JP2014103477A - 情報管理方法および情報管理システム - Google Patents

情報管理方法および情報管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014103477A
JP2014103477A JP2012252870A JP2012252870A JP2014103477A JP 2014103477 A JP2014103477 A JP 2014103477A JP 2012252870 A JP2012252870 A JP 2012252870A JP 2012252870 A JP2012252870 A JP 2012252870A JP 2014103477 A JP2014103477 A JP 2014103477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
terminal
identification information
information
management server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012252870A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Nishi
純一 西
Koichi Tateishi
浩一 立石
Kazunori Kirita
和則 切田
Toshiaki Imai
載明 今井
Hideki Iwamura
秀樹 岩村
Shigehisa Ono
滋久 小野
Yasuhiro Seta
泰弘 瀬田
Takashi Yamashina
隆史 山品
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2012252870A priority Critical patent/JP2014103477A/ja
Publication of JP2014103477A publication Critical patent/JP2014103477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】サーバに格納された電子電話帳への電話番号の登録・更新を簡単に管理する方法を提供する。
【解決手段】端末装置間での通信に使用され端末装置毎に割り当てられた識別情報を含むリストを、ネットワークを介して接続した記記憶装置に記憶されたリストのうち、発呼した端末装置である発信端末または発呼先の端末装置である着信端末のいずれか一方の第1の端末装置が使用するリストに、発信端末または着信端末の他方の第2の端末装置の識別情報が登録されているか判別し、第1の端末装置が使用するリストに第2の端末装置の識別情報が登録されていないと判別すると、第2の端末装置に対して、第1の端末装置が使用するリストに第2の端末装置の識別情報を登録する許可を要求し、第2の端末装置から許可を受信すると、記憶装置に記憶された第1の端末装置が使用するリストに第2の端末装置の識別情報を登録する情報管理方法。
【選択図】図7

Description

本発明は、通信相手の端末装置を識別する識別情報を管理する情報管理方法および情報管理システムに関する。
従来、IP(Internet Protocol)ネットワークを介して端末装置間で音声通信などを行うIP電話システムが知られている。通信先の端末装置の電話番号などは電子電話帳を用いて管理することができる。この電子電話帳は、例えば、端末装置に備わる記憶装置または端末装置がインターネットを介してアクセス可能なサーバなどに格納して使用される。この電子電話帳への電話番号の登録・更新などは、端末装置の所有者が手作業によって行っている。
上記技術に関連して、携帯電話などのモバイル端末やパソコンへの電話や電子メール送信者の個人情報をネットワークを介して管理する個人情報管理システムについて知られている。この個人情報管理システムでは、利用者は発信端末からネットワークを介して個人情報を個人情報管理サーバに登録しておく。そして、発信端末から着信端末に電話や電子メールを送信する際に個人情報通知許可が設定してある場合、電話や電子メールを受信した着信端末が個人情報取得操作を行うと、個人情報管理サーバは発信者の個人情報を検索する。着信端末は、個人情報管理サーバから取得した検索結果を表示し、アドレス帳や電話帳などに登録する。
特開2005−051475号公報
本情報管理方法は、1つの側面では、端末装置間での通信に使用され端末装置毎に割り当てられた識別情報を含むリストを簡単に管理することができる情報管理方法を提供することを目的とする。
本情報管理方法の1つの観点によれば、本情報管理方法は、端末装置間での通信に使用され端末装置毎に割り当てられた識別情報を含むリストを、ネットワークを介して接続した記憶装置に記憶して管理する情報管理方法である。そして、本情報管理方法は、以下の処理を行う。
まず、前記記憶装置に記憶されたリストのうち、発呼した端末装置である発信端末または発呼先の端末装置である着信端末のいずれか一方の第1の端末装置が使用するリストに、前記発信端末または前記着信端末の他方の第2の端末装置の識別情報が登録されているか判別する。
そして、前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報が登録されていないと判別すると、前記第2の端末装置に対して、前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する許可を要求する。
そして、前記第2の端末装置から前記許可を受信すると、前記記憶装置に記憶された前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する。
本情報管理方法は、1つの態様では、端末装置間での通信に使用され端末装置毎に割り当てられた識別情報を含むリストを簡単に管理することができる情報管理方法を提供することができる。
一実施例に係る情報管理方法を実現するシステム100の構成例を示す図である。 呼処理制御サーバ130の構成例を示す図である。 電話帳管理サーバ140の構成例を示す図である。 状態管理サーバ150の構成例を示す図である。 電話帳データベースの一例を説明する図である。 個人情報データベースの一例を説明する図である。 発信端末110の電話帳に着信端末120の個人情報を登録する処理の一例を示す図である。 着信端末120の電話帳に発信端末110の個人情報を登録する処理の一例を示す図である。 承認の可否を使用者に選択させる選択画面を使用した承認処理を着信端末120に行なわせる承認要求の処理を示す図である。 音声ガイダンスを使用した承認処理を着信端末120に行なわせる承認要求の処理を示す図である。 SMS(Short Mail Service)を使用した承認処理を着信端末120に行なわせる承認要求の処理を示す図である。 電話帳を使用して発信端末110から着信端末120に発信する処理を示す図である。 WEBページを使用して発信端末110に電話帳参照機能を提供する処理の一例を示す図である。 音声ガイダンスを使用して発信端末110に電話帳参照機能を提供する処理の一例を示す図である。 対応表1500の一例を示す図である。 選択画面1600の一例を示す図である。 表示画面1700の一例を示す図である。 対応表1800の一例を示す図である。 電話帳管理サーバ140が提供するWEBページの一例を示す図である。 対応表2000の一例を示す図である。 電話帳管理サーバ140と状態管理サーバ150の機能を含む電話帳・状態管理サーバ2101を使用して本実施例に係る情報管理方法を実現するシステム2100の一例を示す図である。 本実施例に係る電話帳管理サーバ140、状態管理サーバ150および電話帳・状態管理サーバ2101に使用することができる情報処理装置の具体的な構成例を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例について、図1〜図22に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態はあくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図ではない。すなわち、本実施形態は、その趣旨を逸脱しない範囲で、実施例に含まれる技術を組み合わせるなど種々変形して実施することができる。また、図7−図14にフローチャートの形式で示した処理手順は、処理の順番を限定する趣旨ではない。したがって、可能な場合には、処理の順番を入れ替えても良いのは当然である。
