JP2014103929A - 留め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば動物用装具に適用した場合、シンプルなパーツで首輪胴輪とリード(引き綱)の必要機能を構成でき、不要なパーツ点数を省くことで、軽量でペットへの負担が少ない首輪胴輪、リード(引き綱)を実現可能とする留め具を提供する。
【解決手段】留め具は、挿入孔が形成された部材の前記挿入孔に挿入する連結ピンと、前記挿入孔の内径より大きい径部分を有しかつ前記連結ピンの挿入状態を保持するリング状部材とを備え、前記連結ピンは、前記挿入孔に挿入される凸部と挿入孔の内径より大きい外径を有するフランジ部とを有し、前記凸部に設けられた貫通孔に、前記リング状保持部材が挿入され、前記連結ピンの前記挿入孔への挿入状態が保持されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペットの首輪や胴輪、リードなどの動物用装具用として、またはカバンなどのストラップ用として回転機能を備えシンプルで汎用性に富む留め具に関する。
例えばペット用装具について述べれば、首輪や胴輪は、飼い主の存在を示す目印としてのアクセサリーの役割もあるが、主たる目的は、ペットをつなぎ止めておいたり、散歩などでペットを引き連れる場面において、ペットが飼い主から不意に離れたりするのを防止したりする為、リード(引き綱)をつなげる場所を、ペットの首、または胴に確保する為に用いられる。
一般的なペットの首輪、胴輪は、ベルト(本体)、ベルトバックル(留め具)、ベルトスライダー、そしてリード(引き綱)を止め付ける為の留め具(D型金具)など多くのパーツから構成され、縫製処理やリベット処理によって各パーツは本体のベルトと組み合わされ完成される。また、一般的なリード(引き綱)は、持ち手の形状を有する適当な長さの綱に、首輪と連結させる為の留め具(一般的に回転機能のついた開閉フック)などで構成され、縫製処理やリベット処理によって組み合わされ完成される。(特許文献1参照)
また、特許文献2に示されるようなペット用首輪も提案されている。これはベルト留め付けにピンを用い、それを挿入孔に差し込み固定する形式であるが、連結ピンが、ベルトの片端部に固定装着されており、また、リードを止め付けるための金具がベルト後ろ側に別付けされて成り、リードを連結する際には、従来通りの回転する機能を有する開閉式連結フックを持つリードを必要としている。
また、カバンや、バックなどに使われる留め具類について述べても、その必要機能を満たす為に必要となる金具を、足し付けていく構成が一般的で、必要機能が多ければ構成が複雑になる傾向にある。またそれを省く事でシンプルナデザインを実現できるが、機能省略される。
特許第4456467号公報 特開2009−284880号公報
例えば上述の従来のペット用装具の構成は、首輪や胴輪及びリードそれぞれに、フックやバックル等の複数の金具を要し必要機能を形成され、それら重量はペットへの負担になるのは勿論の事、その多数のパーツを取り付ける為のリベットや、縫製処理などの製造工程や、製造コストを要す。シンプルな構成とは言えない。
また、主要構成パーツに汎用品の金具、またはそれに準ずるパーツを使う事が一般的なため、ベルトの素材、色、デコレーション等の装飾的差を除き、構成的、デザイン的に画一的といえる。
そこで例えば本発明をペット用装具に使用すれば、ペットの体に取り付ける首輪や胴輪とリード(引き綱)の使用上における必然機能をたった一対の留め具に集約し、シンプルかつミニマムに構成する事を可能とし、不要となったパーツ点数を省く事により、軽量で使用性にすぐれ、なおかつ故障、破損の可能性を低減させた、安全性の高い首輪や胴輪、リード(引き綱)などを実現可能とする留め具を提供しようとするものである。
