JP2014100284A - 加熱調理器 - Google Patents

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Masayuki Yamaoka
雅行 山岡
Takafumi Nakano
崇文 中野
Takashi Hayashida
崇志 林田
Wataru Shimazaki
渉 島崎
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Abstract

【課題】本体にプレートを載置して蓋体を被せた状態でロックレバーを受け部に押し込んでロックすることにより、本体、プレートおよび蓋体を一体化して縦置きすることが可能な加熱調理器において、長期間、縦置きしてもそのロック構造を維持する。
【解決手段】本発明に係る加熱調理器100は、本体110、加熱板160、蓋体190、主ロック機構Rm0及び副ロック機構を備える。加熱板は、本体に載置される。蓋体は、本体および加熱板の少なくとも一方に着脱自在に載置される。主ロック機構は、第1ロック片および第2ロック片を有する。第1ロック片は、本体に設けられる。第2ロック片は、蓋体に設けられ、第1ロック片と共にロック構造を形成することができる。副ロック機構は、主ロック機構のロック構造を支持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ホットプレート等の加熱調理器、特に縦置き収納可能な加熱調理器に関する。
過去に、収納時の省スペース化を目的として「縦置き可能なホットプレート」が提案されている(例えば、特開2004−313224号公報、特開2005−211556号公報等参照)。このようなホットプレートでは本体にロックレバーが設けられると共に蓋体にその受け部が設けられている。そして、本体にプレートを載置して蓋体を被せた状態でロックレバーを受け部に押し込んでロックすることにより、本体、プレートおよび蓋体を一体化することができ、延いてはホットプレートを縦置きすることができる。
特開2004−313224号公報 特開2005−211556号公報
ところで、通常、ホットプレートの本体は蓋体よりも重く、本体と蓋体との重量バランスが良好であるとは言えないため、ホットプレートの立て方によってはロック機構に比較的大きな負荷がかかってしまう場合がある。したがって、上述のロックレバーを受け部に押し込んでロックする型のロック機構では、ロックレバーおよびその受け部の材質によっては、縦置きしたときにロックレバーおよびその受け部の少なくとも一方が次第に変形し、延いてはそのロック構造が解除されてしまうおそれがある。
そこで、このような問題を解決するために、このロック機構をより強力なロック構造を形成するものとすることが考えられるが、そのようにすると当然にロック解除により強い力が必要となり、使用者に余分の負担をかけてしまう。
本発明の課題は、本体にプレートを載置して蓋体を被せた状態でロックレバーを受け部に押し込んでロックすることにより、本体、プレートおよび蓋体を一体化して縦置きすることができる加熱調理器において、ロック解除時において使用者に余分な負担をかけることなく、長期間、縦置きしてもそのロック構造を維持することができるようにすることにある。
本発明の第1局面に係る加熱調理器は、本体、加熱板、蓋体、主ロック機構および副ロック機構を備える。本体には、例えば、遮熱板やヒータが設けられている。加熱板は、金属板であって、本体に載置される。なお、この加熱板は、本体に着脱自在に載置されてもよいし、本体に固定的に載置されてもよい。蓋体は、本体および加熱板の少なくとも一方に着脱自在に載置される。主ロック機構は、第1ロック片および第2ロック片を有する。第1ロック片は、本体に設けられる。第2ロック片は、蓋体に設けられており、第1ロック片と共にロック構造を形成することが可能である。なお、この主ロック機構は、複数設けられてもよい。また、この主ロック機構は、「外力負荷で比較的容易に解除される型のロック機構」であることが好ましい。副ロック機構は、主ロック機構のロック構造を支持する役目を担う。なお、副ロック機構としては、例えば、「レバーを押してロック構造を解除するロック機構」や、「レバーを引いてロック構造を解除するロック機構」、「レバーをスライドさせながら押し込んでロック構造を形成するロック機構」、「レバーを受け部に引っ掛けてロック構造を形成するロック機構」、「安全ロック機構」、「レバーを引っ張り上げてロック構造を解除するロック機構」等、解除に使用者の操作を必要とするロック機構であることが好ましい。また、この副ロック機構は、複数設けられてもよい。
この加熱調理器には、上述の通り、主ロック機構のロック構造を支持するための副ロック機構が設けられる。このため、この加熱調理器では、ロック解除時において使用者に余分な負担をかけることなく、長期間、縦置きしても主ロック機構のロック構造を維持することができる。
本発明の第2局面に係る加熱調理器は、第1局面に係る加熱調理器である。そして、この加熱調理器において、主ロック機構は手動解除式のロック機構であり、副ロック機構は自動解除式のロック機構である。なお、副ロック機構は、加熱調理器が横置きされたときに自動的にロック解除状態となり、加熱調理器が縦置きされたときに自動的にロック状態となることが好ましい。
すなわち、この加熱調理器では、2つのロック機構が存在するにも関わらず1回の手動操作でロック構造形成・ロック解除を行うことができる。このため、この加熱調理器では、長期間、縦置きしてもそのロック構造を維持することができるだけでなく、使用者のロック操作およびロック解除操作の手間を抑制することができる。
本発明の第3局面に係る加熱調理器は、本体、加熱板、蓋体およびロック機構を備える。本体には、例えば、遮熱板やヒータが設けられている。加熱板は、金属板であって、本体に載置される。なお、この加熱板は、本体に着脱自在に載置されてもよいし、本体に固定的に載置されてもよい。蓋体は、本体および加熱板の少なくとも一方に着脱自在に載置される。ロック機構は、第1ロック片および第2ロック片を有する。第1ロック片は、本体に設けられる。第2ロック片は、蓋体に設けられており、第1ロック片と共にロック構造を形成することが可能である。そして、このロック機構は、二回以上の操作でロック構造を解除状態とすることが可能である。なお、このロック機構は、複数設けられてもよい。また、このロック機構は、「解除に使用者の操作が必要な型のロック機構」であることが好ましい。
