JP2014100529A5 - - Google Patents

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この種のスロットマシンには、特許文献1に記載のものがある。
特開2007−275377号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたスロットマシンにあっては面白み欠けるという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、興趣を向上させることができるスロットマシンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のスロットマシンは、
各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、
前記可変表示部を変動表示した後、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能スロットマシンにおいて
表示結果が導出される前に、再遊技の付与を伴う再遊技入賞と、遊技に使用可能な遊技用価値の付与を伴う小役入賞と、を含む複数種類の入賞について発生を許容するか否かを決定する事前決定手段と、
遊技者が表示結果を導出させるために操作する導出操作手段と、
前記表示結果を導出する制御を行う導出制御手段と、
第1の遊技状態に制御する第1遊技状態制御手段と、
前記第1の遊技状態とは異なる第2の遊技状態に制御する第2遊技状態制御手段と、
前記第1の遊技状態及び前記第2の遊技状態よりも遊技者にとって有利な遊技状態である第3の遊技状態に制御する第3遊技状態制御手段と、
前記第1の遊技状態において必ずしも成立するとは限らない特定の移行条件が成立したときに前記第2の遊技状態に移行させる第2遊技状態移行手段と、
前記第2の遊技状態において必ずしも成立するとは限らない所定の移行条件が成立したことを条件に前記第3の遊技状態へ移行させる第3遊技状態移行手段と、
を備え、
前記第1の遊技状態から前記第3の遊技状態に直接移行させることがなく、前記第1の遊技状態から前記第3の遊技状態への移行は、必ず前記第2の遊技状態を介在し、
前記導出制御手段は、前記事前決定手段により特定の小役入賞の発生を許容する旨が決定された場合において特定の操作手順で前記導出操作手段が操作されたときに、前記特定の小役入賞が発生する入賞表示結果を導出させる制御を行い、前記特定の操作手順とは異なる操作手順で前記導出操作手段が操作されたときに、前記再遊技の付与も前記遊技用価値の付与も伴わない特定の非入賞表示結果を導出させる制御を行い、
前記特定の移行条件は、前記特定の非入賞表示結果の導出であり、
前記事前決定手段は、前記第1の遊技状態、前記第2の遊技状態及び前記第3の遊技状態において前記特定の小役入賞の発生を許容する旨を同一の確率で決定する
ことを特徴としている。
本発明の手段1に記載のスロットマシンは、
遊技用価値(メダル、クレジット)を用いて1ゲームに対して所定数(3)の賭数を設定することによりゲームが開始可能となるとともに、各々が識別可能な複数種類の図柄を変動表示可能な可変表示装置(リール2L、2C、2R)に表示結果が導出されることにより1ゲームが終了し、該可変表示装置に導出された表示結果に応じて入賞が発生可能とされたスロットマシン(1)であって、
前記可変表示装置に表示結果が導出される前に、遊技者にとって有利な特別遊技状態(BB、RB)への移行を伴う特別入賞(特別役)を含む入賞について発生を許容するか否かを決定する事前決定手段(内部抽選)と、
前記事前決定手段により前記特別入賞の発生を許容する旨が決定され、該特別入賞が発生しなかったときに、当該特別入賞の発生を許容する旨の決定(特別役の当選フラグ)を次ゲーム以降に持ち越す持越手段と、
ゲームが終了してから次ゲームが開始されるまでの期間において、遊技者の操作に応じて複数種類の演出モード(演出モードA〜C)からいずれかの演出モードを選択可能な演出モード選択手段(サブCPU91a)と、
前記演出モード選択手段により選択された演出モードに対応した演出(小役告知演出、確定演出)を実行するモード別演出実行手段(サブCPU91a)と、
複数ゲームに亘り継続して前記特別入賞の発生を許容する旨が決定されている可能性を示唆する連続演出(特別役当選示唆演出)を実行する連続演出実行手段(サブCPU91a)と、
前記事前決定手段により前記特別入賞の発生を許容する旨が決定されていること(特別役の当選)を条件に、該特別入賞の発生を許容する旨が決定されていることを告知する告知手段(確定演出)と、