≪実施例≫
図1は、一実施例に係る情報管理方法を実現するシステム100の構成例を示す図である。
システム100は、発信端末110と、着信端末120と、呼処理を制御する呼処理制御サーバ130と、電話帳管理サーバ140と、状態管理サーバ150と、を含むことができる。発信端末110、着信端末120、呼処理制御サーバ130、電話帳管理サーバ140および状態管理サーバ150は、ネットワーク160を介して互いに通信可能に接続することができる。
発信端末110は、着信端末120への発呼を行った端末装置である。着信端末120は、呼処理制御サーバ130に対して着信端末120への発呼を行って着信端末120との接続を要求する。着信端末120は、発信端末110の発呼先の端末装置である。着信端末120は、発信端末110からの接続要求を受信すると、発信端末110との通信を確立する。
なお、発信端末110および着信端末120には、携帯電話、固定電話、携帯端末装置およびPC(Personal Computer)など通話機能を有する様々な端末装置を使用することができる。また、発信端末110および着信端末120は、無線通信によりネットワーク160にアクセスしてもよいし、有線通信によりネットワーク160にアクセスしてもよい。
呼処理制御サーバ130は、IP電話の発着信処理を行う呼制御装置である。
例えば、呼処理制御サーバ130は、図2に示すように、信号受信制御部210と、信号送信制御部220と、信号分析部230と、シナリオ制御部240と、を備えることができる。
信号受信制御部210は、所定のプロトコル、例えば、HTTP(HyperText Transfer Protocol)やSIP(Session Initiation Protocol)/SIMPLE(SIP for Instant Messaging and Presence Leveraging Extensions)などにしたがってネットワーク160からデータを受信し、受信したデータを信号分析部230に出力する。また、信号送信制御部220は、所定のプロトコル、信号分析部230から受信したデータを、例えば、HTTPやSIP/SIMPLEなどにしたがってネットワーク160に出力する。信号分析部230は、シナリオ制御部240から受信したデータを分析し、分析結果に応じたプロトコルを指定して信号送信制御部220にデータ送信を依頼する。また、信号受信制御部210から受信したデータをシナリオ制御部240に出力する。シナリオ制御部210は、例えば、発信端末110および着信端末120それぞれから受信する呼制御メッセージに応じて、接続要求や呼び出し、通信の確立・切断などを行う。
電話帳管理サーバ140は、発信端末110や着信端末120などの端末装置それぞれの電話帳を電話帳データベースに登録して管理するサーバである。
例えば、電話帳管理サーバ140は、図3に示すように、記憶装置141を備える。その他に、電話帳管理サーバ140は、信号受信制御部310と、信号送信制御部320と、信号分析部330と、シナリオ制御部340と、電話帳読出し制御部350と、電話帳書込み制御部360と、を備えることができる。
記憶装置141は、電話帳データベースを記憶する記憶装置である。信号受信制御部310、信号送信制御部320および信号分析部330は、信号受信制御部210、信号送信制御部220および信号分析部230と同様にデータの送受信を制御する。
シナリオ制御部340は、電話帳データベースとのインタフェースである電話帳読出し制御部350および電話帳書込み制御部360を使用して、電話帳データベースへの電話帳の登録や読出しなどを行なう。そして、例えば、シナリオ制御部340は、ネットワーク160を介して接続する発信端末110や着信端末120などの端末装置に対して、端末装置それぞれの電話帳を登録・編集するサービスを提供する。
また、例えば、シナリオ制御部340は、呼処理制御サーバ130から電話帳登録要求を受けると、状態管理サーバ150に対して情報取得要求を行なう。そして、例えば、シナリオ制御部340は、状態管理サーバ150からの要求に応じて、状態管理サーバ150から受信する発信端末110の電話番号を含む個人情報を着信端末120の電話帳に登録する。また、シナリオ制御部340は、状態管理サーバ150からの要求に応じて、状態管理サーバ150から受信する着信端末120の電話番号を発信端末110の電話帳に登録する。
状態管理サーバ150は、発信端末110や着信端末120などの端末装置それぞれの個人情報を個人情報データベースに登録して管理するサーバである。
例えば、状態管理サーバ150は、図4に示すように、記憶装置151を備える。その他に、状態管理サーバ150は、信号受信制御部410と、信号送信制御部420と、信号分析部430と、シナリオ制御部440と、データ読出し制御部450と、データ書込み制御部460と、を備えることができる。
記憶装置151は、個人情報データベースを記憶する記憶装置である。信号受信制御部410、信号送信制御部420および信号分析部430は、信号受信制御部210、信号送信制御部220および信号分析部230と同様にデータの送受信を制御する。
シナリオ制御部440は、個人情報データベースとのインタフェースであるデータ読出し制御部450およびデータ書込み制御部460を使用して、個人情報データベースへの個人情報の登録や読出しなどを行なう。
また、シナリオ制御部440は、電話帳管理サーバ140からの要求に応じて、着信端末120に対して、個人情報データベースに登録されている着信端末120の個人情報を発信端末110の電話帳に登録することの許可を要求する。着信端末120から許可を受けると、シナリオ制御部440は、電話帳管理サーバ140に対して、個人情報データベースに登録されている着信端末120の個人情報を発信端末110の電話帳に登録するように要求する。
また、シナリオ制御部440は、電話帳管理サーバ140からの要求に応じて、発信端末110に対して、個人情報データベースに登録されている発信端末110の個人情報を着信端末120の電話帳に登録することの許可を要求する。発信端末110から許可を受けると、シナリオ制御部440は、電話帳管理サーバ140に対して、個人情報データベースに登録されている発信端末110の個人情報を着信端末120の電話帳に登録するように要求する。
ネットワーク160には、IPネットワークを使用することができる。ネットワーク160には、発信端末110や着信端末120などの端末装置と呼処理制御サーバ130との通信を中継する中継器を含むことができる。この中継器と発信端末110や着信端末120などの端末装置とは所定の規格にしたがって無線または有線による通信を行うことができる。
図5は、本実施例で使用する電話帳データベースの一例を説明する図である。
図5に示す電話帳データベース500には、端末装置を識別する識別情報である電話番号毎に電話帳が登録されている。