この加熱調理器において、二回以上の操作でロック構造を解除状態とすることが可能である。すなわち、このロック機構は、「ロックレバーを受け部に押し込んでロックする型のロック機構」よりも強固なロック構造を形成することができる。このため、この加熱調理器では、ロック解除時において使用者に余分な負担をかけることなく、長期間、縦置きしてもそのロック構造を維持することができる。
本発明の実施の形態に係るホットプレートの平面図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの左側面図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの正面図である。 図1に示されるホットプレートのA−A断面図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの蓋体の平面図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの蓋体の左側面図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの蓋体の裏面図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの蓋体の裏側の斜視図である。 図5に示されるホットプレートの蓋体のB−B断面図である。 図5に示されるホットプレートの蓋体のC−C断面図である。 図5に示されるホットプレートの蓋体をC−C面で切断したときの蓋体の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートのロックレバーの裏側の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの係止部の斜視図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートにおいてロックレバーが係止部にロックされている状態の平面図である。 図14に示される主ロック機構のD−D断面図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの副ロック機構を構成するロック部および受け部を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの副ロック機構のロック解除状態時(ホットプレート横置き状態時)の平面図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの副ロック機構のロック解除状態時(ホットプレート横置き状態時)の正面透視図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの副ロック機構のロック状態時(ホットプレート縦置き状態時)の平面図である。 本発明の実施の形態に係るホットプレートの副ロック機構のロック状態時(ホットプレート縦置き状態時)の正面透視図である。 変形例(C)に係る係止部の側面透視図である。 変形例(D)に係る副ロック機構のロック状態時の斜視図である。 変形例(D)に係る副ロック機構のロック状態時の断面図である。 変形例(D)に係る副ロック機構のロック解除状態時の斜視図である。 変形例(D)に係る副ロック機構のロック解除状態時の断面図である。 変形例(E)に係る副ロック機構のロック状態時の断面図である。 変形例(E)に係る副ロック機構のロック解除途中の断面図である。 変形例(E)に係る副ロック機構のロック解除時の断面図である。 変形例(F)に係る副ロック機構のロック状態時の平面図である。 図29に示される副ロック機構のE−E断面図である。 変形例(F)に係る副ロック機構のロック解除途中時の断面図である。 変形例(F)に係る副ロック機構のロック解除時の断面図である。 変形例(G)に係る副ロック機構のロック状態時の平面図である。 図33に示される副ロック機構のF−F断面図である。 変形例(G)に係る副ロック機構のロック解除時の断面図である。 変形例(H)に係る副ロック機構のロック状態時の平面透視図である。 変形例(H)に係る副ロック機構のロック過程を説明するための第1図である。 変形例(H)に係る副ロック機構のロック過程を説明するための第2図である。 変形例(H)に係る副ロック機構のロック過程を説明するための第3図である。
<本発明の実施の形態に係るホットプレートの構成>
本発明の実施の形態に係るホットプレート100は、縦置き収納することができるホットプレートであって、図1から図4に示されるように、主に、本体110、平形プレート150(図4参照)、プレート枠160、穴開き波形プレート(図示せず)、たこ焼きプレート(図示せず)、温度調節器(図示せず)および蓋体190から構成される。以下、これらの構成要素について詳述する。
(1)本体
本体110は、図1から図4に示されるように、主に、本体ケース115、温度調節器接続部111、ヒータ112(図4参照)、遮熱板113(図4参照)、一対のロックレバー114および回動式取っ手116(図2参照)から構成される。以下、これらの構成要素について詳述する。
(1−1)本体ケース
本体ケース115は、図1から図4に示されるように、主に、ケース本体115a、脚部115b(図2参照)および本体側縦置支持体115cから構成される。ケース本体115aは、上方に開口する略直方体の樹脂成形体であって、その内部に遮熱板113およびヒータ112を収容する。また、このケース本体115aには、図1から図4に示されるように、正面(図1および図2では右側の面)に温度調節器接続部111が取り付けられ、左側面に回動式取っ手116が回動自在に取り付けられ、正面および背面それぞれに(奥行方向の両側に)ロックレバー114が回動自在に取り付けられている。脚部115bは、ケース本体115aの底壁裏側四隅に配置されており、図2から図4に示されるように、ケース本体115aの底壁裏側面から下方に向かって延びている。本体側縦置支持体115cは、本発明の実施の形態に係るホットプレート100を縦置き状態とするための部材であって、図1、図3および図4に示されるように、ケース本体115aの右側面下部から外側に突出している。
(1−2)温度調節器接続部
温度調節器接続部111は、図3に示されるように、主に、一対の端子部111a、差込口111bおよび感熱棒挿通孔111cから構成される。一対の端子部111aは、ヒータ112に連結されると共に、差込口111bの奥から外方に向かって延びている。なお、この温度調節器接続部111は、ヒータ112と共に、本体110から取り外すことができるようになっている。なお、温度調節器が温度調節器接続部111に接続されるとき、感熱棒挿通孔111cには、温度調節器から延びる感熱棒(図示せず)が挿通される。
