JP2014106847A - 飲料水遠隔自動供給制御装置及び飲料水遠隔自動供給制御システム - Google Patents

飲料水遠隔自動供給制御装置及び飲料水遠隔自動供給制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が端末から離れることなく当外利用者に飲料水を供給することが可能な飲料水遠隔自動供給制御装置及び飲料水遠隔自動供給制御システムを提供することにある。
【解決手段】実施形態によれば、利用者によって利用される端末及び飲料水管を介して当該利用者に供給される飲料水を貯蔵する貯蔵装置と接続される飲料水遠隔自動供給制御装置が提供される。実施形態に係る飲料水遠隔自動供給制御装置は、供給要求受信手段と、供給制御手段とを具備する。供給要求受信手段は、利用者によって利用される端末を識別するための端末識別情報を含む飲料水供給要求を受信する。供給制御手段は、貯蔵装置を制御することによって、当該貯蔵装置に貯蔵されている飲料水を、飲料水管を介して飲料水供給要求に含まれる端末識別情報によって識別される端末の近傍に設けられている配水口から利用者に供給する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、飲料水遠隔自動供給制御装置及び飲料水遠隔自動供給制御システムに関する。
近年では、オフィスに利用者毎の端末が用意され、当該利用者は自身の端末を使用して業務を行うことが多い。このため、利用者が端末から離れる機会が多いと業務効率が低下する。
ここで、オフィスにおいては、例えば飲料水を購入するために利用者が端末から離れる場合がある。具体的には、利用者は、飲料水を購入するために、業務の間に摂取する飲料水をオフィスビル内の別のフロアや当該オフィスビルの外まで移動しなければならない場合がある。
特開2004−046293号公報
上記したように飲料水を購入するために利用者が端末から離れる機会が多いと、業務効率に悪影響を与えることがある。
このため、利用者が端末から離れることなく当該利用者に飲料水を供給する仕組みがあれば、業務効率を向上させることができると考えられる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、利用者が端末から離れることなく当該利用者に飲料水を供給することが可能な飲料水遠隔自動供給制御装置及び飲料水遠隔自動供給制御システムを提供することにある。
実施形態によれば、利用者によって利用される端末及び飲料水管を介して当該利用者に供給される飲料水を貯蔵する貯蔵装置と接続される飲料水遠隔自動供給制御装置が提供される。
実施形態に係る飲料水遠隔自動供給制御装置は、供給要求受信手段と、供給制御手段とを具備する。
前記供給要求受信手段は、前記利用者に対する飲料水の供給を要求する飲料水供給要求であって、当該利用者によって利用される端末を識別するための端末識別情報を含む飲料水供給要求を受信する。
前記供給制御手段は、前記貯蔵装置を制御することによって、当該貯蔵装置に貯蔵されている飲料水を、前記飲料水管を介して前記受信された飲料水供給要求に含まれる端末識別情報によって識別される端末の近傍に設けられている配水口から前記利用者に供給する。
実施形態に係る飲料水遠隔自動供給制御システムの構成を示す図。 図1に示す飲料水遠隔自動供給制御装置11の主として機能構成を示すブロック図。 端末20を利用する利用者に対して飲料水を供給する際の飲料水遠隔自動供給制御装置11の処理手順を示すフローチャート。 本実施形態において飲料水管50内に配置されている弁80について説明するための図。 本実施形態における飲料水管50について説明するための図。 本実施形態における飲料水管50について説明するための図。 本実施形態における飲料水管50について説明するための図。 増圧ポンプ90が設けられた飲料水管50を示す図。 センサ100が取り付けられた飲料水管50を示す図。 飲料水管50の内部を洗浄する際の弁80の位置を示す図。 端末20を利用する利用者によって排水された飲料水を回収する際の処理手順を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る飲料水遠隔自動供給制御システムの構成を示す図である。図1に示す飲料水遠隔自動供給制御システム10は、飲料水遠隔自動供給制御装置11、貯蔵装置12及び回収装置13を備える。
