JP2014100209A - 有価価値処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者のニーズに極力応えうる有価価値処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】遊技場に設置されている台間機200であって、ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段250と、ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる持玉数情報に係るレートの選択操作を受け付ける入力手段235と、選択されたレートに基づいて、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数情報を換算し、換算された持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う台間機制御手段245と、を備えた構成とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、有価価値処理装置に関する。
遊技場の各遊技機に隣接する等して設置されている台間機等の有価価値処理装置に対し、遊技終了時に遊技者等が終了操作(返却ボタンの押下など)を行うと、その時点で有価価値処理装置に残存している持玉数情報等は、当該遊技者の会員カード等の記録媒体に記録された後、当該記録媒体は当該有価価値処理装置から排出される。
例えば特許文献1では、遊技客が所定のカード返却操作を行うと、台間カード処理機10内部のメモリに記憶した持玉数がカードに記憶される構成が開示されている。
特開2012−157571号公報
しかしながら、従来の台間機や封入式遊技機等の有価価値処理装置では、当該有価価値処理装置(或いは、当該有価価値処理に対応して設置されている遊技機)について設定されたレート(貸し出しレート)で持玉数が記録媒体に記憶されるため、その記録媒体を他のレートが設定された有価価値処理装置で使用しようとする場合、遊技者は新たに現金を投入したり、記録媒体に記録された残金情報を用いたりして新たに玉貸しを受けなければ遊技を行うことはできず、遊技者にとって不便な
ものとなっていた。
そこで本発明は、上記問題点に対処するため、遊技者のニーズに極力応えうる有価価値処理装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる持玉数情報に係るレートの選択操作を受け付ける入力手段と、
選択されたレートに基づいて、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報を換算し、換算された持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えた有価価値処理装置とした。
請求項2の発明は、遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
前記有価価値処理装置で設定されているレートを記憶する有価価値処理装置レート情報記憶手段と、
ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる持玉数情報に係るレートの選択操作を受け付ける入力手段と、
前記設定されているレート及び選択されたレートに基づいて、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報を換算し、換算された持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えた有価価値処理装置とした。
請求項3の発明は、遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる指定持玉数情報に係るレートの選択操作と指定持玉数情報の指定操作を受け付ける入力手段と、
前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報から選択されたレートに係る指定持玉数情報を減算し、選択されたレートに係る指定持玉数情報及び減算後の持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えた有価価値処理装置とした。
請求項4の発明は、遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
前記有価価値処理装置で設定されているレートを記憶する有価価値処理装置レート情報記憶手段と、
ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる指定持玉数情報に係るレートの選択操作と指定持玉数情報の指定操作を受け付ける入力手段と、
前記設定されているレート及び選択されたレートに基づいて、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報を換算し、換算された持玉数情報が指定持玉数情報以上である場合には、指定持玉数情報を前記設定されているレート及び選択されたレートに基づいて換算し、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報から換算された指定持玉数情報を減算し、選択されたレートに係る指定持玉数情報及び減算後の持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えた有価価値処理装置とした。
請求項5の発明は、遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
前記有価価値処理装置で設定されているレートを記憶する有価価値処理装置レート情報記憶手段と、
ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる指定持玉数情報に係るレートの選択操作と指定持玉数情報の指定操作を受け付ける入力手段と、
前記設定されているレート及び選択されたレートに基づいて、指定持玉数情報を換算し、換算された指定持玉数情報が前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報以下である場合には、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報から換算された指定持玉数情報を減算し、選択されたレートに係る指定持玉数情報及び減算後の持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えた有価価値処理装置とした。
請求項6の発明は、遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
前記有価価値処理装置で設定されているレートを記憶する有価価値処理装置レート情報記憶手段と、
ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる指定持玉数情報に係るレートの選択操作と持玉数を換算する割合の選択操作を受け付ける入力手段と、
前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報に前記選択された持玉数を換算する割合を乗算して指定持玉数情報を算出し、前記設定されているレート及び選択されたレートに基づいて、指定持玉数情報を換算し、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報から指定持玉数情報を減算し、選択されたレートに係る指定持玉数情報及び減算後の持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えた有価価値処理装置とした。
本発明は、記録媒体の返却時に、遊技者等のユーザから当該記録媒体に記憶させる持玉数のレートの選択操作を受け付け、選択されたレートで換算された持玉数を記録媒体に記憶する構成としたため、遊技者等のユーザのニーズに極力応えることができる。
本発明は、遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる持玉数情報に係るレートの選択操作を受け付ける入力手段と、選択されたレートに基づいて、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報を換算し、換算された持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えた構成とすることによって、遊技者等のユーザのニーズに極力応えることができる。
本発明の一実施例である実施例1の管理システムの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例1の管理システムの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例1の管理システムの遊技機の全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例1の管理システムの台間機のハードウェア構成を例示的に示す概念図である。 (a)及び(b)はいずれも、本発明の一実施例である実施例1の管理システムの台間機の表示手段及び入力手段の構成を例示的に示す概念図である。 (a)及び(b)はいずれも、本発明の一実施例である実施例1の管理システムの台間機の表示手段及び入力手段の構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例1の管理システムの管理装置のハードウェア構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例1の遊技情報記憶領域の構造を模式的に示した図である。 本発明の一実施例である実施例1の管理システムの台間機が実行する処理の流れを示す流れ図である。 本発明の一実施例である実施例1の管理システムの台間機が実行する処理の流れを示す流れ図である。 本発明の一実施例である実施例2の管理システムの台間機のハードウェア構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例2の管理システムの台間機の表示手段及び入力手段の構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例2の管理システムの台間機が実行する処理の流れを示す流れ図である。 本発明の一実施例である実施例3の管理システムの台間機のハードウェア構成を例示的に示す概念図である。 (a)及び(b)はいずれも、本発明の一実施例である実施例3の管理システムの台間機の表示手段及び入力手段の構成を例示的に示す概念図である。 (a)及び(b)はいずれも、本発明の一実施例である実施例3の管理システムの台間機の表示手段及び入力手段の構成を例示的に示す概念図である。 (a)及び(b)はいずれも、本発明の一実施例である実施例3の管理システムの台間機の表示手段及び入力手段の構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例3の管理システムの台間機が実行する処理の流れを示す流れ図である。 本発明の一実施例である他の実施例の管理システムの台間機が実行する処理の流れを示す流れ図である。 本発明の一実施例である実施例4の管理システムの台間機のハードウェア構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例4の管理システムの台間機の表示手段及び入力手段の構成を例示的に示す概念図である。 (a)及び(b)はいずれも、本発明の一実施例である実施例4の管理システムの台間機の表示手段及び入力手段の構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例4の管理システムの台間機が実行する処理の流れを示す流れ図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施例を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<管理システムの構成>
図1は、本実施例に係る管理システムのシステム構成を例示的に示したブロック図である。
図1に示すように、管理システムは、遊技機100、台間機200、台管理装置300、島管理装置400、管理装置500、遊技者用記録媒体700、及び、これらの機器を接続するネットワーク801から構成されている。詳しくは、複数台の遊技機100が設置され、各遊技機100に対応して台間機200が設置されている。そして、遊技機100及び台間機200は、台管理装置300や島管理装置400を介して、遊技場に設置されている各機器を管理・統括する管理装置500とネットワーク801を用いて接続されている。また、遊技者用記録媒体700は、遊技者が保持し、当該遊技者の持玉数等を記憶する。これらの各機器等については、後ほど詳細に述べる。
ところで、図1に例示した管理システムの構成は、本実施例に係る構成を説明するための基本的なものである。実際の遊技場において管理システムを運用する場合は、用途や目的、或いは、機器の配置等の制約条件に基づいて、多様な構成を取ることができる。例えば、図2のように、管理装置500に遊技機100及び台間機200が直接接続されている構成としてもよい。次に、図1に例示した管理システムの各構成要素について、順に説明する。