(1−3)ヒータ
ヒータ112は、M字型ヒータである。なお、このヒータ112は、上述の通り、その両端部が温度調節器接続部111の端子部111aに連結されている。また、このヒータ112は、設置状態において略水平な仮想平面に沿って配置されている。
(1−4)遮熱板
遮熱板113は、ヒータ112により生じる熱からテーブル等を保護する板であって、図4に示されるように、ヒータ112の下方に配置されている。また、この遮熱板113は、ヒータ112の輻射熱を積極的に反射する形状とされている。
(1−5)ロックレバー
ロックレバー114は、図3および図12に示されるように、略門形状の部材であって、本発明の実施の形態に係るホットプレート100を収納状態とするときに利用される。このロックレバー114は、上述の通り、ケース本体115aの正面および背面それぞれに回動自在に取り付けられており、図2および図3において上下方向に回動することができる。
また、このロックレバー114には、図12に示されるように、天板114aの幅方向両端部の裏側に第1受け部114bおよび第2受け部114cが形成されている。そして、この第1受け部114bが蓋体190の係止部191の爪部191b(図5、図6および図13等参照)に係り止めされることによって、図15に示されるようにロックレバー114と係止部191とがロック構造を形成する。なお、以下、説明の便宜上、第1受け部114bと爪部191bとを合わせて「主ロック機構Rm0」と称する場合がある。なお、この主ロック機構Rm0のロック方向は、平面視において奥行方向と平行である。ちなみに、この主ロック機構Rm0では、ロックレバー114に対して係止部側に押し込もうとする方向の外力が付加されると比較的容易にロック構造が形成され、逆にロックレバー114に対して外方に倒そうとする外力が負荷されると比較的容易にロック状態が解除される。
また、第2受け部114cが蓋体190の係止部191のロック部191c(図16等参照)に係り止めされることによって、図19および図20に示されるようにロックレバー114と係止部191とがロック構造を形成する。なお、以下、説明の便宜上、第2受け部114cとロック部191cとを合わせて「副ロック機構Rs0」と称する場合がある。この副ロック機構Rs0は、主ロック機構Rm0のロック構造を支持する役目を担っている。なお、副ロック機構Rs0のロック方向は、平面視において幅方向と平行であって主ロック機構Rm0のロック方向と直交する。この副ロック機構Rs0のロック方法の詳細については、後述する。
(1−6)回動式取っ手
回動式取っ手116は、使用者が本発明の実施の形態に係るホットプレート100を縦状態(左側面が天面となる状態)にして持ち運ぶときに利用されるものであって、上述の通り、ケース本体115aの左側面に回動自在に取り付けられている。この回動式取っ手116は、図2において上下方向に回動することができる。
(2)プレート類
本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、上述の通り、プレート類として、平形プレート150、プレート枠160、穴開き波形プレート、たこ焼きプレートが用意されている。平形プレート150は、通常の金属板である。プレート枠160は、平形プレート150と同じ大きさの枠体であって、内部に穴開き波形プレートおよびたこ焼きプレートを交換可能に収容する。なお、このホットプレート100が収納状態とされるとき、図4に示されるように、平形プレート150の上にプレート枠160が載置される。穴開き波形プレートおよびたこ焼きプレートは、別部材に収納されてプレート枠160に載置される。
(3)温度調節器
温度調節器は、略直方体の部品であって、本体部(図示せず)、感熱棒(図示せず)、電源コード(図示せず)および差込プラグ(図示せず)から構成される。以下、これらの構成要素について詳述する。
(3−1)本体部
本体部は、主に、筐体(図示せず)、一対の端子受け部(図示せず)、電源スイッチ(図示せず)、可変抵抗器(図示せず)、ダイヤル式の温度調節ツマミ(図示せず)、インジゲータランプ(図示せず)、感熱棒接続部(図示せず)およびサーモスタット(図示せず)から構成されている。なお、端子受け部、電源スイッチ、可変抵抗器、インジゲータランプ、感熱棒接続部およびサーモスタットはいずれも筐体に収められており、温度調節ツマミは筐体の外部に露出するように設けられている。
端子受け部は、本体部の感熱棒側に設けられる。そして、この端子受け部には、温度調節器接続部111の端子部111aが挿入される。なお、端子受け部に温度調節器接続部111の端子部111aが挿入されると、ヒータ112が通電可能な状態となる。
可変抵抗器のシャフトには、温度調節ツマミが取り付けられている。そして、温度調節ツマミには温度目盛が表示されており、使用者は、温度調節ツマミを回転させて温度目盛をインジゲータに合わせることによりヒータ112の出力を調節する。
また、可変抵抗器のシャフトには筐体内においてスイッチ片が取り付けられており、使用者が温度調節ツマミを少し回したところで電源が入ると共にインジゲータランプが点灯するようになっている。
感熱棒接続部には、感熱棒が接続されている。感熱棒接続部は、サーモスタットに通信接続されており、感熱棒から送信される温度検知信号をサーモスタットに定期的に送信する。
サーモスタットは、感熱棒により検知される温度(以下「検知温度」という)が温度調節ツマミの温度目盛に対応する温度(以下「設定温度」という)に達すると電源スイッチをオフにすると共にインジゲータランプを消灯し、検知温度が設定温度を下回ると再び電源スイッチをオンにすると共にインジゲータランプを点灯させる。
(3−2)感熱棒
感熱棒は、いわゆるサーミスタであって、本体部から突出している。なお、温度調節器が温度調節器接続部111に差し込まれた状態では、感熱棒の先端はプレート類の下に位置する。
(3−3)電源コードおよび差込プラグ
電源コードは、本体部から延びている。そして、その電源コードの先端には、外部電源接続用の差込プラグが取り付けられている。
(4)蓋体
蓋体190は、図5から図11に示されるように、主に、本体195、一対の係止部191、蓋体側縦置支持体192および取っ手193から構成される。
本体195は、平面視において略矩形を呈する鋼板等の金属製の板材であって、図6に示されるように側面視において長さ方向の両端側に向かうに従って下方に湾曲し、図9および図10に示されるように正面視および背面視において幅方向の両端側に向かうに従って下方に湾曲している。また、この本体195の中心部194は、図9および図10に示されるように、窪まされている。