飲料水遠隔自動供給制御装置11は、貯蔵装置12及び回収装置13と接続されており、複数の利用者に対する飲料水の供給及び当該利用者によって排水された飲料水の回収を制御する機能を有する。また、飲料水遠隔自動供給制御装置11は、複数の利用者が個々に利用する複数の端末20と制御LAN(Local Area Network)30及びHUB40を介して通信可能に接続されている。
貯蔵装置12は、利用者に供給される飲料水を貯蔵する貯蔵庫を備える。なお、本実施形態に係る飲料水遠隔自動供給制御システム10においては、貯蔵装置12には、飲料水を利用者に対して供給するための飲料水管50が接続されている。貯蔵装置12は、貯蔵庫に貯蔵されている飲料水を噴射し、当該飲料水を飲料水管50の先端に設けられている配水口60から供給する機能を有する。なお、配水口60は各端末20の近傍に設けられており、当該端末20を利用する利用者は、当該端末20が配置されている自席で飲料水の供給を受けることができる。
回収装置13は、排水管70を介して利用者によって排水された飲料水を回収するための回収箱を備える。回収装置13は、例えば各端末20の近傍に設けられている排水口に排水された飲料水を排水管70を介して吸引することによって、当該飲料水を回収箱に回収する機能を有する。
なお、複数の端末20は、飲料水の供給を管理するために複数のグループに分けられているものとする。図1に示す例では、複数の端末装置20は、グループA及びBに分けられている。このグループによる飲料水の供給の管理については後述する。
図2は、図1に示す飲料水遠隔自動供給制御装置11の主として機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、飲料水遠隔自動供給制御装置11は、受信部111、端末情報格納部112、供給制御部113、課金情報格納部114、課金処理部115及び回収制御部116を含む。
受信部111は、端末20によって送信された飲料水供給要求を受信する。この飲料水供給要求は、端末20を利用する利用者が飲料水の供給(購入)を要求する際に、当該利用者の操作に応じて当該端末20から送信される。なお、受信部111によって受信された飲料水供給要求には、当該飲料水供給要求の要求元である端末20を識別するための端末識別情報(以下、端末IDと表記)及び当該飲料水供給要求によって供給が要求される飲料水の種類を示す種類情報等が含まれる。
また、受信部111は、端末20によって送信された飲料水回収要求を受信する。この飲料水回収要求は、端末20を利用する利用者が当該利用者によって排水された飲料水の回収を要求する際に、当該利用者の操作に応じて当該端末20から送信される。
端末情報格納部112には、飲料水遠隔自動供給制御装置11と接続されている複数の端末20に関する情報が予め格納されている。具体的には、端末情報格納部112には、端末20毎に、当該端末20を識別するための端末ID及び当該端末20が配置されている位置を示す位置情報が対応づけて格納されている。
供給制御部113は、貯蔵装置12を制御することによって、飲料水管50を介して当該貯蔵装置12(の貯蔵庫)に貯蔵されている飲料水を受信部111によって受信された飲料水供給要求に含まれる端末IDによって識別される端末20を利用する利用者に供給する。この場合、供給制御部113は、受信部111によって受信された飲料水供給要求に含まれる端末IDに対応づけて端末情報格納部112に格納されている位置情報によって示される端末20が配置されている位置の近傍に設けられている配水口60から当該飲料水供給要求に含まれる種類情報によって示される種類の飲料水が供給されるように、貯蔵装置12を制御する。
課金情報格納部114は、各端末20を利用する利用者に対する課金に関する情報(以下、課金情報と表記)が格納される。課金情報格納部114では、各端末20を利用する利用者に対して課金される金額等が管理される。
