JP2014102219A - 流量センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】圧入によってセンサチップのメンブレンと絞りとの位置合わせの精度が低下してしまうことを抑制することができる流量センサを提供する。
【解決手段】流量センサは、メンブレン12cを有するセンサチップ12が実装面11aの凹部11bに設置されたセンサアセンブリ11と、一面15aに整流用絞り15bを有するカバー15と、カバー15をセンサアセンブリ11の実装面11aに固定する接着剤16と、を備えている。接着剤16は、メンブレン12cと整流用絞り15bとが対向するように、カバー15をセンサアセンブリ11の実装面11aに固定している。これによると、カバー15がセンサアセンブリ11に圧入ではなく接着剤16で固定されているので、メンブレン12cと整流用絞り15bとの位置合わせが圧入の影響を受けることはない。よって当該位置合わせの精度が低下してしまうことを抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体の流量を検出するためのセンサチップを備えた流量センサに関する。
従来より、流体の流量を検出するセンサチップが実装されたセンサアセンブリと、このセンサアセンブリが組み付けられると共にセンサチップに流体を供給する流路が形成された筐体と、を備えて構成された流量測定装置が例えば特許文献1で提案されている。
筐体には筐体外部と流路とを繋ぐ貫通孔が形成されており、この貫通孔の壁面に当該壁面から突出したリブが形成されている。そして、センサアセンブリが貫通孔に差し込まれると共にリブによってセンサアセンブリが貫通孔の壁面に押しつけられる。このように、リブの復元力によってセンサアセンブリが筐体に固定されている。
特開2011−252796号公報
しかしながら、上記従来の技術では、センサチップが実装されたセンサアセンブリが筐体に圧入によって固定されているので、圧入による筐体からセンサアセンブリへの押圧によってセンサアセンブリが歪む。これに伴い、センサチップの歪みが生じ、センシング部の特性変動が発生するという問題がある。
また、筐体にはセンサチップに形成されたメンブレンに対向する位置に整流用の絞り部分が形成されており、筐体に対するセンサアセンブリの圧入によってメンブレンに設けられたセンシング部と絞り部分との位置合わせが行われることが一般的である。しかし、上述のように、圧入によってセンサアセンブリの歪みが生じることにより、センサチップと絞り部分との位置関係にはセンサアセンブリ及び筐体の外形寸法公差やセンサアセンブリにおけるセンサチップマウント精度等の多くの誤差要因が含まれることとなる。このため、圧入後のセンシング部と絞り部分との位置合わせの精度が低下してしまうという問題がある。
ここで、筐体の貫通孔の壁面にリブを対称的に形成することによりセンサアセンブリに対して圧入の歪みが対称的に加わるようにすることも考えられる。しかし、圧入による歪みの発生自体を回避することができない。また、センサアセンブリや筐体の経年劣化により圧入の力の加わり方に変化が生じるため、圧入時にセンシング部と絞り部分との位置合わせの精度が高かったとしても時間の経過と共に位置合わせの精度が低下してしまう。
本発明は上記点に鑑み、圧入によってセンサチップのメンブレンと絞りとの位置合わせの精度が低下してしまうことを抑制することができる流量センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、表面(12a)及び当該表面(12a)の反対側の裏面(12b)と、裏面(12b)の一部が表面(12a)側に凹んだことで薄膜化されたメンブレン(12c)と、を有し、メンブレン(12c)の上方に流れる流体の流量を検出するセンサチップ(12)を備えている。
また、実装面(11a)を有し、当該実装面(11a)にセンサチップ(12)が設置されたセンサアセンブリ(11)と、一面(15a)を有すると共に、この一面(15a)に、メンブレン(12c)の上方に流れる流体の流れを絞るための整流用絞り(15b)を有するカバー(15)と、メンブレン(12c)と整流用絞り(15b)とが対向するように、カバー(15)をセンサアセンブリ(11)の実装面(11a)に固定する接着剤(16)と、を備えていることを特徴とする。