係止部191は、図5、図13および図16〜図20に示されるように、主に、本体部191a、爪部191bおよびロック部191cから構成されており、本体195の正面側部分および背面側部分に配設されている。なお、本体部191aおよび爪部191bは、一体成形されている。ところで、この本体部191aは、図7に示されるように、本体195の裏側から当板196を介してビス196aにより本体195に固定されている。また、本体部191aは、平面視において、爪部191bが本体195の縁の外に位置するように位置決めされている。さらに、この本体部191aには、図5および図13に示されるように幅方向中央部に開口OPが形成されていると共に、図16に示されるようにロック部191cが内蔵されている。開口OPには、主ロック機構Rm0のロック構造形成時においてロックレバー114の第2受け部114cが挿通される。ロック部191cは、図16に示されるように、主に、ガイド部291aおよびピストン291bから構成されている。ピストン291bは、ガイド部291aに沿って出没することができるようにガイド部291aに収容されている。また、ガイド部291aは、有底の筒状体であって、平面視においてピストン214bが本体110の左側面側から右側面側に向かって突出し、右側面側から左側面側に向かって入没されるように配置されており(図16、図17および図19等参照)、正面視または背面視においてピストン214bが本体110の左側面側下方から右側面側上方に向かって突出し、右側面側上方から左側面側下方に向かって入没されるように配置されている(図18および図20等参照)。すなわち、このピストン214bは、ホットプレート100が横置き状態(通常使用状態)から縦置き状態とされるとき、自動的にガイド部291aから突出してロックレバー114の第2受け部114cに収容され、ホットプレート100が縦置き状態から横置き状態とされるとき、自動的にガイド部291aに入没される。つまり、副ロック機構Rs0では、ホットプレート100が横置き状態から縦置き状態とされるときに自動的にロック構造が形成され、ホットプレート100が縦置き状態から横置き状態とされるときに自動的にロック状態が解除される。
蓋体側縦置支持体192は、図5から図11に示されるように、主に、外殻部192a、縦方向リブ192b、横方向リブ192cおよびビス取付部192dから構成されており、本体195の右側面側部分に配設されている。また、この蓋体側縦置支持体192は、図1に示されるように、蓋体190がプレート枠160に載置された状態であるとき、平面視において蓋体190からプレート枠160の囲い壁部161を跨いで本体ケース115の外まで延びている。なお、外殻部192a、縦方向リブ192b、横方向リブ192cおよびビス取付部192dは、一体成形されている。また、この蓋体側縦置支持体192は、本体195の裏側から当板197を介してビス取付部192dにビス197aをねじり込むことによって本体195に固定されている。なお、ビス197aは、図9および図10に示されるように、縦断面図(または正面透視図)において、本体195の接線方向Ltに直交する方向、すなわち法線方向Lfに沿ってねじ込まれている。
外殻部192aは、図8に示されるように、下方が開口する樹脂成形体であって、載置面Pvを有する。載置面Pvは、ホットプレート100を安定して縦置きするのに十分な面積を有する。縦方向リブ192bは、図6から図7に示されるように、ビス取付部192dから載置面Pvに向かって延びている。なお、図4に示されるように、中央の縦方向リブ192bは、蓋体190がプレート枠160に載置された状態においてプレート枠160との間(より詳細には、プレート枠160の囲い壁部161の上端との間)に僅かな隙間が生じるように、設計されている。なお、この縦方向リブ192bは、蓋体190が平形プレート150に載置された状態においても、平形プレート150との間(より詳細には、平形プレート150の囲い壁部151の上端との間)に同隙間が生じる。横方向リブ192cは、外殻部192aの一方の側面から他方の側面に向かって延びるリブであって、本体195の縁の内側近傍に位置している。
取っ手193は、図6から図10に示されるように、本体195の中心部194に配設されている。この取っ手193は、図7に示されるように、本体195の裏側からビス193aにより本体195に固定されている。
<本発明の実施の形態に係るホットプレートの収納方法>
本発明の実施の形態に係るホットプレートは、以下の通りにして収納状態とされる。
先ず、本体110に平形プレート150が載置される。なお、かかる場合、平形プレート150に穴開き波形プレートか、たこ焼きプレートが収容されていてもよい。
次に、平形プレート150にプレート枠160が載置される。なお、かかる場合、プレート枠160に穴開き波形プレートか、たこ焼きプレートが嵌め込まれていてもよいし、そのプレート上に残りのプレートが載置されていてもよい。
そして、プレート枠160に蓋体190が載置された後、両方のロックレバー114が持ち上げられ、ロックレバー114の第1受け部114bが蓋体190の係止部191の爪部191bに係止される(すなわち、主ロック機構Rm0がロック状態となる)。このとき、本体110、平形プレート150、プレート枠160および蓋体190が一体化される。そして、使用者は、回動式取っ手116を把持してホットプレート100を立て、その状態でホットプレート100を収容場所に収容する。なお、使用者が回動式取っ手116を把持してホットプレート100を立てると、係止部191に内蔵されるピストン214bが自動的にガイド部291aから突出してロックレバー114の第2受け部114cに収容され、副ロック機構Rs0がロック状態となる。
<本発明の実施の形態に係るホットプレートの特徴>
(1)
本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、主ロック機構Rm0のロック構造を支持するための副ロック機構Rs0が設けられる。このため、このホットプレート100では、長期間、縦置きしても主ロック機構Rm0のロック構造を維持することができる。
(2)
本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、平面視において、副ロック機構Rs0のロック方向が主ロック機構Rm0のロック方向と直交する。このため、このホットプレート100では、主ロック構造Rm0にかかる負荷を分散させることができる。
(3)
