JP2014103540A - 歪補償装置、送信装置、歪補償方法及び伝達関数算出方法 - Google Patents

歪補償装置、送信装置、歪補償方法及び伝達関数算出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高性能な歪補償を少ない演算量で行う歪補償装置、送信装置、歪補償方法及び伝達関数算出方法を提供する。
【解決手段】アンプモジュール6は、入力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第1フィルタと、第1フィルタから出力された信号を増幅する増幅部と、増幅器から出力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第2フィルタとを有するモデルで表される。メモリレスアンプ部11は、増幅部のAM/AM歪及びAM/PM歪を用いてアンプモジュール6がメモリレスの場合の出力を算出する。相互相関演算部13は、アンプモジュール6から出力された信号と、メモリレスアンプ部11により算出された出力との相互相関を計算し、その結果を基に、第1フィルタ及び第2フィルタの伝達関数の推定値を算出する。歪補償部3は、伝達関数の推定値を基に入力信号の補償を行いアンプモジュール6へ出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、歪補償装置、送信装置、歪補償方法及び伝達関数算出方法に関する。
無線システムで用いられる電力増幅器で生じる非線形歪として、AM(Amplitude Modulation)/AM歪及びAM/PM(Phase Modulation)歪が考慮されてきた。そして、近年、無線システムに使用される周波数帯域が広域化の一途をたどっている。それに伴い、AM/AM歪及びAM/PM歪に加えて、電力増幅器の入力信号の変動や過去の履歴に依存する動的な歪であるメモリ効果による歪の影響も無視できなくなってきている。そのため、近年では、メモリ効果による電力増幅器の振る舞いを把握し、メモリ効果の影響も含めて歪を補正することが、電力増幅器の非線形性歪補償に関する特性を改善する上で重要となってきている。
メモリ効果は、複数の要因が重なり合って生じると考えられている。複数の要因とは、例えば、電力増幅器のアンプ回路を構成する部材に起因するものや、アンプ回路に付加されるRF(Radio Frequency)回路の周波数特性に依存するものや、アンプ回路の動作点を決めるバイアス回路の周波数特性に依存するものなどである。
そして、アンプ回路に付加されたRF回路の周波数特性に依存するメモリ効果を表現するモデルとして、ウィナー・ハマーシュタイン(W−H)型のアンプがある。W−H型のアンプとは、アンプ回路の前後に線形不時変(LTI:Linear Time Invariant)なフィルタが配置されたとみなされる構成を有するアンプである。アンプ回路の前後に配置されたとみなされる線形不時変なフィルタを、以下では「LTI」と呼ぶ。
なお、メモリ効果による歪を補償する技術として、電力増幅器の非線形歪の逆特性を用いて送信信号の補償を行うプリディストーション方式を用いた従来技術がある(特許文献1参照)。
特開2009−200694号公報
しかしながら、W−H型のアンプでは、増幅モジュールの出力として測定可能な電力スペクトラムには送信信号の振幅情報しか含まず、位相情報が喪失されている。そのため、W−H型のアンプを用いた場合、LTIの周波数特性又は伝達関数を推定することは困難であった。また、アンプ回路とその前後に接続された2つのLTIの特性を分離して測定したり、推定したりすることは困難であった。
また、プリディストーション方式を用いた電力増幅器では、LUT(Look Up Table)などに含まれる全てのパラメータを更新していくことになる。そのため、変化も小さく変動速度も遅いパラメータまで更新することになり、複雑なアルゴリズムによる補償を行うことになるため、補償を迅速に行うことは困難である。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、高性能な歪補償を少ない演算量で行う歪補償装置、送信装置、歪補償方法及び伝達関数算出方法を提供することを目的とする。