課金処理部115は、上記したように利用者に供給された飲料水の料金を当該利用者に対して課金するための課金処理を実行する。課金処理部115は、例えば利用者に供給された飲料水の料金を当該利用者に対して課金される金額に反映するように、課金情報格納部114に格納されている課金情報を更新する。
なお、このように課金処理部115によって更新された課金情報(課金情報格納部114に格納されている課金情報)に基づいて、利用者に対する課金が行われる。
回収制御部116は、受信部111によって飲料水回収要求が受信された場合に、回収装置13を制御することによって、各端末20の近傍に設けられている排水口から排水された飲料水を排水管70を介して回収する。
以下、本実施形態に係る飲料水遠隔自動供給制御システム10の動作について説明する。まず、図3のフローチャートを参照して、本実施形態に係る飲料水遠隔自動供給制御システムにおいて端末20を利用する利用者に対して飲料水を供給する際の飲料水遠隔自動供給制御装置11の処理手順について説明する。ここでは、飲料水を供給する対象となる利用者を対象利用者、当該対象利用者によって利用される端末20を対象端末20と称する。また、対象端末20の近傍に設けられている配水口60を対象利用者の配水口60と称する。
まず、対象利用者は、対象端末20を操作することによって、所望の飲料水の供給(購入)を飲料水遠隔自動供給制御システム10に対して要求することができる。この要求は、対象端末20(を含む複数の端末20)上で飲料水を購入するためのツール(ソフトウェア)を起動し、当該対象端末20の表示画面に表示されたメニューにおいて所望の飲料水を指定する操作をすることによって行われる。
これにより、対象端末20は、当該対象端末20を識別するための端末ID及び対象利用者によって指定された飲料水(以下、対象飲料水と表記)の種類を示す種類情報を含む飲料水供給要求を、制御LAN30を介して飲料水遠隔自動供給制御装置11に対して送信する。なお、飲料水の種類には、例えばコーヒー類、清涼飲料水類及び茶類等が含まれる。
対象端末20によって飲料水供給要求が送信されると、飲料水遠隔自動供給制御装置11に含まれる受信部111は、当該飲料水供給要求を受信する(ステップS1)。なお、受信部111によって受信された飲料水供給要求は、供給制御部113に渡される。
次に、供給制御部113は、受信部111から渡された飲料水供給要求に含まれる端末IDに基づいて、当該端末IDによって識別される端末(つまり、対象端末)20が配置されている位置を示す位置情報を取得する(ステップS2)。具体的には、供給制御部113は、飲料水供給要求に含まれる端末IDに対応づけて端末情報格納部112に格納されている位置情報を取得する。ここで取得された位置情報によって、対象利用者の配水口(つまり、対象利用者によって利用される対象端末20の近傍に設けられている配水口)60を特定することができる。
ここで、上述した貯蔵装置12から飲料水を供給するための飲料水管50は、飲料水遠隔自動供給制御装置11と接続されている複数の端末20を利用する利用者の全てに飲料水を供給できるように設置されているが、配管のスペース等の観点から途中まで各利用者に共通の管となっている。このため、本実施形態においては、図4に示すように飲料水管50内の分岐点には開閉可能な弁80が配置されており、この弁80の開閉を制御することによって飲料水の供給先を変えることができる。
供給制御部113は、対象利用者の配水口60に対象飲料水が届くように、飲料水管50内に配置されている弁80の開閉を制御する(ステップS3)。これにより、対象飲料水を対象利用者(の配水口60)に対して供給するための供給路が確保される。
次に、供給制御部113は、貯蔵装置12の貯蔵庫に貯蔵されている対象飲料水を飲料水管50に必要量噴射するように貯蔵装置12を制御する。これにより、貯蔵装置12の貯蔵庫から対象飲料水が噴射される(ステップS4)。
なお、貯蔵装置12の貯蔵庫から各利用者の配水口60までの飲料水管50の距離や高さ等は異なる場合が多いが、このような場合であっても当該各利用者の配水口60まで一定の圧力で飲料水を供給できることが好ましい。ここで、図5に示すように飲料水管50の内部において飲料水と空気が混在していると適切に圧力をかけることができない。このため、例えば図6及び図7に示すように、飲料水管50内の飲料水が通る領域(断面積)を小さくすることで、飲料水と空気とを混在させることなく一定の空気圧にて当該飲料水を供給することが可能となる。