本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、主ロック機構Rm0が手動解除式のロック機構とされており、副ロック機構Rs0が自動解除式のロック機構とされている。このため、使用者は、1回の手動操作でロック構造形成・ロック解除を行うことができる。したがって、このホットプレート100では、使用者のロック操作およびロック解除操作の手間を抑制することができる。
(4)
このようなホットプレート100では主ロック機構Rm0のロック位置は、遮熱板113、ヒータ112、プレート類150,160および蓋体190の積重ね高さを基準として決定されている。しかし、これらの部材は、使用と伴って変形したり破損したりするおそれがある。かかる場合、これらの部材の積重ね高さが変わってしまう。このように積重ね高さが変化すると、主ロック機構Rm0のような外力負荷で比較的容易に解除される型のロック機構だけでは十分なロック構造を形成することが困難になってしまう。しかし、本発明の実施の形態に係るホットプレート100では、副ロック機構Rs0が設けられている。このため、上述のような状況に遭遇した場合であっても、主ロック機構Rm0のロック構造を維持することができる。
<変形例>
(A)
先の実施の形態に係るホットプレート100ではロックレバー114に第1受け部114bが設けられ、係止部191に爪部191bが設けられたが、ロックレバーに爪部が設けられ、係止部に第1受け部が設けられてもよい。
(B)
先の実施の形態に係るホットプレート100ではロックレバー114に第2受け部114cが設けられ、係止部191にロック部191cが設けられたが、ロックレバーにロック部が設けられ、係止部に第2受け部が設けられてもよい。
(C)
先の実施の形態に係るホットプレート100では係止部191に固定型の爪部191bが設けられたが、図21に示されるように出没型の爪部391bが設けられてもよい。かかる場合、爪部391bには、水平方向に延びる連結部394を介して上方に延びる棒材393が連結される。そして、連結部394の下にコイルバネ等の弾性部材392が配置される。すなわち、この弾性部材392によって爪部391bが上方に向かって付勢される。また、図21に示されるように、本体部391aには、棒材393を外部に突出させるための開口が形成されている。すなわち、この爪部391bは、ロックレバー114の第1受け部114bが押し込まれるに従い、弾性部材392の付勢力に逆らって下方に没入していき、第1受け部114bが通過したときに弾性部材392の付勢力によって上方に突出して、第1受け部114bと共にロック構造を形成する。一方、使用者がこのロック構造を解除するためには、使用者は、本体部391aから突出する棒材393を下方に押し下げた状態で、ロックレバー114を外方に倒せばよい。
(D)
先の実施の形態に係るホットプレート100では「ロック部191cおよび第2受け部114cから成る副ロック機構Rs0」が採用されたが、副ロック機構として図22〜図25に示されるような副ロック機構Rs1が採用されてもよい。この副ロック機構Rs1は、図23および図25に示されるように、主に、軸受け部491、第1回動部492、第2回動部495、フック部493および被フック部494から構成されている。なお、ここで、軸受け部491、第1回動部492、第2回動部495およびフック部493はロックレバー114Aに設けられ、被フック部494は係止部191Aに設けられている。軸受け部491は、第1回動部492の回動軸A1を収容し、第1回動部492を軸支している。第1回動部492は、回動軸A1および軸受け部492aを有する。回動軸A1は、前述の通り、軸受け部491に回転自在に挿入されている。軸受け部492aは、回転軸A1の反対側に形成されており、第2回動部495の回動軸(図示せず)を収容し、第2回動部495を軸支している。第2回動部495は、回動軸を有している。回転軸は、前述の通り、第1回動部492の軸受け部492aに回転自在に挿入されている。また、この第2回動部495には、フック部493が固定されている。フック部493は、図22および図23に示されるように被フック部494に係合可能である。
なお、この副ロック機構Rs1を解除状態とするためには、使用者は、ロックレバー114Aの上部であって第2回動部495の外方に形成される空間SP1に指を差し入れ、その指で第2回動部495を引き起こす。このとき、第2回動部495に連動して第1回動部492も引き起こされ、その結果、フック部493が前方に移動し、フック部493が被フック部494から取り外される。そして、使用者がこの状態でフック部493を上方に引き上げると、副ロック機構Rs1のロック構造が完全に解除される(図25参照)。一方、副ロック機構Rs1をロック状態とするためには、使用者は、フック部493を被フック部494に仮掛けした状態でフック部493の後端を下方に押し込む。このとき、第2回動部495および第1回動部492が下方に向かって回動し、その結果、フック部493が被フック部494に係合される。
このような副ロック機構Rs1は、ホットプレートの縦置き時、上下方向にかかる負荷も受けることができる構造となっているため、主ロック機構Rm0のロック構造を良好に維持することができる。また、この副ロック機構Rs1は、フック部493の可動域が比較的大きい。このため、使用に伴って遮熱板113、ヒータ112、プレート類150,160および蓋体190の積重ね高さが変化したとしても副ロック機構Rs1により主ロック機構Rm0のロック構造を有効に補強することができる。
なお、軸受け部491、第1回動部492、第2回動部495およびフック部493が係止部191Aに設けられ、被フック部494がロックレバー114Aに設けられてもかまわない。
(E)
先の実施の形態に係るホットプレート100では「ロック部191cおよび第2受け部114cから成る副ロック機構Rs0」が採用されたが、副ロック機構として図26〜図28に示されるような副ロック機構Rs2が採用されてもよい。この副ロック機構Rs2は、図26に示されるように、主に、回動部591、軸部595、被係止部592、スライドロック部593および突起部594から構成されている。なお、ここで、回動部591、軸部595、スライドロック部593および突起部594はロックレバー114Bに設けられ、被係止部592は係止部191Bに設けられている。回動部591は、軸受け部591aおよび爪部591bを有する。軸受け部591aには、軸部595が挿通されている。すなわち、回動部591は、軸部595を中心として回動可能である。爪部591bは、軸受け部591aの反対側に形成されており、被係止部592に係止可能である。被係止部592は、係止部191Bの外側部分において上方に突出する突起部分である。スライドロック部593は、図26に示されるように回動部591の上にスライド可能に取り付けられている(図27等参照)。突起部594は、図26に示されるようにロックレバー114Bの上部であって回動部591の外側に形成されている。なお、この突起部594は、副ロック機構Rs2がロック状態であるとき、スライドロック部593の後端部と上下方向に対向し(図26参照)、副ロック機構Rs2がロック解除状態であるとき、スライドロック部593の後端部よりも内側に位置する(図27および図28参照)。