前記告知手段により前記特別入賞の発生を許容する旨が決定されていることが告知されているか否か(確定演出が実行されているか否か)に関わらず、前記連続演出実行手段による前記連続演出の実行中ではなく前記事前決定手段により前記特別入賞の発生を許容する旨が決定されている場合(特別役が当選している場合)に、ゲームが終了してから次ゲームが開始されるまでの期間であっても前記演出モード選択手段による演出モードの選択を禁止する(演出モード切替スイッチ58の操作を無効とする)第1の演出モード選択禁止手段(演出モード切替フラグの設定、図17(b)、図18(b)参照)と、
前記事前決定手段により前記特別入賞の発生を許容する旨が決定されているか否かに関わらず前記連続演出の実行中であって当該実行中の連続演出が終了せずに次ゲームも継続する場合(連続演出カウンタ>0の場合)に、ゲームが終了してから次ゲームが開始されるまでの期間であっても前記演出モード選択手段による演出モードの選択を禁止する(演出モード切替スイッチ58の操作を無効とする)第2の演出モード選択禁止手段(演出モード切替フラグの設定、図18(a)(b)参照)と、
を備え、
前記スロットマシンは、前記事前決定手段により前記特別入賞の発生を許容する旨が決定されておらず、かつ前記連続演出実行手段により前記連続演出が実行中でないときに前記演出モード選択手段により前記演出モードの選択が可能となり、前記連続演出の実行中以外において前記第1の演出モード選択禁止手段により前記演出モードの選択が禁止されることで前記特別入賞の発生を許容する旨が決定されていることが示唆される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、告知手段により特別入賞の発生を許容する旨の決定が告知されているか否かに関わらず、事前決定手段により特別入賞の発生を許容する旨が決定されると、ゲームが終了してから次ゲームが開始されるまでの期間であっても演出モードの選択ができなくなり、これにより遊技者は特別入賞の発生を許容する旨が決定されていることを認識できるため、遊技者に意外性を与えることができる。
また、前記連続演出の実行中であって当該実行中の連続演出が終了せずに次ゲームも継続する場合は、特別入賞の発生を許容する旨が決定されているか否かに関わらず、ゲームが終了してから次ゲームが開始されるまでの期間であっても演出モードの選択ができなくなることで、実行中の連続演出が終了するまでは、演出モードの選択操作により特別入賞の発生を許容する旨が決定されているか否かを確認することはできないため、特別入賞の発生に対する遊技者の期待感を持続させることができる。
尚、前記ゲームは、可変表示装置において図柄の変動表示が開始されたときに開始され、可変表示装置に表示結果が導出されたときに終了するが、賭数の設定や、可変表示装置に入賞表示結果が導出された場合に行われる遊技用価値の付与や遊技状態の移行の処理等もゲームに含まれてもよい。
また、前記連続演出とは、ストーリーが複数ゲームに亘り展開していく演出だけでなく、ストーリーが1ゲームで完結する単発の演出が複数ゲームに亘り連続して実行される演出等を含む。
また、所定数の賭数とは、少なくとも1以上の賭数であって、2以上の賭数が設定されることや最大賭数が設定されることでゲームが開始可能となるようにしても良い。また、複数の遊技状態に応じて定められた賭数が設定されることでゲームが開始可能となるようにしても良い。
本発明の手段2に記載のスロットマシンは、手段1に記載のスロットマシンであって、
前記事前決定手段(内部抽選)により前記特別入賞(特別役)の発生が許容されたこと(特別役の内部当選)を契機に、遊技者にとって有利となる付加価値(報知状態回数)を付与する付加価値付与手段(サブCPU91a)を備え、
前記付加価値付与手段は、
前記複数種類の演出モードのうち第1の演出モード(演出モードA)が選択されている場合において前記特別入賞のうち第1の特別入賞(BB(1))の発生が許容されたときに、前記特別入賞のうち第2の特別入賞(BB(2))の発生が許容されたときよりも有利度の高い付加価値(平均獲得回数が大きい報知状態回数)を付与する確率が高く、
前記複数種類の演出モードのうち第2の演出モード(演出モードB)が選択されている場合において前記第2の特別入賞(BB(2))の発生が許容されたときに、前記第1の特別入賞(BB(1))の発生が許容されたときよりも有利度の高い付加価値を付与する確率が高い、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、事前決定手段により発生を許容する旨が決定された特別入賞の種類と、該特別入賞の発生を許容する旨が決定されたときに選択されている演出モードの種類と、の組合せに応じて、付加価値付与手段により付与される付加価値の有利度が異なるため、選択した演出モードに応じて有利度の高い付加価値が付与されることに対する期待感を高めることができる。