これによると、カバー(15)とセンサアセンブリ(11)とが圧入によって組み合わされていないので、メンブレン(12c)と整流用絞り(15b)との位置合わせが圧入の影響を受けることはない。また、カバー(15)は接着剤(16)を介してセンサアセンブリ(11)に固定されているので、メンブレン(12c)と整流用絞り(15b)との位置合わせの精度が向上する。以上により、圧入によってセンサチップ(12)のメンブレン(12c)とカバー(15)の整流用絞り(15b)との位置合わせの精度が低下してしまうことを抑制することができる。
なお、この欄及び特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る流量センサの断面図である。 図1に示されたセンサ部のうちセンサチップ側の拡大断面図である。 センサ部のセンサアセンブリ側を見たときの平面図である。 カバーの平面図(左欄)と側面図(右欄)である。 センサアセンブリにカバーを取り付ける様子を示した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るセンサ部のうちセンサチップ側の拡大断面図である。 本発明の第3実施形態に係るカバーの平面図(左欄)と側面図(右欄)である。 第3実施形態において、センサアセンブリの実装面の面方向における流体の流れを模式的に示した図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。図1に示されるように、流量センサは、センサ部10と、流路部20と、樹脂形成部30と、を備えて構成されている。
センサ部10は、流体の流量を検出するように構成されたものであり、センサアセンブリ11と、センサチップ12と、リードフレーム13と、保護剤14と、カバー15と、接着剤16と、を備えている。
センサアセンブリ11はセンサ部10の母体となるものであり、図2に示されるように実装面11aとこの実装面11aの一部が凹んだ凹部11bとを有している。実装面11aはカバー15が取り付けられる面である。また、凹部11bはセンサチップ12が配置される部分である。センサアセンブリ11は、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)やエポキシ系樹脂がモールド成形されたものである。
図3のセンサアセンブリ11の平面図に示されるように、センサアセンブリ11は保護剤14が流れ出てしまうことを防止するために実装面11aの一部が板状に突出した壁部11cを備えている。各壁部11cの上端面は実装面11aの一部である。
センサチップ12は、図2に示されるように表面12a及び当該表面12aの反対側の裏面12bと、裏面12bの一部が表面12a側に凹んだことで薄膜化されたメンブレン12cと、を有する板状の部品である。そして、センサチップ12はメンブレン12cの上方に流れる流体の流量を検出するように構成されている。このようなセンサチップ12は、メンブレン12c側が実装面11a側に位置するようにセンサアセンブリ11の凹部11bの底面11cに接着剤11dで固定されている。
また、センサチップ12は、例えばシリコン基板から形成されている。すなわち、メンブレン12cは、MEMS技術によりセンサチップ12の裏面12b側の一部がエッチングされることにより形成された薄肉部である。メンブレン12c上には図示しないヒータ抵抗やヒータ抵抗とは別の抵抗体(測温抵抗)が形成されている。測温抵抗は、ヒータの発熱温度をモニタする抵抗と、ヒータ抵抗の上下流の温度を検出する抵抗がある。ヒータ抵抗の発熱温度は、前記モニタ抵抗により一定の発熱温度になるように制御される。また、ヒータ抵抗の上下流にそれぞれ配置された測温抵抗でブリッジ回路が構成されており、ヒータ抵抗の上下流の温度差によりブリッジ回路の出力が変化し、メンブレン12cの上方に流れる流体の流量が検出されるようになっている。センサチップ12において、ブリッジ回路が形成された部位がセンシング部に該当する。
さらに、図3に示されるように、センサチップ12はメンブレン12cが形成された側とは反対側に外部と電気的接続を行うための複数のパッド12dを有している。
リードフレーム13は、センサチップ12と外部とを電気的に接続するための端子部品である。図2に示されるように、リードフレーム13は一部が露出するようにセンサアセンブリ11にインサート成形されて固定されている。また、図3に示されるように、複数のリードフレーム13が並べられている。
上記のセンサチップ12の各パッド12dと対応する各リードフレーム13とがそれぞれワイヤ17で接続されている。これによりセンサチップ12とリードフレーム13とが電気的に接続されている。