なお、この副ロック機構Rs2を解除状態とするためには、使用者は、スライドロック部593を外方に向かって(図27の実線矢印参照)スライドさせた後(図27参照)、スライドロック部593の後端部(軸部595よりも外側の部分)を下方に向かって(図28の実線矢印参照)押し込む(図28参照)。すると、回動部591が下方に回動し、その結果、爪部591bが上方に持ち上げられて被係止部592から外れる。すなわち、使用者は、二回の操作によりこの副ロック機構Rs2を解除することができる。一方、副ロック機構Rs2をロック状態とするためには、使用者は、スライドロック部593の先端部または回動部591の先端部を押し下げて(図28の破線矢印参照)爪部591bを被係止部592に係合させた後(図27参照)、スライドロック部593を係止部側に向かって(図27の破線矢印参照)スライド移動させる。この状態でスライドロック部593の後端部が押圧されても、その下に突起部594が存在するため、そのロック構造が解除されることはない。
このような副ロック機構Rs2は、ホットプレートの縦置き時、上下方向にかかる負荷も受けることができる構造となっているため、主ロック機構Rm0のロック構造を良好に維持することができる。また、この副ロック機構Rs2は、回動部591の可動域が比較的大きい。このため、使用に伴って遮熱板113、ヒータ112、プレート類150,160および蓋体190の積重ね高さが変化したとしても副ロック機構Rs2により主ロック機構Rm0のロック構造を有効に補強することができる。
なお、回動部591、軸部595、スライドロック部593および突起部594が係止部191Bに設けられ、被係止部592がロックレバー114Bに設けられてもかまわない。
また、スライドロック部593は係止部側に向かって付勢されてもよい。このようにすれば、副ロック機構Rs2をロック状態とするとき、使用者は回動部591を係止部191Bに向かって回動させるだけで済む。
また、このような副ロック機構Rs2が採用される場合、主ロック機構Rm0を省略してもかまわない。
(F)
先の実施の形態に係るホットプレート100では「ロック部191cおよび第2受け部114cから成る副ロック機構Rs0」が採用されたが、副ロック機構として図29〜図32に示されるような副ロック機構Rs3が採用されてもよい。この副ロック機構Rs3は、図29に示されるようにロックレバー114Cの幅方向略中央に設けられており、図30に示されるように主にスライドロック部691および被係止部692から構成されている。なお、ここで、スライドロック部691はロックレバー114Cに設けられ、被係止部692は係止部191Cに設けられている。スライドロック部691は、図31に示されるようにロックレバー114Cの上部において上下方向にスライド可能に配置されている。また、このスライドロック部691の下端には、係止部側からロックレバー側に向かうに従って下方に傾斜する傾斜面SL1が形成されている(図32参照)。被係止部692は、係止部191Cの下部外側に配置されている。また、この被係止部692の上端には、ロックレバー側から係止部側に向かうに従って上方に傾斜する傾斜面SL2が形成されている(図32参照)。なお、この傾斜面SL2の下端辺は、スライドロック部691の下端部が被係止部692に外側から接触するときにおいて傾斜面SL1の上端辺よりも下方に位置する。また、この被係止部692は、副ロック機構Rs3がロック状態であるとき、スライドロック部691の下端部と前後方向に対向し(図30参照)、副ロック機構Rs3がロック解除状態であるとき、スライドロック部691の下端部よりも下方に位置する(図31参照)。
なお、この副ロック機構Rs3を解除状態とするためには、使用者は、ロックレバー114Cの上部であってスライドロック部691の後方に形成される空間SP2に指を差し入れ、その指でスライドロック部691を上方に引き出す(図31参照)。このとき、スライドロック部691の下端部は、被係止部692の上方に移動し、被係止部692と前後方向に対向しない状態となる(図31参照)。そして、使用者がこの状態でロックレバー114Cを係止部191Cから離間させると、副ロック機構Rs3のロック構造が完全に解除される(図32参照)。すなわち、使用者は、二回の操作によりこの副ロック機構Rs3を解除することができる。一方、副ロック機構Rs3をロック状態とするためには、使用者は、ロックレバー114Cを係止部191Cに向かって回動させた後、スライドロック部691を下方に押し込む。なお、ロックレバー114Cが係止部191Cに向かって回動させられている途中でスライドロック部691の下端部と被係止部692とが対向した場合であっても、スライドロック部691の傾斜面SL1および被係止部692の傾斜面SL2の位置関係により、スライドロック部691が自動的に上方に持ち上げられる。このため、使用者は、副ロック機構Rs3をロック状態とする際に、スライドロック部691をわざわざ引き上げた状態を維持しながらロックレバー114Cを係止部191Cに向かって回動させる必要がない。なお、この状態で使用者がロックレバー114Cを係止部191Cから離間させようとしても、スライドロック部691が被係止部692に係止されておりその動きが制止されるため、そのロック構造が解除されることはない。
このような副ロック機構Rs3は、ホットプレートの縦置き時、上下方向にかかる負荷も受けることができる構造となっているため、主ロック機構Rm0のロック構造を良好に維持することができる。また、この副ロック機構Rs3は、スライドロック部691の可動域が比較的大きい。このため、使用に伴って遮熱板113、ヒータ112、プレート類150,160および蓋体190の積重ね高さが変化したとしても副ロック機構Rs3により主ロック機構Rm0のロック構造を有効に補強することができる。
なお、スライドロック部691が係止部191Cに設けられ、被係止部692がロックレバー114Cに設けられてもかまわない。