電話帳には、端末装置の電話番号が含まれる。図5の例では、電話番号「090−XXXX−XXXX」の端末装置の電話帳501に、電話番号「080−yyyy−yyyy」および「06−zzzz−zzzz」が含まれている。また、電話帳には、端末装置の電話番号の他にも、端末装置の所有者の氏名、住所、職業、所属する組織名、生年月日、メールアドレスおよび電話帳への電話番号の登録日などを含むことができる。
図6は、本実施例で使用する個人情報データベースの一例を説明する図である。
図6に示す個人情報データベース600には、端末装置を識別する識別情報である電話番号毎に個人情報が登録されている。
個人情報には、端末装置の電話番号、登録可否および確認要否が含まれる。また、個人情報には、端末装置の所有者の氏名、住所、職業、所属する組織名、生年月日およびメールアドレスを含むことができる。
登録可否は、他の端末装置の電話帳に個人情報を登録してよいか否かを示す情報である。確認要否は、他の端末装置の電話帳に個人情報を登録する際に確認が必要か否かを示す情報である。登録可否および確認要否は、端末装置の使用者が状態管理サーバ150にアクセスして設定・変更を行なうことができる。
図7は、発信端末110の電話帳に着信端末120の個人情報を登録する処理の一例を示す図である。
発信端末110から着信端末120との通信接続の切断要求を受信すると(ステップS701)、呼処理制御サーバ130は、着信端末120に対して通信接続の切断要求を行なう(ステップS702)。また、呼処理制御サーバ130は、発信端末110に対して切断応答を送信する(ステップS703)。
着信端末120から切断応答を受信して発信端末110−着信端末120間の通信切断が完了すると(ステップS704)、呼処理制御サーバ130は、電話帳管理サーバ140に対して、発信端末110の電話帳に着信端末120の個人情報を登録するよう要求する(ステップS705)。この電話帳への個人情報の登録の要求を「電話帳登録要求」という。電話帳登録要求を受信すると、電話帳管理サーバ140は、呼処理制御サーバ130に対して電話帳登録要求に対する応答である電話帳登録応答を送信し(ステップS706)、処理をステップS707に移行する。
ステップS707において、電話帳管理サーバ140は、電話帳データベースに登録されている発信端末110の電話帳を参照し、発信端末110の電話帳に着信端末120の個人情報が登録されているか否かを確認する(ステップS707)。例えば、電話帳管理サーバ140は、少なくとも着信端末120の個人情報に含まれる電話番号が発信端末110の電話帳に登録されていれば、発信端末110の電話帳に着信端末120の個人情報が登録されていると判別することができる。
発信端末110の電話帳に着信端末120の個人情報が登録されている場合(ステップS707 YES)、電話帳管理サーバ140は処理を終了する(ステップS708)。
発信端末110の電話帳に着信端末120の個人情報が登録されていない場合(ステップS707 NO)、電話帳管理サーバ140は、状態管理サーバ150に対して、着信端末120の個人情報を要求する(ステップS709)。この端末装置の個人情報の要求を「情報取得要求」という。
情報取得要求を受信した状態管理サーバ150は、情報取得要求に対する応答である情報取得応答を電話帳管理サーバ140に送信し(ステップS710)、処理をステップS711に移行する。この場合、状態管理サーバ150は、登録ポリシー判定を行なう(ステップS711−S713)。この登録ポリシー判定は、個人情報に含まれる登録可否および確認要否についての情報を使用して行なうことができる。
状態管理サーバ150は、個人情報データベースに登録されている着信端末120の個人情報を参照し、登録可否に「否」と設定されている場合(ステップS711 NO)、処理を終了する(ステップS712)。
また、着信端末120の個人情報の登録可否に「可」と設定され(ステップS711 YES)、かつ、確認要否に「否」と設定されている場合(ステップS713 NO)、状態管理サーバ150は、処理をステップS719に移行する。
また、着信端末120の個人情報の登録可否に「可」と設定され(ステップS711 YES)、かつ、確認要否に「要」と設定されている場合(ステップS713 YES)、状態管理サーバ150は、処理をステップS714に移行する。この場合、状態管理サーバ150は、発信端末110−着信端末120間の通信時にあらかじめ取得しておいたSIPパケットのヘッダ部に含まれる着信端末120の端末識別情報に応じて承認要求の方法を決定する(ステップS714)。そして、状態管理サーバ150は、ステップS714で決定した承認要求の方法で着信端末120に対して、着信端末120の個人情報を発信端末110の電話帳に登録することに対する承認要求を行なう(ステップS715)。
着信端末120から承認要求に対する応答である承認応答を受信した場合(ステップS716)、状態管理サーバ150は、承認結果がNGなら(ステップS717 NO)、処理を終了する(ステップS718)。また、承認結果がOKなら(ステップS717 YES)、状態管理サーバ150は、電話帳管理サーバ140に対して着信端末120の個人情報を発信端末110の電話帳に登録するように要求する(ステップS719)。この個人情報の電話帳への登録要求を「個人情報登録要求」という。なお、「承認結果がNG」とは、個人情報の電話帳への登録を許可しないという意味である。そして、「承認結果がOK」とは、個人情報の電話帳への登録を許可するという意味である。
電話帳管理サーバ140は、状態管理サーバ150から個人情報登録要求を受信すると、個人情報登録要求とともに送られた着信端末120の個人情報を、発信端末110の電話帳に登録する(ステップS720)。そして、電話帳管理サーバ140は、状態管理サーバ150に対して、個人情報登録要求に対する応答である個人情報登録応答を送信する(ステップS721)。
なお、ステップS705では、着信端末120から切断応答を受信して発信端末110−着信端末120間の通信切断が完了すると、呼処理制御サーバ130が、電話帳管理サーバ140に対して、電話帳登録要求を送信している。しかし、呼処理制御サーバ130が電話帳登録要求を送信するタイミングを限定する趣旨ではない。例えば、発信端末110からの要求に応じて、呼処理制御サーバ130が、電話帳管理サーバ140に電話帳登録要求を送信してもよい。
また、ステップS707において、発信端末110の電話帳に着信端末120の個人情報が登録されている場合(ステップS707 YES)、電話帳管理サーバ140は処理を終了している。しかし、発信端末110の電話帳に登録されている着信端末120の個人情報の登録日時から一定期間、例えば、1ヶ月以上経過している場合、電話帳管理サーバ140が、状態管理サーバ150に対して、着信端末120の個人情報を要求してもよい(ステップS709)。
図8は、着信端末120の電話帳に発信端末110の個人情報を登録する処理の一例を示す図である。
ステップS801−S806の処理は、図7で説明したステップS701−S706の処理と同様である。
着信端末120から切断応答を受信して発信端末110−着信端末120間の通信切断が完了すると(ステップS804)、呼処理制御サーバ130は、処理をステップS805に移行する。この場合、呼処理制御サーバ130は、電話帳管理サーバ140に対して、着信端末120の電話帳に発信端末110の個人情報を登録する旨の電話帳登録要求を送信する(ステップS805)。電話帳登録要求を受信すると、電話帳管理サーバ140は、呼処理制御サーバ130に対して電話帳登録要求に対する応答である電話帳登録応答を送信し(ステップS806)、処理をステップS807に移行する。