また、例えばカバンやバックなどでも、同じ事が言える。必要機能または欲しい機能の為に、その構成やデザインが複雑になる傾向があり、またシンプルにするほど、欲しい機能を残す事が難しかった。そこで一つの留め具が果たす機能が増える事により、パーツ点数が削減でき、シンプルなデザイン、構成を可能とする。また、空いたスペースに更なる機能を付け加える余地を作る。
本発明の留め具は、挿入孔が形成された部材の前記挿入孔に挿入する連結ピンと、前記挿入孔の内径より大きい径部分を有しかつ前記連結ピンの挿入状態を保持するリング状部材とを備え、前記連結ピンは、前記挿入孔に挿入される凸部と挿入孔の内径より大きい外径を有するフランジ部とを有し、前記凸部に設けられた貫通孔に、前記リング状保持部材が挿入され、前記連結ピンの前記挿入孔への挿入状態が保持されることを特徴とする。
本発明をペットの体に装着された首輪や胴輪と、リード(引き綱)からなるワンセットの動物用装具に使用した場合、たった一対の金具(連結ピンとリング状保持部材)により必要機能を満たし、それ以外の金具類を一切必要とせず構成する事が可能となる。
本発明のベルト留め具(連結ピンとリング状保持部材)は、ペットの体に首輪や胴輪を装着、保持する為のベルトバックルとしての役割を成すと共に、前記リング保持部材は、開閉し、リードを取り付ける留め具としての役割を兼ねて成す。また、一般的にリード(引き綱)には、ペットの不意な動きに対応できるよう、絡まり防止の機能が付けられるが(特許第4456467号公報参照)、本発明の留め具は、その形状により、ベルトに装着された状態で、360度自由に回転し、リードのねじれを抑制する役割を成すため、結果的にリードから、連結用フックとねじれ防止構造を同時に取り去る事が出来、飛躍的に軽量なリードを実現できる。
よって、この首輪または胴輪とリードからなるワンセットの動物用装具は、トータルでシンプルかつ非常に軽量な構造となり、ペットの負担軽減、持ち運び性向上など使用性向上にすぐれた効果を示す。
また、パーツの点数削減は、それらの取り付けに伴う縫製処理やリベット処理などの、製造工程、製造コスト等を不要にするとともに、個々のパーツ、または取り付け処理が孕む故障、破損の可能性を根本的に減少させ、安全性においても、品質管理上においてもその効果は高い。
また、従来品によく使用される汎用品ベルトバックルのように、ベルト留め付けの際にベルトをバックルの中に通すことが無いため、ベルトの端面形状を全周囲において比較的自由な形状とする事が出来、デザイン的商品魅力の向上にも高い効果を示す。
また、本発明の留め具を、カバンやバックに使用した場合においても同様の効果を示す。同等機能なら、従来の物よりもパーツ点数の削減に、また、それ以上の機能を付加できる余地を作る。例えばショルダーストラップなどの留め付けバックルとして各ベルト部に使用出来るのは勿論の事、その開閉式リング(リング状保持部材)に別のストラップ(胸ストラップや、腰ストラップ)を連結させたり、そこに手持ちの荷物を留め付けておいたりと、金具は一つでありながら複数の機能を兼ねる事ができる。例えば、今までは、金具と縫製処理によって留め付けられ取り外す事の出来なかったバックパックのショルダーストラップも、必要に応じて取り外し交換や洗濯が可能となり、その他劣化の場合や、またはファッションとしてショルダーストラップの色替えを行う場合など、ユーザー自身でパーツを自由に組み合わせる事が出来るようになる。そのニーズに対応したカバンやバック類パーツでの販売など、新しい販売スタイルが実現可能となる
ベルト部への適用以外にも、カバンやバックなどの上蓋を留め付ける留め具として使用したり、荷かけフックとして、適切な場所に貫通孔を設け、本発明の留め具を取り付けておいたりする事も出来る。