また、スライドロック部691は下方に向かって付勢されてもよい。このようにすれば、副ロック機構Rs3をロック状態とするとき、使用者はロックレバー114Cを係止部191Cに向かって回動させるだけで済む。
また、このような副ロック機構Rs3が採用される場合、主ロック機構Rm0を省略してもかまわない。
(G)
先の実施の形態に係るホットプレート100では「ロック部191cおよび第2受け部114cから成る副ロック機構Rs0」が採用されたが、副ロック機構として図33〜図35に示されるような副ロック機構Rs4が採用されてもよい。この副ロック機構Rs4は、図33に示されるように係止部191Dの幅方向略中央に設けられており、図34に示されるように主にスライドロック部791、ガイド部(図示せず)、フック部792および被係止部793から構成されている。なお、ここで、スライドロック部791、ガイド部(図示せず)およびフック部792は係止部191Dに設けられ、被係止部793はロックレバー114Dに設けられる。スライドロック部791は、板状の部材であって、図34および図35に示されるように係止部191Dの上部においてガイド部に沿ってスライド可能に配置されている。なお、このスライドロック部791の下端は、副ロック機構Rs4がロック状態であるとき(図34参照)、フック部792の上面に近接している。ガイド部は、係止部191Dの内側から外側に向かうに従って下方に傾斜するレールである。フック部792は、図34に示されるように、主に、板バネ部792aおよび爪部792bから形成されている。板バネ部792aは、図34に示されるように、上下方向に延びる連結部794を介して係止部191Dの外郭191dに取り付けられている。爪部792bは、図34に示されるように、板バネ部792aの先端に上向きに取り付けられている。なお、この爪部792bには、係止部側からロックレバー側に向かうに従って下方に傾斜する傾斜面SL3が形成されている(図35参照)。被係止部793は、図34に示されるように、ロックレバー114Dの先端に形成される下向きの爪部である。また、この被係止部793には、ロックレバー側から係止部側に向かうに従って上方に傾斜する傾斜面SL4が形成されている(図35参照)。なお、この傾斜面SL4の上端辺は、爪部792bが被係止部793に外側から接触するときにおいて傾斜面S3の下端辺よりも上方に位置する。また、この被係止部793は、副ロック機構Rs4がロック状態であるとき、フック部792の爪部792bと前後方向に対向し(図34参照)、副ロック機構Rs4がロック解除状態であるとき、フック部792の爪部792bよりも上方に位置する(図35参照)。
なお、この副ロック機構Rs4を解除状態とするためには、使用者は、図34に示されるように、スライドロック部791を下方に押圧しながらロックレバー側に向かって移動させる。このとき、スライドロック部791の下端が板バネ部792aに接触して板バネ部792aを徐々に押し下げ、最終的に図35に示されるように爪部792aが被係止部793と前後方向に対向しない状態となる。そして、使用者がこの状態でロックレバー114Dを係止部191Dから離間させると、副ロック機構Rs4のロック構造が完全に解除される。すなわち、使用者は、二回の操作によりこの副ロック機構Rs4を解除することができる。一方、副ロック機構Rs4をロック状態とするためには、使用者は、ロックレバー114Dを係止部191Dに向かって回動させればよい。なお、ロックレバー114Dが係止部191Dに向かって回動させられている途中でフック部792の爪部792bと被係止部793とが対向した場合であっても、爪部792bの傾斜面SL3および被係止部793の傾斜面SL4の位置関係により、爪部792bが自動的に下方に押し下げられる。そして、被係止部793が爪部792bを通過すると、板バネ部792aが復元して被係止部793と爪部792bとが係合される(図34参照)。このため、使用者は、副ロック機構Rs4をロック状態とする際に、ロックレバー114Dにより板バネ部792aをわざわざ下方にたわませた状態を維持しながらロックレバー114Dを係止部191Dに向かって回動させる必要がない。なお、この状態で使用者がロックレバー114Dを係止部191Dから離間させようとしてもフック部792の爪部792bが被係止部793に係止されておりその動きが制止されるため、そのロック構造が解除されることはない。
このような副ロック機構Rs4は、ホットプレートの縦置き時、上下方向にかかる負荷も受けることができる構造となっているため、主ロック機構Rm0のロック構造を良好に維持することができる。また、この副ロック機構Rs4は、板バネ部792aの可動域が比較的大きい。このため、使用に伴って遮熱板113、ヒータ112、プレート類150,160および蓋体190の積重ね高さが変化したとしても副ロック機構Rs4により主ロック機構Rm0のロック構造を有効に補強することができる。
なお、スライドロック部791、ガイド部(図示せず)およびフック部792がロックレバー114Cに設けられ、被係止部793が係止部191Cに設けられてもかまわない。
また、このような副ロック機構Rs4が採用される場合、主ロック機構Rm0を省略してもかまわない。
(H)
先の実施の形態に係るホットプレート100では「ロック部191cおよび第2受け部114cから成る副ロック機構Rs0」が採用されたが、副ロック機構として図36〜図39に示されるような副ロック機構Rs5が採用されてもよい。この副ロック機構Rs5は、図36に示されるように、主に、爪部891、スライドロック部892、コイルバネ893およびロック解除ボタン894から構成されており、係止部191Eの幅方向端部に設けられている。なお、ここで、爪部891はロックレバー114Eに設けられ、スライドロック部892、コイルバネ893およびロック解除ボタン894は係止部191Eに設けられる。爪部891は、図37に示されるように当接部891aおよび支持部891bから形成されている。支持部891bは、図37に示されるように板状の部位であって、ロックレバー114Eから係止部191Eに向かって延びている(図36参照)。当接部891aは、図37に示されるように、板状の部位であって、支持部891bの先端から上方に向かって延びている。スライドロック部892は、図37に示されるように、主に、爪部受入部892a、爪部スライド部892bおよび爪部収容部892cから形成されており、コイルバネ893によって爪部収容部側から爪部受入部側に向かって付勢されている(図36参照)。爪部受入部892aは、断面コの字の部位であって、その内部空間SP3に爪部891の当接部891aおよび支持部891bの先端部を受け入れることができる(図38参照)。