)および第2領域特有情報(層番号情報)のほか、映像情報、音声情報、ファイル管理情報などが含まれ、再生情報の種類に応じた処理がなされる。
特に、再生データ処理部74は、再生回路33から光情報記録媒体100のコンテンツIDおよび層番号情報を受信し、配信情報記録管理部71へと送信する。
表示制御部75は、コンテンツ選択画面、各種のメッセージ、コンテンツのダウンロード状況、映像情報などをディスプレイ8に表示させるための処理を行う。
(サーバ90の構成)
次に、図5に基づき、本発明の一実施形態に係るサーバ90の構成について説明する。サーバ90は、端末装置70から要求されたコンテンツ(配信情報)の配信の可否を判定し、配信可能と判定した場合に、当該コンテンツを端末装置70へ配信する。
図5は、サーバ90の概略構成を示す機能ブロック図である。図5に示すように、サーバ90は、主として、サーバ主制御部91、データベース95、および通信部96を含んでいる。
データベース95は、端末装置70に配信するコンテンツを保存するものである。
通信部96は、端末装置70とサーバ90との間で情報の送受信を行うための通信装置である。
(サーバ主制御部91の構成)
図5に示すように、サーバ主制御部91は、識別情報管理部92、配信可否判定部93、および情報配信部94を含んでいる。
識別情報管理部92は、通信部96を介して、配信要求、ならびに配信認可用情報(コンテンツIDおよび層番号情報を含む)を、端末装置70から受信する。そして、識別情報管理部92は、受信した配信認可用情報に含まれるコンテンツIDと、データベース95に保存されているコンテンツIDとを照合することにより、コンテンツの配信要求がなされた光情報記録媒体100がコンテンツの配信対象として適切かどうかを判定する。
なお、上述したように、コンテンツID(識別情報)および層番号情報(再生情報)は、同時にサーバ90に送信される必要はなく、別々に送信されてもよい。
配信可否判定部93は、コンテンツの配信要求がなされた光情報記録媒体100がコンテンツの配信対象として適切であると識別情報管理部92が判定した場合に、受信した配信認可用情報に含まれる層番号情報が所定の要件を満たすものであるかどうか(すなわち、RE層40の層番号情報であるかどうか)を判定する。受信した層番号情報が適切である場合、配信可否判定部93は、要求されたコンテンツを端末装置70へ送信することを許可することを示す配信許可情報を、情報配信部94へ送信する。
情報配信部94は、配信要求が示すコンテンツをデータベース95から取得し、通信部96を介して、当該コンテンツを端末装置70へ送信する。
(情報配信システム1における情報配信処理の流れ)
次に情報配信システム1における情報配信処理の流れの一例について説明する。
図6は、情報配信システム1における情報配信処理の流れの一例を示すフローチャートである。
コンテンツをダウンロードするために、ユーザは、光情報記録媒体100を光ディスク装置60にセットし、端末装置70の操作部9を用いて、コンテンツのダウンロードを要求する指示を入力する。
配信情報記録管理部71は、上記指示を受け付けると、再生制御部72を介して光ピックアップ4を制御することにより、光情報記録媒体100のROM層20に記録されているコンテンツIDを読み取り、再生データ処理部74を介して当該コンテンツIDを受信する(ステップS1)(第1再生工程)。
次に、配信情報記録管理部71は、光ピックアップ4を移動させ、RE層40に記録されている層番号情報を読み取り、再生データ処理部74を介して当該層番号情報を受信する(ステップS2)(第2再生工程)。
配信情報記録管理部71は、受信したコンテンツIDおよび層番号情報を含む配信認可用情報を生成し、生成した配信認可用情報を、コンテンツの配信を要求する配信要求とともにサーバ90へ送信する(ステップS3)(識別情報送信工程)。
なお、配信情報記録管理部71は、まず配信要求をサーバ90へ送信し、サーバ90から配信認可用情報の送信を要求された後に、コンテンツIDおよび層番号情報をサーバ90へ送信してもよい。
サーバ90の識別情報管理部92は、配信要求および配信認可用情報を配信情報記録管理部71から受信すると(ステップS4)、受信した配信認可用情報に含まれるコンテンツIDと、データベース95に保存されているコンテンツIDとを照合することにより、コンテンツの配信要求がなされた光情報記録媒体100がコンテンツの配信対象として適切かどうかを判定する(ステップS5)(第1判定工程)。
識別情報管理部92は、コンテンツの配信要求がなされた光情報記録媒体100がコンテンツの配信対象として適切であると判定すると(S5にてYES)、受信した配信用要求および層番号情報を配信可否判定部93へ出力する。
配信可否判定部93は、配信認可用情報に含まれる層番号情報を受信すると、当該層番号情報がRE層40の層番号情報であるかどうかを判定する(ステップS6)(第2判定工程)。換言すれば、配信可否判定部93は、所定の規定を満たす再生情報を受信したかどうか(再生情報の受信の有無(結果))を判定する。
受信した層番号情報がRE層40の層番号情報であると判定した場合(S6にてYES)、配信可否判定部93は、要求されたコンテンツを端末装置70へ送信することを許可する配信許可情報を、配信要求とともに情報配信部94へ送信する。