<遊技機100の構成>
まず、遊技機100の構成について、遊技機100の外観構成の概略を例示した模式図である図3を参照して、説明する。
なお、本実施例における遊技機100については、所定の入賞イベントの発生に応じて、遊技媒体であるパチンコ玉の払い出しを行うパチンコ機を例に説明することとする。
遊技機100には、盤面111が設けられ、盤面111上には外レール112が配設され、パチンコ玉が転動可能な遊技領域Aを区画形成している。遊技領域Aには、図柄表示装置113、始動入賞口114、大当たり入賞口115、アウト口116、通常入賞口(図示省略)、遊技媒体の流下に変化を与える谷釘117等の多数の遊技釘(図示省略)等が備えられている。また、外レール112の内側に内レール118が配設され、遊技媒体発射領域Bを区画形成している。また、遊技機100の下部には、盤面111へ打ち込むパチンコ玉や払い出されたパチンコ玉を格納する上皿121や、上皿121から溢れたパチンコ玉を貯留する下皿122と、パチンコ玉の打ち込みの強さを調整するハンドル123等が備えられている。ハンドル123を遊技者が操作すると、発射モータや打球槌を備えた発射装置(図示省略)が動作する。つまり、発射モータが駆動し、打球槌が動作等して、上皿121内に格納されているパチンコ玉が弾発発射される。発射されたパチンコ玉は、遊技機100内の遊技媒体発射領域Bを通過して遊技領域Aに放出される。そして、遊技領域Aの上部に到達したパチンコ玉は、遊技釘等によって進行方向を変えながら下方に落下し、始動入賞口114や大当たり入賞口115等の入賞口に入賞するか、いずれの入賞口にも入賞することなく、アウト口116に到達し、回収される。
図柄表示装置113は、図柄の組合せやデモ表示等により抽選結果の報知や演出表示を行う例えばCRT、液晶等である。また、図柄表示装置113は、始動入賞口114をパチンコ玉が通過し、始動入賞が発生したことを条件として、複数種類の図柄を上から下に向かってスクロールさせ可変表示する。また、図柄表示装置113は、抽選が終了すると抽選の結果に応じて、予め複数種類定められた特定の図柄のうちのいずれかを表示する。例えば、抽選の結果大当たりに当選した場合には、「777」や「333」等の大当たり図柄を表示する。
始動入賞口114は、ハンドル123等の操作により遊技機100内に発射されたパチンコ玉が入賞すると、パチンコ玉の入賞を検知する。その結果、始動入賞が発生し、遊技機100の内部に設けられている遊技制御基板(図示省略)等において抽選が実施される。当選した場合(上述したように、図柄表示装置113において特定の図柄が確定した場合)は大当たり状態が発生する。
大当たり入賞口115は、通常はパチンコ玉が入賞しないように閉鎖されているが、大当たりに当選した場合に開放される。大当たり入賞口115にパチンコ玉が入賞すると、相当数(例えば、入賞したパチンコ玉1個につき15個)のパチンコ玉が払い出される。大当たり入賞口115の開放は、大当たり発生後、所定時間(例えば、30秒)が経過するまで、若しくは、所定数のパチンコ玉が大当たり入賞口115に入賞するまで継続する。この一回の開放をラウンドと呼ぶ。一般的に、大当たり入賞口115はパチンコ玉が通過しやすい位置に設けられるため、大当たりの発生期間(ラウンド中)においては大量のパチンコ玉が払い出されることになる。
アウト口116は、遊技機100内に発射されたパチンコ玉が、始動入賞口113、大当たり入賞口114等のいずれの入賞口にも入賞しなかった場合に当該パチンコ玉を回収する回収口である。
<台間機200の構成>
台間機200は、玉貸機、メダル貸機としての有価価値処理装置であり、遊技機100に対応して設けられている。この台間機200は、遊技者による現金の投入や、遊技に使用可能な価値としての持玉数情報や残金情報を記録した遊技者用記録媒体700を受け付けて、所定量のパチンコ玉、メダル等の遊技媒体を払い出し、遊技者による遊技機100での遊技を可能にする。
台間機200は、図4に示すように少なくとも読み取り/書き込み手段210と、紙幣識別手段215と、台間機レート情報記憶手段220と、選択レート情報記憶手段225と、通信手段230と、入力手段235と、表示手段240と、台間機制御手段245と、持玉数情報記憶手段250と、残金情報記憶手段255と、貯玉数記憶手段260と、これらの各装置を接続する信号線であるバス265から構成されている。
<読み取り/書き込み手段210の構成>
読み取り/書き込み手段210は、遊技者用記録媒体700の挿入を受け付ける挿入口(図示省略)に連設されている。また、読み取り/書き込み手段210は、例えばカードリーダ/ライタであって、台間機制御手段245からの命令に応じて、挿入口に挿入されている遊技者用記録媒体700から遊技者識別情報、持玉数情報、残金情報等の情報を読み取り、かつ、遊技者用記録媒体700に遊技者識別情報、持玉数情報、残金情報等の情報を書き込む。
<紙幣識別手段215の構成>
紙幣識別手段215は、紙幣挿入口(図示省略)に投入された紙幣を取り込んでその真贋や、「10,000円札」、「5,000円札」、「2,000円札」、「1,000円札」といった紙幣種別の識別を行う。
<台間機レート情報記憶手段220の構成>
台間機レート情報記憶手段220には、当該台間機200で設定されているレートが記憶されている。なお、ここで「レート」とは、遊技媒体であるパチンコ玉、若しくは、メダルと、現金との交換比率である。例えば、レートとしては、「1円でパチンコ玉1個と交換」、「4円でパチンコ玉1個と交換」、「8円でメダル1枚と交換」、「20円でメダル1枚と交換」がある。従って、このレートに基づいて、遊技者等のユーザに対し遊技媒体の貸し出しが行われる。また、遊技者等のユーザが当該台間機200に対応する遊技機100で遊技した結果、獲得した持玉は、このレートで価値が換算される。即ち、例えば、当該台間機200のレートが「4円」と設定されており、獲得した持玉数が「50個」の場合、当該持玉の価値は、「200円」となる。一方、当該台間機200のレートが「1円」と設定されており、獲得した持玉数が「50個」の場合、当該持玉の価値は、「50円」となる。
<選択レート情報記憶手段225の構成>
選択レート情報記憶手段225には、遊技者等のユーザ等によってタッチパネル2351等を通じて選択された、遊技者用記録媒体700に記憶させる持玉数のレートが記憶される。
<通信手段230の構成>
通信手段230は、管理装置500等の外部機器との通信を行う。
<入力手段235の構成>
入力手段235は、遊技場の遊技者等のユーザからの操作を受け付ける、例えば、ボタンやテンキーやタッチパネルである。入力手段235を用いて、遊技場の遊技者等のユーザは、台間機200に対して台間機200を制御するコマンド等を入力指示する。具体的には、遊技者等のユーザが台間機200に挿入されている遊技者用記録媒体700を排出させる際に、自身の持玉を当該台間機200で設定されているレートとは異なったレートに換算して遊技者用記録媒体700に記憶させたい場合、入力手段235の1つであるタッチパネル2351の機能も有する表示手段240上に表示されたアイコン2401を操作して、図5(a)に示すように「メニュー画面」から「返却持玉のレート選択画面」を選択し、図5(b)に示すように「返却持玉のレート選択画面」で遊技者用記録媒体700に記憶させる持玉のレートを選択し、図6(a)に示すように、換算後の持玉数の遊技者用記録媒体700への記憶を実行させる。一方、遊技者等のユーザが、持玉数の換算を行うことなく台間機200に挿入されている遊技者用記録媒体700を排出させたい場合、入力手段235の1つである返却ボタン2352を押し下げる。
<表示手段240の構成>
表示手段240は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRT等の表示手段であり、入力手段235から入力された命令や、それに対する台間機200の応答出力等を表示するものである。例えば、表示手段240は、図5(b)に示すように、遊技者用記録媒体700に記憶させる持玉のレートを選択する「返却持玉のレート選択画面」を表示する。また、表示手段240は、図6(a)に示すように、選択されたレートで換算後の持玉数を表示する。なお、これらの場合には、上述したように表示手段240は、アイコン2401がタッチパネル2351としての機能も有し、遊技者等のユーザからの選択操作等を受け付ける。また、表示手段240は、対応して設置されている遊技機100の遊技関連情報等を表示する構成としても良い。
<持玉数情報記憶手段250の構成>
持玉数情報記憶手段250は、例えば、フラッシュメモリのような記憶手段であって、後述する各台計数機1300で計数された遊技媒体数情報(いわゆる持玉数)を記憶する。
<残金情報記憶手段255の構成>
残金情報記憶手段255は、例えば、フラッシュメモリのような記憶手段であって、遊技者等のユーザにより台間機200に挿入された現金のうち遊技媒体の貸し出しに使用されていない金額に係る情報(残金情報)を記憶する。
<貯玉数情報記憶手段260の構成>
貯玉数情報記憶手段260は、例えば、フラッシュメモリのような記憶手段であって、遊技場の会員である遊技者が、以前の遊技で遊技場に貯蓄した遊技媒体数(いわゆる貯玉数)を記憶するための手段である。
<台間機制御手段245の構成>
台間機制御手段245は、例えばマイクロプロセッサのような制御手段であって、台間機200全体を管理し動作を制御する。以下、台間機制御手段245が行う制御について、具体的に説明する。
まず、台間機制御手段245は、台間機200に挿入されている遊技者用記録媒体700に記憶されている情報を読み取る読み取り制御を行う。即ち、台間機制御手段245は、読み取り/書き込み手段210を通じて、遊技者用記録媒体700の台間機200への挿入を認識すると、遊技者用記録媒体700に記憶されている遊技者識別情報を読み取り、通信手段230を通じて、読み取った遊技者識別情報と遊技者用記録媒体700が台間機200に挿入された旨を示す挿入信号とを管理装置500に出力する制御を行う。
また、台間機制御手段245は、会員である当該遊技者の貯玉に係る制御を行う。即ち、台間機制御手段245は、挿入された遊技者用記録媒体700が会員カード等であって、出力した遊技者識別情報に係る貯玉数情報を管理装置500から受信した場合は、当該貯玉数情報を貯玉数情報記憶手段260に記憶させる制御を行う。そして、台間機制御手段245は、入力手段235を通じて遊技者等のユーザからの遊技媒体払戻操作を受け付けると、貯玉数情報記憶手段260に記憶されている貯玉数の残高から引き落としを行い、所定量のパチンコ玉、メダル等の遊技媒体を払い出し、遊技者に払い戻すと共に、再プレイ信号を外部に出力する制御を行う。具体的には例えば、25個の遊技媒体の払い出しが行われる毎に1パルスの再プレイ信号が出力される。
また、台間機制御手段245は、いわゆる貸玉に係る制御を行う。即ち、台間機制御手段245は、挿入された遊技者用記録媒体700に記憶されている残金情報を、残金情報記憶手段255に記憶させる制御を行う。また、台間機制御手段245は、紙幣挿入口への紙幣の挿入を、紙幣識別手段215を通じて認識すると、挿入された紙幣の有価価値に応じた残金情報を、残金情報記憶手段255に記憶させる制御を行う。そして、台間機制御手段245は、入力手段235を通じて遊技者等のユーザからの遊技媒体貸出操作を受け付けると、残金情報記憶手段255に記憶されている残金情報から引き落としを行い、所定量のパチンコ玉、メダル等の遊技媒体を払い出す制御を行うと共に、いわゆる貸遊技媒体の払い出しを行ったことを示す売上信号を外部に出力する制御を行う。例えば、25個の遊技媒体の貸し出しが行われる毎に1パルスの売上信号が出力されるというような制御を行う。なお、通常は一度の遊技媒体貸出操作によって払い出される遊技媒体の数は、予め設定されている。従って、例えば一度に125玉が貸玉として払い出されるよう設定されている場合は、一度の遊技媒体貸出操作によって5パルスの売上信号が出力されることとなる。
また、台間機制御手段245は、いわゆる持玉に係る制御を行う。即ち、台間機制御手段245は、挿入された遊技者用記録媒体700に記憶されている持玉数を、持玉数情報記憶手段250に記憶させる制御を行う。また、台間機制御手段245は、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数の範囲内で持玉の払い戻し操作を遊技者から受け付けると、所定量の遊技媒体の払い出しの制御を行うと共に、払い出した遊技媒体数に相当する数を、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数から減算する制御を行う。
また、台間機制御手段245は、遊技者用記録媒体700の排出時に、入力手段235を通じて遊技者等のユーザから、返却持玉のレートの選択操作を受け付けると、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数を選択されたレートで換算し、換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶させる制御を行い、かつ、遊技者用記録媒体700を台間機200から排出させる制御を行う。詳しくは、この記憶させ、かつ、排出させる制御は、主として、「返却持玉のレートの選択操作の受付」、「選択されたレートで持玉数を換算」、「換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶」、「遊技者識別情報等を管理装置500に送出」、「遊技者用記録媒体を排出」といった構成からなる。これらの構成について、以下具体的に説明する。