ステップS807において、電話帳管理サーバ140は、電話帳データベースに登録されている着信端末120の電話帳を参照し、着信端末120の電話帳に発信端末110の個人情報が登録されているか否かを確認する(ステップS807)。例えば、電話帳管理サーバ140は、少なくとも発信端末110の個人情報に含まれる電話番号が着信端末120の電話帳に登録されていれば、着信端末120の電話帳に発信端末110の個人情報が登録されていると判別することができる。
着信端末120の電話帳に発信端末110の個人情報が登録されている場合(ステップS807 YES)、電話帳管理サーバ140は処理を終了する(ステップS808)。
着信端末120の電話帳に発信端末110の個人情報が登録されていない場合(ステップS807 NO)、電話帳管理サーバ140は、状態管理サーバ150に対して、発信端末110の個人情報を要求する情報取得要求を送信する(ステップS809)。
情報取得要求を受信した状態管理サーバ150は、情報取得要求に対する応答である情報取得応答を電話帳管理サーバ140に送信し(ステップS810)、処理をステップS811に移行する。この場合、状態管理サーバ150は、登録ポリシー判定を行なう(ステップS811−S813)。この登録ポリシー判定は、個人情報に含まれる登録可否および確認要否についての情報を使用して行なうことができる。
状態管理サーバ150は、個人情報データベースに登録されている発信端末110の個人情報を参照し、登録可否に「否」と設定されている場合(ステップS811 NO)、処理を終了する(ステップS812)。
また、発信端末110の個人情報の登録可否に「可」と設定され(ステップS811 YES)、かつ、確認要否に「否」と設定されている場合(ステップS813 NO)、状態管理サーバ150は、処理をステップS819に移行する。
また、発信端末110の個人情報の登録可否に「可」と設定され(ステップS811 YES)、かつ、確認要否に「要」と設定されている場合(ステップS813 YES)、状態管理サーバ150は、処理をステップS814に移行する。この場合、状態管理サーバ150は、発信端末110−着信端末120間の通信時にあらかじめ取得しておいたSIPパケットのヘッダ部に含まれる発信端末110の端末識別情報に応じて承認要求の方法を決定する(ステップS814)。そして、状態管理サーバ150は、ステップS814で決定した承認要求の方法で発信端末110に対して、発信端末110の個人情報を着信端末120の電話帳に登録することに対する承認要求を行なう(ステップS815)。
発信端末110から承認要求に対する応答である承認応答を受信した場合(ステップS816)、状態管理サーバ150は、承認結果がNGなら(ステップS817 NO)、処理を終了する(ステップS818)。また、承認結果がOKなら(ステップS817 YES)、状態管理サーバ150は、電話帳管理サーバ140に対して、発信端末110の個人情報を着信端末120の電話帳に登録するように要求する個人情報登録要求を送信する(ステップS819)。
電話帳管理サーバ140は、状態管理サーバ150から個人情報登録要求を受信すると、個人情報登録要求とともに送られた発信端末110の個人情報を、着信端末120の電話帳に登録する(ステップS820)。そして、電話帳管理サーバ140は、状態管理サーバ150に対して、個人情報登録要求に対する応答である個人情報登録応答を送信する(ステップS821)。
なお、ステップS805では、着信端末120から切断応答を受信して発信端末110−着信端末120間の通信切断が完了すると、呼処理制御サーバ130が、電話帳管理サーバ140に対して、電話帳登録要求を送信している。しかし、呼処理制御サーバ130が電話帳登録要求を送信するタイミングを限定する趣旨ではない。例えば、着信端末120からの要求に応じて、呼処理制御サーバ130が、電話帳管理サーバ140に電話帳登録要求を送信してもよい。
また、ステップS807において、着信端末120の電話帳に発信端末110の個人情報が登録されている場合(ステップS807 YES)、電話帳管理サーバ140は処理を終了する(ステップS808)。しかし、着信端末120の電話帳に登録されている発信端末110の個人情報の登録日時から一定期間、例えば、1ヶ月以上経過している場合、電話帳管理サーバ140が、状態管理サーバ150に対して、発信端末110の個人情報を要求してもよい(ステップS809)。
また、システム100は、図7および図8に示した処理を両方とも実施してもよいし、図7および図8に示した処理のいずれか一方だけを実施してもよい。
図9−図11は、ステップS715−S716またはS815−S816で行なわれる端末種別に応じた承認要求の処理を説明する図である。なお、ステップS715−S716とS815−S816は同様な処理が行なわれるので、以下では、ステップS715−S716で行なわれる端末種別に応じた承認要求の処理を例に説明する。
図9は、承認の可否を使用者に選択させる選択画面を使用した承認処理を着信端末120に行なわせる承認要求の処理を示す図である。
ステップS714において、状態管理サーバ150は、発信端末110−着信端末120間の通信時にあらかじめ取得しておいたSIPパケットのヘッダ部に含まれる着信端末120の端末識別情報を参照する。そして、状態管理サーバ150は、参照した端末識別情報に応じた承認要求の方法を、図15に例示する対応表1500にしたがって決定する。例えば、端末識別情報に「端末装置A」や「端末装置D」が含まれる場合、状態管理サーバ150は、「選択画面」を使用した承認要求の方法を選択する。
着信端末120に対する承認要求の方法として、選択画面を使用した承認要求の方法を選択すると、状態管理サーバ150は、着信端末120に対して、図16に例示する選択画面1600を表示して承認の可否を通知するように要求する(ステップS901)。
ここで、図16は、選択画面1600の一例を示す図である。図16に例示する選択画面1600には、個人情報の電話帳への登録の承認を依頼するメッセージ1601と、承認ボタン1602と、否認ボタン1603と、を含むことができる。
状態管理サーバ150から承認要求を受けると、着信端末120は、選択画面1600を表示画面に表示して、使用者に「承認ボタン1602」または「否認ボタン1603」のいずれかの選択を促す(ステップS902)。そして、使用者が選択画面1600に表示した「承認ボタン1602」または「否認ボタン1603」にいずれかを選択すると、着信端末120は、使用者が選択した承認結果を取得する(ステップS903)。そして、着信端末120は、使用者が選択した承認結果を含む承認応答を状態管理サーバ150に送信する(ステップS904)。なお、「承認ボタン1602」が選択された場合、着信端末120は、個人情報の電話帳への登録が許可されたと判別し、「否認ボタン1603」が選択された場合、個人情報の電話帳への登録が許可されないと判別できる。
図10は、音声ガイダンスを使用した承認処理を着信端末120に行なわせる承認要求の処理を示す図である。
着信端末120に対する承認要求の方法として、音声ガイダンスを使用した承認要求の方法を選択すると(ステップS714)、状態管理サーバ150は、呼処理制御サーバ130に対して承認要求を行なう(ステップS1001)。すると、呼処理制御サーバ130は、着信端末120に対して、音声ガイダンス用の通信の確立を要求するガイダンス着信要求を行なう(ステップS1002)。
着信端末120からガイダンス着信応答を受信すると(ステップS1003)、呼処理制御サーバ130は、着信端末120に対して、音声ガイダンスのアナウンスを開始する(ステップS1004)。この場合、呼処理制御サーバ130は、所定の文章、例えば、「電話番号が090−XXXX−XXXXの○○さんから個人情報の電話帳への登録承認依頼がありました。個人情報の電話帳への登録を許可する場合には「0」、許可しない場合には「1」のプッシュボタンを押してください。」を音声にして着信端末120にアナウンスする。