換言すれば、識別情報管理部92は、受信したコンテンツID(識別情報)による認証の結果および所定の規定を満たす層番号情報(再生情報)の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定する。
情報配信部94は、配信要求が示すコンテンツをデータベース95から取得し、通信部96を介して、当該コンテンツを端末装置70へ送信する(ステップS7)(配信情報送信工程)。
端末装置70の配信情報記録管理部71は、コンテンツを情報配信部94から受信すると(ステップS8)、記録制御部73に動作命令を送信することにより、受信したコンテンツを、光情報記録媒体100のRE層40内のユーザデータ記録領域40Aに記録する(ステップS9)(記録工程)。
なお、サーバ90は、受信したコンテンツIDを用いて、コンテンツを暗号化し、暗号化されたコンテンツを端末装置70へ送信してもよい。あるいは、光ディスク装置60は、ROM層20に記録されている所定の情報を用いて、サーバ90が送信したコンテンツを暗号化し、暗号化されたコンテンツをRE層40内のユーザデータ記録領域40Aに記録してもよい。
他方、識別情報管理部92が、コンテンツの配信要求がなされた光情報記録媒体100がコンテンツの配信対象として適切でないと判定した場合(S5にてNO)、および配信可否判定部93が、受信した層番号情報がRE層40の層番号情報でない(すなわち、所定の規定を満たす再生情報を受信していない)と判定した場合(S6にてNO)、配信可否判定部93は、コンテンツの配信を許可しない旨を示す配信不可情報を、通信部96を介して端末装置70へ送信する(ステップS10、S11)。
すなわち、サーバ90の配信可否判定部93は、再生情報を受信しなかった場合に、要求されたコンテンツの配信を許可しない判定を行う。
(情報配信システム1の効果)
情報配信システム1においては、コンテンツID(識別情報)による認証の結果に加えて、第2領域特有情報が再生されたことを示す層番号情報(再生情報)の受信の結果に基づいて、要求されたコンテンツの配信の可否が判定される。
コンテンツIDは、光情報記録媒体100のROM層20に記録されており、層番号情報は、光情報記録媒体100のRE層40に記録されている。そのため、コンテンツID、および第2領域特有情報が再生されたことを示す層番号情報を取得できたことは、光ピックアップの再生対象(または記録対象)がROM層20からRE層40に移動したことを意味する。
このように、情報配信システム1においては、コンテンツIDに加えて、第2領域特有情報が再生されたことを示す層番号情報を、コンテンツの配信の可否の判定に用いることができるため、コンテンツの記録が許可されていない記録媒体(例えば、REディスク)に対して、光情報記録媒体100が保有する識別情報(コンテンツIDやディスクIDなど)が、不正に記録された場合においても、サーバ90から配信されたコンテンツが、不正にダウンロードおよび記録される可能性を低減することができる。
これにより、例えば、光情報記録媒体100のROM層20に記録されたコンテンツに関連した追加コンテンツを、サーバ90から配信する際に、両コンテンツの著作権保護を行うことができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施の形態1と同様の部材に関しては、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本実施形態の情報配信システム1の構成を機能ブロック図として示した場合には、図1、図3〜5に示した構成と同様のものとなる。本実施形態では、光情報記録媒体100が光ディスク装置60から排出された場合に、その旨を示す排出情報が端末装置70からサーバ90へ送信される。サーバ90は、排出情報を受信した場合に、端末装置70へのコンテンツの配信を中断または禁止する。
(本実施形態の情報配信システム1における情報配信処理の流れ)
本実施形態の情報配信システム1における情報配信処理の流れの一例について説明する。
図7は、情報配信システム1における情報配信処理の流れの一例を示すフローチャートである。ステップS21からステップS27までの処理の流れは、図6に示したステップS1からステップS7までの処理の流れと同様のため、その説明を省略する。
端末装置70の配信情報記録管理部71は、コンテンツをサーバ90の情報配信部94から受信する(ステップS28)。
光ディスク装置60のディスク装填認識部2は、光情報記録媒体100が光ディスク装置60から排出されていないかどうかを検出し、光情報記録媒体100が光ディスク装置60から排出された場合に、その旨を示す排出情報を配信情報記録管理部71へ送信する。
配信情報記録管理部71は、排出情報を受信していない場合、すなわち、光情報記録媒体100が排出されていない場合(ステップS29にてYES)、記録制御部73に動作命令を送信することにより、受信したコンテンツを、光情報記録媒体100のRE層40内のユーザデータ記録領域40Aに記録する(ステップS30)。
なお、ステップS29に示された、光情報記録媒体100が光ディスク装置60から排出されていないかどうかの検出は、ステップS30において再度実施されてもよい。