本願の開示する歪補償装置、送信装置、歪補償方法及び伝達関数算出方法は、一つの態様において、増幅器は、入力された信号を増幅する増幅器であって、入力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第1フィルタと、前記第1フィルタから出力された信号を増幅する増幅部と、前記増幅部から出力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第2フィルタとを有するモデルで表される。メモリレス出力算出部は、前記増幅部のAM/AM歪及びAM/PM歪を用いて前記増幅器がメモリレスの場合の第1の入力信号に対する出力を算出する。伝達関数推定値算出部は、前記第1の入力信号に対する前記増幅器から出力された信号と、前記メモリレス出力算出部により算出された前記第1の入力信号に対する出力との相互相関を計算し、計算した相互相関の結果を基に、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの伝達関数の推定値を算出する。歪補償部は、前記伝達関数推定値算出部により算出された前記伝達関数の推定値を基に第2の入力信号の補償を行い、補償を行った前記第2の入力信号を前記増幅器へ出力する。
本願の開示する歪補償装置、送信装置、歪補償方法及び伝達関数算出方法の一つの態様によれば、高性能な歪補償を少ない演算量で行うことができるという効果を奏する。
図1は、実施例に係る送信装置のブロック図である。 図2は、実施例に係る伝達関数算出の処理を行う回路の概略を表す模式図である。 図3は、LTIの伝達関数の推定値の算出処理の概要を表すフローチャートである。 図4は、事前データの取得の処理のフローチャートである。 図5は、反復計算のための初期値の算出の取得の処理のフローチャートである。
以下に、本願の開示する歪補償装置、送信装置、歪補償方法及び伝達関数算出方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する歪補償装置、送信装置、歪補償方法及び伝達関数算出方法が限定されるものではない。
図1は、実施例に係る送信装置のブロック図である。本実施例に係る送信装置は、図1に示すように、ベースバンド信号生成部1、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部2、歪補償部3、D/A(Digital/Analog)変換器4及び直交変調器5を有する。さらに、本実施例に係る送信装置は、アンプモジュール6、アンテナ7、直交復調器8、A/D(Analog/Digital)変換器9、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor:DSP)10を有している。
ベースバンド信号生成部1は、送信する広帯域OFDM(Orthogonal Frequency-division Multiplexing)信号を生成する。広帯域OFDM信号はベースバンド信号である。以下では、ベースバンド信号生成部1により生成された広帯域OFDM信号を単にOFDM信号という。そして、ベースバンド信号生成部1により生成されたOFDM信号をx(n)とする。
ベースバンド信号生成部1は、生成したOFDM信号をIFFT部2及びDSP10へ出力する。
IFFT部2は、OFDM信号の入力をベースバンド信号生成部1から受ける。そして、IFFT部2は、受信したOFDM信号に対してIFFTを行うことでOFDM信号を変調して送信信号であるキャリア(搬送波)を生成する。その後、IFFT部2は、送信信号を歪補償部3へ出力する。
歪補償部3は、送信信号の入力をIFFT部2から受ける。また、歪補償部3は、後述するアンプモジュール6におけるLTE回路の伝達関数の推定値であるh(p)の入力を所定周期毎にDSP10から受ける。さらに、歪補償部3は、フィードバック信号の入力をA/D変換器9から受ける。
歪補償部3は、送信信号とフィードバック信号との誤差信号を求める。さらに、歪補償部3は、求めた誤差信号を用いて能動素子の非線形計数であるAを求める。ここで、歪補償部3は、LTE回路の伝達関数であるh(p)の入力の周期に比べて早い周期で能動素子の非線形計数であるAを求める。その後、歪補償部3は、LTE回路の伝達関数であるh(p)及び能動素子の非線形計数であるAから歪補償係数を求める。ここで、歪補償係数の算出方法の例としては、例えば、歪補償部3は、求めたLTE回路の伝達関数であるh(p)を含んだ非線形特性を求め、その求めた非線形特性をプリディストーションの係数とする方法(この方法は、「p-th order inverse」と呼ばれる場合がある。)などがある。