着信端末120からプッシュボタン(PB)操作の結果を受信すると(ステップS1005)、呼処理制御サーバ130は、状態管理サーバ150に対して承認応答を行なう(ステップS1006)。このとき、呼処理制御サーバ130は、着信端末120から受信したPB操作の結果、例えば、PB「0」押下の場合には「許可する」、PB「1」押下の場合には「許可しない」、を承認結果として状態管理サーバ150に通知する。
以上の処理が終了すると、呼処理制御サーバ130は、ステップS1002−S1003で確立した音声ガイダンス用の通信を切断するために、着信端末120に対してガイダンス切断要求を行なう(ステップS1007)。呼処理制御サーバ130は、着信端末120からガイダンス切断応答を受信すると(ステップS1008)、ステップS1002−S1003で確立した音声ガイダンス用の通信を切断する。
図11は、SMSを使用した承認処理を着信端末120に行なわせる承認要求の処理を示す図である。
着信端末120に対する承認要求の方法として、SMSを使用した承認要求の方法を選択すると(ステップS714)、状態管理サーバ150は、着信端末120に対して、図17に例示する表示画面1700の表示内容のSMSを送信して承認要求を行なう(ステップS1101)。
ここで、図17は、表示画面1700の一例を示す図である。
図17に例示する表示画面1700には、個人情報の電話帳への登録の承認を依頼するメッセージ1701と、「承認」に割り当てたURL(Uniform Resource Locator)1702と、「否認」に割り当てたURL1703と、を含むことができる。
状態管理サーバ150から承認要求を受けると、着信端末120は、状態管理サーバ150から受信したSMSを表示画面1700に表示して、使用者に「承認」に割り当てたURL1702または「否認」に割り当てたURL1703のいずれかの選択を促す(ステップS1102)。そして、使用者表示画面1700に表示した「承認」に割り当てたURL1702または「否認」に割り当てたURL1703のいずれかを選択すると、着信端末120は、選択されたURLから使用者が選択した承認結果を判断して承認結果を状態管理サーバ150に通知する(ステップS1104)。この場合、「承認」とは、個人情報の電話帳への登録を許可することを意味し、「否認」とは、個人情報の電話帳への登録を許可しないことを意味する。
図12は、電話帳を使用して発信端末110から着信端末120に発信する処理を示す図である。
使用者が電話帳参照機能に割り当てられた特番を押下すると、発信端末110は、呼処理制御サーバ130を介して電話帳管理サーバ140に特番接続要求を送信する(ステップS1201、S1202)。
特番接続要求を受信すると、電話帳管理サーバ140は、ユーザ認証を行なう(ステップS1203)。この場合、電話帳管理サーバ140は、特番接続要求を発信した発信端末110の電話帳が電話帳データベースに登録されているか否かにより、ユーザ認証を行なう。なお、電話帳管理サーバ140は、発信端末110に対してパスワードを要求し、発信端末110から受信するパスワードとあらかじめ登録しておいたパスワードとの比較により、ユーザ認証を行なうこともできる。
電話帳データベースに発信端末110の電話帳が登録されていない場合(ステップS1203 NO)、電話帳管理サーバ140は、処理を終了する(ステップS1204)。また、電話帳データベースに発信端末110の電話帳が登録されている場合(ステップS1203 YES)、電話帳管理サーバ140は、発信端末110から受信した特番接続要求のヘッダ部に含まれる着信端末120の端末識別情報に応じて電話帳参照機能の提供方法を決定する(ステップS1205)。電話帳管理サーバ140は、呼処理制御サーバ130を介して発信端末110に特番接続応答を送信すると(ステップS1206、S1207)、発信端末110に対して、ステップS1205で決定した提供方法で電話帳参照機能の提供を開始する(ステップS1208)。
発信端末110は、電話帳管理サーバ140が提供する電話帳参照機能に対してPBなどを操作し、発信端末110の電話帳に登録されている着信端末120の電話番号を選択する(S1209、S1210)。
発信端末110から呼処理制御サーバ130を介して選択された電話番号を受信すると、電話帳管理サーバ140は、呼処理制御サーバ130に対して、PB操作により発信端末110の使用者が選択した電話番号の着信端末120への発信要求を行なう(ステップS1211)。発信要求を受信した呼処理制御サーバ130は、着信端末120に対して接続要求を送信する(ステップS1212)。
着信端末120から接続要求に対する接続応答を受信すると(ステップS1213)、呼処理制御サーバ130は、発信端末110に対して接続先切替え要求を送信する(ステップS1214)。また、呼処理制御サーバ130は、電話帳管理サーバ140からの発信要求に対して発信応答を送信する(ステップS1215)。
接続先切替え要求を受信した発信端末110は、接続先切替え要求に対して接続先切替え応答を送信し(S1216)、接続先を電話帳管理サーバ140から着信端末120に切替える。これにより発信端末110−着信端末120間の通話回線の接続が確立される。
図13は、WEBページを使用して発信端末110に電話帳参照機能を提供する処理の一例を示す図である。
ステップS1205において、電話帳管理サーバ140は、発信端末110から受信した特番接続要求のヘッダ部に含まれる着信端末120の端末識別情報を参照する。そして、電話帳管理サーバ140は、参照した端末識別情報に応じた電話帳参照機能の提供方法を、図18に例示する対応表1800にしたがって決定する。例えば、端末識別情報に「端末装置A」が含まれる場合、電話帳管理サーバ140は、「WEBページ」を使用した電話帳参照機能の提供方法を選択する。
電話帳参照機能の提供方法として、WEBページを使用した提供方法を選択すると、電話帳管理サーバ140は、呼処理制御サーバ130を介して、発信端末110の電話帳を提供するWEBページのURLを発信端末110に通知する(ステップS1301、S1302)。
電話帳を提供するURLの通知を受けると、発信端末110は、通知されたURLにアクセスし(ステップS1303)、電話帳管理サーバ140が提供する例えば図19に例示する電話帳メニュー画面1910を表示する(ステップS1304)。また、図19に例示する電話帳メニュー画面1910において、発信端末110の使用者が、着信端末120の所有者の名前の最初の一文字を選択して検索ボタンを選択すると、図19に例示する検索結果画面1920を表示する(ステップS1304)。
使用者が検索結果画面1920に表示された電話番号から着信端末120の電話番号の発信ボタン1922を選択すると、発信端末110は、使用者が選択した電話番号を電話帳管理サーバ140に通知する(ステップS1305、S1306)。使用者が選択した電話番号の通知を発信端末110から受けると、電話帳管理サーバ140は、呼処理制御サーバ130に対して、通知された番号の着信端末120への発信要求を行なう(ステップS1211)。
図14は、音声ガイダンスを使用して発信端末110に電話帳参照機能を提供する処理の一例を示す図である。
ステップS1205において、電話帳参照機能の提供方法として、音声ガイダンスを使用した提供方法を選択すると、電話帳管理サーバ140は、あらかじめ決められた文章にしたがって音声ガイダンスを行なう(ステップS1401)。文章には、例えば、「おかけになりたい相手先のお名前の頭文字(着信端末120の使用者名の頭文字)に対応する制御コードを入力してください。制御コードは、「あ」であれば「01」、「い」であれば「02」のように01−95までの数字です。」などを使用することができる。制御コードは、あらかじめ決められた、例えば、図20に示す50音と制御コードとの対応表2000から知ることができる。