<返却持玉のレートの選択操作の受付>
台間機制御手段245は、タッチパネル2351を通じて遊技者等のユーザから、返却持玉のレートの選択操作を受け付けると、選択されたレートを選択レート情報記憶手段225に記憶させる制御を行う。
<選択されたレートで持玉数を換算>
また、台間機制御手段245は、台間機レート情報記憶手段220に記憶されている当該台間機200のレートと、選択レート情報記憶手段225に記憶されている遊技者等のユーザによって選択されたレートを参照し、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数を選択されたレートで換算する。具体的には、換算は以下のように行う。
持玉数×(台間機200のレート/選択されたレート)=換算後の持玉数
例えば、持玉数が「2603個」、台間機200のレートが「1円」、選択されたレートが「4円」の場合について換算後の持玉数を算出する。
2603個×(1円/4円)=650個・・・余り3個
つまり、換算後の持玉数は、「650個」となる。なお、「余り」は、換算できなかった分である。
また、台間機制御手段245は、換算後の持玉数及び換算できなかった余り分を図6(a)に示すように表示手段240上に表示させる制御を行う。図6(a)では、換算後の持玉数が「650個」、換算できなかった余り分の持玉数が「3個」と表示されている。
<換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶>
また、台間機制御手段245は、タッチパネル2351を通じて遊技者等のユーザから、換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700へ記憶させる旨の実行操作を受け付けると、読み取り/書き込み手段210を通じて、換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に書き込ませる制御を行う。なお、上記具体例では、換算によって、4円レートで換算された「650個」と、換算されなかった1円レートの「3個」とで持玉数が2種類のレートに区分けされた。このように、換算によって持玉数がレート毎に区分けされた場合には、台間機制御手段245は、区分けされたレート毎に持玉数を遊技者用記録媒体700に書き込ませる制御を行う。また、台間機制御手段245は、残金情報記憶手段255に記憶されている残金情報を、読み取り/書き込み手段210を通じて、遊技者用記録媒体700に書き込ませる制御を行う。また、換算後の持玉数等を記憶させる遊技者用記録媒体700とは、台間機200に会員カードやビジターカード等の遊技者用記録媒体700が挿入されている場合には、挿入されている当該遊技者用記録媒体700を指し、台間機200に遊技者用記録媒体700が挿入されていない場合には、台間機700の内部に保持されているビジターカード等の遊技者用記録媒体700を指す。
<遊技者識別情報等を管理装置500に送出>
また、台間機制御手段245は、管理装置500に対し、台間機200から排出される遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報と、当該遊技者用記録媒体700に記憶させた持玉数情報及び残金情報と、貯玉数記憶手段260に記憶されている貯玉数情報と、当該遊技者用記録媒体700が台間機200から排出されることを示す排出信号とを出力する制御を行う。
<遊技者用記録媒体を排出>
また、台間機制御手段245は、挿入されている遊技者用記録媒体700、若しくは、台間機200の内部に保持されていた遊技者用記録媒体700を排出させる制御を行う。
また、図3で示されているように、台間機200には各台計数機1300が接続されている。この各台計数機1300は、遊技機100の下皿122の下部等に配置され、遊技者が遊技機100で遊技を行った結果獲得した遊技媒体のうち、遊技機100の上皿121、若しくは、下皿122から流下した遊技媒体(いわゆる持玉)を検知し、検知信号を台間機200に送出する構成となっている。台間機制御手段245は、検知信号に基づき持玉数を算出し、当該持玉数を持玉数情報記憶手段250に累積的に記憶させる。
なお、台間機200は、遊技媒体貸出時等に遊技媒体の払い出しを遊技機100に対して指令可能な、いわゆるCRユニットであっても良いことは当然である。また、本実施例においては、遊技者等のユーザに遊技者用記録媒体700を挿入させる構成の台間機200を想定して説明したが、この構成に限定されるわけではなく、遊技者等のユーザに遊技者用記録媒体700を近接させる構成の台間機200としても良い。
<台管理装置300の構成>
台管理装置300は、接続された台間機200から売上信号や再プレイ信号を取得し、島管理装置400、管理装置500等に送出する情報処理装置であり、本実施例では図1に示すように、1台の台管理装置300に、2組の遊技機100及び台間機200の組み合わせが接続される構成としている。但し、他の実施例ではこれに限らず、1台の台管理装置300にさらに多くの遊技機100及び台間機200の組み合わせが接続される構成としても良いし、台管理装置300と、遊技機100及び台間機200の組み合わせが1対1で接続される構成としても良い。なお、本実施例では、台管理装置300は接続された台間機200から売上信号等を取得すると、予め各台間機200との接続ポートに対応して設定されたポート番号と、台管理装置300自身に設けられたロータリースイッチ等で設定された台管理装置特定情報とを付加して、当該売上信号等を島管理装置400に出力する構成としている。
<島管理装置400の構成>
島管理装置400は、台管理装置300と管理装置500との接続を仲介する情報処理装置である。本実施例の管理システムにおいては、複数の台管理装置300は1以上のグループに分類され、島管理装置400は、グループ毎に、台管理装置300を管理する。即ち、図1に示すように、島管理装置400は複数台の台管理装置300と接続される構成としている。ただし、他の実施例ではこれに限られないことは当然である。なお、本実施例では、島管理装置400は接続された台管理装置300から送出された売上信号等を取得すると、島管理装置400自身に設けられたロータリースイッチ等で設定された島管理装置特定情報を付加して、当該売上信号等を管理装置500に出力する構成としている。
<管理装置500の構成>
管理装置500は、管理システムの全体を管理し、遊技場に設置されている各台間機200の売上信号等を集計・管理する情報処理装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(WS)等で実現される。
ここで、管理装置500のハードウェア構成について、図7を参照して説明する。図7は、管理装置500のハードウェア構成を模式的に示したブロック図である。
外部記録媒体接続手段503は、メディアへのアクセスを実現するためのものであり、メディア(記録媒体)504に記憶されたプログラム等を管理装置500にロードすることができる。なお、メディア504には、例えば、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO等が含まれる。
記憶手段505は、大容量メモリとして機能する、例えばHDD(ハードディスクドライブ)を有しており、記憶手段505には、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等が記憶される。
また、この記憶手段505には遊技情報記憶領域551、機器情報記憶領域553が設けられている。ただし、この構成に限定されるわけではなく、例えば遊技情報記憶領域551や機器情報記憶領域553をメディア504に設ける構成としてもよい。
遊技情報記憶領域551には、遊技者毎の遊技情報が記憶される。即ち、図8に示すように、遊技者識別情報毎に区分けされて遊技情報が記憶される。遊技情報には例えば、売上信号に基づいて算出された売上数(遊技者が貸し出しを受けた遊技媒体のうち、払い出された遊技媒体数)が含まれる。また、再プレイ信号に基づいて算出された再プレイ数(遊技者のいわゆる貯玉から払い戻された遊技媒体数)も含まれる。更に、持玉数及び残金情報(遊技者により台間機200に挿入された現金のうち遊技媒体の貸し出しに使用されていない金額に係る情報)も含まれる。なお、持玉数については、例えば「1円」、「4円」、「8円」、「20円」といったレート毎に区分けされて記憶される。また、遊技場の会員に係る遊技者については、遊技情報として貯玉数も含まれる。なお、遊技場の会員に係る遊技者については、更に、氏名、住所、電話番号、Eメールアドレス、生年月日、年齢、性別等を含んでも良い(図示省略)。
機器情報記憶領域553には、島管理装置特定情報、台管理装置特定情報及びポート番号と、台間機識別情報とが対応して記憶されている。これにより、例えば1番の島管理装置400の1番の台管理装置300のポート4に接続されているのは機器番号1の台間機200である、というように台間機200を特定することができる。また、台間機200から売上信号等と共に受信した島管理装置特定情報、台管理装置特定情報及びポート番号に基づいて、当該売上信号等を出力した台間機200を特定することができる。
なお、記憶手段505に、内部に基本I/Oプログラム等のプログラム、基本処理において使用する各種データを記憶する、例えば、ROM(Read Only Memory)を有する構成としても良い。また、記憶手段505に、各種データを一時記憶するための制御手段510の主メモリ、ワークエリア等として機能する、例えば、RAM(Random Access Memory)を有する構成としても良い。
入力手段506は、例えば、キーボードやポインティングデバイス(マウス等)、タッチパネルである。入力手段506を用いて、遊技場の従業員等は、管理装置500に対して、管理装置500を制御するコマンド等を入力指示する。
表示手段507は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRT等のような表示手段であり、入力手段506から入力されたコマンドや、それに対する管理装置500の応答出力等を表示するものである。
バス509は、管理装置500内のデータの流れを司るものであり、管理装置500内の制御手段510や記憶手段505等の各装置を接続する信号線である。508は通信手段であり、この通信手段508を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。
制御手段510は、例えばCPU(Central Processing Unit)のような制御手段であって、記憶手段505に記憶されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し、記憶手段505にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に記憶させる制御を行う。
また、制御手段510は、台間機200から受信した売上信号や再プレイ信号に基づき、遊技情報を遊技者識別情報毎に区分けして、記憶手段505の遊技情報記憶領域551に記憶させる制御を行う。以下、具体的に説明する。
制御手段510は、台間機200から挿入信号と、遊技者識別情報とを受信すると、当該遊技者用記録媒体700が挿入された台間機200と、挿入された当該遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報を特定する。そして、この挿入信号の受信後に、前記特定した台間機200から売上信号や再プレイ信号等を受信すると、当該売上信号や再プレイ信号等に基づいて売上数や再プレイ数等の各遊技情報を算出し、算出した遊技情報を、前記特定した遊技者識別情報に関連付けて遊技情報記憶領域551に記憶させる制御を行う。
なお、ビジターの遊技者でビジターカード等の遊技者用記録媒体700を有していない場合(或いは会員の遊技者であるが、会員カード等の遊技者用記録媒体700を台間機200に挿入しないで遊技を行おうとする場合)、遊技を開始するためには、台間機200に現金を挿入して遊技媒体の貸し出しを受ける必要がある。この場合は、遊技者用記録媒体700が台間機200に挿入されないため、台間機200から遊技者識別情報は出力されない。したがって、かかる場合は、制御手段510は、当該台間機200から売上信号を受信した場合に遊技開始と判断し、仮遊技者識別情報を付与し、当該仮遊技者識別情報に関連付けて各遊技情報を記憶させる制御を行う。営業開始後最初に当該台間機200から受信した信号が売上信号である場合や、前回当該台間機200から受信した排出信号の後、最初に受信した信号が売上信号である場合等に、かかる処理を行うこととなる。また、当該遊技者が遊技者用記録媒体700の排出操作(例えば、上述したレートの選択操作)を行った場合、制御手段510は、当該仮遊技者識別情報を台間機200から排出されるビジターカード等の遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報に書き換えて記憶させる制御を行う。