そして、歪補償部3は、求めた歪補償計数を用いて受信した送信信号に対して歪補償を行うことでプリディストーション信号を生成する。その後、歪補償部3は、プリディストーション信号をD/A変換器4へ出力する。
D/A変換器4は、プリディストーション信号の入力をD/A変換器4から受ける。そして、D/A変換器4は、デジタル信号であるプリディストーション信号をアナログ信号に変換する。その後、D/A変換器4は、アナログ信号に変換したプリディストーション信号を直交変調器5へ出力する。
直交変調器5は、アナログ信号となったプリディストーション信号の入力をD/A変換器4から受ける。そして、直交変調器5は、受信したプリディストーション信号をキャリア周波数にアップコンバートすることで、プリディストーション信号をRF信号に変換する。直交変調器5は、RF信号となったプリディストーション信号をアンプモジュール6へ出力する。
アンプモジュール6は、RF信号であるプリディストーション信号の入力を直交変調器5から受ける。そして、アンプモジュール6は、受信したプリディストーション信号を増幅し、非線形歪が除去された送信信号を生成する。その後、アンプモジュール6は、生成した送信信号を出力する。アンプモジュール6から出力された送信信号は、2つに分岐される。送信信号の一方は、アンテナ7を介して外部の受信装置に向けて送信され、他方は、直交復調器8へ送信される。このアンプモジュール6が、「増幅器」の一例にあたる。
直交復調器8は、アンプモジュール6から出力された送信信号の入力を受ける。そして、直交復調器8は、受信した送信信号に対して直交復調を行いフィードバック信号を生成する。そして、直交復調器8は、フィードバック信号をA/D変換器9へ出力する。
A/D変換器9は、フィードバック信号の入力を直交復調器8から受ける。A/D変換器9は、アナログ信号であるフィードバック信号をデジタル信号に変換する。そして、A/D変換器9は、デジタル信号に変換したフィードバック信号を歪補償部3及びDSP10へ出力する。ここで、A/D変換器9から出力されたフィードバック信号をy(n)と表す。
DSP10は、図1に示すように、メモリレスアンプ部11、シフトレジスタ12及び相互相関演算部13を有している。
シフトレジスタ12は、フィードバック信号であるy(n)の入力をA/D変換器9から受ける。そして、シフトレジスタ12は、相互相関関数に用いるために、時間をずらしたフィードバック信号であるy(n+m)を相互相関演算部13へ出力する。
メモリレスアンプ部11は、アンプモジュール6がメモリレスアンプの場合の出力を算出する。具体的には、メモリレスアンプ部11は、以下のような計算によりアンプモジュール6に対応するメモリレスアンプの出力を求める。以下では、一例として、5次の次数までを考慮した場合を例に説明する。ここで、次数は高くなればなるほど、歪補償の精度は上がるが、計算は増加する。そして、高い次数に対応する周波数帯域では歪の量が少なくなるため、その部分での歪は歪補償に与える影響が少なくなる。そこで、求められる精度及び計算量などから考慮する次数を決定することが好ましい。
図2は、実施例に係る伝達関数算出の処理を行う回路の概略を表す模式図である。図2では、図1の中で伝達関数算出の処理に必要な部分のみを抜き出して記載している。
アンプRF回路の周波数特性に依存する構成を有するモデルであるW−H型のアンプとしてアンプモジュール6を表現すると、図2に示すように、アンプモジュール6は、LTI61、アンプ回路62及びLTI63を有すると考えることができる。このLTI61が、「第1フィルタ」の一例にあたる。また、このアンプ回路62が、「増幅部」の一例にあたる。また、このLTI63が、「第2フィルタ」の一例にあたる。
メモリレスアンプ部11は、アンプ回路62のAM/AM特性及びAM/PM特性を用いて算出された非線形歪を記憶している。具体的には、非線形歪に対応する非線形係数A,A及びAは、アンプ回路62のAM/AM特性及びAM/PM特性を測定した測定値の各次数の項を取り出すことで推定することができる。例えば、非線形係数Aは、AM/AM特性及びAM/PM特性の3次の項である。