使用者がPB等の操作により着信端末120の使用者名の頭文字に対応する制御コードを入力すると、発信端末110は、入力された制御コードを取得し(ステップS1402)、取得した制御コードを電話帳管理サーバ140に通知する(ステップS1403)。
発信端末110から制御コードを受信すると、電話帳管理サーバ140は、受信した制御コードに対応する50音文字を頭文字とする使用者名の電話番号を、電話帳データベースに登録されている発信端末110の電話帳から検索する(ステップS1404)。そして、電話帳管理サーバ140は、検索結果に含まれる電話番号とその電話番号の端末装置の所有者名を順番に音声でアナウンスする(ステップS1405)。
アナウンス中に発信ボタンの押下を検出すると(ステップS1406 YES)、発信端末110は、電話帳管理サーバ140に対して発信ボタンの押下を通知する(ステップS1407)。すると、電話帳管理サーバ140は、呼処理制御サーバ130に対して、発信ボタンの押下の通知を受けたときにアナウンスしていた電話番号の着信端末120への発信要求を行なう(ステップS1211)。
図15は、対応表1500の一例を示す図である。
対応表1500は、端末識別情報と、承認要求の方法と、の対応表である。例えば、図15に示す対応表1500では、「端末装置A」が含まれる端末識別情報には、「選択画面」を使用した承認要求の方法が対応している。これは、端末識別情報に「端末装置A」が含まれる場合には、「選択画面」を使用した承認要求の方法を使用するという意味である。また、例えば、「端末装置B」が含まれる端末識別情報には、「音声ガイダンス」を使用した承認要求の方法が対応している。これは、端末識別情報に「端末装置B」が含まれる場合には、「音声ガイダンス」を使用した承認要求の方法を使用するという意味である。
図18は、対応表1800の一例を示す図である。
対応表1800は、端末識別情報と、電話帳参照機能の提供方法と、の対応表である。例えば、図18に示す対応表1800では、「端末装置A」が含まれる端末識別情報には、「WEBページ」を使用した電話帳参照機能の提供方法が対応している。これは、端末識別情報に「端末装置A」が含まれる場合には、「WEBページ」を使用した電話帳参照機能の提供方法を使用するという意味である。また、例えば、「端末装置B」が含まれる端末識別情報には、「音声ガイダンス」を使用した電話帳参照機能の提供方法が対応している。これは、端末識別情報に「端末装置B」が含まれる場合には、「音声ガイダンス」を使用した電話帳参照機能の提供方法を使用するという意味である。
図19は、電話帳管理サーバ140が提供するWEBページの一例を示す図である。
図19に示す電話帳メニュー画面1910には、50音文字1911と、検索ボタン1912と、を含むことができる。50音文字1911に含まれる文字は、それぞれPBやタッチパネルなど電話帳メニュー画面1910を表示する端末装置に備わる入力手段によって選択可能となっている。50音文字1911に含まれるいずれかの文字が選択されて検索ボタン1912が押下されると、電話帳管理サーバ140は、選択された文字を頭文字にもつ氏名を電話帳から検索し、検索結果を検索結果画面1920に表示する。
検索結果画面1920には、検索結果に含まれる氏名およびその電話番号1921と、電話番号に対応する発信ボタン1922と、を含むことができる。例えば、「青木○○ 090−XXXX−XXXX」に対応する発信ボタン1922が押下されると、電話帳管理サーバ140は、呼処理制御サーバ130に対して、「090−XXXX−XXXX」の着信端末120への発信要求を行なう。
図20は、対応表2000の一例を示す図である。
本実施例では、2桁の数字の制御コードを使用する。例えば、「あ行」、「か行」、「さ行」、・・・、は、それぞれ制御コードの1桁目の数字の「0」、「1」、「2」、・・・に割り当てられている。また、例えば、「あ行」1段目の文字「あ」は、制御コードの2桁目の数字の「1」に割り当てられ、「あ行」2段目の文字「い」は、制御コードの2桁目の数字の「2」に割り当てられている。
以上に説明した実施例では、電話帳管理サーバ140と状態管理サーバ150とが別々のサーバである場合を例にして説明したが、電話帳管理サーバ140と状態管理サーバ150は1つのサーバによって提供することができる。図21は、電話帳管理サーバ140と状態管理サーバ150の機能を含む電話帳・状態管理サーバ2101を使用して本実施例に係る情報管理方法を実現するシステム2100の一例を示す図である。
電話帳・状態管理サーバ2101は、電話帳データベースを記憶する記憶装置141と、個人情報データベースを記憶する記憶装置151と、を備える。そして、電話帳・状態管理サーバ2101は、図1に示した電話帳管理サーバ140および状態管理サーバ150と同様の処理を行なうことができる。
図22は、本実施例に係る電話帳管理サーバ140、状態管理サーバ150および電話帳・状態管理サーバ2101に使用することができる情報処理装置の具体的な構成例を示す図である。以下では、例として、電話帳管理サーバ140の構成例について説明する。
電話帳管理サーバ140は、CPU2201と、メモリ2202と、入力装置2203と、出力装置2204と、外部記憶装置2205と、媒体駆動装置2206と、ネットワーク接続装置2208と、を含むことができる。そして、これらの装置がバスに接続されて相互にデータの受け渡しが行える構成となっている。
CPU2201は、周辺機器や各種ソフトウェアを実行する他に本実施例に係る情報管理方法を実現するプログラムを実行する演算装置である。
メモリ2202は、プログラムを実行するために使用される揮発性の記憶装置である。メモリ2202には、例えば、RAM(Random Access Memory)などを使用することができる。
入力装置2203は、外部からのデータ入力手段である。入力装置2203には、例えば、キーボードやマウスなどを使用することができる。
出力装置2204は、データ等を表示装置等に出力する装置である。なお、出力装置2204には、表示装置を含むこともできる。
外部記憶装置2205は、電話帳管理サーバ140が動作するために必要なプログラムやデータの他に本実施例に係る情報管理方法を実現するプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。外部記憶装置2205には、例えば、磁気ディスク記憶装置などを使用することができる。
媒体駆動装置2206は、メモリ2202や外部記憶装置2205のデータを可搬記憶媒体2207、例えば、フロッピイディスクやMOディスク、CD−RやDVD−Rなどに出力し、または可搬記憶媒体2207からプログラムやデータ等を読み出す装置である。
ネットワーク接続装置2208は、ネットワーク160に接続する装置である。
なお、メモリ2202、外部記憶装置2205および可搬記憶媒体2207などの電話帳管理サーバ140に読取り可能な記憶媒体には、非一時的(non−transitory)な媒体を使用することができる。また、図22に示した構成は一例であり、図22に示した構成要素が必須であるというわけではない。必要に応じて、図22に示した構成要素のいずれかを削除してもよいし、図22に示していない構成要素を追加してもよい。
以上の説明では、システム100において発信端末110と着信端末120とが音声通信を行なう場合を例示したが、発信端末110と着信端末120とがデータ通信を行なう場合についても図7および図8など上記実施例と同様の処理を行なうことができる。この場合、電話帳の代わりに電子メールのアドレスなどを使用することができる。