また、制御手段510は、台間機200から挿入信号と、遊技者識別情報とを受信すると、遊技情報記憶領域551に記憶されている当該遊技者識別情報に係る遊技情報を参照し、貯玉数情報が記憶されている場合には、挿入信号等を出力した台間機200に対し、当該貯玉数情報を出力する制御を行う。
また、制御手段510は、排出信号及び遊技者識別情報と共に、持玉数情報、残金情報、貯玉数情報を受信すると、当該持玉数情報、残金情報、貯玉数情報を受信した遊技者識別情報に関連付けて遊技情報記憶領域551に記憶させる制御を行う。なお、制御手段510は、受信した持玉数情報がレート毎に区分けされている場合には、当該レート毎に区分けして記憶させる。
なお、以上の各手段と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
本実施例では、メディア504から本実施例に係るプログラム及び関連データを直接記憶手段505のRAM等にロードして実行させる例を示しているが、これ以外にも、本実施例に係るプログラムを動作させる度に、既にプログラムがインストールされている記憶手段505のHDD等から記憶手段505のRAM等にロードするようにしてもよい。また、本実施例に係るプログラムを記憶手段505のROM等に記憶しておき、これをメモリマップの一部をなすように構成し、直接制御手段510で実行することも可能である。
また、本実施例では、説明の便宜のため、管理装置500を1つの装置で実現した構成について述べているが、複数の装置にリソースを分散した構成によって実現してもよい。例えば、記憶や演算のリソースを複数の装置に分散した形に構成してもよい。或いは、管理装置500上で仮想的に実現される構成要素毎にリソースを分散し、並列処理を行うようにしてもよい。
<遊技者用記録媒体700の構成>
遊技者用記録媒体700は、遊技場を利用する遊技者のうち、会員登録された遊技者が利用する会員カード等と、遊技場を利用する遊技者のうち、会員登録されていない遊技者が主として利用するビジターカード等の両方を含む概念である。遊技者用記録媒体700は、具体的には、磁性体の帯が設けられ、当該帯の磁性を変化させることで情報を格納する磁気ストライプカードや、情報の格納や情報の演算を行うIC(集積回路)が設けられたICカード等が挙げられる。また、遊技者用記録媒体700は、記憶手段(図示省略)を有しており、当該記憶手段には遊技者識別情報が記憶されている遊技者識別情報記憶領域と、当該記録媒体を利用する遊技者の残金情報を記憶する記録媒体残金情報記憶領域と、当該記録媒体を利用する遊技者の持玉数をレート毎に区分けして記憶する記録媒体持玉数記憶領域とが設けられている。
ここで、遊技者識別情報とは遊技者を識別する情報であって、例えば、文字、数字、若しくは、これらの組み合わせである。そして、この遊技者識別情報自体に、当該遊技者が会員であるか、あるいは、ビジターであるかを識別する役割を持たせる構成としても良い。例えば、当該遊技者が会員である場合には、遊技者識別情報の最初に「M」の文字を付加し、当該遊技者がビジターである場合には、遊技者識別情報の最初に「V」の文字を付加する。一方、遊技者用記録媒体700の前記記憶手段内に、会員であるか、あるいはビジターであるかを識別する情報を記憶する記憶領域を別途設ける構成としても良い。また、この遊技者識別情報として、遊技者用記録媒体700に記録されている固有の識別情報を用いる構成としても良い。
なお、遊技者用記録媒体700は、磁気ストライプカードやICカードに限られるものではなく、例えば携帯電話を用いても良い。この場合、遊技者識別情報として電話番号や携帯電話に内蔵されているICチップに記録されている固有の識別情報を用いることができる。
<ネットワークの構成>
ネットワーク801は、典型的には、LAN(Local Area Network)であるが、有線/無線を問わずデータ送受信可能な回線であればどのような構成でもよい。例えば、公衆回線(アナログ回線、ISDN(Integrated Services Digital Network)等)やWAN(WideArea Network)、無線LAN等により構成してもよい。なお、ネットワーク801上の通信プロトコルは、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等を採用することができる。ここまでが、本実施例1における管理システムの各構成要素の説明である。
<台間機200の処理の流れ>
次に、本実施例における台間機200が実行する処理の流れを、図5、図6、図9を参照して説明する。なお、以下の処理は遊技場に設置された各台間機200について独立に実行する。
遊技者等のユーザが、遊技者用記録媒体700の排出時に、台間機200のタッチパネル2351にタッチして返却持玉のレートの選択操作を行う。図5では、遊技者等のユーザが「メニュー画面」上で「返却持玉のレートの選択」のアイコン2401をタッチし(図5(a)参照)、「返却持玉のレートの選択画面」上で「玉:4円」のアイコン2401にタッチし(図5(b)参照)、「4円」のレートを選択した例が示されている。台間機200は、タッチパネル2351を通じて遊技者等のユーザから返却持玉のレートの選択操作を受け付けると(ステップS901)、選択されたレートを選択レート情報記憶領域225に記憶する。台間機200は、台間機レート情報記憶手段220に記憶されている自身のレートと、選択レート情報記憶手段225に記憶されている遊技者等のユーザによって選択されたレートを参照し、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数を選択されたレートで換算する(ステップS902)。具体的には、自身のレートを選択されたレートで除してレート比を算出し、持玉数に算出されたレート比を乗算して、換算後の持玉数を算出する。台間機200は、換算後の持玉数を表示手段240上に表示する(ステップS903)。図6(a)では、「4円」のレートで換算された換算後の持玉数「650個」と、換算できなかった余り分として、「1円」のレートのままの持玉数「3個」が表示されている。その画面上で、遊技者等のユーザが「実行」のアイコン2401にタッチすると(図6(a)参照)、台間機200は、読み取り/書き込み手段210を通じて、換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に書き込む(ステップS904)。台間機200は、残金情報記憶手段255に記憶されている残金情報を、読み取り/書き込み手段210を通じて、遊技者用記録媒体700に書き込む。台間機200は、管理装置500に対し、自身から排出される遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報と、当該遊技者用記録媒体700に記憶させた持玉数情報及び残金情報と、貯玉数記憶手段260に記憶されている貯玉数情報と、当該遊技者用記録媒体が台間機200から排出されることを示す排出信号とを出力する(ステップS905)。台間機200は、挿入されている遊技者用記録媒体700、若しくは、自身の内部に保持されていた遊技者用記録媒体700を排出させる(ステップS906)。
一方、遊技者等のユーザが、遊技者用記録媒体700の排出時に、返却ボタン2352を押し下げる。図10に示すように、台間機200は、返却ボタン2352を通じて遊技者等のユーザから遊技者用記録媒体700の排出操作を受け付けると(ステップS1001)、台間機200は、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数と、残金情報記憶手段255に記憶されている残金情報を、読み取り/書き込み手段210を通じて、遊技者用記録媒体700に書き込む(ステップS1002)。台間機200は、管理装置500に対し、自身から排出される遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報と、当該遊技者用記録媒体700に記憶させた持玉数情報及び残金情報と、貯玉数記憶手段260に記憶されている貯玉数情報と、当該遊技者用記録媒体が台間機200から排出されることを示す排出信号とを出力する(ステップS905)。台間機200は、挿入されている遊技者用記録媒体700、若しくは、自身の内部に保持されていた遊技者用記録媒体700を排出させる(ステップS906)。
このように、遊技者用記録媒体700の返却時に、遊技者等のユーザから当該遊技者用記録媒体700に記憶させる持玉数のレートの選択操作を受け付け、選択されたレートで換算された持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶する構成としたため、遊技者等のユーザのニーズに極力応えることができる。即ち、例えば「1円でパチンコ玉1個と交換」するというレートが設定されている台間機200に対応する遊技機100で遊技した結果獲得した持玉を、それ以外のレート(例えば、「4円でパチンコ玉1個と交換」)が設定されている台間機200に対応する遊技機100の遊技で使用することができ、便宜である。
また、上記実施例においては、台間機200に返却ボタン2352が設けられている構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、返却ボタン2352が遊技機100に設けられている構成としても良い。
また、上記実施例においては、台間機200のレートを選択されたレートで除算してレート比を算出し、算出されたレート比に持玉数を乗算して換算後の持玉数を算出する構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、選択されたレートを台間機200のレートで除算してレート比を算出し、持玉数を算出されたレート比で除算して換算後の持玉数を算出する構成としても良い。
また、上記実施例においては、台間機200からの売上信号や再プレイ信号等に基づいて、管理装置500が遊技者毎に遊技情報を算出し、当該遊技情報を記憶する構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、台間機200から売上信号等が出力されるだけでなく、遊技機100から打玉信号や出玉信号等の稼働信号が出力され、管理装置500は、売上信号や稼働信号等に基づいて遊技者毎に遊技情報を算出し、当該遊技情報を記憶する構成としても良い。
上記実施例1においては、遊技者等のユーザから記憶させる情報の選択操作等を受け付けるタッチパネル2351(入力手段235の1つ)の機能を有した表示手段240を備えた台間機200の構成を示した。本実施例では、遊技者等のユーザから記憶させる情報の選択操作等を受け付ける入力手段と、入力された命令や、それに対する台間機の応答出力等を表示する表示手段とを別々に備えた台間機900の構成を示す。なお、上記実施例1と同様の構成要素については同符号を用い、説明を省略する。また、変形例についても同様であるため、説明を省略する。
<台間機900の構成>
台間機900は、図11に示すように少なくとも読み取り/書き込み手段210と、紙幣識別手段215と、台間機レート情報記憶手段220と、選択レート情報記憶手段225と、通信手段230と、入力手段935と、表示手段940と、台間機制御手段945と、持玉数情報記憶手段250と、残金情報記憶手段255と、貯玉数記憶手段260と、これらの各装置を接続する信号線であるバス265から構成されている。
<入力手段935の構成>
入力手段935は、遊技場の遊技者等のユーザからの操作を受け付ける、例えば、ボタンやテンキー等である。入力手段935を用いて、遊技場の遊技者等のユーザは、台間機900に対して、台間機900を制御するコマンド等を入力指示する。具体的には、図12に示すように、遊技者等のユーザが、台間機900に挿入されている遊技者用記録媒体700を排出させる際に、自身の持玉を当該台間機900で設定されているレートとは異なったレートに換算して遊技者用記録媒体700に記憶させたい場合、入力手段935の1つである返却持玉レート選択ボタン9351を押し下げる。そして遊技者等のユーザが、返却持玉レート選択ボタン9351を押し下げるたびに、選択されたレートは変更される。また、遊技者等のユーザが、台間機900に挿入されている遊技者用記録媒体700を排出させたい場合、入力手段935の1つである返却ボタン9352を押し下げる。また、遊技者等のユーザが、換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700へ記憶させる処理を実行させたい場合には、入力手段935の1つである実行ボタン9353を押し下げる。
<表示手段940の構成>