なお、光ディスク装置60は、ROM層20に記録されている所定の情報(暗号鍵情報)を用いて、サーバ90が送信した配信情報を暗号化し、暗号化された配信情報をRE層40内のユーザデータ記録領域40Aに記録してもよい。上記所定の情報とは、例えば、ROM層20を識別するための識別情報である。この構成では、RE層40に記録された配信情報を復号するときに、ROM層20に記録された暗号鍵情報が必要となる。そのため、配信情報を認可されていない記録媒体に不正に記録し、再生する行為を防止できる。
他方、配信情報記録管理部71は、排出情報を受信した場合、すなわち、光情報記録媒体100が排出された場合(S29にてNO)、配信情報記録管理部71は、当該排出情報をサーバ90へ送信する(ステップS33)。
サーバ90の識別情報管理部92は、排出情報を配信情報記録管理部71から受信すると(ステップS34)、配信可否判定部93へ受信した排出情報を出力する。
配信可否判定部93は、排出情報を受信すると、コンテンツの配信を中断または禁止し、コンテンツの配信を許可しない旨を示す配信不可情報を、通信部96を介して端末装置70へ送信する(ステップS35)。
端末装置70は、配信不可情報を受信すると、コンテンツの配信が中断または禁止されたことを示すメッセージをディスプレイ8に表示する。
なお、ステップS29〜35に示された処理は、サーバ側のS24〜S27の処理の間に実施されてもよい。
(本実施形態の情報配信システム1の効果)
本実施形態の情報配信システム1においては、コンテンツID、および第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報に加えて、光情報記録媒体100が光ディスク装置60から排出されていないかどうかを示す排出情報をさらに用いて、要求されたコンテンツの配信の可否が判定される。
このように、排出情報をさらに用いてコンテンツの配信の可否を判定することにより、コンテンツの記録が許可されるべき光情報記録媒体100が光ディスク装置60から排出され、他の情報記録媒体に差し替えられた場合においても、他の情報記録媒体に対して不正にコンテンツが記録されることを防ぐことができる。
〔実施形態3〕
本発明の実施の一形態について、図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、実施の形態1および2と同様の部材に関しては、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本実施形態の情報配信システム1の構成を機能ブロック図として示した場合には、図1、図3〜5に示した構成と同様のものとなる。
図8は、本実施形態において用いられる光情報記録媒体(情報記録媒体)200の構成を概念的に示す斜視図である。光情報記録媒体200は、REディスクまたはRディスクであり、ROM層を有していない点で、実施の形態1および2の光情報記録媒体100と異なる。
光情報記録媒体200は、情報記録層としてRE層のみを有する単層のディスクであり、光情報記録媒体200の記録領域は、内周側の識別情報領域(第1領域)201と外周側のユーザ記録領域(第2領域)202との2つに分割されている。
識別情報領域201は、ディスク管理のための領域であって、ユーザによるデータの書き込みが許可されていない領域である。ユーザ記録領域202は、ユーザによるデータの書き込みが許可されている領域である。
識別情報領域201には、識別情報があらかじめ記録されている。この識別情報は、コンテンツの著作権保護のために用いられる情報であり、例えば、コンテンツIDが複製不可能な形で記録された情報である。他にも、識別情報として、実施形態1と同様に、ディスクIDやユーザIDを用いてもよい。
ユーザ記録領域202には、第2領域特有情報が記録されている。この第2領域特有情報は、例えば、ユーザ記録領域202の記録・再生箇所を判断するための情報であるアドレス情報である。他にも、第2領域特有情報として、実施形態1と同様に、ユーザ記録領域202にのみ記録された特定の情報(所定の文字列および/または記号列)を用いてもよい。
本実施形態の情報配信システム1においては、実施形態1と同様に、識別情報領域201に記録された識別情報(例えば、コンテンツID)、および、ユーザ記録領域202に記録された第2領域特有情報(例えば、アドレス情報)が光情報記録媒体200から取得され、識別情報による認証の結果に加えて、第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報の受信の結果に基づいて、コンテンツの配信可否がサーバ90によって判定される。
このように、光情報記録媒体200が、ROM層を有していない単層のREディスクまたはRディスクである場合においても、他の情報記録媒体に対して不正にコンテンツが記録されることを防ぐことができる。
(変更例)
上述の説明では、識別情報領域201を第1領域として用いているが、ユーザ記録領域202を第1領域として用いてもよい。
例えば、ユーザ記録領域202のうち、著作権保護のために利用される識別情報がディスク出荷後に記録される領域を、第1領域として用いてもよい。
この場合、第1領域は、ユーザ記録領域202の一部の領域であり、第2領域は、ユーザ記録領域202のうち第1領域以外の領域である。
〔まとめ〕