保護剤14は、ワイヤ17及びワイヤ17の接続部を保護する樹脂部材である。保護剤14は、センサチップ12のメンブレン12cが露出するように、センサチップ12の一部、センサチップ12とリードフレーム13とを接続するワイヤ17等を封止している。保護剤14は、センサアセンブリ11の各壁部11cに挟まれており、センサアセンブリ11から流れ出ないようになっている。保護剤14として、例えばエポキシ系樹脂が採用される。
カバー15は、センサチップ12のメンブレン12cの上方に流れる流体を整流する機能を備えた整流部品である。図4に示されるように、カバー15は一面15aを有すると共に、この一面15aの一部が突出した突起状の整流用絞り15bを有している。この整流用絞り15bは、センサアセンブリ11の実装面11aとカバー15の一面15aとの間の隙間のうちメンブレン12cと整流用絞り15bとの間の隙間を狭めることにより、メンブレン12cに速い安定した流体を送る役割を果たす。つまり、整流用絞り15bはメンブレン12cの上方に流れる流体の流れを絞る機能を有する。
そして、カバー15は一面15aに認識マーク15cを有している。この認識マーク15cは、センサチップ12のメンブレン12cとカバー15の整流用絞り15bとの位置合わせのために用いられる。このような認識マーク15cは、例えばエジェクタピンや凹み等である。
さらに、カバー15は、一面15aのうちセンサアセンブリ11の壁部11cの上端面に対応する位置に窪み部15dを有している。また、カバー15は、一面15aのうち窪み部15dとは反対側の外縁部に当該外縁部が突出した板状の壁部15eを有している。このようなカバー15を側面から見ると、図4の右欄に示されるように、L字状をなしている。
そして、カバー15の窪み部15dが接着剤16を介して壁部11cの上端面に接合されると共に、壁部15eの端面が接着剤16を介してセンサアセンブリ11の実装面11aに接合されることにより、カバー15がセンサアセンブリ11に固定されている。本実施形態では、カバー15の一面15aの面方向における整流用絞り15bの中心位置と、センサチップ12の表面12aの面方向におけるメンブレン12cの中心位置とが、センサアセンブリ11の実装面11aに垂直な方向において一致している。すなわち、メンブレン12cの中心位置と整流用絞り15bの頂点の位置とが当該垂直な方向で一致するようにセンサアセンブリ11に対するカバー15の位置が調整されている。
接着剤16は、センサチップ12のメンブレン12cとカバー15の整流用絞り15bとが対向するように、カバー15をセンサアセンブリ11の実装面11aに固定する接合部材である。接着剤16として、例えばエポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂等が採用される。
流路部20は、センサ部10に流体を導くための部品である。図1に示されるように、流路部20は流路21を有している。流路21は、流量センサの外部から導入した気体等の流体をセンサ部10に導く経路である。
ここで、センサ部10は流路部20の流路21に差し込まれているが、圧入によって流路部20に固定されているのではなく、センサアセンブリ11が流路21の開口端22に引っ掛かっている。そして、開口端22に設けられた接着剤23によってセンサ部10が流路部20に固定されている。すなわち、センサ部10には流路部20に対する圧入に基づく歪みは起こらない。なお、センサ部10の流路部20への組み付けは圧入ではないので、例えば図1に示されるようにカバー15が流路21の壁面に接触していても構わない。
樹脂形成部30は、センサ部10のうちリードフレーム13側を固定する固定部品である。樹脂形成部30は、センサ部10が流路部20に取り付けられた後にセンサ部10のリードフレーム13の先端が露出するようにモールド成形されることで構成されている。これにより、樹脂形成部30は、流路部20にセンサ部10を固定するための接着剤23も封止している。
以上が、本実施形態に係る流量センサの全体構成である。流量センサは、外部からの指令に従ってセンサチップ12のメンブレン12c上のヒータ抵抗に通電し、加熱する。そして、流量に応じて上述のブリッジ回路の中点電位差が変化するので、この中点電位差を外部に出力する。出力信号を取得した外部機器は、出力信号を増幅及び特性補正し、流量のデータを取得する。
次に、上記の流量センサの製造方法について、図5を参照して説明する。まず、リードフレーム13がインサート成形されたセンサアセンブリ11、センシング部やパッド12d等が形成されたセンサチップ12、及び整流用絞り15bを有するカバー15をそれぞれ用意する。