メモリレスアンプ部11は、受信したOMDF信号に含まれる各次数に対応する項を取り出すための式として、U2k+1(n)=|x(n)|2kx(n)(k=0,1,2,3・・・)を記憶している。例えば、メモリレスアンプ部11はU(n)=|x(n)|x(n)として受信したOMDF信号に含まれる5次の次数の式を取り出す。
メモリレスアンプ部11は、OFDM信号であるx(n)の入力をベースバンド信号生成部1から受ける。そして、メモリレスアンプ部11は、記憶している式を用いて、受信したOFDM信号であるx(n)から各次数に対応する式を取得する。本実施例では、1次、3次及び5次の式を取得する。
そして、メモリレスアンプ部11は、各次数の式に対応する非線形係数A,A及びAを乗算することで、各次数の式に非線形歪を付加した値を算出する。ここで、非線形歪が付加された各次数の式を加算することで、OFDM信号x(n)に非線形歪を付加した信号となる。そして、この場合の非線形歪はAM/AM特性及びAM/PM特性から求められたものであり、且つAM/AM特性及びAM/PM特性は受信したOFDM信号の周波数に依存しない。したがって、メモリレスアンプ部11からの出力は、OFDM信号に対応するアンプモジュール6がメモリレスな場合の出力に相当する。
メモリレスアンプ部11は、OFDM信号に対応するアンプモジュール6がメモリレスな場合の出力を相互相関演算部13へ出力する。具体的には、メモリレスアンプ部11は、各次数の式に非線形歪を付加した値を出力する。このメモリレスアンプ部11が、「メモリレス出力算出部」の一例にあたる。
相互相関演算部13は、時間がずらされたフィードバック信号の入力をシフトレジスタ12から受ける。さらに、相互相関演算部13は、OFDM信号に対応するアンプモジュール6がメモリレスな場合の出力をメモリレスアンプ部11から受信する。すなわち、相互相関演算部13は、図2で表されるように、W−H型のアンプとして表されるアンプモジュール6の出力であるy(n+m)及びアンプモジュール6がメモリレスな場合の出力であるA2k+1を取得する。
そして、相互相関演算部13は、受信したアンプモジュール6がメモリレスな場合の出力の共役を求める。すなわち、相互相関演算部13は、U 2k+1(n)(k=0,1,2,3・・・)。ここで、“*”は共役を表している。
また、相互相関演算部13は、1次のLTIの伝達関数の初期値であるf(p)を決定する。具体的には、相互相関演算部13は、フィードバック信号により得られた全体の周波数特性を入力信号であるOFDM信号の周波数特性で除算する。そして、相互相関演算部13は、除算結果を逆フーリエ変換して時間軸の伝達関数に変換することで初期値であるf(p)を得る。次に、相互相関演算部13は、算出したf(p)を用いて、フィードバック信号から基本波である1次の項(k=0の項)を減算して3次のLTIの伝達関数の初期値であるf(p)を取得する。さらに、相互相関演算部13は、算出したf(p)及びf(p)を用いて、フィードバック信号から1次の項及び3次の項を減算して5次のLTIの伝達関数の初期値であるf(p)を取得する。
次に、相互相関演算部13は、反復計算(Iteration)に用いるLTIの伝達関数の推定値であるh(i) 2k+1(p)の初期値をf2k+1(p)と設定する。すなわち、相互相関演算部13は、h(0) 2k+1(p)=f2k+1(p)とする。そして、相互相関演算部13は、設定した初期値を用いて反復計算を行う。反復計算は、例えば次のように行われる。
相互相関演算部13は、ある次数の伝達関数を求める場合、求める次数よりも低い次数の伝達関数の影響をフィードバック信号から取り除く。例えば、相互相関演算部13は、1次の伝達関数の推定値であるh(p)を求める場合には、アンプモジュール6の出力であるy(n)をそのまま使用する。また、3次の伝達関数の推定値であるh(p)を求める場合には、アンプモジュール6の出力であるy(n)から1次の伝達関数の推定値であるh(p)の影響を取り除く。また、5次の伝達関数の推定値であるh(p)を求める場合には、アンプモジュール6の出力であるy(n)から1次の伝達関数の推定値であるh(p)及び3次の伝達関数の推定値であるh(p)の影響を取り除く。具体的には、相互相関演算部13は、次の数式(1)を用いてアンプモジュール6の出力であるy(n)から低い次数の伝達関数の影響を取り除いた値であるV(i) 2k+1(n)を算出する。数式(1)で表される計算が、「第1計算」の一例にあたる。