また、特別入賞の発生を許容する旨が決定されてからは演出モードの選択ができなくなることで、特別入賞の発生を許容する旨が決定されたことを気が付かないまま演出モードを切り替え、そのまま特別入賞が発生することで有利度が変わってしまうことがないので、遊技者に不信感を与えることがない。
本発明の手段3に記載のスロットマシンは、手段2に記載のスロットマシンであって、
前記事前決定手段(内部抽選)は、前記第1の特別入賞(BB(1))の発生を許容する旨の決定(BB(1)の内部当選フラグの設定)及び前記第2の特別入賞の発生を許容する旨の決定(BB(2)の内部当選フラグの設定)を同一確率(約1/300)で行う、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、いずれの演出モードを選択していても、有利度の高い付加価値が得られる確率が同一となるため、遊技者に不公平感を与えることがない。
尚、前記第1の特別入賞及び前記第2の特別入賞の発生を許容する旨の決定を同一確率で行わない場合でも、前記第1の特別入賞が発生した場合及び前記第2の特別入賞が発生した場合に付与される付加価値の合算期待値{(前記第1の特別入賞の当選確率×前記第1の特別入賞の発生により付与される付加価値)+(前記第2の特別入賞の当選確率×前記第2の特別入賞により付与される付加価値)}が、選択されている演出モードの種類に関わらず同一であれば、遊技者はいずれの演出モードを選択している場合でも同一の付加価値が付与されることを期待できるため、遊技者に不公平感を与えることがない。
本発明の手段4に記載のスロットマシンは、手段2または3のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記連続演出(特別役当選示唆演出)は複数種類(演出パターン1〜7)からなり、該複数種類の連続演出から前記連続演出実行手段が実行する連続演出の種類(演出パターン)を選択する連続演出選択手段を備え、
前記連続演出選択手段は、
前記第1の演出モード(演出モードA)が選択されている場合において前記第1の特別入賞(BB(1))の発生が許容されたときに、前記第2の特別入賞(BB(2))の発生が許容されたときよりも高い割合で前記複数種類の連続演出のうち特定の連続演出(演出パターン6)を選択し、
前記第2の演出モード(演出モードB)が選択されている場合において前記第2の特別入賞(BB(2))の発生が許容されたときに、前記第1の特別入賞(BB(1))の発生が許容されたときよりも高い割合で前記特定の連続演出に特有の演出態様(花火制作演出(桜柄)+カットイン(大))を含む連続演出(演出パターン6)を選択する、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、いずれの演出モードが選択されている場合でも、有利度の高い付加価値が付与される特別入賞の発生を許容する旨が決定されているときには、特定の連続演出に特有の演出態様を含む連続演出が選択される割合が高いため、特有の演出態様を含む連続演出の実行に対する遊技者の期待感を高めることができる。
尚、前記演出態様とは、例えば表示装置等にて表示される画像、文字、模様、絵柄の表示態様、発光装置による点灯態様、音出力装置の出力態様等や、あるいはストーリーの発展パターン、キャラクタの出現パターン等を含む。
また、前記特定の連続演出に特有の演出態様を含む連続演出とは、特定の連続演出に特有の演出態様が含まれていれば、他の部分の演出態様が異なっていてもよいし、全ての演出態様が同一であってもよい。
具体的には、例えば他の連続演出における画像の表示態様がアニメーション画像であるのに対し、特定の連続演出における画像の表示態様が実写画像である場合、特定の連続演出に特有の演出態様は実写画像の表示であり、このように画像の表示方式が特有であるものも含まれる。尚、特定の連続演出に特有の演出態様を含む連続演出において、実写画像内容は特定の連続演出と異なっていても共通であってもよい。
また、他の連続演出では連続演出の途中で割込み画像が表示画面上に割り込んで表示されないのに対し、特定の連続演出では連続演出の途中で割込み画像が表示画面上に割り込んで表示される場合、特定の連続演出に特有の演出態様は割込画像の割込み表示であり、このように画像の表示パターンが特有であるものも含まれる。尚、特定の連続演出に特有の演出態様を含む連続演出において、割込み画像内容は特定の連続演出と異なっていても共通であってもよい。
また、特定の連続演出において他の連続演出では出現しない種類のキャラクタが表示される場合、特定の連続演出に特有の演出態様は、他の連続演出では出現しない種類のキャラクタの表示であり、このように表示対象物の種類が特有であるものも含まれる。