表示手段940は、例えば、LED(発光ダイオード)、7セグメントディスプレイ等の表示手段であり、入力手段935から入力された命令や、それに対する台間機900の応答出力等を表示するものである。例えば、表示手段940は、遊技者等のユーザによって選択されたレートについて、LED等を点灯、若しくは、点滅させて表示する選択レート表示部9401と、持玉数情報を表示する持玉数情報表示部9402と、貯玉数情報及び残金情報を表示する貯玉数情報及び残金情報表示部9403とを有している。また、選択レート表示部9401は、台間機900で換算可能なレート毎にLED等が設けられており、遊技者等のユーザが返却持玉レート選択ボタン9351を押し下げるたびに、当該選択されたレートに係るLEDが点灯、若しくは、点滅する。また、持玉数情報表示部9402は、通常、当該台間機900のレートによる持玉数を表示する。一方、遊技者等のユーザが返却持玉レート選択ボタン9351を押し下げるたびに、当該選択されたレートで換算された換算後の持玉数を表示する。
<台間機制御手段945の構成>
また、台間機制御手段945は、遊技者用記録媒体700の排出時に、入力手段935を通じて遊技者等のユーザから返却持玉のレートの選択操作を受け付けると、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数を選択されたレートで換算し、換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶させる制御を行い、かつ、遊技者用記録媒体700を台間機900から排出させる制御を行う。詳しくは、この記憶させ、かつ、排出させる制御は、主として、「返却持玉のレートの選択操作の受付」、「選択されたレートで持玉数を換算」、「換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶」、「遊技者識別情報等を管理装置500に送出」、「遊技者用記録媒体を排出」といった構成からなる。これらの構成について、以下具体的に説明する。
<返却持玉のレートの選択操作の受付>
台間機制御手段945は、返却持玉レート選択ボタン9351を通じて遊技者等のユーザから返却持玉のレートの選択操作を受け付けるたびに、選択されたレートを選択レート情報記憶手段225に記憶させる制御を行うと共に、選択されたレートに係る選択表示部9401のLEDを点灯、若しくは、点滅させる制御を行う。
<選択されたレートで持玉数を換算>
また、台間機制御手段945は、返却持玉のレートの選択操作を受け付けるたびに、台間機レート情報記憶手段220に記憶されている当該台間機900のレートと、選択レート情報記憶手段225に記憶されている遊技者等のユーザによって選択されたレートを参照し、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数を、選択されたレートで換算する制御を行うと共に、換算後の持玉数を持玉数情報表示部9402上に表示させる制御を行う。
<換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶>
また、台間機制御手段945は、実行ボタン9353を通じて遊技者等のユーザから、換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700へ記憶させる旨の実行操作を受け付けると、読み取り/書き込み手段210を通じて換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に書き込ませる制御を行う。また、台間機制御手段945は、残金情報記憶手段255に記憶されている残金情報を、読み取り/書き込み手段210を通じて遊技者用記録媒体700に書き込ませる制御を行う。
<遊技者識別情報等を管理装置500に送出>
また、台間機制御手段945は、管理装置500に対し、台間機900から排出される遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報と、当該遊技者用記録媒体700に記憶させた持玉数情報及び残金情報と、貯玉数記憶手段260に記憶されている貯玉数情報と、当該遊技者用記録媒体700が台間機900から排出されることを示す排出信号とを出力する制御を行う。
<遊技者用記録媒体を排出>
また、台間機制御手段945は、挿入されている遊技者用記録媒体700、若しくは、台間機900の内部に保持されていた遊技者用記録媒体700を排出させる制御を行う。
なお、台間機制御手段945が実行する上述した制御以外の制御については、台間機制御手段245と同様であるため、説明を省略する。
<台間機900の処理の流れ>
次に、本実施例における台間機900が実行する処理の流れを、図13を参照して説明する。なお、以下の処理は遊技場に設置された各台間機900について独立に実行する。
遊技者等のユーザが、遊技者用記録媒体700の排出時に、台間機900の返却持玉レート選択ボタン9351を押し下げて、返却持玉のレートの選択操作を行う。台間機900は、返却持玉レート選択ボタン9351を通じて遊技者等のユーザから返却持玉のレートの選択操作を受け付けるたびに(ステップS1301)、選択されたレートを選択レート情報記憶領域225に記憶すると共に、選択されたレートに係る選択表示部9401のLEDを点灯、若しくは、点滅させる(ステップS1302)。そして、台間機900は、返却持玉のレートの選択操作を受け付けるたびに、台間機レート情報記憶手段220に記憶されている当該台間機900のレートと、選択レート情報記憶手段225に記憶されている遊技者等のユーザによって選択されたレートを参照し、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数を選択されたレートで換算すると共に(ステップS1303)、換算後の持玉数を持玉数情報表示部9402上に表示する(ステップS1304)。遊技者等のユーザが、実行ボタン9353を押し下げると、台間機900は、読み取り/書き込み手段210を通じて、換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に書き込む(ステップS1305)。台間機900は、残金情報記憶手段255に記憶されている残金情報を、読み取り/書き込み手段210を通じて遊技者用記録媒体700に書き込む。台間機200は、管理装置500に対し、自身から排出される遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報と、当該遊技者用記録媒体700に記憶させた持玉数情報及び残金情報と、貯玉数記憶手段260に記憶されている貯玉数情報と、当該遊技者用記録媒体が台間機900から排出されることを示す排出信号とを出力する(ステップS1306)。台間機900は、挿入されている遊技者用記録媒体700、若しくは、自身の内部に保持されていた遊技者用記録媒体700を排出させる(ステップS1307)。
一方、遊技者等のユーザが、遊技者用記録媒体700の排出時に、返却ボタン9352を押し下げた場合の処理の流れについては、実施例1の図10で示した処理の流れと同様であるため、説明を省略する。
上記実施例1及び実施例2においては、台間機200等に記憶されている持玉数を一括して、選択されたレートで換算し、換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶させる構成の台間機200等を示した。本実施例では、台間機に記憶されている持玉数のうち、遊技者等のユーザによって指定された持玉数について、選択されたレートで換算し、換算後の持玉数を、元のレートに係る残りの持玉数と共に遊技者用記録媒体700に記憶させる構成の台間機1100を示す。なお、上記実施例1及び実施例2と同様の構成要素については同符号を用い、説明を省略する。また、変形例についても同様であるため、説明を省略する。
<台間機1100の構成>
台間機1100は、図14に示すように少なくとも読み取り/書き込み手段210と、紙幣識別手段215と、台間機レート情報記憶手段220と、選択レート情報記憶手段225と、通信手段230と、入力手段1135と、表示手段1140と、台間機制御手段1145と、持玉数情報記憶手段250と、残金情報記憶手段255と、貯玉数記憶手段260と、指定持玉数情報記憶手段1170と、これらの各装置を接続する信号線であるバス265から構成されている。
<入力手段1135の構成>
入力手段1135は、遊技場の遊技者等のユーザからの操作を受け付ける、例えば、ボタンやテンキーやタッチパネル等をはじめとする入力手段である。入力手段1135を用いて、遊技場の遊技者等のユーザは、台間機1100に対して台間機1100を制御するコマンド等を入力指示する。具体的には、遊技者等のユーザが台間機1100に挿入されている遊技者用記録媒体700を排出させる際に、自身の持玉を、選択したレートに係る指定持玉と元のレートに係る残りの持玉とに区分けして、遊技者用記録媒体700に記憶させたい場合、入力手段1135の1つであるタッチパネル11351の機能も有する表示手段1140上に表示されたアイコン11401を操作して、図15(a)に示すように「メニュー画面」から「指定持玉のレート選択画面」を選択し、図15(b)に示すように「指定持玉のレート選択画面」で遊技者用記録媒体700に記憶させる指定持玉のレートを選択する。また、入力手段1135の1つであるタッチパネル11351の機能も有する表示手段1140上に表示されたアイコン11401を操作して、図16(a)に示すように「指定持玉数画面」から「金額で指定画面」、若しくは、「玉数で指定画面」を選択し、選択した「金額で指定画面」、若しくは、「玉数で指定画面」で指定持玉数を指定する。なお、図16(b)には、遊技者等のユーザが「金額で指定画面」を選択し、選択した「金額で指定画面」で「800円」分の指定持玉数を指定した場合が示されている。また、入力手段1135の1つであるタッチパネル11351の機能も有する表示手段1140上に表示されたアイコン11401を操作して、図17(a)に示すように、元のレートに係る残りの持玉数及び選択されたレートに係る指定持玉数の遊技者用記録媒体700への記憶を実行させる。一方、遊技者等のユーザが、指定持玉数の換算を行うことなく台間機1100に挿入されている遊技者用記録媒体700を排出させたい場合、入力手段1135の1つである返却ボタン11352を押し下げる。
<表示手段1140の構成>
表示手段1140は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRTのような表示手段であり、入力手段1135から入力された命令や、それに対する台間機1100の応答出力等を表示するものである。例えば、表示手段1140は、図15(b)に示すように、指定持玉のレートを選択する「指定持玉のレート選択画面」を表示する。また、表示手段1140は、図16(b)に示すように、指定持玉数を指定する「金額で指定画面」及び「玉数で指定画面」を表示する。また、表示手段1140は、図17(a)に示すように、元のレートに係る残りの持玉数と選択されたレートに係る指定持玉数とを表示する。なお、これらの場合には、上述したように表示手段1140は、アイコン11401がタッチパネル11351としての機能も有し、遊技者等のユーザからの選択操作等を受け付ける。また、表示手段1140は、対応して設置されている遊技機100の遊技関連情報等を表示する構成としても良い。
<指定持玉数情報記憶手段1170の構成>
指定持玉数情報記憶手段1170には、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数のうち、遊技者等のユーザ等によってタッチパネル11351等を通じて指定された、換算対象の持玉数が記憶される。
<台間機制御手段1145の構成>
また、台間機制御手段1145は、遊技者用記録媒体700の排出時に、入力手段1135を通じて遊技者等のユーザから、持玉のうちの換算対象の持玉(指定持玉)に係るレートの選択操作と、持玉数の中から換算対象の持玉数(指定持玉数)を指定する指定操作を受け付けると、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数から選択されたレートに係る指定持玉数を減算し、この減算後の持玉数を元のレートに係る残りの持玉数として、選択されたレートに係る指定持玉数と共に遊技者用記録媒体700に記憶させる制御を行い、かつ、遊技者用記録媒体700を台間機1100から排出させる制御を行う。詳しくは、この記憶させ、かつ、排出させる制御は、主として、「指定持玉に係るレートの選択操作の受付」、「指定持玉数を指定する指定操作の受付」、「指定可能な最大持玉数の算出」、「指定持玉数の換算」、「元のレートに係る残りの持玉数の算出」、「元のレートに係る残りの持玉数を選択されたレートに係る指定持玉数と共に遊技者用記録媒体700に記憶」、「遊技者識別情報等を管理装置500に送出」、「遊技者用記録媒体700を排出」といった構成からなる。これらの構成について、以下具体的に説明する。
<指定持玉に係るレートの選択操作の受付>
台間機制御手段1145は、タッチパネル11351を通じて、遊技者等のユーザから指定持玉に係るレートの選択操作を受け付けると、選択されたレートを選択レート情報記憶手段225に記憶させる制御を行う。ここで例えば、選択されたレートを「4円」とし、一方、台間機1100のレートは、「1円」とする。
<指定持玉数を指定する指定操作の受付>