Figure 2014103540
さらに、相互相関演算部13は、低い次数の伝達関数の影響を取り除いた値であるV(i) 2k+1(n)とアンプモジュール6がメモリレスな場合の出力の共役であるU 2k+1(n)との相互相関関数(CCR:Cross Correlation Function)を計算する。さらに、相互相関演算部13は、算出した相互相関関数を平均する。これにより、相互相関演算部13は、以下の数式(2)を得る。
Figure 2014103540
ここで、“<>”は、データの取りうる値に対する統計平均である。
次に、相互相関演算部13は、r(i+1) (m)を高速フーリエ変換し、計算結果であるR(i+1) (ω)を取得する。
そして、相互相関演算部13は、次の数式(3)で表されるLTI61及びLTI63の周波数特性を求める。V(i) 2k+1(n)を算出してからここまでの計算が、「第2計算」の一例にあたる。
Figure 2014103540
ここで、C(k) は、OFDM信号の各サブキャリアの変調情報の積で与えられる。サブキャリアの変調情報は複素信号である。入力x(n)はOFDM信号で、次の数式(4)で表される。
Figure 2014103540
ここで、Cμは入力信号であるOFDM信号の各サブキャリアの複素変調情報である。また、ωμは各サブキャリアの各周波数である。また、U2k+1(n)は3次及び5次の項なので、次の数式(5)のように表される。
Figure 2014103540
ここで、MとMの関係は、M=(2k+1)M/2と表される。Cは、3次(k=1)、5次(k=2)の場合にそれぞれCμの積として次の数式(6)で与えられる。
Figure 2014103540
ここで、Cμはサブキャリアの情報なので、入力信号であるOFDM信号の一次変調に従ったランダムな値である。
これにより、相互相関演算部13は、LTI61及びLTI63の1次の周波数特性であるH(i+1) (ω)(以下では、単に「H」とする。)を取得する。また、相互相関演算部13は、LTI61及びLTI63の3次の周波数特性であるH(i+1) (ω)(以下では、単に「H」とする。)を取得する。また、相互相関演算部13は、LTI61及びLTI63の5次の周波数特性であるH(i+1) (ω)(以下では、単に「H」とする。)を取得する。
そして、相互相関演算部13は、H,H,Hが収束したか否かを判定する。H,H,Hが収束していなければ、相互相関演算部13は、算出したH,H,Hを逆フーリエ変換してLTI61及びLTI63の伝達関数であるh(i) 2k+1を求める。
その後、相互相関演算部13は、求めたLTI61及びLTI63の伝達関数であるh(i) 2k+1を用いて反復計算を行う。具体的には、相互相関演算部13は、低い次数の伝達関数の影響をアンプモジュール6の出力から減算し、その結果とU 2k+1(n)との相互相関関数を計算し、その後LTI61及びLTI63の周波数特性であるH(i+1) k+1(ω)を求めるという一連の計算を繰り返す。
そして、H,H,Hが収束すると、相互相関演算部13は、LTI61及びLTI62の周波数特性であるH,H,Hが収束した値を逆フーリエ変換し、LTI61及びLTI62の伝達関数の推定値を取得する。具体的には、相互相関演算部13は、次の数式(7)で表される計算を行い、LTI61及びLTI62の伝達関数の推定値であるh(i+1) 2k+1(p)を取得する。
Figure 2014103540
これにより、相互相関演算部13は、LTI61及びLTI63の1次の伝達関数の推定値であるh(i+1) (p)(以下では、単に「h(p)」とする。)を取得する。また、相互相関演算部13は、LTI61及びLTI63の3次の伝達関数の推定値であるh(i+1) (p)(以下では、単に「h(p)」とする。)を取得する。また、相互相関演算部13は、LTI61及びLTI63の5次の伝達関数の推定値であるh(i+1) (p)(以下では、単に「h(p)」とする。)を取得する。
そして、相互相関演算部13は、取得した伝達関数の推定値であるh(p),h(p),h(p)を歪補償部3へ出力する。