尚、前記特定の連続演出に特有の演出態様は、単一の演出態様が特有であるものに限定されるものではなく、複数の演出態様の組合せ態様が特有であるものを含む。
本発明の手段5に記載のスロットマシンは、手段2〜4のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記可変表示装置(リール2L、2C、2R)は、各々が識別可能な複数種類の図柄を変動表示可能な複数の可変表示領域(リール2L、2C、2R)を有し、
前記複数の可変表示領域の全てに表示結果が導出表示されたことにより1ゲームが終了し、前記複数の可変表示領域を通る複数の入賞ライン(入賞ラインL1〜L5)のうちいずれかの入賞ライン上に導出された図柄の組合せに応じて入賞が発生可能であって、
前記複数の可変表示領域それぞれに表示結果を導出させる際に操作される導出操作手段(ストップスイッチ8L、8C、8R)と、
前記導出操作手段が操作されたときに、前記事前決定手段(内部抽選)の決定結果に応じて前記複数の可変表示領域それぞれに表示結果を導出させる制御を行う導出制御手段と、
を備え、
前記事前決定手段は、
前記特別入賞とは異なる一般入賞(小役、再遊技役)のうち第1の一般入賞(チェリー)の発生を許容する旨及び前記第1の特別入賞(BB(1))を同時に決定する第1の決定(BB(1)+チェリー)、前記第1の一般入賞(チェリー)の発生を許容する旨及び前記第2の特別入賞(BB(2))の発生を許容する旨を同時に決定する第2の決定(BB(2)+チェリー)、前記第1の一般入賞(チェリー)の発生を許容する旨、前記一般入賞のうち前記第1の一般入賞と異なる第2の一般入賞(1枚)の発生を許容する旨及び前記第1の特別入賞を同時に決定する第3の決定(BB(1)+チェリー+1枚)、前記第1の一般入賞(チェリー)の発生を許容する旨、前記第2の一般入賞(1枚)の発生を許容する旨及び前記第2の特別入賞(BB(2))を同時に決定する第4の決定(BB(2)+チェリー+1枚)を行うことが可能であり、
前記第1の決定がなされる確率と前記第2の決定がなされる確率との合算確率に占める前記第1の決定がなされる確率の比率と、前記第3の決定がなされる確率と前記第4の決定がなされる確率との合算確率に占める前記第3の決定がなされる確率の比率と、が異なる確率で前記第1〜4の決定を行い(図9(f)参照)、
前記導出制御手段は、
前記第1の決定または前記第2の決定がなされた第1の条件が成立したときに、前記複数の入賞ラインのうちの第1の入賞ライン(L2〜L5)に、第2の入賞ラインよりも高い割合で前記第1の一般入賞が入賞する図柄の組合せを導出させる制御を行い、
前記第3の決定または前記第4の決定がなされた第2の条件が成立したときに、前記第2の入賞ライン(L1)に、前記第1の入賞ラインよりも高い割合で前記第1の一般入賞が入賞する図柄の組合せを導出させる制御を行う(図9(e)参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1の決定または第2の決定がなされている場合には、第1の入賞ラインに第1の一般入賞が入賞する図柄の組合せが導出される可能性が高く、第3の決定または第4の決定がなされている場合には、第2の入賞ラインに第1の一般入賞が入賞する図柄の組合せが導出される可能性が高い。すなわち第1の決定または第2の決定がなされている場合に第1の一般入賞が発生した場合と、第3の決定または第4の決定がなされている場合に第1の一般入賞が発生した場合と、で第1の一般入賞が入賞する図柄の組合せが導出されやすい入賞ラインが異なる。そして、第1の決定がなされる確率と第2の決定がなされる確率との合算確率に占める第1の決定がなされる確率の比率と、第3の決定がなされる確率と第4の決定がなされる確率との合算確率に占める第3の決定がなされる確率の比率と、が異なるため、第1の一般入賞が発生した際に、第1の一般入賞が発生する図柄の組合せが導出された入賞ラインとそのときに選択されている演出モードとによって、特別入賞の発生が許容されていることだけでなく、有利度の高い付加価値が付与されることに対する期待度に変化を持たせることができる。さらに、第1の入賞ラインに第1の一般入賞が発生する図柄の組合せが導出された場合にも、第2の入賞ラインに第1の一般入賞が発生する図柄の組合せが導出された場合にも、ともに特別入賞の発生が許容されていることが示唆されるが、第1の一般入賞が発生する図柄の組合せが導出された入賞ラインから第1の特別入賞または第2の特別入賞のいずれの発生が許容されているかを判別することは不可能であり、第1の一般入賞が発生する図柄の組合せがいずれの入賞ラインに導出された場合でも、特別入賞の発生が許容されていることに対する遊技者の期待感が損なわれてしまうことがない。