また、本発明の留め具を使って、タバコや携帯などの小型ポーチなどの小物入れの口から中の物が出ないよう留め付けたり、またその開閉リングを使って、ズボンや、カバンに小型ポーチを留め付ける為に使用したりする事も出来る。その場合にも留め具が回転する特性は有効に働き、従来、複数の機能に対して、複数のパーツが必要であったのに対し、本発明の1対の留め具によって、製品にシンプルでミニマムな構成を与える事が可能となる。
第一実施例の専用リードを取り付けた状態の首輪の全体斜視図。 リードを首輪から離した状態を示す全体斜視図。 留め具のパーツ構成と構造を示す図 首輪と留め具のパーツ分解図 留め具の特徴を生かした使用例その1。散歩用リードの持ち手部分に本発明を適用した場合の使用例を示す図。 留め具の特徴を生かした第一実施例における使用例その2。ベルト端面形状のデザイン性の自由度を表すデザイン例を示す図。 カバンやポーチのストラップ用バックル、蓋留め付け用金具として使用した例を示す図。 バックパックのショルダーストラップの留め具として、またショルダーストラップ部に取り付け、例えばカメラなどの手持ち品を本発明の留め具に掛けた状態を示す図。 カバンやバック本体部など、ベルト部以外の場所に本発明の留め具を取り付ける場合の構造図。 本発明を用いたバックパックのショルダー部分の構成図。 高所作業用、クライミング用ハーネスとしての使用例。
図1〜図4は、本発明のベルト留め具を、動物用装具に適用し、ペット用首輪とリードとして使用した場合の実施例が示されている。
図1で示される様に本発明のベルト留め具を使用したペット用首輪と専用リードから成るワンセットの動物用装具は、一対の金具のみで連結でき、図2で示される様に、首輪からリードを離した場合でも、本発明のベルト留め具が首輪の形状を保持し、ペットに装着したままにする事が出来る。また、開閉式リング(リング保持部材)3は、リードを取り付ける留め具としての役割を兼ねて成すため、図2に示されるように、専用リードの一端に輪(ループ部分)1−aを設けることにより、開閉式フック等の金具を必要とせず装着可能である。
またこれをペット用胴輪として使用したときも、本発明品の使用方法は同じである。
次に実施例1においての本発明の留め具の構成作用を詳細に説明する。
図3で示される様に、本発明の留め具は、直径の異なる2つの円柱で構成された4(連結ピン)と、開閉するリング形状の3(開閉式リング)で構成される。
図4で示される、ベルト本体2(ベルト)の両端部に開けられた2つの穴2−a(挿入孔)は、連結ピン4の円筒形凸部4−b(凸部)と同一径(又はそれより若干大きい内径)を持ち、2つの穴2−a同士を重ねた状態で、連結ピンの円筒形凸部4−b(凸部)を挿入される。そのとき連結ピン4の台座4−a(挿入孔2−aの内径より大きい外径を有するフランジ部)と、円筒形凸部4−bに開けられた貫通孔4−cに取り付けられた開閉機能を持つリング3は、挿入された状態のベルトが円筒形凸部4−bから抜け出るのを完全に止め、首輪としての形状を保持するベルトバックルの役割を果たす。
また、同一径(又はそれより若干大きい内径)のベルト穴2−aに差し込まれた留め具の円筒形凸部4−bによって取り付けられた留め具4は、台座4−bと開閉式リング3によってベルト穴2−aから抜け出る事は出来ないが、ベルトに対し固定されてはいない為、ベルト2−aの穴の中で、自由に360度回転する事が出来き、図面2で示される様に、回転機能付きフックを持たない専用リード1を3に止め付けた場合でも、ペットの不意な動きにリードがねじれる事は無く適切な角度にアジャストされる、ねじれ防止機能となる。
連結ピン4の円筒形凸部4−bの断面形状及びそれを差し込む挿入孔の形状は、円形に限らず、例えば留め具の回転を防止したいなどの場合は、楕円形、または多角形にすればいい事は勿論の事である。