以上の説明において、電話番号は、端末装置間での通信に使用され端末装置毎に割り当てられた識別情報の一例として挙げられる。また、電話帳は、端末装置間での通信に使用され端末装置毎に割り当てられた識別情報を含むリストの一例として挙げられる。また、電話帳管理サーバ140は、登録手段の一例として挙げられる。また、状態管理サーバ150は、要求手段の一例として挙げられる。
以上のように、端末装置間の通話接続が切断される等のタイミングで、電話帳管理サーバ140は、着信端末120の電話番号を含む個人情報を発信端末110の電話帳に登録し、発信端末110の電話番号を含む個人情報を着信端末120の電話帳に登録する。その結果、端末装置間で通話をするだけで、通話終了時に通話相手の個人情報が自分の電話帳に登録されるので、電話帳の登録などの管理が容易となる。
また、電話帳管理サーバ140は、発信端末110の電話帳に登録されている着信端末120の個人情報が登録日時から一定期間経過している場合、着信端末120の個人情報を発信端末110の電話帳に登録する。同様に、電話帳管理サーバ140は、着信端末120の電話帳に登録されている発信端末110の個人情報が登録日時から一定期間経過している場合、発信端末110の個人情報を着信端末120の電話帳に登録する。その結果、端末装置間で通話をするだけで、通話終了時に、自分の電話帳に登録されている通話相手の個人情報が更新されるので、電話帳を容易に最新の状態に保持しておくことができる。
また、電話帳への個人情報の登録の際に、状態管理サーバ150は、承認要求する端末装置の端末種別に応じた承認要求の方法を選択して承認要求を行なう。そのため、端末装置間の通話において、一方の端末装置の端末種別を問わずに、例えば、固定電話などに対しても承認要求を行なうことができる。その結果、端末種別に関係なく、通話相手から承認を得た上で通話相手の個人情報を自分の電話帳に登録することができる。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
端末装置間での通信に使用され端末装置毎に割り当てられた識別情報を含むリストを、ネットワークを介して接続した記憶装置に記憶して管理する情報管理方法において、
前記記憶装置に記憶されたリストのうち、発呼した端末装置である発信端末または発呼先の端末装置である着信端末のいずれか一方の第1の端末装置が使用するリストに、前記発信端末または前記着信端末の他方の第2の端末装置の識別情報が登録されているか判別し、
前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報が登録されていないと判別すると、前記第2の端末装置に対して、前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する許可を要求し、
前記第2の端末装置から前記許可を受信すると、前記記憶装置に記憶された前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する、
処理を行なう情報管理方法。
(付記2)
前記第2の端末装置から前記許可を受信すると、端末装置の識別情報を含む個人情報を端末装置毎に記憶する管理装置から前記第2の端末装置の個人情報を取得し、取得した前記個人情報に含まれる識別情報を、前記記憶装置に記憶された前記第1の端末装置のリストに登録する、
ことを特徴とする付記1に記載の情報管理方法。
(付記3)
端末装置の識別情報と、他の端末装置が使用するリストへの識別情報の登録の可否を示す可否情報と、他の端末装置が使用するリストへの識別情報の登録に確認が必要か否かを示す要否情報と、を含む個人情報を端末装置毎に記憶する管理装置から前記第2の端末装置の個人情報を取得し、取得した前記個人情報に含まれる可否情報および要否情報に基づいて前記許可の要求の要否を判別する、
ことを特徴とする付記1に記載の情報管理方法。
(付記4)
前記取得した可否情報および要否情報がそれぞれ登録可かつ確認要の場合に、前記許可の要求をする、
ことを特徴とする付記3に記載の情報管理方法。
(付記5)
前記取得した可否情報および要否情報がそれぞれ登録可かつ確認不要の場合、前記許可の要求をすることなく、前記管理装置から取得した前記第2の端末装置の個人情報に含まれる識別情報を、前記記憶装置に記憶された前記第1の端末装置のリストに登録する、
ことを特徴とする付記3に記載の情報管理方法。
(付記6)
前記許可の要求は、前記第1の端末装置と前記第2の端末装置の音声通話終了後に行われる、
ことを特徴とする付記1から5に記載の情報管理方法。
(付記7)
あらかじめ用意した端末装置の種別毎の端末装置へのアクセス方法から、前記第2の端末装置の種別に応じた前記第2の端末装置へのアクセス方法を選択し、該選択したアクセス方法で、前記第2の端末装置に対して、前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する許可を要求する、
ことを特徴とする付記1から6に記載の情報管理方法。
(付記8)
前記第2の端末装置へのアクセス方法には、前記第2の端末装置に前記許可の可否を選択する選択画面を表示する方法、前記第2の端末装置と通話接続して前記許可の可否を問い合わせる音声ガイダンスを出力する方法、または、ショートメッセージサービスを使用して前記許可の可否を選択するメッセージを前記第2の端末装置に送信する方法の少なくともいずれか1つを含む、
ことを特徴とする付記7に記載の情報管理方法。
(付記9)
識別情報には、端末装置に割り当てられた電話番号を使用する、
ことを特徴とする付記7に記載の情報管理方法。
(付記10)
前記ネットワークには、IP(Internet Protocol)ネットワークを使用する、
ことを特徴とする付記7に記載の情報管理方法。
(付記11)
端末装置間での通信に使用され端末装置毎に割り当てられた識別情報を含むリストを、ネットワークを介して接続した記憶装置に記憶して管理する情報管理システムにおいて、
前記記憶装置に記憶されたリストのうち、発呼した端末装置である発信端末または発呼先の端末装置である着信端末のいずれか一方の第1の端末装置が使用するリストに、前記発信端末または前記着信端末の他方の第2の端末装置の識別情報が登録されているか判別し、要求に応じて、前記記憶装置に記憶された前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する登録手段と、
前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報が登録されていない場合、前記第2の端末装置に対して、前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する許可を要求し、前記第2の端末装置から前記許可を受信すると、前記記憶装置に記憶された前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録することを前記登録手段に要求する要求手段と、
を備える情報管理システム。
110 発信端末
120 着信端末
130 呼処理制御サーバ
140 電話帳管理サーバ
141 記憶装置
150 状態管理サーバ
151 記憶装置
160 ネットワーク

Claims (5)

  1. 端末装置間での通信に使用され端末装置毎に割り当てられた識別情報を含むリストを、ネットワークを介して接続した記憶装置に記憶して管理する情報管理方法において、
    前記記憶装置に記憶されたリストのうち、発呼した端末装置である発信端末または発呼先の端末装置である着信端末のいずれか一方の第1の端末装置が使用するリストに、前記発信端末または前記着信端末の他方の第2の端末装置の識別情報が登録されているか判別し、