本発明の一態様に係る情報配信システムは、情報記録媒体(光情報記録媒体)の第1領域(例えば、ROM層)に予め記録されており、配信情報(コンテンツ)を配信するときの認証に用いられる識別情報(例えば、コンテンツID)、および上記情報記録媒体の第2領域(例えば、RE層)にのみ記録されている第2領域特有情報(例えば、層番号情報)をそれぞれ再生する記録再生装置(光ディスク装置)と、配信情報の送信を要求する配信要求、上記記録再生装置が再生した識別情報、および上記第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報をサーバへ送信する端末装置と、受信した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定し、配信可能と判定した場合に、要求された配信情報を上記端末装置へ送信するサーバとを含み、上記記録再生装置は、上記サーバが送信した配信情報を、上記端末装置を介して受信し、当該配信情報を上記第2領域に記録することを特徴としている。
上記の構成によれば、情報記録媒体の第1領域には、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報が予め記録されている。また、情報記録媒体が有する第2領域には第2領域特有情報が予め記録されている。記録再生装置は、情報記録媒体に記録された識別情報および第2領域特有情報の再生を行う。
端末装置は、配信情報の送信を要求する配信要求、記録再生装置が再生した識別情報、および上記第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報をサーバへ送信する。
サーバは、端末装置から受信した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、端末装置から要求された配信情報の配信の可否を判定する。そして、サーバは、配信情報を配信可能と判定した場合に、要求された配信情報を上記端末装置へ送信する。
端末装置は、サーバが送信した配信情報を記録再生装置へ送信し、記録再生装置は、受信した配信情報を情報記録媒体の第2領域に記録する。
この構成では、識別情報による認証の結果に加えて、上記第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否が判定される。第2領域特有情報は、配信情報の記録が許可されている記録媒体(すなわち、上記識別情報が記録されている記録媒体)の第2領域に記録されている。そのため、第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報を取得できたことは、光ピックアップの再生対象(または記録対象)が第2領域に移動したことを意味する。
このように上記の構成では、識別情報に加えて、第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報を、配信情報の配信の可否の判定に用いることができるため、配信情報の配信が許可されるべき記録媒体以外の記録媒体に対して不正に配信情報が記録される可能性を低減することができる。
また、本発明の一態様に係る情報配信システムにおいて、上記端末装置は、上記記録再生装置から上記情報記録媒体の排出を検出すると、その旨を示す排出情報を上記サーバへ送信し、上記サーバは、上記排出情報を受信した場合に、上記配信情報の送信を禁止することが好ましい。
上記の構成によれば、端末装置は、記録再生装置から情報記録媒体の排出を検出すると、その旨を示す排出情報をサーバへ送信する。
サーバは、端末装置から排出情報を受信した場合に、配信情報の送信を禁止する。
それゆえ、配信情報の記録が許可されるべき情報記録媒体が記録再生装置から排出され、他の情報記録媒体に差し替えられた場合に、他の情報記録媒体に対して不正に配信情報が記録されることを防ぐことができる。
また、本発明の一態様に係る端末装置は、情報記録媒体が有する情報を再生する記録再生装置を制御することにより、上記情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報、および上記情報記録媒体の第2領域にのみ予め記録されている第2領域特有情報を取得する再生制御手段と、上記再生制御手段が取得した識別情報、上記第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報、および配信情報の送信を要求する配信要求をサーバへ送信する配信要求送信手段と、上記サーバが、受信した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定し、配信可能と判定した後に、要求された配信情報を送信した場合に、上記配信情報を受信し、上記記録再生装置を制御することにより、当該配信情報を上記第2領域に記録する記録制御手段とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、再生制御手段は、情報記録媒体が有する情報を再生する記録再生装置を制御することにより、情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報、および情報記録媒体の第2領域にのみ予め記録されている第2領域特有情報を取得する。
配信要求送信手段は、再生制御手段が取得した識別情報、第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報とともに、配信情報の送信を要求する配信要求をサーバへ送信する。