DSP10は、LTI61及びLTI63の伝達関数の推定値であるh(p),h(p),h(p)の算出を、メモリレスの歪補償係数であるA〜Aの更新よりも遅い頻度で周期的に行う。ここで、DSP10は、h(p),h(p),h(p)の算出の際に、その際の最新のA〜Aを用いて算出を行う。
次に、図3を参照して、本実施例に係る送信装置におけるLTI61及びLTI63の伝達関数の推定値の算出の流れについて説明する。図3は、LTIの伝達関数の推定値の算出処理の概要を表すフローチャートである。ここでは、全体の流れの概略を説明し、各ステップにおける詳細な処理の流れは後のフローチャートで説明する。
メモリレスアンプ部11、シフトレジスタ12及び相互相関演算部13は、事前データを取得する(ステップS1)。具体的には、メモリレスアンプ部11は、AM/AM特性及びAM/PM特性から推定されるアンプモジュール6がメモリレス(狭帯域動作)の場合の非線形係数A,A,Aを取得する。また、メモリレスアンプ部11は、OFDM信号であるx(n)を受信する。そして、メモリレスアンプ部11は、非線形係数A,A,Aを用いて、受信したOFDM信号に非線形歪を付加して、OFDM信号に対するアンプモジュール6がメモリレスである場合の出力を算出する。そして、相互相関演算部13は、メモリレスアンプ部11から出力されたアンプモジュール6がメモリレスの場合の出力を取得する。また、シフトレジスタ12は、アンプモジュール6の出力であるフィードバック信号(y(n))の入力をA/D変換器9から受ける。そして、相互相関演算部13は、時間をずらしたフィードバック信号であるy(n+m)の入力をシフトレジスタ12から受ける。
そして、相互相関演算部13は、各事前データを用いてLTI61及びLTI63の伝達関数を演算するための初期値であるf(p)、f(p)、f(p)を算出する(ステップS2)。
次に、相互相関演算部13は、初期値であるf(p)、f(p)、f(p)を用いて相互相関関数の計算及び反復演算によりLTI61及びLTI63の周波数特性であるH,H,Hの収束値を求める(ステップS3)。
そして、相互相関演算部13は、算出したLTI61及びLTI63の周波数特性であるH,H,Hに対して逆フーリエ変換を行いLTI61及びLTI63の伝達関数の推定値であるh(p),h(p),h(p)を取得する(ステップS4)。
次に、図4を参照して、図3のステップS1における事前データの取得の処理の詳細について説明する。図4は、事前データの取得の処理のフローチャートである。
メモリレスアンプ部11は、アンプモジュール6がメモリレスの場合の非線形係数A1,A2,A3を取得する(ステップS101)。
ベースバンド信号生成部1は、ベースバンド信号であるOFDM信号を生成する(ステップS102)。メモリレスアンプ部11は、OFDM信号の入力をベースバンド信号生成部1から受ける。
メモリレスアンプ部11は、OFDM信号に含まれる各次数の式であるU2k+1(n)=|x(n)|2kx(n)(k=0,1,2,3・・・)を算出する(ステップS103)。メモリレスアンプ部11は、OFDM信号に含まれる各次数の式であるU2k+1(n)を相互相関演算部13へ出力する。
相互相関演算部13は、OFDM信号に含まれる各次数の式であるU2k+1(n)の入力をメモリレスアンプ部11から受信する。そして、相互相関演算部13は、U2k+1(n)の共役を求め、反復計算に用いる非線形項であるU 2k+1(n)(k=0,1,2,・・・)を算出する(ステップS104)。
シフトレジスタ12は、アンプモジュール6からの出力であるy(n)の入力をA/D変換器9から受ける(ステップS105)。そして、相互相関演算部13は、時間をずらしたアンプモジュール6からの出力であるy(n+m)をシフトレジスタ12から取得する。
次に、図5を参照して、図3のステップS3及びステップS4における反復計算のための初期値の算出の詳細を説明する。図5は、反復計算のための初期値の算出の取得の処理のフローチャートである。
相互相関演算部13は、反復計算に用いるLTIの伝達関数であるh(i) 2k+1(p)の初期値をf2k+1(p)と設定する(ステップS201)。すなわち、相互相関演算部13は、h(0) 2k+1(p)=f2k+1(p)とする。
相互相関演算部13は、求める伝達関数の次数よりも低い次数の伝達関数の影響をアンプモジュール6の出力であるy(n)から減算する(ステップS202)。具体的には、相互相関演算部13は、数式(1)の計算を行う。