続いて、センサアセンブリ11の凹部11bの底面11cにセンサチップ12を接着剤11dで固定する。また、各リードフレーム13とセンサチップ12の各パッド12dとをワイヤ17で接続する。そして、リードフレーム13とワイヤ17との接合部及びパッド12dとワイヤ17との接合部を覆うようにセンサアセンブリ11の各壁部11cの間に保護剤14をポッティング等の方法で充填する。
次に、カメラを備えた画像認識装置を用いてセンサチップ12の表面12aを撮影し、メンブレン12cの位置を画像認識する。メンブレン12cの位置は、メンブレン12cに形成された配線パターン等で認識する。同様に、カバー15の一面15aをカメラで撮影し、認識マーク15cに基づいて整流用絞り15bの位置を認識する。
この後、センサアセンブリ11の所定の位置に接着剤16を塗布し、マウント装置を用いて図5に示されるようにカバー15をセンサアセンブリ11に組み付ける。このとき、センサチップ12の表面12aにおけるメンブレン12cの中心位置とカバー15の整流用絞り15bの頂点位置とが、センサアセンブリ11の実装面11aに垂直な方向で一致するようにセンサアセンブリ11にカバー15を取り付ける。このようなセンサアセンブリ11の実装面11aの面方向におけるカバー15の位置の自由度は、カバー15を接着剤16によってセンサアセンブリ11に固定するという構造から得ることができる。なお、カバー15に接着剤16を塗布し、このカバー15をセンサアセンブリ11に組み付けても良い。こうしてセンサ部10が完成する。
続いて、流路部20を用意し、センサ部10のカバー15側を流路21に差し込んで接着剤23で固定する。最後に、センサ部10のリードフレーム13の先端が露出すると共に接着剤23を封止するようにセンサ部10を樹脂でモールドすることにより樹脂形成部30を形成する。こうして流量センサが完成する。
以上説明したように、本実施形態では、メンブレン12cと整流用絞り15bとの位置合わせが、センサアセンブリ11から分離したカバー15と、カバー15をセンサアセンブリ11に固定するための接着剤16とによって実現されている。すなわち、カバー15とセンサアセンブリ11とが圧入によって組み合わされていないので、メンブレン12cと整流用絞り15bとの位置合わせが圧入の影響を受けないようにすることができる。したがって、圧入によってセンサチップ12のメンブレン12cとカバー15の整流用絞り15bとの位置合わせの精度が低下してしまうことを抑制することができる。
また、カバー15が接着剤16を介してセンサアセンブリ11に固定されているので、メンブレン12cと整流用絞り15bとの位置合わせの自由度を向上させることができ、ひいては当該位置合わせの精度を向上させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態では、図6に示されるように、センサアセンブリ11とカバー15とを固定する接着剤16がビーズ18を有している。このビーズ18は、センサアセンブリ11の実装面11aに垂直な方向における接着剤16の厚みを調整する役割を果たす。接着剤16には所定のサイズのビーズ18が多数混入している。
このように、接着剤16にビーズ18を混入させることにより、センサアセンブリ11の実装面11aに垂直な方向においてセンサアセンブリ11とカバー15との距離を制御することができる。つまり、メンブレン12cに対する整流用絞り15bの高さの位置の精度を向上させることができる。なお、図6では、ビーズ18の存在をわかりやすく描いているが、もちろん実際のサイズではない。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1、第2実施形態と異なる部分について説明する。本実施形態では、図7に示されるように、カバー15は、一面15aの一部が突出した平面用絞り15fを有している。この平面用絞り15fは、カバー15の一面15aの面方向においてメンブレン12cに流体を導くように流体の流れを絞る役割を果たす。本実施形態では、上述の壁部15eは平面用絞り15fの一部となっている。なお、カバー15の一面15aの面方向において、リードフレーム13の長手方向に垂直な方向をx軸とし、x軸に垂直な方向すなわちリードフレーム13の長手方向をy軸とする。
平面用絞り15fは流体の入口の幅すなわちy軸方向の幅が広く、x軸方向に沿ってメンブレン12c側に向かってy軸方向の幅が狭くなるようにレイアウトされている。また、流体がメンブレン12cの上方を通過すると、平面用絞り15fのy軸方向の幅は出口に向かって再び広くなるようにレイアウトされている。カバー15は平面用絞り15fの端面に接着剤16が塗布されてセンサアセンブリ11に固定されている。