記録制御手段は、サーバが、受信した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定し、配信可能と判定した後に、要求された配信情報を送信した場合に、配信情報を受信し、光ディスク装置を制御することにより、配信情報を第2領域に記録する。
それゆえ、配信情報の配信が許可されるべき記録媒体以外の情報記録媒体に対して不正に配信情報が記録される可能性を低減することができる。
また、本発明の一態様に係るサーバは、配信情報の送信を要求する配信要求と、情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報と、上記情報記録媒体の第2領域にのみ記録されている第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報とを端末装置から取得する取得手段(識別情報管理部)と、上記取得手段が取得した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定する判定手段(配信可否判定部)と、上記配信情報の配信が可能と上記判定手段が判定した場合に、要求された配信情報を上記端末装置へ送信する送信制御手段(情報配信部)とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、取得手段は、配信情報の送信を要求する配信要求と、情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報と、上記情報記録媒体の第2領域にのみ記録されている第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報とを端末装置から取得する。
判定手段は、取得手段が取得した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定する。
送信制御手段は、判定手段が配信情報の配信が可能と判定した場合に、要求された配信情報を端末装置へ送信する。
それゆえ、配信情報の配信が許可されるべき記録媒体以外の情報記録媒体に対して不正に配信情報が記録される可能性を低減することができる。
また、本発明の一態様に係るサーバは、上記識別情報を用いて、上記要求された配信情報を暗号化し、暗号化された配信情報を上記端末装置へ送信することが好ましい。
上記の構成によれば、サーバは、識別情報を用いて、要求された配信情報を暗号化し、暗号化された配信情報を端末装置へ送信する。
それゆえ、配信情報の配信が許可されるべき記録媒体以外の情報記録媒体に対して不正に配信情報が記録された場合においても、記録された配信情報が再生されるのを防止することができる。
また、本発明の一態様に係る情報配信システムにおいて、上記第1領域(識別情報領域)は、情報を読み出すことのみ可能な領域であり、上記第2領域(ユーザ記録領域)は、情報を書き換えること、または追記することが可能な領域であることが好ましい。
上記の構成によれば、第1領域は、情報を読み出すことのみ可能な領域であり、かつ、第2領域は、情報を書き換えること、または追記することが可能な領域である。
それゆえ、第1領域に記録された識別情報を不正に書き換えることが困難になるとともに、光ピックアップが情報記録媒体の第1領域から第2領域へ移動することを容易に確認することができる。
また、本発明の一態様に係る端末装置は、上記第1領域に記録されている所定の情報を用いて、上記サーバが送信した配信情報を暗号化し、暗号化された配信情報を上記第2領域に記録することが好ましい。
上記の構成によれば、端末装置は、第1領域に記録されている所定の情報を用いて、サーバが送信した配信情報を暗号化し、暗号化された配信情報を第2領域に記録する。
それゆえ、配信情報の配信が許可されるべき記録媒体以外の情報記録媒体に対して不正に配信情報が記録された場合においても、記録された配信情報が再生されるのを防止することができる。
また、上記端末装置を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラムおよび当該を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、本発明の一態様に係る情報配信方法は、記録再生装置、端末装置、およびサーバとを含む情報配信システムにおける情報配信方法であって、
情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報、および上記情報記録媒体の第2領域にのみ記録されている第2領域特有情報を上記記録再生装置がそれぞれ再生する再生工程と、
配信情報の送信を要求する配信要求、上記記録再生装置が再生した識別情報、および上記第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報を上記端末装置が上記サーバへ送信する識別情報送信工程と、
上記識別情報送信工程において送信された識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を上記サーバが判定する判定工程と、
上記判定工程において配信可能と判定された場合に、要求された配信情報を上記サーバが上記端末装置へ送信する配信情報送信工程と、
上記配信情報送信工程において送信された配信情報を、上記記録再生装置が上記端末装置を介して受信し、当該配信情報を上記第2領域に記録する記録工程とを含むことを特徴としている。