尚、第1の入賞ラインに、第2の入賞ラインよりも高い割合で前記第1の一般入賞が発生する図柄の組合せを導出させる制御とは、第1の入賞ラインに100%の割合で前記第1の一般入賞が発生する図柄の組合せを導出させる制御を含む。また、第2の入賞ラインに、第1の入賞ラインよりも高い割合で前記第1の一般入賞が発生する図柄の組合せを導出させる制御とは、第2の入賞ラインに100%の割合で前記第1の一般入賞が発生する図柄の組合せを導出させる制御を含む。
本発明の手段6に記載のスロットマシンは、手段1〜5のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記連続演出実行手段は、前記連続演出(特別役当選示唆演出)の実行中において遊技者が前記複数種類の演出モード(演出モードA〜C)からいずれかの演出モードを選択するための演出モード選択操作部(演出モード切替スイッチ58)が操作されたときに、該実行中の連続演出の演出態様を変化させる(表示画像上に画像を割り込ませる)連続演出態様変化手段(カットイン演出)を含む、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、連続演出の実行中で演出モードの選択ができない状況でも、演出モードを選択するための演出モード選択操作部を有効に利用することができる。
本発明の手段7に記載のスロットマシンは、手段1〜6のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記事前決定手段(内部抽選)は、前記特別入賞(特別役)とは異なる優先入賞(小役、再遊技役)を含む複数種類の入賞について発生を許容するか否かを決定し、
前記事前決定手段により前記特別入賞の発生を許容する旨と前記優先入賞の発生を許容する旨が同時に決定されたときに前記特別入賞に対応する入賞表示結果よりも前記優先入賞に対応する入賞表示結果を優先する優先入賞優先導出制御手段と、
を備え、
入賞を発生させるための操作手順が互いに重複しない前記特別入賞の種類数:X、前記連続演出中に前記事前決定手段により前記優先入賞の発生を許容する旨が決定される確率:Y、前記連続演出の継続ゲーム数:Z、とした場合に、Z<X+Y・Zが成立する、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、連続演出中に特別入賞を発生させることが困難となる優先入賞の発生が期待されるゲーム数と、入賞を発生させるための操作手順が互いに重複しない特別入賞の種類数、すなわち確実に許容された特別入賞を発生させるのに必要なゲーム数と、を加算した値よりも少ない複数ゲームに亘り連続演出が実行されるので、連続演出が終了するまでは、特別入賞の発生を許容する旨が決定されているか否かを確実に判断することが困難となり、連続演出が終了するまで特別入賞の発生に対する遊技者の期待感を持続させることができる。また、連続演出中に特別入賞を発生させることが困難となる優先入賞の発生が期待されるゲーム数を考慮して連続演出のゲーム数が決まるため、操作手順が互いに重複しない特別入賞の種類数を大幅に増やすことなく、連続演出の継続ゲーム数を増やすことができる。
また、優先入賞とは、特別入賞とは異なる入賞であり、遊技用価値の付与を伴う小役入賞や遊技用価値を用いることなくゲームを行うことが可能な再遊技が付与される再遊技入賞などのうち、特別入賞よりも優先して入賞表示結果が導出される入賞である。
また、入賞を発生させるための操作手順が互いに重複しない前記特別入賞の種類数とは、一方の特別入賞を発生させるための操作手順で操作を行った場合には、その操作手順のうち一部の操作手順であっても他方の特別入賞を発生させることができない特別入賞の数であり、一部でも入賞を発生させるための操作手順が重複するものは同じ種類とみなし、その種類数には算入しないものである。例えば、3つの特別入賞について、2つの特別入賞は操作手順が重複し、これら操作手順が重複する2つの特別入賞の操作手順と、残りの特別入賞の操作手順とが、それぞれ重複しない場合であっても、2種類となる。
また、前記連続演出中に前記事前決定手段により前記優先入賞の発生を許容する旨が決定される確率:Yは、前記連続演出が実行されている期間において前記優先入賞(一般役)の発生を許容する旨が決定される確率であり、例えば、特別入賞の発生を許容する旨が決定されたとき、所定の移行表示結果が導出されたときに、通常よりも優先入賞の発生を許容する旨が決定される確率が高くなる優先入賞高確率遊技状態に制御される場合など、優先入賞の発生を許容する旨が決定される確率を複数備える場合においては、連続演出の継続ゲーム数をZとし、当該連続演出が実行される遊技状態において優先入賞の発生を許容する旨が決定される確率をYとし、Z<X+Y・Zが成立するものであれば良い。