また、図6及び図7に示すような飲料水管50ではなく図5に示すような飲料水管50が設けられている場合、貯蔵庫から飲料水を噴射するための必要な圧力は対象利用者(の配水口60の位置)に応じて異なる。この場合には、端末20毎に、当該端末20を利用する利用者に飲料水を供給するために必要な圧力を示す圧力情報を予め登録しておくことで、対象端末20を利用する対象利用者毎に適切な圧力で対象飲料水を噴射することができる。なお、この圧力情報は、例えば端末20を識別するための端末IDに対応づけて端末情報格納部112に登録しておけばよい。更に、例えば対象利用者の配水口60までの距離が長い、または当該対象利用者の配水口60が貯蔵庫より高い位置に配置されていることにより、対象飲料水を貯蔵装置12の最大圧力で噴射した場合であっても当該対象飲料水を対象利用者の配水口60まで供給できない場合には、図8に示すように飲料水管50の途中に増圧ポンプ90を設けることで、対象飲料水を確実に供給することができるようになる。
更に、本実施形態において図5に示すような飲料水管50が設けられている場合には、図9に示すように、適量の対象飲料水を供給するために飲料水管50にセンサ100が取り付けられているものとする。このセンサ100は、対象利用者の配水口60が閉じられた状態で当該配水口60に必要量の対象飲料水が貯められた場合にその旨を検知する。このようにセンサ100によって必要量の対象飲料水が貯められたことが検知された場合、当該センサ100は、当該検知した旨の情報(以下、検知情報と表記)を飲料水遠隔自動供給制御装置11に対して送信する。以下、図5に示す飲料水管50にセンサ100が取り付けられているものとして説明する。
この場合、再び図3に戻ると、供給制御部113は、飲料水遠隔自動供給制御装置11においてセンサ100からの検知情報が受信されたか否かを判定する(ステップS5)。
検知情報が受信されていないと判定された場合(ステップS5のNO)、上記したように対象利用者の配水口60に必要量の対象飲料水が貯められていないため、ステップS4に戻って必要量に達するまで対象飲料水が噴射される。
一方、検知情報が受信されたと判定された場合(ステップS5のYES)、対象利用者の配水口60が開けられ、当該配水口60に貯められていた対象飲料水が対象利用者に供給される(ステップS6)。この場合、例えば飲料水遠隔自動供給制御装置10の制御によって対象利用者の配水口60が自動で開けられ、対象利用者は、対象利用者の配水口60(注口)にコップ等を置いて対象飲料水を受け取る。なお、検知情報が受信された場合、必要量の対象飲料水が貯められたことが対象端末10に通知され、当該通知を受けて対象利用者が配水口60を手動で開けるような構成とすることも可能である。
なお、ここでは図5に示すような飲料水管50にセンサ100が取り付けられているものとして説明したが、図6及び図7に示すような飲料水管50が設けられている(つまり、飲料水管50にセンサ100が取り付けられていない)場合には、上記したステップS5の処理は省略される。
上記したように対象飲料水が対象利用者に対して供給された場合、当該対象飲料水の料金を対象利用者に対して課金するための課金処理が実行される(ステップS7)。これにより、対象飲料水の料金(代金)は飲料水遠隔自動供給制御装置11において例えば電子マネーとして管理することができるため、飲料水の供給(購入)の度に支払いをする煩雑さを解消することができる。
なお、本実施形態において、飲料水を供給するための飲料水管50は、その内部が飲料水の種類(例えば、コーヒー類、清涼飲料水類及び茶類等)に応じて複数路に分けられているものとする。これにより、複数の種類の飲料水を供給することができる。
更に、飲料水管50を保温性のあるものとすることによって、飲料水の冷温(HOTまたはCOLD)等の要求にも対応することができるようになる。具体的には、飲料水遠隔自動供給制御装置10において対象利用者によって指定された飲料水の冷温を示す冷温指定情報を含む飲料水供給要求を受信することによって、当該冷温指定情報に応じた温度の飲料水(つまり、冷たい飲料水または温かい飲料水)を供給することができる。この場合、貯蔵装置12において適切な温度にされた飲料水が飲料水管50を介して供給されてもよいし、飲料水管50(配水口60)側に飲料水の温度を可変する機構が設けられていても構わない。