台間機制御手段1145は、タッチパネル11351を通じて、遊技者等のユーザから指定持玉数を指定する指定操作を受け付けると、指定された持玉数を指定持玉数情報記憶手段1170に記憶させる制御を行う。ここで例えば、指定持玉数を「200個」とする。なお、タッチパネル11351を通じて遊技者等のユーザから、指定持玉数が金額によって指定された場合には、台間機制御手段1145は、「指定された金額」を選択レート情報記憶手段225に記憶されている「選択されたレート」で除して「指定持玉数」を算出し、算出された「指定持玉数」を指定持玉数情報記憶手段1170に記憶させる制御を行う。例えば、指定された金額が「800円」の場合には、台間機制御手段1145は、この指定された金額を選択されたレート「4円」で除して算出された指定持玉数「200個」を指定持玉数情報記憶手段1170に記憶させる制御を行う。
<指定可能な最大持玉数の算出>
また、台間機制御手段1145は、台間機レート情報記憶手段220に記憶されている当該台間機1100のレートと、選択レート情報記憶手段225に記憶されている遊技者等のユーザによって選択されたレートを参照し、持玉数情報記憶手段250に記憶されている全ての持玉数を、選択されたレートで換算する制御を行う。具体的には、換算は以下のように行う。
持玉数×(台間機1100のレート/選択されたレート)=指定可能な最大持玉数
この「指定可能な最大持玉数」とは、選択されたレートで遊技者等のユーザが指定可能な最大の持玉数である。この「指定可能な最大持玉数」が、遊技者等のユーザが選択されたレートで指定可能な持玉数である。
例えば、持玉数が「2603個」、台間機1100のレートが「1円」、選択されたレートが「4円」の場合について、指定可能な最大持玉数を算出する。
2603個×(1円/4円)=650個・・・余り3個
つまり、選択された「4円」のレートで遊技者等のユーザが指定可能な最大持玉数は、「650個」である。また、台間機制御手段1145は、算出した指定可能な最大持玉数を表示手段1140上に表示させる制御を行う。
<指定持玉数の換算>
また、台間機制御手段1145は、指定持玉数と指定可能な最大持玉数とを比較する制御を行う。その結果、指定持玉数が指定可能な最大持玉数以下の場合には、指定持玉数を台間機レート情報記憶手段220に記憶されている当該台間機1100のレートで換算する制御を行う。具体的には、指定持玉数を台間機1100のレートで換算するのは、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数が台間機1100のレートによるものであるから、換算は以下のように行う。
指定持玉数×(選択されたレート/台間機1100のレート)=換算後の指定持玉数
例えば、指定持玉数が「200個」、選択されたレートが「4円」、台間機1100のレートが「1円」の場合について、換算後の指定持玉数を換算する。
200個×(4円/1円)=800個
このように、レートが「4円」の指定持玉数「200個」のレートを台間機のレート「1円」に換算すると「800個」となる。
<元のレートに係る残りの持玉数の算出>
また、台間機制御手段1145は、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数から換算後の指定持玉数を減じる制御を行う。この減算後の持玉数が、元のレートに係る残りの持玉数となる。
例えば、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数が「2603個」で、換算後の指定持玉数が「800個」の場合、減算後の残りの持玉数は、「1803個」となる。この「1803個」が、元のレートに係る残りの持玉数となる。
また、台間機制御手段1145は、選択されたレートに係る指定持玉数及び元のレートに係る残りの持玉数を図17(a)に示すように表示手段1140上に表示させる制御を行う。図17(a)では、選択されたレートに係る指定持玉数が「200個」、元のレートに係る残りの持玉数が「1803個」と表示されている。
<元のレートに係る残りの持玉数を選択されたレートに係る指定持玉数と共に遊技者用記録媒体700に記憶>
また、台間機制御手段1145は、タッチパネル11351を通じて遊技者等のユーザから、元のレートに係る残りの持玉数と選択されたレートに係る指定持玉数とを、遊技者用記録媒体700へ記憶させる旨の実行操作を受け付けると、読み取り/書き込み手段210を通じて、元のレートに係る残りの持玉数と選択されたレートに係る指定持玉数とを区分けして遊技者用記録媒体700に書き込ませる制御を行う。ここで例えば、台間機制御手段1145は、元のレート「1円」に係る残りの持玉数「1803個」と、選択されたレート「4円」に係る指定持玉数「200個」を区分けして遊技者用記録媒体700に書き込ませる制御を行う。また、台間機制御手段245は、残金情報記憶手段255に記憶されている残金情報を、読み取り/書き込み手段210を通じて、遊技者用記録媒体700に書き込ませる制御を行う。
<遊技者識別情報等を管理装置500に送出>
また、台間機制御手段1145は、管理装置500に対し、台間機1100から排出される遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報と、当該遊技者用記録媒体700に記憶させた元のレートに係る残りの持玉数や選択されたレートに係る指定持玉数といった持玉数情報及び残金情報と、貯玉数記憶手段260に記憶されている貯玉数情報と、当該遊技者用記録媒体700が台間機1100から排出されることを示す排出信号とを出力する制御を行う。
<遊技者用記録媒体700を排出>
また、台間機制御手段1145は、挿入されている遊技者用記録媒体700、若しくは、台間機1100の内部に保持されていた遊技者用記録媒体700を排出させる制御を行う。
なお、台間機制御手段1145が実行する上述した制御以外の制御については、台間機制御手段245と同様であるため、説明を省略する。
<台間機1100の処理の流れ>
次に、本実施例における台間機1100が実行する処理の流れを、図15〜図18を参照して説明する。なお、以下の処理は遊技場に設置された各台間機1100について独立に実行する。
遊技者等のユーザが、遊技者用記録媒体700の排出時に、台間機1100のタッチパネル11351にタッチして指定持玉のレートの選択操作を行う。図15では、遊技者等のユーザが「メニュー画面」上で「指定持玉のレートの選択」のアイコン11401をタッチし(図15(a)参照)、「指定持玉のレートの選択画面」上で「玉:4円」のアイコン11401にタッチし(図15(b)参照)、「4円」のレートを選択した例が示されている。台間機1100は、タッチパネル11351を通じて遊技者等のユーザから指定持玉のレートの選択操作を受け付けると(ステップS1801)、選択されたレートを選択レート情報記憶領域225に記憶する。遊技者等のユーザが、遊技者用記録媒体700の排出時に、台間機1100のタッチパネル11351にタッチして指定持玉数を指定する指定操作を行う。図16では、遊技者等のユーザが「指定持玉数画面」上で「金額で指定」のアイコン11401をタッチし(図16(a)参照)、「金額で指定画面」上で指定持玉数「800円」分を指定した例が示されている(図16(b)参照)。台間機1100は、タッチパネル11351を通じて遊技者等のユーザから、指定持玉数を指定する指定操作を受け付けると(ステップS1802)、指定された持玉数を指定持玉数情報記憶手段1170に記憶する。なお、今回のように指定持玉数が金額によって指定された場合には、台間機1100は、「指定された金額」を選択レート情報記憶手段225に記憶されている「選択されたレート」で除して「指定持玉数」を算出し、算出された「指定持玉数」を指定持玉数情報記憶手段1170に記憶する。台間機1100は、台間機レート情報記憶手段220に記憶されている当該台間機1100のレートと、選択レート情報記憶手段225に記憶されている遊技者等のユーザによって選択されたレートを参照し、持玉数情報記憶手段250に記憶されている全ての持玉数を選択されたレートで換算し、遊技者等のユーザが指定可能な最大持玉数を算出すると共に、算出した最大持玉数を表示手段1140上に表示する(ステップS1803)。台間機1100は、指定持玉数と指定可能な最大持玉数とを比較する制御を行う。その結果、指定持玉数が指定可能な最大持玉数以下の場合には(ステップS1804で「YES」)、指定持玉数を台間機レート情報記憶手段220に記憶されている当該台間機1100のレートで換算し、換算後の指定持玉数を算出する(ステップS1805)。台間機1100は、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数から換算後の指定持玉数を減じて、元のレートに係る残りの持玉数を算出する(ステップS1806)。台間機1100は、選択されたレートに係る指定持玉数及び元のレートに係る残りの持玉数を表示手段1140上に表示する(ステップS1807)。その画面上で、遊技者等のユーザが「実行」のアイコン11401にタッチすると(図17(a)参照)、台間機1100は、読み取り/書き込み手段210を通じて、元のレートに係る残りの持玉数と選択されたレートに係る指定持玉数とを区分けして遊技者用記録媒体700に書き込む(ステップS1808)。台間機1100は、残金情報記憶手段255に記憶されている残金情報を、読み取り/書き込み手段210を通じて、遊技者用記録媒体700に書き込む。台間機1100は、管理装置500に対し、自身から排出される遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報と、当該遊技者用記録媒体700に記憶させた元のレートに係る残りの持玉数や選択されたレートに係る指定持玉数といった持玉数情報及び残金情報と、貯玉数記憶手段260に記憶されている貯玉数情報と、当該遊技者用記録媒体が台間機1100から排出されることを示す排出信号とを出力する(ステップS1809)。台間機1100は、挿入されている遊技者用記録媒体700、若しくは、自身の内部に保持されていた遊技者用記録媒体700を排出させる(ステップS1810)。
<変形例>
また、本実施例では、台間機制御手段1145は、遊技者用記録媒体700の排出時に入力手段235を通じて、遊技者等のユーザから持玉のうちの換算対象の持玉(指定持玉)に係るレートの選択操作と、持玉数の中から換算対象の持玉数(指定持玉数)を指定する指定操作を受け付けると、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数から、選択されたレートに係る指定持玉数を減算し、この減算後の持玉数を元のレートに係る残りの持玉数として、選択されたレートに係る指定持玉数と共に遊技者用記録媒体700に記憶させる制御を行い、かつ、遊技者用記録媒体700を台間機1100から排出させる制御として、主として、「指定持玉に係るレートの選択操作の受付」、「指定持玉数を指定する指定操作の受付」、「指定可能な最大持玉数の算出」、「指定持玉数の換算」、「元のレートに係る残りの持玉数の算出」、「元のレートに係る残りの持玉数を選択されたレートに係る指定持玉数と共に遊技者用記録媒体700に記憶」、「遊技者識別情報等を管理装置500に送出」、「遊技者用記録媒体700を排出」といった構成を示したが、この構成に限定されるものではない。この記憶させ、かつ、排出させる制御について、「指定持玉に係るレートの選択操作の受付」、「指定持玉数を指定する指定操作の受付」、「指定持玉数の換算」、「元のレートに係る残りの持玉数の算出」、「元のレートに係る残りの持玉数を選択されたレートに係る指定持玉数と共に遊技者用記録媒体700に記憶」、「遊技者識別情報等を管理装置500に送出」、「遊技者用記録媒体700を排出」といった構成としても良い。以下、具体的に説明する。
台間機制御手段1145は、前記と同様に、指定持玉に係るレートの選択操作及び指定持玉数を指定する指定操作を受け付けると、指定持玉数を台間機レート情報記憶手段220に記憶されている当該台間機1100のレートで換算する制御を行う。また、台間機制御手段1145は、換算後の指定持玉数と持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数とを比較する制御を行う。その結果、換算後の指定持玉数が持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数以下の場合には、台間機制御手段1145は、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数から換算後の指定持玉数を減算し、減算後の持玉数を元のレートに係る残りの持玉数として算出する制御を行う。そして、台間機制御手段1145は、前記と同様に、元のレートに係る残りの持玉数を選択されたレートに係る指定持玉数と共に遊技者用記録媒体700に記憶し、遊技者識別情報等を管理装置500に送出し、遊技者用記録媒体700を排出する。
<台間機1100の処理の流れ>
次に、変形例における台間機1100が実行する処理の流れを、図15、図17、図19を参照して説明する。なお、以下の処理は遊技場に設置された各台間機1100について独立に実行する。