また、本発明の一態様に係る制御方法は、端末装置の制御方法であって、
情報記録媒体が有する情報を再生する記録再生装置を制御することにより、上記情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報、および上記情報記録媒体の第2領域にのみ予め記録されている第2領域特有情報を取得する再生制御工程と、上記再生制御工程において取得された識別情報、上記第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報、および、配信情報の送信を要求する配信要求をサーバへ送信する配信要求送信工程と、上記サーバが、上記配信要求送信工程において送信された識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定し、配信可能と判定した後に、要求された配信情報を送信した場合に、上記配信情報を受信し、上記記録再生装置を制御することにより、当該配信情報を上記第2領域に記録する記録制御工程とを含むことを特徴としている。
また、本発明の一態様に係る制御方法は、サーバの制御方法であって、
配信情報の送信を要求する配信要求と、情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報と、上記情報記録媒体の第2領域にのみ記録されている第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報とを端末装置から取得する取得工程と、上記取得工程において取得された識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定する判定工程と、上記配信情報の配信が可能と上記判定工程において判定された場合に、要求された配信情報を上記端末装置へ送信する送信制御工程とを含むことを特徴としている。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
なお、本発明は、以下のようにも表現できる。
すなわち、本発明の情報配信方法は、第1領域と第2領域とを備えた記録媒体において、前記第1領域の所定の領域を認識し、かつ、前記第2領域の所定の領域を認識したことを示す領域認識情報を取得し、前記取得された領域認識情報に基づいて、前記記録媒体に対する情報配信の可否を判断し、前記判断に基づいて配信された情報を前記記録媒体の第2領域に記録する。
また、本発明の情報配信方法において、前記領域認識情報は、前記第1領域の所定の領域を再生した後に、前記第2領域の所定の領域を再生する前、あるいは、再生した後に、前記記録媒体が排出された場合にリセットされることが好ましい。
また、本発明の情報配信方法において、前記第1領域は再生専用領域で、前記第2領域は記録可能領域であることが好ましい。
また、本発明の情報配信方法において、前記記録媒体は、前記第1領域と前記第2領域とがそれぞれ異なる層に存在する構成であることが好ましい。
また、本発明の情報配信方法は、前記配信された情報を前記記録媒体の第2領域に記録するときに、前記第1領域の所定の情報を用いて前記配信された情報を暗号化して、前記第2領域に記録することが好ましい。
また、本発明の通信端末は、再生専用領域と記録可能領域とを備えた記録媒体において、前記再生専用領域から前記記録可能領域への領域移動を示す移動情報を取得し、前記取得された移動情報をサーバに送信し、前記サーバの情報配信された情報を前記記録媒体の記録可能領域に記録する。
また、本発明の記録媒体は、再生専用領域と記録可能領域とを備えており、それぞれの領域に、通信端末が領域移動を検出するための情報を保有している。
また、本発明のサーバは、再生専用領域と記録可能領域とを備えた記録媒体において、前記再生専用領域から前記記録可能領域への領域移動を示す移動情報を、通信端末から受信し、前記記録媒体に対する情報配信の可否を判断し、前記通信端末に情報配信を行う。
また、本発明の情報配信システムは、再生専用領域と記録可能媒体とを備えた記録媒体において、前記再生専用領域から前記記録可能領域への領域移動を示す移動情報を取得し、前記取得された移動情報をサーバに送信し、前記サーバの情報配信された情報を前記記録媒体の記録可能領域に記録する通信端末と、前記移動情報を通信端末から受信し、前記記録媒体に対する情報配信の可否を判断し、前記通信端末に情報配信を行うサーバを含む。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、端末装置70の各ブロック、特に配信情報記録管理部71、再生制御部72、および記録制御部73は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、端末装置70は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである端末装置70の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記端末装置70に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、端末装置70を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、コンテンツの配信が許可された記録媒体以外の記録媒体に当該コンテンツが記録されることを防止する情報配信システムとして利用することができる。