また、飲料水管50の貯蔵装置12と直結している部分を太くして上述したグループ毎に対応した供給路を当該飲料水管50内に設けておくことによって、上述した複数のグループ(の端末20)から同時に飲料水供給要求が送信された場合であっても同時に飲料水を供給することが可能となる。具体的には、図1に示すグループAの端末20及びグループBの端末20から同時に飲料水供給要求が送信された場合には、当該各グループに対応する供給路を介して飲料水を同時に供給することができる。但し、各グループの端末20の全てに対して供給路を設けることは困難であるため、同一のグループ内の複数の端末20から飲料水供給要求が送信された場合には、例えば先着順で飲料水を供給するものとする。また、同一のグループ内の複数の端末20から同時に飲料水供給要求が送信された場合には、例えば予め定められた優先順位等に応じて順次飲料水が供給されるものとする。
なお、端末20のグループは、当該端末20が配置されているオフィスの広さや当該端末20の数、または飲料水管50の太さ等に応じて適宜変更可能であるものとする。
また、本実施形態においては、例えば貯蔵装置12に洗浄水を貯蔵しておくタンクが設置されている。この場合、例えば管理者からの指示に応じて飲料水遠隔自動供給制御装置10が貯蔵装置12を制御することによって、飲料水に代えて洗浄水を飲料水管50に供給することができる。これにより、飲料水管50の内部を洗浄することが可能となる。
なお、飲料水遠隔自動供給制御装置10は、洗浄力を高めるために高い圧力で洗浄水を噴射するように貯蔵装置12を制御することが好ましい。また、洗浄水を供給する際に、上記した増圧ポンプ90を利用することでより高い洗浄効果を得ることが可能である。
また、飲料水遠隔自動供給制御装置10は、洗浄水を供給する際に、飲料水管50全体を洗浄できるように上記した弁80の開閉を制御する。具体的には、図10に示すような位置となるように弁80の開閉を制御することによって、弁80の開閉を複数回制御することなく一度の洗浄水の供給で飲料水管50全体を洗浄することが可能となる。
なお、ここでは、図5に示すような飲料水管50が設けられている場合には図9に示すセンサ100が当該飲料水管50に取り付けられるものとして説明したが、例えば図6及び図7に示す飲料水管50が設けられている場合に当該センサ100が取り付けられても構わない。
次に、図11に示すフローチャートを参照して、本実施形態に係る飲料水遠隔自動供給制御システムにおいて端末20を利用する利用者によって排水された飲料水を回収する際の飲料水遠隔自動供給制御装置11の処理手順について説明する。ここでは、飲料水を排水する利用者を対象利用者、当該対象利用者によって利用される端末20を対象端末20と称する。
まず、対象利用者は、上述したように当該対象利用者に対して供給された飲料水を飲み残した場合、当該飲料水を対象端末20の近傍に設けられている排水口に排水することができる。
このように飲料水を排水口に排水した場合、対象利用者は、対象端末20を操作することによって、当該排水された飲料水の回収を飲料水遠隔自動供給制御システム10に対して要求することができる。この要求は、例えば上述したツールを起動することによって行うことができるものとする。
この場合、対象端末20は、当該対象端末20を識別するための端末IDを含む飲料水回収要求を、制御LAN30を介して飲料水遠隔自動供給制御装置11に対して送信する。
対象端末20によって飲料水回収要求が送信されると、飲料水遠隔自動供給制御装置11に含まれる受信部111は、当該飲料水回収要求を受信する(ステップS11)。なお、受信部111によって受信された飲料水回収要求は、回収制御部116に渡される。
次に、回収制御部116は、回収装置13を制御することによって、対象端末20を含む複数の端末20の各々の近傍に設けられている排水口に排水された飲料水を、排水管70を介して回収する(ステップS12)。