遊技者等のユーザが、遊技者用記録媒体700の排出時に、台間機1100のタッチパネル11351にタッチして指定持玉のレートの選択操作を行う。図15では、遊技者等のユーザが「メニュー画面」上で「指定持玉のレートの選択」のアイコン11401をタッチし(図15(a)参照)、「指定持玉のレートの選択画面」上で「玉:4円」のアイコン11401にタッチし(図15(b)参照)、「4円」のレートを選択した例が示されている。台間機1100は、タッチパネル11351を通じて遊技者等のユーザから指定持玉のレートの選択操作を受け付けると(ステップS1901)、選択されたレートを選択レート情報記憶領域225に記憶する。遊技者等のユーザが、遊技者用記録媒体700の排出時に、台間機1100のタッチパネル11351にタッチして指定持玉数を指定する指定操作を行う。台間機1100は、タッチパネル11351を通じて、遊技者等のユーザから指定持玉数を指定する指定操作を受け付けると(ステップS1902)、指定された持玉数を指定持玉数情報記憶手段1170に記憶する。台間機1100は、指定持玉数を台間機レート情報記憶手段220に記憶されている当該台間機1100のレートで換算し、換算後の指定持玉数を算出する(ステップS1903)。台間機1100は、換算後の指定持玉数と持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数とを比較する制御を行う。その結果、換算後の指定持玉数が持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数以下の場合には(ステップS1904で「YES」)、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数から換算後の指定持玉数を減じて、元のレートに係る残りの持玉数を算出する(ステップS1905)。台間機1100は、選択されたレートに係る指定持玉数及び元のレートに係る残りの持玉数を表示手段1140上に表示する(ステップS1906)。その画面上で、遊技者等のユーザが「実行」のアイコン11401にタッチすると(図17(a)参照)、台間機1100は、読み取り/書き込み手段210を通じて、元のレートに係る残りの持玉数と選択されたレートに係る指定持玉数とを区分けして遊技者用記録媒体700に書き込む(ステップS1907)。台間機1100は、残金情報記憶手段255に記憶されている残金情報を、読み取り/書き込み手段210を通じて遊技者用記録媒体700に書き込む。台間機1100は、管理装置500に対し、自身から排出される遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報と、当該遊技者用記録媒体700に記憶させた元のレートに係る残りの持玉数や選択されたレートに係る指定持玉数といった持玉数情報及び残金情報と、貯玉数記憶手段260に記憶されている貯玉数情報と、当該遊技者用記録媒体が台間機1100から排出されることを示す排出信号とを出力する(ステップS1908)。台間機1100は、挿入されている遊技者用記録媒体700、若しくは、自身の内部に保持されていた遊技者用記録媒体700を排出させる(ステップS1909)。
このように、遊技者用記録媒体700の返却時に、遊技者等のユーザから当該遊技者用記録媒体700に記憶させる持玉数のうち、換算対象の持玉数の指定操作及び当該換算に係るレートの選択操作を受け付け、選択されたレートに係る指定持玉数と共に元のレートに係る残りの持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶する構成としたため、遊技者等のユーザのニーズに極力応えることができる。即ち、遊技者等のユーザは自身の持玉数の中から、任意に換算対象の持玉数を指定することができ便宜である。
上記実施例1及び実施例2においては、台間機200等に記憶されている持玉数を一括して、選択されたレートで換算し、換算後の持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶させる構成の台間機200等を示した。本実施例では、「台間機に記憶されている全ての持玉数を、選択されたレートで換算する」、あるいは、「台間機に記憶されている持玉数のうち特定の割合の持玉数を、選択されたレートで換算する」、といった持玉数を換算する割合を遊技者等のユーザが簡易に選択可能な構成の台間機を示す。なお、上記実施例1及び実施例2と同様の構成要素については同符号を用い、説明を省略する。また、変形例についても同様であるため、説明を省略する。
<台間機1500の構成>
台間機1500は、図20に示すように少なくとも読み取り/書き込み手段210と、紙幣識別手段215と、台間機レート情報記憶手段220と、選択レート情報記憶手段225と、通信手段230と、入力手段1535と、表示手段1540と、台間機制御手段1545と、持玉数情報記憶手段250と、残金情報記憶手段255と、貯玉数記憶手段260と、換算割合情報記憶手段1570と、これらの各装置を接続する信号線であるバス265から構成されている。
<入力手段1535の構成>
入力手段1535は、遊技場の遊技者等のユーザからの操作を受け付ける、例えば、ボタンやテンキーやタッチパネル等をはじめとする入力手段である。入力手段1535を用いて、遊技場の遊技者等のユーザは、台間機1500に対して台間機1500を制御するコマンド等を入力指示する。具体的には、遊技者等のユーザが台間機1500に挿入されている遊技者用記録媒体700を排出させる際に、自身の持玉を、選択したレートに係る指定持玉と元のレートに係る残りの持玉とに区分けして、遊技者用記録媒体700に記憶させたい場合、入力手段1535の1つであるタッチパネル15351の機能も有する表示手段1540上に表示されたアイコン15401を操作して、図15(a)に示すように「メニュー画面」から「指定持玉のレート選択画面」を選択し、図15(b)に示すように「指定持玉のレート選択画面」で遊技者用記録媒体700に記憶させる指定持玉のレートを選択する。また、入力手段1535の1つであるタッチパネル15351の機能も有する表示手段1540上に表示されたアイコン15401を操作して、図21に示すように「持玉数を換算する割合画面」で持玉数を換算する割合を選択する。なお、図21には、遊技者等のユーザが「持玉数を換算する割合画面」で「半分(1/2)」を選択した場合が示されている。また、入力手段1535の1つであるタッチパネル15351の機能も有する表示手段1540上に表示されたアイコン15401を操作して、図22に示すように、元のレートに係る残りの持玉数及び選択されたレートに係る指定持玉数の遊技者用記録媒体700への記憶を実行させる。一方、遊技者等のユーザが、持玉数の換算を行うことなく台間機1500に挿入されている遊技者用記録媒体700を排出させたい場合、入力手段1535の1つである返却ボタン15352を押し下げる。
<表示手段1540の構成>
表示手段1540は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRTのような表示手段であり、入力手段1535から入力された命令や、それに対する台間機1500の応答出力等を表示するものである。例えば、表示手段1540は、図15(b)に示すように、指定持玉のレートを選択する「指定持玉のレート選択画面」を表示する。また、表示手段1540は、図21に示すように、持玉数を換算する割合を選択する「持玉数を換算する割合画面」を表示する。また、表示手段1540は、図22(a)に示すように、元のレートに係る残りの持玉数と選択されたレートに係る指定持玉数とを表示する。なお、これらの場合には、上述したように表示手段1540は、アイコン15401がタッチパネル15351としての機能も有し、遊技者等のユーザからの選択操作等を受け付ける。また、表示手段1540は、対応して設置されている遊技機100の遊技関連情報等を表示する構成としても良い。
<換算割合情報記憶手段1570の構成>
換算割合情報記憶手段1570には、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数のうち、遊技者等のユーザ等によってタッチパネル15351等を通じて選択された、当該持玉数を換算する割合が記憶される。本実施例においては、持玉数を換算する割合として、「全部(1/1)」又は「半分(1/2)」が記憶される。
<台間機制御手段1545の構成>
また、台間機制御手段1545は、遊技者用記録媒体700の排出時に、入力手段1535を通じて遊技者等のユーザから、持玉のうちの換算対象の持玉(指定持玉)に係るレートの選択操作と、持玉数の中から換算する持玉数(指定持玉数)の割合を選択する選択操作を受け付けると、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数に、選択された換算する持玉数の割合を乗算し、この乗算後の持玉数(指定持玉数)に選択されたレートを換算して、この換算後の指定持玉数を、元のレートに係る残りの持玉数と共に遊技者用記録媒体700に記憶させる制御を行い、かつ、遊技者用記録媒体700を台間機1500から排出させる制御を行う。詳しくは、この記憶させ、かつ、排出させる制御は、主として、「指定持玉に係るレートの選択操作の受付」、「換算する持玉数の割合を選択する選択操作の受付」、「持玉数に、換算する持玉数の割合を乗算」、「指定持玉数の換算」、「換算後の指定持玉数と共に、元のレートに係る残りの持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶」、「遊技者識別情報等を管理装置500に送出」、「遊技者用記録媒体700を排出」といった構成からなる。これらの構成について、以下具体的に説明する。
<指定持玉に係るレートの選択操作の受付>
台間機制御手段1545は、タッチパネル15351を通じて、遊技者等のユーザから指定持玉に係るレートの選択操作を受け付けると、選択されたレートを選択レート情報記憶手段225に記憶させる制御を行う。ここで例えば、選択されたレートを「4円」とし、一方、台間機1500のレートは、「1円」とする。
<換算する持玉数の割合を選択する選択操作の受付>
台間機制御手段1545は、タッチパネル15351を通じて、遊技者等のユーザから換算する持玉数の割合を選択する選択操作を受け付けると、選択された換算する持玉数の割合を換算情報記憶手段1570に記憶させる制御を行う。ここで例えば、換算する持玉数の割合を「半分(1/2)」とする。
<持玉数に換算する持玉数の割合を乗算>
また、台間機制御手段1545は、換算割合情報記憶手段1570に記憶されている選択された換算する割合を参照し、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数に、選択された換算する割合を乗算する制御を行う。例えば、持玉数が「2603個」、選択された換算する割合が「半分(1/2)」の場合、指定持玉数は、以下の通り「1300個」となる。
2603個×(1/2)=1300個・・・余り3個
また、台間機制御手段1545は、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数から指定持玉数を減算し、以下の通り元のレートに係る残りの持玉数を算出する制御を行う。
2603個−1300個=1303個
<指定持玉数の換算>
また、台間機制御手段1545は、選択レート情報記憶手段225に記憶されている遊技者等のユーザによって選択されたレートを参照し、指定持玉数を選択されたレートで換算する制御を行う。具体的には、換算は以下のように行う。
指定持玉数×(台間機1100のレート/選択されたレート)=換算後の指定持玉数
例えば、指定持玉数が「1300個」、選択されたレートが「4円」、台間機1500のレートが「1円」の場合について、換算後の指定持玉数を換算する。
1300個×(1円/4円)=325個
また、台間機制御手段1545は、選択されたレートに係る換算後の指定持玉数及び元のレートに係る残りの持玉数を表示手段1540上に表示させる制御を行う。
<選択されたレートに係る指定持玉数と共に元のレートに係る残りの持玉数を遊技者用記録媒体700に記憶>
また、台間機制御手段1545は、タッチパネル15351を通じて遊技者等のユーザから、選択されたレートに係る指定持玉数と元のレートに係る残りの持玉数とを、遊技者用記録媒体700へ記憶させる旨の実行操作を受け付けると、読み取り/書き込み手段210を通じて、選択されたレートに係る指定持玉数と元のレートに係る残りの持玉数とを区分けして遊技者用記録媒体700に書き込ませる制御を行う。ここで例えば、台間機制御手段1545は、選択されたレート「4円」に係る指定持玉数「325個」と元のレート「1円」に係る残りの持玉数「1303個」とを区分けして遊技者用記録媒体700に書き込ませる制御を行う。また、台間機制御手段1545は、残金情報記憶手段255に記憶されている残金情報を、読み取り/書き込み手段210を通じて、遊技者用記録媒体700に書き込ませる制御を行う。
<遊技者識別情報等を管理装置500に送出>
また、台間機制御手段1545は、管理装置500に対し、台間機1500から排出される遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報と、当該遊技者用記録媒体700に記憶させた選択されたレートに係る持玉数や元のレートに係る持玉数といった持玉数情報及び残金情報と、貯玉数記憶手段260に記憶されている貯玉数情報と、当該遊技者用記録媒体700が台間機1500から排出されることを示す排出信号とを出力する制御を行う。
<遊技者用記録媒体700を排出>