1 情報配信システム
20 ROM層(第1領域)
40 RE層(第2領域)
60 光ディスク装置(記録再生装置)
70 端末装置
71 配信情報記録管理部(配信要求送信手段)
72 再生制御部(再生制御手段)
73 記録制御部(記録制御手段)
90 サーバ
92 識別情報管理部(取得手段)
93 配信可否判定部(判定手段)
94 情報配信部(送信制御手段)
100 光情報記録媒体(情報記録媒体)
200 光情報記録媒体(情報記録媒体)
201 識別情報領域(第1領域)
202 ユーザ記録領域(第2領域)

Claims (5)

  1. 情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報、および上記情報記録媒体の第2領域にのみ記録されている第2領域特有情報をそれぞれ再生する記録再生装置と、
    配信情報の送信を要求する配信要求、上記記録再生装置が再生した識別情報、および上記第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報をサーバへ送信する端末装置と、
    受信した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定し、配信可能と判定した場合に、要求された配信情報を上記端末装置へ送信するサーバとを含んでおり、
    上記記録再生装置は、上記サーバが送信した配信情報を、上記端末装置を介して受信し、当該配信情報を上記第2領域に記録することを特徴とする情報配信システム。
  2. 上記端末装置は、上記記録再生装置から上記情報記録媒体の排出を検出すると、その旨を示す排出情報を上記サーバへ送信し、
    上記サーバは、上記排出情報を受信した場合に、上記配信情報の送信を禁止することを特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  3. 情報記録媒体が有する情報を再生する記録再生装置を制御することにより、上記情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報、および上記情報記録媒体の第2領域にのみ予め記録されている第2領域特有情報を取得する再生制御手段と、
    上記再生制御手段が取得した識別情報、上記第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報、および配信情報の送信を要求する配信要求をサーバへ送信する配信要求送信手段と、
    上記サーバが、受信した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定し、配信可能と判定した後に、要求された配信情報を送信した場合に、上記配信情報を受信し、上記記録再生装置を制御することにより、当該配信情報を上記第2領域に記録する記録制御手段とを備えることを特徴とする端末装置。
  4. 配信情報の送信を要求する配信要求と、情報記録媒体の第1領域に予め記録されており、配信情報を配信するときの認証に用いられる識別情報と、上記情報記録媒体の第2領域にのみ記録されている第2領域特有情報が再生されたことを示す再生情報とを端末装置から取得する取得手段と、
    上記取得手段が取得した識別情報による認証の結果および上記再生情報の受信の結果に基づいて、要求された配信情報の配信の可否を判定する判定手段と、
    上記配信情報の配信が可能と上記判定手段が判定した場合に、要求された配信情報を上記端末装置へ送信する送信制御手段とを備えることを特徴とするサーバ。
  5. 上記識別情報を用いて、上記要求された配信情報を暗号化し、暗号化された配信情報を上記端末装置へ送信することを特徴とする請求項4に記載のサーバ。
JP2012259012A 2012-11-27 2012-11-27 情報配信システム、端末装置、サーバ Pending JP2014106987A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259012A JP2014106987A (ja) 2012-11-27 2012-11-27 情報配信システム、端末装置、サーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012259012A JP2014106987A (ja) 2012-11-27 2012-11-27 情報配信システム、端末装置、サーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014106987A true JP2014106987A (ja) 2014-06-09

Family

ID=51028338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012259012A Pending JP2014106987A (ja) 2012-11-27 2012-11-27 情報配信システム、端末装置、サーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014106987A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324349A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Sony Corp 情報配信方法、情報配信システムおよび情報配信装置