そして、相互相関演算部13は、低い次数の伝達関数の影響をアンプモジュール6の出力であるy(n)から減算した減算結果と非線形項であるU 2k+1(n)との相互相関関数を計算する(ステップS203)。さらに、相互相関演算部13は、算出した相互相関関数を平均する。これにより、相互相関演算部13は、数式(2)を得る。
次に、相互相関演算部13は、数式(2)で求めたr(i+1) (m)を高速フーリエ変換し、計算結果であるR(i+1) (ω)を取得する。そして、相互相関演算部13は、次の数式(3)で表されるLTI61及びLTI63の周波数特性であるH,H,Hを算出する(ステップS204)。
次に、相互相関演算部13は、算出したLTI61及びLTI63の周波数特性であるH,H,Hが収束しているか否かを判定する(ステップS205)。収束していない場合(ステップS205:否定)、相互相関演算部13は、ステップS202に戻り、反復計算を繰り返す。
これに対して、LTI61及びLTI63の周波数特性であるH,H,Hが収束している場合(ステップS205:肯定)、相互相関演算部13は次のように動作する。相互相関演算部13は、H,H,Hが収束した値を逆フーリエ変換し、数式(7)で表されるLTI61及びLTI62の伝達関数の推定値であるh(p),h(p),h(p)を算出する(ステップS206)。
以上に説明したように、本実施例に係る送信装置は、メモリ効果による歪を表すLTIの伝達関数とアンプ回路のAM/AM特性及びAM/PM特性による歪を表す非線形係数とを個別に算出し、それらを組み合わせて歪係数を更新する。すなわち、アンプ回路に起因する早い変動の非線形歪に関しては、従来のプリディストーションにより補償し、LTIに起因する遅い変動の非線形歪に対しては遅い周期でパラメータの追従を行い、メモリ効果を低減するアルゴリズムにより補償を行う。これにより、メモリ効果による歪の補償の計算を、アンプ回路に起因する非線形歪の補償の計算の間に行わなくてもよくなる。そのため、計算量の多いメモリ効果を低減するための補償の計算の回数を低減でき、少ない計算量でメモリ効果に対応した高精度の歪補償が可能となる。また、アンプ回路に起因する歪に関しては迅速に補償の計算を行うことができる。
1 ベースバンド信号生成部
2 IFFT部
3 歪補償部
4 D/A変換器
5 直交変調器
6 アンプモジュール
7 アンテナ
8 直交復調器
9 A/D変換器
10 デジタルシグナルプロセッサ(DSP)
11 メモリレスアンプ部
12 シフトレジスタ
13 相互相関演算部
61 LTI
62 アンプ回路
63 LTI

Claims (6)

  1. 入力された信号を増幅する増幅器であって、入力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第1フィルタと、前記第1フィルタから出力された信号を増幅する増幅部と、前記増幅部から出力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第2フィルタとを有するモデルで表される増幅器と、
    前記増幅部のAM/AM歪及びAM/PM歪を用いて前記増幅器がメモリレスの場合の第1の入力信号に対する出力を算出するメモリレス出力算出部と、
    前記第1の入力信号に対する前記増幅器から出力された信号と、前記メモリレス出力算出部により算出された前記第1の入力信号に対する出力との相互相関を計算し、計算した相互相関の結果を基に、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの伝達関数の推定値を算出する伝達関数推定値算出部と、
    前記伝達関数推定値算出部により算出された前記伝達関数の推定値を基に第2の入力信号の補償を行い、補償を行った前記第2の入力信号を前記増幅器へ出力する歪補償部と
    を備えたことを特徴とする歪補償装置。
  2. 前記歪補償部は、前記第1の入力信号と前記第1の入力信号に対する前記増幅器から出力された信号とから前記増幅部による歪を補償するための非線形係数を求め、前記伝達関数及び前記非線形係数を基に歪補償係数を算出し、算出した歪補償係数を基に前記第2の入力信号の補償を行うことを特徴とする請求項1に記載の歪補償装置。