発光装置56aと受光装置57aとは、液晶表示器51の表示面を挟んで、水平方向に対に設置されている。発光装置56aと受光装置57aとは、発光装置56aが備える複数の発光素子から放射される赤外線を、受光装置57aが備える複数の受光素子により受光可能に設置されている。同様に、発光装置56bと受光装置57bとは、液晶表示器51の表示を挟んで、垂直方向に対に設置されている。発光装置56bと受光装置57bとは、発光装置56bが備える複数の発光素子から放射される赤外線を、受光装置57bが備える複数の受光素子により受光可能に設置されている。
サブCPU91aは、操作検出コマンドの受信に基づいて1枚BETスイッチ5、MAXBETスイッチ6、スタートスイッチ7、ストップスイッチ8L、8C、8R、精算スイッチ10の操作がなされたか否かを判定する。詳しくは、サブCPU91aが操作検出コマンドを受信したときに、その後、100ms経過しても新たに操作検出コマンドを受信しなかった場合に、受信した操作検出コマンドが示す各スイッチの検出状態を確定検出状態とし、前回の確定検出状態と比較していずれかのスイッチがOFFの状態からONの状態に変化していれば、該当するスイッチが操作された旨を判定し、いずれかのスイッチがONの状態からOFFの状態に変化していれば、該当するスイッチの操作が解除された旨を判定する。
また、本実施例では、チェリー、BB+チェリー、RB+チェリーが当選しており、左リールにおいて「チェリー」図柄を停止させることが可能な停止操作位置で停止操作がなされた場合に、「チェリー」図柄が上段、下段にのみ停止し、チェリー+1枚、BB+チェリー+1枚、RB+チェリー+1枚が当選しており、左リールにおいて「チェリー」図柄を停止させることが可能な停止操作位置で停止操作がなされた場合に、「チェリー」図柄中段に停止しやすくなっているが、チェリー、BB+チェリー、RB+チェリーが当選しているか、チェリー+1枚、BB+チェリー+1枚、RB+チェリー+1枚が当選しているか、によって停止しやすい位置が異なる構成であれば良く、例えば、一方の場合に上段、中段、下段のうちの特定の位置に停止しやすく、他方の場合に特定の位置とは異なる位置に停止しやすい構成であっても良い。

Claims (1)

  1. 各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、
    前記可変表示部を変動表示した後、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能スロットマシンにおいて
    表示結果が導出される前に、再遊技の付与を伴う再遊技入賞と、遊技に使用可能な遊技用価値の付与を伴う小役入賞と、を含む複数種類の入賞について発生を許容するか否かを決定する事前決定手段と、
    遊技者が表示結果を導出させるために操作する導出操作手段と、
    前記表示結果を導出する制御を行う導出制御手段と、
    第1の遊技状態に制御する第1遊技状態制御手段と、
    前記第1の遊技状態とは異なる第2の遊技状態に制御する第2遊技状態制御手段と、
    前記第1の遊技状態及び前記第2の遊技状態よりも遊技者にとって有利な遊技状態である第3の遊技状態に制御する第3遊技状態制御手段と、
    前記第1の遊技状態において必ずしも成立するとは限らない特定の移行条件が成立したときに前記第2の遊技状態に移行させる第2遊技状態移行手段と、
    前記第2の遊技状態において必ずしも成立するとは限らない所定の移行条件が成立したことを条件に前記第3の遊技状態へ移行させる第3遊技状態移行手段と、
    を備え、
    前記第1の遊技状態から前記第3の遊技状態に直接移行させることがなく、前記第1の遊技状態から前記第3の遊技状態への移行は、必ず前記第2の遊技状態を介在し、
    前記導出制御手段は、前記事前決定手段により特定の小役入賞の発生を許容する旨が決定された場合において特定の操作手順で前記導出操作手段が操作されたときに、前記特定の小役入賞が発生する入賞表示結果を導出させる制御を行い、前記特定の操作手順とは異なる操作手順で前記導出操作手段が操作されたときに、前記再遊技の付与も前記遊技用価値の付与も伴わない特定の非入賞表示結果を導出させる制御を行い、
    前記特定の移行条件は、前記特定の非入賞表示結果の導出であり、
    前記事前決定手段は、前記第1の遊技状態、前記第2の遊技状態及び前記第3の遊技状態において前記特定の小役入賞の発生を許容する旨を同一の確率で決定する
    ことを特徴とするスロットマシン。
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