爪部スライド部892bは、コの字状の枠部892dおよびスライド片部892eから形成されている。スライド片部892eは、爪部収容部側から爪部受入部側に向かうに従って背壁側に傾斜する傾斜面SL5を有する部位であって、枠部892dの天壁892hのロックレバー側に配置されており、後述の通り、スライドロック部892を付勢方向に逆らって爪部収容部側に移動させる役目を担っている。爪部収容部892cは、コの字状の枠部892fおよび突起部892gから形成されている。突起部892gは、直方体状のブロック部位であって、枠部892fの天壁892iのロックレバー側に配置されている。そして、この爪部収容部892cは、副ロック機構Rs5がロック状態とされている状態において、爪部スライド部892bと共に当接部891aおよび支持部891bの先端部を収容する役目を担う。なお、副ロック機構Rs5がロック解除状態とされている状態において、爪部891は、スライドロック部892の爪部スライド部892bと対向している。ロック解除ボタン894は、スライドロック部892のコイルバネ配置側の反対側すなわちスライドロック部892の爪部受入部側に配置されており、図36に示されるように、係止部191Eから外部に向かって突出している。そして、このロック解除ボタン894は、副ロック機構Rs5のロック構造を解除する際に使用者によって押圧される。
なお、この副ロック機構Rs5をロック状態とするためには、使用者は、ロックレバー114Eを係止部191Eに向かって回動させればよい。このとき、先ず、爪部891の当接部891aの上部が爪部スライド部892bのスライド片部892eに当接する。そして、そのまま爪部891がスライドロック部892の背面側に押し込まれると(図37の破線白抜矢印参照)、スライドロック部892がコイルバネ893の付勢力に逆らってコイルバネ側に向かって移動する。そして、そのままスライドロック部892を移動させ続けると、当接部891aの上部がスライド片部892eから外れて、当接部891aおよび支持部891bの先端部が爪部受入部892aの内部空間SP3に収容される。すると、コイルバネ893の付勢力によりスライドロック部892がロック解除ボタン側に移動する。その結果、当接部891aおよび支持部891bの先端部が爪部収容部892cおよび爪部スライド部892bの内部空間(図示せず)に収容されて副ロック機構Rs5がロック状態となる。一方、この副ロック機構Rs5を解除状態とするためには、使用者は、先ず、コイルバネ893の付勢力に逆らってロック解除ボタン894を押し込む。このとき、スライドロック部892がコイルバネ893の付勢力に逆らってコイルバネ側に向かって移動し、当接部891aおよび支持部891bの先端部が、図38に示されるように爪部受入部892aの内部空間SP3に位置する状態となる。そして、使用者がこの状態を維持したままロックレバー114Eを係止部191Eから離間させると、副ロック機構Rs5のロック構造が完全に解除される。すなわち、使用者は、二回の操作によりこの副ロック機構Rs5を解除することができる。
このような副ロック機構Rs5は、ホットプレートの縦置き時、上下方向にかかる負荷も受けることができる構造となっているため、主ロック機構Rm0のロック構造を良好に維持することができる。
なお、スライドロック部892、コイルバネ893およびロック解除ボタン894がロックレバー114Eに設けられ、爪部891が係止部191Eに設けられてもかまわない。
また、このような副ロック機構Rs5が採用される場合、主ロック機構Rm0を省略してもかまわない。
(I)
先の実施の形態に係るホットプレート100では蓋体190はプレート枠160の上に載置されたが、蓋体190は本体110の上に載置されてもかまわない。
(J)
先の実施の形態に係るホットプレート100では特に言及しなかったが係止部191の外郭の上部にスリットを形成すると共に、そのスリットに沿ってスライド移動する部材を設け、その部材にピストン291bを連結してもよい。このようにすれば、何らかの原因でピストン291bがガイド部291aや第2受け部114cに引っ掛かったときに手動でその引っ掛かりを解消することができる。
(K)
先の実施の形態に係るホットプレート100では「ロック部191cおよび第2受け部114cから成る副ロック機構Rs0」が採用されたが、副ロック機構として主ロック機構Rm0のような外力負荷で比較的容易に解除される型のロック機構が採用されてもよい。
(L)
先の実施の形態に係るホットプレート100では特に言及しなかったが、ホットプレートの構造が主ロック機構Rm0に過度な負荷が加わらないようなものであれば、副ロック機構Rs0を省略し、主ロック機構Rm0においてさらに第1受け部114bと爪部191bの対を追加することで主ロック機構Rm0のロック構造を補強してもよい。
(M)
先の実施の形態に係るホットプレート100では感熱棒式の温度調節器が採用されたが、バイメタル式の温度調節器が採用されてもよい。なお、バイメタル式の温度調節器では、熱伝導によって熱検知が行われる。
100 ホットプレート(加熱調理器)
110 本体
114b 第1受け部(第1ロック片)
150 平形プレート(加熱板)
160 プレート枠(加熱板)
190 蓋体
191b,391b 爪部(第2ロック片)
Rm0 主ロック機構
Rs0,Rs1,Rs2,Rs3,Rs4,Rs5 副ロック機構

Claims (3)

  1. 本体と、
    前記本体に載置される加熱板と、
    前記本体および前記加熱板の少なくとも一方に着脱自在に載置される蓋体と、
    前記本体に設けられる第1ロック片と、前記蓋体に設けられ、前記第1ロック片と共にロック構造を形成することが可能である第2ロック片とを有する主ロック機構と、
    前記主ロック機構のロック構造を支持するための副ロック機構と
    を備える、加熱調理器。
  2. 前記主ロック機構は、手動解除式のロック機構であり、
    前記副ロック機構は、自動解除式のロック機構である
    請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 本体と、
    前記本体に載置される加熱板と、
    前記本体および前記加熱板の少なくとも一方に着脱自在に載置される蓋体と、
    前記本体に設けられる第1ロック片と、前記蓋体に設けられ、前記第1ロック片と共にロック構造を形成することが可能である第2ロック片とを有し、二回以上の操作でロック構造を解除状態とすることが可能であるロック機構と
    を備える、加熱調理器。
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