この場合、例えば飲料水回収要求の要求元の対象端末20を特定し、当該対象端末20の近傍に設けられている排水口に排水された飲料水のみを回収するような構成としてもよいし、当該排水管70にセンサを設けておくことによって当該排水管70に予め定められた量の飲料水が貯まった場合に回収するような構成とすることもできる。また、回収装置13が例えばオフィスビルの1階に設けられているような場合には、単に排水口から排水管70を介して飲料水を落下させることによって自動的に飲料水が回収できるような構成としても構わない。
上記したように本実施形態においては、端末を識別するための端末IDを含む飲用水供給要求を受信し、貯蔵装置12を制御することによって、当該貯蔵装置12に貯蔵されている飲料水(利用者によって指定された飲料水)を、飲料水管50を介して当該受信された飲料水供給要求に含まれる端末IDによって識別される端末20の近傍に設けられている配水口60から利用者に供給する構成により、利用者が端末20から離れることなく当該利用者に飲料水を供給することが可能となる。すなわち、本実施形態においては、例えば自動販売機等が設置されている場所まで移動することなく端末20を介して飲料水の供給を要求するのみで簡単に利用者によって指定された飲料水の提供を受けることができるため、オフィス等における業務効率を改善することが可能となる。
また、本実施形態においては、貯蔵装置12に貯蔵されている飲料水を飲料水供給要求に含まれる端末IDによって識別される端末20の近傍に設けられた配水口60から供給するために、飲料水管50に配置されている弁80の開閉を制御し、当該配水口60から飲料水を供給するために必要な圧力で飲料水を噴射するように貯蔵装置12を制御する構成により、端末20(の近傍に設けられている配水口60)の位置に関係なく適切に飲料水を供給することが可能となる。
また、本実施形態においては、例えば早朝やメンテナンス時に飲料水に代えて洗浄水を供給することにより、飲料水管50の内部を洗浄することが可能となる。
また、本実施形態においては、飲料水回収要求が受信された場合、回収装置13を制御することによって、端末20の近傍に設けられている排水口から利用者によって排水された飲料水を排水管70を介して回収する構成により、利用者は飲料水の飲み残しを排水する際においても端末20から離れる必要がないため、オフィス等における業務効率を改善することができる。
また、本実施形態においては、受信された飲料水供給要求に含まれる端末IDによって識別される端末20を利用する利用者に対して当該利用者に供給された飲料水の料金を課金するための課金処理を実行する構成により、利用者が飲料水を購入する度に代金を投入する、またはつり銭を受領する等の手続を省略することができるため、オフィス等における業務効率を改善することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…飲料水遠隔自動供給制御システム、11…飲料水遠隔自動供給制御装置、12…貯蔵装置、13…回収装置、20…端末、30…制御LAN、40…HUB、50…飲料水管、60…配水口、70…排水管、80…弁、90…増圧ポンプ、100…センサ、111…受信部、112…端末情報格納部、113…供給制御部、114…課金情報格納部、115…課金処理部、116…回収制御部。

Claims (9)

  1. 利用者によって利用される端末及び飲料水管を介して当該利用者に供給される飲料水を貯蔵する貯蔵装置と接続される飲料水遠隔自動供給制御装置において、
    前記利用者に対する飲料水の供給を要求する飲料水供給要求であって、当該利用者によって利用される端末を識別するための端末識別情報を含む飲料水供給要求を受信する供給要求受信手段と、
    前記貯蔵装置を制御することによって、当該貯蔵装置に貯蔵されている飲料水を、前記飲料水管を介して前記受信された飲料水供給要求に含まれる端末識別情報によって識別される端末の近傍に設けられている配水口から前記利用者に供給する供給制御手段と
    を具備することを特徴とする飲料水遠隔自動供給制御装置。
  2. 前記貯蔵装置には、複数の種類の飲料水が貯蔵されており、