JP2004079055A (ja) * 2002-08-14 2004-03-11 Toshiba Corp 光ディスク装置と光ディスク処理方法及び光ディスク

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002324349A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Sony Corp 情報配信方法、情報配信システムおよび情報配信装置
JP2004079055A (ja) * 2002-08-14 2004-03-11 Toshiba Corp 光ディスク装置と光ディスク処理方法及び光ディスク

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI439882B (zh) 管理存取控制的系統
US8583660B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and computer program
JP2009516288A5 (ja)
US8249991B2 (en) Contents reproduction expiration management system, contents reproduction expiration managing method, terminal apparatus, server apparatus, program, and recording medium for managing permission/non-permission of reproduction of contents
US20060153381A1 (en) Method and apparatus for writing and using keys for encrypting/decrypting a content and a recording medium storing keys written by the method
JP5000632B2 (ja) 情報記録媒体、情報記録再生装置、連携システム、これらの装置又はシステムの制御プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006221685A (ja) 情報記録媒体、情報記録装置及び方法、並びにコンピュータプログラム
TWI426398B (zh) 管理專有資料的系統
JP2014106987A (ja) 情報配信システム、端末装置、サーバ
AU2005317447A1 (en) Method and apparatus for writing and using keys for encrypting/decrypting a content and a recording medium storing keys written by the method
JP4664415B2 (ja) 光情報記録媒体、光情報記録再生装置及びその制御方法、光情報記録再生プログラム並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2005332556A (ja) 光ディスクの記録再生方法及び光ディスク
JP4060032B2 (ja) 情報記録装置と情報記録方法
JP2010157286A (ja) 記録再生装置、記録再生装置の制御方法、記録再生装置の制御プログラム、コンピュータ読取可能な記録媒体、および、情報記録媒体
JP5508841B2 (ja) 記録再生装置および記録再生方法
JP2013251030A (ja) 記録再生装置および記録再生装置の制御方法
US8739299B1 (en) Content unlocking
JP5027317B2 (ja) 情報記録媒体
JP2011090781A (ja) 光情報記録媒体及び光情報記録再生装置
WO2010073737A1 (ja) 記録再生装置および情報記録媒体
JP2012038388A (ja) 光情報記録媒体及び光情報記録媒体再生装置
JP2009104701A (ja) メディア再生システム、メディア再生装置、光記録メディア及び制御プログラム
JP2013251028A (ja) 記録再生装置および記録再生装置の制御方法
JP2011159347A (ja) 記録再生装置、情報処理装置、記録再生装置の制御方法、制御プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び、情報記録媒体
US20090213707A1 (en) Recording medium and method and apparatus for recording data

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151001

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161122