ベルト本体2に設けられる穴2−a(挿入孔)は、両端部に限らず、端部から離れた位置に設ける様にしてもよい。また、穴2−a(挿入孔)は、2つに限らず、一方の端部側、又は両方の端部側にそれぞれ複数設ける様にしてもよい。
連結ピンは重なり合う2つの穴2−aに限らず、単数又は複数の穴2−aに通される様にしてもよいのは勿論の事である。
図5及び図6には、実施例1におけるその他の特徴的実施例を説明する。
図5で示される斜視図のように、連結ピン4を図5で示されるように2つの穴に差し込む事で、散歩用リードの持ち手部分を構成する為の留め具として使用する事が出来る。その場合3の開閉機能を持つリングは、ペットの散歩時に携帯する排泄処理用の袋、またはペット用の水、またはその他必要なものを引っ掛けるフックとして利用する事が出来き、手に持つ荷物を減らす事ができる。また、散歩用リードを柱等に止めつけて使う場合においても活用できるものである。
図6に示されるもう一つの特徴的実施例は、既存のベルトバックルでは実施が難しかったベルトの端面処理のデザイン性について、一例をあげたものである。本発明による留め具を備えた製品は、従来の一般的な製品の様にバックルの中にベルト通すことがない為、その図に示される通り、ベルト部の端面形状を全周囲において比較的自由にデザイン的処理を与える事が出来る。
開閉式リング(リング状保持部材)3は円形でなくても良い事は勿論の事である。またバネ開閉式リングに限らずネジ開閉式などでもいい事は勿論の事である。また一部ワイヤーなどの異素材を用いた物などにしても良い事は勿論の事である。
本発明の留め具を、カバンのストラップ部や、蓋留め付け用金具などに適用した例を、図7〜図10に基づいて説明する。
図7及び8に示すように、各ストラップのベルトバックルとして、またカバンの蓋留め付け用金具としての機能を持ちながら、そこに別の何か(カメラなどの手持ち品)を取り付けて使用したり、別のベルト(腰ベルトや胸ベルトなど)を繋げたり、複合した機能を持たせる事が出来る。
またその留め具を用いた携帯ポーチなどを、カバンやズボンなど、任意の適切な場所に取り付ける為に使用したりする事が出来るようになる。
図9では、ベルト部以外に留め付けて使用する場合の構造図の一例を示す。留め付けたい場所に、カシメ金具などを用いた貫通孔を設け、連結ピン4を止め付けた所に、裏地を設け、その周囲を接着または縫製処理などをして、連結ピン4が製品上に取り付いた状態を保持しても良い。この場合の連結ピンは裏地5-bによって保持さ、いちいち連結ピンを挿入孔に入れる手間を省く事も出来るが、回転する機能などはそのままに使用する事が出来る。
図10では、バックパックのショルダー部を、本発明の留め具によって構成した場合の構成の一例を挙げる。ショルダー上端部にループ形状を設け、バックパックに上端に図9の要領で留め付けられた本発明の留め具に止め付けて使用する。また、ショルダーストラップ下端も図5で示される要領で留め付けを行う事が出来、ユーザー自身がその目的にそって、洗濯、カスタマイズなど、ショルダーストラップの脱着を容易にできるようにする。
図11は、本発明の留め具を、クライミング用ハーネスや、高所作業用ベルトなどのロープ取り付け金具として用いた一例を示す。ここでは、大腿部のベルト部のバックルとして使用しながら、腰ベルト部との連結金具の役割を果たす。また、本発明の留め具を腰ベルトの空きスペースに図9の要領で設け、工具や道具を取り付け金具として用いるようにしてもよい。このような適用例においてもシンプルでありながら多機能な役割を果たすベルト留め具として用いることが可能である。その場合は開閉式リング3に開閉ロック機能を付加するなど、安全性を図ってもいい事は勿論である。