    前記供給要求受信手段は、前記利用者によって利用される端末識別するための端末識別情報及び当該利用者によって指定された飲料水の種類を示す種類情報を含む飲料水供給要求を受信し、
    前記供給制御手段は、前記貯蔵装置に貯蔵されている複数の種類の飲料水のうち、前記飲料水供給要求に含まれる種類情報によって示される種類の飲料水を供給する
    ことを特徴とする請求項1記載の飲料水遠隔自動供給制御装置。
  3. 前記供給制御手段は、前記貯蔵装置に貯蔵されている飲料水を前記受信された飲料水供給要求に含まれる端末識別情報によって識別される端末の近傍に設けられた配水口から供給するために、前記飲料水管に配置されている弁の開閉を制御することを特徴とする請求項1記載の飲料水遠隔自動供給制御装置。
  4. 前記端末を識別するための端末識別情報に対応づけて当該端末の近傍に設けられている配水口から飲料水を供給するために必要な圧力を示す圧力情報を予め格納する格納手段を更に具備し、
    前記供給制御手段は、前記受信された飲料水供給要求に含まれる端末識別情報に対応づけて前記格納手段に格納されている圧力情報によって示される圧力で、前記貯蔵装置に貯蔵されている飲料水を噴射するように前記貯蔵装置を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の飲料水遠隔自動供給制御装置。
  5. 前記供給制御手段は、前記貯蔵装置に貯蔵されている飲料水に代えて洗浄水を供給することによって、前記飲料水管を洗浄することを特徴とする請求項1記載の飲料水遠隔自動供給制御装置。
  6. 前記利用者によって排水された飲料水を回収する回収装置と更に接続され、
    前記利用者によって排水された飲料水の回収を要求する飲料水回収要求を受信する回収要求受信手段と、
    前記回収要求受信手段によって前記飲料水回収要求が受信された場合、前記回収装置を制御することによって、前記利用者によって排水された飲料水を排水管を介して回収する回収制御手段と
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の飲料水遠隔自動供給制御装置。
  7. 前記供給要求受信手段は、前記利用者によって利用される端末を識別するための端末識別情報、当該利用者によって指定された飲料水の冷温を示す冷温指定情報を含む飲料水供給要求を受信し、
    前記供給制御手段は、前記貯蔵装置に貯蔵されている飲料水であって前記受信された飲料水供給要求に含まれる冷温指定情報に応じた温度の飲料水を、前記飲料水管を介して当該飲料水供給要求に含まれる端末識別情報によって識別される端末の近傍に設けられている配水口から供給し、
    前記飲料水管は、保温性を有している
    ことを特徴とする請求項1記載の飲料水遠隔自動供給制御装置。
  8. 前記受信された飲料水供給要求に含まれる端末識別情報によって識別される端末を利用する利用者に対して当該利用者に供給された飲料水の料金を課金するための課金処理を実行する課金処理手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載の飲料水遠隔自動供給制御装置。
  9. 利用者によって利用される端末と接続される飲料水遠隔自動供給制御装置と、飲料水管を介して当該利用者に供給される飲料水を貯蔵する貯蔵装置とを備えた飲料水遠隔自動供給制御システムにおいて、
    前記飲料水遠隔自動供給制御装置は、
    前記利用者に対する飲料水の供給を要求する飲料水供給要求であって、当該利用者によって利用される端末を識別するための端末識別情報を含む飲料水供給要求を受信する供給要求受信手段と、
    前記貯蔵装置を制御することによって、当該貯蔵装置に貯蔵されている飲料水を、前記飲料水管を介して前記受信された飲料水供給要求に含まれる端末識別情報によって識別される端末の近傍に設けられている配水口から前記利用者に供給する供給制御手段と
    を含む
    ことを特徴とする飲料水遠隔自動供給制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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