また、台間機制御手段1545は、挿入されている遊技者用記録媒体700、若しくは、台間機1500の内部に保持されていた遊技者用記録媒体700を排出させる制御を行う。
なお、台間機制御手段1545が実行する上述した制御以外の制御については、台間機制御手段245、又は、台間機制御手段1145と同様であるため、説明を省略する。
<台間機1500の処理の流れ>
次に、本実施例における台間機1500が実行する処理の流れを、図15、図21〜図23を参照して説明する。なお、以下の処理は遊技場に設置された各台間機1500について独立に実行する。
遊技者等のユーザが、遊技者用記録媒体700の排出時に、台間機1500のタッチパネル15351にタッチして指定持玉のレートの選択操作を行う。図15では、遊技者等のユーザが「メニュー画面」上で「指定持玉のレートの選択」のアイコン15401をタッチし(図15(a)参照)、「指定持玉のレートの選択画面」上で「玉:4円」のアイコン15401にタッチし(図15(b)参照)、「4円」のレートを選択した例が示されている。台間機1500は、タッチパネル15351を通じて遊技者等のユーザから指定持玉のレートの選択操作を受け付けると(ステップS2301)、選択されたレートを選択レート情報記憶領域225に記憶する。遊技者等のユーザが、遊技者用記録媒体700の排出時に、台間機1500のタッチパネル15351にタッチして、台間機1500に記憶されている持玉数について、当該持玉数を換算する割合を選択する指定操作を行う。図21では、遊技者等のユーザが「持玉数を換算する割合の画面」上で、換算する割合を「半分」と指定した例が示されている。台間機1500は、タッチパネル15351を通じて遊技者等のユーザから、持玉数を換算する割合を選択する選択操作を受け付けると(ステップS2302)、選択された換算する割合を換算割合情報記憶手段1570に記憶する。台間機1500は、換算割合情報記憶手段1570に記憶されている選択された換算する割合を参照し、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数に、選択された換算する割合を乗算する(ステップS2303)。台間機1500は、持玉数情報記憶手段250に記憶されている持玉数から指定持玉数を減算し、元のレートに係る残りの持玉数を算出する。そして、台間機1500は、選択レート情報記憶手段225に記憶されている遊技者等のユーザによって選択されたレートを参照し、指定持玉数を選択されたレートで換算する(ステップS2304)。台間機1500は、選択されたレートに係る換算後の指定持玉数及び元のレートに係る残りの持玉数を表示手段1540上に表示する(ステップS2305)。その画面上で、遊技者等のユーザが「実行」のアイコン15401にタッチすると(図22参照)、台間機1500は、読み取り/書き込み手段210を通じて、選択されたレートに係る換算後の指定持玉数と元のレートに係る残りの持玉数とを区分けして遊技者用記録媒体700に書き込む(ステップS2306)。台間機1500は、残金情報記憶手段255に記憶されている残金情報を、読み取り/書き込み手段210を通じて、遊技者用記録媒体700に書き込む。台間機1500は、管理装置500に対し、自身から排出される遊技者用記録媒体700に係る遊技者識別情報と、当該遊技者用記録媒体700に記憶させた選択されたレートに係る指定持玉数や元のレートに係る残りの持玉数といった持玉数情報及び残金情報と、貯玉数記憶手段260に記憶されている貯玉数情報と、当該遊技者用記録媒体が台間機1500から排出されることを示す排出信号とを出力する(ステップS2307)。台間機1500は、挿入されている遊技者用記録媒体700、若しくは、自身の内部に保持されていた遊技者用記録媒体700を排出させる(ステップS2308)。
このように、遊技者等のユーザが、自身の持玉数のうち換算して遊技者用記録媒体700に記憶させる持玉数の割合を簡易な操作で選択可能な構成とすることによって、遊技者等のユーザのニーズに応えることができる。
なお、本実施例においては、遊技者等のユーザが持玉数を換算する割合として、「全部(1/1)」及び「半分(1/2)」を選択可能な構成を示したが、持玉数を換算する割合は、この構成に限定されるものではなく、例えば、遊技者等のユーザが持玉数を換算する割合として、「全部(1/1)」、「半分(1/2)」、「1/3」、又は「1/4」を選択可能な構成としても良い。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様を取ることが可能である。
また、本発明は、前述した実施例の機能を実現するプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、このコンピュータにインストールされるプログラム自体も本発明の技術的範囲に含まれる。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含む。この場合、プログラムの提供方法としては、CD−ROM、DVD等の記録媒体を用いて提供する方法や、電気通信回線を介して提供する方法等が含まれる。
A:遊技領域、B:遊技媒体発射領域、
100:遊技機、111:盤面、112:外レール、113:図柄表示装置、114:始動入賞口、115:大当たり入賞口、116:アウト口、117:谷釘、118:内レール、121:上皿、122:下皿、123:ハンドル、
200:台間機、210:読み取り/書き込み手段、215:紙幣識別手段、220:台間機レート情報記憶手段、225:選択レート情報記憶手段、230:通信手段、235:入力手段、2351:タッチパネル、2352:返却ボタン、240:表示手段、2401:アイコン、245:台間機制御手段、250:持玉数情報記憶手段、255:残金情報記憶手段、260:貯玉数情報記憶手段、265:バス
300:台管理装置、400:島管理装置、
500:管理装置、503:外部記録媒体接続手段、504:メディア、505:記憶手段、506:入力手段、507:表示手段、508:通信手段、509:バス、510:制御手段、551:遊技情報記憶領域、553:機器情報記憶領域、
700:遊技者用記録媒体、
801:ネットワーク、
900:台間機、935:入力手段、9351:返却持玉レート選択ボタン、9352:返却ボタン、9353:実行ボタン、940:表示手段、9401:選択レート表示部、9402:持玉数情報表示部、9403:貯玉数情報及び残金情報表示部、945:台間機制御手段、
1135:入力手段、11351:タッチパネル、11352:返却ボタン、1140:表示手段、11401:アイコン、1145:台間機制御手段、1170:指定持玉数情報記憶手段、
1300:各台計数機、
1500:台間機、1535:入力手段、15351:タッチパネル、15352:返却ボタン、1540:表示手段、15401:アイコン、1545:台間機制御手段、1570:換算割合情報記憶手段

Claims (6)

  1. 遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
    ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
    ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる持玉数情報に係るレートの選択操作を受け付ける入力手段と、
    選択されたレートに基づいて、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報を換算し、換算された持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えたことを特徴とする、有価価値処理装置。
  2. 遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
    ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
    前記有価価値処理装置で設定されているレートを記憶する有価価値処理装置レート情報記憶手段と、
    ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる持玉数情報に係るレートの選択操作を受け付ける入力手段と、
    前記設定されているレート及び選択されたレートに基づいて、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報を換算し、換算された持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えたことを特徴とする、有価価値処理装置。
  3. 遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
    ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
    ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる指定持玉数情報に係るレートの選択操作と指定持玉数情報の指定操作を受け付ける入力手段と、
    前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報から選択されたレートに係る指定持玉数情報を減算し、選択されたレートに係る指定持玉数情報及び減算後の持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えたことを特徴とする、有価価値処理装置。
  4. 遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
    ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
    前記有価価値処理装置で設定されているレートを記憶する有価価値処理装置レート情報記憶手段と、
    ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる指定持玉数情報に係るレートの選択操作と指定持玉数情報の指定操作を受け付ける入力手段と、
    前記設定されているレート及び選択されたレートに基づいて、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報を換算し、換算された持玉数情報が指定持玉数情報以上である場合には、指定持玉数情報を前記設定されているレート及び選択されたレートに基づいて換算し、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報から換算された指定持玉数情報を減算し、選択されたレートに係る指定持玉数情報及び減算後の持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えたことを特徴とする、有価価値処理装置。
  5. 遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
    ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
    前記有価価値処理装置で設定されているレートを記憶する有価価値処理装置レート情報記憶手段と、
    ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる指定持玉数情報に係るレートの選択操作と指定持玉数情報の指定操作を受け付ける入力手段と、
    前記設定されているレート及び選択されたレートに基づいて、指定持玉数情報を換算し、換算された指定持玉数情報が前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報以下である場合には、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報から換算された指定持玉数情報を減算し、選択されたレートに係る指定持玉数情報及び減算後の持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えたことを特徴とする、有価価値処理装置。
  6. 遊技場に設置されている有価価値処理装置であって、
    ユーザに係る持玉数情報を記憶する持玉数情報記憶手段と、
    前記有価価値処理装置で設定されているレートを記憶する有価価値処理装置レート情報記憶手段と、
    ユーザから遊技者用記録媒体に記憶させる指定持玉数情報に係るレートの選択操作と持玉数を換算する割合の選択操作を受け付ける入力手段と、
    前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報に前記選択された持玉数を換算する割合を乗算して指定持玉数情報を算出し、前記設定されているレート及び選択されたレートに基づいて、指定持玉数情報を換算し、前記持玉数情報記憶手段に記憶されている持玉数情報から指定持玉数情報を減算し、選択されたレートに係る指定持玉数情報及び減算後の持玉数情報を遊技者用記録媒体に記憶させる制御を行う有価価値処理装置制御手段と、を備えたことを特徴とする、有価価値処理装置。
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