したがって、図8のセンサアセンブリ11側を見た平面図の矢印に示されるように、カバー15の一面15aの面方向において流体がメンブレン12cに向かって集まる。このように、平面用絞り15fにより、カバー15の一面15aの面方向において流体の流れを絞ることができる。また、カバー15の一面15aに平面用絞り15fを設けることにより流量の計測精度の安定性を向上させることができる。
なお、図7では認識マーク15cを省略している。また、本実施形態ではカバー15は窪み部15dを備えていない。窪み部15dは必須ではなく、必要に応じて設けても良い。さらに、接着剤16に第2実施形態のビーズ18を混入させても良い。
(他の実施形態)
上記各実施形態で示された流量センサの構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、センサ部10そのものを流量センサとしても良い。また、認識マーク15cは整流用絞り15bに設けられているが、これは一例であり、カバー15の一面15aのどこかに設けられていれば良い。
さらに、整流用絞り15bの形状についても他の形状でも良い。例えば、整流用絞り15bはカバー15の一面15aに垂直な断面が半球状であったり、カバー15の一面15aに垂直な断面が台形状であっても良い。
11 センサアセンブリ
11a 実装面
12 センサチップ
12a 表面
12b 裏面
12c メンブレン
15 カバー
15a 一面
15b 整流用絞り
16 接着剤

Claims (8)

  1. 表面(12a)及び当該表面(12a)の反対側の裏面(12b)と、前記裏面(12b)の一部が表面(12a)側に凹んだことで薄膜化されたメンブレン(12c)と、を有し、前記メンブレン(12c)の上方に流れる流体の流量を検出するセンサチップ(12)と、
    実装面(11a)を有し、当該実装面(11a)に前記センサチップ(12)が設置されたセンサアセンブリ(11)と、
    一面(15a)を有すると共に、この一面(15a)に、前記メンブレン(12c)の上方に流れる前記流体の流れを絞るための整流用絞り(15b)を有するカバー(15)と、
    前記メンブレン(12c)と前記整流用絞り(15b)とが対向するように、前記カバー(15)を前記センサアセンブリ(11)の実装面(11a)に固定する接着剤(16)と、
    を備えていることを特徴とする流量センサ。
  2. 前記カバー(15)は、前記一面(15a)に前記メンブレン(12c)と前記整流用絞り(15b)との位置合わせのための認識マーク(15c)を有していることを特徴とする請求項1に記載の流量センサ。
  3. 前記接着剤(16)は、前記実装面(11a)に垂直な方向における前記接着剤(16)の厚みを調整するためのビーズ(18)を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の流量センサ。
  4. 前記整流用絞り(15b)は、前記カバー(15)の一面(15a)の一部が突出した突起状であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の流量センサ。
  5. 前記整流用絞り(15b)は、前記カバー(15)の一面(15a)に垂直な断面が半球状であることを特徴とする請求項4に記載の流量センサ。
  6. 前記整流用絞り(15b)は、前記カバー(15)の一面(15a)に垂直な断面が台形状であることを特徴とする請求項4に記載の流量センサ。
  7. 前記カバー(15)の一面(15a)の面方向における前記整流用絞り(15b)の中心位置と、前記センサチップ(12)の表面(12a)の面方向における前記メンブレン(12c)の中心位置とが、前記センサアセンブリ(11)の実装面(11a)に垂直な方向において一致していることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1つに記載の流量センサ。
  8. 前記カバー(15)は、前記一面(15a)に、当該一面(15a)の面方向において前記メンブレン(12c)に前記流体を導くように前記流体の流れを絞る平面用絞り(15f)を有していることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の流量センサ。
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