請求項1に記載の挿入孔が形成された部材とは、首輪、リードなど動物用装着具に用いた場合、例えば、図4に示すように挿入穴が両端部に形成された首輪用ベルト、また、図5に示すように挿入孔が一方の端部に2つ形成されたリードに、かばんに適用した場合、図7に示すように、挿入孔が形成されたかばんのストラップ部、挿入孔が形成されたかばんの蓋部に、それぞれ対応する。
請求項5に記載の第1挿入孔が形成された第1部材と第2挿入孔が形成された第2部材とは、例えば図10に示されるように、バックパックのショルダー部に用いた場合、第1挿入孔が形成されたショルダーベルト(第1部材)、バックパックのショルダーベルトとの連結部(第2挿入孔が形成された第2部材)に対応する。
ペット用品に限る事無く、ベルト用バックルとして、近似素材を使うレザークラフト等のカバンなどにおいて、新たなデザインの広がりをもたらす可能性が十分にある。また首輪ではなく、胴輪用の留め具として使用しても良い事は勿論である。
1 専用リード
1−a 首輪側先端ループ部
2 首輪ベルト本体
2−a 留め具挿入孔
3 開閉式リング
3−a リング本体部
3−b リング開閉部
4 連結ピン
4−a 連結ピン台座
4−b 連結ピン円筒形凸部
4−c 開閉式リング挿入孔
5−a 製品表皮
5−b 裏あて
6 かしめリング
また、カバンや、バックなどに使われる留め具類について述べても、その必要機能を満
たす為に必要となる金具を、足し付けていく構成が一般的で、必要機能が多ければ構成が
複雑になる傾向にある。またそれを省く事でシンプルデザインを実現できるが、機能省
略される。
本発明の留め具は、挿入孔が形成された部材に対して用いられる留め具であって、
前記部材の前記挿入孔に挿入する連結ピンと、前記挿入孔の内径より大きい径部分を有しかつ前記連結ピンの挿入状態を保持するリング状保持部材とを備え、
前記連結ピンは、前記挿入孔に挿入される凸部と挿入孔の内径より大きい外径を有する
フランジ部とを有し、前記凸部に設けられた貫通孔に、前記リング状保持部材が挿入され
、前記連結ピンの前記挿入孔への挿入状態が保持されることを特徴とする。

Claims (5)

  1. 挿入孔が形成された部材の前記挿入孔に挿入する連結ピンと、前記挿入孔の内径より大きい径部分を有しかつ前記連結ピンの挿入状態を保持するリング状部材とを備え、
    前記連結ピンは、前記挿入孔に挿入される凸部と挿入孔の内径より大きい外径を有するフランジ部とを有し、前記凸部に設けられた貫通孔に、前記リング状保持部材が挿入され、前記連結ピンの前記挿入孔への挿入状態が保持されることを特徴とする留め具。
  2. 前記挿入孔が形成された部材は、2つ以上の挿入孔が形成された帯状部材で構成され、前記ベルトの2つの挿入孔を重ね合わせ、前記連結ピンの凸部を挿入し、前記リング状保持部材により前記連結ピンの前記挿入孔への挿入状態が保持されることを特徴とする請求項1に記載の留め具。
  3. 前記帯状部材は、動物用の首輪又は胴輪となるベルトからなり、前記リング状保持部材は、バネ開閉式リングからなり、前記挿入孔は、前記ベルトの両端部に形成されていることを特徴とする請求項2記載の留め具。
  4. その一端に、前記リング状保持部材に直接取り付けられるループ部分を有するリードを更に備えることを特徴とする請求項3に記載の留め具。
  5. 前記挿入孔が形成された部材が、第1挿入孔が形成された第1部材と第2挿入孔が形成された第2部材で構成され、第1及び第2挿入孔を重ね合わせ、前記連結ピンの凸部を挿入し、前記リング状保持部材により前記連結ピンの前記第1及び第2挿入孔への挿入状態が保持されることを特徴とする請求項1に記載の留め具。
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