    前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報が登録されていないと判別すると、前記第2の端末装置に対して、前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する許可を要求し、
    前記第2の端末装置から前記許可を受信すると、前記記憶装置に記憶された前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する、
    処理を行なう情報管理方法。
  2. 前記第2の端末装置から前記許可を受信すると、端末装置の識別情報を含む個人情報を端末装置毎に記憶する管理装置から前記第2の端末装置の個人情報を取得し、取得した前記個人情報に含まれる識別情報を、前記記憶装置に記憶された前記第1の端末装置のリストに登録する、
    ことを特徴とする付記1に記載の情報管理方法。
  3. 端末装置の識別情報と、他の端末装置が使用するリストへの識別情報の登録の可否を示す可否情報と、他の端末装置が使用するリストへの識別情報の登録に確認が必要か否かを示す要否情報と、を含む個人情報を端末装置毎に記憶する管理装置から前記第2の端末装置の個人情報を取得し、取得した前記個人情報に含まれる可否情報および要否情報に基づいて前記許可の要求の要否を判別する、
    ことを特徴とする付記1に記載の情報管理方法。
  4. あらかじめ用意した端末装置の種別毎の端末装置へのアクセス方法から、前記第2の端末装置の種別に応じた前記第2の端末装置へのアクセス方法を選択し、該選択したアクセス方法で、前記第2の端末装置に対して、前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する許可を要求する、
    ことを特徴とする付記1から6に記載の情報管理方法。
  5. 端末装置間での通信に使用され端末装置毎に割り当てられた識別情報を含むリストを、ネットワークを介して接続した記憶装置に記憶して管理する情報管理システムにおいて、
    前記記憶装置に記憶されたリストのうち、発呼した端末装置である発信端末または発呼先の端末装置である着信端末のいずれか一方の第1の端末装置が使用するリストに、前記発信端末または前記着信端末の他方の第2の端末装置の識別情報が登録されているか判別し、要求に応じて、前記記憶装置に記憶された前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する登録手段と、
    前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報が登録されていない場合、前記第2の端末装置に対して、前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録する許可を要求し、前記第2の端末装置から前記許可を受信すると、前記記憶装置に記憶された前記第1の端末装置が使用するリストに前記第2の端末装置の識別情報を登録することを前記登録手段に要求する要求手段と、
    を備える情報管理システム。
JP2012252870A 2012-11-19 2012-11-19 情報管理方法および情報管理システム Pending JP2014103477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012252870A JP2014103477A (ja) 2012-11-19 2012-11-19 情報管理方法および情報管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012252870A JP2014103477A (ja) 2012-11-19 2012-11-19 情報管理方法および情報管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014103477A true JP2014103477A (ja) 2014-06-05

Family

ID=51025640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012252870A Pending JP2014103477A (ja) 2012-11-19 2012-11-19 情報管理方法および情報管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014103477A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015211398A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 株式会社リコー 伝送管理システム、管理方法及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015211398A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 株式会社リコー 伝送管理システム、管理方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9407686B2 (en) Device to-device transfer
CN102714681B (zh) 用于使用语音信箱提供消息传送的方法和装置
CN105027596A (zh) 在通信会话期间在客户端设备之间交换联系简档
KR100554436B1 (ko) 웹제공시스템
JP4889813B1 (ja) データ仲介システム
JP2012227926A (ja) 通信管理システム及び通信管理方法
CN103188393A (zh) 远程辅助家庭通信终端和系统
JP2014103477A (ja) 情報管理方法および情報管理システム
MX2014000965A (es) Sistema y metodo para activar un dispositivo movil para iniciar una comunicacion.
KR20140140319A (ko) 스마트폰을 이용한 전자카드 전송방법
US10142277B2 (en) Posting and consultation of messages by users of social networks
JP2014123906A (ja) 通信制御装置、端末装置、プログラム及び通信制御方法
JP5283109B2 (ja) 通話制御システム及び通話制御方法
JP5296602B2 (ja) サービス提供システムおよびサービス提供方法
JP2007028217A (ja) 通信システム、端末装置、およびコンピュータプログラム
JP6751976B1 (ja) サーバー装置、sms受信システム、サーバー装置の制御方法、及びプログラム
JP5599441B2 (ja) 安否確認システム及び安否確認方法
KR100716680B1 (ko) 통화 상대방 인증 서비스 제공 방법
JP6524447B2 (ja) 通信装置、通信方法、及びプログラム
KR100716707B1 (ko) 통화에 따른 자신 인증 서비스 제공 방법
KR20110030985A (ko) 영상 채팅 방식을 이용한 텍스트-음성 통화 서비스 방법 및 시스템
KR100710637B1 (ko) 전화번호 갱신 알림 서비스 방법 및 장치
KR20050120347A (ko) 문자메시지를 이용한 무선단말기 공유 방법
KR100613096B1 (ko) 피티티 서비스를 지원하는 시스템에서 버디 추가 요청 방법
KR20150137935A (ko) 비즈 레터링 서비스 제공 시스템 및 그 방법