  3. 前記伝達関数推定値算出部は、各次数について前記増幅器から出力された信号から他の次数の伝達関数の影響を減算する第1計算及び前記第1計算の結果と前記メモリレス出力算出部により算出された出力の共役値との相互相関関数を計算する第2計算を行って前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの周波数特性を算出し、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの周波数特性が収束するまで前記第1計算及び前記第2計算の反復計算を行い、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの周波数特性の収束値を基に伝達関数の推定値を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の歪補償装置。
  4. ベースバンド信号を生成するベースバンド部と、
    入力された信号を増幅する増幅器であって、入力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第1フィルタと、前記第1フィルタから出力された信号を増幅する増幅部と、前記増幅部から出力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第2フィルタとを有するモデルで表される増幅器と、
    前記増幅部のAM/AM歪及びAM/PM歪を用いて前記増幅器がメモリレスの場合の入力信号に対する出力を算出するメモリレス出力算出部と、
    前記入力信号に対して前記増幅器から出力された信号と、前記メモリレス出力算出部により算出された前記入力信号に対する出力との相互相関を計算し、計算した相互相関の結果を基に、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの伝達関数の推定値を算出する伝達関数推定値算出部と、
    前記伝達関数推定値算出部により算出された前記伝達関数の推定値を基に前記ベースバンド信号の補償を行い、補償を行った前記ベースバンド信号を前記増幅器へ出力する歪補償部と
    を備えたことを特徴とする送信装置。
  5. 入力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第1フィルタと、前記第1フィルタから出力された信号を増幅する増幅部と、前記増幅部から出力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第2フィルタとを有するモデルで表される増幅器の歪補償方法であって、
    前記増幅部のAM/AM歪及びAM/PM歪を用いて前記増幅器がメモリレスの場合の第1の入力信号に対する出力を推定し、
    前記増幅器から出力された前記第1の入力信号に対する信号と、前記第1の入力信号に対する前記増幅器がメモリレスの場合の出力との相互相関を演算し
    演算結果を基に、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの伝達関数の推定値を算出し、
    算出した前記伝達関数を基に第2の入力信号の補償を行い、補償を行った第2の入力信号を前記増幅器へ出力する
    ことを特徴とする歪補償方法。
  6. 入力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第1フィルタと、前記第1フィルタから出力された信号を増幅する増幅部と、前記増幅部から出力された信号の帯域を制限する線形不時変なフィルタである第2フィルタとを有するモデルで表される増幅器の伝達関数算出方法であって、
    前記増幅部のAM/AM歪及びAM/PM歪を用いて、第1の入力信号に対して前記増幅器がメモリレスの増幅を行った場合の出力を推定し、
    前記第1の入力信号に対する前記増幅器から出力された信号と、前記増幅器がメモリレスの増幅を行った場合の前記第1の入力信号に対する出力との相互相関を演算し
    演算結果を基に、前記第1フィルタ及び前記第2フィルタの伝達関数の推定値を算出する
    ことを特徴とする伝達関数算出方法。
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